JP2018127289A - フォーク固定構造およびパネル施工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フォークリフトのフォークに機器や装置等を着脱可能に固定するためのフォーク固定構造を提供する。【解決手段】フォークリフト100のフォーク101をパネル施工装置2のベース21のフォーク挿入部211に挿入し、パネル施工装置2の吸着パッド50に吸着保持したパネル1をフォークリフト100の走行により運搬し、パネル施工装置2のフレーム40を適宜回転させてパネル1の姿勢を立て起こして所定箇所に据え付ける場合において、フォーク101が挿入されたパネル施工装置2のフォーク挿入部211をボルト95で着脱可能にフォーク101に固定し、パネル施工装置2を安全に使用する。【選択図】図4
Description
本発明は、フォークリフトのフォークに機器、装置等を固定する場合に用いて好適なフォーク固定構造と、フォークリフトでパネルを運搬して据え付け施工を行うパネル施工装置に関する。
フォークリフトは、荷役作業において例えば工場や倉庫等で比較的短い距離の荷物や資材の運搬に用いられる産業車両であり、通常、運搬物はパレットを介してフォークに載せられる(特許文献1等参照)。
フォークリフトは、フォークがパレットのフォーク差込口に挿入され、フォークを上昇させることでパレットごと運搬物を持ち上げて運搬する。そして運搬後には車体を後退させることでフォークをパレットから抜き出している。パレットに対しフォークを挿入したり抜き出したりすることで運搬の繰り返し作業を短時間で行うことができるものであり、パレットをフォークに固定することは行われていない。ところで、資材等の運搬だけではなく、フォークに取り付けた装置や機器等を、フォークリフトを走行させたりフォークを昇降させたりしながら運用する場合がある。そのような装置や機器等は、フォークに固定した方が安全である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、フォークリフトのフォークに機器や装置等を着脱可能に固定することができるフォーク固定構造を提供することにある。また、本発明は、フォークリフトでパネルを運搬して据え付け施工を行うパネル施工装置を提供することを目的とする。
本発明のフォーク固定構造は、フォークリフトのフォークに対して一の部材を固定手段により着脱可能に固定することを特徴とする。本発明によれば、フォークリフトのフォークに対して一の部材を固定手段により着脱可能に固定することができる。
また、本発明のフォーク固定構造は、フォークリフトのフォークが挿入されるフォーク挿入部と、前記フォークが挿入された前記フォーク挿入部を前記フォークに着脱可能に固定する固定手段とを備えることを特徴とする。本発明によれば、フォークリフトのフォークに、フォーク挿入部を介して機器や装置等を着脱可能に固定することができる。
本発明の前記固定手段としては、前記一の部材、あるいは前記フォーク挿入部に螺合され前記フォークに締結されるボルトを含むものが挙げられる。その場合、フォークにボルトの先端が嵌合する凹部が形成されていると、フォークに固定する部材のフォークに対する位置決めがなされ、また、フォークの抜け止めがより確実になされるため好ましい。また、フォークに凹部を直接形成する代わりに、フォークに、ボルトの先端が嵌合する凹部が形成されたボルト嵌合部材が固定され、該ボルト嵌合部材を介してボルトがフォークに締結されるようにしても同様の効果を得ることができる。
次に、本発明のパネル施工装置は、本発明のフォーク固定構造における前記フォーク挿入部に取り付けられるベースと、前記ベースに少なくとも一つの水平なX軸および鉛直なZ軸を有する継手部材を介して回転可能に支持されたフレームと、前記フレームに設けられ、負圧作用でパネルを吸着保持する吸着パッドと、前記フレームを、前記X軸を軸に回転させるX軸駆動手段と、前記フレームを、前記Z軸を軸に回転させるZ軸駆動手段と、前記継手部材の回転作用によって立てられた状態の前記パネルの側端部に対し係脱可能に係合するパネル倒れ防止手段と、前記継手部材の回転作用によって立てられた状態の前記パネルの下端部に対し係脱可能に係合するパネル落下防止手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のパネル施工装置によれば、吸着パッドで吸着保持したパネルをフォークリフトで運搬し、継手部材によりフレームを適宜回転させることでパネルを立てて施工箇所に据え付けることができる。吸着パッドによるパネルの吸着保持が万一解除された場合、パネルの倒れがパネル倒れ防止手段で防止され、パネルの落下がパネル倒れ防止手段で防止される。したがってパネルを安全に運搬することができる。
本発明のパネル施工装置は、前記継手部材は、前記X軸および前記Z軸に直交するY軸を有するとともに、該Y軸を軸に前記フレームを回転させるY軸駆動手段を備える形態を含む。この形態によれば、Y軸を軸にパネルの姿勢を制御することができ、パネルの姿勢制御をより高精度に行うことができるとともに、人力の手間をより省くことができる。
また、本発明のパネル施工装置は、複数の前記吸着パッドに接続されて負圧を発生させる負圧回路が少なくとも2系統に分離されている形態を含む。この形態では、例え1つの負圧回路につながる吸着パッドがパネルから外れたとしても、他の系統の負圧回路につながる吸着パッドがパネルを吸着保持することにより、吸着パッドによる吸着保持は維持され、安全性が確保される。
本発明のフォーク固定構造によれば、フォークリフトのフォークに対して一の部材を固定手段により着脱可能に固定することができる。また、本発明のフォーク固定構造によれば、フォークリフトのフォークに、フォーク挿入部を介して機器や装置等を着脱可能に固定することができる。また、本発明のパネル施工装置によれば、壁パネル等のパネルをフォークリフトで安全に運搬することができるとともにパネルの据え付け施工を行うことができる。
図1〜図3の符号2は一実施形態に係るパネル施工装置を示しており、図1および図2はパネル施工装置2によってパネル1を水平に保持している状態を示している。また、図4は、パネル施工装置2を装着したフォークリフト100によってパネル1を運搬する状態を示している。
[1]パネル
パネル1は、例えば各種倉庫や工場等の建築物の外壁や内壁あるいは間仕切り等に用いられる長方形状のもので、図5に示すように、幅方向に延びる一対の平行な短辺側の端縁1cと縦方向(長手方向)に延びる一対の平行な長辺側の端縁1dで外形が形成されている。パネル1のサイズは、例えば幅が900mm程度、長さが5〜12m、厚さが50〜200mm程度のものである。パネル1は、例えば断熱材からなる芯材を鋼板等の金属板で挟み込んだ金属サンドイッチ断熱パネル等とされるが、本発明でのパネルはこれに限定されない。
パネル1は、例えば各種倉庫や工場等の建築物の外壁や内壁あるいは間仕切り等に用いられる長方形状のもので、図5に示すように、幅方向に延びる一対の平行な短辺側の端縁1cと縦方向(長手方向)に延びる一対の平行な長辺側の端縁1dで外形が形成されている。パネル1のサイズは、例えば幅が900mm程度、長さが5〜12m、厚さが50〜200mm程度のものである。パネル1は、例えば断熱材からなる芯材を鋼板等の金属板で挟み込んだ金属サンドイッチ断熱パネル等とされるが、本発明でのパネルはこれに限定されない。
[2]パネル施工装置の構成
パネル施工装置2は、ベース21を有している。ベース21は、図4に示すようにフォークリフト100が備える左右一対のフォーク101に着脱可能に固定される。フォーク101は、ベース21の下面に設けられた角筒からなる左右一対のフォーク挿入部(一の部材)211内に挿入され、このフォーク挿入部211がフォーク101に固定される。ベース21上には、パネル施工装置2の動作を制御する制御ボックス23が固定されている。
パネル施工装置2は、ベース21を有している。ベース21は、図4に示すようにフォークリフト100が備える左右一対のフォーク101に着脱可能に固定される。フォーク101は、ベース21の下面に設けられた角筒からなる左右一対のフォーク挿入部(一の部材)211内に挿入され、このフォーク挿入部211がフォーク101に固定される。ベース21上には、パネル施工装置2の動作を制御する制御ボックス23が固定されている。
フォークリフト100のフォーク101に固定されたベース21の先端面(フォークリフト100の前方に向く面)には、ブラケット24を介して2軸の継手部材30が取り付けられている。図1においてX・Y・Zで示す座標軸は、X方向が一水平方向、Z方向が鉛直方向、Y方向がX、Zに直交する水平方向を示しており、継手部材30は、図1においてX方向を回転軸とするX軸31と、Z方向を回転軸とするZ軸32を有している。図1に示すパネル1は、短辺側の端縁1cをX方向と平行にし、長辺側の端縁1dをY方向と平行にした水平な状態でパネル施工装置2に保持されている。
図6に示すように、継手部材30は、Z軸32がブラケット24に回転可能に支持され、Z軸32にX軸31が回転可能に支持されている。Z軸32はモータ322およびギヤ323を備えるZ軸駆動手段321で回転駆動され、X軸31はモータ312およびギヤ313を備えるX軸駆動手段311で回転駆動される。
継手部材30のX軸31は円盤状であり、このX軸31の先端面に、角筒状の長尺なフレーム40が図1においてY方向に延びる状態に支持されている。フレーム40は長手方向のほぼ中央部の側面がX軸31に固定されており、これによりフレーム40はX軸31を軸に回転可能、かつZ軸32を軸に回転可能となっている。
フレーム40の図1において下面には、フレーム40の長手方向に直交してX方向に延びる複数のステー41が設けられている。この場合、ステー41は、継手部材30の両側に3本ずつ、計6本が具備されている。これらステー41は中央部がフレーム40の長手方向に沿ってY方向に移動可能に支持されている。ステー41がフレーム40に沿って移動可能に支持されている構造については後述する。各ステー41の先端にはシリンダ状のクッション42を介して円盤状の吸着パッド50がそれぞれ支持されている。吸着パッド50は吸着面が図1においてZ方向の下方に向いている。
各吸着パッド50には、真空吸引ホースによる負圧回路がそれぞれ接続されており、負圧回路に連通する図示せぬ真空ポンプが運転されると、吸着パッド50の吸着面に負圧が発生する。真空ポンプは、例えば制御ボックス23内に収容される。この場合、吸着パッド50は全部で12個であるが、図3に示すように負圧回路は負圧回路51、52の2系統に分離されており、各負圧回路51、52にそれぞれ真空ポンプが付随して設けられている。異なる2系統の負圧回路51、52は、吸着パッド50に対し千鳥状に分散して接続され、1つの負圧回路で均等にパネル1を吸着するようになされている。
上記フレーム40には、左右方向(図1においてX方向)に配置された一対のパネル倒れ防止手段60が長手方向に間隔をおいて2組設けられている。パネル倒れ防止手段60は、図7および図8に示すように、フレーム40に固定されたブラケット65に設けられており、ブラケット65に対し図1でY方向(図8で図面表裏方向)に延びる保持軸61を介して回転可能に支持された保持爪62と、保持爪駆動手段63とから構成される。
保持爪62は、先端に内側に屈曲する爪片621を有し、保持軸61を軸に図1においてX・Z平面に沿って回転可能に支持されている(図8:矢印A方向に回転)。保持爪駆動手段63は、左右の保持爪62を同期させて回転させるもので、図7に示すように、フレーム40に固定された1つのモータ631と、このモータ631の動力を左右の保持爪62の回転に伝達するギヤ632と、ギヤ632の回転を左右の保持爪62に伝達するチェーン等の図示せぬ動力伝達部材を備えている。
左右の保持爪62は、モータ631の正逆回転により、吸着パッド50でパネル1を吸着保持した状態において、パネル1の長辺側の各端縁1dに対し、図8の二点破線で示す端縁1dより表面1a側(吸着パッド50が吸着している面側)に位置する退避位置と、図8の実線で示す端縁1dを越えて裏面1bに爪片621が回り込み裏面1bに爪片621が対向する保持位置との2位置に位置付けられる。爪片621の内面側には、パネル1を傷つけないためにゴム等の弾性材からなるパッド621aが固着されている。
図1〜図3に示すように、フレーム40の両端部には、パネル落下防止手段80が設けられている。パネル落下防止手段80は、角筒状のフレーム40の図1および図2における上面に固定されたモータ駆動式のウインチ81と、このウインチ81に巻回されるワイヤロープ82と、ワイヤロープ82の先端に取り付けられたストッパ部材83とから構成される。
ウインチ81はワイヤロープ82をフレーム40の先端方向に向かって巻き出すようにフレーム40に固定されており、ワイヤロープ82はウインチ81に巻き取られたりウインチ81から巻き出されたりする。図9に示すように、ワイヤロープ82の先端には、板材をコ字状に折り曲げて形成されたストッパ部材83がリング84を介して揺動可能に取り付けられている。すなわちストッパ部材83はワイヤロープ82で吊り下げ状態に支持される。
図9に示すように、ストッパ部材83は内側の溝部831にパネル1の端部が嵌まり込むサイズを有し、底板832の両側の対向する一対の側板833、834のうちの一方の側板833に、ボルト85が外側からねじ込まれる。パネル1の端部を溝部831に嵌め込み、この状態からボルト85をねじ込んでボルト85と側板834とでパネル1を挟み固定することで、ストッパ部材83はパネル1の端部に固定される。そして、ウインチ81でワイヤロープ82が張られるまで巻き取ることで、パネル1の下側の端部はパネル落下防止手段80で下方から受けられた状態となる。通常はウインチ81は巻き上げられ、ストッパ部材83はウインチ81に近接して保持される。
上記X軸駆動手段311のモータ312、Z軸駆動手段321のモータ322、保持爪駆動手段63のモータ631および上記真空ポンプは、制御ボックス23内に収容された図示せぬ制御部により制御される。また、上記ウインチ81のモータは直接作動させられるか、あるいは同じく制御部により制御される。
制御ボックス23が上方に固定された上記ベース21は、下部にフォーク101が挿入されるフォーク挿入部211を有するが、図10に示すようにフォーク挿入部211はボルト(固定手段)95によってフォーク101に着脱可能に固定される。
図10に示すように、フォーク挿入部211の下側の板部213には前後方向(挿入されるフォーク101が延びる方向)に離間して一対のねじ孔213aが形成されており、これらねじ孔213aに下側からボルト95が螺合される。それらボルト95をフォーク挿入部211内にねじ込むと先端がフォーク101の下面に当たり、さらにねじ込むことで、フォーク101はフォーク挿入部211の上側の板部212に押し付けられ、ボルト95がフォーク101に締結されてフォーク挿入部211がフォーク101に固定される。そしてボルト95を緩めフォーク101への締結を解除することで、フォーク挿入部211からフォーク101を抜き出すことが可能となる。
[3]パネル施工装置の動作
上記構成を有するパネル施工装置2の使用方法および動作を説明する。
パネル1は、例えば施工現場付近において平積み状態で複数枚がストックされる。ここではそのパネル1を施工装置2を用いて立てた状態に保持して施工現場に運搬し、パネル1を壁として据え付ける場合を説明する。
上記構成を有するパネル施工装置2の使用方法および動作を説明する。
パネル1は、例えば施工現場付近において平積み状態で複数枚がストックされる。ここではそのパネル1を施工装置2を用いて立てた状態に保持して施工現場に運搬し、パネル1を壁として据え付ける場合を説明する。
はじめに、フォークリフト100のフォーク101をベース21のフォーク挿入部211内に挿入し、上記のようにしてボルト95によりフォーク挿入部211をフォーク101に固定する。
また、X軸31を軸にフレーム40を回転させて図1に示すように吸着パッド50が下向きになるようにフレーム40の姿勢を水平に調整する。さらに、パネル倒れ防止手段60の保持爪62を退避位置に位置付けておくとともに、パネル落下防止手段80においてはウインチ81でワイヤロープ82を巻き取り、ストッパ部材83をウインチ81の近くに保持しておく。
次いで、フォーク101を下降させ、パネル1の表面1aのほぼ中央にフレーム40が対向する位置において各吸着パッド50を表面1aに当接させ、上記真空ポンプを運転して吸着パッド50にパネル1を吸着させる。このとき、図1に示すように、短辺側の端縁1cが継手部材30のX軸31と平行になり、長辺側の端縁1dがY方向と平行になり、パネル1の厚さ方向がZ軸32と平行になるようにする。吸着パッド50はパネル1を吸着保持した状態となり、フォーク101を上昇させれば吸着保持した1枚のパネル1を持ち上げて運搬することができる。
次に、フォーク101を僅かに上昇させてパネル1を浮かせ、図8に示したようにパネル倒れ防止手段60の保持爪62を退避位置から保持位置に回転させ、パネル倒れ防止手段60をセット状態とする。
また、パネル1を立てた状態で下端側となるパネル1の端縁1cに対し、その端縁1c側のパネル落下防止手段80のワイヤロープ82をウインチ81から巻き出して適宜に伸ばし、巻き出したワイヤロープ82の先端のストッパ部材83の溝部831を、パネル1の端縁1cの中央部分に嵌め込んで係合させ、ボルト85で固定する。そして、ウインチ81を巻き取ってワイヤロープ82を張った状態としてストッパ部材83とワイヤロープ82によりその端縁1cを保持し、パネル落下防止手段80をセット状態とする。なお、図9に示すように、ストッパ部材83とボルト85との間に、パネル1を傷つけないためのゴム等の弾性材からなるパッド86を挟み込むと好ましい。
次に、フォーク101を上昇させてパネル1を必要な高さまで持ち上げ、パネル落下防止手段80をセットした側の端縁1cが下側になるように、X軸駆動手段311でX軸31を軸にしてフレーム40を回転させ、パネル1を立て起こす。このときパネル1は図4(a)に示すように面方向がフォークリフト100の前進方向(図4で左方向)に沿った状態になる。なお、可能であれば、パネル落下防止手段80のストッパ部材83は、パネル1を立て起こした直後にパネル1の下側の端縁1cに係合させてもよい。
次に、Z軸31を約90°回転させ、図4(b)に示すようにパネル1における吸着パッド50の吸着面とは反対側の裏面1b側をフォークリフト100の前進方向に向ける。このとき、パネル倒れ防止手段60においては、パネル1の両側の端縁1dに対し保持爪62の爪片621がパネル1の裏面1bに対向する係合状態となり、パネル落下防止手段80においては、パネル1の下端部の端縁1cに対しストッパ部材83の溝部831が嵌まる係合状態となる。これでパネル1を運搬する準備が完了し、フォークリフト100を運転して所定のパネル施工箇所までパネル1を運搬する。
次に、必要に応じて継手部材30のX軸31、Z軸32を軸にフレーム40を回転させることでパネル1の姿勢を微調整し、さらに、保持爪62およびストッパ爪72を退避位置に戻して倒れ防止手段60を解除状態とするとともに、ストッパ部材83をパネル1の下端部から外して落下防止手段80を解除状態としてから、フォーク101を適宜に下降させてパネル1を施工箇所に下ろし、据え付ける。この後、吸着パッド50による吸着保持を解除し、フォークリフト100を後退させて、1枚のパネル1の運搬および据え付けを完了する。
[4]本実施形態の効果
本実施形態によれば、パネル施工装置2をフォークリフト100のフォーク101に取り付けるにあたり、フォーク101が内部に挿入されるベース21のフォーク挿入部211をボルト95によって着脱可能にフォーク101に固定することができる。このようにフォーク挿入部211をフォーク101に固定することにより、フォーク挿入部211からのフォーク101の抜け止めがなされ、パネル施工装置2を安全に使用することができる。
本実施形態によれば、パネル施工装置2をフォークリフト100のフォーク101に取り付けるにあたり、フォーク101が内部に挿入されるベース21のフォーク挿入部211をボルト95によって着脱可能にフォーク101に固定することができる。このようにフォーク挿入部211をフォーク101に固定することにより、フォーク挿入部211からのフォーク101の抜け止めがなされ、パネル施工装置2を安全に使用することができる。
また、パネル施工装置2においては、負圧による吸着パッド50の吸着作用に何らかの原因で不具合が生じ吸着保持が解除された場合、パネル1には落下および前方への倒れが生じる。しかし、パネル1はパネル落下防止手段80のストッパ部材83に載ることで落下が防止され、また、パネル倒れ防止手段60の保持爪62の爪片621に裏面1bが当たることで裏面1b側(フォークリフト100の前側)への倒れが防止される。吸着パッド50で吸着保持していた表面1a側には吸着パッド50があるため、表面1a側は吸着パッド50で倒れが防止される。したがって吸着パッド50からパネル1が万一外れても、落下や倒れといった事故を未然に防止することができ、安全性が十分に確保される。また、パネル1の運搬および姿勢制御を人力によらず適確に、かつ迅速に実施することができ、運搬も機動性に富むため、工数の削減が達成され、低コストで施工性の向上が図られる。
また、本実施形態のパネル落下防止手段80によれば、ウインチ81でワイヤロープ82の巻き出し長さを調整することにより、長さの異なるパネル1に対応してストッパ部材83を確実にパネル1の下部に係合させることができる。また、パネル落下防止手段80は簡素な構成で軽量に構成することができるため、取り扱いやすく、かつパネル1に対する着脱も容易であり、作業性の向上が図られる。
また、パネル落下防止手段80をフレーム40の両端部に設けてパネル1における両側端縁1cのいずれに対してもパネル落下防止手段80をセットすることができるため、X軸31を回転させてパネル1を立て起こす際に、両側の端縁1cのいずれの方を下側にしてもパネル落下防止手段80で落下防止を図ることができる。
また、複数の吸着パッド50には、2系統の負圧回路51、52が分散して接続されており、すなわち負圧を発生させる負圧回路が2系統に分離されている。このため、一方側の負圧回路51(52)につながる吸着パッド50が負圧漏れなどによってパネル1から外れたとしても、他方側の負圧回路につながる吸着パッド50によるパネル1の吸着は保持される。したがって複数の吸着パッド50による吸着保持は維持され、この点でも安全性が向上する。
[5]他の実施形態
図11は、フォーク101の下面に上記ボルト95の先端が嵌合する凹部102を形成し、これら凹部102にボルト95の先端を嵌合させてボルト95をフォーク101に締結している。ボルト95の先端を凹部102に嵌合させることにより、フォーク101に対するベース21の位置決めがなされ、また、フォーク挿入部211からのフォーク101の抜け止めがより確実になされる。
図11は、フォーク101の下面に上記ボルト95の先端が嵌合する凹部102を形成し、これら凹部102にボルト95の先端を嵌合させてボルト95をフォーク101に締結している。ボルト95の先端を凹部102に嵌合させることにより、フォーク101に対するベース21の位置決めがなされ、また、フォーク挿入部211からのフォーク101の抜け止めがより確実になされる。
図12は、フォーク101の下面に、上記ボルト95の先端が嵌合する凹部102が形成されたプレート(ボルト嵌合部材)105が固定され、これら凹部102にボルト95の先端を嵌合させ、ボルト95をプレート105を介してフォーク101に締結している。この場合、ベース21の位置決めやフォーク101の抜け止めがより確実になされる点は図11の場合と同様である。また、フォーク101に凹部102を直接形成せず、プレート105に形成するため、フォーク101を加工することなく凹部102をフォーク101の下面に設けることができる。プレート105はフォーク101に固着してもよいが、フォーク101に着脱可能な固定手段で固定するようにしてもよい。また、プレート105は、フォーク101の大きさや形状に適合するものを複数用意しておき、使用するフォークリフトに応じてそれらプレートから適合するものを選択してフォークに着脱可能に固定するようにしてもよい。
また、継手部材30は、X軸31とZ軸32の2軸であるが、これらX軸31とZ軸32に直交するY軸を有する3軸とし、そのY軸を軸にフレーム90を回転させるY軸駆動手段を備える形態としてもよい(図1のX・Y・Zの軸方向を参照)。Y軸を有することにより、パネル1の姿勢をそのY軸を軸に揺動させることができる。このため、立てたパネル1を施工箇所に据え付ける際などにおいて、パネル1の姿勢制御をより高精度に行うことができるとともに、人力の手間をより省くことができる。
なお、上記実施形態の、パネル施工装置2が具備するベース21のフォーク挿入部211をフォークリフト100のフォーク101に固定する構造は、本発明のフォーク固定構造の一例である。本発明のフォーク固定構造は、フォークリフトのフォークに対して何らかの部材を着脱可能に固定する際に適用されるものであり、フォークに固定するものは必要に応じたものであって様々な機器や装置等が挙げられ、何ら限定されるものではない。また、固定手段はボルトに限定されず、着脱可能に固定が可能なものであればいかなるものも適用される。
本発明は、フォークリフトのフォークに機器や装置等を着脱可能に固定する場合に有用である。
1…パネル
1a…パネルの表面
1b…パネルの裏面
1c…パネルの端縁(短辺側)
1d…パネルの端縁(長辺側)
2…パネル施工装置
21…ベース
211…フォーク挿入部(一の部材)
30…継手部材
31…X軸
32…Z軸
311…X軸駆動手段
321…Z軸駆動手段
40…フレーム
50…吸着パッド
51、52…負圧回路
60…パネル倒れ防止手段
80…パネル落下防止手段
95…ボルト(固定手段)
100…フォークリフト
101…フォーク
105…プレート(ボルト嵌合部材)
1a…パネルの表面
1b…パネルの裏面
1c…パネルの端縁(短辺側)
1d…パネルの端縁(長辺側)
2…パネル施工装置
21…ベース
211…フォーク挿入部(一の部材)
30…継手部材
31…X軸
32…Z軸
311…X軸駆動手段
321…Z軸駆動手段
40…フレーム
50…吸着パッド
51、52…負圧回路
60…パネル倒れ防止手段
80…パネル落下防止手段
95…ボルト(固定手段)
100…フォークリフト
101…フォーク
105…プレート(ボルト嵌合部材)
Claims (8)
- フォークリフトのフォークに対して一の部材を固定手段により着脱可能に固定することを特徴とするフォーク固定構造。
- フォークリフトのフォークが挿入されるフォーク挿入部と、
前記フォークが挿入された前記フォーク挿入部を前記フォークに着脱可能に固定する固定手段と、を備えることを特徴とするフォーク固定構造。 - 前記固定手段は前記フォークに締結されるボルトを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のフォーク固定構造。
- 前記フォークに前記ボルトの先端が嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のフォーク固定構造。
- 前記フォークに、前記ボルトの先端が嵌合する凹部が形成されたボルト嵌合部材が固定され、該ボルト嵌合部材を介して前記ボルトが前記フォークに締結されることを特徴とする請求項3に記載のフォーク固定構造。
- 請求項2に記載の前記フォーク挿入部に取り付けられるベースと、
前記ベースに少なくとも一つの水平なX軸および鉛直なZ軸を有する継手部材を介して回転可能に支持されたフレームと、
前記フレームに設けられ、負圧作用でパネルを吸着保持する吸着パッドと、
前記フレームを、前記X軸を軸に回転させるX軸駆動手段と、
前記フレームを、前記Z軸を軸に回転させるZ軸駆動手段と、
前記継手部材の回転作用によって立てられた状態の前記パネルの側端部に対し係脱可能に係合するパネル倒れ防止手段と、
前記継手部材の回転作用によって立てられた状態の前記パネルの下端部に対し係脱可能に係合するパネル落下防止手段と、を備えることを特徴とするパネル施工装置。 - 前記継手部材は、前記X軸および前記Z軸に直交するY軸を有するとともに、該Y軸を軸に前記フレームを回転させるY軸駆動手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のパネル施工装置。
- 複数の前記吸着パッドに接続されて負圧を発生させる負圧回路が少なくとも2系統に分離されていることを特徴とする請求項6または7に記載のパネル施工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017019501A JP2018127289A (ja) | 2017-02-06 | 2017-02-06 | フォーク固定構造およびパネル施工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017019501A JP2018127289A (ja) | 2017-02-06 | 2017-02-06 | フォーク固定構造およびパネル施工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018127289A true JP2018127289A (ja) | 2018-08-16 |
Family
ID=63173620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017019501A Pending JP2018127289A (ja) | 2017-02-06 | 2017-02-06 | フォーク固定構造およびパネル施工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018127289A (ja) |
-
2017
- 2017-02-06 JP JP2017019501A patent/JP2018127289A/ja active Pending
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