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JP2018187041A - 遊技機 - Google Patents

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JP2018187041A JP2017091493A JP2017091493A JP2018187041A JP 2018187041 A JP2018187041 A JP 2018187041A JP 2017091493 A JP2017091493 A JP 2017091493A JP 2017091493 A JP2017091493 A JP 2017091493A JP 2018187041 A JP2018187041 A JP 2018187041A
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Shota Sugano
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Abstract

【課題】遊技の公正を担保しつつ、上乗せの決定時期と報知時期を変え、上乗せ不可な設定差有ボーナス消化中の遊技興趣を高める。【解決手段】アシストリプレイタイムART中等の有利区間中に、設定差無の所定条件の具備により、指示機能の性能について遊技者に有利な上乗せ特典の付与を決定し、決定された上乗せ特典の全部又は一部を遊技者に報知することなく裏乗せ(内部記憶)し、特典の付与を決定した遊技状態とは異なる他の遊技状態である設定差有RBB2作動中に、記憶した上乗せ特典を遊技者に報知させる。【選択図】図4

Description

本発明は、回胴式遊技機、その他のスロットマシン、アーケードゲーム機等の遊技機に関する。特に、停止操作についての指示機能を作動可能とする有利区間を設けている遊技機に係る。
特許文献1に、次遊技を新たなメダルの投入無で行える再遊技の籤の当せん確率を高めたリプレイタイムRT中に、ストップボタンの押し順に正解したときに投入数を超える高配当のメダルを獲得できる押し順ベル籤についての正解押し順等を報知するアシストタイムATを作動させるアシストリプレイタイムARTと、入賞を容易にするための特別の装置である役物に係る籤によるリアルボーナスとを搭載し、ART中にリアルボーナスに当せんすると、リアルボーナス消化中にARTの継続ゲーム数について「+10G」等と上乗せし、リアルボーナスを消化した後にARTに復帰させて、ARTを続行できる遊技機が記載されている(図48(c)等)。
特開2015−112380号公報
以上のもので、リアルボーナスによる役物の籤の当せん確率を、籤の当せん確率の組合せである設定の違いに応じて可変にする設定差有とすることにより、低設定から高設定に対応した可変範囲内で、適切な出玉調整が可能になる。この場合、上記文献記載のように、設定差有とするリアルボーナス中にARTの継続ゲーム数の上乗せを行うと、高設定ほど、作動頻度の高まるリアルボーナスによる出玉の増加に、ARTの継続ゲーム数の上乗せによる出玉の増加が加わり、役物の作動自体による出玉の優遇仕様に指示機能についての優遇仕様を加重することになり、遊技の公正を担保できない恐れが生じる。設定差のあるリアルボーナスを契機としてARTの継続ゲーム数を上乗せすると、設定値によっては射幸性が高まり過ぎることになるからである。よって、設定差有のリアルボーナス中に上乗せ等の指示機能の性能を変化させる処理をしないのが好ましいが、このようにすると、リアルボーナス消化中の遊技が単調になり、遊技興趣が低下する恐れがある。
本発明の課題は、遊技の公正を担保しながら、上乗せ等の指示機能に関する特典の決定時期及び報知時期を工夫することにより、リアルボーナス消化中等における遊技の単調化を防止でき、遊技興趣を高め得る遊技機を提供する点にある。
図面の符号を括弧内に付記して例示する。
複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素(左リール1L,中リール1C,右リール1R)を有し、
遊技媒体の投入下における可変表示開始操作を契機に内部抽せん用の乱数値を抽出し、抽出した乱数値に基づいて予め定義した複数の籤の中から当せんを決定する内部抽せん手段(K)と、
前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて、前記内部抽せん手段で当せんと決定した当せん籤に含まれる役に対応した図柄の組合せの表示を許容させる可変表示制御手段(リール制御手段V)とを含み、
前記籤の当せん確率の組合せである設定を変更可能にしていると共に、前記可変表示要素に対する停止操作についての指示機能を作動可能とする有利区間を設けている遊技機を前提とする。
「可変表示要素」は、リール(回胴)、ベルト、画像を含む。
「遊技媒体」は、遊技メダル、遊技球、貯留装置の電磁的記録を含む。
「籤(くじ)」は、当せんエリアともいう。また、籤自体を条件装置あるいは条件装置グループということもできる。
「設定」とは、規定数(遊技の結果を1回得るために投入をする必要がある遊技メダル等の数として遊技の種類ごとに定められたもの)に応じた入賞、再遊技、役物又は役物連続作動装置の作動に係るそれぞれの「条件装置」が作動する確率の組合せをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ヘ)。要するに、定義した籤の当せん確率の組合せを意味する。当せん確率の組合せの違いにより、最低出玉率となる設定1から最高出玉率となる設定6まで、6段階に変更できるのが一般的である。
「条件装置」とは、その作動が「入賞」、「再遊技」、「役物」又は「役物連続作動装置」の作動に係る図柄の組合せが表示されるために必要な条件とされている装置で、内部抽せん(遊技機内で行われる電子計算機によるくじ)に当せんした場合に作動するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ホ)。要するに、当せんフラグを意味する。
「入賞」とは、図柄について遊技メダル等(遊技メダル又は遊技球(遊技機規則第6条別表第二(1)ハ)を獲得するため必要な組合せとしてあらかじめ定められたものが表示されることをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ニ)。「入賞」に係る役すなわち入賞役は、小役ともいう。
「再遊技」とは、遊技メダル等の投入をすることによらずに行うことができる遊技をいう(遊技機規則第6条別表第二(3)イ)。再遊技に係る役は、再遊技役ともいう。
入賞と再遊技とを含めて役物ではないという意味で非役物ともいい、入賞役(小役)と再遊技役とを含めて非役物に係る役ともいう。
なお、再遊技、役物及び役物連続作動装置の作動は、入賞でない(平成16年(2004年)5月26日警察庁丁生環発155「技術上の規格解釈基準」の二.各論の(四)の(1)ロ(ハ))。
「役物」とは、入賞を容易にするための特別の装置をいい(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則第9条)、本発明でいう役物には、役物連続作動装置を含める。所謂リアルボーナスを意味し、アシストタイムATの作動による所謂擬似ボーナスは含まない。
「役物連続作動装置」とは、「第一種特別役物」又は「第二種特別役物」を連続して作動させることができる装置で、特定の図柄の組合せが表示された場合に作動しあらかじめ定められた場合に作動を終了するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)チ)。第一種特別役物に係る役物連続作動装置は、一種ビッグボーナスや単に一種ビッグともいい、RBBやBB等で表記される。第二種特別役物に係る役物連続作動装置は、二種ビッグボーナスや単に二種ビッグともいい、CBBやMB等で表記される。
「第一種特別役物」とは、規定数ごとの入賞に係る図柄の組合せの数を増加させ、又は規定数ごとの入賞に係る「条件装置」が作動する確率を上昇させる役物で、あらかじめ定められた場合に作動し12回を超えない回数の遊技の結果が得られるまで作動を継続することができるものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ト)。第一種特別役物は、レギュラーボーナスともいい、RB等で表記される。
「第二種特別役物」とは、内部抽せんの結果にかかわらず入賞に係る条件装置を作動させることとなる役物で、あらかじめ定められた場合に作動し1回の遊技の結果が得られた場合に作動を終了するものをいう(遊技機規則第6条別表第二(3)ヌ)。第二種特別役物は、チャレンジボーナスともいい、CB等で表記される。
「指示機能」とは、遊技媒体の獲得を補助する目的として行う可変表示要素に対する停止操作位置(押下位置)や停止順序(押し順)を指示する機能をいう。
「指示機能の作動」とは、遊技媒体の獲得を補助する目的として行う可変表示要素に対する停止操作位置(押下位置)や停止順序(押し順)を指示することをいい、主制御装置(主基板)で管理するメインモニタ(表示器)に、指示機能により獲得性能に差異が生じる条件装置作動状態に係る信号である指示情報信号を識別する番号すなわち例えば指示情報信号が第1番目に左ストップボタンを押し、第2番目に中ストップボタンを押し、第3番目に右ストップボタンを押す「左中右」の停止順序を指示するものなら、番号「1」等を表示すると共に、周辺制御装置(周辺基板)で管理する液晶表示装置等に、ストップボタンの配置に対応させて「123」等と該当するナビ情報を表示するのが一般的である。また、第1番目に左ストップボタンを押すべき左第1停止を指示するものなら、メインモニタ(表示器)に番号「7」等を表示すると共に、液晶表示装置等に「1××」や「1−−」等と表示するのも一般的である。
「有利区間」とは、最大獲得数が得られる当せんに係る入賞役についての押下位置や停止順序の指示を原則1回以上行う、指示機能に係る性能を有する遊技区間をいう。原則としているのは、有利区間の遊技数が所定上限遊技数(1500回)を超えるまでに、あるいは、有利区間中に作動した第一種特別役物又は役物連続作動装置の作動終了後の任意に定める有利区間の終了時までに、最大獲得数が得られる当せんに係る入賞役についての押下位置や停止順序を指示する機会がなかった場合は、その指示を行わないことがあり得るからである。有利区間への移行は、設定の違いによらない当せん確率にて抽せんする籤の当せんに紐付いて決定するのが好ましい。また、有利区間中は、「指示機能に係る処理」を行うことができる。
「指示機能に係る処理」とは、指示機能の上乗せ、継続等の指示権利に係る直接的な処理、抽せん状態やその状態移行の遷移等(遊技数減算等)の間接的な処理及び有利区間を終了させる処理をいう。指示機能に係る処理には、指示機能の上乗せ等、遊技者に有利なものと、有利区間の終了等、遊技者に不利なものとを含む。
有利区間でない非有利区間は、原則として、「通常区間」となる。
「通常区間」とは、指示機能により獲得性能に差異が生じる条件装置作動状態に係る信号(指示情報信号)を周辺基板に送信してはならない区間であり、かつ指示機能に係る性能(但し、有利区間へ移行する抽せんを除く)に一切影響を及ぼさない、指示機能に係る性能を有さない遊技区間をいう。原則としているのは、役物連続作動装置又は第一種特別役物に係る条件装置に紐付いて有利区間移行抽せんに当せんした際、当該条件装置の内部中(所定のシミュレーション試験による出玉率が1以上の場合を除く)、当該役物連続作動装置又は第一種特別役物の作動時まで有利区間の開始を待機することができる「待機区間」を除く趣旨である。
以上のものにおいて、
前記有利区間中に、前記設定の違いによらない所定条件の具備(設定差無の籤の当せんに紐付いた上乗せ当せん)により、前記指示機能の性能について遊技者に有利となる特典(上乗せ)の付与を決定する特典付与決定手段(H21)と、
前記特典付与決定手段(H21)により特典の付与が決定された場合に、遊技者に報知することなく決定された特典の全部又は一部を内部記憶する特典記憶手段(H22)と、
前記特典付与決定手段(H21)により特典の付与が決定された遊技状態(RT3)とは籤の仕様が異なる他の遊技状態(RBB2作動中)にて、前記特典記憶手段(H22)に記憶した特典を遊技者に報知させる記憶特典報知手段(H23)とを含む。
ここに、「設定の違いによらない所定条件の具備」とは、設定が異なっても同一の当せん確率に従う抽せん処理により当せんすること、設定が異なっても変化しない全設定共通の処理により予め定めた該当条件を満たすこと等を意味する。
これにより、有利区間中、設定の違いによらない所定条件の具備により、指示機能の性能について遊技者に有利となる特典の付与が決定されるため、遊技の公正を担保できる。従来のように設定差のあるリアルボーナスを契機としてARTの継続ゲーム数を上乗せするものではないため、設定値によって射幸性が高まり過ぎるといったことはないからである。それでいながら、決定された特典の全部又は一部を遊技者に報知することなく内部記憶し、特典の付与が決定された遊技状態とは籤の仕様が異なる他の遊技状態にて、その内部記憶した特典が遊技者に報知させる。このため、他の遊技状態が設定差有の籤の当せんに基づく遊技状態であったとしても、この遊技状態では特典の付与を決定をすることなく、公正な条件下で決定済の特典を報知するため、設定差有の籤の当せんに基づく遊技状態では指示機能に関する特典が得られないという印象を遊技者に与えてしまうのを防止でき、設定差有の籤の当せんに基づく遊技状態でも、指示機能に関する特典に対して期待感を持って遊技ができるようになる。よって、公正でありながら、遊技の単調化を防止でき、遊技興趣を高めることができる。
以上のもので、前記記憶特典報知手段(H23)による報知は、遊技媒体を獲得できる入賞を容易にするための特別の装置である役物に係る籤であって前記設定の違いに応じた当せん確率にて当せんさせる設定差有役物籤(RBB2)の当せんに基づく役物作動中の遊技状態(RBB2作動中)にて行う仕様にしている。
これにより、設定差有役物籤の当せんに基づく役物作動中の遊技状態時、決定済の特典の報知により、指示機能による出玉の増加を期待させることができ、設定差有役物籤の当せんが設定差無役物籤の当せんよりも価値が低いとの印象付けを払拭でき、所期の目的を効果的に達成できる。
さらに、前記特典記憶手段(H22)に記憶した特典を前記指示機能の性能として反映させる処理は、前記設定差有役物籤(RBB2)の当せんに基づく役物作動中の遊技状態の終了後に移行する遊技状態(RT1)において行う仕様にしている。
これにより、遊技の公正さを一層高めることができる。
本発明遊技機の斜視図。 可変表示要素を構成するリールの展開図。 個々の条件装置等の一覧表。 同時当せんさせる条件装置毎に区分した籤(当せんエリア)一覧表。 制御装置のブロック図。
図1に、本発明を適用する回胴式遊技機を示す。回胴式遊技機は、一般にパチスロと呼ばれ、遊技機規則、すなわち平成16年(2004年)1月30日の国家公安委員会規則第1での改正を経た昭和60年(1985年)2月12日の国家公安委員会規則第4「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」に適合するスロットマシンである。なお、用語及びその技術内容は現行の遊技機規則に準じている。
遊技機筐体8Bは、ハニカムリアキャビネット8R及びキャビネット枠8W、扉状の上下フロントキャビネット8E,8Fを備える。上フロントキャビネット8Eには、演出動画や、有利区間中のアシストタイムATによる指示情報信号に対応したナビ等をフルカラーで映し出す上部液晶表示装置71、サーチライトを模したドットマトリクス表示装置73、リールパネル8、展開及び収納可能な組ランプe1〜3をもつ左上可動ランプE1,同組ランプe4〜6をもつ右上可動ランプE2,同組ランプe7〜9をもつ左下可動ランプE3,同組ランプe10〜12をもつ右下可動ランプE4、左上ランプE5,右上ランプE6、リールパネル8を囲む門型ランプE7〜E11を備える。なお、左右は、遊技機に対面した遊技者目線における左右を意味する。
下フロントキャビネット8Fには、操作部8S、演出用の下部液晶ボタンABを兼用し且つ上部液晶表示装置71と協働した演出動画等を表示させる可動式ビジョンATVから成る下部液晶表示装置72、その両脇のサイドランプE12,E13を備える。91〜94はBGMや各種効果音等を出音するスピーカ、8Mはメダル払出口、8Gはメダル受皿である。筐体8Bの内部には、「ド、ド、ド、ドォー」等の重低音の再生により振動を発生させるウーハー90を内蔵している。
リールパネル8の透明な表示窓80の内部には、複数の回胴すなわち可変表示要素となる左リール1L、中リール1C、右リール1Rを備え、それぞれのリール帯10L,10C,10Rの外周に全部で20コマ配列した図柄のうち連続する3コマを窓越しに臨ませている。定常回転時を含む通常の正転時、各図柄は上から下にスクロールする。表示窓80の窓越しに表示される複数列及び複数段の図柄表示位置、すなわち、左・中・右リール1L,1C,1Rの3列とそれぞれの上・中・下の3段との、列と段で特定される3×3=9個の図柄表示位置において、例えば中段ライン(左中−中中−右中)のみを有効ラインとしている。なお、他のラインを含めて2本以上のラインを有効ラインとしてもよい。
操作部8Sには、遊技媒体たる遊技メダルを投入するメダル投入口2i、開始ボタンbi・上下左右の移動ボタンb1〜4・終了ボタンboをもち、音量、光量、BGM、キャラクター等を選択変更できる実機カスタマイズ用の十字キーユニットBT、貯留装置の電磁的記録すなわちクレジットから一回の遊技に必要な規定数例えば3枚の掛けメダルを引き落とすベットボタン3、クレジット等に残る数のメダルをメダル受皿8Gに落す精算ボタン4、各リール1L,1C,1Rの可変表示(回転)を開始させるスタートスイッチとなるスタートレバー5、各リール1L,1C,1Rに対応して設け、対応するリールの可変表示(回転)を個別に停止させるストップスイッチとなる左ストップボタン6L、中ストップボタン6C、右ストップボタン6R、メダル投入口2i下流のメダル詰り時に押すリジェクトボタン2R、ドアキーの操作穴8Kを備える。
また、現時のクレジット数を表示させるクレジット表示器DL1、入賞による払出メダル枚数を表示させると共に有利区間中のアシストタイムATによる指示機能の作動時に指示情報信号を識別する番号を表示させるメインモニタMAを兼ねるペイアウト表示器DL2、そのドットを利用し、有利区間への移行が決定された次遊技から有利区間中にあるとき点灯させ、有利区間が終了した次遊技からの通常区間中に消灯させる区間表示器Ek、充当掛けメダルが1枚、2枚、3枚になる毎に点灯させる1〜3枚ランプEL1〜3、掛けメダルが受付可能なとき点灯させるベットランプELb、スタートレバー5による始動操作が可能なとき点灯させるスタートランプELs、再遊技に係る図柄の組合せが表示されて再遊技が作動したとき点灯させるリプレイランプELrを含む遊技基本ランプ類30を備える。
ベットランプELbの点灯時、掛けメダルが0の状態でメダル投入口2iからメダル1枚を入れると1枚ランプEL1が点灯し、さらに1枚入れると2枚ランプEL2が点灯し、さらに1枚入れると3枚ランプEL3が点灯し、規定数に達する。規定数の掛けメダルになると、スタートランプELsが点灯し、スタートレバー5による始動操作が可能になる。規定数に達した状態からスタートレバー5を操作しないでメダル投入口2iにさらにメダルを入れると、クレジット表示器DL1のカウンタを進め、所定上限数である50枚まで貯留可能となる。入賞により払出されたメダルも50枚まではクレジットに加算され、50枚を超えて払出されたメダルは、メダル払出口8Mからメダル受皿8Gに受止められる。
図2に示すように、各リール帯10L,10C,10Rの外周面には、赤7、黒バー、チェリー、スイカ、ベル、リプレイ、ブランク1、ブランク2、ブランク3、ブランク4の全10種類の図柄を、図柄番号0,1〜19に対応させ且つ独特の縦の並びに従って印刷等により描いている。各リール帯10L,10C,10Rの上端と下端は結ばれて輪状になり、エンドレスに図柄をスクロールさせる。
各リール1L,1C,1Rは20コマの図柄を配する20コマリールである。各リール1L,1C,1Rの駆動には、21コマリール駆動用の1ステップ角が約1.43度、1−2相励磁により504ステップで一回転する仕様のステッピングモータSMを用いている。21コマリールの場合、一図柄あたり504/21=24ステップの均等ステップ数を割付けることができるが、20コマリールでは、504/20=25.2で整数解にならないため、不均等ステップ数を割付けている。ステップ数の多い方を26、ステップ数の少ない方を24とし、図柄番号0〜19を5で割った整数解の余りが奇数となる図柄番号1,3,6,8,11,13,16,18の図柄に少ない方の24ステップを割付け、その他の図柄番号0,2,4,5,7,9,10,12,14,15,17,19の図柄に多い方の26ステップを割付けている。
なお、ステッピングモータSMは、鉄芯外周に多数のロータ小歯をもつ永久磁石内蔵式のロータRmと、磁極内周に複数のステータ小歯をもつ複数組の磁極にA相、B相、C相(Aバー相(Aの反転相))、D相(Bバー相(Bの反転相))の巻線を巻回したステータSwとを有し、定常回転時、一の巻線をオンにする1相励磁と、一の巻線及び隣接する他の巻線をオンにする2相励磁とを、一割込み時間例えばt=1.49ms毎に交互に繰返す1−2相励磁により、励磁パルスの1ステップ更新により半ステップ角(2ステップ更新により1ステップ角)ずつ変位させ、504のステップ更新で一回転させる。また、励磁パルスのステップ更新方向を変更することにより正転と逆転とを可能にしている。
定常回転時、各リール1L,1C,1Rは、504ステップと1割込時間1.49msを乗じた750.96msで一回転する。1分間に約80回転となる。図柄が一コマ移動するのに要する時間は、平均約37.55msとなる。遊技機規則において通常時のリール停止操作から停止までの第1規定時間「190ms以内」というのは、((190÷37.55)−1)の整数解=4コマが許容される最大滑りコマ数となる。よって、各リール帯10L,10C,10Rにおいて、4コマ以下の図柄を間に挟んで表示対象の図柄が上下に変位する場合、その表示対象の図柄は必ず有効ラインに表示でき、表示確率は1となる。
なお、ステッピングモータSMには、1−2相励磁により20の倍数である400等のステップ更新により一回転させる仕様のものを用い、1割込時間を1.875ms等としてもよい。
図3に、内部抽せんで引く籤(当せんエリア)の構成役となる個々の条件装置(当せんフラグ)に対応する有効ライン上の図柄の組合せ等を示す。役物には、設定の違いによらない一律の当せん確率例えば当せんエリア中において当せんとなる数値幅である当せん値数が131で131/65536≒1/500にて当せんさせる第一種特別役物に係る役物連続作動装置による設定差無役物籤RBB1と、設定の違いに応じた当せん確率にて当せんさせる第一種特別役物に係る役物連続作動装置による設定差有役物籤RBB2とを定義している。
RBB2の当せん確率は数百分の一〜数千分の一の確率、例えば、
設定1は、131/65536≒1/500、
設定2は、138/65536≒1/475、
設定3は、146/65536≒1/449、
設定4は、154/65536≒1/426、
設定5は、164/65536≒1/400、
設定6は、174/65536≒1/377としている。
RBB1に当せんしたゲームでRBB1作動図柄の組合せである「赤7」−「赤7」−「赤7」を表示できなかった場合、RBB1の当せんフラグが持ち越された「RBB1内部中」の遊技状態となる。RBB1の当せんゲーム又はRBB1内部中にRBB1作動図柄の組合せを表示できると、RBB1作動中の遊技状態となり、RBB1作動中は常に第一種特別役物RBの作動中となる。RBB1の作動は、作動開始からの獲得メダル枚数が所定の上限例えば297枚を超過すると終了し、RBの作動も終了する。
RBB2に当せんしたゲームでRBB2作動図柄の組合せである「黒バー」−「黒バー」−「黒バー」を表示できなかった場合、RBB2の当せんフラグが持ち越された「RBB2内部中」の遊技状態となる。RBB2の当せんゲーム又はRBB2内部中にRBB1作動図柄の組合せを表示できると、RBB2作動中の遊技状態となり、RBB2作動中は常に第一種特別役物RBの作動中となる。RBB2の作動は、作動開始からの獲得メダル枚数が所定の上限例えば297枚を超過すると終了し、RBの作動も終了する。
役物でない非役物には、再遊技に係る役(再遊技役)REP1〜7と、入賞に係る役(入賞役(小役))NML1〜16を定義している。NML13〜16は9枚、その他のNML1〜12は1枚のメダルを払出す。ブランクBLK1〜3は、後記左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4の何れかの択役の籤の当せん時に払出し0となる取りこぼし時に表示される。一欄に複数の図柄を列挙しているものがあるが、例えばREP2については、右リール1Rに対応する表示対象となる右図柄は、赤7又は黒バー又はスイカという意味である。配当欄の二重丸は役物の作動、同一重丸は再遊技の作動を意味する。備考欄に各役の表示出目を示す。
図4に、内部抽せんで引く籤、すなわち同時当せん(重複当せん)させる条件装置の内訳が異なるように定義した当せんエリアを示す。例えば、左ベル1がNML5+9+14というのは、左ベル1の籤が、NML5とNML9とNML14とを同時当せんさせることを意味する。内部抽せんでは、スタートレバー5の操作時、主制御装置MCのRWM上で所定範囲例えば0〜65535の2バイトの数値範囲内(全部で65536個の数値)で高速更新するカウンタから一つの乱数値を抽出し、この抽出した乱数値が、乱数範囲内0〜65535において籤に対応した当せん値数の数値幅により区分したどのエリアに属するかにより、当せんに係る籤、従ってその籤に含まれる条件装置の当せん即ち当せんフラグを決定する。
籤の仕様は遊技状態により異なる。遊技状態は、次の8種類あり、備考欄の遷移図のとおり移行する。
[1]設定差無役物籤RBB1又は設定差有役物籤RBB2の作動終了後の移行先となり、再遊技確率が、例えば合算した当せん値数が8978で8978/65536≒1/7.3と相対的に低い低確遊技状態の第1リプレイタイムRT1。
[2]RT1からブランクBLK1〜3何れかの表示により移行し、再遊技に係る籤の仕様はRT1と異なるが、合算した当せん値数は8978と同じで、再遊技確率が同じく1/7.3と相対的に低い低確遊技状態の非RT(非リプレイタイム)。
[3]非RTからREP3又はREP4の表示により昇格し、REP2の表示又はブランクBLK1〜3何れかの表示により非RTに転落する、再遊技確率が、例えば合算した当せん値数が40000で40000/65536≒1/1.64と相対的に高い高確遊技状態の第2リプレイタイムRT2。
[4]RT2からREP5の表示により昇格し、ブランクBLK1〜3何れかの表示により非RTに転落する、再遊技に係る籤の仕様はRT2と異なるが、再遊技確率が同じく約1/1.64と相対的に高い高確遊技状態の第3リプレイタイムRT3。
[5]当せんした遊技状態すなわち非RT、RT1、RT2、RT3の何れであるかにかかわらず、再遊技の当せん値数が8978で再遊技確率を約1/7.3と相対的に低くしたRBB1内部中。
[6]当せんした遊技状態すなわち非RT、RT1、RT2、RT3の何れであるかにかかわらず、再遊技の当せん値数が8978で再遊技確率を約1/7.3と相対的に低くしたRBB2内部中。
[7]全当せんエリアについて、全小役の当せんフラグを成立させるRBB1作動中、
[8]全当せんエリアについて、全小役の当せんフラグを成立させるRBB2作動中。
なお、[1]〜[4]の遊技状態は、役物に未当せんで且つ未作動中の所謂一般遊技中となる。また、低確遊技状態及び/又は高確遊技状態は、少なくとも一つの状態があればよく、また、再遊技に係る籤の内訳及び当せん値数がそれぞれ異なるもっと多くの状態があってもよい。
停止操作についての指示機能を作動可能とする有利区間には、非有利区間の通常区間から設定の違いによらない一律の当せん確率で抽せんする設定差無の籤の当せんに紐付いた所定条件下で移行し、所定の保証ゲーム数例えば5ゲーム(5G、Gはゲーム)について継続させるチャンスゾーンCZと、通常区間又はチャンスゾーンCZから設定差無の籤に紐付いた特定条件下で移行し、高確遊技状態たるRT3において所定継続ゲーム数例えば1セット50ゲーム以上について指示機能を作動させるアシストタイムATとする遊技者により有利なアシストリプレイタイムARTとを設けている。上記[1]〜[8]の各遊技状態において、有利区間になることもあれば、通常区間になることもある。チャンスゾーンCZへの移行が決定されると、次ゲームからチャンスゾーンCZとなり、上部液晶表示装置71に「CHANCE ZONE!」等と表示し、継続ゲーム数のカウントダウン等を付帯させる。アシストリプレイタイムARTへの移行が決定されると、当該遊技の結果が導出される第3番目のリール停止操作後に、上部液晶表示装置71に「Congratulations!」等と表示し、次ゲームから上部液晶表示装置71に「ART準備中」等と表示する。
チャンスゾーンCZは、通常区間よりもARTへの移行確率を高くしており、保証の5ゲーム間に、ARTへの移行を勝ち取ることができず、その5ゲーム間に最大獲得数9枚のメダルを獲得できる何れかの択役の籤の当せんにより指示機能を最低1回作動済の場合、5ゲーム超過時点で終了し、通常区間に戻る。5ゲーム間に、ARTへの移行を勝ち取ることができず、何れの択役の籤の当せんもなかった場合、5ゲーム後に有利区間終了待ちとし、択役の籤の当せん時に指示機能を作動させた後、通常区間に戻る。チャンスゾーンCZ中又はART中若しくはARTへの移行が決定済の有利区間中に、RBB1又はRBB2に当せんしたとき、有利区間を維持し、RBB1又はRBB2の作動終了後、チャンスゾーンCZ又はARTに復帰可能にしている。
籤番号0の不当せんは、RBB1作動中、RBB2作動中を除く遊技状態で抽せんする。一般遊技中は、設定1〜6の違いにより当せん確率(当せん値数)が異なる設定差有としている。籤番号0の不当せんに当せんすること、すなわち不当せんを引くことは、当該ゲームで条件装置の当せんがなかったことを意味し、原則的には、役に対応した何れの図柄の組合せも表示させないが、RBB1内部中に不当せんを引くと、持ち越しに係るRBB1の作動図柄の組合せを表示でき、RBB2内部中に不当せんを引くと、持ち越しに係るRBB2の作動図柄の組合せを表示できる。
籤番号1の通常リプ(REP1の単独当せん)は、RBB1作動中、RBB2作動中を除く遊技状態で抽せんし、設定差はないが、遊技状態により当せん確率が異なる。通常リプに当せんすると、次遊技は再遊技となる。
籤番号2〜7のRT2移行リプ1〜6は、非RTのみで抽せんする。RT2移行リプ1〜6の合算当せん確率は、例えば5460/65536≒1/12としており、設定差もなく、RT2移行リプ1〜6の6種類について均等に按分した確率910/65536≒1/72で当せんさせる。6択による押し順正解時にREP3又はREP4を表示してRT2に昇格できる。表示結果に関係なく、次遊技は再遊技となる。
アシストリプレイタイムARTへの移行が決定済の有利区間中、非RTでRT2移行リプ1〜6に当せんすると、上部液晶表示装置71に、ストップボタン6L,6C,6Rの配置に対応させて、
正解押し順が「左中右」の移行リプ1なら青色の丸中に「123」と付したナビを、
正解押し順が「左右中」の移行リプ2なら青色の丸中に「132」と付したナビを、
正解押し順が「中左右」の移行リプ3なら青色の丸中に「213」と付したナビを、
正解押し順が「中右左」の移行リプ4なら青色の丸中に「312」と付したナビを、
正解押し順が「右左中」の移行リプ5なら青色の丸中に「231」と付したナビを、
正解押し順が「右中左」の移行リプ6なら青色の丸中に「321」と付したナビを
それぞれ表示し、これら昇格ナビの表示による指示機能の作動によりREP3又はREP4を表示させてRT2に容易に昇格させる。青色の丸は、リプレイ図柄の一般的な色である青色に対応させたものである。この昇格ナビは、最大獲得数が得られる当せんに係る入賞役についてのナビではないが、ARTへの移行が決定済の場合に限って出す。
籤番号8〜10のRT3移行リプ1〜3は、RT2のみで抽せんする。RT3移行リプ1〜3の合算当せん確率は、例えば5460/65536≒1/12としており、設定差もなく、RT3移行リプ1〜3の3種類について均等に按分した確率1820/65536≒1/36で当せんさせる。3択による押し順正解時にREP5を表示してRT4に昇格できる。表示結果に関係なく、次遊技は再遊技となる。
アシストリプレイタイムARTへの移行が決定済の有利区間中、RT2でRT3移行リプ1〜6に当せんすると、上部液晶表示装置71に、ストップボタン6L,6C,6Rの配置に対応させて、
正解押し順が左第1停止の移行リプ1なら青色の丸中に「1××」と付したナビを、
正解押し順が中第1停止の移行リプ2なら青色の丸中に「×1×」と付したナビを、
正解押し順が右第1停止の移行リプ3なら青色の丸中に「××1」と付したナビを、
それぞれ表示し、これら昇格ナビの表示による指示機能の作動によりREP5を表示させてRT3に容易に昇格させる。この昇格ナビは、最大獲得数が得られる当せんに係る入賞役についてのナビではないが、ARTへの移行が決定済の場合に限って出す。
RT3に昇格した後に、RT2よりも再遊技高確率状態が安定的に維持可能なリプレイタイムRTと、後記ベルナビ等の指示機能を作動させるアシストタイムATとが重なったアシストリプレイタイムARTを始める。上部液晶表示装置71上において、ART中のアシストタイムATの継続ゲーム数の初期値(初期ゲーム数)の明示と共に「Rush Start!」等と表示してARTを開始させ、以後、ART中のアシストタイムATの継続ゲーム数のカウントダウンや、ARTへの移行が決定されてから累積する獲得メダル枚数等の表示を上部液晶表示装置71上において付帯させる。RT3への昇格以後のARTの開始から、ART中のアシストタイムATが継続する継続ゲーム数の減算を開始し、その継続ゲーム数が0になるとアシストタイムATを終了させる。この時点では、未だ再遊技高確率状態たるリプレイタイムRTであるが、ATの終了により最早ARTではなくなる。アシストタイムATの終了に伴って指示機能の作動がなくなると、ブランクBLK1〜3何れかの表示により、RT3から非RTに転落し、この転落により再遊技高確率状態たるリプレイタイムRTも終了し、この非RTへの転落時に有利区間を終了させて通常区間に移行させる。有利区間は、連続滞在期間が所定上限遊技数の1500回を超過した場合にも終了し、1500回を超過すると、アシストタイムATの残り継続ゲーム数が1以上あっても、有利区間を終了させて通常区間に移行させる。1500回超過による終了時も、指示機能の作動はなくなり、ブランクBLK1〜3何れかの表示により非RTに転落することになる。有利区間を終了させて通常区間に移行させるとき、指示機能に係る性能に影響を及ぼす全ての変数、すなわち有利区間の発生及び消滅を含む有利区間に関する主制御装置MCのRWMの記憶情報を全て初期化する。
籤番号11のフリーズリプは、一般遊技中、設定差無で、同一当せん確率で抽せんする。その当せん確率は、数千分の一〜1/17500、例えば4/65536=1/16384と極めて低くしている。フリーズリプに当せんできると、内部抽せんに引き続いてする、内部抽せん用乱数とは別個独立に主制御装置MCのRWM上で高速更新する例えば1バイトカウンタ(0〜255)を用いた内部振分抽せん(2段階抽せん)により、所定確率例えば256/256(100%)の確率で、通常区間又はチャンスゾーンCZにある場合は、優遇的な所定初期継続ゲーム数例えば300G(G;ゲーム)つまり1セットが50Gなら6セット分ついてアシストタイムATを継続可能とするアシストリプレイタイムARTへの移行を決定し、ART中又はARTへの移行が決定済の場合は、6セット分(300G)についてアシストタイムATを延長可能とするセット数の上乗せを決定する。
なお、フリーズリプの当せん時、上部液晶表示装置71の表示をブラックアウトさせる等の所定のサプライズ演出と共に、遊技の進行を一時中断させる所謂フリーズ下で各リール1L,1C,1Rについて逆回転等の所定の動作を演出目的で行わせる回胴演出を伴わせる。このサプライズ演出と回胴演出は、スタートレバー5の操作からリール1L,1C,1Rの停止操作を可能にするまでの間に挿入される。勿論、次遊技は再遊技となる。
籤番号12のチャンスリプは、一般遊技中、設定差無で、同一当せん確率で抽せんする。その当せん確率は、例えば1024/65536=1/64としている。チャンスリプに当せんできると、内部抽せんに引き続いてする前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、所定確率例えば64/256(25%)の確率で、チャンスゾーンCZに移行させる。
籤番号13のRBB中小役ALL(NML1〜16の重複当せん)は、RBB1作動中又はRBB2作動中のみで抽せんする。当せんエリアの全範囲についてRBB中小役ALLの当せんとし、配当の多いNML13〜16の何れかを入賞させて、9枚のメダルを払い出す。
籤番号14の共通ベル(NML13と14の重複当せん)は、RBB1作動中、RBB2作動中を除く遊技状態において、設定差無で、同一当せん確率で抽せんする。数十分の一〜数百分の一の当せん確率例えば256/65536=1/256で当せんさせ、中段にベルが並ぶNML13の方を優先的に入賞させて9枚のメダルを払出す。NML14は必ずしも表示を意図していない制御変更役として機能させている。RBB1内部中又はRBB2内部中を除き、内部抽せんに引き続いてする前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、通常区間にある場合、所定確率例えば64/256(25%)の確率で、1セット分(50G)ついてアシストリプレイタイムARTへの移行を決定する。
籤番号15のスイカ(NML15の単独当せん)は、RBB1作動中、RBB2作動中を除く遊技状態において、設定差無で、同一当せん確率で抽せんする。数十分の一〜数百分の一の当せん確率例えば1024/65536=1/64で当せんさせ、9枚のメダルを払出す。RBB1内部中又はRBB2内部中を除き、内部抽せんに引き続く前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、通常区間にある場合、所定確率例えば64/256(25%)の確率で、チャンスゾーンCZに移行させる。
籤番号16のチェリー(NML16の単独当せん)は、RBB1作動中、RBB2作動中を除く遊技状態において、設定差無で、同一当せん確率で抽せんする。数十分の一〜数百分の一の当せん確率例えば512/65536=1/128で当せんさせ、9枚のメダルを払出す。RBB1内部中又はRBB2内部を除き、内部抽せんに引き続く前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、通常区間にある場合、所定確率例えば128/256(50%)の確率で、チャンスゾーンCZに移行させる。
籤番号17〜20の左ベル1〜4は、右下りにベルが並ぶNML14の入賞により9枚のメダルを獲得できる正解押し順が第1番目に左ストップボタン6Lを押す左第1停止となり、籤番号21〜24の中ベル1〜4は、中段にベルが並ぶNML13の入賞により9枚のメダルを獲得できる正解押し順が第1番目に中ストップボタン6Cを押す中第1停止となり、籤番号25〜28の右ベル1〜4は、中段にベルが並ぶNML13の入賞により9枚のメダルを獲得できる正解押し順が第1番目に右ストップボタン6Rを押す右第1停止となる。押し順不正解時は、各当せんエリアで重複当せんさせる1枚役NML1〜12の何れかを表示確率1/4で入賞させるか、表示確率3/4でブランクBLK1〜3の何れかを表示させる。
籤番号17〜28の各択役は、一般遊技中、設定差無で抽せんし、各4種類の左ベル、中ベル、右ベルについて均等に按分した当せん確率、例えば各籤について1950/65536、トータル23400/65536で当せんさせる。RBB1内部中又はRBB2内部を除き、内部抽せんに引き続く前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、通常区間にある場合、所定確率例えば5/256(約2%)の確率で、チャンスゾーンCZに移行させる。
チャンスゾーンCZ中若しくはアシストリプレイタイムART中又はその移行が決定されている有利区間中は、上部液晶表示装置71に、ストップボタン6L,6C,6Rの配置に対応させて、
正解押し順が左第1停止の左ベルなら、黄色の丸中に「1××」と付したナビを、
正解押し順が中第1停止の中ベルなら、黄色の丸中に「×1×」と付したナビを、
正解押し順が右第1停止の右ベルなら、黄色の丸中に「××1」と付したナビを
それぞれ表示し、これらベルナビの表示により容易に9枚払出しを受け得る。黄色の丸は、ベル図柄の一般的な色である黄色に対応させたものである。
籤番号29のRBB1(RBB1の単独当せん)は、一般遊技中、上記のとおり設定差無で抽せんする。RBB1の当せん時、内部抽せんに引き続いてする前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、通常区間にある場合、所定確率例えば128/256(50%)の確率で、1セット分(50G)ついてアシストリプレイタイムARTへの移行を決定する。RBB1内部中に不当せんを引いた場合、上部液晶表示装置71に「赤7を狙え!」のナビを出す仕様にしている。
籤番号30のRBB2(RBB2の単独当せん)は、一般遊技中、上記のとおり設定差有で抽せんする。設定差有のため、有利区間への移行契機籤としても有利区間中の指示機能に係る処理契機籤としても機能させていない。RBB2内部中に不当せんを引いた場合、上部液晶表示装置71に「黒バーを狙え!」のナビを出す仕様にしている。
なお、以上の仕様で、籤番号14〜28の入賞に係る籤は、一般遊技中、RBB1内部中及びRBB2内部中において同一の当せん確率としている。役物が作動している場合を除き、入賞役についての確率変動は禁止されているからである(遊技機規則第6条別表第五(1)ロ(カ))。
RBB1内部中又はRBB2内部中を除き、チャンスゾーンCZによる有利区間中、チャンスリプ、共通ベル、スイカ、チェリーの何れかの所謂レア籤に当せんできると、前記内部振分抽せん(2段階抽せん)により、所定の高確率例えば256/256(100%)の確率でARTの当せんとし、1セット分(50G)についてARTへの移行を決定する。また、何れかの択役に当せんすると、通常区間中の前記内部振分抽せん(2段階抽せん)の低い確率5/256(約2%)に代えて、例えば25/256(約10%)に上昇させた確率で、1セット分(50G)についてARTへの移行を決定する。
チャンスゾーンCZによる有利区間中、RBB1の当せん時は、100%の確率で1セット分(50G)についてARTに移行させ、フリーズリプの当せん時は、100%の確率で6セット分(300G)についてARTに移行させる。さらに、有利区間において前回のアシストタイムATの終了時からカウントし、アシストリプレイタイムARTへの移行が決定されない状況下のままで所定ゲーム数例えば999Gが経過することにより天井の到達とし、チャンスゾーンCZ中に天井の到達を判定したとき、1セット分(50G)についてARTへの移行を決定する。
RBB1内部中又はRBB2内部中を除き、ART中又はARTへの移行が決定済の有利区間中に、設定の違いによらない所定条件の具備により、すなわち、設定差無の籤の当せんに紐付いた前記内部振分抽せん(2段階抽せん)での当せん(上乗せ当せん)により、チャンスリプ当せん時は64/256(25%)の確率で、スイカ当せん時は64/256(25%)の確率で、チェリー当せん時は128/256(50%)の確率で、指示機能の性能について遊技者に有利となる特典として、ART中のアシストタイムATの継続ゲーム数について所定ゲーム数の上乗せ例えば10Gの上乗せの付与を決定する。
ART中又はARTへの移行が決定済の有利区間中、RBB1の当せん時は100%の確率で1セット分(50G)の上乗せ、フリーズリプの当せん時は100%の確率で6セット分(300G)の上乗せの付与を決定する。チャンスリプ、スイカ、チェリーのレア籤の当せんに基づく10Gの上乗せを含めて、設定の違いによらない所定条件の具備により指示機能の性能について遊技者に有利となる特典の付与を決定する特典付与決定手段H21は、主制御装置MCのROM上に構築している。
主制御装置MCのROM上には、特典付与決定手段H21により特典の付与が決定された場合に、遊技者に報知することなく決定された特典の全部又は一部を内部記憶する特典記憶手段H22も構築している。RBB1の当せんによる1セット分(50G)の上乗せは、RBB1の作動が終了する最終ゲームにおいて、上部液晶表示装置71に「+50G」の上乗せ報知を行う。フリーズリプの当せんによる6セット分(300G)の上乗せは、フリーズ下での回胴演出を伴い、極めて有利な特典が付与されるのが一目瞭然のため、改めて上乗せゲーム数の報知はしない。
一方、当せん確率が100%未満のレア籤の当せんに基づく上乗せは、所定の振分率により、例えば前記内部振分抽せん(2段階抽せん)で抽出した乱数値の下位ビットが0の約半分については、上乗せが決定されたレア役当せんゲームにおいて周辺制御装置SCを経由して上部液晶表示装置71に「+10G」の上乗せを報知する所謂「表乗せ」を実行する。前記内部振分抽せん(2段階抽せん)で抽出した乱数値の下位ビットが1の残り約半分については、表乗せは実行せず、上部液晶表示装置71上の演出動画を表示し続け、特典記憶手段H22により、その10Gの上乗せを内部記憶する所謂「裏乗せ」を実行する。すなわち、上部液晶表示装置71上には遊技の進行に応じて演出動画を表示しているが、「表乗せ」の場合には、表示している演出動画に重ねて或は表示している演出動画を強調表示等した上に「+10G」等のメッセージを表示させるが、「裏乗せ」の場合には、今まで行っていた演出動画を継続して表示し続けることにより、上乗せに当せんした旨の報知は上乗せに当せんした遊技においては行わないようにしている。なお、作業領域としてRWMに確保する裏乗せゲーム数エリアには、裏乗せ分のゲーム数が累積的にストックされる。
主制御装置MCのROM上には、特典付与決定手段H21により特典の付与が決定された遊技状態(多くの場合はART中のRT3、稀にはARTへの移行が決定済のRT1又は非RT若しくはRT2)とは籤の仕様が異なる他の遊技状態である、設定差有のRBB2の当せんに基づくRBB2作動中の遊技状態にて、特典記憶手段H22に記憶した特典を周辺制御装置SCを経由して上部液晶表示装置71上において遊技者に報知させる記憶特典報知手段H23も構築している。
設定差無のRBB1の当せんに基づくRBB1作動中の遊技状態では、毎遊技、内部抽せんに引き続く前記内部振分抽せん(2段階抽せん)での上乗せ当せんにより、所定確率例えば13/256(約5%)の確率で、指示機能の性能について遊技者に有利となる特典として、ART中のアシストタイムATの継続ゲーム数について所定ゲーム数例えば10Gを上乗せすることを決定し、当該ゲームにおいて表乗せを実行する仕様にしている。しかし、設定差有のRBB2の当せんに基づくRBB2作動中の遊技状態では、公正を担保するため、指示機能の性能について遊技者に有利となる特典となる上乗せの付与を決定しない仕様にしている。
このため、RBB2作動中の遊技興趣がRBB1の作動中に比べて低下する恐れがあるが、これを改善するため、記憶特典報知手段H23により、RBB2作動中の毎遊技、内部抽せんに引き続いてする前記内部振分抽せん(2段階抽せん)での当せん(報知当せん)時、所定確率例えば26/256(約10%)の確率で、裏乗せ分として内部記憶(ストック)した累積上乗せゲーム数を所定ゲーム数単位例えば10G単位に区切って、周辺制御装置SCを経由して上部液晶表示装置71上において「+10G」或は「+20G」等と報知する。この報知は、実際には裏乗せ分の後乗せとなるが、遊技者はRBB2作動中に上乗せに当せんし、当該ゲームで表乗せがされたと認識する。よって、RBB2作動中の遊技興趣を効果的に高め得る。
RBB2作動中の裏乗せしていた分の報知により、裏乗せ分としてストックした累積上乗せゲーム数の未報知分が0になると、RBB2作動中の上乗せ報知は終わる。RBB2の作動が終了する最終ゲーム開始時点で未報知分がある場合、その最終ゲームにおいて未報知分全部についての上乗せを報知する。特典記憶手段H22に記憶した累積上乗せゲーム数を、指示機能の性能として実際のART中のアシストタイムATの継続ゲーム数に加算して反映させる処理は、RBB2作動中の報知時には行わず、RBB2の当せんから役物の作動終了となるまでを除く有利区間中の、RBB2作動終了後に移行するRT1中(好ましくはRT1に移行した後の1ゲーム以上を経過した後)に行う。ART中にRBB2の当せんがないまま、ARTが終了した場合は、周辺制御装置SCを経由して上部液晶表示装置71上において、ARTのエンディングでする獲得メダル枚数(300枚等)とARTの継続ゲーム数(100G等)の結果表示後、一旦閉まった扉が開く復活演出等を伴わせながら、例えば「ご延長」等の表示と共に、裏乗せ分としてストックした全ての上乗せゲーム数を報知し、ARTに引き戻す。
図5に示すように、遊技機筐体8Bの内部に組込む制御装置CNは、遊技の進行を管理し、内部抽せん、入賞によるメダルの払出し、再遊技の作動、役物の作動、チャンスゾーンCZ、ARTを含む有利区間への移行、セット数又はゲーム数の上乗せ等の遊技者利益に関係する主遊技制御を実行させる所謂メイン側と呼ばれる遊技機規則でいう主基板に対応する主制御装置MCと、この主制御装置MCから一方向性通信仕様に従って送信する情報を受信して主制御装置MCでの決定事項に基づいて演出制御を実行させる所謂サブ側と呼ばれる遊技機規則でいう周辺基板に対応する周辺制御装置SCとを含む。一方向性通信仕様とは、主基板に関して遊技機規則で規定する「周辺基板が送信する信号を受信することができるものでないこと」を満たす通信仕様をいう。
主制御装置MCは、ROM及びRWMを内蔵したメインCPUを備える。メインCPUは、Z80互換チップから成り、基本的なZ80仕様に所定の遊技機用拡張仕様を適用しており、例えば12MHzのシステムクロック動作環境下で使用している。入力ポートI1には、各リールのインデックスセンサIDs、各ストップボタン6L,6C,6R、ベットボタン3、精算ボタン4、スタートレバー5、投入口2i下流のメダルセレクター2に設ける投入センサーSEN0及び通過センサーSEN1,2、メダルセレクター2からメダルを引き継ぐRシュートに設けるRシュートセンサーSEN3、メダル払出装置HPの出口に設ける払出センサーSEN4、メダル払出装置HPのバケット容量を超えて余剰に投入されたメダルを貯める補助収納庫に設けるオーバーフローセンサーSEN5、フロントキャビネット8E,8Fの開放を検出するドア開閉スイッチSi1、遊技場係員による操作により設定1(低)〜設定6(高)の6段階何れかに定める設定変更スイッチSi2等の各信号を入力している。
出力ポートO1から、LEDドライバDr0を介して各ストップボタンに内蔵する停止表示器61,62,63すなわち停止不可表示時に点灯させる赤LED61R,62R,63R及び停止可能表示時に点灯させる青LED61B,62B,63Bを、モータドライバDr1を介して各リールに駆動軸SHを直結させるステッピングモータ12L,12C,12R(SM)を、LEDドライバDr2を介して遊技基本ランプ類30を、ソレノイドドライバDr3を介してメダルセレクター2からメダルを離脱させるブロッカー爪部28を突出させるブロッカーソレノイド28sを、モータドライバDr4を介してメダル払出装置HPのメダル払出モータHPmを各制御している。
各インデックスセンサIDsは、各リールの内側に取付ける半円帯状のインデックスID(1Li,1Ci,1Ri)のオンエッジとオフエッジとを半周毎に検出し、最先のオンエッジ又はオフエッジの検出が定常回転状態下にある各リールについてされた後、停止表示器61,62,63の赤LED61R,62R,63Rの点灯を青LED61B,62B,63Bの点灯に変え、ストップボタン6L,6C,6Rの操作を受付可能にする。
メインCPUのROM上には、規定数のメダルを投入するメダル投入手段T、スタートレバー5の操作を契機として図4の仕様に従う内部抽せんを実行する内部抽せん手段K、スタートレバー5の操作後で且つ前遊技の開始から4.1秒経過後に全リールを正転側に加速して定常回転に到達させる回胴回転装置制御手段V1と、回転中の各リールを停止表示器61,62,63の青LED61B,62B,63Bの点灯下でする対応するストップボタン6L,6C,6Rの操作に基づいて個別に停止させる回転停止装置制御手段V2とを含む可変表示制御手段を構成するリール制御手段Vを設けている。
さらに、遊技結果が入賞なら所定配当数のメダルを払出すメダル払出手段M、遊技結果が再遊技の作動なら掛けメダルを自動投入するメダル自動投入手段N、遊技結果が図4の仕様に従う遊技状態の移行を伴うのなら遊技状態を移行させる遊技状態移行手段J、当せんした籤に応じた0以上1以下の確率で遊技の進行を一時的に中断して各リールを逆回転や振動等により変則動作させる所定の回胴演出の当否を決定するフリーズ抽せん手段W、その当せんに係る回胴演出を実行させる回胴演出実行手段Qを設けている。
さらにまた、チャンスゾーンCZ、ARTを含む有利区間への移行を上記のとおり設定差のない籤と関連付けた所定移行条件下で決定する有利区間移行決定手段H1、上述した特典付与決定手段H21、特典記憶手段H22、記憶特典報知手段H23、CZ,ARTを含む有利区間の開始から終了までを管理する有利区間継続管理手段H3、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4による択役についての正解押し順等の指示情報信号を識別する番号を主制御装置MCで管理するメインモニタMAに出力させると共に対応するナビを周辺制御装置SCで管理する上部液晶表示装置71に出力させる指示情報出力手段H4を設けている。
周辺制御装置SCは、ROM及びRWMをもつサブCPUを備える。サブCPUは、32ビットRISC(Reduced Instruction Set Computer)チップマイコンから成り、例えば200MHzを超えるシステムクロック動作環境下で使用している。サブCPUは、リアルタイムオペレーティングシステムRTOS(Real−Time Operating System)の管理下、画像演出や音声演出等に関するタスクに割当てるCPU時間、優先順位を制御することにより、適切且つ効率的なタスクの並行処理を可能にしている。
サブCPUは、汎用ポート制御機能Po、調歩同期式シリアルUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)及びクロック同期式シリアルによるシリアル通信機能Sr、I2C(Inter−Integrated Circuit)コントロール機能Ii等の、入出力ポートI2/O2を介した通信制御機能と共に、演出制御の対象デバイス毎の専用制御機能を統合した統合チップSOC(System On a Chip)から成るマイクロプロセッサである。
専用制御機能として、上下の液晶表示装置71,72に動画等を表示させる液晶表示機能Sy1、スピーカ91〜94及び/又はウーハー90から効果音等を出力させる音声出力機能Sy2、各種ランプE1〜E13及び表示窓80に臨む9つの図柄をリール帯の背面から照明するリールバックランプBL1〜9を点灯等させる電飾制御機能Sy3、可動ランプE1〜E4の展開及び収納用のモータm1〜m4を駆動させるモータ制御機能Sy4等の各種機能を内蔵する。RTCは、二次電池Btでバックアップするリアルタイムクロックであり、遊技待機中、同一機種間で、下部液晶表示装置72から上部液晶表示装置71に一斉に蝶が舞い上がる等の同期演出が行えるようにしている。
入力ポートI2には、主制御装置MCからの送信情報、十字キーユニットBT、下部液晶ボタンABの信号を入力している。主制御装置MCからの送信情報には、メイン側初期化完了情報、ベットボタン3の操作情報を含むメダル投入情報、スタートレバー5の操作情報を含むリール始動情報、内部抽せんによる当せんフラグ情報、ストップボタン6L,6C,6Rの操作情報、遊技結果情報、遊技状態情報、フリーズ及び回胴演出情報、CZ,ARTを含む有利区間移行情報、指示情報、上乗せ情報、有利区間終了情報、エラー情報等、主制御装置MCで検出し又は決定若しくは実行する各種制御情報が含まれる。
サブCPUによる演出制御の対象デバイスには、上下の液晶表示装置71,72の背後に配置する面光源ユニットであって、パルス幅変調PWMによるデューティ比の変更により輝度を調整可能としたLEDバックライトによるディスプレイ用バックライト71B,72Bも含む。各液晶表示装置71,72は、各LCDドライバDr5,6を介して制御し、各バックライト71B,72Bは、各LEDドライバDr7,8を介して制御している。
ドットマトリクス表示装置73は専用のLEDドライバDr9を介して制御している。各種ランプE1〜13及びリールバックランプBL1〜9は、I2C仕様のLEDドライバDr10〜13を介して制御している。モータm1〜m4は、モータドライバDr14を介して制御している。スピーカ91〜94及びウーハー90は、デジタル/アナログ変換機能付きアンプDr15,16を介して制御している。下部液晶ボタンABをロックしてその押圧を禁止する下部液晶ボタンロッカーARは、ソレノイドドライバDr17を介して制御している。
サブCPUのROM上には、主制御装置MCから受信する主遊技制御の情報、及び/又は、周辺制御装置SCの現在の演出制御の情報に基づいて、サブ側の演出状態を管理する演出状態管理手段Zを設けている。この演出状態管理手段Zは、主遊技制御の情報及び/又は演出制御の情報に基づいて、演出対象とする複数のデバイスで協働した演出、或は、特定のデバイスによる単独の演出を実行させる演出メッセージを決定する演出メッセージ決定手段Yを含む。
演出状態管理手段Zの統括下、演出メッセージ決定手段Yでの決定等に基づいて作動する次の各手段を設けている。すなわち、上部液晶表示装置71に指示情報出力手段H4から出力する指示情報信号に従ったナビ例えば正解押し順が「左第1停止」ならストップボタン位置に対応させて「1××」等を表示させる表示ナビ手段X1、この表示ナビに連動してスピーカ91〜94から操作すべきストップボタンが左か中か右かを音声で知らせる音声ナビ手段X2を設けている。
また、遊技状態の違い、回胴演出の有無、通常区間か有利区間かの違い、有利区間の場合はCZかARTかの違い、ARTの継続ゲーム数の上乗せ状況(表乗せ、後乗せ等)等に応じて液晶表示装置71,72及びドットマトリクス表示装置73に映し出す動画及び静止画を変更表示させる画像演出手段X3、これに連動して各種ランプE1〜13の点灯及び発光色を制御するランプ演出手段X4、スピーカ91〜94から効果音やBGMを出音させる音声演出手段X5、モータm1〜4により可動ランプE1〜E4の展開及び収納を制御するメカ演出手段X6、下部液晶ボタンABの押圧タイミング等に合わせてウーハー90を作動させる振動演出手段X7等を設けている。
以上の実施形態において、裏乗せした未報知の上乗せすべきゲーム数は、上部液晶表示装置71上において、「Rush Start!」等のARTの開始メッセージと共に表示するART中のアシストタイムATの継続ゲーム数の初期値(初期ゲーム数)として表示してもよいし、新たに獲得されたART中のアシストタイムATのセット数或はゲーム数に対してプラスアルファされる増量分として「初期ゲーム数;50G+10G」等と表示してもよい。
また、以上の実施形態において、籤番号30の設定差有のRBB2(RBB2の単独当せん)の籤に加えて、設定1〜6の違いによらない同一の当せん確率(例えば当せん値数を一律18等)とした「RBB2+共通ベル(NML13+NML14)」の籤を籤番号31等において新たに定義し、籤番号30又は31のどちらの当せんを契機としたRBB2の作動終了後もRT1に移行させ、設定差有のRBB2の作動終了後も設定差無のRBB2作動終了後も共通に移行するRT1において、共通で行う処理として、そのRT1において、特典記憶手段H22に記憶した裏乗せ分の累積上乗せゲーム数を、指示機能の性能として実際のART中のアシストタイムATの継続ゲーム数に加算して反映させる仕様にしてもよい。
さらに、籤番号29の設定差無のRBB1の作動終了後、籤番号30の設定差有のRBB2の作動終了後の共通の移行先であって、これら何れかのみしか移行しないRT1に移行したら、あるいは、RT1に移行後1ゲーム以上消化したら、裏乗せしていたゲーム数を指示機能の性能として実際のART中のアシストタイムATの継続ゲーム数に加算する処理を行うようにし、かつ、RBB1作動中においてもRBB2作動中と同様に裏乗せ分を使って上乗せしたように報知する仕様にしてもよい。
さらにまた、裏乗せ分を後乗せとして上乗せの報知をする処理、及び/又は、実際のART中のアシストタイムATの継続ゲーム数に加算する処理は、裏乗せ分の一部について実行し、残りの裏乗せ分については、後の実行契機に持ち越してもよい。実際のART中のアシストタイムATの継続ゲーム数に加算する際に、共通処理として、次回のための裏乗せ分として一部を持ち越しておくことにより、例えば、設定差有のRBB2が短期間のうちに連続した場合のように、上乗せ等の機会が挿入されずに2回目のRBB2が作動しても、その作動中の遊技が退屈になるのを防止できる。
以上の実施形態では、RBB2作動中の毎遊技、内部抽せんに引き続いてする前記内部振分抽せん(2段階抽せん)での当せん(報知当せん)時、所定確率例えば26/256(約10%)の確率で、裏乗せ分の報知をしたが、RBB2作動中の籤の仕様を、籤番号13のRBB中小役ALL(NML1〜16の重複当せん)の一律仕様に代え、共通ベル、スイカ、チェリー等の特定の籤の当せんエリア(一般遊技中よりも当せん値数を大きくしたエリア等)に区分し、特定の籤の当せんを契機に裏乗せ分の報知をしてもよい。
以上の実施形態において、設定差無のRBB1は搭載しない仕様にしてもよい。また、設定差有の第一種特別役物に係る役物連続作動装置で構成するRBB2は、設定差有の第一種特別役物や、設定差有の第二種特別役物に係る役物連続作動装置に置換してもよい。
以上の説明中、確率等の具体的数字や図柄等は一例示に過ぎない。特に具体的数字は発明の特徴を明確化するためのものであり、遊技機規則に則った出玉試験にパスすることを必ずしも保証するものではない。
1L;左リール,1C;中リール,1R;右リール
2i;メダル投入口、2;メダルセレクター
3;ベットボタン、4;精算ボタン
5;スタートレバー、6L,6C,6R;各ストップスイッチ
71;上部液晶表示装置、72;下部液晶表示装置
8;リールパネル、80;表示窓
CN;制御装置、MC;主制御装置、SC;周辺制御装置
T;メダル投入手段、K;内部抽せん手段、V;リール制御手段
V1;回胴回転装置制御手段、V2;回転停止装置制御手段
M;メダル払出手段、N;メダル自動投入手段、J;遊技状態移行手段
W;フリーズ抽せん手段、Q;回胴演出実行手段
H1;有利区間移行決定手段、H21;特典付与決定手段
H22;特典記憶手段、H23;記憶特典報知手段
H3;有利区間継続管理手段、H4;指示情報出力手段

Claims (3)

  1. 複数コマの図柄を可変表示させる複数の可変表示要素を有し、
    遊技媒体の投入下における可変表示開始操作を契機に内部抽せん用の乱数値を抽出し、抽出した乱数値に基づいて予め定義した複数の籤の中から当せんを決定する内部抽せん手段と、
    前記可変表示要素の可変表示を、対応する停止操作に基づいて、前記内部抽せん手段で当せんと決定した当せん籤に含まれる役に対応した図柄の組合せの表示を許容させる可変表示制御手段とを含み、
    前記籤の当せん確率の組合せである設定を変更可能にしていると共に、前記可変表示要素に対する停止操作についての指示機能を作動可能とする有利区間を設けている遊技機において、
    前記有利区間中に、前記設定の違いによらない所定条件の具備により、前記指示機能の性能について遊技者に有利となる特典の付与を決定する特典付与決定手段と、
    前記特典付与決定手段により特典の付与が決定された場合に、遊技者に報知することなく決定された特典の全部又は一部を内部記憶する特典記憶手段と、
    前記特典付与決定手段により特典の付与が決定された遊技状態とは籤の仕様が異なる他の遊技状態にて、前記特典記憶手段に記憶した特典を遊技者に報知させる記憶特典報知手段とを含むことを特徴とする遊技機。
  2. 前記記憶特典報知手段による報知は、遊技媒体を獲得できる入賞を容易にするための特別の装置である役物に係る籤であって前記設定の違いに応じた当せん確率にて当せんさせる設定差有役物籤の当せんに基づく役物作動中の遊技状態にて行う仕様にしている請求項1記載の遊技機。
  3. 前記特典記憶手段に記憶した特典を前記指示機能の性能として反映させる処理は、前記設定差有役物籤の当せんに基づく役物作動中の遊技状態の終了後に移行する遊技状態において行う仕様にしている請求項2記載の遊技機。
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