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JP2018182985A - 光発電装置 - Google Patents

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Renji Hirase
錬司 平瀬
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Abstract

【課題】多接合型の光発電モジュールを備えた光発電装置において、装置全体としてより大きな電力を取り出す。
【解決手段】多接合型太陽電池2は、光電変換が生じる感度波長帯が互いに異なる複数の光電池セルが直列に接続されている。ダイクロックミラー4は、入射した外光のうち、特定波長帯の光を分離して結晶シリコン太陽電池3に供給すると共に、この特定波長帯以外の光を多接合型太陽電池2に供給する。結晶シリコン太陽電池3は、ダイクロックミラー4によって分離された特定波長帯の光に基づいて電力を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多接合型の光発電モジュールを備えた光発電装置に関する。
一般に、シリコン系太陽電池の変換効率は、原理上9%程度が最高値であるとされている。これは素材であるシリコンのバンドギャップが関係しており、シリコンのみで光電変換できるエネルギー量に限りがあるためである。そこで、より高効率の太陽電池を実現すべく、複数の素材を積層することで異なるバンドギャップを併せ持つ多接合型太陽電池が注目され、その研究が進められている。
例えば、特許文献1には、設置場所、季節、時間帯による日射スペクトルに依存した出力変動を防止し、標準条件下だけでなく実際の設置場所での実発電量が最大となる多接合型薄膜太陽電池が開示されている。この太陽電池は、受光面側に位置するトップセルと、このトップセルに積層されたボトムセルとを有し、トップセルとボトムセルとの電流比率が所定の関係式を満たすように設定される。また、この特許文献1には、トップセルからボトムセルまでの各セルが直列に接続されているため、太陽電池全体として取り出せる電流量は、出力電流が最も小さいセルのそれによって決定、すなわち律速されることも記載されている。
一方、多接合型太陽電池に関するものではないが、特許文献2には、光損失が少なく変換効率が高い光発電を実現するために、集光手段の色収差を利用した太陽光発電装置が開示されている。この太陽光発電装置は、集光手段に相当するフレネルレンズと、感度波長帯が異なる複数の太陽電池セルとによって構成されている。フレネルレンズは、光軸に対して平行に入射する入射光の集光とスペクトル分離とを行い、スペクトル分離された波長帯光ごとに光軸上の異なる位置で焦点を結ぶ。複数の太陽電池セルは、光軸方向に沿って、それぞれの感度波長帯に対応する波長帯光の焦点上に配置されている。
特開2015−12017号公報 国際公開第2011/074535号
上述した特許文献1にも記載されているように、複数の光電池セルが直列に接続された多接合型太陽電池では、発生する電流が最も小さい光電池セルの電流量に全体が律速する。その結果、例えば、InGaPをトップセル、(In)GaAsをミドルセル、Geをボトムセルとした化合物三接合型の太陽電池の場合、ボトムのGeセルのバンドギャップが小さいため、Geセルにて発生する電流が(In)GaAsセルやGeセルにて発生する電流よりも大きいにもかかわらず、その一部しか電力として取り出すことができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、多接合型の光発電モジュールを備えた光発電装置において、装置全体としてより大きな電力を取り出すことである。
かかる課題を解決すべく、本発明は、第1の光発電モジュールと、光学系と、第2の光発電モジュールとを有する光発電装置を提供する。第1の光発電モジュールは、光電変換が生じる感度波長帯が互いに異なり、直列に接続された複数の光電池セルを有する多接合型のモジュールである。光学系は、特定波長帯の光を外光から分離すると共に、特定波長帯以外の光を第1の光発電モジュールに出射する。この特定波長帯は、第1の光発電モジュール全体の感度波長帯の一部であって、かつ、第1の光発電モジュールの出力電流を律速させる光電池セルの感度波長帯を除く。第2の光発電モジュールは、光学系によって分離された特定波長帯の光が入射される。
ここで、本発明において、上記第1の光発電モジュールは、少なくとも、第1の光電池セルと、第2の光電池セルとを有しており、上記特定波長帯は、第1の光発電モジュールにおいて出力電流量が最も小さい第1の光電池セルを除く、第2の光電池セルの感度波長帯の一部であることが好ましい。この場合、上記第2の光電池セルは、第1の光発電モジュールにおいてバンドギャップが最も小さいことが好ましい。また、上記第2の光発電モジュールは、自己の感度波長帯として、光学系によって分離された特定波長帯を含むことが望ましい。さらに、上記第1の光発電モジュールは、複数の化合物半導体よりなっていてもよい。
本発明によれば、光学系によって外光から特定波長帯の光が分離され、特定波長以外の光が第1の光発電モジュールに供給される。第1の光発電モジュールへの入射光として特定波長帯を除いた光を供給しても、これを除かない場合と比較して、第1の光発電モジュールによって生成される電力の総量は実質的に変わらない。光学系によって分離された特定波長帯の光は、第2の光発電モジュールに供給され、第2の光電池モジュールによって電気エネルギーに変換される。これにより、第2の光発電モジュールによって生成された電力の分だけ、光発電装置の全体として、より大きな電力を取り出すことができる。
本実施形態に係る光発電装置の全体構成図 多接合型太陽電池の構成図 結晶シリコン太陽電池の構成図 ダイクロックミラーの構成図 多接合型太陽電池の各セルの特性図 多接合型太陽電池の感度波長帯の特性図 結晶シリコン太陽電池の感度波長帯の特性図
図1は、本実施形態に係る光発電装置の全体構成図である。この光発電装置1は、光発電モジュールとしての複数の太陽電池2,3と、これらの前段に配置された光学系としてのダイクロックミラー4とを主体に構成されている。多接合型太陽電池2は、直列に接続された複数の光電池セルよりなり、複数の素材(光電池セル)を積層することで互いに異なるバンドギャップを併せ持つ。ダイクロックミラー4は、自己に入射した外光のうち、特定波長帯の光を外光から分離して、特定波長帯が除去された光を多接合型太陽電池2に出射する。これにより、多接合型太陽電池2は、入射光の光エネルギーを電気エネルギーに変換し、電力として出力する。一方、ダイクロックミラー4によって分離された特定波長帯の光は、結晶シリコン太陽電池3に出射される。これにより、結晶シリコン太陽電池3は、入射光の光エネルギーを電気エネルギーに変換し、電力として出力する。それぞれの太陽電池2,3から出力された電力は、光発電装置1全体の電力として統合された上で外部に出力される。
図2は、多接合型太陽電池2の構成図である。多接合型太陽電池2は、ハイブリット型太陽電池やタンデム型太陽電池とも呼ばれ、異なる性質・材質を有する複数の太陽電池を重ね合わせて作られる。このように、エネルギーバンドギャップの異なる太陽電池を重ね合わせて積層構造とし、全体として吸収できる光の感度波長帯(光電変換が生じる波長帯)を拡大することにより、幅広い波長帯の太陽光を効果的に利用することが可能になり、変換効率が向上する。本実施形態では、多接合型太陽電池2の一例として、トップの光電池セル2aをInGaP(インジウム・ガリウム・リン)、ミドルの光電池セル2bを(In)GaAs((インジウム)ガリウムヒ素)、ボトムの光電池セル2cをGe(ゲルマニウム)とした化合物三接合型の太陽電池を用いる。多接合型太陽電池2の表面には、反射防止膜2dおよび表面電極2eが設けられており、その裏面には、裏面電極2fが設けられている。
多接合型太陽電池2の表面に入射した光は、トップからボトムに至る光電池セル2a〜2cに順次入射し、それぞれの光電池セル2a〜2cにおいて光電変換が行われる。具体的には、まず、トップの光電池セル2aでは、入射光のうちの一部である固有の波長帯の光エネルギーが電気エネルギーに変換され、この光電池セル2aを透過した減衰光がミドルの電池セル2bに入射する。つぎに、ミドルの光電池セル2bでは、入射光のうちの一部である固有の波長帯の光エネルギーが電気エネルギーに変換され、この光電池セル2bを透過した減衰光がボトムの電池セル2cに入射する。最後に、ボトムの光電池セル2cでは、入射光のうちの一部である固有の波長帯の光エネルギーが電気エネルギーに変換される。このように、P層およびN層がトンネル接合された光電池セル2a〜2cのそれぞれにおいて、それぞれのセル固有の波長帯の光エネルギーが電気エネルギーに変換され、これらが統合されて多接合型太陽電池2全体の電力として出力される。
図3は、結晶シリコン太陽電池3の構成図である。この結晶シリコン太陽電池3は、P層およびN層がトンネル接合されたシリコンセル3aと、このシリコンセル3aの表面に設けられた反射防止膜3bおよび表面電極3cと、その裏面に設けられた裏面電極3dとを主体に構成されている。シリコンセル3aでも、固有の波長帯の光エネルギーが電気エネルギーに変換され、この電気エネルギーが電力として出力される。
図4は、ダイクロックミラー4の構成図である。このダイクロックミラー4は、板状の透明部材4aを主体に構成されている。透明部材4aの表面には、誘電体多層膜4bがコートされており、その裏面には、反射防止膜4cや誘電体多層膜4dがコートされている。ダイクロックミラー4に入射した光(外光)は、予め設定された特定波長帯の光を反射し、特定波長帯以外の光、すなわち、特定波長帯の光が除かれた残存光を透過する。ダイクロックミラー4の反射光は、結晶シリコン太陽電池3に出射(供給)されると共に、その透過光は、多接合型太陽電池2に出射(供給)される。
つぎに、本実施形態の特徴である波長分離による電力増大メカニズムについて説明する。図5は、多接合型太陽電池2の各セルの電流−電圧特性を示す図である。同図に示すように、InGaPセル単独では電圧V1,電流I1、(In)GaAsセル単独では電圧V2,電流I1、Geセル単独では電圧V3,電流I2をそれぞれ出力するものとする。これらの光電池セル2a〜2cを直列に接続して多接合化した場合、多接合型太陽電池2としての出力電圧は、(V1+V2+V3)となるが、その出力電流は、出力電流量が最も小さい光電池セル2a、2bのI1(最小電流)にて律速される。よって、バンドギャップが最も小さいボトムの光電池セル2cについて、出力電流I1を超えた分の電力領域A(=(V3×(I2−I1))は、多接合型太陽電池2の電力として取り出すことができず、無駄な電力となる。電力領域A分の電力を有効に活用することができれば、光発電装置1の全体として、より大きな電力を取り出すことができる。
図6は、多接合型太陽電池2の感度波長帯の特性図である。多接合型太陽電池2において、各電池セル2a〜2cの感度波長帯は互いに異なっており、これらが組み合わさることで、太陽光エネルギーの分布を広くカバーする。本実施形態では、InGaPよりなる光電池セル2aの感度波長帯は270〜700nm程度、(In)GaAsよりなる光電池セル2bのそれは700〜900nm程度、Geよりなる光電池セル2cのそれは900〜1900nm程度となっている。ここで、多接合型太陽電池2全体の感度波長帯270〜1900nmのうち、出力電流を律速させる光電池セル2a,2bのそれを除く波長帯900〜1900nmについて、その一部が除去された光を入射するケースを考える。この場合、一部の波長帯が除去されたことに伴い、Geよりなる光電池セル2cの電力領域Aが減少する。しかしながら、上述したように、電力領域Aは、多接合型太陽電池2の電力として本来的に「取り出せない電力」であるから、この電力領域Aが減少しても、多接合型太陽電池2より出力される電力の総量は実質的に変わらない。以上のような着眼に基づき、多接合型太陽電池2の入射光としては、外光(太陽光)そのものではなく、外光から「特定波長帯」が取り除かれた光が供給される。そして、「特定波長帯」の光については、多接合型太陽電池2とは別に設けられた結晶シリコン太陽電池3によって、別途、電気エネルギーに変換される。
ここで、外光より分離される「特定波長帯」の条件としては、以下の事項が挙げられる。
(1)多接合型太陽電池2の感度波長帯の一部であること
多接合型太陽電池2の感度波長帯(270〜1900nm)内でなければ、多接合型太陽電池2にて生じる光電変換に関与しない。多接合型太陽電池2は、短波長から長波長にわたる幅広い感度波長帯で光電変換を行うが、この感度波長帯の全域に亘って変換効率が均一というわけではなく、波長帯によって変換効率に差がある。この場合、比較的変換効率の低い波長帯を選択することが好ましい。例えば、上述した化合物三接合型の太陽電池の場合、Geよりなるボトムの光電池セル2cが担当する波長帯が特に広く、多くの光子を光電変換するため高い電流値となる(光電変換の回数=叩き出す電子の数=電流値)。また、この光電池セル2cが担当する波長帯の一部である1100nm近辺の近赤外光については、変換効率が比較的低いとされている。
(2)出力電流を律速させる光電池セルの感度波長帯を除くこと
多接合型太陽電池2の出力電流を律速させるトップおよびミドルの光電池セル2a,2bの感度波長帯(270〜900nm)を取り除いてしまうと、多接合型太陽電池2の出力電流そのものが低下してしまう。特定波長帯の光を取り除く目的は、光電池セル2a〜3cの電流バランスを整え、図5の領域Aで示した「取り出せない電力」を低減することである。よって、除去すべき波長帯は、多接合型太陽電池2における出力電流の律速とは無関係なボトムの光電池セル2cの感度波長帯(900〜1900nm)を対象とする必要がある。
(3)特定波長帯の幅が適切であること
特定波長帯の幅があまり広いと、この特定波長帯を感度波長帯とする光電池セル2cの出力電流I2が他の出力電流I1よりも落ち込み、これによって、多接合型太陽電池2の出力電流が新たに律速されてしまう。そこで、実験やシミュレーションを通じて、光電池セル2cの出力電流I2が他の出力電流I1よりも落ち込まない範囲で、「特定波長帯」の幅を適切に設定することが重要である。
(4)結晶シリコン太陽電池3の感度波長帯に含まれること
上述したように、特定波長帯の光については、多接合型太陽電池2とは別に設けられた結晶シリコン太陽電池3によって、別途、電気エネルギーに変換される。よって、特定波長帯は、結晶シリコン太陽電池3にて対応可能な波長帯である必要がある。本実施形態では、光電池セル2cの感度波長帯(900〜1900nm)のうち、シリコン太陽電池3の感度波長帯を考慮して、特定波長帯を1100nm近傍に設定している。この場合、ダイクロックミラー4は、入射した外光のうち、1100nm近傍の波長帯の光を反射して結晶シリコン太陽電池3に供給すると共に、それ以外の光を透過して多接合型太陽電池2に供給する。
図7は、結晶シリコン太陽電池3の感度波長帯の特性図である。同図に示すように、結晶シリコン太陽電池3の感度波長帯は270〜1100nm程度となっている。結晶シリコン太陽電池3は、ダイクロックミラー4より入射した1100nm近傍の波長帯の光に基づいて電力を生成する。
このように、本実施形態によれば、ダイクロックミラー4によって外光から特定波長帯の光が分離される。この特定波長帯は、多接合型太陽電池2全体の感度波長帯の一部であって、多接合型太陽電池2の出力電流を律速させる光電池セル2a,2b以外の感度波長帯を除いたものである。そのため、多接合型太陽電池2への入射光として、特定波長帯の光を取り除いても、多接合型太陽電池2より出力される電力の総量は実質的に変わらない。一方、ダイクロックミラー4によって分離された特定波長帯の光は、多接合型太陽電池2とは別に設けられた結晶シリコン太陽電池3に供給され、多接合型太陽電池2とは独立して電力が生成される。そして、光発電装置1全体としては、多接合型太陽電池2によって生成された電力と、結晶シリコン太陽電池3によって生成された電力とが合成されて出力される。これにより、結晶シリコン太陽電池3によって生成された電力の分だけ、図5の領域Aで示した「取り出せない電力」を効率的に活用でき、光発電装置1の全体として、より大きな電力を取り出すことができる。
なお、上述した実施形態では、光発電モジュールである多接合型太陽電池2として、InGaP、(In)GaAsおよびGeといった複数の化合物半導体よりなる三接合型のものを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、選択すべき化合物半導体の材質、その組み合わせ、積層数などは任意に設定すればよい。また、多接合型太陽電池2は、化合物半導体に限らず、アモルファスシリコンおよび多結晶シリコンを重ね合わせたものであってもよい。
また、特定波長帯の設定に関して、設計上の自由度を高めるという観点でいえば、多接合型太陽電池2においてバンドギャップが最も小さい光電池セルに着目し、その感度波長帯の一部を特定波長帯として設定すれることが好ましい。また、結晶シリコン太陽電池3は、上述した特定波長帯を自己の感度波長帯として含むものであれば、これに限定されず、任意の材質・構造を有する光発電モジュールを広く用いることができる。
さらに、多接合型太陽電池2を補完する光発電モジュール(結晶シリコン太陽電池3)として、複数の太陽電池を用いてもよい。この場合、ダイクロックミラー4において、外光をより多くの光路に分割して出射し、感度波長帯が互いに異なる複数の光発電モジュールに供給すればよい。
1 光発電装置
2 多接合型太陽電池
2a〜2c 光電池セル
2d 反射防止膜
2e 表面電極
2f 裏面電極
3 結晶シリコン太陽電池
3a シリコンセル
3b 反射防止膜
3c 表面電極
3d 裏面電極
4 ダイクロックミラー
4a 透明部材
4b,4d 誘電体多層膜
4c 反射防止膜

Claims (5)

  1. 光発電装置において、
    光電変換が生じる感度波長帯が互いに異なり、直列に接続された複数の光電池セルを有する多接合型の第1の光発電モジュールと、
    前記第1の光発電モジュール全体の感度波長帯の一部であって、前記第1の光発電モジュールの出力電流を律速させる前記光電池セルの感度波長帯を除く特定波長帯の光を外光から分離すると共に、前記特定波長帯以外の光を前記第1の光発電モジュールに出射する光学系と、
    前記光学系によって分離された前記特定波長帯の光が入射される第2の光発電モジュールと
    を有することを特徴とする光発電装置。
  2. 前記第1の光発電モジュールは、少なくとも、第1の光電池セルと、第2の光電池セルとを有し、
    前記特定波長帯は、前記第1の光発電モジュールにおいて出力電流量が最も小さい前記第1の光電池セルを除く、前記第2の光電池セルの前記感度波長帯の一部であることを特徴とする請求項1に記載された光発電装置。
  3. 前記第2の光電池セルは、前記第1の光発電モジュールにおいてバンドギャップが最も小さいことを特徴とする請求項2に記載された光発電装置。
  4. 前記第2の光発電モジュールは、自己の感度波長帯として、前記光学系によって分離された前記特定波長帯を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された光発電装置。
  5. 前記第1の光発電モジュールは、複数の化合物半導体よりなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された光発電装置。
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