本発明に係る情報端末及び制御プログラムの実施形態について図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、情報端末1の機能的構成を示すブロック図である。本実施形態の情報端末1は、着信呼の受信の後、その着信呼にユーザが応答する際に発生する動作に相当する事象として予め設定された所定事象を検知したときに、所定の応答制御を行う。図1に示すように、情報端末1は、機能的には、取得部11、検知部12、判定部13及び制御部14を備える。また、情報端末1は、加速度センサ21、ジャイロセンサ22及び近接センサ23を含む。情報端末1を構成する装置は限定されず、例えば携帯型のパーソナルコンピュータでもよいし、高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などの携帯端末でもよい。
なお、図1に示したブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における情報端末1は、コンピュータとして機能してもよい。図2は、本実施形態に係る情報端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。情報端末1は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。情報端末1のハードウェア構成は、図2に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
情報端末1における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、図1に示した各機能部11〜14などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、情報端末1の各機能部11〜14は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報端末1は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
再び、図1を参照し、情報端末1の各機能部について詳細に説明する。取得部11は、情報端末1において発生する所定の事象を取得する。本実施形態の情報端末1は、例えば、着信呼の受信を取得する。即ち、情報端末1は、着信呼の受信の後に、情報端末1に対して所定の動作が行われたことが各種のセンサにより検知されると、着信呼に応じるための応答制御を行う。
検知部12は、情報端末1に発生する種々の事象を検知する。具体的には、検知部12は、情報端末1が備える各種のセンサ21〜23における検出値に基づいて、情報端末1に発生した事象を検知する。本実施形態では、検知部12は、情報端末1に生じる加速度及び角速度の少なくとも一つを検知できる。検知部12は、加速度センサ21における検出値に基づいて、情報端末1に発生した加速度を検知する。また、検知部12は、ジャイロセンサ22における検出値に基づいて角速度を検知する。さらに、検知部12は、近接センサ23における検出値に基づいて、情報端末1に何らかの物体が近接(物体が一定以内の距離にあること)していることを検知する。
ここで、情報端末1が備える各種センサについて説明する。加速度センサ21は、情報端末1に生じた加速度を検出する装置である。加速度センサ21は、検出値を検知部12に出力する。加速度センサ21は、3軸の各軸方向の加速度を検出できる。図3は、情報端末1に対する3軸の対応関係を示す図である。図3に示すように、情報端末1が備える表示装置D(ディスプレイ)の表示面の短手方向がX軸とされ、表示面の長手方向がY軸とされ、表示面に直交する方向がZ軸とされる。
後述するように、判定部13において、3軸の各方向の加速度を合成した合成加速度Aが判定に用いられる。加速度センサ20において検出されるX軸、Y軸及びZ軸方向の加速度をそれぞれAx、Ay及びAzとすると、合成加速度Aは、判定部13において以下の式(1)により算出される。
A=(Ax2+Ay2+Az2)1/2 …(1)
情報端末1が静止状態に維持されている場合には、合成加速度Aは、重力加速度(1G)となる。また、情報端末1が自由落下しているときには、合成加速度Aは0となる。
ジャイロセンサ22は、情報端末1の角速度を検出する装置である。具体的には、ジャイロセンサ22は、情報端末1のX軸、Y軸及びZ軸のそれぞれの軸回りの角速度を検出する。ジャイロセンサ22は、検出値を検知部12に出力する。
近接センサ23は、情報端末1に物体が近付いたことを検出する装置である。本実施形態では、近接センサ23は、情報端末1に何らかの物体が近接(物体が一定以内の距離にあること)しているか否かを検出し、検知部12に検出結果を出力する。
判定部13は、情報端末1がユーザの耳に近接している状態に相当する所定の事象を検知している期間において、加速度が所定の閾値を超えることである第1の検知事象または情報端末1の3軸のいずれかの軸回りの回転角度の積算値が所定の閾値を超えたことである第2の検知事象を検知したか否かを判定する。
なお、以下において、情報端末1がユーザの耳に近接している状態に相当する所定の事象を近接事象と称する。また、近接事象を検知している期間を近接期間と称する。近接期間が所定の時間を超えることは、着信呼の受信の後、その着信呼にユーザが応答する際に発生する動作に相当する事象として予め設定された所定事象の一部を構成する。判定部13における判定処理の詳細については、図4及び図5を参照して後述する。
制御部14は、第1の検知事象及び第2の検知事象が検知されなかった場合であって、且つ、所定事象が検知された場合に、所定の応答制御を実施する。一方、制御部14は、第1の検知事象または第2の検知事象が検知された場合に前記応答制御を実施しない。応答制御は、例えば、着信呼に応じて通話状態に遷移する処理等である。制御部14による制御処理の詳細については、図4及び図5を参照して後述する。
次に、図4及び図5を参照して、判定部13による判定処理及びその判定結果に基づく制御部14による制御処理の例を説明する。
図4は、情報端末を制御する方法の処理内容を示すフローチャートであって、具体的には、着信呼の受信を契機として開始され、所定事象の検知に応じて応答制御を実施する処理を示す。
取得部11により着信呼の受信が取得されると、判定部13は、ステップS1及びステップS2において、情報端末1がユーザの耳に近接されるまでの情報端末1の動作に相当する事象である動作事象が検知されたか否かを判定する。
即ち、ステップS1において、判定部13は、所定値以上の角速度が所定時間以上継続して検出されたか否かを判定する(S1)。着信呼に応じて、ユーザが情報端末1を保持して耳に向かって動かし始めると、情報端末1には、一定値以上の角速度が発生する。この角速度が検出されることを所定の動作事象として予め設定しておき、判定部13が、この動作事象の検知の有無を判定する。所定値以上の角速度が所定時間以上継続して検出されたと判定された場合には、処理はステップS2に進む。一方、所定値以上の角速度が所定時間以上継続して検出されたと判定されなかった場合には、ステップS1の判定処理が繰り返される。
情報端末1がユーザの耳に近接されるまでの情報端末1の動作に相当する動作事象は、所定値以上の角速度が所定時間以上継続して検知されること(S1)に加えて、情報端末1における3軸のうちのZ軸回りの回転角度の絶対値が所定の閾値以上となることが検知されることを含んでもよい。即ち、ステップS2において、判定部13は、Z軸回りの回転角度の絶対値が所定の閾値以上であるか否かを判定する(S2)。
着信呼に応じて、ユーザが情報端末1を保持して耳に向かって動かし始めてから、耳に近接させるまでの間には、情報端末1がZ軸回りに回転される動作が発生する。この回転が検出されることを所定の動作事象として予め設定しておき、判定部13が、この動作事象の検知の有無を判定する。Z軸回りの回転角度の絶対値が所定の閾値以上であると判定された場合には、処理はステップS3に進む。一方、Z軸回りの回転角度の絶対値が所定の閾値以上であると判定されなかった場合には、処理はステップS1に戻る。ステップS1及びステップS2における動作事象の検知の有無が判定されている期間を、第1の誤検知判定期間T1と称する。
ステップS3において、判定部13は、物が近接している状態である近接事象の継続して検知されている近接期間が所定の時間を超えたか否かを判定する(S3)。着信呼に応じた応答の動作において、ユーザが情報端末1を耳に近接させた後には、情報端末1が耳に近接された状態が一定時間以上継続する。近接センサ23において、耳は物体として検出されるので、情報端末1に物体が近接された状態(近接事象)の継続時間(近接期間)が一定の時間を超えることを、所定事象の一部として設定しておき、判定部13が、近接期間が所定の時間を超えたか否かを判定する。
近接期間が所定の時間を超えたと判定された場合には、処理はステップS4に進む。一方、近接期間が所定の時間を超えたと判定されなかった場合には、処理はステップS1に進む。
ステップS4において、判定部13は、ステップS1〜S3の判定処理が所定の制限時間以内に実施されたか否かを判定する。ステップS1〜S3の判定処理が所定の制限時間以内に実施されたと判定された場合には、処理はステップS5に進む。一方、ステップS1〜S3の判定処理が所定の制限時間以内に実施されたと判定されなかった場合には、処理はステップS1に戻る。ステップS3における判定処理が行われている期間を、第2の誤検知判定期間T2と称する。第2の誤検知判定期間T2は、ステップS4における判定処理が行われている期間を含んでもよい。
ステップS5において、判定部13は、ジャイロセンサ22により検出されたZ軸回りの角速度が正の値であるか、又は負の値であるかにより、情報端末1が、ユーザの左右いずれの耳に近接されているかを判定する(S5)。判定部13は、例えば、角速度が正の値である場合には、情報端末1が左耳に近接されていると判定し、角速度が負の値である場合には、情報端末1が右耳に近接されていると判定する。
ステップS6において、判定部13は、情報端末1のX軸及びY軸の重力方向に対する傾きが所定の範囲内であるか否かを判定する。即ち、ステップS6では、情報端末1が、耳に近接され通話に適した状態に保持されているか否かの判定が行われる。なお、ステップS5における判定結果は、ステップS6における判定の基準の設定(傾きを示す値の正負の設定)に用いられる。情報端末1のX軸及びY軸の重力方向に対する傾きが所定の範囲内であると判定された場合には、処理はステップS7に進む。一方、情報端末1のX軸及びY軸の重力方向に対する傾きが所定の範囲内であると判定されなかった場合には、処理はステップS1に戻る。
ステップS7において、制御部14は、応答制御を実施し、その後に図4のフローチャートに示した処理は終了される。応答制御は、例えば、通話状態に遷移する制御である。なお、図示していないが、取得部11により着信呼の受信が取得されてから、所定の制限時間を超えた場合には、図4のフローチャートに示した処理は終了される。
続いて、図5のフローチャートを参照して、第1及び第2の検知事象の検知の有無に応じて、応答制御の実施の要否を判定する処理を説明する。図5に示すフローチャートの処理は、図4に示したフローチャートの処理において、第2の誤検知判定期間T2になったことを契機として開始される。
ステップS21において、判定部13は、第1の検知事象を検知したか否か、即ち、情報端末1に発生した合成加速度A(式(1)参照)が、所定の閾値を超えたか否かを判定する。または、判定部13は、第2の検知事象を検知したか否か、即ち、3軸のいずれかの軸回りの回転角度の積算値が所定の閾値を超えたか否かを判定する。第1の検知事象及び第2の検知事象の少なくとも一方を検知した場合には、処理はステップS22に進む。一方、第1の検知事象及び第2の検知事象のいずれも検知しなかった場合には、処理はステップS23に進む。
ステップS22において、制御部14は、応答制御を実施しないこととする。具体的には、図5のフローチャートにおける処理がステップS22に進められた場合には、図4に示すフローチャートの処理に対する割り込みを発生させて、ステップS3及びステップS4(第2の誤検知判定期間T2)のいかなる段階にあっても、処理がステップS1に戻される。
例えば、情報端末1が鞄等に入れられている時等には、情報端末1に鞄の内側面が近接しているので、近接センサ23において、情報端末1がユーザの耳に近接されている状態と同様の事象が検知される場合があり、ステップS3の処理において「YES」と判定される場合がある。一方、第1の検知事象及び第2の検知事象は、情報端末1が鞄等に入れられている時等において独特に検知される検知事象であって、情報端末1が耳に近接されている状態においては検知されない。
このように、着信呼の受信の後に、情報端末1がユーザの耳に近接されている状態に相当する近接事象が検知された場合であっても、情報端末1が鞄等に入れられている等に検知される第1または第2の検知事象が検知された場合に、所定の応答制御が実施されないので、着信呼の受信の後における、情報端末1がユーザの耳に近接されている状態の誤検知を防止できる。従って、ユーザが意図しない制御が実施されることが防止される。
ステップS23において、判定部13は、図4に示すフローチャートにおける、第2の誤検知判定期間T2内であるか否かを判定する(S23)。即ち、ステップS21における判定は、ステップS3(及びステップS4)における近接期間が所定の時間を超えることの検知における、誤検知を判定するための処理である。第2の誤検知判定期間T2内であると判定された場合には、処理はステップS21に戻る。一方、第2の誤検知判定期間T2内であると判定されなかった場合には、処理は終了する。
次に、コンピュータを、本実施形態の情報端末1として機能させるための制御プログラムについて説明する。図6は、制御プログラムp1の構成を示す図である。
制御プログラムp1は、情報端末1における制御処理を統括的に制御するメインモジュールm10、取得モジュールm11、検知モジュールm12、判定モジュールm13及び制御モジュールm14を備えて構成される。そして、各モジュールm11〜m14により、情報端末1における取得部11、検知部12、判定部13及び制御部14のための各機能が実現される。なお、制御プログラムp1は、通信回線等の伝送媒体を介して伝送される態様であってもよいし、図6に示されるように、記録媒体d1に記憶される態様であってもよい。
以上説明した本実施形態において、着信呼の受信の後、情報端末1がユーザの耳に近接されている状態に相当する事象を検知している期間において、情報端末1に発生する加速度が閾値を超えることを示す第1の検知事象、又は、情報端末が閾値を超えて回転されることを示す第2の検知事象が検知された場合には、ユーザに保持された情報端末1がユーザの耳に近接されている状態ではない可能性が高い。このような場合に、本実施形態の情報端末1及び制御プログラムp1によれば、第1及び第2の検知事象が検知されず、且つ所定事象が検知された場合に応答制御を実施し、第1または第2の検知事象が検知された場合に応答制御が実施されないので、着信呼の受信後における、ユーザの耳に近接されている状態の誤検知を防止できる。従って、ユーザが意図しない制御が実施されることが防止される。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC ConnectionReconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。