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JP2018102298A - 細胞処理装置及び細胞処理方法 - Google Patents

細胞処理装置及び細胞処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】均質な接着性細胞を大量に培養し回収すること。【解決手段】細胞処理装置1は、固定治具Gと、加振ユニット10と、コントローラ40とを備えている。固定治具Gは、接着性細胞が培養された培養容器を支持する。加振ユニット10は、固定治具Gを加振する。コントローラ40は、加振ユニット10における加振振動数を培養容器が有する固有振動数を含む範囲でスイープする。【選択図】図2

Description

本発明は、細胞処理装置及び細胞処理方法に関する。
近年、iPS細胞の樹立等に伴って、再生医療への期待が高まっている。再生医療においては、細胞の大量培養が必要であり、大量かつ安定的な細胞の供給を可能とする細胞培養法の確立が望まれている。
また、細胞は浮遊性細胞と接着性細胞に大別できるが、生体組織は接着性細胞によって構成されていることから、とりわけ接着性細胞の大量培養法を確立することが望まれている。
通常、接着性細胞は培養フラスコや培養ディッシュの培養面に接着させて培養される。
一方、こうした手法は空間的な培養効率が低いため、近年は浮遊培養を用いた3次元培養が広く行われている(例えば、非特許文献1参照)。
"Quantum細胞増殖システム"、[online]、テルモBCT株式会社、[平成28年12月20日検索]、インターネット<URL:https://www.terumobct.com/location/japan/products-and-services/Pages/Quantum.aspx>
しかしながら、接着性細胞を浮遊培養した場合、いくつかの細胞が互いに接着して細胞塊を形成して増殖するものの、細胞塊の大きさを制御することが困難である。細胞塊の大きさが不均一となった場合、細胞は周囲環境によって性質が変化することから、回収した細胞の品質にばらつきが生じることとなる。
このように、従来の技術においては、均質な接着性細胞を大量に培養し回収することが困難であった。
本発明は、均質な接着性細胞を大量に培養し回収することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の細胞処理装置は、
接着性細胞が培養された培養容器を支持する支持手段と、
前記支持手段を加振する加振手段と、
前記加振手段における加振振動数を前記培養容器が有する固有振動数を含む範囲でスイープする制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、均質な接着性細胞を大量に培養し回収することが可能となる。
スタックプレートに発生する固有振動モードの解析結果例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る細胞処理装置1の全体構成を示す模式図である。 固定治具Gに固定されたスタックプレートPの構成例を示す模式図であり、図3(A)は斜視図、図3(B)は上面図を示す図である。 スタックプレートPの数が1段である場合の振動状態を示すグラフであり、図4(A)は振動数に対する培養面及び固定治具G上の振幅、図4(B)は振動数に対する振幅増幅率(培養面の振幅/固定治具Gの振幅)を表す図である。 スタックプレートPの数が1段である場合の振動状態を示すグラフであり、図5(A)は加振振動数が94[Hz](1次振動モード)における位置に対する振幅、図5(B)は加振振動数が206[Hz](3次振動モード)における位置に対する振幅を表す図である。 第1段〜第5段のスタックプレートPにおける振動数に対する振幅増幅率(培養面の振幅/固定治具Gの振幅)を示すグラフである。 スタックプレートPの数が5段である場合の振動状態を示すグラフであり、図7(A)は1次振動モードにおける位置に対する振幅、図7(B)は3次振動モードにおける位置に対する振幅を表す図である。 細胞処理装置1による場合と手作業による場合の細胞剥離率の差異を示すグラフであり、図8(A)はスタックプレートPが1段の場合、図8(B)はスタックプレートPが5段の場合を示す図である。 細胞処理装置1による場合と手作業による場合のhMSCの剥離率及び死亡率の差異を示すグラフであり、図9(A)は細胞の剥離率、図9(B)は細胞の死亡率を示している。 細胞処理装置1による場合と手作業による場合のhMSCの細胞増殖性の差異を示すグラフであり、図10(A)は剥離細胞を0.8×10個播種し、3日間培養した場合、図10(B)は剥離細胞を1.6×10個播種し、3日間培養した場合を示している。 フローサイトメトリー解析による細胞の未分化状態の検証結果を示すグラフであり、図11(A)は手作業で細胞を剥離した場合のアイソタイプコントロール(Isotype Control)の陽性率、図11(B)は細胞処理装置1を用いた場合のアイソタイプコントロールの陽性率を示している。 フローサイトメトリー解析による細胞の未分化状態の検証結果を示すグラフであり、図12(A)は手作業で細胞を剥離した場合のタンパク質CD73の陽性率、図12(B)は細胞処理装置1を用いた場合のタンパク質CD73の陽性率を示している。 フローサイトメトリー解析による細胞の未分化状態の検証結果を示すグラフであり、図13(A)は手作業で細胞を剥離した場合のタンパク質CD90の陽性率、図13(B)は細胞処理装置1を用いた場合のタンパク質CD90の陽性率を示している。 温度管理を行った場合と細胞剥離酵素(トリプシン)を用いた場合との剥離細胞の数の一例を示すグラフであり、図9(A)は、加振の振幅を一定(2[μm])とし、培養液の温度を10[℃]、20[℃]とした場合及び細胞剥離酵素を用いた場合の剥離細胞の数、図9(B)は、培養液の温度を10[℃]とし、加振の振幅を1[μm]、2[μm]とした場合及び細胞剥離酵素を用いた場合の剥離細胞の数を示す図である。 温度制御装置Tを備えた細胞処理装置1の構成例を示す模式図である。 培養容器に発生している振動を検出するセンサを備えた細胞処理装置1の構成例を示す模式図である。 細胞処理装置1において培養容器にローラボトルRを用いた状態を示す模式図であり、図12(A)は固定治具Gに回転可能に支持されたローラボトルRの斜視図、図12(B)は固定治具Gに回転可能に支持されたローラボトルRの側面図である。 細胞処理装置1において培養容器に培養バッグBを用いた状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[本発明の基本的概念]
本発明は、スタックプレート等の接着性細胞を大量に培養可能な培養容器において、培養容器に加振して固有振動を発生させることにより、効率的に細胞の剥離を促し、均質な細胞を大量に回収するものである。
また、本発明においては、培養容器に加振する際に、培養容器が有する固有振動数の範囲をカバーするように加振振動数をスイープする。
これにより、培養容器内の状態や培養容器の構造(積層数等)によって変化する固有振動数で確実に加振を行うことができる。
そのため、均質な接着性細胞が大量に培養された培養容器から、効率的に接着性細胞を剥離・回収することが可能となる。
以下、本発明の実施に関する具体的な手順について説明する。なお、以下の説明では、培養容器として、スタックプレートを用いる場合を例に挙げて説明する。
[培養容器の構造解析]
本発明においては、培養容器が有する固有振動数の振動を印加することにより、接着性細胞の効率的な剥離を実現する。培養容器が有する固有振動数は、例えば、有限要素法等を用いた構造解析を行うことで、推定することができる。
図1は、スタックプレートに発生する固有振動モードの解析結果例を示す模式図である。
なお、図1においては、スタックプレートの培養面の振動状態を濃度分布によって模式的に示しており、濃度が最も高い部分が最大振幅の部分を表している。
図1に示すように、1段のスタックプレートの場合には、加振振動数が112[Hz]で1次振動モードが発生し、加振振動数を増加させると、162[Hz]で2次振動モード、250[Hz]で3次振動モードが発生している。
一方、図1に示すように、5段のスタックプレートの場合、95[Hz]で最上段(第5段)のスタックプレートに1次振動モードが発生し、第1段のスタックプレートは114[Hz]で1次振動モードが発生している。
そして、さらに加振振動数を増加させると、234[Hz]で第5段及び第4段のスタックプレートに3次振動モードが発生し、第1段のスタックプレートは256[Hz]で3次振動モードが発生している。
このように、1段のスタックプレートの場合、加振振動数の増加に伴って、1次振動モードから順に、スタックプレートに複数次の固有振動モードが発生する。
また、複数段のスタックプレートが積層されている場合、加振振動数の増加に伴って、1次振動モードから順に、各段のスタックプレートに複数次の固有振動モードが発生し、これらの固有振動モードは、各段のスタックプレート毎に異なる振動数で発生する。
即ち、スタックプレートに発生する固有振動モードは、積層されるスタックプレートの数によって異なると共に、各段のスタックプレート毎に異なることがわかる。
[固有振動数のスイープ制御]
本発明においては、上述の構造解析によって推定される固有振動数の範囲に基づいて、培養容器が有する固有振動数の範囲をカバーするように加振振動数をスイープする。
図1に示す例では、1段のスタックプレートの場合、約112[Hz]〜約250[Hz]の範囲で加振振動数をスイープしながら加振を行うことで、1次〜3次の固有振動モードを発生させることができる。
また、5段のスタックプレートの場合、約95[Hz]〜約256[Hz]の範囲で加振振動数をスイープしながら加振を行うことで、各段のスタックプレートに1次〜3次の固有振動モードを発生させることができる。
ここで、本発明においては、上述の構造解析によって推定された固有振動数を選択的に切り替えて培養容器に印加するのではなく、推定された固有振動数の範囲をスイープする制御を行っている。
本発明の発明者らによる研究によれば、培養容器に発生する固有振動数は、スタックプレート内の状態(培養液の流れ等)や、スタックプレートの構造(積層数や設置構造等)等によって、変動することがわかっている。
これに対し、上述のように、培養容器が有する固有振動数の範囲をカバーするように加振振動数をスイープすることで、種々の要因で発生する固有振動数の変化に対応して、より確実に固有振動を発生させることができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について説明する。
[実施形態]
[構成]
図2は、本発明の一実施形態に係る細胞処理装置1の全体構成を示す模式図である。
図2に示すように、細胞処理装置1は、加振ユニット10と、ステージ20と、本体30と、コントローラ40とを備え、ステージ20には、固定治具Gに固定されたスタックプレートPがねじ止め等により固定して設置されている。
図3(A)及び図3(B)は、固定治具Gに固定されたスタックプレートPの構成例を示す模式図であり、図3(A)は斜視図、図3(B)は上面図である。
図3(A)に示すように、細胞処理装置1には、複数のスタックプレートPを積層して設置することが可能であり、ここでは、5段のスタックプレートPが積層して設置された例を示している。
また、スタックプレートPは、上面視において方形を有し、底面には細胞を培養するための培地が形成されている。なお、スタックプレートPには、上面視において、図3(B)に示すような座標を設定するものとする。
加振ユニット10は、コントローラ40の指示信号に従って、ステージ20を振動させる加振力を発生させる。具体的には、加振ユニット10は、内部にボイスコイルモータ及びドライバ(不図示)を備え、コントローラ40から入力される指示信号が示す固有振動数に従って、ステージ20を振動させる。
ステージ20は、加振ユニット10の出力軸に固定され、加振ユニット10が発生した振動を、固定治具Gを介してスタックプレートPに伝達する。
本体30は、衝撃吸収用の弾性部材(ゴム部材等)を介して加振ユニット10を支持する筐体である。
コントローラ40は、PC(Personal Computer)あるいはPLC(Programmable Logic Controller)等の制御装置によって構成される。コントローラ40には、固定治具Gに固定されたスタックプレートPに対して印加する加振振動数の範囲が設定されている。この加振振動数の範囲は、培養容器が有する固有振動数の範囲をカバーするように設定されている。そして、コントローラ40は、加振ユニット10に対して指示信号を出力し、設定された加振振動数の範囲を所定時間でスイープさせる。
[動作]
次に、細胞処理装置1の動作を説明する。
細胞処理装置1の駆動に先立ち、ステージ20には、固定治具Gに固定されたスタックプレートPがねじ止め等により固定される。このスタックプレートPには、接着性細胞が培養されている。
また、コントローラ40には、加振振動数のスイープ範囲が設定される。
そして、コントローラ40が加振ユニット10に加振の指示信号を出力することにより、加振ユニット10がステージ20及びスタックプレートPの加振を開始する。
加振ユニット10によってステージ20及びスタックプレートPの加振が開始されると、コントローラ40は、設定されている加振振動数の範囲を所定時間でスイープさせる。例えば、コントローラ40は、95[Hz]〜256[Hz]の範囲を低周波側から1往復スイープさせる。
このとき、図1に示すように、95[Hz]で最上段(第5段)のスタックプレートPに1次振動モードが発生し、さらに加振振動数を増加させると、第1段のスタックプレートPに256[Hz]で3次振動モードが発生する。この間、第1段から最上段のスタックプレートPには、1次振動モード、2次振動モード及び3次振動モードが順に発生し、各段のスタックプレートPにおいて、1次〜3次の固有振動モードが発生する。
即ち、コントローラ40に設定された加振振動数の範囲をスイープさせることで、細胞処理装置1に設置されたスタックプレートPの全てに固有振動が発生し、接着性細胞が剥離された状態となる。
このように、細胞処理装置1によれば、培養容器側の条件に相違がある場合であっても、加振振動数をスイープすることで、これらの条件を吸収して、確実に培養容器に培養された細胞を剥離することができる。
即ち、細胞処理装置1によれば、均質な接着性細胞を大量に培養し回収することができる。
[効果]
次に、細胞処理装置1によって実現される効果を説明する。
上述のように、細胞処理装置1にスタックプレートPを設置した場合、1段のスタックプレートPにおいて、1段のスタックプレートPの構造に応じた加振振動数の範囲で、1次以上の固有振動モードを発生させることができる。また、任意の数のスタックプレートPを積層すると、積層されたスタックプレートPの構造に応じた加振振動数の範囲で、1次以上の固有振動モードを発生させることができる。
以下、スタックプレートPの数が1段である場合及びスタックプレートPの数が5段である場合のそれぞれについて、実験によって検証された効果を説明する。
図4(A)及び図4(B)は、スタックプレートPの数が1段である場合の振動状態を示すグラフであり、図4(A)は振動数に対する培養面及び固定治具G上の振幅、図4(B)は振動数に対する振幅増幅率(培養面の振幅/固定治具Gの振幅)を表す図である。なお、図4(A)及び図4(B)は、スタックプレートPの中央位置で振幅を計測した結果を示している。
図4(A)において、固定治具Gの振幅は、加振ユニット10の出力によって固定治具Gが実際に振動した振幅を表している。一方、培養面の振幅は、固定治具Gの振幅に追従するものであるが、加振振動数が200[Hz]をやや超えた位置で、振幅が大きく上昇していることがわかる。この振幅の上昇は、固有振動によって励起されたものである。
また、図4(B)を参照すると、加振振動数が200[Hz]の位置に加え、100[Hz]付近においても、増幅率にピークが表れていることがわかる。
即ち、図4(A)及び図4(B)を参照すると、スタックプレートPが1段である場合、加振振動数が100[Hz]付近で1次振動モード、加振振動数が200[Hz]付近で3次振動モードが発生していることがわかる。なお、2次振動モードの場合、スタックプレートPの中央位置は振動の節となるため、固有振動に基づく振幅の上昇が観察されていない。
図5(A)及び図5(B)は、スタックプレートPの数が1段である場合の振動状態を示すグラフであり、図5(A)は加振振動数が94[Hz](1次振動モード)における位置に対する振幅、図5(B)は加振振動数が206[Hz](3次振動モード)における位置に対する振幅を表す図である。なお、図5(A)及び図5(B)においては、図3(B)に示すX座標上の振幅であって、最大値を基準に正規化した値を示している。
図5(A)を参照すると、加振振動数が94[Hz]の場合、スタックプレートPの中央位置(原点)を腹として固有振動(1次振動モード)が発生していることがわかる。
また、図5(B)を参照すると、加振振動数が206[Hz]の場合、スタックプレートPの中央位置(原点)及び±7[cm]程度の位置を腹として固有振動(3次振動モード)が発生していることがわかる。
次に、スタックプレートPが5段の場合にも、同様の効果を確認することができる。
図6は、第1段〜第5段のスタックプレートPにおける振動数に対する振幅増幅率(培養面の振幅/固定治具Gの振幅)を示すグラフである。なお、図6においては、スタックプレートPの中央位置で振幅を計測した結果を示している。
図6を参照すると、スタックプレートPが5段の場合にも、各段のスタックプレートPにおいて、1次振動モード及び3次振動モードがそれぞれ発生していることがわかる。
図7(A)及び図7(B)は、スタックプレートPの数が5段である場合の振動状態を示すグラフであり、図7(A)は1次振動モードにおける位置に対する振幅、図7(B)は3次振動モードにおける位置に対する振幅を表す図である。なお、図7(A)及び図7(B)においては、図3(B)に示すX座標上の振幅であって、最大値を基準に正規化した値を示している。
図7(A)を参照すると、1次振動モードの場合、各段のスタックプレートPにおいて、中央(原点)を腹として固有振動(1次振動モード)が発生していることがわかる。
また、図7(B)を参照すると、3次振動モードの場合、各段のスタックプレートPにおいて、中央(原点)及び±10[cm]程度の位置を腹として固有振動(3次振動モード)が発生していることがわかる。
[効率性の比較]
本発明に係る細胞処理装置1によって細胞を剥離した場合、手作業によってスタックプレートPの剥離作業を行う場合に比べ、剥離効率が高いことが確認されている。なお、本実験においては、C2C12(マウスの横紋筋細胞(接着性細胞))を用いて検証を行った。
図8(A)及び図8(B)は、細胞処理装置1による場合と手作業による場合の細胞剥離率の差異を示すグラフであり、図8(A)はスタックプレートPが1段の場合、図8(B)はスタックプレートPが5段の場合を示す図である。なお、手作業によってスタックプレートPの剥離作業を行う場合、細胞処理装置1が固有振動数を加振することによってスタックプレートPから細胞を剥離する工程に代えて、人手によってスタックプレートPを揺動させて細胞を剥離した。図8(A)及び図8(B)において、その他の条件は同一である。
図8(A)を参照すると、スタックプレートPが1段の場合、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの間に有意差が認められる。
また、図8(B)を参照すると、スタックプレートPが5段の場合も、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの間に有意差が認められる。
なお、検証の結果、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの間に、細胞の死亡率及び増殖率に関して有意差は認められなかった。
即ち、細胞処理装置1によって細胞を剥離することで、効率的に高品質な細胞を剥離・回収することが可能であることがわかる。
[幹細胞に関する検証]
上述のように、C2C12(マウスの横紋筋細胞(接着性細胞))に関して、本発明の細胞処理装置1を用いることの効果が実証された。
これに対し、分化率が重要なパラメータとなるhMSC(ヒト骨髄より分離された間葉系幹細胞)の剥離・回収に細胞処理装置1を用いた場合にも、効率的に高品質な細胞を剥離・回収することが可能であることが確認されている。
図9(A)及び図9(B)は、細胞処理装置1による場合と手作業による場合のhMSCの剥離率及び死亡率の差異を示すグラフであり、図9(A)は細胞の剥離率、図9(B)は細胞の死亡率を示している。
本実験においては、手作業によってスタックプレートPの剥離作業を行う場合と、本発明に係る細胞処理装置1によって細胞を剥離する場合とで、剥離した細胞数及び残存した細胞数を測定した。その後、剥離細胞から一定数(ここでは8.0×10個および1.6×10個)をディッシュに播種し、一定期間(ここでは3日)培養後の細胞数を測定した。そして、フローサイトメトリー(FCM)解析によって、細胞の未分化状態を確認した。なお、図9(A)及び図9(B)は、スタックプレートPが1段の場合について実験を行った結果を示しており、細胞処理装置1の加振条件は、図8(A)の場合と同一である。
図9(A)を参照すると、手作業で細胞を剥離したときの細胞剥離率と、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときの細胞剥離率との間に有意差が認められる。また、図8(A)に示す場合と比べて、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときの細胞剥離率が高いものとなっており、細胞処理装置1を用いることの効果がより高いことがわかる。
なお、図9(B)を参照すると、手作業で細胞を剥離したときの細胞死亡率と、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときの細胞死亡率との間には有意差は認められない。即ち、細胞処理装置1を用いた場合であっても、手作業で細胞を剥離した場合に対して、細胞死亡率に影響がないことがわかる。
図10(A)及び図10(B)は、細胞処理装置1による場合と手作業による場合のhMSCの細胞増殖性の差異を示すグラフであり、図10(A)は剥離細胞を0.8×10個播種し、3日間培養した場合、図10(B)は剥離細胞を1.6×10個播種し、3日間培養した場合を示している。
図10(A)及び図10(B)を参照すると、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの間に有意差は認められなかった。即ち、細胞処理装置1を用いた場合であっても、手作業で細胞を剥離した場合に対して、細胞の増殖性に影響がないことがわかる。
図11(A)及び図11(B)〜図13(A)及び図13(B)は、フローサイトメトリー解析による細胞の未分化状態の検証結果を示すグラフである。なお、図11(A)は手作業で細胞を剥離した場合のアイソタイプコントロール(Isotype Control)の陽性率、図11(B)は細胞処理装置1を用いた場合のアイソタイプコントロールの陽性率を示している。また、図12(A)は手作業で細胞を剥離した場合のタンパク質CD73の陽性率、図12(B)は細胞処理装置1を用いた場合のタンパク質CD73の陽性率を示している。さらに、図13(A)は手作業で細胞を剥離した場合のタンパク質CD90の陽性率、図13(B)は細胞処理装置1を用いた場合のタンパク質CD90の陽性率を示している。なお、アイソタイプコントロールとは、反応させる抗体がターゲットタンパク質と特異的に結合していること(非特異的な結合が存在しないこと)を確認するための抗体である。
本検証では、未分化状態のhMSCに発現する代表的なタンパク質(CD73及びCD90)の局在を確認するためにフローサイトメトリー解析を用いている。具体的には、ターゲットとなるタンパク質と結合する蛍光標識された抗体を細胞と反応させ、各細胞から励起される蛍光を測定する。そして、この測定結果から、横軸に蛍光強度、縦軸に細胞の個数を取ったヒストグラムを作成すると、蛍光されている細胞の割合を算出することによって、ターゲットとなるタンパク質が局在する細胞の割合を知ることができる。
なお、図11(A)及び図11(B)〜図13(A)及び図13(B)において、横軸方向に記載された線分は、各抗体が陽性であると判別される蛍光強度の領域を表し、この線分に付された数値は、線分が示す範囲内に存在する細胞の割合(陽性率)を示している。
図11(A)及び図11(B)を参照すると、アイソタイプコントロールに関して、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの両手法において、剥離・培養後の細胞に非特異的な抗体反応は存在せず、タンパク質CD73及びCD90の抗体がターゲットとなるタンパク質と特異的に結合することが確認できる。即ち、図11(A)及び図11(B)により、フローサイトメトリー解析の結果が妥当であることが示されている。
また、図12(A)及び図12(B)、図13(A)及び図13(B)を参照すると、タンパク質CD73及びCD90に関して、手作業で細胞を剥離したときと、細胞処理装置1によって細胞を剥離したときとの両手法において、剥離した細胞の90%以上の細胞にタンパク質CD73及びCD90が局在していることが確認できる。これにより、90%以上のhMSCが未分化状態を保持し、手作業で細胞を剥離した場合に比べ、細胞処理装置1によって細胞を剥離した場合における分化状態に影響がないことが確認できる。
以上の検証により、本発明の細胞処理装置1を用いた剥離手法が、分化率が重要なパラメータとなる幹細胞の培養へも適用可能であることがわかる。
[変形例1]
上述の発明の基本的概念に加えて、本発明においては、低温に管理された培養液を培養容器に導入しつつ、加振を行うことも可能である。
この場合には、トリプシン等の細胞剥離酵素の使用量を低減または細胞剥離酵素を使用しない細胞剥離技術を実現することができる。
図14(A)及び図14(B)は、温度管理を行った場合と細胞剥離酵素(トリプシン)を用いた場合との剥離細胞の数の一例を示すグラフである。なお、図14(A)は、加振の振幅を一定(2[μm])とし、培養液の温度を10[℃]、20[℃]、30[℃]とした場合及び細胞剥離酵素を用いた場合の剥離細胞の数を示している。また、図14(B)は、培養液の温度を10[℃]とし、加振の振幅を1[μm]、2[μm]とした場合及び細胞剥離酵素を用いた場合の剥離細胞の数を示している。
図14(A)及び図14(B)を参照すると、培養液の温度を10[℃]以下とすることで、細胞剥離酵素の使用量を低減して、または細胞剥離酵素を使用することなく、スタックプレートPから細胞を有効に剥離可能であることがわかる。
なお、細胞処理装置1において、培養液の温度を管理する手段としては、液温を予め調整した培養液を使用したり、スタックプレートPに導入する前段またはスタックプレートP内における培養液の温度を制御するための温度制御装置(ペルチェ素子等)を備えたりすることができる。
図15は、温度制御装置Tを備えた細胞処理装置1の構成例を示す模式図である。
図15に示す例では、スタックプレートPが設置されるステージ20上の空間を覆うケース20aが設置され、ケース20aの所定箇所に温度制御装置Tとしてのペルチェ素子が設置されている。なお、この場合、細胞処理装置1には、図示しない温度センサ等の温度管理に必要な機能が適宜設置される。
[変形例2]
上述の実施形態において、培養容器に発生している振動を検出し、検出結果を報知したり、フィードバック制御に用いたりすることが可能である。
この場合、培養容器に適切な固有振動が発生していないことを報知したり、培養容器に印加する加振振動数をより適切な値に自動的に変更したりすることが可能となる。
図16は、培養容器に発生している振動を検出するセンサを備えた細胞処理装置1の構成例を示す模式図である。
図16において、培養容器に発生している振動を検出するセンサとして、加速度センサDが用いられ、最下段のスタックプレートP及び最上段のスタックプレートPに加速度センサDが設置されている。
スタックプレートPの固有振動は、上述のように、低周波側から加振振動数をスイープした場合、初めに、最下段のスタックプレートPで1次振動モードが発生し、高次の振動モードが最上段のスタックプレートPに最後に表れる。
そのため、加速度センサDは、最下段のスタックプレートP及び最上段のスタックプレートPに設置しておくことで、積層されたスタックプレートPそれぞれに固有振動が発生したことを推定することができる。
また、加速度センサDによって検出された振動の状態に基づいて、より適切な加振振動数のスイープ範囲を決定することで、さらに効率的に細胞を剥離することが可能となる。
[変形例3]
上述の実施形態において、スタックプレートPに接着性細胞を培養する場合を例に挙げて説明したが、スタックプレートP以外にも、接着性細胞を大量に培養可能な種々の培養容器を用いることも可能である。
図17(A)及び図17(B)は、細胞処理装置1において培養容器にローラボトルRを用いた状態を示す模式図であり、図17(A)は固定治具Gに回転可能に支持されたローラボトルRの斜視図、図17(B)は固定治具Gに回転可能に支持されたローラボトルRの側面図である。
図17(A)及び図17(B)に示すように、ローラボトルRを培養容器として用いる場合、ローラボトルRを細胞の培養時と同様に回転させながら、回転軸を加振ユニット10で加振し、加振振動数をスイープすることで、ローラボトルRに固有振動を発生させることができる。
これにより、ローラボトルRの内周面に培養された細胞を適切に剥離することができる。
また、図18は、細胞処理装置1において培養容器に培養バッグBを用いた状態を示す模式図である。
図18に示すように、培養バッグBを培養容器として用いる場合、培養バッグBの両端をクリップ機構を有する固定治具Gで保持すると共に、固定治具Gをステージ20を介して加振ユニット10で振動し、加振振動数をスイープすることで、培養バッグBに固有振動を発生させることができる。
このとき、培養バッグBに所定の張力(弛みが生じない程度)が加わるよう両端を保持部材で保持することにより、培養バッグBに固有振動がより発生し易くなる。
このように、培養バッグBのような剛性が低い培養容器であっても、培養された細胞を適切に剥離することができる。
また、培養バッグB内の培養液及び空気の比率や流動状態等、条件に相違がある場合であっても、加振振動数をスイープすることで、これらの条件を吸収して、確実に培養容器に培養された細胞を剥離することができる。
なお、本発明は、本発明の効果を奏する範囲で変形、改良等を適宜行うことができ、上述の実施形態に限定されない。
例えば、上述の実施形態において用いられる細胞処理装置1は、培養容器に固有振動を発生させることができれば、種々の構成のものを用いることができ、加振力を発生させる駆動源についても、ボイスコイルモータの他、種々のアクチュエータを用いることが可能である。
また、上述の各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせて、本発明を実施することが可能である。
上述の実施形態における制御のための処理は、ハードウェア及びソフトウェアのいずれにより実行させることも可能である。
即ち、上述の処理を実行できる機能が細胞処理装置1に備えられていればよく、この機能を実現するためにどのような機能構成及びハードウェア構成とするかは上述の例に限定されない。
なお、上記実施形態は、本発明を適用した一例を示しており、本発明の技術的範囲を限定するものではない。即ち、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができ、上記実施形態以外の各種実施形態を取ることが可能である。本発明が取ることができる各種実施形態及びその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上のように構成される細胞処理装置1は、固定治具Gと、加振ユニット10と、コントローラ40とを備えている。
固定治具Gは、接着性細胞が培養された培養容器を支持する。
加振ユニット10は、固定治具Gを加振する。
コントローラ40は、加振ユニット10における加振振動数を培養容器が有する固有振動数を含む範囲でスイープする。
これにより、培養容器に確実に固有振動が発生し、接着性細胞が剥離された状態となる。
したがって、本発明によれば、均質な接着性細胞を大量に培養し回収することができる。
また、細胞処理装置1は、温度制御装置Tをさらに備える。
温度制御装置Tは、培養容器内の培養液の温度を制御する。
これにより、細胞剥離酵素の使用量を低減または細胞剥離酵素を使用しない細胞剥離技術を実現することができる。
また、細胞処理装置1は、加速度センサDをさらに備える。
加速度センサDは、培養容器に発生する振動を検出する。
コントローラ40は、加速度センサDの検出結果に基づいて、培養容器の振動状態の報知及び加振ユニット10における加振へのフィードバック制御の少なくともいずれかを実行する。
これにより、培養容器に適切な固有振動が発生していないことを報知したり、培養容器に印加する加振振動数の範囲をより適切な値に自動的に変更したりすることが可能となる。
培養容器は、積層されたスタックプレートによって構成される。
コントローラ40は、加振ユニット10における加振振動数を、各段のスタックプレートに固有振動を発生させる加振振動数の範囲でスイープする。
これにより、設置されたスタックプレートの全てに固有振動を発生させることができ、細胞をより確実に剥離することができる。
培養容器は、細胞を培養するローラボトルによって構成される。
固定治具Gは、ローラボトルを回転可能に支持する。
加振ユニット10は、回転されているローラボトルを支持する固定治具Gを加振する。
これにより、ローラボトルの内周面に培養された細胞を適切に剥離することができる。
培養容器は、細胞の培養バッグによって構成される。
固定治具Gは、培養バッグの少なくとも両端を支持する。
加振ユニット10は、培養バッグの少なくとも両端を支持する固定治具Gを加振する。
これにより、培養容器の剛性が低い場合であっても、培養容器に培養された細胞を適切に剥離することができる。
1 細胞処理装置、10 加振ユニット、20 ステージ、20a ケース、30 本体、40 コントローラ、G 固定治具、P スタックプレート、T 温度制御装置、D 加速度センサ、R ローラボトル、B 培養バッグ

Claims (7)

  1. 接着性細胞が培養された培養容器を支持する支持手段と、
    前記支持手段を加振する加振手段と、
    前記加振手段における加振振動数を前記培養容器が有する固有振動数を含む範囲でスイープする制御手段と、
    を備えることを特徴とする細胞処理装置。
  2. 前記培養容器内の培養液の温度を制御する温度制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の細胞処理装置。
  3. 前記培養容器に発生する振動を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記培養容器の振動状態の報知及び前記加振手段における加振へのフィードバック制御の少なくともいずれかを実行することを特徴とする請求項1または2に記載の細胞処理装置。
  4. 前記培養容器は、積層されたスタックプレートによって構成され、
    前記制御手段は、前記加振手段における加振振動数を、各段の前記スタックプレートに固有振動を発生させる加振振動数の範囲でスイープすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の細胞処理装置。
  5. 前記培養容器は、細胞を培養するローラボトルによって構成され、
    前記支持手段は、前記ローラボトルを回転可能に支持し、
    前記加振手段は、回転されている前記ローラボトルを支持する前記支持手段を加振することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の細胞処理装置。
  6. 前記培養容器は、細胞の培養バッグによって構成され、
    前記支持手段は、前記培養バッグの少なくとも両端を支持し、
    前記加振手段は、前記培養バッグの少なくとも前記両端を支持する前記支持手段を加振することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の細胞処理装置。
  7. 接着性細胞が培養された培養容器を支持する支持手段を備える細胞処理装置が実行する細胞処理方法であって、
    前記支持手段を加振する加振ステップと、
    前記加振ステップにおける加振振動数を前記培養容器が有する固有振動数を含む範囲でスイープする制御ステップと、
    を含むことを特徴とする細胞処理方法。
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