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JP2018191479A - 車両用ワイヤハーネス - Google Patents

車両用ワイヤハーネス Download PDF

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JP2018191479A
JP2018191479A JP2017094247A JP2017094247A JP2018191479A JP 2018191479 A JP2018191479 A JP 2018191479A JP 2017094247 A JP2017094247 A JP 2017094247A JP 2017094247 A JP2017094247 A JP 2017094247A JP 2018191479 A JP2018191479 A JP 2018191479A
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波津樹 森本
Hatsuki Morimoto
波津樹 森本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの作業用の余長部が周辺材と干渉しない方向に確実に位置できるものとする。
【解決手段】パネルに沿って配索されるワイヤハーネスの先端に機器が接続され、該機器が前記パネルに取り付けられる車両用ワイヤハーネスであって、該ワイヤハーネスの余長部は前記機器に接続される先端位置から前記パネルへのクランプの先端固定位置の間に設けられ、該先端固定位置のクランプに前記ワイヤハーネスと共に後端側が固定される帯状平板の規制板を設け、該規制板は原形が曲げ姿勢となる剛性と直線姿勢に変形できる弾性を有し、前記規制板を前記クランプ固定位置からワイヤハーネスと共に直線姿勢に弾性変形させて前記余長部を伸長させる一方、該直線姿勢から曲げ姿勢への原状復帰時に前記余長部が前記規制板の曲げ方向に屈曲されるものとしている。
【選択図】図7

Description

本発明は車両用ワイヤハーネスに関し、特に、車両に配索するワイヤハーネスに設けられている作業余長を作業後に外部材と干渉するのを防止するものである。
車両用ワイヤハーネスは車両に設置されている機器と接続し、該機器を車体に取り付ける際に作業余長が必要になる。例えば、車体パネル、インストルメントパネル、オーディオパネル、空調コントロールパネル等の固定用のパネルにランプユニット等の機器を取り付ける際、まず、図9(A)(B)に示すように、車体ボデイからなるパネル20に配索したワイヤハーネス100の端末のコネクタ101をワイヤハーネス100を伸ばして機器110に接続し、その後、図9(C)に示すように、機器110をパネル20の取付部分22にボルト等の締結具を用いて固定している。前記コネクタ接続作業と機器のパネル固定作業のためにワイヤハーネス100に作業余長部100xを設け、該作業余長部を伸ばしてコネクタ接続と機器のパネル固定作業を行っている。
パネル固定状態でワイヤハーネス100の作業余長部100xは伸びた状態から屈曲状態に弛んだ状態で縮められるが、屈曲部分100yが周辺部材と干渉しやすい。このようにワイヤハーネスの作業余長部が周辺部材と干渉すると、車両走行時に異音が発生し、ワイヤハーネスの電線が周辺部材に噛み込んでショート発生や電線切断の恐れがある。
前記問題に対して、従来、特開2010−130760号公報(特許文献1)において、図10に示すスライドシートに接続する余長部を有するワイヤハーネス配索構造が提供されている。該ワイヤハーネスの配索構造では、コルゲートチューブ180でワイヤハーネスの余長部100xの全長にU字状に湾曲させた可撓性の撓み規制部材200を沿わせ、撓み規制部材200の湾曲させた基板210から長さ方向に間隔をあけて両側幅縁から弾性爪211を突設し、これら弾性爪211で余長部のコルゲートチューブ180を抱持させている。かつ、該基板210の長さ方向の一端に余長部を貫通させる回転連結材230を組みつけると共に、該回転連結材230に構造部材連結部230aを突設して構造部材に取り付けている。該回転連結材230を車体に取り付け、該回転連結材230に連結した撓み規制部材200を余長部の長さ方向の一端に位置決め保持している。該撓み規制部材200でワイヤハーネスの余長部を強制的にU字状に湾曲させて余長部が周辺部材と干渉するのを防止している。
特開2010−130760号公報
前記特許文献1では、ワイヤハーネスの余長部の全長に沿わせる長い撓み規制部材200を必要とすると共に、該撓み規制部材200を位置決め保持するために車体固定部を備えた回転連結材230を撓み規制部材の基板の先端に連結しており、余長吸収装置が大型化すると共に、複雑な形状の撓み規制部材200の回転連結材230が必要となりコスト高になる問題がある。かつ、撓み規制部材200および回転連結材230とも使用箇所に対応して設計された専用部材であり、汎用性に劣る問題がある。
本発明は前記した問題に鑑みてなされたもので、大型化せず、簡単かつ安価にワイヤハーネスの作業余長部を周辺部材に干渉しないように吸収することを課題としている。
前記課題を解消するため、本発明は、パネルに沿って配索されるワイヤハーネスの先端に機器が接続され、該機器が前記パネルに取り付けられる車両用ワイヤハーネスであって、
前記ワイヤハーネスの余長部は前記機器に接続される先端位置から前記パネルへのクランプの先端固定位置の間に設けられ、該先端固定位置のクランプに前記ワイヤハーネスと共に後端側が固定される帯状平板の規制板を設け、該規制板は原形が曲げ姿勢となる剛性と直線姿勢に変形できる弾性を有し、
前記規制板を前記クランプ固定位置からワイヤハーネスと共に直線姿勢に弾性変形させて前記余長部を伸長させる一方、該直線姿勢から曲げ姿勢への原状復帰時に前記余長部が前記規制板の曲げ方向に屈曲されるものとしている車両用ワイヤハーネスを提供している。
前記パネルへの先端固定位置でワイヤハーネスと規制板とを固定する前記クランプは、バンドで前記ワイヤハーネスと規制板を巻き付けて締結するバンド型クランプ又は粘着テープで前記ワイヤハーネスと規制板を巻き付けて固着するテープ巻き型クランプであり、
前記規制板は前記ワイヤハーネスの電線群と粘着テープで固着していることが好ましい。
ワイヤハーネスの電線群に沿わせる規制板は、電線に囲まれる内部位置あるいは外周位置のいずれかでもよく、粘着テープを巻き付けて固着して、規制板の姿勢に電線群が強制的に沿うようにすることが好ましい。
前記規制板は鋼板を絶縁樹脂で被覆したもの又は剛性と弾性を有すれば樹脂板から形成され、該規制板は長さ10〜15センチ、幅1〜5センチ、厚さ1〜3ミリ程度で、原形がL字状の曲げ姿勢であることが好ましい。但し、使用する箇所に応じた大きさ、および屈曲形状とされる。
該規制板は予め所要角度に曲げ加工されており、原状を曲げ姿勢とし、該曲げ姿勢から直線姿勢に作業員等が引っ張って伸ばすことができるが、放すと原状復帰して曲げ姿勢となるものである。よって、鋼板の金属板を基材とすることが好ましい。
該規制板の曲げ姿勢の曲げ方向および曲げ角度は、ワイヤハーネスの作業用の余長部が周辺部材と干渉しない方向および角度に設定しており、例えば、90度曲げした前記L形状とし、L形状の一方側をクランプで固定し、他方側を下向き、上向き、右向き或いは左向きの所要方向に向けて突出させ、規制板の曲げ方向にワイヤハーネスが曲げれられるようにして、周辺材と干渉しないようにしている。
前記のように、本発明ではワイヤハーネスの余長部を収縮するために用いる規制板は単純な帯状平板をL字状に曲げ加工しているだけであり、該規制板の一側の直線部をワイヤハーネスと共にクランプで固定し、該クランプでパネルに係止して、規制板の一側をパネルに簡単に固定でき、曲げ変形および原状復帰させる他側の屈曲部をフリーとしている。よって、ワイヤハーネスの余長部と共に曲げ姿勢から直線姿勢に弾性変形させて、簡単に余長部を伸ばすことができ、機器とのコネクタ接続作業後は手を放すだけで余長部が周辺部材と干渉しない方向へ原状復帰させることができる。
前記ワイヤハーネスの電線群は、樹脂チューブ、コルゲートチューブからなるチューブに通して外装し、あるいは粘着テープを巻き付けて外装し、これらチューブまたは粘着テープからなる外装材の先端から電線群のみが突出し、該電線群の各電線が前記機器に接続され、前記クランプによる固定位置から機器までの間に長さ100〜50センチの作業用の前記余長部が設けられている。
該余長部の後部側に沿って前記規制板が配置され、該規制板の前端からワイヤハーネスの電線群が機器連結端まで延長し、規制板が原形に復帰して曲げ姿勢になると、規制板から外れている前部側は屈曲する後部側に引っ張られて周辺材と干渉しない方向に屈曲して収縮するものとしている。
前記のように、本発明の作業用の余長部を有するワイヤハーネスに沿わせて、簡単なL字状に屈曲した規制板を配置して、該規制板の曲げ方向にワイヤハーネスを誘導規制している。該規制板の一側をパネル固定用のクランプを用いてワイヤハーネスと固定でき、かつ、該L字状の規制板の他側を原状の曲げ姿勢から余長部を伸ばすために直線姿勢に弾性変形させることができ、作業終了後に作業者が手を放すだけで直線姿勢から意図した方向の曲げ姿勢に原状復帰させて余長部を収縮でき、周辺部材との干渉を確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態のワイヤハーネスに機器をコネクタ接続前の状態を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。 第1実施形態で用いる規制板を示し、(A)は正面図、(B)は一部拡大断面図、(C)は曲げ加工前の平面図、(D)は(C)の正面図、(E)は曲げ姿勢と直線姿勢の変形を示す概略図である。 規制板を取付前のワイヤハーネスの平面図である。 規制板を取り付けたワイヤハーネスを示し、(A)は正面図、(B)は(A)のB−B線断面図である。 (A)はクランプの断面図、(B)はクランプでワイヤハーネスと規制板を固定している状態を示す図面である。 規制板を直線状としてワイヤハーネスに機器をコネクタ接続している状態を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。 ワイヤハーネスを収縮して機器をパネルの取付凹部に嵌合した状態を示す正面図である。 第2実施形態を示す概略図である。 (A)(B)(C)は従来例を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7に本発明の実施形態を示す。
実施形態のワイヤハーネス1は前記従来例の図9のワイヤハーネスと同一箇所に配索されるワイヤハーネスである。即ち、ワイヤハーネス1の複数本の電線2の前端に接続したコネクタ4をフロントランプユニットからなる機器3に接続し、該機器3を自動車のフロント側の車体パネル20(以下、パネル20と略称する)の前端に設けられた取付凹部22に取り付けるものである。ワイヤハーネス1には機器3と接続する前部に作業用の余長部1xが設けられている。
ワイヤハーネス1は長さ方向に間隔をあけてクランプ9を用いてパネル20へ配索経路に沿って取り付けられ、機器3の取り付けられた取付凹部22に近接した前端固定位置P1でワイヤハーネス1にバンド型のクランプ10を取り付けている。この前端固定位置P1のクランプ10のバンド11でワイヤハーネス1の電線2と共に規制板5の後端側に巻きつけ、ワイヤハーネス1と規制板5とを1つのクランプ10でパネル20に固定するものとしている。
図2に示す前記規制板5は帯状平板からなる剛性と弾性を有し、本実施形態では鋼板の表面に絶縁樹脂の塗膜層を備え、長さ10〜15センチ、幅1〜5センチ、厚さ1〜3ミリの範囲としている。図2(C)(D)に示すように長方形の直線状の原板5−M形状を曲げ加工でL字状の曲げ姿勢としている。詳細には、鋼板5kを曲げ加工した状態で塗膜層5tを設け、直線部5aを曲げ支点5cを介して屈曲部5bと連続したL字状とし、原状を曲げ姿勢としている。該規制板5は図2(E)に示すように作業員が把持して引っ張ると直線状に弾性変形でき、作業員が手を放すとL字の曲げ姿勢に原状復帰するものとしている。
図3に示すように、ワイヤハーネス1を構成する複数の電線2は粘着テープ7からなる外装材を巻き付けて結束保護しており、機器3と接続する前端側に長さ100〜50センチの作業用の余長部1xを設けている。該余長部1xでは外装材の粘着テープ7を巻き付けず、複数の電線2をバラバラの状態として屈曲し易くして、先端のコネクタ4に接続している。なお、電線本数が少ない場合等、余長部をテープ巻き等で結束してもよい。
図4(A)(B)に示すように、規制板5の前端5fを粘着テープ7の巻付部分の前端に位置させ、規制板5のL字に沿わせてワイヤハーネスをL字状に屈曲させて、規制板連結用の粘着テープ17で規制板5と粘着テープ7を巻き付けて外装したワイヤハーネス1を巻き付け固着している。
これにより、規制板5の一側の直線部5aはワイヤハーネス配索方向に連続した直線方向に位置させ、90度屈曲した他側の屈曲部5bは下向きD方向に向けて位置させ、該規制板5により連結したワイヤハーネス1の余長部1xは下向き方向に誘導されるものとしている。
本実施形態では、取付凹部22に機器3を嵌め込んだ状態で、上方に機器3から突出するブラケット3aと、該ブラケット3aのボルト穴に通してパネル20のネジ穴に挿入するボルト8が位置するため、これら周辺部材と電線2が干渉しないように電線2を下向きに誘導するため、規制板5の屈曲部5bを下向き方向に位置させている。
即ち、接触を防止したい周辺部材が下側にあるときは屈曲部5bを上向き、左側にあるときは屈曲部5bを右向き、右側にあるときは屈曲部5bを左向きとしてワイヤハーネス1にテープ巻きしてワイヤハーネス1の余長部1xの曲げ方向を設定している。
規制板5の直線部5aとワイヤハーネス1とを固定する前記バンド型のクランプ10は汎用品からなる。即ち、クランプ10は規制板5の直線部5aとワイヤハーネス1を巻き付けるバンド11をバンド締結用のボックス12の一端から突設し、ボックス12に設けた貫通穴12aに通し、該貫通穴12aに向けて突設した係止爪12bをバンド11に設けた鋸刃状の係止溝に係止して、規制板5とワイヤハーネス1とを一括して固定する。かつ、ボックス12の外面から突設した羽根状の係止部13をパネル20の取付穴に挿入係止し、ワイヤハーネス1と規制板5とをパネル20に同時に固定できるようにしている。係止部13はボックス12の外面から軸部13aが突設し、軸部13aの先端から折り返し状に一対の羽根部13bが突出し、該羽根部13bの先端に係止段部13cを設け、該係止段部13cと対向して軸部13aの根元から皿部13dを突設している。羽根部13bをパネル20の取付穴に挿入し、係止段部13cを取付穴の周縁に係止し、パネル20の表面に皿部13dを押し当てるようにしている。
前記ワイヤハーネス1の組み立て方法および機器のパネルへの取付方法について説明する。
ワイヤハーネス1の複数の電線2に外装材の粘着テープ7をラップ巻きして電線2を集束保護し、該外装材の前端から余長部1xをバラバラで突出させている。粘着テープ7の巻き付け部分の前端に規制板5の前端を位置させ、規制板5に沿わせてワイヤハーネス1を屈曲させ、粘着テープ17を巻き付ける。この状態で、規制板5の曲げられた前端5fから集束されていない電線2が下向きDに曲げられて延在する。
規制板5の直線部5aとワイヤハーネス1にクランプ10のバンド11を巻き付け締結しておく。かつ、パネル係止用の他のクランプもワイヤハーネスに長さ方向に所要間隔をあけて取り付けておく。
前記のように規制板5とクランプ10が組み付けられたワイヤハーネス1を、図1に示すように、自動車組立ラインにおいてパネル20に所定の配索ラインに沿って配索し、クランプで固定していく。このクランプによる固定作業時に、前端固定位置P1のクランプ10でワイヤハーネス1と規制板5の直線部5aをパネル20に固定する。図1(A)の実線で示すように、規制板5の屈曲部5bが下向きであるため、該屈曲部5bの前端から延在するワイヤハーネスの余長部1xは下向きに延在している。
パネル20の前端固定位置P1にクランプ10で固定すると共に、他のクランプ9を用いて固定したワイヤハーネス1の前端に接続したコネクタ4にフロントランプユニットの機器3をコネクタ接続する。其の際、下向きになっている規制板5を図1(A)で一点鎖線で示すように屈曲部5bを作業員が把持して上向きに曲げて直線部5aから連続した直線状に伸ばす。この状態で図6(A)(B)に示すように、規制板5の前端から延在する余長部1xが直線状に伸び、作業スペースのあるパネル20の前方位置でコネクタ4を機器3にコネクタ接続する。
ついで、図7に示すように、機器3をパネル20の取付凹部22に嵌め込む。この時、ワイヤハーネス1の余長部1xを縮ませる必要があり、規制板5から作業員が手を放すと、規制板5の屈曲部5bは下向きとなる原形状の曲げ姿勢に復帰する。これにより、屈曲部5bの前端から延在する余長部1xが下向きに屈曲し、取付凹部22に機器3を嵌め込むと下向きの余長部1xが上向きに屈曲し、下方にU形状に撓んだ状態で長さ方向で収縮する。
取付凹部22に機器3を嵌合した状態で上部にブラケット3aが突出するため、下方の余長部1xと干渉せず、該ブラケット3aをボルト8を用いて固定する。このボルト固定作業時に下方に収縮保持される余長部1xは干渉せず、固定したボルト8にも接触しない。
前記のように、ワイヤハーネス1の余長部1xの収縮位置は、伸び位置から規制板5を手放すだけで曲げ姿勢に原状復帰し、意図した所定位置に位置させることができ、該位置で周辺材との干渉を防止できる。
特に規制板5は長方形の帯状平板をL字の曲げ姿勢に屈曲しただけの簡単な形状であり、該規制板5はワイヤハーネス1にクランプ10を用いて固定し、該クランプ10でワイヤハーネス1と規制板5を同時にパネル20に固定しているため、規制板5とワイヤハーネスの連結作業およびパネル固定作業が非常に簡単となる。
前記実施形態では規制板5の屈曲部5bを下向きとしているが、干渉する周辺材が存在する位置に応じて、規制板5の屈曲部5bの曲げ方向を上向き、右向き、または左向きとしてワイヤハーネスに取り付け、ワイヤハーネスの余長部の収縮方向を上位置、右位置、左位置とでき、周辺材との干渉を防止できる。特に、規制板の屈曲部5bの曲げ角度を調節することで、確実に周辺材との干渉を防止できる。
ワイヤハーネスの電線に外装材となる粘着テープを巻き付けて集束保護する代わりに、コルゲートチューブまたは樹脂チューブを外装材として用い、ワイヤハーネスの電線をこれらチューブに通してもよい。
図8に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、ワイヤハーネスの電線を集束保護する外装材として樹脂チューブ30を用い、ワイヤハーネス1の電線2を挿通しておくと共に、該樹脂チューブ30の前端開口30aから規制板5を挿入し、規制板5の前端と樹脂チューブ30の前端とに粘着テープ27を巻き付けて固着している。該規制板5は剛性と弾性を有する樹脂から成形している。該規制板5はL字状に屈曲しているため、樹脂チューブ30の前部および貫通する電線2も屈曲する。規制板5を内部に通した樹脂チューブ30の前端部を作業員が把持して直線状に変形させることができ、手を放すと、L形状の曲げ姿勢に原状復帰させることができる。
規制板5の直線部5aが内部に位置する箇所で、テープ巻き型のクランプ33の基板を樹脂チューブ30に粘着テープ34で巻き付けて固着しておく。該クランプ33の基板から突出する羽根状係止部35をパネルの取付穴に挿入係止することで、ワイヤハーネス1と規制板5の直線部5aとを同時にパネル20に固定できる。
他の構成および作用は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本発明はフロントランプユニットに接続するワイヤハーネスに限定されず、作業余長を必要とするワイヤハーネスに好適に用いることができる。
1 ワイヤハーネス
1x 余長部
2 電線
3 機器
3a ブラケット
4 コネクタ
5 規制板
5a 直線部
5b 屈曲部
5f 前端
7、17、27 粘着テープ
9 クランプ
10 バンド型のクランプ
11 バンド
13 係止部
20 パネル
22 取付凹部
30 樹脂チューブ
33 テープ巻き型のクランプ

Claims (3)

  1. パネルに沿って配索されるワイヤハーネスの先端に機器が接続され、該機器が前記パネルに取り付けられる車両用ワイヤハーネスであって、
    前記ワイヤハーネスの余長部は前記機器に接続される先端位置から前記パネルへのクランプの先端固定位置の間に設けられ、該先端固定位置のクランプに前記ワイヤハーネスと共に後端側が固定される帯状平板の規制板を設け、該規制板は原形が曲げ姿勢となる剛性と直線姿勢に変形できる弾性を有し、
    前記規制板を前記クランプ固定位置からワイヤハーネスと共に直線姿勢に弾性変形させて前記余長部を伸長させる一方、該直線姿勢から曲げ姿勢への原状復帰時に前記余長部が前記規制板の曲げ方向に屈曲されるものとしている車両用ワイヤハーネス。
  2. 前記パネルへの先端固定位置で前記ワイヤハーネスと規制板とを固定する前記クランプは、バンドで前記ワイヤハーネスと規制板を巻き付けて締結するバンド型クランプ又は粘着テープで前記ワイヤハーネスと規制板を巻き付けて固着するテープ巻き型クランプであり、前記規制板は前記ワイヤハーネスの電線群と粘着テープで固着している請求項1に記載の車両用ワイヤハーネス。
  3. 前記規制板は鋼板を絶縁樹脂で被覆したもの又は剛性と弾性を有すれば樹脂板から形成され、該規制板は長さ10〜15センチ、幅1〜5センチ、厚さ1〜3ミリ程度で、原形がL字状の曲げ姿勢である請求項1または請求項2に記載の車両用ワイヤハーネス。
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