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JP2018123087A - 粉末化粧料及び化粧方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、汗や皮脂による化粧崩れを防ぎ、特に高温多湿な日本の梅雨から夏にかけての季節は汗や皮脂が多くなり、化粧崩れも起きやすい。
使用感でも「のび」の良いサラッとした使用感を与えることができるカラー化粧品が求められている。
さらには皮膚親和性が良く、進展性があり均一に塗布できることも必要な品質として合わせて求められている。
【解決手段】
本発明者は、鋭意検討した結果、ハイドロキシアパタイトとポリウレタン粉末を配合した粉末化粧料が課題を解決することがわかった。
さらには下地用化粧料を塗布後、本発明の粉末化粧料を塗布し、その後ファンデーションを塗布する化粧方法がより有効性を高めることがわかった。
【選択図】なし

Description

本発明は皮膚親和性が良く、のびの良いサラッとした使用感を与え、進展性があり、化粧崩れが少ない粉体化粧料およびこれを利用する化粧方法に関する。
カラー化粧品は思い描くように均一な色彩を皮膚に与えるために使用される。
その使用方法(化粧方法)は一般的に下地用化粧料を塗布後にファンデーションを塗布するが、下地用化粧料は乾きにくくべたつき易いため、その上にファンデーションを塗布すると均一に塗布しにくく、ムラを生じたり、均一に塗布することは難しかった。さらに皮脂もファンデーションに吸収されヨレやテカリなどの化粧崩れなどが生じていた。
また、高温多湿な日本の梅雨から夏にかけての季節は汗や皮脂が多くなり、仕上がりの持続性という面でも改良の余地があった。
ハイドロキシアパタイトは研磨・スクラブ剤、増量剤、口腔ケア剤として化粧品にすでに利用されている。化粧品用顔料として(特許文献1参照)、酸化亜鉛と組み合わせて皮脂成分吸着性の向上(特許文献2参照)等が知られている。
さらに、アコヤガイ由来のハイドロキシアパタイトが有効性の高いことは知られている。(特許文献3参照)
ポリウレタン粉末も抗ケーキング剤としてすでに化粧品に配合されいる。
特開平11−240819号公報 特開2002−020218号公報 特開2012−148903号公報
本発明の目的は、汗や皮脂による化粧崩れを防ぎ、特に高温多湿な日本の梅雨から夏にかけての季節は汗や皮脂が多くなり、化粧崩れも起きやすい。
使用感でも「のび」の良いサラッとした使用感を与えることができるカラー化粧品が求められている。
さらには皮膚親和性が良く、進展性があり均一に塗布できることも必要な品質として合わせて求められている。
本発明者は、鋭意検討した結果、ハイドロキシアパタイトとポリウレタン粉末を配合した粉末化粧料が課題を解決することがわかった。
ハイドロキシアパタイトは燐灰石のうち、1価の陰イオンとして水酸基を主として含むものを指し、脊椎動物の歯や骨といった硬組織の主要成分である。しかし化粧品原料としては、合成物を用いる場合が多く、乾式合成、湿式合成等の様々な合成方法があるが、いずれの合成方法で得られたものを用いることができる。しかしながら、本発明者が検討した結果、アコヤ貝の貝殻や真珠より合成したハイドロキシアパタイトがもっとも本発明の課題を解決することがわかった。(特開2012-148903参照)
ハイドロキシアパタイトの配合量は、粉末化粧料の0.0001〜20重量%、好ましくは0.001〜10重量%である。
ポリウレタン粉末はポリウレタンからなる樹脂粉末である。樹脂粉末を構成するポリウレタン樹脂の組成は特に限定されず任意のものを使用することができる。なかでも、6〜7モルのヘキシルラクトンでエステル化したトリメチロールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートの反応で得られる架橋縮合重合体が好ましい。このようなポリウレタン粉末の市販品としては、PLASTIC POWDER D−400、PLASTIC POWDER D−400HP、PLASTIC POWDER D−800(東色ピグメント社)等を挙げることができる。
ポリウレタン粉末の配合量は、粉末化粧料の0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜20重量%である。
さらに加水分解コンキオリン、コラーゲン(特にアコヤ貝由来)、真珠及び貝殻の真珠層の粉末及びこれらの焼成粉末等を配合するとより有効性の高い化粧料が得られることもわかった。
このほか任意の化粧品原料を配合する。
以下にこれを例示するがこれに限定されることはない。
また、本発明の剤型は粉末状であるので製品が粉末状になるように任意の化粧品原料を配合することは当然である。
炭化水素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、アルキッド、アクリル、スルホンアミド樹脂、ニトロセルロース;
ミネラルオイル、オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、マカデミアナッツ油、アボカド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、合成トリグリセライド、ロウ、ヒマワリ種子ロウ、ミツロウ、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル、直鎖・環状シリコーンオイル、ジメチルポリシロキサン、モノステアリン酸グリセリン、デカメチルシクロペンタンシロキサン、ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、ロジンペンタエリスリトットエステル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリイソオクタン酸グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、モノラウリン酸プロピレングリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの油剤;
精製水、エタノール、イソプロパノール、多価アルコール、水溶性高分子、ベントナイト、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブタノール;
グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジグリセリン、マンニトール、POEメチルグリコシド、生体高分子、蔗糖などの保湿剤;
エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルなどのエモリエント成分;
クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ソアギーナ、カルボキシビニルポリマー;
ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、モノオレイン酸ソルビタン、トリイソオクタン酸グリセリン、オクチルメトキシシンナメート、モノオレイン酸POEソルビタン、イソセチル、イソステアリン酸、ステアリン酸、パルミチン酸イソプロピル、クエン酸アセチルトリブチル、ジ安息香酸トリメチルペンタンジイル、ステアリルコニウムベントナイト;、
増粘剤、防腐剤、乳化剤、安定化剤、可塑剤;
陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、蛋白質系界面活性剤;
薬効成分、ビタミンCジパルミテート、ビタミン類、アミノ酸、美白剤、殺菌剤;
タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、アルミナ、シリカ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸、硫酸バリウム、化粧品用タール色素、有機色素、βカロチン、カルサミン、カルミン、クロロフィル、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、カーボンブラック、白色顔料、パール顔料などの顔料、ナイロンパウダー、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル、ウールパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、でんぷん粉、アルミニウム粉末、球状ナイロン、球状ポリスチレン、雲母チタン、二酸化チタン、酸化チタン、酸化鉄、その他の粉体;
pH調整剤、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、金属イオン封止剤、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、
紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、分散剤、褐色防止剤、緩衝剤、沈殿防止成分、ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、使用性改質剤。
勿論、これらの原料の配合は製剤が粉末状を保つことが条件である。そして粉末化粧料にはプレストパウダー(固形状)ルースパウダー(粉末状)の両方を含むが、本発明の課題に対してはルースパウダー(粉末状)がより好ましい。
本発明の粉末化粧料の製造方法は、特に限定されず、通常の粉末化粧料の混合、分散、粉砕に用いられる混合機や粉砕機を使用して製造することができる。混合機としては、例えば容器回転混合機、高速流動混合機、振動混合機などが挙げられる。また、粉砕機としては、圧縮粉砕機、せん断粉砕機、衝撃粉砕機、ボール媒体粉砕機、気流粉砕機などが挙げられる。
この粉末化粧料を下地用化粧料を塗布後で、ファンデーションを塗布する前に塗布する化粧方法が本発明の粉末化粧料の利点を最大限に引き出すことが判明した。
以上の本発明の粉末化粧料は、高温多湿の夏の化粧方法として最適で、さらにはファンデーションがパウダーファンデーションのときにより有効性を発揮することもわかった。
勿論、乳化ファンデーション、油性固形ファンデーション等での使用も有効性を発揮する。
下地用化粧料に関しては特に限定されないが、一般に市販されているものを用いることができる。剤型としては油中水型乳化組成物、水中油型乳化組成物などの乳化組成物、油型組成物などが挙げられ、形状としてはクリーム状、液状、ジェル状、固形状などが挙げられる。
以下に実施例1〜6、比較例1〜3を示すがこれに限定されることはなんらない。
なお、実施例、比較例の数字は重量部を表す。

なお、表中の注は以下の通りである。
注1)太平化学産業社製、商品名球形HAP
注2)は、リン酸水素カルシウム2水和物-463g、アコヤ貝貝殻粉末-138g、イオン交換水- 7kgを用い、以下の方法で作成した。
ビーカ−にイオン交換水を入れ,撹拌機で撹拌しながらリン酸水素カルシウム2水和物とアコヤ貝貝殻粉末1を投入した。投入後1時間かけて80℃まで昇温した後,5時間保持した。ろ過後,ステンバットにうつして70℃で、48時間乾燥した。なお、アコヤ貝貝殻粉末は、バレル研磨機で貝殻付着物と稜柱層を除いた後、粉砕機で平均粒度28ミクロンにしたアコヤ貝粉末である。
注3)東色ピグメント社製、商品名PLASTIC POWDER D-400
製造方法は、原料を、ヘンシェルミキサーにて均一に混合した後、メッシュを通して粉末化粧料を得た。
以下に有効性を確認したのでその方法を記載する。
有効性の評価方法は、女性10名に実施例1〜6、比較例1〜3を普段使用している下地用化粧料とファンデーションを使用して、下地用化粧料を塗布後、対象の粉末化粧料を塗布し、その後ファンデーションを塗布する化粧方法で各項目を以下の判定基準で評価してもらい、その平均点を表1に記載した。

(判定基準)
非常に良い :5
良い :4
普通 :3
やや不良 :2
かなり不良 :1
評価の結果は、ハイドロキシアパタイトとポリウレタン粉末を片方、あるいは両方配合していない比較例に比べて実施例はいずれも評価が高く、本発明の課題を充分に達成していることがわかった。

Claims (5)

  1. ハイドロキシアパタイトとポリウレタン粉末を配合した粉末化粧料。
  2. ハイドロキシアパタイトがアコヤガイ由来である請求項1の粉末化粧料。
  3. 下地用化粧料を塗布後、請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の粉末化粧料を塗布し、その後ファンデーションを塗布する化粧方法。
  4. 下地用化粧料を塗布後、請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の粉末化粧料を塗布し、その後ファンデーションを塗布する夏用化粧方法。
  5. ファンデーションがパウダーファンデーションである請求項3乃至請求項4のいずれかの化粧方法。
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