JP2018120579A - 画像処理方法、印刷方法、画像処理装置、印刷装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなインクジェット式プリンターでは、印刷速度をより高めるための一つの方法として、ノズルの数を増やす方法が取られてきた。具体的には、ヘッド当たりのノズル数を増やしたり、複数のヘッドを並べたりすることで、1回の主走査(パス動作)で形成されるドット数を増やし、印刷速度を高める方法である。
ノズルグループとしては、例えば、同じ製造環境や製造条件で加工されたノズルを複数備える一つのヘッドチップなどを適用させることができる。
その結果、個々のノズルグループのインク吐出特性に対応させて補正を行う必要が無くなる。すなわち、個々のノズルグループのインク吐出特性に合わせた補正量を求める必要が無くなり、また、ノズルグループ毎に求めた補正量の補正を実行させる補正手段を設ける必要が無くなる。
図1は、実施形態1に係る「印刷装置」としての印刷システム1の構成を示す正面図、図2は、同ブロック図である。
印刷システム1は、プリンター100、および、プリンター100に接続される画像処理装置110によって構成されている。プリンター100は、画像処理装置110から受信する印刷データに基づいて、ロール状に巻かれた状態で供給される長尺状の「印刷媒体」としてのロール紙5に所望の画像を印刷するインクジェットプリンターである。
画像処理装置110は、プリンター制御部111、入力部112、表示部113、記憶部114などを備え、プリンター100に印刷を行わせる印刷ジョブの制御を行う。画像処理装置110は、好適例としてパーソナルコンピューターを用いて構成している。
画像処理装置110が動作するソフトウェアには、印刷する画像データを扱う一般的な画像処理アプリケーションソフトウェア(以下アプリケーションと言う)や、プリンター100の制御や、プリンター100に印刷を実行させるための印刷データを生成するプリンタードライバーソフトウェア(以下プリンタードライバーと言う)が含まれる。
すなわち、画像処理装置110は、画像データに基づく印刷画像をプリンター100に印刷させるための印刷データを生成する。
なお、プリンタードライバーは、ソフトウェアによる機能部として構成される例に限定するものではなく、例えば、ファームウェアによって構成されても良い。ファームウェアは、例えば、画像処理装置110において、SOC(System on Chip)に実装される。
入力部112は、ヒューマンインターフェイスとして情報入力手段である。具体的には、例えば、キーボードや情報入力機器が接続されるポートなどである。
表示部113は、ヒューマンインターフェイスとしての情報表示手段(ディスプレー)であり、プリンター制御部111の制御の基に、入力部112から入力される情報や、プリンター100に印刷する画像、印刷ジョブに関係する情報などが表示される。
記憶部114は、ハードディスクドライブ(HDD)やメモリーカードなどの書き換え可能な記憶媒体であり、画像処理装置110が動作するソフトウェア(プリンター制御部111で動作するプログラム)や、印刷する画像、印刷ジョブに関係する情報などが記憶される。
メモリー118は、CPU115が動作するプログラムを格納する領域や動作する作業領域などを確保する記憶媒体であり、RAM、EEPROMなどの記憶素子によって構成される。
プリンター100は、印刷部10、移動部20、制御部30などから構成されている。画像処理装置110から印刷データを受信したプリンター100は、制御部30によって印刷部10、移動部20を制御し、ロール紙5に画像を印刷(画像形成)する。
印刷データは、画像データを、画像処理装置110が備えるアプリケーションおよびプリンタードライバーによってプリンター100で印刷できるように変換処理した画像形成用のデータであり、プリンター100を制御するコマンドを含んでいる。
画像データには、例えば、デジタルカメラなどによって得られた一般的なフルカラーのイメージ情報やテキスト情報などが含まれる。
移動部20は、主走査部40、搬送部50などから構成されている。主走査部40は、キャリッジ41、ガイド軸42、キャリッジモーター(図示省略)などから構成されている。搬送部50は、供給部51、収納部52、搬送ローラー53、プラテン55などから構成されている。
インクには、例えば、濃インク組成物からなるインクセットとして、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のインクセットにブラック(K)を加えた4色のインクセットなどがある。また、例えば、それぞれの色材の濃度を淡くした淡インク組成物からなるライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトイエロー(Ly)、ライトブラック(Lk)などのインクセットを加えた8色のインクセットなどがある。インクタンク、インク供給路、および同一インクを吐出するノズルまでのインク供給経路は、インク毎に独立して設けられている。
なお、インク滴を吐出する方式は、これに限定するものではなく、インクを液滴状に噴射させ、印刷媒体上にドット群を形成する他の印刷方式であってもよい。例えば、ノズルとノズルの前方に置いた加速電極間の強電界でノズルからインクを液滴状に連続噴射させ、インク滴が飛翔する間に偏向電極から印刷情報信号を与えて印刷を行う方式、またはインク滴を偏向することなく印刷情報信号に対応して噴射させる方式(静電吸引方式)、小型ポンプでインクに圧力を加え、ノズルを水晶振動子などで機械的に振動させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方式、インクを印刷情報信号に従って微小電極で加熱発泡させ、インク滴を噴射し印刷を行う方式(サーマルジェット方式)などであってもよい。
ガイド軸42は、主走査方向に延在しキャリッジ41を摺接可能な状態で支持し、また、キャリッジモーターは、キャリッジ41をガイド軸42に沿って往復移動させる際の駆動源となる。つまり、主走査部40(キャリッジ41、ガイド軸42、キャリッジモーター)は、制御部30の制御の下にキャリッジ41を(つまりは、印刷ヘッド13を)ガイド軸42に沿って主走査方向に移動させる。
搬送ローラー53は、ロール紙5を主走査方向と交差する搬送方向(図1に示すY軸方向)に移動させる駆動ローラーやロール紙5の移動に伴って回転する従動ローラーなどから成り、ロール紙5を供給部51から印刷部10の印刷領域(プラテン55の上面で印刷ヘッド13が主走査移動する領域)を経由し、収納部52に搬送する搬送経路を構成する。
インターフェイス部31は、画像処理装置110のプリンターインターフェイス部119に接続され、画像処理装置110とプリンター100との間でデータの送受信を行う。画像処理装置110とプリンター100との間は、直接、ケーブル等で接続してもよいし、ネットワーク等を介して間接的に接続してもよい。また、無線通信を介して、画像処理装置110とプリンター100との間でデータの送受信を行ってもよい。
CPU32は、プリンター100全体の制御を行うための演算処理装置である。
メモリー33は、CPU32が動作するプログラムを格納する領域や動作する作業領域などを確保する記憶媒体であり、RAM、EEPROMなどの記憶素子によって構成される。
CPU32は、メモリー33に格納されているプログラム、および画像処理装置110から受信した印刷データに従って、駆動制御部34を介して印刷部10、移動部20を制御する。
移動制御信号生成回路35は、CPU32からの指示に従って、移動部20(主走査部40、搬送部50)を制御する信号を生成する回路である。
吐出制御信号生成回路36は、印刷データに基づき、CPU32からの指示に従って、インクを吐出するノズルの選択、吐出する量の選択、吐出するタイミングの制御などをするためのヘッド制御信号を生成する回路である。
駆動信号生成回路37は、印刷ヘッド13の圧電素子を駆動する駆動信号を含む基本駆動信号を生成する回路である。
駆動制御部34は、ヘッド制御信号と基本駆動信号とに基づいて、各ノズルのそれぞれに対応する圧電素子を選択的に駆動する。
図3は、従来技術におけるプリンタードライバーの基本機能の説明図である。
ロール紙5への印刷は、画像処理装置110からプリンター100に印刷データが送信されることにより開始される。印刷データは、プリンタードライバーによって生成される。
以下、従来技術における印刷データの生成処理について、図3を参照しながら説明する。
マトリクス状に配置された画素の内の、所定の方向に並ぶ1列分の画素に対応する画素データを、ラスタデータと言う。なお、ラスタデータに対応する画素が並ぶ所定の方向は、画像を印刷するときの印刷ヘッド13の移動方向(主走査方向)と対応している。
この色変換処理は、RGBデータの階調値とCMYK色系データの階調値とを対応づけたテーブル(色変換ルックアップテーブルLUT)に基づいて行われる。なお、色変換処理後の画素データは、CMYK色系空間により表される例えば256階調のCMYK色系データである。
プリンタードライバーによるこれらの処理は、CPU115の制御の元にASIC116およびDSP117(図2参照)によって行われ、生成された印刷データは、印刷データ送信処理により、プリンターインターフェイス部119を介してプリンター100に送信される。
図4は、印刷ヘッド13の下面から見た、ノズルの配列の例を示す模式図である。
図4に示すように、印刷ヘッド13は、各色のインクを吐出するための複数のノズルが並んで形成された6つ(ブラックインクノズル列K、シアンインクノズル列C、マゼンタインクノズル列M、イエローインクノズル列Y、グレーインクノズル列LK、ライトシアンインクノズル列LC)のノズル列130を備えている。ノズル列130は、搬送方向と交差する方向(X軸方向)に沿って、一定の間隔(ノズル列ピッチ)で、各ノズル列130が平行になるように整列して並んでいる。
ノズルチップ131は、例えばシリコンウエハーを基本材料として、半導体プロセスを応用したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)製造プロセスによって製造され、ノズルチップ131が有する200個のノズルは、インク吐出特性が同一の、あるいは近似する「ノズルグループ」を構成している。
すなわち、「ノズル群」を構成する印刷ヘッド13は、複数の「ノズルグループ」としてのノズルチップ131によって構成されている。
また、各ノズルには、各ノズルを駆動してインク滴を吐出させるための駆動素子(前述したピエゾ素子などの圧電素子)が設けられている。
図5は、従来技術のハーフトーン処理においてハーフトーンデータが展開されるデータ空間のマトリクスを示す概念図である。丸印で示される位置に、上述したドットの形成状態に対応する1ビットデータや2ビットデータが展開され、このデータに対して、ラスタライズ処理(割り付け処理)を行って、割り当てられたノズルからハーフトーンデータに基づくドットの形成が行われる。
説明を簡単にするため、同じ色のインクを吐出するノズル列130が2つのノズルチップ131(ノズルチップ1311およびノズルチップ1312)で構成され、それぞれのノズルチップ131が8個のノズルによって構成されている例で説明する。
例えば、ノズルチップ1311が1ショットで形成する8つのドット位置(図6に1の数字で示す位置)に対し、ノズルチップ1312が同じショットで形成する8つのドット位置が、図6に2の数字で示すようにX軸方向(主走査方向)にΔx、Y軸方向(搬送方向)にΔyだけずれてしまう場合、印刷される画像に色彩の濃淡むらが視認されてしまう場合がある。
図7に示す例は、1回のパス動作によって、8個×2=16個のノズルからなる列の長さに応じた幅2Lの領域(バンド)の画像形成を完了し、次に、この幅2Lに応じて搬送方向(+Y方向)へ印刷媒体(ロール紙5)の搬送を行い、形成されたバンドの端部と、次のパス動作によって形成されるバンドの端部が接するように搬送方向(Y軸方向)に並べてバンドを形成する方法を繰り返すことにより印刷する場合の例を示している。例えば、最大濃度でベタ印刷を行う場合には、図7に示す1,2の全ドット位置に大ドットが形成される。
図7には、印刷媒体(ロール紙5)の送り量2L毎のステップ移動によるノズル列130の相対位置をノズル列130が重ならないように斜め方向に示している。つまり、図7ではノズル列130が−Y方向に移動しているように描かれているが、実際には印刷媒体(ロール紙5)が+Y方向に移動する。また、X軸方向におけるノズル列130の位置関係は意味を持たない。
この方法により、ドット密度が高い黒すじ(濃すじ)領域とドット密度が低い白すじ(淡すじ)領域とがミックスされるため、色彩の濃淡むらが軽減されるが、依然として図8に示す破線で囲んだC領域のように、X軸方向のすじむらが視認される状態であることが分かる。
しかしながら、これらの調整は、個々のプリンター100が備える印刷ヘッド13(構成する個々のノズルチップ131)のインク吐出特性を評価し、その評価結果に基づいて調整量(補正量)を決定する必要があり、また、プリンター100としては、決定された個々の調整量(補正量)が反映できる機構(例えば、ノズルチップ131毎の吐出タイミング調整機構や、パス動作毎の搬送量調整機構)を備える必要があった。
図9は、本実施形態の画像処理装置110が備えるプリンタードライバーの機能を示すフローチャートである。
上述の課題に対し、画像処理装置110は、プリンタードライバーにおける機能部として、同色のインクを吐出するノズル群が形成するドットの形成状態を決定するハーフトーンデータを生成するハーフトーン処理を、画像データの同一領域に対して複数適用して行うハーフトーン処理部120と、生成されたハーフトーンデータをパス動作に割り付ける割り付け部121と、を備えることを特徴としている。
すなわち、本実施形態において、印刷データを生成する画像処理方法としては、同色のインクを吐出するノズル群としてのノズル列130が形成するドットの形成状態を決定するハーフトーンデータを生成するハーフトーン処理を、画像データの同一領域に対して複数適用して行う工程と、生成されたハーフトーンデータをパス動作に割り付ける工程と、を含むことを特徴としている。
また、画像データの同一領域に対して適用する複数のハーフトーン処理は、ノズル列130を構成するノズルグループとしてのノズルチップ131のそれぞれに対応するハーフトーン処理として行っている。
以下に具体的に説明する。
ノズルチップ1311に対応するハーフトーン処理(以下、第1ハーフトーン処理と言う)は、図5に示す従来技術におけるハーフトーンデータ処理に対して、マトリクス座標においてX軸方向(主走査方向)の密度が半分になるようにハーフトーンデータを展開している。
また、ノズルチップ1312に対応するハーフトーン処理(以下、第2ハーフトーン処理と言う)は、第1ハーフトーン処理と同様にX軸方向(主走査方向)の密度が半分になるようにハーフトーンデータを展開し、その展開座標位置が、図10に示すように、第1ハーフトーン処理で展開した密度が半減した座標の間隙部分を埋める座標位置となるように展開している。
印刷に当たって、プリンタードライバーは、プリンター100に印刷データを送信し、ノズルチップ1311は、第1ハーフトーンデータに基づいて割り付けられた印刷データに従って印刷を行い、ノズルチップ1312は、第2ハーフトーンデータに基づいて割り付けられた印刷データに従って印刷を行う。
換言すると、プリンタードライバーの機能部としての割り付け部121は、このような2パス印刷に対応するように、ノズルチップ1311の各パスに対して第1ハーフトーンデータに基づいて割り付けを行い、ノズルチップ1312の各パスに対して第2ハーフトーンデータに基づいて割り付けを行うことで印刷データを生成している。
図11に1の数字で示すドットは、第1ハーフトーンデータに基づいてノズルチップ1311によって形成されたドット、2の数字で示すドットは、第2ハーフトーンデータに基づいてノズルチップ1312によって形成されたドットを示している。
それぞれのドット位置には、画像データに基づいて生成された第1ハーフトーンデータあるいは第2ハーフトーンデータに基づくドット(すなわち、例えば、ハーフトーンデータが2ビットの場合には、ドット無し、小ドット、中ドット、大ドットのいずれか)が形成される。
本実施形態による印刷方法によれば、図11から明らかなように、Y軸方向には連続して同一のノズルチップ131による印刷が行われるため、Y軸方向において、異なるノズルチップ131間のインク吐出特性の差異に起因してドット密度差が生ずることが無くなる。その結果、上述した従来技術で視認されたX軸方向のすじむらは視認されない。あるいは、本実施形態による印刷方法によれば、少なくとも、上述した従来技術で視認されたX軸方向のすじむらは抑制される。
同色のインクを吐出するノズル列130が形成するドットの形成状態を決定するハーフトーンデータを生成するハーフトーン処理を、画像データの同一領域に対して第1ハーフトーン処理と第2ハーフトーン処理との複数を適用して行う工程と、生成されたハーフトーンデータをパス動作に割り付ける工程と、を含んでいる。つまり、各色の印刷画像の形成においては、画像データの同一領域に対して別々に生成された複数のハーフトーンデータ(第1ハーフトーンデータおよび第2ハーフトーンデータ)を用いて行うことができる。
そのため、ノズルチップ131毎(ノズルチップ1311およびノズルチップ1312のそれぞれ)に、ノズル間のばらつきが少なく色彩むらの無い(あるいは、色彩むらが抑制された)印刷画像を得ることができる。また、これらのノズルチップ131毎の印刷画像を重ねることにより画像データに基づいた印刷画像が形成されるように各ノズルチップ131に印刷を分担する(パス動作に割り付けをする)ことで、色彩むらの無い(あるいは色彩むらが抑制された)印刷画像を効率的に印刷することができる。
その結果、個々のノズルチップ131のインク吐出特性に対応させて補正を行う必要が無くなる。すなわち、個々のノズルチップ131のインク吐出特性に合わせた補正量を求める必要が無くなり、また、ノズルチップ131毎に求めた補正量の補正を実行させる補正手段を設ける必要が無くなる。
マトリクス座標においてX軸方向(主走査方向)の密度が半分になるようにハーフトーンデータを展開する方法としては、例えば、図12に示すように千鳥格子状(チェッカーフラッグパターン状)に展開する方法であっても良い。また、あるいは、図13や図14に示すように、2ドットずつの千鳥格子状(チェッカーフラッグパターン状)に展開する方法であっても良い。また、図10、図12〜図14に示す例の範囲に限定するものでもない。
変形例1としての画像処理方法は、適用する複数のハーフトーン処理に用いられるディザマトリクス(ディザマスク)に、異なるディザマトリクスを含むことを特徴としている。
すなわち、ノズルチップ1311に対して行う第1ハーフトーン処理で用いるディザマトリクスと、ノズルチップ1312に対して行う第2ハーフトーン処理で用いるディザマトリクスとで、異なるディザマトリクスを用いる。
変形例2としての画像処理方法は、適用する複数のハーフトーン処理が、ディザ法を用いたハーフトーン処理と誤差拡散法を用いたハーフトーン処理とを含むことを特徴としている。
すなわち、例えば、ノズルチップ1311に対して行う第1ハーフトーン処理は、ディザ法を用いてハーフトーンデータを展開し、ノズルチップ1312に対して行う第2ハーフトーン処理は、誤差拡散法を用いてハーフトーンデータを展開する。
変形例3としての画像処理方法は、適用する複数のハーフトーン処理では、それぞれ誤差拡散法を用いてハーフトーンデータを展開し、そこで用いられる誤差拡散法が、異なる誤差拡散法を含むことを特徴とする。
すなわち、ノズルチップ1311に対して行う第1ハーフトーン処理で用いる誤差拡散法と、ノズルチップ1312に対して行う第2ハーフトーン処理で用いる誤差拡散法とで、異なる誤差拡散法を用いる。
誤差拡散法とは、画像データをハーフトーン処理によりハーフトーンデータに展開する際、画像データの注目画素を2値化した際の量子化誤差を、注目画素の近傍の2値化を実施していない画素の階調値に拡散させながら、逐次これらの各階調値を2値化していく方法である。
異なる誤差拡散法としては、量子化誤差を、注目画素の近傍の2値化を実施していない画素の階調値に拡散させる際の、拡散させる画素の方向、拡散させる画素の範囲、量子化誤差として拡散させるか否かの閾値などを異ならせた方法がある。
実施形態1、および変形例1〜変形例3では、ノズル列130が2つのノズルチップ131によって構成されている例を説明したが、これに限定するものではない。
例えば、ノズル列130が2つのノズルから構成され、それぞれのノズル毎に、上述したように異なるハーフトーン処理を行って、それぞれに行う印刷を重ねる方法であっても良い。また、あるいは、ノズル列130が3つ以上のノズルチップ131によって構成されていても良い。
また、図16、図17は、それぞれが印刷する画像(画像G1〜画像G4)において形成されるドット位置の例を示している。n(n=1〜4)の数字で示す位置に形成されるドットで画像Gnが構成される。すなわち、ノズルチップ1311〜ノズルチップ1314のそれぞれに対応するハーフトーン処理でハーフトーンデータが展開されるマトリクス座標は、図16、図17に示される位置にそれぞれの数字が配置されるマトリクス座標になっている。つまり、適用する4つのハーフトーン処理に用いられるハーフトーンデータを展開するマトリクスの座標には、4つの異なるマトリクス座標が含まれる。
Claims (9)
- ノズル群が、印刷媒体に対し主走査方向に相対移動しながらインク滴を吐出して前記印刷媒体にドットを形成するパス動作と、前記ノズル群と前記印刷媒体とを前記主走査方向と交差する副走査方向に相対移動させる送り動作とを繰り返すことによって、画像データに基づく印刷画像を印刷する印刷装置に印刷を実行させるための印刷データを生成する画像処理方法であって、
同色のインクを吐出する前記ノズル群が形成する前記ドットの形成状態を決定するハーフトーンデータを生成するハーフトーン処理を、前記画像データの同一領域に対して複数適用して行う工程と、
生成された前記ハーフトーンデータを前記パス動作に割り付ける工程と、を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記ノズル群は複数のノズルグループによって構成され、
前記ハーフトーン処理は、前記複数のノズルグループのそれぞれに対応するハーフトーン処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 - 前記ハーフトーン処理は、ディザ法を用いたハーフトーン処理と誤差拡散法を用いたハーフトーン処理とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理方法。
- 前記ハーフトーン処理に用いられるディザマトリクスは、異なるディザマトリクスを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記ハーフトーン処理に用いられる誤差拡散法は、異なる誤差拡散法を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理方法。
- 前記ハーフトーン処理に用いられる決定された前記ドットの形成状態を展開するマトリクスの座標には、異なるマトリクス座標が含まれることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像処理方法。
- 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像処理方法により印刷データを生成する工程と、
前記印刷データに基づいて印刷する工程と、を含むことを特徴とする印刷方法。 - ノズル群が、印刷媒体に対し主走査方向に相対移動しながらインク滴を吐出して前記印刷媒体にドットを形成するパス動作と、前記ノズル群と前記印刷媒体とを前記主走査方向と交差する副走査方向に相対移動させる送り動作とを繰り返すことによって、画像データに基づく印刷画像を印刷する印刷装置に印刷を実行させるための印刷データを生成する画像処理装置であって、
同色のインクを吐出する前記ノズル群が形成する前記ドットの形成状態を決定するハーフトーンデータを生成するハーフトーン処理を、前記画像データの同一領域に対して複数適用して行うハーフトーン処理部と、
生成された前記ハーフトーンデータを前記パス動作に割り付ける割り付け部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項8に記載の画像処理装置と、
前記画像処理装置が生成する前記印刷データに基づいて印刷する印刷部と、を備えることを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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|---|---|---|---|---|
| CN116175977A (zh) * | 2022-09-15 | 2023-05-30 | 上海轮廓科技有限公司 | 用于检测3d打印机的打印质量的方法和装置、3d打印机 |
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- 2017-11-02 JP JP2017212509A patent/JP2018120579A/ja not_active Withdrawn
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