JP2018193981A - 著しく低速・高トルク型で摩擦損失と作動油漏れの少ないピストンポンプ/モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】低速/高トルク運転が可能なピストンポンプ/モータを提供する。【解決手段】ピストンに、自己平衡特性をもつ静圧ベアリングを、シューとピストンに追加する。波力発電装置実現に向け期待される。油圧変速機用ポンプのピストンに、複数の静圧ベアリング用パッドを設置し、これらが相互に作用しあって、最適なピストン運動が自動的に実現する。カム運動によりピストンがストロークし、ポンプ作用する。カムの垂直成分でピストンの一部円筒部に隙間が発生し、隙間が高圧油の漏れ通路になることから、ピストン面には油膜による特殊な圧力分布が生まれる。それを利用し、ピストン面に発生する摩擦力を相殺するように構成する。更にシューの滑り面に複数の静圧ベアリングを設置し、相互の油膜厚さに変化が起こると、軸受力のばらつきが発生し、油膜厚さが均一に復帰する方向のモーメントがシューに働き、平衡状態に自動復帰する。【選択図】図4−1
Description
本発明は、「ピストン/斜板カム」組み合わせによる、「ピストン運動/回転運動」変換型の斜板型ピストンポンプ/モータに関する発明であり、従来のピストンポンプ/モータでは不可能だった著しく低速で高トルクの運転を可能にすることを目指す。このポンプ/モータを採用した油圧変速機により、容易に大型波力発電装置の実用化を実現することが最終目的である。
従来の波力発電装置は、図1に示す比較的小形の装置で、出力は150kwクラスだった。地域の電力需要に合わせるには、桁違いの大容量波力発電装置をいい加減のコストで実現する必要がある。しかしながら本発明者以外で、積極的に波力発電に取り組む技術者は極めて少なかった。図1に示す波力発電装置が、なぜ効率の高い方式なのかというポイントは、波の干渉作用という物理現象の理解が必要なので、技術者には理解が進まなかったと考えられる。その対策としては、実績を着実に積み上げる必要があると考えられる。
渡部冨治 著 実用化に向かう波力発電,パワー社,2009年
はじめに単機10MWクラスの振り子式波力発電装置を開発する場合の、技術的課題を述べる。この発電は海洋波エネルギーを油圧エネルギーに変換し、電力生産する。海洋波は、大洋海面上を吹く風のエネルギーから生まれたものであり、大型波力発電では、海洋波も十分に成長した波(波高、波長、周期、エネルギー密度が大きい)が対象になる。
例えば図1で示した150 kW 振り子式波力発電装置では、振り子軸トルク=0.72MNm(ポンプ直結),ポンプ平均回転速度:約3rpm相当、発電機速度=1,800rpm(増速比=600)である。
これを参考に単機発電出力1,000kwを検討すると、振り子軸トルク=0.72
MNm×(1000kw/150kw)×3rpm/(1〜1・5)rpm=(9.6〜14.4)MNmとなる。ただし、ポンプ平均回転速度=(1〜1.5)rpmになる。
MNm×(1000kw/150kw)×3rpm/(1〜1・5)rpm=(9.6〜14.4)MNmとなる。ただし、ポンプ平均回転速度=(1〜1.5)rpmになる。
以上の結果では、1000kw用波力発電装置は、振り子軸トルク=(9.6〜14.4)MNm、ポンプ平均回転速度=(1〜1.5)rpmという極めて低速、高トルク条件のポンプが必要であり、もはや従来技術では対処できない。本発明はこの課題の打開を図るものである。
本発明が対象にする、単機発電出力1〜10MWクラス振り子式波力発電装置に対し、この出現を妨げる問題点から説明する。図1の波力発電装置は、沖から伝搬して来る波に向けて入口を開き、水室内に波を導き入れる。波は水室奥の壁で反射・逆進して後続波と重ね合わさり、定常波に変化する。壁から1/4波長位置の定常波は、常に波高が零となる一方で、倍加した純粋な水平往復運動を行う。この位置に振り子板を吊り下げると、波の往復流動が振り子を加振し、振り子運動を生み出す。こうして油圧変速機を介した振り子運動が生み出される。これにより油圧変速機を介して、振り子運動を油圧モータ軸の定常回転運動に変換し、発電機駆動による電力を生み出す。
図2の油圧回路図は、水平往復流動する水室内波動エネルギーを、“発電の効率最大化”を目的にして設けた油圧回路図である。その為に次のような対策を施している。
(1)振り子は定常波の往復流により、「振り子と定常波が共振状態の下で加振される」ことが基本である。(共振運転)
(2)振り子軸とポンプ軸は共用である。ポンプ軸に働く負荷トルクの大きさが、振り子の造波ダンピングと一致すれば、発電効率が最高になるので、ポンプ寸法はこれにより決定しておく。(インピーダンスマッチング)
(3)時間平均のポンプ油圧は、発電機負荷に比例する。(発電機駆動トルク=油圧モータトルクの関係から) 波高の2乗に波エネルギーが比例するので、波高変化に追従して、油圧モータトルクを入射波パワーと共に増減(モータ押しのけ容積:Dmを調整)させると、発電電力量は最大限界に相当したものになる。
(4)この方法は実用化が容易である。以下の一例を示す。(発電効率の最適化方式例)
使用発電機:三相誘導発電機発電機速度は同期速度に拘束される。入力波高の2乗に比例したトルクで発電機駆動をすれば、入力波エネルギー総量に比例した発電出力になる。この場合の比例定数が適切なら、発電量が最大になる。油圧モータの押しのけ容積:Dmの値をモータ回路油圧:pに比例して増減すれば、モータによる発電機駆動動力=入力波パワー になる。発電電力量最大化方式の一つになる。図2はこの状態を示している。可変容量型油圧モータ2台により、1台の発電機を駆動する。(モータ回路に結合した蓄圧器[アキュムレータ]により、モータ回路油圧が回路内に蓄積した、作動油体積に比例した値になる。)
(1)振り子は定常波の往復流により、「振り子と定常波が共振状態の下で加振される」ことが基本である。(共振運転)
(2)振り子軸とポンプ軸は共用である。ポンプ軸に働く負荷トルクの大きさが、振り子の造波ダンピングと一致すれば、発電効率が最高になるので、ポンプ寸法はこれにより決定しておく。(インピーダンスマッチング)
(3)時間平均のポンプ油圧は、発電機負荷に比例する。(発電機駆動トルク=油圧モータトルクの関係から) 波高の2乗に波エネルギーが比例するので、波高変化に追従して、油圧モータトルクを入射波パワーと共に増減(モータ押しのけ容積:Dmを調整)させると、発電電力量は最大限界に相当したものになる。
(4)この方法は実用化が容易である。以下の一例を示す。(発電効率の最適化方式例)
使用発電機:三相誘導発電機発電機速度は同期速度に拘束される。入力波高の2乗に比例したトルクで発電機駆動をすれば、入力波エネルギー総量に比例した発電出力になる。この場合の比例定数が適切なら、発電量が最大になる。油圧モータの押しのけ容積:Dmの値をモータ回路油圧:pに比例して増減すれば、モータによる発電機駆動動力=入力波パワー になる。発電電力量最大化方式の一つになる。図2はこの状態を示している。可変容量型油圧モータ2台により、1台の発電機を駆動する。(モータ回路に結合した蓄圧器[アキュムレータ]により、モータ回路油圧が回路内に蓄積した、作動油体積に比例した値になる。)
この条件下では、振り子が波高の大きさに比例してストロークするようになるので、ポンプの吐出油量(体積)は波高に比例する。結果として、モータ回路油圧は波高の大きさに比例し、(油圧pおよび押しのけ容積Dmが共に波高に比例するように制御すれば)、モータトルクは波高の2乗に比例して変化する。従って発電出力は波高変化に応じ、その水準に一致した値を保持することになり、発電効率の最適化運転が実現する。
上記に従って振り子装置や油圧変速機を大型化しても、その通りに発電出力が大きくならぬ事情が存在する。それは振り子やポンプの可動部に対する潤滑環境が大変厳しくなり、今日の技術では対応困難だからである。例えば図1の油圧変速機(ロータリーベーンポンプ)では、過度の内圧上昇による本体変形が摩擦損失や、高圧油の漏れ損失を増加する。
本発明は、前記の課題に対して、次に述べる手段により問題を解決する。
(1)振り子による発電機駆動のため、特開2017−015068、風力/波力発電用 機械/油圧 複合変速機を採用し、その場合の油圧ポンプ/モータの“ピストン・シュー”に対し、本発明の改良を施す結果生まれる、変速機の低速/高トルク運転における特性改善により、大型化における課題を解決する。
(2)本発明のピストンシューを組み込んだアキシャルピストンポンプを、図3に示す。(このポンプに関する特徴は、特開2017−015068号に掲示されている)このポンプ構造では。軸29の回転が極めて低速なので、これを高速化してからポンプ駆動している。これには動力分散による効果が伴う。
(1)振り子による発電機駆動のため、特開2017−015068、風力/波力発電用 機械/油圧 複合変速機を採用し、その場合の油圧ポンプ/モータの“ピストン・シュー”に対し、本発明の改良を施す結果生まれる、変速機の低速/高トルク運転における特性改善により、大型化における課題を解決する。
(2)本発明のピストンシューを組み込んだアキシャルピストンポンプを、図3に示す。(このポンプに関する特徴は、特開2017−015068号に掲示されている)このポンプ構造では。軸29の回転が極めて低速なので、これを高速化してからポンプ駆動している。これには動力分散による効果が伴う。
図3では、振り子軸29往復動回転を、ギヤ22、ピニオン23を介し増速した速度で、ピストンポンプ27が駆動される。斜板カム24が回転し、多数のシリンダ28内に挿入されたピストン26が往復運動する。ピストン26は、吸い込み管路30より作動油を吸い込み、吐出管路31へ高圧作動油を送り出す。ピストン26右端のボールジョイントでシュー25が結合されていて、その滑り面には本発明独特の静圧ベアリングがある。これにより、超低速/高トルク運転にもかかわらず斜板カム24の滑り面上をスムーズに摺動する。
図4−1、及び図4−2により、シュー25の細部やピストン26の細部を、さらに詳しく説明する。図4−1、図4−2は、ピストン26の球状ジョイント42部で、ジョイント中心:O1点に対し、X,Y,Z,3軸上の回転が、自在状態になる結合をしている状態を示している。ここでは、ピストン26の構造と、シュー25の構造に特徴がある。
(1)ピストン26は、O1点に働く力FrのY方向(垂直)成分:Fyの作用で傾き、シリンダ28に押し付けられる。またFrのX(水平)方向成分:Fxが、ピストン26を左方向に押し、その力がポンプ圧:pを生み出す。ピストン右端に、極めて緩やかな曲面を有するクラウニング部40、続いて左側にギャップ部41がある。(ギャップ部41の隙間範囲で、ピストン26は傾斜しうる。)クラウニング部40のギャップは小さく、この部分の油圧pが大気側に作動油が漏れるのを、極力少なくしている。
(2)ギャップ部41の隙間は、ピストン26が傾斜するので、図4−1では上部ギャップは大きく、下部ギャップ=0となる。これによりギャップ部油膜にはポンプ圧力が流入し、圧力は変化し、上部圧力が低くなり、下部圧力は高くなる。従って上下圧力差により、ピストン26には上向き力が働く。もしもこの力がO1点に働く力Fyを相殺できれば、ピストン26に働く摩擦力が極めて小さくなる。
(3)ピストン26の形状を決めれば、ほぼ力Fyが決まり、その調整も可能である。ピストン26のテーパー部であるギャップ部41と、クラウニング部40の境に、複数の円形ポケット41−2を等間隔に配置してある。ピストン26の円筒部表面には、大気側に向かう漏れ油の流れがある。表面隙間は円周上の1点が最小になり、その180度反対側は最大値である。その道筋にあるポケット油圧が最大になる。ポケットの大きさ、その配置により、ピストン円筒部に働く油圧力の大きさなどが変えられるから、これは大型油圧変速機の低速性能向上に利用できる。
図4−1,図4−2に、本発明のピストン及びシューが示される。
(1)ピストン26は、O1点に働く力FrのY方向(垂直)成分:Fyの作用で傾き、シリンダ28に押し付けられる。またFrのX(水平)方向成分:Fxが、ピストン26を左方向に押し、その力がポンプ圧:pを生み出す。ピストン右端に、極めて緩やかな曲面を有するクラウニング部40、続いて左側にギャップ部41がある。(ギャップ部41の隙間範囲で、ピストン26は傾斜しうる。)クラウニング部40のギャップは小さく、この部分の油圧pが大気側に作動油が漏れるのを、極力少なくしている。
(2)ギャップ部41の隙間は、ピストン26が傾斜するので、図4−1では上部ギャップは大きく、下部ギャップ=0となる。これによりギャップ部油膜にはポンプ圧力が流入し、圧力は変化し、上部圧力が低くなり、下部圧力は高くなる。従って上下圧力差により、ピストン26には上向き力が働く。もしもこの力がO1点に働く力Fyを相殺できれば、ピストン26に働く摩擦力が極めて小さくなる。
(3)ピストン26の形状を決めれば、ほぼ力Fyが決まり、その調整も可能である。ピストン26のテーパー部であるギャップ部41と、クラウニング部40の境に、複数の円形ポケット41−2を等間隔に配置してある。ピストン26の円筒部表面には、大気側に向かう漏れ油の流れがある。表面隙間は円周上の1点が最小になり、その180度反対側は最大値である。その道筋にあるポケット油圧が最大になる。ポケットの大きさ、その配置により、ピストン円筒部に働く油圧力の大きさなどが変えられるから、これは大型油圧変速機の低速性能向上に利用できる。
図4−1,図4−2に、本発明のピストン及びシューが示される。
ここで更に、図4−1及び図4−2、A−A図、B−B図によりピストン26、シュー25の説明をする。(B−B図はシュー25の滑り面を示す)
中心に位置する油圧室43に、ピストン26の油圧pが送られている。この外周には、シールランド48で油圧室43とくぎった、3個の圧力ポケット44が配置され、更にポケット44の外周をシールランド49で大気側と区切っている。圧力ポケット44内の圧力:p1の大きさは、油圧室43の圧力:p0が、シールランド48から漏れ出てポケット44に入るのと、ポケット44からシールランド49を経て、大気側に流出するものとの流量差により上下する。シールランドの漏れはシューが傾斜することによる、傾斜板とシューとの間の油膜厚さ変化に大きく影響を与える。これにより3個のポケットの一つが、傾斜による“油膜現象の変化”をおこせば、その“対象側ポケットの油膜は増大の変化”になる。これによりそれぞれのポケット油圧は変化し、シュー25に対し、傾斜=0にする方向の復元モーメントが発生する。こうしてシュー25の傾斜が無くなれば、復元モーメント=0になる。
中心に位置する油圧室43に、ピストン26の油圧pが送られている。この外周には、シールランド48で油圧室43とくぎった、3個の圧力ポケット44が配置され、更にポケット44の外周をシールランド49で大気側と区切っている。圧力ポケット44内の圧力:p1の大きさは、油圧室43の圧力:p0が、シールランド48から漏れ出てポケット44に入るのと、ポケット44からシールランド49を経て、大気側に流出するものとの流量差により上下する。シールランドの漏れはシューが傾斜することによる、傾斜板とシューとの間の油膜厚さ変化に大きく影響を与える。これにより3個のポケットの一つが、傾斜による“油膜現象の変化”をおこせば、その“対象側ポケットの油膜は増大の変化”になる。これによりそれぞれのポケット油圧は変化し、シュー25に対し、傾斜=0にする方向の復元モーメントが発生する。こうしてシュー25の傾斜が無くなれば、復元モーメント=0になる。
本発明の油圧ポンプ/モータは、低速/高圧運転という摺動面での適正な油膜保持が困難な状況でも、基本的な摺動部品であるピストンポンプのピストンとシューに、複数の静圧ベアリングを設けることで、それぞれが均衡した姿勢を保つことができる。その結果、それぞれの摺動面は確実な油膜保持ができ、新分野での実用化が期待できる。例えば本発明者が実用化研究を進めてきた波力発電でも、メガワットクラスの自然エネルギー開発が可能となり、二酸化炭素削減効果も期待できる。
本発明の実施の形態を図3〜図4−2に基づいて説明する。
図3で示すように、本発明のポンプ/モータの駆動源は、振り子式波力発電装置の振り子軸29である。振り子軸は極めてゆっくりとした揺動運動しかできないため、大歯数のギア22にピニオン23を噛み合わせて増速回転させる以外には、有効手段がない。だがこの増速運転でも、一般的なポンプ/モータに比べると、回転速度が低くて、コスト面でも問題がある。
本発明では、低速駆動されるピストンポンプ/モータの耐久性を高めるために、ピストンを駆動するシューとピストンに、それぞれ複数の静圧ベアリングを担うポケットを設け、摺動面での確実な油膜保持が可能な構造とした。
図4−1では、A−A図でピストン26断面での、静圧ベアリングを担う8個のポケット41−2を示している。
図4−2では、B−B図により傾斜板24と摺動するシュー25の裏面を示している。3個の円弧状溝形式のポケット44が、外側のシールランド49と内側のシールランド48に挟まれる位置に設けられ、静圧ベアリングとなっている構造を示している。
24 斜板カム
25 シュー
26 ピストン
27 ピストンポンプ/モータ
28 シリンダ
40 クラウニング部
41 テーパー部
41−2 円形ポケット
42 球ジョイント
44 円弧状のポケット
48 シールランド
49 シールランド
25 シュー
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27 ピストンポンプ/モータ
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42 球ジョイント
44 円弧状のポケット
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49 シールランド
Claims (2)
- 斜板カム面上を滑るシュー滑り面に0.72MNm(ポンプ直結),ポンプ平均回転速度:約3rpm相当、発電機速度=1800rpm、複数の静圧ベアリングを担う円弧型のポケットを等角度間隔に設置し、個々のポケットに働く押し付け荷重と、個々のポケット油圧力が平衡することにより、シューに復元モーメントが発生し、全ての静圧ベアリング滑り面油膜厚さが、ほぼ一定に揃うよう自動調整されるシューを有する油圧ピストンポンプ/モータ。
- ピストンの形状は、ピストン駆動力を受ける球ジョイント側の端部にクラウニング部を設けると共に、ピストンの先端に向かって直径が連続的に僅かに小さくなるテーパー形状とし、ピストン摺動円筒面上の荷重作用部に、複数の円形ポケットを等角度間隔に設置し、ピストン側面に働く押し付け荷重に比例した油圧力が発生する静圧ベアリングを設けたことで、ピストン摺動面におけるピストンとシリンダとの固体接触を自動防止するピストン形状とし、低速/高トルク運転による弊害である低速/高トルク運転時の効率低下が発生しないピストンポンプ/モータ
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2017
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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