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JP2018196255A - 振動発生装置および振動機構付き入力装置 - Google Patents

振動発生装置および振動機構付き入力装置 Download PDF

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JP2018196255A JP2017098858A JP2017098858A JP2018196255A JP 2018196255 A JP2018196255 A JP 2018196255A JP 2017098858 A JP2017098858 A JP 2017098858A JP 2017098858 A JP2017098858 A JP 2017098858A JP 2018196255 A JP2018196255 A JP 2018196255A
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Abstract

【課題】簡素な構成で小型化が容易でありながら、大きな振動を発生させることが可能な振動発生装置を提供する。【解決手段】プランジャとソレノイドとを用いた振動発生装置であって、プランジャは、錘部と、錘部から第1の方向に沿って延設される第1の付勢部および錘部から第1の方向とは反対向きの第2の方向に沿って延設される第2の付勢部と、を有し、ソレノイドは、第1の付勢部の一部を取り囲むように配置されプランジャを第1の方向へ動作させる第1のソレノイドと、第2の付勢部の一部を取り囲むように配置されプランジャを第2の方向へ動作させる第2のソレノイドと、を有し、第1のソレノイドおよび第2のソレノイドが振動対象に対する固定部を有し、錘部が第1のソレノイドと第2のソレノイドとの間で往復動することにより、振動対象を振動させることを特徴とする振動発生装置。【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイドを用いた振動発生装置およびこの振動発生装置を備える振動機構付き入力装置に関するものである。
近年、タッチパネルのように操作面に触れることで入力操作が行える入力装置が増えてきている。このような入力装置では、操作性の向上のために、操作したとき操作面に振動を加えることで擬似的な操作感触が感じられる振動機構付き入力装置が求められている。
このような入力装置などに用いられうる振動機構の一例として、特許文献1には、可動鉄心とソレノイドとを使用した振動装置であって、可動鉄心との共振用で、継続して一定電流で励磁する第1のソレノイドの内部に一定方向に移動可能な可動鉄心を設け、上記第1のソレノイドの可動鉄心移動方向一方側もしくは両側に、振動附勢用のソレノイドを並べて配置したことを特徴とする振動装置が記載されている。
特開2013−128367号公報
特許文献1に示されるようなソレノイドは、振動を発生させる原理として簡便であるが、発生させる振動エネルギーの量に大きな影響を与える可動鉄心はソレノイドの中空部内を移動するため、振動エネルギーを増大させるためには、大きな可動鉄心が移動できるように、ソレノイドの中空部を大きくする必要があった。その結果、振動装置全体が大型化し、タッチパネルなどの入力装置の振動機構として使用しにくくなる傾向があった。
本発明は、かかる現状を鑑み、簡素な構成で小型化が容易でありながら、大きな振動を発生させることが可能な振動発生装置およびかかる振動発生装置を備える振動機構付き入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために提供される本発明は、一態様において、プランジャとソレノイドとを用いた振動発生装置であって、前記プランジャは、錘部と、前記錘部から第1の方向に沿って延設される第1の付勢部および前記錘部から前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に沿って延設される第2の付勢部と、を有し、前記ソレノイドは、前記第1の付勢部の一部を取り囲むように配置され前記プランジャを前記第1の方向へ動作させる第1のソレノイドと、前記第2の付勢部の一部を取り囲むように配置され前記プランジャを前記第2の方向へ動作させる第2のソレノイドと、を有し、前記第1のソレノイドおよび前記第2のソレノイドが振動対象に対する固定部を有し、前記錘部が前記第1のソレノイドと前記第2のソレノイドとの間で往復動することにより、前記振動対象を振動させることを特徴とする振動発生装置である。
離間して配置される2つのソレノイドの間にそれぞれのソレノイドの可動鉄心(第1の付勢部、第2の付勢部)に連設された錘部が設けられた構成を有するため、錘部の形状を変更することによってプランジャの質量を変更して、振動エネルギーや固有振動数を調整することができる。すなわち、ソレノイド内に入るプランジャの大きさ、特に付勢部(第1の付勢部、第2の付勢部)の外径を変更することなく、プランジャ全体の質量を変更することができる。したがって、ソレノイドを特に大型化することなく、振動発生装置から発生する振動を大きくすることが可能である。
上記の振動発生装置において、前記第1のソレノイドと前記錘部との間に位置する第1の弾性部材、および前記第2のソレノイドと前記錘部との間に位置する第2の弾性部材をさらに有し、前記第1のソレノイドは、前記第2の弾性部材と協働して前記プランジャを前記第1の方向に動作させ、前記第2のソレノイドは、前記第1の弾性部材と協働して前記プランジャを前記第2の方向に動作させることが好ましい。第1のソレノイドによるプランジャの吸引力は、第1の方向に進むほど大きくなる。第2のソレノイドによるプランジャの吸引力は、第2の方向に進むほど大きくなる。したがって、プランジャが第1の方向側の限界の位置にある状態から、第2のソレノイドによって第2の方向側にプランジャを動作させた当初の力は、プランジャが第2の方向側にある程度移動した後の状態における第2の方向への吸引力よりも低い。このため、第1のソレノイドと第2のソレノイドとの間を、ソレノイドの吸引力のみでプランジャを高速で移動させることには限界がある。
そこで、第1のソレノイドと錘部の間に第1の弾性部材を配置して、プランジャが第1の方向側の限界の位置に移動する際に、第1の弾性部材を圧縮させる。このようにすることにより、プランジャが第1の方向側の限界の位置から第2の方向に移動しようとする際に、この位置では比較的低い第2のソレノイドによる吸引力に加えて、第1の弾性部材の弾性回復力によっても、第2の方向にプランジャを移動させることができる。第2の弾性部材も同様であり、第2のソレノイドと錘部との間に配置することにより、第2の方向側の限界の位置にあるプランジャが第1の方向に移動する際に、第2の弾性部材の弾性回復力がプランジャ、具体的には第1の付勢部による吸引力を補って、高速での移動が実現される。なお、第1の弾性部材および第2の弾性部材の伸縮長さを適切に設定すれば、第1のソレノイドおよび第2のソレノイドの双方が停止している状態でのプランジャの中立位置を、これらの弾性部材によって保持することも可能である。
上記の弾性部材を有する場合において、前記第1のソレノイドと前記プランジャとによるバネ系の固有振動数と、前記第2の弾性部材と前記プランジャとによるバネ系の固有振動数とが調和していることが好ましい。プランジャが第2の方向側の限界の位置から第1の方向に移動しようとする際には、上記のように、第1のソレノイドによる吸引力と、第2の弾性部材の弾性回復力とが、プランジャに作用する。したがって、第1のソレノイドとプランジャとによるバネ系の固有振動数と、第2の弾性部材と前記プランジャとによるバネ系の固有振動数とが調和していることにより、プランジャの第1の方向への移動を効率的に生じさせることが可能となる。同様に、第2のソレノイドとプランジャとによるバネ系の固有振動数と、第1の弾性部材とプランジャとによるバネ系の固有振動数とが調和していることにより、プランジャの第2の方向への移動を効率的に生じさせることが可能となる。
上記の振動発生装置において、前記プランジャを前記第1の方向に移動させるバネ系の固有振動数と、前記プランジャを前記第2の方向に移動させるバネ系の固有振動数とが調和していることが好ましい。このように、第1の方向に移動する動作の固有振動数と、第2の方向に移動する固有振動数とを調和させておくことにより、振動発生装置全体として、所定の固有振動数において効率的に振動することができ、高い振動エネルギーを発生させることができる。
上記の振動発生装置において、前記第1のソレノイドと前記錘部との間に設けられ、前記プランジャの前記第1の方向への動作を緩和させる第1のダンパ部と、前記第2のソレノイドと前記錘部との間に設けられ、前記プランジャの前記第2の方向への動作を緩和させる第2のダンパ部とをさらに有してもよい。上記の振動発生装置では、第1の方向への移動を行うバネ系と、第2の方向への移動を行うバネ系とは相違するため、第1の方向への移動が完了したら第1の方向への移動を行うバネ系による動作は速やかに終了することが、第2の方向への移動を行うバネ系を効率的に動作させる観点から好ましい。同様に、第2の方向への移動も、所定の動作が終了して次の第1の方向への移動が開始する際には、第1の方向への移動に影響を及ぼさないことが好ましい。すなわち、第1のソレノイドと錘部との間、および第2のソレノイドと錘部との間のそれぞれにダンパ部を設けて、プランジャが第1の方向の限界位置または第2の方向の限界位置に到達した時には、それぞれのソレノイドを含むバネ系によるプランジャを移動させる力を速やかに減衰させることが、振動発生装置の動作安定の観点から好ましい。
本発明は、他の一態様において、操作者によって入力操作が可能な操作部と、前記操作部に対して振動を発生させる振動発生部と、前記振動発生部の動作を制御する制御部と、を有した振動機構付き入力装置であって、前記振動発生部は、上記の振動発生装置からなり、前記操作部は、前記振動発生装置の前記第1のソレノイドおよび前記第2のソレノイドに対して固定されることを特徴とする振動機構付き入力装置である。
かかる構成の振動機構付き入力装置は、簡素な構成でありながら強い振動を発生させることができる上記の振動発生装置を振動機構として備えるため、シャープで強い操作感触を操作者に与える振動を、操作部に発生させることができる。
上記の振動機構付き入力装置において、前記振動発生部は前記操作部から離間し、前記振動発生部と前記操作部とはブラケットを介して固定されていてもよい。振動発生部が操作部から離間していることにより、入力装置の設計自由度を高くすることができ、例えば、入力装置の大型化かつ薄型化といった高度な要求にも容易に応えることができる。
本発明によれば、簡素な構成で小型化が容易でありながら大きな振動を発生させることが可能な振動発生装置、およびかかる振動発生装置を備える振動機構付き入力装置が提供される。
(a)本発明の一実施形態に係る振動発生装置を示す外観図、および(b)図1(a)のA−A線断面図である。 図1(a)の振動発生装置の動作を説明する断面図であって、(a)プランジャが第1の方向側の限界位置にある状態を示す断面図、(b)プランジャが図2(a)の状態から第2の方向側へと移動して中立位置を通過している状態を示す断面図、(c)プランジャが第2の方向側の限界位置にある状態を示す断面図、および(d)プランジャが図2(a)の状態から第2の方向側へと移動して中立位置を通過している状態を示す断面図である。 図1(a)の振動発生装置の動作を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の外観図であって、(a)操作面が視認できる向きからの外観図、および(b)操作部の背面が視認できる向きからの外観図である。 (a)本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の側面図、および(b)本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の背面図である。 (a)本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備えるディスプレイシャーシの構造を説明するための外観図、(b)本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備える可動部の構造を説明するための外観図、および(c)本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備える可動部の構造を説明するための側面図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態に係る振動発生装置を示す外観図である。図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。
図1(a)に示されるように、本発明の一実施形態に係る振動発生装置10は、プランジャ20と2つのソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)とを用いた振動発生装置である。
図1(b)に示されるように、プランジャ20は、円筒状の錘部21と、円筒状の錘部21の一方の底面(Y1−Y2方向Y1側の底面)の中心部から第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に沿って延設される棒状の第1の付勢部22および円筒状の錘部21の他方の底面(Y1−Y2方向Y2側の底面)の中心部から第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)とは反対向きの第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に沿って延設される第2の付勢部23と、を有する。すなわち、プランジャ20は、全体としてY1−Y2方向に延びる棒状の構造を有し、延在方向(Y1−Y2方向)の中央部の外径が太くなって錘部21を形成している。したがって、第1の付勢部22および第2の付勢部23の外径を太くすることなく、錘部21の形状を変更することによって、プランジャ20全体の重量を変更することができる。プランジャ20において、少なくとも第1の付勢部22および第2の付勢部23は、ケイ素鋼、パーマロイ、Fe基合金系アモルファス材料など軟磁性材料から構成される。図1(b)に示されるプランジャ20のように、第1の付勢部22と第2の付勢部23とは同軸で(具体的には、Y1−Y2方向に沿って)配置されることが、振動発生装置10の小型化の観点から好ましい。
2つのソレノイドは、第1の付勢部22の一部を取り囲むように配置されプランジャ20を第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)へ動作させる第1のソレノイド30と、第2の付勢部23の一部を取り囲むように配置されプランジャ20を第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)へ動作させる第2のソレノイド40と、を有する。いずれのソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)も、付勢部(第1の付勢部22、第2の付勢部23)が挿入される凹部DPを有し、この凹部の周囲にコイルCPが巻回されている。
そして、2つのソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)のそれぞれには、コイルCPを覆うとともに凹部DPの底部BP側(第1のソレノイド30の場合にはY1−Y2方向Y1側、第2のソレノイド40の場合にはY1−Y2方向Y2側)に位置するように、軟磁性体からなるヨークYPが設けられる。ヨークYPを構成する材料は、付勢部(第1の付勢部22、第2の付勢部23)と同様であればよい。このようにコイルCPとヨークYPとが配置されるため、ソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)による付勢部(第1の付勢部22、第2の付勢部23)を吸引する力は、凹部DPの底部BPにおいて最大となり、底部BPからの離間距離の2乗で小さくなる。
2つのソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)のそれぞれには、振動対象に対する固定部FP(図1(a)では、ねじ穴として示されている。)が設けられており、使用の際には、第1のソレノイド30と前記第2のソレノイド40との間で錘部21がY1−Y2方向に往復動することにより、振動対象を振動させることができる。なお、固定部FPは振動対象と力学的に連結され振動発生装置10からの振動を振動対象に伝達できれば具体的な形状は限定されない。ボルトを挿通させうる貫通孔であってもよいし、ねじ山が設けられていてもよい。振動発生装置10が振動対象に対して溶接により固定される場合には、溶接部を含む部分が固定部FPとなる。また、固定部FPに対して振動対象が直接的に固定されてもよいし、後述するブラケットのような連結部材を介して振動対象が固定されていてもよい。
前述のように、プランジャ20は、その質量を、付勢部(第1の付勢部22、第2の付勢部23)の外径を変更することなく錘部21の形状により変更できるため、プランジャ20の質量の増大は、ソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)の外径を大きくすることに直接的にはつながらない。ソレノイドの大型化は振動発生装置の大型化をもたらすだけでなく、コイルの大型化をもたらして駆動の際に発生する熱が増大するなど各種不具合の原因となる。前述のように、振動発生装置10では、ソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)を大型化することなくプランジャ20の質量を容易に変更できるため、こうした不具合も発生しにくい。
Y1−Y2方向で、第1のソレノイド30と錘部21との間には、Y1−Y2方向に弾性変形可能な第1の弾性部材51が位置する。振動発生装置10では、第1の弾性部材51はY1−Y2方向に伸縮自在なコイルバネからなる。第2のソレノイド40と錘部21との間には、Y1−Y2方向に弾性変形可能な第2の弾性部材52が位置する。振動発生装置10では、第2の弾性部材52は、第1の弾性部材51と同様にY1−Y2方向に伸縮自在なコイルバネからなる。
後述するように、第1のソレノイド30は、第2の弾性部材52と協働して、プランジャ20を第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に速やかに移動させることができる。この際、第1のソレノイド30がプランジャ20に作用する力は吸引力MF1であり、第2の弾性部材52がプランジャ20に作用する力は弾性回復力EF2である。吸引力MF1はコイルCPに流す電流により調整することができる。弾性回復力EF2はコイルバネの弾性係数により調整することができる。
第2のソレノイド40は、第1の弾性部材51と協働して、プランジャ20を第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に速やかに移動させることができる。この際、第2のソレノイド40がプランジャ20に作用する力は吸引力MF2であり、第1の弾性部材51がプランジャ20に作用する力は弾性回復力EF1である。吸引力MF2はコイルCPに流す電流により調整することができる。弾性回復力EF1はコイルバネの弾性係数により調整することができる。
図2(a)に示されるように、プランジャ20が第1の方向側(Y1−Y2方向Y1側)の限界位置にある場合には、次の2つの状態を取りうる。2つの状態の一方は、後述する図3において「A」として示される状態(状態A)であって、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に作用する力に関し、第1のソレノイド30では吸引力MF1が取りうる最大値となり、第2の弾性部材52には弾性回復力EF2が発生していない。一方、第1の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に作用する力に関し、第2のソレノイド40ではコイルCPに電流が流れていないため吸引力MF2は発生しておらず、第1の弾性部材51は最大限に圧縮されているため取りうる範囲で最も大きな弾性回復力EF1が発生している。したがって、この状態では、プランジャ20には、第1のソレノイド30の吸引力MF1から、第1の弾性部材51の弾性回復力EF1を差し引いた力が、第1の方向(Y1−Y2方向Y2側)に加わっている。図2(a)では、上側に示される2つの矢印が、この状態Aにおいてプランジャ20に作用する2つの力を概念的に示している。第1のソレノイド30の吸引力MF1は第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)を向いており、第1の弾性部材51の弾性回復力EF1は第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)を向いている。それぞれの力の絶対値を比較すると、吸引力MF1の方が弾性回復力EF1よりも大きいため、これらの合力は第1の方向を向いてプランジャ20に作用している。
ここで、図3について説明する。図3に示されるグラフでは、横軸がプランジャ20のY1−Y2方向の位置(単位:mm)を示しており、縦軸はY1−Y2方向にプランジャ20に作用する力を示し、縦軸の下側が第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への力(単位:N)で、縦軸の上側が第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への力である。
第1のソレノイド30の吸引力MF1は図3において実線で示しており、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)の限界位置P1で最大であり、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に進むほど、基本的傾向として、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)の限界位置P1からの距離の2乗に比例して小さくなる。第2のソレノイド40の吸引力MF2も図3において実線で示しており、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)の限界位置P2で最大であり、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に進むほど、基本的傾向として、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)の限界位置P2からの距離の2乗に比例して小さくなる。
第1の弾性部材51の弾性回復力EF1は図3において破線で示しており、第1の方向側(Y1−Y2方向Y1側)の限界位置P1で最大であり、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に進むほど、第1の方向側(Y1−Y2方向Y1側)の限界位置P1からの距離に比例して小さくなる。第2の弾性部材52の弾性回復力EF2も図3において破線で示しており、第2の方向側(Y1−Y2方向Y2側)の限界位置P2で最大であり、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に進むほど、第2の方向側(Y1−Y2方向Y2側)の限界位置P2からの距離に比例して小さくなる。中立位置P0では、第1の弾性部材51の弾性回復力EF1と第2の弾性部材52の弾性回復力EF2とが反対向きに等しい力でプランジャ20に作用し、これらの力によって、2つのソレノイド(第1のソレノイド30、第2のソレノイド40)のいずれのコイルCPに対しても電流が流れていない無負荷状態において、プランジャ20の重心を中立位置P0に戻すことが実現されている。
図2(a)で示される状態の一方では、プランジャ20に作用する力は、上述のように、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に作用する第1のソレノイド30の吸引力MF1と、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に作用する第1の弾性部材51の弾性回復力EF1との合力が作用する。この状態は、図3では「A」で示される(状態A)。
この状態Aから、第1のソレノイド30のコイルCPに電流を流すことを停止し、第2のソレノイド40のコイルCPに電流を流すことを開始する。その結果、プランジャ20に対して第1の方向(Y1−Y2方向Y2側)に作用していた第1のソレノイド30の吸引力MF1がなくなり、第1の弾性部材51による第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への弾性回復力EF1と、同じく第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への第2のソレノイド40による吸引力MF2とが、プランジャ20に作用する。図3では「B」で示される状態であり、以下、この状態を「状態B」という。状態Bでは、プランジャ20に作用する力は、上述のように、第2のソレノイド40の吸引力MF2と第1の弾性部材51の弾性回復力EF1との合力となる。なお、図2(a)では、状態Bにおいてプランジャ20に作用する力を下側に示している。
図2(a)に示される位置は、プランジャ20が第2のソレノイド40からY1−Y2方向に最も遠位にある。このため、状態Bでは、第2のソレノイド40の吸引力MF2は相対的に低い。しかしながら、上記のように、取りうる最大値となっている第1の弾性部材51の弾性回復力EF1も作用するため、状態Bにおいても、プランジャ20は、速やかに第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に動き出すことができる。
プランジャ20が第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に移動すると、第2のソレノイド40の吸引力MF2は増大し、第1の弾性部材51の弾性回復力EF1は減衰する。また、中立位置P0から第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に若干ずれた位置から、第2の弾性部材52の弾性回復力EF2が発生する。前述のとおり、図2(b)に示される中立位置P0では第1の弾性部材51の弾性回復力EF1と第2の弾性部材52の弾性回復力EF2は釣り合うため、結果的にプランジャ20に作用する力は第2のソレノイド40による吸引力MF2のみとなり、図3において「C」で示される状態(状態C)となる。
さらにプランジャ20が第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に移動すると、第1の弾性部材51の弾性回復力EF1はプランジャ20に作用しなくなり、第2のソレノイド40の吸引力MF2および第2の弾性部材52の弾性回復力EF2が互いに反対向きで増大し、これらの合力が、プランジャ20に作用する。そして、プランジャ20が第2の方向側(Y1−Y2方向Y2側)の限界位置P2に到達した状態が図2(c)に示されている。図2(c)では、上側に、第2のソレノイド40の吸引力MF2および第2の弾性部材52の弾性回復力EF2が作用している状態が示されている。この状態は、図3において「D」で示される状態(状態D)である。このように、プランジャ20が第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に移動する際には、図3に示される状態Bから状態Cを経由して状態Dに至る。
この図3に示される状態Dにおいて、第2のソレノイド40のコイルCPに電流を流すことを停止し、第1のソレノイド30のコイルCPに電流を流すことを開始すると、プランジャ20に作用する力は、第1のソレノイド30の吸引力MF1と第2の弾性部材52の弾性回復力EF2との合力であり、図3では「E」に示される状態(状態E)となる。図2(c)では、状態Eにおいてプランジャ20に作用する力が下側に示されている。状態Eでは、プランジャ20に作用する第1のソレノイド30の吸引力MF1は比較的低いが、取りうる最大値となっている第2の弾性部材52の弾性回復力EF2もプランジャ20に作用するため、プランジャ20に作用する第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への力を高めることができる。したがって、状態Eでは、プランジャ20を第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に速やかに移動させることができる。
その後、プランジャ20は第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に移動を開始し、状態Bから状態Cに至った現象と同様の現象が生じて、図2(d)に示される中立位置では、状態Eから状態Fに至る。そして、最終的には、図2(a)に示され、図3では「A」で示される状態Aに至る。このように、プランジャ20が第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)へ移動する際には、図3に示される状態Eから状態Fを経由して状態Aに至る。
第1のソレノイド30のコイルCPに電流を流し始める時間、第1のソレノイド30のコイルCPから第2のソレノイド40のコイルCPへと電流を流す対象を切り換える時間、第2のソレノイド40のコイルCPに電流を流し始める時間、および第2のソレノイド40のコイルCPから第1のソレノイド30のコイルCPへと電流を流す対象を切り換える時間を適切に設定することにより、状態Aから状態Bへの遷移、状態Bから状態Cを経由して状態Dに至る移動、状態Dから状態Eへの遷移、および状態Eから状態Fを経由して状態Aに至る移動を含むようにプランジャ20が移動する。その結果、プランジャ20はY1−Y2方向に往復動して振動する。
この際、プランジャ20を第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に移動させるバネ系である第1のバネ系の固有振動数と、プランジャ20を第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に移動させるバネ系である第2のバネ系の固有振動数とが調和していることが好ましい。
第1のバネ系は、第1のソレノイド30ならびに第1の弾性部材51および第2の弾性部材52とプランジャ20とによって定義され、第1のバネ系の固有振動数は、第1のバネ系の弾性係数と、プランジャ20の質量とによって設定される。第1のバネ系を構成する弾性要素のうち、第1のソレノイド30および第2の弾性部材52は、プランジャ20が第2の方向側(Y1−Y2方向Y2側)の限界位置P2から第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)に移動を開始する際に作用する弾性要素である。したがって、第1のソレノイド30とプランジャ20とによるバネ系の固有振動数と、第2の弾性部材52とプランジャ20とによるバネ系の固有振動数とが調和していることが、プランジャ20の第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への移動開始を速やかに生じさせる観点から、好ましい。
第2のバネ系は、第2のソレノイド40ならびに第1の弾性部材51および第2の弾性部材52とプランジャ20とによって定義され、第2のバネ系の固有振動数は、第2のバネ系の弾性係数と、プランジャ20の質量とによって設定される。第2のバネ系を構成する弾性要素のうち、第2のソレノイド40および第1の弾性部材51は、プランジャ20が第1の方向側(Y1−Y2方向Y1側)の限界位置P1から第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)に移動を開始する際に作用する弾性要素である。したがって、第2のソレノイド40とプランジャ20とによるバネ系の固有振動数と、第1の弾性部材51とプランジャ20とによるバネ系の固有振動数とが調和していることが、プランジャ20の第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への移動開始を速やかに生じさせる観点から、好ましい。
また、第1のバネ系の固有振動数と第2のバネ系の固有振動数とが調和している場合には、第1のバネ系の動作と第2のバネ系の動作とが連続的に生じやすくなり、プランジャ20を所定の固有振動数にて強く振動させることができる。この第1のバネ系の固有振動数と第2のバネ系の固有振動数との調和は、振動発生装置10について、Y1−Y2方向Y1側の構造とY1−Y2方向Y2側の構造とを可能な限り等しくし、第1のソレノイド30のコイルCPに流す電流量および第2のソレノイド40のコイルCPに流す電流量を等しくすることによって実現可能である。
なお、振動発生装置10は、図1などに示されるように、第1のソレノイド30と錘部21との間に設けられてプランジャ20の第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への動作を緩和させる第1のダンパ部61と、第2のソレノイド40と錘部21との間に設けられてプランジャ20の第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への動作を緩和させる第2のダンパ部62とをさらに有する。第1のダンパ部61および第2のダンパ部62は、プランジャ20が部分的に挿通したリング状の形状を有し、損失弾性率の大きな材料、具体的にはゴム系材料やエラストマーから構成される。
振動発生装置10では、上記のとおり、図3に示されるようにプランジャ20が振動するとき、プランジャ20の第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への移動は第1のバネ系によりもたらされ、プランジャ20の第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への移動は第2のバネ系によりもたらされる。したがって、プランジャ20が適切に振動するためには、第1のバネ系による移動が終了した状態である状態Aから第2のバネ系による移動が開始する状態である状態Bへの遷移、および、第2のバネ系による移動が終了した状態である状態Dから第1のバネ系による移動が開始する状態である状態Eへの遷移が滞りなく行われることが好ましい。
この観点で、第1のダンパ部61は、プランジャ20について、状態Aから、第1の方向(Y1−Y2方向Y1向き)への力を吸収することによって、状態Bに近い状態(具体的には第1の方向側の力がゼロに近い状態)に変更することが可能である。例示的に示せば、第1のダンパ部61によって、状態Aから状態G(図3において「G」として示される状態)の位置に速やかに遷移することができる。したがって、第1のダンパ部61を設けることにより、第1のバネ系による移動が終了した状態Aから第2のバネ系による移動が開始する状態Bへの遷移が容易となる。
同様に、第2のダンパ部62は、状態Dから、第2の方向(Y1−Y2方向Y2向き)への力を吸収することによって、状態Eに近い状態(具体的には第2の方向側の力がゼロに近い状態)に変更することが可能である。例示的に示せば、第2のダンパ部62によって、状態Dから状態H(図3において「H」として示される状態)に速やかに遷移することができる。したがって、第2のダンパ部62を設けることにより、第2のバネ系による移動が終了した状態Dから第1のバネ系による移動が開始する状態Eへの遷移が容易となる。
このように、振動発生装置10は、第1のダンパ部61および第2のダンパ部62を有することにより、プランジャ20の振動をより安定的に行うことが可能となる。
以下、上記の振動発生装置10を備える振動機構付き入力装置について図面を参照して説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の外観図である。図4(a)は、操作面が視認できる向きからの外観図であり、図4(b)は、操作部の背面が視認できる向きからの外観図である。図5(a)は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の側面図である。図5(b)は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置の背面図である。図6(a)は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備えるディスプレイシャーシの構造を説明するための外観図である。図6(b)は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備える可動部の構造を説明するための外観図である。図6(c)は、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置が備える可動部の構造を説明するための側面図である。
図4から図6に示されるように、本発明の一実施形態に係る振動機構付き入力装置100は、操作者の操作部位(例えば指FG)が接することにより入力操作が可能な操作面121Aを有する操作部121を備える可動部120と、可動部120のヒンジ211が係止する貫通受け孔311を有して操作部121を支持するディスプレイシャーシ130とを有する。操作面121Aは、可動部120が有する操作部121のX1−X2方向X1側の面であり、操作部121には、図示されないタッチパネル(静電式、抵抗式のいずれであってもよい。)および表示装置(液晶表示装置、有機EL表示装置などが例示される。)が配置されている。
ディスプレイシャーシ130は、Y1−Y2方向からみたときの外形がZ1−Z2方向に伸びる部分である固定部131とX1−X2方向に伸びる部分であるベース部132とを有するL字型の部材である。固定部131には上記の貫通受け孔311が設けられており、この貫通受け孔311において操作部121を支持している。ベース部132は、車両など振動機構付き入力装置100が取り付けられる対象である被取り付け体APとの連結部(図示せず。)を有する。図3には、被取り付け体APおよびベース部132を覆い隠すように配置される外装部IPが二点鎖線で示されている。被取り付け体APが車両の一部の場合には、外装部IPはインスツルメントパネルまたはダッシュボードの一部である。後述するように、ベース部132の内側には、操作部121に連設されるブラケット150およびブラケット150にさらに連設される振動発生部として前述の振動発生装置10が配置される。このようにすることで、ベース部132によって、振動発生装置10から操作部121への振動が外部からの異物などの影響を受けることが抑制される。振動発生装置10の動作は図示しない制御部によって制御される。制御部は、例えばベース部132における、振動発生装置10の動作と干渉しない位置に配置される。
図5(b)に示されるように、ディスプレイシャーシ130の固定部131に対する操作部121の相対位置の変更範囲を規制する部材として、振動機構付き入力装置100には、ヒンジ211に加えて支持部125が設けられている。
支持部125はZ1−Z2方向に伸縮する弾性体からなる。具体的には、支持部125はコイルばねからなり、Z1−Z2方向Z2側の端部251においてディスプレイシャーシ130に対して固定され、Z1−Z2方向Z1側の端部252は操作部121のピン213を支持する。したがって、ディスプレイシャーシ130の固定部131は支持部125によって操作部121を含む可動部120を自由方向に吊っている。特段の外力(振動発生装置10による加振力を含む。)が付与されていない場合には、自由方向は鉛直方向(Z1−Z2方向)である。
ディスプレイシャーシ130の固定部131をX1−X2方向からみたときの中央部には貫通部312が設けられており、この貫通部312を用いて、操作部121と固定部131とのY1−Y2方向への相対位置の変更範囲を規制するとともに、振動発生装置10からの操作部121に伝達されるY1−Y2方向の振動の振れ幅を規制する振動規制ダンパ機構126が設けられている。
図6(a)および図6(b)に示されるように、ディスプレイシャーシ130の固定部131は、ヒンジ211が挿通する貫通受け孔311および支持部125の一方の端部251が係止するピン313によって、操作部121を含む可動部120を振動可能に保持している。なお、ヒンジ211は弾性体からなるブッシュを有し、このブッシュにおいて貫通受け孔311と接触する。このようにヒンジ211が弾性体からなるブッシュを有することにより、固定部131に対して操作部121が所定の範囲内で振動しながら保持される。支持部125を有しない場合には操作部121の自重に基づく鉛直方向の力のすべてがヒンジ211のブッシュに加わるが、支持部125を有することにより、上記の鉛直方向の力の一部が支持部125に加えられるため、ブッシュに加えられる力を少なくすることができ、ブッシュの寿命を延ばすことができる。
図6(b)に示されるように、可動部120が有する操作部121には、X1−X2方向からみて枠状のブラケット150の一端側(Z1−Z2方向Z2側)が取り付けねじ151によって取り付けられている。図6(c)に示されるように、ブラケット150は、Y1−Y2方向からみたときに、一端がZ1−Z2方向Z2向きに延在し、他端がX1−X2方向X2向きに延在する屈曲形状を有する。そして、この他端側(X1−X2方向X2側)に、振動発生装置10が取り付けられている。
したがって、図6(c)に示されるように、振動発生装置10の振動中心10Gは、操作部121の重心121Gから、X1−X2方向X2側に距離Dxだけオフセットし、Z1−Z2方向Z2側に距離Dzだけオフセットしている。このように操作部121の重心121Gに対してオフセットした位置に振動発生装置10を配置することにより、操作部121の外形を大きくすることなく、具体的には、厚さ(X1−X2方向長さ)を厚くすることなく、幅(Y1−Y2方向長さ)を広げることなく、高さ(Z1−Z2方向長さ)を高くすることなく、加振力の大きな振動発生装置10を操作部121に力学的に連結することができる。それゆえ、かかる構造を有する振動機構付き入力装置100は、大型化と薄型化の要請に適切に答えることができる。なお、車載用途、特にインスツルメントパネル(外装部IP)から操作部121が突出するように配置される場合には、ディスプレイシャーシ130のベース部132の内部に振動発生装置10を配置し、ベース部132ごとインスツルメントパネル(外装部IP)の内部に配置すれば、振動発生装置10は使用者から視認されることがないため、好ましい。
振動機構付き入力装置100を使用する際には、図示しない制御部からの制御信号に基づき、振動発生装置10が図1から図3を用いて説明したように振動する。この振動発生装置10の振動による加振力FRは、X1−X2方向からみて枠状であってY1−Y2方向からみて屈曲部を有するブラケット150を介して操作部121に伝達され、操作部121をY1−Y2方向に振動させる並進力FHとなる。
上記に本実施形態およびその適用例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、前述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
例えば、振動発生装置10のプランジャ20の第1の付勢部22および第2の付勢部23とは同軸に配置されているが、これに限定されない。第1の付勢部22の移動軸と第2の付勢部23の移動軸とは非同軸であって互いに平行に配置されていてもよい。
10 :振動発生装置
20 :プランジャ
21 :錘部
22 :第1の付勢部
23 :第2の付勢部
30 :第1のソレノイド
40 :第2のソレノイド
51 :第1の弾性部材
52 :第2の弾性部材
61 :第1のダンパ部
62 :第2のダンパ部
BP :底部
CP :コイル
DP :凹部
FP :振動発生装置の固定部
YP :ヨーク
MF1,MF2 :吸引力
EF1,EF2 :弾性回復力
A,B,C,D,E,F,G,H :状態
P1 :第1の方向側(Y1−Y2方向Y1側)の限界位置
P2 :第2の方向側(Y1−Y2方向Y2側)の限界位置
P0 :中立位置
100 :振動機構付き入力装置
120 :可動部
121 :操作部
121A :操作面
121G :重心
125 :支持部
126 :振動規制ダンパ機構
130 :ディスプレイシャーシ
131 :ディスプレイシャーシの固定部
132 :ベース部
150 :ブラケット
151 :取り付けねじ
211 :ヒンジ
213 :操作部のピン
251,252 :支持部の端部
311 :貫通受け孔
312 :貫通部
313 :固定部のピン
10G :振動発生装置の振動中心
FG :指
AP :被取り付け体
IP :外装部
Dx,Dz :距離
FR :加振力
FH :並進力

Claims (7)

  1. プランジャとソレノイドとを用いた振動発生装置であって、
    前記プランジャは、錘部と、前記錘部から第1の方向に沿って延設される第1の付勢部および前記錘部から前記第1の方向とは反対向きの第2の方向に沿って延設される第2の付勢部と、を有し、
    前記ソレノイドは、前記第1の付勢部の一部を取り囲むように配置され前記プランジャを前記第1の方向へ動作させる第1のソレノイドと、前記第2の付勢部の一部を取り囲むように配置され前記プランジャを前記第2の方向へ動作させる第2のソレノイドと、を有し、
    前記第1のソレノイドおよび前記第2のソレノイドが振動対象に対する固定部を有し、
    前記錘部が前記第1のソレノイドと前記第2のソレノイドとの間で往復動することにより、前記振動対象を振動させること
    を特徴とする振動発生装置。
  2. 前記第1のソレノイドと前記錘部との間に位置する第1の弾性部材、および前記第2のソレノイドと前記錘部との間に位置する第2の弾性部材をさらに有し、
    前記第1のソレノイドは、前記第2の弾性部材と協働して前記プランジャを前記第1の方向に動作させ、前記第2のソレノイドは、前記第1の弾性部材と協働して前記プランジャを前記第2の方向に動作させることを特徴とする請求項1に記載の振動発生装置。
  3. 前記第1のソレノイドと前記プランジャとによるバネ系の固有振動数と、前記第2の弾性部材と前記プランジャとによるバネ系の固有振動数とが調和しており、
    前記第2のソレノイドと前記プランジャとによるバネ系の固有振動数と、前記第1の弾性部材と前記プランジャとによるバネ系の固有振動数とが調和していることを特徴とする請求項2に記載の振動発生装置。
  4. 前記プランジャを前記第1の方向に移動させるバネ系の固有振動数と、前記プランジャを前記第2の方向に移動させるバネ系の固有振動数とが調和している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の振動発生装置。
  5. 前記第1のソレノイドと前記錘部との間に設けられ、前記プランジャの前記第1の方向への動作を緩和させる第1のダンパ部と、
    前記第2のソレノイドと前記錘部との間に設けられ、前記プランジャの前記第2の方向への動作を緩和させる第2のダンパ部とをさらに有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の振動発生装置。
  6. 操作者によって入力操作が可能な操作部と、
    前記操作部に対して振動を発生させる振動発生部と、
    前記振動発生部の動作を制御する制御部と、を有した振動機構付き入力装置であって、
    前記振動発生部は、請求項1から5のいずれか一項に記載される振動発生装置からなり、
    前記操作部は、前記振動発生装置の前記第1のソレノイドおよび前記第2のソレノイドに対して固定されること
    を特徴とする振動機構付き入力装置。
  7. 前記振動発生部は前記操作部から離間し、前記振動発生部と前記操作部とはブラケットを介して固定されることを特徴とする請求項6に記載の振動機構付き入力装置。
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