[go: up one dir, main page]

JP2018107378A - 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018107378A
JP2018107378A JP2016255002A JP2016255002A JP2018107378A JP 2018107378 A JP2018107378 A JP 2018107378A JP 2016255002 A JP2016255002 A JP 2016255002A JP 2016255002 A JP2016255002 A JP 2016255002A JP 2018107378 A JP2018107378 A JP 2018107378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon carbide
oxide film
carbide semiconductor
film
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016255002A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 賢二
Kenji Suzuki
賢二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP2016255002A priority Critical patent/JP2018107378A/ja
Publication of JP2018107378A publication Critical patent/JP2018107378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】パッシベーション膜の機能を高めた炭化珪素半導体装置とその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の炭化珪素半導体装置100は、炭化珪素基板101と、炭化珪素基板101の主面上を覆う第1パッシベーション膜102Aと、第1パッシベーション膜102A上に形成された第2パッシベーション膜102Bと、を有し、第1パッシベーション膜102Aが、厚さ0.1μm以上の熱酸化膜である。【選択図】図1

Description

本発明は、炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法に関する。
一般に、炭化珪素半導体装置(デバイス)を構成する半導体基板の表面や、表面に形成されて露出した接合構造の終端部には、それらを保護する目的でパッシベーション膜が形成される。パッシベーション膜は、用途に応じた種々の材料、製法を用いて形成される。例えば特許文献1には、化学気相成長(CVD)法を用いて形成する酸化膜が、保護膜として記載されている。また、特許文献2には、ポリイミドからなるパッシベーション膜が記載されている。また、特許文献3には、炭化珪素基板の熱酸化膜の上にスパッタで形成した、非化学量論的窒化ケイ素からなるパッシベーション膜について記載されている。
図11(a)〜(c)に、従来のパッシベーション膜を備えた炭化珪素半導体装置200、300、400の模式的な断面図を示す。図11(a)、(b)に示すように、従来のパッシベーション膜には、ポリイミド膜202B、302Bの下層に、それぞれ、CVD酸化膜(SiO)202A、CVD窒化膜(SiN)302Aを使用したものがある。しかしながら、CVD酸化膜202Aは、ポーラスが大きいため、耐湿性が低く、デバイスの保護膜としての信頼性が十分でない。また、CVD窒化膜302Aは密着性が低く、剥がれやすい。従来のパッシベーション膜を用いる場合には、これらの問題に対応するための工夫が必要とされている。
熱酸化膜は、SiCとの密着性が高く、耐湿性はCVD酸化膜より優れているが、一般的には厚く形成することができないため、パッシベーション膜として用いることは難しいと考えられている。特許文献3では、熱酸化膜の厚さが100〜500オングストロームとされており、図11(c)に示すように、パッシベーション膜として厚さを積み増しするため、熱酸化膜402Aの上にCVD酸化膜402Cを形成してなる2層構造としたものが提案されている。ただし、この構造では、CVD酸化膜402Cの存在により、上述したように耐湿性が低くなり、デバイスの保護膜としての信頼性が不十分である。
特開平6−283523号公報 特開2013−219150号公報 特許第5254037号
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、パッシベーション膜の機能を高めた炭化珪素半導体装置とその製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、パッシベーション膜としての機能を高めた炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法を提供することを目的とする。
MOSFETのゲート部分等に用いる酸化膜は、MOSFETの電気特性を高める観点から薄いほど良いとされており、酸化膜を0.2μm程度まで厚く形成する動機は、これまで存在しなかった。そのため、従来の熱酸化炉は、1200℃以下の温度での処理を想定した構造となっており、酸化膜を0.2μm以上厚く形成するために必要な、1200℃を超える高温処理を可能とする構造のものは、存在しなかった。
こうした状況下、本発明者は、鋭意検討の結果、厚く形成した熱酸化膜とポリイミドからなる膜とを組み合わせることにより、パッシベーション膜としての機能が高まることを見出した。本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)本発明の一態様に係る炭化珪素半導体装置は、炭化珪素基板と、前記炭化珪素基板の主面上を覆う第1パッシベーション膜と、前記第1パッシベーション膜上に形成された第2パッシベーション膜と、を有し、前記第1パッシベーション膜が、厚さ0.1μm以上の熱酸化膜である。
(2)前記(1)に記載の炭化珪素半導体装置において、前記第2パッシベーション膜が、ポリイミドからなっていてもよい。
(3)前記(1)または(2)のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置において、前記炭化珪素基板の面方位が、オフ角を有する(0001)Si面、またはオフ角を有する(000−1)C面であってもよい。
(4)前記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置において、前記炭化珪素基板の主面に、ショットキーバリアダイオードおよび/または電界効果トランジスタが形成されていてもよい。
(5)本発明の一態様に係る炭化珪素半導体装置の製造方法は、炭化珪素基板と、前記炭化珪素基板の主面上を覆う第1パッシベーション膜と、前記第1パッシベーション膜に積層された第2パッシベーション膜と、を有する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、前記炭化珪素基板の主面を、1300℃以上の温度で熱酸化して前記第1パッシベーション膜を形成する熱酸化工程と、前記第1パッシベーション膜に対し、窒素を含む不活性ガス雰囲気中でアニール(Post Oxidation Anneal)を行うPOA工程と、を有する。
(6)前記(5)に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法において、前記POA工程における雰囲気ガスとして、窒素のみを用いてもよい。
(7)前記(5)または(6)のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法において、前記POA工程における処理温度を、前記熱酸化工程における処理温度と同じとしてもよい。
(8)前記(5)〜(7)のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法において、前記アニールを行った第1パッシベーション膜上に、直接、前記第2パッシベーション膜を形成する工程を有し、前記第2パッシベーション膜の材料としてポリイミドを用いてもよい。
(9)本発明の一態様に係る炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法は、炭化珪素半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法であって、熱酸化膜の形成温度を1300℃以上とし、前記熱酸化膜の形成後に連続して、窒素を含む不活性ガス雰囲気中でのアニール(POA)を行う。
(10)前記(9)に記載の炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法において、前記POAの温度を、前記熱酸化膜の形成温度と同じとする。
本発明の炭化珪素半導体装置では、パッシベーション膜が、0.1μm以上の十分な厚さを有する熱酸化膜と、ポリイミド膜とからなる2層構造を有している。熱酸化膜は、緻密で良質な構造を有しており、炭化珪素基板との密着性、耐湿性に優れているため、これを備えた本発明のパッシベーション膜は、従来のようにCVDで形成したパッシベーション膜に比べて、高い機能を有している。したがって、本発明のパッシベーション膜を用いて炭化珪素半導体装置を形成することにより、その電気特性の信頼性を向上させることができる。
本発明の炭化珪素半導体装置の製造方法では、パッシベーション膜を構成する酸化膜を熱酸化によって形成する。この熱酸化は、1300℃以上の高い温度で行うため、成長速度を高め、十分な厚さを有する酸化膜を形成することができ、ひいては高い機能を有するパッシベーション膜を形成することができる。したがって、熱酸化後に、CVD等を行って膜厚をさらに増加させる必要がなく、プロセスを簡略化することができる。
また、本発明の炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法では、炭化珪素の熱酸化膜の形成を1300℃以上の高い温度で行った後、POA工程の処理を行うことにより、厚くて且つ界面特性にすぐれた酸化膜を形成することができる。
本発明の一実施形態に係る炭化珪素半導体装置の断面図である。 (a)〜(e)図1の炭化珪素半導体装置の各製造工程における断面図である。 (a)〜(f)従来の炭化珪素半導体装置の各製造工程における断面図である。 (a)、(b)本発明の実施例1に係る炭化珪素半導体装置の電気特性を示すグラフである。 (a)、(b)比較例1に係る炭化珪素半導体装置の電気特性を示すグラフである。 (a)、(b)比較例2に係る炭化珪素半導体装置の電気特性を示すグラフである。 酸化膜の比較実験に係る炭化珪素半導体装置の製造過程において、パッシベーション膜(酸化膜)が形成される速度を示すグラフである。 酸化膜の比較実験に係る炭化珪素半導体装置を構成するパッシベーション膜の内部または界面に含まれる電荷量を示すグラフである。 酸化膜の比較実験に係る炭化珪素半導体装置を構成するパッシベーション膜の界面準位密度を示すグラフである。 酸化膜の比較実験に係る炭化珪素半導体装置を構成するパッシベーション膜の破壊電界を示すグラフである。 (a)〜(c)は、従来の炭化珪素半導体装置の断面図である。
以下、本発明について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴を分かりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等は実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、本発明の効果を奏する範囲で適宜変更して実施することが可能である。
[炭化珪素半導体装置の構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る炭化珪素半導体装置100の断面図である。炭化珪素半導体装置100は、炭化珪素基板(SiC基板)101と、炭化珪素基板の一方の主面101a上を覆う第1パッシベーション膜102Aと、第1パッシベーション膜102A上に形成された第2パッシベーション膜102Bと、を主な構成要素として有している。
炭化珪素基板の一方の主面101aから所定の深さの領域に、n型の炭化珪素エピタキシャル膜(SiCエピタキシャル膜)101Aが形成されている。以下では、炭化珪素基板の一方の主面101aが、炭化珪素エピタキシャル膜101Aの表面を意味するものとする。
図1では、さらに、炭化珪素基板の一方の主面101aに機能部(機能素子)110が形成されている場合について示している。機能部110は、炭化珪素半導体装置100の電子デバイスとしての動作を直接担う部分であり、例えばショットキーバリアダイオード(SBD)、電界効果トランジスタ(FET)等が挙げられる。図1では、機能部110がショットキーバリアダイオードの構造を有している場合について、例示されている。具体的には、炭化珪素基板の一方の主面101aに、ショットキー電極103、表面PAD電極104が順に形成されている。また、炭化珪素エピタキシャル膜101Aには、P型イオン注入領域101Bが形成されている。
炭化珪素基板の一方の主面101aは、面方位が、オフ角(オフセット角)を有する(0001)Si面、またはオフ角を有する(000−1)C面であることが好ましい。特に、(0001)Si面は、ドーピングを行う際に、(000−1)C面に比べてC/Si比の影響を受けにくく、キャリア濃度を均一に維持させやすいため、機能部110を形成して動作させる上でより好ましい。
ショットキー電極103の材料としては、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)等が挙げられる。後述する実施例では、Moを用いた場合について例示している。
表面PAD電極104、裏面PAD電極105は、Ni膜、Ti膜、Al膜等を積層してなる金属膜(積層膜)である。この場合のNi膜、Ti膜、Al膜の厚さは、それぞれ、100nm程度、150nm程度、4nm程度とすることが好ましい。
第1パッシベーション膜102Aは、厚さ0.1μm以上の熱酸化膜(SiO膜)である。この熱酸化膜は、炭化珪素エピタキシャル膜101Aの被成膜面(ここでは主面101a)近傍に拡散させた酸素分子が、そこに存在するシリコン原子と結合して形成されるものである。そのため、炭化珪素基板102と第1パッシベーション膜102Aとの間には、連続的な結晶構造を有する良好な界面が形成されている。また、この熱酸化膜は、後述するように1300℃以上の高い温度で形成されたものであるため、緻密で良質な膜となっている。また、この熱酸化膜は、耐薬品性においてもCVD酸化膜より優れている。
なお、CVD酸化膜は熱酸化に比べて低温で形成できるが、SiCとOの比は成膜条件依存が大きく、未結合の手も多数あり、膜質や膜厚精度(均一性)も熱酸化膜に比べて劣っており、また耐圧も熱酸化膜に比べて劣っている。
第2パッシベーション膜102Bは、ポリイミド(ポリイミド系樹脂)からなる。ポリイミドは、他の有機材料に比較して耐熱性が高く、かつ、電気的特性および機械的特性に優れているなどの利点を有している。第2パッシベーション膜102Bの厚さは、第1パッシベーション膜102Aの約50倍以上100倍以下であることが好ましい。第2パッシベーション膜102Bは、第1パッシベーション膜102A上に直接形成されていることが好ましい。
本実施形態に係るパッシベーション膜102は、0.1μm以上の十分な厚さを有する熱酸化膜と、ポリイミド膜とからなる2層構造を有している。熱酸化膜は、緻密で良質な構造を有しており、炭化珪素基板101との密着性、耐湿性に優れているため、これを備えたパッシベーション膜102は、従来のようにCVDで形成したパッシベーション膜に比べて、高い機能を有している。したがって、本実施形態に係るパッシベーション膜102を用いて炭化珪素半導体装置100を形成することにより、その電気特性の信頼性を向上させることができる。
[炭化珪素半導体装置の製造方法]
本実施形態に係る炭化珪素半導体装置100は、主に次の工程A1〜A8を経て製造することができる。
<工程A1>
図2(a)に示すように、一方の主面101aにn型の炭化珪素エピタキシャル膜101Aが形成された、炭化珪素基板101を準備する。
<工程A2>
フォトリソグラフィ法を用いて、炭化珪素エピタキシャル膜101Aの所定の領域に、アルミニウム(Al)等のp型不純物のイオンを注入し、p型イオン注入領域101Bを形成する。ここでのp型イオン注入領域101Bは、後工程で形成するショットキー電極と少なくとも一部が重なる位置において、炭化珪素基板の一方の主面101aから0.8μm程度の深さの領域となる。
<工程A3(熱酸化(ドライ酸化)工程)>
炭化珪素エピタキシャル膜101Aが形成された炭化珪素基板101を、SiCチューブで構成される熱酸化炉内に配置し、カンタルヒーターを用いてこの炭化珪素基板101を加熱(熱酸化、ドライ酸化)する。これにより、図2(a)に示すように、炭化珪素基板の一方の主面101aに対して熱酸化膜(第1パッシベーション膜)102Aを形成することができる。
通常は、石英チューブで構成される熱酸化炉が用いられるが、このタイプの熱酸化炉では、加熱温度は最大でも1200℃であり、この場合に形成される熱酸化膜の厚さは、0.05μm程度にしかならない。これに対し、上記SiCチューブおよびカンタルヒーターを用いるタイプでは、1350℃以上の高い温度での加熱が可能となる。1350℃まで加熱する場合の酸化レートは、同じ供給酸素流量で、1200℃まで加熱する場合の酸化レートの約8倍になる。そのため、1350℃まで加熱する場合には、1200℃まで加熱する場合と同じ酸化時間で、厚さ0.2μmの熱酸化膜を形成することができる。
形成する熱酸化膜の厚さを0.1μm以上とするため、ここでの加熱温度は1300℃以上とすることが好ましく、加熱時間は50分以上とすることが好ましい。
<工程A4(POA工程)>
熱酸化工程を経た被処理体をアニール炉内に配置し、炉内を窒化系ガス(NまたはNO)雰囲気とした上で、第1パッシベーション膜102Aに対してアニール(POA:Post Oxidation Anneal)処理を行う。ここでの加熱温度は、1300℃以上1350℃以下とすることが好ましく、加熱時間は、30分以上60分以下とすることが好ましい。POA処理は、熱酸化後に連続して行うことが好ましい。POA処理の温度は、熱酸化の温度と同じとすることが好ましい。この場合、熱酸化工程とPOA工程との間に、炉内の温度を上昇・下降させるステップが不要となり、炉内のガスの切り替え(O→N)だけ行えばよいことになるため、工程間の処理を簡略化することができる。
このアニールにより、第1パッシベーション膜102Aが強固となり、また基板に対する付着強度を高めることができる。ここでのPOA処理は、熱酸化膜の硬質化を図るものである。高温熱酸化により形成された緻密な熱酸化膜に対して窒化系ガスを導入した高温POA処理を行うことにより、密着性を維持して硬質化した熱酸化膜を得ることができる。この熱酸化膜は、耐湿性にも優れており、パッシベーション膜としての優位性を有している。
<工程A5(裏面電極形成工程)>
図2(a)に示すように、炭化珪素基板の他方の主面101bに裏面オーミック電極105を形成する。具体的には、まず、コーターデベロッパーで一方の主面101aにレジストを塗布して保護した後、工程A3で他方の主面101bに形成された熱酸化膜を、フッ酸処理で除去する。続いて、露出した炭化珪素基板の他方の主面101bに対して、スパッタ法または蒸着法を用いて、Ni等からなる金属膜を100nm程度形成する。さらに、不活性ガス雰囲気または真空中で、約950℃の熱処理を5分程度行うことにより、炭化珪素基板とオーミックコンタクトする裏面電極105が得られる。
<工程A6(ショットキー電極形成工程)>
図2(b)に示すように、フッ酸によるエッチング処理を行って、電極形成領域の熱酸化膜102Aを除去する。続いて、図2(c)に示すように、エッチング処理によって露出した炭化珪素基板の一方の主面101aに対し、スパッタ法または蒸着法を用いて、ショットキー電極103を形成する。さらに、不活性ガス雰囲気または真空中で、約650℃の熱処理を10分程度行うことにより、ショットキー電極アニールを行う。
<工程A7(表面電極形成工程)>
図2(c)に示すように、工程A6で形成したショットキー電極103上に、スパッタ法または蒸着法を用いて、Ni膜、Ti膜、Al膜を積層してなる金属膜を約4.2um形成し、PAD電極104が得られる。
<工程A8>
図2(d)に示すように、塗布法により、電極形成工程を経た被処理体の全面に、感光性のポリイミド膜(第2パッシベーション膜)102Bを形成する。第2パッシベーション膜102Bは、第1パッシベーション膜102A上に直接形成されることになる。続いて、図2(e)に示すように、エッチング処理を行って表面PAD電極104の少なくとも一部を露出させることにより、本実施形態に係る炭化珪素半導体装置100が得られる。
次に、本実施形態に係る炭化珪素半導体装置100の製造方法を、図11(c)に示した従来構造の炭化珪素半導体装置400の製造方法と比較する。そのために、炭化珪素半導体装置400の製造方法について、図3(a)〜(f)を用いて説明する。炭化珪素半導体装置400は、主に次の工程B1〜B8を経て製造することができる。
<工程B1>
工程A1と同様に、一方の主面401aにn型の炭化珪素エピタキシャル膜401Aが形成された、炭化珪素基板401を準備する。
<工程B2>
工程A2と同様に、炭化珪素エピタキシャル膜401Aの所定の領域に、p型イオン注入領域401Bを形成する。
<工程B3(熱酸化(ドライ酸化)工程)>
炭化珪素エピタキシャル膜401Aが形成された炭化珪素基板401を、従来の石英チューブで構成される熱酸化炉内に配置し、この炭化珪素基板401を加熱する。これにより、図3(a)に示すように、炭化珪素基板の一方の主面401aに対して熱酸化膜402Aを形成することができる。加熱温度は、最大でも1200℃であるため、形成される熱酸化膜402Aの厚さは最大で500Å程度となる。
<工程B4(CVD酸化工程)>
パッシベーション膜として機能する2000Å程度の厚さの酸化膜を形成するため、図3(b)に示すように、熱酸化膜402Aの上に1500Å程度の厚さのCVD酸化膜402Cを形成する。
<工程B5(裏面電極形成工程)>
工程A5と同様に、図3(b)に示すように、炭化珪素基板の他方の主面401bに裏面オーミック電極405を形成する。
<工程B6(ショットキー電極形成工程)>
工程A6と同様に、図3(c)に示すように、電極形成領域の熱酸化膜402Aを除去し、図3(d)に示すように、炭化珪素基板の一方の主面401aに対し、スパッタ法または蒸着法を用いてショットキー電極403を形成する。
<工程B7(表面電極形成工程)>
工程A7と同様に、図3(d)に示すように、工程B6で形成したショットキー電極403上に、スパッタ法または蒸着法を用いて、Ni膜、Ti膜、Al膜を積層してなる金属膜を約4.2um形成し、PAD電極404が得られる。
<工程B8>
図3(e)に示すように、塗布法により、電極形成工程を経た被処理体の全面に、感光性のポリイミド膜(第2パッシベーション膜)402Bを形成する。続いて、図3(f)に示すように、エッチング処理を行って表面PAD電極404の少なくとも一部を露出させることにより、従来構造の炭化珪素半導体装置400が得られる。
従来の構造の炭化珪素半導体装置400の製造方法では、パッシベーション膜を構成する酸化膜を、熱酸化、CVD酸化の2工程を経て形成するのに対し、本実施形態に係る炭化珪素半導体装置100の製造方法では、熱酸化の1工程のみを経て形成することができる。
なお、CVD膜402Cはポーラスを多く含んでおり、緻密な熱酸化膜402Aに比べてエッチング速度が大きい。そのため、工程B6において、フッ酸によるエッチング処理を行った際に、酸化膜402AとCVD膜402Cとで削れ量が異なり、炭化珪素基板の一方の主面101aに対して垂直な壁面(エッチング面)を形成することが難しい。この場合、エッチングされた領域に形成する電極のサイズが変化することになるため、所定の電気特性が得られない虞がある。
これに対し、本実施形態のパッシベーション膜は、熱酸化膜のみで構成されているため、膜全体にわたってエッチング速度が均一である。したがって、本実施形態に係る炭化珪素半導体装置400の製造方法では、パッシベーション膜に対してエッチング処理を行った際に、垂直な壁面を形成することができるため、上記のような問題が生じることはない。
本実施形態に係る炭化珪素半導体装置100の製造方法では、パッシベーション膜103を構成する酸化膜を熱酸化によって形成する。この熱酸化は、1300℃以上の高い温度で行うため、成長速度を高め、十分な厚さを有する酸化膜を形成することができ、ひいては高い機能を有するパッシベーション膜102を形成することができる。したがって、熱酸化後に、CVD等を行って膜厚をさらに増加させる必要がなく、プロセスを簡略化することができる。
本明細書では、熱酸化膜の形成温度を1300℃以上とし、引き続いて窒素雰囲気でPOAを行うことにより作成した酸化膜に、ポリイミドを用いた第2のパッシベーション膜を形成して用いる例を示したが、この0.1μmの厚い熱酸化膜は他の構造の保護膜として用いることもできる。
以下、実施例により本発明の効果をより明らかなものとする。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。
(実施例1)
上述した実施形態に係る炭化珪素半導体装置100において、機能部110を構成するショットキーバリアダイオードの電流電圧特性を調べた。炭化珪素半導体装置100を製造する際の各種条件を、次のように設定した。
熱酸化膜103Aを形成する際の加熱温度を1350℃とし、加熱時間を100分とし、その結果として、厚さ0.2μmの熱酸化膜103Aを炭化珪素基板101上に形成した。形成した熱酸化膜103Aに対して、窒素雰囲気でのPOA処理を行った。このとき、加熱温度を1350℃とし、加熱時間を30分とした。また、ポリイミド原料の塗布条件を調整して、厚さ10μmのポリイミド膜を熱酸化膜103Aの上に形成した。ショットキー電極103、表面PAD電極104、裏面PAD電極105の厚さを、それぞれ、0.1μm、4.2μm、0.7μmとした。
図4(a)は、炭化珪素基板101の各位置における、ショットキーバリアダイオードの順方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、順方向電圧V[V]、順方向電流I[A]を示している。図4(a)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきがなく、また所定の電流値が得られており、順方向においては電流電圧特性が良好であることが分かる。
図4(b)は、炭化珪素基板101の各位置における、ショットキーバリアダイオードの逆方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、逆方向電圧V[V]、逆方向電流I[A]を示している。図4(b)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきがなく、また、耐圧の設計値(ここでは1200V)において、逆方向リーク電流が10μAに抑えられており、逆方向においても電流電圧特性が良好であることが分かる。
(比較例1)
図11(a)に示す従来の構成による炭化珪素半導体装置200において、機能部を構成するショットキーバリアダイオードの電流電圧特性を調べた。炭化珪素半導体装置を製造する際に、ポリイミド膜とともに2層構造を形成する酸化膜(SiO膜)を、プラズマCVDによる厚さ2000ÅのCVD酸化膜とした。それ以外の構成については、実施例1と同様である。
図5(a)は、炭化珪素基板201の各位置における、ショットキーバリアダイオードの順方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、順方向電圧V[V]、順方向電流I[A]を示している。図5(a)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきが大きく、所定の電流値が得られていないものも見られ、順方向においては電流電圧特性が良好でないことが分かる。
図5(b)は、炭化珪素基板201の各位置における、ショットキーバリアダイオードの逆方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、逆方向電圧V[V]、逆方向電流I[A]を示している。図5(b)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきが大きく、また、耐圧の設計値(ここでは1200V)において逆方向リーク電流が1mAも流れており、逆方向においても電流電圧特性が良好でないことが分かる。
(比較例2)
図11(c)に示す従来の構成による炭化珪素半導体装置400において、機能部を構成するショットキーバリアダイオードの電流電圧特性を調べた。炭化珪素半導体装置を製造する際に、ポリイミド膜とともに3層構造を形成する酸化膜(SiO膜)のうち、下層側を厚さ500Åの熱酸化膜とし、上層側をプラズマCVDによる厚さ1500ÅのCVD酸化膜とした。それ以外の構成については、実施例1と同様である。
図6(a)は、炭化珪素基板401の各位置における、ショットキーバリアダイオードの順方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、順方向電圧V[V]、順方向電流I[A]を示している。図6(a)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきは少なく、また所定の電流値が得られている。順方向の電流電圧特性は、酸化膜をCVDのみで形成する場合(比較例1)に比べて改善されていることが分かる。
図6(b)は、炭化珪素基板401の各位置における、ショットキーバリアダイオードの逆方向の電流電圧特性を示すグラフである。グラフの横軸、縦軸は、それぞれ、逆方向電圧V[V]、逆方向電流I[A]を示している。図5(b)のグラフから、位置ごとの電流ばらつきが大きく、また、耐圧が設計値(ここでは1200V)に達していないものがあり、逆方向においては電流電圧特性が良好でないことが分かる。
(実施例2)
<酸化膜形成方法の比較>
異なる酸化膜形成方法での酸化膜質性能試験を行った。
下記[1]〜[5]の条件で熱酸化およびPOA処理を行った場合について、酸化レート(酸化速度)、酸化膜内・界面における電荷量、界面準位密度、酸化膜破壊電界を、MOSキャパシタ(MOSCAP)素子を作成して調べた。MOSCAP素子の構造は、炭化珪素エピタキシャルウエハのエピタキシャル側表面に酸化膜を形成し、上面及び下面に特性測定用の電極を形成し、素子間を分離したものである。酸化膜が形成される面は(0001)Si面である。
酸化膜及びPOAの形成条件として、次の5種類([1]〜[5])を比較した。[1]が熱酸化膜の形成温度が1300℃以上で熱酸化工程の処理後に連続してPOA工程を行った本発明の条件である。
[1]ドライ酸化/酸化種:O、N−POA/処理温度:1350℃
[2]ドライ酸化/酸化種:O、N−POA/処理温度:1200℃
[3]ドライ酸化/酸化種:O、NO−POA/処理温度:1200℃
[4]ドライ酸化/酸化種:O、H−POA/処理温度:1200℃
[5]ウェット酸化(パイロジェニック酸化)/酸化種:N/処理温度:1200℃
図7は、上記[1]〜[5]の条件でPOA処理を行った場合の酸化レート(nm/min)を示すグラフである。横軸には、上記[1]〜[5]の条件を、左側から順に略称で示している。図7に示すように、[1]の条件で熱酸化およびPOA処理を行った場合の酸化レートは、[2]〜[4]の条件で行った場合の約8倍になっている。この結果から、高温のドライ酸化(熱酸化)とNガスを導入したPOA処理との組み合わせが、酸化膜を厚く形成する上で、より好適な条件であることが分かる。
ドライ酸化プロセスに比べてウェット酸化プロセスは複雑であり、ウェット酸化で形成した膜は、一般に膜質が安定しないため、熱酸化膜の形成は、ドライ酸化で行うことが好ましい。したがって、[5]の条件で熱酸化およびPOA処理を行った場合の酸化レートが、[2]〜[4]の条件で行った場合の約3.3倍になっているが、ウェット酸化を行う点において、好ましい条件とはいえない。
なお、Si面とC面との熱酸化レートを比較すると、同じ熱酸化条件で、C面の熱酸化レートは、Si面熱酸化レートの約3倍になる。
図8は、上記[1]〜[5]の条件でPOA処理を行った場合に、酸化膜内・界面に発生する電荷量Qeff(C/cm)を示すグラフである。図8に示すように、[1]の条件でPOA処理を行った場合に、電荷量Qeffが最も小さく抑えられていることから、窒素ガスを導入した高温のドライ酸化が、帯電によるダメージを回避する上でも、より好適な条件であることが分かる。反対に、[4]の条件でPOA処理を行った場合には、電荷量Qeffが特に多いことから、帯電によるダメージを回避する上では、水素ガスを導入するだけでは不十分であり、窒素ガスの導入が有効であることが分かる。
図9は、上記[1]〜[5]の条件でPOA処理を行った場合に、酸化膜界面に発生する界面準位の密度Dit(eV−1・cm−2)、を示すグラフである。図9に示すように、[1]の条件でPOA処理を行った場合に、界面準位密度Ditが最も小さく抑えられていることから、窒素ガスを導入した高温のドライ酸化が、界面準位の発生を抑える上でも、より好適な条件であることが分かる。また、[1]の条件でPOA処理を行った場合には、界面準位密度Ditが、[2]の条件でPOA処理を行った場合の1/3以下に抑えられていることから、熱酸化の処理温度を高めることの有効性を確認することができる。
図10は、上記[1]〜[5]の条件でPOA処理を行った場合に、酸化膜の破壊電界(MV/cm)を示すグラフである。いずれの条件でPOA処理を行った場合でも、酸化破壊電界は同程度の大きさであることが分かる。
以上の結果から、本発明の熱酸化膜の形成方法は、総合的に優れていることが分かる。
(実施例3)
従来構造の炭化珪素半導体装置と本発明の炭化珪素半導体装置とで、高温高湿バイアス試験を行った。具体的には、恒温槽を用いた温度=85℃、湿度=85%の条件下で、デバイスに規定値のバイアスを印加し、連続試験1000時間での電気特性(I(逆方向電流)、V(逆方向電圧))の異常の発生率を、不良率として判定した。不良率0%のものを合格として判定した。
従来構造の炭化珪素半導体装置としては、図11(c)に示した、2層構造の酸化膜(熱酸化膜+CVD酸化膜)を有するタイプのものを用いた。熱酸化膜の厚さを500Å、CVD酸化膜の厚さを1500Åとした。本発明の炭化珪素半導体装置では、熱酸化膜の厚さを2000Åとした。
従来構造の炭化珪素半導体装置では、連続試験700時間までは合格率100%(不良率0%)で良好であったが、700時間以上経過したところで全滅し、合格率0%(不良率100%)となった。
本発明の炭化珪素半導体装置では、連続試験1000時間において、合格率100%(不良率0%)であり、本発明の効果が確認された。本発明で行う1350℃ドライ酸化(+1350℃POA処理)は、酸化レートが早いので、長い時間を要さずに1000Å以上の酸化膜を形成することができる。また、酸化膜中および界面の電荷量が低く、パッシベーションとしては電流のパスを抑制できるので、リーク抑制や耐圧向上の効果が期待でき、パッシベーション膜としての信頼性(寿命)も十分に得られる。
本発明の炭化珪素半導体装置とその製造方法は、炭化珪素パワー半導体デバイスの表面保護膜を形成する技術として、広く活用することができる。
100、200、300、400・・・炭化珪素半導体装置
101、201、301、401・・・炭化珪素基板
101a、201a、301a、401a・・・炭化珪素基板の一方の主面
101b、101b、101b、101b・・・炭化珪素基板の他方の主面
101A、201A、301A、401A・・・炭化珪素エピタキシャル膜
101B、201B、301B、401B・・・P型イオン注入領域
102、202、302、402・・・パッシベーション膜
102A、402A・・・熱酸化膜(第1パッシベーション膜)
102B、202B、302B、402B・・・ポリイミド膜(第2パッシベーション膜)
202A、402C・・・CVD酸化膜
302A・・・CVD窒化膜
103、203、303、403・・・ショットキー電極
104、204、304、404・・・表面PAD電極
105、205、305、405・・・裏面PAD電極
110、210、310、410・・・機能部

Claims (10)

  1. 炭化珪素基板と、
    前記炭化珪素基板の主面上を覆う第1パッシベーション膜と、
    前記第1パッシベーション膜上に形成された第2パッシベーション膜と、を有し、
    前記第1パッシベーション膜が、厚さ0.1μm以上の熱酸化膜であることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
  2. 前記第2パッシベーション膜が、ポリイミドからなることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
  3. 前記炭化珪素基板の面方位が、オフ角を有する(0001)Si面、またはオフ角を有する(000−1)C面であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置。
  4. 前記炭化珪素基板の主面に、ショットキーバリアダイオードおよび/または電界効果トランジスタが形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置。
  5. 炭化珪素基板と、前記炭化珪素基板の主面上を覆う第1パッシベーション膜と、前記第1パッシベーション膜に積層された第2パッシベーション膜と、を有する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    前記炭化珪素基板の主面を、1300℃以上の温度で熱酸化して前記第1パッシベーション膜を形成する熱酸化工程と、
    前記第1パッシベーション膜に対し、窒素を含む不活性ガス雰囲気中でアニール(Post Oxidation Anneal)を行うPOA工程と、を有することを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
  6. 前記POA工程における雰囲気ガスとして、窒素のみを用いることを特徴とする請求項5に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  7. 前記POA工程における処理温度を、前記熱酸化工程における処理温度と同じとすることを特徴とする請求項5または6のいずれかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  8. 前記アニールを行った第1パッシベーション膜上に、直接、前記第2パッシベーション膜を形成する工程を有し、
    前記第2パッシベーション膜の材料としてポリイミドを用いることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
  9. 炭化珪素半導体基板の表面に熱酸化膜を形成する炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法であって、
    熱酸化膜の形成温度を1300℃以上とし、前記熱酸化膜の形成後に連続して、窒素を含む不活性ガス雰囲気中でのアニール(POA)を行うことを特徴とする炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法。
  10. 前記POAの温度を、前記熱酸化膜の形成温度と同じとすることを特徴とする請求項9に記載の炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法。
JP2016255002A 2016-12-28 2016-12-28 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法 Pending JP2018107378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255002A JP2018107378A (ja) 2016-12-28 2016-12-28 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255002A JP2018107378A (ja) 2016-12-28 2016-12-28 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018107378A true JP2018107378A (ja) 2018-07-05

Family

ID=62787986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016255002A Pending JP2018107378A (ja) 2016-12-28 2016-12-28 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018107378A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020181873A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 トヨタ自動車株式会社 半導体装置とその製造方法
CN113594229A (zh) * 2021-07-26 2021-11-02 西安电子科技大学 具有高k场板的氮化镓肖特基势垒二极管及其制作方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283201A (ja) * 2008-06-09 2008-11-20 National Institute Of Advanced Industrial & Technology コールドウォール型熱処理炉および絶縁膜形成装置
JP2012012227A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 New Japan Radio Co Ltd 結晶欠陥の除去方法
WO2013183677A1 (ja) * 2012-06-06 2013-12-12 ローム株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2013254858A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2014011342A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2014060276A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2015115373A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015198131A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 富士電機株式会社 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2016096247A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社デンソー 半導体基板およびその製造方法
JP2016178336A (ja) * 2016-06-10 2016-10-06 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283201A (ja) * 2008-06-09 2008-11-20 National Institute Of Advanced Industrial & Technology コールドウォール型熱処理炉および絶縁膜形成装置
JP2012012227A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 New Japan Radio Co Ltd 結晶欠陥の除去方法
WO2013183677A1 (ja) * 2012-06-06 2013-12-12 ローム株式会社 半導体装置およびその製造方法
JP2013254858A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2014011342A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2014060276A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Denso Corp 炭化珪素半導体装置
JP2015115373A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2015198131A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 富士電機株式会社 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2016096247A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社デンソー 半導体基板およびその製造方法
JP2016178336A (ja) * 2016-06-10 2016-10-06 住友電気工業株式会社 半導体装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020181873A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 トヨタ自動車株式会社 半導体装置とその製造方法
JP7081564B2 (ja) 2019-04-24 2022-06-07 株式会社デンソー 半導体装置とその製造方法
CN113594229A (zh) * 2021-07-26 2021-11-02 西安电子科技大学 具有高k场板的氮化镓肖特基势垒二极管及其制作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5525940B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP3559971B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP4291875B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP5584823B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
CN105940498B (zh) 碳化硅半导体装置的制造方法及碳化硅半导体装置
CN100547807C (zh) 半导体器件及其制造方法
JP5889171B2 (ja) 炭化珪素半導体装置及びその製造方法
WO2013084620A1 (ja) 半導体装置の製造方法
US20150295096A1 (en) Semiconductor Device And Manufacturing Method Thereof
US20250006795A1 (en) Method of manufacturing silicon carbide semiconductor device and silicon carbide semiconductor device
US10032894B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing silicon carbide semiconductor device
US10147797B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing silicon carbide semiconductor device
JPH0350414B2 (ja)
US9496366B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide (SiC) semiconductor device by introducing nitrogen concentration of 5X1019 cm-3 or more at a boundary surface between thermal oxide film and the SiC substrate and then removing the thermal oxide film
JP4521327B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2018107378A (ja) 炭化珪素半導体装置とその製造方法、炭化珪素半導体の酸化膜の形成方法
JP6582537B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
US8716129B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
US9887270B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing silicon carbide semiconductor device
US20250142934A1 (en) Semiconductor device and method for manufacturing semiconductor device
JP2012138552A (ja) ショットキーダイオードおよびその製造方法
JP7760850B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法および炭化珪素半導体装置
JP6369366B2 (ja) 半導体装置の製造方法
CN110854062B (zh) 氧化镓半导体结构、mosfet器件及制备方法
JP2005033030A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210302