JP2018198020A - 救急活動支援システム、その方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 救急活動が適切かつ迅速に開始されるように人々を支援する。【解決手段】 あるユーザ端末3#1が救護要請93を発すると、サーバ5が、他のユーザ端末3#2と、AEDなどの救護機器に付属する機器端末9に、救護活動への参加要請97を配信する。参加要請97には、救護要請93が発された現場位置と、現場位置の周辺に存在する利用可能な救護機器の位置の通知が伴う。他のユーザ端末3#2は、現場位置または利用可能機器の位置の付近に自端末がある場合、参加要請をユーザに知らせ、現場位置および利用可能機器位置へのナビゲーション107を開始する。続いて、ユーザ端末3#1、3#2と機器端末9間でグループ通信117を行うことができる。【選択図】図2
Description
本発明は、一般には急病人や怪我人などの救急活動(緊急の救護活動)を支援するための情報提供技術に関し、とくに、例えば心停止者へのAED(自動体外式除細動器)の適用のような初動対処を迅速に実行することを助ける情報提供技術に関する。
関連技術として、例えば特許文献1に記載されたシステムが知られている。
このシステムは、AEDを必要とする緊急事態に遭遇した人が、AEDの設置場所を見つけてAEDを取りに行けるように、または、AED設置場所付近に居る者がAEDを緊急現場へ持っていけように、そのような人々を支援する。
このシステムによれば、例えば、或る現場で緊急事態に遭遇した人が、自分の携帯端末を用いて、監視センタに対しAED手配を要求すると、監視センタが、現場周辺の使用に適したAEDを特定して、それを現場の上記携帯端末に通知する。その携帯端末は、特定されたAEDが存在する場所への状況通知を表示する。
それと同時に、監視センタは、上記特定されたAEDに付属のAED監視端末にも通知を送る。すると、AED監視端末は、AED手配要求があることを、音声や文字表示などで、周囲の人々に通知する。
さらに、AED監視端末は、要救助者の居る場所までの状況通知を表示して、AED運搬者のAED要求者との合流を助ける。
監視センタは、さらに、上記携帯端末にAED監視端末の連絡先を通知したり、AED監視端末に問い合わせ端末の連絡先を通知したりして、AED要求者とAED運搬者の間の通話を可能にする。
例えば路上である通行人が急に倒れたような場合、最初に、他の人々がその患者を発見し、患者の容態を認識し、どのような対処をすべきかを判断し、判断結果を実行動に移して初めて、AED適用のような救護行動が実現できる。もし、誰も患者に気づかない、患者の容態を認識できない、どんな処置を行うべきかを判断できない、あるいは、判断結果を実行動に移さなかったならば、患者を迅速かつ適切に救護することは難しい。
しかし、緊急事態が現場にたまたま居合わせた人が、上記の発見、認識、判断および行動という初動プロセスを的確かつ迅速に実施できる保証はない。むしろ、そのようなプロセスを速やかに実行できる人は、医師や看護士や救急訓練を受けた人を除けば、きわめて希であろう。
また、時と場所によっては、患者の傍に他の人がいないという場合もあろう。
同様の問題的状況は、AEDのような救護機器の側にも存在する。例えば、AED要請があったとき、その旨をAEDが音声や文字のメッセージで周囲の人々に表示したとしても、それに誰も気づかない、何を行うべきか判断できない、あるいは、実行動を起こさない場合があり得る。AEDの傍に人がいないという場合もあろう。
特許文献1に記載されたシステムは、患者をケアする、AEDを運搬する、などの実行動を起こした人を支援するのに有効である。しかし、その行動を起こす前の上記発見、認識および判断のプロセスを支援するための解決策は教示していない。
本発明の一つの目的は、救急活動がより迅速かつ適切に行われるように、人々を支援するシステムを提供することにある。
本発明の一側面に係る一実施形態に従う、救急活動支援システムは、複数のユーザにそれぞれ携帯される通信端末である複数のユーザ端末を利用して、複数のユーザによる救急活動を支援するためのシステムであり、複数のユーザ端末の内のいずれか一つに所定入力があった場合、その所定入力のあったユーザ端末を制御して救護要請を発信させる手段と、救護要請が発信された場合、救護要請を発信したユーザ端末である要請ユーザ端末の位置に基づき現場位置を特定する手段と、特定された現場位置と要請ユーザ端末以外の他のユーザ端末の位置とに基づき、他のユーザ端末の中から、現場位置に対して第一の位置関係にある一以上のユーザ端末を、参加可能ユーザ端末として選ぶ手段と、参加可能ユーザ端末を制御して、参加可能ユーザ端末のユーザに対し救護要請があった旨を知らせる手段とを備える。これらの手段は、それぞれ、例えば、複数の通信端末でそれぞれ実行されるコンピュータプログラム、および、それらの通信端末と通信ネットワークを通じて通信可能な管理サーバとが協働で行う制御により、あるいは、各通信端末または管理サーバが単独で行なう制御により、実現され得る(以下に述べる諸手段も同様である)。
このように構成された救急活動支援システムによれば、あるユーザが他人または本人の緊急事態に遭遇した場合、そのユーザは自分のユーザ端末に手動でまたは自動的に所定入力を行うことで、救護要請を発信することができる。救護要請が発信されると、その救護要請を発信した要請ユーザ端末の位置に基づいて、その緊急事態の現場の位置が特定される。そして、その現場位置に対して第一の位置関係(例えば、現場位置から50メートルの距離範囲内)にある他のユーザ端末が、救護に参加可能なユーザ端末として選ばれる。そして、その参加可能ユーザ端末からそのユーザに対して、現場位置で救護要請があった旨が通知される。
したがって、緊急事態に直接遭遇したユーザだけでなく、その現場での救護に参加可能な場所に居る他のユーザに対しても、救護要請があったことが通知される(換言すれば、救護活動への参加が要請される)。それにより、より多くの人々が緊急事態の発生に気づくので、そして、それらの複数の人々による認識や判断や連携により、救急活動が迅速化および的確化され得る。
また、緊急事態が建物内や部屋内で起きた場合、一般に、その建物や部屋の外部に居る人々は緊急事態に気づきにくい。しかし、この救急活動支援システムによれば、建物や部屋の外部に居る人々にも、緊急事態の発生を知らせて、救護行動を起こすよう促すことができる。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、緊急要請を発信した要請ユーザ端末を制御して、要請ユーザ端末の周囲空間に警報信号を出力させる手段を備えてもよい。要請ユーザ端末が周囲空間に警報信号を出力することで、現場の周囲に居る人々(通信端末をもってなくていい)に緊急事態の発生を知らせて、救護への参加を要請できる。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、現場位置と参加可能ユーザ端末の位置とに基づき、参加可能ユーザ端末を制御して、参加可能ユーザ端末のユーザに所定の状況情報を提供する手段を備えることができる。上記所定の状況情報には、一例として、現場位置へ行くためのナビゲーション情報があり得る。
このような状況情報を救護活動に参加可能な人々に提供することで、その人たちによる状況認識判断と行動が、より迅速化および適切化され得る。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、参加可能ユーザ端末と要請ユーザ端末の中から二以上の通信端末を選び、選ばれた二以上の通信端末の間でグループ通信を実行させる手段をさらに備えてよい。
これら通信端末間でグループ通信を実行することで、救護活動に参加する人々の間の連携がより容易になる。
上記グループ通信では、それを行う二以上の通信端末のユーザの中から所定の資格をもつ有資格ユーザを特定して、有資格ユーザを他のユーザより優先的に支援するようグループ通信が制御されてよい。
この制御により、医師、看護士、救急救命士のような有資格者が、グループ通信でリーダーシップを発揮しながら、グループによる救護活動をより適切に進めることが支援される。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、異なる場所にそれぞれ配置された複数の救護機器の位置を特定する手段と、救護要請が発信された場合、現場位置と複数の救護機器の位置とに基づき、現場位置に対して第二の位置関係にある救護機器を、利用可能機器として選ぶ手段と、選ばれた利用可能機器の位置に対して第三の位置関係にある一以上のユーザ端末を、上記の参加可能ユーザ端末として選ぶ手段とを、備えてもよい。
このように構成された救急活動支援システムによれば、現場で救護要請が発信された場合、現場位置に対して第二の位置関係(例えば、現場位置から100メートルの距離範囲内)にある救護機器(例えば、AEDや医療キットなど)が選ばれ、そして、選ばれた救護機器に対して第三の位置関係(例えば、その機器から30メートルの距離範囲内)にあるユーザ端末が、上述の参加可能ユーザ端末として選ばれる。そして、前述したように、参加可能ユーザ端末として選ばれたユーザ端末は、現場で救護が要請された旨をユーザに通知したり、あるいは、現場位置へのナビゲーション情報などの状況情報をユーザに提供したりすることができる。
したがって、現場位置に対して救護参加が可能な場所(典型的には、現場の付近)に居る人々だけでなく、救護に利用可能な救護機器にアクセス可能な場所(典型的には、利用可能機器の付近)に居る人々にも、救護要請があった旨が通知され、救護を支援するナビゲーションなどの状況情報が提供される。つまり、現場付近の人々に加えて、利用可能救護機器の付近の人々も救護に関与することができる。これにより、より迅速で的確な判断と救護行動の開始が期待し得る。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、上記複数の救護機器の内の一つ以上に通信端末が付属している場合、その付属の通信端末の中から、上記利用可能機器に付属するものを、利用可能機器端末として選ぶ手段と、選ばれた利用可能機器端末を制御して、利用可能機器の周囲空間に報知信号を出力させる手段と、備えてもよい。
利用可能機器の周囲空間に報知信号を出力することにより、利用可能機器の近くの人々(ユーザ端末をもってなくていい)に対して、その利用可能機器を使って救護に参加するよう要請することができる。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、利用可能機器の位置と参加可能ユーザ端末の位置とに基づき、参加可能ユーザ端末を制御して、参加可能ユーザ端末のユーザに所定の第二の状況情報を提供する手段を備えてよい。ここで、上記第二の状況情報の一例に、利用可能機器の位置へ行くためのナビゲーション情報があり得る。
この構成によれば、参加可能ユーザ端末のユーザは、現場位置へのナビゲーションのような現場に関する状況情報だけでなく、利用可能な救護機器へのナビゲーションのような救護機器に関する状況情報も得ることができる。それにより、ユーザは自分の居場所に応じて、現場へ行くべきか、救護機器にアクセスするべきか、などの判断と行動をより適切に行えるよう、支援される。
一実施形態に従う救急活動支援システムは、さらに、上記利用可能機器端末と上記要請ユーザ端末と上記参加可能ユーザ端末の中から二以上の通信端末を選び、選ばれた二以上の通信機器の間でグループ通信を実行させる手段を備えてよい。
この構成によれば、救護要請を発したユーザと救護に参加可能なユーザだけでなく、利用可能な救護機器にアクセスした人も参加して、グループ通信が行える。それにより、救護活動の迅速化と的確化が期待できる。
本発明の別の側面に係る、複数のユーザにそれぞれ携帯される通信端末である複数のユーザ端末を利用して、前記複数のユーザによる救急活動を支援するための方法は、複数のユーザ端末の内のいずれか一つに所定入力があった場合、その所定入力のあったユーザ端末から救護要請を発信させるステップと、救護要請が発信された場合、その救護要請を発信したユーザ端末である要請ユーザ端末の位置に基づき現場位置を特定するステップと、特定された現場位置と上記要請ユーザ端末以外の他のユーザ端末の位置とに基づき、他のユーザ端末の中から、現場位置に対して所定の位置関係にある一以上のユーザ端末を、参加可能ユーザ端末として選ぶステップと、選ばれた参加可能ユーザ端末を制御して、参加可能ユーザ端末のユーザに対し救護要請があった旨を知らせるステップとを有する。
本発明のまた別の側面に係る、複数のユーザにそれぞれ携帯される、通信ネットワークと接続可能な複数のユーザ端末を利用して、複数のユーザによる救急活動を支援するための、各ユーザ端末が読み取り可能なコンピュータプログラムは、以下のプロセスを各ユーザ端末に実行させる。
すなわち、そのプログラムに従って各ユーザ端末が実行するプロセスは、所定入力があったとき、救護要請を通信ネットワークに発信するステップと、他のユーザ端末から発信された救護要請に基づく現場位置の通知を通信ネットワークから受けるステップと、通信ネットワークから受けた現場位置の通知に基づき、現場位置に対して第一の位置関係に自端末が位置する場合に、救護要請があった旨を自端末のユーザに知らせるステップとを含む。
このようなプロセスを実行することにより、各ユーザ端末は、所定の入力(例えば、ユーザによる救護要請の入力操作、ウェアラブル心電計のような外部接続されたバイタルセンサからの危険を示すセンシングデータの入力など)があると、救護要請を通信ネットワークへ発信できる。あるユーザ端末から救護要請が発信された場合、その救護要請を発したユーザ端末の位置に基づく現場位置に対して第一の位置関係(例えば、現場位置から50メートルの距離範囲内)に存在する他のユーザ端末が、救護要請があったことをユーザに通知する。したがって、現場での救護に参加可な場所に居る人々が、救護要請の発生を知って救護に参加する機会が増え、それが、救護活動の迅速化と的確化に寄与する。
上記プロセスには、さらに、他のユーザ端末から発信された救護要請に基づく利用可能な救護機器の位置の通知を通信ネットワークから受けるステップと、利用可能な救護機器の位置の通知に基づき、利用可能な救護機器の位置に対して第二の位置関係(例えば、30メートルの距離範囲内)に自端末が位置する場合に、救護要請があった旨を自端末のユーザに知らせるステップとが追加されてよい。
これらの追加ステップの実行により、あるあるユーザ端末から救護要請が発信された場合、救護に利用可能な救護機器(例えば、現場から100メートルの距離範囲内にあるAEDなどの救護機器)に対して第二の位置関係(例えば、30メートルの距離範囲内)に居るユーザに対しても、救護要請があったことが通知される。したがって、利用可能な救護機器に容易にアクセス可能な場所に居る人々も、救護要請の発生を知って救護に参加する機会が増え、それが、救護活動の迅速化と的確化に寄与する。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る救急活動支援システムの全体構成を示す。
図1に示すように、救急活動支援システム1では、複数人(望ましくは多数人)のユーザがそれぞれ使用する複数の通信端末(以下、ユーザ端末という)3が利用される(図1では、便宜上、三台のユーザ端末3を示す)。ユーザ端末3は、例えば、いわゆる携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、あるいはモバイル端末などと呼ばれる、ネットワーク通信機能とアプリケーションプログラム実行機能をもった、携帯式のパーソナルコンピュータが望ましいが、場合によっては、据え置き式のコンピュータであってもよい。本実施形態では、ユーザ端末3が、スマートフォンと呼ばれる携帯電話端末である場合を例にとり説明する。
なお、ユーザ端末3は、典型的には個人ユーザにより携帯され使用されるものであるが、組織ユーザ(例えば、あるオフィス、店舗、会社、公共機関など)により使用されるものであってもよい。
救急活動支援システム1は、また、クラウド管理サーバ(以下、管理サーバという)5を有し、管理サーバ5とすべてのユーザ端末3と、広域の通信ネットワーク6を介して通信可能である。
救急活動支援システム1では、また、複数台(望ましくは多数台)の救護機器、例えばAED(自動体外式除細動器)7が利用される(図1では、便宜上、三台のAED7を示す)。ここで、AEDは、救急活動支援システム1で利用可能な救護機器の一例にすぎず、それ以外の機器または道具、例えば、携帯式または移動式の人工呼吸器、救急メディカルキット、手術キット、あるいは、レスキュー機器なども利用可能であってよい。しかし、本実施形態では、便宜上、日本全国の随所に配備されたAED7を利用する場合を例にとり説明する。
複数のAED7の全部または一部には、それぞれ、通信端末(以下、AED端末という)9が付属する。AED端末9は、ユーザ端末3と同様、例えば、いわゆる携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、あるいはモバイル端末などと呼ばれる、アプリケーションプログラム実行機能をもった、携帯式のパーソナルコンピュータであってよく、場合によっては、据え置き式のコンピュータであってもよく、あるいは、AED7の一部としてそれに内蔵されたコンピュータであってもよい。
必ずしもそうでなければならないわけではないが、AED端末9は望ましくは、AED7と通信可能であり、かつ、通信ネットワーク6を通じてユーザ端末3および管理サーバ5と通信可能である。本実施形態では、すべてのAED7にAED端末9がそれぞれ通信可能に接続されていて、各AED端末9が、スマートフォンと呼ばれる汎用の携帯電話端末である場合を例にとり説明する。
なお、AED端末9が付属しないAED7の単体も、救急活動支援システム1において利用することが可能である。また、場合によっては、ユーザ端末3をAED7に接続してもよい。
ユーザ端末3、AED端末9および管理サーバ5のより具体的な構成は、以下のとおりである。
ユーザ端末3は、制御部11、近距離通信部17、移動通信部19、測位部21、音声入出力部23、カメラ部25、表示部27、操作入力部29および記憶部31を有する。
制御部11は、ユーザ端末3の各部を制御する。制御部11は、例えば、記憶部31に予めインストールされた救急活動支援のためのユーザ用のアプリケーションプログラム(以下、ユーザアプリケーションという)15をMPU(マイクロプロセッサ)13により実行することにより実現される。換言すれば、ユーザ端末3上でユーザアプリケーション15を起動することにより、制御部11が生成され起動する。制御部11は、後述する幾つかの制御プロセス(例えば、図2に示す待機プロセス81、救護要請プロセス91、状況認識プロセス103、および救護参加プロセス111など)を実行することができる。
近距離通信部17は、例えばBluetooth(登録商標)またはWi-Fi(登録商標)のような近距離の無線または有線の通信を、外部の装置と行う。近距離通信部17を介してユーザ端末3と接続される外部装置の例として、ウェアラブル心電計(日常生活の中でユーザの身体に装着して使用し得る小型軽量の心電計)や、その他のウェアラブルまたは携帯式の各種バイタルセンサなどがあり得る。また、場合によっては、AED7やその他の救急機器と接続することもあり得る。本実施形態では、複数のユーザ端末3中の少なくとも一台が、近距離通信部17を介して、ウェアラブル心電計33と無線通信可能に接続されている場合を例にとり説明する。
移動通信部19は、例えば携帯電話通信のような移動通信を用いて、通信ネットワーク6上の他の機器、例えば管理サーバ5、他のユーザ端末3、およびAED端末9などと通信を行う。
測位部21は、例えばNSS(Navigation Satellite System:衛星航法システム)受信機などを含んで、ユーザ端末3の現在の位置(緯度、経度、高度)を測定する。測位部21で測定された現在位置は、後述するように、例えば、ユーザの居場所を管理サーバ5を通じて他のユーザに知らせたり、あるいは、管理サーバ5から通知される現場や利用可能AEDの位置との関係に基づいて、ユーザが救護に参加可能な場所に居るか否かを判断したり、利用可能AEDへのナビゲーションを制御したりするために利用される。
音声入出力部23は、例えばマイクロフォン、スピーカおよびイヤホンコネクタを含み、外部からの音声をユーザ端末3に入力したり、ユーザ端末3から外部へ音声を出力したりする。カメラ部25は、例えば、静止画と動画を撮影できるカメラを含み、外部の映像を撮影する。音声入出力部23とカメラ部25は、後述するように、例えば、周囲の人に緊急事態の発生を知らせたり、救護活動に参加したユーザが他の参加ユーザと連携し協働するためのグループ通信(例えば、Web会議またはテレビ会議などと呼ばれる音声、写真、および動画などを組み合わせまたは選択して交信する複数者間の会議通信)などに利用される。
表示部27は、例えば、表示パネルを含み、画像や文字を表示する。表示部27は、後述するように、例えば、ユーザへの救護要請の発生の通知、救護要請の現場に関する状況の通知、AEDの存在場所に関する状況の通知、現場の状況の表示、および、上述したグループ通信に参加したユーザの一覧の表示などに利用される。
操作入力部29は、例えば、上述した表示パネルに組み込まれたタッチセンサパネル、あるいはキーボードパネルを含み、ユーザからのキー操作を入力する。操作入力部29は、後述するように、例えば、救護要請の入力、上述した状況通知の制御と終了、および、上述したグループ通信の開始と制御と終了など、ユーザが制御部11を操作するために利用される。
記憶部31は、MPU13が使用するオペレーティングシステム、各種のアプリケーションプログラム、およびデータを記憶する。例えば、ユーザアプリケーション15、ユーザの登録資格者情報(医師、看護士、救急救命士などの登録資格の種別と識別情報)、および、場合によっては要救護者の心電データなどが、記憶部31に記憶され得る。
AED端末9は、ユーザ端末3と基本的に同様の構成をもつ。すなわち、AED端末9は、制御部41、近距離通信部47、移動通信部49、測位部51、音声入出力部53、カメラ部55、表示部57、操作入力部59および記憶部61を有する。
AED端末9の各部の機能や用途は、ユーザ端末3と基本的には同様である。そこで、ユーザ端末3と相違する点に焦点を絞って以下に説明する。
大きな相違点の一つは、AED端末9のユーザが誰かという点である。ユーザ端末3のユーザは、典型的には、そのユーザ端末3の所有者であり、後述するように、管理サーバ5に予め登録される。他方、AED端末9のユーザは誰であってもよく(つまり、いわゆる匿名ユーザであり)、管理サーバ5に予め登録される必要はない。AED端末9のユーザは、典型的には、救急活動に参加してAED7を運搬したり使用したりする人、あるいは、そのような人を傍で補助する人である。
制御部41は、AED端末9の各部を制御する。制御部41は、例えば、記憶部61に予めインストールされた救急活動支援のためのAED用のアプリケーションプログラム(以下、AEDアプリケーションという)45をMPU43により実行することにより実現される。換言すれば、AED端末9上でAEDアプリケーション45を起動することにより、制御部41が生成され起動する。制御部41は、後述する幾つかの制御プロセス(例えば、図2に示す待機プロセス85、救護要請プロセス91、状況認識プロセス105、および救護参加プロセス115など)を実行することができる。
近距離通信部47には、典型的には、AED7が無線または有線で通信可能に接続される。しかし、AED端末9の近距離通信部47にAED7が接続されずに、AED端末9が単にAED7の傍らに配置されるだけでもよい。あるいは、AED端末9が、移動通信部49を通じて、広域の通信ネットワーク6を介して、AED7と通信可能に接続できるようになっていてもよい。しかし、本実施形態では、便宜上、各AED端末9が各AED7の傍に配置され、かつ、各AED端末9の近距離通信部17に各AED7が無線通信可能に接続されている場合を例にとり説明する。
測位部51は、AED端末9の現在の位置(緯度、経度、高度)を測定する。AED端末9の現在位置は、後述するように、例えば、AED7の存在位置を管理サーバ5に知らせたり、あるいは、現場位置へのナビゲーションを制御したりするために利用される。
記憶部61には、上述したAEDアプリケーション45、および、場合によっては、要救護者の心電データなどが格納され得る。
管理サーバ5は、制御部71、ネットワーク通信部73、ユーザデータベース75、AEDデータベース77、および地図データベース79を有する。
制御部71は、管理サーバ5の各部を制御する。制御部71は、後述する幾つかの制御プロセス(例えば、図2に示す待機プロセス83、参加要請プロセス95、状況通知プロセス99、およびグループ通信プロセス101など)を実行することができる。
ネットワーク通信部73は、通信ネットワーク6を介して、すべてのユーザ端末3およびすべてのAED端末9と通信可能である。
ユーザデータベース75は、予め登録された複数のユーザの各々に関する各ユーザ固有のデータ(以下、ユーザレコードという)を管理する。ここで管理される各ユーザのユーザレコードには、例えば、そのユーザの識別情報またはアカウント情報(例えば、ユーザ名とパスワードとユーザ識別コード)、使用するユーザ端末3の識別情報と通信アドレス、そのユーザがもつ登録資格の情報(例えば、医師、看護士、救急救命士などの資格の種別と識別情報)、および、そのユーザの現在位置などのデータ項目が含まれ得る。
各ユーザは、自分の使用するユーザ端末3のユーザアプリケーション15から、自分のユーザレコードを管理サーバ5に登録することができる。各ユーザレコード内の現在位置は、各ユーザ端末3のユーザアプリケーション15が随時に自動的に測位部21から得た位置データを管理サーバ5へ送ることにより、随時に更新されることができる。
ユーザデータベース75は、また、グループ通信を行うユーザたちのグループのレコードも管理する。各グループのレコードには、グループの識別情報、および、グループのメンバであるユーザの識別コードなどがデータ項目として含まれ得る。
AEDデータベース77は、予め登録された複数のAED7の各々に関する各AED7に固有のデータ(以下、AEDレコードという)を管理する。ここで管理される各AED7のAEDレコードには、例えば、そのAED7に割り当てられた匿名ユーザのアカウント情報、そのAED7の識別情報と諸元と現在状態(例えば、使用可能、使用中など)、そのAED7に接続されたAED端末9の識別情報と通信アドレスと現在位置、および、そのAED9の設置場所などのデータ項目が含まれ得る。各ユーザレコード内の現在位置は、各AED端末9のAEDアプリケーション45が随時に自動的に測位部51から得た位置データを管理サーバ5へ送ることにより、随時に更新されることができる。
地図データベース79は、救急活動支援システム1が利用可能な地域をカバーする地図データを管理する。地図データベース79は、ユーザを救護要請のあった現場やAEDの場所などへとナビゲートするために使用される。しかし、ユーザをナビゲートするための別法として、管理サーバ5は、自システム内には地図データベース79をもたずに、通信ネットワーク6上に存在する他のクラウドサーバ(図示せず)から提供される地図データ配信サービスまたはナビゲーションサービスを利用するようにしてもよいし、あるいは、各通信端末3、9のアプリケーション15、45がそのような他のクラウドサーバの地図データ配信サービスまたはナビゲーションサービスを直接的に利用するように、各アプリケーション15、45を制御してもよい。
図2は、以上のように構成された救急活動支援システム1の制御プロセスの全体流れを示す。図2には、便宜上、二人のユーザがそれぞれ携帯する二台のユーザ端末3#1、3#2と、管理サーバ5と、1台のAED端末9が動作する場合の制御流れが示されている。しかし、図2を参照した以下の説明から、より多くのユーザ端末3およびAED端末9が動作する場合についても、当業者や容易に理解できるはずである。
図2に示すように、ユーザ端末3#1、3#2の各々では、制御部11の起動後、まず待機プロセス81が開始される。管理サーバ5でも、制御部71の起動後、まず待機プロセス83が開始される。AED端末9でも、制御部41の起動後、まず待機プロセス85が開始される。これらの待機プロセス81、83、85は、救護活動を必要とする緊急事態が起きるのを待つ。
この待機状態において、一つのユーザ端末3#1を携帯するユーザが、他人または本人の救護を要する緊急事態に遭遇したとする。そのユーザはユーザ端末3#1に救護要請の入力87を行う(例えば、表示スクリーンに表示された救護スイッチをターンONする)ことができる。救護要請の入力87があると、ユーザ端末3#1は、救護要請プロセス91を開始する。救護要請プロセス91は、救護要請93を通信ネットワーク6を通じて管理サーバ5へ送る。
また、そのユーザがウェアラブル心電計33を装着していて、そのウェアラブル心電計33がユーザ端末3#1に接続されていた場合、ウェアラブル心電計33からユーザ端末3#1に入力される心電データが高い危険度を示したならば、ユーザ端末3#1は自動的に救護要請プロセス91を開始して、救護要請93を管理サーバ5に送る。
管理サーバ5は、救護要請93を受けると、参加要請プロセス95を開始する。参加要請プロセス95は、救護活動への参加を多くの人々に呼びかけるための参加要請97を、すべてのユーザ端末3およびすべてのAED端末9に送る。
この時、後に説明するように、管理サーバ5からの参加要請97は、すべてのユーザ端末3およびAED端末9に受け入れられるのではなく、救護活動への参加が可能なユーザのユーザ端末3#1、3#2、および救護に利用可能なAED7のAED端末9にだけ、選択的に受け入れられる。ここで、上記参加可能なユーザとは、例えば、救護要請93の発信場所(緊急事態の発生場所)(以下、現場という)の付近(例えば、現場から50メートル以内のような条件を満たす地理的領域内)に居るユーザと、上記利用可能なAED7の付近(例えば、利用可能なAED7から30メートル以内のような条件を満たす地理的領域内)に居るユーザである。また、上記利用可能なAED7とは、例えば、現場の周辺(例えば、現場から100メートル以内のような条件を満たす地理的領域内)に存在するAED7である。なお、参加可能ユーザには、さらに、現場位置または要請ユーザ端末3#1に予め関連付けられて登録された特定のユーザ(例えば、現場位置の付近の医療機関および消防署、救護要請を発したユーザの家族、かかりつけの医療機関、および主治医など)が含まれてもよい。
管理サーバ5は、参加要請97の配信後、状況通知プロセス99とグループ通信プロセス101を開始する。
状況通知プロセス99は、関係するユーザが現在状況を認識し何を行うべきかを判断するのを助けるためのプロセスである。状況通知プロセス99は、状況通知サービス107(例えば、救護要請の発信場所やAEDの場所への地図を用いたナビゲーションの提供、および、要救護者の心電データなどの参考データの提供など)を行なう。
グループ通信プロセス101は、救護活動に参加したユーザ間の連携と協働のための相互通信を助けるためのプロセスである。グループ通信プロセス101は、救護活動に参加したユーザにグループ通信サービス117(例えば、Web会議またはテレビ会議などと呼ばれる、音声、写真、および動画などを交信する複数者間の会議通信)を提供する。
他方、参加要請97を受け入れたユーザ端末3#2およびAED端末9は、状況認識プロセス103、105を開始する。また、要請ユーザ端末3#1も、緊急要請を発した後、状況認識プロセス103を自動的に開始する。
状況認識プロセス103、105は、ユーザが現在の状況を認識し何をすべきか判断することを助けるためのプロセスである。状況認識プロセス103、105は、管理サーバ5から状況通知サービス107を受けて、提供された情報、例えばナビゲーション地図や心電データなどを表示する。
その後、ユーザ端末3#2およびAED端末9のユーザが救護活動に参加しようと決断した場合、それらのユーザは、救護参加の入力109、113を行うことができる。救護参加入力109、113があると、ユーザ端末3#2およびAED端末9はそれぞれ救護参加プロセス111、115を開始する。また、要請ユーザ端末3#1も、緊急要請を発した後、救護参加プロセス111を自動的に開始する。
救護参加プロセス111、115は、ユーザの救護活動をより適切かつ効率的するよう助けるためのプロセスである。救護参加プロセス111、115は、管理サーバ5からグループ通信サービス117を受けて、救護活動に参加したユーザ間のグループ通信を制御する。
グループ通信の制御では、グループメンバ中の医師、看護士または救急救命士などの有資格ユーザを他のメンバよりも優先的に支援する制御が行われる。例えば、有資格ユーザとそうでない一般のユーザとが同時に発話した場合、有資格ユーザの発話の方がより良くグループメンバに伝わるように通話の制御がなされる。また、例えば、各端末の表示スクリーンに表示されるグループメンバのリスト上で、どのユーザが有資格者であり、その資格種別が何であって、今どのユーザは話しているのかを、全メンバが一目で分かるように、表示の制御がなされる。
以上のように、緊急事態に遭遇したユーザから救護要請93が発信されると、その要請現場の付近に居るユーザ、および、その要請場所の周辺に存在するAEDの付近に居るユーザに、救護活動への参加要請が提供され、そして、関連状況、例えば要請現場やAED7の場所などへのナビゲーション、が提供される。それにより、緊急事態に遭遇したユーザだけでなく、救護に参加可能な多くのユーザたちが、緊急事態の発生を知り、それに関連する状況を認識することができる。その結果、それらのユーザたちが、何をすべきかを判断して、救護活動への参加を決断することが容易かつ的確になる。
救護活動に参加しようと決断したユーザたちは、グループ通信で相互に情報を交換しつつ、救護活動(例えば、要救護者のケア、AED7の運搬と適用、その他の付随作業など)を行うことができ、それにより、相互間の連携と協働が容易になる。また、グループ通信では、グループメンバのうちの有資格ユーザが優先的に支援されるため、有資格ユーザがリーダーシップを発揮して、グループによる救護活動を適切に進めることが容易になる。
以下では、上述した制御プロセスの各々をより具体的に説明する。
図3は、ユーザ端末3の待機プロセス81の流れを示す。
図3に示すように、ユーザ端末3の待機プロセス81では、並行して3つのサブプロセスが実行され得る。
第一のサブプロセスは、ユーザ端末3にウェアラブル心電計33が接続されている場合に行われる。このサブプロセスでは、ウェアラブル心電計33から心電データが受信され、それが一時的に保存される(ステップS1)。その心電データが分析されて、危険度が判別される(ステップS2)。危険度は、例えば、安全、注意、危険の三段階に分けることができる。そして、判別結果が注意である場合(ステップS3)、ユーザが気づくような音声、文字、振動などを用いた注意報がユーザ端末3から出力される。また、判別結果が危険(例えば、心停止または心停止が起こる可能性が高い状態)である場合、救護要請プロセス91が自動的に開始される(ステップS5)。
第二のサブプロセスは、常に行われる。このサブプロセスでは、ユーザから救護要請の入力87があったか否かがチェックされ(ステップS6)、救護要請入力87があれば(ステップS7)、救護要請プロセス91が自動的に開始される(ステップS5)。
第三のサブプロセスは、常に行われる。このサブプロセスでは、管理サーバ5から参加要請の受信があったか否かがチェックされ(ステップS8)、参加要請受信があれば(ステップS9)、状況認識プロセス103が自動的に開始される(ステップS10)。
以上の3つのサブプロセスが継続的に繰り返される。
図4は、ユーザ端末3の救護要請プロセス91の流れを示す。
図4に示すように、救護要請93とユーザ端末3の現在位置と識別情報とが管理サーバ5へ送信される(ステップS11)。例えば、救護要請93に、ユーザ端末3の識別情報および現在位置が付属または組み込まれて、管理サーバ5へ送られる。
その後、その救護要請93の発信が、心電データに起因する(例えば、心電データが危険と判別されたため)か、それ以外(例えば、救護要請入力87による)かがチェックされる(ステップS12)。前者と判断された場合、所定の過去時点(例えば、24時間前)以降に入力された心電データがユーザ端末3内に長期的に保存され、そして、管理サーバ5へ送信される(ステップS13)。
また、ユーザ端末3の周囲の人々によく聞こえるような警報音がユーザ端末3からその周囲空間に出力される(ステップS14)。それにより、周囲の人々が緊急事態の発生に気づき要救助者を発見し救護を開始する可能性が高まる。
そして、状況認識プロセス103と救護参加プロセス111が自動的に開始される(ステップS15)。
図5は、管理サーバ5の待機プロセス83の流れを示す。
図5に示すように、いずれかのユーザ端末3から救護要請93を受信したか否かがチェックされる(ステップS21)。救護要請93を受信した場合(ステップS22)、参加要請プロセス95が開始される(ステップS23)。
このプロセスが継続的に繰り返される。
図6は、管理サーバ5の参加要請プロセス95の流れを示す。
図6に示すように、要請ユーザ端末3の位置(以下、現場位置という)とユーザが特定される(ステップS31)。ここで、前述したように、現場位置は、救護要請93に付随してまたはそれに組み込まれて、要請ユーザ端末3から通知される。要請ユーザ端末3のユーザは、ユーザデータベース75を参照することで特定できる。
その後、救護活動に利用可能な1台または複数台のAED(以下、利用可能AEDという)7とその位置(以下、利用可能AED位置という)が特定される(ステップS32)。ここで、利用可能AED7とは、例えば、現場位置の周辺に存在するAED7、すなわち例えば、現場位置から予め設定された距離(例えば、100メートル)範囲内に存在するAED7である。利用可能AED位置の特定は、AEDデータベース77に登録されたAED7の設置場所または現在位置が、現場位置に対して所定の位置関係にあるか(例えば、100メートルの距離範囲内にあるか)をチェックすることで、行うことができる。
その後、すべてのユーザ端末3とすべてのAED端末9へ宛てて、参加要請97が配信される(ステップS33)。この時、上記ステップS31で特定された現場位置、および、上記ステップS32で特定された利用可能AED7の識別コードと位置が、参加要請97に付随して、または参加要請97組み込まれて、すべてのユーザ端末3とすべてのAED端末9へ通知される。
その後、状況通知プロセス99とグループ通信プロセス101が開始される(ステップS34)。
図7は、管理サーバ5の状況通知プロセス99の流れを示す。
図7に示すように、救護活動に参加可能なユーザのユーザ端末(以下、参加可能ユーザ端末という)3と、救護活動に利用可能なAED7のAED端末(以下、利用可能AED端末という)9が特定される(ステップS41)。すなわち、後に図10と図11を参照して説明するように、すべてのユーザ端末3とAED端末7のうち、参加可能ユーザ端末3と利用可能AED端末9だけが、選択的に参加要請97を受け入れて、管理サーバ5に対して状況通知の要求を返信してくる(図10のステップS74、図11のステップS94)。その状況通知要求により、管理サーバ9は、参加可能ユーザ端末3と利用可能AED端末9がどれであるかを把握することができる。
その後、状況通知サービス107が、参加可能ユーザ端末3と利用可能AED端末9に提供される(ステップS42)。状況通知サービス107には、例えばナビゲーションサービスが含まれており、これを受けた通信端末3、9の表示スクリーン上には、地図に基づいてユーザを現場位置まで案内するナビゲーション画像と、地図に基づいてユーザを利用可能なAED7まで案内するナビゲーション画像とが表示される。さらに、救護活動に参加しているユーザの現在位置も、上記ナビゲーション画像上に表示される。このような地図データベース79から供給される地図データと、現場位置および関与する通信端末3、9の現在位置などの位置データとを利用することで、行うことができる。
状況通知サービス107では、それぞれの通信端末3、9の移動が継続的に把握されて、それに応じてナビゲーション画像が更新される(ステップS43)。
さらに、心電データの受信の有無がチェックされる(S44)。すなわち、すでに図3を参照して説明したように、あるユーザの心電データが危険を示したことが原因で救護要請が発された場合には、その心電データが管理サーバ5に受信される。
心電データが受信されると(ステップS45)、その心電データがそのユーザに関連付けられて管理サーバ5に保存される(ステップS46)。そして、その心電データが所定条件を満たすユーザ端末3およびAED端末9に送信される(ステップS47)。
ここで、所定条件を満たすユーザ端末3およびAED端末9とは、(事前に心電データの提供元ユーザが心電データの提供を承諾していることを前提条件として、)その心電データを提供しても問題が無く、かつ、それにより有益な効果が期待できる通信端末を指す。例えば、所定の有資格ユーザ(例えば、心電データの提供を希望する医師)が使用する参加可能ユーザ端末3は、上記所定条件を満たすと判断されてよい。また、例えば、利用可能AED端末9は、上記所定条件を満たすと判断されてよい。
その後、救護活動の終了が継続しているか終了したかがチェックされる(ステップS48)。これは、例えば、状況通知サービス107かグループ通信サービス117を受けているユーザ端末3およびAED端末9の台数が一以上ならば継続、ゼロならば終了というように、判断することができる。救護活動が継続していると判断された場合(ステップS49)、状況通知プロセス99は繰り返される。救護活動が終了したと判断された場合(ステップS49)、状況通知プロセス99は終了する。
図8は、管理サーバ5のグループ通信プロセス101の流れを示す
図8に示すように、救護要請93に関連づけて通信グループが生成されてユーザデータベース75に登録され、そして、その通信グループのメンバの一人として、救護要請を発したユーザが登録される(ステップS51)。
その後、その救護活動に実際に参加したユーザまたはAED7が現れると、その参加したユーザのユーザ端末(以下、参加ユーザ端末という)3、または、その参加した(その救護活動に使用された)AED7のAED端末(以下、参加AED端末という)9が特定される(ステップS52)。すなわち、後に図12を参照して説明するように、参加ユーザ端末3および参加AED端末9は、それぞれ、救護参加プロセス111、115を開始して、救護参加の通知を管理サーバ5に送ってくる(図12のステップS111)。その救護参加通知により、管理サーバ5は、参加ユーザ端末3および参加AED端末9がどれであるかを認識することができる。
その後、参加ユーザ端末3および参加AED端末9が、上記通信グループの新たなメンバとして追加される(ステップS53)。
その後、通信グループのメンバ全員の所定情報(例えば、ユーザ名と登録資格の種別)が、各メンバの使用する通信端末3、9に通知されて、グループ通信サービス117が開始される(ステップS54)。各メンバの通信端末3、9では、グループのメンバの一覧が表示スクリーンに表示される。その一覧の中で、どのメンバが現在話しているのかも分かるように表示が制御される。
グループ通信サービス117では、登録資格をもつメンバが、そうでないメンバより優先的に支援される(ステップS55)。例えば、上記のグループメンバの一覧の中で、登録資格をもつメンバは、他のメンバより目立つように、そして、その資格の種別が分かるように、色分けや表示強調などの方法で表示される。また、例えば、登録資格をもつメンバの発話と、そうでないメンバの発話とが同時になされた場合、前者が他のメンバによく伝わるように、後者の音量または伝送が抑制される。
後に図12を参照して説明するように、グループの各メンバは随時にグループ通信から脱退することができ、また、新たなユーザが随時にグループ通信に参入することができる。そのため、グループ通信サービス117では、グループメンバの入退がチェックされ、入退があれば、それに応じてグループのメンバ登録が更新される(ステップS56)。
その後、救護活動の終了が継続しているか終了したかが、前述の状況通知プロセス99の場合と同様にチェックされる(ステップS57)。救護活動が継続していると判断された場合(ステップS58)、ステップS52以降のプロセスが繰り返される。救護活動が終了したと判断された場合(ステップS58)、グループ通信プロセス101は終了する。
図9は、AED端末9の待機プロセス85の流れを示す。
図9に示すように、管理サーバ5からの参加要請97の受信の有無がチェックされる(ステップS61)。参加要請97の受信があると(ステップS62)、状況認識プロセス105が開始される。
図10は、ユーザ端末3の状況認識プロセス103の流れを示す。
管理サーバ5から来た参加要請97に伴って通知された現場位置および利用可能AED位置が、それぞれ、救護活動に参加可能な地理的領域(以下、参加可能領域という)内にあるか否かがチェックされる(ステップS71)。ここで、参加可能領域とは、各ユーザが各人の現在位置から急行するのに適した地理的領域であり、例えば、各ユーザ端末3の現在位置から、予め任意に設定した距離(例えば、現場は50メートル、AEDは30メートルなど)範囲とすることができる。上記距離は、各ユーザごとに任意に設定できてよく、各ユーザ端末3または管理サーバ5のユーザデータベース75に記憶されることができる。
現場位置と利用可能AED位置のいずれもが上記参加可能領域から外れている場合(ステップS72)、受信された参加要請97は破棄され、状況認識プロセス103が終了する。
他方、現場位置または利用可能AED位置の少なくとも一方が上記参加可能領域内にある場合(ステップS72)、参加要請97が受け入れられて、参加要請97があった旨が、音声や文字メッセージなどでユーザに通知される(ステップS73)。これにより、ユーザは、自分に対して救護への参加が要請されたこと、つまり、自分の近くに現場がある、または、自分の近くに利用可能なAED7があることを知る。
そして、状況通知要求が管理サーバに送信される(ステップS74)。状況通知要求の送信に応答して、前述したように、管理サーバ5が、このユーザ端末3に対する状況通知サービス107の提供を開始する。このユーザ端末3は、管理サーバ5からの状況通知サービス107を受けて、例えば、現場位置および利用可能AED位置へそれぞれ行くためのナビゲーション画像を表示する(ステップS75)。
また、このユーザ端末3のユーザが、医師のような心電データを受け得る所定条件を満たす者である場合、管理サーバ5から要救護者の心電データが送られてくる場合がある。その場合、受信された心電データがこのユーザ端末3に保存され表示される(ステップS76)。
また、ユーザから救護参加の入力109(例えば、表示スクリーン上の救護参加スイッチがターンONされる)があったか否かがチェックされる(ステップS77)。救護参加の入力109があれば(ステップS78)、救護参加プロセス111が開始される(ステップS79)。
さらに、ユーザからの状況通知停止の入力(例えば、表示スクリーン上の状況表示スイッチがターンOFFされる)の有無、および、管理サーバ5による状況通知サービス107の終了の有無がチェックされる(ステップS80)。状況通知停止の入力がなく、状況通知サービス107も継続している場合には(ステップS81)、上述したステップS75以降のプロセスが繰り返される。状況通知停止の入力があったか、または状況通知サービス107が終了した場合には(ステップS81)、状況認識プロセス103が終了する。
図11は、AED端末9の状況認識プロセス105の流れを示す。
図11に示すように、管理サーバ5からの参加要請97で通知された利用可能AED7の識別コードが自機を指している否か、つまり、自機が利用可能AED7に該当するか否かがチェックされる(ステップS91)。自機が利用可能AED7に該当する場合(ステップS92)、そのAED7の周辺に居る人々に対して参加要請を知らせるための音、光、メッセージ表示など用いた報知信号が出力される(ステップS93)。
そして、状況通知要求が管理サーバ5に送信される(ステップS94)。すると、管理サーバ5から状況通知サービス107が提供されるので、その状況通知サービス107を利用して、例えば、このAED端末9の位置から現場位置まで行くためのナビゲーション画像が表示される(ステップS95)。このナビゲーション画像は、そのAED7を運搬して現場で行こうとする人により利用され得る。
また、要救護者の心電データが受信された場合には、その心電データがAED端末9内に保存され、そして、(AED7がその心電データを受け入れる機能を有しているならば)AED7に送信される(ステップS95)。AED7は、その心電データを事前の動作準備や動作後の事後報告に利用することができる。
さらに、ユーザから救護参加の入力113(例えば、表示スクリーン上の救護参加スイッチがターンONされる)があったか否かがチェックされる(ステップS97)。例えば、そのAED7を現場まで運搬する人が、救護参加の入力113を行う。この救護参加入力113があれば(ステップS98)、救護参加プロセス115が開始される(ステップS99)。
さらに、ユーザからの状況通知停止の入力(例えば、表示スクリーン上の状況表示スイッチがターンOFFされる)の有無、および、管理サーバ5による状況通知サービス107の終了の有無がチェックされる(ステップS100)。状況通知停止の入力がなく、状況通知サービス107も継続している場合には(ステップS101)、上述したステップS95以降のプロセスが繰り返される。状況通知停止の入力があったか、または状況通知サービス107が終了した場合には(ステップS101)、状況認識プロセス105が終了する。
図12は、ユーザ端末3およびAED端末9それぞれの救護参加プロセス111、115の流れを示す。ユーザ端末3の救護参加プロセス111とAED端末9の救護参加プロセス115は基本的に同じ流れである。
図12に示すように、管理サーバ5に対して、救護参加の通知が送信される(ステップS111)。救護参加通知を受けた管理サーバ5は、前述したように、救護参加通知を送った通信端末(以下、参加端末という)3、9のユーザをグループメンバとして登録して、その参加端末3、9にグループ通信サービス117を提供する。それにより、参加端末3、9の各々では、グループ通信に参加しているグループメンバの一覧が表示スクリーンに表示されて、他のメンバとのグループ通信が行われる(ステップS112)。グループ通信では、音声による会話、静止画や動画の交換などができる。その際、グループメンバの一覧表示では、各メンバが登録資格者か否か区別できるように表示が制御され、かつ、どのメンバが話しているのかが分かるように表示が制御され、また、有資格メンバの発話が他のメンバの発話より優先的に取り扱われる。それにより、登録資格者がリーダーシップを発揮したチーム活動が容易になる。
そして、グループ通信脱退の入力があったか否か、および、管理サーバ5によるサービス終了がチェックされる(ステップS113)。そのいずれかがあれば(ステップS114)、救護参加プロセス111、115が終了する。
以上説明した本発明の実施形態は、説明のための単なる例示であり、本発明の範囲をそれらの実施の形態のみに限定する趣旨ではない。本発明は、上記の実施形態とは違うさまざまな形態で、実施することができる。
例えば、上記実施形態において管理サーバ5で行われる制御ステップの内の少なくとも一部を、ユーザ端末3またはAED端末9で行われるようにすることができる。また、上記実施形態においてユーザ端末3またはAED端末9で行われる制御ステップの内の少なくとも一部を、管理サーバ5で行われるようにすることもできる。
また、AED端末9が存在しない救急活動支援システムを構成することもできる。また、AED以外の救護機器(施設も含む)を利用する救急活動支援システムを構成することもできる。また、ユーザには、一般の個人ユーザ以外に、医療機関、消防、警察などの組織やその組織のメンバが含まれてよい。
また、上記実施形態では、どのユーザ端末3が参加可能ユーザ端末か判断する基準となる現場位置として、救護要請が発信された場所、つまり、救護要請発信時の要請ユーザ端末3の位置(これは、一旦決まれば移動しない)を用いたが、それに代えて、要請ユーザ端末の現在位置(これは、時間経過とともに移動し得る)を用いてもよい。また、どのAED7が利用可能AEDかを判断するために利用されるAEDの位置として、AED7の設置場所(これは、移動しない)を用いてもよいし、AED端末9の現在位置(これは、時間経過とともに移動し得る)を用いてもよい。
また、上記実施形態では、どのAED7が利用可能AEDかを判断する制御を、管理サーバ5が行っている。しかし、その制御を、各AED端末9が、自機の現在位置(または、対応のAED7の予め定められた設置位置)と現場位置との関係を判断して行ってもよい。
1:救急活動支援システム、3:ユーザ端末、5:クラウド管理サーバ、7:AED、9:AED端末、11:制御部、13:MPU、15:ユーザアプリケーション、17:近距離通信部、19:移動通信部、21:測位部、23:音声入出力部、25:カメラ部、27:表示部、29:操作入力部、31:記憶部、33:ウェアラブル心電計、41:制御部、43:MPU、45:ユーザアプリケーション、47:近距離通信部、49:移動通信部、51:測位部、53:音声入出力部、55:カメラ部、57:表示部、59:操作入力部、61:記憶部、71:制御部、73:ネットワーク通信部、75:ユーザデータベース、77:AEデータベース、79:地図データベース、81,83,85:待機プロセス、87:救護要請入力、91救護要請プロセス、93:救護要請、95:参加要請プロセス、97:参加要請、99:状況通知プロセス、101:グループ通信プロセス、103,105:状況認識プロセス、107:状況通知サービス、109,113:救護参加入力、111,115:救護参加プロセス、117:グループ通信サービス。
Claims (14)
- 複数のユーザにそれぞれ携帯される通信端末である複数のユーザ端末を利用して、前記複数のユーザによる救急活動を支援するためのシステムにおいて、
前記複数のユーザ端末の内のいずれか一つに所定入力があった場合、前記所定入力のあったユーザ端末を制御して救護要請を発信させる手段と、
前記救護要請が発信された場合、前記救護要請を発信したユーザ端末である要請ユーザ端末の位置に基づき現場位置を特定する手段と、
前記現場位置と前記要請ユーザ端末以外の他のユーザ端末の位置とに基づき、前記他のユーザ端末の中から、前記現場位置に対して第一の位置関係にある一以上のユーザ端末を、参加可能ユーザ端末として選ぶ手段と、
前記参加可能ユーザ端末を制御して、前記参加可能ユーザ端末のユーザに対し前記救護要請があった旨を知らせる手段と
を備えた救急活動支援システム。 - 異なる場所にそれぞれ配置された複数の救護機器の位置を特定する手段と、
前記救護要請が発信された場合、前記現場位置と前記複数の救護機器の位置とに基づき、前記現場位置に対して第二の位置関係にある救護機器を、利用可能機器として選ぶ手段と、
前記利用可能機器の位置に対して第三の位置関係にある一以上のユーザ端末を、前記参加可能ユーザ端末として選ぶ手段と
をさらに備えた請求項1記載の救急活動支援システム。 - 前記要請ユーザ端末を制御して、前記要請ユーザ端末の周囲空間に警報信号を出力させる手段
をさらに備えた請求項1乃至2のいずれか一項記載の救急活動支援システム。 - 前記現場位置と前記参加可能ユーザ端末の位置とに基づき、前記参加可能ユーザ端末を制御して、前記参加可能ユーザ端末のユーザに所定の状況情報を提供する手段
をさらに備えた請求項1乃至3のいずれか一項記載の救急活動支援システム。 - 前記所定の状況情報が、前記現場位置へ行くためのナビゲーション情報を含む、
請求項4記載の救急活動支援システム。 - 前記参加可能ユーザ端末と前記要請ユーザ端末の中から二以上の通信端末を選び、前記選ばれた二以上の通信端末の間でグループ通信を実行させる手段
をさらに備えた請求項1乃至5のいずれか一項記載の救急活動支援システム。 - 前記グループ通信を実行する前記二以上の通信端末のユーザの中から所定の資格をもつ有資格ユーザを特定し、前記グループ通信において前記有資格ユーザを他のユーザより優先的に支援するよう前記グループ通信を制御する手段
をさらに備えた請求項6記載の救急活動支援システム。 - 前記複数の救護機器の内の一つ以上に通信端末が付属している場合、前記付属の通信端末の中から、前記利用可能機器に付属するものを、利用可能機器端末として選ぶ手段と、
前記利用可能機器端末を制御して、前記利用可能機器の周囲空間に報知信号を出力させる手段と
をさらに備える請求項2記載の救急活動支援システム。 - 前記利用可能機器の位置と前記参加可能ユーザ端末の位置とに基づき、前記参加可能ユーザ端末を制御して、前記参加可能ユーザ端末のユーザに所定の第二の状況情報を提供する手段
をさらに備えた請求項2または8のいずれか一項記載の救急活動支援システム。 - 前記所定の第二の状況情報が、前記利用可能機器の位置へ行くためのナビゲーション情報を含む、
請求項9記載の救急活動支援システム。 - 前記利用可能機器端末と前記要請ユーザ端末と前記参加可能ユーザ端末の中から二以上の通信端末を選び、前記選ばれた二以上の通信機器の間でグループ通信を実行させる手段
をさらに備えた請求項8乃至10のいずれか一項記載の救急活動支援システム。 - 複数のユーザにそれぞれ携帯される通信端末である複数のユーザ端末を利用して、前記複数のユーザによる救急活動を支援するための方法において、
前記複数のユーザ端末の内のいずれか一つに所定入力があった場合、前記所定入力のあったユーザ端末から救護要請を発信させるステップと、
前記救護要請が発信された場合、前記救護要請を発信したユーザ端末である要請ユーザ端末の位置に基づき現場位置を特定するステップと、
前記現場位置と前記要請ユーザ端末以外の他のユーザ端末の位置とに基づき、前記他のユーザ端末の中から、前記現場位置に対して所定の位置関係にある一以上のユーザ端末を、参加可能ユーザ端末として選ぶステップと、
前記参加可能ユーザ端末を制御して、前記参加可能ユーザ端末のユーザに対し前記救護要請があった旨を知らせるステップと
を有する救急活動支援方法。 - 複数のユーザにそれぞれ携帯される、通信ネットワークと接続可能な複数のユーザ端末を利用して、前記複数のユーザによる救急活動を支援するための、各ユーザ端末が読み取り可能なコンピュータプログラムにおいて、
所定入力があったとき、救護要請を前記通信ネットワークに発信するステップと、
他のユーザ端末から発信された救護要請に基づく現場位置の通知を前記通信ネットワークから受けるステップと、
前記現場位置の通知に基づき、前記現場位置に対して第一の位置関係に自端末が位置する場合に、前記救護要請があった旨を自端末のユーザに知らせるステップと
を前記各ユーザ端末に実行させるコンピュータプログラム。 - 他のユーザ端末から発信された救護要請に基づく利用可能な救護機器の位置の通知を前記通信ネットワークから受けるステップと、
前記利用可能な救護機器の位置の通知に基づき、前記利用可能な救護機器の位置に対して第二の位置関係に自端末が位置する場合に、前記救護要請があった旨を自端末のユーザに知らせるステップと
を前記各ユーザ端末にさらに実行させる請求項13記載のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2017103259A JP2018198020A (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 救急活動支援システム、その方法およびコンピュータプログラム |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017103259A Pending JP2018198020A (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 救急活動支援システム、その方法およびコンピュータプログラム |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018198020A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110942412A (zh) * | 2019-11-28 | 2020-03-31 | 福建吉诺车辆服务股份有限公司 | 一种道路救援质量的管理方法及终端 |
| CN110958564A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-03 | 腾讯科技(深圳)有限公司 | 救援方法、装置、服务器及存储介质 |
| CN111838925A (zh) * | 2020-07-16 | 2020-10-30 | 丹东郭氏科技服务有限公司 | 一种家中突发紧急事件时警示及快速进入的系统和方法 |
| WO2022011793A1 (zh) * | 2020-07-16 | 2022-01-20 | 深圳鞠慈云科技有限公司 | 紧急事件警示、提供救助的系统及方法 |
| JP7351467B1 (ja) | 2022-12-02 | 2023-09-27 | 日本ソフトウェアマネジメント株式会社 | 行政窓口通報システム、端末装置、通報管理装置、及び行政窓口通報方法 |
-
2017
- 2017-05-25 JP JP2017103259A patent/JP2018198020A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111838925B (zh) * | 2020-07-16 | 2023-10-20 | 丹东郭氏科技服务有限公司 | 一种家中突发紧急事件时警示及快速进入的系统和方法 |
| JP7351467B1 (ja) | 2022-12-02 | 2023-09-27 | 日本ソフトウェアマネジメント株式会社 | 行政窓口通報システム、端末装置、通報管理装置、及び行政窓口通報方法 |
| JP2024080406A (ja) * | 2022-12-02 | 2024-06-13 | 日本ソフトウェアマネジメント株式会社 | 行政窓口通報システム、端末装置、通報管理装置、及び行政窓口通報方法 |
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