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JP2018189780A - 化合物半導体系光変調素子 - Google Patents

化合物半導体系光変調素子 Download PDF

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JP2018189780A JP2017091416A JP2017091416A JP2018189780A JP 2018189780 A JP2018189780 A JP 2018189780A JP 2017091416 A JP2017091416 A JP 2017091416A JP 2017091416 A JP2017091416 A JP 2017091416A JP 2018189780 A JP2018189780 A JP 2018189780A
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義弘 小木曽
Yoshihiro Ogiso
義弘 小木曽
義孝 大礒
Yoshitaka Ooiso
義孝 大礒
学 満原
Manabu Mitsuhara
学 満原
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

【課題】化合物半導体基板上に形成された半導体光変調素子において、p型層を高精度に制御して積層可能な層構造として、高速な半導体系光変調素子を実現する。【解決手段】III−V族化合物半導体の結晶基板の上に形成された半導体光変調素子であって、前記結晶基板の面上に少なくとも第1のn型クラッド層、ノンドープコア層、p型クラッド層、第2のn型クラッド層が形成され、前記第1または第2のn型クラッド層の少なくとも一方のV族元素にはP(燐)が含まれ、前記p型クラッド層のV族元素はAs(ヒ素)のみから構成され、前記p型クラッド層のドーパントとしてC(炭素)を用いることを特徴とする半導体光変調素子とした。【選択図】図3

Description

本発明は光通信分野に関し、特に高速な光変調器として機能する化合物半導体系光変調素子に関する。
光通信分野においては光通信容量の増大に加えて、そこで用いられる光デバイスの小型・低消費電力化が求められている。マッハ・ツェンダ型(MZ)光変調器は、それらの特性を司る重要な要素デバイスとして挙げられ、多くの研究開発が進められてきた。従来よりニオブ酸リチウム(LN)などを材料とする光変調器が開発されてきたが、特に近年では更なる小型・低消費電力化を実現すべく、InPをはじめとする化合物半導体系の材料を用いた光変調器が注目を集めている。
化合物半導体光変調器の特徴に関して、以下で簡単に説明する。化合物半導体は2以上の元素の化合物からなる半導体であって、光変調器として動作させるためには、半導体接合に印加される変調電気信号の電界と伝搬光の相互作用を利用する。半導体接合は一般に、光を閉じ込めるコア層を不純物(ドーパント)を添加しないノンドープ層(i型層)として、当該i型層をp型及びn型のクラッド層で挟んだpin構造とする。このpin構造に、変調電気信号を重畳した逆バイアス電圧を印加することで、電気と光の強い相互作用に基づき光の位相を変化させて光変調を実現している。
以下では化合物半導体の中でも特に、III−V族化合物半導体の一つであるInP(インジウム燐)系材料を用いたデバイス構造に関して説明する。
InP系材料においては通常、p型半導体を形成するp型ドーパントとして、亜鉛(Zn)又はベリリウム(Be)が用いられ、n型半導体を形成するn型ドーパントとしては、シリコン(Si)やセレン(Se)、硫黄(S)が用いられる。このように形成されたp型半導体では、n型半導体に比べて材料の電気抵抗率及び光学吸収率がおよそ一桁以上高いため、変調動作の高速化、低光損失化に大きな課題を有している。加えて、p型半導体と電極との接触面積はn型に比べて小さいため、コンタクト抵抗が増大してしまい、帯域劣化を招いている。
これら課題を解決すべく、前記p型半導体をn型半導体に置換し、電流ブロック層として機能する薄膜p型層を挿入した、npin型構造の光変調器が提案されている(例えば下記特許文献1)。当該npin型構造では光損失が大きいp型クラッドを使わないため、比較的長い導波路を用いることが可能となる。また、空乏層の厚さを任意に最適設計できるという自由度があるため、駆動電圧の低減と電気速度/光速度の整合を同時に満足しやすく、光変調器の応答速度を上げるうえで有利である。
なお、前記npin構造は電圧印加時に薄膜p型層を電流ブロック層として用いる為、その電気的特性は当該薄膜p型層の特性に大きく依存する。この薄膜p型層は光学損失の影響が小さく、且つ電気的な耐圧が担保できる範囲で層厚が決定され、通常は50〜100nmの厚さとなる。
特許第4047785号公報 特許第5497678号公報
しかしながら、実際の素子作製においては、当該薄膜p型層を高精度に制御して積層することは困難である。その主な理由として、前述したInP系材料で最も多用されるp型ドーパントのZnは熱拡散係数が大きく、結晶堆積後の作製プロセス等に置いて熱処理(エピタキシャル成長温度:600度程度)が加わることで、当該p型層を起点に他の層にZnが拡散してしまうためである。結果的に、例えば当該p型層に隣接するノンドープ層の一部がp型化してしまい、所望の空乏領域(電気的容量)が得られないだけでなく、光学損失増大を招く恐れも生じる。また、前記p型層が薄膜の場合には拡散後のp型層の不純物濃度が低下してしまい、所望の耐圧確保が困難となることや、ウエハ面内での電気的特性のバラつきが大きくなることが懸念される。
また、p型ドーパントとしてはZnよりも拡散係数の小さいBeもあるが、Beは有機金属気相成長(MOCVD)の工程において成長炉内へのドーパントのメモリ効果が懸念されるため、製造の観点で課題が残る。なお、分子線エピタキシー法(MBE)においてはBeが用いられるが、変調器の製造プロセス上、製造過程で高温アニール処理(MBEよりも成長温度が150度以上高いMOCVDによる結晶再成長)が加わるため、Zn同様やはりBeでも拡散が懸念される。
さらに、InP系材料のp型ドーパントとしては、IV族元素のC(炭素)も知られている。図1は、従来のCドープInP系光デバイスの層構造例の1つであり、Cドープp+型InGaAsコンタクト層6がZnドープp型InPクラッド層5の上に設けられた例である。光デバイスの構造としては、図1の下層から順に、半絶縁性InP基板1、Siドープn型InGaAsコンタクト層2、(Siドープ)n型InPクラッド層3、ノンドープコア・クラッド層4からなる。
また、図2は従来のCドープInP系光デバイスの層構造の別の例であり、図1と同様な光デバイス構造の上に、Cドープp−型InAlAsクラッド層7、Znドープp型InPクラッド層5、Znドープp+型InGaAsコンタクト層8からなる 。
しかし、これら従来のCドープp型層は何れもZnドープのP系化合物半導体(p型)とともに用いられているため前述のZnドープの問題点を有しており、P系化合物結晶とAs系化合物結晶の間の界面状態の高精度な制御が困難であり、却って電気的特性劣化を招きかねないものであった。結果的に、本来の特長である拡散係数が小さいという利点以上にプロセス上の課題が多く、実用的なデバイスへの応用には至っていない。無論、IQ光変調器を構成するMZ変調器に対しては専らp型層のドーパントはZnが主流である。
以上のことから、現状生産されている化合物半導体光変調器のp型ドーパントは依然としてZnが用いられており、npin構造の光変調器においても同様な問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
化合物半導体基板上に形成された半導体光変調素子において、p型層を高精度に制御して積層可能な層構造として、高速な半導体系光変調素子を実現することにある。
本発明の化合物半導体系光変調素子は、このような目的を達成するために、以下のような構成を備えることを特徴とする。
(発明の構成1)
III−V族化合物半導体の結晶基板の上に形成された半導体光変調素子であって、
前記結晶基板の面上に少なくとも第1のn型クラッド層、ノンドープコア層、p型クラッド層、第2のn型クラッド層が形成され、
前記第1または第2のn型クラッド層の少なくとも一方のV族元素にはP(燐)が含まれ、
前記p型クラッド層のV族元素はAs(ヒ素)のみから構成され、
前記p型クラッド層のドーパントとしてC(炭素)を用いる
ことを特徴とする半導体光変調素子。
(発明の構成2)
前記p型クラッド層の結晶組成がInAlAsである
ことを特徴とする発明の構成1に記載の半導体光変調素子。
(発明の構成3)
前記ノンドープコア層及び前記p型クラッド層が前記第1および第2のn型クラッド層の間に挟まれ、前記ノンドープコア層をi型として、上層から前記結晶基板の基板面に向かってn−i−p−n又はn−p−i−nの順に積層されている
ことを特徴とする発明の構成1または2に記載の半導体光変調素子。
(発明の構成4)
前記結晶基板はInPであり、前記第1または第2のn型クラッド層の少なくとも一方にInPを含む
ことを特徴とする発明の構成1から3のいずれか1項に記載の半導体光変調素子。
(発明の構成5)
発明の構成1から4のいずれか1項に記載の半導体光変調素子が、マッハ・ツェンダ干渉型の光回路のアーム光導波路に形成された位相変調器を構成することを特徴とする、マッハ・ツェンダ型光変調器。
以上記載の本発明によれば、化合物半導体結晶基板上に形成された半導体光変調素子において、p型層を高精度に制御して積層可能な層構造となり、高速な半導体系光変調素子を実現することが可能となる。
従来のCドープInP系光デバイスの層構造例1を示す図である。 従来のCドープInP系光デバイスの層構造例2を示す図である。 本発明の実施例1として作製した、半導体光変調素子の断面図である。 本発明の実施例2として作製した、半導体光変調素子の断面図である。 本発明の実施例3であるマッハ・ツェンダ型光変調器の概略平面図である。 図5中のVI−VIにおける光変調器断面の構造概要を示す図である。 図5中のVII−VIIにおける光変調器断面の構造概要を示す図である。 図5中のVIII−VIIIにおける光変調器断面の構造概要を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
本発明は、III−V族化合物半導体系光変調素子において、C(炭素、カーボン)をp型ドーパントとして用いる点に主たる特徴の1つを有する。Cをp型ドーパントとして用いる際に考慮すべき点が、下記の3点ある。
(1) CはZnやBe等のp型ドーパントの中で最も拡散係数の小さいドーパントである。
このため、ドーピング後の熱処理などによるドーパントの拡散を抑えることができる。
(2)CはZnやBe等のp型ドーパントの中で最も活性化率が高いドーパントとして知られている。
即ち、ある一定のキャリア濃度を得るためにドーピングする不純物原子の絶対数を減らすことができるため、単位長さあたりの光学的材料吸収量を減らすことができる。これはレーザー等よりも導波路長が長く、光学損失低減が求められる半導体光変調素子においては大変有利な点である。
(3)CをドーパントとしてIII−V族化合物半導体をp型化させるためには、結晶のV族サイトに燐(P)を含まない組成である必要がある。
これは、CはIV族元素であるので、III−V族化合物半導体に対しては、化合物の元素の組み合わせによりp型にもn型にもなる両性ドーパントとして作用するためである。このため、Cをp型ドーパントとして機能させるためには、V族にPを含まない、例えばV族がヒ素(As)のみからなる(ヒ素系化合物)InGaAs,AlGaAs,InAlAs等の化合物半導体である必要がある。一般に、Pを含んだ化合物結晶(P系化合物)では、Cをドープすることでp型ではなくn型化することが知られているからである。
これらの結晶は主にGaAs基板上デバイスにおいて用いられることが多く、図1、図2の従来例について述べたように、InP基板上デバイスへのp型ドーパントとしてのCの応用は限定的である。前述のように、InP光デバイスへのCドープの応用例としては、従来より例えば高濃度p型コンタクト層などとしてInGaAsのようなコアのバンドギャップよりも小さい組成結晶に対してCをドープしたり(図1)、ノンドープコア層とZnドープのp型InPクラッドなどの間にCドープのp型InAlAs層を挟んで、ノンドープ層へのZn拡散を防止することを目的としたもの(図2)が挙げられる。
しかし、これら従来のCドープp型層は何れもZnドープのP系化合物半導体(p型)とともに用いられているため、前述のZnドープの問題点を有しており、P系化合物結晶とAs系化合物結晶の間の界面状態の高精度な制御が困難であり、却って電気的特性劣化を招きかねないものであった。結果的に、前述のように本来の特長である拡散係数が小さいという利点以上にプロセス上の課題が多く、実用的なデバイスへの応用には至っていない。無論、IQ光変調器を構成するMZ変調器に対しては専らp型層のドーパントはZnが主流である。
一方、本発明に係る光変調器ではp型半導体は電流ブロックとしての機能のみを果たせばよいため、前述のようにZnドープのP系化合物半導体と組み合わせて堆積する必要が無い。即ちプロセス上の課題も少なく、Znドーピングの場合と比べて高精度な制御が可能であり、光学損失及び電気特性の改善が見込まれる。
(実施例1)
図3に、本発明の実施例1として作製した、半導体光変調素子の断面図を示す。
図3の実施例1の半導体光変調素子は、半絶縁性InP基板31上に、nipn型の半導体層構造の構成を有する。具体的には半導体層は上層から、n型コンタクト層37、n型クラッド層35、ノンドープコア・クラッド層34(i型)、電流障壁となる薄膜のp型クラッド層36、n型クラッド層33、n型コンタクト層32の順にInP基板31上に積層されている。
例えばn型コンタクト層32、37はキャリア濃度が1E+19cm-3のSiドープInGaAsとし、n型クラッド層33,35はキャリア濃度が1E+18cm-3のSiドープInPとする。また、p型クラッド層36のキャリア濃度は光吸収係数及び電子障壁となるポテンシャルエネルギーから鑑みて5E+17〜1E+18cm-3のInAlAsとした。このInAlAsp型クラッド層36でCをp型ドーパントとすべく、原料にはCBr4を用いた。
このCドープのInAlAsp型クラッド層36の層厚は、ウエハ面内で十分な電気耐圧が確保され、且つ光学・RF損失が十分小さい範囲で決定される。具体的には、ウエハ面内のドーピング濃度及び層厚バラつき(例えば±10%)を加味して、最低でも50nm以上が望ましく、損失が無視できる厚さ(例えば200nm)以下が望ましい。なお、本実施例1では十分に耐圧が確保できる厚さとして、100nmとした。
結晶成長はMBEにより、半絶縁性InP(100)基板31上に堆積した。コア層34のバンドギャップ波長は、動作光波長で高効率に電気光学効果を有効に作用させ、且つ光吸収が問題にならない範囲で決定させる。例えば1.55ミクロン帯の場合には、コア層34の発光波長を1.4ミクロンメートル程度とする。コア層34は高効率変調の観点で望ましくはInGaAlAs/InAlAsの多重量子井戸構造で形成させるが、例えばInGaAsP/InP,InGaAsP/InGaAsPのような多重構造としても本発明の有用性が失われないことは明らかである。
また、p型層36以外のコンタクト層、クラッド層の組成は上記に限定されず、例えばInGaAsP組成を用いたとして問題ない。p型層36としては、InAlAs以外にもV族がAsのみからなり、InPよりもバンドギャップの大きいInGaAlAsなどを用いても問題ない。なお、上記組成結晶は基本的にInPと格子整合したものであるが、臨界膜厚に達しない範囲で組成を格子整合条件から変化させても問題ない。また結晶成長法はMBEに限らず、例えばMOCVDを用いても本発明の有用性は失われない。
(実施例2)
図4には、本発明の実施例2として作製した、半導体光変調素子の断面図を示す。
図4の実施例2では、図3の実施例1と同じ層には同じ番号を付しているが、実施例1と異なりCドープのp型クラッド層36をノンドープコア・クラッド層34の上層に堆積した、npin型の層構造を採用している。このような層構造でも本発明の有用性は変わらない。この場合、逆方向バイアス電圧印加時の電源極性がnipn型とは逆になること、及び変調効率の観点で変調器の導波路ストライプ方向がnipn型の場合と90度異なる点に注意する必要がある(特許文献2参照)。
(実施例3:マッハ・ツェンダ型光変調器)
図5には、本発明の実施例3であるマッハ・ツェンダ型光変調器の概略平面図を示す。
実施例3のマッハ・ツェンダ型光変調器は、光導波路53から入力された光信号を上下のアーム光導波路に二分岐して、それぞれのアーム光導波路に設けられた位相変調器52により光位相変調した後、合波して光出力するマッハ・ツェンダ干渉計型の光回路構成である。各位相変調器52は実施例1ないし2の半導体光変調素子により構成されている。図5には、バイアス電圧印加用の電極51も図示されている。
図5の光変調器の製造工程としては概略、まず基板上に図3または図4の半導体光変調素子に対応する層構造を成膜する。その後、素子間の電気分離を目的として変調に寄与しない領域の上部n型クラッド層35およびn型コンタクト層37をドライエッチング及びウェットエッチングで除去する。また、光学損失低減の観点から当該除去箇所を更に半絶縁性InPによって埋め戻す(後述の図7、図8も参照)。
その後、図5に示すように[011]面方向と等価な方向に形成されたSiO2からなるMZ干渉計導波路パターンを形成し、ドライエッチング加工を用いてハイメサ形状光導波路53を形成する。なお、前記光導波路53はハイメサ形状以外にも例えばリッジ形状の導波路を用いても問題ない。続いて下層n型クラッドにバイアス電圧を印加させるために、ドライ・ウェットエッチングを更に行い、下層n型コンタクト層の一部を露出させ、その上にバイアス電圧印加用の電極51を形成する。その後、高周波電極パターンを金メッキ法により形成してマッハ・ツェンダ型光変調器とする。
図6は、実施例3図5中のVI−VIにおける光変調器の断面の構造概要を示す図である。図5のマッハ・ツェンダ型光変調器の2本のアーム光導波路の断面が同一構造で示されている。各アームの断面構造(61〜67)は、位相変調器52の電極68のほかは、実施例1の図3の半導体光変調素子の断面構造に対応している。
図7は、実施例3図5中のVII−VIIにおける変調素子断面の構造概要を示す図である。図5の位相変調器52は無い部分であるため、図6にあった電極68はなく、上部のn型クラッド層65、コンタクト層67の代わりに(Feドープ)半絶縁性InPクラッド層75で覆われた2本の光導波路の主要構造と、バイアス電圧印加用電極51の断面の構造概要が示されている。
図8は、実施例3図5中のVIII−VIIIにおける変調素子断面の構造概要を示す図である。図7と同様の、但し合波した後の1本の光導波路の断面が示されている。
位相変調器52の高周波電極は、高速化の観点で進行波型(分布定数型)が望ましいが、例えば集中定数型電極を用いたとしても本発明の有用性は失われない。
以上記載の本発明によれば、化合物半導体基板上に形成された半導体光変調素子において、p型層を高精度に制御して積層可能として、高速な化合物半導体光変調素子を実現することが可能となる。
1、31、61 半絶縁性InP基板
2、32、37、62、67 Siドープn型InGaAsコンタクト層
3、33,35、63,65 (Siドープ)n型InPクラッド層
4、34、64 ノンドープコア・クラッド層
5 Znドープp型InPクラッド層
6 Cドープp+型InGaAsコンタクト層
7 Cドープp−型InAlAsクラッド層
8 Znドープp+型InGaAsコンタクト層
36、66 Cドープp型クラッド層
51 バイアス電圧印加電極
52 位相変調器
53 光導波路
68 電極
75 (Feドープ)半絶縁性InPクラッド層

Claims (5)

  1. III−V族化合物半導体の結晶基板の上に形成された半導体光変調素子であって、
    前記結晶基板の面上に少なくとも第1のn型クラッド層、ノンドープコア層、p型クラッド層、第2のn型クラッド層が形成され、
    前記第1または第2のn型クラッド層の少なくとも一方のV族元素にはP(燐)が含まれ、
    前記p型クラッド層のV族元素はAs(ヒ素)のみから構成され、
    前記p型クラッド層のドーパントとしてC(炭素)を用いる
    ことを特徴とする半導体光変調素子。
  2. 前記p型クラッド層の結晶組成がInAlAsである
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体光変調素子。
  3. 前記ノンドープコア層及び前記p型クラッド層が前記第1および第2のn型クラッド層の間に挟まれ、前記ノンドープコア層をi型として、上層から前記結晶基板の基板面に向かってn−i−p−n又はn−p−i−nの順に積層されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体光変調素子。
  4. 前記結晶基板はInPであり、前記第1または第2のn型クラッド層の少なくとも一方にInPを含む
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の半導体光変調素子。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の半導体光変調素子が、マッハ・ツェンダ干渉型の光回路のアーム光導波路に形成された位相変調器を構成することを特徴とする、マッハ・ツェンダ型光変調器。
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