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JP2018122044A - 気泡攪拌式の紫外線照射方法及び装置 - Google Patents

気泡攪拌式の紫外線照射方法及び装置 Download PDF

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JP2018122044A JP2017018659A JP2017018659A JP2018122044A JP 2018122044 A JP2018122044 A JP 2018122044A JP 2017018659 A JP2017018659 A JP 2017018659A JP 2017018659 A JP2017018659 A JP 2017018659A JP 2018122044 A JP2018122044 A JP 2018122044A
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出口 憲一郎
Kenichiro Deguchi
憲一郎 出口
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Chiyoda Kohan Co Ltd
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Abstract

【課題】 原液の紫外線透過率に対応して必要な紫外線照射量を照射可能な紫外線照射方法及び装置を提供する。【解決手段】 紫外線照射対象の原液3を螺旋状の紫外線透過性を有するスパイラルチューブ22に流通し、スパイラルチューブ22の螺旋の外側にから紫外線を原液に照射する紫外線照射方法において、原液3に気体を吹込むことを特徴とする。気体は、空気、酸素ガス(オゾンを含む)、炭酸ガス、不活性ガス、又は原液中の特定物質を光化学反応で目的物質を生成、分解又は化学変化をするのに適した特定ガスの中から選択した少なくとも1つの気体である。さらに、光化学反応を利用する場合は、微細な光触媒を原液に添加することが望ましい。【選択図】 図1

Description

本発明は、気泡攪拌式の紫外線照射方法及び装置に係り、特に、被処理液である原液に紫外線を照射して原液中の病原体を死滅又は不活化して無害化する技術、あるいは原液に紫外線を照射して原液中の特定成分を光化学反応により変性させる光化学反応技術、例えば目的成分の生成、合成、異性化、酸化、重合する技術、又は分解するなどの技術に用いる紫外線照射方法及び装置に関する。
紫外線照射装置は、例えば、ヒトを含む動物の健康を損なう恐れがある細菌(細菌などの生物やウイルス)等の病原体が含まれる飲料液体、食品、それらに添加する添加物など(以下、液状食品等という。)に、紫外線を照射して液状食品等に含まれる病原体を無害化するのに用いられる。また、液状食品等に、紫外線を照射して液状食品等に含まれる特定成分を光化学反応により、有用成分(例えば、ビタミンなど)を生成させ、あるいは味や臭いに影響する成分を生成又は化学変化させるのに用いられる。さらに、光化学反応技術には、紫外線により特定成分の合成、異性化、酸化、重合、又は特定成分の分解などの技術がある。
また、病原体の無害化技術と光化学反応技術を区別せず、それらを複合的に利用する技術が提案されている。例えば、水(用水、上水、下水、再生水、排水、等)に含まれる病原体を紫外線照射により無害化する。さらに、それらの水に含まれる有機物などの特定成分(有害物等)に紫外線を照射して、有害物を光化学反応により分解して無害化するために、それらの水にオゾンを注入し、オゾンの光化学反応を促進して効率的に水を無害化することが提案されている。
ところで、病原体を無害化する技術において、例えば、スラリー状のものを含む液状食品等の場合は、塩素やオゾンなどの薬液等による処理が適さないもの、あるいは所定の加熱温度では無害化できない病原体、例えば芽胞などが含まれているものがある。特に、液状食品等を所定温度以上に加熱すると、味、香り、風味が変質して液状食品等の価値が損なわれるものがある。
これに対し、紫外線照射による病原体の無害化処理は、基本的に液状食品等を加熱して病原体を無害化するものではないから、加熱に比べて一般的に設備費や維持費が安価であるという利点がある。ところが、紫外線照射による病原体の無害化処理は、処理対象の原液全体で考えると、全ての原液が紫外線照射を均等に受けることは、原理上難しい。すなわち、原液全体を微小流体隗(要素)に分割して考えると、原液が流通される装置の流路内における微小流体隗の流通経路、その流通経路に照射される紫外線照射量の違いなどによって、それぞれの微小流体隗が受ける紫外線照射量は異なってくる。
一般に、原液全体の微小流体隗ごとの紫外線照射量を収集して統計処理すると、全微小流体隗の紫外線照射量は分布(例えば、正規分布)したものとなる。この紫外線照射量分布は、例えば、原液の紫外線透過率が低くなるほど紫外線照射量の分布幅(通常、半値幅で表す。)が大きくなる。したがって、紫外線照射量の分布幅が大きいと、紫外線照射量が低照射量の微小流体隗が多くなり、紫外線照射装置から排出される原液全体でみると、所定の紫外線照射量の処理を受けないで排出されるという不都合がある。そこで、所定の紫外線照射量の処理を施すことができる紫外線照射量分布となるように、紫外線照射方法及び装置の性能設計をする必要がある。
ここで、紫外線照射量分布の技術的な意味について、さらに説明する。紫外線照射装置の流路に連続して原液を流通して紫外線を照射する場合、原液が受ける紫外線照射量は原液が通過する流路内の位置(主として、紫外線光源からの距離)における紫外線強度、及びその紫外線強度の紫外線を原液が受光する時間(滞留時間)によってまちまちになる。例えば、紫外線照射装置の流路内の原液の流れを動的に解析するため、周知の有限要素法などの手法を用い、解析要素として原液の流れに微小流体塊を設定する。また、微小流体塊が受ける紫外線照射量は、微小流体塊が流通する微小流路における紫外線強度と、その微小流路を通過する時間である微小滞留時間との積に相関する。そこで、原液が紫外線照射装置に流入してから流出されるまで流通する微小流路における紫外線強度と微小滞留時間に基づいて、微小流体塊ごとに紫外線照射量の積算値を求めて各微小流体隗の紫外線照射量を得る。これにより、原液全体の各微小流体塊が受ける紫外線照射量の集合が得られ、これにより原液全体の各微小流体塊の紫外線照射量の分散を統計的に求めることによって、原液全体の微小流体塊の紫外線照射量の分布が分かる。
例えば、原液の紫外線透過率が高い場合は、紫外線が原液にほとんど吸収されないので、原液が通過する微小流路の位置(紫外線光源からの距離)にかかわらず、微小流体塊が受光する紫外線強度はほぼ一様となる。そのため、どの位置の微小流路を通過しても、微小流体塊が受ける紫外線強度の差は比較的小さいから、原液全体の微小流体塊の紫外線照射量分布の幅が比較的狭くなる。これにより、紫外線が原液全体に均一に照射されていることが分かる。
一方、原液の紫外線透過率が低い場合は、紫外線が原液に大きく吸収される。そのため、微小流体塊が紫外線の光源に近い位置を通過するほど受光する紫外線強度が指数関数的に増大する。逆に、紫外線の光源から遠い位置を流通する微小流体塊は、途中の光路の他の微小流体隗で紫外線が吸収されることから、受光する紫外線強度は指数関数的に低下する。そのため、紫外線透過率の高い原液に比べて原液全体の紫外線照射量分布の幅は広くなる。その結果、原液全体に対する紫外線照射量が不均一で、所定の紫外線照射量が照射されず、原液全体として無害化率等の紫外線処理効果が得られないことがある。
ここで、原液全体としての病原体の所定の無害化率や分解率などの処理効果を得ることを前提とすると、紫外線照射量分布の幅が広い場合は、低照射量部においても所定の紫外線照射量を確保する必要がある。そのため、原液の紫外線透過率が低いほど、滞留時間を増加させるか、紫外線光源の数や紫外線強度を増大させるなどにより、原液全体の紫外線照射量を増加させる必要がある。
しかし、単純に紫外線光源の数や紫外線強度を増大させると、紫外線照射量分布の高照射量部(特にピーク部)の紫外線照射量が過大となると、味、香り、風味などの液状食品等の価値を損なうとともに、コストパフォーマンスを低下させる原因となる。そのため、高照射量部(特にピーク部)の紫外線照射量を増大させることなく、紫外線照射量分布を改善する技術開発が要請される。例えば、上水などは、一般に紫外線の透過率が高いので、コストパフォーマンスが十分に高いことから、紫外線照射による殺菌あるいは無害化の技術が一般に広く用いられている。しかし、液状食品等の原液は、紫外線透過率が極めて小さいものから中程度のものなど広く分布しているため、殺菌、無害化、分解等に適用するために、紫外線照射量分布を改善するなどの紫外線照射に係る技術の改良・工夫が要望される。
一方、光化学反応に利用される紫外線照射装置の場合も、光化学反応処理の対象となる原液は、紫外線透過率が極めて小さいものから中程度のものなど広く分布するため、液状食品等と同様に紫外線照射量分布を改善するなどの紫外線照射に係る技術の改良・工夫が要望されている。
例えば、特許文献1には、紫外線を照射する原液が流通される紫外線透過性のスパイラルチューブの径を細くし、かつ螺旋状に巻いて形成された紫外線照射装置が提案されている。これによれば、スパイラルチューブの径が細いから、紫外線透過率が低い原液でもスパイラルチューブの中心部の原液に照射される紫外線照射量を高く確保できる。これにより、紫外線照射量分布を改善、すなわち紫外線照射量分布の幅を狭くすることができる。また、螺旋状のスパイラルチューブを流れる間に、螺旋流による遠心力等の作用により原液が攪拌され、その攪拌作用により紫外線透過率が低い原液でもスパイラルチューブの紫外線が照射される壁面近傍を流通する確率が高くなる。その結果、紫外線照射量分布の幅を狭くすることができ、その結果として原液全体の紫外線照射量を増加させることができる。
特開2013−158717号公報
ところで、特許文献1に記載された紫外線照射装置は、紫外線透過率が低い原液であっても、紫外線照射量を増大させることができるが、さらに紫外線透過率が低い原液に対する紫外線照射量を増大させるとともに、紫外線照射量分布の幅を狭くすることが望まれている。すなわち、無害化対象又は光化学反応対象の原液には、紫外線透過率が極めて小さいものから中程度のものなど広く分布している。言い換えれば、原液そのものあるいは原液に含まれる懸濁物質や、その濃度の違い等によって、紫外線透過率(あるいは紫外線吸収率)が種々異なっている。そこで、それら原液の紫外線透過率に対応して、紫外線照射量分布をさらに改善し、原液全体として所定範囲の紫外線照射量を照射可能な紫外線照射方法及び装置が要望されている。
ところで、上述では、原液の紫外線透過率に基づいて、原液に照射される紫外線照射量という用語を用いて説明したが、本発明に係る技術分野では、原液中の特定物質あるいは気体(ガス)等に吸収された紫外線量という概念の紫外線吸収量という用語が用いられる場合がある。また、これに対応する紫外線吸収量分布という用語も用いられる。原液中の病原体の無害化技術の場合は、微小流体隗の単位表面積当たり(例えば、紫外線ランプのUV出力換算で、mj/cm)の紫外線照射量で評価するのが一般的である。一方、原液中の特定物質の光化学反応技術の場合は、微小流体隗の単位体積当たり(例えば、紫外線ランプのUV出力換算で、mj/cm)の紫外線吸収量で評価するのが一般的である。
しかし、病原体の無害化技術の場合であっても、原液の紫外線透過率が低い場合は、光源から遠い微笑流体隗が受ける紫外線量は途中の微小流体隗で吸収されるから、原液の紫外線吸光度の概念を用いる方が適切に説明できる。
紫外線透過率UVTは、紫外線照射対象である原液の紫外線吸光度αの関数で次式(1)のように表される。
UVT=10―α (1)
吸光度αは、紫外線が原液を透過する際に吸収される度合いを示す値であり、(1)式から明らかなように、吸光度αが大きくなるにつれて、紫外線透過率UVTが指数関数的に減少する。つまり、紫外線透過率は紫外線吸光度と表裏の関係にあるから、紫外線照射技術においては実質的に同様の概念である。したがって、病原体の無害化技術の場合は、紫外線が病原体である菌等に照射されて病原体が死滅又は不活化されるが、光源からの距離に応じた原液の紫外線吸光度に応じて微小流体隗の表面に照射される紫外線照射量が低下する。そこで、原液の紫外線吸光度を考慮し、光源からの距離によって変化する紫外線照射量を評価するのが好ましい。特に、本発明は、紫外線透過率が低い、つまり紫外線吸光度が高い原液(スラリーなども含む)を処理対象とする場合は、紫外線が原液で吸収されるので、光化学反応技術に適用しない場合であっても、原液の紫外線吸光度を考慮して対応する必要がある。
そこで、本明細書においては、紫外線透過率に代えて紫外線吸収量という用語を用いて本発明を説明するものとする。また、紫外線吸収量分布は、紫外線吸光度を考慮した場合の紫外線照射量分布と実質的に同義であるから、紫外線照射量分布という用語を用いて説明するものとする。
本発明が解決しようとする課題は、紫外線照射対象の原液を紫外線透過性のスパイラルチューブに流通して紫外線を照射するに際し、原液の紫外線吸光度(又は、紫外線透過率)、に応じて紫外線照射量分布をさらに改善でき、原液全体に所定の紫外線照射量を照射可能な紫外線照射方法及び装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の紫外線照射方法は、紫外線照射対象の原液を螺旋状に巻かれた紫外線透過性を有するスパイラルチューブに流通し、該スパイラルチューブの螺旋の内側と外側の少なくとも一方から紫外線を前記原液に照射する紫外線照射方法において、前記原液に気体を吹込むことを特徴とする。
このように、原液に気体を吹込むと、吹込まれた気体により液中に気泡が形成される。この気泡により原液が気液混相流となる。その気液混相流の攪拌作用等により、スパイラルチューブ内を流れる微小流体隗の流通経路がさまざま変化する。そのため、微小流体隗が受ける紫外線照射量を比較的均一な範囲に収めて、原液に高効率で紫外線照射することが可能になる。その結果、原液の紫外線吸光度に対応して気泡による攪拌作用を調整することにより、紫外線照射量分布の幅をさらに狭くすることができ、原液に対する紫外線照射量を高効率で増大させて、原液全体に所定の紫外線照射量を照射することができる。
また、原液が螺旋状に巻かれたスパイラルチューブを流通する際に、螺旋流による原液の攪拌作用に加えて、気泡による攪拌作用により効果的に原液が攪拌されることにより、紫外線照射量分布の幅(半値幅)を一層狭くする方向に改善されるから、紫外線照射量を高めることが可能になる。さらに吹込む気泡のパラメータ(後述する。)を調整することにより、原液の紫外線吸光度に対応して紫外線照射量を高効率で調整できる。すなわち、紫外線照射量分布又は紫外線吸収量分布の幅を狭くして、紫外線照射量を増大させるには、スパイラルチューブ内における原液の攪拌が大きな因子である。
ここで、本発明における気泡による原液の攪拌作用について具体的に説明する。一般に、スパイラルチューブの内壁に接する極めて薄い領域(以下、極薄領域という。)の原液には、紫外線透過性の高いスパイラルチューブを介して紫外線が効果的に照射される。しかし、原液の紫外線吸光度が高いと、極薄領域のチューブ中心側を流れる原液には、十分に紫外線が届かないことがある。しかも、チューブ内壁に接する極薄領域の原液の流れはチューブ内壁に接した安定な流れであり、チューブの中心部側を流れる原液と混合し難い。このような現象に鑑み、本発明は、スパイラルチューブを流れる原液に気泡を吹込み、スパイラルチューブ内壁に接して安定して流れる極薄領域の原液層を、気泡によりスパイラルチューブ内壁から剥離させることにより、極薄領域の原液層を入れ替えて原液を攪拌することを特徴とする。つまり、気泡によってスパイラルチューブ内壁の安定した原液層が剥離され、剥離された後の内壁に新たな原液層が形成される。このようにして、入れ替わり形成される新たな原液層に紫外線が照射され、全体として原液に対する紫外線照射率が向上して紫外線照射量分布を改善することができる。さらに、原液中における浮力による気泡の挙動により、原液の攪拌効率が高められるので、紫外線照射量分布を一層改善することができる。
さらに、上述の攪拌作用に加えて、気泡により紫外線照射量が増大される他の作用について説明する。気泡は紫外線透過率が原液に比べてはるかに高いから、スパイラルチューブ内壁近傍の気泡に照射された紫外線が気泡内で乱反射して、気泡に接する原液に照射されるので、気泡の表面積により紫外線が照射される原液の照射面積が増加したことになり、原液に対する紫外線照射量を増大させることができる。
このように、スパイラルチューブに原液を流し、その原液に気体を吹込んで形成される気泡による複合的な相乗作用により、本発明によれば、原液の実質的な紫外線吸光度を著しく低減することができ、気体を吹込まない従来法に比べて、原液に対する紫外線照射量を著しく増大させることができる。また、気泡の種々のパラメータ(例えば、原液に対する気泡の量(体積比)、気泡の粒径、気体の種類、等々)を、原液の紫外線吸光度の違いに応じて調整することにより、異なる紫外線吸光度の原液に対しても、紫外線照射量分布の幅を狭くすることによって高効率な紫外線照射が可能となる。特に、照射する無害化対象又は光化学反応対象の原液に対応させて、過剰照射や過小照射を極力減らして必要な紫外線照射量に調整することができる。
また、スパイラルチューブを流通して紫外線照射により処理された処理液は、大気圧の処理液タンクに排出することができる。このとき、原液に吹込まれた気体(気泡)は、原液の圧力と大気圧との差圧に応じて処理液から自ずと脱気される。なお、差圧が大きいときは脱気が急激に行われるので、処理液タンク内の処理液が激しく波打つ場合がある。この場合は、処理液タンクを密閉型にし、圧力調整弁により脱気速度を調整することが好ましい。一方、自然脱気では時間がかかるときは、必要に応じて、真空引きにより脱気することが好ましい。
ここで、吹込む気体は、空気、酸素ガス(オゾンを含む)、炭酸ガス、不活性ガス(例えば、窒素ガスなど)、原液中の特定物質を光化学反応で目的物質を生成するのに適した特定ガスの中から選択した少なくとも1つとする。つまり、紫外線の照射目的に適した1種類又は複数種類の気体を選択することが好ましい。特に、気体の選択は、原液である液状食品等の品質低下又は光化学反応に悪影響を及ぼさないものが望ましい。例えば、原液に溶解しにくい気体、酸化しやすい液状食品等の場合は炭酸ガスなどの酸化しにくい気体あるいは窒素ガスなどの不活性ガスが好ましい。さらにまた、光化学反応に適用する場合は、光化学反応に適した気体を選択するのは当然である。
例えば、オゾンをエジェクタ等で紫外線照射装置に注入し、気液混相流としてスパイラルチューブ22内を流通させる。これにより、オゾン気泡の浮力によるショートパスを防ぐことができる。また、気液混相流の遠心力と慣性力とオゾン気泡の浮力の複合的な作用により、オゾン気泡から液相に高効率にオゾンが溶解し、溶存オゾン濃度を高めることができる。このように、溶存オゾンに紫外線を照射してヒドロキシラジカルを生成させ、生成されたヒドロキシラジカルにより水中の溶存有機化合物を酸化分解する反応を促進することができる。
また、光化学反応を促進するために、原液にフィルタ膜でろ過可能な微細粒径の光触媒粒子を添加することが好ましい。光化学反応を伴う目的物質(目的成分)の生成反応や、有害成分の分解反応を効果的に促進することができる。
本発明の紫外線照射方法を実施する紫外線照射装置は、被処理対象液体である原液を供給する原液供給配管と、該原液供給配管を流れる前記原液に気体を吹込む気体吹込み装置と、該気体吹込み装置から原液中に吹き込まれた気体の気泡を含む原液が流通される螺旋状に巻かれた紫外線透過性を有するスパイラルチューブと、該スパイラルチューブの螺旋の内側と外側の少なくとも一方に配置された紫外線光源とを備えてなる気泡攪拌式の紫外線照射装置を提案する。
これによれば、上述した気泡攪拌式の紫外線照射方法を容易に実施することができ、上述したように、気体を原液に吹込んで形成された気泡の複合作用により、紫外線照射量分布の幅を狭くして原液に対する紫外線照射量を増大できるから、原液に吹込む気体の量等のパラメータを調整して必要な紫外線照射量に調整することができる。
本発明によれば、紫外線照射対象の原液を紫外線透過性のスパイラルチューブに流通して紫外線を照射するに際し、原液の紫外線吸光度(又は、紫外線透過率)、に応じて紫外線照射量分布をさらに改善でき、原液全体に所定の紫外線照射量を照射可能な紫外線照射方法及び装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の気泡攪拌式の紫外線照射方法を実施するのに好適な紫外線照射装置の系統構成図である。 本発明の気泡攪拌式の紫外線照射装置に適用する一実施形態の紫外線照射装置の構成図である。 図2の矢印III−IIIから見た矢視図である。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の気泡攪拌式の紫外線照射装置は、図2及び図3に示す紫外線照射装置1を中心に構成されている。原液タンク2には、被処理液である原液が貯留されている。なお、原液タンク2は省略し、原液3を図示していない供給源から直接供給するようにしてもよい。本実施形態の原液3は、粘度が高く、かつ紫外線透過率が極めて低い、つまり紫外線吸光度が高い食品等の添加物のスラリーである。原液タンク2内の原液3は、スラリー中の懸濁物質等の沈殿を防ぐため攪拌機4により攪拌されるようになっている。なお、原液3はこれに限られるものではなく、種々の液状食品等に適用できる。例えば、液状食品等に含まれる病原体に紫外線を照射して無害化する技術、あるいは液状食品等に紫外線を照射して液状食品等に含まれる特定成分の光化学反応により、有用成分(例えば、ビタミンなど)を生成させ、あるいは味や臭いに影響する成分を変化又は分解させる技術に適用することができる。また、水(上水、下水、用水、再生水、排水、等)中の有害物などを光化学反応により分解して無害化することを含む紫外線照射装置に適用することができる。
原液タンク2内の原液3は吸引管5を介してポンプ6により吸引され、原液供給管7を介して紫外線照射装置1に供給されるようになっている。紫外線照射装置1を流通して紫外線が照射処理された処理液は、送液管8を介して処理液タンク9に排出されるようになっている。処理液タンク9は、密閉構造に形成され、圧力調整弁10を介して大気に開放されている。
原液供給管7には、途中に気体吹込み装置11が設けられている。気体吹込み装置11は、原液供給管7中を流れる原液の一部を原液供給管7から分流して、元の原液供給管7に戻すバイパス配管12と、バイパス配管12に弁13a,13bに挟まれて設けられたエジェクタ14と、エジェクタ14の吸込み口に気体を供給する送気管15を介して連結された気体供給源16とを備えて構成されている。なお、エジェクタ14は、周知のものであり、基本構成は、原液3が流通される絞り部と、その絞り部の内面に開口して設けられた吸込み口とを有して形成される。そして、原液3の流通によってエジェクタ14の絞り部に発生する負圧によって、吸込み口から他の気体を吸い込むものである。また、送気管15には、気体吹込み量を調整する調整弁17が設けられている。本実施形態では、原液3の食品添加物のスラリーに含まれる病原体を無害化する例として、気体に空気を用いる例を説明するが、本発明は、これに限られるものではなく、気体として空気の他、酸素ガス(オゾンを含む)と、炭酸ガスと、窒素ガスを含む不活性ガスと、原液3中の特定物質を光化学反応で目的物質を生成するのに適した特定ガスの中から選択した少なくとも1つの気体を用いることができる。
原液供給管7のバイパス配管12の下流側に、紫外線照射装置1に供給する原液3と気体の気液混相の流量を調整する流量調整弁18が設けられている。さらに、流量調整弁18とバイパス配管12の下流側との間の原液供給管7には、循環弁19を介して原液3を原液タンク2に循環する循環配管20が設けられている。
図2及び図3を参照して、本実施形態の紫外線照射装置1を説明する。図2は、紫外線照射装置1を正面からみた内部の模式構成図であり、図3は図2を上面からみた内部の模式構成図である。図2に示すように、紫外線照射装置1は、外周面が紫外線の反射材で形成された支持パイプ21と、支持パイプ21の外周面に螺旋状に巻き付けられたスパイラルチューブ22と、スパイラルチューブ22に対向させて支持パイプ21の軸方向に平行に配置され複数の直管状の紫外線ランプ(以下、UVランプという。)23とを備え、これらの長手方向を縦にして反射ケース24の内部に収容されている。
ここで、本実施形態に示したUVランプ23は、紫外線光源(UV光源)の一つの例を示すものにすぎず、本発明のUV光源は直管状の低圧又は中圧の紫外線ランプに限られるものではない。例えば、UV−LEDモジュールやエキシマランプなど平面型のUV光源を用いてもよく、またU字型やW字型の水銀ランプを用いてもよい。さらに、UV光源から放射されるUVスペクトルはUV光源の種類によって様々であるから、殺菌や光化学反応の目的に応じてUV光源の種類を適宜選択することが好ましい。
スパイラルチューブ22は、例えば、内径6φ、外径8φのフッ素樹脂製(例えば、ポリテトラフルオロエチレン製)である。しかし、スパイラルチューブ22の材料及び内径、外径はこれらに限られるものではなく、紫外線透過性を有する材料であればどのような材料(例えば、石英ガラスチューブなど)を用いてもよく、内径及び外径についても紫外線照射の処理条件等に応じて、適宜選択することが好ましい。反射ケース24は、図3に示すように、支持パイプ21のパイプ軸に直交する断面が矩形を有する直方体状に形成されている。また、反射ケース24の内面は、紫外線の反射材で形成されている。本実施形態の反射ケース24は、紫外線の反射率が高い純度の高いアルミニウム板を用いて形成されている。アルミニウム板は酸化されると反射率が大きく低下することから、反射ケース24の内面の反射率を保持するため、石英ガラスによりコーティングしたアルミニウム板を用いている。
反射ケース24内に、スパイラルチューブ22が螺旋状に巻き付けられた支持パイプ21と、複数のUVランプ23が長手方向を縦にして収容されている。また、支持パイプ21は、上端と下端がそれぞれ支持部材32a,32bを介して、反射ケース24の天井壁と底壁に支持されている。反射ケース24の天井壁と底壁は、それぞれ補強部材25a,25bにより補強されている。また、反射ケース24は、紫外線が外部に漏れ出ないように、開口を極力少なくして形成されている。開口が必要な場合は、その開口から紫外線が漏れないように、図示していないが紫外線の漏れ光を遮断可能な遮蔽構造を有する開口にする。
反射ケース24は、箱形の直方体状の容器26の内部にベース部材27を介して収容し、支持部材28を介して容器26を床面に固定して設けられている。また、反射ケース24を容器26により包囲して紫外線が外部に漏れないようにしている。容器26の一面は全開可能な開口が設けられ、その開口は開閉可能な蓋26aで閉塞されている。なお、図示していないが、反射ケース24のスパイラルチューブ22などの収容機器類は紫外線の照射を受けて発熱する。そこで、容器26内の空気を図示していない換気装置により換気して、反射ケース24の収容機器類を冷却するようにしている。なお、換気装置には、反射ケース24内の浮遊塵埃を除去する図示していないフィルタが設けられる。
支持パイプ21は、少なくとも外周面が紫外線を反射する部材で形成されている。例えば、アルミニウムパイプ又は樹脂製パイプの外周面にアルミニウム被膜を形成する。さらに、アルミニウムパイプの外周面又はアルミニウム被膜を石英ガラスでコーティング(被覆)してなる反射材が形成されている。スパイラルチューブ22は、支持パイプ21の外周面に1本又は複数本を並列にして、一重に並べて螺旋状に巻き付けられている。スパイラルチューブ22の並列本数は、原液3の処理流量、処理速度、原液3の紫外線吸光度(又は紫外線透過率)、滞留時間などの設計条件に応じて決定する。本実施形態では2本並列に巻き付けた例を示しているが、これに限られない。
UVランプ23は、直管型の水銀ランプであり、図3に示すように、支持パイプ21を挟んで反射ケース24の対向する内面24c,24dに沿って、それぞれ複数のUVランプ23を有する2つのUVランプ群A,Bに分けて配置されている。本実施形態では、UVランプ群A,Bは、それぞれ6本のUVランプ23から構成されているが、この例の本数に限られるものではなく、上述した設計条件に応じて、適切な本数を決定すればよい。
UVランプ群A,Bは、それぞれ矩形の枠体29の上下の対向する辺部に設けられたソケット30に各UVランプ23を着脱可能に取り付けるようになっている。そして、枠体29に組付けられた複数のUVランプ23はUVランプユニットとして形成されている。また、各UVランプユニットは、図示していないが、枠体29の上下の対向する辺部を反射ケース24に着脱可能に固定するとともに、その枠体29の辺部に沿って反射ケース24及び容器26から外部に引き出せる構造になっている。つまり、反射ケース24及び容器26には、各UVランプユニットを引き出せるように開閉扉構造又は着脱可能な側壁部を設ける。なお、図3において符号31a、31bは、それぞれシール部材である。
次に、このように構成される本実施形態の気泡攪拌式の紫外線照射装置の動作を説明する。原液タンク2は、原液3のスラリーが沈殿しないように、また濃度が均一になるように攪拌機4を運転しておく。ポンプ6を運転して原液3を原液供給管7を介して紫外線照射装置1に供給するが、気体吹込み装置11を起動するまで、原液供給管7の流量調整弁18を閉じておき、循環弁19を開いて原液3を循環配管20を介して原液タンク2に戻し原液3を循環する。次いで、気体吹込み装置11の仕切弁13a13bを開いてバイパス配管12に原液3を流通する。気体供給源16は、気体として空気を用いる場合は、清浄な大気中に開口したフィルタを有する吸込み口であるが、他の種類の気体を用いる場合は、その気体を充填した気体ホルダ及び必要な場合は気体圧縮機などを備えて構成される。
そして、送気管15の調整弁17を開いて気体供給源16をエジェクタ14の図示していない吸込み口に連通する。これにより、循環配管20を流通する原液3の流れによりエジェクタ14の吸込み口の圧力が負圧になり、気体供給源16から空気がエジェクタ14に吸い込まれて、細かい気泡になって原液3に吹き込まれ、循環配管20を介して原液タンク2に循環される。このときの原液3の供給流量L[m/min]は流量計13cにより計測し、気体の流量A[m/min]は流量計15aにより計測する。また、原液3の供給圧力は圧力計13dにより計測する。ここで、原液3の供給流量Lと気体の吹込み流量Aの気液比A/Lが設定された比率βになるように、循環弁19と送気量の流量調整弁17を調整する。
次いで、紫外線照射装置1のUVランプ23を点灯し、流量調整弁18を開いて循環弁19を閉じる。これにより、紫外線照射装置1のスパイラルチューブ22に気泡が吹込まれた原液3が流通され、UVランプ23から照射される紫外線がスパイラルチューブ22内を流れる原液3に照射される。ここで、紫外線照射装置1への原液3の供給流量Lを確認するとともに、気体の吹込み流量A確認し、気液比L/Aが設定比率βになるように流量調整弁18と流量調整弁17を調整する。なお、必要に応じて、紫外線照射装置1のUVランプ23への供給電力を調整するのは言うまでもない。また、容器26内の温度を計測して、換気扇を回して容器26内の温度を調整する。
紫外線照射装置1のスパイラルチューブ22内を流通される気泡を含む原液3は、気泡による原液3の攪拌作用により、原液3の紫外線透過率UVT=10―α(αは原液の吸光度)が実質的に増加して、原液3に対する紫外線照射量が増大される。
ここで、気泡による原液の攪拌作用について具体的に説明する。スパイラルチューブ22の内壁に接する極めて薄い領域(以下、極薄領域という。)の原液3には、紫外線透過性の高いスパイラルチューブ22を介して紫外線が効果的に照射される。しかし、原液3の紫外線吸光度が高いと、チューブ中心側を流れる原液3には、十分に紫外線が届かないことがある。しかも、スパイラルチューブ22の内壁に接する極薄領域の原液3の流れはチューブ内壁に接した安定な流れであり、スパイラルチューブ22の中心部側を流れる原液3と混合し難い。
そこで、本実施形態は、スパイラルチューブ22を流れる原液3に気泡を吹込み、スパイラルチューブ22の内壁に接して安定して流れる極薄領域の原液層を気泡によりチューブ内壁から剥離させることにより、極薄領域の原液層を入れ替えて原液を攪拌している。つまり、気泡によってスパイラルチューブ内壁の安定した原液層が剥離され、剥離された後の内壁に新たな原液層が形成される。このようにして、入れ替わり形成される新たな原液層に紫外線が照射され、全体として原液に対する紫外線照射率が向上し、紫外線照射量分布が改善されて、紫外線照射量を増大させることができる。さらに、原液中における浮力による気泡の挙動により、原液の攪拌効率が一層高められる。
しかも、気泡は紫外線の透過率が原液3に比べてはるかに高いから、スパイラルチューブ22の内壁近傍の気泡に照射された紫外線が気泡内で乱反射して、気泡に接する原液3に照射されるので、気泡の表面積により紫外線が照射される原液3の照射面積が増加したことになり、スパイラルチューブ22の単位長当たりの紫外線照射率が向上する。その結果、原液3に対する紫外線照射量を増大させることができる。
なお、紫外線照射量は、病原体の無害化対象の原液の場合は単位面積当たり(例えば、紫外線光源のUV出力換算で、mj/cm)で評価され、光化学反応対象の原液の場合は単位体積当たり(例えば、紫外線光源のUV出力換算で、mj/cm)で評価されるのが一般的である。しかし、前述したように、本実施形態では、紫外線透過率が低い、つまり紫外線吸光度が高い原液(スラリーなども含む)を処理対象としているので、紫外線が原液で吸収される。そこで、光化学反応技術と併用しない場合であっても、原液3の紫外線吸光度を考慮して評価するものとする。
このように、スパイラルチューブ22内を流れる原液3に気体を吹込んで形成される気泡による複合的な作用により、本実施形態によれば、原液3の実質的な紫外線透過率を著しく向上させることができ、気体を吹込まない従来法に比べて、原液に対する紫外線照射量を著しく増大させることができる。また、気泡の種々のパラメータ(例えば、原液に対する気泡の量(体積比)、気泡の粒径、気体の種類、等々)を、原液3の紫外線透過率の違いに応じて調整することにより、紫外線透過率(又は、紫外線吸光度)が異なる原液3に対しても、紫外線照射量分布の幅を狭くすることによって高効率な紫外線照射が可能となる。特に、照射する無害化対象又は光化学反応対象の原液3に対応させて、過剰照射分や過小照射分を極力減らして必要な紫外線照射量に調整することができる。
なお、本発明は、上記実施形態で説明したように、スパイラルチューブ22内を流れる原液3に気体を吹込むことにより、上述した攪拌効果を基本とする複合的な作用により、高効率で紫外線照射量を高めることができる。しかし、単に、従来型の紫外線照射装置の流路内を流通する原液に気泡を吹込むことにより、本発明の様に紫外線照射量を高効率で高めることはできない。例えば、一般的な従来の紫外線光源の周囲に通液する流液型内照式の紫外線照射装置に気泡を吹込んで気液混相流を形成すると、気泡の浮力によって気泡周辺に液体流れのショートパスが発生する。このようなショートパスした微小流体塊は、ショートパスしていない微小流体塊に比べ短時間(短い滞留時間で)で流出するため、低い紫外線照射量のまま紫外線照射装置を流出してしまう。このため通常の流液型の紫外線照射装置では、気液混相流とすることによって却って紫外線照射量分布が広くなり紫外線照射効率が低下する。
この点、本発明によれば、気泡の浮上はスパイラルチューブの内壁上部で物理的に止まり、チューブ径とスパイラルの巻径による物理的上端部を超えてショートパスすることができない。このため、全ての微小流体隗は略均等な滞留時間で流出されるので、紫外線照射量分布が狭くなり紫外線照射効率が向上する。さらに、スパイラルチューブ内で流体は遠心力と慣性力により旋回する螺旋流となり、気液混相流の気泡の浮力も加わり、より激しく流体が混合されながらスパイラルチューブ内部を栓流(プラグフロー)に近い状態で流れるので、紫外線照射量分布の幅は極めて狭くなる。これにより、高効率な紫外線照射が可能となる。つまり、紫外線照射量分布又は紫外線吸収量分布の幅を狭くして、紫外線照射量を増大させるには、スパイラルチューブ内における原液の攪拌が大きな因子である。
また、液体の体積に対して注入する気体の体積が大きい場合、又はチューブ径が小さい場合、気体と液体(気液混相流)とが交互に流れる流れとなる。しかし、この場合にもチューブ内壁に接する原液は気体により絶えず剥離されながら、さらに気液混相流の慣性力と遠心力と浮力の影響により液全体が激しく撹拌された栓流(プラグフロー)に近い状態で流れるため、紫外線照射量分布の幅は極めて狭くなる。これにより、高効率な紫外線照射が可能となる。
一方、流体がスラリーの場合、流速が遅いとスパイラルチューブ内部で粉体が沈降し、チューブ内部に詰まりが生じる場合があるが、気液混相流とすることで粉体を沈降させずに撹拌させながら流通させることが可能である。また、流体がスラリーの場合にも、上述したように、チューブ内壁に接する原液は気体により絶えず剥離され、さらに気液固混相流に慣性力と遠心力、気体の浮力、粉体の重力が作用し、流体全体が激しく撹拌された栓流(プラグフロー)に近い状態で流れるため、紫外線照射量分布の幅は極めて狭くなる。これにより、高効率な紫外線照射が可能となる。
スパイラルチューブ22を流通して紫外線照射により処理された処理液は、圧力調整弁10を備えた処理液タンク9に排出される。圧力調整弁10を調整して、あるいは設定圧に自動調整して、処理液中の気体を徐々に脱気させる。すなわち、原液3の処理量に応じて、気泡が吹込まれた原液3の気液2相流がスパイラルチューブ22を通流する圧力損失に応じて、原液3の供給圧を高くする必要がある。つまり、原液3の供給圧PLが高いと、吹込まれる気体の体積は供給圧PLに応じて圧縮される。したがって、処理液タンク9において処理液が、いきなり大気圧に開放されると、処理液タンク9内の処理液から気泡が激しく脱気されるので、処理液タンク9内で処理液が激しく波打つおそれがある。そこで、圧力調整弁10により脱気速度を調整する。これにより、処理液の激しい波打ちを回避して、安定に脱気させることができる。必要に応じて、真空脱気又は脱気ポンプを設けてもよい。
上記の実施形態においては、エジェクタ14を用いて気体吹込み装置を構成したが、本願発明はこれに限られるものではなく、気体を気泡にして原液3に注入する散気ノズルであってもよい。この場合、気体供給源16に気体を圧縮して散気ノズルに供給する圧縮機を備えて構成する。また、原液タンク2には、原液3を連続的に供給することが可能になっている。さらに、処理液タンク9内の処理液も次の工程に連続的に排出できるようになっている。
また、上記の実施形態においては、スパイラルチューブ22を支持パイプ21の外周面に巻き付けた例を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、支持パイプ21を省略し、スパイラルチューブ22を螺旋状に巻いた空芯状のものであってもよい。この場合、スパイラルチューブ22を反射ケース24の天井壁と底壁に何らかの手段で支持すればよい。また、スパイラルチューブ22の螺旋状の空芯内に、又はスパイラルチューブ22の外側に、複数のUVランプ23を配置してもよい。また、上記の実施形態において、スパイラルチューブ22が巻き付けられた支持パイプ21を、縦にして配置する例を示したが、支持パイプ21を横向きに、例えば水平に配置してもよい。また、空芯状のスパイラルチューブの場合も横向きに配置することができる。この場合、UVランプ23の配置を適宜変更してもよく、また、適切な形状のUV光源を選択してもよい。
さらに、上記の実施形態においては、複数のUVランプ23を支持パイプ21を挟んで反射ケース24の対向する内面24c,24dに沿って2つのUVランプ群A,Bに分けて配置した例を示した。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、スパイラルチューブ22の螺旋の外側に、複数のスパイラルチューブ22を円筒状に配列してもよい。この場合、反射ケース24及び容器26は円筒状に形成することも可能である。
以上説明した上記実施形態では、液状食品等に含まれる病原体に紫外線を照射して無害化する技術、あるいは液状食品等に紫外線を照射して液状食品等に含まれる特定成分の光化学反応により、有用成分(例えば、ビタミンなど)を生成させ、あるいは味や臭いに影響する成分を変化又は分解させる技術に適用する場合を例にしたが、さらに、光化学反応に適用する例について、以下に具体的に説明する。
(光化学反応に利用した具体例)
光化学反応に適用する一例として、オゾンと紫外線による促進酸化処理(AOP:Advanced Oxidation Process)の例を説明する。紫外線併用のオゾン促進酸化水処理システム、オゾンガスを水中に溶け込ませて溶存オゾンとし、溶存オゾンに紫外線を照射してヒドロキシラジカルを生成させ、生成されたヒドロキシラジカルにより水中の溶存有機化合物を酸化分解する水処理技術が、例えば、特開2003―266088に記載されている。
このような光化学反応を用いた水処理装置が対象とする水は、上水に限らず、例えば、下水、排水、再生水、用水、工業用水、などの各種の水の溶存有機化合物を酸化分解する処理に適用される。このような水処理装置においては、反応に利用する気体の溶存ガス濃度が極めて重要である。上記特許文献に記載された従来技術では、オゾンの気泡がショートパスするため溶存オゾン濃度を高めることが難しい。また、気泡オゾンとして処理水中で消費されきれなかった残留オゾンが処理槽上部に蓄積するので、オゾンの有効な利用効率が悪い。しかも、その残留オゾンを処理する装置が別途必要となるなどの問題がある。
この点、上記実施形態の気泡攪拌方式の紫外線照射装置1を適用し、光化学反応に適用する気体としてオゾンを選択して、紫外線併用のオゾン促進酸化水処理システムを構成することにより、高効率なAOP処理が可能となる。すなわち、オゾンをエジェクタ等で上記実施形態の紫外線照射装置1に注入し、気液混相流としてスパイラルチューブ22内を流通させる。これにより、オゾンが水に効率よく溶け込んで、従来のAOP処理よりも目的物質の酸化分解反応の効率を向上させることができる。また、気液混相流の遠心力と慣性力とオゾン気泡の浮力の複合的な作用により、オゾン気泡から液相に高効率にオゾンが溶解し溶存オゾン濃度を高めることができる。
これに対し、従来のAOP処理の場合は、比較的大きな口径の容器内に原水を流通し、その原水中にオゾンを注入して紫外線を照射して酸化処理させる場合、オゾンの気泡が浮力により容器内を水中を上昇して上部に達するショートパスが発生することから、目的物質の酸化分解反応の効率を向上させることができない。
また、AOP処理に用いる本発明の紫外線照射装置において、処理液タンク9の圧力調整弁10、処理液タンク9を省略した場合はスパイラルチューブ22の出口側の送液管8に圧力調整弁10を設け、その圧力調整弁10を調節して、スパイラルチューブ22の内圧を高めることにより、溶存オゾン濃度を任意に高めることができる。
さらに、上記実施形態で説明した原水の撹拌効果により、溶存オゾンと目的物質が溶解している微小流体塊はチューブ内表面に効率よく接近又は接触し、紫外線照射されてヒドロキシラジカルが生成され、目的物質の酸化分解反応が速やかに起こさせることができる。
また、微小流体塊において瞬時に反応が完了し、微小流体塊における溶存オゾン濃度と目的物質濃度がともに低下するが、流体の撹拌効果と濃度拡散効果によって気泡オゾンから微小流体塊に速やか溶存オゾンが供給されて混合される。すなわち、スパイラルチューブ22内を流通中に、気泡オゾンから溶存オゾンが生成され、溶存オゾンからヒドロキシラジカルが生成され、ヒドロキシラジカルが目的物質を酸化分解するという、一連の促進酸化反応プロセスが瞬時に高効率に連続的に行われる。その結果、従来技術に比べ、気泡オゾンの無効消費による流出を防ぐことができ、オゾンの有効消費率を高めることができる。
一方、AOP処理に用いる本発明の紫外線照射装置について、紫外線吸収量に着目すると、本発明によれば、微小流体塊中の溶存オゾン濃度を高めることができ、さらに微小流体塊中の溶存オゾンが吸収するUV吸収量を高めることができることから、微小流体塊中のヒドロキシラジカル濃度を高めることができる。
また、流入から流出までの微小流体塊中の目的物質濃度及び溶存オゾン濃度は、促進酸化反応によって低下する一方で、物理的撹拌と濃度拡散によって補充、希釈されて常に変化する。しかし、流入から流出までの流体中の各微小流体塊における溶存オゾンが吸収したUV吸収量はほぼ均一となるので、溶存オゾンの紫外線吸収量分布の幅は極めて狭くなる。このため反応効率は極めて高くなるという効果が得られる。
また、図1の圧力調整弁10に代えて、あるいは圧力調整弁10に加えて、スパイラルチューブ22の出口側の送液管8に圧力調整弁40を設けることが好ましい。これにより、圧力調整弁40を調節して、スパイラルチューブ22の内圧を高めて、溶存酸素濃度あるいは溶存ガス濃度を任意に高めることができ、反応効率をさらに高めることができる。
(光触媒反応装置に適用する具体例)
光触媒に紫外線を照射すると、光触媒表面にヒドロキシラジカルが発生することが知られている。光触媒は、活性炭やガラスビーズ、不織布などに担持させる方法や、焼成して粒状化するなど様々な方法により、マイクロフィルタ膜でろ過可能な微細粒径(例えば、0.2μm以上)に成型できることも知られている。
しかし、光触媒反応はあくまでも表面反応であり、ヒドロキシラジカルは紫外線が照射された光触媒表面にのみ発生するから、粒径が大きいと光触媒の比表面積が小さくなるため十分な反応効率が得られない。そこで、膜ろ過可能で、かつ極力小さい微細な粒径に成型した光触媒粉体を用いるのが好ましい。しかし、光触媒の重量あたりの比表面積は増えるが、必要なヒドロキシラジカル濃度を確保するためには、高濃度の光触媒粉体を処理原水中に注入してスラリー状にする必要がある。しかし、前述したように、紫外線は光源近傍のスラリー表面のみにしか照射されず、紫外線光源から離れたスラリー内部は紫外線が届かないためにヒドロキシラジカルが発生しない。このため、光触媒粒子径を小さくして比表面積を大きくし、さらに光触媒濃度を高めても、紫外線を照射可能な光触媒表面積を増やすことができないため、水処理に必要なヒドロキシラジカル濃度を確保できないという問題がある。さらに、ヒドロキシラジカルは水と溶存酸素から生成されるため、光触媒反応が進むと、溶存酸素濃度が低下して反応効率が低下するという問題もある。
この点、上記実施形態の気泡攪拌方式の紫外線照射装置を、光触媒反応装置に適用することにより、上述した問題を解決して高効率な光触媒反応装置を実現することが可能である。すなわち、マイクロフィルタ膜などのフィルタ膜でろ過可能な微細粒径の光触媒粒子を処理原水に投入し、スラリー状にして上記実施形態の紫外線照射装置に流通する。エジェクタ14で空気を処理原水に注入し、気液固混相流としてスパイラルチューブ22に流通させる。これにより、前述したように、スパイラルチューブ22の内壁に接する流体は気泡により絶えず剥離されながら流体の遠心力と慣性力、光触媒粒子の重力沈降、微細気泡の浮力、とが複合的に作用し激しく撹拌されながらスパイラルチューブ22の内部を栓流(プラグフロー)に近い状態で流れる。
さらにまた、上記実施形態の気泡攪拌方式の紫外線照射装置を用いた光触媒反応装置によれば、紫外線透過性のフッ素樹脂からなるスパイラルチューブ22は、紫外線を拡散透過するからチューブ壁が実質的に面光源化される。さらに、スパイラルチューブ22を通流される光触媒を含む気液混相流は、チューブ内壁近傍の気泡に照射された紫外線が気泡内で乱反射して、気泡に接する原液に効果的に照射される。つまり、気泡の全表面から微小流体塊中の光触媒に紫外線が照射されることになり、実質的に紫外線の照射面積が増加する。
その結果、微小流体塊中に溶存する目的物質は、光触媒粒子表面と、チューブ内壁面に接触又は接近したヒドロキシラジカルと反応する頻度が飛躍的に高まる。言い換えれば、紫外線照射装置への流入から流出までの各微小流体塊中の光触媒粒子が受ける紫外線照射量分布の幅を極めて狭くすることができる。これにより、光触媒反応の効率を大幅に向上させることができる。また、空気を注入して螺旋流として流通させているため、光触媒反応により溶存酸素が消費されても、気泡から溶存酸素が連続的に供給されるため、溶存酸素不足による反応効率低下は生じない。なお、注入ないし投入した光触媒粒子は、図1の処理液タンク9の底部に連結された処理液排出管40により被処理液を抜き出して、図示していない光触媒回収装置に導き、フィルタ膜により分離して回収することができる。すなわち、上記実施形態を光化学反応装置に適用し、原液3にフィルタ膜でろ過可能な微細粒径の光触媒粒子を添加することが好ましい。これにより、光化学反応を伴う目的物質(目的成分)の生成反応や、有害成分の分解反応を効果的に促進することができる。
以上、本発明を一実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の主旨の範囲で変形又は変更された形態で実施することが可能であることは、当業者にあっては明白なことであり、そのような変形又は変更された形態が本願の特許請求の範囲に属することは当然である。
1 紫外線照射装置
2 原液タンク
3 原液
4 攪拌機
6 ポンプ
7 原液供給配管
9 処理液タンク
10、40 圧力調整弁
11 気体吹込み装置
12 バイパス配管
14 エジェクタ
15 送気管
16 気体供給源
21 支持パイプ
22 スパイラルチューブ
23 紫外線ランプ(UVランプ)
24 反射ケース
26 容器
29 枠体

Claims (14)

  1. 紫外線照射対象の原液を螺旋状に巻かれた紫外線透過性を有するスパイラルチューブに流通し、該スパイラルチューブの螺旋の内側と外側の少なくとも一方から紫外線を前記原液に照射する紫外線照射方法において、
    前記原液に気体を吹込むことを特徴とする気泡攪拌式の紫外線処理方法。
  2. 前記気体は、空気、酸素ガス、炭酸ガス、不活性ガス、又は前記原液中の特定物質を光化学反応で目的物質を生成、分解又は化学変化をするのに適した特定ガスの中から選択した少なくとも1つの気体であることを特徴とする請求項1に記載の気泡攪拌式の紫外線処理方法。
  3. 前記光化学反応を促進するために、前記原液にフィルタ膜でろ過可能な微細粒径の光触媒粒子を添加することを特徴とする請求項2に記載の気泡攪拌式の紫外線処理方法。
  4. 被処理対象液体である原液を供給する原液供給配管と、該原液供給配管を流れる前記原液に気体を吹込む気体吹込み装置と、該気体吹込み装置から原液中に吹き込まれた気体の気泡を含む原液が流通される螺旋状に巻かれた紫外線透過性を有するスパイラルチューブと、該スパイラルチューブの螺旋の内側と外側の少なくとも一方に配置された紫外線光源とを備えてなる気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  5. 前記気体は、空気、酸素ガス、炭酸ガス、不活性ガス、又は前記原液中の特定物質を光化学反応で目的物質を生成、分解又は化学変化をするのに適した特定ガスの中から選択した少なくとも1つの気体であることを特徴とする請求項4に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  6. 前記気体吹込み装置は、前記気体を気泡にして前記原液供給配管を流れる前記原液に注入する散気ノズルであることを特徴とする請求項5に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  7. 前記気体吹込み装置は、前記気体を圧縮して前記散気ノズルに供給する圧縮機を備えてなることを特徴とする請求項6に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  8. 前記気体吹込み装置は、前記原液供給配管に設けられたバイパス配管と、該バイパス配管に設けられたエジェクタを備えてなり、該エジェクタは、前記原液が流通される絞り部と、該絞り部の内面に開口して設けられた吸込み口とを有し、該吸込み口を気体供給源に接続してなることを特徴とする請求項5に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  9. 前記スパイラルチューブは、支持パイプの外周面に螺旋状に巻き付けて支持され、前記紫外線光源は前記スパイラルチューブの螺旋の外側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  10. 前記スパイラルチューブは、並列接続された複数のスパイラルチューブから形成され、該複数のスパイラルチューブは、前記支持パイプの外周面に並べて一重に螺旋状に巻き付けて支持されていることを特徴とする請求項9に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  11. 前記原液は、前記原液供給配管に設けられた流量調整弁を介して前記スパイラルチューブに供給され、
    前記気体は、流量調整弁を介して前記前記気体吹込み装置に供給されることを特徴とする請求項6ないし8の何れか1項に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  12. 前記原液が水であり、前記気体がオゾンであることを特徴とする請求項4に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  13. さらに、前記スパイラルチューブから排出される処理水の送水管に圧力調整弁を設け、
    該圧力調整弁を調節することにより、前記スパイラルチューブの内圧を高めて、前記スパイラルチューブ内の前記水の溶存ガス濃度を設定濃度に高めることを特徴とする請求項4に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
  14. 前記原液は、フィルタ膜でろ過可能な微細粒径の光触媒粒子を含む原液であることを特徴とする請求項4に記載の気泡攪拌式の紫外線照射装置。
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