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JP2018109465A - ボイラ - Google Patents

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JP2018109465A JP2016256681A JP2016256681A JP2018109465A JP 2018109465 A JP2018109465 A JP 2018109465A JP 2016256681 A JP2016256681 A JP 2016256681A JP 2016256681 A JP2016256681 A JP 2016256681A JP 2018109465 A JP2018109465 A JP 2018109465A
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Abstract

【課題】設置スペースを節約することが可能であるとともに、効率の向上したボイラを提供する。【解決手段】ボイラ1は、給水を貯留する第一水室R1と、第一水室R1内に形成され、燃焼ガスを生成して給水を加熱する燃焼室223と、燃焼室223の鉛直上方に空間をあけて配置された第二水室R2と、複数の伝熱管が鉛直方向から見て環状に配列されることで、前記伝熱管が配置されている配置領域と、伝熱管が配置されていない非配置領域とを形成する伝熱管群4と、燃焼室と空間とを接続し、空間側の端部が非配置領域に開口する煙道部6と、第一水室R1、第二水室R2、伝熱管群4、及び煙道部6を外側から覆うケーシング5と、空間の非配置領域に配置され、筒形状の一方の端部が第一水室と接続し、他方の端部が第二水室と接続した筒形状であり、筒形状の周方向の一部に開口が形成されている仕切部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ボイラに関する。
ボイラの一種として、二胴水管式と呼ばれる形式のものが従来知られている(例えば下記特許文献1参照)。この種のボイラは、水ドラムと、水ドラムの上方に配置された蒸気ドラムと、水ドラム及び蒸気ドラムを接続する伝熱管群と、水ドラム内の水を加熱する火炉と、を備える。火炉は、水ドラム及び蒸気ドラムに対して水平方向に隣接する位置に設けられることが一般的である。
特開2002−235901号公報
しかしながら、上述のように火炉が水ドラム及び蒸気ドラムに対して水平方向に隣接する位置に設けられることから、この種のボイラは据え付け面積(フットプリント)が大きくなる傾向にある。このため、例えば船舶内部のようにスペースに制約がある場合には、この種のボイラを設置しにくくなってしまう。また、バーナが設置された火炉で生成されたガスが、熱交換器を通過して熱媒を加熱する。このため、火炉の外壁に伝熱管を配置する場合もあるが、火炉内で発生した熱の伝達には限界があり、燃料の利用効率の向上に限界が生じる。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、設置スペースを節約することが可能であるとともに、燃料の利用効率を高くできるボイラを提供することを目的とする。
本発明のボイラは、給水を貯留する第一水室と、前記第一水室内に形成され、燃焼ガスを生成して前記給水を加熱する燃焼室と、前記燃焼室の鉛直上方に空間をあけて配置された第二水室と、前記空間に設けられ、前記第一水室と前記第二水室とを接続する複数の伝熱管を有し、複数の伝熱管が鉛直方向から見て環状に配列されることで、前記伝熱管が配置されている配置領域と、前記伝熱管が配置されていない非配置領域とを形成する伝熱管群と、前記燃焼室と前記空間とを接続し、前記空間側の端部が前記非配置領域に開口する煙道部と、前記第一水室、前記第二水室、前記伝熱管群、及び前記煙道部を外側から覆うケーシングと、前記空間の前記非配置領域に配置され、筒形状の一方の端部が前記第一水室と接続し、他方の端部が前記第二水室と接続した筒形状であり、前記筒形状の周方向の一部に開口が形成されている仕切部と、を備える。
この構成によれば、仕切部によって、燃焼ガスの流れをより効率的に案内することができる。加えて、仕切部の周方向の一部が開口していることから、当該開口を通じて配置領域内の伝熱管に向かって導かれた燃焼ガスは、配置領域内で水平方向成分を有する流れ場を形成する。これにより、燃焼ガスの流速を高めることができるため、燃焼ガスを配置領域内で十分に行き渡らせることができる。また、燃焼室が第一水室内に形成されていることから、上方から見た場合におけるボイラの投影面積を小さくすることができる。すなわち、ボイラの据え付け面積を小さくすることができる。さらに、第一水室と燃焼室とが離間している構成に比べて、より効率的に給水を加熱することができる。燃焼を燃焼させた熱で効率よく給水を加熱することができることで、燃料の利用効率を高くつまり燃費を高くすることができる。また、伝熱管群が鉛直方向から見て環状に配列され、かつ非配置領域に煙道部の一端が開口している。これにより、当該非配置領域を通じて、配置領域内の伝熱管に向かって燃焼ガスを円滑に導くことができる。
本発明のボイラでは、前記仕切部は、複数の前記伝熱管のうち、前記非配置領域に面している前記伝熱管と、該複数の伝熱管の間に連結され、該伝熱管の間を接続するフィンと、を含んでもよい。
この構成によれば、伝熱管、及び伝熱管の間に延びるフィンが仕切部を形成することから、仕切部として他の部材を別に設ける必要がない。さらに、仕切部の内周側を通過する燃焼ガスの熱量を、フィンを有する伝熱管によって効率的に回収することができる。
本発明のボイラでは、前記ケーシングは、前記周方向において前記仕切部の前記開口とは反対側の位置に排気口が形成されていてもよい。
この構成によれば、燃焼ガスが流れる経路長を相対的に長くすることができる。この結果、仕切部の開口から配置領域内に流れ込んだ燃焼ガスは、水平方向に流れる中途で、より多くの伝熱管に接触することができる。これにより、熱交換の効率を向上させることができる。
本発明のボイラは、前記ケーシングの内面と、前記仕切部における前記開口の周方向端縁とに接続され、前記ケーシングの内面と、前記仕切部との間を接続する第二仕切部を有してもよい。
この構成によれば、第二仕切部によって配置領域の一部を周方向に分割することができる。これにより、配置領域内における燃焼ガスの流速に周方向成分を付加することができる。この結果、燃焼ガスの流速をさらに高めることができるため、燃焼ガスを配置領域内でさらに十分に行き渡らせることができる。
本発明のボイラでは、前記第二仕切部は、複数の前記伝熱管と、該複数の伝熱管の間に連結され、該伝熱管の間を閉塞するフィンと、を含んでもよい。
この構成によれば、複数の伝熱管、及び当該伝熱管の間に延びるフィンが第二仕切部を形成することから、第二仕切部として他の部材を別に設ける必要がない。さらに、第二仕切部に接する燃焼ガスの熱を、フィンを有する伝熱管によって効率的に回収することができる。
本発明のボイラでは、前記非配置領域の重心位置は、上下方向から見た前記伝熱管群の重心位置と一致していてもよい。
この構成によれば、仕切部の開口から配置領域内に流れ込んだ燃焼ガスは、ケーシングの内面に沿って水平方向に流れた後、排気口を通じて外部に排出される。これにより、燃焼ガスの流速を高めることができるため、燃焼ガスを配置領域内で十分に行き渡らせることができる。
本発明によれば、設置スペースを節約することが可能であるとともに、燃料の利用効率が高いボイラを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るボイラの構成を示す断面図である。 図2は、本実施形態に係る伝熱管群の構成を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る仕切部の構成を示す拡大図である。 図4は、他の実施形態に係る伝熱管群の構成を示す断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態に係るボイラの構成を示す断面図である。本実施形態に係る伝熱管群の構成を示す断面図である。本実施形態に係る仕切部の構成を示す拡大図である。
図1に示すように、ボイラ1は、基部2と、基部2の鉛直上方に配置された頭部3と、基部2及び頭部3の間の空間に設けられた伝熱管群4と、基部2、頭部3及び伝熱管群4を外側から覆うケーシング5と、仕切部8と、を備える。なお、本実施形態では、ボイラ1が設置面を水平面とし、水平面に直交する鉛直方向に向かって延在する向きで配置した場合で説明するが、ボイラ1は、水平に対して傾斜している面に設置してもよい。また、ボイラ1は、設置面に直交する方向に対して傾斜した向きで配置してもよい。なお、ボイラ1は、鉛直方向に対して傾斜した場合も頭部3が基部2よりも鉛直方向の上側に配置される。
基部2は、貯水部21と、バーナ22と、を有する。貯水部21は外部の給水源から供給された水(給水)を貯留する容器である。具体的には、貯水部21は下側に位置する底部23と、底部23から上方に向かって延びる筒状の貯水部壁24と、底部23と鉛直方向に対向する第一管板25と、を有する。貯水部壁24と底部23は後述するケーシング5の一部である。底部23及び第一管板25は鉛直方向から見て円形である。第一管板25には後述する伝熱管群4が挿入される複数の孔が形成されている。底部23、貯水部壁24、及び第一管板25によって囲まれた空間は、第一水室R1である。
バーナ22は、燃料を燃焼させ、燃焼ガスを生成する。バーナ22は、外部から供給された燃料を燃焼させて高温の燃焼ガスを生成するバーナ本体221と、内部に燃焼ガスが流通する燃焼管222と、を有する。燃焼管222は、内部空間が燃焼室223となる。
バーナ本体221は、貯水部壁24に挿入され、燃焼管222に一部が露出している。バーナ本体221は、火炎を燃焼室223内に向かって略水平方向に噴射する向きで配置されている。燃焼管222は、バーナ本体221から水平方向に向かって第一水室R1内に延びる円筒である。すなわち、燃焼管222は、貯水部壁24から第一水室R1内に入り込むようにして配置されている。言い換えると、燃焼室223は第一水室R1の内部に形成されている。さらに、本実施形態に係る燃焼管222は、1つのみの煙道部6を有する。煙道部6は、燃焼管222の上部から鉛直上方に向かって延びている。煙道部6の一端は、円形の第一管板25の中心位置から水平方向に偏心した位置に開口している。燃焼室223内の燃焼ガスは、煙道部6を通じて後述する熱交換空間T内に導かれる。
頭部3は、上述の基部2の上方に伝熱管群4を介して配置されている。具体的には、頭部3は下側に位置する第二管板31と、第二管板31から上方に向かって延びる筒状の頭部壁32と、第二管板31と鉛直方向に対向する天井部33と、を有する。頭部壁32及び天井部33は、ケーシング5の一部である。天井部33及び第二管板31は、鉛直方向から見て円形である。第二管板31には後述する伝熱管群4が挿入される複数の孔が形成されている。第二管板31、頭部壁32、天井部33によって囲まれた空間は、基部2及び伝熱管群4を経て生じた蒸気が流通する第二水室R2である。さらに、頭部3は蒸気を外部に導くためのアウトレット7を有する。アウトレット7は、天井部33の上側に設けられている。
伝熱管群4は、第一水室R1で加熱された熱媒と、燃焼室223で発生した燃焼ガスとの間で熱交換を行うために設けられる。具体的には、伝熱管群4は、鉛直方向に延びるとともに、水平方向に間隔をあけて配列された複数の伝熱管41を有する。それぞれの伝熱管41は、上述した第一管板25、及び第二管板31に形成された孔に挿通されている。伝熱管群4は、鉛直方向から見て図2に示すように、全体として円環状に配置されている。言い換えると、伝熱管群4は鉛直方向から見て外周側の端縁と内周側の端縁とを有する。伝熱管群4の外周側の端縁と内周側の端縁は円形である。伝熱管群4は、伝熱管41が配置された配置領域S1と、伝熱管41が配置されていない非配置領域S2とを形成している。
配置領域S1内の伝熱管41のうち、最も外周側に位置する伝熱管41は、第一管板25(又は第二管板31)の外周形状に沿って周方向に間隔をあけて円形に配列されている。最も外周側に位置する伝熱管41よりも内周側に位置する各伝熱管41は格子状に配列されている。
非配置領域S2は、伝熱管群4の内周側の端縁によって囲まれる領域である。非配置領域S2は鉛直方向から見て円形である。非配置領域S2の中心を含む領域には、煙道部6の一端が開口している。図2に示すように、本実施形態では、非配置領域S2の中心位置P1(又は幾何的な重心位置)が、配置領域S1の中心位置P2に一致している。すなわち、伝熱管群4の内周縁と外周縁とが同心円状となっている。
仕切部8は、筒形状であり、非配置領域S2の外周側に配置されている。仕切部8は、一方の端部が第一水室R1と接続し、他方の端部が第二水室R2と接続している。仕切部8は、鉛直方向から見て円弧状の断面を有する。すなわち、仕切部8は、周方向の一部が切り欠かれることで径方向に開口する開口部81を有する。開口部81は、鉛直方向から見て、側壁42に形成された排気口43とは反対側に設けられている。言い換えると、開口部81は側壁42の内面に対向している。
本実施形態に係る仕切部8は、非配置領域S2を臨む複数の伝熱管41にフィン44を設けることで形成されている。すなわち、仕切部8は、非配置領域S2を臨む複数の伝熱管41と、当該複数の伝熱管41同士の間を閉塞するフィン44と、を含む。より具体的には、図3に示すように、非配置領域S2を臨む伝熱管41の一部(すなわち、配置領域S1における最も内周側に位置する伝熱管41の一部)は、外周面上で互いに離間する方向に延びる一対のフィン44を有する。互いに隣接する一対の伝熱管41のうち、周方向一方側の伝熱管41のフィン44は、周方向他方側の伝熱管41のフィン44に当接している。なお、稼働時における熱伸びを考慮して、ボイラ1の建造時には隣接するフィン44同士の間にわずかな隙間を設けてもよい。このようにフィン44を有する複数の伝熱管41同士が連接されることにより、仕切部8を形成することができる。
図1に示すように、伝熱管群4は、外周側から側壁42によって覆われている。側壁42は、ケーシング5の一部である。熱交換空間Tは、上述した熱交換が行われる空間であり、側壁42と、第一管板25と、第二管板31とで覆われている。側壁42は、鉛直方向から見て断面が円弧形状である。側壁42は、円弧形状に切り欠かれている部分が熱交換内外を連通する排気口43となる。具体的には、側壁42は、排気口43以外の部分が円筒形状となり、円筒形状の周方向の一部を切り欠いた部分が排気口43となる。排気口43は、側壁42上において、仕切部8の開口部81が形成されている方向とは反対側に形成されている。すなわち、鉛直方向から見て、排気口43から非配置領域S2までの距離は、非配置領域S2から当該非配置領域S2に最も近接する側壁42内面までの距離よりも大きく設定されている。
排気口43は、燃焼ガスを排ガス処理装置等に導くためのダクト50に連結されている。燃焼ガス(排ガス)は、排気口43からダクト50に流入し、ダクト50を経て排ガス処理装置等に送られ、排ガス処理装置等で脱硫や脱硝等の措置を施された後、大気中に放散される。なお、ボイラ1は、排ガス処理装置を備えていなくてもよい。
ケーシング5は、上述した底部23、貯水部壁24、側壁42、頭部壁32、及び天井部33によって一体に形成されている。すなわち、ケーシング5は、第一水室R1、第二水室R2、伝熱管群4、及び煙道部6を外側から覆っている。
以下、本実施形態に係るボイラ1の動作について説明する。まず、ボイラ1は、バーナ22に燃料を供給し、点火する。これにより、燃焼室223内に高温の燃焼ガスが発生する。燃焼ガスの熱は、燃焼管222を介して第一水室R1内の給水に伝播する。これにより、給水の温度が上昇する。加熱された給水は、相対的に軽くなるので鉛直上方に移動し、熱交換空間T内の伝熱管41内に流れ、第二水室R2に向かう。一方で、燃焼室223内で発生した燃焼ガスは、煙道部6を通じて熱交換空間T内に流れる。より具体的には燃焼ガスは、伝熱管41同士の間に形成された間隙を流れる。これにより、熱交換空間T内では、伝熱管41内を流れる給水と、燃焼ガスとの間で熱交換が行われる。この結果、給水は伝熱管41内を上昇するにしたがって温度が上昇する。給水は、伝熱管41から第二水室R2内に流れる。第二水室R2の給水は、一部が蒸気となり、アウトレット7を通じて外部に取り出される。
次に、図2を参照して、熱交換空間T内における燃焼ガスの挙動について説明する。煙道部6を通過した燃焼ガスは、仕切部8の開口部81を通じて熱交換空間T内に流れ込む。熱交換空間T内に流れ込んだ燃焼ガスは、開口部81と水平方向に対向する側壁42の内面に向かって流れる。側壁42の内面に衝突した燃焼ガスの流れは、当該内面に沿って周方向に2つに分かれる。具体的には、燃焼ガスの流れは周方向一方側に向かう流れと、周方向他方側に向かう流れとに分かれる。2つに分かれた燃焼ガスの流れはそれぞれ側壁42の内面に沿って流れた後、排気口43に向かう。すなわち、配置領域S1内で燃焼ガスは水平方向成分を有する流れ場を形成する。燃焼ガスは、高温の状態で、非配置領域S2に近い伝熱管41の周囲を通過する。その後、燃焼ガスは、熱交換により温度が低下しつつ、非配置領域S2から遠い伝熱管41の周囲を流れる。このような挙動を経て、燃焼ガスは、伝熱管41内の給水との間で熱交換を行った後、排気口43を通じて外部に排出される。
本実施形態に係るボイラ1は、仕切部8によって、伝熱管41が配置された領域に燃焼ガスをより効率的に案内することができる。加えて、仕切部8の周方向の一部は、開口している。当該開口部81を通じて配置領域S1内の伝熱管41に向かって導かれた燃焼ガスは、配置領域S1内で水平方向成分を有する流れ場を形成する。この結果、仕切部8が形成されていない場合に比べて、燃焼ガスの流速を高めることができる。したがって、燃焼ガスを配置領域S1内で十分に行き渡らせることができ、ボイラ1の効率をさらに向上させることができる。
上述の構成によれば、非配置領域S2の重心位置は、上下方向から見た前記伝熱管群4の重心位置と一致している。このため、仕切部8の開口から配置領域S1内に流れ込んだ燃焼ガスは、ケーシング5の内面に沿って水平方向に広がる流れ場を形成する。したがって、燃焼ガスの流速を高めることができるため、燃焼ガスを配置領域S1内で十分に行き渡らせることができる。
さらに、上述の構成によれば、伝熱管41の間に延びるフィン44が仕切部8を形成することから、仕切部8として他の部材を別に設ける必要がない。さらに、仕切部8の内周側を通過する燃焼ガスの熱量を、フィン44を有する伝熱管41によって効率的に回収することができる。
加えて、上記の構成によれば、ケーシング5は、仕切部8の開口部81とは反対側の位置に排気口43が形成されている。これにより、燃焼ガスが流れる経路長を相対的に長くすることができる。この結果、仕切部8の開口部81から配置領域S1内に流れ込んだ燃焼ガスは、ケーシング5の内面に沿って水平方向に流れる中途で、より多くの伝熱管41に接触することができる。これにより、ボイラ1の効率を向上させることができる。
また、ボイラ1では、伝熱管群4は鉛直方向から見て環状に配列されることで、伝熱管41が配置されている配置領域S1と、伝熱管41が配置されていない非配置領域S2とを形成し、煙道部6の一端は、非配置領域S2に向かって開口している。この構成によれば、非配置領域S2を通じて、配置領域S1内の伝熱管41に向かって燃焼ガスを円滑に導くことができる。
また、ボイラ1は、船舶内での補助蒸気供給用として特に好適に用いることができる。ここで、船舶内部にこの種の装置を設置する場合、従来の二胴水管式ボイラ等を設置すると設置スペースが大きくなる。これに対して、ボイラ1は、燃焼室223が第一水室R1内に形成されていることから、上方から見た場合におけるボイラ1の投影面積を小さくすることができる。すなわち、ボイラ1の据え付け面積を小さくすることができる。したがって、船舶内部のスペースを有効活用することができる。さらに、燃焼室223が第一水室R1内に形成されていることから、第一水室R1と燃焼室223とが互いに離間している構成に比べて熱を効率的に伝達することができる。したがって、熱交換効率を向上させることができる。これにより、燃料の利用効率を高くすることができ、燃費を高くすることができる。
ボイラ1は、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更を施すことが可能である。例えば、本実施形態では、非配置領域S2、及び煙道部6が1つのみ設けられる構成について説明した。しかしながら、非配置領域S2、及び煙道部6の数は1つに限定されず、2つずつの非配置領域S2、及び煙道部6を設けることも可能である。このような構成によれば、煙道部6が1つのみ設けられている場合に比べて、2つの煙道部6を通じてさらに広い領域に燃焼ガスを行き渡らせることができる。言い換えると、より多くの伝熱管41が熱交換に寄与することができる。この結果、ボイラ1の効率をさらに向上させることができる。また、本実施形態では、非配置領域S2の中心位置P1が、配置領域S1の中心位置P2に一致する位置としたが、非配置領域S2の中心位置P1が、配置領域S1の中心位置P2に対してずれた位置としてもよい。
また、ボイラ1では、仕切部8を伝熱管41、及び伝熱管41に設けられたフィン44によって形成した例について説明した。しかしながら、仕切部8の構成はこれに限定されず、例えば伝熱管41とは異なる別の部材を仕切部8として用いることも可能である。
以下、本発明の他の実施形態について図4を参照して説明する。図4は、他の実施形態に係る伝熱管群の構成を示す断面図である。図4に示すボイラ1Aは、仕切部8Aに加え、配置領域S1内に第二仕切部9が設けられている。さらに、本実施形態では、排気口43の周方向一方側の端縁L1と、仕切部8Aの開口部81の周方向他方側の端縁L2は、周方向における位置が互いに一致している。第二仕切部9は、排気口43の周方向一方側の端縁L1と、開口部81の周方向他方側の端縁L2とを接続している。すなわち、第二仕切部9は配置領域S1の径方向に延びている。第二仕切部9は、仕切部8と同様に、互いに隣接する伝熱管41、及び当該伝熱管41同士の間を閉塞するフィン44によって形成されている。より詳細には、第二仕切部9は、格子状に配列された伝熱管41のうちの一列にフィン44を設けることで形成されている。
このような構成によれば、第二仕切部9によって配置領域S1の一部を周方向に分割することができる。これにより、配置領域S1内における燃焼ガスの流速に周方向成分を付加することができる。具体的には図4に示すように、仕切部8Aの開口部81から配置領域S1に流れ込んだ燃焼ガスは、第二仕切部9及び側壁42の内面によって案内されて周方向他方側から一方側に向かって一方向に流れる。この結果、燃焼ガスの流れが複数の方向に拡散している場合に比べて、燃焼ガスの流速を高めることができる。したがって、燃焼ガスを配置領域S1内でさらに十分に行き渡らせることができる。これにより、ボイラ1の効率を向上させることができる。
さらに、上述の構成によれば、伝熱管41の間に延びるフィン44が第二仕切部9を形成することから、第二仕切部9として他の部材を別に設ける必要がない。したがって、第二仕切部9に接する燃焼ガスの熱量を、フィン44を有する伝熱管41によって効率的に回収することができる。
なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更を施すことが可能である。例えば、図4に示すボイラ1Aでは、第二仕切部9を伝熱管41、及び伝熱管41に設けられたフィン44によって形成した例について説明した。しかしながら、第二仕切部9の構成はこれに限定されず、例えば伝熱管41とは異なる別の板状の部材を第二仕切部9として用いることも可能である。
さらに、本実施形態では、いずれも伝熱管群4が円環状に配列されている例について説明した。しかしながら、伝熱管群4の構成はこれに限定されず、例えば角環状に配列されていてもよい。
1 ボイラ
2 基部
3 頭部
4 伝熱管群
5 ケーシング
6、6b 煙道部
7 アウトレット
8 仕切部
9 第二仕切部
21 貯水部
22 バーナ
23 底部
24 貯水部壁
25 第一管板
31 第二管板
32 頭部壁
33 天井部
41 伝熱管
42 側壁
43 排気口
44 フィン
50 ダクト
81 開口部
221 バーナ本体
222 燃焼管
223 燃焼室
R1 第一水室
R2 第二水室
S1 配置領域
S2、S2b 非配置領域
T 熱交換空間

Claims (6)

  1. 給水を貯留する第一水室と、
    前記第一水室内に形成され、燃焼ガスを生成して前記給水を加熱する燃焼室と、
    前記燃焼室の鉛直上方に空間をあけて配置された第二水室と、
    前記空間に設けられ、前記第一水室と前記第二水室とを接続する複数の伝熱管を有し、複数の伝熱管が鉛直方向から見て環状に配列されることで、前記伝熱管が配置されている配置領域と、前記伝熱管が配置されていない非配置領域とを形成する伝熱管群と、
    前記燃焼室と前記空間とを接続し、前記空間側の端部が前記非配置領域に開口する煙道部と、
    前記第一水室、前記第二水室、前記伝熱管群、及び前記煙道部を外側から覆うケーシングと、
    前記空間の前記非配置領域に配置され、筒形状の一方の端部が前記第一水室と接続し、他方の端部が前記第二水室と接続した筒形状であり、前記筒形状の周方向の一部に開口が形成されている仕切部と、を備えるボイラ。
  2. 前記仕切部は、複数の前記伝熱管のうち、前記非配置領域に面している前記伝熱管と、該複数の伝熱管の間に連結され、該伝熱管の間を接続するフィンと、を含む請求項1に記載のボイラ。
  3. 前記ケーシングは、前記周方向において前記仕切部の前記開口とは反対側の位置に排気口が形成されている請求項1又は2に記載のボイラ。
  4. 前記ケーシングの内面と、前記仕切部における前記開口の周方向端縁とに接続され、前記ケーシングの内面と、前記仕切部との間を接続する第二仕切部を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のボイラ。
  5. 前記第二仕切部は、複数の前記伝熱管と、該複数の伝熱管の間に連結され、該伝熱管の間を閉塞するフィンと、を含む請求項4に記載のボイラ。
  6. 前記非配置領域の重心位置は、上下方向から見た前記伝熱管群の重心位置と一致している請求項1から5のいずれか一項に記載のボイラ。
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