以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品供給装置を備える計量システムの全体構成を示す斜視図、図2はその平面図、図3はその側面図である。この実施形態の計量システムは、物品供給を行う物品供給装置1と、従来では、物品の供給が人手によって行われていた半自動式の組合せ秤2とを備えている。
この計量システムは、半自動式の組合せ秤2に対して、物品供給装置1によって物品を、自動で供給するものであり、全体として、物品の供給及び排出を自動で行う、自動式の組合せ秤と称することもできる。
この実施形態では、単体重量が比較的大きく不定形で、機械によるハンドリングが難しい粘着性を有する物品、例えば、ブロイラー(肉用鶏)を解体したモモ肉あるいはムネ肉といったブロック状の肉片を計量対象としている。
すなわち、この実施形態の計量システムは、ブロイラーの解体ラインの計量工程に好適なシステムである。
物品供給装置1は、水平に配備した前段搬送機構3と、その搬送経路の搬送方向に沿う複数箇所、この例では3箇所に配備した物品排出機構4(1)〜4(3)と、各物品排出機構4(1)〜(3)にそれぞれ対応する3台の分配搬送機構5(1)〜5(3)と、各分配搬送機構5(1)〜5(3)に対応して複数台ずつ、この例では3台ずつ並列配備した合計9台の後段搬送機構としての振動フィーダ6(1)〜6(9)とを備えている。
前段搬送機構3は、水平に巻回した搬送ベルト7を、図2において、矢符Aで示されるように、右方から左方へ設定された一定の速度で回転駆動するベルトコンベヤで構成されている。前段搬送機構3の搬送ベルト7の右方の始端側において、解体されたブロイラーの肉片が、物品wとして供給され、この物品wを単一の搬送経路で搬送する。
物品排出機構4(1)〜4(3)は、前段搬送機構3における搬送経路を挟む両脇の一方側に設置されて縦支点aを中心にして、所定の角度範囲で回動駆動可能な長板状のガイド部材8(1)〜8(3)を備えている。このガイド部材8(1)〜8(3)は、図2中の実線で示すように、搬送経路の前記一方側に外れて搬送方向に沿った退避姿勢となる許容状態では、前段搬送機構3による搬送経路上の物品wの通過が許容される。ガイド部材8(1)〜8(3)が駆動されて、図2中の仮想線で示すように、前記縦支点aを中心に搬送経路側へ回動すると、長板状のガイド部材8(1)〜8(3)が、平面視で物品wの搬送方向に対して斜めに交差した排出姿勢の排出状態となる。この排出状態では、搬送経路を搬送される物品wは、搬送経路を斜めに横切るように交差しているガイド部材8(1)〜8(3)の板面に沿って、徐々に搬送経路の他方側の外方へ案内されて、搬送経路から排出される。
前段搬送機構3におけるガイド部材8(1)〜8(3)による物品wの排出側には、下窄まりの傾斜した排出シュート9(1)〜9(3)が固定配備されている。各ガイド部材8(1)〜8(3)によって案内排出された物品wは、各排出シュート9(1)〜9(3)を介して前記他方側の下方に滑落案内される。
このように物品排出機構4(1)〜4(3)は、長板状のガイド部材8(1)〜8(3)を、前段搬送機構3の搬送方向に対して傾斜するように交差させて、前段搬送機構3によって搬送される物品wを、ガイド部材8(1)〜8(3)の板面に沿って案内して排出するので、粘着性を有するブロイラーの肉片である物品wを確実に所定の箇所で排出することができる。
前記分配搬送機構5(1)〜5(3)は、前段搬送機構3の搬送ベルト7の物品wの搬送面よりも低い位置にある。分配搬送機構5(1)〜5(3)には、物品排出機構4(1)〜4(3)によって排出されて、各排出シュート9(1)〜9(3)によって滑落案内された物品wが供給される。
前段搬送機構3によって搬送される物品wは、前段搬送機構3への物品wの供給状況によって、複数の物品wが重なって搬送されたり、前段搬送機構3の搬送ベルト7の幅方向(図2の上下方向)に並んだ状態で搬送されたり、搬送状態は様々となる。ガイド部材8(1)〜8(3)は、搬送方向に対して斜めに交差するように搬送ベルト7上に進出するので、前段搬送機構3によって搬送される物品wは、搬送方向に対して斜めに交差したガイド部材8(1)〜8(3)の板面に沿って、徐々に前段搬送機構3外へ案内されて、排出シュート9(1)〜9(3)へ排出されることになる。このため、排出シュート9(1)〜9(3)の傾斜面に沿って滑落する物品wは、前段搬送機構3によって搬送されている状態に比べて、ばらけた状態となる。
各分配搬送機構5(1)〜5(3)は、物品wを受け取る上拡がり漏斗状の投入ファネル10と、投入ファネル10に投入された物品wを搬送すると共に、所定角度だけ回動駆動可能な旋回コンベヤ14(1)〜14(3)とを備えている。旋回コンベヤ14(1)〜14(3)は、投入ファネル10で滑落案内された物品wを載置して水平に搬送する搬送ベルト11と、搬送ベルト11の両脇に起立配備された左右の側板12と、両側板12の終端部に取付けられた平面形状がU形の排出カバー13とを備えている。
排出カバー13は、搬送ベルト11で載置搬送されてきた物品wを、搬送方向へ飛び出させることなく落下させる落下口を形成するものである。この排出カバー13は、図4に示されるように、両側板12に対して搬送方向に沿って位置調節可能にボルト締め連結されており、この位置調節によって物品wの大きさに対応して落下口の搬送方向の開口長さを変更し、物品wが詰まることなく的確に所定位置に落下放出されるようになっている。
旋回コンベヤ14(1)〜14(3)は、投入ファネル10からの物品wが滑落する搬送ベルト11の搬送始端側に設定された縦支点bを中心として、サーボモータによって所定角度だけ回動駆動可能である。この旋回コンベヤ14(1)〜14(3)は、回動範囲における中央位置とその両側の回動端位置の3位置において、搬送ベルト11の搬送終端の落下口が、各振動フィーダ6(1)〜6(9)の直上方に位置するようになっている。すなわち、各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)は、縦支点bを中心として、所定角度だけ旋回して、物品wを、3台の各振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)にそれぞれ振分ける。
上記のように旋回コンベヤ14(1)〜14(3)は、投入ファネル10からの物品wが滑落する搬送ベルト11の搬送始端側に設定された縦支点bを中心として回動するので、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)がどの回動位置にあっても、前段搬送機構3によって搬送される物品wを、物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)によって排出して、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の搬送始端側に供給することができる。したがって、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の搬送始端側へ物品wを供給する必要があるときには、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の回動位置に拘わらず、前段搬送機構3の物品wを物品排出機構4(1)〜4(3)によって排出して、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ迅速に物品wを供給することができる。
後段搬送機構としての振動フィーダ6(1)〜6(9)は、図3に示すように、樋状のトラフ15(1)〜15(9)を加振機16に脱着可能に連結した直進フィーダであり、トラフ15(1)〜19(9)を振動駆動することで載置した物品wを、組合せ秤2に搬送するように構成されている。トラフ15(1)〜15(9)の下面には、該トラフ15(1)〜15(9)を、搬送方向に向かって先下がり傾斜した状態に支持する支持フレーム17が連結されている。この支持フレーム17を加振機16の上端部に備えられた振動ヘッド16aに位置決め係合し、レバー操作されるバックル式の連結機構18を用いて締結固定するようになっている。
また、トラフ15(1)〜15(9)の底面及び左右の側面には、図4等に示すように、トラフ15(1)〜15(9)の長手方向に沿ったスリット状の透孔19が多数整列形成されている。この透孔19は、ブロイラーを解体した肉片である物品wの表面に浮き出た油脂や油液をトラフ15(1)〜19(9)外に排出し、トラフ15(1)〜15(9)内面にこれら油脂や油液が多量に付着固化して物品wの搬送が困難となるのを防止している。
このように振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)は、搬送方向に向かって先下がり傾斜し、多数の透孔19を有するので、油分を含み粘着性を有するブロイラーの肉片である物品wを、円滑に搬送することができる。
1台の分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対して、3台ずつの振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)が並列配備され、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の中央位置及びその両側の回動端位置への切換え回動に応じて、各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)から3台の各振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(3),15(4)〜15(6),15(7)〜15(9)に物品wをそれぞれ供給することができる。したがって、全体として、直線状に並列配備された9台の振動フィーダ6(1)〜6(9)によって、9箇所へ物品wを振動搬送することができる。
各振動フィーダ6(1)〜6(9)では、その駆動及び停止によって、物品wを搬送及び停止させることができるので、物品wを、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の終端部まで搬送して待機させるように制御し、組合せ秤2の物品投入口25への投入要求に応じたタイミングで物品wを、組合せ秤2へ供給することができる。
3台一組の振動フィーダ6(1)〜6(9)群のうち、中央のトラフ15(2),15(5),15(8)とその両側のトラフ15(1),15(3);15(4),15(6);15(7),15(9)との中間箇所には、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端回動軌跡に臨むように遊転ローラ20が、搬送方向に水平に支持されている。この遊転ローラ20は、分配搬送機構5(1)〜15(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)が回動作動している途中で、中央のトラフ15(2),15(5),15(8)と、その両側の一方側、すなわち、左または右のトラフ15(3),15(1);15(6),15(4);15(9),15(7)との中間箇所に、不所望に落下した物品wを受け止めて、その自重によって中央のトラフ15(2),15(5),15(8)または左右いずれかのトラフ15(3),15(1);15(6),15(4);15(9),15(7)に回転落下させるものである。
また、図5の概略正面図に示すように、比較的長い物品wが遊転ローラ20に跨るように乗り掛かったまま滞留してしまうこともあるが、次に分配搬送機構5の旋回コンベヤ14が逆向き(図5の場合は左方)に回動作動する際に、旋回コンベヤ14の終端、つまり、排出カバー13の下端部で、遊転ローラ20に乗り掛かっている物品wが押し動かされて遊転ローラ20が回転し、旋回コンベヤ14が移動する側のトラフ15に物品wを落とし込むことができる。
また、図4などに示すように、3台一組のトラフ15(1)〜15(3),15(4)〜15(6),15(7)〜15(8)群の内、両側の左右のトラフ15(1),15(3);15(4),15(6);15(7),15(9)の横外側における搬送始端部には、トラフ15の内方に向けて傾斜する山形の傾斜案内板21が、設置されている。この山形の傾斜案内板21によって、左または右のトラフ15(1),15(3);15(4),15(6);15(7),15(9)に投入される物品wが、トラフ15(1),15(3);15(4),15(6);15(7),15(9)の外方の側壁に引っ掛かることなくトラフ15(1),15(3);15(4),15(6);15(7),15(9)内に落とし込み案内されるようになっている。
図1,図2に示すように、半自動式の組合せ秤2の上面には、多数個、この例では9個の物品投入口25が左右に直線状に列設されている。これら物品投入口25が物品供給装置1の分配排出部、すなわち、振動フィーダ6(1)〜6(9)群の終端に臨むよう組合せ秤2が設置される。また、各物品投入口25には、内開き観音扉状に開閉される左右一対の投入ゲート26が駆動開閉可能に備えられている。各投入ゲート26は、物品の投入を要求している期間は開放される。
この実施形態の計量システムでは、半自動式の組合せ秤2の物品wの計量処理量が、物品供給装置1の前段搬送機構3への物品wの供給量を上回るように、物品wの供給量や組合せ秤2の運転速度等が設定される。
なお、物品供給装置1の前段搬送機構3への物品wの供給量が、一時的に、組合せ秤2の計量処理量を超えるような場合には、前段搬送機構3によって搬送される物品wを、物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)で排出させることなく、通過させることで対応することができる。
図6は、半自動式の組合せ秤2の概略側面図である。
この組合せ秤2は、基本的に従来の半自動式の組合せ秤と同様である。組合せ秤2の各物品投入口25の投入ゲート26の直下には、供給ホッパ40が配設され、各々の供給ホッパ40の下方には、2つの収納室41−1、41−2を有する計量部としての計量ホッパ41が配設されている。
各供給ホッパ40は、独立して開閉可能な2つの排出ゲート40a、40bを備え、一方の排出ゲート40aを開放することによって、計量ホッパ41の一方の収納室41−1に物品を排出し、他方の排出ゲート40bを開放することによって、計量ホッパ41の他方の収納室41−2に物品を排出することが可能である。
各計量ホッパ41は、その一方の収納室41−1に排出ゲート41aが設けられると共に、他方の収納室41−2に排出ゲート41bが設けられ、各排出ゲート41a、41bを開放することにより、各収納室41−1,41−2から別々に物品wを排出することが可能である。
各計量ホッパ41には、ロードセル等の重量センサ42が取り付けられており、この重量センサ42によって計量ホッパ41内の物品wの重量が検出され、その出力が、後述の組合せ秤2の制御部に送られる。これにより組合せ秤2の制御部は、計量ホッパ41内の物品wの重量の変化に基づいて、計量ホッパ41の各々の収納室41−1,41−2内の物品wの重量を算出し、各計量ホッパ41の各々の収納室41−1,41−2内の物品wの重量に基づいて、後述の組合せ演算を行う。
計量ホッパ41の下方には、計量ホッパ41から排出された物品wを受けて搬送する集合コンベヤ43が配設されている。この集合コンベヤ43によって搬送された物品wは、図示しない包装機へ供給される。包装機では、所定重量範囲となる物品wを真空包装する。
組合せ秤2の制御部は、物品wを保持している計量ホッパ41の各収納室41−1、41−2内の物品wの重量を種々組合せた合計重量である組合せ重量が、所定重量範囲内となる収納室41−1、41−2の組合せを1つ選択する組合せ演算を行い、選択された収納室41−1、41−2の物品wを、集合コンベヤ43へ排出する。
上記のような構成を有する本実施形態の計量システムでは、前段搬送機構3の搬送方向の上流側である始端部に供給された物品wは、物品排出機構4(1)〜4(3)によって搬送方向の3箇所から排出されてそれぞれの分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に送り込まれ、各分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に送り込まれた物品wは、更に3箇所に分配されて振動フィーダ6(1)〜6(9)に送り込まれる。これによって、都合、9台の振動フィーダ6(1)〜6(9)によって搬送された物品wが、組合せ秤2の各物品投入口25にそれぞれ供給される。なお、3台の物品排出機構4(1)〜4(3)を通過して前段搬送機構3の終端に至った物品wは、搬出されて回収容器などに回収され、適時、人手によって再び前段搬送機構3の始端部に供給される。
上記のような物品wの供給においては、各箇所における物品wの有無、及び、組合せ秤2の各物品投入口25、各振動フィーダ6(1)〜6(9)、各分配搬送機構5(1)〜5(3)、各物品排出機構4(1)〜4(3)での物品wの要求状況等に応じて、各物品排出機構4(1)〜4(3)、各分配搬送機構5(1)〜5(3)、及び、各振動フィーダ6(1)〜6(3)が制御されることになる。
図7は、物品wを検知する物品検知センサの設置状態の一例を示す図2に対応する模式的な概略平面図である。
この実施形態の各物品検知センサSa(1)〜Sa(3),Sb(1)〜Sb(3),Sc(1)〜Sc(3),Sd(1)〜Sd(3),Se(1)〜Se(9),Sf(1)〜Sf(9)は、例えば、投光器と受光器を備える透過形の光電センサであり、対向配置された投光器と受光器の間の検知領域を通過する物品wを検知して検知出力を与える。
前段搬送機構3の搬送経路には、各物品排出機構4(1)〜4(3)の直前における検知領域、すなわち、各物品排出機構4(1)〜4(3)にそれぞれ隣接する、物品wの搬送方向の上流側の各検知領域を通過する物品wをそれぞれ検知する第1物品検知手段としての前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)が配置されている。
各前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)は、各物品排出機構4(1)〜4(3)の直前の検知領域を通過する物品wを検知して検知出力を与える。したがって、各前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)が、検知出力を与えている検知時間が、物品wが検知領域を通過している時間である。前段搬送機構3の搬送ベルト7は、上記のように一定速度で回転駆動されているので、物品wの搬送速度は、一定であり、各前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)が、物品wを検知している検知時間は、各検知領域を通過する物品wの量に対応する。
この実施形態では、各前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)の検知出力に基づいて、その下流側の物品排出機構4(1)〜4(3)の排出を制御するようにしている。
例えば、前段物品検知センサSa(1)の検知領域を、物品排出機構4(2)または物品排出機構4(3)で排出するのに必要な量の物品wが通過する間、その上流の物品排出機構4(1)のガイド部材8(1)を、物品wの通過を許容する許容状態に保持しておくことによって、前段物品検知センサSa(1)の検知領域の下流へ少なくとも下流側での排出に必要な量の物品wを搬送することが可能となる。
また、前段物品検知センサSa(1)の検知領域の下流へ少なくとも必要な量の物品wが搬送される場合に、その下流の前段物品検知センサSa(2)の検知領域を、物品排出機構4(3)での排出に必要な量の物品wが通過する間、その上流の物品排出機構4(2)のガイド部材8(2)を、物品wの通過を許容する許容状態に保持しておくことによって、前段物品検知センサSa(2)の検知領域の下流へ少なくとも排出に必要な量の物品wを搬送することが可能となる。
これによって、最も下流の物品排出機構4(3)へ排出に必要な量の物品wを搬送することが可能となる。
また、各物品排出機構4(1)〜4(3)によって排出された物品wが通過する各排出シュート9(1)〜9(3)の基部には、排出された物品wを検知する第2物品検知手段としての排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)がそれぞれ配置されている。なお、各排出シュート9(1)〜9(3)の基部には、各排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)の検知領域となる光路を遮らないように透孔が形成されている。
前段搬送機構3の搬送ベルト7外へ排出された物品wは、排出シュート9(1)〜9(3)によって集合案内されて略一定速度で分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ滑落するので、各排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)が、滑落している物品wを検知している検知時間は、前段搬送機構3から分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出される物品wの量に対応したものとなる。
したがって、例えば、物品排出機構4(1)のガイド部材8(1)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上に、搬送方向に対して斜めに交差するように進出させて物品wを前段搬送機構3外へ排出すると、排出物品検知センサSb(1)によって前段搬送機構3外へ排出される物品wの通過が検知される。この検知時間が、物品wの所要量が通過する時間になるように、ガイド部材8(1)を物品wの通過を許容する許容状態に戻すことによって、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ所要量の物品wを排出することができる。この所要量は、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)による物品wの検知時間の閾値となる後述の第2所定時間として予め設定される。
搬送方向に対して斜めに交差したガイド部材8(1)〜8(3)の板面に沿って、徐々に前段搬送機構3の搬送ベルト7外へ案内されて、排出シュート9(1)〜9(3)の傾斜面に沿って滑落する物品wは、搬送ベルト7によって搬送されている状態に比べて、上記のようにばらけた状態となるので、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)の検知時間に基づいて得られる物品wの排出量は、正確なものとなる。
各分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の、搬送方向の上流側である始端部には、始端部における物品wをそれぞれ検知する第3物品検知手段としての分配始端物品検知センサSc(1)〜Sc(3)が配置されている。また、各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の、搬送方向の下流側である終端部には、終端部における物品wをそれぞれ検知する分配終端物品検知センサSd(1)〜Sd(3)がそれぞれ配置されている。
なお、旋回コンベヤ14の側板12及び排出カバー13には、分配始端物品検知センサSc(1)〜Sc(3)及び分配終端物品検知センサSd(1)〜Sd(3)の検知領域となる光路を遮らないように透孔が形成されている。
後段搬送機構としての各振動フィーダ6(1)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(9)の搬送方向の上流側である始端部及び下流側である終端部には、始端部及び終端部における物品wをそれぞれ検知する後段始端物品検知センサSe(1)〜Se(9)及び後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)が、それぞれ配置されている。なお、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)には、後段始端物品検知センサSe(1)〜Se(9)及び後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)の検知領域となる光路を遮らないように、透孔が形成されている。
図8は、この実施形態の計量システムの制御構成を示すブロック図である。
この実施形態の計量システムは、全体を制御する制御手段として、プログラマブルコントローラ(以下、「PLC」と略記する)27を備えている。
このPLC27には、操作表示端末であるプログラマブル表示器29が接続されており、このプログラマブル表示器29では、前段搬送機構3や旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の搬送速度、振動フィーダ6(1)〜6(9)の振動強度、物品検知センサSa(1)〜Sa(3),Sb(1)〜Sb(3)による検知時間の閾値となる所定時間等の各種の設定操作及び各種の表示が行われる。
また、PLC27には、半自動式の組合せ秤2の制御部28から9個の各物品投入口25への物品の投入をそれぞれ要求するときに、投入要求信号(1)〜(9)がそれぞれ入力されると共に、上記の各物品検知センサSa(1)〜Sa(3),Sb(1)〜Sb(3),Sc(1)〜Sc(3),Sd(1)〜Sd(3),Se(1)〜Se(9),Sf(1)〜Sf(9)の出力が入力される。
PLC27は、前段搬送機構3を、前段搬送機構駆動制御回路30を介して制御し、物品排出機構4(1)〜4(3)の各ガイド部材8(1)〜8(3)を、ガイド部材駆動回路31を介して制御する。また、PLC27は、各分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を、旋回コンベヤ駆動制御回路32及び旋回コンベヤ旋回駆動制御回路33を介して制御し、各振動フィーダ6(1)〜6(9)を、振動フィーダ駆動回路34を介して制御する。
PLC27は、基本的に、組合せ秤2から各物品投入口25への物品の投入要求があると、投入要求のあった物品投入口25に直ちに物品を投入できるように制御するものであり、各振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の終端部へ物品wを搬送して待機できるように制御する。
すなわち、振動フィーダ6(1)〜6(9)では、トラフ15(1)〜15(9)の終端部に物品wがないときには、トラフ15(1)〜15(9)の始端部で検知された物品wを、トラフ15(1)〜15(3)の終端部まで搬送し、トラフ15(1)〜15(9)の始端部で検知された物品wがないときには、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対して物品wの投入を要求する。
分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)では、物品wの投入要求のあった振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)へ物品wを直ちに投入できるように、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に物品wを搬送すると共に、回動位置が制御される。旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に物品wがないときには、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の始端部で検知された物品wを終端部へ搬送し、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の始端部で検知された物品wがないとときには、物品排出機構4(1)〜4(3)に対して物品wの供給を要求する。
PLC27は、基本的には、分配始端物品検知センサSc(1)〜Sc(3)によって物品wが検知されない旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対して、すなわち、始端部に物品wが無い旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対して、物品wの供給を要求する供給要求があったとして、その旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対応する物品排出機構4(1)〜4(3)によって物品wを排出するように制御する。
ここで、複数の旋回コンベヤ、例えば、物品wの搬送方向の最も上流側の旋回コンベヤ14(1)と、最も下流側の旋回コンベヤ14(3)との両コンベヤ14(1),14(3)の始端の物品wが無くなったことが、対応する分配始端物品検知センサSc(1),Sc(3)で同時に検知された場合を想定する。
この場合、旋回コンベヤ14(1),14(3)対応する物品排出機構4(1),4(3)が、ガイド部材8(1),8(3)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上にそれぞれ進出させて物品wを排出する排出状態にすると、上流側の物品排出機構4(1)によって、物品wが上流側の旋回コンベヤ14(1)に振分けられる結果、下流側の物品排出機構4(3)には、排出に必要な所要量の物品wが搬送されず、下流側の旋回コンベヤ14(3)へ所要量の物品を排出するのが困難となる。
すなわち、物品wの搬送方向の上流側と下流側とでは、同じように物品の供給要求があっても、下流側では上流側に比べて、物品wの到来が遅れるために、一様に物品wを排出することができず、排出にばらつきが生じ、上流側にある旋回コンベヤ14ほど、優先的に物品wが供給されることになり、旋回コンベヤ14(1)〜3(3)以降においても、上流側と下流側とで均等に物品wが供給されないことになる。
このため、物品wの搬送方向の上流側と下流側とで、同じように物品の供給要求がある場合に、上流側と下流側とに均等に物品wを排出して供給できるようにする必要がある。
この実施形態では、物品wの搬送方向の下流側の旋回コンベヤ14の始端部に物品wが無い、すなわち、物品の供給要求がある場合には、その物品の供給要求のある旋回コンベヤ14よりも上流側の旋回コンベヤ14に対応する上流側の物品排出機構4は、少なくとも排出に必要な量の物品wが、下流側へ搬送されるように、ガイド部材8を、物品wの通過を許容する許容状態に保持する。排出に必要な量の物品wが、上流側の物品排出機構4を通過したか否かは、当該上流側の物品排出機構4の直前の前段物品検知センサSaが物品wを検知している検知時間及び所要量の物品wが通過した時点からの経過時間に基づいて判断することができる。この経過時間は、前記前段物品検知センサSaの検知領域を、所要量の物品wが通過した時点から、その所要量の物品が、前段物品検知センサSaに隣接する前記上流側の物品排出機構4を通過するまでの時間に対応する。
ガイド部材8を、許容状態に保持した上流側の物品排出機構4は、それよりも下流側の物品排出機構4に対応する旋回コンベヤ14から物品の供給要求がないときに、すなわち、それよりも下流側へ物品wを搬送する必要がないときに、当該上流側の物品排出機構4のガイド部材8を、排出状態にすることができる。つまり、下流側へ物品wを搬送する必要がなく、当該上流側の物品排出機構4に対応する旋回コンベヤ14から物品の供給要求があったときに、ガイド部材8を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上に、搬送方向に対して斜めに交差するように進出させて物品wを排出する排出状態にする。これによって、当該上流側の物品排出機構4に対応する旋回コンベヤ14に物品wを排出することができる。
なお、ガイド部材8を、許容状態に保持した上流側の物品排出機構4は、それよりも下流側の物品排出機構4に対応する旋回コンベヤ14から物品の供給要求があっても、その供給要求に必要な量の物品wが、当該上流側の物品排出機構4を通過してその下流側へ既に搬送されたと、当該上流側の物品排出機構4の直前の前段物品検知センサSaの出力に基づいて、判定されたときには、当該上流側の物品排出機構4のガイド部材8を、物品wを排出する排出状態にしてもよい。すなわち、当該上流側の物品排出機構4の直前の前段物品検知センサSaによって、下流側の物品の供給要求に必要な量の物品wが通過したことが検知され、更に、必要な量の物品wが通過した時点から、その物品wが、当該上流側の物品排出機構4を通過するのに要する時間が経過したときに、物品の供給要求に必要な量の物品wが、当該上流側の物品排出機構4を通過してその下流側へ既に搬送されたと判定する。
つまり、下流側の旋回コンベヤ14から物品の供給要求があっても、その供給要求に必要な量の物品wが、既に下流側に搬送されているときには、当該上流側の物品排出機構4に対応する旋回コンベヤ3から物品の供給要求があるときに、ガイド部材8を前段搬送機構3の搬送ベルト7上に、搬送方向に対して斜めに交差するように進出させて物品wを排出する排出状態にしてもよい。
例えば、最も上流側の物品排出機構4(1)は、それよりも下流側の物品排出機構4(2),4(3)に対応する旋回コンベヤ14(2),14(3)から物品の供給要求があるとき、すなわち、旋回コンベヤ14(2),14(3)の始端部に物品wが無いときには、ガイド部材8(1)を、物品wの通過を許容する許容状態とし、下流側へ物品wを搬送する。これによって、下流側の物品排出機構4(2),4(3)は、搬送されてきた物品wを、供給要求のある旋回コンベヤ14(2),14(3)へ排出する。
最も上流側の物品排出機構4(1)は、それよりも下流側の物品排出機構4(2),4(3)に対応する旋回コンベヤ14(2),14(3)から物品の供給要求がなく、当該最も上流側の物品排出機構4(1)に対応する旋回コンベヤ14(1)から物品の供給要求があるときに、ガイド部材8(1)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上に進出させて排出状態とし、搬送されてくる物品wを、旋回コンベヤ14(1)へ排出する。
この旋回コンベヤ14(1)への物品wの排出量が、排出物品検知センサSb(1)の検知出力に基づいて、所要量になったと判断されると、所要量の物品wが排出されたとして、ガイド部材8(1)を搬送ベルト7上から退避させて物品wの通過を許容する許容状態に戻す。
なお、上記ように、最も上流側の物品排出機構4(1)は、それよりも下流側の物品排出機構4(2),4(3)に対応する旋回コンベヤ14(2),14(3)からの物品の供給要求があっても、すなわち、旋回コンベヤ14(2),14(3)の始端部に物品wが無くても、その物品の供給要求に必要な量の物品wが、直前の前段物品検知センサSa(1)の検知出力に基づいて、当該物品排出機構4(1)を通過して下流側へ既に搬送されたと判断したときには、当該最も上流側の物品排出機構4(1)に対応する旋回コンベヤ14(1)から物品の供給要求があると、ガイド部材8(1)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上へ進出させて物品wを排出する排出状態にしてもよい。
次に、物品wの搬送方向の中流位置にある物品排出機構4(2)は、それよりも下流側の物品排出機構4(3)に対応する後段コンベヤ3(3)から物品の供給要求があるときには、ガイド部材8(2)を、物品wの通過を許容する許容状態とし、下流側へ物品wを搬送する。これによって、下流側の物品排出機構4(3)は、物品の供給要求のある旋回コンベヤ14(3)へ物品wを排出する。
中流位置にある物品排出機構4(2)は、それよりも下流側の物品排出機構4(3)に対応する旋回コンベヤ14(3)から物品の供給要求がなく、当該物品排出機構4(2)に対応する旋回コンベヤ14(2)からの物品の供給要求があったときに、ガイド部材8(2)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上に進出させて排出状態とし、搬送されてくる物品wを、旋回コンベヤ14(2)へ排出する。
この旋回コンベヤ14(2)への物品wの排出量が、排出物品検知センサSb(2)の検知出力に基づいて、所要量になったと判断されると、所要量の物品が排出されたとして、ガイド部材8(2)を搬送ベルト7上から退避させて物品wの通過を許容する許容状態に戻す。
なお、最も上流側の物品排出機構4(1)と同様に、中流位置にある物品排出機構4(2)は、それよりも下流側の物品排出機構4(3)に対応する旋回コンベヤ14(3)からの物品の供給要求があっても、その供給要求に対応する排出に必要な量の物品wが、直前の前段物品検知センサSa(2)の検知出力に基づいて、当該物品排出機構4(2)を通過して下流側へ既に搬送されたと判断したときには、当該物品排出機構4(2)に対応する旋回コンベヤ14(2)からの物品wの供給要求があると、ガイド部材8(2)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上へ進出させて物品wを排出する排出状態にしてもよい。
次に、最も下流側の物品排出機構4(3)は、それよりも下流側には、物品排出機構がないので、対応する旋回コンベヤ14(3)からの物品の供給要求があったときに、ガイド部材8(3)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上に進出させて排出状態とし、搬送されてくる物品wを、旋回コンベヤ14(3)へ排出する。
この旋回コンベヤ14(3)への物品wの排出量が、排出物品検知センサSb(3)の検知出力に基づいて、所要量になったと判断されると、所要量の物品が排出されたとして、ガイド部材8(3)を、搬送ベルト7上から退避させて物品wの通過を許容する許容状態に戻す。
以上のようにして、下流側の旋回コンベヤ14から物品の供給要求があるときには、上流側の物品排出機構4では、少なくとも排出に必要な量の物品wが、下流側へ搬送されるように、物品wの排出が制御されるので、上流側と下流側とで物品wの排出にばらつきが生じるのを防止することができる。
次に、PLC27による制御の一例について更に詳細に説明する。
図9は、この実施形態の物品供給装置1の全体制御の一例を示す概略フローチャートである。
先ず、プログラマブル表示器29の運転スイッチがONされたか否か判断し(ステップS1)、ONされたときには、運転が開始され、半自動式の組合せ秤2から9個の物品投入口25に対応する投入要求信号(1)〜(9)の入力があると(ステップS2)、物品供給装置1における物品の搬送方向の最も下流となる振動フィーダ6(1)〜6(9)の制御を行い(ステップS3)、次に、その上流となる分配搬送機構5(1)〜5(3)の制御を行い(ステップS4)、更に、その上流となる物品排出機構4(1)〜4(3)の制御を行い(ステップS5)、運転スイッチがOFFされたか否かを判断し(ステップS6)、運転スイッチがOFFされたときには、終了する。
図10は、図9の全体制御フローチャートにおけるサブルーチンである振動フィーダ6(1)〜6(9)の制御の一例を示すフローチャートである。
基本的な制御は、後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)で物品wが検知されていない、すなわち、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の終端部に、物品wがないときには、その振動フィーダ6(1)〜6(9)を一定時間駆動して、トラフ15(1)〜15(9)の始端部にある物品wをトラフ15(1)〜15(9)の終端部へ搬送する。なお、一定時間の駆動に代えて、後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)によってトラフ15(1)〜15(9)の終端部の物品wが検知されるまで駆動するようにしてもよい。
後段始端物品検知センサSe(1)〜Se(9)で物品wが検知されていないとき、すなわち、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に物品wがないときには、その振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)へ物品wを投入することを命令する物品投入命令フラグをONにして、分配搬送機構5(1)〜5(3)から物品wを、その振動フィーダ6(1)〜6(9)へ投入させる。
後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)で物品wが検知され、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の終端部に物品wがあるときに、半自動式の組合せ秤2から物品wの投入要求信号の入力があると、その投入要求信号に対応する振動フィーダ6(1)〜6(9)を一定時間駆動して、その振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の終端部にある物品wを、半自動式の組合せ秤2の物品投入口25へ供給する。なお、一定時間の駆動に代えて、後段終端物品検知センサSf(1)〜Sf(9)でトラフ15(1)〜15(9)の終端部の物品wが検知されなくなった時点で、物品wが組合せ秤2の物品投入口25へ供給されたとして、振動フィーダ6(1)〜6(9)の駆動を停止するようにしてもよい。
この例では、図10に示すように、先ず振動フィーダ6(1)〜6(9)の1台を指定する番号kを「1」とし(ステップS301)、番号kの振動フィーダ6(k)が駆動中であることを示す駆動中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS302)、駆動中フラグがONしているときには、番号kの振動フィーダ6(k)に対応する駆動時間計測用の駆動タイマーを減じ(ステップS303)、駆動タイマーがタイムアップしたか否かを判断する(ステップS304)。
ステップS304で番号kの振動フィーダ6(k)に対応する駆動タイマーがタイムアップしたときには、一定時間の駆動が終了したとして、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動を停止し(ステップS305)、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動中フラグをOFFし(ステップS306)、番号kをインクリメントし(ステップS307)、番号kが「10」になったか否か、すなわち、9台の振動フィーダ6(1)〜6(9)についての処理が終了したか否かを判断し(ステップS308)、番号kが「10」になっていないときには、ステップS302に戻り、番号kが「10」になったときには、サブルーチンから復帰する。
上記ステップS302において、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動中フラグがONしていないときには、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)の終端部で物品wを検知したか否か、すなわち、番号kの振動フィーダ6(k)に対応する後段終端物品検知センサSf(k)によって物品wを検知したか否かを判断し(ステップS309)、物品wを検知したときには、半自動式の組合せ秤2から番号kに対応する投入要求信号(k)の入力があったか否かを判断し(ステップS310)、投入要求信号の入力があったときには、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動中フラグをONし(ステップS311)、番号kの振動フィーダ6(k)に対応する駆動タイマーをセットし(ステップS312)、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動を開始してステップS307に移る(ステップS313)。
上記ステップS309において、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)の終端部で物品を検知しなかったときには、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)の始端部で物品wを検知したか否か、すなわち、番号kの振動フィーダ6(k)に対応する後段始端物品検知センサSe(k)によって物品wを検知したか否かを判断し(ステップS314)、物品wを検知したときには、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動中フラグをONし(ステップS315)、番号kの振動フィーダ6(k)に対応する駆動タイマーをセットし(ステップS316)、番号kの振動フィーダ6(k)の駆動を開始してステップS307に移る(ステップS317)。
上記ステップS314において、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)の始端部で物品wを検知しなかったときには、番号kに対応する分配搬送機構5(k)に対して、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)へ物品wの投入を命令する投入命令フラグをONしてステップS307に移る(ステップS318)。
図11は、図9の全体制御フローチャートにおけるサブルーチンである分配搬送機構5(1)〜5(3)の制御の一例を示すフローチャートである。
基本的な制御は、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に物品wがなくなれば、すなわち、後段始端物品検知センサSe(1)〜Se(9)で物品wが検知されなくなると、その振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に物品wを投入できるように、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に物品wを搬送しておくものである。
分配終端物品検知センサSd(1)〜Sd(3)で物品wが検知されていない、すなわち、物品wが分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部になければ、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を一定時間駆動して、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の始端部の物品wを、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に搬送する。なお、一定時間の駆動に代えて、分配終端物品検知センサSd(1)〜Sd(3)で物品wが検知された時点で、物品wが旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に搬送されたとして、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の駆動を停止するようにしてもよい。
分配始端物品検知センサSc(1)〜Sc(3)で物品wが検知されていない、すなわち、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の始端部に物品wがなければ、物品の供給要求として、物品排出機構4(1)〜4(3)に対して旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への物品wの排出を命令する排出命令フラグをONにする。
また、振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に物品wがなく、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に物品wがある場合に、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の回動位置が、前記振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)への物品wの投入位置ないときには、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を、前記振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の投入位置に回動して、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を一定時間駆動し、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)から前記振動フィーダ6(1)〜6(3)の始端部へ物品wを投入する。
振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に物品wがなく、分配搬送機構5(1)〜5(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部に物品wがある場合に、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の回動位置が、前記振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)への物品wの投入位置にあるときには、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を一定時間駆動し、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)から前記振動フィーダ6(1)〜6(9)の始端部へ物品wを投入する。なお、一定時間の駆動に代えて、分配終端物品検知センサSd(1)〜Sd(3)で旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の終端部の物品wが検知されなくなった時点で、物品wが振動フィーダ6(1)〜6(9)のトラフ15(1)〜15(9)の始端部に投入されたとして、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の駆動を停止するようにしてもよい。
1つの分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を回動して3台の振動フィーダ6(1)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(9)に物品wを供給するが、サーボモータで旋回コンベヤ14(1)〜14(3)を回動するので、投入位置の制御は容易である。
この例では、図11に示すように、先ず分配搬送機構5(1)〜5(3)の1台を指定する番号j、振動フィーダ6(1)〜6(9)の1台を指定する番号k、及び、1台の分配搬送機構5(1)〜5(3)が分配する振動フィーダ6(1)〜6(9)の台数を規定する台数aを、それぞれ「1」とし(ステップS401)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)が駆動中であることを示す駆動中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS402)、駆動中フラグがONしているときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)に対応する駆動時間計測用の駆動タイマーを減じ(ステップS403)、駆動タイマーがタイムアップしたか否かを判断する(ステップS404)。
ステップS404で番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)に対応する駆動タイマーがタイムアップしたときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動を停止し(ステップS405)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動中フラグをOFFし(ステップS406)、振動フィーダ6(1)〜6(9)を指定する番号k及び振動フィーダ6(1)〜6(9)の台数aをインクリメントし(ステップS407)、台数aが「4」になったか否か、すなわち、3台の振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)に対する分配処理を終了したか否かを判断し(ステップS408)、台数aが「4」になっていないときには、3台の振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)に対する分配処理が終了していないとしてステップS402に戻る。
ステップS408で台数aが「4」になったときには、番号jの分配搬送機構5(j)による3台の振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)に対する分配処理が終了したとして、番号jをインクリメントすると共に、台数aを「1」に戻し(ステップS409)、番号jが「4」になったか否か、すなわち、3台の分配搬送機構5(1)〜5(3)に対する処理が終了したか否かを判断し(ステップS410)、「4」になっていないときには、ステップS402に戻り、「4」になったときには、サブルーチンから復帰する。
上記ステップS402において、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動中フラグがONしていないときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の終端部で物品wを検知したか否か、すなわち、番号jの分配搬送機構5(j)に対応する分配終端物品検知センサSd(j)によって物品を検知したか否かを判断し(ステップS411)、物品を検知したときには、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)への物品wの投入命令フラグがONしているか否か、すなわち、振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)への物品wの投入要求があるか否かを判断し(ステップS412)、物品投入命令フラグがONしているときには、ステップS413に移り、物品投入命令フラグがONしていないときには、ステップS407に移る。
ステップS413では、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)は、その回動位置が番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)に対する物品wの投入位置にあるか否か、すなわち、旋回コンベヤ14(j)の搬送ベルト11の終端が、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)の直上位置にあるか否かを判断し、投入位置にあるときには、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)への物品の投入命令フラグをOFFし(ステップS414)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動中フラグをONし(ステップS415)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14に対応する駆動タイマーをセットし(ステップS416)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動を開始してステップS407に移る(ステップS417)。ステップS413で、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)が、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)に対する物品wの投入位置にないときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)を、番号kの振動フィーダ6(k)のトラフ15(k)に対する物品の投入位置へ回動、すなわち、旋回させてステップS407に移る(ステップS418)。
上記ステップS411において、番号jの分配搬送機構5の旋回コンベヤ14(j)の終端部で物品wを検知しなかったときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の始端部で物品wを検知したか否か、すなわち、番号jの分配搬送機構5(j)に対応する分配始端物品検知センサSc(j)によって物品を検知したか否かを判断し(ステップS419)、物品を検知したときには、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動中フラグをONし(ステップS420)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)に対応する駆動タイマーをセットし(ステップS421)、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の駆動を開始してステップS407に移る(ステップS422)。
上記ステップS419において、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)の始端部で物品wを検知しなかったときには、物品の供給要求として、番号jの分配搬送機構5(j)の旋回コンベヤ14(j)へ物品wを排出するように、番号jに対応する物品排出機構4への排出命令フラグをONしてステップS407に移る(ステップS423)。
図12は、図9の全体制御フローチャートにおけるサブルーチンである物品排出機構4(1)〜4(3)の制御における前半の処理の一例を示すフローチャートである。
物品排出機構4(1)〜4(3)の基本的な制御では、いずれかの旋回コンベヤ14(1)〜14(3)から物品の供給要求があり、その供給要求のあった旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対応する物品排出機構4(1)〜(3)へ物品wを搬送しているときには、その物品排出機構4(1)〜(3)へ物品wを搬送中であることを示す搬送中フラグをONする。この搬送中フラグがONされると同時に、そのONされた物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上に、搬送方向に対して斜めに交差するように進出させて物品wを排出する排出状態にすると共に、それよりも上流側の物品排出機構4(1),4(2)のガイド部材8(1),8(2)は、搬送ベルト7上から退避されて物品wの通過を許容する許容状態とされる。すなわち、搬送される物品wが、搬送中フラグONとなっている物品排出機構4(1)〜4(3)へ搬送されて、排出状態のガイド部材8(1)〜8(3)によって、物品の供給要求のある旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出することができる状態とされる。
いずれの旋回コンベヤ14(1)〜14(3)からも物品の供給要求がなく、全ての物品排出機構4(1)〜4(3)の搬送中フラグがONでないときには、下流側の旋回コンベヤ14(3)〜14(1)から優先して物品の供給要求を受付ける。物品の供給要求を受付けると、その受付けた旋回コンベヤ14(3)〜14(1)に対応する物品排出機構4(3)〜4(1)の搬送中フラグをONし、上記のように、その物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上に進出させて物品wを搬送ベルト7外へ案内排出する排出状態とする、すなわち、ONする。同時に、搬送中フラグをONした物品排出機構4(1)〜4(3)よりも上流の物品排出機構4(1),4(2)のガイド部材8(1),8(2)は、搬送ベルト7上から退避されて物品wの通過を許容する許容状態に戻される、すなわち、OFFされる。
物品排出機構4(1)〜4(3)の搬送中フラグがONしている状態で、その物品排出機構4(1)〜4(3)の直前の前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)によって、物品wが検知されると、その物品wは、物品排出機構4(1)〜4(3)で排出されて対応する旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出されることになるので、物品排出機構4(1)〜4(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への物品wの投入期間であることを示す投入中フラグをONする。
この投入中フラグは、物品排出機構4(1)〜4(3)で排出された所要量の物品wが旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出されたことが、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)によって検知されると、排出が終了したとしてOFFされる。
物品排出機構4(1)〜4(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)の投入中フラグがONしている状態で、物品排出機構4(1)〜4(3)の直前の前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)による物品wの検知時間が、第1所定時間になると、所要量の物品wが前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)の検知領域を通過した、すなわち、物品排出機構4(1)〜4(3)によって旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出すべき所要量の物品wが、物品排出機構4(1)〜4(3)へ搬送されたとして、物品排出機構4(1)〜4(3)の搬送中フラグをOFFする。
搬送中フラグがOFFされると、物品の供給要求を新たに受付けることが可能となる。
このように物品排出機構4(1)〜4(3)による所要量の物品wの旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への排出が完了していなくても、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)によって所要量の物品wが、物品排出機構4(1)〜4(3)へ搬送されたことが検知されると、物品排出機構4(1)〜4(3)の搬送中フラグをOFFして、新たな物品の供給要求を受け付けるので、物品wの排出を高速に行うことができる。
なお、物品排出機構4(1)〜4(3)による所要量の物品wの旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への排出の完了が、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)で検知されたときに、搬送中フラグをOFFするようにしてもよい。
この実施形態の制御のプログラムは、一定時間毎にONされるので、例えば、10ms毎にONされるとすると、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)の検知出力が10回継続すれば、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)の検知領域となる光路を、10ms×10=100msの期間に亘って物品wが遮ったことになり、物品の大体の搬送量を把握できる。したがって、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)によって物品wが検知されている検知時間が、第1所定時間になると、第1所定時間に対応する所要量の物品が、下流側へ搬送されたことになる。
上記のように前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)による物品wの検知時間が、第1所定時間になると、物品排出機構4(1)〜4(3)への所要量の物品wの搬送が完了したので、所要量の物品wの搬送が完了したことを示す後述の搬送完了フラグをONする。同時に、搬送完了時点からの設定時間の経過を計測する後述の搬送完了後タイマーをセットして計測を開始する。この設定時間は、物品排出機構4(1)〜4(3)へ所要量の物品wの搬送が完了してから、所要量の物品wが、物品排出機構4(1)〜4(3)によって旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出されてその排出が完了するまでに要するとされる時間である。
この設定時間を超えて、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への物品wの排出が完了しないときには、例えば、ガイド部材8(1)〜8(3)と搬送ベルト7との間の物品wの詰りなどの異常が生じているとして、調整が必要である旨をアラーム等によって報知する。
物品排出機構4(1)〜4(3)の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への物品wの投入期間であることを示す投入中フラグをONしている状態で、物品排出機構4(1)〜4(3)によって、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)への物品wの排出が開始されて、排出された物品wが、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)によって検知されると、ONの検知出力を与える。この検知出力が与えられる検知時間が、第2所定時間になると、投入中フラグがONしている旋回コンベヤ14(1)〜14(3)に対して、所要量の物品wが排出されたとして、その物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)を、搬送ベルト7上から退避させて、物品wの通過を許容する許容状態とする、すなわち、OFFする。
このように排出される物品wを検知する排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)の検知時間が、第2所定時間になると、物品排出機構4(1)〜4(3)のガイド部材8(1)〜8(3)を、搬送ベルト7上から退避させて許容状態とすることによって、所要量の物品wを、旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出することができる。
なお、第1所定時間と第2所定時間とは、物品wを搬送している状態で検知するか、物品wが落下している状態で検知するかの相違に基づくものである。
次に、図12のフローチャートに基づいて、詳細に説明する。
先ず、最も上流側の物品排出機構4(1)へ物品wを搬送中であることを示す搬送中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS501)、物品排出機構4(1)の搬送中フラグがONしていないときには、物品排出機構4(1)へ物品wを搬送中ではないとして、物品排出機構4(1)より下流の物品排出機構4(2)の搬送中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS502)、物品排出機構4(2)の搬送中フラグがONしていないときには、物品排出機構4(2)へ物品wを搬送中ではないとして、最も下流側の物品排出機構4(3)の搬送中フラグがONしているか否かを判断し(ステップS503)、物品排出機構4(3)の搬送中フラグがONしていないときには、物品排出機構4(3)へ物品wを搬送中ではないとして、ステップS504に移る。
ステップS504では、全ての物品排出機構4(1)〜4(3)の搬送中フラグがONしていないので、下流側の物品の供給要求を優先するために,最も下流側の旋回コンベヤ14(3)からの物品の供給要求が有るか否かを判断する。すなわち、最も下流側の旋回コンベヤ14(3)の始端部に物品wがないために、最も下流側である物品排出機構4(3)への物品の排出を命令する排出命令フラグがONしているか否かを判断する。物品排出機構4(3)の排出命令フラグがONしているときには、物品の供給要求があるとして、物品排出機構4(3)へ物品wを搬送するために、物品排出機構4(3)へ物品wを搬送中であることを示す物品排出機構4(3)の搬送中フラグをONし(ステップS505)、物品排出機構4(3)より搬送方向の上流側の物品排出機構4(1),4(2)のガイド部材8(1),8(2)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上から退避させて物品wの通過を許容する許容状態にする、すなわち、OFFする(ステップS506)。
更に、物品排出機構4(3)のガイド部材8(3)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上へ進出させて物品wを排出可能な排出状態とする、すなわち、ONして図13のステップS536に移る(ステップS507)。
上記ステップS501において、物品排出機構4(1)へ物品wを搬送中であることを示す物品排出機構4(1)の搬送中フラグがONであるときには、物品排出機構4(1)の前段物品検知センサSa(1)で物品wを検知したか否かを判断し(ステップS529)、物品wを検知したときには、旋回コンベヤ14(1)へ物品wを投入する期間であることを示す旋回コンベヤ14(1)の投入中フラグをONし(ステップS530)、前段物品検知センサSa(1)による物品の検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし(ステップS531)、検知時間が第1所定時間になったか否か、すなわち、前段物品検知センサSa(1)によって検知される物品の通過量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS532)、第1所定時間になっていないときには、図13のステップS536に移り、第1所定時間になったときには、ステップS533に移る。
ステップS533では、物品排出機構4(1)への物品wの所要量の搬送は終了したとして、物品排出機構4(1)へ物品wを搬送中であることを示す物品排出機構4(1)の搬送中フラグをOFFし、物品排出機構4(1)のガイド部材8(1)による搬送は完了したとして、ガイド部材8(1)の搬送完了フラグをONし(ステップS534)、ガイド部材8(1)による搬送が完了した時点からの設定時間の経過を計測するガイド部材8(1)の搬送完了後タイマーをセットして計測を開始し(ステップS535)、図13のステップS536に移る。
上記ステップS502において、物品排出機構4(2)の搬送中フラグがONであるときには、物品排出機構4(2)の物品排出系統について、物品排出機構4(1)の物品排出系統の、上記ステップS529〜S535と同様の処理を実行する(ステップS522〜S528)。すなわち、上記ステップS502において、物品排出機構4(2)の搬送中フラグがONであるときには、物品排出機構4(2)の前段物品検知センサSa(2)で物品wを検知したか否かを判断し(ステップS522)、物品wを検知したときには、旋回コンベヤ14(2)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(2)の投入中フラグをONし(ステップS523)、前段物品検知センサSa(2)による物品wの検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし(ステップS524)、検知時間が第1所定時間になったか否か、すなわち、前段物品検知センサSa(2)によって検知される物品の通過量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS525)、第1所定時間になっていないときには、図13のステップS536に移り、第1所定時間になったときには、ステップS526に移る。
ステップS526では、物品排出機構4(2)への物品wの所要量の搬送は終了したとして、物品排出機構4(2)の搬送中フラグをOFFし、物品排出機構4(2)のガイド部材8(2)による搬送は完了したとして、ガイド部材8(2)の搬送完了フラグをONし(ステップS527)、ガイド部材8(2)による搬送が完了した時点からの設定時間の経過を計測するガイド部材8(2)の搬送完了後タイマーをセットして計測を開始し(ステップS528)、図13のステップS536に移る。
また、上記ステップS503において、物品排出機構4(3)の搬送中フラグがONであるときには、物品排出機構4(3)の物品排出系統について、物品排出機構4(1)の物品排出系統の、上記ステップS529〜S535と同様の処理を実行する(ステップS515〜S521)。すなわち、上記ステップS503において、物品排出機構4(3)の搬送中フラグがONであるときには、物品排出機構4(3)の前段物品検知センサSa(3)で物品wを検知したか否かを判断し(ステップS515)、物品wを検知したときには、旋回コンベヤ14(3)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(3)の投入中フラグをONし(ステップS516)、前段物品検知センサSa(3)による物品wの検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし(ステップS517)、検知時間が第1所定時間になったか否か、すなわち、前段物品検知センサSa(3)によって検知される物品wの通過量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS518)、第1所定時間になっていないときには、図13のステップS536に移り、第1所定時間になったときには、ステップS519に移る。
ステップS519では、物品排出機構4(3)への物品wの所要量の搬送は終了したとして、物品排出機構4(3)の搬送中フラグをOFFし、物品排出機構4(3)のガイド部材8(3)による搬送は完了したとして、ガイド部材8(3)の搬送完了フラグをONし(ステップS520)、ガイド部材8(3)による搬送が完了した時点からの設定時間の経過を計測するガイド部材8(3)の搬送完了後タイマーをセットして計測を開始し(ステップS521)、図13のステップS536に移る。
上記ステップS504において、最も下流側の物品排出機構4(3)への物品の排出命令フラグがONしていないときには、物品排出機構4(3)への物品の供給要求はないとして、最も下流側の物品排出機構4(3)よりも上流の物品排出機構4(2)への排出命令フラグがONしているか否かを判断し(ステップS508)、物品排出機構4(2)への排出命令フラグがONしているときには、物品の供給要求があるとして、物品排出機構4(2)へ物品wを搬送するために、物品排出機構4(2)へ物品wを搬送中であることを示す物品排出機構4(2)の搬送中フラグをONし(ステップS509)、物品排出機構4(2)より搬送方向の上流側の物品排出機構4(1)のガイド部材8(1)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上から退避させて物品wの通過を許容する許容状態にする、すなわち、OFFする(ステップS510)。
更に、物品排出機構4(2)のガイド部材8(2)を前段搬送機構3の搬送ベルト7上へ進出させて物品wを排出可能な排出状態とする、すなわち、ONして図13のステップS536に移る(ステップS511)。
上記ステップS508において、物品排出機構4(2)への排出命令フラグがONしていないときには、物品排出機構4(2)への物品の供給要求はないとして、物品排出機構4(2)よりも上流の物品排出機構4(1)への排出命令フラグがONしているか否かを判断し(ステップS512)、物品排出機構4(1)への排出命令フラグがONしているときには、物品の供給要求があるとして、物品排出機構4(1)へ物品wを搬送するために、物品排出機構4(1)の搬送中フラグをONし(ステップS513)、物品排出機構4(1)のガイド部材8(1)を、前段搬送機構3の搬送ベルト7上へ進出させて物品wを排出可能な排出状態とする、すなわち、ONし、図13のステップS536に移る(ステップS514)。
次に、図13に示されるステップS536では、最も下流側の物品排出機構4(3)の旋回コンベヤ14(3)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(3)の投入中フラグがONであるか否かを判断し、投入中フラグがONでないときには、ステップS547に移り、投入中フラグがONであるときには、ステップS537に移る。
ステップS537では、物品排出機構4(3)から排出される物品wを、排出物品検知センサSb(3)で検知したか否かを判断し、物品wを検知していないときには、ステップS543に移り、物品wを検知したときには、ステップS538に移る。
ステップS538では、排出物品検知センサSb(3)による物品wの検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし、検知時間が第2所定時間になったか否か、すなわち、排出物品検知センサSb(3)によって検知される旋回コンベヤ14(3)へ排出されて物品の排出量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS539)、第2所定時間になっていないときには、図13のステップS501に戻り、第2所定時間になったときには、ステップS540に移る。
ステップS540では、旋回コンベヤ14(3)へ所要量の物品wが排出されたとして、旋回コンベヤ14(3)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(3)への投入中フラグをOFFし、また、所要量の物品wが排出されたので、ガイド部材8(3)による搬送が完了してからの設定時間の経過を計測するためのフラグであるガイド部材8(3)の搬送完了フラグをOFFし(ステップS541)、物品排出機構4(3)による物品wの排出は終了したとして、ガイド部材8(3)を、物品の通過を許容する許容状態とする、すなわち、OFFし(ステップS542)、図13のステップS501に戻る。
上記ステップS543では、ガイド部材8(3)の搬送完了フラグがONしているか否かを判断し、ガイド部材8(3)の搬送完了フラグがONしていないときには、図12のステップS501に戻り、搬送完了フラグがONしているときには、搬送完了の時点からの設定時間の経過を計測するガイド部材8(3)の搬送完了後タイマーを減じ(ステップS544)、ガイド部材8(3)の搬送完了後タイマーがタイムアップしたか否かを判断し(ステップS545)、タイムアップしていないときには、図12のステップS501に戻り、タイムアップしたときには、物品排出機構4(3)へ所要量の物品の搬送が完了したにも拘わらず、旋回コンベヤ14(3)へ所要量の物品wが排出されておらず、調整が必要であるとして報知し(ステップS546)、ステップS540に移る。
上記ステップS536において、物品排出機構4(3)の旋回コンベヤ14(3)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(3)への投入中フラグがONでないときには、旋回コンベヤ14(3)への物品の投入期間ではないとして、ステップS547に移る。ステップS547では、旋回コンベヤ14(3)よりも上流の旋回コンベヤ14(2)への投入中フラグがONであるか否かを判断し、投入中フラグがONでないときには、ステップS558に移り、投入中フラグがONであるときには、ステップS548に移る。
ステップS548では、物品排出機構4(2)から排出される物品wを、排出物品検知センサSb(2)で検知したか否かを判断し、物品wを検知していないときには、ステップS554に移り、物品wを検知したときには、ステップS549に移る。
ステップS549では、排出物品検知センサSb(2)による物品wの検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし、検知時間が第2所定時間になったか否か、すなわち、排出物品検知センサSb(2)によって検知される旋回コンベヤ14(2)へ排出される物品の排出量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS550)、第2所定時間になっていないときには、図12のステップS501に戻り、第2所定時間になったときには、ステップS551に移る。
ステップS551では、旋回コンベヤ14(2)へ所要量の物品wが排出されたとして、旋回コンベヤ14(2)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(2)の投入中フラグをOFFし、また、所要量の物品wが排出されたので、ガイド部材8(2)による搬送が完了してからの設定時間の経過を計測するためのフラグであるガイド部材8(2)の搬送完了フラグをOFFし(ステップS552)、物品排出機構4(2)による物品wの排出は終了したとして、ガイド部材8(2)を、物品の通過を許容する許容状態とする、すなわち、OFFし(ステップS553)、図13のステップS501に戻る。
上記ステップS554では、ガイド部材8(2)の搬送完了フラグがONしているか否かを判断し、ガイド部材8(2)の搬送完了フラグがONしていないときには、図12のステップS501に戻り、搬送完了フラグがONしているときには、搬送完了の時点からの設定時間の経過を計測するガイド部材8(2)の搬送完了後タイマーを減じ(ステップS555)、ガイド部材8(2)の搬送完了後タイマーがタイムアップしたか否かを判断し(ステップS556)、タイムアップしていないときには、図12のステップS501に戻り、タイムアップしたときには、物品排出機構4(2)へ所要量の物品の搬送が完了したにも拘わらず、旋回コンベヤ14(2)へ所要量の物品wが排出されておらず、調整が必要であるとして報知し(ステップS557)、ステップS551に移る。
上記ステップS547において、物品排出機構4(2)の旋回コンベヤ14(2)の投入中フラグがONでないときには、旋回コンベヤ14(2)の物品wの投入期間ではないとして、ステップS558に移り、旋回コンベヤ14(2)よりも上流の旋回コンベヤ14(1)の投入中フラグがONであるか否かを判断し、投入中フラグがONでないときには、図12のステップS501に移り、投入中フラグがONであるときには、ステップS559に移る。
ステップS559では、物品排出機構4(1)によって排出される物品wを、排出物品検知センサSb(1)で検知したか否かを判断し、物品wを検知していないときには、ステップS565に移り、物品wを検知したときには、ステップS560に移る。
ステップS560では、排出物品検知センサSb(1)による物品wの検知時間を計測するタイマーによる検知時間を増やし、検知時間が第2所定時間になったか否か、すなわち、排出物品検知センサSb(1)によって検知される旋回コンベヤ14(1)へ排出される物品の排出量が所要量に達したか否かを判断し(ステップS561)、第2所定時間になっていないときには、図12のステップS501に戻り、第2所定時間になったときには、ステップS562に移る。
ステップS562では、旋回コンベヤ14(1)へ所要量の物品wが投入されたとして、旋回コンベヤ14(1)へ物品wが投入される期間であることを示す旋回コンベヤ14(1)の投入中フラグをOFFし、また、所要量の物品wが排出されたので、ガイド部材8(1)による搬送が完了してからの設定時間の経過を計測するためのフラグであるガイド部材8(1)の搬送完了フラグをOFFし(ステップS563)、物品排出機構4(1)による物品wの排出は終了したとして、ガイド部材8(1)を、物品の通過を許容する許容状態とする、すなわち、OFFし(ステップS564)、図13のステップS501に戻る。
上記ステップS565では、ガイド部材8(1)の搬送完了フラグがONしているか否かを判断し、ガイド部材8(1)の搬送完了フラグがONしていないときには、図12のステップS501に戻り、搬送完了フラグがONしているときには、ガイド部材8(1)の搬送完了後タイマーを減じ(ステップS566)、ガイド部材8(1)の搬送完了後タイマーがタイムアップしたか否かを判断し(ステップ567)、タイムアップしていないときには、図12のステップS501に戻り、タイムアップしたときには、物品排出機構4(1)へ所要量の物品の搬送が完了したにも拘わらず、旋回コンベヤ14(1)へ所要量の物品wが排出されておらず、調整が必要であるとして報知し(ステップS568)、ステップS562に移る。
上記のように、前段搬送機構3の搬送方向の上流側において物品wを供給すると、その搬送経路の3箇所において、物品排出機構4(1)〜4(5)のガイド部材8(1)〜8(3)によって搬送経路外の3台の各分配搬送機構5(1)〜5(3)の各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ排出され、各旋回コンベヤ14(1)〜14(3)によって、3台の振動フィーダ6(1)〜6(3),6(4)〜6(6),6(7)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(3),15(4)〜15(6),15(7)〜15(9)にそれぞれ振分け搬送される。すなわち、前段搬送機構3の搬送方向の上流側1箇所で供給した物品wを、9台の振動フィーダ6(1)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(9)に振分け搬送し、各振動フィーダ6(1)〜6(9)の各トラフ15(1)〜15(9)によって、組合せ秤2の9個の物品投入口25へ供給することができる。
したがって、粘着性を有するブロイラーの肉片である物品wを、組合せ秤2の9個の物品投入口25へ自動で供給することができ、従来のように、作業者が、物品を一々掴んで半自動式の組合せ秤の物品投入口へ投入する作業を行う必要がなく、大幅に作業者の労力を軽減することができる。
因みに、半自動式の組合せ秤の後段の包装機で、例えば、ブロイラーの肉片の2kgの真空パックを製造する場合に、組合せ秤の計量能力を、例えば20回/分と想定すると、作業者は1時間に、2kg×20×60=2.4tに相当する量の肉片を掴んで半自動式の組合せ秤の物品投入口に投入することになる。しかも、作業者は立ったままで作業を行うので、長時間の作業を行えば、
体力を過大に消耗することになる。
本実施形態よれば、物品供給装置1によって、組合せ秤2の物品投入口25へ物品wを自動で分配供給するので、作業者が、肉片を掴んで組合せ秤2の物品投入口25へ投入する必要はなく、多大な労力を削減することができる。
更に、本実施形態によれば、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)、排出物品検知センサSb(1)〜Sb(3)、及び、分配始端物品検知センサSc(1)〜Sc(3)の出力に基づいて、物品排出機構4(1)〜4(3)による物品wの排出を制御するので、前段搬送機構3による物品wの搬送方向の上流側と下流側とで、物品排出機構4(1)〜4(3)による物品wの排出がばらつくことなく、3台の旋回コンベヤ14(1)〜14(3)へ一様に物品wを排出することができる。これによって、組合せ秤2の9個の物品投入口25へ均等に物品wを供給することが可能となり、組合せ秤2を効率的に運転することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)前段搬送機構は、物品wの大きさ、重量、性状、等に応じて任意に選択することができ、例えば、硬質樹脂材あるいは金属材からなる多数の横向きスラットバーを繋いで環状ベルトにしたスラット型コンベヤ、金網ベルトコンベヤ、等を利用することもできる。
(2)分配搬送機構を、コンベヤに代えて振動搬送する形態とすることもできる。
(3)後段搬送機構を、振動フィーダに代えて、ベルトコンベヤ式にすることもできる。
(4)物品検知センサとしては、上記のような透過形の光電センサに限らず、反射形の光電センサ、超音波センサ、等の他のセンサを利用することもできる。
(5)物品排出機構によって物品を排出する箇所、及び、分配搬送機構によって物品を振分ける振分け先は、3箇所に限らず、2箇所、あるいは、4箇所以上であってもよい。
(6)上記実施形態では、前段物品検知センサSa(1)〜Sa(3)は、物品排出機構4(1)〜4(3)の直前、すなわち、物品排出機構4(1)〜4(3)に隣接する上流側に設けたが、例えば、物品排出機構4(1),4(2)に隣接する下流側に、前段物品検知センサSa(1),Sa(2)をそれぞれ設け、物品排出機構4(1),4(2)の下流側の物品の量を検知できるようにしてもよい。
この場合、例えば、下流側の前段物品検知センサSa(1)で下流側の物品排出機構4(2)へ搬送するのに必要な量の物品が通過したことを検知したときには、その検知領域に隣接する上流側の物品排出機構4(1)では、既に前記必要な量の物品は通過しているので、当該上流側の物品排出機構4(1)では、新たに搬送されて来る物品を、直ちに搬送経路外へ排出することが可能となる。
なお、前段物品検知センサを、物品排出機構の上流側及び下流側に設けてもよい。
(7)上記実施形態では、物品供給装置によって、物品を、組合せ秤の物品投入口へ供給したが、物品供給装置によって、例えば、上記特許文献2の半自動式の組合せ秤の複数の供給コンベヤ上へ物品を供給してもよく、また、組合せ秤に限らず、他の装置へ物品を供給してもよい。
(8)上記実施形態では、分配搬送機構によって振分けられた物品を、後段搬送機構としての振動フィーダによって各供給先である組合せ秤の物品投入口へ搬送したが、後段搬送機構を省略し、分配搬送機構によって、物品を各供給先に直接振分けて供給するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、物品として、解体されたブロイラーの肉片に適用して説明したが、かかる肉片に限らず、例えば、芋や玉ねぎなどの根菜類やその他の物品に適用してもよい。