JP2018188391A - 記憶力向上用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】短期記憶力を向上するための組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用組成物。
【選択図】図2
【解決手段】1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用組成物。
【選択図】図2
Description
本発明は、短期記憶力の向上用組成物に関する。
老人性認知症(痴呆症)には大別して脳血管性とアルツハイマー型とがあり、前者の脳血管性認知は脳動脈硬化や脳血流障害等によって脳の組織に栄養や酸素を充分送れなくなることにより発症するものである。一方、後者のアルツハイマー型認知は、大脳皮質での神経細胞の萎縮や細胞組織の欠損が生じ、脳の老化が起こることにより発症するものと考えられている。
アルツハイマー型認知症は、男性よりも女性の方に圧倒的に多く発症することが統計的に明らかになっている。アルツハイマー型認知症の患者は、短期記憶(数十秒間だけ保持する記憶力)に障害が現れるケースが多く、この障害は特に物品等の視覚に関する記憶である視空間的短期記憶に顕著に現れる。具体的には、ある物品を見せた後、その物品が何であったかを答えさせる試験を行うと、物品を見せてから質問するまでの遅延間隔が20秒から2分へと増加したときに正答率が急激に低下することが確認されている。このアルツハイマー型認知症の改善剤としては種々の提案がなされているが、主たる成分は化学合成された治療剤である。それらの中で天然物由来の成分を利用する発明として、フェニルプロパノイド系、モノテルペノイド系、セスキテルペノイド系、トリテルペノイド系、クマリン系、イソクマリン系、クロマン系、クロメン系、タロキン系、タンニン系およびリグナン系などのハーブ成分を含むハーブや抽出物を含有する老化防止食品(特許文献1)や、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤としてティートリーオイルを利用して老人性認知症を治療する発明(特許文献2)がある。
アルツハイマー型認知症は、男性よりも女性の方に圧倒的に多く発症することが統計的に明らかになっている。アルツハイマー型認知症の患者は、短期記憶(数十秒間だけ保持する記憶力)に障害が現れるケースが多く、この障害は特に物品等の視覚に関する記憶である視空間的短期記憶に顕著に現れる。具体的には、ある物品を見せた後、その物品が何であったかを答えさせる試験を行うと、物品を見せてから質問するまでの遅延間隔が20秒から2分へと増加したときに正答率が急激に低下することが確認されている。このアルツハイマー型認知症の改善剤としては種々の提案がなされているが、主たる成分は化学合成された治療剤である。それらの中で天然物由来の成分を利用する発明として、フェニルプロパノイド系、モノテルペノイド系、セスキテルペノイド系、トリテルペノイド系、クマリン系、イソクマリン系、クロマン系、クロメン系、タロキン系、タンニン系およびリグナン系などのハーブ成分を含むハーブや抽出物を含有する老化防止食品(特許文献1)や、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤としてティートリーオイルを利用して老人性認知症を治療する発明(特許文献2)がある。
上記の短期記憶の障害(低下)は、ヒト脳の海馬部位の機能障害であるともいわれている。このため、海馬の神経細胞を新生させる薬剤(特許文献3)や食品(特許文献4)が開発されている。
また、アルツハイマー型認知症の改善のために、短期記憶力を活性化させる治療法として、右脳刺激が生起されるように1/fゆらぎ画像が表示されるように設定された短期記憶機能回復システムが提案されている(特許文献5)。
また、老化に伴って発生する認知障害回復の試みとして、臭覚を介する刺激が有効であり、特異的な香料や香を認知症回復剤に用いる提案がある。特許文献6には、畳表に用いるイグサの加熱抽出物を嗅覚刺激剤として用いると老人性認知症が改善することが記載されている。特許文献7には、クラリセージの精油が嗅覚機能を改善させる作用を有しており、嗅覚機能の低下したアルツハイマー患者の嗅覚を改善させたことが記載されている。特許文献6、7の発明も短期記憶の回復を目的とするものである。
また、アルツハイマー型認知症の改善のために、短期記憶力を活性化させる治療法として、右脳刺激が生起されるように1/fゆらぎ画像が表示されるように設定された短期記憶機能回復システムが提案されている(特許文献5)。
また、老化に伴って発生する認知障害回復の試みとして、臭覚を介する刺激が有効であり、特異的な香料や香を認知症回復剤に用いる提案がある。特許文献6には、畳表に用いるイグサの加熱抽出物を嗅覚刺激剤として用いると老人性認知症が改善することが記載されている。特許文献7には、クラリセージの精油が嗅覚機能を改善させる作用を有しており、嗅覚機能の低下したアルツハイマー患者の嗅覚を改善させたことが記載されている。特許文献6、7の発明も短期記憶の回復を目的とするものである。
前記の嗅覚機能は、脳の活性化や抑制・沈静とも関わっている。嗅覚機能を介した療法が、近年ではアロマセラピー又はアロマテラピーとして広く普及している。これは、精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクセーション、ストレスの解消を行うものである。
一方、これらの精油や芳香のどのような成分が、どのような脳機能に関わっているのか、その詳細は解明されていない。
特許文献8には、フェンネルオイル、グレープフルーツオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル及びオリバナムが交感神経を活性化することが記載されている。
特許文献9には、コウヤマキ精油と、月桃精油、和ハッカ精油、シソ精油の混合物からなる香料の香がヒトの脳細胞を活性化させて、集中力を増加させ、その結果作業効率が向上し、ストレスが抑制されることが記載されている。また特許文献10には、嗅覚により脳を活性化するために使用する香料を充填し、必要に際し鼻腔内に該香料を注入するための容器が記載されている。
一方、これらの精油や芳香のどのような成分が、どのような脳機能に関わっているのか、その詳細は解明されていない。
特許文献8には、フェンネルオイル、グレープフルーツオイル、ペッパーオイル、ヒソップオイル、セージオイル、エストラゴンオイル、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、シンナモンオイル、クローブオイル、イランイランオイル、ジンジャーオイル、ゼラニウムオイル及びオリバナムが交感神経を活性化することが記載されている。
特許文献9には、コウヤマキ精油と、月桃精油、和ハッカ精油、シソ精油の混合物からなる香料の香がヒトの脳細胞を活性化させて、集中力を増加させ、その結果作業効率が向上し、ストレスが抑制されることが記載されている。また特許文献10には、嗅覚により脳を活性化するために使用する香料を充填し、必要に際し鼻腔内に該香料を注入するための容器が記載されている。
本発明者らは、脳機能を研究する過程で、特定の香気成分による嗅覚刺激が短期記憶力を向上させることを見いだし、本発明をなした。
すなわち、本発明は、短期記憶力を向上させるために用いる組成物や香料を提供することを課題とする。
すなわち、本発明は、短期記憶力を向上させるために用いる組成物や香料を提供することを課題とする。
(1)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用組成物。
(2)香料である(1)に記載の組成物。
(3)1,8−シネオールによる嗅覚刺激を介して短期記憶力を向上する作用を有する(1)または(2)に記載の組成物。
(4)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の日用品。
(5)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の外用剤。
(6)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の飲食品。
(7)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の化粧料。
(8)1,8−シネオールと溶剤を含浸させた短期記憶力向上用多孔性ビーズ。
(2)香料である(1)に記載の組成物。
(3)1,8−シネオールによる嗅覚刺激を介して短期記憶力を向上する作用を有する(1)または(2)に記載の組成物。
(4)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の日用品。
(5)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の外用剤。
(6)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の飲食品。
(7)1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の化粧料。
(8)1,8−シネオールと溶剤を含浸させた短期記憶力向上用多孔性ビーズ。
本発明により、ヒトの短期記憶力を向上することができる。短期記憶力が向上すると、認知症の予防が期待できる。また健常者においても、短期記憶力を使用する日常行動を円滑に行えるため老化防止にも期待できる。さらに本発明の組成物は、嗅覚を刺激するために用いられる組成物であって、一般的な医薬と異なり体内に取り込まれることがないため、服用に伴う副作用の発生を心配する必要がない。
本発明は、1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用組成物に関する。
1,8−シネオール、別名ユーカリプトール(eucalyptol)は、天然に存在する有機化合物で、環状エーテル構造を持つモノテルペノイドの一種である。リモネンオキシド、カジェプトール(cajeptol)とも呼ばれる。IUPAC系統名は1,3,3−トリメチル−2−オキサビシクロ[2.2.2]オクタン 1,3,3−trimethyl−2−oxabicyclo[2.2.2]octane、p−メンタンから誘導すると1,8−エポキシ−p−メンタン 1,8−epoxy−p−menthane である。1,8−シネオールは、ローリエ、ヨモギ、バジリコ、ニガヨモギ、ローズマリー、セージなどの葉からも見出されが、ユーカリ精油を蒸留すると99.6%から99.8%の純度のものが得られる。また1,8−シネオールは、こころよい芳香と味を持つことから、食品添加物・香料・化粧品に利用される、口中清涼剤やせき止めにも配合され、その効能や安全性は良く知られている化合物である。しかしこれまで、1,8−シネオールがヒトの短期記憶力を向上させることは全く知られていない。なお本発明で言う短期記憶とは、視覚や聴覚などの感覚器官に通じて脳に達した情報が、記憶されたもので、その保持期間が数十秒程度の記憶をいう。
1,8−シネオール、別名ユーカリプトール(eucalyptol)は、天然に存在する有機化合物で、環状エーテル構造を持つモノテルペノイドの一種である。リモネンオキシド、カジェプトール(cajeptol)とも呼ばれる。IUPAC系統名は1,3,3−トリメチル−2−オキサビシクロ[2.2.2]オクタン 1,3,3−trimethyl−2−oxabicyclo[2.2.2]octane、p−メンタンから誘導すると1,8−エポキシ−p−メンタン 1,8−epoxy−p−menthane である。1,8−シネオールは、ローリエ、ヨモギ、バジリコ、ニガヨモギ、ローズマリー、セージなどの葉からも見出されが、ユーカリ精油を蒸留すると99.6%から99.8%の純度のものが得られる。また1,8−シネオールは、こころよい芳香と味を持つことから、食品添加物・香料・化粧品に利用される、口中清涼剤やせき止めにも配合され、その効能や安全性は良く知られている化合物である。しかしこれまで、1,8−シネオールがヒトの短期記憶力を向上させることは全く知られていない。なお本発明で言う短期記憶とは、視覚や聴覚などの感覚器官に通じて脳に達した情報が、記憶されたもので、その保持期間が数十秒程度の記憶をいう。
本発明に用いる1,8−シネオールは化学的に合成されたものでも、ユーカリ油から蒸留されたものでもよい。精製された1,8−シネオールであっても良いし、ユーカリ油のような未精製の精油でも使用可能であるが、1,8−シネオールを50%以上含有するものが好ましい。
本発明の短期記憶力向上用組成物は、1,8−シネオールが気化して、鼻孔内に達し、鼻孔内の1,8−シネオールは、鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる粘膜に接触して感知されることが必要である。すなわち、本発明の組成物にあっては、有効成分の1,8−シネオール分子が常温で気化して鼻孔内に達することが必要である。あるいは常温で霧状となって鼻孔内に達することが必要である。そして1,8−シネオールは嗅上皮において嗅覚受容体に結合して嗅細胞が電気信号を発生し、電気信号が嗅神経、嗅球、脳(大脳辺縁系)へと伝達し、におい感覚が発生する。この嗅覚刺激が短期記憶力を向上させる。
したがって、本発明の組成物にあっては、短期記憶力を向上させようとするときに、本発明の組成物を使用するのがもっとも適切で且つ効果的である。また嗅覚は長時間特定の香に曝露されるとその香を感じなくなる場合があるため、長時間本発明の組成物を使用すると短期記憶力向上の効果が低下する場合がある。
本発明の短期記憶力向上用組成物は、1,8−シネオールが気化して、鼻孔内に達し、鼻孔内の1,8−シネオールは、鼻腔最上部の嗅上皮と呼ばれる粘膜に接触して感知されることが必要である。すなわち、本発明の組成物にあっては、有効成分の1,8−シネオール分子が常温で気化して鼻孔内に達することが必要である。あるいは常温で霧状となって鼻孔内に達することが必要である。そして1,8−シネオールは嗅上皮において嗅覚受容体に結合して嗅細胞が電気信号を発生し、電気信号が嗅神経、嗅球、脳(大脳辺縁系)へと伝達し、におい感覚が発生する。この嗅覚刺激が短期記憶力を向上させる。
したがって、本発明の組成物にあっては、短期記憶力を向上させようとするときに、本発明の組成物を使用するのがもっとも適切で且つ効果的である。また嗅覚は長時間特定の香に曝露されるとその香を感じなくなる場合があるため、長時間本発明の組成物を使用すると短期記憶力向上の効果が低下する場合がある。
本発明の1,8−シネオールを含む組成物は、そのまま、例えば溶液であれば、ハンカチやガーゼに滴下して含浸させてこれを鼻孔に当てるようにすれば嗅覚を刺激して短期記憶力を向上させることができる。あるいは、点鼻剤、スプレー剤の形態とすれば簡単に鼻孔内に投与できる。またクリームや軟膏の剤形とすることで、鼻孔内に塗布することができる。
食品の形態にあっては、口腔内で崩壊する形態のチュアブル剤形や飴、チューインガム、飲料の形態にすれば、短期記憶力を向上させようとするときに摂取すると、即座に口腔内から香気成分である1,8−シネオールが鼻孔内に拡散して嗅覚刺激を行う。
本発明の組成物は、化粧料の形態とすることもできる。
さらに本発明の組成物は、芳香剤や日用品の賦香目的で使用することもできる。例えば、室内や衣類の芳香スプレーや車内の芳香剤、例えば消臭スプレー、ティッシュペーパー、マスク、柔軟剤、洗口液等の形態とすることもできる。
さらに本発明の組成物は、建物や室内の空調設備を利用して一定時間環境に放出して嗅覚を刺激することも可能である。あるいは揮発性の溶剤に溶解させて、溶剤が揮発する際に空気中に飛散させて、これを吸引しても良い。またアロマキャンドルの原料として用いて、ろうそくの燃焼時に1,8−シネオールが空気中に拡散するようにしても良い。
溶剤としては、有害性のないアルコールが好ましい。このようなものとしては、エタノールやジプロピレングリコールを例示することができる。ジプロピレングリコールを用いることが特に好ましい。このような溶剤に溶解させた組成物は多孔性のシリカゲルやケイ酸カルシウムなどのビーズに含浸させることで、固形物として取り扱うことが可能である。このようなビーズに含浸させるための溶液中には、1,8−シネオールを官能的に香を感じられる程度の量が望ましく、好ましくは0.1〜50質量%含有させることで、1,8−シネオールが徐々に気散されて好ましい短期記憶力向上効果を発揮させることができる。
食品の形態にあっては、口腔内で崩壊する形態のチュアブル剤形や飴、チューインガム、飲料の形態にすれば、短期記憶力を向上させようとするときに摂取すると、即座に口腔内から香気成分である1,8−シネオールが鼻孔内に拡散して嗅覚刺激を行う。
本発明の組成物は、化粧料の形態とすることもできる。
さらに本発明の組成物は、芳香剤や日用品の賦香目的で使用することもできる。例えば、室内や衣類の芳香スプレーや車内の芳香剤、例えば消臭スプレー、ティッシュペーパー、マスク、柔軟剤、洗口液等の形態とすることもできる。
さらに本発明の組成物は、建物や室内の空調設備を利用して一定時間環境に放出して嗅覚を刺激することも可能である。あるいは揮発性の溶剤に溶解させて、溶剤が揮発する際に空気中に飛散させて、これを吸引しても良い。またアロマキャンドルの原料として用いて、ろうそくの燃焼時に1,8−シネオールが空気中に拡散するようにしても良い。
溶剤としては、有害性のないアルコールが好ましい。このようなものとしては、エタノールやジプロピレングリコールを例示することができる。ジプロピレングリコールを用いることが特に好ましい。このような溶剤に溶解させた組成物は多孔性のシリカゲルやケイ酸カルシウムなどのビーズに含浸させることで、固形物として取り扱うことが可能である。このようなビーズに含浸させるための溶液中には、1,8−シネオールを官能的に香を感じられる程度の量が望ましく、好ましくは0.1〜50質量%含有させることで、1,8−シネオールが徐々に気散されて好ましい短期記憶力向上効果を発揮させることができる。
以下に1,8−シネオールを用いた短期記憶力向上を行ったヒトの試験例を示して本発明をより具体的に説明する。
1.試験試料
1,8−シネオール及び比較例として本発明者らが、嗅覚刺激効果によって脳血流を改善し、脳を活性化する作用を有していることを確認済みのカンファーを用いた。
2.試験用試料の調製
精製1,8−シネオールを無臭のジプロピレングリコールと20:25の質量比率で混合し1,8−シネオール濃度を約45質量%に希釈した溶液を調製した。この溶液45mlをビーズ状に成型された直径4mmの多孔性のケイ酸カルシウム(登録商標「フローライト」:富田製薬社製)55gに含浸させ、試験に用いる1,8−シネオール含浸多孔性ビーズを調製した。この製剤10gをネット状の袋に入れた後、口元を縛り、1,8−シネオールビーズがこぼれおちないようにし、これを試験試料とした。
また比較例の精製カンファー10gをジプロピレングリコール35mlに溶解させ、カンファー溶液を調製した。この溶液45mlを、同様にビーズ状に成型された直径4mmの多孔性のケイ酸カルシウムビーズ55gに含浸させ、試験に用いるカンファー製剤を調製した。同様にこの製剤30gをネット状の袋に入れた比較例試験試料を調製した。
この試験試料、比較試験試料はそれぞれ1,8−シネオール、カンファーの特有の香を有している。
さらに無臭(無香)試験試料としてジプロピレングリコール45mlを多孔性のケイ酸カルシウム55gに含浸させた無臭のビーズを作製し、これを無臭試験試料とした。同様に10gをネット状の袋に入れた無臭試験試料を調製した。
また、1,8−シネオール試験試料とカンファー比較試験試料の香りの強度は、VAS法で試験して同一の香強度となるよう、予備試験を行い、決定した。これが上記のビーズに含浸させた溶液の濃度である濃度とネット状の袋に入れる量である。
1.試験試料
1,8−シネオール及び比較例として本発明者らが、嗅覚刺激効果によって脳血流を改善し、脳を活性化する作用を有していることを確認済みのカンファーを用いた。
2.試験用試料の調製
精製1,8−シネオールを無臭のジプロピレングリコールと20:25の質量比率で混合し1,8−シネオール濃度を約45質量%に希釈した溶液を調製した。この溶液45mlをビーズ状に成型された直径4mmの多孔性のケイ酸カルシウム(登録商標「フローライト」:富田製薬社製)55gに含浸させ、試験に用いる1,8−シネオール含浸多孔性ビーズを調製した。この製剤10gをネット状の袋に入れた後、口元を縛り、1,8−シネオールビーズがこぼれおちないようにし、これを試験試料とした。
また比較例の精製カンファー10gをジプロピレングリコール35mlに溶解させ、カンファー溶液を調製した。この溶液45mlを、同様にビーズ状に成型された直径4mmの多孔性のケイ酸カルシウムビーズ55gに含浸させ、試験に用いるカンファー製剤を調製した。同様にこの製剤30gをネット状の袋に入れた比較例試験試料を調製した。
この試験試料、比較試験試料はそれぞれ1,8−シネオール、カンファーの特有の香を有している。
さらに無臭(無香)試験試料としてジプロピレングリコール45mlを多孔性のケイ酸カルシウム55gに含浸させた無臭のビーズを作製し、これを無臭試験試料とした。同様に10gをネット状の袋に入れた無臭試験試料を調製した。
また、1,8−シネオール試験試料とカンファー比較試験試料の香りの強度は、VAS法で試験して同一の香強度となるよう、予備試験を行い、決定した。これが上記のビーズに含浸させた溶液の濃度である濃度とネット状の袋に入れる量である。
3.試験方法
試験対象者は、健康な45名の男女を選抜した。試験試料群(1,8−シネオール群)21名(平均年齢38.0±5.4歳、女性16名)、比較試験試料群(カンファー群)24名(平均年齢26.7±6.3歳、女性11名)を無作為に割り付けた。
試験対象者は、無臭試験試料と試験試料、無臭試験試料と比較試験試料の使用による短期記憶力を評価する方法とした。具体的には、最初の7日間を香り成分(試験試料/比較試験試料)使用期間とし、使用終了翌日からの7日間は何も使用しないウォッシュアウト期間とした。ウォッシュアウト期間終了の翌日から7日間は無臭試験試料の使用期間とし、試験対象者は無臭対照であるジプロピレングリコール含浸ビーズを使用する。なお、香り成分試用期間と無臭試験試料試用期間の順番は、試験対象者ごとに入れ替えた。試験試料/比較試験試料と無臭試験試料を使用期間中、試験対象者は試験品を毎晩就寝前2時間、身体から30cm離れた場所に置いて、1,8−シネオール又はカンファーの香にさらされるようにした。なお試験試料又は比較試験試料は、毎日密封容器に保管しておいた新しい被験品に取り換えて使用した。それぞれの試験期間終了後、次の短期記憶力に対する効果評価を行った。また試験対象者は、それぞれの指定日に、自己評価で下記に示す「注意力」についてVAS評価を行った。
試験対象者は、健康な45名の男女を選抜した。試験試料群(1,8−シネオール群)21名(平均年齢38.0±5.4歳、女性16名)、比較試験試料群(カンファー群)24名(平均年齢26.7±6.3歳、女性11名)を無作為に割り付けた。
試験対象者は、無臭試験試料と試験試料、無臭試験試料と比較試験試料の使用による短期記憶力を評価する方法とした。具体的には、最初の7日間を香り成分(試験試料/比較試験試料)使用期間とし、使用終了翌日からの7日間は何も使用しないウォッシュアウト期間とした。ウォッシュアウト期間終了の翌日から7日間は無臭試験試料の使用期間とし、試験対象者は無臭対照であるジプロピレングリコール含浸ビーズを使用する。なお、香り成分試用期間と無臭試験試料試用期間の順番は、試験対象者ごとに入れ替えた。試験試料/比較試験試料と無臭試験試料を使用期間中、試験対象者は試験品を毎晩就寝前2時間、身体から30cm離れた場所に置いて、1,8−シネオール又はカンファーの香にさらされるようにした。なお試験試料又は比較試験試料は、毎日密封容器に保管しておいた新しい被験品に取り換えて使用した。それぞれの試験期間終了後、次の短期記憶力に対する効果評価を行った。また試験対象者は、それぞれの指定日に、自己評価で下記に示す「注意力」についてVAS評価を行った。
4.短期記憶力評価方法
短期記憶力を評価する方法として、ウエクスラー記憶検査(WMS−R)の論理的記憶を使用した。評価に使用した文章は物語A、物語Bの二つである。評価では、検査実施者と試験対象者が対面で着席する。検査実施者は、試験対象者に対して物語の内容をできるだけ憶えるように教示する。さらに、読み終えた後には聞いたすべてのことを報告するように試験対象者へ伝える。試験対象者が内容を理解できたことを確認した上で、検査実施者は25のパーツに分けられた150文字程度から成る物語A(またはB)を読み上げる。その直後に試験対象者は物語の内容をできるだけ多く報告する。以上が短期記憶力評価の実施内容となる。採点では、物語A、物語Bをそれぞれ各パーツの合計数である25点満点で評価した。なお物語A、Bの実施順は、試験対象者間で順番を入れ替えた。
短期記憶力を評価する方法として、ウエクスラー記憶検査(WMS−R)の論理的記憶を使用した。評価に使用した文章は物語A、物語Bの二つである。評価では、検査実施者と試験対象者が対面で着席する。検査実施者は、試験対象者に対して物語の内容をできるだけ憶えるように教示する。さらに、読み終えた後には聞いたすべてのことを報告するように試験対象者へ伝える。試験対象者が内容を理解できたことを確認した上で、検査実施者は25のパーツに分けられた150文字程度から成る物語A(またはB)を読み上げる。その直後に試験対象者は物語の内容をできるだけ多く報告する。以上が短期記憶力評価の実施内容となる。採点では、物語A、物語Bをそれぞれ各パーツの合計数である25点満点で評価した。なお物語A、Bの実施順は、試験対象者間で順番を入れ替えた。
また、記憶力と注意力には関係があることから、注意力を評価する方法として関西学院版眠気尺度から注意力に関わる7項目を抜粋し、VAS法により評価した。注意力評価で使用した7項目を図1に示した。
なお、注意力評価の結果としては、「気が散りやすい」以外の項目については評価シートの左端から試験対象者が線分を記入した個所までの距離をミリメートルで計測し、「気が散りやすい」という項目については右端から試験対象者が線分を記入した個所までの距離をミリメートルで計測した。試験対象者は、これらの評価を香り成分使用期間と無臭対照使用期間の、それぞれ使用開始日と使用終了翌日の計4回実施した。
なお、注意力評価の結果としては、「気が散りやすい」以外の項目については評価シートの左端から試験対象者が線分を記入した個所までの距離をミリメートルで計測し、「気が散りやすい」という項目については右端から試験対象者が線分を記入した個所までの距離をミリメートルで計測した。試験対象者は、これらの評価を香り成分使用期間と無臭対照使用期間の、それぞれ使用開始日と使用終了翌日の計4回実施した。
5.結果
(1)短期記憶力の評価
試験試料の使用前後の記憶力試験の結果を表1及び図2、比較試験試料の使用前後の記憶力試験の結果を表2及び図3に示す。試験結果は、Wilcoxonの符号付順位検定法によって有意差検定を行った。有意差検定では、各製剤における使用前の点数と使用1週後の点数を比較した。なお、有意水準はp値で示し、0.05未満が「有意差あり」、0.05以上0.1未満が「有意傾向あり」とした。
(1)短期記憶力の評価
試験試料の使用前後の記憶力試験の結果を表1及び図2、比較試験試料の使用前後の記憶力試験の結果を表2及び図3に示す。試験結果は、Wilcoxonの符号付順位検定法によって有意差検定を行った。有意差検定では、各製剤における使用前の点数と使用1週後の点数を比較した。なお、有意水準はp値で示し、0.05未満が「有意差あり」、0.05以上0.1未満が「有意傾向あり」とした。
表1、2及び図2、3から明らかなように、試験試料である1,8−シネオール製剤を使用した場合に短期記憶力が有意に向上していることが確認できた。
(2)注意力評価の解析
VAS法による注意力評価の得点を下記表3に示す。
試験試料(1,8−シネオール製剤)と無臭試料、または比較試験試料(カンファー製剤)と無臭試料について、其々の使用後平均値を使用前平均値で割って、其々の変化度(%)を算出した。次に、先に求めた試験試料の変化度(%)或いは比較試験試料の変化度(%)から、其々対となる無臭試料の変化度(%)を引いた値を「注意力評価のポイント(Pt)」として表した。この時、注意力評価のポイント(Pt)が0(Pt)より大きい値の場合は、注意力が向上していることを示しており、0(Pt)未満の値の場合は注意力が低下していることを示している。
評価結果を表3に示す。
VAS法による注意力評価の得点を下記表3に示す。
試験試料(1,8−シネオール製剤)と無臭試料、または比較試験試料(カンファー製剤)と無臭試料について、其々の使用後平均値を使用前平均値で割って、其々の変化度(%)を算出した。次に、先に求めた試験試料の変化度(%)或いは比較試験試料の変化度(%)から、其々対となる無臭試料の変化度(%)を引いた値を「注意力評価のポイント(Pt)」として表した。この時、注意力評価のポイント(Pt)が0(Pt)より大きい値の場合は、注意力が向上していることを示しており、0(Pt)未満の値の場合は注意力が低下していることを示している。
評価結果を表3に示す。
試験試料である1,8−シネオール製剤では、全ての注意力評価の全ての評価項目において無臭試料に勝っていた。
以上の試験結果から、1,8−シネオール製剤によって嗅覚が刺激され、短期記憶力が向上し、また記憶力に影響する注意力が向上することが確認できた。
Claims (8)
- 1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用組成物。
- 香料である請求項1に記載の組成物。
- 1,8−シネオールによる嗅覚刺激を介して短期記憶力を向上する作用を有する請求項1または2に記載の組成物。
- 1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の日用品。
- 1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の外用剤。
- 1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の飲食品。
- 1,8−シネオールを有効成分として含有する短期記憶力向上用の化粧料。
- 1,8−シネオールと溶剤を含浸させた短期記憶力向上用多孔性ビーズ。
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