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JP2018123764A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】SI運転からHCCI運転への切替え時間を最小化し、HCCI運転の頻度を高くすることができる内燃機関の制御装置を提供すること。【解決手段】エンジン2と、エンジン2のクランク軸の回転を所定の変速比で変速する自動変速機31と、ターボチャージャ9と、ターボチャージャ9による過給圧を制御するウェストゲートバルブ26と、エンジン2の要求出力が所定のHCCI運転可能範囲に入ったとき、自動変速機31の変速比を制御する変速比目標マップをHCCI用変速比マップに切り替え、HCCI運転への準備を開始するECU3と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
従来、ガソリンエンジン等の内燃機関の燃焼形態としては、点火プラグからの火花放電により強制的に混合気を着火させるSI(Spark Ignition)燃焼が広く一般的であった。近年、気筒内に高温の既燃ガスを導入して混合気を自着火させる予混合圧縮自着火燃焼を燃焼形態として利用するガソリンエンジンの開発が進められている。ここで、予混合圧縮自着火燃焼は、HCCI(Homogeneous Charge Compression Ignition)燃焼と称される。
特許文献1には、要求トルク及び機関回転速度が圧縮自己着火燃焼の可能領域内であると判断されると、圧縮自己着火燃焼への準備を開始し、圧縮自己着火燃焼への切換可能な条件が満たされたときに、圧縮自己着火燃焼を開始することが開示されている。
また、SI燃焼とHCCI燃焼では、同一出力における熱効率が最適となるエンジン回転数及びトルクが異なるため、それぞれに最適な変速比目標マップを持つ必要がある。このような構成で、ドライバー要求出力がHCCI運転可能範囲外からHCCI運転可能範囲内に入ったとき、変速比目標マップをSI用からHCCI用に切り替える。その後、実際に変速比が変化し、エンジン回転数と要求トルクがHCCI運転可能領域に入ったとき、SI運転からHCCI運転に切り替える準備を開始していた。
特開2007−16685号公報
このように、ドライバー要求出力がHCCI運転可能範囲外からHCCI運転可能範囲内に入ったら、まず目標の変速比が変更され、その後、エンジン回転数と要求トルクがHCCI運転可能領域に入ったら、HCCI運転への準備動作が行われる。その後、HCCI運転の準備が整った時点でHCCI運転への切替えが行なわれる。このため、HCCI運転の開始までに時間がかかり、HCCI運転の頻度が低下することで、HCCI運転による燃費向上が少なくなるという課題がある。
そこで、本発明は、SI運転からHCCI運転への切替え時間を最小化し、HCCI運転の頻度を高くすることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明は、火花点火燃焼と圧縮自着火燃焼とが切り替え可能に構成され、自動変速機を備えた車両に搭載される内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関の要求出力が所定のHCCI運転可能範囲に入ったとき、前記自動変速機の変速比を制御する変速比目標マップをSI用変速比マップからHCCI用変速比マップに切り替え、前記圧縮自着火燃焼への準備を開始する制御部を備えるものである。
このように、本発明によれば、SI運転からHCCI運転への切替え時間を最小化し、HCCI運転の頻度を高くすることができる。
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置の運転領域を示す図である。 図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置の変速マップの例を示す図である。 図4は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置のHCCI切替え処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置のHCCI切替え処理による動作を示すタイムチャートである。
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、火花点火燃焼と圧縮自着火燃焼とが切り替え可能に構成され、自動変速機を備えた車両に搭載される内燃機関の制御装置であって、内燃機関の要求出力が所定のHCCI運転可能範囲に入ったとき、自動変速機の変速比を制御する変速比目標マップをSI用変速比マップからHCCI用変速比マップに切り替え、圧縮自着火燃焼への準備を開始する制御部を備えるよう構成されている。これにより、SI運転からHCCI運転への切替え時間を最小化し、HCCI運転の頻度を高くすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る内燃機関の制御装置について詳細に説明する。
図1において、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置を搭載した車両1は、内燃機関型のエンジン2と、制御部としてのECU(Electronic Control Unit)3とを含んで構成される。
エンジン2は、シリンダブロック4と、シリンダブロック4の上部に締結されたシリンダヘッド5とを含んで構成されている。シリンダブロック4には、気筒4aが形成され、この気筒の内部(以下、「筒内」という)には、上下に往復動可能なピストン6が収納されている。
また、気筒4aの上部には、燃焼室7が設けられている。燃焼室7は、ピストン6の頂面とシリンダヘッド5の下面とによって画成されている。エンジン2は、筒内でピストン6が2往復する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行なう、いわゆる4サイクルのガソリンエンジンである。
ピストン6は、コネクティングロッド8を介して図示しないクランク軸と連結している。コネクティングロッド8は、ピストン6の往復運動をクランク軸の回転運動に変換する。
シリンダヘッド5には、点火プラグ50と、吸気ポート51と、排気ポート52とが設けられている。点火プラグ50は、燃焼室7内に電極を突出させた状態でシリンダヘッド5に配設され、ECU3によってその点火時期が調整される。
吸気ポート51は、燃焼室7と後述する吸気通路16aとを連通するようになっている。また、吸気ポート51には、吸気バルブ11が設けられている。
吸気バルブ11は、開閉されることで、吸気通路16aと燃焼室7とを連通または遮断するようになっている。吸気バルブ11の開閉は、吸気側可変動弁機構12によって行なわれるようになっている。
吸気側可変動弁機構12としては、例えば電磁石とスプリング等から構成された電磁アクチュエータにより吸気バルブ11の開閉を行なう電磁式の可変動弁機構を用いることができる。具体的には、吸気側可変動弁機構12は、電磁石の励磁によって吸気バルブ11に固定された可動部を吸引することで、スプリングによって常時閉弁方向に付勢されている吸気バルブ11を開弁方向に移動させるようになっている。
また、吸気側可変動弁機構12は、後述するECU3と電気的に接続されており、電磁石の励磁、非励磁がECU3によって制御されるようになっている。したがって、ECU3は、吸気バルブ11の開閉時期を任意に変更でき、これにより吸気バルブ11の開弁期間を容易に調整することができる。
さらに、この吸気側可変動弁機構12は、電磁石に対する励磁電流がECU3によって調整されることにより、吸気バルブ11の開閉時期とともに吸気バルブ11のリフト量を連続的に変化させることができる。
なお、吸気側可変動弁機構12としては、電磁アクチュエータに替えて油圧アクチュエータを用いた油圧式の可変動弁機構を用いてもよい。
また、シリンダヘッド5の吸気ポート51側には、吸気マニホールド13が接続されている。吸気マニホールド13の吸気ポート51近傍には、インジェクタ10が設けられている。
インジェクタ10は、図示しない燃料タンクから燃料ポンプによって圧送された燃料を吸気ポート51内に噴射する、いわゆるポート噴射式の燃料噴射弁である。なお、インジェクタ10としては、ポート噴射式に限らず、燃焼室7に燃料を直接噴射する、いわゆる直噴式の燃料噴射弁であってもよい。
吸気ポート51内に噴射された燃料は、吸入空気、すなわち新気と混合されて混合気となって燃焼室7に導入される。燃焼室7に導入された混合気は、点火プラグ50による火花放電、あるいは燃焼室内での圧縮による自着火によって燃焼および爆発する。この混合気の燃焼および爆発によってピストン6が気筒4a内を往復運動し、クランクシャフトが回転する。
吸気マニホールド13の吸気が流れる吸気方向の上流側には、サージタンク14が設けられている。サージタンク14には、吸気圧を検出する吸気圧センサ15が設けられている。
サージタンク14の吸気方向の上流側には、吸気管16が接続されている。この吸気管16の内部には、吸気ポート51と連通する吸気通路16aが形成されている。吸気通路16aには、吸気方向の上流から順に、空気を圧縮するコンプレッサ17、圧縮された空気を冷却するインタークーラ18、および空気の流量を調整する吸気スロットル19が設けられている。
吸気スロットル19は、ECU3からの指令信号に応じてスロットル開度が制御されることで、エンジン2の吸入空気量を調整するようになっている。吸気スロットル19には、スロットル開度を検出するためのスロットル開度センサ41が設けられている。
吸気スロットル19の吸気方向の上流側には、後述するターボチャージャ9による過給圧を検出する過給圧センサ42と、吸気スロットル19の吸気方向上流の吸気温を検出する吸気温センサ43とが設けられている。
一方、排気ポート52には、排気バルブ21が設けられている。排気バルブ21は、開閉されることで、後述する排気通路23aと燃焼室7とを連通または遮断するようになっている。排気バルブ21の開閉は、排気側可変動弁機構22によって行なわれるようになっている。
排気側可変動弁機構22は、上述した吸気側可変動弁機構12と同様の構成であるため、詳細な説明を省略するが、電磁石の励磁、非励磁がECU3によって制御されることで、排気バルブ21の開閉時期及びリフト量が任意に変更される。したがって、ECU3は、排気バルブ21の開弁期間及びリフト量を容易に調整することができる。
また、シリンダヘッド5の排気ポート52側には、排気管23が接続されている。この排気管23の内部には、排気ポート52と連通する排気通路23aが形成されている。排気通路23aには、排気流によって駆動される排気タービン24、排気を浄化する図示しない触媒、および消音のための図示しないマフラーが設けられている。
排気タービン24は、コンプレッサ17に連結されている。排気流によって駆動された排気タービン24の動力は、コンプレッサ17が空気を圧縮するための動力として利用される。これらコンプレッサ17および排気タービン24は、過給機としてのターボチャージャ9を構成する。
排気タービン24を挟んで排気管23の排気が流れる排気方向の上流側と下流側との間には、バイパス通路25が設けられている。このバイパス通路25には、排気タービン24への排気流を調整可能なウェストゲートバルブ26が設けられている。ウェストゲートバルブ26は、排気タービン24への排気流を調整することによって、ターボチャージャ9の過給によって得られる吸気の圧力である過給圧を制御することができる。ウェストゲートバルブ26は、例えば電磁バルブなどによって構成され、ECU3によって開閉制御される。なお、過給圧の制御は、過給圧を変更可能な可変ノズルターボを用いて行なってもよい。
エンジン2には、自動変速機31が接続されている。自動変速機31は、エンジン2のクランク軸の回転を所定の変速比で変速して図示しないディファレンシャルギア等を介して図示しないドライブシャフトに伝達し、図示しない車輪を回転させるようになっている。自動変速機31は、例えば、CVT(Continuously Variable Transmission)で構成される。自動変速機31は、ECU3の制御により変速比を変更できるようになっている。
ECU3は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
このコンピュータユニットのROMには、各種制御定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU3として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU3として機能する。
ECU3の入力ポートには、上述した、吸気圧センサ15、スロットル開度センサ41、過給圧センサ42、吸気温センサ43に加え、エアフロメータ44、クランク角度センサ45、排気圧センサ46、排気温センサ47、アクセル開度センサ48等の各種センサ類が接続されている。
エアフロメータ44は、吸入空気量を検出する。クランク角度センサ45は、エンジン2の回転に伴い所定クランク角度毎に矩形状のクランク角信号を出力する。ECU3は、このクランク角信号に基づいてエンジン2の機関回転数であるエンジン回転数を算出する。
排気圧センサ46は、排気の圧力を検出する。排気温センサ47は、排気の温度を検出する。アクセル開度センサ48は、運転者による図示しないアクセルペダルの踏み込み量をアクセル開度として検出する。
一方、ECU3の出力ポートには、上述のインジェクタ10と、吸気側可変動弁機構12と、吸気スロットル19と、排気側可変動弁機構22と、ウェストゲートバルブ26と、点火プラグ50とを含む各種制御対象類が接続されている。
ECU3は、エンジン2の運転状態に応じてSI燃焼とHCCI燃焼とを切り替えるようになっている。具体的には、ECU3は、エンジン回転数及び要求エンジン出力をパラメータとする図2に示すような燃焼領域マップを参照することにより、エンジン2の運転領域がSI運転可能領域およびHCCI運転可能領域のいずれにあるかを判断し、この判断に基づきSI運転を行なうかHCCI運転を行なうかを選択するようになっている。
ECU3は、アクセル開度センサ48から入力されたアクセル開度などに基づき要求エンジン出力を算出するようになっている。
図2において、SI運転可能領域は符号SとHで示した領域であり、HCCI運転可能領域は符号Hで示した領域である。図2に示すように、比較的要求エンジン出力が低い範囲でHCCI運転可能領域Hが設定され、HCCI運転可能領域Hより要求エンジン出力が高い範囲でSI運転可能領域Sが設定されている。
図2において、目標作動線Lは、SI運転において最適な熱効率で燃焼を実現可能なポイントを結んだ線である。目標作動線Lは、HCCI運転において最適な熱効率で燃焼を実現可能なポイントを結んだ線である。
通常、火花点火のみ実施されるエンジンでは、目標作動線上で燃焼が実施されるようにエンジントルク制御と変速機の変速制御が行なわれる。しかしながら、上述のように2つの異なる運転可能領域が設定されたエンジン2では、各領域でそれぞれ熱効率が最大となるポイントが、同一の要求エンジン出力において異なっている。
具体的には、図2に示すように、所定の要求エンジン出力Oにおいては、HCCI運転可能領域H内で熱効率が最も高いポイントPと、SI運転可能領域Sで熱効率が最も高いポイントPsと、が存在する。このように、同一の要求エンジン出力において熱効率が最大となるポイントが異なっているため、本実施例では、燃焼形態毎に異なる変速比マップを用意し、要求エンジン出力に応じて変速比マップを切り替えるようにしている。
図2において、要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲R内にあるときは、ECU3は、HCCI運転用の変速比マップを使用する。HCCI運転可能範囲Rは、要求エンジン出力のOとOとの間に設定されている。
また、HCCI運転可能範囲Rの上下端には、ヒステリシスRh1、ヒステリシスRh2が設けられている。具体的には、要求エンジン出力Oより僅かに大きい要求エンジン出力Oを設定し、要求エンジン出力Oと要求エンジン出力Oとの間を下側のヒステリシスRh1とする。また、要求エンジン出力Oより僅かに小さい要求エンジン出力Oを設定し、要求エンジン出力Oと要求エンジン出力Oとの間を上側のヒステリシスRh2とする。
ECU3は、例えば、要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲Rに入ってくるとき、要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲Rに入ったときではなく、ヒステリシスRh1またはヒステリシスRh2を超えたときに変速比マップをHCCI運転用に切り替える。
このようにすることで、HCCI運転可能範囲Rの境界近傍において、要求エンジン出力が頻繁に変動する場合であっても、燃焼形態が頻繁に切り替わるようなハンチングの発生を防止することができる。
本実施例では、図3に示すように、HCCI運転用変速比マップVと、SI運転用変速比マップVとを有している。
HCCI運転用変速比マップVは、HCCI運転可能領域Hの目標作動線L上でエンジン2が運転されるように自動変速機31の変速比を調整するためのマップである。SI運転用変速比マップVは、SI運転可能領域Sの目標作動線L上でエンジン2が運転されるように自動変速機31の変速比を調整するためのマップである。
ECU3は、要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲R内にあるか否かに応じて、HCCI運転用変速比マップV、SI運転用変速比マップVのどちらかを選択して、その変速比マップを目標に自動変速機31の変速比を調整する。
次に、図3を参照して、本実施例に係る内燃機関の制御装置の燃焼形態の切替え動作について説明する。以下においては、SI運転可能領域SからHCCI運転可能領域Hに切り替わる際の動作、具体的には、要求エンジン出力が図中A点からB点(変速比マップ上のaからb)へ移行する際の動作を説明する。
図3に示すように、A点は、HCCI運転可能範囲R外であるため、ECU3は、変速比マップとしてSI運転用変速比マップVを選択する。
例えば、A点から運転者のアクセル操作によって要求エンジン出力が低下すると、ECU3は、SI運転用変速比マップVに基づいて自動変速機31の変速比が小さくなるように調整する。これにより、図2に示す、SI運転可能領域Sの目標作動線Lに沿うようにエンジン回転数が低下する。なお、エンジントルクは、要求エンジン出力を実際のエンジン回転数で割った要求エンジントルクに従い制御される。
徐々に要求エンジン出力及びエンジン回転数が低下し、要求エンジン出力がヒステリシスRh2の下端のOまで低下すると、ECU3は、変速比マップをHCCI運転用変速比マップVに切り替える。また、ECU3は、SI運転からHCCI運転へ切り替える準備として、主に吸気量の増加を行なわせる。吸気量の増加の他に、リーン燃焼を行なう場合は燃料噴射タイミングを成層燃焼用に変化させる、理論空燃比を維持する場合は点火時期を遅角させる、連続可変型バルブタイミングと連続可変型リフト機構を備えている場合は、制御値をHCCI条件の値に近づけておく(内部EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスの増加)等を行なってもよい。
ECU3は、変速比マップをHCCI運転用変速比マップVに切り替えると、図3に示すように、変速比が大きくなるように調整する。なお、図3に示すように、変速比を急激に変えようとしても、自動変速機31の応答性の関係から、実際の変速比は、例えば、曲線Vに沿って変化する。
さらに要求エンジン出力が低下すると、ECU3は、HCCI運転用変速比マップVに沿って、変速比が小さくなるように調整する。そして、曲線Vに沿って実際の変速比がHCCI運転用変速比マップVの変速比と同じになるB点近傍で、エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域Hに入る。すると、ECU3は、吸気圧などの状態量がHCCI運転切替えの目標に到達しているか否かを判定する。吸気圧などの状態量がHCCI運転切替えの目標に到達していると判定した場合、ECU3は、動弁等の各制御値をHCCI運転用に切り替え、HCCI運転を開始させる。
以上のように構成された本実施例に係る内燃機関の制御装置によるHCCI切替え処理について、図4を参照して説明する。なお、以下に説明するHCCI切替え処理は、ECU3の処理が開始されると開始され、各気筒のサイクル毎(4気筒であればクランク角180deg.毎)に実行される。
ステップS1において、ECU3は、SI運転中であるか否かを判定する。SI運転中でないと判定した場合、ECU3は、処理を終了する。
SI運転中であると判定した場合、ステップS2において、ECU3は、要求エンジン出力が上述のHCCI運転可能範囲内にあるか否かを判定する。要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲内にないと判定した場合、ステップS8において、ECU3は、SI運転用変速比マップVを変速比目標マップとして選択し、処理を終了する。
要求エンジン出力がHCCI運転可能範囲内にあると判定した場合、ステップS3において、ECU3は、HCCI運転用変速比マップVを変速比目標マップとして選択する。そして、ECU3は、その目標変速比に向かって変速比の変化(エンジン回転数及び目標トルクの変化)を開始する。HCCI運転用変速比マップVは、基本的に、HCCI運転において、熱効率が最高となるエンジン回転数及びトルクを実現するように設定される。
ステップS4において、ECU3は、SI運転からHCCI運転への切り替え準備として、主に吸気量の増加を行なわせる。吸気量の増加の他に、リーン燃焼を行なう場合は燃料噴射タイミングを成層燃焼用に変化させる、理論空燃比を維持する場合は点火時期を遅角させる、連続可変型バルブタイミングと連続可変型リフト機構を備えている場合は、制御値をHCCI条件の値に近づけておく(内部EGRガスの増加)等を行なってもよい。
ステップS5において、ECU3は、エンジン回転数と要求エンジン出力が上述のHCCI運転可能領域H内にあるか否かを判定する。これは、変速比がHCCI運転用変速比マップVの目標値に近づくことで、エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域H内に入ったか否かを判定する。エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域H内にないと判定した場合、ECU3は、処理を終了する。
エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域H内にあると判定した場合、ステップS6において、ECU3は、SI運転からHCCI運転への切り替え準備が完了したか否かを判定する。これは、各センサ値やそれらから算出される各種状態量等を元に、HCCI運転に切り替えた場合に安定した運転が可能かを予測するなどの方法により、安定したHCCI運転が可能であればHCCI運転への切り替え準備が完了したと判定する。SI運転からHCCI運転への切り替え準備が完了していないと判定した場合、ECU3は、処理を終了する。
SI運転からHCCI運転への切り替え準備が完了したと判定した場合、ステップS7において、ECU3は、動弁等の各制御値をHCCI運転用に切り替え、HCCI運転を開始させる。
このようなHCCI切替え処理による動作について図5を参照して説明する。
アクセル開度が小さくされ、要求エンジン出力が小さくなり、タイミングt1において、HCCI運転可能範囲内に入ると、変速比目標マップがHCCI運転用変速比マップVに切り替えられ、目標の変速比に向かってエンジン回転数が変化する。
また、SI運転からHCCI運転への切替えの準備が開始され、目標の吸気圧に向かってウェストゲートバルブ26が全閉され吸気量が増加され、排気バルブ21の閉時期が進角されて内部EGR量が増加される。
タイミングt2において、エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域H内に入ると、SI運転からHCCI運転への切り替え準備が完了したかが判定される。従来の切替え処理では、エンジン回転数と要求エンジン出力がHCCI運転可能領域H内に入ったこのタイミングからSI運転からHCCI運転への切り替え準備を開始している。本実施例では、従来の切替え処理より早い段階でSI運転からHCCI運転への切り替え準備を開始している。
タイミングt3において、吸気圧が目標の吸気圧になるなどによりSI運転からHCCI運転への切り替え準備が完了したと判定されると、排気バルブ21等の制御がHCCI運転用に切り替わり、HCCI運転が開始される。
このように、従来の切替え処理より早い段階でSI運転からHCCI運転への切り替え準備を開始しているため、従来の切替え処理より早い段階でHCCI運転を開始することができ、SI運転からHCCI運転への切替え時間を最小化し、HCCI運転の頻度を高くすることができる。
なお、本実施例においては、要求エンジン出力によりHCCI運転可能範囲を定めたが、要求エンジン出力を現在の車速で除算したドライバー要求駆動力により定めるようにしてもよい。この場合、図2のマップは、縦軸がドライバー要求駆動力になり、横軸が車速となる。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン(内燃機関)
3 ECU(制御部)
9 ターボチャージャ(過給機)
11 吸気バルブ
12 吸気側可変動弁機構
15 吸気圧センサ
19 吸気スロットル
26 ウェストゲートバルブ
31 自動変速機
42 過給圧センサ
45 クランク角度センサ
48 アクセル開度センサ

Claims (5)

  1. 火花点火燃焼と圧縮自着火燃焼とが切り替え可能に構成され、自動変速機を備えた車両に搭載される内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の要求出力が所定のHCCI運転可能範囲に入ったとき、前記自動変速機の変速比を制御する変速比目標マップをSI用変速比マップからHCCI用変速比マップに切り替え、前記圧縮自着火燃焼への準備を開始する制御部を備える内燃機関の制御装置。
  2. 前記制御部は、前記圧縮自着火燃焼への準備として、少なくとも吸気量の増加を行なわせる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記内燃機関は、過給機を備え、
    前記制御部は、前記過給機による過給圧により前記吸気量の増加を行なわせる請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記圧縮自着火燃焼への準備として、内部EGR量の増加を行なわせる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記圧縮自着火燃焼への準備を開始した後、前記内燃機関の要求出力とエンジン回転数が所定のHCCI運転可能領域に入ったとき、前記圧縮自着火燃焼への準備が完了しているかを判定する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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