JP2018198821A - カーペット - Google Patents
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Abstract
【課題】初期防汚性能に優れたカーペットであって、さらに、防汚性能耐久性およびカーペット自体の耐久性にも優れたものを提供することを課題とする。【解決手段】被覆パイル単糸を有するパイル糸を備え、前記被覆パイル単糸は、オルガノポリシロキサンを含有する層と、前記オルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されるパイル単糸と、を有し、前記被覆パイル単糸の繊度は、10dtex以上であり、前記パイル糸の捲縮伸長率は、10〜30%である、カーペット。【選択図】図3
Description
本発明は、カーペットに関する。
カーペットは、オフィス、ホテル、飲食店、公共施設、家庭、建物の入り口などや、自動車用などに幅広く使用されているが、使用するにつれて汚れがカーペットに付着して、その外観が損なわれていくとの課題があった。そこで、カーペットに汚れがつきにくくするために、カーペットに防汚性能を付与する検討が、従来から行われてきた。
ここで、カーペットに防汚性能、特にドライソイルリリースの効果を付与する技術としては、カーペットを構成するパイル糸の表面にオルガノポリシロキサンを付着させて汚れを付きにくくする手法(特許文献1参照)や、カーペットを構成するパイル糸の表面にオルガノポリシロキサン、フッ素樹脂およびシリカ樹脂を含む組成物を付着させる手法(特許文献2参照)が知られている。そして、これらのカーペットの使用開始直後における防汚性能(以下、初期防汚性能と称することがある)は、表面にオルガノポリシロキサンが担持されていないパイル糸で構成されるカーペットの初期防汚性能に比べ、優れたものであった。
上記の特許文献1または2に記載のカーペットの初期防汚性能は、表面にオルガノポリシロキサンが担持されていないパイル糸で構成されるカーペットの初期防汚性能に比べると優れたものとなるが、特に、土足で踏みつけられることの多いタイルカーペットなど、汚れやすい環境下における使用が想定されているカーペットでは、その初期防汚性能は不十分であるとの課題がある。さらに、上記の特許文献1または2に記載のカーペットでは、歩行者などによる繰り返しの踏みつけによってカーペットが摩耗ストレスに晒された場合に、カーペットの防汚性能が著しく低下するとの課題もある。すなわち、特許文献1または2に記載のカーペットは、初期防汚性能と、主に摩耗ストレスによる防汚性能低下に対する耐久性(以下、単に防汚性能耐久性と称することがある)との何れにおいても不十分であるとの課題を有しているのである。そこで、上記の課題に鑑み本発明では、初期防汚性能と防汚性能耐久性の両方に優れたカーペットを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するために、本発明のカーペットは次のようなものである。
すなわち、(1)被覆パイル単糸を有するパイル糸を備え、前記被覆パイル単糸は、オルガノポリシロキサンを含有する層と、前記オルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されるパイル単糸と、を有し、前記被覆パイル単糸の繊度は、10dtex以上であり、前記パイル糸の捲縮伸長率は、10〜30%である、カーペット、
(2)前記被覆パイル単糸が、前記パイル単糸と前記オルガノポリシロキサンを含有する層との間に下地を有する、(1)のカーペット、
(3)前記下地が、ポリエチレングリコール系樹脂を含む、(2)のカーペット、
(4)前記パイル単糸がポリアミド樹脂を含む、(1)〜(3)のいずれかのカーペットである。
(2)前記被覆パイル単糸が、前記パイル単糸と前記オルガノポリシロキサンを含有する層との間に下地を有する、(1)のカーペット、
(3)前記下地が、ポリエチレングリコール系樹脂を含む、(2)のカーペット、
(4)前記パイル単糸がポリアミド樹脂を含む、(1)〜(3)のいずれかのカーペットである。
本発明によれば、初期防汚性能と防汚性能耐久性の両方に優れたカーペットを提供することができる。
以下、本発明の実態の形態について詳細に説明する。
本発明のカーペットは、パイル単糸がオルガノポリシロキサンを含有する層(以下、オルガノポリシロキサン含有層と称することがある)で被覆されてなる被覆パイル単糸を有するパイル糸を備えている。そして、本発明のカーペットにおいては、上記の被覆パイル単糸の繊度(以下、単糸繊度と称することがある)は10dtex以上であり、上記のパイル糸の捲縮伸長率は10〜30%である。そして、これらの条件の全てを具備する本発明のカーペットは初期防汚性能と防汚性能耐久性に優れたものとなる。まず、本発明のカーペットの初期防汚性能が優れたものとなるメカニズムについて、以下のとおり推測する。すなわち、本発明のカーペットが有する被覆パイル単糸の繊度が10dtex以上とパイル糸を構成する被覆パイル単糸の繊度が大きいことで、パイル糸に存在する空隙のサイズが大きくなり、さらに、本発明のカーペットが有するパイル糸の捲縮伸長率が10〜30%であることで、パイル糸とパイル糸との間に存在する空間のサイズが適当な大きさとなる。そして、上記の特徴に加え、このパイル糸を構成する被覆パイル単糸がオルガノポリシロキサンを含有する層を有しているため、パイル糸に存在する空隙や、パイル糸とパイル糸との間に存在する空間に入り込んだドライソルなどのダストが、これらの空隙や空間から抜け出しやすい環境が実現され、結果として、本発明のカーペットの初期防汚性能が優れたものとなるものと推測する。次に、本発明のカーペットの防汚性能耐久性が優れたものとなるメカニズムについては以下のとおり推測する。すなわち、被覆パイル単糸の繊度が10dtex以上であり、かつ、パイル糸の捲縮伸長率が10〜30%であることで、パイル糸のバルキー性が増し(すなわち、パイル糸が嵩高となり)、パイル糸が、へたりにくくなる(すなわち、パイル糸の摩耗ストレスに対する耐久性が優れたものとなる)。そして、その結果、土足による繰り返しの踏みつけなどの物理的な摩耗ストレスを受けることによる、オルガノポリシロキサンのパイル糸からの離脱が抑制され、このことによって、カーペットの防汚性能耐久性が格段に向上するものと推測する。
そして、上記の構成を有する本発明のカーペットは、実施例の項で述べる防汚試験方法に基づき測定したカーペットの汚染度(以下、カーペットの汚染度を△Eと称することがある)において、摩耗ストレスを付与する前の△Eが35以下と初期防汚性能に優れ、かつ、摩耗ストレスを付与した後(摩擦試験後)の△Eが45以下と、摩耗ストレスを付与した後の△Eも低く、さらに、摩耗ストレスを付与した後の△Eと摩耗ストレスを付与する前の△Eとの差も小さく防汚性能耐久性にも優れたものとなる。すなわち、本発明のカーペットは、特にドライソイルと呼ばれる乾燥した汚れ(土埃、砂埃、黒ずみなど)等による汚染に対する初期防汚性能と防汚性能耐久性のいずれにも優れたものといえる。そして、このようなカーペットは、土足により踏みつけられる環境下で使用されるタイルカーペットなどに好適に用いられる。
次に、本発明のカーペットの一実施形態例について図1を用いて説明する。このカーペット1は、カーペット層2と裏張り層3とを有し、カーペット層2はパイル糸4と一次基布5とを有する。そして、カーペット層において、パイル糸は一次基布に打ち込まれ一次基布の面に対し立ち上がった状態でパイル層(図示せず)を形成している。また、図2は、図1に示す本発明のカーペットのA−A’断面の断面概念図を示すものであり、パイル糸4は複数の被覆パイル単糸6の集合体であることを示している。
そして、本発明のカーペットの有する被覆パイル単糸は、パイル単糸とオルガノポリシロキサンを含有する層とを有している。そして、パイル単糸の表面はオルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されている。そして、オルガノポリシロキサンを含有する層によってパイル単糸の表面が被覆されていることで、本発明のカーペットの初期防汚性能が優れたものとなる。また、本発明のカーペットの初期防汚性能がより優れたものとなるとの理由から、パイル単糸の表面の全面積に対するオルガノポリシロキサンを含有する層によって被覆されているパイル単糸の表面の面積の比率(以下、単に、被覆パイル単糸における被覆面積と称する)は、40%以上であることが好ましい。ここで、被覆パイル単糸における被覆面積とは、実施例の項に記載の方法にて測定されるものをいう。上記の理由により、被覆パイル単糸における被覆面積は、45%以上であることがより好ましく、50%以上であることがさらに好ましく、パイル単糸の表面の全体がオルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されていることが特に好ましい。
図5は、本発明のカーペットの一実施形態例における被覆パイル単糸の表面SEM写真を示すものである。このSEM写真では、被覆パイル糸の表面に、オルガノポリシロキサンを含有する層11と、オルガノポリシロキサンを含有する層に被覆されずに露出しているパイル単糸の表面12とが観察される。なお、この被覆パイル単糸の、被覆パイル単糸における被覆面積は54%である。
ここで、図3は、図1に示す本発明のカーペットが有する被覆パイル単糸の断面概念図を示すものであり、被覆パイル単糸6は、オルガノポリシロキサンを含有する層7と、このオルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されるパイル単糸8とで構成されていることを示している。
本発明のカーペットに用いることができるオルガノポリシロキサンとしては、主鎖にシロキサン結合(Si−O−Si結合)による骨格を有し、かつ、側鎖に種々の有機基を有する高分子化合物を例示することができる。具体例としては、側鎖にアルキル基を有するオルガノシリコーン、側鎖にアルコキシ基を有するオルガノシリケートなどを挙げることができ、これらの化合物の側鎖や末端が、各種の変性基で置換されたものであってもよい。ここで、オルガノポリシロキサンを含有する層がパイル糸から脱落することを抑制できるとの理由から、オルガノポリシロキサンはカチオン変性オルガノシリケートであることが好ましい。
カチオン変性オルガノシリケートは公知であり、通常、1〜3級アミノ基や4級アンモニウム基などのカチオン性基と、シラノール基に対して反応性を有する官能基との双方を有する有機化合物により、シリカを処理することによって製造される。1〜3級アミノ基や4級アンモニウム基などのカチオン性基と、シラノール基に対して反応性を有する官能基との双方を有する有機化合物としては、例えば、アミノエトキシシランやアミノアルキルジグリシジルエーテルなどを挙げることができる。
本発明において、オルガノポリシロキサンを含有する層をパイル単糸の表面に設ける方法(すなわち、オルガノポリシロキサンを含有する層を形成する方法)について、特に限定されることはなく、周知の各種の方法が可能である。例えば、オルガノポリシロキサンを含む処理液をパイル単糸の群に付与した後、熱処理させることでパイル糸に固着させる方法などが挙げられる。ここで、パイル単糸に、オルガノポリシロキサンを含む処理液を付与する手段としては、特に限定されることはなく、含浸法、スプレー法、またはロールコート法が挙げられる。特に、パイル単糸の表面に均一に固着させる理由から、含浸法が好ましい。また、熱処理の温度は、80〜210℃が好ましい。熱処理温度を80℃以上とすることで、オルガノポリシロキサンとパイル単糸との固着力が向上し、摩耗ストレスに対するカーペットの防汚性能耐久性がより優れたものとなる。一方で、熱処理温度を210℃以下とすることで、パイル糸の黄変と脆化の発生が抑制され、カーペットを構成するパイル糸の品位と耐久性の低下が抑制される。より好ましくは、熱処理温度の下限は100℃以上であり、上限は180℃以下である。
次に、本発明のカーペットが有するパイル糸について説明する。このパイル糸は、パイル単糸がオルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されてなる被覆パイル単糸を有するものである。
そして、パイル単糸の断面形状としては、田型、Y型およびY中型の何れかであることが好ましい。パイル単糸の断面形状が田型、Y型およびY中型の何れかとすることで、丸型断面よりも嵩高性が増しカーペット自体の耐久性や風合いが向上する。より好ましくは、田型またはY型である。
このパイル糸は、カーペットの意匠性や風合いの観点で、インターミングル糸加工や撚り糸加工を施されたものであることが好ましい。
また、撚り糸加工は、片撚および諸撚のどちらでも良い。諸撚りを実施するに際しては、パイル糸のバルキー性を高めるため、熱セットしても良く、熱セットの方法は、連続セット法(弛緩状態でスチームまたは乾熱によるセット法)やオートクレープ等の方法で良く、熱セット温度は110〜150℃が好ましい。
また、このパイル単糸を構成する素材は熱可塑性樹脂であることが好ましく、具体的には、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂およびポリアミド樹脂からなる群から選ばれる1種以上を含有するものであることが好ましい。この中でも、パイル単糸を構成する素材の熱可塑性樹脂としては、ポリアミド樹脂を含有するものであることが好ましく、ポリアミド樹脂により構成されていることがより好ましい。ポリアミド樹脂は風合いや耐久性に優れるため、ポリアミド樹脂からなるパイル単糸を有する本発明のカーペットは、防汚性能耐久性およびカーペット自体の耐久性や風合いにも、より一層、優れたものとなる。ここで、ポリアミド樹脂とは、アミド結合を有するポリマーのことをいうが、本発明で用いることができるポリアミド樹脂の種類としては、例えばポリカプロアミド(ナイロン6)や、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリペンタメチレンアジパミド(ナイロン56)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリドデカンアミド(ナイロン12)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン610)、ポリペンタメチレンセバカミド(ナイロン510)等を挙げることができる。
また、パイル単糸を構成する素材として特に好適に用いられるポリアミド樹脂は、例えば酸化防止剤や耐熱安定剤、耐候剤、顔料、光沢改善剤、染料、結晶核剤、可塑剤、帯電防止剤及び難燃剤等からなる群より選ばれる1種以上を含んでもよい。酸化防止剤としては黄系・リン系酸が例示でき、耐熱安定剤としてはヒンダードフェノール系、ヒドロキノン系、リン系化合物、イミダゾール系化合物、チアゾール系化合物およびこれらの置換体、ハロゲン化銅、ヨウ素化合物等が例示でき、耐候剤としてはレゾルシノール系、サリシレート系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、ヒンダードアミン系等が例示でき、顔料としては硫化カドミウム、フタロシアニン、カーボンブラック等が例示でき、光沢改善剤としては酸化チタン、炭酸カルシウム等が例示でき、染料としてはニグロシン、アニリンブラック等が例示でき、結晶核剤としてはタルク、シリカ、カオリン、クレー等が例示でき、可塑剤としてはp−オキシ安息香酸オクチル、N−ブチルベンゼンスルホンアミド等が例示でき、帯電防止剤としてはアルキルサルフェート型アニオン系帯電防止剤、4級アンモニウム塩型カチオン系帯電防止剤、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレートのような非イオン系帯電防止剤、ベタイン系両性帯電防止剤等が例示でき、難燃剤としてはメラミンシアヌレート、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の水酸化物、ポリリン酸アンモニウム、臭素化ポリスチレン、臭素化ポリフェニレンオキシド、臭素化ポリカーボネート、臭素化エポキシ樹脂あるいはこれらの臭素系難燃剤と三酸化アンチモンとの組み合わせ等が例示できる。
パイル単糸がポリアミド樹脂を含有するものであれば、このパイル単糸を有するパイル糸もポリアミド樹脂を含有するものとなる。そして、このパイル糸の全体に対するポリアミド樹脂の含有量は、風合いや耐摩耗性を考慮して50〜99質量%であることが好ましい。また、ポリアミド樹脂と他の素材とを複合してパイル糸に用いることもできる。複合できるポリアミド樹脂以外の素材としては、木綿、麻、羊毛、絹などの天然繊維や、レーヨン、キュプラなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ポリアクリロニトルおよびポリプロピレンなどの合成繊維などが例示できる。
また、本発明のカーペットにおいて、被覆パイル単糸は、パイル単糸とオルガノポリシロキサンを含有する層に加えて、さらに、パイル単糸とオルガノポリシロキサンとの間に配置される下地層を有するものであることが好ましい。すなわち、この形態の被覆パイル単糸としては、パイル単糸の表面が下地層で被覆されており、さらに、この下地層がオルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されているものが例示できる。被覆パイル単糸がパイル単糸とオルガノポリシロキサンを含有する層とに加えて、さらに、パイル単糸とオルガノポリシロキサンとの間に配置される下地層を有する形態であることで、防汚性能耐久性により優れるカーペットとできる。カーペットの防汚性能耐久性がより優れたものとなるとの理由から、パイル単糸の表面の全体が下地層により被覆されていることが好ましいが、上記の効果を大きく害しない範囲において、パイル単糸の表面の一部に下地層で被覆されていない部分が存在してもよいことはいうまでもない。なお、下地層を有する被覆パイル単糸において、オルガノポリシロキサンを含有する層を下地層の上に設ける方法としては、上記のオルガノポリシロキサンを含有する層をパイル単糸の表面に設ける方法を適用することができる。
ここで、図4は、本発明のカーペットの他の実施形態例が有する被覆パイル単糸の断面概念図を示すものである。この実施形態例の本発明のカーペットが有する被覆パイル単糸は、下地層を有する被覆パイル単糸9であり、オルガノポリシロキサンを含有する層7とパイル単糸8とに加え、さらに、下地層10を有している。そして、この下地層10は、パイル単糸8とオルガノポリシロキサンを含有する層7との間に配置されている。
また、下地層は、メラミン系樹脂およびポリエチレングリコール系樹脂(以下、PEG系樹脂と称することがある)の少なくとも何れか一方を含むことが好ましい。下地層をメラミン系樹脂およびPEG系樹脂の少なくとも何れか一方を含むものとすることで、カーペットの防汚性能耐久性がより優れたものとなる。下地層をメラミン系樹脂およびPEG系樹脂の少なくとも何れか一方を含むものとすることで、カーペットの防汚性能耐久性がより優れたものとなるメカニズムは定かではないが、オルガノポリシロキサンを含有する層と、メラミン系樹脂およびPEG系樹脂の何れか一方を含む下地層とは親和性に優れ、オルガノポリシロキサンと下地層との密着力がより強力なものとなると共に、パイル単糸を覆う下地層の表面の多くの部分を、オルガノポリシロキサンを含有する層で覆うことができるためであると推測する。
そして、メラミン系樹脂およびPEG系樹脂の少なくとも何れか一方を含む下地層のなかでも、カーペットの風合いが硬くなるのを抑制することができ、このことによってカーペットの風合いを優れたものとすることができるとの理由から、パイル単糸が有する下地層は、PEG系樹脂を含むものであることがより好ましい。
前記メラミン系樹脂としては、一般的に用いられるものであれば特に限定はされず、具体的には、トリメチロールメラミン、ヘキサメチロールメラミンなどが例示できる。特に、パイル単糸の表面のより多くの部分を下地層で覆うことができるとの観点からアミノ基を有するトリメチロールメラミンが好ましい。
前記PEG系樹脂としては、一般的に用いられるものであれば特に限定はされないが、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール−ポリプロピレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール−ポリプロピレングリコールジアクリレートなどが例示できる。特に、パイル単糸の表面のより多くの部分を下地層で覆うことができるとの観点からポリエチレングリコールジメタクリレートが好ましい。
パイル単糸に、メラミン系樹脂およびPEG系樹脂の少なくとも何れか一方を含有する下地層を設ける方法としては、特に限定はされないが、以下の方法を例示することができる。まず、溶媒にメラミン系樹脂またはPEG系樹脂の原料となるモノマー、および必要に応じて重合開始剤を添加し処理液を作製し、該処理液をパイル単糸に付与する。ここで、この処理液の溶媒としては特に限定はされないが、水などが挙げられる。また、パイル単糸に処理液を付与する方法としては、含浸法、スプレー法、またはロールコート法などを挙げることができる。さらに、下地層を均一の厚さでパイル単糸に固着させるに際しては、該処理液をパイル単糸に付与した後に蒸熱処理することが好ましい。蒸熱処理としては、常圧飽和スチーム処理、過熱スチーム処理、高圧スチーム処理などを用いることができる。蒸熱処理の温度は、80〜210℃が好ましい。蒸熱処理温度を80℃以上とすることで重合に要する時間が短縮できる傾向にあり生産性が向上する。一方、蒸熱処理温度が210℃以下とすることで、パイル単糸を構成する素材の黄変や脆化の発生が抑制される傾向がある。また、蒸熱処理によるメラミン系樹脂やPEG系樹脂を構成するモノマーの重合反応を効率的に進めることができるとの観点から、重合開始剤を処理液に添加することが好ましく、重合開始剤としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、または過酸化水素などの無機系重合開始剤や、2,2’−アゾビス(2−アミディノプロパン)ジハイドロクロライド、2,2’−アゾビス(N、N−ジメチレンイソブチラミディン)ジハイドロクロライド、または2−(カルバモイラゾ)イソブチロニトリルなどの有機系重合開始剤が好ましく用いられる。かかる重合開始剤のうち、コスト、取り扱いの容易さの観点から、過硫酸アンモニウムがより好ましい。
パイル単糸の表面に、例えば、PEG系樹脂を含む下地層を形成する方法において、処理液中のPEG系樹脂を構成するモノマーの濃度は、処理液に対して10〜100g/Lであることが好ましい。前記モノマーの濃度を10g/L以上とすることで厚みの均一な下地層を形成でき、カーペットの防汚性能耐久性が向上する。一方で、モノマーの濃度が100g/L以下とすることでパイル糸が硬くなり品位が低下することが抑制される。さらに、重合開始剤を用いる場合においては、モノマーの濃度は、処理液に対して0.5〜10g/Lであることが好ましい。モノマーの濃度を0.5g/L以上とすることで、モノマーの重合をより促進させることができる。一方で、モノマーの濃度を10g/L以下とすることで、解重合を抑制することができる。より好ましくは、重合開始剤は処理液に対して1〜5g/Lである。また、PEG系樹脂を含む下地層をパイル単糸に設けた後に、上記のパイル糸を10〜90℃の水を用いて洗浄することが好ましい。パイル糸を洗浄することで、未反応のモノマーなどを除去することができるとともに、カーペットを染色する場合にはパイル糸の染色堅牢度を向上させることができる。
本発明のカーペットにおいて、被覆パイル単糸の繊度は10dtex以上である。カーペットの初期防汚性能や防汚性能耐久性をより優れたものとするためには、被覆パイル単糸の繊度は13dtex以上であることが好ましく、15dtex以上であることがより好ましい。また、繊度の上限は30dtex以下であることが好ましい。繊度を30dtex以下とすることで風合いが硬くなるのを抑制することができる。より好ましくは繊度が25dtex以下である。また、被覆パイル単糸の繊度を上記の範囲とする手段としては、パイル単糸の繊度を大きくして調整したり、オルガノポリシロキサンを含有する層の厚みを大きくして調整すること等が挙げられる。そして、この達成手段としては、調整が容易であり、かつ、カーペットの初期防汚性能および防汚性能耐久性がより優れたものとなる傾向が見られるとの理由により、パイル単糸の繊度を調整することが好ましい。
本発明のカーペットにおいてパイル糸の捲縮伸長率は10〜30%である。本発明のカーペットが有するパイル糸は捲縮性を有するものであるが、上記の捲縮伸長率とは、沸騰水中における捲縮の発現率をいう。より詳細には、実施例の測定方法の項に記載の方法で測定されるものをいう。カーペットの初期防汚性能や防汚性能耐久性がより優れたものとなるとの理由から、捲縮伸長率の下限は12%以上であることが好ましい。一方で、上記と同様の理由から、捲縮伸長率の上限は24%以下であることが好ましい。また、パイル糸の捲縮伸長率を上記の範囲とする手段としては、パイル糸に含まれるパイル単糸に捲縮糸を用い、パイル糸に含まれるパイル単糸の集合体としての捲縮伸長率を調整すること等が挙げられる。そして、この達成手段としては、調整が容易であり、かつ、カーペットの初期防汚性能および防汚性能耐久性がより優れたものとなる傾向が見られるとの理由により、パイル糸に含まれるパイル単糸すべての集合体自体の捲縮伸長率を調整することが好ましい。
また、オルガノポリシロキサンを含有する層を設ける前のパイル層の目付は、400g/m2以上であることが好ましい。パイル層の目付を400g/m2以上とすることで、このパイル層を有するカーペットの防汚性能耐久性およびカーペット自体の耐久性が優れたものとなる。パイル層の目付の上限は、特に限定はされないが、パイル層の取扱いの観点から、3000g/m2以下であることが好ましい。より好ましくは500g/m2以上であり、2000g/m2以下である。
カーペットの形態としては、パイル糸のあるカーペットとし、段通、ウイルトン、ダブルフェイス、アキスミンター等の織りカーペットや、タフティング、フックドラグ等の刺繍カーペットや、ボンデッド、電着、コード等の接着カーペットが例示できる。生産性の観点より、タフティングカーペットとすることが好ましい。
タフティングカーペットは、タフティングマシンでパイル糸を一次基布に刺し込んで植毛し、いわゆるタフトし、 その裏側にパイル糸のほつれを防止する目的から目止め加工を施し製造され、用途に応じて目止め加工の後に、施工時や使用中の強度向上や寸法安定性などを目的に裏加工として二次基布の接着を施す。一次基布としては、従来公知のものを使用することができ、例えばスパンボンド法にて製造されたポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性フィラメントからなる不織布や長繊維織物が例示できる。目止め加工に用いられる目止め剤としては、スチレン・ブタジエンラバー(SBR)系やニトリル・ブタジエンラバー(NBR)系やエチレン・ビニールアセテート(EVA)系のラテックスや、ポリウレタン、ポリ塩化ビニール(PVC)が例示できる。裏加工において接着させる二次基布としては、ジュート布や合成繊維不織布が例示できる。
カーペットのパイル層の形態としてはカット形態、ループ形態、またカット&ループ形態などがある。カーペットのパイル層の形態は、ループ形態が好ましい。ループ形態とすることで、防汚性能耐久性やカーペット自体の耐久性が向上する。
本発明のカーペットの防汚性能について、特にドライソイルと呼ばれる乾燥した汚れに対して優れた初期防汚性能を発揮し、実施例の項で述べる防汚試験方法に基づいたカーペットの汚染度(以下、△Eと称することがある)が35以下であることが好ましい。前記防汚試験方法における△Eが35以下であると、初期防汚性能に優れたカーペットとなる。より好ましくは、△Eが30以下である。このようなカーペットを得る手段としては、例えば、実施例1等で記載の材料を用い、実施例1等で記載の製造方法を採用することを挙げることができる。
摩耗ストレスを受けた後の本発明のカーペットの防汚性能について、実施例の項で述べるカーペットの摩耗試験後の防汚試験方法に基づいた△Eが45以下であることが好ましい。カーペットの摩耗試験後の防汚試験方法における△Eが45以下であると、摩耗ストレスを受けた後の状態においても防汚性能に優れたカーペットであるといえる。より好ましくは、△Eが40以下である。さらに好ましくは、△Eが35以下である。このようなカーペットを得る手段としては、例えば、実施例1等で記載の材料を用い、実施例1等で記載の製造方法を採用することを挙げることができる。
カーペットの前記防汚試験方法に基づいた△Eが35以下であり、摩耗試験後の△Eが45以下であれば、初期防汚性能に優れ、かつ、摩耗ストレスを受けた後の状態においても防汚性能に優れたカーペットとなり、ドライソイルが付きやすく土足による踏みつけ頻度の多い箇所であるオフィスなどで使用される土足用カーペット(例えば、タイルカーペットなど)や自動車内装用カーペット(例えば、オプションマットなど)に特に好適に用いることができる。
また、実施例の項で述べるカーペットの摩耗試験後の防汚試験方法に基づいた△Eとカーペットの摩耗試験前の防汚試験方法に基づいた△Eとの差が小さいほど、カーペットの防汚性能耐久性は優れたものであるといえる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、実施例中の性能は次の方法で測定した。
[測定方法]
(1)カーペットの汚染度(△E)
JIS L 1919(8.1.2 A―2法)(2012)に準拠して、カーペットの汚染度の評価を実施した。
(1)カーペットの汚染度(△E)
JIS L 1919(8.1.2 A―2法)(2012)に準拠して、カーペットの汚染度の評価を実施した。
まず、酸性染料にて白色に染色されたカーペットを20℃65%RH環境下で24時間調湿させた後、このカーペットから1.5cm×1.5cmのカーペットの試験片10枚を作製し、色彩色差計(Minolta製、測定ヘッド:CR−300、データプロセッサ:DP−300)を用い、汚染前の試験片のL*値、a*値、b*値を測定した。
次に、粒径が1〜10μmの範囲にあるチョーク(青色)の粒子を粉体汚染物質として用意し、この粉体汚染物質1gをチャック付きポリエチレン製袋(たて約280mm、よこ約200mm、厚さ約0.08mm)に入れた後、試験片1枚(1.5cm×1.5cm)を入れ、エアポンプで前記ポリエチレン製袋が完全に膨らむまで空気を封入する。これをJIS L 1076(4.1)に規定のICI形ピリング試験機の回転箱に入れ、毎分60回転速度で60分間操作する。操作後、試験片の四隅を持ちかえて、試験片の裏中央部を5回指ではじき、余分な汚れを取った。その後、前記色彩色差計を用い、汚染後の試験片のL*’値、a*’値、b*’値を測定した。
得られた汚染前と汚染後とにおける、試験片のL*値、a*値、b*値から、次の式によって△Eを算出し、10枚の平均値を求めカーペットの汚染度として△E(色差)とした。
△E=[(L*’―L*)2+(a*’―a*)2+(b*’―b*)2]1/2
(2)カーペットの摩耗試験後のカーペットの汚染度(△E)
JIS L 1096:1999 8.17.3 テーバー形法に準じて、カーペットの摩耗試験を実施した。
△E=[(L*’―L*)2+(a*’―a*)2+(b*’―b*)2]1/2
(2)カーペットの摩耗試験後のカーペットの汚染度(△E)
JIS L 1096:1999 8.17.3 テーバー形法に準じて、カーペットの摩耗試験を実施した。
まず、20℃65%RH環境下で24時間調湿させたカーペットから直径13cmの円形試験片5枚を作製し、各試験片をパイル表面が上となるように試料ホルダに取り付けて、その試料片の上にCS−10摩耗輪を載せて、4.9Nの荷重をかけて300回転(回転速度:70回転/分)して試験片を摩耗させた。
次に、5枚の各円形試験片の摩耗部分から1.5cm×1.5cmの大きさの汚染度試験用の試験片を2枚採取した。このとき、汚染度試験用の試験片のパイル表面の全面が摩耗した状態となるように上記の汚染度試験用の試験片を採取した。
次に、得られた計10枚の汚染度試験用の試験片について、(1)に記載の方法と同様の方法でカーペットの汚染度の評価を行った。
(3)被覆パイル単糸の繊度
カーペットから無作為に50本のパイル糸を刈り取り、パイル糸各々から無作為に被覆パイル単糸を5本ずつ抽出し、合計250本のパイル単糸を得た。次に、250本の被覆パイル単糸の合計重量を測定し、さらに、250本の被覆パイル単糸各々の長さを測定し、得られた長さの和を250本の被覆パイル単糸の合計長さとした。そして、上記の合計重量と上記の合計長さとを用い次式により、被覆パイル単糸の繊度を算出した。
被覆パイル単糸の繊度(dtex)=10000×W/L
ここに、W:被覆パイル単糸の合計重量(g)
L:被覆パイル単糸の合計長さ(m)
(4)パイル糸の捲縮伸長率
カーペットのパイル層よりパイル糸を抜き取り、室温25℃、相対湿度65%の雰囲気中に24時間放置した。その後、パイル糸を、無荷重状態で、30分間沸騰水で浸漬処理した後、室温25℃、相対湿度65%で24時間乾燥し、これを捲縮伸長率の測定試料とした。室温25℃、相対湿度65%の雰囲気下において、この試料に2mg/dtexの初荷重をかけ、30秒経過した後の試料長(L1)とした。次いで初荷重を除去した後、同試料に100mg/dtexの定荷重をかけて30秒経過後に伸びた試料長(L2)を測定する。そして下記式により、パイル糸の捲縮伸長率(%)を求めた。
パイル糸の捲縮伸長率(%)=[(L2−L1)/L1]×100
(5)パイル層の目付
タフト前の一次基布を50cm角に切り出して一次基布の質量を測定する。続いて、タフト後のカーペット層(タフト生機)を50cm角に切り出してカーペット層の重量を測定する。カーペット層の重量から一次基布の重量を差し引き、当該試料におけるパイル糸の重量を得る。パイル糸の重量を単位面積(1m2)あたりに換算したものをパイル層の目付(g/m2)とした。
カーペットから無作為に50本のパイル糸を刈り取り、パイル糸各々から無作為に被覆パイル単糸を5本ずつ抽出し、合計250本のパイル単糸を得た。次に、250本の被覆パイル単糸の合計重量を測定し、さらに、250本の被覆パイル単糸各々の長さを測定し、得られた長さの和を250本の被覆パイル単糸の合計長さとした。そして、上記の合計重量と上記の合計長さとを用い次式により、被覆パイル単糸の繊度を算出した。
被覆パイル単糸の繊度(dtex)=10000×W/L
ここに、W:被覆パイル単糸の合計重量(g)
L:被覆パイル単糸の合計長さ(m)
(4)パイル糸の捲縮伸長率
カーペットのパイル層よりパイル糸を抜き取り、室温25℃、相対湿度65%の雰囲気中に24時間放置した。その後、パイル糸を、無荷重状態で、30分間沸騰水で浸漬処理した後、室温25℃、相対湿度65%で24時間乾燥し、これを捲縮伸長率の測定試料とした。室温25℃、相対湿度65%の雰囲気下において、この試料に2mg/dtexの初荷重をかけ、30秒経過した後の試料長(L1)とした。次いで初荷重を除去した後、同試料に100mg/dtexの定荷重をかけて30秒経過後に伸びた試料長(L2)を測定する。そして下記式により、パイル糸の捲縮伸長率(%)を求めた。
パイル糸の捲縮伸長率(%)=[(L2−L1)/L1]×100
(5)パイル層の目付
タフト前の一次基布を50cm角に切り出して一次基布の質量を測定する。続いて、タフト後のカーペット層(タフト生機)を50cm角に切り出してカーペット層の重量を測定する。カーペット層の重量から一次基布の重量を差し引き、当該試料におけるパイル糸の重量を得る。パイル糸の重量を単位面積(1m2)あたりに換算したものをパイル層の目付(g/m2)とした。
(6)カーペットの耐久性
JIS L 1021−11(2007)の7に基づき、円形試料台の回転回数5000回で、カーペットに負荷を加え、JIS L 1021−13(2007)に準じてカーペットの自体の耐久性を判定した。
JIS L 1021−11(2007)の7に基づき、円形試料台の回転回数5000回で、カーペットに負荷を加え、JIS L 1021−13(2007)に準じてカーペットの自体の耐久性を判定した。
(7)カーペットの品位評価
得られたカーペットを用いて、10人の被験者に対して以下の基準によりカーペットの品を評価した。
<個別評価基準>
3点:手触りによる風合いが極めて優れる。
2点:手触りによる風合いが優れる。
1点:手触りによる風合いが劣る。
<合計評価基準>
A:25〜30点
B:17〜24点
C:10〜16点
(8)被覆パイル単糸における被覆面積
カーペットのパイル糸を有する側の面に日本電子製の金属蒸着装置(商品名:JEC−3000FCオートファインコーター)を用いて金属蒸着を行い観察用の試料を得た。次に、その試料を日立製の超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡(商品名:SU8010)に装着し、その試料の金属蒸着を行った側の表面を倍率3万5千倍で観察し、無作為に選出した異なる5本の被覆パイル単糸について、各々の表面SEM写真を撮影した。次に、得られた表面SEM写真、5枚それぞれを画像処理ソフト(ソフト名:WinROOF、三谷商事株式会社製)を用いて処理し、被覆面積を測定し、その平均値を被覆パイル単糸における被覆面積とした。被覆面積の測定には、上記の画像処理ソフトの自動2値化(しきい値決定方法:判別分析法、抽出領域の明暗:明るい領域、対象濃度範囲:0〜255)を用いた。但し、上記の自動2値化に拠っては、しきい値の決定が困難である場合は、平動設定により行うことができる。
得られたカーペットを用いて、10人の被験者に対して以下の基準によりカーペットの品を評価した。
<個別評価基準>
3点:手触りによる風合いが極めて優れる。
2点:手触りによる風合いが優れる。
1点:手触りによる風合いが劣る。
<合計評価基準>
A:25〜30点
B:17〜24点
C:10〜16点
(8)被覆パイル単糸における被覆面積
カーペットのパイル糸を有する側の面に日本電子製の金属蒸着装置(商品名:JEC−3000FCオートファインコーター)を用いて金属蒸着を行い観察用の試料を得た。次に、その試料を日立製の超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡(商品名:SU8010)に装着し、その試料の金属蒸着を行った側の表面を倍率3万5千倍で観察し、無作為に選出した異なる5本の被覆パイル単糸について、各々の表面SEM写真を撮影した。次に、得られた表面SEM写真、5枚それぞれを画像処理ソフト(ソフト名:WinROOF、三谷商事株式会社製)を用いて処理し、被覆面積を測定し、その平均値を被覆パイル単糸における被覆面積とした。被覆面積の測定には、上記の画像処理ソフトの自動2値化(しきい値決定方法:判別分析法、抽出領域の明暗:明るい領域、対象濃度範囲:0〜255)を用いた。但し、上記の自動2値化に拠っては、しきい値の決定が困難である場合は、平動設定により行うことができる。
[実施例1]
(カーペットの作製)
970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸(断面形状:田型)を2本合糸し、インターミングル機にて交絡させインターミングル加工糸を得た。
(カーペットの作製)
970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸(断面形状:田型)を2本合糸し、インターミングル機にて交絡させインターミングル加工糸を得た。
次に、前記インターミングル加工糸を目付け100g/m2のポリエステルスパンボンド一次基布にタフトし、目付700g/m2のレベルループのカーペット層(タフト生機)を作製した。また、上記のカーペット層(タフト生機)の有するパイル層の目付は600g/m2であった。
次に、前記カーペット層(タフト生機)をウインス染色機により酸性染料にて白色に染色した。
(処理液1の処方)
下記のとおりに処理液1を処方した。
・溶媒:水
・カチオン変性オルガノシリケート微粒子の水分散液(固形分20%、平均粒子径30nm):60g/L
(処理液1の固着加工)
得られたカーペット層(タフト生機)を、処方した処理液1に浸漬してマングルで圧搾させ付与し、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパイル単糸にオルガノポリシロキサンを含有する層を固着させた。
下記のとおりに処理液1を処方した。
・溶媒:水
・カチオン変性オルガノシリケート微粒子の水分散液(固形分20%、平均粒子径30nm):60g/L
(処理液1の固着加工)
得られたカーペット層(タフト生機)を、処方した処理液1に浸漬してマングルで圧搾させ付与し、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパイル単糸にオルガノポリシロキサンを含有する層を固着させた。
(裏貼り加工)
オルガノポリシロキサンを含有する層の固着加工を実施したカーペット層(タフト生機)のパイル層を有する面の反対の面(裏面)に、アクリル系樹脂を目付180g/m2(乾燥時)塗布し、130℃で乾燥した。次にカーペット層の裏面に目付300g/m2のポリエステル不織布(裏張り層)を貼り合わせてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
オルガノポリシロキサンを含有する層の固着加工を実施したカーペット層(タフト生機)のパイル層を有する面の反対の面(裏面)に、アクリル系樹脂を目付180g/m2(乾燥時)塗布し、130℃で乾燥した。次にカーペット層の裏面に目付300g/m2のポリエステル不織布(裏張り層)を貼り合わせてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
[実施例2]
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を940dtex−68f(単糸繊度13.8dtex、捲縮伸長率18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を940dtex−68f(単糸繊度13.8dtex、捲縮伸長率18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
[実施例3]
処理液1をカーペット層が有するパイル単糸に固着させる工程の前に、下記する処理液2をパイル単糸に固着させる工程を加えた以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
処理液1をカーペット層が有するパイル単糸に固着させる工程の前に、下記する処理液2をパイル単糸に固着させる工程を加えた以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。このカーペットの構成および性能を表1に示す。
(処理液2の処方)
下記のとおりに処理液2を処方した。
・溶媒:水
・トリメチロールアミンメラミン(固形分80%):40g/L
・過酸化アンモニウム:3g/L
(処理液2の固着加工)
タフト後に得られたカーペット層(タフト生機)を、処方した処理液2に浸漬してマングルで圧搾させ付与した後、100℃の加熱常圧スチーマーで5分間処理し、次いで60℃の湯で湯洗し、水洗いし、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパルプ単糸にメラミン系樹脂を含む下地層を固着させた。
下記のとおりに処理液2を処方した。
・溶媒:水
・トリメチロールアミンメラミン(固形分80%):40g/L
・過酸化アンモニウム:3g/L
(処理液2の固着加工)
タフト後に得られたカーペット層(タフト生機)を、処方した処理液2に浸漬してマングルで圧搾させ付与した後、100℃の加熱常圧スチーマーで5分間処理し、次いで60℃の湯で湯洗し、水洗いし、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパルプ単糸にメラミン系樹脂を含む下地層を固着させた。
[実施例4]
処理液1をカーペット層が有するパイル単糸に固着させる工程の前に、下記する処理液3をパイル単糸に固着させる工程を加えた以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表1に示す。
処理液1をカーペット層が有するパイル単糸に固着させる工程の前に、下記する処理液3をパイル単糸に固着させる工程を加えた以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表1に示す。
(処理液3の処方)
下記のとおりに処理液3を処方した。
・溶媒:水
・分子量が1000のポリエチレングリコールジメタクリレート(固形分100%):20g/L
・過酸化アンモニウム:2g/L
(処理液3の固着加工)
得られたカーペット層(タフト生機)を処方した処理液3に浸漬してマングルで圧搾させ付与した後、100℃の加熱常圧スチーマーで5分間処理し、次いで60℃の湯で湯洗し、水洗いし、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパルプ単糸にPEG系樹脂を含む下地層を固着させた。
下記のとおりに処理液3を処方した。
・溶媒:水
・分子量が1000のポリエチレングリコールジメタクリレート(固形分100%):20g/L
・過酸化アンモニウム:2g/L
(処理液3の固着加工)
得られたカーペット層(タフト生機)を処方した処理液3に浸漬してマングルで圧搾させ付与した後、100℃の加熱常圧スチーマーで5分間処理し、次いで60℃の湯で湯洗し、水洗いし、その後ヒートセッターにて130℃で乾燥させ、カーペット層が有するパルプ単糸にPEG系樹脂を含む下地層を固着させた。
[実施例5]
タフト後のカーペット層の目付を300g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表1に示す。
タフト後のカーペット層の目付を300g/m2に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表1に示す。
[比較例1]
カーペット層が有するパイル単糸に処理液1を付与する処理を行わないこと以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
カーペット層が有するパイル単糸に処理液1を付与する処理を行わないこと以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
[比較例2]
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を970dtex−180f(単糸繊度5.4dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を970dtex−180f(単糸繊度5.4dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
[比較例3]
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を、970dtex−54f(単糸繊度18dtex、捲縮伸長率:5%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を、970dtex−54f(単糸繊度18dtex、捲縮伸長率:5%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
[比較例4]
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を、970dtex−54f(単糸繊度18dtex、捲縮伸長率:35%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
実施例1で用いた970dtex−54f(単糸繊度18.0dtex、捲縮伸長率:18%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸を、970dtex−54f(単糸繊度18dtex、捲縮伸長率:35%)のナイロン6マルチフィラメント捲縮糸に変更した以外は、実施例1と同様にしてカーペットを得た。得られたカーペットの構成および性能を表2に示す。
実施例1〜5のカーペットと比較例1のカーペットとを比較すると、摩耗前の△Eの値(以下、初期防汚性能の値と称することがある)は、比較例1のカーペットよりも実施例1〜5のカーペットの方が小さく、比較例1のカーペットと比べ実施例1〜5のカーペットの方が、より初期防汚性能が高いといえる。
実施例1〜5のカーペットと比較例2のカーペットとを比較すると、摩耗後の△Eから摩耗前の△Eを減じた値(以下、防汚性能耐久性の値と称することがある)は、比較例2のカーペットよりも実施例1〜5のカーペットの方が大幅に小さく、比較例2のカーペットと比べ実施例1〜5のカーペットの方が、防汚性能耐久性が大幅に高いといえる。また、実施例1〜5のカーペットと比較例3のカーペットを比較すると、防汚性能耐久性の値は、比較例3のカーペットよりも実施例1〜5のカーペットのほうが大幅に小さく、比較例3のカーペットと比べ実施例1〜5のカーペットの方が、防汚性能耐久性が大幅に高いといえる。
実施例1のカーペットと実施例2のカーペットとを比較すると、防汚性能耐久性の値は、実施例2のカーペットよりも実施例1のカーペットの方が小さく、実施例2のカーペットと比べ実施例1のカーペットの方が、より防汚性能耐久性が高いといえる。
次に、実施例1のカーペットと実施例3および4のカーペットとを比較すると、防汚性能耐久性の値は、実施例1のカーペットよりも実施例3および4のカーペットの方が小さく、実施例1のカーペットよりも実施例3および4のカーペットの方が、より防汚性耐久性が高いといえる。
次に、実施例3のカーペットと実施例4のカーペットとを比較すると、防汚性能耐久性の値は、実施例4のカーペットよりも実施例3のカーペットの方がやや小さく、実施例4のカーペットと比べ実施例3のカーペットの方が、防汚性能耐久性は若干、高いといえる。しかし、品位については、実施例3のカーペットよりも実施例4のカーペットの方が優れている。
本発明のカーペットの用途としては、住居用、商業用、自動車用等、特に限定されないが、土足による踏みつけ頻度の多く長期耐久性や耐摩耗性が求められるタイルカーペットなどの土足用カーペットやオプションマットなどの自動車内装用カーペットで用いるのに特に好適である。
1 : カーペット
2 : カーペット層
3 : 裏張り層
4 : パイル糸
5 : 一次基布
6 : 被覆パイル単糸
7 : オルガノポリシロキサンを含有する層
8 : パイル単糸
9 : 被覆パイル単糸
10 : 下地層
11 :オルガノポリシロキサンを含有する層
12 :パイル単糸の表面
2 : カーペット層
3 : 裏張り層
4 : パイル糸
5 : 一次基布
6 : 被覆パイル単糸
7 : オルガノポリシロキサンを含有する層
8 : パイル単糸
9 : 被覆パイル単糸
10 : 下地層
11 :オルガノポリシロキサンを含有する層
12 :パイル単糸の表面
Claims (4)
- 被覆パイル単糸を有するパイル糸を備え、
前記被覆パイル単糸は、オルガノポリシロキサンを含有する層と、前記オルガノポリシロキサンを含有する層で被覆されるパイル単糸と、を有し、
前記被覆パイル単糸の繊度は、10dtex以上であり、
前記パイル糸の捲縮伸長率は、10〜30%である、カーペット。 - 前記被覆パイル単糸が、前記パイル単糸と、前記オルガノポリシロキサンを含有する層と、の間に下地層を有する、請求項1に記載のカーペット。
- 前記下地層が、ポリエチレングリコール系樹脂を含む、請求項2のカーペット。
- 前記パイル単糸がポリアミド樹脂を含む、請求項1〜3のいずれかに記載のカーペット。
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