JP2018111378A - 車両用バンパ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の衝突体との衝突時に、衝突体が受ける衝突荷重を効果的に軽減し、しかも車両のピッチングを抑制する。【解決手段】車両前後方向の外端部40のうち車両上下方向下側が車両上下方向上側よりも車両前後方向外側に位置されたバンパリインフォースメント18を設ける。また、バンパリインフォースメント18の下端部52、中間部54の車両前後方向外側に、車両前後方向外側からの衝突荷重に対する軸剛性及び曲げ剛性がバンパリインフォースメント18の他の部位よりも低く設定された脆弱部としての第1下端部68、第1中間部64を設ける。【選択図】図2
Description
本発明は、車両用バンパ構造に関する。
車両が衝突体と衝突した際の衝撃を吸収する車両用バンパ構造として、例えば、下記特許文献1には、フロントバンパの下部のスカート部の車両後側に、可撓性の部材で形成されたフロントプレートを設けた車両用バンパ構造が開示されている。この構造によれば、フロントプレートは、車両上側に容易に変形されるため、フロントプレートの車両前方に位置するフロントバンパのスカート部は、衝突時に車両前後方向後側に大きく変形される。このため、衝突体が受ける衝突荷重は効果的に軽減でき、しかも、フロントバンパの車両後側に配設される部材等に作用する荷重も軽減させることができる。
しかしながら、特許文献1に開示されている車両用バンパ構造による場合、車両の前面衝突時には、衝突体と車両のフロントバンパの下部が最初に衝突する。衝突体が衝突バリアのように高い強度を有している場合、衝突体は衝突によって大きく変形されないため、最初に衝突した車両のフロントバンパの下部は、衝突体に拘束される。一方、車両は車両前方に向けた慣性力を有しているため、車両のフロントバンパの下部を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするモーメントが生じる。この結果、車両のピッチングが引き起こされるという不利な点が生じる。
本発明は、上記事実を考慮し、車両の衝突体との衝突時に、衝突体が受ける衝突荷重を効果的に軽減し、しかも車両のピッチングを抑制することができる車両用バンパ構造を得ること目的とする。
請求項1に記載の本発明に係る車両用バンパ構造は、車両の車両前後方向の前端部又は後端部に設けられると共に、車両前後方向の外端部のうち車両上下方向下側が車両上下方向上側よりも車両前後方向外側に位置されたバンパリインフォースメントと、前記バンパリインフォースメントの下端側の車両前後方向外側に形成されると共に、車両前後方向外側からの衝突荷重に対する軸剛性及び曲げ剛性が前記バンパリインフォースメントの他の部位よりも低く設定された脆弱部と、を有する。
本発明に係る車両用バンパ構造では、バンパリインフォースメントの車両前後方向の外端部のうち車両上下方向下側が車両上下方向上側よりも車両前後方向外側に位置されている。これにより、衝突体が車両に衝突された直後の衝突体の下部は、車両の車両前後方向の前端部又は後端部に設けられたバンパリインフォースメントの車両前後方向の外端部のうち車両上下方向下側に衝突される。この状態から、衝突体の下部は車両前後方向外側に押し出されるため、衝突体の下部は、車両上側かつ車両前後方向外側に向けて持ち上げられると共に、衝突体の上部は車両前後方向内側かつ車両下側に傾けられる。この結果、衝突体の上部が、バンパリインフォースメントの外端部の車両上下方向上側に衝突される時点の衝突速度は、衝突体の下部がバンパリインフォースメントに衝突された直後の衝突速度よりも遅くなる。衝突によるエネルギーは、衝突速度の2乗に比例する。このため、このような衝突速度の違いを作り出すことにより、バンパリインフォースメントを介して衝突体に作用する衝突荷重を効果的に低減させることができる。
また、本発明では、バンパリインフォースメントの車両上下方向の下端部の車両方向外側に、衝突荷重に対する軸剛性及び曲げ剛性がバンパリインフォースメントの他の部位に比べて低く設定された脆弱部が形成されている。バンパリインフォースメントに衝突荷重が作用した場合、最初に、脆弱部が、車両前後方向内側への圧縮荷重に対して座屈または圧壊される。これにより、バンパリインフォースメントの外端部が圧縮変形されるため、外端部全体が衝突体に当接される。このため、バンパリインフォースメントの車両上下方向下側を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするピッチングを抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用バンパ構造は、車両の衝突体との衝突時に、衝突体が受ける衝突荷重を効果的に軽減し、しかも車両のピッチングを抑制することができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造の一実施形態である車両用バンパ構造が適用された車両10のフロントバンパ14について説明する。なお、以下の図において適宜示される矢印FRは車両前方を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、矢印INは車幅方向内側を示している。
図1に示されるように、フロントバンパ14は、車両10の前端部に配置されている。このフロントバンパ14は、車両10の前端面を構成するバンパカバー16と、バンパ骨格部材を成すバンパリインフォースメント18と、を含んで構成されている。また、フロントバンパ14は、バンパカバー16とバンパリインフォースメント18との間に配置されたバンパアブソーバ20と、を備えている。以下、上記の各構成について説明する。
(バンパカバー16について)
バンパカバー16は、車幅方向に延在されて、図示しない取付部にてバンパリインフォースメント18等に固定されている。バンパカバー16は車両10の外観形状の一部を成しており、バンパアブソーバ20及びバンパリインフォースメント18は、バンパカバー16に覆れている。バンパカバー16の車幅方向外側部分22は、平面視で車幅方向外側へ向かうにつれて車両前後方向後側へ傾斜されて、車両10のコーナー部24を形成している。バンパカバー16は例えば樹脂により薄肉に形成されており、衝突荷重が作用すると変形して、衝突荷重がバンパアブソーバ20に伝達されるようになっている。
バンパカバー16は、車幅方向に延在されて、図示しない取付部にてバンパリインフォースメント18等に固定されている。バンパカバー16は車両10の外観形状の一部を成しており、バンパアブソーバ20及びバンパリインフォースメント18は、バンパカバー16に覆れている。バンパカバー16の車幅方向外側部分22は、平面視で車幅方向外側へ向かうにつれて車両前後方向後側へ傾斜されて、車両10のコーナー部24を形成している。バンパカバー16は例えば樹脂により薄肉に形成されており、衝突荷重が作用すると変形して、衝突荷重がバンパアブソーバ20に伝達されるようになっている。
(バンパアブソーバ20について)
バンパアブソーバ20は、発泡樹脂材であるウレタンフォーム等によって構成されている。このバンパアブソーバ20は、バンパカバー16とバンパリインフォースメント18との間に設けられると共に、車幅方向を長手方向とした長尺状に形成され、バンパリインフォースメント18の車幅方向に沿って配置されている。具体的には、バンパアブソーバ20は、バンパアブソーバ20の車幅方向の中間部を構成するバンパアブソーバ本体部26と、バンパアブソーバ20の車幅方向外側を構成するバンパアブソーバサイド部28と、を含んで構成されている。
バンパアブソーバ20は、発泡樹脂材であるウレタンフォーム等によって構成されている。このバンパアブソーバ20は、バンパカバー16とバンパリインフォースメント18との間に設けられると共に、車幅方向を長手方向とした長尺状に形成され、バンパリインフォースメント18の車幅方向に沿って配置されている。具体的には、バンパアブソーバ20は、バンパアブソーバ20の車幅方向の中間部を構成するバンパアブソーバ本体部26と、バンパアブソーバ20の車幅方向外側を構成するバンパアブソーバサイド部28と、を含んで構成されている。
バンパアブソーバ本体部26は、バンパリインフォースメント18の車幅方向の中間部の車両前後方向前側に隣接して配置されている。また、バンパアブソーバサイド部28はバンパリインフォースメント18の屈曲部30の車両前後方向前側に隣接して配置されている。
また、バンパアブソーバ20は、車幅方向から見た断面視で略矩形状に形成されると共に、バンパリインフォースメント18の車両前後方向前側に配置されて、バンパリインフォースメント18の前面32に固定されている。また、バンパアブソーバ20の車幅方向の長さが、バンパリインフォースメント18の車幅方向の長さと略等しく設定されている。
(バンパリインフォースメント18について)
バンパリインフォースメント18はバンパカバー16の車両前後方向後側に配置されている。図2に示されるように、このバンパリインフォースメント18は、車幅方向を長手方向とし、中空部分を設けた略台形状の短手方向断面を有して柱状に形成され、車幅方向外側へ延在されている。また、バンパリインフォースメント18は、一例として、アルミニウム系等の金属材料により構成され、押出成形等の手法によって製作されている。
バンパリインフォースメント18はバンパカバー16の車両前後方向後側に配置されている。図2に示されるように、このバンパリインフォースメント18は、車幅方向を長手方向とし、中空部分を設けた略台形状の短手方向断面を有して柱状に形成され、車幅方向外側へ延在されている。また、バンパリインフォースメント18は、一例として、アルミニウム系等の金属材料により構成され、押出成形等の手法によって製作されている。
図1に示されるように、バンパリインフォースメント18の車両前後方向後側には、車体側の骨格部材を構成する左右一対のフロントサイドメンバ34が車両前後方向に延在して設けられている。そして、バンパリインフォースメント18の屈曲部30における基端部分が、クラッシュボックス36を介してフロントサイドメンバ34の車両前後方向前側に連結されている。さらに、バンパリインフォースメント18がフロントサイドメンバ34及びクラッシュボックス36に連結された状態では、バンパリインフォースメント18の屈曲部30の長手方向の先端部は、クラッシュボックス36及びフロントサイドメンバ34に対して車幅方向外側へ突出されている。
図2に示されるように、バンパリインフォースメント18は、車両前後方向外側の端面である外端面38を有する外端部40と、車両前後方向内側の端部である内端部44と、車両上下方向上側の端部である上端部48と、車両上下方向下側の端部である下端部52と、を有して外形が形成されている。
外端面38は、外端部40の車両上下方向上側から車両上下方向下側に向けて車両前側かつ車両下側に傾斜されている。内端部44は、車両上下方向に沿って立設されている。また、上端部48と下端部52は、外端部40から内端部44にかけて車両前後方向に略平行に延在されている。
バンパリインフォースメント18の車両上下方向の略中間部には、外端部40から内端部44にかけて車両前後方向に延在された中間部54が設けられている。このため、バンパリインフォースメント18の短手方向の断面構造は、2つの略台形閉断面が車両上下方向に並ぶ断面構造とされている。外端部40、内端部44、上端部48及び中間部54により、バンパリインフォースメント18の上部側に上側閉断面部56が形成されている。また、外端部40、内端部44、中間部54及び下端部52により、バンパリインフォースメント18の下部側に下側閉断面部58が形成されている。なお、本実施形態では、略台形閉断面を上側閉断面部56と下側閉断面部58の2つとして説明したが、これに限らず、中間部54を二個以上設けることにより、略台形閉断面を三個以上設けてもよい。
上端部48の車両前後方向前側には、衝突時のバンパリインフォースメント18の外端部40の変形を促すために、第1上端部60が設けられている。第1上端部60の板厚は、上端部48の第2上端部62よりも薄く設定されている。
中間部54の車両前後方向前側には、脆弱部としての第1中間部64が設けられている。第1中間部64の板厚は、中間部54の一般部である第2中間部66よりも薄く設定されている。これにより、第1中間部64の車幅方向の断面に係る断面積及び断面2次モーメントは、第2中間部66の車幅方向の断面に係る断面積及び断面2次モーメントよりも小さく設定される。このため、第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性が第2中間部66の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定される。また、第1中間部64と第2中間部66の境界部は、第1上端部60と第2上端部62の境界部と車両前後方向の略同一位置Aに設けられている。これにより、第1中間部64の前後長は、第1上端部60の前後長よりも長くされている。このため、第1中間部64と第1上端部60の板厚が等しくされていても、第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性が第1上端部60の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定される。
下端部52の車両前後方向前側には、脆弱部としての第1下端部68が設けられている。第1下端部68の板厚は、下端部52の一般部である第2下端部70よりも薄く設定されている。これにより、第1下端部68の車幅方向の断面に係る断面積及び断面2次モーメントは、第2下端部70の車幅方向の断面に係る断面積及び断面2次モーメントよりも小さく設定される。このため、第1下端部68の軸剛性及び曲げ剛性が第2下端部70の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定される。また、第1下端部68と第2下端部70の境界部は、第1上端部60と第2上端部62の境界部及び第1中間部64と第2中間部66の境界部と車両前後方向の略同一位置Aに設けられている。これにより、第1下端部68の前後長は、第1中間部64の前後長よりも長くされている。このため、第1下端部68と第1中間部64の板厚が等しくされていても、第1下端部68の軸剛性及び曲げ剛性が第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定される。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図3に示されるように、本実施形態に係る車両用バンパ構造では、傾斜された外端部40を有するため、第1衝突体72が車両に衝突された直後は、第1衝突体72の下部74が、車両の車両前後方向前側に設けられたフロントバンパ14の車両上下方向下側に衝突される。なお、第1衝突体72は、フロントバンパ14の車両上下方向上側付近から車両上側に延在された上部76とその車両下側から地面にまで車両下側に延在された下部74が、連結部78により車両上下方向に結合されて形成されている。
第1衝突体72の下部74は、車両の車両前後方向の前端部に設けられたフロントバンパ14の車両上下方向下側に衝突された状態で、車両前後方向外側に押し出される。これにより、第1衝突体72の下部74は、車両上側かつ車両前後方向前側に向けて持ち上げられると共に、第1衝突体72の上部76は、車両前後方向後側かつ車両下側に傾けられる。
この結果、第1衝突体72の上部76が、フロントバンパ14の車両上下方向上側に衝突された時点の衝突速度は、第1衝突体72の下部74がバンパの車両上下方向下側に衝突された直後の衝突速度よりも遅くなる。衝突によるエネルギーは、衝突速度の2乗に比例する。このため、このような衝突速度の違いを作り出すことにより、フロントバンパ14を介して第1衝突体72に作用する衝突荷重を効果的に低減させることができる。さらに、連結部78及び上部76に作用する衝突荷重が遅くなることから、連結部78に作用される車両前後方向の曲げモーメントも低減させることができる。
また、図4に示されるように、衝突バリアのように高い強度を有する第2衝突体80とバンパリインフォースメント18との前面衝突時の作用にもとづき、本実施形態に係る車両用バンパ構造によりピッチングが抑制される効果を説明する。車両上下方向上側から車両上下方向下側に向けて車両前側かつ車両下側に傾斜された外端部40を有するフロントバンパ14の下端部52と第2衝突体80の車両上下方向下側が、最初に衝突される。このため、フロントバンパ14の下端部52には、第2衝突体80と衝突したことによる衝突荷重の反力としての車両前後方向の圧縮荷重が集中的に作用される。第1下端部68の軸剛性及び曲げ剛性は、第2下端部70の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定されていることから、第1下端部68が第2下端部70よりも先に圧壊又は座屈により圧縮変形される。
さらに衝突が進むにつれて、フロントバンパ14の中間部54と車両上下方向の同一位置において、外端部40に第2衝突体80が衝突される。これにより、フロントバンパ14の中間部54には、第2衝突体80から衝突荷重の反力としての車両前後方向の圧縮荷重が作用される。第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性は、第2中間部66の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定されていることから、第1中間部64が第2中間部66よりも先に圧壊又は座屈により圧縮変形される。このように、第1下端部68及び第1中間部64がフロントバンパ14の他の部位よりも先に圧壊又は座屈により圧縮変形された結果、外端面38全体で第2衝突体80に当接されるため、外端面38の車両上下方向下側を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするモーメントが抑制される。このため、フロントバンパ14の車両上下方向下側を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするピッチングを抑制することができる。
これらのことから、本実施形態に係る車両用バンパ構造は、バンパリインフォースメント18に車両上下方向上側から車両上下方向下側に向けて車両前側かつ車両下側に傾斜された外端部40を設けると共に、バンパリインフォースメント18の下端部52に脆弱部としての第1下端部68及び第1中間部64を形成することにより、車両10の衝突体との衝突時に衝突体が受ける荷重を効果的に軽減し、しかも、車両10のピッチングを抑制することができる。
(実施形態の第1変形例)
次に、図5及び図6を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造の実施形態の第1変形例について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図5及び図6を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造の実施形態の第1変形例について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図5及び図6に示されるように、この変形例に係る車両用バンパ構造では、基本的な構成は前述した実施形態で説明した車両用バンパ構造と略同様とされている。すなわち、この変形例に係る車両用バンパ構造は、外端部40の車両上下方向下側は車両上下方向上側よりも車両前後方向前側に位置されたバンパリインフォースメント18を備えている。また、バンパリインフォースメント18には、脆弱部としての第1下端部68及び第1中間部64が形成されている。
但し、本変形例では、図5及び図6に示されるように、第1下端部68が前述した実施形態よりも更に車両前後方向前側に延設されている(以下、「第1延設部68A」と称する)。なお、中間部54、上端部48又はこれらの両方の車両前後方向の前端部が、第1延設部68Aよりも車両前後方向後側となるように延在されてもよい。
上記変形例によれば、前述した、実施形態と比べて、第1延設部68Aが設けられたことにより、第1衝突体72の下部74が、フロントバンパ14の車両上下方向下側に衝突されてから、第1衝突体72の連結部78及び上部76が、フロントバンパ14の車両上下方向上側に衝突されるまでの時間間隔が長くなる。このため、第1衝突体72にフロントバンパ14を介して作用される衝突荷重を効果的に低減させることができる。
さらに、第1延設部68Aが設けられたことにより、第1下端部68の車両前後方向の長さが実質的に増加するため、第1下端部68の軸剛性及び曲げ剛性が低下する。これにより、バンパリインフォースメント18と第2衝突体80のように高い強度を有する衝突体との衝突時に、バンパリインフォースメント18が、容易に第1下端部68の圧壊又は座屈により圧縮変形される。
このため、本実施形態と同様に、車両10の衝突体との衝突時に、フロントバンパ14を介して衝突体に作用する衝突荷重を効果的に低減させることができ、しかもフロントバンパ14の車両上下方向下側を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするピッチングを抑制することができる。
(実施形態の第2変形例)
次に、図7から図9を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造の実施形態の第2変形例について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
次に、図7から図9を用いて、本発明に係る車両用バンパ構造の実施形態の第2変形例について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7から図9に示されるように、この変形例に係る車両用バンパ構造では、基本的な構成は前述した実施形態で説明した車両用バンパ構造と略同様とされている。すなわち、この変形例に係る車両用バンパ構造は、外端部40の車両上下方向下側は車両上下方向上側よりも車両前後方向前側に位置されたバンパリインフォースメント18を備えている。また、バンパリインフォースメント18には、脆弱部としての第1下端部68及び第1中間部64が形成されている。
但し、本変形例では、図7から図9に示されるように、第1下端部68及び第1中間部64の板厚を薄くすること以外の形態で、第1下端部68及び第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性が低く設定されている。
図7に示される例では、第1下端部68及び第1中間部64は、車両前後方向に屈曲されてバンパリインフォースメント18に設けられている。これにより、車両前後方向の圧縮荷重に対する曲げ剛性が、バンパリインフォースメント18の他の部位よりも低く設定されている。
また、本変形例では図8に示される例では、外端部40が傾斜されることなく車両上下方向に沿って立設されている。このため、第1下端部68及び第1中間部64が、外端部40から車両方向外側に突出されている。これにより、第1下端部68及び第1中間部64には、直接的に衝突荷重が作用される。この結果、第1下端部68及び第1中間部64の車両前方に外端部40が設けられている実施形態と比較して、低い圧縮荷重に対して、圧壊又は座屈をさせることができる。このため、第1下端部68及び第1中間部64の軸剛性及び曲げ剛性が、バンパリインフォースメント18の他の部位の軸剛性及び曲げ剛性よりも低く設定されることと同等の効果が得られる。
さらに、本変形例では図9に示される例では、第1下端部68及び第1中間部64は、例えば樹脂素材のように、バンパリインフォースメント18の他の部位に比べて、ヤング率の低い部材を用いて形成されている。これにより、車両前後方向の圧縮荷重に対する軸剛性及び曲げ剛性が低く設定されている。
上記変形例によれば、本実施形態と同様に第1衝突体72の下部74が、フロントバンパ14の車両上下方向下側に衝突されてから、第1衝突体72の連結部78及び上部76が、フロントバンパ14の車両上下方向上側に衝突されるまでに時間間隔を生じる。このため、フロントバンパ14を介して第1衝突体72に作用する衝突荷重を効果的に低減させることができる。
さらに、第1下端部68及び第1中間部64は、前述した本実施形態よりも軸剛性及び曲げ剛性が低く設定されている。このため、バンパリインフォースメント18と第2衝突体80のように高い強度を有する衝突体との衝突時に、容易に第1下端部68の圧壊又は座屈により圧縮変形される。
このため、前述した、実施形態と同様に、車両10の衝突体との衝突時に、フロントバンパ14を介して衝突体に作用する衝突荷重を効果的に低減させることができ、しかもフロントバンパ14の車両上下方向下側を回転中心とし、車幅方向を回転軸とするピッチングを抑制することができる。
なお、本実施形態で示した車両用バンパ構造は、フロントバンパに適用するものとして説明したが、これに限らず、リアバンパに適用してもよい。
10 車両
18 バンパリインフォースメントメント
40 外端部
52 下端部(下端側)
54 中間部(下端側)
64 第1中間部(脆弱部)
68 第1下端部(脆弱部)
68A 第1延設部(脆弱部)
18 バンパリインフォースメントメント
40 外端部
52 下端部(下端側)
54 中間部(下端側)
64 第1中間部(脆弱部)
68 第1下端部(脆弱部)
68A 第1延設部(脆弱部)
Claims (1)
- 車両の車両前後方向の前端部又は後端部に設けられると共に、車両前後方向の外端部のうち車両上下方向下側が車両上下方向上側よりも車両前後方向外側に位置されたバンパリインフォースメントと、
前記バンパリインフォースメントの下端側の車両前後方向外側に形成されると共に、車両前後方向外側からの衝突荷重に対する軸剛性及び曲げ剛性が前記バンパリインフォースメントの他の部位よりも低く設定された脆弱部と、
を有する車両用バンパ構造。
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| JP2017002513A JP2018111378A (ja) | 2017-01-11 | 2017-01-11 | 車両用バンパ構造 |
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- 2017-01-11 JP JP2017002513A patent/JP2018111378A/ja active Pending
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