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JP2018111895A - ボトム衣類 - Google Patents

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JP2018111895A JP2017003145A JP2017003145A JP2018111895A JP 2018111895 A JP2018111895 A JP 2018111895A JP 2017003145 A JP2017003145 A JP 2017003145A JP 2017003145 A JP2017003145 A JP 2017003145A JP 2018111895 A JP2018111895 A JP 2018111895A
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正広 柴垣
Masahiro Shibagaki
正広 柴垣
久美子 伊藤
Kumiko Ito
久美子 伊藤
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Lecien Corp
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Abstract

【課題】 姿勢の良い美しい歩き方をサポートするとともに、ヒップラインを美しく整え、さらに着用感にも優れるボトム衣類を提供する。【解決手段】 ボトム本体部110と、アンカーパネル部120と、パワーパネル部130とを含み、ボトム本体部110は、臀部を覆う後部分および前記後部分に向かい合う前部分とで構成され、アンカーパネル部120は、前記後部分の後中心から鼠径部手前の領域に臀溝に沿ったライン上に配置され、パワーパネル部130は、着用時に中臀筋を覆う位置に配置されてボトム本体部110の上縁側からアンカーパネル部120に至る領域に形成されており、パワーパネル部130の後側辺縁は臀部上部から中臀筋の後部を通るラインに沿って形成され、前側辺縁は中臀筋の前部を通るラインに沿って形成されており、パワーパネル部130の伸度は、左右方向の伸度が上下方向の伸度よりも大きく、アンカーパネル部120は、臀溝に沿う方向の伸度が、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度よりも大きい。【選択図】 図1

Description

本発明は、ボトム衣類に関する。
従来から、運動機能の向上や、関節および関節周囲の筋肉をサポートすることを目的とした衣類が知られている。これらの衣類には、運動時における関節や筋肉の動作が考慮されて設計されたものがある。例えば、体軸に対する大転子の横方向のブレや膝関節の内転を最小限に抑えて、動作時における体軸のブレを抑制することができる下肢部保護衣料が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−322121号公報
しかし、上記目的によって設計された衣類においては、強い緊締力を有する部材を広範囲に使用するために締め付け感が強くなることが多かった。この種の衣類において、着用時に苦しくない、動きにくくない、といったことが、毎日着用できる、または、毎日着用したくなるという観点からは重要である。
そこで、本発明は、姿勢の良い美しい歩き方をサポートするとともに、ヒップラインを美しく整え、さらに着用感にも優れる、すなわち、締め付け感を軽減し、快適なパワーで日常的に着用できるボトム衣類を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のボトム衣類は、
ボトム本体部と、アンカーパネル部と、パワーパネル部とを含み、前記ボトム本体部は、臀部を覆う後部分および前記後部分に向かい合う前部分とで構成され、前記アンカーパネル部は、前記後部分の後中心から鼠径部手前の領域に臀溝に沿ったライン上に配置され、前記パワーパネル部は、着用時に中臀筋を覆う位置に配置され、前記パワーパネル部は、前記ボトム本体部の上縁側から前記アンカーパネル部に至る領域に形成されており、前記パワーパネル部の後側辺縁は、臀部上部から中臀筋の後部を通るラインに沿って形成され、前記パワーパネル部の前側辺縁は、中臀筋の前部を通るラインに沿って形成されており、前記パワーパネル部の伸度は、左右方向の伸度が、上下方向の伸度よりも大きく、前記アンカーパネル部は、臀溝に沿う方向の伸度が、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、姿勢の良い美しい歩き方をサポートするとともに、ヒップラインを美しく整え、さらに着用感にも優れるボトム衣類を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るボトム衣類100の着用状態の図であり、図1(A)はボトム衣類100の裏側を示す背面斜視図、図1(B)はボトム衣類100の裏側を示す背面図、図1(C)はボトム衣類100の裏側を示す前面図である。 図2は、本発明の第2の実施形態に係るボトム衣類200の着用状態の図であり、図2(A)はボトム衣類200の裏側を示す背面斜視図、図2(B)はボトム衣類200の裏側を示す背面図、図2(C)はボトム衣類200の裏側を示す前面図である。 図3は、本発明の第3の実施形態に係るボトム衣類300の着用状態の図であり、図3(A)はボトム衣類300の裏側を示す背面図、図3(B)はボトム衣類300の裏側を示す前面図である。 図4は、片脚立ち評価の結果を示すグラフである。 図5は、歩行評価の結果を示すグラフである。
本発明のボトム衣類において、前記パワーパネル部の左右方向の伸度が150%から250%の範囲内にあり、前記パワーパネル部の上下方向の伸度が100%から150%の範囲内にあることが好ましい。
本発明のボトム衣類において、前記アンカーパネル部の臀溝に沿う方向の伸度が100%から210%の範囲内にあり、前記アンカーパネル部の前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度が50%から100%の範囲内にあることが好ましい。
本発明のボトム衣類において、前記パワーパネル部は、着用時に中臀筋を覆う位置に配置される布部材であって、
前記パワーパネル部の後側辺縁は、ボトム本体部とは連結されていないことが好ましい。
本発明のボトム衣類において、さらに、前記パワーパネル部の前側辺縁が、ボトム本体部とは連結されていないことが好ましい。
本発明のボトム衣類において、前記ボトム本体部の左右方向の伸度が100%から300%の範囲内にあり、前記ボトム本体部の上下方向の伸度が170%から300%の範囲内にあることが好ましい。
本発明のボトム衣類において、さらに、前記ボトム本体部の前部分にフロントパネル部を有しており、前記フロントパネル部の左右方向の伸度が150%から220%の範囲内にあり、前記フロントパネル部の上下方向の伸度が60%から100%の範囲内にあることが好ましい。
中臀筋は、骨盤から大腿骨をつないでいる筋肉の一部で、臀部の内側に位置するインナーマッスルである。この中臀筋は、年齢とともに衰えやすい筋肉である。中臀筋は、股関節から、脚を外に開く(外転)、脚を後ろに引く(伸展)、大腿骨を外側にひねる(外旋)ことが主な動きであり、この筋力が弱ると、姿勢の左右バランスが崩れ、歩く姿勢にも影響するといわれている。二足歩行においては、右脚を上げた時には左側の中臀筋を縮め、また、左脚を上げた時には右側の中臀筋を縮めて、体が傾かないように姿勢のバランスを取っている。このとき、中臀筋の機能が低下していると、脚を上げた側の腰が下がってしまい、安定した姿勢を保てない。本発明は、中臀筋の機能と動きに着目し、中臀筋を衣類でサポートすることによって、姿勢の良い美しい歩き方や、美しいヒップラインを実現しようとするものである。すなわち、中臀筋をサポートする、とは、ゆるんだ中臀筋を引っ張るための補助を行うことを意味する。
本発明のボトム衣類について、例をあげて説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態に係るボトム衣類100を示す。図1は着用状態の図であり、ボトム衣類100の内側の状態を示すために、裏側(肌側)を図示している。図1(A)は、ボトム衣類100の背面斜視図、図1(B)は、ボトム衣類100の背面図、図1(C)は、ボトム衣類100の前面図である。本実施形態のボトム衣類100は、ボトム本体部110と、アンカーパネル部120と、パワーパネル部130とを含む、大腿部まで覆うロング丈のボトム衣類である。なお、図1(A)に示す符号L1は、身丈(上下)方向を示しており、符号L2は、わたり(左右)方向を示すものである。身丈(上下)方向およびわたり(左右)方向については、図1(A)以降の図においても同様であるが、図面の簡略化のため、図1(A)以外の図では、符号L1および符号L2は省略している。
本実施形態では、ボトム本体部110は、本体布(身頃)111、腹部部材(前身頃)112およびクロッチ部材(クロッチ布)113から構成される。本実施形態において、本体布(身頃)111は本発明における前部分の一部と後部分とを構成し、腹部部材(前身頃)112は本発明における前部分を構成する。
ボトム衣類100着用時の中臀筋を覆う位置には、パワーパネル部130が配置されている。そして、本体布111の後中心から鼠径部手前の領域に臀溝に沿ったライン上に、アンカーパネル部120が配置されている。鼠径部にアンカーパネル部があると、座った際などに靱帯やリンパ節を圧迫したり、歩行時(脚を運ぶ時)にスムーズな動きがしにくくなるため、アンカーパネル部120は鼠径部手前の領域に配置される。本実施形態においては、アンカーパネル部120およびパワーパネル部130は、ボトム本体部110とは別の布部材であり、アンカーパネル部120は、ボトム本体部110(本体布111)の肌側に縫着されて固定されている。そして、アンカーパネル部120の前側部分は、腹部部材(前身頃)112まで延びて配置されている。
パワーパネル部130は、ボトム本体部110の上縁側からアンカーパネル部120に至る領域に形成されており、パワーパネル部130の後側辺縁は、臀部上部から中臀筋の後部を通るラインに沿って形成され、パワーパネル部130の前側辺縁は、中臀筋の前部を通るラインに沿って形成されている。このように、パワーパネル部130は、ヒップの膨らみを囲むように形成されているので、膨らみをつぶさずに丸みのあるヒップを形成することができる。
本実施形態では、パワーパネル部130は、アンカーパネル部120が縫着固定されたボトム本体部110の肌側に、その上部および下部で縫着固定されており、後側辺縁および前側辺縁はボトム本体部110とは連結されていない。パワーパネル部130の後側辺縁をボトム本体部110から遊離させることによって、段差の発生や食い込みを防ぎ、ヒップラインを美しく整えることができる。また、後側辺縁と前側辺縁とをともにボトム本体部110から遊離させることで、ボトム本体部110の素材(伸度)にかかわらず、より効果的に中臀筋をサポートすることができる。
パワーパネル部130の伸度は、左右方向の伸度が、上下方向の伸度よりも大きい。パワーパネル部130は、左右方向の伸度が150%から250%の範囲内にあり、上下方向の伸度が100%から150%の範囲内にあることが好ましく、左右方向の伸度が180%から230%の範囲内にあり、上下方向の伸度が115%から143%の範囲内にあることがより好ましい。パワーパネル部130の伸度を前記範囲内で左右方向の伸度を上下方向に伸度よりも大きくすることで、上下方向で中臀筋をしっかりとサポートしつつ、締め付け感は軽減させることができる。
そして、アンカーパネル部120は、臀溝に沿う方向の伸度が、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度よりも大きい。アンカーパネル部120は、臀溝に沿う方向の伸度が100%から210%の範囲内にあり、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度が50%から100%の範囲内にあることが好ましく、臀溝に沿う方向の伸度が150%から200%の範囲内にあり、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度が74%から90%の範囲内にあることがより好ましい。
アンカーパネル部120の幅は3.0cm〜12.0cmが好ましく、より好ましくは、4.5cm〜8.0cmである。また、アンカーパネル部120の幅は、全体が同一の幅となるように形成してもよいし、位置によって幅を変えてもよい。例えば、臀裂近くの領域のアンカーパネル部の幅を広くすると、ヒップのサポート効果を併せて得ることができる。
パワーパネル部130の下部はアンカーパネル部120で固定されることとなり、パワーパネル部130を上下方向に伸ばす力が働く場合にも、アンカーパネル部120の位置で体に密着固定されてずり上がりが抑制されるので、中臀筋をしっかりと押さえることが可能となる。アンカーパネル部120は、臀溝に沿う方向の伸度をその垂直方向の伸度よりも大きくすることで、着用時に体にボトム衣類100を密着固定させて、ヒップと太腿にはっきり区切りをつけて、ヒップラインを美しく整えることができる。
ボトム本体部において、本体布111の左右方向の伸度が100%から300%の範囲内にあり、上下方向の伸度が170%から300%の範囲内にあることが好ましい。より好ましくは、左右方向の伸度が105%から200%の範囲内にあり、上下方向の伸度が195%から280%の範囲内にあることである。パワーパネル部130およびアンカーパネル部120の伸度を上述の範囲内とすれば、本体布111としては、例えば従来のガードルよりも伸度の大きい素材を使用することも可能である。
本実施形態において、腹部部材(前身頃)112は、ボトム本体部110として本体布111と同じ素材で作製することもできるが、本発明におけるフロントパネル部として、形成することもできる。フロントパネル部は、左右方向の伸度が150%から220%の範囲内にあり、上下方向の伸度が60%から100%の範囲内にあることが好ましい。より好ましくは、左右方向の伸度が168%から206%の範囲内にあり、上下方向の伸度が74%から90%の範囲内にあることである。フロントパネル部の伸度が前記範囲内とすることで、腹部の突出を押さえて体型補整の効果を得ることができる。
ボトム本体部110(本体布111)に使用できる素材は特に制限されないが、身体にフィットする、身体に密着する伸縮性のある素材であればよい。ボトム本体部110に使用できる素材としては、例えば、経編地または丸編地等が挙げられ、ツーウェイトリコット、ラッセル、パワーネット等を用いることができる。アンカーパネル部120およびパワーパネル部130は、一方向の伸度が他方向の伸度よりも大きい部材である。これらの部材には、ツーウェイトリコット、ラッセル、パワーネット等のタテヨコで伸度の異なる素材を用いることができる。また、フロントパネル部(腹部部材(前身頃)112)としては、天竺、ツーウェイトリコット、ラッセル、パワーネット等の素材を用いることができる。
本実施形態において、アンカーパネル部120、パワーパネル部130およびフロントパネル部(腹部部材(前身頃)112)は、別部材をボトム本体部110に取り付けて形成されている。ただし、本発明はこれに限られず、アンカーパネル部120、パワーパネル部130およびフロントパネル部(腹部部材(前身頃)112)を、例えば、樹脂プリントのように樹脂をボトム本体部110に塗布して伸縮性を下げることにより形成してもよいし、さらには、ボトム本体部110の組織を部分的に変更することによって伸縮性を調整することにより形成してもよい。また、抜染または抜蝕加工を利用して形成してもよいし、編地の形成する糸種を部分的に変更するといった手法によって編地の伸縮性を変化させることによって形成してもよい。
(第2の実施形態)
図2に、本発明の第2の実施形態に係るボトム衣類200を示す。図2は着用状態の図であり、ボトム衣類200の内側の状態を示すために、裏側(肌側)を図示している。図2(A)は、ボトム衣類200の背面斜視図、図2(B)は、ボトム衣類200の背面図、図2(C)は、ボトム衣類200の前面図である。本実施形態のボトム衣類200は、ボトム本体部210と、アンカーパネル部220と、パワーパネル部230とを含む、ショート丈のボトム衣類である。
本実施形態では、ボトム本体部210は、本体布(身頃)211、腹部部材(前身頃)212およびクロッチ部材(クロッチ布)213から構成される。本実施形態において、本体布(身頃)211は本発明における前部分の一部と後部分とを構成し、腹部部材(前身頃)212は本発明における前部分を構成する。
ボトム衣類200は、第1の実施形態とは異なり、アンカーパネル部220の前側部分は、腹部部材(前身頃)212まで延びておらず、パワーパネル部230の前側辺縁で留まっている。ボトム衣類200はボクサータイプのショーツ形状であり、このデザインでは腹部部材(前身頃)212までアンカーパネル部220を延ばすと、着用時にアンカーパネル部220が鼠径部にかかってしまう。そのため、アンカーパネル部220を前記の位置としている。パワーパネル部230は、アンカーパネル部220が縫着固定されたボトム本体部210の肌側に、その上部と下部、および前側辺縁で縫着固定されており、後側辺縁はボトム本体部210とは連結されていない。
(第3の実施形態)
図3に、本発明の第3の実施形態に係るボトム衣類300を示す。図3は着用状態の図であり、ボトム衣類300の内側の状態を示すために、裏側(肌側)を図示している。図3(A)は、ボトム衣類300の背面図、図3(B)は、ボトム衣類300の前面図である。本実施形態のボトム衣類300は、ボトム本体部310と、アンカーパネル部320と、パワーパネル部330とを含む、ショート丈のボトム衣類である。本実施形態においては、ボトム本体部310の前部分の本体布311Aには、レース素材が使用されている。そして、アンカーパネル部320の前側部分は、ボトム本体部の前部分の本体布311Aまで延びている。
本実施形態では、ボトム本体部310は、本体布(身頃)311、311A、腹部部材(前身頃)312およびクロッチ部材(クロッチ布)313から構成される。本実施形態において、本体布(身頃)311および311Aは本発明における前部分の一部と後部分とを構成し、腹部部材(前身頃)312は本発明における前部分を構成する。アンカーパネル部320およびパワーパネル部330は、ボトム本体部310とは別の布部材であり、アンカーパネル部320は、ボトム本体部310(本体布311)の肌側に縫着されて固定されている。そして、アンカーパネル部320の前側部分は、腹部部材(前身頃)312および本体布311Aまで延びて配置されている。パワーパネル部330は、アンカーパネル部320が縫着固定されたボトム本体部310の肌側に、その上部および下部で縫着固定されており、後側辺縁および前側辺縁はボトム本体部310とは連結されていない。
本発明の実施形態1に係るロング丈のボトム衣類を作製し、着用評価を行った。着用評価として、片脚立ち評価および歩行評価を行った。各評価は、モニターとして40歳代〜60歳代の女性24名(40歳代8名、50歳代8名、60歳代8名)について、ボトム衣類を着用した状態で行った。また、対照評価として、同じモニターにボトム衣類を着用していない状態で同様の評価を行った。また、片脚立ち評価および歩行評価を行った際の主観評価をあわせて行った。なお、評価に使用したボトム衣類100の各パーツの伸度は次のとおりである。
パワーパネル部の左右方向の伸度:206%
パワーパネル部の上下方向の伸度:130%
アンカーパネル部の臀溝に沿う方向の伸度:187%
アンカーパネル部の前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度:82%
ボトム本体部の左右方向の伸度:189%
ボトム本体部の上下方向の伸度:214%
フロントパネル部の左右方向の伸度:187%
フロントパネル部の上下方向の伸度:82%
[片脚立ち評価]
目を閉じて、片脚立ちが可能な時間を計測した。この評価は、美しい姿勢で歩ける力の目安となり、時間が長いほど、重心のブレに耐えて体幹を保つ力が高いことを示す。
[歩行評価]
歩行時の速度を、10メートルのタンデムゲイト歩行時に要する時間を計測することで評価した。この評価は、スタスタと歩ける力の目安となり、時間が短いほど、安定した姿勢で快適に歩く力が高いことを示す。
[主観評価]
モニターによる回答方法は、自覚判定(アンケートへの回答)のVAS(Visual Analogue Scale)によるアンケート方法を用い、次の3つの質問項目について行った。VASは各項目の主観評価として、紙に書かれた10cmの直線(評価軸)上に、感じた程度を記入するものである。回答は、直線上に記入された×の位置に応じて0〜100に数値化して評価した。
(質問項目1)歩行時、片脚が地面を離れている時、体の傾きをどの程度感じましたか?
評価軸:100(全く傾くことなく直立に片脚立ちができていた)
〜0(片脚立ちした時に上げていた脚をすぐ着きそうになる)
(質問項目2)歩行時、体幹に左右の揺れをどの程度感じましたか?
評価軸:100(全く左右の揺れを感じることはなかった)
〜0(歩行時にはいつも左右に体が揺れている)
(質問項目3)歩行の際、片脚立ちになる時に「立っている方の脚」に負担を感じましたか?
評価軸:100(全く負担を感じることはなかった)
〜0(負担を感じていてすぐにでも脚をおろしたくなる)
片脚立ち評価および歩行評価の結果を図4、図5および表1に、主観評価結果を表2に示す。
Figure 2018111895
Figure 2018111895
片脚立ち評価については、図4および表1に示すように、40歳代、50歳代、60歳代のいずれの世代においても、本発明品であるボトム衣類を着用することによって、片脚立ち可能な時間がアップしていることがわかる。片脚立ち可能時間は全世代平均で、このボトム衣類を着用した場合には、着用していない場合の約140%となった。個別では、着用なしで40秒、着用で90秒と、50秒もアップした40歳代のモニターもいた。これらの結果から、本発明品の着用によって、体が傾かないように姿勢のバランスがより取れるようになっており、中臀筋のサポートが良好に行われていることが確認できた。
歩行評価については、図5および表1に示すように、40歳代、50歳代、60歳代のいずれの世代においても、本発明品であるボトム衣類を着用することによって、10メートルのタンデムゲイト歩行時に要する時間が短くなっており、歩行の速度が速くなっていることがわかる。歩行時間は全世代平均で、このボトム衣類を着用した場合には、着用していない場合の約18%の短縮となった。個別では、着用なしで35.3秒、着用で22.3秒と、13秒もアップした60歳代のモニターもいた。これらの結果から、本発明品の着用によって、安定した姿勢で快適に歩く力が向上しており、中臀筋のサポートが良好に行われていることが確認できた。
主観評価においても、表2に示すように、40歳代、50歳代、60歳代の全世代で、全質問項目において本発明品であるボトム衣類の着用による効果が実感されるという結果となった。具体的には、このボトム衣類を着用することによって、質問項目1においては、歩行時に片脚が地面を離れている時に、体の傾きを感じにくくなり、質問項目2においては、歩行時に体幹に左右の揺れを感じにくくなり、質問項目3においては、歩行の際、片脚立ちになる時に「立っている方の脚」に負担を感じにくくなるという結果が得られた。これらの結果から、本発明のボトム衣類は、着用による効果が体感としても得られていることが確認できた。
以上、本発明の具体例として、ロング丈のボトム衣類およびショート丈のボトム衣類を挙げて本発明を説明した。このように、本発明のボトム衣類は、大腿部を覆う部分の有無にかかわらず、各種ボトム衣類に適用することができる。本発明のボトム衣類は、これらの具体例で記載されたもののみに限定されるものではなく、種々の態様が可能である。例えば、ガードル、ショーツ以外にも、レオタード、水着、その他各種の衣類に適用できる。
本発明によれば、姿勢の良い美しい歩き方をサポートするとともに、ヒップラインを美しく整え、さらに着用感にも優れるボトム衣類を提供することができる。本発明の用途は限定されず、広い分野で使用することができる。本発明は種々の態様が可能であり、例えば、ガードル等のインナー以外にも、体型補整用衣類、スポーツ衣類、アウター、医療用衣類(サポーター)など、各種の衣類に適用できる。
100、200、300 ボトム衣類
110、210、310 ボトム本体部
111、211、311、311A 本体布(身頃)
112、212、312 腹部部材(前身頃)
113、213、313 クロッチ部材(クロッチ布)
120、220、320 アンカーパネル部
130、230、330 パワーパネル部
L1 身丈(上下)方向
L2 わたり(左右)方向

Claims (7)

  1. ボトム衣類であって、
    ボトム本体部と、アンカーパネル部と、パワーパネル部とを含み、
    前記ボトム本体部は、臀部を覆う後部分および前記後部分に向かい合う前部分とで構成され、
    前記アンカーパネル部は、前記後部分の後中心から鼠径部手前の領域に臀溝に沿ったライン上に配置され、
    前記パワーパネル部は、着用時に中臀筋を覆う位置に配置され、
    前記パワーパネル部は、前記ボトム本体部の上縁側から前記アンカーパネル部に至る領域に形成されており、
    前記パワーパネル部の後側辺縁は、臀部上部から中臀筋の後部を通るラインに沿って形成され、
    前記パワーパネル部の前側辺縁は、中臀筋の前部を通るラインに沿って形成されており、
    前記パワーパネル部の伸度は、左右方向の伸度が、上下方向の伸度よりも大きく、
    前記アンカーパネル部は、臀溝に沿う方向の伸度が、前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度よりも大きいことを特徴とするボトム衣類。
  2. 前記パワーパネル部の左右方向の伸度が150%から250%の範囲内にあり、前記パワーパネル部の上下方向の伸度が100%から150%の範囲内にあることを特徴とする、請求項1記載のボトム衣類。
  3. 前記アンカーパネル部の臀溝に沿う方向の伸度が100%から210%の範囲内にあり、前記アンカーパネル部の前記臀溝に沿う方向に略垂直な方向の伸度が50%から100%の範囲内にあることを特徴とする、請求項1または2記載のボトム衣類。
  4. 前記パワーパネル部は、着用時に中臀筋を覆う位置に配置される布部材であって、
    前記パワーパネル部の後側辺縁は、ボトム本体部とは連結されていないことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のボトム衣類。
  5. さらに、前記パワーパネル部の前側辺縁が、ボトム本体部とは連結されていないことを特徴とする、請求項4記載のボトム衣類。
  6. 前記ボトム本体部の左右方向の伸度が100%から300%の範囲内にあり、前記ボトム本体部の上下方向の伸度が170%から300%の範囲内にあることを特徴とする、請求項4または5記載のボトム衣類。
  7. さらに、前記ボトム本体部の前部分にフロントパネル部を有しており、前記フロントパネル部の左右方向の伸度が150%から220%の範囲内にあり、前記フロントパネル部の上下方向の伸度が60%から100%の範囲内にあることを特徴とする、請求項4から6のいずれか一項に記載のボトム衣類。
JP2017003145A 2017-01-12 2017-01-12 ボトム衣類 Pending JP2018111895A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622304U (ja) * 1992-08-18 1994-03-22 株式会社ワコール ショーツ
JP2001192903A (ja) * 1999-04-21 2001-07-17 Wacoal Corp 衣 料
JP5343685B2 (ja) * 2009-04-28 2013-11-13 株式会社ワコール 股部を有する衣類

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