眼鏡は、レンズや機器の重量が鼻の両側の柔らかい皮膚面を押圧し、鼻パッドが当接した部分は変色して跡が残る。そうした製品を長時間装着することが問題であることは変わらない。本発明は、こうした問題を解決しようとするもので、鼻や耳の負担を軽減させるために、耳の上部内側の凹部を利用して、耳の形状に合わせて確実に密着する耳挟持具を提供することを課題とする。
第1発明の耳挟持具は、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、該第一押え部材の先端に連結された連結点から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持することを特徴とする。
第2発明の耳挟持具は、レンズや機器を耳輪上部で保持する耳挟持具であって、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌って前記レンズや前記機器を支持する支持フレームと、耳輪前方の前記支持フレームに連結され、その連結点から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とを有し、前記支持フレームの前記連結点を支点とする回転モーメントが、前記支持フレームと前記第二押え部材とによる耳輪上部の挟持によって阻止されることを特徴とする。
第3発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、前記第二押え部材が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されていることを特徴とする。この場合の第二押え部材は、前記連結点から二手に分岐させても良いし、連結点を過ぎた途中から二手に分岐させても良い。前者の場合は、連結点にヒンジ機構を組み込むことで、分岐先の各押え部材を独立的に動かして各押え部材間の間隔を調整することができる。また、後者の場合は、一方の押え部材を変形可能な部材で構成して間隔を調整する。
第4発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、前記第一押え部材又は前記支持フレーム及び/又は、前記第二押え部材が、所定以上の力で変形する部材及び/又は、弾性体で構成されていることを特徴とする。
第5発明の耳挟持具は、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記第一押え部材又は前記支持フレームに沿う方向の第一回転軸、及び/又は、前記第一押え部材又は前記支持フレームと直交する方向の第二回転軸、を介して回動可能に設けられていることを特徴とする。
第6発明の耳挟持具は、第5発明において、前記第一回転軸及び/又は前記第二回転軸には、前記第一押え部材又は前記支持フレームに向けて、前記第二押え部材を付勢するバネが設けられていることを特徴とする。
第7発明の耳挟持具は、第2、第3、第5、第6発明の何れかにおいて、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が、前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第8発明の耳挟持具は、第1、第2、第4発明の何れかにおいて、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えていることを特徴とする。
第9発明の耳挟持具は、第2、又は第5発明から第8発明の何れかにおいて、こめかみ及び/又は側頭部に当たる前記支持フレームの部位には、緩衝部材が設けられていることを特徴とする
第10発明の耳挟持具は、第1、第2、第5、第6発明の何れかにおいて、前記支持フレーム又は前記第一押え部材の先端に取り付けられる連結部材が、前記支持フレーム又は前記第一押え部材に対し、前記レンズや前記機器を上下方向に跳ね上げる第三回転軸を備えるとともに、前記レンズや前記機器が前記連結部材に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
第11発明の耳挟持具は、第2又は第6から第8のいずれか又は第10発明において、一対の前記支持フレームの後端部には、後頭部を回って前記支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が、上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴とする。
第12発明の耳挟持具は、第11発明において、前記後頭押え部材が変形する部材及び/又は弾性体で構成されていることを特徴とする。
第13発明の耳挟持具は、第2又は第5から第11発明の何れかにおいて、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第14発明の耳挟持具は、第5発明において、前記第一回転軸には、前記第二押え部を該第一回転軸回りに回動させる第一駆動部及び/又は、前記第二回転軸には、前記第二押え部材を該第二回転軸回りに回動させる第二駆動部が設けられていることを特徴とする。
第15発明の耳挟持具は、第10発明において、前記第三回転軸には、前記レンズや前記機器を該第三回転軸回りに回動させる第三駆動部及び/又は、前記レンズや前記機器を前後方向に移動させる第四駆動部が設けられていることを特徴とする。
第16発明の耳挟持具は、第13発明において、記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器を水平方向に回動させる第五駆動部及び/又は、上下方向に回動させる第六駆動部が設けられていることを特徴とする。
第17発明の耳挟持具は、第1から第16発明のいずれかにおいて、前記耳挟持具に、眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク係止具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかが取り付けられることを特徴とする。
第1発明の耳挟持具によれば、耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持するので、顔面や耳に装着する各種の物を耳で確実に固定することができる。したがって、メガネの場合は、メガネに鼻パッドが無くても、それを眼前に保持することができるし、イヤホン等の場合は、頭部を激しく動かしても、それを耳に確実に固定することができる。
第2発明によれば、耳介側頭溝に嵌る支持フレームと、耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材でもって耳輪上部を挟持するので、支持フレームがメガネのテンプルとモダンで構成される場合は、例え重量の重いレンズや機器がメガネに取り付けられていても、それらを眼前で確実に固定することができる。
第3発明によれば、第二押え部材が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されているので、耳挟持具をさらに強固に耳に固定することができる。
第4発明によれば、密着できるように変形させた第一押え部材又は支持フレームでもって耳輪上部を挟持させたり、弾性体が元の位置に戻る力を利用して耳輪上部を挟持させたりすることができるから、様々なサイズの耳に耳挟持具を密着させてメガネや機器を顔面で安定化させることができる。
第6発明によれば、前記第一回転軸及び/又は前記第二回転軸には、前記第一押え部材又は前記支持フレームに向けて、前記第二押え部材を付勢するバネが設けられているので、耳のサイズが異なっていても、前記第二押え部材を上下左右方向に三次元的に移動させて、適宜の位置に、適宜の力加減で耳輪上部を挟んで確実に固定することができる。
第7発明によれば、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が、前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられているので、装着する人のサイズに応じてメガネ等の位置を適宜に調整することができる。
第8発明によれば、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えているので、第一押え部材又は支持フレームのグラツキを防止して確実に耳に固定することができる。したがって、耳挟持具の装着感を良くすることができる。
第9発明によれば、こめかみ及び/又は側頭部に当たる前記支持フレームの部位に緩衝部材が設けられているから、支持フレームの上下左右方向のぶれを無くして、メガネ等を確実に耳に固定することができる。
第10発明によれば、レンズや機器を上下方向に跳ね上げたり、前後方向に移動させたりすることができるので、レンズ部を使用しないときに、レンズ部を前方に押し出して上方に引き上げて退避させることができる。また、上下に異なった度のレンズを嵌め込むと遠近両用の眼鏡になる。
第11発明によれば、後頭部を回って支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が設けられているので、重量の重いレンズや大きく重い機器が眼前に配置される場合でも、それを耳挟持具でもって確実に固定することができる。
第12発明によれば、後頭押え部材が変形する部材及び/又は弾性体で構成されているので、装着する人の後頭部の形状に完全に合致させることができる。
第13発明によれば、支持フレームの前端部又は連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられているので、レンズ部を、水平方向に回動させて眼前から退避させることができる。また、上下に度の異なるレンズを用いる場合は、それを上下方向に回動させることにより、レンズの度を切り替えることができる。
第14発明によれば、前記第一回転軸及び/又は前記第二回転軸には、それぞれの回転軸を回動させる駆動部が設けられているので、手を使わなくても、電気信号でもって第二押え部材を自在に動かすことができる。
第15発明によれば、前記レンズや前記機器を上下方向や前後方向に電気信号でもって自動的に動かすことができるので、手がふさがっていても、レンズや機器の装着位置を自動的に調整することができる。
第16発明によれば、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器を水平方向に回動させる第五駆動部及び/又は、鉛直方向に回動させる第六駆動部が設けられているので、前記レンズ又は前記機器を眼前から自動的に退避させたり、眼前に戻したりすることができる。
第17発明によれば、前記耳挟持具に眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク保持具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかを取り付けて、これらを耳で保持することができる。したがって、頭部に被る必要がないから、ヘアスタイルの乱れを気にすることなくこれらを使用することができる。
以下、本発明に係る耳挟持具の実施形態の例を、様々な耳挟持具を例にして図面を参照しながら説明する。
図1(a)は第1発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図1(b)は第二押え部材3の後端部が下方に変形した第二押え部材3の側面図であり、図1(c)は連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(d)は第1発明の別の耳挟持具として、連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す一実施形態の側面図であり、図1(e)この別の第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(f)は連結点7から二手に分かれ、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す側面図である。これらの図において、第1発明の耳挟持具は、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌る第一押え部材2と、該第一押え部材2の先端に連結された連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る、及び/又は、耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3とでもって耳輪上部を挟持することを特徴としている。
第1発明の耳挟持具の第一押え部材2は、耳挟持具を装着する人の側頭部15と耳の裏側との耳介側頭溝4に嵌って密着する形状である。第二押え部材3はこの第一押え部材2の先端の連結点7から後方に伸びて、耳甲介舟8を下方の内面を押し圧している。この耳甲介舟8は耳の中心でもあり、周縁が軟骨で包囲されているので、第二押え部材3は安定して固定できる。耳輪5の内側の窪みに嵌る第1発明の別の第二押え部材3は、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。そして、耳挟持具を装着すると、第一押え部材2と第二押え部材3とが連結している連結点7を支点9として、第一押え部材2と第二押え部材3とが耳輪5上部を上下から挟持して、耳挟持具の移動を阻止するため、耳挟持具は耳の所定の位置に保持される。
第1発明の別の第二押え部材3として示す図1(f)は、連結点7から二手に分かれ耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌っているので、第一押え部材2との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。また、第二押え部材3は耳輪5より外側に突出することなく、耳の内側に収まり、後方に伸びているので、髪の毛に絡まずに装着は容易である。デザイン的にもシンプルである。
図1の実施形態では、耳挟持具は第二押え部材3で耳で保持するが、耳の内側は、凹凸した形状の部分が多数存在している。また、人によって凹凸の形状が異なるので、その変形例として、その人の凹凸の形状の中で、第二押え部材3が嵌り、そこから移動せずに内側を押圧する形状にすることは勿論可能である。窪みのある耳の内側であれば押圧する場所は限定されない。
本発明の第一押え部材2、第二押え部材3の材質は、シリコンゴム、ABS、CP、ポリエステル、アセテート、PVC、ポリアミド、ニュクレル、形状記憶樹脂、ベータプラスチック、チタンなどである。第二押え部材3が耳甲介舟8に接する部分の表層材としては、人肌のように柔軟な部材であるエラストマーゲル状ウレタンを用いると良い。また、肌の温度で変形する樹脂も適している。
以下の図では、第1発明の構成部分と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化し、第1発明と異なる部分の実施形態について説明する。
第2発明の耳挟持具は、レンズ28や機器29を耳輪5上部で保持する耳挟持具であって、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌って前記レンズ28や前記機器29を支持する支持フレーム1と、耳輪5前方の前記支持フレーム1に連結され、その連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る、及び/又は、耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3とを有し、前記支持フレーム1の前記連結点7を支点とする回転モーメントが、前記支持フレーム1と前記第二押え部材3とによる耳輪5上部の挟持によって阻止されることを特徴としている。
図2(a)は第2発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図2(b)は第2発明の耳挟持具を左耳に挟持した斜視図である。第2発明の支持フレーム1と第1発明の第一押え部材2との相違点は、第2発明の支持フレーム1が連結点7、支点9より前方に伸びている点であり、作用効果は同一である。支持フレーム1が前方に延設されていることにより、支持フレーム1に多種類のレンズ28や機器29の取り付けが容易になる。
図2(c)は第2発明の別の耳挟持具本体の支持フレーム1設けた第二押え部材3を示す一実施形態の斜視図であり、図2(d)は第二押え部材3が連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3は、耳輪5より外側に突出することなく、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。
図2(e)は第2発明の別の第二押え部材3として、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌るように連結点7から二手に分かれていること示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。
第3発明の耳挟持具は、前記第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪5の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されていることを特徴としている。
図3(a)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の二押え部材を耳甲介舟8に嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。図3(b)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材を耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。
図3(c)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、矢印が示すように耳甲介舟8に嵌めたことを示す一実施形態の側面図である。図3(d)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。一方の第二押え部材3を適宜の位置に固定し、他方の第二押え部材3を調整して、様々な人の耳に密着させて挟持感の良い耳挟持具にすることができる。
第4発明の耳挟持具は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1が、所定以上の力で変形する部材及び/又は、弾性体で構成されていることを特徴としている。
図4(a)は、第4発明の変形する部材で形成された第一押え部材2の一実施形態の上面図を示す。矢印が示すように第一押え部材2を耳介側頭溝4の形状に合わせ、側頭部15に密着させるために、第一押え部材2は一定以上の力を加えると変形するが、放しても元に戻らない。図4(b)は第4発明の第一押え部材2の中に入れた針金30を、装着する人の耳介側頭溝4の形状に合わせている一実施形態の上面図を示す。針金30の弾性により上方から適度に締まる。図4(c)は支持フレーム1の中に入れた針金30を水平方向に変形させたことを示す一実施形態の上面図である。様々な人の耳の形状に合致させることができる。図4(d)は変形する部材で形成された持フレーム1を上方に曲げた場合、支持フレーム1を耳に挟持すると、支持フレーム1の先端の位置が上方に変更され、高さ調整が可能である。左右に曲げた場合は左右方向の調整が可能である。
図5(a)、図5(b)は第4発明の第二押え部材3を一定の力を加えることによって変形する部材とし、上方に曲げて挟持することを示す一実施形態の側面図である。このときの挟持する押し圧の調整が可能である。第4発明の耳挟持具に係る第二押え部材3が、弾性的に戻る力を利用して耳を挟持する方法として、図5(c)は第4発明の弾性的に変形する第二押え部材3を指で外側に引っ張り出している正面図である。図4(d)は第二押え部材3を指で下側に押し下げている正面図である。図4(e)は第二押え部材3が弾性による力で内側に戻ることを示す正面図である。図4(f)は第二押え部材3が弾性による力で上方に戻どり、耳甲介舟8を下方から押し圧することを示す正面図である。第二押え部材3を指先で摘まみ、一連の動作をすることにより、適宜の力で耳輪5の上部を上下から挟持させるので、簡単に確実に適宜の位置に固定することができる。
第5発明の耳挟持具は、前記第二押え部材3が、前記連結点7を中心として、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1に沿う方向の第一回転軸11、及び/又は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1と直交する方向の第二回転軸12、を介して回動可能に設けられていることを特徴としている。
図6(a)は、第5発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12の一実施形態を示し、支持フレーム1に回動可能に取り付けたことを示す斜視図である。第二押え部材3に一定以上の力を加えると、矢印の示す方向である上下方向と水平方向に回動するが、放しても元に戻らないようになっている。図6(b)は第二回転軸12に取り付けた第二押え部材3を外側に広げて、支持フレーム1を耳に掛けた状態を示す一実施形態の斜視図である。図6(c)は第二押え部材3を耳甲介舟8の窪んだ位置まで内側へ押し入れた状態を示す一実施形態の斜視図である。
図6(d)は第二押え部材3を上方に押し上げて、耳甲介舟8の内側に押し圧した状態を示す一実施形態の斜視図である。これにより、第一回転軸11と直交している第二回転軸12が三次元的に回動して、第二押え部材3を耳甲介舟8の中の適宜の位置に入れ易くしている。使用した後は、第二押え部材3を支持フレーム1に沿わせればコンパクトになる。
第6発明の耳挟持具は、前記第一回転軸11及び/又は前記第二回転軸12には、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1に向けて、前記第二押え部材3を付勢するバネ17が設けられていることを特徴としている。
図7(a)は第6発明の第一回転軸11及び第二回転軸12にバネ17を巻き付けたことを示す一実施形態の斜視図である。第一回転軸11の外側に巻き付けたバネ17の一方端を支持フレーム1に固定し、他方端を第二回転軸12の軸受に固定している。第二回転軸12の外側に巻き付けたバネ17の一方端を第二回転軸12の軸受に固定し、他方端を第二押え部材3に固定している。これにより、矢印が示すように、第二押え部材3の後端部は耳甲介舟8を下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持することができる。付勢する力は三次元的に第二押え部材3を動かし、後端部に設けた柔軟性のある当接部材を適宜の位置に保持することができる。様々な人の耳甲介舟8の形状に対応できる。
図7(b)は第二押え部材3の後端部が耳輪5の内側の窪みに嵌り、耳輪5の窪みを下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持できることを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3が耳輪5の内側の窪みに接する長さは長く、嵌り易い形状であり、挟持感は非常に良く安定している。図7(c)はバネ17を取り付けた耳輪5の内側の窪み嵌る押え部材と、バネ17を取り付けた耳甲介舟8に嵌る押え部材の二本を設けることにより、それぞれに別の付勢する力が働き、広い部分を挟持できるので、非常に安定している。
第7発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1に連結された前記第二押え部材3が、前記支持フレーム1に対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図8(a)は第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム挟持具21に設けた溝が支持フレーム1に一定以上の力で嵌め込んだことを示す一実施形態の斜視図である。前後方向に移動可能にすることにより、多く人の適宜な耳の位置に装着可能となる。
図8(b)は第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を上下方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む上下面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を上下から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。太さの異なる形状の支持フレーム1、テンプル23に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整も可能となる。これにより、市販された眼鏡のテンプル23に取り付けることができるので、鼻に負担のかからない装着感の良い耳挟持具として便利に使用できる。
図8(c)は、第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を左右方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む側面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を左右から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。高さの異なった形状の支持フレーム1に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整が可能となる。
図8(d)は、第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム1に設けた複数の穴に、支持フレーム挟持具21をネジ25で締め付けたことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21には、耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3が取り付けられていて、締め付ける穴の位置を代えることにより、前後方向に自由に移動させることができるので、多く人が装着可能となる。横長のシンプルなデザインである。
第8発明の耳挟持具は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1が耳輪5の裏側と側頭部15との隙間を埋めるブロック10を備えていることを特徴としている。
図9(a)は、第8発明のブロック10を取り付けた耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳輪5の裏側と側頭部15との隙間に嵌って密着する形状のブロック10を、第一押え部材2と一体化させて耳輪5の裏側に設けているので、外側からはブロック10は目立たない、耳輪5の裏側と側頭部15とに密着しているので、装着感は良い。そして、ブロック10を軽量にするために中空にした形状でも良い。
図9(b)は、第8発明のブロック10がV字形状をしている耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳挟持具を軽く安定的に保持させるために、耳輪5の裏側と側頭部15に密着しているブロック10のV字形状を拡大させて、横ぶれを防止して固定することができる。
第9発明の耳挟持具は、こめかみ22及び/又は側頭部15に当たる前記支持フレーム1の部位には、緩衝部材16が設けられていることを特徴としている。
図10(a)は、第9発明に係る緩衝部材16を支持フレーム1に取り付けた一実施形態を示す斜視図であり、図9(b)は、緩衝部材16を取り付け眼鏡を掛けた人の一実施形態を示す側面図である。支持フレーム1を装着する様々な人の耳や側頭部15に合わせるために、最適な位置に緩衝部材16を取り付けている。柔軟性のある緩衝部材16で隙間を埋めることにより、大きな機器や重い機器であっても耳挟持具の縦横のぶれを阻止し、装着感を良くすることができる。
第10発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2の先端に取り付けられる連結部材19が、前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2に対し、前記レンズ28や前記機器29を上下方向に跳ね上げる第三回転軸13を備えるとともに、前記レンズ28や前記機器29が前記連結部材19に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴としている。
図11(a)は第2、第6発明に係る耳挟持具に、第10発明に支持フレーム1の先端に取り付けた連結部材19に、眼鏡36のテンプル23を差し込み、それを人がかけたことを示す一実施形態の側面図であり、 図11(b)は連結部材19に差し込んで保持したテンプル23を、第三回転軸13によって僅かに上下方向に回動したことを示す一実施形態の側面図である。レンズ28を適宜の目の高さに合わせることができるので、レンズ28の上下に異なる度のレンズ28を嵌め込むことにより遠近両用の眼鏡になる。
図11(c)はレンズ28を退避させるためにレンズ28を前方に引出したことを示す一実施形態の側面図であり、図11(d)はそのレンズ28を付けたテンプル23を上方に上げて退避させたことを示す側面図であり、図11(e)は連結部材19に差し込んだテンプル23が前後方向に移動可能であることを示す一実施形態の説明図である。テンプル23を前方に引出し、顔面に接しないようにレンズ28を上方に上げると、第三回転軸13が締まって拘束されるようになっている。レンズ部を退避させる方法として便利に使用することができる。また、前後方向に移動できることは、眼鏡にとって、最も重要なレンズ28と目との間の角膜頂点間距離12mmの調整が可能になり、適宜の位置でレンズ28を固定することができる。
第11発明の耳挟持具は、一対の前記支持フレーム1の後端部には、後頭部を回って前記支持フレーム1の前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材20が、上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴としている。
図12(a)は、第11発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付け、耳挟持具を取り付けた眼鏡36を掛けた人の一実施形態の側面図である。後頭押え部材20が後頭部全体に沿って当接しているので、支持フレーム1に重いレンズ28を設けても、回転モーメントが受け止められ、長時間装着しても装着感が良く安定して固定することができる。 図12(b)は第11発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付けた耳挟持具を示す一実施形態の斜視図である。接続部材27により後頭押え部材20の長さ調整と着脱可能である。 図12(c)は後頭押え部材20が支持フレーム1にネジ25で取り付けられ、矢印が示すように上下方向に移動させて、後頭部の形状に合わせることができる。
第12発明の耳挟持具は、前記後頭押え部材20が変形する部材及び/又は弾性体で構成されていることを特徴としている。
図13(a)は第12発明の変形する部材で構成された後頭押え部材20を示す上面図であり、図13(b)は第12発明の後頭押え部材20を側頭部15から後頭の形状に変形させて、それをかけている人を示す一実施形態の側面図である。人の後頭部の形状は様々であり、矢印が示すようにその人の後頭部の形状に合わせることにより、後頭押え部材20で確実に挟持することができる。回転モーメントが受け止められ、長時間装着しても装着感が良く安定して固定できる。図13(c)は第12発明の弾性体で構成された後頭押え部材20を示す上面図である。後頭押え部材20が弾性体の内側に付勢することにより、耳挟持具は側頭部15を挟持して固定される。図13(d)はベルト状の後頭押え部材20を備えたこと示す一実施形態の側面図である。ベルトの面で保持するので、違和感はなく安定している。
第13発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1の前端部又は前記連結部材19の前端部には、前記レンズ28又は前記機器29が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図14(a)は第13発明のレンズ28を支持フレーム1の前端部に水平方向に回動可能に取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図14(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避したことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けたブリッジなし眼鏡36は、支持フレーム1の後端部が後頭押え部材20に連結されているので、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、後頭押え部材20を両手で持って外側に開けて頭に嵌める。レンズ28は必要に応じて移動させれば良い。
図14(c)は第13発明の前方上方に回動可能に取り付けたレンズ28を示す一実施形態の側面図である。支持フレーム1の前端部に設けた眼鏡36のレンズ28を、押し上げて退避させることが可能にある。レンズ28は必要に応じて前面に戻せば良い。図14(d)は第13発明の眼鏡36の左右のブリッジ56を、中心で連結可能に取り付けたことを示す一実施形態の正面図である。花粉防止レンズのように顔面とレンズ28との隙間をなくして密着させるためには、ブリッジ56を接続して眼鏡36を確実に固定させることが重要になる。図14(e)は第13発明の上下方向に回動可能にした支持フレーム1の双眼鏡52のレンズ28を示す一実施形態の正面図である。双眼鏡52のレンズ28を覗かない時に、矢印が示すように下方に回動させてレンズ28を退避させることができる。接続部材27により、着脱は可能である。
第14発明の耳挟持具は、前記第一回転軸11には、前記第二押え部3を該第一回転軸回りに回動させる第一駆動部41及び/又は、前記第二回転軸12には、前記第二押え部材3を該第二回転軸回りに回動させる第二駆動部42が設けられていることを特徴としている。
図15(a)、図15(b)は第2、第6発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12に第14発明の第一駆動部41、第二駆動部42を設けたことを示す斜視図である。矢印が示すように二個のモーターの連動により、三次元的な動きが可能となる。電気信号でもって下側押え部3を内側に動きながら上方に動いて、自動的に耳甲介舟8に密着させて耳上部を挟持することができる。
第15発明の耳挟持具は、前記第三回転軸13には、前記レンズ28や前記機器29を該第三回転軸回りに回動させる第三駆動部43及び/又は、前記レンズ28や前記機器29を前後方向に移動させる第四駆動部44が設けられていることを特徴としている。
図15(c)は第10発明の連結部材19に設けた第15発明の第三駆動部43を示す一実施形態の側面図である。第三駆動部43のモーターの回動を小さくすることで、上下に度数の異なったレンズ28を電気信号でもって変更することができる。図15(d)はレンズ部28を前後方向に可動させるために第16発明の第四駆動部44を設けたこと示す一実施形態の側面図であり、図15(e)は連結部材19の中にテンプル23を挿入し、第四駆動部44のモーターの回動でテンプル23を前後方向に可動すること示す一実施形態の説明図である。図15(f)は第10発明の連結部材19の先端に取り付けたレンズ28を、第四駆動部44で前方に押し出した後、連結部材19に設けた第三駆動部43のモーターの回動でレンズ部28を上方に上げ、レンズ28を退避させたことを示す一実施形態の説明図である。第三駆動部43、第四駆動部44によってレンズ28の一連の動作を自動化できる。レンズ28や機器29の装着位置を自動的に調整することができる。
第16発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1の前端部又は前記連結部材19の前端部には、前記レンズ28又は前記機器29を水平方向に回動させる第五駆動部45及び/又は、上下方向に回動させる第六駆動部46が設けられていることを特徴としている。
第16発明の耳挟持具は、第14発明の実施の形態と同一であり、第14図に第五駆動部45、第六駆動部46を記載して説明をする。図14(a)は第2発明の支持フレーム1の前端部に設けたレンズ28を、水平方向に回動可能にするために、第五駆動部45を取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図14(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避させたことを示す側面図である。ブリッジなし眼鏡36は支持フレーム1の後端部に後頭押え部材20が連結されていて、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、レンズ28をテンプル23の外側に退避させておく必要がある。そのため最初にボタン操作で自動的にレンズ28を回動させて所定の位置に停止させることができる。
図14(e)は第2発明の支持フレーム1の前端部に、第16発明の第六駆動部46を設けた双眼鏡52のレンズ28を、上下方向に回動可能にした一実施形態の正面図である。左右の双眼鏡52のレンズ28を中心のブリッジで連結しない双眼鏡であり、必要に応じてレンズ28を電気信号でもってモーターを可動させて退避させることができる。双眼鏡52には一対の支持フレーム1の各後端に、第12発明の後頭押え部材20が取り付けられているので、重い双眼鏡であっても装着感が良く、長時間便利に使用できる。
以上の実施形態において、駆動部は、小型モーターのほかに、固定側と可動側にそれぞれ磁石を配置して、設定した位置で可動側が安定し、そこから変位すると、可動側の磁石が固定側の磁石まで移動するような構成であっても良い。
第17発明の耳挟持具は、前記耳挟持具に、眼鏡36、LEDライト付眼鏡37、イヤホン38、マイクロホン39、携帯電話器40、携帯電話と通信する通信機器47、マスク係止具48、耳つぼ指圧具49、ウェアラブル機器50、カメラ51、双眼鏡52、耳式血圧装置53、血流量センサー54の何れかが取り付けられることを特徴としている。
第16(a)図は第2、第4、第5発明に係る耳挟持具を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。一定の力を加えると変形する部材の支持フレーム1と弾性的に変形する第二押え部材3を使用することにより、多く人の耳に対応して挟持できるので、サイズの異なる複数の製品を大量に製作することができる。様々なメガネに対応できるが、特に3D用メガネに適している。第16(b)図は第2、第6発明に係る耳挟持具を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の側面図である。直交する第一回転軸11と第二回転軸12により、第二押え部材3を三次元的に動かして、耳甲介舟8に嵌めることができる。老眼鏡、サングラス、ウェアラブル機器を取り付けたメガネなどに使用できる。図示しないが、耳挟持具のテンプル23を折り畳む時には、第二押え部材3をテンプル23に沿わせることによって、コンパクトに収納できるので便利である。
第16(c)図は第2、第6発明に係る耳挟持具の支持フレーム1の後端部にバッテリー18を取り付け、眼鏡枠の前面にLED37を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。眼鏡枠の前面にLEDライト37を備え、目に光が入らないようにすることにより、LEDライト37の明るさを調整しながら対象物を見ることが容易になる。第16(d)図は第2、第3、第5、第6、第7、第10発明に係る耳挟持具を取り付けた第17発明の一眼用眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1と耳介側頭溝4に嵌るブロック10を側頭に広い範囲に当接するように拡大させ、バネ17を取り付けて直交する第一回転軸11と第二回転軸12、側頭とテンプル23との隙間を埋める緩衝部材16により、確実に一眼用眼鏡36をかけることができる。第16(e)図は左側のレンズ28を取り付けた支持フレーム1に第12発明の後頭押え部材20を取り付けた一眼用眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。一眼用眼鏡36を確実に安定させて保持させる最も良い形態であり、髪の毛の長い人がかけた場合、後頭押え部材20は髪の毛の中に隠れて見えない。
本発明で言う眼鏡は、眼鏡全般であって、TV・映画用3D用メガネ、サングラス、遮光メガネ、防塵メガネ、風防メガネ、カメラを取り付けたメガネ、拡大鏡を取り付けたメガネ、ライトを取り付けたメガネ、剣道用メガネ、ウェアラブルを取り付けたメガネ、スクリーンに表示される画像を観察するための画像観察用メガネ、拡張現実(AR)機能を備えたメガネ、手術用メガネ、花粉防止メガネ等である。
第17(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に取り付けた第17発明のイヤホン38を示す一実施形態の側面図である。イヤホン38はアタッチメント55に取り付けられ、他の機器と交換可能である。連結点7は耳挟持具の支点9でもあり、イヤホン38を確実に取り付けて安定して保持できる。図示しないが、無線イヤホン、骨伝導イヤホン、補聴器なども取り付けることができる。第17(b)図は第1、第3発明に係る耳挟持具の連結点7に第17発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付け、二手に分かれた第二下側押え部材3にカバーをかけたことを示す一実施形態の側面図である。第二下側押え部材3により確実にマイクロホン39とイヤホン38を取り付けて安定して保持できる。
第17(c)図は第2、第5、第8発明の支持フレーム挟持具21に第17発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。通常使用している眼鏡36のテンプル23に着脱自在に取り付け、眼鏡36の挟持位置の調整ができる。第17(d)図は第2、第5発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に設けた第二押え部材3に第17発明のイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。矢印の示すように第二押え部材3とイヤホン38を三次元的に移動させて、耳甲介舟8と外耳道に嵌めるのでイヤホン38は外れにくい。
第17(e)図は第1、第5発明に係る耳挟持具の連結部7にイヤホン38を取り付け、このイヤホン38に、第17発明の小型の血流量センサー54を搭載したこと示す一実施形態の側面図である。センサーはレーザー光を血管に向けて照射し、反射光の強さなどから血流量を検知する。血流量はストレスや血圧、脱水、熱中症などによって変動するため、体の状態を測定、記録ができる。第17(f)図は第1、第3、第6発明に係る耳挟持具に、第17発明の耳装着型の携帯電話器40を二手に分かれた第二押え部材3に取り付けた一実施形態の側面図である。外耳道に挿入しているイヤホン38と耳輪5の内側の窪みと耳甲介舟8に嵌っている第二押え部材3により、安定して保持することができる。携帯電話器40の着脱は第一回転軸11、第二回転軸12を三次元的に回動させれば容易にできる。
第17(g)図は第1、第5発明に係る耳挟持具に第17発明のイヤホン38と携帯電話と通信する通信機器47を取り付けた一実施形態の側面図である。携帯電話と通信する通信機器47を第二押え部材3に取り付け確実に保持し、着脱は容易にしている。第17(h)図は第1発明に係る耳挟持具の連結点7にイヤホン38を取り付け、第一押え部材2に第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は耳介側頭溝4から耳朶の裏側まで嵌るので、マスクの紐は耳に食い込まない。マスクをかけながらイヤホン38を聞くことができる。アタッチメント55によりイヤホン38の着脱は容易である。
第18(a)図は第1発明の耳挟持具の第一押え部材2の後端に、第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第18(b)図は第17発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は第一押え部材2から耳朶まで延設されており、マスクの紐が耳介側頭溝2に接することはなく、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけていても装着感は非常に良い。マスク係止具48の材質は柔軟性のあるシリコンゴムが良い。
第18(c)図は耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を設けた第1発明の耳挟持具に、第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第18(d)図は第17発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48はシンプルで目立たずマスクを長時間かけても装着感は良い。
第18(e)図は第2、第5発明に係る耳装着具に、第17発明のマスク係止具48を嵌め込んだ一実施形態の側面図であり、第18(f)図は支持フレーム1に嵌め込むために、貫通孔32を設けたマスク係止具48の正面図である。支持フレーム1に嵌め込んだマスク係止具48の着脱を容易にするために貫通孔32を設け、マスクの紐を嵌める溝31を設けている。貫通孔32は所定以上の力で支持フレーム1を挟むのでマスク係止具48は外れない。マスクをした場合、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけても装着感は良い。
第19(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に第17発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。耳つぼ指圧器49は耳珠33に当接して、耳珠33の中にある起点と言うツボを押して刺激するとダイエットの効果がある。第19(b)図は第1発明の耳挟持具に第17発明のマスク係止具48と耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスクをかけながらダイエットが可能となる。
第19(c)図は第2、第5、第6発明に係る耳挟持具に第17発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すようにバネ17の付勢する力で、耳甲介舟8と耳珠33を押し圧するので耳ツボは刺激され、眼鏡をかけている間にダイエットできる。
第20(a)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に、メガネ型の第17発明のウェアラブル機器50を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けることにより、回転モーメントを相殺するので、拡張現実(AR)機能を備えた重量の重いウェアラブル機器50でも安定して保持できる。第20(b)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1にズーム機能を備えた第17発明のカメラ51を取り付け、目の前にディスプレイ34を設けたことを示す一実施形態のの側面図である。側頭に設けたカメラ51で撮った映像を、ディスプレイ34で見るようにしたウェアラブル機器50に、第二下側押え部材3から延設したイヤホン38を耳に挿入している。後頭押え部材20を設け、二個の第二下側押え部材3を取り付けることにより、回転モーメントを相殺するので、長時間かけていても装着感は非常に良い。ディスプレイ34を回動可能に取り付けて、不必要な時、退避させることもできる。
第20(c)図は第2、第5、第10、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に第三駆動部43を設けた連結部材19を取り付け、この連結部材19に第17発明のメガネ型の双眼鏡52を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20と前頭部上に前頭押え部材35を設けることにより、回転モーメントを相殺できるので、重い双眼鏡52を長時間かけても装着感は非常に良い。手術用の顕微鏡を支持フレーム1に取り付けることも可能である。第15(c)図、(f)図に記載した第三駆動部43を設けることにより、双眼鏡52のレンズ28を電動で退避できる。
第20(d)図は第1、第3、第5発明に係る耳挟持具の連結点7に第17発明の耳式血圧装置53を設けたことを示す一実施形態の側面図である。耳式血圧装置53で24時間血圧の測定、記録ができる。以上、説明したように本願発明の耳挟持具は、耳に装着可能な全てのレンズ28、機器29など製品に備えて使用することができる。
第5発明の耳挟持具は、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記第一押え部材又は前記支持フレームに沿う方向及び/又は、前記第一押え部材又は前記支持フレームと直交する方向に回動可能に設けられていることを特徴とする。
第14発明の耳装着具は、第5発明において、前記第二押え部材を前記第一押え部材又は前記支持フレームに沿う方向に回動させる第一駆動部及び/又は、前記第一押え部材又は前記支持フレームと直交する方向に回動させる第二駆動部が設けられていることを特徴とする。
第5発明の耳挟持具は、前記第二押え部材3が、前記連結点7を中心として、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1に沿う方向及び/又は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1と直交する方向に回動可能に設けられていることを特徴としている。
図7(b)は第二押え部材3の後端部が耳輪5の内側の窪みに嵌り、耳輪5の窪みを下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持できることを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3が耳輪5の内側の窪みに接する長さは長く、嵌り易い形状であり、挟持感は非常に良く安定している。図7(c)はバネ17を取り付けた耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3と、バネ17を取り付けた耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3の二本を設けることにより、それぞれに別の付勢する力が働き、広い部分を挟持できるので、非常に安定している。
第14発明の耳装着具は、前記第二押え部を前記第一押え部材又は前記支持フレームに沿う方向に回動させる第一駆動部及び/又は、前記第一押え部材又は前記支持フレームと直交する方向に回動させる第二駆動部が設けられていることを特徴としている。
第5発明の耳挟持具は、第1発明から第4発明のいずれかにおいて、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動可能に設けられていることを特徴とする。
第14発明の耳装着具は、第5発明において、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴とする。
第5発明の耳挟持具は、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動可能に設けられていることを特徴としている。
図7(b)は第二押え部材3の後端部が耳輪5の内側の窪みに嵌り、耳輪5の窪みを下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持できることを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3が耳輪5の内側の窪みに接する長さは長く、嵌り易い形状であり、挟持感は非常に良く安定している。図7(c)はバネ17を取り付けた耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3と、バネ17を取り付けた耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3の二本を設けることにより、それぞれに別の付勢する力が働き、広い部分を挟持できるので、非常に安定している。
第14発明の耳装着具は、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴としている。
眼鏡は、レンズや機器の重量が鼻の両側の柔らかい皮膚面を押圧し、鼻パッドが当接した部分は変色して跡が残る。そうした製品を長時間装着することが問題であることは変わらない。本発明は、こうした問題を解決しようとするもので、鼻や耳の負担を軽減させるために、耳の上部内側の凹部を利用して、耳の形状に合わせて確実に密着する耳挟持具を提供することを課題とする。
第1発明の耳挟持具は、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、該第一押え部材の先端に連結された連結点から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持することを特徴とする。
第2発明の耳挟持具は、レンズや機器を耳輪上部で保持する耳挟持具であって、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌って前記レンズや前記機器を支持する支持フレームと、耳輪前方の前記支持フレームに連結され、その連結点から伸びて耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とを有し、前記支持フレームの前記連結点を支点とする回転モーメントが、前記支持フレームと前記第二押え部材とによる耳輪上部の挟持によって阻止されることを特徴とする。
第3発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、前記第二押え部材が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されていることを特徴とする。この場合の第二押え部材は、前記連結点から二手に分岐させても良いし、連結点を過ぎた途中から二手に分岐させても良い。前者の場合は、連結点にヒンジ機構を組み込むことで、分岐先の各押え部材を独立的に動かして各押え部材間の間隔を調整することができる。また、後者の場合は、一方の押え部材を変形可能な部材で構成して間隔を調整する。
第4発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、前記第一押え部材又は前記支持フレーム及び/又は、前記第二押え部材が、所定以上の力で変形する部材及び/又は、弾性体で構成されていることを特徴とする。
第5発明の耳挟持具は、第1発明から第3発明のいずれかにおいて、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動可能に設けられていることを特徴とする。
第6発明の耳挟持具は、第5発明において、前記連結点には、前記第二押え部材を付勢するバネが設けられていることを特徴とする。
第7発明の耳挟持具は、第2、第3、第5、第6発明の何れかにおいて、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が、前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第8発明の耳挟持具は、第1、第2、第4発明の何れかにおいて、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えていることを特徴とする。
第9発明の耳挟持具は、第2、又は第5発明から第8発明の何れかにおいて、こめかみ及び/又は側頭部に当たる前記支持フレームの部位には、緩衝部材が設けられていることを特徴とする
第10発明の耳挟持具は、第1、第2、第5、第6発明の何れかにおいて、前記支持フレーム又は前記第一押え部材の先端に取り付けられる連結部材が、前記支持フレーム又は前記第一押え部材に対し、前記レンズや前記機器を上下方向に跳ね上げる第三回転軸を備えるとともに、前記レンズや前記機器が前記連結部材に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
第11発明の耳挟持具は、第2又は第6から第8のいずれか又は第10発明において、一対の前記支持フレームの後端部には、後頭部を回って前記支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が、上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴とする。
第12発明の耳挟持具は、第11発明において、前記後頭押え部材が変形する部材及び/又は弾性体で構成されていることを特徴とする。
第13発明の耳挟持具は、第2又は第5から第11発明の何れかにおいて、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第14発明の耳挟持具は、第5発明において、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴とする。
第15発明の耳挟持具は、第10発明において、前記第三回転軸には、前記レンズや前記機器を該第三回転軸回りに回動させる第三駆動部及び/又は、前記レンズや前記機器を前後方向に移動させる第四駆動部が設けられていることを特徴とする。
第16発明の耳挟持具は、第13発明において、記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器を水平方向に回動させる第五駆動部及び/又は、上下方向に回動させる第六駆動部が設けられていることを特徴とする。
第17発明の耳挟持具は、第1から第16発明のいずれかにおいて、前記耳挟持具に、眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク係止具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかが取り付けられることを特徴とする。
第1発明の耳挟持具によれば、耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持するので、顔面や耳に装着する各種の物を耳で確実に固定することができる。したがって、メガネの場合は、メガネに鼻パッドが無くても、それを眼前に保持することができるし、イヤホン等の場合は、頭部を激しく動かしても、それを耳に確実に固定することができる。
第2発明によれば、耳介側頭溝に嵌る支持フレームと、耳甲介舟に嵌る、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る第二押え部材でもって耳輪上部を挟持するので、支持フレームがメガネのテンプルとモダンで構成される場合は、例え重量の重いレンズや機器がメガネに取り付けられていても、それらを眼前で確実に固定することができる。
第3発明によれば、第二押え部材が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されているので、耳挟持具をさらに強固に耳に固定することができる。
第4発明によれば、密着できるように変形させた第一押え部材又は支持フレームでもって耳輪上部を挟持させたり、弾性体が元の位置に戻る力を利用して耳輪上部を挟持させたりすることができるから、様々なサイズの耳に耳挟持具を密着させてメガネや機器を顔面で安定化させることができる。
第5発明によれば、第二押え部材が、記連結点を中心として、耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動可能に設けられているので、第二押え部材に一定以上の力を加えて、耳甲介舟や耳輪の内側の窪みに嵌めることができる。
第6発明によれば、前記連結点には、前記第二押え部材を付勢するバネが設けられているので、耳のサイズが異なっていても、前記第二押え部材を上下左右方向に三次元的に移動させて、適宜の位置に、適宜の力加減で耳輪上部を挟んで確実に固定することができる。
第7発明によれば、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が、前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられているので、装着する人のサイズに応じてメガネ等の位置を適宜に調整することができる。
第8発明によれば、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えているので、第一押え部材又は支持フレームのグラツキを防止して確実に耳に固定することができる。したがって、耳挟持具の装着感を良くすることができる。
第9発明によれば、こめかみ及び/又は側頭部に当たる前記支持フレームの部位に緩衝部材が設けられているから、支持フレームの上下左右方向のぶれを無くして、メガネ等を確実に耳に固定することができる。
第10発明によれば、レンズや機器を上下方向に跳ね上げたり、前後方向に移動させたりすることができるので、レンズ部を使用しないときに、レンズ部を前方に押し出して上方に引き上げて退避させることができる。また、上下に異なった度のレンズを嵌め込むと遠近両用の眼鏡になる。
第11発明によれば、後頭部を回って支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が設けられているので、重量の重いレンズや大きく重い機器が眼前に配置される場合でも、それを耳挟持具でもって確実に固定することができる。
第12発明によれば、後頭押え部材が変形する部材及び/又は弾性体で構成されているので、装着する人の後頭部の形状に完全に合致させることができる。
第13発明によれば、支持フレームの前端部又は連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられているので、レンズ部を、水平方向に回動させて眼前から退避させることができる。また、上下に度の異なるレンズを用いる場合は、それを上下方向に回動させることにより、レンズの度を切り替えることができる。
第14発明によれば、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられているので、手を使わなくても、電気信号でもって第二押え部材を自在に動かすことができる。
第15発明によれば、前記レンズや前記機器を上下方向や前後方向に電気信号でもって自動的に動かすことができるので、手がふさがっていても、レンズや機器の装着位置を自動的に調整することができる。
第16発明によれば、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器を水平方向に回動させる第五駆動部及び/又は、鉛直方向に回動させる第六駆動部が設けられているので、前記レンズ又は前記機器を眼前から自動的に退避させたり、眼前に戻したりすることができる。
第17発明によれば、前記耳挟持具に眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク保持具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかを取り付けて、これらを耳で保持することができる。したがって、頭部に被る必要がないから、ヘアスタイルの乱れを気にすることなくこれらを使用することができる。
以下、本発明に係る耳挟持具の実施形態の例を、様々な耳挟持具を例にして図面を参照しながら説明する。
図1(a)は第1発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図1(b)は第二押え部材3の後端部が下方に変形した第二押え部材3の側面図であり、図1(c)は連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(d)は第1発明の別の耳挟持具として、連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す一実施形態の側面図であり、図1(e)この別の第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(f)は連結点7から二手に分かれ、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す側面図である。これらの図において、第1発明の耳挟持具は、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌る第一押え部材2と、該第一押え部材2の先端に連結された連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る、及び/又は、耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3とでもって耳輪上部を挟持することを特徴としている。
第1発明の耳挟持具の第一押え部材2は、耳挟持具を装着する人の側頭部15と耳の裏側との耳介側頭溝4に嵌って密着する形状である。第二押え部材3はこの第一押え部材2の先端の連結点7から後方に伸びて、耳甲介舟8を下方の内面を押し圧している。この耳甲介舟8は耳の中心でもあり、周縁が軟骨で包囲されているので、第二押え部材3は安定して固定できる。耳輪5の内側の窪みに嵌る第1発明の別の第二押え部材3は、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。そして、耳挟持具を装着すると、第一押え部材2と第二押え部材3とが連結している連結点7を支点9として、第一押え部材2と第二押え部材3とが耳輪5上部を上下から挟持して、耳挟持具の移動を阻止するため、耳挟持具は耳の所定の位置に保持される。
第1発明の別の第二押え部材3として示す図1(f)は、連結点7から二手に分かれ耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌っているので、第一押え部材2との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。また、第二押え部材3は耳輪5より外側に突出することなく、耳の内側に収まり、後方に伸びているので、髪の毛に絡まずに装着は容易である。デザイン的にもシンプルである。
図1の実施形態では、耳挟持具は第二押え部材3で耳を保持するが、耳の内側は、凹凸した形状の部分が多数存在している。また、人によって凹凸の形状が異なるので、その変形例として、その人の凹凸の形状の中で、第二押え部材3が嵌り、そこから移動せずに内側を押圧する形状にすることは勿論可能である。窪みのある耳の内側であれば押圧する場所は限定されない。
本発明の第一押え部材2、第二押え部材3の材質は、シリコンゴム、ABS、CP、ポリエステル、アセテート、PVC、ポリアミド、ニュクレル、形状記憶樹脂、ベータプラスチック、チタンなどである。第二押え部材3が耳甲介舟8に接する部分の表層材としては、人肌のように柔軟な部材であるエラストマーゲル状ウレタンを用いると良い。また、肌の温度で変形する樹脂も適している。
以下の図では、第1発明の構成部分と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化し、第1発明と異なる部分の実施形態について説明する。
第2発明の耳挟持具は、レンズ28や機器29を耳輪5上部で保持する耳挟持具であって、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌って前記レンズ28や前記機器29を支持する支持フレーム1と、耳輪5前方の前記支持フレーム1に連結され、その連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る、及び/又は、耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3とを有し、前記支持フレーム1の前記連結点7を支点とする回転モーメントが、前記支持フレーム1と前記第二押え部材3とによる耳輪5上部の挟持によって阻止されることを特徴としている。
図2(a)は第2発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図2(b)は第2発明の耳挟持具を左耳に挟持した斜視図である。第2発明の支持フレーム1と第1発明の第一押え部材2との相違点は、第2発明の支持フレーム1が連結点7、支点9より前方に伸びている点であり、作用効果は同一である。支持フレーム1が前方に延設されていることにより、支持フレーム1に多種類のレンズ28や機器29の取り付けが容易になる。
図2(c)は第2発明の別の耳挟持具本体の支持フレーム1設けた第二押え部材3を示す一実施形態の斜視図であり、図2(d)は第二押え部材3が連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3は、耳輪5より外側に突出することなく、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。
図2(e)は第2発明の別の第二押え部材3として、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌るように連結点7から二手に分かれていること示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。
第3発明の耳挟持具は、前記第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が前記耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材が前記耳輪5の内側の窪みに嵌り、これらの押え部材の間隔が調整可能に構成されていることを特徴としている。
図3(a)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の二押え部材を耳甲介舟8に嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。図3(b)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材を耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。
図3(c)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、矢印が示すように耳甲介舟8に嵌めたことを示す一実施形態の側面図である。図3(d)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。一方の第二押え部材3を適宜の位置に固定し、他方の第二押え部材3を調整して、様々な人の耳に密着させて挟持感の良い耳挟持具にすることができる。
第4発明の耳挟持具は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1が、所定以上の力で変形する部材及び/又は、弾性体で構成されていることを特徴としている。
図4(a)は、第4発明の変形する部材で形成された第一押え部材2の一実施形態の上面図を示す。矢印が示すように第一押え部材2を耳介側頭溝4の形状に合わせ、側頭部15に密着させるために、第一押え部材2は一定以上の力を加えると変形するが、放しても元に戻らない。図4(b)は第4発明の第一押え部材2の中に入れた針金30を、装着する人の耳介側頭溝4の形状に合わせている一実施形態の上面図を示す。針金30の弾性により上方から適度に締まる。図4(c)は支持フレーム1の中に入れた針金30を水平方向に変形させたことを示す一実施形態の上面図である。様々な人の耳の形状に合致させることができる。図4(d)は変形する部材で形成された持フレーム1を上方に曲げた場合、支持フレーム1を耳に挟持すると、支持フレーム1の先端の位置が上方に変更され、高さ調整が可能である。左右に曲げた場合は左右方向の調整が可能である。
図5(a)、図5(b)は第4発明の第二押え部材3を一定の力を加えることによって変形する部材とし、上方に曲げて挟持することを示す一実施形態の側面図である。このときの挟持する押し圧の調整が可能である。第4発明の耳挟持具に係る第二押え部材3が、弾性的に戻る力を利用して耳を挟持する方法として、図5(c)は第4発明の弾性的に変形する第二押え部材3を指で外側に引っ張り出している正面図である。図4(d)は第二押え部材3を指で下側に押し下げている正面図である。図4(e)は第二押え部材3が弾性による力で内側に戻ることを示す正面図である。図4(f)は第二押え部材3が弾性による力で上方に戻どり、耳甲介舟8を下方から押し圧することを示す正面図である。第二押え部材3を指先で摘まみ、一連の動作をすることにより、適宜の力で耳輪5の上部を上下から挟持させるので、簡単に確実に適宜の位置に固定することができる。
第5発明の耳挟持具は、前記第二押え部材が、前記連結点を中心として、前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動可能に設けられていることを特徴としている。
図6(a)は第5発明の連結点7に斜めに傾斜した第二回転軸12を設けた状態を示す一実施形態の斜視図である。一定以上の力を加えると、矢印の示す方向である上下方向と水平方向に回動するが、放しても元に戻らないようになっている。図6(b)は第二押え部材3を外側斜め下方に下げた状態を示す一実施形態の側面図であり、図6(c)は第二押え部材3を耳甲介舟8の窪みの位置まで、斜め上方内側へ押し上げた状態を示す一実施形態の側面図である。第二押え部材3を指で持って一定以上の力で斜め上方に動かすと、矢印の示す方向に斜め上方に回動できる。手を放しても元に戻ることはない。
図7(a)は、第5発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12の一実施形態を示し、支持フレーム1に回動可能に取り付けたことを示す斜視図である。第二押え部材3に一定以上の力を加えると、矢印の示す方向である上下方向と水平方向に回動するが、放しても元に戻らないようになっている。図7(b)は第二回転軸12に取り付けた第二押え部材3を外側に広げて、支持フレーム1を耳に掛けた状態を示す一実施形態の斜視図である。図7(c)は第二押え部材3を耳甲介舟8の窪んだ位置まで内側へ押し入れた状態を示す一実施形態の斜視図である。
図7(d)は第二押え部材3を上方に押し上げて、耳甲介舟8の内側に押し圧した状態を示す一実施形態の斜視図である。これにより、第一回転軸11と直交している第二回転軸12が三次元的に回動して、第二押え部材3を耳甲介舟8の中の適宜の位置に入れ易くしている。使用した後は、第二押え部材3を支持フレーム1に沿わせればコンパクトになる。
第6発明の耳挟持具は、前記連結点には、前記第二押え部材を付勢するバネが設けられていることを特徴としている。
図8(a)は第6発明の第一回転軸11及び第二回転軸12にバネ17を巻き付けたことを示す一実施形態の斜視図である。第一回転軸11の外側に巻き付けたバネ17の一方端を支持フレーム1に固定し、他方端を第二回転軸12の軸受に固定している。第二回転軸12の外側に巻き付けたバネ17の一方端を第二回転軸12の軸受に固定し、他方端を第二押え部材3に固定している。これにより、矢印が示すように、第二押え部材3の後端部は耳甲介舟8を下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持することができる。付勢する力は三次元的に第二押え部材3を動かし、後端部に設けた柔軟性のある当接部材を適宜の位置に保持することができる。様々な人の耳甲介舟8の形状に対応できる。
図8(b)は第二押え部材3の後端部が耳輪5の内側の窪みに嵌り、耳輪5の窪みを下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持できることを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3が耳輪5の内側の窪みに接する長さは長く、嵌り易い形状であり、挟持感は非常に良く安定している。図8(c)はバネ17を取り付けた耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3と、バネ17を取り付けた耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3の二本を設けることにより、それぞれに別の付勢する力が働き、広い部分を挟持できるので、非常に安定している。
第7発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1に連結された前記第二押え部材3が、前記支持フレーム1に対して前後方向に移動可能に、及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図9(a)は第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム挟持具21に設けた溝が支持フレーム1に一定以上の力で嵌め込んだことを示す一実施形態の斜視図である。前後方向に移動可能にすることにより、多く人の適宜な耳の位置に装着可能となる。
図9(b)は第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を上下方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む上下面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を上下から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。太さの異なる形状の支持フレーム1、テンプル23に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整も可能となる。これにより、市販された眼鏡のテンプル23に取り付けることができるので、鼻に負担のかからない装着感の良い耳挟持具として便利に使用できる。
図9(c)は、第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を左右方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む側面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を左右から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。高さの異なった形状の支持フレーム1に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整が可能となる。
図9(d)は、第7発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム1に設けた複数の穴に、支持フレーム挟持具21をネジ25で締め付けたことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21には、耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3が取り付けられていて、締め付ける穴の位置を代えることにより、前後方向に自由に移動させることができるので、多く人が装着可能となる。横長のシンプルなデザインである。
第8発明の耳挟持具は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1が耳輪5の裏側と側頭部15との隙間を埋めるブロック10を備えていることを特徴としている。
図10(a)は、第8発明のブロック10を取り付けた耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳輪5の裏側と側頭部15との隙間に嵌って密着する形状のブロック10を、第一押え部材2と一体化させて耳輪5の裏側に設けているので、外側からはブロック10は目立たない、耳輪5の裏側と側頭部15とに密着しているので、装着感は良い。そして、ブロック10を軽量にするために中空にした形状でも良い。
図10(b)は、第8発明のブロック10がV字形状をしている耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳挟持具を軽く安定的に保持させるために、耳輪5の裏側と側頭部15に密着しているブロック10のV字形状を拡大させて、横ぶれを防止して固定することができる。
第9発明の耳挟持具は、こめかみ22及び/又は側頭部15に当たる前記支持フレーム1の部位には、緩衝部材16が設けられていることを特徴としている。
図11(a)は、第9発明に係る緩衝部材16を支持フレーム1に取り付けた一実施形態を示す斜視図であり、図11(b)は、緩衝部材16を取り付け眼鏡を掛けた人の一実施形態を示す側面図である。支持フレーム1を装着する様々な人の耳や側頭部15に合わせるために、最適な位置に緩衝部材16を取り付けている。柔軟性のある緩衝部材16で隙間を埋めることにより、大きな機器や重い機器であっても耳挟持具の縦横のぶれを阻止し、装着感を良くすることができる。
第10発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2の先端に取り付けられる連結部材19が、前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2に対し、前記レンズ28や前記機器29を上下方向に跳ね上げる第三回転軸13を備えるとともに、前記レンズ28や前記機器29が前記連結部材19に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴としている。
図12(a)は第2、第6発明に係る耳挟持具に、第10発明に支持フレーム1の先端に取り付けた連結部材19に、眼鏡36のテンプル23を差し込み、それを人がかけたことを示す一実施形態の側面図であり、 図12(b)は連結部材19に差し込んで保持したテンプル23を、第三回転軸13によって僅かに上下方向に回動したことを示す一実施形態の側面図である。レンズ28を適宜の目の高さに合わせることができるので、レンズ28の上下に異なる度のレンズ28を嵌め込むことにより遠近両用の眼鏡になる。
図12(c)はレンズ28を退避させるためにレンズ28を前方に引出したことを示す一実施形態の側面図であり、図12(d)はそのレンズ28を付けたテンプル23を上方に上げて退避させたことを示す側面図であり、図12(e)は連結部材19に差し込んだテンプル23が前後方向に移動可能であることを示す一実施形態の説明図である。テンプル23を前方に引出し、顔面に接しないようにレンズ28を上方に上げると、第三回転軸13が締まって拘束されるようになっている。レンズ部を退避させる方法として便利に使用することができる。また、前後方向に移動できることは、眼鏡にとって、最も重要なレンズ28と目との間の角膜頂点間距離12mmの調整が可能になり、適宜の位置でレンズ28を固定することができる。
第11発明の耳挟持具は、一対の前記支持フレーム1の後端部には、後頭部を回って前記支持フレーム1の前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材20が、上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴としている。
図13(a)は、第11発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付け、耳挟持具を取り付けた眼鏡36を掛けた人の一実施形態の側面図である。後頭押え部材20が後頭部全体に沿って当接しているので、支持フレーム1に重いレンズ28を設けても、回転モーメントが受け止められ、長時間装着しても装着感が良く安定して固定することができる。 図13(b)は第11発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付けた耳挟持具を示す一実施形態の斜視図である。接続部材27により後頭押え部材20の長さ調整と着脱可能である。 図13(c)は後頭押え部材20が支持フレーム1にネジ25で取り付けられ、矢印が示すように上下方向に移動させて、後頭部の形状に合わせることができる。
第12発明の耳挟持具は、前記後頭押え部材20が変形する部材及び/又は弾性体で構成されていることを特徴としている。
図14(a)は第12発明の変形する部材で構成された後頭押え部材20を示す上面図であり、図14(b)は第12発明の後頭押え部材20を側頭部15から後頭の形状に変形させて、それをかけている人を示す一実施形態の側面図である。人の後頭部の形状は様々であり、矢印が示すようにその人の後頭部の形状に合わせることにより、後頭押え部材20で確実に挟持することができる。回転モーメントが受け止められ、長時間装着しても装着感が良く安定して固定できる。図14(c)は第12発明の弾性体で構成された後頭押え部材20を示す上面図である。後頭押え部材20が弾性体の内側に付勢することにより、耳挟持具は側頭部15を挟持して固定される。図14(d)はベルト状の後頭押え部材20を備えたこと示す一実施形態の側面図である。ベルトの面で保持するので、違和感はなく安定している。
第13発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1の前端部又は前記連結部材19の前端部には、前記レンズ28又は前記機器29が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図15(a)は第13発明のレンズ28を支持フレーム1の前端部に水平方向に回動可能に取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図15(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避したことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けたブリッジなし眼鏡36は、支持フレーム1の後端部が後頭押え部材20に連結されているので、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、後頭押え部材20を両手で持って外側に開けて頭に嵌める。レンズ28は必要に応じて移動させれば良い。
図15(c)は第13発明の前方上方に回動可能に取り付けたレンズ28を示す一実施形態の側面図である。支持フレーム1の前端部に設けた眼鏡36のレンズ28を、押し上げて退避させることが可能にある。レンズ28は必要に応じて前面に戻せば良い。図15(d)は第13発明の眼鏡36の左右のブリッジ56を、中心で連結可能に取り付けたことを示す一実施形態の正面図である。花粉防止レンズのように顔面とレンズ28との隙間をなくして密着させるためには、ブリッジ56を接続して眼鏡36を確実に固定させることが重要になる。図15(e)は第13発明の上下方向に回動可能にした支持フレーム1の双眼鏡52のレンズ28を示す一実施形態の正面図である。双眼鏡52のレンズ28を覗かない時に、矢印が示すように下方に回動させてレンズ28を退避させることができる。接続部材27により、着脱は可能である。
第14発明の耳挟持具は、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟、及び/又は、耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴としている。
図16(a)、図16(b)は第14発明の傾斜させた第二駆動部42を設けた一実施形態の斜視図であり、図16(c)は第二駆動部42を設けたことを示す正面図である。斜め下方に傾斜させて連結部3に取り付けた第二駆動部42を回動させることにより、第二押え部3は斜め上方内側に傾斜して直線で動き、耳介甲舟4に密着させることができるので、様々な人の耳甲介舟4の形状に合致させることができる。そして、自動的に適宜の位置にコントロールして、耳上部を挟持することができるので、長時間装着しても装着感が良く着脱も容易である。
図17(a)、図17(b)は第2、第6発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12に第14発明の第一駆動部41、第二駆動部42を設けたことを示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すように二個のモーターの連動により、三次元的な動きが可能となる。電気信号でもって下側押え部3を内側に動きながら上方に動いて、自動的に耳甲介舟8に密着させて耳上部を挟持することができる。
第15発明の耳挟持具は、前記第三回転軸13には、前記レンズ28や前記機器29を該第三回転軸回りに回動させる第三駆動部43及び/又は、前記レンズ28や前記機器29を前後方向に移動させる第四駆動部44が設けられていることを特徴としている。
図17(c)は第10発明の連結部材19に設けた第15発明の第三駆動部43を示す一実施形態の側面図である。第三駆動部43のモーターの回動を小さくすることで、上下に度数の異なったレンズ28を電気信号でもって変更することができる。図17(d)はレンズ部28を前後方向に可動させるために第16発明の第四駆動部44を設けたこと示す一実施形態の側面図であり、図17(e)は連結部材19の中にテンプル23を挿入し、第四駆動部44のモーターの回動でテンプル23を前後方向に可動すること示す一実施形態の説明図である。図17(f)は第10発明の連結部材19の先端に取り付けたレンズ28を、第四駆動部44で前方に押し出した後、連結部材19に設けた第三駆動部43のモーターの回動でレンズ部28を上方に上げ、レンズ28を退避させたことを示す一実施形態の説明図である。第三駆動部43、第四駆動部44によってレンズ28の一連の動作を自動化できる。レンズ28や機器29の装着位置を自動的に調整することができる。
第16発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1の前端部又は前記連結部材19の前端部には、前記レンズ28又は前記機器29を水平方向に回動させる第五駆動部45及び/又は、上下方向に回動させる第六駆動部46が設けられていることを特徴としている。
第16発明の耳挟持具は、第14発明の実施の形態と同一であり、第15図に第五駆動部45、第六駆動部46を記載して説明をする。図15(a)は第2発明の支持フレーム1の前端部に設けたレンズ28を、水平方向に回動可能にするために、第五駆動部45を取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図15(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避させたことを示す側面図である。ブリッジなし眼鏡36は支持フレーム1の後端部に後頭押え部材20が連結されていて、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、レンズ28をテンプル23の外側に退避させておく必要がある。そのため最初にボタン操作で自動的にレンズ28を回動させて所定の位置に停止させることができる。
図15(e)は第2発明の支持フレーム1の前端部に、第16発明の第六駆動部46を設けた双眼鏡52のレンズ28を、上下方向に回動可能にした一実施形態の正面図である。左右の双眼鏡52のレンズ28を中心のブリッジで連結しない双眼鏡であり、必要に応じてレンズ28を電気信号でもってモーターを可動させて退避させることができる。双眼鏡52には一対の支持フレーム1の各後端に、第12発明の後頭押え部材20が取り付けられているので、重い双眼鏡であっても装着感が良く、長時間便利に使用できる。
以上の実施形態において、駆動部は、小型モーターのほかに、固定側と可動側にそれぞれ磁石を配置して、設定した位置で可動側が安定し、そこから変位すると、可動側の磁石が固定側の磁石まで移動するような構成であっても良い。
第17発明の耳挟持具は、前記耳挟持具に、眼鏡36、LEDライト付眼鏡37、イヤホン38、マイクロホン39、携帯電話器40、携帯電話と通信する通信機器47、マスク係止具48、耳つぼ指圧具49、ウェアラブル機器50、カメラ51、双眼鏡52、耳式血圧装置53、血流量センサー54の何れかが取り付けられることを特徴としている。
第18(a)図は第2、第4、第5発明に係る耳挟持具を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。一定の力を加えると変形する部材の支持フレーム1と弾性的に変形する第二押え部材3を使用することにより、多く人の耳に対応して挟持できるので、サイズの異なる複数の製品を大量に製作することができる。様々なメガネに対応できるが、特に3D用メガネに適している。第18(b)図は第2、第6発明に係る耳挟持具を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の側面図である。直交する第一回転軸11と第二回転軸12により、第二押え部材3を三次元的に動かして、耳甲介舟8に嵌めることができる。老眼鏡、サングラス、ウェアラブル機器を取り付けたメガネなどに使用できる。図示しないが、耳挟持具のテンプル23を折り畳む時には、第二押え部材3をテンプル23に沿わせることによって、コンパクトに収納できるので便利である。
第18(c)図は第2、第6発明に係る耳挟持具の支持フレーム1の後端部にバッテリー18を取り付け、眼鏡枠の前面にLED37を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。眼鏡枠の前面にLEDライト37を備え、目に光が入らないようにすることにより、LEDライト37の明るさを調整しながら対象物を見ることが容易になる。第18(d)図は第2、第3、第5、第6、第7、第10発明に係る耳挟持具を取り付けた第17発明の一眼用眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1と耳介側頭溝4に嵌るブロック10を側頭に広い範囲に当接するように拡大させ、バネ17を取り付けて直交する第一回転軸11と第二回転軸12、側頭とテンプル23との隙間を埋める緩衝部材16により、確実に一眼用眼鏡36をかけることができる。第18(e)図は左側のレンズ28を取り付けた支持フレーム1に第12発明の後頭押え部材20を取り付けた一眼用眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。一眼用眼鏡36を確実に安定させて保持させる最も良い形態であり、髪の毛の長い人がかけた場合、後頭押え部材20は髪の毛の中に隠れて見えない。
本発明で言う眼鏡は、眼鏡全般であって、TV・映画用3D用メガネ、サングラス、遮光メガネ、防塵メガネ、風防メガネ、カメラを取り付けたメガネ、拡大鏡を取り付けたメガネ、ライトを取り付けたメガネ、剣道用メガネ、ウェアラブルを取り付けたメガネ、スクリーンに表示される画像を観察するための画像観察用メガネ、拡張現実(AR)機能を備えたメガネ、手術用メガネ、花粉防止メガネ等である。
第19(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に取り付けた第17発明のイヤホン38を示す一実施形態の側面図である。イヤホン38はアタッチメント55に取り付けられ、他の機器と交換可能である。連結点7は耳挟持具の支点9でもあり、イヤホン38を確実に取り付けて安定して保持できる。図示しないが、無線イヤホン、骨伝導イヤホン、補聴器なども取り付けることができる。第19(b)図は第1、第3発明に係る耳挟持具の連結点7に第17発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付け、二手に分かれた第二下側押え部材3にカバーをかけたことを示す一実施形態の側面図である。第二下側押え部材3により確実にマイクロホン39とイヤホン38を取り付けて安定して保持できる。
第19(c)図は第2、第5、第8発明の支持フレーム挟持具21に第17発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。通常使用している眼鏡36のテンプル23に着脱自在に取り付け、眼鏡36の挟持位置の調整ができる。第19(d)図は第2、第5発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に設けた第二押え部材3に第17発明のイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。矢印の示すように第二押え部材3とイヤホン38を三次元的に移動させて、耳甲介舟8と外耳道に嵌めるのでイヤホン38は外れにくい。
第19(e)図は第1、第5発明に係る耳挟持具の連結部7にイヤホン38を取り付け、このイヤホン38に、第17発明の小型の血流量センサー54を搭載したこと示す一実施形態の側面図である。センサーはレーザー光を血管に向けて照射し、反射光の強さなどから血流量を検知する。血流量はストレスや血圧、脱水、熱中症などによって変動するため、体の状態を測定、記録ができる。第19(f)図は第1、第3、第6発明に係る耳挟持具に、第17発明の耳装着型の携帯電話器40を二手に分かれた第二押え部材3に取り付けた一実施形態の側面図である。外耳道に挿入しているイヤホン38と耳輪5の内側の窪みと耳甲介舟8に嵌っている第二押え部材3により、安定して保持することができる。携帯電話器40の着脱は第一回転軸11、第二回転軸12を三次元的に回動させれば容易にできる。
第19(g)図は第1、第5発明に係る耳挟持具に第17発明のイヤホン38と携帯電話と通信する通信機器47を取り付けた一実施形態の側面図である。携帯電話と通信する通信機器47を第二押え部材3に取り付け確実に保持し、着脱は容易にしている。第19(h)図は第1発明に係る耳挟持具の連結点7にイヤホン38を取り付け、第一押え部材2に第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は耳介側頭溝4から耳朶の裏側まで嵌るので、マスクの紐は耳に食い込まない。マスクをかけながらイヤホン38を聞くことができる。アタッチメント55によりイヤホン38の着脱は容易である。
第20(a)図は第1発明の耳挟持具の第一押え部材2の後端に、第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第20(b)図は第17発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は第一押え部材2から耳朶まで延設されており、マスクの紐が耳介側頭溝2に接することはなく、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけていても装着感は非常に良い。マスク係止具48の材質は柔軟性のあるシリコンゴムが良い。
第20(c)図は耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を設けた第1発明の耳挟持具に、第17発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第20(d)図は第17発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48はシンプルで目立たずマスクを長時間かけても装着感は良い。
第20(e)図は第2、第5発明に係る耳装着具に、第17発明のマスク係止具48を嵌め込んだ一実施形態の側面図であり、第18(f)図は支持フレーム1に嵌め込むために、貫通孔32を設けたマスク係止具48の正面図である。支持フレーム1に嵌め込んだマスク係止具48の着脱を容易にするために貫通孔32を設け、マスクの紐を嵌める溝31を設けている。貫通孔32は所定以上の力で支持フレーム1を挟むのでマスク係止具48は外れない。マスクをした場合、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけても装着感は良い。
第21(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に第17発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。耳つぼ指圧器49は耳珠33に当接して、耳珠33の中にある起点と言うツボを押して刺激するとダイエットの効果がある。第21(b)図は第1発明の耳挟持具に第17発明のマスク係止具48と耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスクをかけながらダイエットが可能となる。
第21(c)図は第2、第5、第6発明に係る耳挟持具に第17発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すようにバネ17の付勢する力で、耳甲介舟8と耳珠33を押し圧するので耳ツボは刺激され、眼鏡をかけている間にダイエットできる。
第22(a)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に、メガネ型の第17発明のウェアラブル機器50を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けることにより、回転モーメントを相殺するので、拡張現実(AR)機能を備えた重量の重いウェアラブル機器50でも安定して保持できる。第22(b)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1にズーム機能を備えた第17発明のカメラ51を取り付け、目の前にディスプレイ34を設けたことを示す一実施形態の側面図である。側頭に設けたカメラ51で撮った映像を、ディスプレイ34で見るようにしたウェアラブル機器50に、第二下側押え部材3から延設したイヤホン38を耳に挿入している。後頭押え部材20を設け、二個の第二下側押え部材3を取り付けることにより、回転モーメントを相殺するので、長時間かけていても装着感は非常に良い。ディスプレイ34を回動可能に取り付けて、不必要な時、退避させることもできる。
第22(c)図は第2、第5、第10、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に第三駆動部43を設けた連結部材19を取り付け、この連結部材19に第17発明のメガネ型の双眼鏡52を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20と前頭部上に前頭押え部材35を設けることにより、回転モーメントを相殺できるので、重い双眼鏡52を長時間かけても装着感は非常に良い。手術用の顕微鏡を支持フレーム1に取り付けることも可能である。第17(c)図、(f)図に記載した第三駆動部43を設けることにより、双眼鏡52のレンズ28を電動で退避できる。
第22(d)図は第1、第3、第5発明に係る耳挟持具の連結点7に第17発明の耳式血圧装置53を設けたことを示す一実施形態の側面図である。耳式血圧装置53で24時間血圧の測定、記録ができる。以上、説明したように本願発明の耳挟持具は、耳に装着可能な全てのレンズ28、機器29など製品に備えて使用することができる。
眼鏡は、レンズや機器の重量が鼻の両側の柔らかい皮膚面を押圧し、鼻パッドが当接した部分は変色して跡が残る。そうした製品を長時間装着することが問題であることは変わらない。本発明は、こうした問題を解決しようとするもので、鼻や耳の負担を軽減させるために、耳の上部内側の凹部を利用して、耳の形状に合わせて確実に密着する耳挟持具を提供することを課題とする。
第1発明の耳挟持具は、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、該第一押え部材の先端に連結された連結点から一方に伸びて耳甲介舟に嵌り、他方にも伸びて耳輪の内側の窪みにも嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持することを特徴とする。
第2発明の耳挟持具は、レンズや機器を耳輪上部で保持する耳挟持具であって、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌って前記レンズや前記機器を支持する支持フレームと、耳輪前方の前記支持フレームに連結された連結点から一方に伸びて耳甲介舟に嵌り、他方にも伸びて耳輪の内側の窪みにも嵌る第二押え部材とを有し、前記支持フレームの前記連結点を支持する回転モーメントが、前記支持フレームと前記第二押え部材とによる耳輪上部の挟持によって阻止されることを特徴とする。
第3発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、一方に伸びて前記耳甲介舟に嵌る一方の第二押え部材と、他方にも伸びて前記耳輪の内側の窪みにも嵌る他方の第二押え部材との間隔が調整可能に構成されていることを特徴とする。この場合の第二押え部材は、前記連結点から二手に分岐させても良いし、連結点を過ぎた途中から二手に分岐させても良い。前者の場合は、連結点にヒンジ機構を組み込むことで、分岐先の各押え部材を独立的に動かして各押え部材間の間隔を調整することができる。また、後者の場合は、一方の押え部材を変形可能な部材で構成して間隔を調整する。
第4発明の耳挟持具は、第1発明又は第2発明において、前記第二押え部材が前記連結点を中心として前記耳の上部を前記第一押え部材に押す方向に回動可能に設けられていることを特徴とする。
第5発明の耳挟持具は、第2発明から第4発明の何れかにおいて、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に且つ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第6発明の耳挟持具は、第1発明から第5発明の何れかにおいて、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えていることを特徴とする。
第7発明の耳挟持具は、第2、第5、第6発明において、こめかみと側頭部の一方または双方に当たる前記支持フレームの部位には、緩衝部材が設けられていることを特徴とする。
第8発明の耳挟持具は、第2、第5、第6、第7発明の何れかにおいて、前記支持フレーム又は前記第一押え部材の先端に取り付けられる連結部材が前記支持フレーム又は前記第一押え部材に対し、前記レンズや前記機器を上下方向に跳ね上げる回転軸を備えるとともに、前記レンズや前記機器が前記連結部材に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
第9発明の耳挟持具は、第2又は第5発明から第8発明の何れかにおいて、一対の前記支持フレームの後端部には、後頭部を回って前記支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴とする
第10発明の耳挟持具は、第2又は第5発明から第9発明の何れかにおいて、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
第11発明の耳挟持具は、第4発明において、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟と前記耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴とする。
第12発明の耳挟持具は、第1発明から第11発明において、前記耳挟持具に、眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク係止具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかかが取り付けられていることを特徴とする。
第1発明の耳挟持具によれば、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌る第一押え部材と、該第一押え部材の先端に連結された連結点から一方に伸びて耳甲介舟に嵌り、他方にも伸びて耳輪の内側の窪みにも嵌る第二押え部材とでもって耳輪上部を挟持するので、顔面や耳に装着する各種の物を耳で確実に固定することができる。したがって、メガネの場合は、メガネに鼻パッドが無くても、それを眼前に保持することができるし、イヤホン等の場合は、頭部を激しく動かしても、それを耳に確実に固定することができる。
第2発明によれば、レンズや機器を耳輪上部で保持する耳挟持具であって、側頭部と耳上部との間の耳介側頭溝に嵌って前記レンズや前記機器を支持する支持フレームと、耳輪前方の前記支持フレームに連結された連結点から一方に伸びて耳甲介舟に嵌り、他方にも伸びて耳輪の内側の窪みにも嵌る第二押え部材とを有し、前記支持フレームの前記連結点を支持する回転モーメントが、前記支持フレームと前記第二押え部材とによる耳輪上部の挟持によって阻止されるので、支持フレームがメガネのテンプルとモダンで構成される場合は、例え重量の重いレンズや機器がメガネに取り付けられていても、それらを眼前で確実に固定することができる。
第3発明によれば、一方に伸びて前記耳甲介舟に嵌る一方の第二押え部材と、他方にも伸びて前記耳輪の内側の窪みにも嵌る他方の第二押え部材との間隔が調整可能に構成されているので、耳挟持具をさらに強固に耳に固定することができる。
第4発明によれば、前記第二押え部材が前記連結点を中心として前記耳の上部を前記第一押え部材に押す方向に回動可能に設けられているので、耳のサイズが異なっていても、前記第二押え部材を上下左右方向に三次元的に移動させて、適宜の位置に、適宜の力加減で耳輪上部を挟んで確実に固定することができる。
第5発明によれば、前記支持フレームに連結された前記第二押え部材が前記支持フレームに対して前後方向に移動可能に且つ着脱可能に取り付けられているので、装着する人のサイズに応じてメガネ等の位置を適宜に調整することができる。
第6発明によれば、前記第一押え部材又は前記支持フレームが耳輪の裏側と側頭部との隙間を埋めるブロックを備えているので、第一押え部材又は支持フレームのグラツキを防止して確実に耳に固定することができる。したがって、耳挟持具の装着感を良くすることができる。
第7発明によれば、こめかみと側頭部の一方または双方に当たる前記支持フレームの部位には、緩衝部材が設けられているので、支持フレームの上下左右方向のぶれを無くして、メガネ等を確実に耳に固定することができる。
第8発明によれば、前記支持フレーム又は前記第一押え部材の先端に取り付けられる連結部材が前記支持フレーム又は前記第一押え部材に対し、前記レンズや前記機器を上下方向に跳ね上げる回転軸を備えるとともに、前記レンズや前記機器が前記連結部材に対して前後方向に移動可能に構成されているので、重量の重いレンズや大きく重い機器が眼前に配置される場合でも、それを耳挟持具でもって確実に固定することができる。
第9発明によれば、一対の前記支持フレームの後端部には、後頭部を回って前記支持フレームの前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材が上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられているので、重量の重いレンズや大きく重い機器が眼前に配置される場合でも、それを耳挟持具でもって確実に固定することができる。
手を使わなくても、電気信号でもって第二押え部材を自在に動かすことができる。また、上下に度の異なるレンズを用いる場合は、それを上下方向に回動させることにより、レンズの度を切り替えることができる。
第10発明によれば、前記支持フレームの前端部又は前記連結部材の前端部には、前記レンズ又は前記機器が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に取り付けられているので、レンズ部を、水平方向に回動させて眼前から退避させることができる。また、上下に度の異なるレンズを用いる場合は、それを上下方向に回動させることにより、レンズの度を切り替えることができる。
第11発明によれば、前記連結点には、前記第二押え部材を前記耳甲介舟と前記耳輪の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられているので、手を使わなくても、電気信号でもって第二押え部材を前記耳甲介舟と前記耳輪の内側の窪みに自在に動かすことができる。
第12発明によれば、前記耳挟持具に眼鏡、LEDライト付眼鏡、イヤホン、マイクロホン、携帯電話器、携帯電話と通信する通信機器、マスク保持具、耳つぼ指圧具、ウェアラブル機器、カメラ、双眼鏡、耳式血圧装置、血流量センサーの何れかを取り付けて、これらを耳で保持することができる。したがって、頭部に被る必要がないから、ヘアスタイルの乱れを気にすることなくこれらを使用することができる。
以下、本発明に係る耳挟持具の実施形態の例を、様々な耳挟持具を例にして図面を参照しながら説明する。
図1(a)は第1発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図1(b)は第二押え部材3の後端部が下方に変形した第二押え部材3の側面図であり、図1(c)は連結点7から伸びて耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(d)は第1発明の別の耳挟持具として、連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す一実施形態の側面図であり、図1(e)この別の第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したこと示す側面図である。図1(f)は連結点7から二手に分かれ、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を示す側面図である。これらの図において、第1発明の耳挟持具は、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌る第一押え部材2と、該第一押え部材2の先端に連結された連結点7から一方に伸びて耳甲介舟8に嵌り、他方にも伸びて耳輪5の内側の窪みにも嵌る第二押え部材3とでもって耳輪5上部を挟持することを特徴としている。
第1発明の耳挟持具の第一押え部材2は、耳挟持具を装着する人の側頭部15と耳の裏側との耳介側頭溝4に嵌って密着する形状である。第二押え部材3はこの第一押え部材2の先端の連結点7から後方に伸びて、耳甲介舟8を下方の内面を押し圧している。この耳甲介舟8は耳の中心でもあり、周縁が軟骨で包囲されているので、第二押え部材3は安定して固定できる。耳輪5の内側の窪みに嵌る第1発明の別の第二押え部材3は、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。そして、耳挟持具を装着すると、第一押え部材2と第二押え部材3とが連結している連結点7を支点9として、第一押え部材2と第二押え部材3とが耳輪5上部を上下から挟持して、耳挟持具の移動を阻止するため、耳挟持具は耳の所定の位置に保持される。
第1発明の第二押え部材3として示す図1(f)は、連結点7から二手に分かれ耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌っているので、第一押え部材2との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。また、第二押え部材3は耳輪5より外側に突出することなく、耳の内側に収まり、後方に伸びているので、髪の毛に絡まずに装着は容易である。デザイン的にもシンプルである。
図1の実施形態では、耳挟持具は第二押え部材3で耳を保持するが、耳の内側は、凹凸した形状の部分が多数存在している。また、人によって凹凸の形状が異なるので、その変形例として、その人の凹凸の形状の中で、第二押え部材3が嵌り、そこから移動せずに内側を押圧する形状にすることは勿論可能である。窪みのある耳の内側であれば押圧する場所は限定されない。
本発明の第一押え部材2、第二押え部材3の材質は、シリコンゴム、ABS、CP、ポリエステル、アセテート、PVC、ポリアミド、ニュクレル、形状記憶樹脂、ベータプラスチック、チタンなどである。第二押え部材3が耳甲介舟8に接する部分の表層材としては、人肌のように柔軟な部材であるエラストマーゲル状ウレタンを用いると良い。また、肌の温度で変形する樹脂も適している。
以下の図では、第1発明の構成部分と同様な部分については、その説明を省略又は簡略化し、第1発明と異なる部分の実施形態について説明する。
第2発明の耳挟持具は、レンズ28や機器29を耳輪5上部で保持する耳挟持具であって、側頭部15と耳上部との間の耳介側頭溝4に嵌って前記レンズ28や前記機器29を支持する支持フレーム1と、耳輪5前方の前記支持フレーム1に連結された連結点7から一方に伸びて耳甲介舟8に嵌り、他方にも伸びて耳輪5の内側の窪みにも嵌る第二押え部材3とを有し、前記支持フレーム1の前記連結点7を支持する回転モーメントが、前記支持フレーム1と前記第二押え部材3とによる耳輪5上部の挟持によって阻止されることを特徴としている。
図2(a)は第2発明の耳挟持具本体を示す一実施形態の側面図であり、図2(b)は第2発明の耳挟持具を左耳に挟持した斜視図である。第2発明の支持フレーム1と第1発明の第一押え部材2との相違点は、第2発明の支持フレーム1が連結点7、支点9より前方に伸びている点であり、作用効果は同一である。支持フレーム1が前方に延設されていることにより、支持フレーム1に多種類のレンズ28や機器29の取り付けが容易になる。
図2(c)は第2発明の耳挟持具本体の支持フレーム1に設けた第二押え部材3を示す一実施形態の斜視図であり、図2(d)は第二押え部材3が連結点7から伸びて耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を取り付けた耳挟持具を左耳に挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3は、耳輪5より外側に突出することなく、第二押え部材3の後方部が耳輪5の窪みの中に隠れるので、外見から見える部分が最も小さい耳挟持具である。
図2(e)は第2発明の第二押え部材3として、耳甲介舟8と耳輪5の内側の窪みに嵌るように連結点7から二手に分かれていること示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1との三方向から耳輪5上部を挟持できる。最も確実で安定した耳挟持具である。
第3発明の耳挟持具は、一方に伸びて前記耳甲介舟8に嵌る一方の第二押え部材3と、他方にも伸びて前記耳輪5の内側の窪みにも嵌る他方の第二押え部材3との間隔が調整可能に構成されていることを特徴としている。
図3(a)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の押え部材を耳甲介舟8に嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。図3(b)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材を耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。
図3(c)は第3発明の第二押え部材3が二手に分かれ、分かれた一方の押え部材が耳輪5の内側の窪みに嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、矢印が示すように耳甲介舟8に嵌めたことを示す一実施形態の側面図である。図3(d)は分かれた一方の押え部材が耳甲介舟8に嵌り、他方の押え部材に関節6を設け、耳輪5の内側の窪みに嵌るように矢印が示す方向に曲げたことを示す一実施形態の側面図である。一方の第二押え部材3を適宜の位置に固定し、他方の第二押え部材3を調整して、様々な人の耳に密着させて挟持感の良い耳挟持具にすることができる。
図4(a)、図4(b)は第二押え部材3を一定の力を加えることによって変形する部材とし、上方に曲げて挟持することを示す一実施形態の側面図である。このときの挟持する押し圧の調整が可能である。耳挟持具に係る第二押え部材3が、弾性的に戻る力を利用して耳を挟持する方法として、図4(c)は弾性的に変形する第二押え部材3を指で外側に引っ張り出している正面図である。図4(d)は第二押え部材3を指で下側に押し下げている正面図である。図4(e)は第二押え部材3が弾性による力で内側に戻ることを示す正面図である。図4(f)は第二押え部材3が弾性による力で上方に戻り、耳甲介舟8を下方から押し圧することを示す正面図である。第二押え部材3を指先で摘まみ、一連の動作をすることにより、適宜の力で耳輪5の上部を上下から挟持させるので、簡単に確実に適宜の位置に固定することができる。
第4発明の耳挟持具は、前記第二押え部材3が前記連結点7を中心として前記耳の上部を前記第一押え部材2に押す方向に回動可能に設けられていることを特徴としている。
図5(a)は、第4発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12の一実施形態を示し、支持フレーム1に回動可能に取り付けたことを示す斜視図である。第二押え部材3に一定以上の力を加えると、矢印の示す方向である上下方向と水平方向に回動するが、放しても元に戻らないようになっている。図5(b)は第二回転軸12に取り付けた第二押え部材3を外側に広げて、支持フレーム1を耳に掛けた状態を示す一実施形態の斜視図である。図5(c)は第二押え部材3を耳甲介舟8の窪んだ位置まで内側へ押し入れた状態を示す一実施形態の斜視図である。
図5(d)は第二押え部材3を上方に押し上げて、耳甲介舟8の内側に押し圧した状態を示す一実施形態の斜視図である。これにより、第一回転軸11と直交している第二回転軸12が三次元的に回動して、第二押え部材3を耳甲介舟8の中の適宜の位置に入れ易くしている。使用した後は、第二押え部材3を支持フレーム1に沿わせればコンパクトになる。
図6(a)は第一回転軸11及び第二回転軸12にバネ17を巻き付けたことを示す一実施形態の斜視図である。第一回転軸11の外側に巻き付けたバネ17の一方端を支持フレーム1に固定し、他方端を第二回転軸12の軸受に固定している。第二回転軸12の外側に巻き付けたバネ17の一方端を第二回転軸12の軸受に固定し、他方端を第二押え部材3に固定している。これにより、矢印が示すように、第二押え部材3の後端部は耳甲介舟8を下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持することができる。付勢する力は三次元的に第二押え部材3を動かし、後端部に設けた柔軟性のある当接部材を適宜の位置に保持することができる。様々な人の耳甲介舟8の形状に対応できる。
図6(b)は第二押え部材3の後端部が耳輪5の内側の窪みに嵌り、耳輪5の窪みを下方から上方に、外側から内側へ付勢する力が働き、変位した位置から元の位置まで戻り、耳の上部を挟持できることを示す一実施形態の斜視図である。第二押え部材3が耳輪5の内側の窪みに接する長さは長く、嵌り易い形状であり、挟持感は非常に良く安定している。図6(c)はバネ17を取り付けた耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3と、バネ17を取り付けた耳甲介舟8に嵌る第二押え部材3の二本を設けることにより、それぞれに別の付勢する力が働き、広い部分を挟持できるので、非常に安定している。
第5発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1に連結された前記第二押え部材3が前記支持フレーム1に対して前後方向に移動可能に且つ着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図7(a)は第5発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム挟持具21に設けた溝が支持フレーム1に一定以上の力で嵌め込んだことを示す一実施形態の斜視図である。前後方向に移動可能にすることにより、多く人の適宜な耳の位置に装着可能となる。
図7(b)は第5発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を上下方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む上下面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を上下から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。太さの異なる形状の支持フレーム1、テンプル23に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整も可能となる。これにより、市販された眼鏡のテンプル23に取り付けることができるので、鼻に負担のかからない装着感の良い耳挟持具として便利に使用できる。
図7(c)は、第5発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、この支持フレーム挟持具21が支持フレーム1を左右方向から挟持したことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21に支持フレーム1を挟み込む側面に凹部を設け、この凹部に支持フレーム1を左右から嵌め込んで、ネジ25で締め付けて固定している。高さの異なった形状の支持フレーム1に対応できる。前後方向に自由に移動させることができるので、レンズと目との間を示す角膜頂点間距離12mmの調整が可能となる。
図7(d)は、第5発明の耳挟持具の第二押え部材3を支持フレーム挟持具21に取り付け、支持フレーム1に設けた複数の穴に、支持フレーム挟持具21をネジ25で締め付けたことを示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム挟持具21には、耳輪5の内側の窪み嵌る第二押え部材3が取り付けられていて、締め付ける穴の位置を代えることにより、前後方向に自由に移動させることができるので、多く人が装着可能となる。横長のシンプルなデザインである。
第6発明の耳挟持具は、前記第一押え部材2又は前記支持フレーム1が耳輪5の裏側と側頭部15との隙間を埋めるブロック10を備えていることを特徴としている。
図8(a)は、第6発明のブロック10を取り付けた耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳輪5の裏側と側頭部15との隙間に嵌って密着する形状のブロック10を、第一押え部材2と一体化させて耳輪5の裏側に設けているので、外側からはブロック10は目立たない、耳輪5の裏側と側頭部15とに密着しているので、装着感は良い。そして、ブロック10を軽量にするために中空にした形状でも良い。
図8(b)は、第6発明のブロック10がV字形状をしている耳挟持具を耳に掛けた一実施形態の斜視図である。耳挟持具を軽く安定的に保持させるために、耳輪5の裏側と側頭部15に密着しているブロック10のV字形状を拡大させて、横ぶれを防止して固定することができる。
第7発明の耳挟持具は、こめかみ22と側頭部の一方または双方に当たる前記支持フレーム1の部位には、緩衝部材16が設けられていることを特徴としている。
図9(a)は、第7発明に係る緩衝部材16を支持フレーム1に取り付けた一実施形態を示す斜視図であり、図9(b)は、緩衝部材16を取り付けた眼鏡を掛けた人の一実施形態を示す側面図である。支持フレーム1を装着する様々な人の耳や側頭部15に合わせるために、最適な位置に緩衝部材16を取り付けている。柔軟性のある緩衝部材16で隙間を埋めることにより、大きな機器や重い機器であっても耳挟持具の縦横のぶれを阻止し、装着感を良くすることができる。
第8発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2の先端に取り付けられる連結部材19が前記支持フレーム1又は前記第一押え部材2に対し、前記レンズ28や前記機器29を上下方向に跳ね上げる回転軸を備えるとともに、前記レンズ28や前記機器29が前記連結部材19に対して前後方向に移動可能に構成されていることを特徴としている。
図10(a)は第2、第4発明に係る耳挟持具に、第8発明に支持フレーム1の先端に取り付けた連結部材19に、眼鏡36のテンプル23を差し込み、それを人がかけたことを示す一実施形態の側面図であり、 図10(b)は連結部材19に差し込んで保持したテンプル23を、第三回転軸13によって僅かに上下方向に回動したことを示す一実施形態の側面図である。レンズ28を適宜の目の高さに合わせることができるので、レンズ28の上下に異なる度のレンズ28を嵌め込むことにより遠近両用の眼鏡になる。
図10(c)はレンズ28を退避させるためにレンズ28を前方に引出したことを示す一実施形態の側面図であり、図10(d)はそのレンズ28を付けたテンプル23を上方に上げて退避させたことを示す側面図であり、図10(e)は連結部材19に差し込んだテンプル23が前後方向に移動可能であることを示す一実施形態の説明図である。テンプル23を前方に引出し、顔面に接しないようにレンズ28を上方に上げると、第三回転軸13が締まって拘束されるようになっている。レンズ部を退避させる方法として便利に使用することができる。また、前後方向に移動できることは、眼鏡にとって、最も重要なレンズ28と目との間の角膜頂点間距離12mmの調整が可能になり、適宜の位置でレンズ28を固定することができる。
第9発明の耳挟持具は、一対の前記支持フレーム1の後端部には、後頭部を回って前記支持フレーム1の前記回転モーメントを相殺する後頭押え部材20が上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に設けられていることを特徴としている。
図11(a)は、第9発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付け、耳挟持具を取り付けた眼鏡36を掛けた人の一実施形態の側面図である。後頭押え部材20が後頭部全体に沿って当接しているので、支持フレーム1に重いレンズ28を設けても、回転モーメントが受け止められ、長時間装着しても装着感が良く安定して固定することができる。 図11(b)は第9発明の後頭押え部材20を一対の支持フレーム1の各後端に取り付けた耳挟持具を示す一実施形態の斜視図である。接続部材27により後頭押え部材20の長さ調整と着脱可能である。 図11(c)は後頭押え部材20が支持フレーム1にネジ25で取り付けられ、矢印が示すように上下方向に移動させて、後頭部の形状に合わせることができる。
第10発明の耳挟持具は、前記支持フレーム1の前端部又は前記連結部材19の前端部には、前記レンズ28又は前記機器29が水平方向又は上下方向に回動可能及び/又は着脱可能に取り付けられていることを特徴としている。
図12(a)は第10発明のレンズ28を支持フレーム1の前端部に水平方向に回動可能に取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図12(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避したことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けたブリッジなし眼鏡36は、支持フレーム1の後端部が後頭押え部材20に連結されているので、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、後頭押え部材20を両手で持って外側に開けて頭に嵌める。レンズ28は必要に応じて移動させれば良い。
図12(c)は第10発明の前方上方に回動可能に取り付けたレンズ28を示す一実施形態の側面図である。支持フレーム1の前端部に設けた眼鏡36のレンズ28を、押し上げて退避させることが可能にある。レンズ28は必要に応じて前面に戻せば良い。図12(d)は第10発明の眼鏡36の左右のブリッジ56を、中心で連結可能に取り付けたことを示す一実施形態の正面図である。花粉防止レンズのように顔面とレンズ28との隙間をなくして密着させるためには、ブリッジ56を接続して眼鏡36を確実に固定させることが重要になる。図12(e)は第10発明の上下方向に回動可能にした支持フレーム1の双眼鏡52のレンズ28を示す一実施形態の正面図である。双眼鏡52のレンズ28を覗かない時に、矢印が示すように下方に回動させてレンズ28を退避させることができる。接続部材27により、着脱は可能である。
第12図に第五駆動部45、第六駆動部46を記載して説明をする。図12(a)は第2発明の支持フレーム1の前端部に設けたレンズ28を、水平方向に回動可能にするために、第五駆動部45を取り付けたブリッジなし眼鏡36の一実施形態の正面図であり、図12(b)はレンズ28が矢印の示す水平方向に回転して、テンプル23の外側側面に退避させたことを示す側面図である。ブリッジなし眼鏡36は支持フレーム1の後端部に後頭押え部材20が連結されていて、ブリッジなし眼鏡36をかける時は、レンズ28をテンプル23の外側に退避させておく必要がある。そのため最初にボタン操作で自動的にレンズ28を回動させて所定の位置に停止させることができる。
図12(e)は第2発明の支持フレーム1の前端部に、第六駆動部46を設けた双眼鏡52のレンズ28を、上下方向に回動可能にした一実施形態の正面図である。左右の双眼鏡52のレンズ28を中心のブリッジで連結しない双眼鏡であり、必要に応じてレンズ28を電気信号でもってモーターを可動させて退避させることができる。双眼鏡52には一対の支持フレーム1の各後端に、第9発明の後頭押え部材20が取り付けられているので、重い双眼鏡であっても装着感が良く、長時間便利に使用できる。
以上の実施形態において、駆動部は、小型モーターのほかに、固定側と可動側にそれぞれ磁石を配置して、設定した位置で可動側が安定し、そこから変位すると、可動側の磁石が固定側の磁石まで移動するような構成であっても良い。
図13(c)は連結部材19に第三駆動部43を設けた一実施形態の側面図である。第三駆動部43のモーターの回動を小さくすることで、上下に度数の異なったレンズ28を電気信号でもって変更することができる。図13(d)はレンズ部28を前後方向に可動させるために第四駆動部44を設けたこと示す一実施形態の側面図であり、図13(e)は連結部材19の中にテンプル23を挿入し、第四駆動部44のモーターの回動でテンプル23を前後方向に可動すること示す一実施形態の説明図である。図13(f)は連結部材19の先端に取り付けたレンズ28を、第四駆動部44で前方に押し出した後、連結部材19に設けた第三駆動部43のモーターの回動でレンズ部28を上方に上げ、レンズ28を退避させたことを示す一実施形態の説明図である。第三駆動部43、第四駆動部44によってレンズ28の一連の動作を自動化できる。レンズ28や機器29の装着位置を自動的に調整することができる。
第11発明の耳挟持具は、前記連結点7には、前記第二押え部材3を前記耳甲介舟8と前記耳輪5の内側の窪みに嵌る方向に回動させる駆動部が設けられていることを特徴としている。
図13(a)、図13(b)は第2、第4発明に係る第一回転軸11及び第二回転軸12に第11発明の第一駆動部41、第二駆動部42を設けたことを示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すように二個のモーターの連動により、三次元的な動きが可能となる。電気信号でもって下側押え部3を内側に動きながら上方に動いて、自動的に耳甲介舟8に密着させて耳上部を挟持することができる。
第12発明の耳挟持具は、前記耳挟持具に、眼鏡36、LEDライト付眼鏡37、イヤホン38、マイクロホン39、携帯電話器40、携帯電話と通信する通信機器47、マスク係止具48、耳つぼ指圧具49、ウェアラブル機器50、カメラ51、双眼鏡52、耳式血圧装置53、血流量センサー54の何れかかが取り付けられていることを特徴としている。
第14(a)図は第2、第4発明に係る耳挟持具を設けた第17発明の眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。一定の力を加えると変形する部材の支持フレーム1と弾性的に変形する第二押え部材3を使用することにより、多く人の耳に対応して挟持できるので、サイズの異なる複数の製品を大量に製作することができる。様々なメガネに対応できるが、特に3D用メガネに適している。第14(b)図は第2、第4発明に係る耳挟持具を設けた第12発明の眼鏡36を示す一実施形態の側面図である。直交する第一回転軸11と第二回転軸12により、第二押え部材3を三次元的に動かして、耳甲介舟8に嵌めることができる。老眼鏡、サングラス、ウェアラブル機器を取り付けたメガネなどに使用できる。図示しないが、耳挟持具のテンプル23を折り畳む時には、第二押え部材3をテンプル23に沿わせることによって、コンパクトに収納できるので便利である。
第14(c)図は第2、第4発明に係る耳挟持具の支持フレーム1の後端部にバッテリー18を取り付け、眼鏡枠の前面にLED37を設けた第12発明の眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。眼鏡枠の前面にLEDライト37を備え、目に光が入らないようにすることにより、LEDライト37の明るさを調整しながら対象物を見ることが容易になる。第14(d)図は第2、第3、第4、第6、第7発明に係る耳挟持具を取り付けた第12発明の一眼用眼鏡36を示す一実施形態の斜視図である。支持フレーム1と耳介側頭溝4に嵌るブロック10を側頭に広い範囲に当接するように拡大させ、バネ17を取り付けて直交する第一回転軸11と第二回転軸12、側頭とテンプル23との隙間を埋める緩衝部材16により、確実に一眼用眼鏡36をかけることができる。第14(e)図は左側のレンズ28を取り付けた支持フレーム1に第9発明の後頭押え部材20を取り付けた一眼用眼鏡36を示す一実施形態の正面図である。一眼用眼鏡36を確実に安定させて保持させる最も良い形態であり、髪の毛の長い人がかけた場合、後頭押え部材20は髪の毛の中に隠れて見えない。
本発明で言う眼鏡は、眼鏡全般であって、TV・映画用3D用メガネ、サングラス、遮光メガネ、防塵メガネ、風防メガネ、カメラを取り付けたメガネ、拡大鏡を取り付けたメガネ、ライトを取り付けたメガネ、剣道用メガネ、ウェアラブルを取り付けたメガネ、スクリーンに表示される画像を観察するための画像観察用メガネ、拡張現実(AR)機能を備えたメガネ、手術用メガネ、花粉防止メガネ等である。
第15(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に取り付けた第12発明のイヤホン38を示す一実施形態の側面図である。イヤホン38はアタッチメント55に取り付けられ、他の機器と交換可能である。連結点7は耳挟持具の支点9でもあり、イヤホン38を確実に取り付けて安定して保持できる。図示しないが、無線イヤホン、骨伝導イヤホン、補聴器なども取り付けることができる。第15(b)図は第3発明に係る耳挟持具の連結点7に第12発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付け、二手に分かれた第二下側押え部材3にカバーをかけたことを示す一実施形態の側面図である。第二下側押え部材3により確実にマイクロホン39とイヤホン38を取り付けて安定して保持できる。
第15(c)図は第4、第5発明の支持フレーム挟持具21に第17発明のマイクロホン39とイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。通常使用している眼鏡36のテンプル23に着脱自在に取り付け、眼鏡36の挟持位置の調整ができる。第15(d)図は第2、第5発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に設けた第二押え部材3に第17発明のイヤホン38を取り付けた一実施形態の斜視図である。矢印の示すように第二押え部材3とイヤホン38を三次元的に移動させて、耳甲介舟8と外耳道に嵌めるのでイヤホン38は外れにくい。
第15(e)図は第1、第4発明に係る耳挟持具の連結部7にイヤホン38を取り付け、このイヤホン38に、第12発明の小型の血流量センサー54を搭載したこと示す一実施形態の側面図である。センサーはレーザー光を血管に向けて照射し、反射光の強さなどから血流量を検知する。血流量はストレスや血圧、脱水、熱中症などによって変動するため、体の状態を測定、記録ができる。第15(f)図は第1、第3、第4発明に係る耳挟持具に、第12発明の耳装着型の携帯電話器40を二手に分かれた第二押え部材3に取り付けた一実施形態の側面図である。外耳道に挿入しているイヤホン38と耳輪5の内側の窪みと耳甲介舟8に嵌っている第二押え部材3により、安定して保持することができる。携帯電話器40の着脱は第一回転軸11、第二回転軸12を三次元的に回動させれば容易にできる。
第15(g)図は第1、第4発明に係る耳挟持具に第12発明のイヤホン38と携帯電話と通信する通信機器47を取り付けた一実施形態の側面図である。携帯電話と通信する通信機器47を第二押え部材3に取り付け確実に保持し、着脱は容易にしている。第15(h)図は第1発明に係る耳挟持具の連結点7にイヤホン38を取り付け、第一押え部材2に第12発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は耳介側頭溝4から耳朶の裏側まで嵌るので、マスクの紐は耳に食い込まない。マスクをかけながらイヤホン38を聞くことができる。アタッチメント55によりイヤホン38の着脱は容易である。
第16(a)図は第1発明の耳挟持具の第一押え部材2の後端に、第12発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第16(b)図は第12発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48は第一押え部材2から耳朶まで延設されており、マスクの紐が耳介側頭溝2に接することはなく、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけていても装着感は非常に良い。マスク係止具48の材質は柔軟性のあるシリコンゴムが良い。
第16(c)図は耳輪5の内側の窪みに嵌る第二押え部材3を設けた第1発明の耳挟持具に、第12発明のマスク係止具48を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図であり、第16(d)図は第12発明のマスク係止具48に設けた溝にマスクの紐を引っ掛け、そのマスクをしている人を示す一実施形態の側面図である。マスク係止具48はシンプルで目立たずマスクを長時間かけても装着感は良い。
第16(e)図は第2、第4発明に係る耳装着具に、第12発明のマスク係止具48を嵌め込んだ一実施形態の側面図であり、第16(f)図は支持フレーム1に嵌め込むために、貫通孔32を設けたマスク係止具48の正面図である。支持フレーム1に嵌め込んだマスク係止具48の着脱を容易にするために貫通孔32を設け、マスクの紐を嵌める溝31を設けている。貫通孔32は所定以上の力で支持フレーム1を挟むのでマスク係止具48は外れない。マスクをした場合、マスクの紐を強く引っ張って長時間かけても装着感は良い。
第17(a)図は第1発明の耳挟持具の連結点7に第12発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。耳つぼ指圧器49は耳珠33に当接して、耳珠33の中にある起点と言うツボを押して刺激するとダイエットの効果がある。第17(b)図は第1発明の耳挟持具に第17発明のマスク係止具48と耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の側面図である。マスクをかけながらダイエットが可能となる。
第17(c)図は第2、第5、第6発明に係る耳挟持具に第17発明の耳つぼ指圧器49を取り付けたことを示す一実施形態の斜視図である。矢印が示すようにバネ17の付勢する力で、耳甲介舟8と耳珠33を押し圧するので耳ツボは刺激され、眼鏡をかけている間にダイエットできる。
第18(a)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に、メガネ型の第17発明のウェアラブル機器50を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20を設けることにより、回転モーメントを相殺するので、拡張現実(AR)機能を備えた重量の重いウェアラブル機器50でも安定して保持できる。第18(b)図は第2、第5、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1にズーム機能を備えた第17発明のカメラ51を取り付け、目の前にディスプレイ34を設けたことを示す一実施形態の側面図である。側頭に設けたカメラ51で撮った映像を、ディスプレイ34で見るようにしたウェアラブル機器50に、第二下側押え部材3から延設したイヤホン38を耳に挿入している。後頭押え部材20を設け、二個の第二下側押え部材3を取り付けることにより、回転モーメントを相殺するので、長時間かけていても装着感は非常に良い。ディスプレイ34を回動可能に取り付けて、不必要な時、退避させることもできる。
第18(c)図は第2、第5、第10、第11、第12発明に係る耳挟持具の支持フレーム1に第三駆動部43を設けた連結部材19を取り付け、この連結部材19に第17発明のメガネ型の双眼鏡52を設けたことを示す一実施形態の側面図である。後頭押え部材20と前頭部上に前頭押え部材35を設けることにより、回転モーメントを相殺できるので、重い双眼鏡52を長時間かけても装着感は非常に良い。手術用の顕微鏡を支持フレーム1に取り付けることも可能である。第15(c)図、(f)図に記載した第三駆動部43を設けることにより、双眼鏡52のレンズ28を電動で退避できる。
第18(d)図は第1、第3、第5発明に係る耳挟持具の連結点7に第17発明の耳式血圧装置53を設けたことを示す一実施形態の側面図である。耳式血圧装置53で24時間血圧の測定、記録ができる。以上、説明したように本願発明の耳挟持具は、耳に装着可能な全てのレンズ28、機器29など製品に備えて使用することができる。