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JP2018193998A - 炉頂圧回収タービンの製造方法及び炉頂圧発電設備の建設方法 - Google Patents

炉頂圧回収タービンの製造方法及び炉頂圧発電設備の建設方法 Download PDF

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JP2018193998A
JP2018193998A JP2018090826A JP2018090826A JP2018193998A JP 2018193998 A JP2018193998 A JP 2018193998A JP 2018090826 A JP2018090826 A JP 2018090826A JP 2018090826 A JP2018090826 A JP 2018090826A JP 2018193998 A JP2018193998 A JP 2018193998A
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Kosuke Tanaka
公輔 田中
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Abstract

【課題】経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる炉頂圧回収タービンの製造方法を提供する。【解決手段】本発明は、ローター22と、第1段静翼34、第1段動翼24、第2段静翼36、及び第2段動翼26が高炉ガスフローの上流側からこの順でローター22の周囲に配置されてなる2段の静動翼と、ケーシング32と、を備える炉頂圧回収タービン20の製造方法において、全ての第1段静翼34の表面および全ての第2段静翼36の表面に対して平滑化処理を施す工程を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、炉頂圧回収タービンの製造方法及び炉頂圧発電設備の建設方法に関する。
高炉プラントでは、高炉から排出される高温・高圧の高炉ガスが持つ圧力エネルギー及び運動エネルギーを炉頂圧発電設備によって電力として回収することで、製鉄所内の各工場への電力の供給を行っている。具体的には、炉頂圧発電設備は、静翼及び動翼(以下、「静動翼」とも称する)並びにローターを有する炉頂圧回収タービンと発電機とから構成されている。高炉に接続された炉頂圧回収タービンに高炉ガスが導入されると、高炉ガスが静翼により整流され、その後、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーが動翼により回転エネルギーに変換され、ローターが回転する。そして、ローターに連結された発電機の回転軸が回転することにより電力が得られる。
ここで、高炉から排出される高炉ガスには大量のダストが含まれている。このダストは、高炉プラントに設置されているダスト除去設備によりある程度除去されるものの、炉頂圧回収タービンの入口ダクトにおける高炉ガス中には10.0mg/Nm3(dry)程度のダストが除去されずに残存している。ここで、ダスト雰囲気下で稼働する設備としては、炉頂圧回収タービンの他にガスタービンやガス圧縮機などがあり、これらの設備におけるダスト濃度は1.0mg/Nm3(dry)程度である。そのため、炉頂圧回収タービンは、ガスタービンやガス圧縮機に比べて、非常に高濃度のダスト雰囲気下で稼働するので、高炉ガス中に残存しているダストが静翼の表面に顕著に付着する。このダストの付着に対して、例えば炉頂圧発電設備の稼働中に静翼に対して水噴射等を行って、静翼の表面に付着したダストを除去する試みがなされている。しかしながら、静翼に対して水噴射を行っても、高炉ガスの流れは極めて高速であるので、静翼の表面のうち負圧面に水を衝突させることができないと共に、全ての静翼に水を均一に噴射することができず、静翼の表面に付着したダストを十分に除去しきれない。このように静翼の表面にダストが付着していると、炉頂圧発電設備を長期的に安定かつ効率よく稼働できないという問題が生じる。これらのタービン以外にも蒸気タービンがある。蒸気タービンは、その上流側のフローにおいて汽水分離装置を有しており、タービンの作動流体である蒸気中のクロールやシリカ等の粒子は、この汽水分離装置において除去される。そのため、蒸気タービンでは、粒子の付着に伴う発電効率の低下はさほど問題とならない。蒸気タービンでの問題は、タービン出口側が乾湿交播域となり蒸気の湿り度が高く、水滴によるエロージョンにより動静翼が浸食されて減肉すると、発電効率が低下することである。そのため、蒸気タービンにおいては、ステライトレーザー溶接等の既存の技術を適用することで動静翼の浸食部分を肉盛したり、あるいは動静翼を頻繁に交換したりして、エロージョンに伴う発電効率の低下の抑制を図っている。一方で、炉頂圧回収タービンにおいては、発電効率に対するエロージョンの影響は極めて小さく、ダスト付着の影響が支配的となるので、蒸気タービンほど頻繁には動静翼の交換が行われず、動静翼に対する定期的なダスト除去により、発電効率の低下の抑制を図っている。
炉頂圧回収タービンにおいて、ダスト付着に伴う発電効率の低下を抑制するために、特許文献1には以下の技術が記載されている。すなわち、炉頂圧回収タービンは、一般に複数段の静動翼が交互に配置される構造を有しているが、ダストが特に付着するのは第1段静翼であるので、第1段静翼の表面に親水性皮膜を形成する。これによって、第1段静翼の表面にダストが付着しても、水噴射等の水滴によって親水性皮膜とダストとの間には水膜が形成されるので、このダストは第1段静翼の自己洗浄機能によって容易に剥離される。その結果、炉頂圧発電設備を長期間にわたって安定的かつ効率的に連続運転することができる。
特開2012−197714号公報
近年、鉄鋼の生産量が低下しており、鉄鋼を生産する際に副生される高炉ガスの量も減少している。そのため、高炉ガスを使用する炉頂圧発電設備での発電量も減少し、製鉄所内の各工場が必要とする電力を確保することができないという事態が発生する場合がある。このような事態が発生すると外部電力を購入する必要があり、鉄鋼の生産コストの増大につながる。かかる状況下で、従来のようにダスト付着の抑制に着目して炉頂圧発電設備を長期間にわたって安定的かつ効率的に連続運転し、経時的な発電効率の低下を抑制するだけでは、製鉄所内の各工場が必要とする電力を十分に確保することができない。そのため、初期発電効率そのものを向上させる必要がある。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる炉頂圧回収タービンの製造方法、及び当該炉頂圧回収タービンの製造方法を用いた炉頂圧発電設備の建設方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく炉頂圧回収タービン内の高炉ガスについて流体解析を行った結果、以下の知見を得た。すなわち、炉頂圧回収タービンには、複数段の静動翼が設けられ、各段の静動翼はそれぞれ複数の翼から構成されているが、全ての第1段静翼の表面に対して平滑化処理を施すと経時的な発電効率の低下を抑制することができることがわかった。さらに、全ての第1段静翼の表面だけではなく全ての第2段静翼の表面に対しても平滑化処理を施すと、経時的な発電効率の低下を抑制するだけではなく、初期発電効率もさらに向上させることができることがわかった。
本発明は、上記知見に基づいて完成されたものであり、その要旨構成は以下のとおりである。
(1)ローターと、
前記ローターの外周面に設けられ、かつ前記ローターの周方向に複数配置された第1段動翼と、
前記ローターの外周面の前記第1段動翼の後段側に設けられ、かつ前記ローターの周方向に複数配置された第2段動翼と、
前記ローター、前記第1段動翼、及び前記第2段動翼を収容するケーシングと、
前記ケーシングの内周面の前記第1段動翼の前段側に設けられ、かつ前記ケーシングの周方向に複数配置された第1段静翼と、
前記ケーシングの内周面の前記第1段動翼の後段側かつ前記第2段動翼の前段側に設けられ、かつ前記ケーシングの周方向に複数配置された第2段静翼と、
を備える炉頂圧回収タービンの製造方法において、
全ての前記第1段静翼の表面および全ての前記第2段静翼の表面に対して平滑化処理を施す工程を有することを特徴とする炉頂圧回収タービンの製造方法。
(2)前記第1段動翼および前記第2段動翼の剪断応力の平均値が、前記平滑化処理を施さない場合の前記第1段動翼および前記第2段動翼の剪断応力の平均値の1.01倍以上である、上記(1)に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
(3)全ての前記第1段動翼の表面および全ての前記第2段動翼の表面に対して平滑化処理を施す工程をさらに有する、上記(1)または(2)に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
(4)前記平滑化処理は、コーティングによって皮膜を形成する処理とする、上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の炉頂圧回収タービンの製造方法により炉頂圧回収タービンを製造し、
前記炉頂圧回収タービンを発電機に連結し、
前記炉頂圧回収タービンを高炉ガスの供給配管に接続することを特徴とする炉頂圧発電設備の建設方法。
本発明によれば、経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる炉頂圧回収タービン及び当該炉頂圧回収タービンを備える炉頂圧発電設備を得ることができる。
本発明の第1の実施形態により得られる炉頂圧回収タービン20を備える高炉プラントを示す模式図である。 本発明の第1の実施形態により得られる炉頂圧回収タービン20の、ローター22の中心軸を通る断面における模式断面図である。 図2に示す炉頂圧回収タービン20のI−I’断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。まず、図1及び図2を参照して、高炉プラントにおける各設備及び当該高炉プラントでの発電方法の一例を説明する。
まず、図1を参照して、高炉プラントには、高炉2から排出された高炉ガスを、ダストキャッチャ4、散水除塵装置6、及びセプタム弁8をこの順に介して製鉄所内の各工場(不図示)に送る第1の排出配管10と、散水除塵装置6の下流かつセプタム弁8の上流にて第1の排出配管10から分岐し、散水除塵装置6を通過した高炉ガスの一部を第1のゴッグル弁12、危急遮断弁14、及び調整弁16をこの順に介して、炉頂圧回収タービン20に供給する供給配管18と、炉頂圧回収タービン20から排出される高炉ガスを第2のゴッグル弁42を介して製鉄所内の各工場に送る第2の排出配管44と、が設置されている。また、炉頂圧回収タービン20は発電機40に接続されており、炉頂圧回収タービン20と発電機40とで炉頂圧発電設備100が構成される。ダストキャッチャ4は、高炉ガスの流れを変えることにより高炉ガス中の粗いダストを除去する。散水除塵装置6は、高炉ガスに水を噴きかけることにより高炉ガス中の細かいダストを除去する。セプタム弁8は、第1の排出配管10に設けられ、高炉2の炉頂圧を制御する。第1のゴッグル弁12は、供給配管18に設けられ、炉頂圧発電設備100の稼働に伴い全開し、停止に伴い全閉する。危急遮断弁14は、供給配管18の第1のゴッグル弁12の下流に設けられ、炉頂圧発電設備100の稼働時に全開しており、異常時に全閉する。調整弁16は、供給配管18の応急遮断弁14の下流に設けられ、炉頂圧回収タービン20に供給される高炉ガスの流量および圧力を調整する。第2のゴッグル弁42は、第2の排出配管44に設けられ、炉頂圧発電設備100の稼働に伴い全開し、停止に伴い全閉する。
次に、上記高炉プラントにおける炉頂圧発電設備100を説明する。上述したとおり、炉頂圧発電設備100は、炉頂圧回収タービン20と発電機40から構成される。図2も参照して、炉頂圧回収タービン20は、ローター22と、第1段動翼24と、第2段動翼26と、第1段静翼34と、第2段静翼36と、ケーシング32と、から構成される。第1段動翼24は、ローター22の外周面に設けられ、かつローター22の周方向に複数配置される。第1段動翼24は、ローター22の周方向に等間隔に配置することが好ましい。第2段動翼26は、ローター22の外周面の第1段動翼24の後段側に設けられ、かつローター22の周方向に複数配置される。第2段動翼26は、ローター22の周方向に等間隔に配置することが好ましい。また、第1段動翼24と第2段動翼26の数は同数とすることが好ましい。ケーシング32は、ローター22、第1段動翼24、及び第2段動翼26を収容する。第1段静翼34は、ケーシング32の内周面の第1段動翼24の前段側に設けられ、かつケーシング32の周方向に複数配置される。第1段静翼34は、ケーシング32の周方向に等間隔に配置することが好ましい。第2段静翼36は、ケーシング32の内周面の第1段動翼24の後段側かつ第2段動翼26の前段側に設けられ、かつケーシング32の周方向に複数配置される。第2段静翼36は、ケーシング32の周方向に等間隔に配置することが好ましい。ここで、炉頂圧回収タービン20の前段側には、図2に示すように入口ダクト38が設けられており、入口ダクト38には図1に示すように供給配管18が接続される。また、炉頂圧回収タービン20の後段側の端部は、高炉ガスの出口ダクト(不図示)となっており、出口ダクトには図1に示すように第2の排出配管44が接続される。また、ローター22の端部のうち前段側の部分は、発電機40が備える回転軸(不図示)に同軸となるように連結される。
次に、図1及び図2を参照して、このような高炉プラントでの発電方法の一例を説明する。
図1を参照して、高炉2から排出された高炉ガスは、ダストキャッチャ4及び散水除塵装置6を通過することで、高炉ガス中のダストがある程度除去される。その後、高炉ガスの一部は、供給配管18を通過して、図2に示す入口ダクト38より炉頂圧回収タービン20に流入する。ここで、炉頂圧回収タービン20に流入する際の高炉ガスは、圧力が200〜250kPa、温度が55〜70℃となっており、この圧力と温度に相当する圧力エネルギー及び運動エネルギーを有している。図2も参照して、流入した高炉ガスは、第1段静翼34により整流された後に、第1段動翼24の表面に衝突する。この時、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーの一部がローター22の回転エネルギーに変換される。その後、高炉ガスは、第2段静翼36により整流された後に、第2段動翼26の表面に衝突する。この時、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーのさらに一部がローター22の回転エネルギーに変換される。そして、このように2段階で変換された回転エネルギーによってローター22が回転すると、ローター22と同軸となるように接続された発電機40の回転軸が回転し発電が行われる。このようにして、高炉プラントでは、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーを電力として回収する。なお、高炉ガスは、第2段動翼26の表面に衝突した後、出口ダクトから炉頂圧回収タービン20の外に排出され、第2の排出配管44を通って製鉄所内の各工場に送られ、燃料として使用される。出口ダクトにおける高炉ガスは、圧力が8〜10kPa、温度が20〜30℃となっている。
(炉頂圧回収タービンの製造方法の第1の実施形態)
図2及び図3を適宜参照して、本発明の第1の実施形態による炉頂圧回収タービン20の製造方法を説明する。
まず、図2を参照して、ローター22、複数の第1段動翼24、及び複数の第2段動翼26を準備する。その後、ローター22の外周面に、その周方向に沿ってこれらの第1段動翼24を装着する。さらに、ローター22の外周面のうち第1段動翼24の後段側に、その周方向に沿ってこれらの第2段動翼26を装着する。ここで、ローター22、第1段動翼24、及び第2段動翼26の形状および素材は特に限定されず、任意または公知の炉頂圧回収タービンにおけるローターや動翼の形状および素材とすることができる。また、第1段動翼24および第2段動翼26の数は特に限定されず、同数とすることが好ましい。また、各第1段動翼24および各第2段動翼26は、ローター22の外周面の周方向に沿って等間隔に配置することが好ましい。また、装着の方法も特に限定されず、例えばボルト等を用いて行うことができる。
次に、図2を参照して、複数の第1段静翼34および複数の第2段静翼36を準備する。その後、全ての第1段静翼34の表面および全ての第2段静翼36の表面に対して平滑化処理を施す。ここで、各第1段静翼34および各第2段静翼36の形状は、特に限定されず、任意または公知の炉頂圧回収タービンにおける静翼の形状とすることができる。また、第1段静翼34および第2段静翼36は、それぞれ凹面と凸面とから構成される表面を有しており(不図示)、本実施形態では、凹面と凸面の両方、すなわち表面全体に対して平滑化処理を施す。なお、本明細書における「平滑化処理」とは、平滑化処理後の被処理材の表面の摩擦係数を、平滑化処理前の被処理材の表面の摩擦係数よりも低減させることができる処理を意味する。本発明の特徴的部分は、上記平滑化処理を施す工程であり、その技術的意義については後述する。以下では、本実施形態における平滑化処理の方法を説明する。
本実施形態における第1段静翼34および第2段静翼36の基材は、ともにステンレス鋼(SUS630)であり、この基材の表面にDLC(Diamond-like Carbon)コーティングを施すことによって平滑化処理を行う。ここで、DLCとは、ダイヤモンドと黒鉛の中間に位置する材料である。DLCコーティングを施すと、基材の表面よりも摩擦係数が小さく、高い平滑性を有する皮膜が形成される。皮膜の厚さは3.0μm以上5.0μm以下とすることが好ましい。3.0μm以上であれば、十分な皮膜の耐久性が得られ、5.0μm以下であれば、皮膜にひび割れが発生するおそれがないからである。また、皮膜の表面の摩擦係数は、高い平滑性を得る観点から小さいほど好ましく、ボールオンディスク試験(Al23製のボールを荷重10Nで被験面に押下し、摺動させる)において0.9未満とすることが好ましい。なお、本発明における第1段静翼34および第2段静翼36の基材は、高硬度のマルテンサイト系ステンレス鋼であれば特に限定されず、SUS630の他に例えばSUS410等のステンレス鋼を好適に用いることができる。
以下では、第1段静翼34および第2段静翼36の各基材の表面にDLCコーティングを施す具体的な方法を説明する。本実施形態では、プラズマCVD(PCVD:plasma-enhanced chemical vapor deposition)法を用いる。PCVD法では、チャンバーと、チャンバー内の固定台と、パルス電圧印加装置と、ガス導入口と、真空装置と、を有するPCVD装置を用いて以下のようにしてDLCコーティングを形成する。まず、固定台に基材を固定する。次に、真空装置によりチャンバー内の空気を排出した後に、C22やCH4等の原料ガスをガス導入口からチャンバー内に導入する。次に、パルス電圧印加装置によって固定台および基材にパルス状の負電圧を印加する。これによって、原料ガスのプラズマを生成するとともに、生成したプラズマ中の炭素を含む正イオンが負に帯電した基材に誘引され、基材の表面にDLCコーティングが形成される。なお、本発明のコーティング方法は、PCVD法に限定されず、公知のイオン化蒸着法やスパッタリング法を用いてもよい。
次に、図2及び図3に示す第1のケーシング部材28及び第2のケーシング部材30を準備する。なお、詳細は後述するが、本実施形態におけるケーシング32は、第1のケーシング部材28と第2のケーシング部材30から構成される。次に、平滑化処理した全ての第1段静翼34のうち半数の翼を、第1のケーシング部材28の内周面に、その周方向に沿って装着する。この時、各翼を第1のケーシング部材28の周方向に沿って等間隔に配置することが好ましい。一方、第1段静翼34のうち残りの半数の翼を第2のケーシング部材30の内周面に、その周方向に沿って装着する。この時、各翼を第2のケーシング部材30の周方向に沿って等間隔に配置することが好ましい。また、平滑化処理した全ての第2段静翼36のうち半数の翼を、第1のケーシング部材28の内周面のうち第1段静翼34の装着位置から高炉ガスフローの下流側に、その周方向に沿って装着する。一方、第2段静翼36のうち残りの半数の翼を第2のケーシング部材30の内周面のうち第1段静翼34の装着位置から高炉ガスフローの下流側に、その周方向に沿って装着する。第1段静翼34および第2段静翼36の装着の方法は特に限定されず、例えばボルト等を用いて行うことができる。
次に、図3を参照して、第1のケーシング部材28に装着した第1段静翼34と第2のケーシング部材30に装着した第1段静翼34とが対向し、第1のケーシング部材28に装着した第2段静翼36と第2のケーシング部材30に装着した第2段静翼36とが対向するように、第1のケーシング部材28と第2のケーシング部材30とを結合してケーシング32を構成する。これによりローター22、第1段動翼24、及び第2段動翼26がケーシング32によって収容され、炉頂圧回収タービン20が得られる。なお、結合の方法については特に限定されず、例えばボルト等を用いることができる。
以下では、全ての第1段静翼の表面および全ての第2段静翼の表面に対して平滑化処理を行うことの技術的意義を作用効果とともに説明する。
経時的な発電効率の低下は、第1段静翼34を通過する際の高炉ガスフローの乱れを低減させることにより抑制される。すなわち、第1段静翼34の表面に施した平滑化処理によりその表面が平滑化されると、ダストが第1段静翼34の表面に付着しにくくなるので、第1段静翼34を通過する際の高炉ガスフローの乱れが低減する。そのため、経時的な発電効率の低下を抑制することができる。この高炉ガスフローの乱れの低減は、そもそもダストの付着量がごく少量の第2段静翼36においてはほとんど生じない現象である。
一方で、初期発電効率は、高炉ガスと静翼の表面との摩擦によって生じるエネルギー損を低減させることにより向上する。すなわち、高炉ガスは静翼によって整流されるが、整流時には高炉ガスと静翼の表面との間の摩擦によりエネルギー損が生じるので、高炉ガスが本来持つ運動エネルギー及び圧力エネルギーが減少してしまう。これに対して、静翼の表面に対して平滑化処理を施すと、その表面の摩擦係数が静翼の基材の摩擦係数に比べて減少するので、整流時に生じる摩擦が抑制される。すると、整流時における静翼でのエネルギー損が低減するので、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーの減少が抑制される。そのため、高炉ガスは、静翼に衝突する前の圧力エネルギー及び運動エネルギーに近い状態で、その静翼と同じ段の動翼に衝突することができるので、その動翼における剪断応力を増加させることができる。ここで、動翼における剪断応力は、動翼が装着されたローターの回転エネルギーと密接に関連しており、剪断応力が増加するとローターの回転エネルギーも増加する。つまり、動翼における剪断応力の増加はローターの回転エネルギーの増加に繋がり、結果として初期発電効率が向上する。このエネルギー損の低減は、第1段静翼および第2段静翼の両方において生じる現象である。初期発電効率をさらに向上させる観点から、第1段動翼24および第2段動翼26の剪断応力の平均値を、全ての第1段静翼34の表面および全ての第2段静翼36の表面に対して平滑化処理を施していない場合における第1段動翼24および第2段動翼26の剪断応力の平均値の1.01倍以上とすることが好ましい。なお、詳細は後述するが、本明細書における「剪断応力の平均値」とは、乱流に対する一般的な数値解析法を用いて、炉頂圧回収タービンにおける高炉ガスフローを解析することで得られる第1段動翼および第2段動翼の剪断応力の平均値を意味する。
(炉頂圧回収タービンの製造方法の第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態では、全ての第1段動翼の表面および全ての第2段動翼の表面についても平滑化処理を施す以外は、第1の実施形態と同様である。ここで、第2の実施形態において、当該平滑化処理を行う段階は、ローターに第1段動翼および第2段動翼を装着する前に行うことが好ましいが、特に限定されない。また、平滑化処理の方法は、第1の実施形態における説明を援用する。以下では、第1段動翼および第2段動翼に対しても平滑化処理を施す技術的意義を作用効果とともに説明する。
動翼では、動翼に衝突する高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーを回転エネルギーに変換している。しかしながら、高炉ガスが動翼に衝突すると、高炉ガスと動翼の表面との間の摩擦によりエネルギー損が生じるので、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーを効率よく回転エネルギーに変換することができない。これに対して、動翼の表面に対して平滑化処理を施すと、平滑化処理後の動翼の表面の摩擦係数が平滑化処理前の動翼の表面の摩擦係数に比べて減少するので、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーを回転エネルギーに変換する時の摩擦が低減する。すると、上記エネルギー損が減少するので、高炉ガスの圧力エネルギー及び運動エネルギーを効率よく回転エネルギーに変換することができる。これによって、初期発電効率をさらに向上させることができる。このエネルギー損の低減は、第1段動翼および第2段動翼の両方において生じる現象である。
以上、本発明の第1及び第2の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、例えば以下のような変更を適宜行ってもよい。
第1及び第2の実施形態では、平滑化処理の方法としてDLCコーティングによって皮膜を形成する方法を説明したが、本発明における平滑化処理の方法はこれに限定されない。すなわち、平滑化処理後の静動翼の表面の摩擦係数を平滑化処理前の静動翼の表面の摩擦係数よりも低減させることができる処理であれば、機械的方法による平滑化処理であってもよい。この場合、静動翼の表面に対してグラインダー処理を施すことにより平滑化処理を行う。平滑化処理後の表面の摩擦係数を既述のボールオンディスク試験において0.9未満とすることが好ましい。
また、第1及び第2の実施形態では、2段の静動翼を備える炉頂圧回収タービンの例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、本発明の炉頂圧回収タービンは、3段以上の静動翼を備えてもよく、これらの静動翼に対して平滑化処理を行ってもよい。
(炉頂圧発電設備の建設方法)
次に、図1を参照して、本発明の炉頂圧発電設備100の建設方法の一実施形態を説明する。なお、本実施形態では、図2に示す炉頂圧回収タービン20を用いた場合を例として説明する。
本実施形態では、上述した方法により炉頂圧回収タービン20を製造し、炉頂圧回収タービン20のローター22を発電機40の回転軸(不図示)と同軸になるように連結し、炉頂圧回収タービン20の入口ダクト38を高炉ガスの供給配管18に接続する。なお、発電機40は、公知または任意のものを用いればよい。このようにして、図1に示す高炉プラント内に炉頂圧発電設備100を建設することができる。なお、図1に示す高炉プラントのうち上記以外の各設備の建設方法については、任意または公知の方法により行うことができ、また各設備の詳細については既述の説明を援用する。
本実施形態の炉頂圧発電設備100の建設方法によれば、経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる炉頂圧発電設備を得ることができる。
以上、本発明の炉頂圧発電設備100の建設方法の一実施形態を、炉頂圧回収タービン20を用いた場合を例として説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲内において種々変更可能である。
(炉頂圧発電設備のメンテナンス方法)
炉頂圧発電設備100を長期間にわたって連続運転すると、炉頂圧回収タービン20の第1,2段静翼34,36の表面は、非常に高濃度のダストを含む高炉ガスとの接触によって次第に平滑ではなくなる。例えば、第1,2段静翼34,36が基材の表面にDLCコーティングを被覆してなるものである場合、DLCコーティングの一部が基材から剥離する。これに起因して、発電効率が低下し、十分な電力を確保することができなくなる。そのため、通常、定期的に炉頂圧発電設備100のメンテナンスを行う。以下では、図1,2を参照して、炉頂圧発電設備100のメンテナンス方法を説明する。
最初に、炉頂圧回収タービン20のローター22を発電機40の回転軸(不図示)から分離する。次に、第1のケーシング部材28を取り外す。これにより、ローター22、第1段動翼24、第2段動翼26、及び第2のケーシング部材30が露出する。
次に、ローター22及びローター22に接続された第1段動翼24および第2段動翼26を取り外した後、第2のケーシング部材30を取り外す。なお、第1のケーシング部材28および第2のケーシング部材30の内周面には、第1段静翼34および第2段静翼36が装着されている。その後、第1のケージング部材28および第2のケーシング部材30から第1段静翼34および第2段静翼36を取り外し、全ての第1段静翼34の表面および全ての第2段静翼の表面に対して平滑化処理を施す。例えば、第1段静翼34および第2段静翼36が基材の表面にDLCコーティングを被覆してなるものである場合、グラインダー処理により劣化したDLCコーティングを基材から除去して、基材を超音波洗浄する。その後、基材の表面に再びDLCコーティングを施すことによって平滑化処理を行う。なお、第1段静翼34および第2段静翼36に対する平滑化処理に加えて、第1段動翼24および第2段動翼26に対しても同様の平滑化処理を行うことが好ましい。平滑化処理の詳細については、既述の説明を援用する。
次に、既述の方法で、炉頂圧回収タービン20を組み立てた後に、炉頂圧回収タービン20のローター22を発電機40の回転軸(不図示)に連結するとともに、炉頂圧回収タービン20の入口ダクト38を高炉ガスの供給配管18に接続する。
このようにして、炉頂圧発電設備100のメンテナンスを行うことができる。メンテナンス後の炉頂圧発電設備100によれば、経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる。このメンテナンス方法は、本発明の炉頂圧回収タービンの製造方法および炉頂圧発電設備の建設方法の一実施形態である。
(発明例)
上述した方法に従って、図2に示す炉頂圧回収タービンを作製した後に、図1に示す高炉プラントに炉頂圧発電設備を建設した。ここで、第1段静翼および第2段静翼の基材はSUS630とした。また、平滑化処理は、全ての第1段静翼および全ての第2段静翼の基材の表面に既述のPCVD法を用いてWIN-KOTE(登録商標)を形成することにより行った。なお、原料ガスは炭化水素系ガスとした。また、形成した皮膜の厚さは4μmであった。
(比較例1)
第1段静翼および第2段静翼のいずれにも平滑化処理を行わなかった以外は、発明例と同様の製造方法により炉頂圧回収タービンを作製した後に、発明例と同様の方法により高炉プラントに炉頂圧発電設備を建設した。
(比較例2)
全ての第1段静翼にのみ平滑化処理を行った以外は、発明例と同様の製造方法により炉頂圧回収タービンを作製した後に、発明例と同様の方法により高炉プラントに炉頂圧発電設備を建設した。
(評価方法)
各発明例、比較例1、及び比較例2の炉頂圧発電設備に、高炉から排出された高炉ガスを導入して炉頂圧発電設備を稼働し、既述の方法によって発電を90日間連続して行い、以下の評価を行った。
<剪断応力の評価>
テトラメッシュを用いた非構造格子により、各発明例および比較例の炉頂圧回収タービンを以下の条件でモデル化した。そして、乱流の数値解析法として一般的な標準k-εモデル(k:乱流エネルギー、ε:乱流エネルギー散逸率)を用いた有限体積法により、この炉頂圧回収タービンにおける高炉ガスフローを解析することによって、第1段動翼および第2段動翼の剪断応力をそれぞれ得た。表1に、第1段動翼および第2段動翼の剪断応力の平均値を示す。なお、表1では、比較例1の剪断応力の平均値を基準として規格化しており、1よりも大きければ剪断応力を向上させることができたことを意味する。ここで、第1段静翼の枚数は26枚、第2段静翼の枚数は36枚とし、これらの翼をケーシングの周方向に沿って等間隔に配置した。また、第1,2段動翼の枚数はそれぞれ27枚とし、これらの翼をローターの外周面の周方向に沿って等間隔に配置した。また、ローターの直径を950mmとし、ケーシングの端部のうち高炉ガスフローの上流側の端部の直径を1660mmとし、ケーシングの端部のうち高炉ガスフローの下流側の端部の直径を1740mmとし、ケーシングの長さを1200mmとした。また、平滑化処理を施した静翼の表面の粗さ係数を0(すべり壁(Slip))とし、平滑化処理を施さなかった静動翼の表面の粗さ係数を0.5(すべり無し壁(No Slip))とした。また、流入する高炉ガスの圧力を248kPaとし、流出する高炉ガスの圧力を0kPa(自然流出)とした。また、第1,2段動翼の回転数は3000rpmとした。なお、解析範囲は、ローターの周方向に沿って40°の範囲とし、タービンの解析において一般的に用いられている周期境界条件を使用してローター全周にわたる解析と同じ現象を模擬した。
<初期発電効率の評価>
炉頂圧発電設備の稼働開始後、24時間の発電原単位を時間平均することにより初期発電原単位を算出した。ここで、発電原単位は、単位時間当たりの発電量を単位時間当たりの高炉ガスの発生量で除することにより得られる。評価結果を表1に示す。なお、表1では、比較例1の初期発電原単位を基準として規格化している。初期発電効率が1よりも大きければ、初期発電効率を向上させることができたことを意味する。
<発電効率の低下率の評価>
下記(1)式によって発電効率の低下率を算出した。評価結果を表1に示す。発電効率の低下率が1よりも小さければ、発電効率の低下を抑制することができたことを意味する。
[発電効率の低下率]=([初期発電原単位]-[稼働開始から90日後の発電原単位])/([比較例1の初期発電原単位]-[比較例1の稼働開始から90日後の発電原単位])・・・(1)
Figure 2018193998
(評価結果の説明)
比較例1では、発電効率が経時的に低下した。これは、平滑化処理を施さなかった第1段静翼の表面に高炉ガス中のダストが付着し、稼働日数が増すにつれてその付着量が増したことに起因する。比較例2では、発電効率の経時的な低下を比較例1に比べて0.837倍に抑制することができた。これは、平滑化処理により第1段静翼の表面が平滑化されたので、ダストが第1段静翼の表面に付着しにくくなったことに起因する。しかしながら、比較例2では、第1段静翼の表面を平滑化したにもかかわらず、初期発電効率は比較例1に比べて1.034倍であり、初期発電効率をそれほど向上させることができなかった。これは、平滑化処理を施さなかった第2段静翼におけるエネルギー損を抑制することができなかったことに起因する。これに対して、発明例では、発電効率の経時的な低下を抑制することができ、さらに初期発電効率は比較例1に比べて1.096倍であり、初期発電効率を大幅に向上させることができた。これは、第1段静翼の表面に施した平滑化処理により、ダストが第1段静翼の表面に付着しにくくなったことに加えて、第2段静翼の表面にも平滑化処理を施したことにより、第1段静翼および第2段静翼の両方においてエネルギー損を低減させることができたことに起因する。つまり、各静翼におけるエネルギー損を低減することにより、その静翼と同じ段の動翼に送られる高炉ガスの運動エネルギー及び圧力エネルギーの減少を抑制することができた。これにより、各動翼に発生する剪断応力が増加して、動翼が装着されたローターの回転エネルギーが増加した結果、初期発電効率が向上した。
本発明によれば、経時的な発電効率の低下を抑制し、かつ初期発電効率を向上させることができる炉頂圧回収タービン及び当該炉頂圧回収タービンを備える炉頂圧発電設備を得ることができる。
2 高炉
4 ダストキャッチャ
6 散水除塵装置
8 セプタム弁
10 第1の排出配管
12 第1のゴッグル弁
14 危急遮断弁
16 調整弁
18 供給配管
20 炉頂圧回収タービン
22 ローター
24 第1段動翼
26 第2段動翼
28 第1のケーシング部材
30 第2のケーシング部材
32 ケーシング
34 第1段静翼
36 第2段静翼
38 入口ダクト
40 発電機
42 第2のゴッグル弁
44 第2の排出配管
100 炉頂圧発電設備

Claims (5)

  1. ローターと、
    前記ローターの外周面に設けられ、かつ前記ローターの周方向に複数配置された第1段動翼と、
    前記ローターの外周面の前記第1段動翼の後段側に設けられ、かつ前記ローターの周方向に複数配置された第2段動翼と、
    前記ローター、前記第1段動翼、及び前記第2段動翼を収容するケーシングと、
    前記ケーシングの内周面の前記第1段動翼の前段側に設けられ、かつ前記ケーシングの周方向に複数配置された第1段静翼と、
    前記ケーシングの内周面の前記第1段動翼の後段側かつ前記第2段動翼の前段側に設けられ、かつ前記ケーシングの周方向に複数配置された第2段静翼と、
    を備える炉頂圧回収タービンの製造方法において、
    全ての前記第1段静翼の表面および全ての前記第2段静翼の表面に対して平滑化処理を施す工程を有することを特徴とする炉頂圧回収タービンの製造方法。
  2. 前記第1段動翼および前記第2段動翼の剪断応力の平均値が、前記平滑化処理を施さない場合の前記第1段動翼および前記第2段動翼の剪断応力の平均値の1.01倍以上である、請求項1に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
  3. 全ての前記第1段動翼の表面および全ての前記第2段動翼の表面に対して平滑化処理を施す工程をさらに有する、請求項1または2に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
  4. 前記平滑化処理は、コーティングによって皮膜を形成する処理とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の炉頂圧回収タービンの製造方法により炉頂圧回収タービンを製造し、
    前記炉頂圧回収タービンを発電機に連結し、
    前記炉頂圧回収タービンを高炉ガスの供給配管に接続することを特徴とする炉頂圧発電設備の建設方法。
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