JP2018105582A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷蔵庫本体の壁厚を薄くしつつその剛性を高めた冷蔵庫の提供。【解決手段】外箱両側板2bとこれを連結する前板部材62との連結部分に側板枠部61a、縦枠部61b、支持枠部61dの三軸構成からなる枠補強部材61を固定するとともに、当該枠補強部材61に略L字状の補助補強部材63を重ね固定した構成としてある。これにより、外箱は枠補強部材61の縦枠部、横枠部、支持枠部の三軸で補強されるとともに、当該枠補強部材61による補強作用を補助補強部材63がサポートするので、本体の剛性は高いものとなる。よって、本体壁圧を薄くして貯蔵室容積を増大させることができるとともに本体壁圧の薄型化により発泡断熱材による補強効果が低減しても本体の剛性は十分高いものとすることができる。【選択図】図15
Description
本発明は冷蔵庫に関し、特に、その本体外箱の剛性を向上させる構成に関するものである。
一般に冷蔵庫は内箱と外箱との間に真空断熱材を配置し発泡ウレタン等の発泡断熱材を充填して冷蔵庫本体を構成しており、冷蔵庫本体の大型化に伴いその剛性を高めるべく種々の補強対策が講じられている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、近年、家庭用冷蔵庫は真空断熱材を多用することによって外形を大きくすることなく大容量化することが進められており、冷蔵庫本体の内外箱間の壁厚は薄くなりつつある。そのため、冷蔵庫本体の内外箱間に充填してある発泡断熱材による強度維持効果が低減してきており、前記特許文献1記載の補強構成では特に壁厚を薄くして大容量化している冷蔵庫においては強度不足気味になりつつあり、さらなる補強構成の強化が必要となりつつある。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、冷蔵庫本体の壁厚を薄くしつつその剛性を高めた冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は上記目的を達成するため、冷蔵庫本体の外箱両側板の正面側を前板部材で連結し、前記両側板と前板部材との連結部分に枠補強部材を設け、この枠補強部材は縦枠部と側板枠部と支持枠部との三軸構成とするとともに、縦枠部を前記側板の前縁部に沿わせ、側板枠部を前記側板の下端縁に沿わせ、更に支持枠部を前記前板部材に沿わせてそのそれぞれに固定し、更に、前記枠補強部材に略L字状の補助補強部材を重ね固定した構成としてある。
これにより、本体外箱はその両側板と前板部材との連結が枠補強部材によって強化され、剛性が向上するとともに、上記枠補強部材に重ね固定した補助補強部材が枠補強部材自体の強度を補強するので、更に本体外箱の剛性レベルを向上することができ、本体壁厚が薄くても十分な剛性を確保することができる。
本発明は、上記構成によって、本体壁厚を薄くしても十分な強度が確保でき、大容量で剛性の高い冷蔵庫を提供することができる。
第1の発明は、冷蔵庫本体の外箱両側板の正面側を前板部材で連結し、前記両側板と前板部材との連結部分に枠補強部材を設け、この枠補強部材は縦枠部と側板枠部と支持枠部との三軸構成とするとともに、縦枠部を前記側板の前縁部に沿わせ、側板枠部を前記側板の下端縁に沿わせ、更に支持枠部を前記前板部材に沿わせてそのそれぞれに固定し、更に、前記枠補強部材に略L字状の補助補強部材を重ね固定した構成としてある。
これにより、本体外箱はその両側板と前板部材との連結が枠補強部材によって強化され、剛性が向上するとともに、上記枠補強部材に重ね固定した補助補強部材が枠補強部材自体の強度を補強するので、更に本体外箱の剛性レベルを向上することができ、本体壁厚が薄くても十分な剛性を確保することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記補助補強部材は垂直片と水平片からなり、前記垂直片と水平片を枠補強部材の側板枠部と縦枠部と支持枠部に固定し、かつ、前記補助補強部材の垂直片は側板枠部と縦枠部とに跨るように三角形状とした構成としてある。
これにより、補助補強部材が補助金具の側板枠部と縦枠部と支持枠部を補強する形となり、しかも、補助金具の側板枠部と縦枠部とに跨って固定した補助補強部材の垂直片の三角形状部分が前記補助金具の側板枠部と縦枠部とを支える梁として作用し、枠補強部材による補強作用を強力にサポートするので、本体外箱の剛性レベルを一段と高いものにすることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記補助補強部材は垂直片と水平片に跨って複数本のビードを設けた構成としてある。
これにより、補助補強部材自体の強度を向上することができ、補助補強部材による補強効果を高めて本体剛性を更に高めることができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記補助補強部材は垂直片を枠補強部材の側板枠部と縦枠部に溶接固定し、水平片は枠補強部材の支持枠部を介して前板部材にビス止め固定した構成としてある。
これにより、補助補強部材と枠補強部材とは一体物となり、本体組立工程において、補助補強部材を枠補強部材に取付ける工数を削減できるとともに、補助補強部材と枠補強部材との一体物は本体外箱を上下反転させて外箱底面側から簡単にビス止め固定することができ、生産性を向上させることができる。 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図13は冷蔵庫の全体及び断熱構成等各部構成を説明する図、図14〜図22は冷蔵庫本体の本体外箱補強構成を説明する図、図23〜図29は冷蔵庫の除霜水蒸発構成を説明する図である。
図1〜図13は冷蔵庫の全体及び断熱構成等各部構成を説明する図、図14〜図22は冷蔵庫本体の本体外箱補強構成を説明する図、図23〜図29は冷蔵庫の除霜水蒸発構成を説明する図である。
(1.冷蔵庫の全体構成)
まず図1〜図13を用いて冷蔵庫の全体構成を説明する。
まず図1〜図13を用いて冷蔵庫の全体構成を説明する。
図1〜図13において、冷蔵庫本体1は、図3に示すように前方に開口する金属製(例えば鉄板)の外箱2と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱3と、これら外箱2と内箱3との間に充填した硬質ウレタン等の発泡断熱材4とからなる。そして、前記冷蔵庫本体1はその外箱2と内箱3との間の側面、背面、天井面には真空断熱材51、52、53が設置してある。この冷蔵庫本体1の断熱構成については後述する。
上記冷蔵庫本体1はその内部に複数の貯蔵室、例えば、冷蔵室6と、冷蔵室6の下に位置する切替室7及び切替室7の横に並設した製氷室8と、切替室7及び製氷室8の下部に位置する冷凍室9と、冷凍室9の下部に位置する野菜室10とが設けてあって、それぞれ扉11,12,13,14、15によって開閉自在としてある。
また、前記冷蔵庫本体1には冷却室16が設けてあり、冷気を生成する冷却器17と、冷気を各室に供給する冷気循環ファン18とが設けてある。そして、上記冷却器17の下方にはヒータ等の除霜手段19が設けてある。
また、前記冷蔵庫本体1内には冷蔵室6、冷凍室9、野菜室10等に冷気を供給するダクト20が設けてあり、冷凍室9或いは冷蔵室6等に設けた温度検知センサー(図示せず)からの出力に基づきダンパ等(図示せず)を開閉して各室を所定温度に冷却するようになっている。
更に、上記冷蔵庫本体1の天井部後方には上機械室21、下部には下機械室22が設けてある。上機械室21には圧縮機23が設置してあり、図4に示すように、圧縮機23、コンデンサ24、放熱用の放熱パイプ25、キャピラリーチューブ26、前記した冷却器17を順次環状に接続して冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルに冷媒を封入して冷却運転を行うように構成してある。
この実施の形態では、上記放熱パイプ25の一部は三方弁27を介して冷蔵庫本体1の前面開口端に引き回した結露防止用放熱パイプ25aと背面及び側面等に設けたバイパス放熱パイプ25bとに分岐し、そのそれぞれをストレーナ28a、28b(28aは乾燥機能を備えたドライヤー)とキャピラリーチューブ26a、26bを介して合流させたのち冷却器17に接続してあり、冷蔵庫本体1適所に設けた外気温センサと外気湿度センサからの出力に基づき冷媒の流れを切り替えるようにしてある。
すなわち、通常はバイパス放熱パイプ25b側に冷媒を流しているが、外気温センサと外気湿度センサが冷蔵庫本体1の前面開口端に結露が発生しやすい状態であることを検出すると結露防止用放熱パイプ25a側に冷媒を切り替え、前面開口端に結露が発生するのを防止する構成となっている。
また、上記上機械室21に設けたコンデンサ24は、図9、図10に示すように、上機械室21の背面壁に取付けた樹脂製の保持部材24aにパイプ部分の一部を嵌合させて宙づり状態に保持してある。これにより、コンデンサ24の下部がその振動でコンデンサ24の下部が上機械室21の底面に当たる等して騒音を発するのを防止すると同時にコンデンサ支持を確実なものとしている。
また、上記冷蔵庫本体1天井部後方の上機械室21前方部分には冷蔵庫の運転を制御する制御部29が組み込んであり、この部分にも真空断熱材53を設けて制御部29からの熱を遮断する様にしているが、その断熱構成については前記冷蔵庫本体1の断熱構成の説明とともに後述する。
また、前記した冷蔵庫本体1下部の下機械室22には冷却室16下部の除霜手段19によって除霜された除霜水を溜める蒸発皿30等が設けてあり、この蒸発皿30内の除霜水は除霜用ファン31(図24等参照)によって蒸発させるが、その詳細な構成については後述する。
なお、上記冷蔵庫本体1の上機械室21の両側部には冷蔵庫運搬用の把手32(図11参照)が、また下機械室22の両側部には移動用のローラ33(図23参照)がそれぞれ設けてあり、冷蔵庫本体1の運搬や移動を容易に行えるようにしてある。
上記上機械室21の両側部に設けた冷蔵庫運搬用の把手32は、図11〜図13に示すように上機械室21を金属製機械室カバー21aとともに覆うカバー部32aに一体形成してあり、カバー部32aにはその上面に通気口32bが形成してあってルーバー体32cが装着してある。そして、上記カバー部32aにはその周縁部に凹溝32dを設けて制御部29から引き出した電源コード59を嵌め込んであり、ルーバー体60によって覆い隠してある。つまり、把手32の構成を利用して上機械室21からの電源コード59を目立たなく引き出す構成としてある。そしてこのように構成することによって電源コード59を圧縮機23から離して引き出すことを可能とし、ノイズを低減している。
(2.冷蔵庫の本体補強構成)
次に図14〜図22を用いて冷蔵庫の本体補強構成について説明する。
次に図14〜図22を用いて冷蔵庫の本体補強構成について説明する。
冷蔵庫本体1は外箱2内に内箱3を挿入し、内外箱間に真空断熱材51、52、53、54をセットして発泡断熱材4を充填することにより構成してある。上記外箱2は、図14に示すように天板2aの両側に連なる左右の側板2bの背面側に背面板2eを装着して前面及び下面を開口した箱状に形成してある。そして、図14〜図22、特に図14に分解して示すように、左右両側の側板2bの正面側下端部を前板部材62で連結し、この側
板2bと前板部材62との連結部分に枠補強部材61を装着するとともに、当該枠補強部材61に略L字状の補助補強部材63を重ね結合(図16参照)して補強しその剛性を向上させてある。
板2bと前板部材62との連結部分に枠補強部材61を装着するとともに、当該枠補強部材61に略L字状の補助補強部材63を重ね結合(図16参照)して補強しその剛性を向上させてある。
すなわち、外箱2はまず一枚の鋼板を略コ字状にプレス成形して構成してあり、前記した如くその側板2bの背面側に背面板2eを装着して前面及び下面を開口した箱状に形成してある。そして、上記左右の両側板2bの前後端縁の長辺には、内側に向かって略直角に折曲したフランジ部2cを設け、このフランジ部2cの下端部には上下二つのネジ孔71(図19参照)が設けてある。更に、両側板2bの下辺にもフランジ部2dとネジ孔72が設けてある。
次に前板部材62は、図20に示すように、前板部62aと底板部62bとを備えていて、図19に示すように前板部62aの両端部分に前記外箱2の両側板フランジ部2cのネジ孔71に螺子73−1(図18参照)で固定する上下二つの螺子用孔74と水平方向に位置する螺子用孔75が形成してある。そして、底板部62bの両端部分にはネジ孔76(図20参照)が形成してある。なお、前板部材62は厚さ0.8mmの鋼板で形成してあり、その前板部62aは強度を向上させるために底板部62bの前端部分を二重に折り返して形成してある。
一方、枠補強部材61は、例えば、厚さ1.2mmの堅牢な鋼板で形成してあり、図21に示すように、外箱2の両側板2b下辺に沿って位置する断面略L字状の側板枠部61aと、前記外箱2の両側板2bの正面側フランジ部2c内面に沿って立ち上がる縦枠部61bと、前記外箱2の両側板2b同士の間に向かって横方向に延びる支持枠部61dとの三軸からなる構成としてある。更に側板枠部61aの背面側の後端部に両側板2bの背面側フランジ部内面に沿って立ち上がる第二縦枠部61cが設けてある。
上記枠補強部材61の支持枠部61dは、縦枠部61bから適宜寸法、例えばこの実施の形態では100mm以上の長さに形成して前記前板部材62の底板部62bの上面に当接するように形成し、かつ、縦枠部61bと同様断面略L字状に形成してその剛性を高めてある。そして、支持枠部61dの断面略L字状の底板側となる底面片61ddには前板部材62のネジ孔76と対応するネジ孔77が形成してある。
さらに、前記枠補強部材61は、上記支持枠部61dおよび縦枠部61bの断面略L字状の一方の片となる正面片61ddd、61bbを重ね結合してその部分に前記外箱2の両側板フランジ部2cのネジ孔71および前板部材62の前板部62aの螺子用孔74に対応するネジ孔78(図19参照)が形成してある。また、同正面片61ddd、61bbの結合部分には前板部材62の前板部62aに設けた螺子用孔75に対応するネジ孔78aが形成してある。更に側板枠部61aの底面片61aaには外箱両側板2b下辺のフランジ部2dにネジ止めするためのネジ孔79が形成してある。
また、枠補強部材61はその後端部に設けた第二縦枠部61cに外箱2の両側板2bの後端長辺に設けたフランジ部2c(図14参照)にビス止めするネジ孔80が形成してあり、このネジ孔80を利用して図23に示す下機械室カバー43を固定してある。
また、補助補強部材63は枠補強部材61と同様厚さ1.2mmの堅牢な鋼板を略L字状にプレス成形して形成してあり、図22に示すようにその垂直片63aと水平片63bに跨らせるなどして数本のビード63cが形成してある。そして垂直片63aと水平片63bは屈曲部Yを頂点とした三角形状に形成し、かつ、水平片63bの前側端縁には立ち上り片63dが折り曲げ形成してある。
上記補助補強部材は図16、図17に示すように垂直片63aの三角形状が前記枠補強部材61の縦枠部61bと側板枠部61aに跨らせて設置し、その垂直片63aの上端部付近と後端部付近を前記枠補強部材61の縦枠部61bと側板枠部61aにスポット溶接Zして枠補強部材61と一体化してある。そして、水平片63bには枠補強部材61の側板枠部61aと支持枠部61dにネジ止めするためのネジ孔81が設けてある。
上記枠補強部材61及び前板部材62の外箱2への組み付けは以下のようにして行う。
まず、外箱両側板2bの前面側のフランジ部2c内面に前板部材62の前板部62aを重ね合わせる。次に、上記外箱2の両側板2bの内面に枠補強部材61をあてがって前記前板部材62の両側部に重ね合わせる。
これにより枠補強部材61の縦枠部61bは外箱両側板2bのフランジ部2c内面に沿うとともに、第二縦枠部61cは外箱両側板2bの背面側のフランジ部内面に沿い、かつ、支持枠部61dが前板部材62の底板部62bに当接する。
この状態で、外箱両側板2bのフランジ部2c下端のネジ孔71と前板部材62の前両側部の螺子用孔74と枠補強部材61の正面片61dddのネジ孔78とを合致させて螺子73−1(図18参照)をねじ込み、前記外箱両側板2bのフランジ部2cと前板部材62と枠補強部材61の縦枠部61bとを連結固定する。
また、前板部材62の前両側部に設けた他方の螺子用孔75と枠補強部材61の支持枠部61dの正面片61dddに設けたネジ孔78aに螺子73−2(同図18参照)をねじ込み、前記前板部材62と枠補強部材61の支持枠部61dとを連結固定する。
さらに、枠補強部材61に設けた支持枠部61dの底面片61ddのネジ孔77を前板部材62の底板部62bに設けたネジ孔76に合致させてこれらを底面側からねじ込んだ螺子73−3(図15参照)で締結固定する。
また、枠補強部材61の側板枠部61aに設けたネジ孔79と両側板2b下面フランジ部2dに設けたネジ孔72とを合致させてこれらを底面側からねじ込んだ螺子73−4(図15参照)で締結固定する。
この時、前記枠補強部材61の縦枠部61bと側板枠部61aに溶接にて固定していた補助補強部材63のネジ孔82にも螺子73−3、73−4をねじ込んで共締め固定してある。
そして、枠補強部材61の後端部に設けた第二縦枠部61cを外箱2の両側板2bの後端長辺に設けたフランジ部(図示せず)にビス止め固定する。
以上により、外箱2への枠補強部材61及び前板部材62の組み付けを終え、図15に示すような外箱2が組み上がることになる。そして、この外箱2内に内箱3を挿入し、内外箱間に真空断熱材51、52、53、54をセットして発泡断熱材4を充填することによって冷蔵庫本体1が仕上がる。
なお、図15等において用いている図番37は外箱2の両側板2b間の底面開口を覆う底板で、前板部材62の後端縁及び外箱両側板の下面フランジ2dにビス止め固定してある。38は上記底板上面に配管した冷媒管で、外箱2となる底板37と内箱3との間に充填発泡した発砲断熱材中に埋設される形となる。
(3.冷蔵庫の本体断熱構成)
次に図2、図3、図7を用いて冷蔵庫の本体断熱構成について説明する。
次に図2、図3、図7を用いて冷蔵庫の本体断熱構成について説明する。
冷蔵庫本体1は既述したように外箱2と内箱3との間に発泡断熱材4を充填し、真空断熱材51、52、53を設置して構成してあるが、上記外箱2の背面板2eは図2等に示すように両側部の面取り部をなくして平板状としてあり、本体背面の真空断熱材52は、図2に示すように背面板2eの横幅ほぼ一杯の大きさとして真空断熱材52による断熱面積を増加させてある。
また、上記冷蔵庫本体1の上機械室21より前方の天井面には冷蔵庫の運転を制御する制御部29が設けてある。この制御部29は図7に示すように外箱2の天面に設けた開口に制御ボックス29aを嵌め込み、この制御ボックス29a内に制御ブロック29bを設けて構成してあり、上部は蓋板29cによって覆ってある。
ここで、上記冷蔵庫本体1はその天井面にも真空断熱材53を設置して発泡断熱材4とともに断熱してあるが、上記外箱2の天面が制御ボックス29aの嵌め込み等によって凹凸形状となっているため、この天井内面には前記凹凸形状に沿う形状に加工した発泡スチロール板4aを設置してある。
この発泡スチロール板4aは前記制御部29側とは反対側の面を略平面状とし、当該略平面状部分に真空断熱材53を設置して前記制御部29を含む天井面を一枚の平板状の真空断熱材53で覆う構成としてある。
また、上記発泡スチロール板4aは外箱2の天面に対し傾斜状に設置、この例では冷蔵庫本体1の内箱成型時に生じる内箱天面の後方下り傾斜に沿うような形で傾斜設置してある。
なお、本実施の形態では前記冷蔵庫本体1の外箱天面には放熱パイプ25の一部を敷設してあり、前記発泡スチロール板4aは前記制御部29とともにこのバイパス放熱パイプ25bをも覆う形状としてある。
また、上記冷蔵庫本体1はその天井部後方に設けた上機械室21の機械室壁体35と内箱3との間にも真空断熱材54を設置して発泡断熱材4とともに断熱してある。この機械室壁体35の内箱側部分に設けた上記真空断熱材54は機械室壁体35に沿う如く略L字状に折り曲げて設置してあり、その上端部54aは前記発泡スチロール板4aの略平面状部分に設置した真空断熱材53の機械室側端部53aと水平投影面でオーバーラップする形としてある。
(4.冷蔵庫の下機械室及び除霜水蒸発構成)
次に図23〜図29を用いて冷蔵庫の下機械室及び除霜水蒸発構成について説明する。
次に図23〜図29を用いて冷蔵庫の下機械室及び除霜水蒸発構成について説明する。
冷蔵庫本体1の下機械室22には除霜手段19で除霜した除霜水を溜め蒸発皿30が設けてある。蒸発皿30を設置した下機械室22はその背面側を下機械室カバー43によって覆い、この下機械室カバー43で覆った下機械室22内に前記蒸発皿30とともにこの蒸発皿30の水面上に風を供給して蒸発を促進する蒸発ファン31が設けてある。
そして、上記下機械室カバー43には前記蒸発ファン31により外気を吸引する吸気口A44と除霜水蒸発後の空気を外部へと排気する排気口A45とが設けてある。更に下機械室22の底部分にも吸気口B56と排気口B57とが設けてある。
上記吸気口A44、吸気口B56と排気口A45、排気口B57はそれぞれ右側と左側に分けて設けてあり、更に、上記各吸気口A44、吸気口B56と排気口A45、排気口B57は傾斜面に設けて相反する方向に向かって開口するように形成してある。
なお、上記下機械室カバー43は背面板2eより前方側に窪むように位置させて設けてあり、前記吸気口A44と排気口A45は冷蔵庫本体1左右の側板2bに形成した切欠き凹所46から上記下機械室カバー43の窪みによって形成される空気通路49を介して給排気するようになっている。
また、上記下機械室22の底部に設けた吸気口B56と排気口B57は、冷蔵庫本体底部と床面との間に形成される間隙を介して前方から空気を吸引し、排気するようになっている。
また、除霜水を蒸発させる蒸発ファン31は略四角形状の外観を呈する矩形状ファンとなっていて、蒸発皿30の上部において下機械室22の奥の壁面に隙間なく押し当てた形で配置してある。そして、蒸発皿30はこの蒸発ファン31が位置する部分の奥行き寸法が最も大きく、蒸発ファン31からの風の風下側に行くほど奥行き寸法が小さくなる形状としてある。
また、下機械室22には蒸発皿30の上部で蒸発ファン31の下流側に蒸発皿30内に向けて突出する凸部22aが設けてある。
なお、本実施の形態では上記下機械室22に冷凍サイクル回路で説明した結露防止用放熱パイプ25aとバイパス放熱パイプ25bとを切り替える三方弁27が設けてあり、これにより三方弁27と上機械室21に設置してあるストレーナ28a、28bとをつなぐ結露防止用放熱パイプ25aやバイパス放熱パイプ25bの長さを長くすることができ、放熱量を増やして省エネ性を向上させることができる。
また、上記三方弁27は前記蒸発ファン31の上流側に設けてあり、これにより三方弁27内を流れる冷媒の熱で蒸発ファン31が吸引する除霜水蒸発用の空気を予熱して蒸発を促進することができる。更に前記蒸発皿30内には放熱パイプの一部を引き回して除霜水を加熱するようにしてあり、これによって更に除霜水の蒸発効果を高めることができる。
また、上記三方弁27は弁ホルダー27aを介して下機械室22内に固定してあり、直付けする場合のような三方弁27の振動が下機械室22に伝番するのを抑制する配慮もしてある。
以上のように構成した冷蔵庫について、以下、その動作と作用効果を説明する。
まず、冷蔵庫の冷却について簡単に説明する。冷蔵庫は、外気からの侵入熱や扉開閉などにより冷蔵室6等の温度が設定温度より高くなると、圧縮機23と冷気循環ファン18を駆動し、冷却器17で生成した冷気を、冷気循環ファン18の下流側に供給する。
冷気循環ファン18の下流側に供給された冷気は、ダクト20を介して冷蔵室6、野菜室10、冷凍室9の各貯蔵室に供給され、各室を冷却する。そして、前記各室への冷気供給はダンパによって制御し、それぞれを設定温度に冷却する。
ここで、本実施の形態の冷蔵庫本体1は、図2に示すように、その背面板2eを面取り部のない平板状として、本体背面部分の真空断熱材52の貼付け面積を背面板2eの横幅
ほぼ一杯までの広いものとしてあるから、冷蔵庫本体背面の断熱性は面取り部を設けた従来のものに比べ強力なものとなっている。
ほぼ一杯までの広いものとしてあるから、冷蔵庫本体背面の断熱性は面取り部を設けた従来のものに比べ強力なものとなっている。
従って、冷蔵庫本体1内の各室の冷却効果は高いものとなり、各室への外気からの熱侵入を効果的に抑制し省エネ性を高めることができる。
また、上記の如く真空断熱材52を背面板2eの横幅ほぼ一杯までの広いものとしたことにより本体背面部分の壁厚も薄いものとすることができるから、冷蔵庫本体1の庫内容積、すなわち、冷蔵室6、野菜室10、冷凍室9等の各貯蔵室の容積を増大させることができる。
特に、本実施の形態のように圧縮機23等を設ける機械室を冷蔵庫本体1の天井部後方に設けた冷蔵庫にあっては、本体下部の貯蔵室となる野菜室10の容積は圧縮機23等を設ける機械室を冷蔵庫本体1の天井部後方に設けたことによる容積増大効果と相まってその容積増大効果が大きく、その収納量を大きく向上させることができる。
また、本実施の形態の冷蔵庫は、図7に示すように、その冷蔵庫本体1の天井部に制御部29が設けてあって、この制御部29らの熱を断熱するために真空断熱材53が設けてあるが、この冷蔵庫本体1はその外箱2の天面内側に前記制御部29を設けたことによって凹凸が存在していても、一枚の平板状の真空断熱材53で制御部29を含む外箱天面を覆うことができ、コストアップ等を招くことなく冷蔵庫本体天井面の断熱性を向上させることができる。
すなわち、上記冷蔵庫本体1の外箱天面はその天面内側に前記制御部29を設けたことによって凹凸が生じているが、この凹凸に沿う形状とした発泡スチロール板4aを天面内側に配置し、この発泡スチロール板4aの反対側面を略平面状として、当該略平面状部分に真空断熱材53を設置してある。
従って、外箱天面は複数枚の真空断熱材を貼り合わせて断熱することなく一枚の平板状の真空断熱材53で前記制御部29を含む形で断熱することができ、複数枚の真空断熱材を貼り合わせてコストアップ等を招くことなく真空断熱材53による被覆率を上げ、冷蔵庫本体天井面の断熱性を向上させることができる。
また、上記冷蔵庫本体1は外箱天面に放熱パイプ25の一部を敷設してあるので、前記発泡スチロール板4aは制御部29とともに前記放熱パイプ25の一部に沿ってこれも覆う形状としてある。
これにより、冷蔵庫本体1の天井面を利用して冷凍サイクルの放熱性能を高めつつその熱影響を制御部29からの熱影響とともに抑制して冷蔵庫本体1の断熱性を高めることができる。
また、上記真空断熱材53は外箱2の天面に対し傾斜状に設置してある。この例では真空断熱材53は冷蔵庫本体1の内箱成型時に生じる内箱天面の後方下り傾斜に沿う方向に傾斜させてある。したがって、真空断熱材53と内箱3の天面との間の発泡断熱材4の流動性を向上させることができ、充填密度の均一化を促進して天井面の断熱性を更に高めることができる。
また、上記冷蔵庫本体1はその天井部後方に設けた上機械室21の内側、すなわち上機械室21の機械室壁体35と内箱3との間に、機械室壁体35に沿う如く折り曲げた形で真空断熱材54を設置してあるので、上機械室21の底面と垂直面を切れ目なく覆うこと
ができて上機械室21の真空断熱材54による被覆率を上げることができる。
ができて上機械室21の真空断熱材54による被覆率を上げることができる。
従って、上機械室21を天井部後方に設けていても、上機械室21から上部貯蔵室である冷蔵室6内への熱侵入を効率よく防止することができる。
しかも、上記発泡スチロール板4aの略平面状部分に設置した真空断熱材53の機械室側端部53aと、上機械室21の機械室壁体35と内箱3との間に設置した真空断熱材54の上端部54aとは、水平投影面でオーバーラップする形とした構成としてあるから、これら両真空断熱材53と54の端部同士の間から外気熱や上機械室21からの熱が侵入するのを確実に防止することができ、さらに断熱性の高い冷蔵庫とすることができる。
次に、上記冷蔵庫の本体補強構成に関してその作用効果を説明する。
本実施形態における冷蔵庫の冷蔵庫本体1は、外箱2と前板部材62との連結部分に枠補強部材61を設けたことによりまず従来と同レベルまでその剛性が高まる。
すなわち、枠補強部材61は、側板枠部61aが外箱2の両側板2bを補強するとともに、両側板2bの間に向って横方向に延びる支持枠部61dの先端部が前記両側板2bと前板部材62との連結固定部を中心に図15の矢印Aで示す左右方向に傾斜もしくは屈曲させようとする扉開閉時に加わる回転モーメント荷重等を支え、これに抗することができる程度までその剛性を向上させる。したがって、例えば扉がガラス扉化していて、なおかつそれが大型化して、大重量化している扉であっても、当該大重量化している扉開閉時の回転モーメント荷重等による冷蔵庫本体1の傾斜変形等を確実に防止することができる。
特に、冷蔵庫本体1の正面側は背面側とは異なり背面板2eのような部材がなく開口状態となっていてその剛性が背面側に比べ弱いが、この実施の形態のように枠補強部材61に外箱両側板2bの間に向かって延びる支持枠部61dを設けたことによってその正面側の剛性を背面側と同等かそれ以上にまで高めることができ、正面側の変形を確実に防止することができる。
また、上記枠補強部材61は、側板2bの下辺に沿って位置する側板枠部61aと、側板2bの正面側の端縁に沿って立ち上がる縦枠部61bと、外箱2の両側板2b同士の間に向かって延びる支持枠部61dとの三軸枠部構成となっていて、前記側板枠部61aを側板2bの下端部に、縦枠部61bを側板2bの正面側端部に、支持枠部61dを前板部材62の底板部62bにそれぞれ螺子固定してあるから、冷蔵庫本体1の正面側コーナ部はこの三軸によって補強される形となる。したがって、開口状態となっている冷蔵庫本体1正面側の剛性はより高いものとなり、最も過酷な荷重である扉開閉時の荷重等が加わっても変形することなくこれに耐えることができる。
そして、本実施の形態では、上記枠補強部材61に更に略L字状の補助補強部材63を重ね固定してあるから、枠補強部材61自体の強度を補強することができ、これにより、冷蔵庫本体1の剛性レベルを大きく向上させることができる。すなわち、前記補助補強部材63は、その垂直片63aと水平片63bを枠補強部材61の側板枠部61aと縦枠部61bと支持枠部61d及び前記前板部材62に固定してあるから、補助補強部材63が枠補強部材61の側板枠部61aと縦枠部61bと支持枠部61d及び前記前板部材62それぞれを補強しつつ上記各側板枠部61a、縦枠部61b、支持枠部61d、前板部材62を連結する形となり、枠補強部材61による補強効果をサポートして外箱2の剛性レベルを大きく向上させることができる。
したがって、この冷蔵庫はその冷蔵庫本体1の壁厚を薄くして発泡断熱材4による強度
維持効果が弱くなるものであってもこれを補って冷蔵庫本体1の剛性を確保し、扉開閉時に生じる最も過酷な荷重に対してもこれに耐えうるだけの十分なものとすることができる。そして、冷蔵庫本体1の壁厚を薄くしたことによって外形寸法を現状のまま維持しつつその内容積を大きなものとすることができる。
維持効果が弱くなるものであってもこれを補って冷蔵庫本体1の剛性を確保し、扉開閉時に生じる最も過酷な荷重に対してもこれに耐えうるだけの十分なものとすることができる。そして、冷蔵庫本体1の壁厚を薄くしたことによって外形寸法を現状のまま維持しつつその内容積を大きなものとすることができる。
特にこの実施の形態では、上記補助補強部材63の垂直片63aは三角形状として枠補強部材61の側板枠部61aと縦枠部61bとに跨る形で側板枠部61aと縦枠部61bに溶接固定してあるから、三角形状の傾斜辺63e部分が前記枠補強部材61の側板枠部61aと縦枠部61bとを支える梁として作用し、枠補強部材61による補強作用を強力にサポートすることになる。したがって、冷蔵庫本体1の剛性レベルを一段と高いレベルまで向上させることができ、冷蔵庫本体1の壁厚をより薄いものとして冷蔵庫本体1の内容積増大を図ることができる。
また、三角形状の傾斜辺63eには折り曲げ部63fを備えているので、さらに枠補強部材61の強度を高めることができる。
また、上記補助補強部材63はその垂直片63aと水平片63bに跨って凹凸形状の複数本のビード63cが設けてあるから、補助補強部材63自体の強度も高いものとなり、補助補強部材63による補強効果を高めて本体剛性を更に高めることができる。よって、冷蔵庫本体壁圧のさらなる薄型化による内容積の増大を図ることができる。
更に、この実施の形態では前記補助補強部材63は垂直片63aを枠補強部材61の側板枠部61aと縦枠部61bに溶接固定し、水平片63bは前板部材62にビス止め固定した構成としてあるから、補助補強部材63は枠補強部材61と一体物となり、本体組立工程において、補助補強部材63を枠補強部材61に取付ける工数を削減できる。そして、補助補強部材63と枠補強部材61との一体物は外箱2を上下反転させて外箱底面側から簡単にビス止め固定することができ、生産性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、枠補強部材61の支持枠部61dを支える形となる前板部材62は前板部62aを設けているので強度が向上しており、前板部材62自体の変形をも防止して外箱2の確実な変形防止を可能とする。
更に、外箱2の背面側は枠補強部材61の後端部の第二縦枠部61cを両側板2bの後面側端部に固定してあるから、背面側の剛性も従来と同レベルまで高めることができ、外箱2の変形防止をより確実なものとすることができる。
なお、外箱2の背面側にも大きな荷重が加わるような構成となる場合には、前記枠補強部材61の後端部側も正面側と同じ三軸構成とし、背面側の剛性を高めればよく、これにより更に強力に外箱変形を防止できる。
次に、除霜水蒸発構成に関してその作用効果を説明する。
本実施形態の冷蔵庫は、図24に示すように、冷蔵庫本体1の下部に下機械室22を設けて蒸発皿30を設置し、この蒸発皿30で除霜手段19により除霜した除霜水を受け止め蒸発させるようにしている。
上記冷蔵庫本体1の下機械室22に設けた蒸発皿30は、蒸発ファン31からの風によって内部に溜めている除霜水を蒸発されるが、この蒸発皿30は蒸発用の風の上流側から下流側に向って奥行き寸法が小さくなる構成としてあるから、高い蒸発性能が得られる。
すなわち、蒸発皿30内の除霜水は蒸発ファン31からの風によって強制的に蒸発させるが、その際蒸発ファン31からの風は蒸発皿30が風の下流側に行くほど奥行き寸法が小さい、つまり狭くなっているので、風下側部分でも風は比較的早い流速で流れるようになる。したがって、蒸発効率が向上する。よって、除霜水が多く発生するような場合でも効率よく蒸発させることができるので、蒸発皿30は従来のものほど大きくする必要がなくなる。その結果、この蒸発皿30を設置する下機械室22はその容積を小さくでき、その分冷蔵庫本体1内の貯蔵室容積、この例では野菜室10の容積を増大させることができる。
また、この実施の形態では、上記除霜水を蒸発させる蒸発ファン31は、下機械室22の奥の壁面に隙間なく押し当てた形で雪駄、つまり奥行き方向で隙間なく配置してあるから、機械室容積は蒸発ファン31の外形寸法一杯の奥行き幅まで小さくすることができ、さらに冷蔵庫本体1内の貯蔵室容量を増大させることができる。
更に、上記下機械室22には蒸発ファン31の下流側に蒸発皿30内に向けて突出する凸部22aが設けてあるから、凸部22aによって風を強制的に蒸発皿30内の水面上に向けることができ、しかも蒸発ファン31からの風の勢いが弱くなりがちな下流側の風路面積を縮小して流速低下を抑制し流れの速いものとすることができる。したがって、除霜水の蒸発効果がより高まって、その分蒸発皿30つまりは機械室容積を低減し冷蔵庫本体1内の貯蔵室容量を増大させることができる。
さらに加えて、前記下機械室22には蒸発用の風を吸排気する吸気口A44、吸気口B56と排気口A45、排気口B57とを相反する方向に向けて開口形成してあるから、排気口A45、排気口B57から放出された除霜後の高湿空気が吸気口A44、吸気口B56から蒸発ファン31によって吸引されるショートサーキット現象を起こして蒸発効率が低下するのを防止できる。これにより、蒸発効率をさらに高めることができ、その分蒸発皿30つまりは機械室容積を低減し冷蔵庫本体内の貯蔵室容量を増大させることができる。
なお、本実施の形態では、下機械室22の背面に設けた吸気口A44と排気口A45は、冷蔵庫本体1の背面より前方側に窪んだところに設けてあるので、冷蔵庫本体1の背面部分が壁面に近接接設置されても、吸気口A44と排気口A45は冷蔵庫本体1の側板部分に設けた切欠き凹所46を介して吸気と排気を行うことができる。したがって、下機械室22内に設けた蒸発ファン31を駆動することによって前記吸気口A44と排気口A45から良好に吸排気することができ、下機械室22内に設置した蒸発皿30内の除霜水を確実に蒸発させることができる。
更にこの実施の形態では、冷蔵庫本体1の底面にも吸排気用の吸気口B56と排気口B57が設けてあるので、前記背面部分の吸気口A44と排気口A45からだけではなく冷蔵庫本体1の前方からも外気を吸引し排気することができ、吸排気のための開口面積が大きなものとなって更に効率の良い蒸発を実現することができる。特に、上記前方から吸引する外気は冷蔵庫本体1の側板2bに埋設してある放熱パイプ等の熱影響を受けていない空気であるからより効率の良い蒸発を実現することができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態により種々説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成する範囲内で種々変更可能であることは言うまでもない。すなわち、今回開示した実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上のように本発明は、冷蔵庫本体の壁厚を薄くしても十分な強度が確保できるので、本体剛性が高く、大容量な冷蔵庫を提供することができる。よって、家庭用冷蔵庫をはじめとして業務用冷蔵庫、自動販売機など他の冷凍冷蔵応用商品にも広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
2a 天板
2b 側板
2e 背面板
3 内箱
4 発泡断熱材
6 冷蔵室
7 切替室
8 製氷室
9 冷凍室
10 野菜室
11、12、13、14、15 扉
19 除霜手段
22 下機械室
22a 凸部
30 蒸発皿
31 蒸発ファン
43 下機械室カバー
44 吸気口A
45 排気口A
46 切欠き凹所
49 空気通路
56 吸気口B
57 排気口B
61 枠補強部材
61a 側板枠部
61aa 底面片
61b 縦枠部
61c 第二縦枠部
61d 支持枠部
62 前板部材
62a 前板部
62b 底板部
63 補助補強部材
63a 垂直片
63b 水平片
63c ビード
63d 立ち上り片
63e 傾斜辺
63f 折り曲げ部
Z 溶接
2 外箱
2a 天板
2b 側板
2e 背面板
3 内箱
4 発泡断熱材
6 冷蔵室
7 切替室
8 製氷室
9 冷凍室
10 野菜室
11、12、13、14、15 扉
19 除霜手段
22 下機械室
22a 凸部
30 蒸発皿
31 蒸発ファン
43 下機械室カバー
44 吸気口A
45 排気口A
46 切欠き凹所
49 空気通路
56 吸気口B
57 排気口B
61 枠補強部材
61a 側板枠部
61aa 底面片
61b 縦枠部
61c 第二縦枠部
61d 支持枠部
62 前板部材
62a 前板部
62b 底板部
63 補助補強部材
63a 垂直片
63b 水平片
63c ビード
63d 立ち上り片
63e 傾斜辺
63f 折り曲げ部
Z 溶接
Claims (4)
- 冷蔵庫本体の外箱両側板の正面側を前板部材で連結し、前記両側板と前板部材との連結部分に枠補強部材を設け、この枠補強部材は縦枠部と側板枠部と支持枠部との三軸構成とするとともに、縦枠部を前記側板の前縁部に沿わせ、側板枠部を前記側板の下端縁に沿わせ、更に支持枠部を前記前板部材に沿わせてそのそれぞれに固定し、更に、前記枠補強部材に略L字状の補助補強部材を重ね固定した冷蔵庫。
- 補助補強部材は垂直片と水平片からなり、前記垂直片と水平片を枠補強部材の側板枠部と縦枠部と支持枠部に固定し、かつ、前記補助補強部材の垂直片は側板枠部と縦枠部とに跨るように三角形状とした請求項1記載の冷蔵庫。
- 補助補強部材は垂直片と水平片に跨って複数本のビードを設けた請求項1または2記載の冷蔵庫。
- 補助補強部材は垂直片を枠補強部材の側板枠部と縦枠部に溶接固定し、水平片は枠補強部材の支持枠部を介して前板部材にビス止め固定した請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016254972A JP2018105582A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 冷蔵庫 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016254972A JP2018105582A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 冷蔵庫 |
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|---|---|
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Family
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|---|---|---|---|
| JP2016254972A Pending JP2018105582A (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 冷蔵庫 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020060358A (ja) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
Citations (4)
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| JP2003232084A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | Kono Takaaki | アングル形金具 |
| JP2005337542A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫及び冷蔵庫の外箱組立及び冷蔵庫の製造方法 |
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-
2016
- 2016-12-28 JP JP2016254972A patent/JP2018105582A/ja active Pending
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