JP2018109369A - ウィンドファーム及びその運転方法 - Google Patents
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Abstract
Description
複数の風車と、
前記複数の風車に対してそれぞれ設けられ、各々の前記風車のオーバースピード又はオーバーパワーの少なくとも一方を防止する制御、または、各々の前記風車のカットアウト制御の少なくとも一つの制御を行うための複数のローカル制御装置と、
前記複数の風車の最適化処理を行うとともに、前記最適化処理の結果に基づいて各々の前記風車のピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値の少なくとも一つを各々の前記ローカル制御装置に与えるように構成されたウィンドファーム制御装置と、
を備える。
少なくとも前記複数のローカル制御装置からの情報収集を行うための中央制御ユニットと、
前記中央制御ユニットと前記複数のローカル制御装置との間に設けられるネットワークハブと、
をさらに備え、
前記ウィンドファーム制御装置は、前記ネットワークハブを介して前記複数のローカル制御装置に接続される。
各々の前記ローカル制御装置は、各々の前記風車の運転データの一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るように構成される。
前記ウィンドファーム制御装置は、
最適化対象の前記風車のうち少なくとも一つの設定変更風車の制御設定を変更するための設定変更部と、
最適化対象の前記風車のうち各々の前記設定変更風車よりも下流側に位置する1以上の風下側風車の各々について、前記設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記風下側風車に到達するまでの遅れ時間を算出するための遅れ時間算出部と、
前記最適化対象の前記風車の総出力を少なくとも含む評価値を求めるための評価値算出部と、
前記評価値に基づいて、前記最適化対象の前記風車のうち1以上の風車について制御設定を更新するための設定更新部と、
を含み、
前記評価値算出部は、前記設定変更風車の前記制御設定の変更時点から前記遅れ時間を経過した後の前記風下側風車の各々の出力を用いて前記最適化対象の前記風車の総出力を算出し、該総出力の算出結果から前記評価値を求める
ように構成される。
上記(4)の構成によれば、最適化対象の風車のうち設定変更風車の制御設定が設定変更部により変更されると、設定変更風車の下流側に位置する1以上の風下側風車の各々について、設定変更風車に加えられた設定変更の影響が各々の風下側風車に到達するまでの遅れ時間が遅れ時間算出部によって算出される。また、評価値算出部により、設定変更風車の制御設定の変更時点から遅れ時間を経過した後における風下側風車の各々の出力を用いて最適化対象の風車の総出力が算出され、該総出力の算出結果に基づいて評価値が求められる。そして、評価値算出部によって求められた評価値に基づき、設定更新部が、最適化対象の風車のうち1以上の風車について制御設定を更新する。したがって、上流側風車に加えられた設定変更の影響が、下流側風車に到達するタイミングにおける風下側風車の出力を考慮して求められた評価値に基づいて該下流側風車の制御設定が変更されるため、ウィンドファームの実情に則したより適切な評価値を得ることができる。これにより、上流側風車に加えた設定変更による下流側風車への影響の遅れ時間を適切に考慮しながら、ウィンドファーム全体の発電総出力の最適化目標を設定することが可能となる。さらに、既設のウィンドファームに対してこのような制御装置を追加適用することにより、小規模の改造で効果的にウィンドファームの出力最適化を実現することができる。
前記ウィンドファーム制御装置は、前記複数の風車の出力を含む運転データの一次処理を開始するように前記複数のローカル制御装置にデータ処理開始指令を送るためのデータ処理開始指令部を含み、
各々の前記ローカル制御装置は、各々の前記風車の前記運転データの前記一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るように構成される。
前記少なくとも一つの設定変更風車は、
第1設定変更風車と、
前記第1設定変更風車よりも下流側に位置する第2設定変更風車と、
を含み、
前記設定変更部は、
前記第1設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記第2設定変更風車に到達するまで、前記第2設定変更風車の前記制御設定の前回値を保持し、
前記第1設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記第2設定変更風車に到達したとき、前記第2設定変更風車の前記制御設定を変更する
ように構成される。
前記制御設定は、各々の前記風車の発電出力指令、ピッチ角指令又は方位指令の少なくとも一つを含む。
複数の風車と、前記複数の風車に対してそれぞれ設けられる複数のローカル制御装置と、前記複数の風車の最適化処理を行うためのウィンドファーム制御装置と、を備えるウィンドファームの運転方法であって、
各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車のオーバースピード又はオーバーパワーの少なくとも一方を防止する制御、または、各々の前記風車のカットアウト制御の少なくとも一つの制御を行うステップと、
前記ウィンドファーム制御装置により前記複数の風車の最適化処理を行うステップと、
前記最適化処理の結果に基づいて各々の前記風車のピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値の少なくとも一つを前記ウィンドファーム制御装置から各々の前記ローカル制御装置に与えるステップと、
を備える。
各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車の運転データの一次処理を行うステップと、
前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るステップと、を備える。
前記最適化処理を行うステップでは、
最適化対象の前記風車のうち少なくとも一つの設定変更風車の制御設定を変更し、
最適化対象の前記風車のうち各々の前記設定変更風車よりも下流側に位置する1以上の風下側風車の各々について、前記設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記風下側風車に到達するまでの遅れ時間を算出し、
前記最適化対象の前記風車の総出力を少なくとも含む評価値を求め、
前記評価値に基づいて、前記最適化対象の前記風車のうち1以上の風車について制御設定を更新するとともに、
前記評価値を求める際、前記設定変更風車の前記制御設定の変更時点から前記遅れ時間を経過した後の前記風下側風車の各々の出力を用いて前記最適化対象の前記風車の総出力を算出し、該総出力の算出結果から前記評価値を求める。
前記ウィンドファーム制御装置は、前記複数の風車の出力を含む運転データの一次処理を開始するように前記複数のローカル制御装置にデータ処理開始指令を送り、
各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車の前記運転データの前記一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送る、ように構成されてもよい。
以下、ウィンドファーム1を構成する風車T1〜T3の例を挙げた後、ローカル制御装置LC及びウィンドファーム・コントローラ10の詳細について説明する。なお、図1では複数の風車として3台の風車T1〜T3を例示しているが、ウィンドファーム1を構成する風車の数はこれに限定されず、任意の数(例えば、n又はN)であってよい。
各風車T1〜T3の各種部品の状態値の具体例として、ブレード102の損傷状態又は劣化状態を示すものとしてブレード102の重量、各ブレード102間の重量アンバランス、ブレード102の振動等を挙げることができ、タワー116の損傷状態又は劣化状態を示すものとしてタワー116基部又はタワー116上部の疲労荷重やタワー116の振動等を挙げることができ、増速機や油圧トランスミッション等のドライブトレイン108の損傷状態又は劣化状態を示すものとして主軸軸受107や油圧ポンプの軸受の振動、主軸106の振動や振れ回り、油圧ポンプのピストン振動や振幅、油圧トランスミッションの効率等を挙げることができ、ナセル台板114やハブ104等の鋳物からなる部材の損傷状態又は劣化状態を示すものとして応力集中による疲労を挙げることができる。
図3に示すように、幾つかの実施形態において、ローカル制御装置LCは、例えば、コンピュータであり、CPU51、該CPU51が実行する各種プログラムやテーブル等のデータを記憶するための記憶部としてのROM(Read Only Memory)53、各プログラムを実行する際の展開領域や演算領域等のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)52の他、図示しない大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)、通信ネットワークに接続するための通信インターフェース、及び外部記憶装置が装着されるアクセス部などを備えていてもよい。これらは全て、バス54を介して接続されており、バス54は信号線2(図1参照)及びネットワークハブ3を介してウィンドファーム・コントローラ10及びSCADAサーバ4と電気的に接続されている。更に、ウィンドファーム・コントローラ10は、例えば、キーボードやマウス等からなる入力部(図示省略)及びデータを表示する液晶表示装置等からなる表示部(図示省略)等と接続されていてもよい。
図4は、幾つかの実施形態に係るウィンドファーム・コントローラ10(ウィンドファームの制御装置)における制御系の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、幾つかの実施形態において、ウィンドファーム・コントローラ10は、例えば、コンピュータであり、CPU11、該CPU11が実行する各種プログラムやテーブル等のデータを記憶するための記憶部としてのROM13、各プログラムを実行する際の展開領域や演算領域等のワーク領域として機能するRAM12の他、図示しない大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)、通信ネットワークに接続するための通信インターフェース、及び外部記憶装置が装着されるアクセス部などを備えていてもよい。幾つかの実施形態では、ウィンドファーム・コントローラ10は、後述する制御設定を更新する工程で得られた最適な制御設定を風況パラメータと関連付けて保存するデータベース19を含んでもよく、データベース19には発電出力分配テーブル(図示省略)等が格納されていてもよい。これらは全て、バス14を介して接続されており、バス14は信号線2(図1参照)を介してウィンドファーム1の各風車T1〜T3と電気的に接続されている。更に、ウィンドファーム・コントローラ10は、例えば、キーボードやマウス等からなる入力部(図示省略)及びデータを表示する液晶表示装置等からなる表示部(図示省略)等と接続されていてもよい。
この場合、風上側すなわち風向の上流側に配置される前方の風車T(例えば、図7(a)中に破線で示す左下から3行3列の風車T5〜T7,T9〜T11及びT13〜T15をグループG1とする)に対して、風下側すなわち風向の下流側に配置される後方の風車T(例えば、図7(a)中に破線で示す最上段及び最右列の風車T1〜T4,T8,T12及びT16をグループG2とする)は通常、前方風車Tの後流すなわちウェイクの影響により、グループG1に含まれる風車Tと比較して各々の発電出力が小さくなる。そこで、図7(a)に示す低解像度モードでは、風上側に位置するグループG1内の各風車Tについては同グループG1内で同一の制御パラメータ(例えば、θk1)を用いて制御し、風下側に位置するグループG2内の各風車TについてもそれぞれグループG2内で同一の制御パラメータ(例えば、θk2)を用いて制御するように構成されてもよい。
なお、グループ化は上述したグループG1、G2に限られず、種々のパターンが有り得る。例えば、図7(a)中、左から吹く風に対しては、最左列の風車T1,T5,T9及びT13を少なくとも含むグループを上流側グループG1とし、最右列の風車T4,T8,T12及びT16を少なくとも含むグループを下流側グループG2としてもよい。さらに、その他のパターンでグループ化されていてもよい。
幾つかの実施形態において、低解像度モードにおけるランダム変動をΔk1とし、高解像度モードにおけるランダム変動をΔk2とする。幾つかの実施形態において、Δk2は各要素が独立したランダム変数である。一方、低解像度モードにおけるΔk1の要素は、例えば、Δk11とΔk12の2つのみとなる。これは、各グループ(図7(a)に破線で示す)内の風車Tでは同一の制御設定を用いて制御されるからである。図7(a)の各風車T1〜T16における摂動Δk1は順に以下の式(1)のようになる。
Δk1 =[Δk11 , Δk11 ,Δk11 ,Δk11 ,Δk12 ,Δk12 ,Δk12 ,Δk11 ,Δk12 ,Δk12 ,Δk12 ,Δk11 ,Δk12 ,Δk12, Δk12 ,Δk11]T ・・・(1)
ここで、ak1、ak2、ck1、ck2はそれぞれゲインであり、Δk1、Δk2はそれぞれ無次元のランダム変数からなる摂動である。
つまり、幾つかの実施形態では、SPSAにおけるΔkに代えてΔk1又はΔk2を用いる従来のMR−SPSAと異なり、SPSAにおけるΔkに代えてΔk1及びΔk2を同時に用いて最適化制御が行われる。
なお、風の変化が少なく定常状態が長時間確保される場合の高解像度モードでは、ある一定の風況条件において制御ループを繰り返し実行して最適な制御設定となるまで収束させることが望ましいが、実際のウィンドファーム1では、風が時々刻々と変化するため、必ずしも高解像度モードで最適な制御設定まで収束させる必要がない。むしろ、刻々と変化する風に常に追従しながら、可能な限り最適な制御設定に近い設定状態において常に運用することで、ウィンドファーム1全体として発電の総出力を最適化することができる。
ここで使われる風速情報は、風車Tに対する流入風速ではなく、後流風速であることが望ましい。
後流風速は、例えば、風上側風車Tのナセル112に設けられた風向・風速計(風向センサ31及び風速センサ32)により計測された風速を用いてもよいし、風下側風車Tの前方に設けられたライダー(LIDAR)により計測された風速を用いてもよい。幾つかの実施形態では、風上側風車Tへの流入風速、該風上側風車Tのピッチ角、および、該風上側風車Tに固有の風車特性係数を用いた演算処理により得られた風速を用いてもよい。
幾つかの実施形態では、ウィンドファーム・コントローラ10は、評価値Lを求めるステップにおいて、設定変更風車Tの制御設定の変更時点から遅れ時間tを経過した後の風下側風車Tの各々の出力を用いて最適化対象の風車Tの総出力を算出し、該総出力の算出結果から評価値Lを求めてもよい。
具体的には、時刻t=t1において風車T1に流入する風速をV1とし、時刻t=t1において風車T1に対して最適な制御設定を行ったとする。風車T1が制御設定を変更した影響が風車T2以降に伝わるには時間遅れがあるため、一定の時間は風車T2の制御設定は新たに求めた最適な制御設定へ変更することは望ましくない。このため更に、最適化目標(評価関数Lの値)の算出も、一定の時間を置いた後に開始することが望ましい。
幾つかの実施形態において、最適化目標(評価関数Lの値)としては、各風車の発電出力(P1, P2, P3, ・・・)の時間平均を合計した平均総出力などを用いてもよい。
上記の構成とすれば、上流風車Tの制御設定変更の影響が下流風車Tへ伝わるまでの伝達遅れ(遅れ時間t)を考慮することで、最適化目標(評価関数Lの値)の算出が適性化される。これにより、各風車Tの制御設定が最適化され、ウィンドファーム1の総発電出力を改善することができる。
具体的には、幾つかの実施形態において、ローカル制御装置LCは、ROM53に格納された安全制御プログラム55を読み出してRAM52に展開し、これを実行することにより、例えば、図14に示すように、各々の風車Tのオーバースピード又はオーバーパワーの少なくとも一方を防止する制御、または、各々の風車Tのカットアウト制御の少なくとも一つの制御を行ってもよい(ステップS201)。安全制御プログラム55は、ウィンドファーム・コントローラ10に上記の処理を実現させることで安全制御部として機能してもよい。
具体的には、幾つかの実施形態において、ウィンドファーム・コントローラ10は、複数の風車Tの最適化処理を行ってもよい(ステップS202)。幾つかの実施形態において、ウィンドファーム・コントローラ10は、最適化処理の結果に基づいて各々の風車Tのピッチ角、出力、方位角又は風向偏差の少なくとも一つの制限値を各々のローカル制御装置LCに与えてもよい(ステップS203)。
幾つかの実施形態において、ローカル制御装置LCは、ステップS203でウィンドファーム・コントローラ10から与えられた制限値に基づき、各風車Tのピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値の少なくとも一方を更新する処理を実行してもよい(ステップS204)。
具体的には、幾つかの実施形態において、ウィンドファーム・コントローラ10は、例えば、図15に示すように、複数の風車Tの出力を含む運転データの一次処理を開始するように複数のローカル制御装置LCにデータ処理開始指令を送ってもよい(ステップS211)。各々のローカル制御装置LCは、ウィンドファーム・コントローラ10から送信されたデータ処理開始指令に応じて、各々の風車Tの運転データの一次処理を行い(ステップS212)、該一次処理の結果をウィンドファーム・コントローラ10に送ってもよい(ステップS213)。このようにすれば、データ処理開始指令部としてのウィンドファーム・コントローラ10により送信されたデータ処理開始指令に応じて、各ローカル制御装置LCが、複数の風車Tの出力を含む運転データの一次処理を行い、該一次処理の結果が各ローカル制御装置LCからウィンドファーム・コントローラ10に送信される。これにより、ウィンドファーム・コントローラ10の操作者は、必要に応じて必要なタイミングで各風車Tの運転データを収集することができるとともに、収集した一次処理の結果に基づき、例えば、各風車Tのピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値のうち少なくとも一方を各ローカル制御装置LCに送信することができる。
幾つかの実施形態において、ウィンドファーム・コントローラ10は、例えば、上述した図13に示したように、評価値Lを求める際(ステップS103参照)、設定変更風車Tの制御設定の変更時点から遅れ時間tを経過した後の風下側風車Tの各々の出力を用いて最適化対象の風車Tの総出力を算出し(ステップS111参照)、該総出力の算出結果から評価値Lを求めてもよい(ステップS112参照)。
また、上述した幾つかの実施形態の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、上述した種々の処理を行ってもよい。
2 信号線
3 ネットワークハブ
4 SCADAサーバ(中央制御ユニット)
10 ウィンドファーム・コントローラ(ウィンドファームの制御装置)
11 CPU
12 RAM
13 ROM
14 バス
15 出力算出プログラム
16 第1出力最適化プログラム(運転制御プログラム/摂動付与部/評価値算出部/更新部)
17 第2出力最適化プログラム(運転制御プログラム/設定変更部/遅れ時間算出部/評価値算出部/設定更新部)
18 データベース
21 ヨーモータ
22 ヨーブレーキ駆動アクチュエータ
23 ピッチ駆動アクチュエータ
24 ピッチブレーキ駆動アクチュエータ
31 風向センサ
32 風速センサ
33 荷重センサ
40 コントローラ
41 プラント(制御対象)
42 コントロール目標
43 最適化ツール
51 CPU
52 RAM
53 ROM
54 バス
55 安全制御プログラム(安全制御部)
102 ブレード
104 ハブ
105 ロータ(回転翼)
106 主軸
107 主軸軸受
108 ドライブトレイン
109 出力軸
110 発電機
112 ナセル
114 ナセル台板
116 タワー
118 ヨー旋回軸受
119 ヨー旋回機構
T,T1〜Tn 風車
LC1〜LCn ローカル制御装置
Claims (11)
- 複数の風車と、
前記複数の風車に対してそれぞれ設けられ、各々の前記風車のオーバースピード又はオーバーパワーの少なくとも一方を防止する制御、または、各々の前記風車のカットアウト制御の少なくとも一つの制御を行うための複数のローカル制御装置と、
前記複数の風車の最適化処理を行うとともに、前記最適化処理の結果に基づいて各々の前記風車のピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値の少なくとも一つを各々の前記ローカル制御装置に与えるように構成されたウィンドファーム制御装置と、
を備えることを特徴とするウィンドファーム。 - 少なくとも前記複数のローカル制御装置からの情報収集を行うための中央制御ユニットと、
前記中央制御ユニットと前記複数のローカル制御装置との間に設けられるネットワークハブと、
をさらに備え、
前記ウィンドファーム制御装置は、前記ネットワークハブを介して前記複数のローカル制御装置に接続されることを特徴とする請求項1に記載のウィンドファーム。 - 各々の前記ローカル制御装置は、各々の前記風車の運転データの一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るように構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のウィンドファーム。
- 前記ウィンドファーム制御装置は、
最適化対象の前記風車のうち少なくとも一つの設定変更風車の制御設定を変更するための設定変更部と、
最適化対象の前記風車のうち各々の前記設定変更風車よりも下流側に位置する1以上の風下側風車の各々について、前記設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記風下側風車に到達するまでの遅れ時間を算出するための遅れ時間算出部と、
前記最適化対象の前記風車の総出力を少なくとも含む評価値を求めるための評価値算出部と、
前記評価値に基づいて、前記最適化対象の前記風車のうち1以上の風車について制御設定を更新するための設定更新部と、
を含み、
前記評価値算出部は、前記設定変更風車の前記制御設定の変更時点から前記遅れ時間を経過した後の前記風下側風車の各々の出力を用いて前記最適化対象の前記風車の総出力を算出し、該総出力の算出結果から前記評価値を求める
ように構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のウィンドファーム。 - 前記ウィンドファーム制御装置は、前記複数の風車の出力を含む運転データの一次処理を開始するように前記複数のローカル制御装置にデータ処理開始指令を送るためのデータ処理開始指令部を含み、
各々の前記ローカル制御装置は、各々の前記風車の前記運転データの前記一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るように構成された
ことを特徴とする請求項4に記載のウィンドファーム。 - 前記少なくとも一つの設定変更風車は、
第1設定変更風車と、
前記第1設定変更風車よりも下流側に位置する第2設定変更風車と、
を含み、
前記設定変更部は、
前記第1設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記第2設定変更風車に到達するまで、前記第2設定変更風車の前記制御設定の前回値を保持し、
前記第1設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記第2設定変更風車に到達したとき、前記第2設定変更風車の前記制御設定を変更する
ように構成されたことを特徴とする請求項4又は5に記載のウィンドファーム。 - 前記制御設定は、各々の前記風車の発電出力指令、ピッチ角指令又は方位指令の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載のウィンドファーム。
- 複数の風車と、前記複数の風車に対してそれぞれ設けられる複数のローカル制御装置と、前記複数の風車の最適化処理を行うためのウィンドファーム制御装置と、を備えるウィンドファームの運転方法であって、
各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車のオーバースピード又はオーバーパワーの少なくとも一方を防止する制御、または、各々の前記風車のカットアウト制御の少なくとも一つの制御を行うステップと、
前記ウィンドファーム制御装置により前記複数の風車の最適化処理を行うステップと、
前記最適化処理の結果に基づいて各々の前記風車のピッチ角又は出力に関する制限値、もしくは、方位角又は風向偏差に関する指令値の少なくとも一つを前記ウィンドファーム制御装置から各々の前記ローカル制御装置に与えるステップと、
を備えることを特徴とするウィンドファームの運転方法。 - 各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車の運転データの一次処理を行うステップと、
前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送るステップと、を備えることを特徴とする請求項8に記載のウィンドファームの運転方法。 - 前記最適化処理を行うステップでは、
最適化対象の前記風車のうち少なくとも一つの設定変更風車の制御設定を変更し、
最適化対象の前記風車のうち各々の前記設定変更風車よりも下流側に位置する1以上の風下側風車の各々について、前記設定変更風車の前記制御設定の変更の影響が前記風下側風車に到達するまでの遅れ時間を算出し、
前記最適化対象の前記風車の総出力を少なくとも含む評価値を求め、
前記評価値に基づいて、前記最適化対象の前記風車のうち1以上の風車について制御設定を更新するとともに、
前記評価値を求める際、前記設定変更風車の前記制御設定の変更時点から前記遅れ時間を経過した後の前記風下側風車の各々の出力を用いて前記最適化対象の前記風車の総出力を算出し、該総出力の算出結果から前記評価値を求める
ことを特徴とする請求項8又は9に記載のウィンドファームの運転方法。 - 前記ウィンドファーム制御装置により、前記複数の風車の出力を含む運転データの一次処理を開始するように前記複数のローカル制御装置にデータ処理開始指令を送り、
各々の前記ローカル制御装置により、各々の前記風車の前記運転データの前記一次処理を行い、前記一次処理の結果を前記ウィンドファーム制御装置に送る
ことを特徴とする請求項10に記載のウィンドファームの運転方法。
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