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JP2018184110A - 車両用熱管理装置 - Google Patents

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JP2018184110A
JP2018184110A JP2017087694A JP2017087694A JP2018184110A JP 2018184110 A JP2018184110 A JP 2018184110A JP 2017087694 A JP2017087694 A JP 2017087694A JP 2017087694 A JP2017087694 A JP 2017087694A JP 2018184110 A JP2018184110 A JP 2018184110A
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JP2017087694A
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陽一 大西
Yoichi Onishi
陽一 大西
啓如 柴田
Keijo Shibata
啓如 柴田
梯 伸治
Shinji Kakehashi
伸治 梯
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】室外熱交換器の除霜における水蒸気の発生を抑制する。【解決手段】ポンプ16はラジエタ32を含む冷却水循環路12に冷却水を循環させ、電動ファン64はラジエタ32を通過させて車両の空調装置の室外熱交換器52に送風し、空気温度センサ34はラジエタ32を通過した空気の温度を検出する。冷却水制御ECUは、室外熱交換器52の推定着霜量が所定値以上の場合に、電動ファン64による送風を行わせると共に、空気温度センサ34によって検出された温度Tが目標温度になるように、ポンプ16による冷却水の循環を制御する除霜制御を開始し、除霜制御の後期に目標温度を低下させる。【選択図】図1

Description

本発明は車両用熱管理装置に関する。
特許文献1には、ハイブリッド車両に搭載された車両用空調装置において、エンジンを停止して暖房をしている際に室外熱交換器の着霜が検出された場合に、エンジンを始動して電動ファンを逆回転させ、ラジエタシャッタを閉じる技術が開示されている。
特開2008−221997号公報
特許文献1の技術は、室外熱交換器に供給する空気の温度が高くなるに従って除霜性能が向上するが、これに伴い融けた霜をより多量の水分として含むことが可能になるため、車外へ排出された空気が外気で冷却されて水蒸気を発生させることがある。特に、車両では車両前方のラジエタ付近から水蒸気が上ることになるため、エンジンのオーバヒートが発生したと乗員が勘違いし、これを確認しようと慌てて車外へ飛び出す等の危険な行動を招く虞がある。
本発明は、室外熱交換器の除霜における水蒸気の発生を抑制することが目的である。
請求項1記載の発明に係る車両用熱管理装置は、ラジエタを含む冷却水循環路に冷却水を循環させるポンプと、前記ラジエタを通過させて前記車両の空調装置の室外熱交換器に送風する送風部と、前記ラジエタを通過した空気の温度を検出する検出部と、前記室外熱交換器の推定着霜量が所定値以上の場合に、前記送風部による送風を行わせると共に、前記検出部によって検出された温度が目標温度になるように、前記ポンプによる冷却水の循環を制御する除霜制御を開始し、除霜制御の後期に前記目標温度を低下させる除霜制御部と、を含んでいる。
請求項1記載の発明では、室外熱交換器の推定着霜量が所定値以上の場合に、除霜制御部が、送風部による送風を行わせると共に、検出部によって検出された温度が目標温度になるように、ポンプによる冷却水の循環を制御する除霜制御を開始する。この除霜制御期間のうちの前期は室外熱交換器の霜が融けていないので、ラジエタを通過して室外熱交換器に供給される空気の温度が比較的高くても、室外熱交換器を通過した空気に含まれる水分は増えにくく、水蒸気の発生が抑制される。また、除霜制御部は、除霜制御の後期に目標温度を低下させるので、室外熱交換器の霜が融けて水分が蒸発し易い状態になっていても、室外熱交換器を通過した空気に含まれる水分の増加が抑制され、水蒸気の発生が抑制される。
本発明は、室外熱交換器の除霜における水蒸気の発生を抑制できる、という効果を有する。
実施形態に係る車両用熱管理システムの概略構成図である。 車載システムのうち実施形態に係る車両用熱管理システムに関係する部分の概略ブロック図である。 除霜制御処理を示すフローチャートである。 目標空気温度マップの一例を示す線図である。 始動時WP回転数マップの一例を示す線図である。 WP回転数変更量マップの一例を示す線図である。 除霜制御での冷却水及び空気の流れを示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施形態に係る車両用熱管理システム10が示されている。車両用熱管理システム10は、冷却水循環路12に冷却水を循環させることで車両のエンジン14を冷却する冷却装置と、熱交換媒体循環路46に熱交換媒体を循環させることで車両の車室内の空調を行う空調装置と、を含んでいる。なお、図1では冷却水循環路12を実線で示し、熱交換媒体循環路46を破線で示す。
冷却水循環路12は、エンジン14を冷却する冷却水循環路12に冷却水を循環させるポンプの一例であるウォータポンプ(以下、「WP」という)16が設けられている。WP16は、エンジン14を駆動源として動作する機械式のWPでもよいし、モータを駆動源として動作する電動WPでもよい。本実施形態ではWP16として電気式のWPを適用した態様を説明する。WP16は、一端が冷却水循環路12の接続点12Aに位置し、他端が接続点12Bに位置する配管18の途中に設けられている。
WP16の冷却水排出側の接続点12Bにおいて、配管18の他端は配管20の一端及び配管26の一端と各々接続されている。配管20の他端は接続点12Cに位置しており、配管20の途中にはエンジン14が設けられている。配管20内を流通する冷却水は、エンジン14のウォータジャケット内を通過し、エンジン14から受熱することでエンジン14を冷却する。接続点12Cにおいて、配管20の他端は配管22の一端及び配管28の一端と各々接続されている。配管22の他端はラジエタ32に接続されており、配管22の途中には冷却水温Tw1を検出する第1水温センサ36が設けられている。ラジエタ32には、一端が接続点12Aに位置する配管24の他端も接続されている。
配管24の途中には電磁弁38が設けられており、配管24の他端は、接続点12Aにおいて、配管18の一端及び配管30の一端と各々接続されている。電磁弁38は開閉可能とされ、電磁弁38が開状態の場合は配管24内を冷却水が流通し、電磁弁38が閉状態の場合は配管24内における冷却水の流通が停止する。配管22を経由してラジエタ32内に流入した冷却水は、ラジエタ32内を通過することで放熱した後、配管24、接続点12A、配管18の順に流通してWP16に吸入される。
一方、配管26の他端は、接続点12Dにおいて、配管28の他端及び配管30の他端と各々接続されている。配管30の途中には、接続点12Dの側から順に、冷却水温Tw2を検出する第2水温センサ40、ヒータコア42、熱交換媒体循環路46を循環する熱交換媒体と熱交換を行う熱交換器44が順に設けられている。
次に空調装置の熱交換媒体循環路46を説明する。熱交換媒体循環路46は、熱交換媒体循環路46内の熱交換媒体を圧縮するコンプレッサ48が設けられている。コンプレッサ48の熱交換媒体排出側には、熱交換器44、電気式の第1膨張弁50、室外熱交換器52、室外熱交換器52の下流側における熱交換媒体の温度Trを検出する熱交換媒体温度センサ54が順に設けられている。
また、熱交換媒体循環路46には、熱交換媒体温度センサ54よりも下流側において、2つの流路56、58に分岐しており、一方の流路56の途中には、電気式の第2膨張弁60、エバポレータ62が順に設けられている。また、他方の流路58の途中には電磁弁63が設けられている。流路56は、エバポレータ62の下流側において、流路58の電磁弁63の下流側と接続され、コンプレッサ48の吸入側に接続されている。
また、室外熱交換器52は、ラジエタ32の車両前方側に、ラジエタ32とほぼ平行に配置されており、ラジエタ32を挟んで室外熱交換器52の反対側には、送風部の一例である電動ファン64が設けられている。電動ファン64は、正回転した場合、室外熱交換器52を通過させてラジエタ32に送風し、逆回転した場合、ラジエタ32を通過させて室外熱交換器52に送風する。
また、車両の前方には空気温度(外気温)Tambを検出する第1空気温度センサ66が配置されており、ラジエタ32と室外熱交換器52との間には、空気温度Tを検出する第2空気温度センサ34が配置されている。また、電動ファン64よりもエンジン14側には、空気温度Tainを検出する第3空気温度センサ67が配置されており、室外熱交換器52よりも車両前方には、空気温度Taoutを検出する第4空気温度センサ68が配置されている。なお、第2空気温度センサ34、第3空気温度センサ67及び第4空気温度センサ68は、電動ファン64が逆回転することでラジエタ32を通過させて室外熱交換器52に送風された場合に、当該送風が通過する位置に各々配置されている。なお、第2空気温度センサ34は検出部の一例である。
図2には、車両に搭載された車載システムのうち、車両用熱管理システムに関係する部分を示す。車載システムはバス70を備えており、バス70には、複数の電子制御ユニットと各種のデバイスが各々接続されている。個々の電子制御ユニットは、CPU、メモリ及び不揮発性の記憶部を含む制御ユニットであり、以下、ECU(Electronic Control Unit)と称する。図2には、複数のECUのうち、冷却装置の一部を成す冷却水制御ECU72と、空調装置の一部を成す空調制御ECU82を示し、各種のデバイスのうち、乗員が空調装置の状態を確認し空調装置に対して指示を入力するための空調操作/表示部84を示している。
冷却水制御ECU72はCPU74、メモリ76、除霜制御プログラム80を記憶する不揮発性の記憶部78を備えている。冷却水制御ECU72は、除霜制御プログラム80が記憶部78から読み出されてメモリ76に展開され、メモリ76に展開された除霜制御プログラム80がCPU74によって実行されることで、後述する除霜制御処理を行う。冷却水制御ECU72は、除霜制御処理を行うことで、本発明における除霜制御部の一例として機能し、WP16、電動ファン64及び第2空気温度センサ34と共に、本発明に係る車両用熱管理装置として機能する。
冷却水制御ECU72は、WP駆動部86、電動ファン駆動部88、バルブ駆動部90、第1水温センサ36、第2水温センサ40、第1空気温度センサ66、第2空気温度センサ34、第3空気温度センサ67及び第4空気温度センサ68が接続されている。WP駆動部86は冷却水制御ECU72からの指示によりWP16を駆動し、電動ファン駆動部88は冷却水制御ECU72からの指示により電動ファン64を駆動する。バルブ駆動部90は、冷却水制御ECU72からの指示により電磁弁38を開閉させる。
空調制御ECU82は、コンプレッサ駆動部92、バルブ駆動部94及び熱交換媒体温度センサ54が接続されている。コンプレッサ駆動部92は空調制御ECU82からの指示によりコンプレッサ48を駆動する。バルブ駆動部94は、空調制御ECU82からの指示により、第1膨張弁50、第2膨張弁60及び電磁弁63を開閉させる。
次に本実施形態の作用として、まず空調装置の動作を説明する。
(空調装置の冷房動作)
車両の乗員から空調操作/表示部84を介して車室内の冷房が指示された場合、空調制御ECU82は、バルブ駆動部94を介し、第1膨張弁50を全開にする。また、空調制御ECU82は、第2膨張弁60については、冷房に必要な流量の熱交換媒体がエバポレータ62に供給されるように所定開度にし、電磁弁63を全閉にする。そして空調制御ECU82は、コンプレッサ駆動部92によってコンプレッサ48を駆動する。
駆動されたコンプレッサ48は熱交換媒体を吸入して圧縮し、圧縮された高圧の熱交換媒体は、熱交換器44を通過する際に放熱(熱交換器44内の冷却水を加熱)した後、全開とされた第1膨張弁50を通過し、高圧のまま室外熱交換器52に供給される。室外熱交換器52に供給された熱交換媒体は、室外熱交換器52を通過する際に放熱しながら液化し、電磁弁63が全閉になっているので流路56に流入する。
流路56に流入した熱交換媒体は、第2膨張弁60によって圧力が低下されて低圧になり、エバポレータ62を通過する際に蒸発してエバポレータ62の周囲の空気を冷却する。この冷却された空気が図示しないブロアによって車室内に供給されることで車室内の冷房が行われる。また、エバポレータ62を通過した熱交換媒体は再びコンプレッサ48に吸入される。
(空調装置の暖房動作)
車両の乗員から空調操作/表示部84を介して車室内の暖房が指示された場合、空調制御ECU82は、ヒートポンプ運転が行われるように制御する。すなわち、空調制御ECU82は、バルブ駆動部94を介し、第1膨張弁50を熱交換媒体の圧力が低下される所定開度にし、第2膨張弁60を全閉にし、電磁弁63を全開にする。そして空調制御ECU82は、コンプレッサ駆動部92によってコンプレッサ48を駆動する。
コンプレッサ48は熱交換媒体を吸入して圧縮し、圧縮された高圧の熱交換媒体は、熱交換器44を通過する際に放熱(熱交換器44内の冷却水を加熱)しながら液化し、第1膨張弁50によって圧力が低下され、低圧の状態で室外熱交換器52に供給される。室外熱交換器52に供給された熱交換媒体は、室外熱交換器52を通過する際に蒸発して室外熱交換器52の周囲の空気から吸熱する。室外熱交換器52を通過した熱交換媒体は流路58を経由して再びコンプレッサ48に吸入される。
暖房動作では、熱交換器44内で加熱された冷却水が、配管30を含む冷却水循環路12を循環し、ヒータコア42を通過する際にヒータコア42の周囲の空気を加熱する。この加熱された空気が図示しないブロアによって車室内に供給されることで車室内の暖房が行われる。
(空調装置の除湿暖房動作)
車両の乗員から空調操作/表示部84を介して車室内の除湿暖房が指示された場合、空調制御ECU82は、以下の制御を行う。すなわち、空調制御ECU82は、バルブ駆動部94を介し、第1膨張弁50を熱交換媒体の圧力が低下される所定開度にし、第2膨張弁60は冷房に必要な流量の熱交換媒体がエバポレータ62に供給されるように所定開度にし、電磁弁63を全閉にする。そして空調制御ECU82は、コンプレッサ駆動部92によってコンプレッサ48を駆動する。
除湿暖房動作では、エバポレータ62によって冷却(除湿)されたエバポレータ62の周囲の空気が、ヒータコア42によって加熱された後、図示しないブロアによって車室内に供給されることで車室内の除湿暖房が行われる。
次に冷却装置の動作を説明する。
(エンジン暖機時の冷却装置の動作)
エンジン14が始動され、第1水温センサ36によって検出される冷却水温Tw1が所定温度未満の場合は、エンジン14の暖機が行われる。この場合、冷却水制御ECU72は、バルブ駆動部90を介して電磁弁38を閉止させると共に、WP駆動部86を介してWP16を駆動させる。
駆動されたWP16は、配管18内の上流側の冷却水を吸入して配管18内の下流側へ送出する。電磁弁38を閉止している場合、WP16によって送出された冷却水は、接続点12B、配管26、接続点12D、配管30、接続点12Aの順に流れる。また、電磁弁38を小開度で開いている場合は、上記の流れに加えて、接続点12Bから配管20、接続点12C、配管28、接続点12Dへ至る経路にも、小流量の冷却水が流れる。
このように、エンジン14の暖機時には電磁弁38が閉止され、ラジエタ32には冷却水が流れないので、エンジン14からの廃熱により冷却水温Tw1は短時間で所定温度以上に上昇し、エンジン14の暖機が短時間で完了する。なお、エンジン14の暖機時は、空調制御ECU82が暖房動作と同様のヒートポンプ運転を行ってもよい。これにより、エンジン14の暖機時間が更に短縮される。
(エンジン暖機後の冷却装置の動作)
エンジン14の運転が継続され、第1水温センサ36によって検出される冷却水温Tw1が所定温度以上になると、冷却水制御ECU72は、通常制御に移行する。すなわち、冷却水制御ECU72は、バルブ駆動部90を介して電磁弁38及び電磁弁38を開放させ、WP駆動部86を介してWP16を駆動させる。これにより、ラジエタ32に冷却水が流れ、エンジン14の廃熱によって水温が上昇した冷却水がラジエタ32で冷却される。また、冷却水温Tw1が閾値温度を超えた場合、冷却水制御ECU72は、電動ファン64を正回転させることで、ラジエタ32を通過する送風の風量を増加させ、ラジエタ32からの放熱量を増大させる。
(除霜制御処理)
空調装置でヒートポンプ運転が行われているときには、熱交換媒体は、室外熱交換器52を通過する際に蒸発して室外熱交換器52の周囲の空気から吸熱するので、室外熱交換器52の周囲の空気に含まれる水分が、室外熱交換器52の表面に霜として付着する。そして、ヒートポンプ運転が継続すると室外熱交換器52の表面への着霜量が徐々に増加していき、室外熱交換器52における熱交換の効率が低下していくことになる。このため、本実施形態では、車両のイグニッションスイッチがオフされた場合に、冷却水制御ECU72により、図3に示す除霜制御処理が行われる。
除霜制御処理のステップ150において、冷却水制御ECU72は、第1空気温度センサ66から空気温度Tambを取得し、第1水温センサ36から配管22内の冷却水温Tw1を取得し、第2水温センサ40から配管30内の冷却水温Tw2を取得する。また、冷却水制御ECU72は、空調制御ECU82に対して熱交換媒体温度Trを問い合わせ、熱交換媒体温度センサ54によって検出された室外熱交換器52の下流側における熱交換媒体の温度Trを空調制御ECU82から取得する
次のステップ152において、冷却水制御ECU72は、ステップ150で取得した空気温度Tamb及び熱交換媒体温度Trに基づいて、室外熱交換器52の推定着霜量G_iceを次の(1)式によって演算する。
G_ice=Tamb−Tr …(1)
ステップ154において、冷却水制御ECU72は、ステップ152で演算した推定着霜量G_iceが所定値以上か否か判定する。
室外熱交換器52の着霜が進行すると、室外熱交換器52の下流側における熱交換媒体の温度Trが低下し、空気温度Tambとの差が拡大する。そこで、本実施形態では、空気温度Tambと室外熱交換器52の下流側における熱交換媒体の温度Trとの差を推定着霜量G_iceとして用いている。室外熱交換器52の推定着霜量G_iceが所定値未満の場合、除霜は不要と判断できる。このため、ステップ154の判定が否定された場合はステップ174へ移行し、車両用熱管理システム10を停止させて除霜制御処理を終了する。
また、室外熱交換器52の推定着霜量G_iceが所定値以上の場合は、着霜によって室外熱交換器52の熱交換性能が低下することで、空調装置の暖房能力が低下するので、室外熱交換器52の除霜が必要と判断できる。
このため、ステップ154の判定が肯定された場合はステップ156へ移行し、ステップ156において、冷却水制御ECU72は、空気温度Tambが第1所定温度Tth1以下か否か判定する。第1所定温度Tth1は、外気によって室外熱交換器52の霜が融けるか否かの判定の閾値となる温度であり、例えば3[℃]を適用することができるが、これに限定されるものではない。空気温度Tambが第1所定温度Tth1よりも高い場合は、室外熱交換器52の霜は放置しておいても外気によって融けると判断できる。このため、ステップ156の判定が否定された場合はステップ174へ移行し、車両用熱管理システム10を停止させて除霜制御処理を終了する。
また、空気温度Tambが第1所定温度Tth1以下の場合、室外熱交換器52の霜は外気によって融ける可能性は低い。このため、ステップ156の判定が肯定された場合はステップ158へ移行し、除霜制御を開始する。すなわち、ステップ158において、冷却水制御ECU72は、第1空気温度センサ66から空気温度Tambを取得し, 第2空気温度センサ34から空気温度Tを取得し、第3空気温度センサ67から空気温度Tainを取得する。また、冷却水制御ECU72は、第4空気温度センサ68から空気温度Taoutを取得し、第1水温センサ36から冷却水温Tw1を取得する。
ステップ160において、冷却水制御ECU72は、一例として図4に示すような目標空気温度のマップを参照し、ステップ158で取得した空気温度Tambに対応する第1設定温度及び第2設定温度を各々読み出す。目標空気温度のマップは、第2空気温度センサによって検出される空気温度Tに対する目標空気温度として、第1設定温度及び第2設定温度の2種類の温度について、空気温度Tambとの関係が各々規定されている。第1設定温度及び第2設定温度は、何れも空気温度Tambが低下するに従って低下するが、第2設定温度の方が第1設定温度よりも低い値とされている。
次のステップ162において、冷却水制御ECU72は、空気温度Tから空気温度Taoutを減算した温度が第2所定温度Tth2よりも大きいか否か判定する。ステップ162は、現時点が除霜制御期間のうちの前期か後期かを判定しており、空気温度Tから空気温度Taoutを減算した温度が第2所定温度Tth2よりも大きい場合は、現時点が除霜制御処理の前期と判定することでステップ162の判定が肯定される。そして、ステップ162の判定が肯定された場合はステップ164へ移行し、ステップ164において、冷却水制御ECU72は、目標空気温度T_tgtに第1設定温度を設定し、ステップ168へ移行する。
ステップ168において、冷却水制御ECU72は、目標空気温度T_tgtが空気温度Tainよりも高いか否か判定する。ステップ168の判定が否定された場合はラジエタ32からの放熱量を増加させる必要がないので、ステップ172において、冷却水制御ECU72は、WP16の回転数Npに0を設定し、ステップ182へ移行する。
また、ステップ168の判定が肯定された場合はステップ170へ移行し、ステップ170において、冷却水制御ECU72は、冷却水温Tw1が目標空気温度T_tgtよりも高いか否か判定する。ステップ170の判定が否定された場合もラジエタ32からの放熱量を増加させる必要がないので、ステップ172において、冷却水制御ECU72は、WP16の回転数Npに0を設定し、ステップ182へ移行する。
一方、ステップ170の判定が肯定された場合はステップ174へ移行し、ステップ174において、冷却水制御ECU72は、WP16が停止中か否か判定する。ステップ174の判定が肯定された場合はステップ176へ移行し、ステップ176において、冷却水制御ECU72は、一例として図5に示すような始動時WP回転数マップを参照する。始動時WP回転数マップは、停止中のWP16を始動する場合の回転数Npを、冷却水温Tw1から目標空気温度T_tgtを減算した温度と対応付けて規定したマップである。冷却水制御ECU72は、冷却水温Tw1から目標空気温度T_tgtを減算した温度と対応付けられた回転数Npを始動時WP回転数マップから読み出し、ステップ182へ移行する。
また、ステップ174の判定が否定された場合はステップ178へ移行し、ステップ178において、冷却水制御ECU72は、一例として図6に示すようなWP回転数変更量マップを参照する。WP回転数変更量マップは、駆動中のWP16の回転数変更量ΔNpを、目標空気温度T_tgtから空気温度Tを減算した温度偏差ΔTと対応付けて規定したマップである。冷却水制御ECU72は、温度偏差ΔTと対応付けられた回転数変更量ΔNpをWP回転数変更量マップから読み出す。ステップ180において、冷却水制御ECU72は、次の(2)式に示すように、WP16の前回の目標回転数Np(n-1)に、ステップ178で読み出した回転数変更量ΔNpを加算することで、WP16の回転数Npを演算する。
Np=Np(n-1)+ΔNp …(2)
次のステップ182において、冷却水制御ECU72は、電動ファン駆動部88へ回転数(例えば固定値)を出力して電動ファン64を逆回転させることで、ラジエタ32を通過させて室外熱交換器52に送風させる。ステップ184において、冷却水制御ECU72は、WP駆動部86へ回転数Npを出力することでWP16を駆動させ(Np≠0の場合)、バルブ駆動部90を介して電磁弁38を開放させる。
これにより、図7に矢印Cとして示すように、WP16から排出された冷却水は、接続点12Bで配管18から配管20,26へ流れ、接続点12Dにおいて、配管26から配管28への流れと配管26から配管30への流れとに分岐する。接続点12Dで配管30に流入した冷却水は、配管30を流通して接続点12Aに到達し、接続点12Aで配管30から配管18へ流れてWP16に吸入される。また、接続点12Dで配管28に流入した冷却水は、接続点12Cで配管20からの流れと合流して配管22へ流れ、ラジエタ32を通過し、配管24を流通し、接続点12Aで配管24から配管18へ流れ、WP16に吸入される。
従って、冷却水循環路12内に位置していた冷却水は、上記の冷却水の循環に伴ってラジエタ32を通過する際に、ラジエタ32から余熱が放熱される。また、逆回転された電動ファン64により、図7に矢印Bとして示すように、ラジエタ32を通過させて室外熱交換器52に送風され、この送風はラジエタ32で加熱されて室外熱交換器52に供給される。これにより、室外熱交換器52の除霜が行われる。
ステップ186において、冷却水制御ECU72は、空気温度Taoutから空気温度Tを減算した値が所定値未満になったか否かを判定する。ステップ186では、除霜制御の終了を判定しており、判定が肯定された場合はステップ158に戻り、ステップ186の判定が肯定される迄ステップ158〜ステップ186を繰り返す。この除霜制御期間のうちの前期は室外熱交換器52の霜が融けていないので、ラジエタ32を通過して室外熱交換器52に供給される空気の温度が比較的高くても、室外熱交換器52を通過した空気に含まれる水分は増えにくく、水蒸気の発生が抑制される。
また、除霜制御を開始してから或る程度の時間が経過すると、空気温度Tから空気温度Taoutを減算した温度が第2所定温度Tth2以下になることで、現時点が除霜制御処理の後期と判定することでステップ162の判定が否定される。そして、ステップ162の判定が否定された場合はステップ166へ移行し、ステップ166において、冷却水制御ECU72は、目標空気温度T_tgtに第2設定温度を設定し、ステップ168へ移行する。
このように、冷却水制御ECU72は、除霜制御の後期には目標空気温度T_tgtを低下させる。これにより、除霜制御の後期には室外熱交換器52の霜が融けて水分が蒸発し易い状態になっていたとしても、室外熱交換器52を通過した空気に含まれる水分の増加が抑制され、水蒸気の発生が抑制される。
そして、冷却水制御ECU72は、空気温度Taoutから空気温度Tを減算した値が所定値未満になると、ステップ186の判定が肯定され、WP16及び電動ファン64の駆動を停止して除霜制御処理を終了する。
なお、上記では車両の発熱体の一例としてエンジン14を説明したが、これに限定されるものではなく、発熱体は電気自動車におけるバッテリであってもよいし、燃料電池車における燃料電池スタックであってもよい。
10 車両用熱管理システム(車両用熱管理装置)
12 冷却水循環路
16 ウォータポンプ
32 ラジエタ
34 空気温度センサ(検出部)
52 室外熱交換器
72 冷却水制御ECU(除霜制御部)
86 ウォータポンプ駆動部
88 電動ファン駆動部

Claims (1)

  1. ラジエタを含む冷却水循環路に冷却水を循環させるポンプと、
    前記ラジエタを通過させて車両の空調装置の室外熱交換器に送風する送風部と、
    前記ラジエタを通過した空気の温度を検出する検出部と、
    前記室外熱交換器の推定着霜量が所定値以上の場合に、前記送風部による送風を行わせると共に、前記検出部によって検出された温度が目標温度になるように、前記ポンプによる冷却水の循環を制御する除霜制御を開始し、除霜制御の後期に前記目標温度を低下させる除霜制御部と、
    を含む車両用熱管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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