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JP2018189674A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2018189674A
JP2018189674A JP2017089084A JP2017089084A JP2018189674A JP 2018189674 A JP2018189674 A JP 2018189674A JP 2017089084 A JP2017089084 A JP 2017089084A JP 2017089084 A JP2017089084 A JP 2017089084A JP 2018189674 A JP2018189674 A JP 2018189674A
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真吾 磯部
Shingo Isobe
真吾 磯部
英孝 上村
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英孝 上村
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Abstract

【課題】開放絞り値の事前把握が困難なレンズ装置が装着された場合、プログラム線図における位置の把握が困難となる。【解決手段】被写体を撮像する撮像手段と、これに着脱可能で絞り機構を備えた光学装置と、撮像された被写体に対して、任意のプログラム線図に基づいて自動で露出を調整する自動露出手段と、これにより設定された現在の露出設定値がプログラム線図中のどの位置にいるかを算出する線図位置情報算出手段と、を備えた撮影装置であって、光学装置から絞り機構の開放絞り値を検出する開放絞り値検知手段と、線図位置情報算出手段により算出された線図位置情報を表示する表示手段と、開放絞り値検知手段によって開放絞り値が検出できた場合は、線図位置情報表示手段によって、信頼性のある値であることを示す線図位置表示を行い、開放絞り値検知手段によって、開放絞り値が得らない場合は、線図位置情報表示手段によって、信頼性のない値であることを示す線図位置表示を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、自動露出の連動範囲の表示が可能な撮像装置に関する。
従来、撮像装置の自動露出制御(AE)のモードとして、絞りを優先するAvモード、シャッタを優先するTvモード、シャッタと絞りを優先するAGCモードなどがある。Avモードでは撮影者が絞り値を設定し、撮像装置がシャッタとゲインを変更して撮影を行う。Tvモードでは撮影者がシャッタを設定し、撮像装置が絞りとゲインを変更して撮影を行う。AGCモードでは撮影者が絞りとシャッタを設定し、撮像装置はゲインを変更して撮影を行う。
特許文献1には、自動露出プログラムにおいて周囲の輝度変化に応じたシャッタ速度と絞り値との組み合わせをプログラム線図として表示する撮像装置について提案されている。しかし、環境光によっては、プログラム線図の端付近となってしまい、環境光の変化に対して他の露出パラメータを利用したオート制御では追従出来ない(適正露出に出来ない)場合があった。
そこで特許文献2には、自動露出プログラムにおける各露出パラメータの組み合わせについて、連動範囲とその位置を関連づけて表示する例が提案されている。すなわち、プログラム線図上の位置とプログラム線図の端までの余裕分を表示することで、環境光が変化した場合に適正露光で撮影が可能であるかの目安を撮影者に提示することができる。
特開昭62−201427号公報 特開2011−59499号公報
しかしながら、撮像装置に着脱可能な様々なレンズ装置のなかでは、絞り値の開放端位置の事前把握が困難なものがある。そのようなレンズ装置が撮像装置に装着された場合は、プログラム線図上の位置を正確に把握することが困難となる。さらに、レンズ装置に備わっているエクステンダやズームレンズの操作により開放絞り値が変化する場合があり、開放端位置の把握がより困難となる。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
被写体を撮像するための撮像手段と、前記撮像手段に着脱可能で絞り機構を備えた光学装置と、前記撮像手段により撮像された被写体に対して、任意のプログラム線図に基づいて自動で露出を調整するための自動露出手段と、前記自動露出手段により設定された現在の露出設定値が前記プログラム線図中のどの位置にいるかを算出する線図位置情報算出手段と、を備えた撮影装置であって、前記光学装置から前記絞り機構の開放絞り値を検出するための開放絞り値検知手段と、前記線図位置情報算出手段により算出された線図位置情報を表示するための表示手段と、前記開放絞り値検知手段によって前記開放絞り値が検出できた場合は、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のある値であることを示す線図位置表示を行い、前記開放絞り値検知手段によって、開放絞り値が得らない場合は、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のない値であることを示す線図位置表示を行うことを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、レンズ装置から取得された絞り値の信頼度に応じて、プログラム線図上の現在位置表示を切り替えることで、現在の露出設定値におけるプログラム線図上の位置を把握することが可能となる。
デジタルビデオカメラの外観図 デジタルビデオカメラの内部構成を示すブロック図 Tvモードにおけるプログラム線図の例 カメラ制御部119および画像処理部118が実行するフローチャート S1030のサブルーチン Avモードにおけるプログラム線図の例 AGCモードにおけるプログラム線図の例 S1080のサブルーチン S1086のサブルーチン S1090のサブルーチン プログラム線図位置の文字による画面表示例 プログラム線図位置のインジケータによる画面表示例
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1である撮像装置としてのレンズ交換型デジタルビデオカメラ(以下、単にカメラ100という)の外観を示している。なお、本実施例ではレンズ交換型デジタルビデオカメラについて説明するが、後述する処理は一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラなど、レンズ交換式の各種撮像装置において行うことができる。
図1において、モニタ28および電子ビューファインダ29は、画像や各種情報を表示する。START/STOPボタン61は撮像(記録)の開始と終了を指示するユーザ(撮影者)により操作される操作部材である。電源/モードスイッチ72は電源のオン/オフ、撮像モードおよび再生モードを切り替えるためにユーザにより操作される操作部材である。操作パネル70には、ユーザによる操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の複数の操作部材が配置されている。コネクタ12は、カメラ100から外部モニタや外部記録装置に映像信号を出力するためのコネクタであり、外部出力I/F部120を構成する。バッテリーカバー11は、カメラ100に装填されたバッテリーを保持するカバーである。アクセスランプ13は、記録用のカードスロットの状態を表示するランプである。
図2は、カメラ100の内部構成を示している。なお、図2では、機能ごとに構成要素として分けて示しているが、これらは1つまたは複数のASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のハードウェアによって実現されてもよい。また、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。
カメラ100は、図1に示したモニタ28、電子ビューファインダ29およびアクセスランプ13を含む表示部107を有する。外部出力部121は、カメラ100の外面に露出しており、外部出力I/F部120に接続されている。
交換レンズ101は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、絞り、防振用シフトレンズ、エクステンダ等を含む撮影光学系(図示せず)を収容している。NDフィルタ103は、交換レンズ101に設けられた絞りとは別に入射光量を調整する(減少させる)ためにカメラ100内に設けられている。
撮像素子102は、それぞれ光電変換素子を含む複数の画素が2次元配列された構成を有する。撮像素子102は、撮影光学系により形成された被写体像(光学像)を画素ごとに光電変換、つまりは撮像してアナログ信号を生成し、これをA/D変換回路によりデジタル信号に変換して画素単位のRAW画像データを出力する。
メモリI/F部116は、撮像素子102から出力された全画素分のRAW画像データをメモリ117に書き込んだり、メモリ117に保持されたRAW画像データを読み出して画像処理部118に出力したりする。メモリ117は、数フレーム分の全画素RAW画像データを格納する揮発性の記憶媒体である。
画像処理部118は、メモリI/F部116からの全画素分のRAW画像データに対してガンマ補正、色分離、色差マトリクス等の処理を施し、同期信号を加えて記録用または表示用の映像データとして出力する。また画像処理部118は、画像処理部118に入力されたRAW画像データ各画素の輝度値から測光値を得て後述するカメラ制御部119へ提供する。
カメラ制御部119は、CPU、ROM、RAM等を備え、CPUがROMに格納されたコンピュータプログラムをRAMの作業領域に展開して実行することにより、カメラ100の動作全体を制御する。また、カメラ制御部119は、ROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、後述する処理を実行する。RAMは、カメラ制御部119の動作用の定数や変数を保持したり、ROMから読み出したプログラム等を展開したりする。後述する評価値算出処理や露出制御処理はカメラ制御部119で実行される。
記録媒体I/F部104は、記録媒体105とカメラ100とのインタフェースであり、記録媒体105に対する画像処理部118から入力された映像データの記録や記録された映像データの読み出しを制御する。記録媒体105は、半導体メモリ等で構成されている。
表示用I/F部106は、画像処理部118からの映像データおよびGPU115で描画されてVRAM(Video RAM)に保持された画像データに対して重畳合成処理やリサイズ処理を行い、該処理後の映像または画像データを表示部107に出力する。表示部107は、表示用I/F部106から出力された映像データを画角確認用に表示する。GPU115は、ビデオカメラの各種情報表示やメニュー画面をVRAMに描画するレンダリングエンジンである。
ゲイン制御部109、シャッタ制御部110、ND制御部111および絞り制御部112は露出制御のために設けられている。カメラ制御部119は画像処理部118から提供される前述の測光値、あるいはユーザがマニュアル設定した動作パラメータに基づき、各制御部109〜112を制御する。ゲイン制御部109は、撮像素子102のゲインを制御する。シャッタ制御部110は、撮像素子102のシャッタスピードを制御する。ND制御部111は、NDフィルタ103を介して撮像素子102に入射する光量を制御する。絞り制御部112は、交換レンズ101の絞り機構を制御する。絞り制御部112は、交換レンズ101から現在の絞り値や開放絞り値を取得する。
カメラ制御部119は、評価値算出機能や露出制御機能を備える。前述の画像処理部118から出力された測光値から、撮影された映像が適正な露出状態であるかどうかを判定するための評価値を算出する。評価値の算出結果を受けて、ゲイン制御部109、シャッタ制御部110、ND制御部111および絞り制御部112に対して制御指令を出す。あらかじめ設定されているプログラム線図を元に、適正な被写体像の輝度レベルを得るまで繰り返し実行される。例えばTvモードが選択された場合のプログラム線図を図3に示す。
カメラ制御部119は、交換レンズ101上に設けられたAF/MFスイッチ135の操作を通じてユーザによりAF(オードフォーカス)モードが選択されている場合は、フォーカス制御部113を介してAF制御を行う。具体的には、焦点検出部108が撮像素子102から出力された映像データの高周波成分からコントラスト評価値信号を生成する。カメラ制御部119は、該コントラスト評価値信号がピークとなる合焦位置を探索するようにフォーカスレンズの駆動を制御する。一方、AF/MFスイッチ135の操作を通じてMF(マニュアルフォーカス)モードが選択されている場合は、カメラ制御部119はAF制御を停止する。これにより、ユーザによる交換レンズ101上に設けられたフォーカスリング134の回転操作に応じたフォーカスレンズの位置調整が可能となる。
カメラ制御部119は、交換レンズ101上に設けられたServo/Maualスイッチ139の操作を通じて、ユーザによりServoモードが選択されている場合は、ズーム制御部136を介してズーム制御を行う。具体的には、後述する外部操作部123に設けられた不図示のズーム操作部材により操作された信号が外部操作用I/F部122を通じてカメラ制御部119に入力される。カメラ制御部119は、入力されたズーム操作部材の操作量にもとづいてズーム制御部136を経由してスピード制御あるいはポジション制御などを行う。カメラ制御部119は、ズーム制御部136を通じて、交換レンズ101のズームレンズの位置情報や焦点距離情報を取得することができる。一方、Servo/Maualスイッチ139の操作を通じてManualモードが選択されている場合は、カメラ制御部119あるいは交換レンズ101はズーム制御を停止する。これにより、ユーザによる交換レンズ101上に設けられたズームリング138の回転操作に応じたズームレンズの位置調整が可能となる。
交換レンズ101に設けられたEXT切替スイッチ140は、交換レンズ101に備わったエクステンダを切り替えるために用いられる。カメラ制御部119はEXT状態取得部137を通じて、交換レンズ101のエクステンダの倍率情報を取得することができる。またこのとき、交換レンズ101からはエクステンダ有効時の焦点距離情報を得ることができる。焦点距離を大きくしたとき、有効口径を超える開口絞り値が必要になった場合に撮像素子に入射する光量が落ちることが知られている。このとき、Fドロップと呼ばれる現象が発生し、本来よりも絞られた位置が開放絞り位置となることがある。
カメラ制御部119は、画像処理部118からの映像データ(連続するフレーム画像)から撮像中に生じた振れを示す情報(振れ情報)としての動きベクトルを検出する。そして、カメラ制御部119は、検出した動きベクトルに基づいて、光学防振制御部114を通じ交換レンズ101内の防振用シフトレンズを用い、像振れを低減(補正)するように光軸に直交する方向に移動(シフト)させる光学防振処理を行う。
外部出力I/F部120は、画像処理部118からの映像データにリサイズ処理を行ったり外部出力部121の規格に適した信号変換および制御信号の付与を行ったりして、その結果得られた映像データを外部出力部121に出力する。外部出力部121は、映像データを外部出力する端子であり、SDI端子やHDMI(登録商標)端子等である。外部出力I/F部120には、モニターディスプレイや外部記録装置が接続可能である。
外部操作用I/F部122は、外部操作部123による制御指示を受信し、カメラ制御部119へ通知するインタフェースであり、赤外線受光部、無線LANインタフェースおよびLANC(登録商標)端子等のリモコン受信部に相当する。外部操作部123は、外部操作用I/F部122に対して各種指示を送信するリモコン送信部に相当する。
次に、カメラ100においてカメラ制御部119が行う露出制御処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。
カメラ100に電源が投入されると、前述の通りカメラ制御部119にはコンピュータプログラムがロードされ、図4のS1010から順番に処理が実行される。なお、図4のS1100まで処理が実行されると再びS1020からループ処理されることとなるが、S1020からS1100までの処理は1フレームごとに行われるものとして説明する。
図4のS1010では、カメラ100の電源投入時におけるカメラ制御部119の初期化処理が実行される。例えば、ゲイン制御部109に対しては、ゲインが0dBを設定する。シャッタ制御部110に対しては、シャッタ速度を1/60秒に設定する。ND制御部111に対しては、最大の透過率となるNDフィルタを設定する。絞り制御部112に対しては開放絞り値を設定する。各制御部109〜112は、設定された値にしたがって制御する。
次に、図4のS1020では露出モードの設定を行う。ユーザは図2の外部操作部123を操作し、Tvモード、Avモード、AGCモードのうちいずれか1つの露出モードを選択する。選択された露出モードは、外部操作用I/F部122を経由し、カメラ制御部119へ通知され、露出モードとして設定される。
図4のS1030ではプログラム線図の切り替えを行う。S1030のサブルーチンを図5に示す。
図5のS1031では前述のS1020で選択された露出モードの判定を行う。TvモードであればS1032へ進み、AvモードであればS1033へ進み、AGCモードであればS1034へ進む。S1032ではTvプログラム線図が設定される。Tvプログラム線図は図3で示した通りである。S1033ではAvプログラム線図が設定される。Avプログラム線図の例を図6に示す。S1034ではAGCプログラム線図が設定される。AGCプログラム線図の例を図7に示す。S1032、S1033、S1034のいずれかが実行されると、図5のサブルーチンを終了し、図4のS1040へ進む。
図4のS1040では撮像処理が行われる。前述までに設定されたゲインおよびシャッタ速度にもとづいて、撮像素子102が撮像制御される。設定されたシャッタ速度による撮像が行われたあと、前述の通りRAW画像が出力され、画像処理部118への出力およびメモリ117への格納が行われる。
図4のS1050では適正露出判定処理が行われる。前述の通り、カメラ制御部119は画像処理部118から測光値を取得し、撮影された映像が適正な露出状態であるかどうかを判定するための評価値を算出する。評価値の算出結果があらかじめ設定されている評価値の目標値と同じ値となっているか判定する。
図4のS1060では、S1050での判定結果を受けて、S1050で算出した評価値と、前述のあらかじめ設定されている目標値と同じになるように露出パラメータを設定する。図4のS1030で設定したプログラム線図上でEV値をシフトさせて、各EV値にしたがったゲイン値、シャッタ速度、絞り値などを各制御部109〜112に設定する。
図4のS1070ではカメラ100に装着された交換レンズ101と通信を行う。S1060で設定された絞り値を絞り制御部112を通じて、交換レンズ101に反映させる。また、交換レンズ101の焦点距離情報、フォーカス位置情報、エクステンダ位置情報、開放絞り値と絞り値の情報などを取得する。このとき、開放絞り値が取得できた場合は開放絞り値を記憶すると共に、開放絞り値取得可否フラグを真と設定する。開放絞り値が取得できなかった場合は、開放絞り値取得可否フラグを偽と設定する。ただし、開放絞り位置が取得できない場合でも、交換レンズ101に設定された絞り値に対して取得された絞り値に至らない場合は、開放端に達したと判定し、開放絞り値取得可否フラグを真と設定する。また、ズームやエクステンダなどの操作が行われ、焦点距離が変化した場合は、Fドロップと呼ばれる現象が発生することになる。この場合は開放絞り値が変化することとなるため、開放絞り値取得可否フラグを偽と設定する。
図4のS1080ではプログラム線図位置算出を行う。S1080のサブルーチンを図8に示す。
図8のS1081では交換レンズ101の開放絞り値の取得可否について判定する。図4のS1070で設定した開放絞り値取得可否フラグが真である場合はS1082へ進み、偽である場合はS1083へ進む。
図8のS1082では絞り位置を算出する。絞り位置の算出式を式(1)に示す。式(1)中の開放絞り値とは、S1070で取得された値である。Close側絞り値とは、プログラム線図上最もClose側にとしている絞り値である。すなわち、プログラム線図上の絞り機構の可動範囲において、開放側を100%とした場合の現在絞り位置の割合が算出される。
絞り位置[%]=(|現在絞り置−Close側絞り値|×100)
/|開放絞り値−Close側絞り値|・・・式(1)
図8のS1083では、絞り位置を100[%]に設定する。S1070において、開放絞り値が取得できなかった場合は、絞り値の動作範囲が判断できないと判断する。このとき、得られた絞り値の信頼性が無いものと判定し、絞り位置を100[%]とすることで、後述するプログラム線図位置を算出したときに、プログラム線図位置における現在位置と端位置との最低余裕分を把握することができる。
図8のS1084ではゲイン位置を算出する。ゲイン位置の算出式を式(2)に示す。プログラム線図上のゲイン値の可動範囲において、最大ゲイン値を100%とした場合の現在ゲイン値の割合が算出される。
ゲイン位置[%]=(|現在ゲイン値−最低ゲイン値|×100)
/|最大ゲイン値−最低ゲイン値|・・・式(2)
図8のS1085ではシャッタ位置を算出する。シャッタ位置の算出式を式(3)に示す。ゲイン位置と同様に、プログラム線図上のシャッタ値の可動範囲において、最長シャッタ速度を100%とした場合の現在シャッタ値の割合が算出される。ただし、シャッタ値は一般的に1/X秒で示されることが多く、そのままの値では正しいシャッタ位置が算出されない。そこで、現在シャッタ値、最短シャッタ値、最長シャッタ値、最短シャッタ値は−log2(シャッタ速度)などでTv値に変換したうえで式(3)を用いると良い。
シャッタ位置[%]=(|現在シャッタ値−最短シャッタ値|×100)
/|最長シャッタ値−最短シャッタ値・・・式(3)
図8のS1086ではS1082からS1085までで算出された各位置を露出モード別に集計し、プログラム線図上の位置を算出する。S1086のサブルーチンを図9に示す。
図9のS10861では露出モードを判定を行う。TvモードであればS10862へ進み、AvモードであればS10863へ進み、AGCモードであればS10864へ進む。
図9のS10862ではTvモードにおけるプログラム線図位置が集計される。この算出式を式(4)に示す。
Tvモードプログラム線図位置=(ゲイン位置+絞り位置)/2・・・式(4)
図9のS10863ではAvモードにおけるプログラム線図位置が集計される。この算出式を式(5)に示す。
Avモードプログラム線図位置=(ゲイン位置+シャッタ位置)/2・・・式(5)
図9のS10864ではAvモードにおけるプログラム線図位置が集計される。この算出式を式(5)に示す。
AGCモードプログラム線図位置=ゲイン位置・・・式(6)
図9のS10862、S10863、S10864のいずれかが実行されると、図9および図8のサブルーチンを終了し、図4のS1090へ進む。
図4のS1090ではプログラム線図位置を表示する。S1080で算出されたプログラム線図位置を表示用I/F部106を経由し表示部107に表示する。S1090のサブルーチンを図10に示す。
図10のS1091では、図8のS1081と同様に開放絞り値取得可判定を行う。図4のS1070で設定した開放絞り値取得可否フラグが真である場合はS1092へ進み、偽である場合はS1093へ進む。
図10のS1092では図8のS1086で算出されたプログラム線図位置がレンジA内であるかを判定する。レンジAの値は任意の範囲で良い。例えば、レンジAを10%から90%などと設定する。算出されたプログラム線図位置がレンジAよりも外側にいる(10%未満あるいは900%より大きい)場合はプログラム線図上の余裕分が無くなってきたことを判定することができる。S1092が真である場合はS1094へ進み、偽である場合S1095へ進む。
図10のS1093では、S1080で算出されたプログラム線図位置が信頼性の無いものであると判定し、信頼性無し表示色設定として例えばグレー色を設定する。ここで設定された表示色で後述するプログラム線図位置表示を行う。
図10のS1094では、S1080で算出されたプログラム線図位置が信頼でき、かつレンジA内に位置している線図位置と判断され、通常の表示色(例えば白色)が設定される。
図10のS1095では、S1080で算出されたプログラム線図位置がレンジA外にあり、ユーザへ警告表示を行うための警告表示色(例えば黄色や赤色)を設定する。
図10のS1096ではS1093からS1095で設定された表示色により、S1080で算出されたプログラム線図位置が画面に表示される。プログラム線図位置の画面表示例を図11に示す。図10で設定された表示色は、図11で表示しているAE(75%)の文字表示色を変更する。S1096が実行されると図4のS1100へと進む。
図4のS1100では、前述の通り外部操作部123から映像データが出力される。このとき、ビデオカメラのプログラム線図位置の表示を含む各種情報表示が映像データに重畳される。
このように、取得された絞り値の信頼度に応じて、プログラム線図位置の表示色を切り替えることによって、表示されているプログラム線図位置の信頼度をユーザに視認させることができる。カメラ100に装着された交換レンズ101から開放絞り値が取得できなかったとしても、例えばグレー色によるプログラム線図位置が表示される。本発明では、絞り位置を100%としてプログラム線図位置を算出しているため、グレー色によるプログラム線図位置の最大位置に対する最低余裕分は保証することができる。また、グレー色表示状態であったとしても絞り機構を制御する過程で開放端やClose端に達した場合は、S1070で説明したように、開放絞り値取得可否フラグが真となるため、白色表示に復帰させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
なお、本稿で述べた露出モードを組み合わせ、すべて自動となる露出モードで実施しても本発明が適用できる。また、ND制御部111を含めた自動露出として実施しても良い。
また、図10および図11では、プログラム線図位置を文字によって示す表示例を示したが、図12に示すようにインジケータを用いたGUI(Graphic User Interface)としても良い。
また、S1070で説明したようにズームやエクステンダが操作された場合は、開放絞り値取得可否フラグが偽と設定されるが、以下の式(7)によって、装着された交換レンズ101の開放絞り値を計算することができる。計算された開放絞り値にもとづき、プログラム線図位置を再計算しても良い。なお、有効口径とは交換レンズ101が備えるものであり、レンズごとに異なる。有効口径値は、交換レンズ101から取得しても良いし、レンズごとにあらかじめプログラムなどに保持しても良い。
開放絞り値=焦点距離[mm]/有効口径[mm]・・・式(7)
以上、本発明を実施するための好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の構成に限定されるものでなく種々の実施形態および変形例に適用可能である。
100 カメラ、11 バッテリーカバー、12 コネクタ、
13 アクセスランプ、28 モニタ、29 電子ビューファインダ、
61 START/STOPボタン、70 操作パネル、
72 電源/モードスイッチ、101 交換レンズ、102 撮像素子、
103 NDユニット、104 記録媒体I/F部、105 記録媒体、
106 表示用I/F部、107 表示部、108 焦点検出部、
109 ゲイン制御部、110 シャッタ制御部、111 ND制御部、
112 絞り制御部、113 フォーカス制御部、114 像ブレ補正制御部、
115 GPU、116 メモリI/F部、117 メモリ、118 画像処理部、
119 カメラ制御部、120 外部出力用I/F部、121 外部出力部、
122 外部操作用I/F部、123 外部操作部、124 メニューキー、
125 十字キー、126 ダイヤル、127 SETキー、
128 キャンセルキー、129 ワンショットAFキー、
130 AFロックキー、131 拡大キー、132 DISPLAYキー、
133 START/STOPキー、134 フォーカスリング、
135 AF/MFスイッチ、136 ズーム制御部、137 EXT状態取得部、
138 ズームリング、139 Servo/Manualスイッチ、
140 EXT切替スイッチ

Claims (6)

  1. 被写体を撮像するための撮像手段と、
    前記撮像手段に着脱可能で絞り機構を備えた光学装置と、
    前記撮像手段により撮像された被写体に対して、任意のプログラム線図に基づいて自動で露出を調整するための自動露出手段と、
    前記自動露出手段により設定された現在の露出設定値が前記プログラム線図中のどの位置にいるかを算出する線図位置情報算出手段と、
    を備えた撮影装置であって、
    前記光学装置から前記絞り機構の開放絞り値を検出するための開放絞り値検知手段と、
    前記線図位置情報算出手段により算出された線図位置情報を表示するための表示手段と、
    前記開放絞り値検知手段によって前記開放絞り値が検出できた場合は、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のある値であることを示す線図位置表示を行い、
    前記開放絞り値検知手段によって、開放絞り値が得らない場合は、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のない値であることを示す線図位置表示を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記絞り機構に加え、変倍レンズ機構を備えた前記光学装置と、前記変倍レンズ機構の動作により前記光学装置の焦点距離が変化したことを検知する焦点距離状態検出手段と、前記焦点距離状態検出手段によって前記光学装置の焦点距離が変化したことを検知した場合、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のない値であることを示す線図位置表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記線図位置情報算出手段は、前記開放絞り値検知手段によって開放絞り値が得られない場合、現在の絞り位置を開放端として線図位置情報算出を行い、前記線図位置情報表示手段によって、信頼性のない値であることを示す線図位置表示を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記光学装置から前記光学装置の有効口径を取得する有効口径取得手段を備え、前記開放絞り値検知手段によって、開放絞り値が得られず、前記焦点距離状態検出手段により、前記光学装置の焦点距離情報が変化した場合は、前記焦点距離の変化量と前記有効口径にもとづいて開放絞り値を算出し、算出された開放絞り値に基づいて、前記線図位置表示を行うことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記変倍レンズ機構はズームレンズであることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記変倍レンズ機構はエクステンダであることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れか一項に記載の撮像装置。
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