JP2018194694A - 制御装置および撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】流し撮り撮影の成功率を向上させることが可能な制御装置および撮像装置を提供すること。
【解決手段】光学素子を移動させることで、移動する被写体を追ってパンニング中の撮像装置の角速度と被写体の角速度との差分を補正する制御装置であって、差分に基づく値が光学素子の最大移動量より小さいかどうかを判定する判定手段と、差分に基づく値が最大移動量より小さい場合、撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて光学素子による補正が可能であることを表示する第1の表示を行い、差分に基づく値が最大移動量より大きい場合、撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いてパンニングの補正方向およびパンニングの補正量を表示する第2の表示を行う表示制御手段と、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】光学素子を移動させることで、移動する被写体を追ってパンニング中の撮像装置の角速度と被写体の角速度との差分を補正する制御装置であって、差分に基づく値が光学素子の最大移動量より小さいかどうかを判定する判定手段と、差分に基づく値が最大移動量より小さい場合、撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて光学素子による補正が可能であることを表示する第1の表示を行い、差分に基づく値が最大移動量より大きい場合、撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いてパンニングの補正方向およびパンニングの補正量を表示する第2の表示を行う表示制御手段と、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、手ブレ補正機能を有するカメラ等の撮像装置の制御装置に関し、特に流し撮り撮影のガイダンス表示を行う撮像装置の制御装置に関する。
従来、流し撮りを簡単に行うために、被写体の移動速度とカメラを振る速度との差分を検出し、検出したブレ量をシフトレンズで補正する方法が提案されている。この方法では、まず、撮影直前に、角速度センサで被写体を追っているときのカメラのパンニングに対する角速度を検出しつつ、同時に撮像面上における主被写体の移動量を検出し、2つの速度情報から被写体の角速度を算出する。そして、露光中は、露光直前まで求めていた被写体の角速度と露光中のカメラのパンニング速度との差を算出し、その差に応じてシフトレンズを駆動させることで補正を行う。
上記補正方法では、撮影者が静止させようと考えている主被写体の角速度を正確に算出することが重要である。すなわち、主被写体を静止させるために、撮影者が被写体に合わせてカメラをパンニングする方向や角速度をより正確に求めることが重要である。算出された角速度が実際の主被写体の角速度と異なるほど、補正時に誤差が生じ、ブレ残りとして画像中に現れてしまう。
特許文献1では、カメラの実際のパンニング方向とあらかじめ設定されている基準パンニング方向と差に基づいて、撮影された画像を基準パンニング方向に近づくように補正し、モニタに表示するカメラが開示されている。また、特許文献2では、カメラのパンニング速度と、被写体速度の差分を計算し、撮影時にブレ残りが生じるか生じないかをファインダー内の表示で行うカメラが開示されている。
流し撮りでは、撮影チャンスが少ないことが多く、失敗の可能性をできる限り低くすることが望ましい。しかしながら、特許文献1では、基準のパンニング方向と被写体の移動方向に誤差がある場合に、流し撮りが失敗する可能性がある。また、特許文献2では、「ブレ残りが生じる」ことを確認することができるが、「流し撮りを成功させるためのパンニングの方向や大きさ」は分からない。
本発明は、流し撮り撮影の成功率を向上させることが可能な制御装置および撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての制御装置は、光学素子を移動させることで、移動する被写体を追ってパンニング中の撮像装置の角速度と前記被写体の角速度との差分を補正する制御装置であって、前記差分に基づく値が前記光学素子の最大移動量より小さいかどうかを判定する判定手段と、前記差分に基づく値が前記最大移動量より小さい場合、前記撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて前記光学素子による補正が可能であることを表示する第1の表示を行い、前記差分に基づく値が前記最大移動量より大きい場合、前記撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて前記パンニングの補正方向および前記パンニングの補正量を表示する第2の表示を行う表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、流し撮り撮影の成功率を向上させることが可能な制御装置および撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置100の基本構成を示すブロック図である。撮像装置100は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ等のいわゆるカメラだけでなく、カメラ機能付き携帯電話、カメラ付きコンピュータ等のようにカメラ機能を備えた電子機器も含む。
光学系101は、レンズ、シャッターおよび絞りを含み、CPU103による制御に応じて被写体からの光を撮像素子102上に結像させて被写体の光学像を形成する。また、光学系101は、その少なくとも一部として、光学系101の光軸方向に対して直交する方向にシフトして撮像素子102上(像面上)での光学像の変位を抑制する光学素子であるシフトレンズを含む。本実施例では、光学系101の一部がシフトレンズにより構成されている場合について説明するが、光学系101の全体をシフトレンズとシフトさせてもよい。また、「光学系」には、広義には、光学素子として撮像素子102も含まれ、撮像素子102を光軸に対してシフトさせてもよい。
光学系101は、撮像素子102を備えた撮像装置本体に対して着脱が可能な交換レンズに設けられていてもよい。この場合、交換レンズと撮像装置本体とにより撮像装置が構成される。
撮像素子102は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、光学系101により形成された光学像を電気信号(撮像信号)に変換する。
角速度センサ105は、ジャイロセンサ等により構成され、撮像装置100の角速度を検出して該角速度に対応する電気信号(検出情報)をCPU103に出力する。CPU103は、この検出された角速度を用いて、撮像装置100のパンニングの角速度や方向を含むパンニングに関する情報を取得する。
CPU103は、入力された信号やあらかじめ記憶されたコンピュータプログラムに従って撮像装置100を構成する各部の動作を制御する。また、CPU103は、ファインダー内ガイダンス表示更新処理を含む流し撮りアシスト処理を行う。
一次記憶部104は、RAM等の揮発性メモリであり、一時的にデータを記憶する等のCPU103の作業用に用いられる。また、一次記憶部104に記憶された各種データは、画像処理部106で利用されたり、記録媒体107に記録されたりする。二次記憶部108は、EEPROM等の不揮発性メモリであり、CPU103によって利用される撮像装置100の動作制御用のプログラム(ファームウェア)や各種設定情報を記憶している。
記録媒体107は、記録用撮像により得られた画像データ等の記録用データを記録する。記録媒体107は、撮像装置100に対して着脱が可能な半導体メモリ等により構成され、これに記録されたデータはパーソナルコンピュータ等で読み出すことが可能である。つまり、撮像装置100は、記録媒体107の着脱機能と記録媒体107に対するデータ読み書き機能とを有する。
表示部(表示手段)109は、記録用撮像前の表示用撮像により生成されたビューファインダ映像であるライブビュー映像や記録用撮像により生成された画像(撮像画像)の表示を行う。また、表示部109は、ユーザに対話的な操作を行わせるためのGUI画像等の表示を行う。操作部110は、ユーザの操作を受け付けてCPU103に入力情報を伝達する入力デバイス群であり、ボタン、レバー、タッチパネル等の接触式操作部材だけでなく、音声や視線等を用いた非接触入力デバイスをも含む。
動きベクトル検出部111は、表示用撮像により生成されたライブビュー映像用の映像信号(以下、ライブビュー映像信号という)から動きベクトルを検出する。具体的には、ライブビュー映像信号を構成する複数のフレームにおける対応点間での移動方向と移動量を示す動きベクトルを検出する。なお、動きベクトル検出部111の機能をCPU103が実行してもよい。
画像処理部106は、撮像素子102から出力された撮像信号に対して各種処理を行うことでライブビュー映像信号を生成したり、記録用画像としての静止画像または動画像を生成したりする。撮像素子102および画像処理部106により撮像系が構成される。なお、画像処理部106の機能の少なくとも一部を、CPU103が実行してもよい。
図2は、撮像装置100の構成図である。撮像装置100は、撮像装置本体200およびレンズ400を備える。レンズ400は、撮像装置本体200と一体的に構成されてもよいし、撮像装置本体200に対して着脱可能に取り付けられるように構成されてもよい。
マイクロコンピュータCPU(以下、カメラマイコン)201は、撮像装置本体200の各部を制御する。また、カメラマイコン201は、本実施形態では、判定手段および表示制御手段として機能する。メモリ202は、カメラマイコン201に接続されているRAMやROM等のメモリである。撮像素子203は、赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCD,CMOS等の光電変換素子により構成され、レンズ400により形成された光学像を電気信号(撮像信号)に変換する。シャッター204は、非撮影時に撮像素子203を遮光し、撮影時に撮像素子203に光線を導く。ハーフミラー205は、非撮影時にレンズ400より入射する光の一部を反射し、ピント板206に結像させる。表示素子207は、AF測距点を表示し、光学ファインダーを覗いたときにどの位置でAFしているかをユーザに示す。
図3(a)は、表示素子207の光学ファインダー上における配置例を示している。本実施形態では、表示素子207は、PN液晶であり、45点の測距点表示を有する。図面右方向を水平に関する+方向、下方向を垂直に関する+方向とする。図3(b)は、ファインダー内の測距点表示の構成を示している。ファインダー内の測距点表示は、通常の測距点表示と、より精密な測距を行うスポット測距点を表示するためのスポット測距点表示を備え、PN液晶により別々の点灯が可能である。
また、図3(c)に示されるように、あらかじめ測距点表示に番号を振り、各測距点表示の位置と、それに対応する撮像素子203上での位置との対応表を用意し、メモリ213上に保存しておく。ファインダー上での各測距点表示に対応する撮像素子203上での位置は、撮像素子203上の水平位置x[pixel]および垂直位置y[pixel]で表わされる。図3(c)では簡略化しているが、対応表は選択できる全測距点表示について撮像素子203での位置を持つものとする。
測距点表示に対する番号の付け方は、測距点表示の左上を1とし、そこからラスタ走査的に番号を1ずつ増やしていくものとする。また、測距点番号は、図3(d)に示されるように、二次元配列としてメモリ202に保存される。
測光センサ208は、測光センサで、CCD,COMS等の撮像素子を使用することにより測光だけでなく、動きベクトルを検出する。ペンタプリズム209は、ピント板206の被写体像を測光センサ208および光学ファインダーに導く。測光センサ208は、ペンタプリズム209を介してピント板206に結像された被写体像を斜めの位置から見込んでいる。AFミラー211は、レンズ400より入射し、ハーフミラー205を通過した光の一部を焦点検出回路210内のAFセンサに導く。焦点検出回路210は、焦点検出を行う。APU212は、測光センサ208の画像処理・演算用のCPUであり、図1の画像処理部106および動きベクトル検出部111を備える。メモリ213は、APU212に接続されているRAMやROM等のメモリである。なお、本実施形態では、測光センサ208の処理をAPU212で行っているが、カメラマイコン201等で行ってもよい。
LPU401は、レンズ400に設けられたCPUであり、被写体との距離情報や角速度情報等をカメラマイコンに送る。角速度センサ402は、ジャイロセンサ等により構成され、レンズ400の移動量を表す角速度を検出し、角速度情報を電気信号に変換してLPU401に伝達する。光学素子であるレンズ400は、LPU401および角速度センサ402によりシフトレンズを駆動することで被写体の防振を行う。
以下、図4を参照して、カメラマイコン201内で実行される流し撮りアシスト処理について説明する。図4は、流し撮りアシスト処理のフローチャートである。本実施形態の流し撮りアシスト処理は、ソフトウエアおよびハードウエア上で動作するコンピュータプログラムとしての制御プログラムにしたがって実行される。制御プログラムは、例えば、メモリ202に格納されていてもよいし、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。また、本実施形態ではカメラマイコン201が流し撮りアシスト処理を実行するが、パーソナルコンピュータ(PC)や専用の装置が制御装置として本実施形態の流し撮りアシスト処理を実行してもよい。また、本実施形態の制御プログラムに対応する回路を設け、回路を動作させることで本実施形態の流し撮りアシスト処理を実行してもよい。
ステップS401では、カメラマイコン201は、操作部110を使用して図3(a)のファインダー内の測距点表示から選択された任意の一点の測距点番号をベクトル検出位置としてメモリ202に保存する。このとき、図3(c)の対応表を用いて、選択された測距点番号に対応する撮像素子203上でのベクトル検出位置を決定することができる。ベクトル検出位置として選択できる測距点表示は、使用するレンズや撮影時の設定に因らず、配置された全てを選択できる。また、選択された測距点表示は、AFモードに設定されている場合、ベクトル検出位置を決定するためだけでなく、AF測距点表示としても使用され、MFモードに設定されている場合、ベクトル検出位置を決定するためのみに使用される。
ステップS402では、カメラマイコン201は、角速度センサ402によってパンニングが検出されたかどうかを判定する。角速度センサ402によって撮像装置100のパンニングが検出された場合、ステップS403に進み、検出されていない場合、ステップS402へのループを繰り返す。
ステップS403では、カメラマイコン201は、撮像素子203上のベクトル検出位置で被写体の抽出を行う。本実施形態では、測光センサ208で撮像された画像をAPU212内の動きベクトル検出部111に入力し、得られた動きベクトルを用いて被写体エリアを抽出する。動きベクトルから被写体エリアを抽出する方法として、テンプレートマッチング等様々な方法が提案されているため、ここでは省略する。被写体の抽出ができなかった場合、被写体角速度の算出が行えないために流し撮りアシストが機能しない。このとき、ステップS409においてシフトレンズを駆動しない通常の撮影方法に切り替えることが可能である。
ステップS404では、カメラマイコン201は、角速度センサ402で検出されたパンニング中の撮像装置100の角速度情報を取得する。
ステップS405では、カメラマイコン201は、被写体の角速度の算出を行う。本実施形態では、被写体の角速度は、パンニング角速度を用いて算出されるため、図5に示されるように、主点を中心とした角速度として算出される。
以下、図5を参照して、被写体の角速度の算出方法について説明する。図5では、被写体がt秒間に点Aから点Bに移動し、それに応じてセンサ上に結像した被写体像が点Cから点Dに移動している。ここで、点Cと点Dとの距離をd[pixel]、焦点距離をf[mm]、センサの画素ピッチをp[μm/pixel]とした場合、像面上の被写体の角速度ω[rad/sec]は、以下の式(1)で表わされる。
ここで、撮像装置100をパンニングしていた場合、像面上の被写体の角速度ωは、以下の式(2)で表されるように、被写体の角速度(以下、被写体角速度)ωsからパンニング角速度ωpを減算することで算出される。
そこで、被写体角速度ωsは、角速度センサ402で検出された撮像装置100のパンニング角速度ωpから以下の式(3)により算出される。
ステップS406では、カメラマイコン201は、流し撮り撮影時のファインダー内ガイダンス表示を行う。ファインダー内ガイダンス表示の詳細は後述する。
ステップS407では、カメラマイコン201は、露光動作を行うかどうかを判定する。本実施形態では、シャッターボタンの全押し(以下、SW2がオン)されたかどうかを判定する。SW2がオンされている場合、ステップS408に進み、SW2がオンされていない場合、ステップS403に戻る。
ステップS408では、カメラマイコン201は、シャッター204を制御し、シャッター走行を開始する。
ステップS409では、カメラマイコン201は、光学系101のシフトレンズを動作させ、流し撮り撮影のアシストを行う。
ステップS410では、カメラマイコン201は、設定露光時間が経過したかどうかを判定する。設定露光時間が経過している場合、処理を終了し、経過していない場合、ステップS408に戻る。
以下、図6を参照して、ファインダー内ガイダンス表示更新処理について詳細を説明する。図6は、本実施形態のファインダー内ガイダンス表示更新処理を示すフローチャートである。
ステップS601では、カメラマイコン201は、角速度センサ402より撮像装置100のパンニング角速度ωtを取得する。
ステップS602では、カメラマイコン201は、以下の式(4)を用いて、ステップS601で取得したパンニング角速度ωtと、ステップS405で算出された被写体角速度ωとの差分ωdを算出する。
ステップS603では、カメラマイコン201は、ステップS602で算出された差分ωdが流し撮りアシストの補正範囲内であるかどうかを判定する。ここで、流し撮りアシストの最大補正角度(最大移動量)をθ、露光時間をtとすると、以下の式(5)が成立するかどうかで、差分ωdが流し撮りアシストの補正範囲内かどうかを判定できる。
差分ωdが補正範囲内である場合、ステップS604に進み、補正範囲外である場合、ステップS605に進む。
ステップS604では、カメラマイコン201は、ガイダンス表示モード1を設定する。ガイダンス表示モード1では、ベクトル検出位置を決定している状態にあることを撮影者に認識させるため、図7(a)に示されるように、表示701のベクトル検出位置である測距点表示702の内側のスポット測距点表示のみを点灯させる。
ステップS605では、カメラマイコン201は、ガイダンス表示モード2を設定する。ガイダンス表示モード2では、図7(b)に示されるように、パンニングの補正方向およびパンニングの補正量を表示する。表示703は、撮影者のパンニングが流し撮りアシストの補正範囲内である場合の表示で、ステップS401でベクトル検出位置704として選択された測距点表示を点灯させている。表示705は、撮影者のパンニングが流し撮りアシストの補正範囲外である場合の表示である。このとき、ステップS401でベクトル検出位置として選択された測距点表示を点灯させ、パンニングの補正方向およびパンニングの補正量に応じて、測距点表示を利用したガイダンス表示706を点滅させる。なお、ガイダンス表示の方向・大きさの設定方法は後述する。
ステップS606では、カメラマイコン201は、ステップS604またはステップS605で設定した表示モードに基づいて、表示素子207に対して表示更新を行う。
以下、図8を参照して、ガイダンス表示モード2の処理について説明する。図8は、ガイダンス表示モード2の処理を示すフローチャートである。
ステップS801では、カメラマイコン201は、ステップS602で算出された差分ωdを解析する。式(4)において、ωd<0である場合、被写体角速度ωに対して撮像装置100のパンニング角速度ωtが大きいということになるので、撮影者が被写体に対して撮像装置100を振り過ぎているということが判断できる。また、ωd>0である場合、被写体角速度ωに対して撮像装置100のパンニング角速度ωtが小さいということになるので、撮影者が被写体に対して撮像装置100を振り遅れているということが判断できる。本実施形態では、上記2つの状態を、振り遅れフラグを0または1とすることで区別し、メモリ202に保存する。具体的には、ωd<0である場合、振り遅れフラグを0、ωd>0である場合、振り遅れフラグを1に設定している。また、振り遅れフラグは水平方向と垂直方向それぞれに対して用意し、メモリ202に保存する。
ステップS802では、カメラマイコン201は、ステップS801で解析した結果の水平方向成分ωdxを用いて、撮影者が撮像装置100を水平方向へ振り遅れているかどうかを判定する。本実施形態では、ωdx>0、すなわち、撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り遅れている場合、ステップS803に進み、ωdx<0、すなわち、撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り過ぎている場合、ステップS804に進む。
ステップS803では、カメラマイコン201は、水平方向に対する振り遅れフラグを1にし、メモリ202に保存する。
ステップS804では、カメラマイコン201は、水平方向に対する振り遅れフラグを0にし、メモリ202に保存する。
ステップS805では、カメラマイコン201は、ステップS801で解析した結果の垂直方向成分ωdyを用いて、撮影者が撮像装置100を垂直方向へ振り遅れているかどうかを判定する。本実施形態では、ωdy>0、すなわち、撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り遅れている場合、ステップS806に進み、ωdy<0、すなわち、撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り過ぎている場合、ステップS807に進む。
ステップS806では、カメラマイコン201は、垂直方向に対する振り遅れフラグを1にし、メモリ202に保存する。
ステップS807では、カメラマイコン201は、垂直方向に対する振り遅れフラグを0にし、メモリ202に保存する。
ステップS808では、カメラマイコン201は、水平方向へ表示する測距点表示の個数を決定する。流し撮りアシストの補正範囲を超えた角度量θdxは、ステップS802で用いた水平方向成分ωdxおよび露光時間tを用いて以下の式(6)で表される。
このとき、角度量θdx、流し撮りアシストの最大補正角θの水平方向成分θxおよび表示する測距点表示の個数kは、以下の式(7)を満足する。
カメラマイコン201は、式(7)を満足する最大の正の整数kを、垂直方向へ表示する測距点表示の個数として決定し、メモリ202に保存する。
ステップS809では、カメラマイコン201は、垂直方向へ表示する測距点表示の個数を決定する。流し撮りアシストの補正範囲を超えた角度量θdyは、ステップS802で用いた垂直方向成分ωdyおよび露光時間tを用いて以下の式(8)で表される。
このとき、角度量θdy、流し撮りアシストの最大補正角θの垂直方向成分θyおよび表示する測距点表示の個数lは、以下の式(9)を満足する。
カメラマイコン201は、式(9)を満足する最大の正の整数lを、垂直方向へ表示する測距点表示の個数として決定し、メモリ202に保存する。
以下、図9を参照して、ガイダンス表示更新処理について説明する。図9は、ガイダンス表示更新処理を示すフローチャートである。
ステップS901では、カメラマイコン201は、メモリ202に保存されている水平方向に対する振り遅れフラグを参照する。
ステップS902では、カメラマイコン201は、ステップS901で参照した水平方向に対する振り遅れフラグが1であるかどうかを判定する。フラグが1、すなわち撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り遅れている場合、ステップS903に進み、フラグが0、すなわち撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り過ぎている場合、ステップS904に進む。
ステップS903では、カメラマイコン201は、撮影者に撮像装置100をより振らせるガイダンス表示を行う。カメラマイコン201は、まず、ステップS401で選択した測距点番号をメモリ202から読み出し、対応する測距点表示を点灯させる。次に、角速度センサ402より、パンニングの水平方向が+方向か−方向かを判定する。例えば、ステップS401で選択した測距点番号が23、パンニングの水平方向が図3(a)の+方向、ステップS808で決定された測距点表示の個数が2つであるとする。この場合、図10(a)に示されるように、点滅させる測距点番号は23から+方向に2つ分となるので、測距点番号配列から測距点番号24と25を求め、測距点表示を点滅させる。
ステップS904では、カメラマイコン201は、撮影者に撮像装置100を振り遅らせるガイダンス表示を行う。カメラマイコン201は、まず、ステップS401で選択した測距点番号をメモリ202から読み出し、対応する測距点表示を点灯させる。次に、角速度センサ402より、パンニングの水平方向が+方向か−方向かを判定する。例えば、ステップS401で選択した測距点番号が23、パンニングの水平方向が図3(a)の+方向、ステップS808で決定された表示個数が2つであるとする。この場合、図10(b)に示されるように、点滅させる測距点番号は23から−方向に2つ分となるので、測距点番号配列から測距点番号22と21を求め、測距点表示を点滅させる。
ステップS905では、カメラマイコン201は、メモリ202に保存されている垂直方向に対する振り遅れフラグを参照する。
ステップS906では、カメラマイコン201は、ステップS901で参照した垂直方向に対する振り遅れフラグが1であるかどうかを判定する。フラグが1、すなわち撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り遅れている場合、ステップS907に進み、フラグが0、すなわち撮影者が被写体角速度に対して撮像装置100を振り過ぎている場合、ステップS908に進む。
ステップS907では、カメラマイコン201は、撮影者に撮像装置100をより振らせるガイダンス表示を行う。カメラマイコン201は、まず、ステップS401で選択した測距点番号をメモリ202から読み出し、対応する測距点表示を点灯させる。次に、角速度センサ402より、パンニングの垂直方向が+方向か−方向かを判定する。例えば、ステップS401で選択した測距点番号が23、パンニングの垂直方向が図3(a)の+方向、ステップS809で決定された表示個数が1つであるとする。この場合、図10(c)に示されるように、点滅させる測距点番号は23から+方向に1つ分となるので、測距点番号配列から測距点番号32を求め、測距点表示を点滅させる。
ステップS908では、カメラマイコン201は、撮影者に撮像装置100を振り遅らせるガイダンス表示を行う。カメラマイコン201は、まず、ステップS401で選択した測距点番号をメモリ202から読み出し、対応する測距点表示を点灯させる。次に、角速度センサ402より、パンニングの垂直方向が+方向か−方向かを判定する。例えば、ステップS401で選択した測距点番号が23、パンニングの垂直方向が図3(a)の+方向、ステップS809で決定された表示個数が1つであるとする。この場合、図10(d)に示されるように、点滅させる測距点番号は23から−方向に1つ分となるので、測距点番号配列から測距点番号14を求め、測距点表示を点滅させる。
以上のように表示の更新を行い、ファインダー内に流し撮り時のガイダンス表示を行う。
このように、流し撮りが成功するかどうかだけの判断を撮影者に表示するのではなく、流し撮りを成功させるためのガイダンス表示を行うことで、流し撮り撮影の効果をより得やすくすることができる。
[その他の実施例]
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
201 カメラマイコン(制御装置、判定手段、表示制御手段)
201 カメラマイコン(制御装置、判定手段、表示制御手段)
Claims (6)
- 光学素子を移動させることで、移動する被写体を追ってパンニング中の撮像装置の角速度と前記被写体の角速度との差分を補正する制御装置であって、
前記差分に基づく値が前記光学素子の最大移動量より小さいかどうかを判定する判定手段と、
前記差分に基づく値が前記最大移動量より小さい場合、前記撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて前記光学素子による補正が可能であることを表示する第1の表示を行い、前記差分に基づく値が前記最大移動量より大きい場合、前記撮像装置のファインダー内の測距点表示を用いて前記パンニングの補正方向および前記パンニングの補正量を表示する第2の表示を行う表示制御手段と、を有することを特徴とする制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記差分に基づく値が前記最大移動量より大きい場合、前記パンニングの補正方向に沿って測距点表示を点滅させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
- 前記パンニングの補正方向は、前記差分に基づく値と前記最大移動量との差が小さくなる方向であることを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
- 前記表示制御手段は、前記差分に基づく値が前記最大移動量より大きい場合、前記差分に基づく値と前記最大移動量との差に基づいて点滅させる測距点表示の数を変更することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
- 前記ファインダーは、光学ファインダーであり、
前記表示制御手段は、AF測距点表示を用いて前記第1および第2の表示を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置を有することを特徴とする撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017098649A JP2018194694A (ja) | 2017-05-18 | 2017-05-18 | 制御装置および撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017098649A JP2018194694A (ja) | 2017-05-18 | 2017-05-18 | 制御装置および撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018194694A true JP2018194694A (ja) | 2018-12-06 |
Family
ID=64570388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017098649A Pending JP2018194694A (ja) | 2017-05-18 | 2017-05-18 | 制御装置および撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018194694A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022124464A (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
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2017
- 2017-05-18 JP JP2017098649A patent/JP2018194694A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022124464A (ja) * | 2021-02-15 | 2022-08-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 |
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