JP2018182497A - 弾性波デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】圧電薄膜共振器と弾性表面波共振器とを有する弾性波デバイスを小型化すること。
【解決手段】圧電基板を含む基板10と、前記基板10と一部で接触して設けられ、前記基板10との間に空隙35を有するように設けられた下部電極32と、前記下部電極32上に設けられた上部電極36と、前記空隙35上において前記下部電極32と前記上部電極36とに挟まれた圧電膜と、を備える圧電薄膜共振器30と、前記圧電基板上に設けられ、前記空隙35内に少なくとも一部が位置した一対の櫛型電極を備える弾性表面波共振器20と、を具備する弾性波デバイス。
【選択図】図1
【解決手段】圧電基板を含む基板10と、前記基板10と一部で接触して設けられ、前記基板10との間に空隙35を有するように設けられた下部電極32と、前記下部電極32上に設けられた上部電極36と、前記空隙35上において前記下部電極32と前記上部電極36とに挟まれた圧電膜と、を備える圧電薄膜共振器30と、前記圧電基板上に設けられ、前記空隙35内に少なくとも一部が位置した一対の櫛型電極を備える弾性表面波共振器20と、を具備する弾性波デバイス。
【選択図】図1
Description
本発明は、弾性波デバイスに関し、例えば基板に設けられた弾性表面波共振器と圧電薄膜共振器を備える弾性波デバイスに関する。
フィルタが形成された2つの基板をフィルタが形成された面が空隙を挟み対向するように搭載することが知られている(例えば特許文献1)。基板上に圧電薄膜共振器を積層することが知られている(例えば特許文献2)。
圧電薄膜共振器と弾性表面波共振器とを有する弾性波デバイスのさらなる小型化が求められている。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、圧電薄膜共振器と弾性表面波共振器とを有する弾性波デバイスを小型化することを目的とする。
本発明は、圧電基板を含む基板と、前記基板と一部で接触して設けられ、前記基板との間に空隙を有するように設けられた下部電極と、前記下部電極上に設けられた上部電極と、前記空隙上において前記下部電極と前記上部電極とに挟まれた圧電膜と、を備える圧電薄膜共振器と、前記圧電基板上に設けられ、前記空隙内に少なくとも一部が位置した一対の櫛型電極を備える弾性表面波共振器と、を具備する弾性波デバイスである。
上記構成において、前記基板上に前記弾性表面波共振器を接続する配線が設けられ、
前記下部電極の一部は、前記配線上に接触して設けられている構成とすることができる。
前記下部電極の一部は、前記配線上に接触して設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記下部電極の他の一部は、前記配線上に絶縁膜を介し設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記空隙は外部空間に開放され、前記配線は、空隙が開放された領域を介し前記弾性表面波共振器に接続される構成とすることができる。
上記構成において、前記下部電極と前記上部電極とは、前記圧電膜の少なくとも一部を挟み前記下部電極と前記上部電極とが対向する共振領域から同じ方向に引き出された引き出し領域を有し、前記引き出し領域における下部電極と前記上部電極とは絶縁膜を介し設けられている構成とすることができる。
上記構成において、前記下部電極は、前記空隙を形成するように前記基板から上方に膨らんでいる構成とすることができる。
上記構成において、前記圧電基板は上面に前記空隙を形成する凹部を有する前記圧電基板であり、前記弾性表面波共振器は前記凹部内の前記圧電基板の上面に設けられ、前記圧電薄膜共振器は前記凹部上に形成される構成とすることができる。
上記構成において、前記基板は、前記圧電基板上に設けられ前記空隙を形成する開口を有し、前記圧電基板とは異なる材料である絶縁層を含み、前記弾性表面波共振器は前記開口から露出する前記圧電基板の上面に設けられ、前記圧電薄膜共振器は前記開口上に形成される構成とすることができる。
上記構成において、前記基板上に設けられた、前記弾性表面波共振器を含む第1フィルタおよび前記圧電薄膜共振器を含む第2フィルタを具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1フィルタは共通端子と第1端子との間に接続され、前記第2フィルタは前記共通端子と第2端子との間に接続される構成とすることができる。
本発明によれば圧電薄膜共振器と弾性表面波共振器とを有する弾性波デバイスを小型化することができる。
以下、図面を参照し、実施例について説明する。
図1(a)および図1(b)は、実施例1に係る弾性波デバイスの平面図である。図1(a)は、主に基板10、バンプ18、弾性表面波共振器20、配線26、絶縁膜28および空隙35を図示し、図1(b)は、主に、基板10、バンプ18、圧電薄膜共振器30、下部電極32および上部電極36を図示している。図1(a)において絶縁膜28下の配線26は点線で示している。
図1(a)に示すように、基板10上にバンプ18、弾性表面波共振器20および配線26が設けられている。複数の弾性表面波共振器20は、直列共振器S11からS14および並列共振器P11およびP12を含む。バンプ18は、共通端子Ant、送信端子Tx、受信端子Rxおよびグランド端子Gndに相当する。共通端子Antと送信端子Txとの間に、直列共振器S11からS14が直列に、並列共振器P11およびP12が並列に配線26を介し接続されている。これにより、弾性表面波共振器20および配線26は共通端子Antと送信端子Txとの間に接続されたラダー型の送信フィルタ50を形成する。送信フィルタ50は、送信端子Txから入力した高周波信号のうち送信帯域の信号を共通端子Antに出力し、他の周波数の信号を抑圧する。各弾性表面波共振器20は平面視において空隙35に含まれている。一部の配線26上に絶縁膜28が設けられている。
配線26は、例えばアルミニウム膜、銅膜または金膜等の金属膜である。バンプ18は、例えば金バンプ、半田バンプまたは銅バンプ等の金属バンプである。絶縁膜28は、例えば酸化シリコン膜もしくは窒化シリコン膜等の無機絶縁膜または樹脂膜等の有機絶縁膜である。
図1(b)に示すように、基板10上に、圧電薄膜共振器30、下部電極32および上部電極36が設けられている。圧電薄膜共振器30として後述する共振領域38(図2(a)および図2(b)参照)を図示している。図1(b)の共振薄膜共振器30(共振領域)と図1(a)の空隙35とは重なる。領域33は、下部電極32が配線26に接触している領域である。複数の圧電薄膜共振器30は、直列共振器S21からS24および並列共振器P21およびP22を含む。共通端子Antと受信端子Rxとの間に、直列共振器S21からS24が直列に、並列共振器P21およびP22が並列に下部電極32および上部電極36を介し接続されている。これにより、圧電薄膜共振器30、下部電極32および上部電極36は共通端子Antと受信端子Rxとの間に接続されたラダー型の受信フィルタ52を形成する。受信フィルタ52は、共通端子Antから入力した高周波信号のうち受信帯域の信号を受信端子Rxに出力し、他の周波数の信号を抑圧する。
図2(a)は、図1(a)および図1(b)のA−A断面図、図2(b)および図2(c)は、図1(a)および図1(b)のB−B断面図である。図2(a)および図2(b)に示すように、基板10は、圧電基板11である。圧電基板11としては、例えばタンタル酸リチウム基板、ニオブ酸リチウム基板または水晶基板である。基板10上に弾性表面波共振器20および配線26が設けられている。弾性表面波共振器20および配線26は電気的に接続されている。下部電極32は、基板10の上面に一部が設けられ、一部が基板10との間に空隙35を有するように設けられている。下部電極32上に上部電極36が設けられている。下部電極32および上部電極36は例えばルテニウム膜、クロム膜等の金属膜である。
空隙35上において下部電極32と上部電極36とに挟まれた圧電膜34が設けられている。圧電膜34は、例えば窒化アルミニウム膜である。圧電膜34の少なくとも一部を挟み下部電極32と上部電極36とが対向する領域は厚み縦振動モードの弾性波が共振する共振領域38である。共振領域38は楕円形状を有し、共振領域38内の下部電極32は上方にドーム状に膨らんでいる。これにより、基板10と下部電極32との間にドーム状の空隙35が形成される。空隙35の高さは例えば1μmから10μmであり、空隙35内に弾性表面波共振器20が収納されている。空隙35と共振領域38とをほぼ重なるように図示している。平面視において共振領域38は空隙35より小さく空隙35に含まれることが好ましい。
図2(a)の左側の領域33では配線26上に下部電極32が接触して設けられている。これにより、配線26と下部電極32は電気的に接続される。図2(a)の右側では、配線26上に絶縁膜28を介し下部電極32、圧電膜34および上部電極36が設けられている。これにより、配線26と下部電極32および上部電極36とは電気的に分離されている。すなわち、図1(a)と図1(b)とにおいて、絶縁膜28が設けられている領域で配線26と下部電極32または上部電極36とが重なる領域では、配線26と下部電極32または上部電極36とは電気的に分離されている。図2(b)では下部電極32は基板10に接触して設けられている。基板10は、圧電基板11上に形成された絶縁膜を含んでもよい。すなわち、図2(b)において、下部電極32は圧電基板11上に絶縁膜を介し設けられていてもよい。
図3(a)は、実施例1における弾性表面波共振器の平面図、図3(b)および図3(c)は、図3(a)のA−A断面図である。実施例1における弾性波共振器の平面図である。図3(a)から図3(c)に示すように、基板10の圧電基板11の上面にIDT(Interdigital Transducer)22と反射器24が形成されている。弾性表面波共振器20は、IDT22と反射器24とを含む。IDT22は、互いに対向する1対の櫛型電極22aを有する。櫛型電極22aは、複数の電極指22bと複数の電極指22bを接続するバスバー22cとを有する。反射器24は、IDT22の両側に設けられている。IDT22が圧電基板11に弾性表面波を励振する。反射器24は、弾性波を反射する。これにより、弾性波はIDT22内に閉じ込められる。IDT22および反射器24は例えばアルミニウム膜または銅膜等の金属膜21により形成される。バスバー22cには配線26が接続されている。配線26は、金属膜21を含む。圧電基板11上にIDT22および反射器24を覆うように保護膜または温度補償膜が設けられていてもよい。
図2(b)および図3(b)のように、基板10は圧電基板11でもよい。図2(c)および図3(c)のように、基板10は支持基板12と支持基板12の上面に接合された圧電基板11を有していてもよい。支持基板12は、例えばシリコン基板、サファイア基板、アルミナ基板またはスピネル基板である。
実施例1によれば、弾性表面波共振器20のIDT22は圧電薄膜共振器30の空隙35内に位置する。IDT22が空隙35内に位置することにより、IDT22の電極指22bの振動は妨げられない。基板10の上に弾性表面波共振器20と圧電薄膜共振器30を積層して形成できるため、弾性波デバイスを小型化することができる。
図2(a)のように、下部電極32の一部が、基板10上に設けられた配線26の少なくとも一部上に接触して設けられている。これにより、弾性表面波共振器20と圧電薄膜共振器30とを電気的に接続することができる。
図2(a)のように、下部電極32の他の一部は、配線26の他の一部上に絶縁膜28を介し設けられている。これにより、配線26と下部電極32とが平面視において重なっていても、配線26と下部電極32とを電気的に分離することができる。よって、弾性波デバイスの小型化が可能となる。
基板10の最上層を圧電基板11とすることができる。これにより、基板10上面に弾性表面波共振器20を形成できる。図2(b)および図3(b)のように、基板10は圧電基板11でもよいし、図2(c)および図3(c)のように、圧電基板11は支持基板12上に接合されていてもよい。
単一基板10上に、弾性表面波共振器20を含む送信フィルタ50(第1フィルタ)および圧電薄膜共振器30を含む受信フィルタ52(第2フィルタ)が設けられている。これにより、2つのフィルタが搭載された基板10を小型化できる。
送信フィルタ50は共通端子Antと送信端子Txとの間に接続され、受信フィルタ52は共通端子Antと受信端子Rxとの間に接続されている。これにより、デュプレクサを小型化できる。
図4(a)および図4(b)は、実施例2に係る弾性波デバイスの平面図である。図4(a)および図4(b)に示すように、圧電薄膜共振器30の空隙35および共振領域38(不図示)の平面形状は多角形状である。
図5(a)および図5(b)は、図4(a)および図4(b)のそれぞれA−A断面図およびB−B断面図である。図5(a)に示すように、A−A断面では、下部電極32、圧電膜34および上部電極36は、基板10に支持されておらず、空隙35は領域54において開放されている。図5(b)に示すように、B−B断面の左側では下部電極32が基板10に支持され、共振領域38から下部電極32が引き出されている。右側では圧電膜34および上部電極36が基板10に支持され、共振領域38から上部電極36が引き出されている。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例2によれば、図5(a)のように、空隙35は領域54において共振領域38と重ならない空間である外部空間に開放されている。配線26は、領域54を介し弾性表面波共振器20に接続される。これにより、配線26と下部電極32との寄生容量を削減することができる。
実施例2のように、共振領域38の平面形状は多角形でもよい。実施例1のように空隙35は閉じていてもよいが、実施例2のように開放されていてもよい。実施例1のように下部電極32の下面は曲面でもよく、実施例2のように平面でもよい。
[実施例2の変形例1]
図6は、実施例2の変形例1に係る弾性波デバイスの平面図である。図6は、主に、基板10、バンプ18、絶縁膜28、圧電薄膜共振器30、下部電極32および上部電極36を図示している。図6に示すように、直列共振器S22、S23、S24および並列共振器P22において、下部電極32と上部電極36が共振領域38から同じ方向に引き出されている。弾性表面波共振器20および配線26は実施例2の図4(a)と同じであり説明を省略する。
図6は、実施例2の変形例1に係る弾性波デバイスの平面図である。図6は、主に、基板10、バンプ18、絶縁膜28、圧電薄膜共振器30、下部電極32および上部電極36を図示している。図6に示すように、直列共振器S22、S23、S24および並列共振器P22において、下部電極32と上部電極36が共振領域38から同じ方向に引き出されている。弾性表面波共振器20および配線26は実施例2の図4(a)と同じであり説明を省略する。
図7(a)は、図6の領域Aの拡大図、図7(b)は、図7(a)のA−A断面図である。図7(a)は、主に、弾性表面波共振器20、圧電薄膜共振器30、下部電極32、上部電極36および絶縁膜39を図示している。絶縁膜39下の下部電極32は点線で図示している。図7(a)および図7(b)に示すように、下部電極32と上部電極36は共振領域38から同じ方向に引き出される引き出し領域55を有している。引き出し領域55において、下部電極32と上部電極36との間に絶縁膜39が設けられている。絶縁膜39は、例えば酸化シリコン膜もしくは窒化シリコン膜等の無機絶縁膜または樹脂膜等の有機絶縁膜である。その他の構成は実施例2と同じであり説明を省略する。
実施例2の変形例1によれば、下部電極32と上部電極36の引き出し領域55における下部電極32と上部電極36とは絶縁膜39を介し設けられている。これにより、引き出し領域55において下部電極32と上部電極36とを電気的に分離できる。また、圧電薄膜共振器30の配置によっては、圧電薄膜共振器30を接続する下部電極32および/または上部電極36の配線長を短くできる。これにより、下部電極32および/または上部電極36による高周波信号の損失を抑制できる。
図8(a)は、実施例3における弾性表面波共振器および圧電薄膜共振器を示す平面図、図8(b)は、図8(a)のA−A断面図である。図8(a)および図8(b)に示すように、基板10内の圧電基板の上面に凹部16が設けられている。弾性表面波共振器20は凹部16の底面に設けられている。凹部16により空隙35が形成される。圧電薄膜共振器の下部電極32、圧電膜34および上部電極36は凹部16上に設けられている。共振領域38は平面視において凹部16に含まれる。凹部16および共振領域38の平面形状は楕円形状である。
[実施例3の変形例1]
図9は、実施例3の変形例1における弾性表面波共振器および圧電薄膜共振器の平面図である。図9に示すように、凹部16および共振領域38の平面形状はそれぞれ四角形および六角形である。凹部16の形状は、共振領域38と合同または相似形でもよいし、共振領域38と異なっていてもよい。その他の構成は実施例3と同じであり説明を省略する。
図9は、実施例3の変形例1における弾性表面波共振器および圧電薄膜共振器の平面図である。図9に示すように、凹部16および共振領域38の平面形状はそれぞれ四角形および六角形である。凹部16の形状は、共振領域38と合同または相似形でもよいし、共振領域38と異なっていてもよい。その他の構成は実施例3と同じであり説明を省略する。
実施例3およびその変形例1によれば、圧電基板11は基板10の最上層であり、空隙35を形成する凹部16を有する。弾性表面波共振器20は凹部16内の圧電基板11の上面に設けられ、圧電薄膜共振器30は凹部16上に設けられている。これにより、圧電薄膜共振器30下の空隙35内に弾性表面波共振器20を設けることができる。
[実施例3の変形例2]
図10は、実施例3の変形例2における弾性表面波共振器および圧電薄膜共振器の断面図である。図10に示すように、基板10は圧電基板11と圧電基板11上に設けられた絶縁層14を有する。絶縁層14は、例えば酸化シリコン層もしくは窒化シリコン層等の無機絶縁層または樹脂層等の有機絶縁層である。絶縁層14には空隙35を形成する開口15が設けられている。開口15から露出する圧電基板11の上面に弾性表面波共振器20が設けられている。その他の構成は実施例3およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
図10は、実施例3の変形例2における弾性表面波共振器および圧電薄膜共振器の断面図である。図10に示すように、基板10は圧電基板11と圧電基板11上に設けられた絶縁層14を有する。絶縁層14は、例えば酸化シリコン層もしくは窒化シリコン層等の無機絶縁層または樹脂層等の有機絶縁層である。絶縁層14には空隙35を形成する開口15が設けられている。開口15から露出する圧電基板11の上面に弾性表面波共振器20が設けられている。その他の構成は実施例3およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
実施例3の変形例2によれば、基板10は、圧電基板11上に設けられ空隙35を形成する開口15を有する絶縁層14を含む。絶縁層14は圧電基板11と異なる材料からなる。弾性表面波共振器20は開口15から露出する圧電基板11の上面に設けられ、圧電薄膜共振器30は開口15上に設けられている。これにより、圧電薄膜共振器30下の空隙35内に弾性表面波共振器20を設けることができる。
実施例3およびその変形例において、平面視において共振領域38が凹部16または開口15に含まれる(すなわち共振領域38は凹部16または開口15より小さい)例を説明した。平面視において凹部16または開口15が共振領域38に含まれてもよい。すなわち凹部16または開口15は共振領域38より小さくてもよい。共振領域38の一部は凹部16または開口15に重なり、共振領域38の他の部分は凹部16または開口15に重ならず、凹部16または開口15の一部は共振領域38に重なり凹部16または開口15の他の部分は共振領域38に重ならなくてもよい。図2(c)および図3(c)と同様に圧電基板11は支持基板12上に接合されていてもよい。
図11は、実施例4における弾性波デバイスの一部の平面図である。図11に示すように、弾性表面波共振器20の一部が圧電薄膜共振器30の空隙35内に位置し、弾性表面波共振器20の他の一部は空隙35の外に位置していてもよい。その他の構成は実施例2およびその変形例と同じであり説明を省略する。
実施例1から実施例4およびその変形例において、複数の圧電薄膜共振器30の空隙35にそれぞれ1つの弾性表面波共振器20が設けられている例を説明したが、1つの空隙35内に複数の弾性表面波共振器20が設けられていてもよい。また、複数の圧電薄膜共振器30のうち少なくとも1つの圧電薄膜共振器30の空隙35内に弾性表面波共振器20が設けられていればよい。
実施例5およびその変形例は、実施例1から4およびその変形例における基板10を積層する例である。図12(a)および図12(b)は、実施例5に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図12(a)に示すように、基板60は、積層された絶縁層60aおよび60bを含む。基板60の上面に配線62、下面に端子66が設けられている。内部配線64は、ビア配線64a、64bおよび配線64cを含み、配線62と端子66を電気的に接続する。端子66は、弾性波デバイスを外部と接続するための端子である。基板60の上面の周縁に環状電極42が設けられている。絶縁層60aおよび60bは、セラミックス層または樹脂層である。配線62、内部配線64、端子66および環状電極42は、例えば金層、銅層、タングステン層および/またはニッケル層等の金属層である。
基板60上に基板10bがバンプ18を介し搭載されている。基板10bは、実施例1から4およびその変形例のような圧電薄膜共振器30bと基板10bとの間の空隙35b内に弾性表面波共振器20bが位置する基板である。バンプ18は、配線62に接合されている。圧電薄膜共振器30bは、空隙45を介し基板60の上面に対向している。基板10bを囲むように封止部40が設けられている。封止部40は例えば半田等の金属または樹脂等の絶縁体である。封止部40は環状電極42に接合されている。圧電薄膜共振器30bは空隙45に露出しているため、共振領域38の振動は妨げられない。端子66は、内部配線64、配線62、バンプ18を介し弾性表面波共振器20bおよび圧電薄膜共振器30bに電気的に接続されている。
図12(b)に示すように、実施例5に係る弾性波デバイスは、デュプレクサ81を有している。デュプレクサ81は、フィルタ71および72を備えている。フィルタ71は、共通端子Ant1と端子T1との間に接続されている。フィルタ72は、共通端子Ant1と端子T2との間に接続されている。フィルタ71は弾性表面波共振器20bにより形成され、フィルタ72は圧電薄膜共振器30bにより形成されている。フィルタ71および72は例えば送信フィルタおよび受信フィルタである。
実施例5では、平面視において重なる2つのフィルタ71および72を単一の基板10に設けることができる。これにより、デュプレクサ81を有する弾性波デバイスを小型化できる。
[実施例5の変形例1]
図13(a)および図13(b)は、実施例5の変形例1に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図13(a)に示すように、基板10aは、支持基板12aと支持基板12a上に接合された圧電基板11aと含む。基板10aは、実施例1から4およびその変形例のような圧電薄膜共振器30aと基板10aとの間の空隙35a内に弾性表面波共振器20aが位置する基板である。基板10aの上面に配線62、下面に端子66が設けられている。基板10aを貫通するビア配線65が設けられている。ビア配線65は、配線62と端子66を電気的に接続する。圧電基板11aの周縁が除去され環状金属層44が設けられている。配線62、ビア配線65、端子66、環状金属層44および環状電極42は、例えば金層、銅層、タングステン層および/またはニッケル層等の金属層である。
図13(a)および図13(b)は、実施例5の変形例1に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図13(a)に示すように、基板10aは、支持基板12aと支持基板12a上に接合された圧電基板11aと含む。基板10aは、実施例1から4およびその変形例のような圧電薄膜共振器30aと基板10aとの間の空隙35a内に弾性表面波共振器20aが位置する基板である。基板10aの上面に配線62、下面に端子66が設けられている。基板10aを貫通するビア配線65が設けられている。ビア配線65は、配線62と端子66を電気的に接続する。圧電基板11aの周縁が除去され環状金属層44が設けられている。配線62、ビア配線65、端子66、環状金属層44および環状電極42は、例えば金層、銅層、タングステン層および/またはニッケル層等の金属層である。
基板10a上に基板10eがバンプ18を用い搭載されている。基板10aの上面と基板10eの下面との間の距離を大きくするため、バンプ18は複数積層されていてもよい。基板10eの下面には圧電薄膜共振器30eが設けられている。圧電薄膜共振器30eは、空隙45を介し圧電薄膜共振器30aと対向されている。端子66は、ビア配線65、配線62を介し弾性表面波共振器20aおよび圧電薄膜共振器30aに電気的に接続され、さらにバンプ18を介し圧電薄膜共振器30eに電気的に接続されている。実施例5の変形例1では、弾性表面波共振器20a、圧電薄膜共振器30aおよび30eが平面視において対向する。その他の構成は実施例5と同じであり説明を省略する。
図13(b)に示すように、実施例5の変形例1に係る弾性波デバイスは、実施例5のデュプレクサ81に加え、フィルタ73を備えている。フィルタ73は、共通端子Ant2と端子T3との間に接続されている。フィルタ71は弾性表面波共振器20aにより形成され、フィルタ72は圧電薄膜共振器30aにより形成され、フィルタ73は、圧電薄膜共振器30cにより形成されている。
実施例5の変形例1では、平面視において重なる3つのフィルタ71から73を設けることができる。これにより、デュプレクサ81とフィルタ73を有する弾性波デバイスを小型化できる。
[実施例5の変形例2]
図14(a)および図14(b)は、実施例5の変形例2に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図14(a)に示すように、基板10aは、実施例5の変形例1と同様に、圧電薄膜共振器30aの空隙35a内に弾性表面波共振器20aが設けられた基板であり、基板10bは、実施例5と同様に、圧電薄膜共振器30bの空隙35b内に弾性表面波共振器20bが設けられた基板である。端子66は、ビア配線65、配線62を介し弾性表面波共振器20aおよび圧電薄膜共振器30aに電気的に接続され、さらにバンプ18を介し弾性表面波共振器20bおよび圧電薄膜共振器30bに電気的に接続されている。実施例5の変形例2では、弾性表面波共振器20a、20b、圧電薄膜共振器30aおよび30bが平面視において対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
図14(a)および図14(b)は、実施例5の変形例2に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図14(a)に示すように、基板10aは、実施例5の変形例1と同様に、圧電薄膜共振器30aの空隙35a内に弾性表面波共振器20aが設けられた基板であり、基板10bは、実施例5と同様に、圧電薄膜共振器30bの空隙35b内に弾性表面波共振器20bが設けられた基板である。端子66は、ビア配線65、配線62を介し弾性表面波共振器20aおよび圧電薄膜共振器30aに電気的に接続され、さらにバンプ18を介し弾性表面波共振器20bおよび圧電薄膜共振器30bに電気的に接続されている。実施例5の変形例2では、弾性表面波共振器20a、20b、圧電薄膜共振器30aおよび30bが平面視において対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
図14(b)に示すように、実施例5の変形例2に係る弾性波デバイスは、実施例5のデュプレクサ81に加えデュプレクサ83を備えている。デュプレクサ83はフィルタ73および74を有している。フィルタ73は、共通端子Ant2と端子T3との間に接続されている。フィルタ74は、共通端子Ant2と端子T4との間に接続されている。フィルタ73は弾性表面波共振器20bにより形成され、フィルタ74は圧電薄膜共振器30bにより形成されている。フィルタ73および74は例えば送信フィルタおよび受信フィルタである。
実施例5の変形例2では、平面視において重なる4つのフィルタ71から74を設けることができる。これにより、デュプレクサ81および83を有する弾性波デバイスを小型化できる。
[実施例5の変形例3]
図15(a)および図15(b)は、実施例5の変形例3に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図15(a)に示すように、実施例5と同様の基板60上に基板10bおよび基板10cがバンプ18を用い搭載されている。基板10bは、実施例5と同様に圧電薄膜共振器30bの空隙35b内に弾性表面波共振器20bが設けられた基板である。基板10cは、実施例1から4およびその変形例のような圧電薄膜共振器30cの空隙35c内に弾性表面波共振器20cが位置する基板である。端子66は、内部配線64、配線62およびバンプ18を介し弾性表面波共振器20bおよび20c並びに圧電薄膜共振器30bおよび30cに電気的に接続されている。その他の構成は実施例5およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
図15(a)および図15(b)は、実施例5の変形例3に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図15(a)に示すように、実施例5と同様の基板60上に基板10bおよび基板10cがバンプ18を用い搭載されている。基板10bは、実施例5と同様に圧電薄膜共振器30bの空隙35b内に弾性表面波共振器20bが設けられた基板である。基板10cは、実施例1から4およびその変形例のような圧電薄膜共振器30cの空隙35c内に弾性表面波共振器20cが位置する基板である。端子66は、内部配線64、配線62およびバンプ18を介し弾性表面波共振器20bおよび20c並びに圧電薄膜共振器30bおよび30cに電気的に接続されている。その他の構成は実施例5およびその変形例1と同じであり説明を省略する。
図15(b)に示すように、実施例5の変形例3に係る弾性波デバイスは、実施例5の変形例2と同様に、デュプレクサ81および83を備えている。フィルタ71は弾性表面波共振器20bにより形成され、フィルタ72は圧電薄膜共振器30bにより形成され、フィルタ73は弾性表面波共振器20cにより形成され、フィルタ74は圧電薄膜共振器30cにより形成されている。
実施例5の変形例3では、デュプレクサ81および83を有する弾性波デバイスを小型化できる。
[実施例5の変形例4]
図16(a)および図16(b)は、実施例5の変形例4に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図16(a)に示すように、実施例5の変形例1および2と同様の基板10aに実施例5およびその変形例2と同様の基板10bおよび実施例5の変形例1と同様の基板10eがバンプ18を用い搭載されている。基板10aの上面には弾性表面波共振器20fが設けられている。圧電薄膜共振器30aと30bは空隙45を挟み対向し、弾性表面波共振器20fと圧電薄膜共振器30eとは空隙45を介し対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例2から3と同じであり説明を省略する。
図16(a)および図16(b)は、実施例5の変形例4に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図16(a)に示すように、実施例5の変形例1および2と同様の基板10aに実施例5およびその変形例2と同様の基板10bおよび実施例5の変形例1と同様の基板10eがバンプ18を用い搭載されている。基板10aの上面には弾性表面波共振器20fが設けられている。圧電薄膜共振器30aと30bは空隙45を挟み対向し、弾性表面波共振器20fと圧電薄膜共振器30eとは空隙45を介し対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例2から3と同じであり説明を省略する。
図16(b)に示すように、実施例5の変形例に係る弾性波デバイスは、実施例5の変形例2のデュプレクサ81および83に加えデュプレクサ85を備えている。デュプレクサ85は、フィルタ75および76を有している。フィルタ75は共通端子Ant3と端子T5との間に接続されている。フィルタ76は共通端子Ant3と端子T6との間に接続されている。フィルタ75は弾性表面波共振器20fにより形成され、フィルタ76は圧電薄膜共振器30eにより形成されている。
実施例5の変形例4では、デュプレクサ81、83および85を有する弾性波デバイスを小型化できる。
[実施例5の変形例5]
図17(a)および図17(b)は、実施例5の変形例5に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図17(a)に示すように、実施例5の変形例1、2および4と同様の基板10aに実施例5およびその変形例2と同様の基板10bおよび実施例5の変形例3と同様の基板10cがバンプ18を用い搭載されている。基板10aの上面には、実施例1から4およびその変形例と同様に圧電薄膜共振器30d下の空隙35d内に弾性表面波共振器20dが設けられている。圧電薄膜共振器30aと30bは空隙45を挟み対向し、圧電薄膜共振器30cと30dとは空隙45を介し対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例1から4と同じであり説明を省略する。
図17(a)および図17(b)は、実施例5の変形例5に係る弾性波デバイスの断面図および回路図である。図17(a)に示すように、実施例5の変形例1、2および4と同様の基板10aに実施例5およびその変形例2と同様の基板10bおよび実施例5の変形例3と同様の基板10cがバンプ18を用い搭載されている。基板10aの上面には、実施例1から4およびその変形例と同様に圧電薄膜共振器30d下の空隙35d内に弾性表面波共振器20dが設けられている。圧電薄膜共振器30aと30bは空隙45を挟み対向し、圧電薄膜共振器30cと30dとは空隙45を介し対向する。その他の構成は実施例5およびその変形例1から4と同じであり説明を省略する。
図17(b)に示すように、実施例5の変形例5に係る弾性波デバイスは、実施例5の変形例4のデュプレクサ81、83および85に加えデュプレクサ87を備えている。デュプレクサ87は、フィルタ77および78を有している。フィルタ77は共通端子Ant4と端子T7との間に接続されている。フィルタ78は共通端子Ant4端子T8の間に接続されている。フィルタ75は弾性表面波共振器20cより形成され、フィルタ76は圧電薄膜共振器30cにより形成され、フィルタ77は弾性表面波共振器20dにより形成され、フィルタ78は圧電薄膜共振器30dにより形成されている。
実施例5の変形例5では、デュプレクサ81、83、85および87を有する弾性波デバイスを小型化できる。
実施例5およびその変形例では、弾性波デバイスがデュプレクサを1または複数有する例を説明したが、弾性波デバイスは、トリプレクサまたはクワッドプレクサ等のマルチプレクサを1または複数含んでもよい。これにより、マルチプレクサを小型化できる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 基板
11 圧電基板
12 支持基板
14 絶縁層
15 開口
16 凹部
18 バンプ
20 弾性表面波共振器
22 IDT
26 配線
28、39 絶縁膜
30 圧電薄膜共振器
32 下部電極
34 圧電膜
35 空隙
36 上部電極
38 共振領域
50 送信フィルタ
52 受信フィルタ
71−78 フィルタ
81、83、85、87 デュプレクサ
11 圧電基板
12 支持基板
14 絶縁層
15 開口
16 凹部
18 バンプ
20 弾性表面波共振器
22 IDT
26 配線
28、39 絶縁膜
30 圧電薄膜共振器
32 下部電極
34 圧電膜
35 空隙
36 上部電極
38 共振領域
50 送信フィルタ
52 受信フィルタ
71−78 フィルタ
81、83、85、87 デュプレクサ
Claims (10)
- 圧電基板を含む基板と、
前記基板と一部で接触して設けられ、前記基板との間に空隙を有するように設けられた下部電極と、前記下部電極上に設けられた上部電極と、前記空隙上において前記下部電極と前記上部電極とに挟まれた圧電膜と、を備える圧電薄膜共振器と、
前記圧電基板上に設けられ、前記空隙内に少なくとも一部が位置した一対の櫛型電極を備える弾性表面波共振器と、
を具備する弾性波デバイス。 - 前記基板上に前記弾性表面波共振器を接続する配線が設けられ、
前記下部電極の一部は、前記配線上に接触して設けられている請求項1記載の弾性波デバイス。 - 前記下部電極の他の一部は、前記配線上に絶縁膜を介し設けられている請求項2記載の弾性波デバイス。
- 前記空隙は外部空間に開放され、
前記配線は、空隙が開放された領域を介し前記弾性表面波共振器に接続される請求項1から3のいずれか一項記載の弾性波デバイス。 - 前記下部電極と前記上部電極とは、前記圧電膜の少なくとも一部を挟み前記下部電極と前記上部電極とが対向する共振領域から同じ方向に引き出された引き出し領域を有し、
前記引き出し領域における下部電極と前記上部電極とは絶縁膜を介し設けられている請求項1から4のいずれか一項記載の弾性波デバイス。 - 前記下部電極は、前記空隙を形成するように前記基板から上方に膨らんでいる請求項1から5のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
- 前記圧電基板は上面に前記空隙を形成する凹部を有する前記圧電基板であり、
前記弾性表面波共振器は前記凹部内の前記圧電基板の上面に設けられ、
前記圧電薄膜共振器は前記凹部上に形成される請求項1から5のいずれか一項記載の弾性波デバイス。 - 前記基板は、前記圧電基板上に設けられ前記空隙を形成する開口を有し、前記圧電基板とは異なる材料である絶縁層を含み、
前記弾性表面波共振器は前記開口から露出する前記圧電基板の上面に設けられ、
前記圧電薄膜共振器は前記開口上に形成される請求項1から5のいずれか一項記載の弾性波デバイス。 - 前記基板上に設けられた、前記弾性表面波共振器を含む第1フィルタおよび前記圧電薄膜共振器を含む第2フィルタを具備する請求項1から8のいずれか一項記載の弾性波デバイス。
- 前記第1フィルタは共通端子と第1端子との間に接続され、前記第2フィルタは前記共通端子と第2端子との間に接続される請求項9記載の弾性波デバイス。
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021085609A1 (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 株式会社村田製作所 | 弾性波フィルタ |
| WO2023090434A1 (ja) * | 2021-11-19 | 2023-05-25 | 株式会社村田製作所 | 弾性波装置 |
-
2017
- 2017-04-11 JP JP2017078219A patent/JP2018182497A/ja active Pending
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