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JP2018121045A - 塗布膜除去装置、塗布膜除去方法及び記憶媒体 - Google Patents

塗布膜除去装置、塗布膜除去方法及び記憶媒体 Download PDF

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JP2018121045A JP2017199613A JP2017199613A JP2018121045A JP 2018121045 A JP2018121045 A JP 2018121045A JP 2017199613 A JP2017199613 A JP 2017199613A JP 2017199613 A JP2017199613 A JP 2017199613A JP 2018121045 A JP2018121045 A JP 2018121045A
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Abstract

【課題】 基板であるウエハ表面に形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去するにあたり、塗布膜端部の盛り上がり(ハンプ)の発生を抑制すること。【解決手段】スピンチャック11により回転するウエハWの周縁部に、除去液ノズル3から除去液を吐出して、塗布膜の周縁部の不要な膜を除去するにあたり、ウエハWを2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、除去液の供給位置を、周縁位置から、当該周縁位置よりも内方側のカット位置に移動させる。次いで、供給位置がカット位置に達した後、1秒以内にカット位置からウエハWの周縁側に供給位置を移動させる。ウエハWを2300rpm以上の大きな回転数で回転することにより、ウエハ表面の除去液の液流に大きな遠心力が作用し、除去液がウエハWの外側に押圧される。これにより、除去液が塗布膜端部へ浸透することが抑えられ、塗布膜端部の盛り上がりの発生が抑制される。【選択図】図5

Description

本発明は、円形の基板の表面に形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去装置、塗布膜除去方法及び記憶媒体に関する。
基板である半導体ウエハ(以下、ウエハと記載する)に塗布膜パターンを形成するフォトリソグラフィ工程で行われる処理の一つに、表面に塗布膜が形成されたウエハに溶剤を供給して、塗布膜周縁部の不要な膜をリング状に除去する周縁部塗布膜除去(Edge Bead Removal:EBR)処理がある。このEBR処理では、スピンチャックに載置されて回転するウエハの周縁部に、局所的に溶剤ノズルから塗布膜の溶剤を吐出する。
上記のEBR処理では、塗布膜周縁部の膜を除去するにあたり、回路パターンの形成領域を確保して半導体装置の歩留まりを向上させるために、膜の除去領域との境界近傍である塗布膜端部の盛り上がり(ハンプ)の発生を抑制することが求められている。回路の微細化に伴うフォトリソグラフィ工程数の増加により、EBR処理における欠陥についての要求の厳格化が予想されることから、ハンプの発生を抑制する技術の開発が期待される。
特許文献1には、溶剤ノズルから溶剤を吐出して基板端縁の薄膜を溶解すると共に、溶剤を吐出した後の箇所にガスノズルから気体を吐出することにより、溶剤を基板端縁よりも外方に吹き飛ばして除去する技術が記載されている。この例では溶剤に対して後方斜め上方側からガスノズルにより気体を吐出しているので、この手法をEBR処理に適用すると、塗布膜の溶剤が飛散して、ウエハ周縁部以外の塗布膜も除去され、結果として塗布膜端部の形状が悪化する懸念がある。
また特許文献2には、基板の周縁部に対して処理液供給部から処理液を供給するにあたり、処理液供給部よりも基板の周縁部の内側にガス噴出部を設けて、基板の反りを矯正する技術が記載されている。この手法をEBR処理に適用すると、ガスは塗布膜の溶剤よりもウエハの外縁に近い位置から噴出されるので、溶剤の供給領域近傍の塗布膜端部の形状についての改善は見込めない。
特開平6−196401号公報(図3等) 特開2012−99833号公報(段落0031等)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、円形の基板の表面に形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去するにあたり、塗布膜の除去領域との境界近傍である塗布膜端部の盛り上がりの発生を抑制することができる技術を提供することにある。
本発明の塗布膜除去装置は、
円形の基板の表面に塗布液を供給して形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去装置において、
基板を保持して回転する回転保持部と、
前記回転保持部に保持された基板の表面の周縁部に、除去液が基板の回転方向の下流側に向かうように、除去液を吐出する除去液ノズルと、
除去液を吐出するときに基板を2300rpm以上の回転数で回転するように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の塗布膜除去方法は、
円形の基板の表面に塗布液を供給して形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去方法において、
基板を保持部に水平に保持する工程と、
次いで、基板を2300rpm以上の回転数で回転させた状態で、除去液ノズルから除去液を基板の表面の周縁部に、基板の回転方向の下流側に向かうように吐出する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに、本発明の記憶媒体は、塗布膜除去装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記プログラムは本発明の塗布膜除去方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする。
本発明によれば、基板表面の塗布膜の周縁部を除去液により除去するにあたり、除去液ノズルから基板表面の周縁部に除去液を吐出すると共に、除去液を吐出するときに基板を2300rpm以上の回転数で回転している。基板を2300rpm以上の大きな回転数で回転することにより、基板表面の除去液の液流に大きな遠心力が作用し、除去液が基板の外側に押圧される。これにより、除去液が塗布膜端部へ浸透することが抑えられ、塗布膜端部の盛り上がりの発生が抑制される。
塗布膜除去装置を適用した塗布装置の一実施形態を示す縦断側面図である。 塗布装置を示す平面図である。 塗布装置に設けられる除去液ノズルを示す平面図である。 除去液ノズルを示す縦断側面図である。 塗布装置の作用を示す縦断側面図である。 塗布装置の作用を示す縦断側面図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 ウエハの縦断側面図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。 前記ウエハ及び前記除去液ノズルの平面図である 評価試験の結果を示す特性図である。 評価試験の結果を示す特性図である。
本発明の塗布膜除去装置を適用した塗布装置1の一実施形態について、図1の縦断側面図及び図2の平面図を参照しながら説明する。この塗布装置1は、基板であるウエハWに塗布液を塗布して塗布膜を形成する処理と、EBR処理とを行うことができるように構成されている。ウエハWは円形であり、その直径は例えば300mmである。また、ウエハWの周縁部にはウエハWの方向を表す切り欠きとしてノッチNが形成されている。
図中11はウエハWを保持して回転させる回転保持部をなすスピンチャックである。このスピンチャック11は、ウエハWの裏面中央部を吸着してウエハWを水平に保持すると共に、回転機構21により鉛直軸に沿って平面視時計回りに回転自在に構成されている。このスピンチャック11と回転機構21とはシャフト211により接続され、スピンチャック11に保持されたウエハWの周囲にはカップ22が設けられている。カップ22は、排気管23を介して排気されると共に、排液管24により、ウエハWからカップ22内にこぼれ落ちた液体が除去されるようになっている。
排気管23は、例えばダンパからなる排気量調整部231を介して例えば工場内排気路である排気機構232に接続されており、カップ22内の圧力が調整できるように構成されている。図中25は昇降ピンであり、昇降機構26によって昇降することで、図示しないウエハWの搬送機構と、スピンチャック11との間でウエハWの受け渡しを行うように構成されている。
塗布装置1は、塗布液を鉛直下方に向けて吐出する塗布液ノズル41と、塗布液の溶媒である溶剤を鉛直下方に向けて吐出する溶剤ノズル42と、を備えている。塗布液ノズル41は、開閉バルブV1を備えた流路43を介して当該ノズル41に塗布液を供給する塗布液供給機構44に接続されている。また、溶剤ノズル42は、ウエハWへの塗布液を吐出する前に行う前処理に用いられるノズルであり、開閉バルブV2を備えた流路45を介して当該ノズル42に溶剤を供給する溶剤供給機構46に接続されている。図2に示すように、塗布液ノズル41及び溶剤ノズル42は、移動機構47により昇降かつ水平方向に移動自在に構成されたアーム48に支持されて、ウエハWの中心部上とカップ22の外側の退避位置との間で移動自在に構成されている。図中49は、移動機構47が上記のように水平方向に移動するためのガイドである。
さらに、塗布装置1は、上記のEBR処理を行うために用いられる除去液ノズル3を備えている。この除去液ノズル3は、スピンチャック11に保持されたウエハWの表面の周縁部に、除去液がウエハWの回転方向の下流側に向かうように、除去液を吐出するものである。除去液ノズル3は例えば直管状に形成され、その先端が除去液の吐出口30として開口している。
この例の除去液は塗布液の溶媒である溶剤であり、除去液ノズル3は、開閉バルブV3を備えた流路31を介して上記の溶剤供給機構46に接続され、溶剤ノズル42及び除去液ノズル3には、共通の溶剤供給機構46から互いに独立して溶剤(除去液)が供給されるように構成されている。また、除去液ノズル3は、図2に示すように移動機構32により昇降自在かつ水平方向に移動自在に構成されたアーム33に支持されて、ウエハ周縁部に除去液を吐出する処理位置と、カップ22の外側の退避位置との間で移動自在に構成されている。図2中、除去液ノズル3の移動方向をY方向、Y方向に直交する水平方向をX方向として示している。図中34は、移動機構32が上記のように水平方向に移動するためのガイドである。
除去液ノズル3は、図3に示すように、平面で見たときに、除去液ノズル3の吐出口30と供給位置Pとを結ぶ直線と、当該供給位置PにおけるウエハWの接線とのなす角度θが例えば0度に設定されている。この角度θは、液跳ねを抑えるという観点から小さいことが好ましい。即ち、供給位置Pにおける接線Lと除去液の吐出方向が揃っていることが好ましいが、6度以内であればより一層好ましい。除去液の供給位置Pとは、除去液ノズル3から吐出された除去液がウエハ表面に到達したときの着地位置である。図3は、ウエハWの外縁Lwの一部を実線、供給位置PにおけるウエハWの接線Lと、除去液の吐出方向を点線で夫々示している。
また、除去液ノズル3は、図4に示すように、鉛直面で見たときに、除去液ノズル3と供給位置Pとを結ぶ直線とウエハWの表面とのなす角度Zが例えば10度に設定されている。前記角度Zは、液跳ねを抑える観点から小さい方が好ましい。従って、20度以下であることが好ましいが、15度以下であればより一層好ましい。さらに、除去液ノズル3の吐出口30の口径Aは例えば0.15mm〜0.35mmに設定され、0.15mm〜0.25mmに設定することが好ましい。
さらに、塗布装置1は制御部7を備えている。この制御部7は例えばコンピュータからなり、不図示のプログラム格納部を有している。このプログラム格納部には、後述する塗布膜の形成処理及びEBR処理を行うことができるように命令(ステップ群)が組まれたプログラムが格納されている。そしてこのプログラムによって制御部7から塗布装置1の各部に制御信号が出力されることで、塗布装置1の各部の動作が制御される。具体的には開閉バルブV1〜V3の開閉制御、移動機構32、47による除去液ノズル3、塗布液ノズル41及び溶剤ノズル42の移動、回転機構21によるスピンチャック11の回転、排気量調整機構231によるカップ22内の圧力の調整、昇降機構26による昇降ピン25の昇降などの各動作が制御される。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスクまたはメモリーカードなどの記憶媒体に収納された状態でプログラム格納部に格納される。
また、この例の制御部7は、EBR処理において、第1のステップと、第2のステップを実行するための制御信号を出力するように構成されている。第1のステップとは、ウエハWを2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、除去液の供給位置Pを、ウエハWの表面の周縁位置から、当該周縁位置よりもウエハWの中心部に寄った塗布膜のカット位置に移動させながら当該除去液ノズル3から除去液を吐出するステップである。ウエハWの周縁には、べベル部位W1が設けられているが、この例では、周縁位置はべベル部位W1よりも内方側の平坦面な部位であって、当該平坦面な部位の縁(べベル部位との境界)から0.1mm〜0.3mm内方側に寄った位置である。また、第2のステップは、供給位置Pがカット位置に達した後、1秒以内好ましくは0.5秒以内にカット位置からウエハWの周縁側に除去液ノズル3が離れるステップである。
さらに、制御部7は、第2のステップの後、供給位置Pを、カット位置と周縁位置との間、または周縁位置に設定し、第1の回転数よりも低い第2の回転数でウエハWを回転させながら除去液ノズル3から除去液を吐出するステップを実行するための制御信号を出力するように構成されている。第2の位置は、第2の回転数は、例えば500〜2000rpmに設定される。
続いて、塗布装置1にて行われる塗布膜の形成処理(塗布膜形成ステップ)及びEBR処理(EBRステップ)について説明する。先ず、図示しない搬送機構によりウエハWをスピンチャック11上に搬送して載置する。そして、カップ22内を例えば65Paの排気圧で排気し、次に、溶剤ノズル42からウエハWの中心部上に溶剤を吐出する一方、ウエハWの回転を開始し、遠心力によって溶剤をウエハWの表面全体に塗布して、塗布液に対するウエハWの表面の濡れ性を向上させる。然る後、ウエハWを回転させた状態で塗布液ノズル41からウエハWの中心部上に塗布液この例ではレジスト液を吐出し、遠心力によって塗布液をウエハWの表面全体に塗布する。その後、所定時間ウエハWを回転させて液膜を乾燥させ、塗布膜10を形成する。
次いで、EBRステップを実行する。この処理では、例えばカップ22内の排気量を塗布膜の形成ステップよりも大きくして、50Pa以上の排気圧例えば75Paに設定する。そして、図5(a)に示すように、除去液ノズル3を、ウエハ外方の退避位置から、除去液の供給位置が周縁位置になるように移動させ、第1のステップを実行する。そして、ウエハWを2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、除去液の供給位置Pを、周縁位置からカット位置である第1の位置に移動させながら、除去液ノズル3から除去液を例えば20ml/分〜60ml/分の流量好ましくは55ml/分以上の流量で吐出する(図5(b))。この例における第1の位置(カット位置)は、例えばウエハWの外縁からウエハWの中心部側に2mm寄った位置である。なお、図面では、技術の理解を優先させるために、寸法の比率は必ずしも正確ではない。
第1のステップでは、塗布膜端部の盛り上がり(ハンプ)の発生を防止するために、2300rpm以上の回転数でウエハWを回転させることが必要であるが、2500rpm以上であればより好ましく、3000rpm以上であればより好ましい。例えば4000rpmに設定すれば非常に好ましい。なお、第1のステップにおけるウエハWの回転数の上限は、例えば5000rpmである。
続いて、第2のステップを実行する。つまり、除去液の供給位置Pがカット位置に達した後、直ちに、例えば待機時間を持たせることなく第1の位置からウエハWの周縁側に除去液ノズル3を移動させる。待機時間を持たせることなくとは、例えば除去液ノズル3の移動レシピに待機時間を入れない場合でも駆動機構の動作上除去液ノズル3がカット位置に例えば0.1〜0.5秒程度、この例では、0.1秒停止する状態を指している。除去液の供給位置が第1の位置に達した後、直ちに除去液ノズル3を周縁側に移動させることが必要であり、直ちにとは、例えば1秒以内である。従って例えば、このステップは、除去液の供給位置Pがカット位置に達した後実質的に停止することなく、除去液ノズル3がウエハWの周縁側に離れるステップである。
除去液ノズル3からは、ウエハWの回転方向の下流側に向かうようにかつ除去液の吐出軌跡の延長線が塗布膜の周縁部の外側に向かうように除去液が吐出される。また、ウエハWは2300rpm以上の高回転数で回転しているので、大きな遠心力が発生し、除去液の液流はウエハWの外方側に向けて押し出されるように速やかに流れていく。これにより、除去液の供給領域では、塗布膜10が除去液により軟化され溶解し、溶解された塗布膜の成分を含む除去液は、大きな遠心力により、ウエハWの外方に向けて押し出されて除去される。
こうして、第2のステップを実行した後、ウエハ端面のべベル部位W1を洗浄するステップを実行する。このステップは、除去液の供給位置Pを、第1の位置と周縁位置との間、または周縁位置に設定し、第2の回転数である500rpm〜2000rpm例えば1000rpmでウエハWを回転させながら除去液ノズル3から除去液を吐出するステップである(図5(c))。このステップにおける除去液の供給位置(第2の位置)は、例えば図5(c)に示すように、ウエハWの外縁からウエハWの内方に0.5mm寄った位置であり、このステップでは、この第2の位置に例えば1秒以上この例では5秒間、除去液の供給を続ける。
第2の位置に除去液を吐出するときの第2の回転数は、第1の位置に除去液を吐出するときの第1の回転数よりも低い。このため、除去液の液流は、第1の位置に吐出されたときよりもゆっくりとしたスピードで、遠心力によりウエハWの外方側に向けて押し出され、ウエハWに吐出された除去液が回転するウエハWからはじき飛ばされる液跳ね現象を抑えながら、ウエハWの外縁から裏面側に回り込むように流れていく。こうして、ウエハW端面のべベル部位W1において、裏面側にも除去液が行き渡り、べベル部位W1に付着した成分が除去液により洗浄される。
このようにして、塗布膜の不要な周縁部の除去と、べベル部位W1の洗浄を行った後、例えば排気量を塗布膜形成時の排気量に戻し、除去液ノズル3からの除去液の吐出を停止して、待機位置に移動させる(図5(d))。そして、ウエハWの回転を停止して、図示しない搬送機構により当該ウエハWを塗布装置1から搬出する。
上述の実施形態によれば、ウエハ表面の塗布膜の周縁部に除去液を供給して、当該周縁部の不要な塗布膜を除去するにあたり、除去液を吐出するときにウエハWを2300rpm以上の回転数で回転させている。このため、大きな遠心力が発生し、除去液の液流はウエハWの外方側に向けて押し出されるように流れていく。これにより、カット位置における除去液が、塗布膜端部に浸透することが抑制され、塗布膜端部を持ち上げようとする力の発生が抑えられる。こうして、塗布膜端部における盛り上がり(ハンプ)の発生を抑制した状態で、塗布膜の不要な周縁部が除去される。また、後述する評価試験により明らかなように、除去液の種別に関わらず、EBR処理によるハンプの高さが低減される。
また、除去液の供給位置Pがカット位置に達した後、直ちに例えば1秒以内にカット位置から周縁側に移動させているので、カット位置に供給された除去液は、大きな遠心力によって、当該カット位置からウエハWの周縁側に向けて速やかに流れていく。このため、カット位置における除去液が塗布膜端部に浸透することが抑制され、より一層ハンプの形成が抑制される。さらに、除去液の供給位置Pがカット位置に達した後、1秒以内にカット位置から周縁側に移動させることにより、EBR処理に要する時間が短縮され、スループットの向上に寄与する。
さらにまた、EBRステップ時のウエハWの回転数が高いと、べベル部位W1の洗浄が不十分になるおそれがあるが、塗布膜のカット位置よりも外側の位置にて除去液を吐出する洗浄ステップを実行することにより、べベル部位W1における清浄度を高めることができる。この洗浄ステップでは、第2の回転数が第1の回転数より低く、第2の位置における除去液の供給時間が長いが、第2の位置は、第1の位置よりもウエハWの周縁側であるため、塗布膜端部への除去液の浸透が抑制される。このように、洗浄ステップでは、ハンプの発生を抑制しながら、べベル部位W1の洗浄を十分に行うことができるように、第2の回転数の大きさ、第2の位置、供給位置を第2の位置にしたときの停止時間が決定される。
一方、除去液供給時のウエハWの回転数を高くすると、液跳ね現象が発生し、液跳ねにより飛散した除去液のミストがウエハWに再付着してミスト状の欠陥(ウェットパーティクル)となって、ウエハ周縁部の欠陥数が増加することが認められている。このため、上述の実施の形態では、除去液ノズル3の角度の最適化を図ることにより、液跳ね現象の発生を抑制し、この結果、欠陥数を低減している。即ち、本実施形態の除去液ノズル3は、前記なす角度θが6度以内、前記なす角度Zが20度以下に設定されている。これにより、ウエハWの表面に対して水平面から僅か上方側に傾いた除去液ノズル3から、ほぼ回転方向に沿って除去液が吐出される。このため、高回転のウエハWに除去液を供給するときに、ウエハW表面に対して除去液が衝突するときの衝撃力が小さくなると共に、除去液がウエハWになじみやすくなり、液跳ねが防止される。また、液跳ねが防止されることから、ウエハ周縁部へのウェットパーティクルの付着も低減される。
さらに、EBRステップにおいて、カップ22内を例えば50Pa以上の高排気状態に設定することにより、ウェットパーティクルを改善することができる。これは、液跳ねしてミスト状となった除去液が、排気路から速やかに排出されるためである。
さらに、除去液供給時のウエハWの回転数を高くすると、塗布膜のカット面(カット位置における塗布膜の端面)のカット精度が低下し、平面的に見てカット面が荒れ、平滑性が低下することが認められている。このため、当該実施形態では、除去液ノズル3の吐出口30の口径Aを小さく、つまり0.15mm〜0.35mmに設定している。これにより、除去液の吐出圧力が大きくなり、塗布膜のカット位置における除去液の切削力が増大するので、カット面の切削精度が向上する。また、この例では、供給位置Pが周縁位置から第1の位置(カット位置)まで移動する時の除去液の吐出流量を、20ml/分〜60ml/分に設定している。これにより、除去液の吐出圧力が大きくなり、カット面の切削精度がより一層高められる。
(第2の実施の形態)
この実施形態が上述の実施の形態と異なる点は、制御部7が前記第1のステップと第2のステップと、を複数回繰り返すための制御信号を出力するように構成されていることである。先ず、図6(a)に示すように、除去液ノズル3を、ウエハ外方の退避位置から周縁位置まで移動させる。そして、ウエハWを2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、除去液の供給位置Pを、ウエハWの表面の周縁位置からカット位置である第1の位置に移動させながら、除去液ノズル3から除去液を例えば20ml/分〜60ml/分の流量で吐出する(第1のステップ、図6(b))。続いて、除去液の供給位置Pがカット位置に達した後、直ちに例えば1秒以内に第1の位置から例えば周縁位置まで移動させる(第2のステップ、図6(c))。この第2のステップにおいても、ウエハWを2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、除去液ノズル3から除去液を20ml/分〜60ml/分の流量で吐出する。こうして、第1のステップと第2のステップを複数回例えば5回繰り返す。
このように第1のステップと第2のステップとを行うことにより、既述のように、ハンプの発生を抑えながら塗布膜の不要な周縁部を除去できる。また、第1のステップと第2のステップとを繰り返すことにより、塗布膜のカット位置における除去液の切削力が増大するので、後述する評価試験より明らかなように、カット面の切削精度が高められる。さらに、第1のステップと第2のステップとを繰り返すことにより、除去液がウエハWの端部から裏面側に回り込みやすくなり、べベル部位W1の洗浄を行うことができる。なお、第2の実施の形態のように、第1のステップと第2のステップとを繰り返して行った後、第1の実施形態の洗浄ステップを実施するようにしてもよい。
既述のように、除去液を吐出するときにウエハWを高い回転数で回転することにより、ハンプの発生を抑制しながら、塗布膜の不要な周縁部を除去でき、このときのハンプの高さは、後述の評価試験より明らかなように、ウエハWの回転数が高い程、低くなる。一方、ウエハWの回転数が高くなると、液跳ね現象が発生しやすくなって欠陥が発生したり、カット面の平滑性が減少したりする傾向がある。このようなことから、本発明者らは、除去液を吐出するときにウエハWを2300rpm以上の回転数で回転させることにより、従来に比べてハンプの発生を抑制しながら、塗布膜の不要な周縁部を除去できると捉えている。
続いて、本発明の評価試験について、図7〜図19より説明する。
(評価試験1:ハンプ高さ評価)
ウエハWを1000rpm、2000rpm、3000rpm、4000rpmで回転させた状態で、塗布膜の形成ステップとEBRステップを行い、処理後の塗布膜端部のハンプの高さについて評価した。塗布膜はSOC(Spin On Carbon)材料である薬液A、除去液はOK−73シンナー、カット位置をウエハ外縁から2.5mm内側の位置とし、カット位置における供給位置の停止時間が5秒のときと、前記停止時間が0秒のときについて、夫々の回転数におけるハンプの高さを測定した。ハンプ高さは、段差測定器を用いて求め、塗布膜からの高さをハンプ高さとし、複数枚のウエハWについて、同様にハンプ高さを評価した。
この結果を図7に示す。図中縦軸はハンプ高さ(nm)であり、横軸には、カット位置での除去液の供給位置の停止時間と回転数を記載している。停止時間が5秒のときのハンプ高さの平均値は、回転数が1000rpmでは724.92nm、2000rpmでは481.31nm、3000rpmでは302.48nm、4000rpmでは256.49nmであった。また、停止時間が0秒のときのハンプ高さの平均値は、回転数が1000rpmでは512.99nm、2000rpmでは312.97nm、3000rpmでは240.76nm、4000rpmでは209.35nmであった。
このように、停止時間が5秒、0秒のときの双方において、回転数が高くなる程、ハンプ高さが低くなることが認められた。また、回転数が同じ場合には、停止時間が0秒であっても、不要な膜が除去でき、ハンプ高さが低くなることが確認された。これにより、回転数が高いと、大きな遠心力によってカット位置に供給された除去液をウエハWの外縁に向けて押し出す力が増大し、カット位置における切削力が増加するため、停止時間が0秒であっても、十分に不要な膜が除去できることが理解される。
また、塗布膜をレジストである薬液B、SOC材料である薬液C、レジストである薬液D、SiARC材料である薬液E、除去液をOK−73シンナー、シクロヘキサノンに夫々変更して、同様の評価を行ったところ、評価試験1と同様に、回転数が高くなる程、ハンプ高さが低くなり、回転数が同じ場合には、停止時間が0秒の方がハンプ高さが低くなることが確認された。従って、本発明の手法は、塗布膜や除去液の種類に依存せずに、ハンプ高さを低減できることが理解される。
このように、ウエハWの回転数が高い程、ハンプ高さは低減されるが、ハンプ高さの推移から、3000rpmを越えるとハンプ高さの変化が小さくなることから、2300rpm以上の回転数であれば、ハンプ高さの低減に十分に寄与できると捉えている。また、供給位置における停止時間については、ハンプ高さの平均値は、停止時間5秒、回転数3000rpmのときの方が、停止時間0秒、回転数2000rpmよりも低いことから、前記停止時間が1秒以内であれば、ハンプ高さの低減を図ることができると捉えている。
(評価試験2:液跳ね評価)
塗布膜の形成ステップとEBRステップを行い、液跳ねの有無について処理状態を動画撮影することにより評価した。このとき、除去液ノズル3は、前記なす角度θを0度、8.5度、前記なす角度Zを10度、20度、30度、除去液の吐出流量を13ml/分、20ml/分、30ml/分と夫々変えて同様の評価を行い、夫々の場合について、液跳ねが発生しない最大回転数を求めた。塗布膜は薬液A、除去液はOK−73シンナー、カット位置をウエハ外縁から2.5mm内側の位置とし、カット位置における供給位置の停止時間は10秒とした。
この結果を図8に示す。図中横軸は、液跳ねが発生しない最大回転数(rpm)であり、縦軸に除去液ノズル3の角度(なす角度θ、Z)と吐出流量(ml/分)を示している。この結果、除去液ノズル3の接線とのなす角度θを比較すると、0度の方が前記最大回転数が大きくなること、ウエハ表面とのなす角度Zを比較すると、10度、20度の方が30度よりも前記最大回転数が大きくなることが夫々認められた。これにより、前記なす角度θやなす角度Zの調整により液跳ねが低減できることが理解される。また、除去液ノズル3のなす角度θやなす角度Zが同じであっても、吐出流量により前記最大回転数が変化することが認められた。さらに、±300μmの凹凸を付けたウエハWに塗布膜を形成し、なす角度θが8.5度、なす角度Zが30度の除去液ノズル3と、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3とを用いて夫々EBR処理を行ったところ、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3では、カット精度が改善することが確認された。
以上の結果、なす角度θが8.5度では、なす角度Zが20度以下であれば、前記最大回転数が2300rpmを越えることが認められた。このことから、なす角度θは6度以内であれば、吐出流量やなす角度Zの調整により、前記最大回転数が2300rpm以上であっても液跳ねが低減でき、なす角度Zは20度以内であれば、吐出流量やなす角度θの調整により、前記最大回転数が2300rpm以上であっても液跳ねが低減できると捉えている。
(評価試験3:欠陥評価)
塗布膜の形成ステップ後、ウエハWを4000rpmで回転させ、除去液ノズル3から除去液を吐出しながら、ウエハWの周縁位置とカット位置との間を1回往復移動させてEBRステップを行い、欠陥(ウェットパーティクル)の個数についてSEM(走査型電子顕微鏡)を用いて、ミスト状欠陥を抽出することにより評価した。
このとき、なす角度θが0度、なす角度Zが10度、吐出口30の口径Aが0.2mmの除去液ノズル3と、なす角度θが8.5度、なす角度Zが30度、吐出口30の口径Aが0.3mmの除去液ノズル3を用いた。塗布膜は薬液A、除去液はOK−73シンナーを用い、塗布膜の形成ステップにおける排気圧は65Pa、EBRステップにおけるカップ22内の排気圧は75Paとした。また、カット位置における供給位置の停止時間は0秒とし、カット位置(カット幅)を変えて評価を行った。
各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図9に示す。図中横軸は、カット幅と、除去液ノズル3の条件を示し、縦軸は50nm以上サイズのミスト状の欠陥数(個)を示している。この結果、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3を用いることにより、ミスト状の欠陥数が大幅に低減することが確認された。評価試験2により、除去液ノズル3のなす角度θの最適化を図ることにより、液跳ねが低減することが認められていることから、液跳ねが抑えられることによって、ミスト状の欠陥が低減されたと推察される。
(評価試験4−1:排気圧評価)
塗布膜の形成ステップ後、ウエハWを4000rpmで回転させ、除去液ノズル3から除去液を吐出しながら、ウエハWの周縁位置とカット位置の間を60回往復移動させてEBRステップを行い、欠陥の個数についてSEMを用いて評価した。このとき、なす角度θが0度、なす角度Zが10度、吐出口30の口径Aが0.2mmの除去液ノズル3を用いた。塗布膜はレジストである薬液B、除去液はOK−73シンナーを用い、カット位置における供給位置の停止時間は0秒、カット幅は2mm、吐出流量は25ml/分として、EBRステップ時のカップ22の排気圧を変えて処理を行い、評価を行った。なお、除去液ノズル3を60回移動させるのは、処理回数の増加により欠陥数が多くなることから、欠陥数を増加させて、欠陥の発生状況をより正確に把握するためである。
各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図10に示す。図中横軸は、カップ22内の排気圧、縦軸は50nm以上サイズの欠陥数を夫々示している。この結果、カップ22内の排気圧が高くなると欠陥数が低下し、回転数が4000rpmでは、50Pa以下で欠陥が発生することが確認された。
(評価試験4−2:排気圧評価)
ウエハWの回転数を3500rpmに変更し、その他の条件は同様にして、(評価試験4−1)と同様に評価を行った。各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図11に示す。図中横軸は、カップ22内の排気圧、縦軸は50nm以上サイズの欠陥数を夫々示している。この結果、回転数が3500rpmでは、30Pa以下で欠陥が発生することが確認された。
(評価試験4−3:排気圧評価)
ウエハWの回転数を3000rpmに変更し、その他の条件は同様にして、(評価試験4−1)と同様に評価を行った。各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図12に示す。図中横軸は、カップ22内の排気圧、縦軸は50nm以上サイズの欠陥数を夫々示している。この結果、回転数が3000rpmでは、23Paの排気圧で欠陥が発生することが確認された。
(評価試験4−4:排気圧評価)
塗布膜の形成ステップ後、ウエハWの回転数を3000rpm、3500rpm、4000rpmとし、除去液ノズル3から除去液を吐出しながら、ウエハWの周縁位置からカット位置まで1回移動させてEBRステップを行い、その他の条件は同様にして(評価試験4−1)と同様に評価を行った。各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図13に示す。図中横軸は、カップ22内の排気圧、縦軸は50nm以上サイズのミスト状欠陥数を夫々示している。この結果、ウエハWの回転数が高くなると欠陥が発生しやすいが、カップ22内の排気圧を大きくすることにより、欠陥数が低減できることが認められた。また、同じ排気圧(75Pa、90Pa)で比較すると、高回転数の方がミスト状欠陥数が少ないことが確認された。これは、回転数を下げると、ウエハWのノッチ部において液跳ねが発生しやすくなり、これが原因となってミスト状欠陥数が増加するためと推察される。
(評価試験5−1:べベル部位洗浄評価)
塗布膜の形成ステップ後、ウエハWを4000rpmで回転させ、第1の位置(カット位置)における停止時間を0秒としてEBRステップを行い、次いで、供給位置を第2の位置に移動し、ウエハWを2000rpmで回転させて洗浄ステップを行った。第2の位置の停止時間を1秒〜5秒の間で変え、べベル部位W1の清浄度をべベル検査装置を用いて確認した。除去液ノズル3は、なす角度θが0度、なす角度Zが10度、吐出口30の口径Aが0.2mmのものを用い、塗布膜は薬液B、除去液はOK−73シンナー、カット位置はウエハ外縁から2mm内側、第2の位置はウエハ外縁から0.5mm内側とした。
この結果、EBRステップの後、洗浄ステップを行うことにより、べベル部位W1の清浄度が改善され、第2の位置における除去液の供給時間を延ばすことにより、べベル部位W1の清浄度が高くなることが認められた。第2の位置における除去液の供給時間が3秒以上であれば、べベル部位W1の汚れが改善されることが確認された。
(評価試験5−2:べベル部位洗浄評価)
(評価試験5−1)と同様に、EBRステップと、洗浄ステップを実施した。第2の位置の停止時間を5秒とし、洗浄ステップにおけるウエハWの回転数(第2の回転数)と、カップ22内の排気圧力を変えて、べベル部位の清浄度を確認した。塗布膜は薬液B、除去液はOK−73シンナー、カット位置はウエハ外縁から2mm内側、第2の位置はウエハ外縁から0.5mm内側とした。また、洗浄ステップを実施しない場合についても同様に評価を行った。
各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図14に示す。図中横軸は、排気圧力、回転数などの処理条件、縦軸は、50nm以上のサイズの欠陥数であり、第2の位置の停止時間と、第2の回転数が記載していない条件は、洗浄ステップを行わない場合である。この結果、排気圧が90Pa、第2の回転数が1000rpmの条件では、欠陥数が多いウエハWもあったが、同条件の残りのウエハWについては欠陥数が少ないため、洗浄ステップを実施しても、欠陥数の悪化は認められないと言える。
また、(評価試験5−2)について、ミスト状の50nmサイズ以上の欠陥数について、欠陥レビューSEM(Defect Review-SEM:Defect Review-Scanning Electron Microscope)により評価した。この結果を図15に示す。この場合においても、洗浄ステップの実施により、欠陥数の悪化は認められないことが確認された。
(評価試験6−1:カット面評価)
塗布膜の形成ステップ後、カット位置における停止時間を0秒としてEBRステップを行った。このとき、なす角度θが0度、なす角度Zが10度、吐出口30の口径Aが0.3mmの除去液ノズル3と、なす角度θが8.5度、なす角度Zが30度、吐出口30の口径Aが0.3mmの除去液ノズル3とを用いた。塗布膜は薬液A、除去液はOK−73シンナー、カット幅は2.5mmとし、吐出流量と、回転数を変えてEBRステップを行い、評価を行った。カット面の平滑性についてはべベル検査装置により評価した。
各条件の下、夫々3枚のウエハWに対して同様の評価を行ない、その結果を図16に示す。図中横軸は、吐出流量、回転数などの処理条件、縦軸は、カット面の平滑性(mm)であり、数値が小さい程、カット面の荒れが少なく、平滑性が高いことを示している。この結果、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3を用いると、カット面の平滑性が悪化することが認められたが、回転数を大きくすると平滑性が悪化するものの、吐出流量を増加することにより改善されることが確認された。
(評価試験6−2:カット面評価)
なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3を用い、吐出口30の口径Aを0.3mmと、0.2mmに設定し、その他の条件は(評価試験6−1)と同様にして、カット面の平滑性について評価した。この結果を図17に示す。図中横軸は、吐出流量、回転数などの処理条件であり、縦軸は、カット面の平滑性(mm)である。この結果、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3において、吐出口30の口径Aを小さくすることで、カット面の平滑性が改善することが認められた。また、吐出流量を増加することによっても改善されることが確認された。
除去液ノズル3の口径Aが0.3mmのときには、吐出流量を27ml/分にすると、回転数が3500rpmと4000rpmのときの平滑性はほぼ同じであることから、除去液ノズル3の吐出口30の口径Aは、0.15mm〜0.35mmであればよいと捉えている。また、吐出流量が20ml/分のときの口径Aが0.3mmと0.2mmの比較では、回転数が2900rpm以上のときには0.2mmの方が平滑性が良好であることから、除去液ノズル3の吐出口30の口径Aは、0.15mm〜0.25mmであれば、カット面の平滑性が十分に改善されると言える。
(評価試験6−3:カット面評価)
塗布膜の形成ステップ後、ウエハWを4000rpmで回転させ、カット位置における停止時間を0秒としてEBRステップを行った。次いで、供給位置を第2の位置に移動し、第2の位置の停止時間を5秒として、ウエハWを2000rpmで回転させて洗浄ステップを実施した。EBRステップと洗浄ステップにおける除去液の吐出流量を変えて、カット面の平滑性を確認した。塗布膜は薬液A、除去液はOK−73シンナー、吐出口30の口径Aは0.2mm、カット位置はウエハ外縁から2mm内側、第2の位置はウエハ外縁から0.5mm内側とした。
この結果を図18に示す。図中横軸は、吐出流量、縦軸は、カット面の平滑性(mm)であり、Refは、なす角度θが8.5度、なす角度Zが30度の除去液ノズル3を用いて、カット位置における停止時間が5秒、ウエハWの回転数が2000rpmの条件で実施したときのデータである。この結果、なす角度θが0度、なす角度Zが10度の除去液ノズル3において、吐出流量を増加することにより、カット面の平滑性が改善することが認められた。吐出流量が40ml/分以上になると平滑性が大幅に改善されることから、吐出流量が40ml/分〜70ml/分であれば、カット面の平滑性は十分に改善できると捉えている。
(評価試験7:吐出流量評価)
(評価試験6−3)と同様に処理を行ったウエハWについて、ハンプ高さを段差測定器により確認した。この結果を図19に示す。図中横軸は、吐出流量であり、縦軸は、ハンプ高さ(nm)である。この結果、吐出流量を増加することによって、ハンプ高さが増加するおそれがないことが認められた。
以上において、本発明の塗布装置1は、ハンプ高さの低減を図るためには、除去液ノズル3から除去液を吐出するときにウエハWを2300rpm以上の回転数で回転するものであればよい。また、塗布装置1において、次の(a)〜(g)は、適宜組み合わせ可能である。
(a)第1のステップと第2のステップを実行すること
(b)洗浄ステップを実行すること
(c)第1のステップと第2のステップとを複数回繰り返すこと、
(d)除去液ノズル3の接線とのなす角度θが6度以内に設定されること
(e)除去液ノズル3のウエハ表面とのなす角度Zが20度以下に設定されること
(f)除去液ノズル3の吐出口30口径Aが0.15〜0.35mmに設定されること
(g)除去液ノズル3からの除去液の吐出流量が20ml/分〜60ml/分に設定されること
以上において、塗布装置1では、外部の装置において塗布膜が形成されたウエハWに対してもEBR処理を行うことができる。つまり上記の塗布装置1はEBR処理のみを行う専用の装置として構成してもよく、この場合には、塗布液ノズル41及び溶剤ノズル42を設ける必要はない。塗布液としては、溶媒に塗布膜の成分を溶解させた、例えばレジスト液、SOD材料、SOC材料、SiARC材料、BARC材料や炭素を主成分とする有機膜などで、溶媒により塗布膜が軟化する種々の塗布膜に適用できる。
ところで、例えば3D NANDと呼ばれる多数の層に配線が形成されたNAND型フラッシュメモリを形成するために、多数の膜が積層されたウエハWに対してレジスト膜などの塗布膜を塗布装置により成膜する場合が有る。そのように多数の膜が形成された状態で塗布装置に搬送される各ウエハWについては、それまでに行われた処理の影響や、各膜から受ける応力によって、互いに異なる形状となるように反っている場合が有る。
そして、上記の塗布装置1のスピンチャック11はウエハWの中央部のみを吸着するため、搬送されたときに反りを有するウエハWは反った状態のまま処理を受けることになる。このような事情から、上記の塗布装置1の除去液ノズル3については、この反りによってEBR処理の精度が低下しないように構成することが好ましい。具体的に述べると、ウエハWが反りを有していてもウエハWの端から供給位置P(図3参照)までの距離がずれることを抑制し、カット幅が設定値からずれることを防ぐために、図3で説明した除去液ノズル3の角度θについては0°に近い値、具体的には例えば0°〜5°に設定し、より好ましくは例えば0°〜3°に設定する。なおカット幅について補足しておくと、当該カット幅はウエハWの表面において除去液ノズル3から吐出される除去液によって塗布膜が除去される環状領域の幅である。
また、図4で説明した角度Zについては、90°に近いほどウエハWの反りによる設定される吐出位置と実際の吐出位置とのずれを抑制し、カット幅は反りの影響を受けにくくなる。しかし、既述のように比較的高い速度で回転するウエハWに除去液を吐出するにあたり、角度Zが0°に近いほど除去液がウエハWに着液するときの圧力を抑制できるために、ウエハW表面における除去液の液跳ねの抑制効果が高くなる。そこで、上記のように角度θを0°〜5°に設定したときに、角度Zは5°〜20°とすることが好ましい。
上記の角度θ、角度Zについて適切な値を確認するために行われた評価試験について、後に詳しく述べる。この評価試験においては、試験を行う前に予めウエハWの反り量を測定しており、図20を参照してこの反り量の測定について説明する。図20ではウエハWの表面をW1、裏面をW2として夫々示している。図中51はウエハWの載置部であり、ウエハWの周縁部のみが下方から支持されるようにウエハWを載置する。図中52はレーザー変位計であり、載置部51に載置されたウエハWの上面の各部の高さを測定するために、ウエハWの上方を当該ウエハWに対して横方向に移動自在に構成される。
図20(a)に示すように表面W1が上側に向かうように載置部51にウエハWを載置した状態でウエハWの表面W1内の各部の高さを取得し、取得された各部の高さから反り量(表面側反り量とする)を取得する。また、図20(b)に示すように裏面W2が上側に向かうようにウエハWを載置した状態でウエハWの裏面W2内の各部の高さを取得し、取得された各部の高さから反り量(裏面側反り量とする)を取得する。そして表面側反り量と裏面側反り量との平均値を、ウエハWの反り量とする。載置部51にウエハWの面内の一部のみが支持され、自重によってウエハWが変形することになるので、このように表面側反り量及び裏面側反り量に基づいてウエハWの反り量を算出することで、当該自重による測定誤差がキャンセルされるようにしている。上記の表面側反り量については、例えば表面W1内の複数の点の高さを測定し、取得した全ての点の高さから最小二乗法によって基準面の高さを算出し、当該基準面に対する測定された点のうちの最高点の高さとの距離と、基準面に対する測定された点のうちの最低点の高さとの距離と、の合計として算出する。裏面側反り量については、この表面側反り量を算出する手法と同様の手法で算出する。
後述の評価試験では、図20に示すようにウエハWの表面を上側に向けたときに、ウエハWの全周において周縁部の高さが中心部の高さに比べて高いウエハWを凹型ウエハWと記載する。また、ウエハWの表面を上側に向けたときに、ウエハWの全周において周縁部の高さが中心部の高さに比べて低いウエハWを凸型ウエハWと記載する。また、ウエハWの周方向に沿って見たときにウエハWの周端の高さがウエハWの中心よりも上側、下側へ夫々位置するように反ったウエハWを凹凸型ウエハWと記載する。
(評価試験8)
評価試験8として、反り量が互いに異なるウエハWについてカット幅を1mmに設定してEBR処理を行い、処理後にウエハWの周の複数箇所におけるカット幅を測定し、当該カット幅の平均値を算出した。このEBR処理は角度θ及び角度Zの組み合わせが互いに異なるように設定した3つの除去液ノズル3のうちのいずれかを用いて行った。3つの除去液ノズル3のうちの一つは、θ=0°、Z=10°に設定しており、当該ノズルを3−1とする。除去液ノズル3のうちの一つは、θ=8.5°、Z=30°に設定しており、当該ノズルを3−2とする。除去液ノズル3のうちの残りの一つは、θ=30°、Z=30°に設定しており、当該ノズルを3−3とする。ウエハWについては反りが無い、即ち反り量が0μmであるものと、上記の図20の凹型ウエハWで反り量が196μmであるもの、凸型ウエハWで反り量が232μmであるものを用いて試験を行った。
図21のグラフは評価試験8の結果を示している。当該グラフの横軸はウエハWの反り量(単位:μm)を示しており、凹型ウエハWの反り量には+、凸型ウエハWの反り量に−の符号を夫々付している。グラフの縦軸はカット幅の平均値(単位:mm)を示している。グラフに示されるようにノズル3−3を用いた場合は、ウエハWに反りが有ると、カット幅の平均値が設定値である1mmより比較的大きくずれている。ノズル3−2を用いた場合はノズル3−3を用いた場合に比べると、このずれが抑制されている。しかし、反り量が+196mmであるときのカット幅の平均値と設定値1mmとのずれ量が、実用上有効なレベルよりやや大きい。ノズル3−1を用いた場合においては、反り量が0mm、+196mm、−232mmであるときの全てにおいて、カット幅の平均値がカット幅の設定値と略一致している。従ってこの評価試験8から、ウエハWの反り量が+196μm〜−232μmの範囲において、当該ノズル3−1を用いることでカット幅の精度を高くすることができることが有効であることが確認された。
角度θ、Zのうち、θの値のみが異なるノズル3−2、3−3を用いた各結果から、角度θを変更することで、ウエハWの反りによるカット幅の平均値の変動を抑制することができることが分かる。そして、θ=0であるノズル3−1を用いた場合は、カット幅の平均値についてカット幅の設定値からのずれを十分に抑制することができる。また、θ=8.5°では上記のように当該ずれの量がやや大きい。従って、0°以上〜8.5°より若干低い値、具体的には例えば上記のようにθ=0°〜5°であれば当該ずれを十分に抑制することができると考えられる。また、ノズル3−1を用いた場合にはZの値が10°で、カット幅の平均値と反り量とのずれが抑制されていたが、角度Zの値が30°であるノズル3−2、3−3を用いた場合には当該ずれが比較的大きいことを考えると、角度Zは10°付近にすることが好ましく、例えば上記のように5°〜20°にすることが好ましいと考えられる。
(評価試験9)
評価試験9として、評価試験8で用いたノズル3−1、3−2または3−3を用いて、反り量が428μmである凹凸型ウエハWにEBR処理を行い、ウエハWの周方向の各位置におけるEBRカット幅を測定し、そのカット幅についてのばらつきとして、最大値−最小値を算出した。この評価試験9でも、カット幅の設定値は1mmに設定した。
図22のグラフは評価試験9の結果をプロットしたものであり、グラフの縦軸はカット幅(単位:mm)を示している。カット幅のばらつき(最大値−最小値)については、ノズル3−1を用いた場合が0.041mm、ノズル3−2を用いた場合が0.099mmであり、ノズル3−3を用いた場合が0.205mmである。このようにノズル3−1を用いた場合、最もカット幅のばらつきが抑えられた。従って、評価試験8、9から凹型ウエハW、凸型ウエハW、凹凸型ウエハWのいずれを処理する場合においてもノズル3−1を用いることでカット幅の精度を高くすることができることが確認された。
(評価試験10)
評価試験10−1として、反り量が150μmである複数の凹型ウエハWについて、除去液ノズル3の角度θを各々変更してEBR処理を行い、カット幅のばらつきを測定した。また、評価試験10−2として反り量が250μmである複数の凸型ウエハWについて、除去液ノズル3の角度θを各々変更してEBR処理を行い、カット幅のばらつきを測定した。評価試験10−1、10−2では、既述の図3や図23に実線で示すように除去液ノズル3を配置して、平面視ウエハWの内方から外方へ向かって除去液を吐出するように角度θを設定する他に、図23に一点鎖線で示すように除去液ノズル3を配置して、ウエハWの外方から内方へ向かって除去液を吐出するように角度θを設定して試験を行っている。この評価試験10において、除去液の吐出方向がウエハWの内方から外方へ向かうようにθを設定した場合には当該角度θの数値に+の符号を、当該吐出方向がウエハWの外方から内方へ向かうように角度θを設定した場合には当該θの数値に−の符号を夫々付して示す。なお、図23ではウエハWの接線をL1、供給位置P(除去液ノズル3から吐出された液のウエハW上における着液位置)を通過し、接線L1に平行する線をLで示している。
図24、図25の各グラフは評価試験10−1、10−2の結果を夫々示している。各グラフの縦軸はカット幅のばらつき(単位:mm)を示し、グラフの横軸は角度θを示している。グラフに示すように角度θの絶対値が大きくなるにつれてカット幅のばらつきが大きくなる。実用上、このカット幅のばらつきを0.1mm以下に抑制することが特に好ましい。評価試験10−1、10−2共に角度θが−3°〜+3°の範囲においては、そのようにカット幅のばらつきが0.1mmである。従って、ウエハWの反り量が+150μm〜−250μmの範囲においては、角度θをそのような範囲内に設定することで、カット幅のばらつきを抑制できることが確認された。角度θが−の場合には、供給位置PよりもウエハWの中心側に除去液が移動し、カット幅が所望の値からずれる懸念があるため、角度θは0°以上であることが好ましい。それ故に角度θは0°〜+3°とすることが好ましい。
1 塗布装置
11 スピンチャック
21 回転機構
3 除去液ノズル
30 吐出口
7 制御部
W ウエハ
P 供給位置

Claims (15)

  1. 円形の基板の表面に塗布液を供給して形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去装置において、
    基板を保持して回転する回転保持部と、
    前記回転保持部に保持された基板の表面の周縁部に、除去液が基板の回転方向の下流側に向かうように、除去液を吐出する除去液ノズルと、
    除去液を吐出するときに基板を2300rpm以上の回転数で回転するように制御信号を出力する制御部と、を備えたことを特徴とする塗布膜除去装置。
  2. 前記制御部は、
    前記基板を2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、前記除去液の供給位置を、基板の表面の周縁位置から、当該周縁位置よりも基板の中心部に寄った塗布膜のカット位置に移動させながら当該除去液ノズルから除去液を吐出する第1のステップと、
    前記供給位置が前記カット位置に達した後、1秒以内に当該カット位置から基板の周縁側に離れる第2のステップと、を実行するための制御信号を出力することを特徴とする請求項1記載の塗布膜除去装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2のステップの後、前記供給位置を、前記カット位置と前記周縁位置との間、または当該周縁位置に設定し、前記第1の回転数よりも低い第2の回転数で基板を回転させながら前記除去液ノズルから除去液を吐出するステップを実行するための制御信号を出力することを特徴とする請求項2記載の塗布膜除去装置。
  4. 前記第2の回転数は、500〜2000rpmに設定されていることを特徴とする請求項3記載の塗布膜除去装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1のステップと第2のステップと、を複数回繰り返すための制御信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の塗布膜除去装置。
  6. 平面で見たときに、前記除去液ノズルの吐出口と供給位置とを結ぶ直線と、当該供給位置における基板の接線と、のなす角度は、6度以内に設定されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の塗布膜除去装置。
  7. 鉛直面で見たときに、前記除去液ノズルと供給位置とを結ぶ直線と基板の表面とのなす角度は、20度以下に設定されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の塗布膜除去装置。
  8. 前記除去液ノズルの吐出口の口径は0.15〜0.25mmに設定されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の塗布膜除去装置。
  9. 前記供給位置が周縁部からカット位置まで移動する時の除去液の吐出流量は、55ml/分以上に設定されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の塗布膜除去装置。
  10. 円形の基板の表面に塗布液を供給して形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去方法において、
    基板を保持部に水平に保持する工程と、
    次いで、基板を2300rpm以上の回転数で回転させた状態で、除去液ノズルから除去液を基板の表面の周縁部に、基板の回転方向の下流側に向かうように吐出する工程と、を含むことを特徴とする塗布膜除去方法。
  11. 前記基板を2300rpm以上の第1の回転数で回転させた状態で、前記除去液ノズルの供給位置を、基板の表面の周縁位置から、当該周縁位置よりも基板の中心部に寄った塗布膜のカット位置に移動させながら当該除去液ノズルから除去液を吐出する第1の工程と、
    前記供給位置が前記カット位置に達した後、1秒以内に当該カット位置から基板の周縁側に離れる第2の工程と、を含むことを特徴とする請求項10記載の塗布膜除去方法。
  12. 前記第2の工程の後、前記供給位置を、前記カット位置と前記周縁位置との間、または当該周縁位置に設定し、前記第1の回転数よりも低い第2の回転数で基板を回転させながら前記除去液ノズルから除去液を吐出する工程を含むことを特徴とする請求項11記載の塗布膜除去方法。
  13. 前記第2の回転数は、500〜2000rpmであることを特徴とする請求項12記載の塗布膜除去方法。
  14. 前記第1の工程と第2の工程と、を複数回繰り返すことを特徴とする請求項11記載の塗布膜除去方法。
  15. 円形の基板の表面に塗布液を供給して形成された塗布膜の周縁部を除去液により除去する塗布膜除去装置に用いられるコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項10ないし14のいずれか一項に記載の塗布膜除去方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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