JP2018122558A - 除草シート製造装置、除草シートの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】水を使用せず、遮光性の高い除草シートの製造装置を提供する。【解決手段】紙を含む原料を供給可能な供給部200と、原料を細片に裁断する裁断部10と、細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊部30と、解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加部10、30と、解繊綿を加工して除草シートを製造する製造部300と、を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、除草シート製造装置及び除草シートの製造方法に関する。
従来、紙などで作られた除草シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、古紙から再生紙を形成する紙再生装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記除草シートや再生紙の色が白色であると、遮光効果が低く、除草効果を得ることができない、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる除草シート製造装置は、紙を含む原料を供給可能な供給部と、前記原料を細片に裁断する裁断部と、前記細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊部と、前記解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加部と、前記解繊綿を加工して除草シートを製造する製造部と、を有する、ことを特徴とする。
この構成によれば、水を使用せずに紙を原料として除草シートを製造することができる。また、このように製造された除草シートは有色成分を含むため、遮光性を高め除草効果を向上させることができる。さらに、除草シートは自然環境下で微生物等によって分解されるため自然環境への負荷を低減することができる。
[適用例2]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記有色成分は、前記細片が前記解繊部にて解繊される工程にて、前記細片から分離されて得られる有色物質であり、当該有色物質を前記解繊綿に戻すように構成されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、一旦紙から分離された有色物質(例えば、黒インク、黒トナー等)を解繊後の解繊綿に添加することにより、容易に有色成分を有する除草シートを製造することができる。すなわち、有色物質の再利用が可能となり、装置構成を簡略化させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記解繊綿の有色濃度を検出する検出部を更に有し、前記有色成分添加部は、前記有色濃度を所定濃度以上にするように構成されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、解繊綿の有色濃度が所定濃度以上に保持される。これにより、有色濃度が安定した除草シートを製造することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記除草シートは、光線透過率が10%未満、質量が50〜500g/m2に形成されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、安定した遮光性を有する除草シートを提供することができる。
[適用例5]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記解繊綿を、立体形状の金型上に分散し、堆積させた後、加熱処理によって立体物を得る、ことを特徴とする。
この構成によれば、除草シートを設置する場所の形態等に柔軟に対応することができる。
[適用例6]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記除草シートに除草剤を含有させる除草剤添加部、を更に有する、ことを特徴とする。
この構成によれば、除草シートに除草剤が含有されるため、さらに除草効果を高めることができる。
[適用例7]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、インクを吐出して画像を形成可能なインクジェット装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、絵柄、文字や図形等の画像の形成により、除草シートを設置する環境や景観に柔軟に対応することができる。
[適用例8]上記適用例にかかる除草シート製造装置では、前記インクがオーガニックインクであることを特徴とする。
この構成によれば、自然環境への負荷を低減することができる。
[適用例9]本適用例にかかる除草シートの製造方法は、紙を含む原料を供給可能な供給工程と、前記原料を細片に裁断する裁断工程と、前記細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程と、前記解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加工程と、前記解繊綿を加工して除草シートを製造する製造工程と、を有する、ことを特徴とする。
この構成によれば、水を使用せずに紙を原料として除草シートを製造することができる。また、このように製造された除草シートは有色成分を含むため、遮光性を高め除草効果を向上させることができる。さらに、除草シートは自然環境下で微生物等によって分解されるため自然環境への負荷を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
まず、除草シート製造装置の構成について説明する。図1は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
まず、除草シート製造装置の構成について説明する。図1は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
図1に示すように、除草シート製造装置1Aは、供給部200と、裁断部10と、解繊部30と、製造部300と、を備えている。さらに、除草シート製造装置1Aは、検出部190と、インクジェット装置130と、を備えている。また、これらの各部を制御する制御部2を備えている。なお、供給部200、裁断部10及び解繊部30等は、本実施形態にかかる有色成分添加部の一部に相当する。
供給部200は、紙を含む原料を裁断部10に向けて供給可能に構成されている。供給する紙を含む原料としては、例えば、例えば、オフィスで現在主流となっているA4サイズ等の古紙等である。本実施形態では、原料としての古紙Puを供給して、除草シートPsを製造する場合について説明する。
供給部200は、古紙Puを貯蔵する古紙貯蔵部5と、古紙貯蔵部5に貯蔵された古紙Puを搬送する搬送手段としての搬送ローラー6を備え、搬送ローラー6の駆動により、裁断部10に向けて古紙Puが搬送される。
供給部200は、古紙Puを貯蔵する古紙貯蔵部5と、古紙貯蔵部5に貯蔵された古紙Puを搬送する搬送手段としての搬送ローラー6を備え、搬送ローラー6の駆動により、裁断部10に向けて古紙Puが搬送される。
裁断部10は、供給された古紙Puを空気中で細片に裁断する。裁断部10は、粗砕刃11を有し、粗砕刃11によって供給された古紙Puを数センチ角に裁断する。裁断部10は、例えば、シュレッダーを用いることができる。細片に裁断された粗砕紙片は、ホッパー12から管20を経て解繊部30に移送される。
解繊部30は、裁断部10によって裁断された古紙Pu(粗砕紙片)を解繊する。ここで、本明細書における「解繊する」とは、複数の繊維が結着されることで形成されている被解繊物としての古紙Puを、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部30は、古紙Puに付着した異物等を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部30を通過し、形成された原料繊維を「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した異物等を含んでいる場合もある。なお、解繊物は解繊綿(再生パルプ)に対応する。
解繊部30は、溶剤、水などを使用せず、大気中(空気中)において、いわゆる乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部30としては、インペラーミルを用いる。解繊部30は、古紙Pu(粗砕紙片)を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部30は、自ら発生する気流によって、導入口31から粗砕紙片を気流と共に吸引し、解繊処理して、解繊物を排出口32へと搬送することができる。解繊部30を通過した解繊物は、管40を介して製造部300に移送される。なお、解繊部30から製造部300に解繊物を搬送させるための気流は、解繊部30において発生する気流を利用してもよいし、ブロアー等の気流発生装置を設け、その気流を利用してもよい。
ここで、解繊部30による解繊処理により、古紙Pu(粗砕紙片)に印刷されたインクやトナー等も粉砕されるので、解繊部30の排出口32からのアウトプットは解繊物(繊維)とインク粒等である。
そして、本実施形態では、インク粒を除去することなく、インク粒を、有色成分を有する有色物質として解繊物に添加した状態で除草シートPsを製造する。有色物質は、透明以外の有色成分(例えば、黒色、赤色、青色、緑色、黄色、白色等)を有するものである。
有色物質は、例えば、黒色インクや黒色トナー等の墨物質であり、墨物質を解繊物に添加した状態とすることで黒色を有する除草シートPsを製造することができる。すなわち、除草シートPsに有色物質を含ませることで、除草シートPsが着色され、白色系に比べ遮光性が高く除草効果を有する除草シートPsを製造することができる。なお、上記供給部200や解繊部30等が有色成分を添加する有色成分添加部に対応する。
ここで、解繊部30による解繊処理により、古紙Pu(粗砕紙片)に印刷されたインクやトナー等も粉砕されるので、解繊部30の排出口32からのアウトプットは解繊物(繊維)とインク粒等である。
そして、本実施形態では、インク粒を除去することなく、インク粒を、有色成分を有する有色物質として解繊物に添加した状態で除草シートPsを製造する。有色物質は、透明以外の有色成分(例えば、黒色、赤色、青色、緑色、黄色、白色等)を有するものである。
有色物質は、例えば、黒色インクや黒色トナー等の墨物質であり、墨物質を解繊物に添加した状態とすることで黒色を有する除草シートPsを製造することができる。すなわち、除草シートPsに有色物質を含ませることで、除草シートPsが着色され、白色系に比べ遮光性が高く除草効果を有する除草シートPsを製造することができる。なお、上記供給部200や解繊部30等が有色成分を添加する有色成分添加部に対応する。
製造部300は、有色成分を有する添加剤を含む解繊物を加工して除草シートPsを製造するものであり、堆積部100と、ヒーターローラー140と、カレンダーローラー150等を備えている。
堆積部100は、解繊物を空気中に均一に分散させる機構と、これにより分散された繊維をメッシュベルト122上に吸引する機構と、を有している。
堆積部100におけるフォーミングドラム101の表面には小孔スクリーンが設けられており、これから繊維が吐出されるようになっている。また、フォーミングドラム101の内部には、回転可能なニードルロール102が設けられており、フォーミングドラム101の表面の小孔スクリーンに目詰まりが生じないように、繊維を浮かすようになっている。なお、2つのフォーミングドラム101は不図示の箇所で連通するようになっている。以上のような構成により、繊維を空気中に均一に分散させる。
堆積部100の下方においては、複数の張架ローラー121によって張架されるメッシュが形成されているエンドレスのメッシュベルト122が配置されている。複数の張架ローラー121のうちの少なくとも一つが自転することで、このメッシュベルト122は図中矢印に示す方向に移動するようになっている。また、メッシュベルト122はこれに当接するクリーニングブレード123によって表面の汚れ等が除去される。
また、2つのフォーミングドラム101の鉛直下方には、メッシュベルト122を介して、鉛直下方に向けた気流を発生させるサクション装置110が設けられている。このようなサクション装置110によって、空気中に分散された繊維をメッシュベルト122上に吸引する。
以上のような構成において、管40を介して搬送された有色成分を含む解繊物は、堆積部100に導入される。堆積部100において、ニードルロール102等でほぐされる。ほぐされた繊維は、フォーミングドラム101表面の小孔スクリーンを通過し、サクション装置110による吸引力によって、メッシュベルト122上に堆積される。このとき、メッシュベルト122を移動させることにより、均一なシート状のウエブWを形成することができる。なお、メッシュベルト122は、繊維が堆積でき、気流を通過させることができれば、金属製であってもよいし、樹脂製や不織布であってもよい。
メッシュベルト122上に堆積されたウエブWは、堆積部100のウエブW搬送方向下流側に配置されたヒーターローラー140によって加熱・加圧される。これにより除草シートPsが形成される。さらに、除草シートPsはヒーターローラー140のウエブW搬送方向下流側に配置されたカレンダーローラー150によって表面平滑化処理される。その後、裁断機160によって所望のサイズにカットされ、除草シートPsが形成される。除草シートPsはスタッカー170などに積載される。なお、除草シートPsをカットせず、長尺のロール形態で形成してもよい。
また、本実施形態の除草シート製造装置1Aでは、インクを吐出して画像を形成可能なインクジェット装置130を備えている。本実施形態のインクジェット装置130は、堆積部100とヒーターローラー140との間におけるウエブWの搬送経路上に配置されている。インクジェット装置130は、インクを液滴として吐出可能な吐出ヘッドを備え、当該吐出ヘッドからウエブWに向けて各色インクを吐出させることで、ウエブWに絵柄や文字、図形等の画像を形成することができる。これにより、環境や景観に合わせた除草シートPsを製造することができる。
また、インクジェット装置130から吐出されるインクには、オーガニックインクを用いることが好ましい。各種オーガニックインクを用いることにより自然環境に配慮された除草シートPsを製造することができる。
なお、インクジェット装置130にインク吐出方式は、ピエゾ方式や、インクを加熱して発生した泡(バブル)により液体を吐出させる方式等を用いることができる。
また、インクジェット装置130から吐出されるインクには、オーガニックインクを用いることが好ましい。各種オーガニックインクを用いることにより自然環境に配慮された除草シートPsを製造することができる。
なお、インクジェット装置130にインク吐出方式は、ピエゾ方式や、インクを加熱して発生した泡(バブル)により液体を吐出させる方式等を用いることができる。
また、インクジェット装置130は、ヒーターローラー140のウエブWの搬送方向上流側に配置されるので、吐出されたインク中の水分を含む状態でウエブWをヒーターローラー140で加熱・加圧することになる。これにより、繊維間の水素結合が増強され、繊維間隔を短くし繊維間の接触点が増やされる。これにより、除草シートPsの強度をさらに高めることができる。
また、本実施形態の除草シート製造装置1Aでは、解繊物の有色濃度を検出する検出部190を有している。検出部190は、堆積部100のウエブWの搬送方向下流側に配置されている。さらに詳細には、検出部190は、堆積部100とインクジェット装置130との間におけるウエブWの搬送経路上に配置されている。
検出部190は、ウエブWからの反射光を受光する受光素子(例えば、CCDセンサー、CMOSセンサー等)を備えている。そして、検出部190の受光素子でウエブWの濃淡コントラストの画像情報(検出データ)として撮像し、制御部2において、予め用意してある評価データとしての紙種毎の濃淡コントラストの画像情報と比較してウエブWの有色濃度を判別する。なお、検出部190は、上記構成に限定されず 、例えば、ウエブWに照射した透過光量を検出し、検出された透過光量に基づいてウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよいし、ウエブWが反射する光または吸収する近赤外光のスペクトルを検出し、近赤外光スペクトル分析に基づいてウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよい。さらには、ウエブWの搬送時に発生する超音波を受信し、その周波数スペクトルを分析することにより、ウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよい。
検出部190は、ウエブWからの反射光を受光する受光素子(例えば、CCDセンサー、CMOSセンサー等)を備えている。そして、検出部190の受光素子でウエブWの濃淡コントラストの画像情報(検出データ)として撮像し、制御部2において、予め用意してある評価データとしての紙種毎の濃淡コントラストの画像情報と比較してウエブWの有色濃度を判別する。なお、検出部190は、上記構成に限定されず 、例えば、ウエブWに照射した透過光量を検出し、検出された透過光量に基づいてウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよいし、ウエブWが反射する光または吸収する近赤外光のスペクトルを検出し、近赤外光スペクトル分析に基づいてウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよい。さらには、ウエブWの搬送時に発生する超音波を受信し、その周波数スペクトルを分析することにより、ウエブWの有色濃度を判別する構成であってもよい。
本実施形態では、ウエブWの両面にそれぞれ対向して検出部190(191,192)が配置され、ウエブWの各面に対して検出可能に構成されている。
そして、有色成分添加部では、検出部190の検出データに基づいて有色濃度を所定濃度以上にするように構成されている。
この場合、例えば、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、供給部200において、印刷データ等が多い、すなわち、インク量が多い古紙Puをより多く投入すればよい。
また、検出部190において、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、インクジェット装置130を駆動させ、有色濃度が所定濃度以上となるようにウエブWに対してインク(例えば、黒色インク)を吐出してもよい。
これにより、除草シートPsの有色濃度は所定濃度以上に保持され、安定した遮光性を有することができる。
この場合、例えば、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、供給部200において、印刷データ等が多い、すなわち、インク量が多い古紙Puをより多く投入すればよい。
また、検出部190において、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、インクジェット装置130を駆動させ、有色濃度が所定濃度以上となるようにウエブWに対してインク(例えば、黒色インク)を吐出してもよい。
これにより、除草シートPsの有色濃度は所定濃度以上に保持され、安定した遮光性を有することができる。
以上のように、本実施形態の除草シート製造装置1Aで製造された除草シートPsは、光線透過率が10%未満、質量が50〜500g/m2に形成される。従って、安定した遮光性を有する除草シートPsを提供することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
水を使用せずに古紙Puを原料として除草シートPsを製造することができる。また、このように製造された除草シートPsは有色成分を含むため、遮光性を高め除草効果を向上させることができる。さらに、除草シートPsは自然環境下で微生物等によって分解されるため、自然環境に配慮された除草シートPsを製造することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。図2は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
本実施形態の除草シート製造装置では、有色成分は、細片が解繊部にて解繊される工程にて、細片から分離されて得られる有色物質であり、当該有色物質を解繊綿に戻すように構成されている。すなわち、例えば、ステープラー針等の金属物が付いた古紙Puを供給した場合、製造される除草シートPu内に金属物が混入してしまう。このため、本実施形態では、一旦、解繊された解繊物から有色物質(例えば、黒インク、黒トナー等)や異物等を分離させた後、解繊物に有色物質のみを戻し、自然環境に配慮された除草シートPuを製造する。
以下、具体的な構成について説明する。
次に、第2実施形態について説明する。図2は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
本実施形態の除草シート製造装置では、有色成分は、細片が解繊部にて解繊される工程にて、細片から分離されて得られる有色物質であり、当該有色物質を解繊綿に戻すように構成されている。すなわち、例えば、ステープラー針等の金属物が付いた古紙Puを供給した場合、製造される除草シートPu内に金属物が混入してしまう。このため、本実施形態では、一旦、解繊された解繊物から有色物質(例えば、黒インク、黒トナー等)や異物等を分離させた後、解繊物に有色物質のみを戻し、自然環境に配慮された除草シートPuを製造する。
以下、具体的な構成について説明する。
図2に示すように、除草シート製造装置1Bは、供給部200と、裁断部10と、解繊部30と、製造部300と、検出部190と、インクジェット装置130と、を備えている。さらに、除草シート製造装置1Bでは、サイクロン50と、異物分離部350と、有色成分添加部等を備えている。また、これらの各部等を制御する制御部2を備えている。
なお、サイクロン50、異物分離部350及び有色成分添加部以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
なお、サイクロン50、異物分離部350及び有色成分添加部以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
供給部200から古紙Puが供給され、解繊部30を通過した解繊物は、管40を介してサイクロン50に導入される。ここで、管40の途中には管径縮小部45が設けられている。この管径縮小部45は管40において、繊維を搬送する気流の調整を行う調整部として機能する。すなわち、このような調整部においては、管40の搬送断面の調整を行うことで、管40における繊維を搬送する気流の調整を行っている。その結果、サイクロン50の導入口51における気流速度が、解繊部30の排出口32における気流速度より大きいように調整される。
サイクロン50において脱墨処理が実施され、管40で搬送された繊維をインク粒(有色物質)と脱墨された繊維とに気流分級する。また、サイクロン50ではインク粒とともに金属性異物(ステープラー針等の金属物)も分級される。なお、本発明においてはサイクロン50に代えて他の種類の気流式分級器を利用することできる。サイクロン以外の気流式分級器としては、例えば、エルボージェットやエディクラシファイヤ等が用いられる。気流式分級器は旋回気流を発生させ、導入される混合物をその遠心力とサイズによって分離、分級するもので、気流の速度、遠心力の調整により、分級点を調整できる。
サイクロン50は、接線入力方式のサイクロンである。サイクロン50は、導入口51と、導入口51が接線方向についた円筒部52、円筒部52に続く逆円錐部53、逆円錐部53の頂点に設けられる下部取出口54、円筒部52上部中央に設けられる微粉排出のための上部排気口55から構成される。気流に乗った解繊物(繊維とインク粒と異物の混合物)は導入口51から導入される。
サイクロン50の導入口51から導入された解繊物をのせた気流は、円筒部52で円周運動に変わり、遠心力かかり、気流との相乗効果で、繊維は絡み合い大きくなり、インク粒や異物が分離され、逆円錐部53へと移動し、分離したインク粒及び異物は空気とともに微粉として上部排気口55へ導出される。
サイクロン50の上部排気口55から気流にのって排出されたインク粒及び異物は、管70を経て、異物分離部350に導入される。
異物分離部350は、インク粒(有色物質)と金属性異物とを分離する装置である。異物分離部350は、磁石(永磁マグネットや電磁式マグネット等)を用いた磁場生成器を含む分離装置である。そして、異物分離部350に導入されたインク粒(有色物質)及び金属性異物のうち、金属性異物は、磁石に吸引される。一方、インク粒は磁石に吸引されることはない。これにより、インク粒(有色物質)と金属性異物とが分離される。分離されたインク粒は、第1収容部355に収容される。また、金属性異物は磁石から掻き取られ第2収容部356に収容される。
なお、異物分離部350は、磁場を利用した分離機構に限定されず、例えば、比重を利用した比重分離機構や静電気を利用した静電分離機構であってもよい。
なお、異物分離部350は、磁場を利用した分離機構に限定されず、例えば、比重を利用した比重分離機構や静電気を利用した静電分離機構であってもよい。
また、サイクロン50の下部取出口54から排出された解繊物は管71を介して混合部60に搬送される。一方、インク粒が収容された第1収容部355は管72を介して混合部60に接続されている。管72の途中には開閉制御可能なバルブ405が設けられている。そして、第1収容部355に収容されたインク粒はバルブ405を介して混合部60に搬送される。
混合部60は、混合ブロアーであり、サイクロン50の下部取出口54から排出された解繊物と第1収容部355に収容されたインク粒とを混合する。すなわち、サイクロン50で気流分級し、さらに、異物分離部350で分離したインク粒(有色物質)を、再度解繊物に戻すように構成される。従って、第1収容部355、管72、バルブ405等が有色成分添加部に対応する。
混合部60では、混合ブロアーによって気流を発生させ、解繊物とインク粒とを混合させながら管73を介して製造部300に搬送する。これにより、有色成分を含む解繊物が製造部300搬送される。
混合部60では、混合ブロアーによって気流を発生させ、解繊物とインク粒とを混合させながら管73を介して製造部300に搬送する。これにより、有色成分を含む解繊物が製造部300搬送される。
そして、製造部300において解繊物は、第1実施形態に記載したように各種処理が成され、有色成分を含む除草シートPsが形成される。
なお、本実施形態の除草シート製造装置1Bにはインクジェット装置130が配置されているため、絵柄や文字、図形等の画像が形成された除草シートPsを製造することができる。
なお、本実施形態の除草シート製造装置1Bにはインクジェット装置130が配置されているため、絵柄や文字、図形等の画像が形成された除草シートPsを製造することができる。
また、除草シート製造装置1Bの有色成分添加部では、検出部190の検出データに基づいて有色濃度を所定濃度以上にするように構成されている。
この場合、例えば、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、バルブ405を制御し、より多量のインク粒を混合部60に導入させる。これにより、解繊物の有色濃度を高めることができる。
また、検出部190において、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、インクジェット装置130を駆動させ、有色濃度が所定濃度以上となるようにウエブWに対してインク(例えば、黒色インク)を吐出してもよい。
これにより、除草シートPsの有色濃度は所定濃度以上に保持され、安定した遮光性を有することができる。
この場合、例えば、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、バルブ405を制御し、より多量のインク粒を混合部60に導入させる。これにより、解繊物の有色濃度を高めることができる。
また、検出部190において、有色濃度が所定濃度未満と判断された場合は、インクジェット装置130を駆動させ、有色濃度が所定濃度以上となるようにウエブWに対してインク(例えば、黒色インク)を吐出してもよい。
これにより、除草シートPsの有色濃度は所定濃度以上に保持され、安定した遮光性を有することができる。
以上のように、本実施形態の除草シート製造装置1Bで製造された除草シートPsは、光線透過率が10%未満、質量が50〜500g/m2に形成される。従って、安定した遮光性を有する除草シートを提供することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
供給された古紙Puから一旦分離された有色物質(例えば、黒インク、黒トナー等)を解繊後の解繊綿に添加することにより、容易に有色成分を有する除草シートPsを製造することができる。すなわち、有色物質の再利用が可能となるため、別途有色成分を有する有色物質を不要とすることができる。
さらに、異物分離部350により金属性異物が除去されるため、環境に配慮された除草シートPsを提供することができる。
さらに、異物分離部350により金属性異物が除去されるため、環境に配慮された除草シートPsを提供することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。図3は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
本実施形態の除草シート製造装置では、解繊物(解繊綿)を、立体形状の金型上に分散し、堆積させた後、加熱処理によって立体物を得るものである。以下、具体的な構成について説明する。
次に、第3実施形態について説明する。図3は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
本実施形態の除草シート製造装置では、解繊物(解繊綿)を、立体形状の金型上に分散し、堆積させた後、加熱処理によって立体物を得るものである。以下、具体的な構成について説明する。
図3に示すように、除草シート製造装置1Cは、供給部200と、裁断部10と、解繊部30と、製造部300aと、インクジェット装置130と、を備えている。
なお、製造部300a以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
なお、製造部300a以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
製造部300aは、堆積部100と、金型成型部600等を備えている。なお、堆積部100の構成は第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
金型成型部600は、金型としての凸型611と凸型611に対応する凹型612等を備えている。凸型611及び凹型612は所定の温度に加熱されている。凸型611は堆積部100の下方にセットされる。そして、堆積部100から解繊物を、凸型611上に分散させ、堆積させる。これにより、凸型611上に堆積物Fcが形成される。なお、凸型611を多孔質に形成し、サクション機構等を用いて凸型611上に解繊物を堆積させてもよい。
そして、堆積物Fcを堆積させた凸型611を移動機構(図示せず)によって移動させ、凹型612と対向させる。その後、凸型611と凹型612とで堆積物Fcを加熱加圧する。これにより、立体物Fd(立体形状を有する除草シート)が形成される。なお、凸型611と凹型612との加圧調整は可能であり、加圧調整を行うことにより立体物Fdの密度や厚み等を制御することができる。また、形成された立体物Fdに対して必要により表面処理等を施してもよい。
また、各種形状を有する金型を用いることにより、様々な形状を有する立体物Fd(立体形状を有する除草シートFd)を製造することができる。
また、各種形状を有する金型を用いることにより、様々な形状を有する立体物Fd(立体形状を有する除草シートFd)を製造することができる。
また、本実施形態では、インクジェット装置130により凸型611上に堆積した堆積物Fcに対して画像を形成する。これにより、画像を有する立体物Fd(立体形状を有する除草シートFd)を製造することができる。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
除草シートFdを配置する場所の形態に合わせて立体的な除草シートFdを形成することができる。また、立体的な除草シートFdに貫通孔や切り込み等を設けることにより、さらに使いやすい除草シートFdを提供することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。図4は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
次に、第4実施形態について説明する。図4は本実施形態にかかる除草シート製造装置の構成を示す概略図である。本実施形態にかかる除草シート製造装置は、水を極力利用しない乾式によって、古紙等の紙から除草シートを製造する技術に基づくものである。
図4に示すように、除草シート製造装置1Dは、供給部200と、裁断部10と、解繊部30と、製造部300と、検出部190と、インクジェット装置130と、を備えている。さらに、除草シート製造装置1Dでは、除草剤添加部500を有している。
なお、除草剤添加部500以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
なお、除草剤添加部500以外の構成については第1実施形態の構成と同様なので説明を省略する。
除草剤添加部500は、メッシュベルト122上に堆積されたウエブWに対して除草剤を含有させるものである。本実施形態の除草剤添加部500は堆積部100とヒーターローラー140との間のウエブWの搬送経路上に配置されている。そして、除草剤添加部500では、ウエブWに向けて添加剤を噴霧する。これにより、添加剤が含有された除草シートPsを製造することができる。
なお、ウエブWへの添加剤の添加処理は、インクジェット装置130による画像形成の前に行ってよいし、画像が形成された後に行ってもよい。
なお、ウエブWへの添加剤の添加処理は、インクジェット装置130による画像形成の前に行ってよいし、画像が形成された後に行ってもよい。
また、インクジェット装置130を用いて、吐出ヘッドから除草剤を吐出することによりウエブWに添加剤を塗布してもよい。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
有色成分を含む除草シートPsに除草剤が含有されるため、さらに除草効果を高めることができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。
第5実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第1実施形態にかかる除草シート製造装置1Aによる除草シートの製造方法を説明する(図1参照)。図5は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
次に、第5実施形態について説明する。
第5実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第1実施形態にかかる除草シート製造装置1Aによる除草シートの製造方法を説明する(図1参照)。図5は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
図5に示すように、本実施形態の除草シートの製造方法は、紙を含む原料を供給可能な供給工程(S11)と、原料を細片に裁断する裁断工程(S12)と、細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程(S13)と、解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加工程(S14)と、解繊綿を加工して除草シートを製造する製造工程(S15〜S17)と、を含む。
以下、具体的に説明する。
以下、具体的に説明する。
(供給工程)
供給工程(S11)では、紙を含む原料としての古紙Puを古紙貯蔵部5に貯蔵し、搬送ローラー6を駆動させて、裁断部10に向けて古紙Puを供給する。
供給工程(S11)では、紙を含む原料としての古紙Puを古紙貯蔵部5に貯蔵し、搬送ローラー6を駆動させて、裁断部10に向けて古紙Puを供給する。
(裁断工程)
裁断工程(S12)では、供給された古紙Puを裁断部10の粗砕刃11によって数cm角の細片に裁断する。裁断工程(S12)によって裁断された細片は、解繊工程(S13)に移行される。
裁断工程(S12)では、供給された古紙Puを裁断部10の粗砕刃11によって数cm角の細片に裁断する。裁断工程(S12)によって裁断された細片は、解繊工程(S13)に移行される。
(解繊工程)
解繊工程(S13)では、解繊部30によって、細片化された原料Puを、繊維1本1本に解きほぐす、解繊が実行される。本実施形態に係る解繊工程(S13)は、溶剤、水などを使用せず、大気中(空気中)において解繊を行う、いわゆる乾式での解繊が行なわれる。解繊工程(S13)によって解繊された解繊物は、有色成分添加工程(S14)に移行される。
解繊工程(S13)では、解繊部30によって、細片化された原料Puを、繊維1本1本に解きほぐす、解繊が実行される。本実施形態に係る解繊工程(S13)は、溶剤、水などを使用せず、大気中(空気中)において解繊を行う、いわゆる乾式での解繊が行なわれる。解繊工程(S13)によって解繊された解繊物は、有色成分添加工程(S14)に移行される。
(有色成分添加工程)
有色成分添加工程(S14)では、解繊された解繊物を解繊部30から堆積部100に向けて直接的に移送する。すなわち、解繊された解繊物には、繊維の他にインク粒(有色成分を有する有色物質)が含まれているため、インク粒を有色物質として繊維とともに堆積部100に移送する。これにより、有色物質を含む繊維が移送される。
有色成分添加工程(S14)では、解繊された解繊物を解繊部30から堆積部100に向けて直接的に移送する。すなわち、解繊された解繊物には、繊維の他にインク粒(有色成分を有する有色物質)が含まれているため、インク粒を有色物質として繊維とともに堆積部100に移送する。これにより、有色物質を含む繊維が移送される。
(堆積工程)
堆積工程(S15)では、堆積部100によりメッシュベルト122上に有色物質を含む解繊物を空気中に均一に分散させる。
堆積工程(S15)では、堆積部100によりメッシュベルト122上に有色物質を含む解繊物を空気中に均一に分散させる。
(画像形成工程)
画像形成工程(S16)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積した解繊物(ウエブW)に対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブW上に形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S16)を省略することもできる。
画像形成工程(S16)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積した解繊物(ウエブW)に対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブW上に形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S16)を省略することもできる。
(加熱・加圧工程)
加熱・加圧工程(S17)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草シートPsが形成される。
なお、必要に応じて除草シートPsを所望のサイズにカットしてもよい。
加熱・加圧工程(S17)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草シートPsが形成される。
なお、必要に応じて除草シートPsを所望のサイズにカットしてもよい。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
水を使用せずに古紙Puを原料として除草シートPsを製造することができる。また、このように製造された除草シートPsは有色成分を含むため、遮光性を高め除草効果を向上させることができる。さらに、除草シートPsは自然環境下で微生物等によって分解されるため、自然環境に配慮された除草シートPsを製造することができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。
第6実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第2実施形態にかかる除草シート製造装置1Bによる除草シートの製造方法を説明する(図2参照)。図6は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
次に、第6実施形態について説明する。
第6実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第2実施形態にかかる除草シート製造装置1Bによる除草シートの製造方法を説明する(図2参照)。図6は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
図6に示すように、本実施形態の除草シートの製造方法は、紙を含む原料を供給可能な供給工程(S21)と、原料を細片に裁断する裁断工程(S22)と、細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程(S23)と、解繊処理により分離された有色成分を解繊綿に添加する有色成分添加工程(S24〜S26)と、解繊綿を加工して除草シートを製造する製造工程(S27〜S29)と、を含む。
以下、具体的に説明する。
以下、具体的に説明する。
(供給工程)
供給工程(S21)では、紙を含む原料としての古紙Puを古紙貯蔵部5に貯蔵し、搬送ローラー6を駆動させて、裁断部10に向けて古紙Puを供給する。
供給工程(S21)では、紙を含む原料としての古紙Puを古紙貯蔵部5に貯蔵し、搬送ローラー6を駆動させて、裁断部10に向けて古紙Puを供給する。
(裁断工程)
裁断工程(S22)では、供給された古紙Puを裁断部10の粗砕刃11によって数cm角の細片に裁断する。裁断工程(S22)によって裁断された細片は、解繊工程(S23)に移行される。
裁断工程(S22)では、供給された古紙Puを裁断部10の粗砕刃11によって数cm角の細片に裁断する。裁断工程(S22)によって裁断された細片は、解繊工程(S23)に移行される。
(解繊工程)
解繊工程(S23)では、解繊部30によって、細片化された原料Puを、繊維1本1本に解きほぐす、解繊が実行される。本実施形態に係る解繊工程(S23)は、溶剤、水などを使用せず、大気中(空気中)において解繊を行う、いわゆる乾式での解繊が行なわれる。解繊工程(S23)によって解繊された解繊物(解繊綿)は、気流分級工程(S24)に移行される。
解繊工程(S23)では、解繊部30によって、細片化された原料Puを、繊維1本1本に解きほぐす、解繊が実行される。本実施形態に係る解繊工程(S23)は、溶剤、水などを使用せず、大気中(空気中)において解繊を行う、いわゆる乾式での解繊が行なわれる。解繊工程(S23)によって解繊された解繊物(解繊綿)は、気流分級工程(S24)に移行される。
(気流分級工程)
気流分級工程(S24)では、サイクロン50を用いて解繊物をインク粒(有色物質)と脱墨された繊維とに気流分級する。なお、サイクロン50ではインク粒とともに金属性異物(ステープラー針等の金属物)も分級される。
そして、脱墨された繊維は堆積工程(S27)に移行する。一方、インク粒及び金属性異物は異物分離工程(S25)に移行する。
気流分級工程(S24)では、サイクロン50を用いて解繊物をインク粒(有色物質)と脱墨された繊維とに気流分級する。なお、サイクロン50ではインク粒とともに金属性異物(ステープラー針等の金属物)も分級される。
そして、脱墨された繊維は堆積工程(S27)に移行する。一方、インク粒及び金属性異物は異物分離工程(S25)に移行する。
(異物分離工程)
異物分離工程(S25)では、異物分離部350を用いてインク粒(有色物質)と金属性異物とを分離する。そして、インク粒は第1収容部355に収容される。
異物分離工程(S25)では、異物分離部350を用いてインク粒(有色物質)と金属性異物とを分離する。そして、インク粒は第1収容部355に収容される。
(有色成分添加工程)
有色成分添加工程(S26)では、気流分級された解繊物に対して異物が除去されたインク粒(有色物質)を添加する。換言すれば、一旦分離された有色物質を製造過程に再び戻す。そして、解繊物とインク粒(有色物質)とを混合部60で混合する。
有色成分添加工程(S26)では、気流分級された解繊物に対して異物が除去されたインク粒(有色物質)を添加する。換言すれば、一旦分離された有色物質を製造過程に再び戻す。そして、解繊物とインク粒(有色物質)とを混合部60で混合する。
(堆積工程)
堆積工程(S27)では、堆積部100によりメッシュベルト122上にインク粒(有色物質)を含む解繊物を空気中に均一に分散させ、ウエブWを形成する。
堆積工程(S27)では、堆積部100によりメッシュベルト122上にインク粒(有色物質)を含む解繊物を空気中に均一に分散させ、ウエブWを形成する。
(画像形成工程)
画像形成工程(S28)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積した解繊物(ウエブW)に対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブW上に形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S28)を省略することもできる。
画像形成工程(S28)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積した解繊物(ウエブW)に対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブW上に形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S28)を省略することもできる。
(加熱・加圧工程)
加熱・加圧工程(S29)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草シートPsが形成される。
なお、必要に応じて除草シートPsを所望のサイズにカットしてもよい。
加熱・加圧工程(S29)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草シートPsが形成される。
なお、必要に応じて除草シートPsを所望のサイズにカットしてもよい。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
供給された古紙Puから一旦分離された有色物質(例えば、黒インク、黒トナー等)を解繊後の解繊物に添加することにより、容易に有色成分を有する除草シートPsを製造することができる。すなわち、有色物質の再利用が可能となるため、別途有色成分を有する有色物質を不要とすることができる。
さらに、異物分離工程(S25)により金属性異物が除去されるため、環境に配慮された除草シートPsを提供することができる。
さらに、異物分離工程(S25)により金属性異物が除去されるため、環境に配慮された除草シートPsを提供することができる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について説明する。
第7実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第3実施形態にかかる除草シート製造装置1Cによる除草シートの製造方法を説明する(図3参照)。図7は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
次に、第7実施形態について説明する。
第7実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第3実施形態にかかる除草シート製造装置1Cによる除草シートの製造方法を説明する(図3参照)。図7は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
図7に示すように、本実施形態の除草シートの製造方法は、紙を含む原料を供給可能な供給工程(S31)と、原料を細片に裁断する裁断工程(S32)と、細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程(S33)と、解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加工程(S34)と、解繊綿を金型成型により加工して立体的な除草シートを製造する製造工程(S35〜S37)と、を含む。
なお、供給工程(S31)、裁断工程(S32)、解繊工程(S33)及び有色成分添加工程(S34)は、第5実施形態における供給工程(S11)、裁断工程(S12)、解繊工程(S13)及び有色成分添加工程(S14)と同様なので説明を省略する。
なお、供給工程(S31)、裁断工程(S32)、解繊工程(S33)及び有色成分添加工程(S34)は、第5実施形態における供給工程(S11)、裁断工程(S12)、解繊工程(S13)及び有色成分添加工程(S14)と同様なので説明を省略する。
(堆積工程)
堆積工程(S35)では、堆積部100により金型成型部600の凸型611上にインク粒(有色物質)を含む解繊物を空気中に均一に分散させ、凸型611上に堆積物Fcを形成する。
堆積工程(S35)では、堆積部100により金型成型部600の凸型611上にインク粒(有色物質)を含む解繊物を空気中に均一に分散させ、凸型611上に堆積物Fcを形成する。
(画像形成工程)
画像形成工程(S36)では、インクジェット装置130を用いて凸型611上に堆積した堆積物Fcに対してインクを吐出し、堆積物Fcに画像を形成する。堆積物Fcに形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S36)を省略することもできる。
画像形成工程(S36)では、インクジェット装置130を用いて凸型611上に堆積した堆積物Fcに対してインクを吐出し、堆積物Fcに画像を形成する。堆積物Fcに形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S36)を省略することもできる。
(金型成型工程)
金型成型工程(S37)では、凸型611と凹型612とで堆積物Fcを加熱加圧する。これにより、立体物Fd(立体形状を有する除草シート)が形成される。
金型成型工程(S37)では、凸型611と凹型612とで堆積物Fcを加熱加圧する。これにより、立体物Fd(立体形状を有する除草シート)が形成される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
除草シートFdを配置する場所の形態に合わせて立体的な除草シートFdを形成することができる。また、立体的な除草シートFdに貫通孔や切り込み等を設けることにより、さらに使いやすい除草シートFdを提供することができる。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について説明する。
第8実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第4実施形態にかかる除草シート製造装置1Dによる除草シートの製造方法を説明する(図4参照)。図8は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
次に、第8実施形態について説明する。
第8実施形態では、除草シートの製造方法について説明する。具体的には、第4実施形態にかかる除草シート製造装置1Dによる除草シートの製造方法を説明する(図4参照)。図8は本実施形態にかかる除草シートの製造方法を示すフローチャートである。
図8に示すように、本実施形態の除草シートの製造方法は、紙を含む原料を供給可能な供給工程(S41)と、原料を細片に裁断する裁断工程(S42)と、細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程(S43)と、解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加工程(S44)と、解繊綿を加工して除草シートを製造する製造工程(S45〜S47)と、を含む。また、本実施形態では、除草剤を添加する除草剤添加工程(S46)を含む。
なお、供給工程(S41)、裁断工程(S42)、解繊工程(S43)、有色成分添加工程(S44)及び堆積工程(S45)は、第5実施形態における供給工程(S11)、裁断工程(S12)、解繊工程(S13)、有色成分添加工程(S14)及び堆積工程(S15)と同様なので説明を省略する。
なお、供給工程(S41)、裁断工程(S42)、解繊工程(S43)、有色成分添加工程(S44)及び堆積工程(S45)は、第5実施形態における供給工程(S11)、裁断工程(S12)、解繊工程(S13)、有色成分添加工程(S14)及び堆積工程(S15)と同様なので説明を省略する。
(除草剤添加工程)
除草剤添加工程(S46)は、除草剤添加部500を用いてメッシュベルト122上に堆積されたウエブW(解繊物)に向けて添加剤を噴霧してウエブW(解繊物)に添加剤を含有させる。
除草剤添加工程(S46)は、除草剤添加部500を用いてメッシュベルト122上に堆積されたウエブW(解繊物)に向けて添加剤を噴霧してウエブW(解繊物)に添加剤を含有させる。
(画像形成工程)
画像形成工程(S47)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積したウエブWに対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブWに形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S47)を省略することもできる。
画像形成工程(S47)では、インクジェット装置130を用いてメッシュベルト122上に堆積したウエブWに対してインクを吐出し、ウエブWに画像を形成する。ウエブWに形成される画像は、絵柄や文字や図形等を含む。
なお、画像形成工程(S47)を省略することもできる。
(加熱・加圧工程)
加熱・加圧工程(S48)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草剤を含む除草シートPsが形成される。
なお、本実施形態では、除草剤添加工程(S46)は画像形成工程(S47)の前に実行したが、除草剤添加工程(S46)が画像形成工程(S47)の後で実行してもよい。
加熱・加圧工程(S48)では、画像が形成されたウエブWをヒーターローラー140によって加熱・加圧する。さらに、カレンダーローラー150によって表面平滑化処理してもよい。これにより、除草剤を含む除草シートPsが形成される。
なお、本実施形態では、除草剤添加工程(S46)は画像形成工程(S47)の前に実行したが、除草剤添加工程(S46)が画像形成工程(S47)の後で実行してもよい。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
有色成分を含む除草シートPsに除草剤が含有されるため、さらに除草効果を高めることができる。
1A,1B,1C,1D…除草シート製造装置、10…裁断部、30…解繊部、50…サイクロン、60…混合部、130…インクジェット装置、190…検出部、200…供給部、300,300a…製造部、350…異物分離部、355…第1収容部、405…バルブ、500…除草剤添加部、600…金型成型部。
Claims (9)
- 紙を含む原料を供給可能な供給部と、
前記原料を細片に裁断する裁断部と、
前記細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊部と、
前記解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加部と、
前記解繊綿を加工して除草シートを製造する製造部と、を有する、
ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1に記載の除草シート製造装置において、
前記有色成分は、前記細片が前記解繊部にて解繊される工程にて、前記細片から分離されて得られる有色物質であり、当該有色物質を前記解繊綿に戻すように構成されている、ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1または請求項2に記載の除草シート製造装置において、
前記解繊綿の有色濃度を検出する検出部を更に有し、
前記有色成分添加部は、前記有色濃度を所定濃度以上にするように構成されている、ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の除草シート製造装置において、
前記除草シートは、
光線透過率が10%未満、質量が50〜500g/m2に形成されている、ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の除草シート製造装置において、
前記解繊綿を、立体形状の金型上に分散し、堆積させた後、加熱処理によって立体物を得る、ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の除草シート製造装置において、
前記除草シートに除草剤を含有させる除草剤添加部、を更に有する、ことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の除草シート製造装置において、
インクを吐出して画像を形成可能なインクジェット装置を備えたことを特徴とする除草シート製造装置。 - 請求項7に記載の除草シート製造装置において、
前記インクがオーガニックインクであることを特徴とする除草シート製造装置。 - 紙を含む原料を供給可能な供給工程と、
前記原料を細片に裁断する裁断工程と、
前記細片を大気中で解繊し、解繊綿を製造する解繊工程と、
前記解繊綿に有色成分を添加する有色成分添加工程と、
前記解繊綿を加工して除草シートを製造する製造工程と、を有する、
ことを特徴とする除草シートの製造方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017018244A JP2018122558A (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 除草シート製造装置、除草シートの製造方法 |
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| JP2018122558A true JP2018122558A (ja) | 2018-08-09 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020090763A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-11 | セイコーエプソン株式会社 | 古紙再生装置および古紙再生方法 |
-
2017
- 2017-02-03 JP JP2017018244A patent/JP2018122558A/ja active Pending
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| JP7234661B2 (ja) | 2018-11-27 | 2023-03-08 | セイコーエプソン株式会社 | 古紙再生装置および古紙再生方法 |
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