JP2018197037A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された情報を外部に伝えることが可能な乗物用シート、を提供する。【解決手段】乗物用シートは、クッションフレーム(サイドフレーム33)と、クッションフレーム(サイドフレーム33)に張設され、着座する乗員を支持するネット材22と、乗員の着座情報を検知するセンサ51とを備える。ネット材22は、乗員からの荷重を受けて変形する。センサ51は、変形したネット材22から加えられた力を電気に変換する発電部61と、発電部61から電力が供給され、無線により電気信号を送信する無線部62とを有する。【選択図】図2
Description
この発明は、乗物用シートに関する。
従来の乗物用シートに関して、たとえば、特開2004−50956号公報には、組み付けやすく、必要な検知精度および耐久性を有するとともに、良好な座り心地を提供することを目的とした、車両用シートが開示されている(特許文献1)。
特許文献1に開示された車両用シートは、クッションパッドと、シートカバーと、クッションパッドおよびシートカバーの間に組み付けられ、シートに着座した乗員を検知するためのフィルム状の荷重検知センサと、荷重検知センサおよびシートカバーの間に配置される緩衝材とを備える。荷重検知センサには、シートの天板部に対応する領域と、シートの土手部に対応する領域との間に、一端が開放されたスリットが設けられている。
上述の特許文献1に開示されるように、乗員に関する情報を検知するために、シートに各種のセンサが設けられた乗物用シートが知られている。
このような乗物用シートにおいては、センサにて検知された情報を電気信号として乗物本体側の制御部に伝えるため、シートから、乗物本体側の制御部まで配線を配索する必要が生じる。しかしながら、近年、シートアレンジの自由度が高まったり、シートアレンジ時におけるシートの移動量が大きくなっているため、シートからその外部への配線の配索が困難になっている。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された情報を外部に伝えることが可能な乗物用シートを提供することである。
この発明に従った乗物用シートは、フレームと、フレームに張設され、着座する乗員を支持する面状弾性部材と、乗員に関する情報を検知するセンサとを備える。面状弾性部材は、乗員からの荷重を受けて変形する。センサは、変形した面状弾性部材から加えられた力を電気に変換する発電部と、発電部から電力が供給され、無線により電気信号を送信する無線部とを有する。
このように構成された乗物用シートによれば、発電部から電力が供給された無線部により、シートに着座する乗員に関する情報を電気信号として外部に無線送信する。これにより、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された情報を外部に伝えることができる。
また好ましくは、センサは、乗員が着座しているか否かを検知する着座センサである。
このように構成された乗物用シートによれば、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された乗員の着座情報を外部に伝えることができる。
このように構成された乗物用シートによれば、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された乗員の着座情報を外部に伝えることができる。
また好ましくは、発電部は、乗員を下方から支持するシートクッションと、乗員の背部を支持するシートバックのうちの、シートクッションにおけるフレームに設けられる。
このように構成された乗物用シートによれば、発電部がシートクッションにおけるフレームに設けられたシートにおいて、上述のいずれかに記載の効果を奏することができる。
また好ましくは、乗物用シートは、面状弾性部材および発電部の間に設けられ、面状弾性部材の変形を発電部に伝える中間部材をさらに備える。面状弾性部材を上面視した場合に、中間部材は、発電部を覆い隠すように設けられる。
このように構成された乗物用シートによれば、発電部が乗員から視認されることを防ぐことにより、シートの意匠性を高めることができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサにて検知された情報を外部に伝えることが可能な乗物用シートを提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、自動車のシートを示す概略斜視図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1における乗物用シート10は、自動車に搭載されている。乗物用シート10は、運転席または助手席であってもよいし、運転席および助手席の車両後方に設置される後部座席(リアシート)であってもよい。
図1は、自動車のシートを示す概略斜視図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1における乗物用シート10は、自動車に搭載されている。乗物用シート10は、運転席または助手席であってもよいし、運転席および助手席の車両後方に設置される後部座席(リアシート)であってもよい。
まず、シートの全体構造について説明する。乗物用シート10は、シートクッション21と、シートバック26とから構成されている。シートクッション21は、乗員を下方から支持するシート部位である。シートクッション21は、車両室内の床面上に設けられている。シートバック26は、乗員の背部を支持するシート部位である。シートバック26は、車両後方側のシートクッション21の端部から立ち上がるように設けられている。
乗物用シート10は、いわゆるネットシートであり、フレーム30と、ネット材22およびネット材27とを有する。ネット材22およびネット材27は、フレーム30に張設されている。
フレーム30は、シートの骨格をなしている。フレーム30は、その構成部位として、クッションフレーム32と、バックフレーム42とを有する。クッションフレーム32は、シートクッション21においてフレーム30をなし、バックフレーム42は、シートバック26においてフレーム30をなしている。クッションフレーム32およびバックフレーム42は、折れ曲がり部31を介して一体に設けられている。
クッションフレーム32は、さらにその構成部位として、サイドフレーム33と、サイドフレーム34と、フロントフレーム35と、リアフレーム36とを有する。
サイドフレーム33およびサイドフレーム34は、車両幅方向に間隔を設けて配置されている。サイドフレーム33およびサイドフレーム34は、車両前後方向に沿って延びている。フロントフレーム35およびリアフレーム36は、車両幅方向に延びている。フロントフレーム35は、車両前方側において、サイドフレーム33およびサイドフレーム34を繋ぐように設けられている。リアフレーム36は、車両後方側において、サイドフレーム33およびサイドフレーム34を繋ぐように設けられている。サイドフレーム33、サイドフレーム34、フロントフレーム35およびリアフレーム36は、略矩形の枠形状をなしている。
サイドフレーム33およびサイドフレーム34は、ロアアーム12を介して、車両室内の床面に固定されている。なお、図1中では、サイドフレーム34に組み付けられたロアアーム12のみが図示されている。
バックフレーム42は、さらにその構成部位として、サイドフレーム43と、サイドフレーム44と、アッパフレーム45と、ロアフレーム46とを有する。
サイドフレーム43およびサイドフレーム44は、車両幅方向に間隔を設けて配置されている。サイドフレーム43およびサイドフレーム44は、上下方向に沿って延びている。アッパフレーム45およびロアフレーム46は、車両幅方向に延びている。アッパフレーム45は、サイドフレーム43およびサイドフレーム44の上端側において、サイドフレーム43およびサイドフレーム44を繋ぐように設けられている。ロアフレーム46は、サイドフレーム43およびサイドフレーム44の下端側において、サイドフレーム43およびサイドフレーム44を繋ぐように設けられている。サイドフレーム43、サイドフレーム44、アッパフレーム45およびロアフレーム46は、略矩形の枠形状をなしている。
なお、クッションフレーム32およびバックフレーム42が、シートバック26の角度を調節するためのリクライニング機構を介して、互いに連結される構成であってもよい。
ネット材22およびネット材27は、フレーム30に張設され、シートに着座する乗員を支持する面状弾性部材として設けられている。ネット材22およびネット材27は、たとえば、全体が略均一な編み込み密度によって形成された網目体からなる。
ネット材22およびネット材27は、各ネット材の面方向に沿って引っ張り力が作用した状態でフレーム30に架け渡されている。ネット材22およびネット材27は、シートに着座する乗員からの荷重を弾性的に受け止める。このとき、ネット材22およびネット材27は、シートに着座する乗員からの荷重を受けて変形する。
ネット材22は、シートクッション21におけるフレーム30、すなわち、クッションフレーム32に張設されている。ネット材22は、略矩形の面形状を有し、その四方の辺において、サイドフレーム33、サイドフレーム34、フロントフレーム35およびリアフレーム36により保持されている。ネット材22は、サイドフレーム43、サイドフレーム44、アッパフレーム45およびロアフレーム46がなす枠形状(以下、クッションフレーム32がなす枠形状ともいう)の内側に広がって設けられている。
ネット材27は、シートバック26におけるフレーム30、すなわち、バックフレーム42に張設されている。ネット材27は、略矩形の面形状を有し、その四方の辺において、サイドフレーム43、サイドフレーム44、アッパフレーム45およびロアフレーム46により保持されている。ネット材27は、サイドフレーム43、サイドフレーム44、アッパフレーム45およびロアフレーム46がなす枠形状の内側に広がって設けられている。
なお、フレームに張設される面状弾性部材の種類は、特に限定されず、たとえば、弾性を備えた布材が用いられてもよいし、いわゆる3次元編み込み構造を有するネット材が用いられてもよい。
本実施の形態では、クッションフレーム32およびバックフレーム42に、別々のネット材が張設される構成であるが、一体物のネット材が張設される構成であってもよい。
図2は、図1中のII−II線上の矢視方向から見たシートおよびセンサを示す断面図である。図3は、図2中のシート(ネット材を除く)およびセンサを示す斜視図である。図4は、図2中に示すセンサの分解組み立て図である。図5は、図2中のセンサの構成を説明するためのブロック図である。続いて、乗物用シート10に設けられるセンサ51について説明する。
図2から図5を参照して、本実施の形態における乗物用シート10は、センサ51をさらに有する。センサ51は、シートのうちのシートクッション21に設けられている。
センサ51は、シートに着座する乗員に関する情報を検知する。本実施の形態では、センサ51が、シートに乗員が着座しているか否かを検知する着座センサである。
センサ51は、発電部61と、無線部62とを有する。発電部61は、シートへの乗員の着座時に変形したネット材22から加えられた力を電気に変換する。無線部62は、発電部61から電力が供給され、電気信号を無線により送信する。本実施の形態では、発電部61と無線部62とが一体に設けられたセンサ51が用いられている。
より具体的に説明すると、センサ51の構造は、本体部53と、作動部材52とが組み合わさって構成されている。作動部材52は、本体部53に対して、回動軸101を中心に回動可能に取り付けられている。作動部材52は、回動軸101を中心にして、発電のための動作である回動動作を行なう。
本体部53には、発電素子54と、基板56とが設けられている。発電素子54は、電磁誘導を利用して電気を発生する。より具体的には、発電素子54は、作動部材52の回動動作が本体部53に伝達されることによって、コイル内の磁束の向きを変化させ、コイルに起電力を発生させる。このような構成において、作動部材52および発電素子54によって、発電部61が構成されている。
基板56には、無線IC(Integrated Circuit)が搭載されている。無線ICは、発電素子54から供給された電力を駆動電力として用いることにより、電気信号を無線送信する。このような構成において、無線ICを搭載する基板56によって、無線部62が構成されている。
なお、図4中には、作動部材52の一端に回動軸101が配置され、作動部材52の他端が揺動端となる構成が示されているが、このような構成に限られず、たとえば、作動部材52の一端および他端間の中心付近に回動軸101が配置され、作動部材52の一端および他端が揺動端となる構成であってもよい。また、作動部材が行なう発電のための動作は、回動動作に限られず、たとえば、一方向に沿った往復移動であってもよい。
センサ51の設置形態について説明する。センサ51は、フレーム30に設けられている。発電部61は、無線部62とともに、フレーム30に設けられている。センサ51は、クッションフレーム32のサイドフレーム33に設けられている。センサ51は、車両前後方向において、フロントフレーム35よりもリアフレーム36に近い位置に設けられている。センサ51は、シートに着座する乗員から見て、ネット材22の裏側に設けられている。
本実施の形態における乗物用シート10は、ブラケット71と、ブラケット72と、押え板73とを有する。ブラケット71および押え板73は、ネット材22をフレーム30(クッションフレーム32のサイドフレーム33)に保持するように構成されている。ブラケット72は、センサ51をフレーム30(クッションフレーム32のサイドフレーム33)に保持するように構成されている。
ブラケット72は、その構成部位として、引っ掛け部72pと、センサ載置部72qとを有する。引っ掛け部72pは、略U字の断面形状を有し、上方からサイドフレーム33に引っ掛けられている。センサ載置部72qは、クッションフレーム32がなす枠形状の内側において、引っ掛け部72pから連なって設けられている。センサ載置部72qは、センサ51の重量を受けることが可能な土台形状を有する。
センサ51は、センサ載置部72qに載置される形態により、サイドフレーム33に対して保持されている。センサ51は、クッションフレーム32がなす枠形状の内側に配置されている。センサ51は、水平方向においてサイドフレーム33と並んで設けられている。センサ51は、作動部材52が本体部53を挟んでサイドフレーム33の反対側に位置決めされるように設けられている。作動部材52は、上下方向に立ち、その上端側に揺動端が配置され、その下端側に回動軸が配置されるように設けられている。
ブラケット71は、サイドフレーム33の下方からブラケット72に組み合わされている。ブラケット71およびブラケット72は、サイドフレーム33の周囲を取り囲むように設けられている。
ブラケット71は、その構成部位として、ネット材保持部71pを有する。ネット材保持部71pは、サイドフレーム33の下方に配置されている。ネット材保持部71pは、上下方向に沿って延在する板形状を有する。
押え板73は、板形状を有し、ネット材保持部71pに平面的に重ね合わされている。押え板73およびネット材保持部71pの間にネット材22の縁部が挟持されることによって、ネット材22が、サイドフレーム33に対して保持されている。
本実施の形態における乗物用シート10は、中間部材76をさらに有する。中間部材76は、ネット材22およびセンサ51の間に設けられている。中間部材76は、ネット材22および発電部61の間に設けられている。中間部材76は、ネット材22および作動部材52の間に設けられている。中間部材76は、シートへの乗員の着座時に生じるネット材22の変形を、発電部61(作動部材52)に伝えるように構成されている。
中間部材76は、略U字の断面形状を有する板材からなり、上方からブラケット72およびセンサ51に被せられている。
中間部材76は、その構成部位として、当接部76pと、腕部76qと、接触部76rとを有する。当接部76pは、サイドフレーム33の上方に配置されている。当接部76pは、上方からブラケット72(引っ掛け部72p)に当接して設けられている。腕部76qは、当接部76pからクッションフレーム32がなす枠形状の内側に向けて、アーム状に延出している。腕部76qは、当接部76pから斜め上方向に延出している。腕部76qは、当接部76pから、ブラケット72およびセンサ51からの上下方向における距離が徐々に大きくなるように延出している。腕部76qは、弾性変形可能であり、外部から力が加えられた場合に、当接部76pを支点にして上下方向に沿って揺動が可能なように構成されている。
接触部76rは、腕部76qの延出端から折れ曲がり、斜め下方向に延びている。接触部76rは、作動部材52(の揺動端)と接触して設けられている。
ネット材22は、その縁部が押え板73およびネット材保持部71pの間に挟持されたサイドフレーム33の下方の位置から、クッションフレーム32がなす枠形状の外側を通ってサイドフレーム33の周りを周回され、クッションフレーム32がなす枠形状の内側に向けて延在している。この間、ネット材22は、サイドフレーム33の上方の位置において、中間部材76の腕部76qに接触している。
シートに乗員が着座すると、ネット材22は、乗員の重量を受けて変形する。具体的には、ネット材22は、下方に向けて撓むように変形する(図2中では、変形後のネット材22が2点鎖線により示されている)。ネット材22の撓み量は、ネット材22の縁部を保持する位置から見て、クッションフレーム32がなす枠形状の内側ほど大きくなる。
この際、変形したネット材22が中間部材76を押圧することによって、腕部76qが、当接部76pを支点にして下方に揺動する。腕部76qの揺動に伴って、接触部76rが、作動部材52の揺動端を押圧する。これにより、作動部材52が、回動軸101を中心に回動動作する。発電部61は、作動部材52の回動動作に伴って電気を発生し、無線部62に電力を供給する。すなわち、本実施の形態では、変形したネット材22からの力が、中間部材76を介して発電部61(作動部材52)に加えられ、発電部61は、その力を電気に変換する。発電部61から電力が供給された無線部62は、シートに乗員が着座していることを示す電気信号を、車両本体側の制御部110に無線送信する。
車両本体側に伝えられた乗員の着座情報は、たとえば、シートへの乗員の着座時、シートベルトが装着されていない場合に発せられる警告音(シートベルト警告音)の制御に利用される。
このような構成によれば、シートから車両本体側への配線の配索を伴うことなく、センサ51にて検知された乗員の着座情報を車両本体側に伝えることができる。これにより、シートのシートアレンジが高い自由度を有していたり、シートアレンジ時におけるシートの移動量が大きい場合であっても、着座センサの搭載を可能とできる。
なお、センサ51(発電部61)の設置場所は、サイドフレーム33に限られず、サイドフレーム34、フロントフレーム35またはリアフレーム36であってもよい。
図6は、図2中の中間部材の設置形態を示す上面図である。図6中では、ネット材22が2点鎖線により示されている。図6を参照して、ネット材22を上面視した場合に、中間部材76は、センサ51を覆い隠すように設けられている。中間部材76は、発電部61を覆い隠すように設けられている。
ネット材22は、網目体からなるため、ネット材22の裏側に設けられたセンサ51が乗員に視認される場合がある。これに対して、本実施の形態では、中間部材76を発電部61を覆い隠すカバー体としても機能させることによって、シートの意匠性を高めることができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態1における乗物用シート10は、フレームとしてのクッションフレーム32と、クッションフレーム32に張設され、着座する乗員を支持する面状弾性部材としてのネット材22と、乗員に関する情報としての乗員の着座情報を検知するセンサ51とを備える。ネット材22は、乗員からの荷重を受けて変形する。センサ51は、変形したネット材22から加えられた力を電気に変換する発電部61と、発電部61から電力が供給され、無線により電気信号を送信する無線部62とを有する。
このように構成された、この発明の実施の形態1における乗物用シート10によれば、シートからその外部への配線の配索を伴うことなく、センサ51にて検知された着座情報を外部に伝えることができる。
なお、本実施の形態では、シートクッション21のクッションフレーム32に、センサ51(発電部61)が設けられる構成について説明したが、これに限られず、シートバック26のバックフレーム42に、センサ51(発電部61)が設けられる構成としてもよい。本発明の無線部は、外部への送信機能だけでなく、外部からの受信機能をさらに備えてもよい。
また、本実施の形態においては、本発明を自動車のシートに適用したが、これに限られず、飛行機、船、電車等に搭載されるシートに適用してもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1における乗物用シートの各種変形例について説明する。
本実施の形態では、実施の形態1における乗物用シートの各種変形例について説明する。
図7および図8は、実施の形態1における乗物用シートの第1変形例を示す図である。図7および図8は、それぞれ、実施の形態1における図2および図3に対応する図である。
図7および図8を参照して、本変形例では、乗物用シートが、実施の形態1におけるブラケット71、ブラケット72および押え板73に替えて、ブラケット81と、ブラケット83とを有する。ブラケット81およびブラケット83は、ネット材22をフレーム30(クッションフレーム32のサイドフレーム33)に保持するように構成されている。ブラケット81は、ネット材22の変形に伴って動作する中間部材86(後述)を案内するように構成されている。ブラケット83は、センサ51をフレーム30(クッションフレーム32のサイドフレーム33)に保持するように構成されている。
ブラケット81は、その構成部位として、引っ掛け部81pと、案内部81qと、ネット材保持部81rとを有する。引っ掛け部81pは、略U字の断面形状を有し、上方からサイドフレーム33に引っ掛けられている。案内部81qは、引っ掛け部81pから、クッションフレーム32がなす枠形状の内側に向けて、斜め下方向に延出している。ネット材保持部81rは、クッションフレーム32がなす枠形状の外側において、引っ掛け部81pから下方に板状に延出している。
ブラケット83は、サイドフレーム33の下方に配置されている。ブラケット83は、その構成部位として、センサ載置部83pと、ネット材保持部83qとを有する。センサ載置部83pは、サイドフレーム33および案内部81qの下方に配置されている。センサ載置部83pは、センサ51の重量を受けることが可能な土台形状を有する。センサ載置部83pは、センサ51を配置可能な受け皿形状を有する。
センサ51は、センサ載置部83pに載置される形態により、サイドフレーム33に対して保持されている。センサ51は、上下方向においてサイドフレーム33および案内部81qと並んで設けられている。センサ51は、その一部がサイドフレーム33の下方に配置され、残りの部分が、クッションフレーム32がなす枠形状の内側に配置されるように設けられている。作動部材52は、水平方向に横たわり、サイドフレームの下方に回動軸101が配置され、クッションフレーム32がなす枠形状の内側に揺動端が配置されるように設けられている。
本変形例では、乗物用シートが、実施の形態1における中間部材76に替えて、中間部材86を有する。中間部材86は、ネット材22およびセンサ51の間に設けられている。中間部材86は、ネット材22および発電部61の間に設けられている。中間部材86は、シートへの乗員の着座時に生じるネット材22の変形を、発電部61(作動部材52)に伝えるように構成されている。
中間部材86は、その構成部位として、一方端86pと、他方端86qとを有する。中間部材86は、一方端86pおよび他方端86qの間で板状に延びている。中間部材86は、一方端86pおよび他方端86qの間において、案内部81qに平面的に接触して設けられている。中間部材86は、案内部81qに案内されつつ、斜め上下方向に移動可能なように設けられている。中間部材86は、一方端86pにてネット材22に接触し、他方端86qにて作動部材52(の揺動端)に接触している。
図5、図7および図8を参照して、シートに乗員が着座すると、ネット材22は、乗員の重量を受けて変形する。具体的には、ネット材22は、下方に向けて撓むように変形する(図7中では、変形後のネット材22が2点鎖線により示されている)。
この際、変形したネット材22が中間部材86を押圧することによって、中間部材86は、案内部81qにより案内されながら、斜め下方向に移動する。中間部材86の移動に伴って、中間部材86が作動部材52の揺動端を押圧する。これにより、作動部材52が、回動軸101を中心に回動動作する。発電部61は、作動部材52の回動動作に伴って電気を発生し、無線部62に電力を供給する。発電部61から電力が供給された無線部62は、シートに乗員が着座していることを示す電気信号を、車両本体側の制御部110に無線送信する。
図9は、実施の形態1における乗物用シートの第2変形例を示す図である。図9は、実施の形態1における図5に対応するブロック図である。
図9を参照して、本変形例では、センサ51が、発電部61と、無線部62と、センシング部63と、バッテリ64とを有する。
発電部61は、変形したネット材22から力が加えられることによって発電する。バッテリ64は、発電部61にて発生した電気を蓄える。発電部61は、バッテリ64を通じて、センシング部63および無線部62に駆動用の電力を供給する。
センシング部63は、フィルム状の感圧センサから構成されており、シートに着座した乗員の重量を検知する。好ましくは、センシング部63は、ネット材22の座面に設けられている。無線部62は、センシング部63における乗員の重量の検知を受けて、シートに乗員が着座していることを示す電気信号を車両本体側の制御部110に無線送信する。
本変形例におけるセンシング部63を、シートに着座する乗員の心拍の状態や呼吸の状態などの生体情報を検知可能なセンサに置き換えて、センサ51を生体センサとして構成することも可能である。
このように構成された、この発明の実施の形態2における乗物用シートによれば、実施の形態1に記載の効果を同様に奏することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、たとえば、着座センサを備えた乗物用シートに適用される。
10 乗物用シート、12 ロアアーム、21 シートクッション、22,27 ネット材、26 シートバック、30 フレーム、31 折れ曲がり部、32 クッションフレーム、33,34,43,44 サイドフレーム、35 フロントフレーム、36 リアフレーム、42 バックフレーム、45 アッパフレーム、46 ロアフレーム、51 センサ、52 作動部材、53 本体部、54 発電素子、56 基板、61 発電部、62 無線部、63 センシング部、64 バッテリ、71,72,81,83 ブラケット、71p,81r,83q ネット材保持部、72p,81p 引っ掛け部、72q,83p センサ載置部、73 押え板、76,86 中間部材、76p 当接部、76q 腕部、76r 接触部、81q 案内部、86p 一方端、86q 他方端、101 回動軸、110 制御部。
Claims (4)
- フレームと、
前記フレームに張設され、着座する乗員を支持する面状弾性部材と、
前記乗員に関する情報を検知するセンサとを備え、
前記面状弾性部材は、前記乗員からの荷重を受けて変形し、
前記センサは、
変形した前記面状弾性部材から加えられた力を電気に変換する発電部と、
前記発電部から電力が供給され、無線により電気信号を送信する無線部とを有する、乗物用シート。 - 前記センサは、前記乗員が着座しているか否かを検知する着座センサである、請求項1に記載の乗物用シート。
- 前記発電部は、前記乗員を下方から支持するシートクッションと、前記乗員の背部を支持するシートバックのうちの、前記シートクッションにおける前記フレームに設けられる、請求項1または2に記載の乗物用シート。
- 前記面状弾性部材および前記発電部の間に設けられ、前記面状弾性部材の変形を前記発電部に伝える中間部材をさらに備え、
前記面状弾性部材を上面視した場合に、前記中間部材は、前記発電部を覆い隠すように設けられる、請求項1から3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017101765A JP2018197037A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 乗物用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017101765A JP2018197037A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 乗物用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018197037A true JP2018197037A (ja) | 2018-12-13 |
Family
ID=64663542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017101765A Pending JP2018197037A (ja) | 2017-05-23 | 2017-05-23 | 乗物用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018197037A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2025107382A (ja) * | 2021-03-25 | 2025-07-17 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
2017
- 2017-05-23 JP JP2017101765A patent/JP2018197037A/ja active Pending
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