JP2018115483A - 既存地下躯体の解体方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】既存地下躯体の解体工事の工期を短縮できる既存地下躯体の解体方法を提供すること。【解決手段】既存地下躯体の解体方法は、既存地下躯体20の内部に、互いに対向する一対の第1の山留め壁40Xと、第1の山留め壁40Xに略直交して設けられて互いに対向する一対の第2の山留め壁40Yと、を構築するステップS1と、既存地下躯体20を1段目の切梁41の深さまで解体するステップS2と、第2の山留め壁40Y同士の間に切梁41Yを架設するステップS3と、既存地下躯体20のうち第1の山留め壁40Xの内側でかつ第1の山留め壁40Xに当接する部分を残置躯体50Aとし、残置躯体50Aを残して所定深さまで解体するステップS4と、第1の山留め壁40X同士の間に切梁41Xを架設するステップS5と、を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、既存地下躯体の解体方法に関する。
従来より、地下構造を有する既存建物を解体し、この既存建物を解体した場所に、既存建物と同様に大深度で床面積が広い大規模地下構造を有する新規建物を構築する場合がある。
このような既存建物の解体方法としては、例えば、順打ち工法が考えられる。すなわち、まず、既存建物の地上部分を解体した後、既存地下構造物の周囲に山留壁を構築し、その後、この既存地下構造物を上層から下層に向かって順次解体しながら、山留壁の内側の全面に亘って切梁を水平方向に複数段架設していく。既存地下構造物が解体した後、根切りおよび床付けを行って耐圧盤を構築し、下層から上層に向かって順次構築する。
具体的には、1段目の切梁の深さまで既存地下躯体を解体し、その後、1段目の切梁を全面に亘って架設する。次に、2段目の切梁の深さまで既存地下躯体を解体し、その後、2段目の切梁を全面に亘って架設する。この作業を繰り返す(特許文献1参照)。
しかしながら、1段目の切梁の架設が完了した後に、2段目の切梁の深さまで既存地下躯体を解体するため、工期が長期化するという問題があった。
本発明は、既存地下躯体の解体工事の工期を短縮できる既存地下躯体の解体方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の既存地下躯体の解体方法は、既存地下躯体(例えば、後述の既存地下躯体20)の解体方法であって、既存地下躯体の内部に、互いに対向する一対の第1の山留め壁(例えば、後述の第1の山留め壁40X)と、当該第1の山留め壁に略直交して設けられて互いに対向する一対の第2の山留め壁(例えば、後述の第2の山留め壁40Y)と、を構築する第1工程(例えば、後述のステップS1)と、前記既存地下躯体を1段目の切梁(例えば、後述の切梁41)の深さまで解体する第2工程(例えば、後述のステップS2)と、前記第2の山留め壁同士の間に切梁(例えば、後述の切梁41Y)を架設する第3工程(例えば、後述のステップS3)と、前記既存地下躯体のうち前記第1の山留め壁の内側でかつ当該第1の山留め壁に当接する部分を残置躯体(例えば、後述の残置躯体50A)とし、当該残置躯体を残して所定深さまで解体する第4工程(例えば、後述のステップS4)と、前記第1の山留め壁同士の間に切梁(例えば、後述の切梁41X)を架設する第5工程(例えば、後述のステップS5)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、第2の山留め壁に1段目の切梁を架設した状態で、残置躯体を残して解体工事を行い、この残置躯体で第1の山留め壁を支持する。よって、1段目の切梁を全面的に架設しなくても、この1段目の切梁以深の部分の解体工事を行うことができるので、既存地下躯体の解体工事の工期を短縮できる。
請求項2に記載の既存地下躯体の解体方法は、前記既存地下躯体のうち前記第1の山留め壁の内側でかつ当該第1の山留め壁に当接する部分を残置躯体(例えば、後述の残置躯体50A)とし、当該残置躯体を残して所定深さまで解体する第6工程(例えば、後述のステップS6)と、前記残置躯体の高さ位置で、前記第2の山留め壁同士の間に切梁(例えば、後述の切梁42Y)を架設する第7工程(例えば、後述のステップS7)と、前記残置躯体を解体する第8工程(例えば、後述のステップS8)と、当該解体した残置躯体の高さ位置で、前記第1の山留め壁同士の間に切梁(例えば、後述の切梁42X)を架設する第9工程と、をさらに備えることを特徴とする。
この発明によれば、残置躯体を残して解体工事を行い、この残置躯体で第1の山留め壁を支持した状態で、残置躯体の高さ位置で第2の山留め壁の切梁を架設する。よって、解体工事を進めながら、部分的に切梁を架設することができ、解体工事の工期を短縮できる。
請求項3に記載の既存地下躯体の解体方法は、前記既存地下躯体を平面視で2つの工区に分割し、一方の工区(例えば、後述の第1工区10A)では、前記既存地下躯体の一部(例えば、後述の既存建物1の一部および既存建物2の一部)について、前記各工程(例えば、上述の第1工程から第5工程まで、あるいは、第1工程から第9工程まで)を実行するとともに、他方の工区(例えば、後述の第2工区10B)では、前記既存地下躯体の残り(例えば、後述の既存建物3の一部および既存建物2の一部)について、前記一方の工区の工程から1工程遅れて、前記各工程を実行することを特徴とする。
この発明によれば、一方の工区で解体作業をする期間、他方の工区で切梁の架設作業を行う。また、一方の工区で切梁の架設作業を行う期間、他方の工区で解体作業を行う。
よって、既存地下躯体の解体工事と切梁架設工事とを、異なる工区で常に進めることができるから、解体業者および切梁架設業者の作業量をほぼ一定に確保できることになる。したがって、各業者が一時的に空けたり、解体用重機や切梁架設用重機を一時的に仮置きあるいは搬出したりする必要がないので、コストを低減できる。
よって、既存地下躯体の解体工事と切梁架設工事とを、異なる工区で常に進めることができるから、解体業者および切梁架設業者の作業量をほぼ一定に確保できることになる。したがって、各業者が一時的に空けたり、解体用重機や切梁架設用重機を一時的に仮置きあるいは搬出したりする必要がないので、コストを低減できる。
本発明によれば、既存地下躯体の解体工事の工期を短縮できる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る既存地下躯体の解体方法の適用対象となる既存建物1、2、3の模式的な平面図である。
既存建物1〜3は、同一の敷地内に互いに隣接して配置されており、本発明では、これら3つの既存建物1〜3を解体して、これら既存建物1〜3を解体した場所に新築建物を構築するものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る既存地下躯体の解体方法の適用対象となる既存建物1、2、3の模式的な平面図である。
既存建物1〜3は、同一の敷地内に互いに隣接して配置されており、本発明では、これら3つの既存建物1〜3を解体して、これら既存建物1〜3を解体した場所に新築建物を構築するものである。
まず、図1に示すように、平面視で、既存建物1〜3を含む施工エリアを、略矩形状の中央エリア10と、中央エリア10を囲んで形成された環状の外周エリア11と、に区画する。
中央エリア10では、まず、既存建物1〜3の地下躯体を解体し、その後、新築建物を下層から上層に向かって順に構築する(順打ち工法)。一方、外周エリア11では、上層から下層に向かって順に、既存建物1〜3の地下躯体を解体しながら、新築建物を構築する(逆打ち工法)。
中央エリア10では、まず、既存建物1〜3の地下躯体を解体し、その後、新築建物を下層から上層に向かって順に構築する(順打ち工法)。一方、外周エリア11では、上層から下層に向かって順に、既存建物1〜3の地下躯体を解体しながら、新築建物を構築する(逆打ち工法)。
以下、中央エリア10において、既存建物1〜3の既存地下躯体20を解体する手順について、図2および図3のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、以下の説明では、主に既存建物1の既存地下躯体20の解体手順について説明し、既存建物2、3の解体手順については省略するが、これら既存建物2、3の既存地下躯体についても、既存建物1の既存地下躯体20と同様の手順で解体する。
なお、以下の説明では、主に既存建物1の既存地下躯体20の解体手順について説明し、既存建物2、3の解体手順については省略するが、これら既存建物2、3の既存地下躯体についても、既存建物1の既存地下躯体20と同様の手順で解体する。
新築建物は、地下4階までの新築地下躯体を有しており(図5参照)、中央エリア10では、この新築建物を構築するために、山留め壁40およびこの山留め壁40を支持する上下4段の切梁41〜44を構築する。
山留め壁40は、図4に示すように、H形鋼を所定間隔おきに打ち込んで形成された略矩形状である。この山留め壁40は、互いに対向する一対の第1の山留め壁40Xと、この第1の山留め壁に略直交して設けられて互いに対向する一対の第2の山留め壁40Yと、を備える。
1段目〜4段目の各切梁41〜44は、新築地下躯体の地下1階、地下2階、地下3階、地下4階の高さに設けられる。各段の切梁41〜44は、X方向に延びて第1の山留め壁40X同士の間に架設された切梁41X〜44Xと、これら切梁41X〜44Xに略直交しかつY方向に延びて第2の山留め壁40Y同士の間に架設された切梁41Y〜44Yと、を備える(図20参照)。
既存建物1の既存地下躯体20は、図5に示すように、既存杭21、既存耐圧版22、既存地下4階床部分23(地中梁および地下4階床)、既存地下4階立ち上がり24(地下4階柱および壁)、既存地下3階床部分25(地下3階梁および床)、既存地下3階立ち上がり26(地下3階柱および壁)、既存地下2階床部分27(地下2階梁および床)、既存地下2階立ち上がり28(地下2階柱および壁)、既存地下1階床部分29(地下1階梁および床)、既存地下1階立ち上がり30(地下1階柱および壁)、ならびに、既存1階床部分31(1階梁および床)を備える。
ステップS1では、図4および図5に示すように、中央エリア10と外周エリア11との境界にH形鋼を打ち込んで、山留め壁40を構築する。
以下、中央エリア10を、第1工区10Aと第2工区10Bとに分割する。これにより、第1工区10Aには、既存建物1の一部および既存建物2の一部が含まれ、第2工区10Bには、既存建物3の一部および既存建物2の一部が含まれる。
以下、中央エリア10を、第1工区10Aと第2工区10Bとに分割する。これにより、第1工区10Aには、既存建物1の一部および既存建物2の一部が含まれ、第2工区10Bには、既存建物3の一部および既存建物2の一部が含まれる。
ステップS2では、第1工区10Aにおいて、図6に示すように、1段目の切梁41を架設可能な深さまで既存地下躯体20を解体する。具体的には、既存1階床部分31および既存地下1階立ち上がり30を解体する。
ステップS3では、第1工区10Aにおいて、図7および図8に示すように、1段目のY方向の切梁41Yを部分的に架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、1段目の切梁41を架設可能な深さまで、既存地下躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、1段目の切梁41を架設可能な深さまで、既存地下躯体を解体する。
ステップS4では、第1工区10Aにおいて、図9および図10に示すように、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体50Aとして残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで既存地下躯体20を解体する。具体的には、このステップS4では、残置躯体50Aを残置して、既存地下1階床部分29、および既存地下2階立ち上がり28を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、図9に示すように、1段目のY方向の切梁41Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、図9に示すように、1段目のY方向の切梁41Yを架設してプレロードを導入する。
ステップS5では、第1工区10Aにおいて、図11および図12に示すように、1段目のX方向の切梁41Xを架設する。なお、この状態では、第2工区における1段目のX方向の切梁がまだ架設されていないため、1段目のX方向の切梁41Xにプレロードを導入することはできない。
一方、第2工区10Bにおいて、図11に示すように、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体50Bとして残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、図11に示すように、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体50Bとして残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
ステップS6では、第1工区10Aにおいて、図13および図14に示すように、引き続き、残置躯体50Aを残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで既存地下躯体20を解体する。具体的には、既存地下2階床部分27、および既存地下3階立ち上がり26を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、図13に示すように、1段目のX方向の切梁41Xを架設して、第1工区10Aの1段目のX方向の切梁41Xに連結して、プレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、図13に示すように、1段目のX方向の切梁41Xを架設して、第1工区10Aの1段目のX方向の切梁41Xに連結して、プレロードを導入する。
ステップS7では、第1工区10Aにおいて、図15に示すように、2段目のY方向の切梁42Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、引き続き、残置躯体50Bを残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで、既存地下躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、引き続き、残置躯体50Bを残置して、2段目の切梁42を架設可能な深さまで、既存地下躯体を解体する。
ステップS8では、第1工区10Aにおいて、図16に示すように、残置躯体50Aを解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、2段目のY方向の切梁42Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、2段目のY方向の切梁42Yを架設してプレロードを導入する。
ステップS9では、第1工区10Aにおいて、図16に示すように、2段目のX方向の切梁42Xを架設する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体50Bを解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体50Bを解体する。
ステップS10では、第1工区10Aにおいて、図17に示すように、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体51Aとして残置して、3段目の切梁43を架設可能な深さまで既存地下躯体20を解体する。具体的には、残置躯体51Bを残置して、既存地下3階床部分25、既存地下4階立ち上がり24、および既存地下4階床部分23を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、2段目のX方向の切梁42Xを架設して、第1工区10Aの2段目のX方向の切梁42Xに連結して、プレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、2段目のX方向の切梁42Xを架設して、第1工区10Aの2段目のX方向の切梁42Xに連結して、プレロードを導入する。
ステップS11では、第1工区10Aにおいて、図17に示すように、3段目のY方向の切梁43Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体として残置して、3段目の切梁43を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体として残置して、3段目の切梁43を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
ステップS12では、第1工区10Aにおいて、図18に示すように、残置躯体51Aを解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、3段目のY方向の切梁43Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、3段目のY方向の切梁43Yを架設してプレロードを導入する。
ステップS13では、第1工区10Aにおいて、図18に示すように、3段目のX方向の切梁43Xを架設する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体を解体する。
ステップS14では、第1工区10Aにおいて、図19に示すように、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体52Aとして残置して、4段目の切梁44を架設可能な深さまで既存地下躯体20を解体する。具体的には、残置躯体52Aを残置して、既存耐圧版22および既存杭21を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、3段目のX方向の切梁43Xを架設して、第1工区10Aの3段目のX方向の切梁43Xに連結して、プレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、3段目のX方向の切梁43Xを架設して、第1工区10Aの3段目のX方向の切梁43Xに連結して、プレロードを導入する。
ステップS15では、第1工区10Aにおいて、図19に示すように、4段目のY方向の切梁44Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体として残置して、4段目の切梁44を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、既存地下躯体20の外周部の一部を残置躯体として残置して、4段目の切梁44を架設可能な深さまで既存地下躯体を解体する。
ステップS16では、第1工区10Aにおいて、図20に示すように、残置躯体52Aを解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、4段目のY方向の切梁44Yを架設してプレロードを導入する。
一方、第2工区10Bにおいて、4段目のY方向の切梁44Yを架設してプレロードを導入する。
ステップS17では、第1工区10Aにおいて、図21に示すように、4段目のX方向の切梁を架設する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体を解体する。
一方、第2工区10Bにおいて、残置躯体を解体する。
ステップS18では、第2工区10Bにおいて、4段目のX方向の切梁44Xを架設して、第1工区10Aの4段目のX方向の切梁44Xに連結して、プレロードを導入する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)第2の山留め壁40Yに1段目の切梁41Yを架設した状態で、残置躯体50Aを残して解体工事を行い、この残置躯体50Aで第1の山留め壁40Xを支持する。よって、1段目の切梁41を全面的に架設しなくても、この1段目の切梁41以深の部分の解体工事を行うことができるので、既存地下躯体20の解体工事の工期を短縮できる。
(1)第2の山留め壁40Yに1段目の切梁41Yを架設した状態で、残置躯体50Aを残して解体工事を行い、この残置躯体50Aで第1の山留め壁40Xを支持する。よって、1段目の切梁41を全面的に架設しなくても、この1段目の切梁41以深の部分の解体工事を行うことができるので、既存地下躯体20の解体工事の工期を短縮できる。
(2)残置躯体50Aを残して解体工事を行い、この残置躯体50Aで第1の山留め壁40Xを支持した状態で、残置躯体50Aの高さ位置で第2の山留め壁40Yの切梁42Yを架設する。よって、解体工事を進めながら、部分的に切梁42Yを架設することができ、解体工事の工期を短縮できる。
(3)第1工区10Aで解体作業をする期間、第2工区10Bで切梁の架設作業を行う。また、第1工区10Aで切梁の架設作業を行う期間、第2工区10Bで解体作業を行う。よって、既存地下躯体20の解体工事と切梁架設工事とを、異なる工区で常に進めることができるから、解体業者および切梁架設業者の作業量をほぼ一定に確保できる。したがって、各業者が一時的に空けたり、解体用重機や切梁架設用重機を一時的に仮置きあるいは搬出したりする必要がないので、コストを低減できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1、2、3…既存建物 10…中央エリア
10A…第1工区 10B…第2工区 11…外周エリア
20…既存地下躯体 21…既存杭 22…既存耐圧版 23…既存地下4階床部分
24…既存地下4階立ち上がり 25…既存地下3階床部分
26…既存地下3階立ち上がり 27…既存地下2階床部分
28…既存地下2階立ち上がり 29…既存地下1階床部分
30…既存地下1階立ち上がり 31…既存1階床部分
40…山留め壁 40X…第1の山留め壁 40Y…第2の山留め壁
41〜44…1段目〜4段目の切梁 41X〜44X…1段目〜4段目のX方向の切梁
41Y〜44Y…1段目〜4段目のY方向の切梁
50A、50B…残置躯体 51A…残置躯体 52A…残置躯体
10A…第1工区 10B…第2工区 11…外周エリア
20…既存地下躯体 21…既存杭 22…既存耐圧版 23…既存地下4階床部分
24…既存地下4階立ち上がり 25…既存地下3階床部分
26…既存地下3階立ち上がり 27…既存地下2階床部分
28…既存地下2階立ち上がり 29…既存地下1階床部分
30…既存地下1階立ち上がり 31…既存1階床部分
40…山留め壁 40X…第1の山留め壁 40Y…第2の山留め壁
41〜44…1段目〜4段目の切梁 41X〜44X…1段目〜4段目のX方向の切梁
41Y〜44Y…1段目〜4段目のY方向の切梁
50A、50B…残置躯体 51A…残置躯体 52A…残置躯体
Claims (3)
- 既存地下躯体の解体方法であって、
既存地下躯体の内部に、互いに対向する一対の第1の山留め壁と、当該第1の山留め壁に略直交して設けられて互いに対向する一対の第2の山留め壁と、を構築する第1工程と、
前記既存地下躯体を1段目の切梁の深さまで解体する第2工程と、
前記第2の山留め壁同士の間に切梁を架設する第3工程と、
前記既存地下躯体のうち前記第1の山留め壁の内側でかつ当該第1の山留め壁に当接する部分を残置躯体とし、当該残置躯体を残して所定深さまで解体する第4工程と、
前記第1の山留め壁同士の間に切梁を架設する第5工程と、を備えることを特徴とする既存地下躯体の解体方法。 - 前記既存地下躯体のうち前記第1の山留め壁の内側でかつ当該第1の山留め壁に当接する部分を残置躯体とし、当該残置躯体を残して所定深さまで解体する第6工程と、
前記残置躯体の高さ位置で、前記第2の山留め壁同士の間に切梁を架設する第7工程と、
前記残置躯体を解体する第8工程と、
当該解体した残置躯体の高さ位置で、前記第1の山留め壁同士の間に切梁を架設する第9工程と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の既存地下躯体の解体方法。 - 前記既存地下躯体を平面視で2つの工区に分割し、
一方の工区では、前記既存地下躯体の一部について、前記各工程を実行するとともに、
他方の工区では、前記既存地下躯体の残りについて、前記一方の工区の工程から1工程遅れて、前記各工程を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の既存地下躯体の解体方法。
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2017
- 2017-01-18 JP JP2017007127A patent/JP2018115483A/ja active Pending
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