JP2018193769A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【課題】換気装置の交換作業を容易に行うこと。【解決手段】建具1は、長尺状の複数の枠部材21〜24を枠組みすることにより構成された枠体2と、室内外を通気する通気孔を有する換気装置5とを備える。複数の枠部材21〜24は、それぞれ溶着することにより枠組みされる。換気装置5は、複数の枠部材21〜24のうち上枠21の長手方向に延在し、当該上枠21における枠体2の内周側の面に取り付けられる。【選択図】図1
Description
本発明は、室内外を仕切る建具に関する。
従来、引違い窓等の建具において、室内外を通気する通気孔を有する換気装置を上枠に取り付けた構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の建具では、上枠の上方にもう一つの上枠を所定距離隔てて取り付け、上下の上枠の間に換気装置を取り付けている。また、上下の上枠と、下枠と、左右の縦枠とは、ビス止めにより四周枠組みされている。
特許文献1に記載の建具では、上枠の上方にもう一つの上枠を所定距離隔てて取り付け、上下の上枠の間に換気装置を取り付けている。また、上下の上枠と、下枠と、左右の縦枠とは、ビス止めにより四周枠組みされている。
しかしながら、特許文献1に記載の建具では、換気装置は、上下の上枠の間に取り付けられている。また、上下の上枠は、左右の縦枠に対してビス止めにより固定されている。このため、換気装置を交換する際には、ビスを外して上下の上枠を左右の縦枠から取り外し、さらに、上下の上枠から当該換気装置を取り外す必要がある。したがって、換気装置の交換作業が煩雑化してしまう、という問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、換気装置の交換作業を容易に行うことができる建具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建具は、室内外を仕切る建具であって、長尺状の複数の枠部材を枠組みすることにより構成された枠体と、室内外を通気する通気孔を有する換気装置とを備え、前記複数の枠部材は、それぞれ溶着することにより枠組みされ、前記換気装置は、前記複数の枠部材のうちいずれかの枠部材の長手方向に延在し、当該いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面に取り付けられていることを特徴とする。
以下、説明の便宜上、複数の枠部材のうち、換気装置が取り付けられる枠部材を被装着枠部材と記載する。
本発明では、換気装置は、被装着枠部材における枠体の内周側の面に取り付けられている。このため、複数の枠部材が枠組みされた状態を維持しつつ、枠体(被装着枠部材)から換気装置を取り外すことができる。したがって、本発明に係る建具によれば、換気装置の交換作業を容易に行うことができる、という効果を奏する。
本発明では、換気装置は、被装着枠部材における枠体の内周側の面に取り付けられている。このため、複数の枠部材が枠組みされた状態を維持しつつ、枠体(被装着枠部材)から換気装置を取り外すことができる。したがって、本発明に係る建具によれば、換気装置の交換作業を容易に行うことができる、という効果を奏する。
ところで、例えば、複数の枠部材が各小口同士を突き合わせて溶着することにより枠組みされた構成において、当該複数の枠部材のうちいずれかの枠部材に換気装置を一体的に構成した場合には、以下の問題がある。
当該場合には、換気量を確保するために、換気装置を一体的に構成した枠部材の見付け幅を大きく設定する必要がある。また、複数の枠部材をそれぞれ溶着することにより枠組みする構成では、各枠部材の断面形状を略同一に設定する必要がある。このため、換気装置を一体的に構成した枠部材に合わせて他の枠部材の見付け幅も大きくなることとなり、コストアップや外観品質の劣化等の問題がある。
これに対して、本発明では、換気装置は、複数の枠部材がそれぞれ溶着することにより枠組みされた枠体に対して別体とされ、被装着枠部材における当該枠体の内周側の面に取り付けられている。このため、枠体の見付け幅が大きくなることがなく、上述したコストアップや外観品質の劣化等の問題が生じることがない。
当該場合には、換気量を確保するために、換気装置を一体的に構成した枠部材の見付け幅を大きく設定する必要がある。また、複数の枠部材をそれぞれ溶着することにより枠組みする構成では、各枠部材の断面形状を略同一に設定する必要がある。このため、換気装置を一体的に構成した枠部材に合わせて他の枠部材の見付け幅も大きくなることとなり、コストアップや外観品質の劣化等の問題がある。
これに対して、本発明では、換気装置は、複数の枠部材がそれぞれ溶着することにより枠組みされた枠体に対して別体とされ、被装着枠部材における当該枠体の内周側の面に取り付けられている。このため、枠体の見付け幅が大きくなることがなく、上述したコストアップや外観品質の劣化等の問題が生じることがない。
また、本発明は、上述した建具において、前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面と前記換気装置とには、互いに係合する係合構造が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上述した係合構造を設けているため、当該係合構造を利用して、被装着枠部材における枠体の内周側の面に対して換気装置を容易に取り付けることができる。
本発明によれば、上述した係合構造を設けているため、当該係合構造を利用して、被装着枠部材における枠体の内周側の面に対して換気装置を容易に取り付けることができる。
また、本発明は、上述した建具において、前記換気装置は、前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面に取り付けられたブラケットを介して、当該内周側の面に対して締結部材にて固定されることを特徴とする。
本発明によれば、上述したブラケットを介して被装着枠部材における枠体の内周側の面に対して換気装置を締結部材にて固定するため、当該換気装置の取付強度を十分に確保することができる。
本発明によれば、上述したブラケットを介して被装着枠部材における枠体の内周側の面に対して換気装置を締結部材にて固定するため、当該換気装置の取付強度を十分に確保することができる。
また、本発明は、上述した建具において、前記換気装置における前記枠体の内周側の面は、前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面と同一の断面形状を有することを特徴とする。
本発明によれば、換気装置における枠体の内周側の面と被装着枠部材における枠体の内周側の面とを同一の断面形状に設定しているため、枠体に対して換気装置を取り付けた場合と取り付けていない場合とで、当該枠体内に配置される部材の断面形状を変更する必要がない。例えば、枠体を窓枠で構成した場合には、当該窓枠内に障子が配置されることとなる。そして、換気装置における枠体の内周側の面と被装着枠部材における枠体の内周側の面とを同一の断面形状に設定しているため、窓枠に対して換気装置を取り付けた場合と取り付けていない場合とで、障子の断面形状を変更する必要がない。
本発明によれば、換気装置における枠体の内周側の面と被装着枠部材における枠体の内周側の面とを同一の断面形状に設定しているため、枠体に対して換気装置を取り付けた場合と取り付けていない場合とで、当該枠体内に配置される部材の断面形状を変更する必要がない。例えば、枠体を窓枠で構成した場合には、当該窓枠内に障子が配置されることとなる。そして、換気装置における枠体の内周側の面と被装着枠部材における枠体の内周側の面とを同一の断面形状に設定しているため、窓枠に対して換気装置を取り付けた場合と取り付けていない場合とで、障子の断面形状を変更する必要がない。
また、本発明は、上述した建具において、前記換気装置は、前記枠体の見込み寸法以下の見込み寸法を有することを特徴とする。
本発明によれば、換気装置の見込み寸法を上述した寸法に設定することで、シャッタ等の建具回りの設備を設置した場合であっても、当該設備が当該換気装置に引っ掛かることがなく、当該設備を併用することができる。
本発明によれば、換気装置の見込み寸法を上述した寸法に設定することで、シャッタ等の建具回りの設備を設置した場合であっても、当該設備が当該換気装置に引っ掛かることがなく、当該設備を併用することができる。
本発明に係る建具によれば、換気装置の交換作業を容易に行うことができる、という効果を奏する。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。さらに、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
図1は、本実施の形態に係る建具1を室内側から見た図である。図2は、建具1の上方側を示す縦断面図である。図3は、建具1の下方側を示す縦断面図である。図4は、建具1の横断面図である。
なお、以下で記載する「見込み方向」は、図2ないし図4の矢印Arで示すように、建具1の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った平面については、見込み面と称し、見込み方向に直交する平面については、見付け面と称する場合がある。
建具1は、引違い窓で構成され、窓枠2と、外障子3と、内障子4とを備える。
なお、以下で記載する「見込み方向」は、図2ないし図4の矢印Arで示すように、建具1の奥行きに沿った方向である。見込み方向に沿った平面については、見込み面と称し、見込み方向に直交する平面については、見付け面と称する場合がある。
建具1は、引違い窓で構成され、窓枠2と、外障子3と、内障子4とを備える。
窓枠2は、上枠21、下枠22、図1,図4中、左側に位置する左縦枠23、及び図1,図4中、右側に位置する右縦枠24を四周枠組みすることによって構成され、建物の開口部Op(図1)の縁部に沿うように取り付けられる。そして、窓枠2は、本発明に係る枠体に相当する。また、上枠21、下枠22、左縦枠23、及び右縦枠24は、本発明に係る枠部材に相当する。
これら各枠部材21〜24は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。
これら各枠部材21〜24は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。
上枠21は、基体211と、第1〜第4壁部212〜215と、第1,第2固定用ヒレ部216,217とを備える(図2)。
基体211は、開口部Opの縁部に沿って延在した角筒形状を有する。
第1,第2壁部212,213は、基体211における室外側の端部及び室内側の端部からそれぞれ下方側に突出した部分である。
第3,第4壁部214,215は、第1,第2壁部212,213の間に位置し、基体211の下方側の見込み面から下方側にそれぞれ突出した部分であり、見込み方向に並設されている。
第1固定用ヒレ部216は、基体211の上方側の見込み面から上方側に突出し、ネジ(図示略)により建物の躯体(図示略)に固定される部分である。
第2固定用ヒレ部217は、第2壁部213の室内側の見付け面から室内側に突出し、窓枠2に対して室内側に並設される内装材(図示略)に対してネジ(図示略)により固定される部分である。
基体211は、開口部Opの縁部に沿って延在した角筒形状を有する。
第1,第2壁部212,213は、基体211における室外側の端部及び室内側の端部からそれぞれ下方側に突出した部分である。
第3,第4壁部214,215は、第1,第2壁部212,213の間に位置し、基体211の下方側の見込み面から下方側にそれぞれ突出した部分であり、見込み方向に並設されている。
第1固定用ヒレ部216は、基体211の上方側の見込み面から上方側に突出し、ネジ(図示略)により建物の躯体(図示略)に固定される部分である。
第2固定用ヒレ部217は、第2壁部213の室内側の見付け面から室内側に突出し、窓枠2に対して室内側に並設される内装材(図示略)に対してネジ(図示略)により固定される部分である。
下枠22、左縦枠23、及び右縦枠24は、上枠21とそれぞれ略同一の断面形状を有する(図3,図4)。このため、下枠22、左縦枠23、及び右縦枠24の構成については、上枠21と同様の構成に同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、下枠22において、第3壁部214の先端には、外障子3を移動可能に支持するレール部214aが取り付けられている。同様に、第4壁部215の先端には、内障子4を移動可能に支持するレール部215aが取り付けられている。
なお、下枠22において、第3壁部214の先端には、外障子3を移動可能に支持するレール部214aが取り付けられている。同様に、第4壁部215の先端には、内障子4を移動可能に支持するレール部215aが取り付けられている。
以上説明した各枠部材21〜24の各小口21a〜24aは、当該各枠部材21〜24の長手方向に対して45°の角度を成すようにそれぞれ形成されている。そして、各枠部材21〜24は、小口21a〜24a同士を突き合わせて溶着することにより四周枠組みされている(図1)。
本実施の形態では、各枠部材21〜24のうち、上枠21における下方側(窓枠2の内周側)の面には、換気装置5が取り付けられている。
なお、換気装置5の詳細な構成については後述する。
本実施の形態では、各枠部材21〜24のうち、上枠21における下方側(窓枠2の内周側)の面には、換気装置5が取り付けられている。
なお、換気装置5の詳細な構成については後述する。
外障子3は、内障子4に対して室外側に位置し、換気装置5及び各枠部材22〜24で囲まれる開口部に対して図1,図4中、左右方向に移動可能に取り付けられている。この外障子3は、ガラス材等で構成された面材31と、框体32とを備える。
框体32は、上框33と、下框34と、戸先框35と、召合せ框36とを框組みすることにより構成され、内部で面材31の外周縁部を保持する。
これら各框部材33〜36は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。また、各框部材33〜36は、略同一の断面形状を有する。そして、各框部材33〜36は、当該各框部材33〜36の長手方向に対して45°の角度を成すようにそれぞれ形成された各小口33a〜36aを有し、小口33a〜36a同士を突き合わせて溶着することにより框組みされている(図1)。
内障子4は、換気装置5及び各枠部材22〜24で囲まれる開口部に対して図1,図4中、左右方向に移動可能に取り付けられている。この内障子4は、外障子3における面材31及び框体32(上框33、下框34、戸先框35、及び召合せ框36)と同様の面材41及び框体42(上框43、下框44、戸先框45、及び召合せ框46)を備える。
框体32は、上框33と、下框34と、戸先框35と、召合せ框36とを框組みすることにより構成され、内部で面材31の外周縁部を保持する。
これら各框部材33〜36は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。また、各框部材33〜36は、略同一の断面形状を有する。そして、各框部材33〜36は、当該各框部材33〜36の長手方向に対して45°の角度を成すようにそれぞれ形成された各小口33a〜36aを有し、小口33a〜36a同士を突き合わせて溶着することにより框組みされている(図1)。
内障子4は、換気装置5及び各枠部材22〜24で囲まれる開口部に対して図1,図4中、左右方向に移動可能に取り付けられている。この内障子4は、外障子3における面材31及び框体32(上框33、下框34、戸先框35、及び召合せ框36)と同様の面材41及び框体42(上框43、下框44、戸先框45、及び召合せ框46)を備える。
図5は、換気装置5を示す斜視図である。図6は、操作摘み9を閉鎖位置に位置付けた状態での換気装置5の縦断面図である。図7は、操作摘み9を開放位置に位置付けた状態での換気装置5の縦断面図である。
換気装置5は、中空部6と、室外側ユニット7と、室内側ユニット8と、操作摘み9とを備える。
中空部6は、上壁部61と、下壁部62と、室外側壁部63と、室内側壁部64とで構成され、上枠21における基体211の長手方向に延在した角筒形状を有する。この中空部6は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。ここで、中空部6における長手方向の長さ寸法は、左縦枠23における内周側(図1,図4中、右側)の見込み面から右縦枠24における内周側(図1,図4中、左側)の見込み面までの離間寸法と略同一に設定されている。また、中空部6の見込み寸法(室外側壁部63における室外側の見付け面から室内側壁部64における室内側の見付け面までの離間寸法)は、上枠21の見込み寸法(第1壁部212における室外側の見付け面から第2壁部213における室内側の見付け面までの離間寸法)と略同一に設定されている。
なお、中空部6の小口は、キャップ材6a,6bが取り付けられることにより閉塞される。
換気装置5は、中空部6と、室外側ユニット7と、室内側ユニット8と、操作摘み9とを備える。
中空部6は、上壁部61と、下壁部62と、室外側壁部63と、室内側壁部64とで構成され、上枠21における基体211の長手方向に延在した角筒形状を有する。この中空部6は、塩化ビニル樹脂(PVC)等の樹脂製の押出形材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。ここで、中空部6における長手方向の長さ寸法は、左縦枠23における内周側(図1,図4中、右側)の見込み面から右縦枠24における内周側(図1,図4中、左側)の見込み面までの離間寸法と略同一に設定されている。また、中空部6の見込み寸法(室外側壁部63における室外側の見付け面から室内側壁部64における室内側の見付け面までの離間寸法)は、上枠21の見込み寸法(第1壁部212における室外側の見付け面から第2壁部213における室内側の見付け面までの離間寸法)と略同一に設定されている。
なお、中空部6の小口は、キャップ材6a,6bが取り付けられることにより閉塞される。
上壁部61には、第1,第2嵌合部611,612と、第1,第2係止突起部613,614と、第1,第2溝部615,616とが設けられている。
第1,第2嵌合部611,612は、上壁部61における室外側及び室内側の位置から上方側にそれぞれ突出した部分である。
第1係止突起部613は、第1嵌合部611の上方側の面から上方側に突出した部分であり、先端部分に室内側に屈曲した爪部613aが設けられている。同様に、第2係止突起部614は、第2嵌合部612の上方側の面から上方側に突出した部分であり、先端部分に室外側に屈曲した爪部614aが設けられている。
第1溝部615は、上壁部61において、第1嵌合部611に対して室内側に連設され、下方側に窪んだ部分である。同様に、第2溝部616は、上壁部61において、第2嵌合部612に対して室外側に連設され、下方側に窪んだ部分である。これら第1,第2溝部615,616内には、中空部6の全長に亘って止水材617,618が配設されている。
第1,第2嵌合部611,612は、上壁部61における室外側及び室内側の位置から上方側にそれぞれ突出した部分である。
第1係止突起部613は、第1嵌合部611の上方側の面から上方側に突出した部分であり、先端部分に室内側に屈曲した爪部613aが設けられている。同様に、第2係止突起部614は、第2嵌合部612の上方側の面から上方側に突出した部分であり、先端部分に室外側に屈曲した爪部614aが設けられている。
第1溝部615は、上壁部61において、第1嵌合部611に対して室内側に連設され、下方側に窪んだ部分である。同様に、第2溝部616は、上壁部61において、第2嵌合部612に対して室外側に連設され、下方側に窪んだ部分である。これら第1,第2溝部615,616内には、中空部6の全長に亘って止水材617,618が配設されている。
下壁部62における下方側(窓枠2の内周側)の面は、上枠21における下方側(窓枠2の内周側)の面と同一の断面形状を有する。具体的に、下壁部62における下方側の面には、上枠21における第1〜第4壁部212〜215と同様の第1〜第4壁部212´〜215´が設けられている。
そして、外障子3及び内障子4は、換気装置5における第3,第4壁部214´,215´と下枠22における第3,第4壁部214,215とにより図1,図4中、左右方向に移動可能にそれぞれ案内される。
そして、外障子3及び内障子4は、換気装置5における第3,第4壁部214´,215´と下枠22における第3,第4壁部214,215とにより図1,図4中、左右方向に移動可能にそれぞれ案内される。
室外側壁部63には、中空部6の内外を連通する通気孔631が当該中空部6の長手方向に沿って複数、並設されている。同様に、室内側壁部64には、中空部6の内外を連通する通気孔641が当該中空部6の長手方向に沿って複数、並設されている。さらに、室外側壁部63における室内側の見付け面には、中空部6の長手方向に沿って延在するプレート部材632が取り付けられている。このプレート部材632には、通気孔633が当該プレート部材632の長手方向に沿って複数、並設されている。なお、通気孔631は、中空部6の長手方向における幅が通気孔633よりも広く形成されている。また、室内側壁部64には、通気孔631から通気孔641を通る気流中の塵埃等を捕集するフィルタ642が取り付けられている。
室外側ユニット7は、第1支持部材71と、第1開閉部材72とを備える。
第1支持部材71は、アルミニウム等の金属製の押出部材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。そして、第1支持部材71は、中空部6の内部において、室外側壁部63に対向するように配設され、当該内部の空間を室外側の空間と室内側の空間とに区画する。この第1支持部材71には、当該室外側の空間と当該室内側の空間とを連通する連通孔711が当該第1支持部材71の長手方向に沿って複数、並設されている。
第1開閉部材72は、第1支持部材71に対して上下方向に移動可能に取り付けられ、上方側に移動することにより連通孔711を開放し、下方側に移動することにより連通孔711を閉塞する。
第1支持部材71は、アルミニウム等の金属製の押出部材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。そして、第1支持部材71は、中空部6の内部において、室外側壁部63に対向するように配設され、当該内部の空間を室外側の空間と室内側の空間とに区画する。この第1支持部材71には、当該室外側の空間と当該室内側の空間とを連通する連通孔711が当該第1支持部材71の長手方向に沿って複数、並設されている。
第1開閉部材72は、第1支持部材71に対して上下方向に移動可能に取り付けられ、上方側に移動することにより連通孔711を開放し、下方側に移動することにより連通孔711を閉塞する。
室内側ユニット8は、第2支持部材81と、第2開閉部材82とを備える。
第2支持部材81は、アルミニウム等の金属製の押出部材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。そして、第2支持部材81は、中空部6の内部において、室内側壁部64における室外側の見付け面に沿って配設されている。この第2支持部材81には、室内側壁部64における通気孔641に対向する位置に連通孔811が形成されている。
第2開閉部材82は、第2支持部材81に対して当該第2支持部材81の長手軸を中心として回動可能に取り付けられ、連通孔811を開閉する。
第2支持部材81は、アルミニウム等の金属製の押出部材であり、全長に亘って略同一の断面形状を有する。そして、第2支持部材81は、中空部6の内部において、室内側壁部64における室外側の見付け面に沿って配設されている。この第2支持部材81には、室内側壁部64における通気孔641に対向する位置に連通孔811が形成されている。
第2開閉部材82は、第2支持部材81に対して当該第2支持部材81の長手軸を中心として回動可能に取り付けられ、連通孔811を開閉する。
操作摘み9は、一部が室内側壁部64から中空部6外部に露出し、ユーザによる操作に応じて、中空部6の長手方向に沿って閉鎖位置または開放位置に移動する。
そして、操作摘み9が閉鎖位置に位置付けられた場合には、第1開閉部材72は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔711を閉塞する(図6)。また、第2開閉部材82は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔811を閉塞する(図6)。
一方、操作摘み9が開放位置に位置付けられた場合には、第1開閉部材72は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔711を開放する(図7)。また、第2開閉部材82は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔811を開放する(図7)。これにより、図7に矢印で示したように、室外の空気は、通気孔631〜通気孔633〜連通孔711〜連通孔811〜通気孔641の経路を辿って、換気装置5を介して室内に流れ込む。
そして、操作摘み9が閉鎖位置に位置付けられた場合には、第1開閉部材72は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔711を閉塞する(図6)。また、第2開閉部材82は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔811を閉塞する(図6)。
一方、操作摘み9が開放位置に位置付けられた場合には、第1開閉部材72は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔711を開放する(図7)。また、第2開閉部材82は、連動機構(図示略)を介して当該操作摘み9の移動に連動し、連通孔811を開放する(図7)。これにより、図7に矢印で示したように、室外の空気は、通気孔631〜通気孔633〜連通孔711〜連通孔811〜通気孔641の経路を辿って、換気装置5を介して室内に流れ込む。
次に、上述した換気装置5の取付方法について説明する。
図8は、換気装置5の取付方法を説明する図である。
先ず、作業者は、換気装置5を手で持ち、左縦枠23及び右縦枠24の間に当該換気装置5を挿入するとともに、当該換気装置5を上方に持ち上げる。そして、作業者は、第1嵌合部611を上枠21における第1,第3壁部212,214間に嵌合させるとともに、第2嵌合部612を上枠21における第2,第4壁部213,215間に嵌合させる。この際、上枠21における第3,第4壁部214,215は、換気装置5に設けられた止水材617,618にそれぞれ当接する。また、第1係止突起部613の爪部613aは、当該第3壁部214における室外側の見付け面に設けられた爪部214bに係止される。同様に、第2係止突起部614の爪部614aは、当該第4壁部215における室内側の見付け面に設けられた爪部215bに係止される。これにより、換気装置5は、上枠21に対して仮固定される。すなわち、本実施の形態では、上枠21に対して換気装置5をスナップイン方式で装着する構造を採用している。なお、第1,第2係止突起部613,614及び爪部214b,215bは、本発明に係る係合構造に相当する。
図8は、換気装置5の取付方法を説明する図である。
先ず、作業者は、換気装置5を手で持ち、左縦枠23及び右縦枠24の間に当該換気装置5を挿入するとともに、当該換気装置5を上方に持ち上げる。そして、作業者は、第1嵌合部611を上枠21における第1,第3壁部212,214間に嵌合させるとともに、第2嵌合部612を上枠21における第2,第4壁部213,215間に嵌合させる。この際、上枠21における第3,第4壁部214,215は、換気装置5に設けられた止水材617,618にそれぞれ当接する。また、第1係止突起部613の爪部613aは、当該第3壁部214における室外側の見付け面に設けられた爪部214bに係止される。同様に、第2係止突起部614の爪部614aは、当該第4壁部215における室内側の見付け面に設けられた爪部215bに係止される。これにより、換気装置5は、上枠21に対して仮固定される。すなわち、本実施の形態では、上枠21に対して換気装置5をスナップイン方式で装着する構造を採用している。なお、第1,第2係止突起部613,614及び爪部214b,215bは、本発明に係る係合構造に相当する。
次に、作業者は、下壁部62における第3,第4壁部214´,215´の間に形成された貫通孔(図示略)を介して、カラー100を中空部6の内部に挿入し、当該カラー100を上壁部61及び下壁部62間に架け渡す。また、作業者は、換気装置5の下方側からカラー100内に固定ネジ200を挿通するとともに、上壁部61に形成された貫通孔619(図5)を介して、上枠21における第3,第4壁部214,215の間に設けられたブラケット300に当該固定ネジ200を締結する。これにより、換気装置5は、上枠21に対して本固定される。なお、固定ネジ200は、本発明に係る締結部材に相当する。
なお、第1嵌合部611の上方側の面において、中空部6における長手方向の両端部には、塵埃等を捕集する捕集部材400が取り付けられている。また、上壁部61における第1,第2溝部615,616の間において、中空部6における長手方向の両端部には、捕集部材400と同様の捕集部材500が取り付けられている。このため、上枠21に対して換気装置5を取り付けた状態では、第1嵌合部611と上枠21における基体211、第1,第3壁部212,214で囲まれる筒状の空間の両端部は、捕集部材400にて閉塞される。また、上壁部61と上枠21における基体211、第3,第4壁部214,215で囲まれる筒状の空間の両端部は、捕集部材500にて閉塞される。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
上述した実施の形態では、本発明に係る建具として引違い窓を例示したが、これに限らない。例えば、3枚以上の障子が左右方向にスライドする引違い方式の窓や両袖片引き窓や引き分け窓、枠体内の領域が縦骨により区分けされ、区分けされた一方の領域がFIX窓や壁をなす片引き窓、障子が上下方向にスライド移動する上げ下げ窓、障子が見込み方向に開閉するすべり出し窓、1枚の障子をはめ殺したはめ殺し窓、勝手口ドア、玄関ドア、あるいは、カーテンウォール等、各種の建具で構成しても構わない。
上述した実施の形態では、本発明に係る建具として引違い窓を例示したが、これに限らない。例えば、3枚以上の障子が左右方向にスライドする引違い方式の窓や両袖片引き窓や引き分け窓、枠体内の領域が縦骨により区分けされ、区分けされた一方の領域がFIX窓や壁をなす片引き窓、障子が上下方向にスライド移動する上げ下げ窓、障子が見込み方向に開閉するすべり出し窓、1枚の障子をはめ殺したはめ殺し窓、勝手口ドア、玄関ドア、あるいは、カーテンウォール等、各種の建具で構成しても構わない。
上述した実施の形態では、本発明に係る枠体として窓枠2を例示したが、これに限らない。長尺状の複数の枠部材がそれぞれ溶着することにより枠組みされた枠体であれば、例えば、本発明に係る枠体として框体32,42を採用しても構わない。すなわち、本発明に係る換気装置を框体32,42に取り付けても構わない。また、小口21a〜24a,33a〜36aは、各枠部材21〜24,33〜36の長手方向に対して45°を成すようにそれぞれ形成されていたが、これに限らず、その他の角度を成すようにそれぞれ形成しても構わない。また、小口21a〜24a,33a〜36aは、各枠部材21〜24,33〜36の長手方向に対して交差する平面にて切断された形状に限らず、曲面にて切断された形状や、室内側または室外側から見て段差を有する段付き形状になっていても構わない。
上述した実施の形態では、本発明に係る換気装置を上枠21における窓枠2の内周側(下方側)の面に取り付けていたが、これに限らない。本発明に係る枠体を構成する複数の枠部材のいずれかの枠部材、例えば、各枠部材22〜24、各框部材33〜36,43〜46のいずれかにおける枠体の内周側の面に本発明に係る換気装置を取り付けても構わない。ここで、下枠22における枠体の内周側の面とは、下枠22における上方側の面を意味する。左縦枠23における枠体の内周側の面とは、左縦枠23における図1,図4中、右側の面を意味する。右縦枠24における枠体の内周側の面とは、右縦枠24における図1,図4中、左側の面を意味する。上框33,43における枠体の内周側の面とは、上框33,43における下方側の面を意味する。下框34,44における枠体の内周側の面とは、下框34,44における上方側の面を意味する。戸先框35,45における枠体の内周側の面とは、戸先框35,45における召合せ側の面を意味する。召合せ框36,46における枠体の内周側の面とは、召合せ框36,46における戸先側の面を意味する。
1 建具、2 窓枠(枠体)、5 換気装置、21 上枠(枠部材)、21a〜24a 小口、22 下枠(枠部材)、23 左縦枠(枠部材)、24 右縦枠(枠部材)、200 固定ネジ(締結部材)、214b,215b 爪部(係合構造)、300 ブラケット、613,614 第1,第2係止突起部(係合構造)、631,641 通気孔
Claims (5)
- 室内外を仕切る建具であって、
長尺状の複数の枠部材を枠組みすることにより構成された枠体と、
室内外を通気する通気孔を有する換気装置とを備え、
前記複数の枠部材は、
それぞれ溶着することにより枠組みされ、
前記換気装置は、
前記複数の枠部材のうちいずれかの枠部材の長手方向に延在し、当該いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面に取り付けられている
ことを特徴とする建具。 - 前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面と前記換気装置とには、
互いに係合する係合構造が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の建具。 - 前記換気装置は、
前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面に取り付けられたブラケットを介して、当該内周側の面に対して締結部材にて固定される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の建具。 - 前記換気装置における前記枠体の内周側の面は、
前記いずれかの枠部材における前記枠体の内周側の面と同一の断面形状を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の建具。 - 前記換気装置は、
前記枠体の見込み寸法以下の見込み寸法を有する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の建具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017098405A JP2018193769A (ja) | 2017-05-17 | 2017-05-17 | 建具 |
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| JP2018193769A true JP2018193769A (ja) | 2018-12-06 |
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ID=64569809
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Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005188115A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Ykk Ap株式会社 | 浴室建具 |
| JP2010084429A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
| WO2017077235A1 (fr) * | 2015-11-02 | 2017-05-11 | Technofirst | Installation pour la ventilation naturelle d'un local pourvue d'un amortisseur de bruit |
-
2017
- 2017-05-17 JP JP2017098405A patent/JP2018193769A/ja active Pending
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