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JP2018188780A - 衣類の折り目加工装置および衣類の折り目加工方法 - Google Patents

衣類の折り目加工装置および衣類の折り目加工方法 Download PDF

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JP2018188780A JP2017099332A JP2017099332A JP2018188780A JP 2018188780 A JP2018188780 A JP 2018188780A JP 2017099332 A JP2017099332 A JP 2017099332A JP 2017099332 A JP2017099332 A JP 2017099332A JP 2018188780 A JP2018188780 A JP 2018188780A
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鈴木 仁
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
達暁 天野
Tatsuaki Amano
達暁 天野
龍平 栗山
Ryuhei Kuriyama
龍平 栗山
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Shosen Hompo Co Ltd
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Abstract

【課題】 簡単な構成でセンターラインが形成される製品を短時間で大量に製造することが可能な衣類の折り目加工装置及び衣類の折り目加工方法を提供する。【解決手段】 繊維生地1を搬送ベルト3で搬送しつつ、折り目溝形成具4と加熱装置5によって押王加熱してU字状の折り目溝40を形成し、この折り目溝40に対して接着糸供給用ロール50から接着糸60を垂下し、これを陰圧吸引装置7で吸引して接着糸50を折り目溝40に隙間なく配置し、これを接着糸溶着具8と加熱装置9によって押圧加熱して接着糸60を折り目溝40に溶着硬化するようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、衣類の折り目加工装置及び衣類の折り目加工方法に関し、特に、簡単な構成でセンターラインが形成される製品を短時間で大量に製造することが可能な紳士用スラックスや女性用のプリーツスカート等の衣類の折り目加工装置及び衣類の折り目加工方法に関する。
紳士用スラックスのセンタープリーツや女性用のプリーツスカートなどの折り目の入った衣服は、身だしなみは元より、立体的なデザインを表現するのに機能的である。このようなスラックスやスカートのプリーツは、通常、生地が織り上がってから、後加工により化学溶剤を塗布した後、アイロンでプレスすることにより折り目を付ける。
ところが、購入時にはしっかりと折り目の入った状態であっても、何度も着用したり雨で濡れたりすると、折り目が消えてしまうことがある。このような衣類に折り目を付ける方法としては、以下の3つの方法で知られている。
<熱プレス加工>
熱プレス加工とは、いわゆるアイロンプレスによる折り目加工方法であり、プレス前に十分な水分を生地に与えることで繊維内部の水素結合を解除し、アイロンの熱によって水分を飛ばしつつ再生成される水素結合を利用することで折り目を固定するものである。
<シロセット加工>
シロセット加工とは、特にウール製品に折り目を付ける加工方法であり、天然アミノ酸の一種であるL−システインを使用し、羊毛分子のシスチン結合を解除した後、折り目をつけた状態で再結合させ、羊毛分子に形状を記憶させて折り目を固定するものである。
<リントラク加工>
リントラク加工とは、プレス仕上げされた生地の裏地にザ・ウールマーク・カンパニーが開発した折り目加工専用の樹脂を塗布し、自然乾燥させることで当該樹脂により折り目を固定するものである。
上記3つの方法は、主に完成品に対して行われる加工方法であり、既に折り目が一度形成された状態のものに対する加工方法である。
特許文献1には、衣類の折目加工方法が開示されている。この折目加工方法は、衣類の折目を施すラインに沿って、上糸と下糸とを用いて縫い目を付ける第1工程と、縫い目が付けられたラインに沿って折り曲げた状態で加熱及び加圧する第2工程とを有し、下糸に繊維接着用合成樹脂製糸を用いるものであり、第2工程で加熱及び加圧した後、上糸を取り除く第3工程を有するものである。
しかし、特許文献1に示す折目加工方法の場合、上糸を取り除く第3工程を経なければ上糸が生地の表側の折目(山折り部分)に残ってしまい、これを一本一本、人手で取り除かなければならず、その作業に膨大な時間と手間がかかるという問題があった。
また、第2工程で加熱及び加圧されて生地の裏側の折目(谷折り部)に融着した後に第3工程で上糸を取り除くために引っ張ると、上糸が下糸(繊維接着用合成樹脂糸)を切断しながら離脱するため、上糸の引き抜きに伴って、下糸が山折り部分にも谷折り部分にも僅かではあるがヒゲ状のものを作ってしまい、これが肌にあたるとチクチクしたり、表側から触るとザラザラする感覚が残ったりという問題があった。
このため、本出願人は、特許文献2に示すような、衣類の折り目加工方法を提案している。この方法によれば、繊維生地上で折り目を付けたいラインに沿って、水溶性の上糸と熱硬化性の接着用樹脂から成る下糸とを縫い付け、折り目ラインに沿って下糸を挟み込むように折り曲げた状態でスチームプレスするようにしているので、簡単な工程で、水分に強く、持続性の有る折り目(プリーツ)を形成することができる。
また、上糸に水溶性の糸を用いることで、スチームプレスされた際に下糸は融着して折り目を固定するが、上糸はスチーム(水蒸気)によって溶けて無くなるので、上糸を取り除くといった作業は不要となり、より見た目の綺麗な折り目を実現できるだけでなく、余分な作業工程も省略することができるという効果を期待することができる。
特開2013−245412 特願2017−050534
しかしながら、特許文献2によれば、簡単な工程で、水分に強く、持続性の有る折り目を形成することができるものの、ミシン等で上糸・下糸を縫い付けた後に、センターラインを折り曲げ、その上をスチームプレスする工程を伴うため、所定時間内に製品を製造できる数に限界がある、換言すれば、製品の大量生産に限度があるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でセンターラインが形成される製品を短時間で大量に製造することが可能な衣類の折り目加工装置及び衣類の折り目加工方法を提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するため、繊維生地を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成する折り目溝形成手段と、前記折り目溝形成手段によって形成された折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置する接着糸配置手段と、前記折り目溝に配置された接着糸を前記折り目溝に溶着硬化させる接着糸溶着手段と、を有することを特徴とする衣類の折り目加工装置を提供する。
また、本発明は、かかる目的を達成するため、繊維生地を送出する第1のローラと、前記第1のローラから送出された前記繊維生地を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成する折り目溝形成手段と、前記折り目溝形成手段によって形成された折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置する接着糸配置手段と、前記折り目溝に配置された接着糸を前記折り目溝に溶着硬化させる接着糸溶着手段と、前記搬送手段の下部に配置され誘導加熱を利用することにより発熱する導体と、前記接着糸が前記折り目溝に溶着硬化した前記繊維生地を巻き取る第2のローラと、を有することを特徴とする衣類の折り目加工装置を提供する。
以上の構成において、前記搬送手段の下部には、誘導加熱を利用することにより発熱する導体が前記折り目溝形成手段および前記接着糸溶着手段と対向する位置に配置されていることを特徴とする。
また、前記搬送手段は、導電性のベルトからなることを特徴とする。また、前記折り目溝形成手段および前記接着糸溶着手段は、断面が凸状であり該凸状の先端は所定の曲率を有して形成されていることを特徴とする。
また、前記接着糸配置手段に対向する前記搬送手段の下部には、前記折り目溝に配置された前記接着糸を陰圧で吸引する吸引手段が配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、かかる目的を達成するため、繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成するステップと、前記折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置するステップと、前記繊維生地の下面側から加熱して前記接着糸を前記溝に溶着硬化させるステップと、からなることを特徴とする衣類の折り目加工方法を提供する。
本発明によれば、搬送手段から搬送されてくる繊維生地の所定位置に折り目溝を形成し、折り目溝形成手段によって形成された折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を垂下して配置し、折り目溝に配置された接着糸を接着糸溶着手段で折り目溝に溶着硬化させ、接着糸が折り目溝に溶着硬化した繊維生地を巻き取る構成としたので、簡単な構成でセンターラインが形成される製品を短時間で大量に製造することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置を用いた折り目加工の各工程を示す図であり、(a)は折り目溝形成具と加熱装置とで折り目溝を形成する状態を示す図、(b)は折り目溝に配置された接着糸を陰圧吸引装置で吸引する状態を示す図、(c)は接着糸溶着具と加熱装置とで接着糸を溶着硬化させる状態を示す図である。(d)は折り目溝形成具と接着糸溶着具を示す斜視図である。 搬送ベルトを示す図であり、(a)は繊維生地が搬送ベルト上を搬送される状態を示す斜視図、(b)は搬送ベルトの下方に設けられた加熱装置と陰圧吸引装置と加熱装置の位置関係を示す図である。 折り目溝形成具と接着糸溶着具の他の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置及び衣類の折り目加工方法を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置の概略構成図である。
図に示すように、本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置100は、繊維生地1と、第1のローラ2と、搬送ベルト3と、折り目溝形成具4と、加熱装置5と、接着糸配置具6と、陰圧吸引装置7と、接着糸溶着具8と、加熱装置9と、第2のローラ10と、からなる。
以上の構成において、第1のローラ2は、ロールに巻き回された繊維生地1を搬送ベルト3に送出する。搬送ベルト3は、導電性のベルトであり、第1のローラ2から送出される繊維生地1を折り目加工のために図中矢印方向に搬送する。図3(a)は、搬送ベルト3の斜視図である。図に示すように、ベルト部分は長さ方向中央部にスリット30が形成されている。図3(b)は、搬送ベルト3の下方に設けられた加熱装置5と陰圧吸引装置7と加熱装置9の位置関係を示す。
折り目溝形成具4は、金属製であり断面が凸状に形成されている。その凸状部41の先端は曲率を有して形成されている。折り目溝形成具4の凸状部41は、図2(d)に示すように、形成したい折り目溝の長さに相応する長さに形成されている。この折り目溝形成具4が押し下げられることにより折り目溝40が形成される。
なお、搬送ベルト3の折り目溝形成具4に対向する下面側には、加熱装置5が配置されている。この加熱装置5は、例えば、IH等で構成され、図2(a)に示すように、折り目溝形成具4との間で発生する誘導加熱を利用して繊維生地1を下方から加熱する。
接着糸配置具6は、繊維生地1に形成された折り目溝40に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸60を垂下させ配置させるものである。接着糸60は、接着糸供給用ロール50に巻き回されており、繊維生地1に形成された折り目溝40の長さに応じた必要な長さの接着糸60が垂下され供給される。
搬送ベルト3の下面側であって接着糸配置具6に対向する位置には、図2(b)に示すように、折り目溝40に配置された接着糸60を陰圧で吸引する陰圧吸引装置7が設けられている。
陰圧吸引装置7を設けたのは、接着糸60を折り目溝40に垂下させただけでは、折り目溝40にしっかりと隙間なく配置されないおそれがあるので、陰圧吸引装置7により接着糸60を吸引して折り目溝40に隙間なく配置するようにしたものである。
接着糸溶着具8は、金属製であり陰圧吸引装置7の陰圧で吸引された接着糸60を折り目溝40に溶着し硬化させるものである。接着糸溶着具8は、折り目溝形成具4と同様に、断面が凸状に形成されている。また、その凸状部81の先端も折り目溝形成具4と同様に、曲率を有して形成されている。接着糸溶着具8の凸状部81は、図2(d)に示すように、折り目溝の長さに相応する長さに形成されている。
なお、接着糸溶着具8の凸状部81の場合は、折り目溝形成具4の凸状部41より、突起部が長く形成されている。接着糸60を折り目溝40に押し込みつつ溶着する必要があり、その分長さを要するからである。なお、搬送ベルト3の接着糸溶着具8に対向する下面側には、加熱装置9が配置されている。この加熱装置9は、加熱装置5と同じく、例えば、IH等で構成され、図2(c)に示すように、接着糸溶着具8との間で発生する誘導加熱を利用して繊維生地1を下方から加熱する。
接着糸溶着具8の押し下げにより、その押圧と加熱装置9の熱とによって、繊維生地1の折り目溝40に接着糸60が溶着硬化する。
第2のローラ10は、繊維生地1に接着糸60が溶着硬化し折り目加工が完了した繊維生地1を巻き取る。
以下、本発明の実施の形態に係る衣類の折り目加工装置による折り目加工の動作を説明する。
まず、第1のローラ2から、ロールに巻き回された繊維生地1を搬送ベルト3に送出する。第1のローラ2から送出された繊維生地1は、搬送ベルト3によって、図中矢印方向に搬送される。
繊維生地1が搬送されてくると、折り目溝形成具4を繊維生地1の所定の位置に押し下げ、繊維生地1を押圧する(図2(a))。
搬送ベルト3の折り目溝形成具4に対向する下面側には、IH等で構成される加熱装置5が配置されているので、折り目溝形成具4が押し下げられると、その押圧と加熱装置5の熱とによって、繊維生地1に折り目溝形成具4の凸状の形状に応じたU字状の折り目溝40が、あたかもアイロンでプレスしたかのようにきれいに形成される。
そして、折り目溝形成具4をもとの位置に戻し、U字状の折り目溝40が形成された繊維生地1を、搬送ベルト3によって、次の接着糸配置具6の位置に移動させる。
折り目溝40が形成された繊維生地1が接着糸配置具6の位置に移動すると、接着糸供給用ロール50に巻き回された接着糸60が折り目溝40に垂下され必要な長さで切断されて配置される(図2(b))。
このとき、接着糸60を折り目溝40に配置にしただけでは、折り目溝40に隙間なく配置されないおそれがあるので、搬送ベルトの下側に配置された陰圧吸引装置7により陰圧で接着糸60を吸引して折り目溝40に隙間なく配置するようにする。
接着糸60が隙間なく折り目溝40に配置されると陰圧吸引を停止し、繊維生地1を搬送ベルト3によって、次の接着糸溶着具8の位置に移動させる。
折り目溝40に接着糸60が配置された繊維生地1が接着糸溶着具8の位置に移動すると、接着糸溶着具8を折り目溝40の位置に押し下げ、繊維生地1を押圧する(図2(c))。
搬送ベルト3の接着糸溶着具8に対向する下面側には、IH等で構成される加熱装置9が配置されているので、接着糸溶着具8が押し下げられると、その先端が折り目溝40に配置された接着糸60に当接し、その押圧と加熱装置9の熱とによって、繊維生地1の折り目溝40に接着糸60を溶着硬化させる。そして、接着糸溶着具8を元の位置に戻す。
これにより、繊維生地1に対する折り目加工が完了する。折り目加工が完了した繊維生地1は、搬送ベルト3によって移動し第2のローラ10に巻き取られる。
第2のローラ10に折り目加工が完了した繊維生地1が巻き取られた後は、他の工程として様々な種類の衣服への加工、例えば、紳士用スラックスのセンタープリーツや女性用のプリーツスカートなどの折り目の入った衣服への加工が行われる。
以上の工程を経て加工された折り目は、繊維生地の折り目溝裏側の谷折り部分が熱硬化性の樹脂により僅かに接着された状態で維持されるため、水分に強く、生地の表側でしっかりとした折り目(プリーツ)を持続させることができる。
以上のように、繊維生地を搬送ベルトで搬送しつつ折り目溝形成具と加熱装置によって押王加熱してU字状の折り目溝を形成し、この折り目溝に対して接着糸供給用ロールから接着糸を垂下し、これを陰圧吸引装置で吸引して接着糸を折り目溝にぴったりと隙間なく配置し、これを接着糸溶着具と加熱装置によって押圧加熱して接着糸を折り目溝に溶着硬化するようにしたので、簡単な構成でセンターラインが形成される製品を短時間で大量に製造することが可能となる。
また、従来の折り目加工、例えば、シロセット加工では、薬液により羊毛分子のシスチン結合を解除して折り目をつけて再結合させる手法をとるが、このような溶剤を使うと、繊維生地が傷んだり、何度か洗ったりすると折り目がとれてしまうという問題があったが、本発明では、接着糸を用いてこれを繊維生地に溶着するようにしているので、繊維生地も傷まず、また、繊維生地と接着糸の溶着が強固であるため、何度洗ってもなかなか折り目が取れないという効果もある。
なお、上記の実施の形態では、折り目溝形成具4の凸状部41を、形成したい折り目溝の長さに相応するように長尺に形成するようにしているが、例えば、図4(a)に示すように、短尺であって先端部に曲率を有する突起42を形成するようにしても良い。
この場合、折り目溝形成具4を押し下げると、突起42が繊維生地1の一点を押し下げることとなるが、搬送ベルト3上の繊維生地1は一定速度で第2のローラ10の方向に移動しているので、突起42の押し下げられた一点の部分に折り目溝40が自動的に形成される。折り目溝形成具4をもとの位置に戻し、所定の時間間隔で同じ動作を繰り返すようにする。
同様に、図4(b)に示すように、接着糸溶着具8も短尺であって先端部に曲率を有する突起43を形成するようにしても良い。この場合でも、搬送ベルト3上の繊維生地1は一定速度で第2のローラ10の方向に移動しているので、折り目溝40内の接着糸60は突起43と一転で接触して連続的に溶着硬化される。接着糸溶着具8をもとの位置に戻し、所定の時間間隔で同じ動作を繰り返すようにする。
このような構成にすれば、搬送ベルト3の長さを長尺のものにする必要がないので、装置の製造コストを低く抑えることができる。また、搬送ベルト3を間欠動作させることなく連続的に動作させることが出来るので、制御の複雑さもなく、かつ、電力消費も少なくすることも可能となる。
更に、上記の例では、第1のローラ2に巻き回された繊維生地1を搬送ベルト3で搬送し、折り目加工が施された繊維生地1を第2のローラ10で巻き取る2つのローラからなる構成となっているが、これに限られるものではなく、搬送ベルト3に繊維生地1を供給し、折り目加工が施された繊維生地1を収容できるものであれば、第1のローラ2と第2のローラ10からなる構成を用いなくとも良い。
また、接着糸溶着具8と加熱装置9との間での溶着硬化のステップでは折り目溝40に配置された接着糸60に対して陰圧で吸引していないが、これに限られるものではなく、この段階でも接着糸60に対して陰圧吸引器7による陰圧をかけながら溶着硬化させても良い。
更に、上記の例では、繊維生地1の長さ方向に折り目溝40を形成し、繊維生地1の長さ方向に接着糸60を配置し、繊維生地1の長さ方向に沿って接着糸60を折り目溝40内で溶着硬化させているが、これに限るものではなく、例えば、幅方向で折り目溝40を形成し、幅方向で折り目溝40に接着糸60を配置し、幅方向で接着糸60を折り目溝40内で溶着硬化させるようにしても良い。
更にまた、上記の例では、1つの折り目溝40を形成する例を示しているが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、幅広の繊維生地1に複数の折り目溝40を形成すし、それぞれの列で上記の折り目加工工程を実行すれば、折り目加工が施された繊維生地1を大量に生産することができる。
なお、繊維生地1の種類、繊維生地1の厚さ、あるいは、接着糸60の太さ等の違いによっては、その制御も変更する必要がある。例えば、繊維生地1が違う場合、第1のローラ2および第2のローラ10の搬出および巻き取りの回転スピード制御を異ならせる必要がある。また、搬送ベルト3の搬送スピードの制御も異ならせる必要がある。
また、加熱装置5の温度制御や電磁照射の時間制御も異ならせる必要がある。また、加熱装置5,9の凸状部41,81の押圧力の制御と上下(Z)と横(X)縦(Y)の移動スピード制御および押し下げ制御も異ならせる必要がある。
また、接着糸60の種類(材料)、溶着温度、太さ、弾性率等による、供給スピード制御および加熱制御も異ならせる必要がある。また、陰圧吸引装置7の陰圧制御も上記の各種条件に従って、引きの強さや風力の幅の制御を異ならせる必要がある。
このような、各種の動的機能制御は、繊維生地と接着糸の材料に従って、全てを同期して動かすIT(Information Technology)によるシステム・アプリケーションで実現される。
そのためには、全ての上記装置や機器に、必要な各種センサを取り付け、そのセンサによる情報に基づきリアルタイムで各種データを送受信する「IoT」(Internet of Things)を駆使し、これをリアルタイムで計算して、各種スピードをシンクロナイズさせる。これにより大量生産を実現させることができる。
更に、最新のIT機器やナノテックの材料を導入すれば、機器の進歩や材料の進化にともなって、製造の回転スピードをどんどん上げて行くことができるため、ほぼ無人で24時間製造する「大量生産の製造機」により、生産効率は格段に向上する。
衣類などの折り目の持続加工に用いることができる。これに革新的な技術・センサ・IT/アプリケーション・そしてトータルシステムを組み合わせれば、テキスタイル分野における折り目加工製品の格段の大量生産を実現させることができる。
1 繊維生地
2 第1のローラ
3 搬送ベルト
4 折り目溝形成具
5 加熱装置
6 接着糸配置具
7 陰圧吸引装置
8 接着糸溶着具
9 加熱装置
10 第2のローラ
30 スリット
40 折り目溝
41 凸状部
42,43 突起
50 接着糸供給用ロール
60 接着糸
81 凸状部
100 折り目加工装置

Claims (7)

  1. 繊維生地を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成する折り目溝形成手段と、
    前記折り目溝形成手段によって形成された折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置する接着糸配置手段と、
    前記折り目溝に配置された接着糸を前記折り目溝に溶着硬化させる接着糸溶着手段と、
    を有することを特徴とする衣類の折り目加工装置。
  2. 繊維生地を送出する第1のローラと、
    前記第1のローラから送出された前記繊維生地を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成する折り目溝形成手段と、
    前記折り目溝形成手段によって形成された折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置する接着糸配置手段と、
    前記折り目溝に配置された接着糸を前記折り目溝に溶着硬化させる接着糸溶着手段と、
    前記接着糸が前記折り目溝に溶着硬化した前記繊維生地を巻き取る第2のローラと、
    を有することを特徴とする衣類の折り目加工装置。
  3. 前記搬送手段の下部には、誘導加熱を利用することにより発熱する導体が前記折り目溝形成手段および前記接着糸溶着手段と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類の折り目加工装置。
  4. 前記搬送手段は、導電性のベルトからなることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類の折り目加工装置。
  5. 前記折り目溝形成手段および前記接着糸溶着手段は、断面が凸状であり該凸状の先端は所定の曲率を有して形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類の折り目加工装置。
  6. 前記接着糸配置手段に対向する前記搬送手段の下部には、前記折り目溝に配置された前記接着糸を陰圧で吸引する吸引手段が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類の折り目加工装置。
  7. 繊維生地の所定の位置に折り目溝を形成するステップと、
    前記折り目溝に熱硬化性の接着用樹脂から成る接着糸を配置するステップと、
    前記繊維生地の下面側から加熱して前記接着糸を前記溝に溶着硬化させるステップと、
    からなることを特徴とする衣類の折り目加工方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN119017815A (zh) * 2024-10-25 2024-11-26 晋江市豪欣隆纺织科技有限公司 一种覆膜面料及其生产装置

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