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JP2018189370A - 電圧検出回路および蓄電システム - Google Patents

電圧検出回路および蓄電システム Download PDF

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JP2018189370A JP2015194129A JP2015194129A JP2018189370A JP 2018189370 A JP2018189370 A JP 2018189370A JP 2015194129 A JP2015194129 A JP 2015194129A JP 2015194129 A JP2015194129 A JP 2015194129A JP 2018189370 A JP2018189370 A JP 2018189370A
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voltage detection
capacitor
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Hiroshi Takao
宏 鷹尾
憲作 福本
Kensaku Fukumoto
憲作 福本
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Abstract

【課題】直列接続された複数のセルと電圧検出回路間の電圧計測線の断線をより早期に検出する。【解決手段】電圧検出回路(11)は、直列接続された複数の蓄電セル(B1〜B5)間の各ノードと複数の電圧計測線(L0〜L5)で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セル(B1〜B5)の電圧を検出する。複数の電圧計測線(L0〜L5)の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セル(B1〜B5)と並列にコンデンサ(C1〜C5)が接続されている。複数のコンデンサ(C1〜C5)の内、1つおきにコンデンサ(C1、C3、C5)と並列にインピーダンス素子(R1u、R3u、R5u)が接続される。【選択図】図2

Description

本発明は、電圧検出回路および蓄電システムに関する。
近年、車載用途や、バックアップやピークシフト用途に、リチウムイオン電池を用いた蓄電システムが普及してきている。リチウムイオン電池は常用領域と使用禁止領域が近接しているため、他の種類の電池より厳格な電圧管理が必要である。複数のリチウムイオン電池セルが直列に接続された組電池を使用する場合、各電池セルの電圧を検出するための電圧検出回路が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
直列接続された複数の電池セル間の各ノードと電圧検出回路は、それぞれ電圧計測線で接続され、電圧検出回路は各電池セル間の両端電圧を検出する。各電圧計測線の検出電位を安定化させるため、複数の電圧計測線において隣接する2本の電圧計測線間にコンデンサを接続する構成が一般的である。
この構成において、ある電圧計測線が断線した場合でも当該電圧計測線の電位は、異常レベルまで直ぐには低下しない。即ち、断線した電圧計測線の電位は断線直後、上側に隣接する電圧計測線との間のコンデンサと、下側に隣接する電圧計測線との間のコンデンサにより、上側に隣接する電圧計測線と下側に隣接する電圧計測線間の電圧の中点電位付近で維持される。その後、両コンデンサに溜まった電荷が抜けるにつれ、断線した電圧計測線の電位が低下していく。
特開2014−149161号公報
上述したように電圧計測線が断線してから、電圧検出回路が断線を検出するまでにタイムラグが発生する。この期間中、断線した電圧計測線に接続された電池セルに過充電や過放電が発生しても電圧検出回路で検出できない状態で、電池が運用されることになる。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、直列接続された複数のセルと電圧検出回路間の電圧計測線の断線をより早期に検出する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電圧検出回路は、直列接続された複数の蓄電セル間の各ノードと複数の電圧計測線で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セルの電圧を検出する電圧検出回路であって、前記複数の電圧計測線の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セルと並列にコンデンサが接続されており、前記電圧検出回路は、前記複数のコンデンサの内、1つおきにコンデンサと並列に接続されるインピーダンス素子を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、直列接続された複数のセルと電圧検出回路間の電圧計測線の断線をより早期に検出することができる。
比較例1に係る蓄電システムを説明するための図である。 本発明の実施の形態1に係る蓄電システムを説明するための図である。 比較例2に係る蓄電システムを説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る蓄電システムを説明するための図である。 比較例3に係る蓄電システムを説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る蓄電システムを説明するための図である。 変形例に係る蓄電システムを説明するための図である。
図1は、比較例1に係る蓄電システム1を説明するための図である。蓄電システム1は、組電池20及び電池管理装置10を備え、組電池20は負荷2に電力を供給する。車載用途の場合、負荷2はモータであり、減速時にはモータで発電された回生エネルギーが組電池20に充電される。
組電池20は直列接続された複数の電池セルB1〜B5で構成される。比較例1では5つの電池セルB1〜B5が直列接続されて構成される組電池20を想定する。また電池の種別としてリチウムイオン電池を想定する。
電池管理装置10は、電圧検出回路11および制御回路12を備える。電圧検出回路11は、直列接続された複数の電池セルB1〜B5間の各ノードと複数の電圧計測線L0〜L5で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各電池セルB1〜B5の電圧を検出する。電圧検出回路11は例えば、専用のカスタムICであるASIC(Application Specific Integrated Circuit)により構成される。
複数の電圧計測線L0〜L5には、それぞれ抵抗R0〜R5が挿入される。複数の電圧計測線L0〜L5の隣接する2本の電圧計測線間に放電回路が接続される。各放電回路は、放電スイッチS1d〜S5dと放電抵抗R1d〜R5dの直列回路で構成される。放電回路は主に、複数の電池セルB1〜B5の均等化制御に使用される。
複数の電圧計測線L0〜L5の隣接する2本の電圧計測線間に複数の電池セルB1〜B5と並列に、それぞれコンデンサC1〜C5が接続される。コンデンサC1〜C5は、複数の電圧計測線L0〜L5の各電位を安定化させる作用を担う。
電池管理装置10は、複数の電圧計測線L0〜L5にそれぞれ制御される複数の経路選択スイッチS0〜S5と、A/D変換器111を含む。複数の経路選択スイッチS0〜S5は任意の2本の電圧計測線を選択して、当該2本の電圧計測線の電位をA/D変換器111に入力する。A/D変換器111は、入力される2つの電位の電位差をデジタル値に変換して制御回路12に出力する。
この構成例は、複数の電池セルB1〜B5の電圧を時分割に計測する例である。例えば、最初に第0電圧計測線L0及び第1電圧計測線L1を選択して第1電池セルB1の電圧を計測し、次に第1電圧計測線L1及び第2電圧計測線L2を選択して第2電池セルB2の電圧を計測し、・・・、最後に第4電圧計測線L4及び第5電圧計測線L5を選択して第5電池セルB5の電圧を計測する。この処理を繰り返すことにより複数の電池セルB1〜B5を1つのA/D変換器111で計測することができ、電圧検出回路11のコスト及び回路面積を削減することができる。
なお、複数の電圧計測線L0〜L5の隣接する2本の電圧計測線間の全てにA/D変換器を設けてもよい。この場合、複数の経路選択スイッチS0〜S5は不要である。
制御回路12は電池管理装置10全体を制御する。制御回路12の構成は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、またはハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源として、アナログ回路、ロジック回路、マイクロコンピュータ、DSP、ROM、RAM、FPGA、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてファームウェア等のプログラムを利用できる。
制御回路12は、電圧検出回路11から複数の電池セルB1〜B5の電圧値を取得する。電圧検出回路11と制御回路12間は例えば、絶縁インタフェースによる通信で信号が送受信される。制御回路12は、複数の電池セルB1〜B5のいずれかにオーバーボルテージ/アンダーボルテージが発生していないか監視する。オーバーボルテージ/アンダーボルテージが検出された場合、制御回路12は上位装置にアラートを通知する。車載用途の場合、上位装置としてECUに通知する。
上述のように複数の経路選択スイッチS0〜S5のオン/オフを切り替えてA/D変換器111に接続するチャンネルを順次切り替える構成を採用する場合、制御回路12は複数の経路選択スイッチS0〜S5のオン/オフを順次切り替える。
また制御回路12は均等化制御機能を備え、定期的に複数の電池セルB1〜B5の均等化制御を実施する。例えば、複数の電池セルB1〜B5の内、最も電圧が低い電池セルの電圧に他の電池セルの電圧を合わせる。具体的には、当該他の電池セルの放電スイッチをターンオンして当該他の電池セルを放電させる。当該他の電池セルの電圧が、最も電圧が低い電池セルの電圧に到達すると当該他の電池セルの放電スイッチをターンオフする。
以上の構成において1本の電圧計測線(図1では第2電圧計測線L2)が断線した状況を考える。第2電圧計測線L2が断線しても、第2電池セルB2及び第3電池セルB3の電圧が直ぐには異常レベルにならず、一定の期間、正常範囲に留まる。この期間は、第2電池セルB2又は第3電池セルB3のオーバーボルテージ/アンダーボルテージが検出できない状態であり、電池の保護が不十分な状態となる。
第2電池セルB2及び第3電池セルB3の電圧が直ぐに異常レベルにならないのは、断線箇所の上下の第1電圧計測線L1と第3電圧計測線L3間のインピーダンスが釣り合って、第2コンデンサC2及び第3コンデンサC3内の電荷が直ぐに抜けないことに起因する。即ち、第2コンデンサC2と第3コンデンサC3間のノードNaの電位が、断線前の電位付近で維持されてしまう。第2コンデンサC2及び第3コンデンサC3内の電荷は、電圧検出回路11内の配線抵抗などにより徐々に抜けていくが、時間がかかる。この期間は電池の保護が不十分な状態であり、特に車載用途では即時応答性が求められるため、このような期間をなくすことが求められる。
図2は、本発明の実施の形態1に係る蓄電システム1を説明するための図である。以下、図2に示す実施の形態1に係る蓄電システム1と、図1の比較例1に係る蓄電システム1との相違点を説明する。実施の形態1では、複数のコンデンサC1〜C5の内、1つおきにコンデンサと並列にアンバランス抵抗を接続する。図2に示す例では、第1コンデンサC1が接続される第0電圧計測線L0と第1電圧計測線L1間に第1アンバランス抵抗R1uが接続され、第3コンデンサC3が接続される第2電圧計測線L2と第3電圧計測線L3間に第3アンバランス抵抗R3uが接続され、第5コンデンサC5が接続される第4電圧計測線L4と第5電圧計測線L5間に第5アンバランス抵抗R5uが接続される。複数のコンデンサC1〜C5の内、両端のコンデンサC1、C5にはアンバランス抵抗R1u、R5uを接続するようにする。
比較例1と同様に第2電圧計測線L2が断線した状況を考える。第2電圧計測線L2が断線すると、第3コンデンサC3内のエネルギーが第3アンバランス抵抗R3uで消費されるため、第2コンデンサC2と第3コンデンサC3間のノードNaの電位が直ぐに上(第3電圧計測線L3の電位)に張り付く。従って第2電池セルB2の電圧は通常時の約2倍の電圧になり、第3電池セルB3の電圧はほぼゼロになる。即ち、断線箇所の上下の第1電圧計測線L1と第3電圧計測線L3間のインピーダンスが釣り合わなくなるため、第2コンデンサC2と第3コンデンサC3間のノードNaの電位が直ぐに上に張り付くことになる。
なお第3電圧計測線L3が断線すると、第3コンデンサC3内のエネルギーが第3アンバランス抵抗R3uで消費されるため、第3コンデンサC3と第4コンデンサC4間のノードの電位が直ぐに下(第3電圧計測線L3の電位)に張り付く。
制御回路12は、放電スイッチS1d〜S5dをターンオンして、複数のコンデンサC1〜C5に溜まった電荷を放電抵抗R1d〜R5dを介して引き抜くことができる。このようなフェーズを定期的に挿入してもよい。また制御回路12は、放電スイッチS1d〜S5dを1つおきにターンオンすることにより、上記と同様の原理により電圧計測線の断線を検出することができる。このようなフェーズを定期的に挿入してもよい。
以上説明したように実施の形態1によれば、電圧検出回路11の計測チャンネルの1つおきに抵抗を設けることにより、断線した電圧計測線の上下のコンデンサの一方の電荷を意図的に引き抜くことができる。従って断線した電圧計測線の電位を瞬時に上または下に張り付かせることができ、電圧検出回路11が電圧計測線の断線を瞬時に検出することができる。また受動素子である抵抗の追加で足り、能動素子の追加が不要である。追加する部品点数も少ないため、低コストで本技術を導入でき、故障率も低く抑えることができる。
また放電スイッチS1d〜S5dを1つおきにターンオンするフェーズを追加すれば、仮にアンバランス抵抗の外れなどにより電圧計測線の断線検出に不具合が生じている場合でも、当該フェーズで断線を検出することができる。この方式を採用すれば、電圧計測線の断線に対して二重の保護になる。
実施の形態1では電池セルの数、及び各電池セルに並列に接続されるコンデンサの数が奇数の例を説明した。実施の形態2ではそれらの数が偶数の例を説明する。
図3は、比較例2に係る蓄電システム1を説明するための図である。比較例2では4つの電池セルB1〜B4が直列接続されて構成される組電池20を想定する。以上の構成において、両端の電圧計測線L0、L4の内、アンバランス抵抗が接続されていない側の第4電圧計測線L4が断線した状況を考える。この場合、第4コンデンサC4内のエネルギーをアンバランス抵抗で消費させることができないため、第4コンデンサC4内のエネルギーが消費されるまでに時間がかかる。
図2に示したように電池セルの数が奇数の場合、1つおきにアンバランス抵抗を挿入する規則を順守しながら複数のコンデンサC1〜C5の両端のコンデンサC1、C5にアンバランス抵抗を接続することができる。一方、図3に示したように電池セルの数が偶数の場合、1つおきにアンバランス抵抗を挿入する規則を順守すると、一方の端のコンデンサC4にアンバランス抵抗が接続されない状態となる。
図4は、本発明の実施の形態2に係る蓄電システム1を説明するための図である。以下、図4に示す実施の形態2に係る蓄電システム1と、図3に示した比較例2に係る蓄電システム1との相違点を説明する。実施の形態2では、両端の2つのコンデンサC1、C4の内、上記規則を順守するとアンバランス抵抗が本来接続されない方のコンデンサC4にも、調整用アンバランス抵抗R4uを接続する。
その際、上記規則を順守して挿入されるアンバランス抵抗と、調整用アンバランス抵抗の抵抗値を異なる値に設定する。図4に示す例では、第4コンデンサC4と並列に、調整用アンバランス抵抗R4uが3つ直列に接続される。即ち、第2電圧計測線L2と第3電圧計測線L3間の抵抗値と、第3電圧計測線L3と第4電圧計測線L4間の抵抗値の比は1:3になる。なお、第3アンバランス抵抗R3uの抵抗値の3倍の抵抗値を持つ1つの調整用アンバランス抵抗R4uを使用しても同じである。
以下、第3電圧計測線L3が断線した状況を考える。第3電圧計測線L3が断線すると、第3コンデンサC3内のエネルギーが第3アンバランス抵抗R3uで消費され、第4コンデンサC4内のエネルギーが調整用アンバランス抵抗R4uで消費される。その際、調整用アンバランス抵抗R4uの抵抗値の方が大きいので、第4コンデンサC4内のエネルギーの方が早く消費される。第2電圧計測線L2と第4電圧計測線L4間は1:3に分圧され、第3電池セルB3の電圧が正常範囲の下限を下回り、電圧検出回路11により異常が検出される。
なお第4電圧計測線L4が断線すると、第4コンデンサC4内のエネルギーが調整用アンバランス抵抗R4uで消費される。この場合、第4電池セルB4の電圧が正常範囲の上限を上回り、電圧検出回路11により異常が検出される。
以上説明したように実施の形態2によれば、電池セルの数が偶数の場合でも、アンバランス抵抗が本来接続されない側の端のコンデンサC4に、調整用アンバランス抵抗R4uを接続することにより、アンバランス抵抗が本来接続されない側の端の電圧計測線L4が断線した場合でも瞬時に検出することができる。その他の効果は実施の形態1と同様である。
組電池20の電池セル数は様々であり用途や仕様ごとに異なる。車載用途であっても車種ごとに異なる。チップメーカが、電池セル数が異なる組電池20ごとに個別に電圧検出回路11を用意することが理想的であるが、製造コストや管理コストが増大する。そこで、電圧検出回路11の電圧計測線の端子数が、電池セル数と一致しない場合でも、端子数が電池セル数より多ければ、その電圧検出回路を使用することがある。実施の形態3では電圧検出回路11の電圧計測線の端子数より、電池セル数が少ない場合の例を説明する。
図5は、比較例3に係る蓄電システム1を説明するための図である。比較例3では図2の蓄電システム1の構成から第3電池セルB3、第2抵抗R2、第3コンデンサC3、第3放電スイッチS3d、第3放電抵抗R3dが省略された構成である。即ち、電池セル数が4、電圧検出回路11の電圧計測線の端子数が6の例であり、電圧検出回路11の第3チャンネルを飛ばして4つの電池セルB1、B2、B4、B5が電圧検出回路11に接続される。この回路構成において第3電圧計測線L3が断線した場合、第2コンデンサC2及び第4コンデンサC4内のエネルギーをアンバランス抵抗で消費させることができないため、第2コンデンサC2及び第4コンデンサC4内のエネルギーが消費されるまでに時間がかかる。
図6は、本発明の実施の形態3に係る蓄電システム1を説明するための図である。実施の形態3ではアンバランス抵抗を、複数のコンデンサの内、1つおき以上のコンデンサと並列に接続する。その際、隣接する2つのアンバランス抵抗を、それぞれの電圧計測線間にスイッチを介して接続する。
図6に示す例では、第2電圧計測線L2(蓄電セルに未接続)と第3電圧計測線L3間に第3アンバランス抵抗R3uと第3抵抗選択スイッチS3uの直列回路が接続される。また第3電圧計測線L3と第4電圧計測線L4間に第4アンバランス抵抗R4uと第4抵抗選択スイッチS4uの直列回路が接続される。
電池セル間のノードに非接続の電圧計測線に、アンバランス抵抗と抵抗選択スイッチの直列回路が接続されている場合、当該スイッチをオフに設定し、当該アンバランス抵抗を無効にする。図6では第2電圧計測線L2に接続されている第3抵抗選択スイッチS3uをオフに設定する。アンバランス抵抗と抵抗選択スイッチの直列回路と並列に接続されたコンデンサが存在しない場合は、当該抵抗選択スイッチをオフに設定して、当該アンバランス抵抗を無効にすると考えてもよい。
複数のコンデンサC1、C2、C4、C5の内、1つおきにアンバランス抵抗を接続する規則に従えば、図6において第1コンデンサC1と第4コンデンサC4と並列にアンバランス抵抗を接続することになる。従って第3電圧計測線L3と第4電圧計測線L4間の第4抵抗選択スイッチS4uをオンに設定して、第4アンバランス抵抗R4uを有効にする。
また図6に示す回路は電池セルの数が偶数であるため、実施の形態2で説明したように、両端の2つのコンデンサC1、C5の内、上記規則を順守するとアンバランス抵抗が本来接続されない方のコンデンサC5にも、調整用アンバランス抵抗R5uを接続する。調整用アンバランス抵抗R5uの抵抗値は、第4アンバランス抵抗R4uの抵抗値と異なる値に設定される。
第3抵抗選択スイッチS3u及び第4抵抗選択スイッチS4uのオン/オフは出荷時に、使用する組電池20の電池セル数に応じて予め設定され固定される。また蓄電システム1が使用開始されると、第3抵抗選択スイッチS3u及び第4抵抗選択スイッチS4uの制御端子(スイッチにFETを使用する場合はゲート端子)に、制御回路12内のロジック回路から固定レベルを蓄電システム1の使用終了まで印加し続ける構成でもよい。
図6ではアンバランス抵抗と抵抗選択スイッチの直列回路を、隣接する2つのチャンネルに接続する例を挙げたが、3つ以上のチャンネルに当該直列回路を接続してもよいし、全てのチャンネルに当該直列回路を接続してもよい。電池セルの数が偶数の場合、一方の端に接続されるアンバランス抵抗の抵抗値を他のアンバランス抵抗の抵抗値と異なる値に設定しておけばよい。
以上説明したように実施の形態3によれば、隣接する2つのチャンネルに、アンバランス抵抗と抵抗選択スイッチの直列回路を接続することにより、電圧検出回路11のチャンネル数と、組電池20の電池セル数が異なっているケースでも、電圧計測線の断線を瞬時に検出することができる。その他の効果は実施の形態1と同様である。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図7は、変形例に係る蓄電システム1を説明するための図である。上述の実施の形態では、電圧検出回路11の計測チャンネルの1つおきにアンバランス抵抗を挿入することにより、隣接する2つの計測チャンネル間のインピーダンス比を崩す構成を説明した。変形例では全ての計測チャンネルにアンバランス抵抗Ru1〜Ru5を挿入し、隣接する2つのアンバランス抵抗の抵抗値が異なるように設計する。これによっても上述の実施の形態と同様の効果が得られる。
上述の実施の形態では、隣接する2つのチャンネル間のインピーダンス比を崩すために一方のチャンネルにアンバランス抵抗を挿入する例を説明した。この点、2つのチャンネル間のインピーダンス比を崩すことができれば抵抗以外のインピーダンス素子を使用してもよい。例えば、ゲート又はベースがオン状態に固定されたトランジスタを使用してもよい。当該トランジスタのオン抵抗で、隣接する2つのチャンネル間のインピーダンス比を崩すことができる。また、配線による抵抗成分を利用して隣接する2つの放電経路間のインピーダンス値を異ならせることも考えられる。
また上述の実施の形態では、リチウムイオン電池を使用する例を想定したが、ニッケル水素電池や鉛電池などの他の種別の電池を使用してもよい。また電池の代わりに、キャパシタ(例えば、電気二重層キャパシタ)を用いてもよい。
なお、実施の形態は、以下の項目によって特定されてもよい。
[項目1]
直列接続された複数の蓄電セル(B1〜B5)間の各ノードと複数の電圧計測線(L0〜L5)で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セル(B1〜B5)の電圧を検出する電圧検出回路(11)であって、
前記複数の電圧計測線(L0〜L5)の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セル(B1〜B5)と並列にコンデンサ(C1〜C5)が接続されており、
前記電圧検出回路(11)は、
前記複数のコンデンサ(C1〜C5)の内、1つおきにコンデンサ(C1、C3、C5)と並列に接続されるインピーダンス素子(R1u、R3u、R5u)を備えることを特徴とする電圧検出回路(11)。
これによれば、電圧計測線の断線時に当該電圧計測線の電位を瞬時に上または下に張り付けることができ、断線の検出タイミングを早めることができる。
[項目2]
前記複数のコンデンサ(C1〜C5)の数が奇数のとき、両端の2つのコンデンサ(C1、C5)にそれぞれインピーダンス素子(R1u、R5u)が接続されるように、前記複数のインピーダンス素子(R1u、R3u、R5u)が1つおきに接続されることを特徴とする項目1に記載の電圧検出回路(11)。
これにより、どの電圧計測線(L0〜L5)が断線しても瞬時に断線を検出することができる。
[項目3]
前記複数のコンデンサ(C1〜C4)の数が偶数のとき、両端の2つのコンデンサ(C1、C4)の内、前記インピーダンス素子(R1u、R3u)が本来接続されない方のコンデンサ(C4)と並列に接続される調整用インピーダンス素子(R4u)をさらに備え、
前記1つおきに接続されるインピーダンス素子(R1u、R3u)のインピーダンス値と、前記調整用インピーダンス素子(R4u)のインピーダンス値が異なることを特徴とする項目1に記載の電圧検出回路(11)。
これにより、インピーダンス素子が本来接続されない側の端の電圧計測線が断線しても瞬時に断線を検出することができる。
[項目4]
前記インピーダンス素子(R1u、R3u、R4u、R5u)は、前記複数のコンデンサの内、1つおき以上のコンデンサ(C1、C2、C4、C5)と並列に接続され、
前記複数のインピーダンス素子(R1u、R3u、R4u、R5u)の内、少なくとも1組の隣接する2つのインピーダンス素子(R3u、R4u)は、それぞれの電圧計測線間にスイッチ(S3u、S4u)を介して接続されることを特徴とする項目1に記載の電圧検出回路(11)。
これにより、インピーダンス素子を接続するか接続しないかを任意に選択できるチャンネルを設けることができ、電圧検出回路11と組電池20の柔軟な組み合わせが可能となる。
[項目5]
前記複数の蓄電セル(B1、B2、B4、B5)の数より、前記電圧検出回路(11)のチャンネル数が多い場合において、
前記電圧検出回路(11)の複数の電圧計測線(L0〜L5)の内、前記蓄電セル間のノードに非接続の電圧計測線(L2)に前記インピーダンス素子(R3u)と前記スイッチ(S3u)が接続されている場合、当該スイッチ(S3u)がオフに設定されることを特徴とする項目4に記載の電圧検出回路(11)。
[項目6]
直列接続された複数の蓄電セル(B1〜B5)間の各ノードと複数の電圧計測線(L0〜L5)で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セル(B1〜B5)の電圧を検出する電圧検出回路(11)であって、
前記複数の電圧計測線(L0〜L5)の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セル(B1〜B5)と並列にコンデンサ(C1〜C5)が接続されており、
前記電圧検出回路(11)は、
前記複数のコンデンサ(C1〜C5)と並列にそれぞれ形成される複数の放電経路を備え、
前記複数の放電経路において、隣接する2つの放電経路間のインピーダンス値が異なることを特徴とする電圧検出回路(11)。
これによれば、電圧計測線の断線時に当該電圧計測線の電位を瞬時に上または下に張り付けることができ、断線の検出タイミングを早めることができる。
[項目7]
直列接続された複数の蓄電セル(B1〜B5)間の各ノードと複数の電圧計測線(L0〜L5)で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セル(B1〜B5)の電圧を検出する電圧検出回路(11)であって、
前記複数の電圧計測線(L0〜L5)の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セル(B1〜B5)と並列にコンデンサ(C1〜C5)が接続されており、
前記電圧検出回路(11)は、
前記複数のコンデンサ(C1〜C5)と並列にそれぞれ接続される複数のインピーダンス素子(R1u〜R5u)を備え、
前記複数のインピーダンス素子(R1u〜R5u)において、隣接する2つのインピーダンス素子間のインピーダンス値が異なることを特徴とする電圧検出回路(11)。
これによれば、電圧計測線の断線時に当該電圧計測線の電位を瞬時に上または下に張り付けることができ、断線の検出タイミングを早めることができる。
[項目8]
直列接続された複数の蓄電セル(B1〜B5)と、
前記複数の蓄電セル(B1〜B5)のそれぞれの電圧を検出する項目1から6のいずれかに記載の電圧検出回路(11)と、
を備えることを特徴とする蓄電システム(1)。
これによれば、電圧計測線の断線時に当該電圧計測線の電位を瞬時に上または下に張り付けることができ、断線の検出タイミングを早めることができる。
1 蓄電システム、 2 負荷、 10 電池管理装置、 11 電圧検出回路、 111 A/D変換器、 12 制御回路、 20 組電池、 B1,B2,B3,B4,B5 電池セル、 R0,R1,R2,R3,R4,R5 抵抗、 C1,C2,C3,C4,C5 コンデンサ、 S0,S1,S2,S3,S4,S5 経路選択スイッチ、 L0,L1,L2,L3,L4,L5 電圧計測線、 S1d,S2d,S3d,S4d,S5d 放電スイッチ、 R1d,R2d,R3d,R4d,R5d 放電抵抗、 R1u,R2u,R3u,R4u,R5u アンバランス抵抗、 S3u,S4u 抵抗選択スイッチ。

Claims (8)

  1. 直列接続された複数の蓄電セル間の各ノードと複数の電圧計測線で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セルの電圧を検出する電圧検出回路であって、
    前記複数の電圧計測線の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セルと並列にコンデンサが接続されており、
    前記電圧検出回路は、
    前記複数のコンデンサの内、1つおきにコンデンサと並列に接続されるインピーダンス素子を備えることを特徴とする電圧検出回路。
  2. 前記複数のコンデンサの数が奇数のとき、両端の2つのコンデンサにそれぞれインピーダンス素子が接続されるように、前記複数のインピーダンス素子が1つおきに接続されることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出回路。
  3. 前記複数のコンデンサの数が偶数のとき、両端の2つのコンデンサの内、前記インピーダンス素子が本来接続されない方のコンデンサと並列に接続される調整用インピーダンス素子をさらに備え、
    前記1つおきに接続されるインピーダンス素子のインピーダンス値と、前記調整用インピーダンス素子のインピーダンス値が異なることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出回路。
  4. 前記インピーダンス素子は、前記複数のコンデンサの内、1つおき以上のコンデンサと並列に接続され、
    前記複数のインピーダンス素子の内、少なくとも1組の隣接する2つのインピーダンス素子は、それぞれの電圧計測線間にスイッチを介して接続されることを特徴とする請求項1に記載の電圧検出回路。
  5. 前記複数の蓄電セルの数より、前記電圧検出回路のチャンネル数が多い場合において、
    前記電圧検出回路の複数の電圧計測線の内、前記蓄電セル間のノードに非接続の電圧計測線に前記インピーダンス素子と前記スイッチが接続されている場合、当該スイッチがオフに設定されることを特徴とする請求項4に記載の電圧検出回路。
  6. 直列接続された複数の蓄電セル間の各ノードと複数の電圧計測線で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セルの電圧を検出する電圧検出回路であって、
    前記複数の電圧計測線の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セルと並列にコンデンサが接続されており、
    前記電圧検出回路は、
    前記複数のコンデンサと並列にそれぞれ形成される複数の放電経路を備え、
    前記複数の放電経路において、隣接する2つの放電経路間のインピーダンス値が異なることを特徴とする電圧検出回路。
  7. 直列接続された複数の蓄電セル間の各ノードと複数の電圧計測線で接続され、隣接する電圧計測線間の電圧を検出して各蓄電セルの電圧を検出する電圧検出回路であって、
    前記複数の電圧計測線の隣接する電圧計測線間にそれぞれ蓄電セルと並列にコンデンサが接続されており、
    前記電圧検出回路は、
    前記複数のコンデンサと並列にそれぞれ接続される複数のインピーダンス素子を備え、
    前記複数のインピーダンス素子において、隣接する2つのインピーダンス素子間のインピーダンス値が異なることを特徴とする電圧検出回路。
  8. 直列接続された複数の蓄電セルと、
    前記複数の蓄電セルのそれぞれの電圧を検出する請求項1から7のいずれかに記載の電圧検出回路と、
    を備えることを特徴とする蓄電システム。
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