JP2018186140A - 炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】SiO2/SiC界面の余剰炭素を低減することができる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法を提供すること。【解決手段】炭化珪素基板20のおもて面側に、熱酸化膜をゲート絶縁膜8として用いたMOSゲートが設けられている。SiO2/SiC界面14の余剰炭素量C2は、炭化珪素基板の炭素量C1に対して0.1以下である。SiO2/SiC界面14の余剰炭素は、ゲート絶縁膜8を形成するための熱酸化時に生成される。余剰炭素とは、π結合を有する炭素原子で構成された化合物であり、具体的には例えばグラファイトである。SiO2/SiC界面14の窒素量は、例えば1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下程度である。【選択図】図3
Description
この発明は、炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
炭化珪素(SiC)は、シリコン(Si)よりも、絶縁破壊電界強度が高い、熱伝導率が高いなどの優れた特長により、特にパワーデバイスへの応用が期待されている。また、炭化珪素は、シリコンと同様に、熱酸化により酸化膜(SiO2膜)を形成することができる。このため、炭化珪素を用いた半導体装置(以下、炭化珪素半導体装置とする)では、熱酸化により形成した酸化膜をゲート絶縁膜として用いたMOSゲート(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)を備えたMOS型炭化珪素半導体装置の開発が進められている。
例えば、炭化珪素を用いた半導体基板(以下、炭化珪素基板とする)上に、一酸化窒素(NO)や亜酸化窒素(N2O)を含む酸窒化雰囲気での熱酸化によりゲート絶縁膜となる酸化膜を形成することで、特性の向上や安定化を図る方法が公知である。このように熱酸化によりゲート絶縁膜を形成することでチャネル移動度が向上し、バイアス−熱ストレス試験(BT試験:Bias Temperature−stress test)によるゲート閾値電圧Vthの変動ΔVthが抑制される。
チャネル移動度を向上させたMOS型炭化珪素半導体装置として、炭化珪素半導体層と接し、窒素を含む第1膜と、第1膜とゲート電極との間に設けられた第2膜とを有するゲート絶縁膜を備えた装置が提案されている(例えば、下記特許文献1(第0042,0045段落、第2図)参照。)。下記特許文献1では、堆積法により第1,2膜を形成することで、所定の窒素濃度分布を有し、かつほぼ炭素を含まないゲート絶縁膜を形成し、チャネル移動度を低下させている。
しかしながら、従来の炭化珪素半導体装置では、炭化珪素基板(半導体チップ)の表面に熱酸化によりゲート絶縁膜を形成することで、ゲート絶縁膜と炭化珪素基板との接合界面(以下、SiO2/SiC界面とする)に余剰炭素が生成される。これによって、SiO2/SiC界面での界面準位(電子トラップ)密度(Dit:Interface State Density)が高くなり、チャネル移動度の低下や、ゲートしきい値電圧Vthの変動ΔVthが起きるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、SiO2/SiC界面の余剰炭素を低減することができる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、次の特徴を有する。ゲート絶縁膜およびゲート電極を有する絶縁ゲートが設けられている。前記ゲート絶縁膜は、炭化珪素からなる半導体基板の一方の主面側において前記半導体基板に接する。前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜に沿って設けられ、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板と対向する。前記ゲート絶縁膜は熱酸化膜である。前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に、窒素と、π結合を有する炭素原子からなる余剰炭素と、が存在する。前記半導体基板の炭素の量に対して、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の量の比率が0.1以下である。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、上述した発明において、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記窒素の量は、1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、上述した発明において、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の量は、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の損失エネルギー強度分布の面積強度の積分値であることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、上述した発明において、前記半導体基板の前記炭素の量は、前記半導体基板における損失エネルギー強度分布の面積強度であることを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、本発明の目的を達成するため、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、ゲート絶縁膜およびゲート電極を有する絶縁ゲートを備えた炭化珪素半導体装置の製造方法であって、熱酸化工程を含み、次の特徴を有する。前記ゲート絶縁膜は、炭化珪素からなる半導体基板と、前記半導体基板の一方の主面側において前記半導体基板に接する。前記ゲート電極は、前記ゲート絶縁膜に沿って設けられ、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板と対向する。前記熱酸化工程では、前記半導体基板を熱酸化して前記ゲート絶縁膜を形成する。前記熱酸化工程では、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に蓄積される窒素の量を1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下にする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱酸化工程では、前記半導体基板の炭素の量に対して、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に蓄積されるπ結合を有する炭素原子からなる余剰炭素の量の比率を0.1以下にすることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱酸化工程では、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気で前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱酸化工程では、酸化種として乾燥酸素を用いたドライ酸化の後に、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気での酸化を行って前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱酸化工程では、酸化種として水蒸気を用いたウェット酸化の後に、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気での酸化を行って前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法は、上述した発明において、前記熱酸化工程では、1200℃以上1500℃以下の温度で前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする。
本発明にかかる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法によれば、SiO2/SiC界面の余剰炭素を低減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本明細書では、ミラー指数の表記において、“−”はその直後の指数につくバーを意味しており、指数の前に“−”を付けることで負の指数を表している。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる炭化珪素(SiC)半導体装置の構造について、プレーナゲート構造の縦型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を例に説明する。図1は、実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の構造を示す断面図である。図1には、MOSFETの1つの単位セル(素子の構成単位)を示し、当該単位セルに隣り合う他の単位セルを図示省略する。また、図1には、活性領域のみを図示し、活性領域の周囲を囲むエッジ終端領域を図示省略する。
実施の形態1にかかる炭化珪素(SiC)半導体装置の構造について、プレーナゲート構造の縦型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)を例に説明する。図1は、実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の構造を示す断面図である。図1には、MOSFETの1つの単位セル(素子の構成単位)を示し、当該単位セルに隣り合う他の単位セルを図示省略する。また、図1には、活性領域のみを図示し、活性領域の周囲を囲むエッジ終端領域を図示省略する。
活性領域は、炭化珪素半導体装置がオン状態のときに電流が流れる領域である。エッジ終端領域は、活性領域と炭化珪素基板(炭化珪素からなる半導体基板:半導体チップ)20の側面との間の領域であり、n-型ドリフト領域2の、基板おもて面(炭化珪素基板20のおもて面)側の電界を緩和して耐圧を保持する領域である。エッジ終端領域には、例えばガードリングや接合終端(JTE:Junction Termination Extension)構造を構成するp型領域や、フィールドプレート、リサーフ等の耐圧構造が配置される。耐圧とは、半導体装置が誤動作や破壊を起こさない限界の電圧(耐電圧)である。
図1に示す実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置は、炭化珪素からなる半導体基板(炭化珪素基板)20のおもて面(p型炭化珪素層22側の表面)側にMOSゲート(金属−酸化膜−半導体からなる絶縁ゲート)を備える。炭化珪素基板20は、炭化珪素からなるn+型出発基板1上にn-型ドリフト領域2およびp型ベース領域4となる各炭化珪素層21,22を順にエピタキシャル成長させてなる炭化珪素エピタキシャル基板である。MOSゲートは、p型ベース領域3,4、n+型ソース領域5、p+型コンタクト領域6、n型JFET(Junction FET)領域7、ゲート絶縁膜8およびゲート電極9で構成される。
p型ベース領域3は、n-型炭化珪素層21のソース側(ソース電極11側)の表面層に選択的に設けられている。n-型炭化珪素層21の、p型ベース領域3以外の部分がn-型ドリフト領域2である。p型炭化珪素層22は、n-型炭化珪素層21のソース側の表面上に、p型ベース領域3を覆うように、活性領域全面に設けられている。n+型ソース領域5、p+型コンタクト領域6およびn型JFET領域7は、p型炭化珪素層22のソース側の表面層にそれぞれ選択的に設けられている。n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6は互いに接する。
また、n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6は、深さ方向(縦方向)にp型ベース領域3と対向する。深さ方向とは、炭化珪素基板20のおもて面から裏面に向かう方向である。n型JFET領域7は、n+型ソース領域5に対してp+型コンタクト領域6の反対側に、n+型ソース領域5と離して配置されている。n型JFET領域7は、p型炭化珪素層22の一部をイオン注入によりn型に打ち返して(反転させて)なり、p型炭化珪素層22を深さ方向に貫通してn-型ドリフト領域2に達する。n型JFET領域7は、n-型ドリフト領域2とともにドリフト領域として機能する。
p型炭化珪素層22の、n+型ソース領域5、p+型コンタクト領域6およびn型JFET領域7以外の部分がp型ベース領域4である。p型ベース領域4は、p型ベース領域3に接する。p型ベース領域4の不純物濃度は、p型ベース領域3の不純物濃度よりも低くてもよい。p型ベース領域3およびp型ベース領域4は、ベース領域として機能する。p型ベース領域4の、n+型ソース領域5とn型JFET領域7とに挟まれた部分の表面上に、n+型ソース領域5からn型JFET領域7の表面にわたってゲート絶縁膜8が設けられている。ゲート絶縁膜8は、炭化珪素基板20のおもて面を熱酸化して形成された熱酸化膜である。
具体的には、ゲート絶縁膜8は、熱酸化により形成された熱酸化膜である。ゲート絶縁膜8を形成するための熱酸化により、ゲート絶縁膜8と炭化珪素基板20との接合界面(SiO2/SiC界面)14には窒素(N)が蓄積される。かつ、当該熱酸化により、SiO2/SiC界面14には、余剰炭素が生成される。ゲート絶縁膜8を形成するための熱酸化により、SiO2/SiC界面14には、熱酸化膜および炭化珪素が混在する層が例えば1nm程度の厚さで形成され、当該層には余剰炭素および窒素が含まれる。
SiO2/SiC界面14の窒素量は、ゲート絶縁膜8を形成するための熱酸化の温度、分圧および処理時間で制御可能である。SiO2/SiC界面14の窒素量を1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下とすることで、SiO2/SiC界面14の余剰炭素が低減される。具体的には、SiO2/SiC界面14の余剰炭素量C2は、SiO2/SiC界面14から離れた前記炭化珪素基板20の炭素量C1に対して0.1以下に低減される(C2/C1≦0.1)。以下、前記炭化珪素基板20の炭素量C1に対するSiO2/SiC界面14の余剰炭素量C2の比率(=C2/C1)を、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比とする。SiO2/SiC界面14の余剰炭素量、炭素量および余剰炭素比の算出方法については後述する。
SiO2/SiC界面14の炭化珪素は、炭化珪素基板20を構成する炭化珪素であり、珪素と炭素とが1対1で共有結合された化合物である。余剰炭素とは、隣り合う炭素原子間でπ結合を形成するsp2混成軌道あるいはsp混成軌道を有する炭素原子のみで構成された化合物であり、具体的には例えばグラファイト(黒鉛)である。余剰炭素のπ結合の成分スペクトルは、炭化珪素基板20を構成する炭化珪素の損失エネルギー強度分布が最大強度(最大値)となる損失エネルギー未満(例えば280eV〜285eV程度)にあらわれる(図3参照)。余剰炭素の損失エネルギー強度分布の最大強度は、炭化珪素基板20を構成する炭化珪素の損失エネルギー強度分布の最大強度よりも低い。
余剰炭素および炭化珪素の損失エネルギーの面積強度は、EELS(Electron Energy Loss Spectroscopy:電子エネルギー損失分光法)を用いて測定したSiO2/SiC界面14付近の損失エネルギー強度分布から分離された余剰炭素および炭化珪素の各成分スペクトルから得られる。EELSは、電子が透過する際に原子との相互作用により失うエネルギーを測定する方法である。EELSにより測定された損失エネルギー強度分布から、元素ごとおよび原子間の結合(単結合か二重結合か)ごとに分離した成分スペクトルを取得可能である。
ゲート電極9は、ゲート絶縁膜8上に設けられている。層間絶縁膜10は、活性領域からエッジ終端領域にわたって基板おもて面全面に設けられ、ゲート電極9を覆う。ソース電極11は、n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6に接して、n+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6に電気的に接続されている。また、ソース電極11は、層間絶縁膜10によりゲート電極9と電気的に絶縁されている。炭化珪素基板20の裏面(n+型出発基板1の裏面)全体にわたって、ドレイン電極13が設けられている。
次に、炭化珪素半導体装置の製造方法について説明する。図2は、実施の形態1にかかる炭化珪素半導体装置の製造方法の概要を示すフローチャートである。まず、n+型ドレイン領域となるn+型出発基板(出発ウエハ)1を用意する。次に、n+型出発基板1のおもて面に、n型不純物をドープしたn-型炭化珪素層21をエピタキシャル成長させる。次に、p型不純物のイオン注入により、n-型炭化珪素層21の表面層にp型ベース領域3を選択的に形成する。n-型炭化珪素層21の、p型ベース領域3以外の部分がn-型ドリフト領域2となる。
次に、n-型炭化珪素層21の表面に、p型不純物をドープしたp型炭化珪素層22をエピタキシャル成長させる。ここまでの工程で、n+型出発基板1のおもて面上にn-型炭化珪素層21およびp型炭化珪素層22を順に積層した炭化珪素基板(半導体ウエハ)20が作製される。次に、エッチングにより、エッジ終端領域(不図示)の全域にわたってp型炭化珪素層22を除去する。このとき、p型炭化珪素層22とともにn-型炭化珪素層21の表面層が若干除去されてもよい。これによって、エッジ終端領域において基板おもて面にn-型炭化珪素層21が露出される。
次に、炭化珪素基板20のおもて面(p型炭化珪素層22側の表面)側に、MOSゲートを構成する所定領域を形成する(ステップS1)。具体的には、異なる条件でイオン注入を繰り返し行い、n+型ソース領域5、p+型コンタクト領域6、n型JFET領域7、および、耐圧構造を構成するp型領域をそれぞれ選択的に形成する。耐圧構造を構成するp型領域とは、例えばガードリングやJTE構造を構成するp型領域である。p型炭化珪素層22の、n+型ソース領域5、p+型コンタクト領域6およびn型JFET領域7以外の部分がp型ベース領域4となる。
次に、イオン注入で形成した全領域を活性化するための熱処理(活性化アニール)を行う(ステップS2)。次に、炭化珪素基板20のおもて面を例えばフッ化水素(HF)で洗浄する(ステップS3)。次に、炭化珪素基板20のおもて面を大気圧において熱酸化し、ゲート絶縁膜8を形成する(ステップS4)。ステップS4の熱酸化は、酸化種として乾燥酸素(O2)を用いたドライ酸化、または、酸化種として水蒸気(H2O)を用いたウェット酸化、のいずれでも良い。熱酸化によりゲート絶縁膜8を形成した後に、一酸化窒素(NO)または亜酸化窒素(N2O)を含む酸窒化雰囲気でさらに熱酸化を行う。この酸窒化雰囲気は、キャリアガスとして例えばアルゴン(Ar)ガスや窒素(N2)ガスを含む。
ステップS4においては、熱酸化でゲート絶縁膜8を形成するため、ゲート絶縁膜8と炭化珪素基板20との接合界面(SiO2/SiC界面14)に窒素が蓄積される。この熱酸化の温度、分圧および熱酸化の処理時間等の諸条件を制御して、SiO2/SiC界面14の窒素量を上記範囲内にする。例えば、熱酸化した炭化珪素の試験片40においてSiO2/SiC界面14の窒素量を測定し、SiO2/SiC界面14の窒素量が上記範囲内となる熱酸化条件を予め取得しておき、上記ステップS4の処理を行えばよい。具体的には、ステップS4の熱酸化の温度は例えば1200℃以上1500℃以下程度であることが好ましく、高温であるほど短時間でSiO2/SiC界面14の窒素量を上記範囲内にすることができる。なお、ステップS4の熱酸化は、上述したいずれの方法であっても同様にSiO2/SiC界面14に窒素が残る。また、ステップS4では堆積酸化膜を形成し、その後、一酸化窒素(NO)または亜酸化窒素(N2O)を含む酸窒化雰囲気で熱酸化を行うことで、堆積酸化膜に接する炭化珪素基板表面を熱酸化しても良い。
次に、ゲート絶縁膜8上にポリシリコン(poly−Si)を堆積してパターニングすることで、ゲート電極9となる部分のポリシリコンを残す(ステップS5)。次に、ゲート電極9を覆うように、炭化珪素基板20のおもて面全面に層間絶縁膜10を形成する。次に、層間絶縁膜10およびゲート絶縁膜8をパターニングしてコンタクトホールを形成し、コンタクトホールにn+型ソース領域5およびp+型コンタクト領域6を露出させる(ステップS6)。次に、熱処理(リフロー)により層間絶縁膜10を平坦化する(ステップS7)。
次に、コンタクトホールに埋め込むように、層間絶縁膜10上にニッケル(Ni)膜を形成して、シンタリングによってシリサイド形成工程を行う(ステップS8)。次に、おもて面電極としてソース電極11を形成してパターニングする(ステップS9)。次に、炭化珪素基板20の裏面(n+型出発基板1の裏面)に、裏面電極としてドレイン電極13を形成する(ステップS10)。その後、半導体ウエハを切断(ダイシング)して個々のチップ状に個片化することで、図1に示す炭化珪素半導体装置が完成する。イオン注入やエッチングに用いるマスクには、例えばレジストマスクや酸化膜マスクを用いてもよい。
次に、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比の算出方法について説明する。図3は、EELSにより測定された損失エネルギー強度分布および当該損失エネルギー強度分布から分離した成分スペクトルを示す損失エネルギー強度分布図である。図3の横軸は原子の損失エネルギー(eV)であり、縦軸は損失エネルギーごとに得られた電子数を表す強度(任意単位(a.u.:arbitrary unit))である(図4Bにおいても同様)。図3に示すように、EELSにより測定された損失エネルギー強度分布30は、炭化珪素の成分スペクトル32に、余剰炭素の成分スペクトル33と、sp3混成軌道あるいはsp2混成軌道やsp混成軌道でσ結合を有する炭素原子の成分スペクトル(不図示)と、が合算されたものである。図示省略するがsp3混成軌道あるいはsp2混成軌道やsp混成軌道でσ結合を有する炭素原子の成分スペクトルは、炭化珪素の損失エネルギーの最大強度を超える範囲にあらわれる。
SiO2/SiC界面14付近の損失エネルギー強度分布30をフィッティング処理した後の損失エネルギー強度分布31から、炭化珪素および余剰炭素の各成分スペクトル32,33が得られる。SiO2/SiC界面14の余剰炭素比を算出するには、上述したように複数の測定点でEELSによる損失エネルギー強度分布30を取得する。そして、複数の測定点でのEELSによる損失エネルギー強度分布30からそれぞれ余剰炭素の各成分スペクトル33を分離し、当該分離した余剰炭素の各成分スペクトル33を積分する。これによって、余剰炭素の各成分スペクトル33の面積強度が算出される。
具体的には、余剰炭素の各成分スペクトル33の面積強度の算出方法について、図4A〜4Cを参照して説明する。図4Aは、EELSの測定点を模式的に示す説明図である。図4Aには、試験片40を、試験片40の主面(SiO2/SiC界面14に直交する面)側から見た状態を示す。図4Bは、図4Aの各測定点での損失エネルギー強度分布および当該損失エネルギー強度分布から分離した余剰炭素の成分スペクトルを示す損失エネルギー強度分布図である。図4Cは、図4Bの各測定点での余剰炭素の成分スペクトルの面積強度分布を示す特性図である。図4Cの横軸はSiO2/SiC界面14から炭化珪素基板20側(SiC側)およびゲート絶縁膜8側(SiO2側)への深さであり、縦軸は余剰炭素の成分スペクトルの面積強度(任意単位(a.u.))である。
まず、図4Aに示すように、炭化珪素基板20およびゲート絶縁膜8を含む部分において、SiO2/SiC界面14と直交する面が主面となるように炭化珪素基板20を切断した例えば40nm程度の厚さの薄板状の試験片40を用意する。この試験片40に、試験片40の主面に直交する方向から所定の各測定点41−1〜41−9に透過電子顕微鏡内で電子線を照射し、電子と試験片40内の原子との相互作用により失うエネルギーを測定する。これによって、試験片40の各測定点41−1〜41−9でそれぞれ損失エネルギー強度分布30(図3参照)が得られる。このとき、試験片40の作製時に生じたダメージを含まない箇所を測定点41−1〜41−9にすることが好ましい。試験片40の測定点の個数は試験片40の条件に応じて種々変更可能である。
試験片40の各測定点41−1〜41−9は、試験片40の主面に平行で、かつSiO2/SiC界面14と交差する直線40a上に設定する。図4Aでは、試験片40の各測定点に、炭化珪素基板20の内部の最も深い測定点から、ゲート絶縁膜8の内部の最も深い測定点に向かって順にそれぞれ符号41−1〜41−9を付す。試験片40の測定点41−1〜41−9が設定される直線40aは、SiO2/SiC界面14に対して90度であってもよいが、90度以外の所定の傾斜角度θを有していることが好ましい。その理由は、SiO2/SiC界面14に直交する直線上に各測定点41−1〜41−9を設定した場合、他の測定点でのEELS測定を要因とする炭素のコンタミネーションが生じる虞があるからである。
試験片40の測定点41−1〜41−9が設定される直線40aの、SiO2/SiC界面14に対する傾斜角度θは種々変更可能であり、例えば30度程度であってもよい。試験片40の各測定点41−1〜41−9に照射する電子線のスポット径(直径)rおよび隣り合う測定点41−1〜41−9間の間隔wは種々変更可能であり、例えばそれぞれ0.2nm程度および0.4nm程度であってもよい。ただし、スポット径rを測定間隔wより小さくする方が、測定箇所が重複しないので好ましい。符号D1は、最も離れた測定点41−1,41−9間の、各測定点41−1〜41−9に沿った直線40a上の距離(以下、第1分析距離とする)である。符号D2は、最も離れた測定点41−1,41−9間の、SiO2/SiC界面14と直交する方向の距離(以下、第2分析距離とする)である。
これら試験片40の測定点41−1〜41−9で測定された損失エネルギー強度分布30の損失エネルギー強度分布30および当該損失エネルギー強度分布30から分離した余剰炭素の成分スペクトル33を図4Bに示す。
図4Bに示すように、各測定点41−1〜41−9で取得したSiO2/SiC界面14付近の損失エネルギー強度分布30(フィッティング後の損失エネルギー強度分布31も同様)の最大強度は、SiO2/SiC界面14よりも炭化珪素基板20の内部に深い測定点41−1で最大となり、SiO2/SiC界面14よりもゲート絶縁膜8の内部に深い測定点41−9で最小となる。図4Bの損失エネルギー強度分布30および成分スペクトル33の末尾の1〜9は、それぞれ図4Aの測定点41−1〜41−9で検出された図3の損失エネルギー強度分布30および成分スペクトル33に相当する。
SiO2/SiC界面14付近の損失エネルギー強度分布30が測定点41−1で最大となるのは、炭化珪素基板20を測定しているからである。一方、SiO2/SiC界面14付近の結合エネルギー強度分布31が測定点41−9で最小となるのは、ゲート絶縁膜8を測定しているからである。
図4Cに示すように、余剰炭素の成分スペクトル33−1〜33−9の面積強度は、図示した例では試験片40のSiO2/SiC界面14上の測定点41−5で最も高く、SiO2/SiC界面14から離れるほど低くなる山なりの分布となる。図4Cには、試験片40の各測定点41−1〜41−9でのプロットをそれぞれ符号42−1〜42−9で示す。試験片40の、SiO2/SiC界面14から最も離れた測定点41−1,41−9では、余剰炭素の成分スペクトルの面積強度はゼロである。この試験片40の各測定点41−1〜41−9での余剰炭素の成分スペクトルの面積強度42−1〜42−9(図4C)の積分することで、余剰炭素の成分スペクトル33の積分強度(図4Cのハッチング部分)が算出される。この余剰炭素の成分スペクトル33の積分強度が、SiO2/SiC界面14の余剰炭素量である。
SiO2/SiC界面14から最も離れた測定点41−1は炭化珪素基板の損失エネルギー強度分布とみなせる。このため、測定点41−1の損失エネルギー強度分布から炭化珪素の炭素に起因する成分スペクトル32を分離し、その面積強度を炭化珪素基板の炭素量とした。炭化珪素基板の炭素に起因した成分スペクトル32の面積強度に対する、余剰炭素の成分スペクトル33の積分強度(42-1〜42−9を足し合わせた量)の比が、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比となる。
(実施例)
次に、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比について検証した。図5は、SiO2/SiC界面の窒素量(界面窒素量)とゲート閾値電圧変動ΔVthとの関係を示す特性図である。図6は、SiO2/SiC界面の窒素量(界面窒素量)とSiO2/SiC界面の余剰炭素比(界面余剰炭素比)との関係を示す特性図である。上述した実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の構造(図1参照)を備えた複数の試料について、それぞれ室温(例えば25℃程度)でゲート電極9にAC(交流:Alternating Current)電圧を所定時間印加(以下、AC印加試験とする)した後にゲート閾値電圧変動ΔVthを算出した。その結果を図5に示す。各試料は、それぞれSiO2/SiC界面14の窒素量が異なる。ゲート閾値電圧変動ΔVthとは、AC印加試験前のゲート閾値電圧Vthと、AC印加試験後のゲート閾値電圧Vthと、の差分である。
次に、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比について検証した。図5は、SiO2/SiC界面の窒素量(界面窒素量)とゲート閾値電圧変動ΔVthとの関係を示す特性図である。図6は、SiO2/SiC界面の窒素量(界面窒素量)とSiO2/SiC界面の余剰炭素比(界面余剰炭素比)との関係を示す特性図である。上述した実施の形態にかかる炭化珪素半導体装置の構造(図1参照)を備えた複数の試料について、それぞれ室温(例えば25℃程度)でゲート電極9にAC(交流:Alternating Current)電圧を所定時間印加(以下、AC印加試験とする)した後にゲート閾値電圧変動ΔVthを算出した。その結果を図5に示す。各試料は、それぞれSiO2/SiC界面14の窒素量が異なる。ゲート閾値電圧変動ΔVthとは、AC印加試験前のゲート閾値電圧Vthと、AC印加試験後のゲート閾値電圧Vthと、の差分である。
各試料の構造は、プレーナゲート構造の横型MOSFETとした。炭化珪素基板20として、<11−20>方向に4度程度のオフ角を有する(0001)面をおもて面とするn型の4H−SiC(炭化珪素の四層周期六方晶)基板を用いた。炭化珪素基板20には、おもて面をフッ化水素で洗浄した後に、1気圧の酸素雰囲気において1200℃の温度で150分間の熱酸化(1回目の熱処理)した後、亜酸化窒素を10%含む大気圧の酸窒化雰囲気において120分間の熱酸化(2回目の熱処理)を行って、ゲート絶縁膜8を形成した。この2回の熱処理によるゲート絶縁膜8の総厚さは50nmである。2回目の熱処理の温度は、本実施例においては1300℃とし、後述する比較例では1150℃とした。2回目の熱処理のキャリアガスはN2ガスとした。
各試料のAC印加試験においては、ゲート電極9に印加するAC電圧(ゲート信号)は、Low状態(下限値)を−5Vとし、High状態(上限値)を+10Vとしたパルス信号とした。このパルス信号は、周波数を20kHzとし、デューティ比を50%(High状態のパルス幅=Low状態のパルス幅)とした。ゲート電極9へのAC電圧の印加時間を100時間(h:hour)とした。AC印加試験時、各試料のソース・ドレイン間には電圧を印加していない。ここでは、ゲート閾値電圧変動ΔVthの許容範囲を±0.1V以下に抑制する場合を例に、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比について検証した。
図5に示す結果から、SiO2/SiC界面14の窒素量が1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下の範囲A内にあるときに、ゲート閾値電圧変動ΔVthを±0.1V以下に抑制することができることが確認された。なお、SiO2/SiC界面14の窒素量は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry:二次イオン質量分析)法により測定した。本実施例では、最初の熱酸化では窒素を用いておらず、2回目の酸窒化雰囲気での熱酸化時に窒素が導入されるため、窒素はほぼSiO2/SiC界面14付近に局在している。このため、ゲート絶縁膜8から炭化珪素基板20にかけて得られた窒素分布を積分した値をSiO2/SiC界面14の窒素量として用いた。これら各試料において、上述したようにEELSによるSiO2/SiC界面14の余剰炭素比(界面余剰炭素比)を算出した結果を図6に示す。
EELSによる結合エネルギー強度の測定は、透過電子顕微鏡内で試料に照射する電子線のスポット径rを0.2nmとし、SiO2/SiC界面14に対して30度の角度θとなる直線40a上に測定点が位置するように電子線を照射した(図4A参照)。各測定点での電子線照射時間をそれぞれ3秒とした。最も離れた測定点間の第1分析距離D1を17nmとし、第2分析距離D2を8.5nmとし、隣り合う測定点間の間隔wを0.4nmとし、42個の測定点で結合エネルギー強度を測定した。
図6に示す結果から、SiO2/SiC界面14の窒素量が増すほど、SiO2/SiC界面14の窒素量の増加に比例して、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比が低減されることが確認された。また、ゲート閾値電圧変動ΔVthを±0.1V以下に抑制するには、SiO2/SiC界面14の窒素量が上記範囲A内にあればよく、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比を0.1以下(白抜き矢印で示す)にすればよいことが確認された。
すなわち、図6において、SiO2/SiC界面14の窒素量が上記範囲A内にある試料が本発明の条件を備えた試料(以下、実施例とする)である。例えば、実施例の試料51において、SiO2/SiC界面14の窒素量は1.6×1015/cm2であり、EELSによる測定結果に基づくSiO2/SiC界面14の余剰炭素比は0.07であった。また、実施例の試料51のゲート閾値電圧変動ΔVthは0.03Vであり、SiO2/SiC界面14での界面準位密度は1×1012/cm2/eVであった。
一方、図6に示す各試料において、SiO2/SiC界面14の窒素量が上記範囲A外にある試料は比較例である。例えば、比較例の試料52において、SiO2/SiC界面14の窒素量は7×1014/cm2であり、EELSによる測定結果に基づくSiO2/SiC界面14の余剰炭素比は0.22であった。また、比較例の試料52のゲート閾値電圧変動ΔVthは0.6Vであり、SiO2/SiC界面14での界面準位密度は5×1012/cm2/eVであった。
実施例においては、SiO2/SiC界面14の窒素量を上記範囲内にすることができ、SiO2/SiC界面14の余剰炭素比を0.1以下に抑制することができることが確認された。実施例と比較例とは、上述したようにゲート絶縁膜8を形成するための酸窒化雰囲気の熱酸化温度が異なる。したがって、酸窒化雰囲気での熱酸化の温度を調整することにより、SiO2/SiC界面14の窒素量を調整することができることがわかる。ここでは、実施例における酸窒化雰囲気の熱酸化の温度を1300℃としているが、1200℃以上1500℃以下の温度で酸窒化雰囲気の熱酸化を行えばよく、同様の効果が得られる。
以上、説明したように、実施の形態1によれば、SiO2/SiC界面の窒素量を上記範囲内にすることで、SiO2/SiC界面の余剰炭素を低減させることができる。これにより、SiO2/SiC界面での界面準位(電子トラップ)密度が低減されるため、チャネル移動度の低下やゲートしきい値電圧変動を抑制することができる。また、実施の形態1によれば、酸窒化雰囲気での熱酸化(上記ステップS4の処理)によりゲート絶縁膜を形成することで、MOSゲート特性の向上や安定化が可能である。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上述した実施の形態では、ゲートしきい値電圧Vthの変動ΔVthの許容範囲を±0.1V以下とする場合を例にSiO2/SiC界面の余剰炭素比を算出しているが、ゲートしきい値電圧Vthの変動ΔVthの許容範囲は製品仕様に応じて種々変更可能である。また、SiO2/SiC界面の余剰炭素比を算出するために行うEELSによる測定点の個数や配置、および電子線の照射条件は、炭化珪素半導体装置の構造に応じて種々変更可能である。また、ゲート絶縁膜として堆積膜を形成した後、酸窒化雰囲気での熱処理工程により、堆積膜に接する炭化珪素基板表面を熱酸化する場合にも適用可能である。
また、本発明は、炭化珪素基板の主面に設けた熱酸化膜をゲート絶縁膜とするMOSゲートを備えた様々な構造の炭化珪素半導体装置に適用可能である。例えば、本発明は、MOSFETやIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)等のMOS型炭化珪素半導体装置に適用可能であり、その構造は縦型、横型、プレーナゲート構造およびトレンチゲート構造のいずれであってもよい。また、本発明は、n型の炭化珪素基板に代えて、p型の炭化珪素基板を用いた場合においても同様の効果を奏する。
以上のように、本発明にかかる炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法は、MOS型炭化珪素半導体装置に有用である。
1 n+型出発基板
2 n-型ドリフト領域
3 p型ベース領域
4 p型ベース領域
5 n+型ソース領域
6 p+型コンタクト領域
7 n型JFET領域
8 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
10 層間絶縁膜
11 ソース電極
13 ドレイン電極
14 SiO2/SiC界面
20 炭化珪素基板
21 n-型炭化珪素層
22 p型炭化珪素層
30,30−1〜30−9 EELSにより測定された、SiO2/SiC界面付近の損失エネルギー強度分布
31 EELSにより測定された、SiO2/SiC界面付近のフィッティング処理後の損失エネルギー強度分布
32 炭化珪素の成分スペクトル
33,33−1〜33−9 余剰炭素の成分スペクトル
40 EELSで用いる試験片
40a EELSで用いる試験片の測定点を配置する直線
41−1〜41−9 測定点
42−1〜42−9 各測定点での余剰炭素の成分スペクトルの面積強度
51 実施例の試料
52 比較例の試料
A SiO2/SiC界面の窒素量の好適な範囲
D1 EELS測定における最も離れた測定点間の、各測定点に沿った直線上の距離(第1分析距離)
D2 EELS測定における最も離れた測定点間の、SiO2/SiC界面と直交する方向の距離(第2分析距離)
r EELSで用いる電子線のスポット径
w EELS測定における測定点間の間隔
θ 測定点が設定される直線の、SiO2/SiC界面に対して90度以外の所定の傾斜角度
2 n-型ドリフト領域
3 p型ベース領域
4 p型ベース領域
5 n+型ソース領域
6 p+型コンタクト領域
7 n型JFET領域
8 ゲート絶縁膜
9 ゲート電極
10 層間絶縁膜
11 ソース電極
13 ドレイン電極
14 SiO2/SiC界面
20 炭化珪素基板
21 n-型炭化珪素層
22 p型炭化珪素層
30,30−1〜30−9 EELSにより測定された、SiO2/SiC界面付近の損失エネルギー強度分布
31 EELSにより測定された、SiO2/SiC界面付近のフィッティング処理後の損失エネルギー強度分布
32 炭化珪素の成分スペクトル
33,33−1〜33−9 余剰炭素の成分スペクトル
40 EELSで用いる試験片
40a EELSで用いる試験片の測定点を配置する直線
41−1〜41−9 測定点
42−1〜42−9 各測定点での余剰炭素の成分スペクトルの面積強度
51 実施例の試料
52 比較例の試料
A SiO2/SiC界面の窒素量の好適な範囲
D1 EELS測定における最も離れた測定点間の、各測定点に沿った直線上の距離(第1分析距離)
D2 EELS測定における最も離れた測定点間の、SiO2/SiC界面と直交する方向の距離(第2分析距離)
r EELSで用いる電子線のスポット径
w EELS測定における測定点間の間隔
θ 測定点が設定される直線の、SiO2/SiC界面に対して90度以外の所定の傾斜角度
Claims (10)
- 炭化珪素からなる半導体基板と、
前記半導体基板の一方の主面側において前記半導体基板に接するゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜に沿って設けられ、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板と対向するゲート電極と、を有する絶縁ゲートを備え、
前記ゲート絶縁膜は熱酸化膜であり、
前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に、窒素と、π結合を有する炭素原子からなる余剰炭素と、が存在し、
前記半導体基板の炭素の量に対して、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の量の比率が0.1以下であることを特徴とする炭化珪素半導体装置。 - 前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記窒素の量は、1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下であることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。
- 前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の量は、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面の前記余剰炭素の損失エネルギー強度分布の面積強度の積分値であることを特徴とする請求項1または2に記載の炭化珪素半導体装置。
- 前記半導体基板の前記炭素の量は、前記半導体基板における損失エネルギー強度分布の面積強度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置。
- 炭化珪素からなる半導体基板と、前記半導体基板の一方の主面側において前記半導体基板に接するゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜に沿って設けられ、前記ゲート絶縁膜を介して前記半導体基板と対向するゲート電極と、を有する絶縁ゲートを備えた炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
前記半導体基板を熱酸化して前記ゲート絶縁膜を形成する熱酸化工程、を含み、
前記熱酸化工程では、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に蓄積される窒素の量を1.4×1015/cm2以上1.8×1015/cm2以下にすることを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 前記熱酸化工程では、前記半導体基板の炭素の量に対して、前記ゲート絶縁膜と前記半導体基板との界面に蓄積されるπ結合を有する炭素原子からなる余剰炭素の量の比率を0.1以下にすることを特徴とする請求項5に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記熱酸化工程では、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気で前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする請求項5または6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記熱酸化工程では、酸化種として乾燥酸素を用いたドライ酸化の後に、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気での酸化を行って前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする請求項5または6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記熱酸化工程では、酸化種として水蒸気を用いたウェット酸化の後に、一酸化窒素または亜酸化窒素を含む酸窒化雰囲気での酸化を行って前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする請求項5または6に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
- 前記熱酸化工程では、1200℃以上1500℃以下の温度で前記半導体基板を前記熱酸化することを特徴とする請求項5〜9のいずれか一つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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