JP2018182048A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板の上面の周縁領域に発生した処理液のミストによる基板の汚染を抑制または防止する基板処理装置を提供する。
【解決手段】ノズルヘッド17は、第1のカバー22を含む。第1のカバー22は、液滴ノズル21および第1のカバー22が周縁位置Peに配置されている周縁配置状態において、液滴ノズル21の第2の径方向Z2を被覆する外壁81を有している。外壁81の下端縁81aは、基板Wの周端よりも内方でかつ基板Wの周端に沿って延びるように設けられている。
【選択図】図5
【解決手段】ノズルヘッド17は、第1のカバー22を含む。第1のカバー22は、液滴ノズル21および第1のカバー22が周縁位置Peに配置されている周縁配置状態において、液滴ノズル21の第2の径方向Z2を被覆する外壁81を有している。外壁81の下端縁81aは、基板Wの周端よりも内方でかつ基板Wの周端に沿って延びるように設けられている。
【選択図】図5
Description
この発明は、基板処理装置に関する。基板処理装置による処理対象となる基板の例には、半導体ウエハ、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、FED(Field Emission Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板、太陽電池用基板などが含まれる。
半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板などの基板の上面に洗浄液を供給して、その基板の上面を処理液で洗浄する洗浄処理が行われる。このような基板処理装置には、たとえば、処理液(洗浄液)と気体とを混合することにより処理液の液滴を形成し、この処理液の液滴を基板の上面に供給して洗浄処理を行うものがある。このような基板処理装置は、たとえば、基板を水平に保持して回転させるスピンチャックと、回転されている基板の上面に向けて処理液の液滴を噴射する液滴ノズルと、スピンチャックに保持された基板の上方で液滴ノズルを移動(スキャン)させるノズル移動ユニットとを含む。
液滴ノズルからの処理液の液滴の噴射に伴って、基板の上面における噴射領域(供給領域)の周囲には処理液のミストが多量に発生するおそれがある。液滴ノズルが基板の上面の周縁領域に対向するように配置されている状態では、基板の上面の周縁領域の周囲に処理液のミストが多量に発生するおそれがある、この場合、処理液のミストを含む雰囲気が、スピンチャックのピン等を伝って下面に進入し、パーティクルとなって基板の下面を汚染するおそれがある。基板の下面にデバイス形成領域が設けられている場合には、このデバイス形成領域を汚染してしまう。
そこで、この発明の目的の一つは、基板の上面の周縁領域に発生した処理液のミストによる基板の汚染を抑制または防止する基板処理装置を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、基板を保持する基板保持ユニットと、前記基板保持ユニットに保持されている基板の中央部を通る所定の回転軸線回りに、当該基板を回転させる基板回転ユニットと、前記基板保持ユニットに保持されている基板の上面に処理液の液滴を吐出する吐出部を有する液滴ノズルと、前記液滴ノズルと一体移動可能に設けられ、前記吐出部の周囲を被覆する第1のカバーとを含み、前記第1のカバーは、前記液滴ノズルおよび前記第1のカバーが前記基板保持ユニットに保持されている基板の上面の周縁領域に対向する周縁位置に配置されている周縁配置状態において、前記ノズルの、回転半径方向の外方を被覆する外壁を有し、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記外壁の少なくとも下端縁が前記基板の周端よりも内方でかつ前記基板の周端に沿って延びるように、かつ当該第1のカバーの回転方向の下流側の第1の端部が前記吐出部に対し前記回転方向の下流側に空隙を隔てられるように設けられている、基板処理装置を提供する。
この構成によれば、液滴ノズルの吐出部の周囲を被覆する第1のカバーが設けられている。液滴ノズルからの処理液の液滴の基板の上面への噴射に伴って、基板の上面における供給領域の周囲に、処理液のミストが発生する。液滴ノズルおよび第1のカバーの周縁配置状態では、供給領域が基板の上面の周縁領域に重なるから、基板の上面の周縁領域においてミストが発生する。
前記周縁配置状態において、第1のカバーの外壁の少なくとも下端縁が基板の周端よりも内方でかつ基板の周端に沿って延びている。そのため、基板の上面の周縁領域において発生した処理液のミストは、外壁によって、基板の上面の周縁領域よりも回転半径方向の外方への移動が規制される。そのため、この処理液のミストは、第1のカバーの内部に留まるようになる。これにより、基板の上面の周縁領域において発生した処理液のミストが、基板の周端から下面側に回り込むことを抑制または防止できる。これにより、基板の下面におけるパーティクルの発生を抑制または防止できる。
また、処理液の液滴の処理液の液膜への噴射により、基板の上面における供給領域において処理液の液膜の厚みが薄くなる。処理液の液滴の噴射に伴って発生した処理液のミストに含まれる液滴は、基板の回転に伴って、基板の上面を基板の回転方向の下流側に移動し、第1のカバーの、回転方向の下流側の第1の端部に衝突する。仮に跳ね返った液滴が、処理液の液膜の厚みの薄い供給領域に達すると、当該供給領域において基板の上面に付着し、パーティクルの原因になる。しかしながら、この構成では、第1のカバーの第1の端部が吐出部に対し空隙を隔てて設けられているので、第1のカバーの第1の端部に衝突する液滴の運動エネルギーは小さく、そのため、第1のカバーの第1の端部で跳ね返っても供給領域までは達しない。したがって、跳ね返った液滴が処理液の液膜の厚みの薄い供給領域に達することを抑制または防止でき、これにより、基板の上面におけるパーティクルの発生を抑制または防止できる。
以上により、基板の上面の周縁領域に発生した処理液のミストによる基板の汚染を抑制または防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記周縁配置状態において、前記第1のカバーの前記第1の端部は、水平方向に関し、前記吐出部と100mm以上離隔するように設けられている、請求項1に記載の基板処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記周縁配置状態において、前記第1のカバーの前記第1の端部は、水平方向に関し、前記吐出部と100mm以上離隔するように設けられている、請求項1に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、第1のカバーの第1の端部が吐出部に対し大きな間隔を隔てて設けられているので、第1のカバーの第1の端部に衝突する処理液のミストの運動エネルギーは小さく、そのため、第1のカバーの第1の端部で跳ね返っても供給領域までは達しない。したがって、跳ね返った液滴が供給領域に達することをより効果的に抑制または防止でき、これにより、基板の上面におけるパーティクルの発生を、より効果的に抑制または防止できる。
請求項3に記載の発明は、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、回転半径方向に垂直な水平方向に関する、前記第1のカバーの回転方向の上流側の第2の端部と前記吐出部との間の距離が、前記第1のカバーの前記第1の端部と前記吐出部との間の距離よりも短くなるように設けられている、請求項1または2に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、第1のカバーの第1の端部が吐出部に対し大きな間隔を隔てて設けられているので、第1のカバーの第1の端部に衝突する処理液のミストの運動エネルギーは小さく、そのため、第1のカバーの第1の端部で跳ね返っても供給領域までは達しない。したがって、跳ね返った液滴が供給領域に達することをより効果的に抑制または防止でき、これにより、基板の上面におけるパーティクルの発生を、より効果的に抑制または防止できる。
この構成によれば、第1のカバーの第1の端部が吐出部に対し大きな間隔を隔てて設けられているので、第1のカバーの第1の端部に衝突する処理液のミストの運動エネルギーは小さく、そのため、第1のカバーの第1の端部で跳ね返っても供給領域までは達しない。したがって、跳ね返った液滴が供給領域に達することをより効果的に抑制または防止でき、これにより、基板の上面におけるパーティクルの発生を、より効果的に抑制または防止できる。
また、前記周縁配置状態において、第2の端部と吐出部との間の距離が、第1のカバーの第1の端部と前記吐出部との間の距離よりも短い。そのため、第1のカバーの内部空間の容積を削減しながら、基板の上面におけるパーティクルの発生を、抑制または防止できる。
請求項4に記載の発明は、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記液滴ノズルを挟んで前記外壁に対し回転半径方向の内方に対向する内壁を有し、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記外壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離が、前記内壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離よりも短くなるように設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記液滴ノズルを挟んで前記外壁に対し回転半径方向の内方に対向する内壁を有し、前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記外壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離が、前記内壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離よりも短くなるように設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、外壁と液滴ノズルの吐出部との間の距離を短くすることができる。これにより、前記周縁配置状態において、基板の上面の周縁領域において発生した処理液のミストの下面側の回り込みを抑制または防止しながら、液滴ノズルの吐出部を可能な限り基板の周端に近づけることができる。
請求項5に記載の発明は、前記外壁の下端縁は、前記外壁の全長に亘って水平に延びている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記外壁の下端縁は、前記外壁の全長に亘って水平に延びている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、外壁の下端縁が外壁の全長に亘って水平に延びているので、第1のカバーの内部空間から、外壁の下端縁と基板の上面との間を通って処理液のミストが流出することを、より効果的に抑制または防止できる。
請求項6に記載のように、前記外壁は、前記周縁配置状態において、鉛直方向に延びていてもよい。この場合、第1のカバーの内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項6に記載のように、前記外壁は、前記周縁配置状態において、鉛直方向に延びていてもよい。この場合、第1のカバーの内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項7に記載に記載のように、前記外壁は、前記周縁配置状態において、上方に向かうに従って回転半径方向の外方に向かうテーパ状に設けられていてもよい。この場合、干渉部材(挟持ピン等)との干渉を防止することができる。
請求項8に記載に記載のように、前記外壁は、前記周縁配置状態において、上方に向かうに従って回転半径方向の外方に向かうテーパ状に設けられた第1のテーパ部と、前記周縁配置状態において、前記第1のテーパに連続し、上方に向かうに従って回転半径方向の内方に向かうテーパ状に設けられた第2のテーパ部とを含んでいてもよい。この場合、干渉部材(挟持ピン等)との干渉を防止することができる。また、この場合、第1のカバーの内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項8に記載に記載のように、前記外壁は、前記周縁配置状態において、上方に向かうに従って回転半径方向の外方に向かうテーパ状に設けられた第1のテーパ部と、前記周縁配置状態において、前記第1のテーパに連続し、上方に向かうに従って回転半径方向の内方に向かうテーパ状に設けられた第2のテーパ部とを含んでいてもよい。この場合、干渉部材(挟持ピン等)との干渉を防止することができる。また、この場合、第1のカバーの内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項9に記載の発明は、前記周縁配置状態において、前記吐出部よりも回転方向の下流側に当該吐出部と空隙を隔てて配置される吸引口を有し、前記第1のカバーによって区画される内部空間の雰囲気を前記吸引口から吸引する吸引ユニットをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、内部空間の雰囲気が吸引口から吸引される。そのため、基板の上面の周縁領域において処理液のミストが発生しても、その処理液のミストは吸引口から吸引され、基板の上面の周縁領域から排除される。これにより、処理液のミストが、回転半径方向の外方に移動することを、より効果的に抑制または防止できる。
この構成によれば、内部空間の雰囲気が吸引口から吸引される。そのため、基板の上面の周縁領域において処理液のミストが発生しても、その処理液のミストは吸引口から吸引され、基板の上面の周縁領域から排除される。これにより、処理液のミストが、回転半径方向の外方に移動することを、より効果的に抑制または防止できる。
請求項10に記載の発明は、前記吸引口は、水平方向に関し、前記吐出部と30mm以上で離隔するように設けられている、請求項9のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられている。仮に吸引口が吐出部と近接して設けられていると、液滴ノズルからの処理液の液滴が、吸引口から吸引される結果、基板の上面に与えられる処理液の液滴の量が減少するおそれがある。
この構成によれば、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられている。仮に吸引口が吐出部と近接して設けられていると、液滴ノズルからの処理液の液滴が、吸引口から吸引される結果、基板の上面に与えられる処理液の液滴の量が減少するおそれがある。
これに対し、この構成では、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられているので、液滴ノズルからの処理液の液滴が吸引口から吸引されることを抑制または防止することができ、これにより、基板の上面に十分な量の、処理液の液滴を与えることができる。
請求項11に記載の発明は、前記周縁配置状態において、前記吸気口は、前記第1の端部と前記吐出部との間の中間位置よりも第1の端部側に寄って配置されている、請求項9または10に記載の基板処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記周縁配置状態において、前記吸気口は、前記第1の端部と前記吐出部との間の中間位置よりも第1の端部側に寄って配置されている、請求項9または10に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられている。仮に吸引口が吐出部と近接して設けられていると、液滴ノズルからの処理液の液滴が、吸引口から吸引される結果、基板の上面に与えられる処理液の液滴の量が減少するおそれがある。
これに対し、この構成では、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられているので、液滴ノズルからの処理液の液滴が吸引口から吸引されることを抑制または防止することができ、これにより、基板の上面に十分な量の、処理液の液滴を与えることができる。
これに対し、この構成では、吸引口が吐出部と充分に離隔して設けられているので、液滴ノズルからの処理液の液滴が吸引口から吸引されることを抑制または防止することができ、これにより、基板の上面に十分な量の、処理液の液滴を与えることができる。
請求項12に記載の発明は、前記吸引口は、前記吐出部よりも、上方に配置されていてもよい。
請求項13に記載の発明は、前記第1のカバーの内部空間において、前記吐出部に対し回転半径方向の外方を被覆する第2のカバーをさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記第1のカバーの内部空間において、前記吐出部に対し回転半径方向の外方を被覆する第2のカバーをさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、前記周縁配置状態において、吐出部に対し回転半径方向の外方が、第1のカバーの外壁だけでなく、第2のカバーによっても被覆される。これにより、基板の上面の周縁領域において発生した処理液のミストが、基板の上面の周縁領域よりも回転半径方向の外方へ移動することを、より効果的に抑制できる。ゆえに、基板の上面の周縁領域において発生した処理液のミストが、基板の周端から下面側に回り込むことを、より効果的に抑制または防止できる。
請求項14に記載の発明は、前記第2のカバーは、前記吐出部の周囲の一部のみを被覆する、請求項13に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、第2のカバーは、前記吐出部の周囲の一部のみを被覆している。仮に、第2のカバーが前記吐出部の全周を包囲していると、第2のカバーと吐出部との間の距離が短いために第2のカバーに衝突する処理液のミストの運動エネルギーは大きく、第2のカバーで跳ね返った処理液のミストが供給領域に達し、基板の上面においてパーティクルが発生することがある。前記吐出部の一部のみを被覆することにより、このようなパーティクルの発生を抑制することができる。
この構成によれば、第2のカバーは、前記吐出部の周囲の一部のみを被覆している。仮に、第2のカバーが前記吐出部の全周を包囲していると、第2のカバーと吐出部との間の距離が短いために第2のカバーに衝突する処理液のミストの運動エネルギーは大きく、第2のカバーで跳ね返った処理液のミストが供給領域に達し、基板の上面においてパーティクルが発生することがある。前記吐出部の一部のみを被覆することにより、このようなパーティクルの発生を抑制することができる。
請求項15に記載のように、前記第2のカバーは、断面半円状に設けられていてもよい。
請求項16に記載の発明は、前記基板の上面に処理液を供給する第1の処理液供給ユニットと、前記液滴ノズルに処理液を供給する第2の処理液供給ユニットと、前記基板回転ユニット、前記第1の処理液供給ユニットおよび前記第2の処理液供給ユニットを制御する制御装置とをさらに含み、前記制御装置は、前記第1の処理液供給ユニットを制御して、前記基板の上面に処理液を供給して前記上面に処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、前記基板を前記回転軸線回りに回転させる回転工程と、前記回転工程に並行して、前記第2の処理液供給ユニットを制御して、前記処理液の液膜に向けて前記液滴の前記吐出部から前記処理液の液滴を噴射する液滴噴射工程とを実行する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
請求項16に記載の発明は、前記基板の上面に処理液を供給する第1の処理液供給ユニットと、前記液滴ノズルに処理液を供給する第2の処理液供給ユニットと、前記基板回転ユニット、前記第1の処理液供給ユニットおよび前記第2の処理液供給ユニットを制御する制御装置とをさらに含み、前記制御装置は、前記第1の処理液供給ユニットを制御して、前記基板の上面に処理液を供給して前記上面に処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、前記基板を前記回転軸線回りに回転させる回転工程と、前記回転工程に並行して、前記第2の処理液供給ユニットを制御して、前記処理液の液膜に向けて前記液滴の前記吐出部から前記処理液の液滴を噴射する液滴噴射工程とを実行する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、液滴ノズルからの処理液の液滴の基板の上面への噴射に伴って、基板の上面における供給領域の周囲に、処理液のミストが発生する。前記周縁配置状態では、供給領域が基板の上面の周縁領域に重なるから、基板の上面の周縁領域において処理液のミストが発生するが、その処理液のミストが、基板の上面の周縁領域よりも回転半径方向の外方へ移動することが抑制される結果、基板の上面の周縁領域に発生した処理液のミストによる基板の汚染を抑制または防止することができる。
請求項17に記載の発明は、前記液滴ノズルおよび前記第1のカバーを一体的に保持するアームと、前記アームを移動させることにより、前記液滴ノズルを、前記基板の上面に沿って移動させる移動ユニットとをさらに含み、前記制御装置は、前記液滴噴射工程において、前記移動ユニットを制御して前記液滴ノズルを前記周縁位置に配置する、請求項16に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、基板を回転させながら、液滴ノズルおよび第1のカバーを走査させることができる。これにより、液滴ノズルからの処理液の液滴を、基板の上面の広範囲に供給することができる。
請求項18に記載の発明は、前記制御装置は、前記液滴噴射工程において、前記移動ユニットを制御して、前記液滴ノズルを、前記周縁位置と、前記基板の上面の中央部に対向する中央位置Pcとの間で移動させる、請求項17に記載の基板処理装置である。
請求項18に記載の発明は、前記制御装置は、前記液滴噴射工程において、前記移動ユニットを制御して、前記液滴ノズルを、前記周縁位置と、前記基板の上面の中央部に対向する中央位置Pcとの間で移動させる、請求項17に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、液滴を噴射しながら、液滴を周縁位置と中央位置Pcとの間で移動させるので、基板の上面の全域に、液滴ノズルからの処理液の液滴を供給することができる。
請求項19に記載の発明は、前記第1のカバーは、前記基板の上面に対向し、当該第1のカバーによって区画される内部空間の上端部を閉塞する対向壁をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
請求項19に記載の発明は、前記第1のカバーは、前記基板の上面に対向し、当該第1のカバーによって区画される内部空間の上端部を閉塞する対向壁をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、内部空間を略密閉の空間に設けることが可能である。
請求項20に記載の発明は、前記対向壁は、前記周縁配置状態において、回転方向の下流側に向かうに従って前記下方に下がるように設けられている、請求項19に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項20に記載の発明は、前記対向壁は、前記周縁配置状態において、回転方向の下流側に向かうに従って前記下方に下がるように設けられている、請求項19に記載の基板処理装置である。
この構成によれば、内部空間の容積を削減することが可能である。
請求項21に記載のように、前記第1のカバーは、PTFE、PFA、PP、PEおよびPVCの少なくとも一つを用いて形成されていてもよい。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の内部のレイアウトを説明するための図解的な平面図である。
基板処理装置1は、半導体ウエハなどの円板状の基板Wを、処理液や処理ガスによって一枚ずつ処理する枚葉式の装置である。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の内部のレイアウトを説明するための図解的な平面図である。
基板処理装置1は、半導体ウエハなどの円板状の基板Wを、処理液や処理ガスによって一枚ずつ処理する枚葉式の装置である。
基板処理装置1は、複数のキャリヤCを保持するロードポートLPと、基板Wの姿勢を上下反転させる反転ユニットTUと、基板Wを処理する複数の処理ユニット2とを含む。ロードポートLPおよび処理ユニット2は、水平方向に間隔を空けて配置されている。反転ユニットTUは、ロードポートLPと処理ユニット2との間で搬送される基板Wの搬送経路上に配置されている。この実施形態では、処理ユニット2は、基板Wの裏面(非デバイス形成面)Wbを洗浄する。複数の処理ユニット2は、たとえば、同様の構成を有している。
基板処理装置1は、図1に示すように、さらに、ロードポートLPと反転ユニットTUとの間に配置されたインデクサロボットIRと、反転ユニットTUと処理ユニット2との間に配置されたセンターロボットCRと、基板処理装置1に備えられた装置の動作やバルブの開閉を制御する制御装置3とを含む。インデクサロボットIRは、ロードポートLPに保持されているキャリヤCから反転ユニットTUに複数枚の基板Wを一枚ずつ搬送し、反転ユニットTUからロードポートLPに保持されているキャリヤCに複数枚の基板Wを一枚ずつ搬送する。同様に、センターロボットCRは、反転ユニットTUから処理ユニット2に複数枚の基板Wを一枚ずつ搬送し、処理ユニット2から反転ユニットTUに複数枚の基板Wを一枚ずつ搬送する。センターロボットCRは、さらに、複数の処理ユニット2の間で基板Wを搬送する。
インデクサロボットIRは、基板Wを水平に支持するハンドH1を備えている。インデクサロボットIRは、ハンドH1を水平に移動させる。さらに、インデクサロボットIRは、ハンドH1を昇降させ、当該ハンドH1を鉛直軸線まわりに回転させる。同様に、センターロボットCRは、基板Wを水平に支持するハンドH2を備えている。センターロボットCRは、ハンドH2を水平に移動させる。さらに、センターロボットCRは、ハンドH2を昇降させ、当該ハンドH2を鉛直軸線まわりに回転させる。
キャリヤCには、デバイス形成面である基板Wの表面Waが上に向けられた状態(上向き姿勢)で基板Wが収容されている。制御装置3は、インデクサロボットIRによって、表面Waが上向きの状態でキャリヤCから反転ユニットTUに基板Wを搬送させる。そして、制御装置3は、反転ユニットTUによって、基板Wを反転させる。これにより、基板Wの裏面Wbが上に向けられる。その後、制御装置3は、センターロボットCRによって、裏面Wbが上向きの状態で反転ユニットTUから処理ユニット2に基板Wを搬送させる。そして、制御装置3は、処理ユニット2によって基板Wの裏面Wbを処理させる。
基板Wの裏面Wbが処理された後は、制御装置3は、センターロボットCRによって、裏面Wbが上向きの状態で処理ユニット2から反転ユニットTUに基板Wを搬送させる。そして、制御装置3は、反転ユニットTUによって基板Wを反転させる。これにより、基板Wの表面Waが上に向けられる。その後、制御装置3は、インデクサロボットIRによって、表面Waが上向きの状態で反転ユニットTUからキャリヤCに基板Wを搬送させる。これにより、処理済みの基板WがキャリヤCに収容される。制御装置3は、インデクサロボットIR等にこの一連動作を繰り返し実行させることにより、複数枚の基板Wを一枚ずつ処理させる。
図2は、処理ユニット2の内部を水平方向に見た模式図である。
処理ユニット2は、内部空間を有する箱形の処理チャンバ4と、処理チャンバ4内で一枚の基板Wを水平な姿勢で保持して、基板Wの中心を通る鉛直な回転軸線A1まわりに基板Wを回転させるスピンチャック(基板保持ユニット)5と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面に、処理液の液滴を供給するための液滴供給ユニット6と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面に、保護液を供給するための保護液供給ユニット(第1の処理液供給ユニット)7と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面にリンス液を供給するためのリンス液供給ユニット8と、スピンチャック5の側方を取り囲む筒状の処理カップ(図示しない)とを含む。
処理ユニット2は、内部空間を有する箱形の処理チャンバ4と、処理チャンバ4内で一枚の基板Wを水平な姿勢で保持して、基板Wの中心を通る鉛直な回転軸線A1まわりに基板Wを回転させるスピンチャック(基板保持ユニット)5と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面に、処理液の液滴を供給するための液滴供給ユニット6と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面に、保護液を供給するための保護液供給ユニット(第1の処理液供給ユニット)7と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面にリンス液を供給するためのリンス液供給ユニット8と、スピンチャック5の側方を取り囲む筒状の処理カップ(図示しない)とを含む。
スピンチャック5として、基板Wを水平方向に挟んで基板Wを水平に保持する挟持式のチャックが採用されている。具体的には、スピンチャック5は、スピンベース9と、スピンベース9よりも上方で基板Wの周端部を保持する複数の挟持ピン10と、スピンベース9の中央に結合されたスピン軸11と、スピン軸11に回転力を与えるスピンモータ12とを含む。スピン軸11は、回転軸線A1に沿って鉛直に延びている。スピン軸11は、スピンベース9を貫通しており、スピンベース9よりも上方に上端を有する。
スピンベース9は、水平方向に沿う円板形状を有している。スピンベース9の周方向に間隔を空けてスピンベース9の上面の周端部に設けられている。スピンベース9は、基板Wの外径(たとえば約300mm)よりも大きな外径を有する水平な円形の上面9aを含む。なお、基板Wのサイズはそれ以外であってもよい。また、スピンベース9の外径は、基板Wの外径と同程度であってもよいし、基板Wの外径よりも小さくてもよい。
複数(3個以上。たとえば6個)の挟持ピン10(図4を併せて参照)は、スピンベース9の上面周端部において、基板Wの外周形状に対応する円周上で適当な間隔を空けてたとえば等間隔に配置されている。スピンモータ12によってスピン軸11が回転されることにより、スピンベース9が回転される。これにより、基板Wが回転軸線A1のまわりに回転される。
スピンチャック5は、複数の挟持ピン10を開閉駆動するための開閉ユニット13をさらに含む。開閉ユニット13は、たとえば、リンク機構(図示しない)と、駆動源(図示しない)とを含む。当該駆動源は、ボールねじ機構や電動モータを含む。複数の挟持ピン10は、開閉ユニット13によって閉状態にされることによって基板Wを保持する。複数の挟持ピン10は、開閉ユニット13によって開状態にされることによって基板Wに対する保持を解放する。開閉ユニット13は、磁力によって、複数の挟持ピン10を開閉させるように構成されていてもよい。
スピンチャック5は、基板Wに下方から対向し、基板処理中に発生した処理液のミストから基板Wの下面を保護する保護ディスク14をさらに含む。保護ディスク14は、略円環状である。保護ディスク14には、スピン軸11が挿通している。保護ディスク14は、挟持ピン10に保持された基板Wとスピンベース9との間に配置されている。保護ディスク14は、上下動可能である。
保護ディスク14には、保護ディスク14を昇降させる昇降ユニット15が結合されている。保護ディスク14は、昇降ユニット15によって昇降されることによって、基板Wから下方に離間した離間位置(図2に実線で示す状態)と、当該離間位置よりも上方において挟持ピン10に保持された基板Wの下面に近接した近接位置(図2に破線で示す状態)との間で移動可能である。昇降ユニット15は、対向部材を昇降させる対向部材昇降ユニットの一例である。昇降ユニット15は、たとえば、ボールねじ機構(図示しない)と、当該ボールねじ機構に駆動力を与える電動モータ(図示しない)とを含む。また、昇降ユニット15は、磁力によって保護ディスク14を昇降させるように構成されていてもよい。
保護ディスク14の下面には、回転軸線A1と平行に鉛直方向に延びたガイド軸56が結合されている。ガイド軸56は、スピンベース9の周方向に等間隔を隔てて複数箇所に配置されている。ガイド軸56は、スピンベース9の対応箇所に設けられたリニア軸受57と結合されている。ガイド軸56は、このリニア軸受57によって案内されながら、鉛直方向、すなわち回転軸線A1に平行な方向へ移動可能である。また、保護ディスク14の下面に結合されたガイド軸56がリニア軸受57と結合されているため、保護ディスク14は、回転軸線A1まわりにスピンベース9と一体回転する。
ガイド軸56は、リニア軸受57を貫通している。ガイド軸56は、その下端に、外向きに突出したフランジ58を備えている。フランジ58がリニア軸受57の下端に当接することにより、ガイド軸56の上方への移動、すなわち保護ディスク14の上方への移動が規制される。すなわち、フランジ58は、保護ディスク14の上方への移動を規制する規制部材である。
スピンチャック5は、基板Wの下面と保護ディスク14との間の空間に気体を供給する気体供給ユニット16をさらに含む。気体供給ユニット16は、基板Wの下面と保護ディスク14との間の空間に気体を供給する気体ノズル66と、気体ノズル66と、気体ノズル66に結合された気体供給管67と、気体供給管67に介装され、気体の流路を開閉する気体バルブ68とを含む。気体供給管67には、気体供給源から、窒素ガスなどの気体が供給されている。気体ノズル66は、スピン軸11に挿通されている。気体ノズル66の上端は、スピン軸11の上端から露出されている。また、図2の例では、気体ノズル66の上端よりも上方には、気体ノズル66から吐出される気体を整流する整流部材69が設けられている。
液滴供給ユニット6は、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面に処理液の液滴を供給するためのノズルヘッド17と、先端部においてノズルヘッド17を保持するノズルアーム18と、ノズルアーム18を回動可能に支持する支持軸19に結合された接続されたアーム移動ユニット(移動ユニット)20とを含む。アーム移動ユニット20がノズルアーム18を揺動することにより、平面視で基板Wの上面中央部を通る軌跡X1(図4参照)に沿ってノズルヘッド17を水平に移動させる。
ノズルヘッド17は、処理液の液滴を吐出する液滴ノズル21と、液滴ノズル21の周囲を被覆する第1のカバー22と、第1のカバー22の内部の雰囲気を吸引する吸引ノズル23とを含む。
液滴ノズル21は、処理液の微小の液滴を噴出する二流体ノズルの形態を有している。液滴ノズル21には、液滴ノズル21に処理液と気体とを供給する流体供給ユニット(第2の処理液供給ユニット)24が接続されている。流体供給ユニット24は、処理液供給源からの常温の液体の処理液を液滴ノズル21に供給する処理液配管25と、気体供給源からの気体を液滴ノズル21に供給する気体配管26とを含む。
液滴ノズル21は、処理液の微小の液滴を噴出する二流体ノズルの形態を有している。液滴ノズル21には、液滴ノズル21に処理液と気体とを供給する流体供給ユニット(第2の処理液供給ユニット)24が接続されている。流体供給ユニット24は、処理液供給源からの常温の液体の処理液を液滴ノズル21に供給する処理液配管25と、気体供給源からの気体を液滴ノズル21に供給する気体配管26とを含む。
処理液として、洗浄薬液や水等を例示できる。洗浄薬液は、SC1(NH4OHとH2O2とを含む液)やアンモニア水(NH4OHを含む液)などのアルカリ薬液や、酸性薬液を例示できる。水は、たとえば脱イオン水(DIW)であるが、DIWに限らず、炭酸水、電解イオン水、水素水、オゾン水および希釈濃度(たとえば、10ppm〜100ppm程度)の塩酸水のいずれかであってもよい。
処理液配管25には、処理液配管25から液滴ノズル21への処理液の吐出および供給停止を切り換える処理液バルブ27と、処理液配管25の開度を調節して、液滴ノズル21に供給される処理液の流量を調整するための第1の流量調整バルブ28とが介装されている。図示はしないが、第1の流量調整バルブ28は、弁座が内部に設けられたバルブボディと、弁座を開閉する弁体と、開位置と閉位置との間で弁体を移動させるアクチュエータとを含む。他の流量調整バルブについても同様である。
気体配管26には、気体配管26から液滴ノズル21への気体の吐出および供給停止を切り換える気体バルブ29と、気体配管26の開度を調節して、液滴ノズル21に供給される気体の流量を調整するための第2の流量調整バルブ30とが介装されている。液滴ノズル21に供給される気体としては、一例として窒素ガス(N2)を例示できるが、窒素ガス以外の不活性ガス、たとえば乾燥空気や清浄空気などを採用することもできる。
図3は、液滴ノズル21の構成を図解的に示す断面図である。
図3に示すように、液滴ノズル21は、ほぼ円柱状の外形を有している。液滴ノズル21は、ケーシングを構成する外筒36と、外筒36の内部に嵌め込まれた内筒37とを含む。
外筒36および内筒37は、各々共通の中心軸線CL上に同軸配置されており、互いに連結されている。内筒37の内部空間は、処理液配管25からの処理液が流通する直線状の処理液流路38となっている。また、外筒36および内筒37との間には、気体配管26から供給される気体が流通する円筒状の気体流路39が形成されている。
図3に示すように、液滴ノズル21は、ほぼ円柱状の外形を有している。液滴ノズル21は、ケーシングを構成する外筒36と、外筒36の内部に嵌め込まれた内筒37とを含む。
外筒36および内筒37は、各々共通の中心軸線CL上に同軸配置されており、互いに連結されている。内筒37の内部空間は、処理液配管25からの処理液が流通する直線状の処理液流路38となっている。また、外筒36および内筒37との間には、気体配管26から供給される気体が流通する円筒状の気体流路39が形成されている。
処理液流路38は、内筒37の上端で処理液導入口40として開口している。処理液流路38には、この処理液導入口40を介して処理液配管25からの処理液が導入される。また、処理液流路38は、内筒37の下端で、中心軸線CL上に中心を有する円状の処理液吐出口41として開口している。処理液流路38に導入された処理液は、この処理液吐出口41から吐出される。
気体流路39は、中心軸線CLと共通の中心軸線を有する円筒状の間隙であり、外筒36および内筒37の上端部で閉塞され、外筒36および内筒37の下端で、中心軸線CL上に中心を有し、処理液吐出口41を取り囲む円環状の気体吐出口42として開口している。気体流路39の下端部は、気体流路39の長さ方向における中間部よりも流路面積が小さくされ、下方に向かって小径となっている。また、外筒36の中間部には、気体流路39に連通する気体導入口43が形成されている。
気体導入口43には、外筒36を貫通した状態で気体配管26が接続されており、気体配管26の内部空間と気体流路39とが連通されている。気体配管26からの気体は、この気体導入口43を介して気体流路39に導入され、気体吐出口42から吐出される。
気体バルブ29を開いて気体吐出口42から気体を吐出させながら、処理液バルブ27を開いて処理液吐出口41から処理液を吐出させることにより、液滴ノズル21の近傍で処理液に気体を衝突(混合)させることにより処理液の微小の液滴を生成することができ、処理液を噴霧状に吐出することができる。この実施形態では、処理液吐出口41および気体吐出口42によって、処理液の液滴を吐出する吐出部21aが形成されている。
気体バルブ29を開いて気体吐出口42から気体を吐出させながら、処理液バルブ27を開いて処理液吐出口41から処理液を吐出させることにより、液滴ノズル21の近傍で処理液に気体を衝突(混合)させることにより処理液の微小の液滴を生成することができ、処理液を噴霧状に吐出することができる。この実施形態では、処理液吐出口41および気体吐出口42によって、処理液の液滴を吐出する吐出部21aが形成されている。
図2に示すように、第1のカバー22は、平面視略円弧状に形成されている。第1のカバー22は、液滴ノズルの側方を取り囲む側壁51と、この側壁51を上方から閉鎖する上壁(対向壁)52とを有している。第1のカバー22の下面は開放している。第1のカバー22は、側壁51と、対向壁52と、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面との間で、内部空間53が形成される。第1のカバー22は、液滴ノズル21から吐出される処理液に起因するミストが、内部空間53から流出することを抑制する。側壁51と、対向壁52とは、樹脂材料を用いて一体に形成されている。この樹脂材料として、 前記第1のカバーは、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(パーフルオロアルコキシエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)およびPVC(ポリ塩化ビニル)の少なくとも一つが用いられている。
吸引ノズル23には、吸引配管62が接続されている。吸引配管62には、吸引配管62を開閉するための吸引バルブ63が介装されている。吸引配管62の他端側(先端)には、吸引装置が接続されている。吸引装置は、たとえはエジェクタ式の吸引装置である。吸引装置として、エジェクタ式に代えてサイフォン式やダイヤフラム式を採用してもよい。この実施形態では、吸引ノズル23、吸引配管62および吸引装置によって吸引ユニットが構成されている。
図4は、ノズルヘッド17の移動を説明するための模式的な平面図である。
アーム移動ユニット20は、スピンチャック5の上方を含む水平面内でノズルヘッド17(液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23を含む。)を水平に移動させる。図4では、見易さのため、ノズルヘッド17およびノズルアーム18を太線で示している。アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17を、スピンチャック5に保持された基板Wの上面中央部(具体的には、回転軸線A1)を通る円弧状の軌跡X1に沿って水平に移動させる。アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17から吐出された処理液が基板Wの上面に着液する処理位置と、ノズルヘッド17が平面視でスピンチャック5の周囲に設定された退避位置との間で、ノズルヘッド17を水平に移動させる。さらに、アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17を、基板Wの中央部の上方の中央位置Pc(図4に実線で図示)と、基板Wの上面の周縁位置Pe(図4に破線で図示)との間で水平移動させる。ノズルヘッド17が周縁位置Peに配置された状態では、基板Wの上面における処理液の液滴の供給領域DA(以下、単に「供給領域DA」という。図6および図7参照)が、基板Wの上面の周縁領域50に配置される。中央位置Pcおよび周縁位置Peは、いずれも処理位置である。
アーム移動ユニット20は、スピンチャック5の上方を含む水平面内でノズルヘッド17(液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23を含む。)を水平に移動させる。図4では、見易さのため、ノズルヘッド17およびノズルアーム18を太線で示している。アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17を、スピンチャック5に保持された基板Wの上面中央部(具体的には、回転軸線A1)を通る円弧状の軌跡X1に沿って水平に移動させる。アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17から吐出された処理液が基板Wの上面に着液する処理位置と、ノズルヘッド17が平面視でスピンチャック5の周囲に設定された退避位置との間で、ノズルヘッド17を水平に移動させる。さらに、アーム移動ユニット20は、ノズルヘッド17を、基板Wの中央部の上方の中央位置Pc(図4に実線で図示)と、基板Wの上面の周縁位置Pe(図4に破線で図示)との間で水平移動させる。ノズルヘッド17が周縁位置Peに配置された状態では、基板Wの上面における処理液の液滴の供給領域DA(以下、単に「供給領域DA」という。図6および図7参照)が、基板Wの上面の周縁領域50に配置される。中央位置Pcおよび周縁位置Peは、いずれも処理位置である。
この明細書において、基板Wの上面の周縁領域50とは、基板Wの周端縁から、幅約0.5〜10mmの環状領域をいう。
液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23は、液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23の位置関係が一定に保たれた状態で移動する。したがって、アーム移動ユニット20がノズルアーム18を回動させると、液滴ノズル21は、第1のカバー22および吸引ノズル23と共に軌跡X1に沿って水平に移動する。
液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23は、液滴ノズル21、第1のカバー22および吸引ノズル23の位置関係が一定に保たれた状態で移動する。したがって、アーム移動ユニット20がノズルアーム18を回動させると、液滴ノズル21は、第1のカバー22および吸引ノズル23と共に軌跡X1に沿って水平に移動する。
図5は、周縁位置Peに配置された状態(周縁位置配置状態)における、ノズルヘッド17の平面図である。図6は、図5を、切断面線VI−VIから見た図である。図7は、図5を、切断面線VII−VIIから見た図である。
以下では、洗浄工程(図9のS4)において、基板Wを回転方向Drに回転させる場合を説明する。また、基板Wの回転に伴う回転半径方向の内方を第1の径方向Z1とし、基板Wの回転に伴う回転半径方向の外方を第2の径方向Z2とする。
以下では、洗浄工程(図9のS4)において、基板Wを回転方向Drに回転させる場合を説明する。また、基板Wの回転に伴う回転半径方向の内方を第1の径方向Z1とし、基板Wの回転に伴う回転半径方向の外方を第2の径方向Z2とする。
図5は、周縁位置Peに配置された状態(以下、「周縁位置配置状態」という場合がある)における、ノズルヘッド17の平面図である。図6は、図5を、切断面線VI−VIから見た図である。図7は、図5を、切断面線VII−VIIから見た図である。なお、図6では、液滴ノズル21の断面形状は図示しておらず、図7では、第2のカバー89の図示を省略している。
図6および図7では、洗浄工程(図9のS4)において基板Wを回転方向Drに回転させる場合を示している。また、基板Wの回転に伴う回転半径方向の内方を第1の径方向Z1とし、基板Wの回転に伴う回転半径方向の外方を第2の径方向Z2とする。
図5〜図7を参照しながら、ノズルヘッド17の構成について詳述する。
液滴ノズル21は、図3に示す構成のものである。液滴ノズル21は、外筒36(図3参照)および内筒37(図3参照)の双方が鉛直方向に延びるようにノズルアーム18(図2参照)によって保持されている。そのため、吐出部21a(処理液吐出口41(図3参照)および気体吐出口42(図3参照))は鉛直下方に向けて処理液の液滴を吐出する。吐出部21aと基板の上面との間の間隔W2は、たとえば約20mm程度に設定されている。
図5〜図7を参照しながら、ノズルヘッド17の構成について詳述する。
液滴ノズル21は、図3に示す構成のものである。液滴ノズル21は、外筒36(図3参照)および内筒37(図3参照)の双方が鉛直方向に延びるようにノズルアーム18(図2参照)によって保持されている。そのため、吐出部21a(処理液吐出口41(図3参照)および気体吐出口42(図3参照))は鉛直下方に向けて処理液の液滴を吐出する。吐出部21aと基板の上面との間の間隔W2は、たとえば約20mm程度に設定されている。
第1のカバー22の側壁51は、筒状をなしている。第1のカバー22の側壁51は、ノズルヘッド17の周縁位置配置状態において、液滴ノズル21の吐出部21aの第2の径方向Z2側を被覆する外壁81と、吐出部21aの第1の径方向Z1側を被覆する内壁82と、吐出部21aの回転方向DRの上流側を被覆する後壁83とを一体的に有している。第1のカバー22の側壁51は、平面視で略三角形状である。外壁81、内壁82、後壁83は、それぞれ鉛直方向に延びている。外壁81、内壁82および後壁83の下端縁は、それぞれ、全長に亘って、互いに同じ高さでかつ水平に延びている。外壁81、内壁82および後壁83の各下端縁(下端縁81aを含む)と、基板Wの上面との間の間隔W1は、約5mm程度に設定されている。
ノズルヘッド17の周縁位置配置状態において、第1のカバー22の外壁81は、平面視において、図5に示すように、基板Wの周端よりも内方(極微小の間隔を隔てて)でかつ基板Wの周端に沿って円弧状に延びている。換言すると、外壁81の下端縁81aが、基板Wの周端よりも内方でかつ基板Wの周端に沿って延びている。
第1のカバー22の内壁82は、平坦状であり、外壁81に対し第1の径方向Z1に対向している。ノズルヘッド17の周縁位置配置状態において、内壁82は、平面視で、第1の径方向Z1および第2の径方向Z2に垂直な方向に延びている。
第1のカバー22の内壁82は、平坦状であり、外壁81に対し第1の径方向Z1に対向している。ノズルヘッド17の周縁位置配置状態において、内壁82は、平面視で、第1の径方向Z1および第2の径方向Z2に垂直な方向に延びている。
第1のカバー22の後壁83は、平坦状である。ノズルヘッド17の周縁位置配置状態において、後壁83は、平面視で、第1の径方向Z1および第2の径方向Z2に所定角度傾斜している。後壁83は、第1の径方向Z1に向かうに従って、回転方向Drの下流側に向かって延びる。
外壁81と内壁82との接続部分84、外壁81と後壁83との接続部分85、および、内壁82と後壁83との接続部分86は、液滴ノズル21側を中心とする平面視円弧状に湾曲されて形成されている。これらの接続部分84,85,86は、それぞれ鉛直方向に延びている。外壁81と内壁82との接続部分84のうち、回転方向Drの下流側の先端部が、第1のカバー22の下流側端部である第1の端部87である。また、内壁82と後壁83との接続部分86のうち、回転方向Drの上流側の先端部が、第1のカバー22の下流側端部である第2の端部88である。
外壁81と内壁82との接続部分84、外壁81と後壁83との接続部分85、および、内壁82と後壁83との接続部分86は、液滴ノズル21側を中心とする平面視円弧状に湾曲されて形成されている。これらの接続部分84,85,86は、それぞれ鉛直方向に延びている。外壁81と内壁82との接続部分84のうち、回転方向Drの下流側の先端部が、第1のカバー22の下流側端部である第1の端部87である。また、内壁82と後壁83との接続部分86のうち、回転方向Drの上流側の先端部が、第1のカバー22の下流側端部である第2の端部88である。
液滴ノズル21は、平面視において、接続部分85の近傍に設けられている。すなわち、第1のカバー22は、平面視において、液滴ノズル21に対して、回転方向Drに非対称である。具体的には、第1のカバー22は、周縁配置状態において、第1の径方向Z1および第2の径方向Z2に垂直な水平方向X2(図5参照)に関する、第2の端部88と吐出部21aとの間の距離W12が、第1の端部87と吐出部21aとの間の距離W11よりも短くなるように設けられている。第1の端部87と吐出部21aとの間の距離W10は、たとえば約100mm程度に設定されている。この距離W10が50mm未満であると、基板Wの上面においてパーティクルの悪化が見られる。
また、第1のカバー22は、平面視において、液滴ノズル21に対して、第1の径方向Z1および第2の径方向Z2にも非対称である。具体的には、外壁81と吐出部21aとの回転半径方向の距離W13が、内壁82と吐出部21aとの間の回転半径方向の距離W14よりも短くなるように設けられている。
吸引ノズル23は、筒状(たとえば円筒状)の管壁を有している。吸引ノズル23は、鉛直方向に延びるようにノズルアーム18(図2参照)によって保持されている。吸引ノズル23には、下端に吸引口23aが形成されている。吸引口23aと基板Wの上面との間の間隔W2は、たとえば約30mm程度に設定されている。すなわち、吸引口23aは、吐出部21aよりも、上方に配置されている。吸引口23aを吐出部21aよりも上方に配置することにより、吐出部21aからのスプレー拡がりと、吸引口23aとの干渉を避けることができる。
吸引ノズル23は、筒状(たとえば円筒状)の管壁を有している。吸引ノズル23は、鉛直方向に延びるようにノズルアーム18(図2参照)によって保持されている。吸引ノズル23には、下端に吸引口23aが形成されている。吸引口23aと基板Wの上面との間の間隔W2は、たとえば約30mm程度に設定されている。すなわち、吸引口23aは、吐出部21aよりも、上方に配置されている。吸引口23aを吐出部21aよりも上方に配置することにより、吐出部21aからのスプレー拡がりと、吸引口23aとの干渉を避けることができる。
吸引口23aは、平面視で、吐出部21aと所定の間隔W15を空けて配置されている。間隔W2は、たとえば約30mm以上で離隔している必要がある。仮に、間隔W15が30mm未満であると、液滴ノズル21から吐出される処理液の液滴が吸引口23aから吸引され、その結果、供給領域DAに与えられる処理液の液滴の量が減少することが考えられ、それに起因して、洗浄不良が生じるおそれがある。
また、吸引口23aは、第1の端部87と吐出部21aとの間の中間位置よりも第1の端部87側に寄って配置されている。
ノズルヘッド17は、内部空間において、吐出部21aに対し第2の径方向Z2を被覆する第2のカバー89をさらに含む。第2のカバー89は、液滴ノズル21と同心に設けられている。第2のカバー89は、平面視で、中央より、第1の径方向Z1側の半分が切り欠かれている。すなわち、第2のカバー89は、平面視で半円状をなしている。第2のカバー89の下端縁89aと、基板Wの上面との間の間隔W4は、約5mm程度に設定されている。すなわち、外壁81の下端縁81aと第2のカバー89の下端縁89aとは、高さが揃っている。
ノズルヘッド17は、内部空間において、吐出部21aに対し第2の径方向Z2を被覆する第2のカバー89をさらに含む。第2のカバー89は、液滴ノズル21と同心に設けられている。第2のカバー89は、平面視で、中央より、第1の径方向Z1側の半分が切り欠かれている。すなわち、第2のカバー89は、平面視で半円状をなしている。第2のカバー89の下端縁89aと、基板Wの上面との間の間隔W4は、約5mm程度に設定されている。すなわち、外壁81の下端縁81aと第2のカバー89の下端縁89aとは、高さが揃っている。
図2に示すように、保護液供給ユニット7は、保護液ノズル71を含む。保護液ノズル71は、たとえば、連続流の状態で液を吐出するストレートノズルであり、スピンチャック5の上方で、その吐出口を基板Wの上面中央部に向けて固定的に配置されている。保護液ノズル71には、保護液供給源からの保護液が供給される保護液配管72が接続されている。保護液配管72の途中部には、保護液ノズル71からの保護液の供給/供給停止を切り換えるための保護液バルブ73が介装されている。保護液バルブ73が開かれると、保護液配管72から保護液ノズル71に供給された連続流の保護液が、保護液ノズル71の下端に設定された吐出口から吐出される。また、保護液バルブ73が閉じられると、保護液配管72から保護液ノズル71への保護液の供給が停止される。
保護液ノズル71から吐出される保護液は、SC1(NH4OHとH2O2とを含む液)やアンモニア水(NH4OHを含む液)などの薬液や水を例示できるが、この実施形態では、処理液と同じ種類の薬液が採用される。
保護液ノズル71は、スピンチャック5の上方でなく、処理カップにおいて固定的に配置されていてもよい。
保護液ノズル71は、スピンチャック5の上方でなく、処理カップにおいて固定的に配置されていてもよい。
図2に示すように、リンス液供給ユニット8は、リンス液ノズル74を含む。リンス液ノズル74は、たとえば、連続流の状態で液を吐出するストレートノズルであり、スピンチャック5の上方で、その吐出口を基板Wの上面中央部に向けて固定的に配置されている。リンス液ノズル74には、リンス液供給源からのリンス液が供給されるリンス液配管75が接続されている。リンス液配管75の途中部には、リンス液ノズル74からのリンス液の供給/供給停止を切り換えるためのリンス液バルブ76が介装されている。リンス液バルブ76が開かれると、リンス液配管75からリンス液ノズル74に供給された連続流のリンス液が、リンス液ノズル74の下端に設定された吐出口から吐出される。また、リンス液バルブ76が閉じられると、リンス液配管75からリンス液ノズル74へのリンス液の供給が停止される。リンス液は、たとえば脱イオン水(DIW)であるが、DIWに限らず、炭酸水、電解イオン水、水素水、オゾン水および希釈濃度(たとえば、10ppm〜100ppm程度)の塩酸水のいずれかであってもよい。
なお、保護液ノズル71およびリンス液ノズル74は、それぞれ、スピンチャック5に対して固定的に配置されている必要はなく、たとえば、スピンチャック5の上方において水平面内で揺動可能なアームに取り付けられて、このアームの揺動により基板Wの上面における処理液(薬液、リンス液または処理液)の着液位置がスキャンされる、いわゆるスキャンノズルの形態が採用されてもよい。
図8は、基板処理装置1の主要部の電気的構成を説明するためのブロック図である。
制御装置3は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されている。制御装置3はCPU等の演算ユニット、固定メモリデバイス、ハードディスクドライブ等の記憶ユニット、および入出力ユニットを有している。記憶ユニットには、演算ユニットが実行するプログラムが記憶されている。
制御装置3は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されている。制御装置3はCPU等の演算ユニット、固定メモリデバイス、ハードディスクドライブ等の記憶ユニット、および入出力ユニットを有している。記憶ユニットには、演算ユニットが実行するプログラムが記憶されている。
また、制御装置3には、制御対象として、スピンモータ12、アーム移動ユニット20等が接続されている。制御装置3は、予め定められたプログラムに従って、スピンモータ12、アーム移動ユニット20等の動作を制御する。また、制御装置3は、予め定められたプログラムに従って、処理液バルブ27、気体バルブ29、吸引バルブ63、保護液バルブ73、リンス液バルブ76等を開閉する。また、制御装置3は、予め定められたプログラムに従って、流量調整バルブ28,30の開度を調整する。
図9は、処理ユニット2によって実行される基板処理例を説明するための流れ図である。図1、図2、図5〜図9を参照しながら、この基板処理例について説明する。
この基板処理例は、基板Wの裏面(非デバイス形成面)から異物(パーティクル)を除去するための洗浄処理である。
未処理の基板Wは、ロボットIR,CRによってキャリヤCから処理ユニット2に搬入され、処理チャンバ4内に搬入され(S1:基板W搬入)、基板Wがその裏面Wbを上方に向けた状態でスピンチャック5に受け渡され、スピンチャック5に基板Wが保持される。処理チャンバ4への基板Wの搬入に先立って、液滴ノズル21は、退避位置に退避させられている。
この基板処理例は、基板Wの裏面(非デバイス形成面)から異物(パーティクル)を除去するための洗浄処理である。
未処理の基板Wは、ロボットIR,CRによってキャリヤCから処理ユニット2に搬入され、処理チャンバ4内に搬入され(S1:基板W搬入)、基板Wがその裏面Wbを上方に向けた状態でスピンチャック5に受け渡され、スピンチャック5に基板Wが保持される。処理チャンバ4への基板Wの搬入に先立って、液滴ノズル21は、退避位置に退避させられている。
この状態で、制御装置3は、昇降ユニット15を制御して、保護ディスク14を近接位置に配置する。
また、制御装置3は、気体バルブ68を開いて、基板Wの下面と保護ディスク14との間の空間に気体を供給する。気体は、整流部材69等の働きによって、接近位置にある保護ディスク14と基板Wの表面Wa(下面)との間の狭空間に向かって、回転軸線A1を中心とした放射状に吹き出される。
また、制御装置3は、気体バルブ68を開いて、基板Wの下面と保護ディスク14との間の空間に気体を供給する。気体は、整流部材69等の働きによって、接近位置にある保護ディスク14と基板Wの表面Wa(下面)との間の狭空間に向かって、回転軸線A1を中心とした放射状に吹き出される。
センターロボットCRが処理ユニット2外に退避させられた後、制御装置3は、スピンモータ12を制御して基板Wの回転を開始させる(図9のステップS2)。基板Wは予め定める液処理速度(たとえば数十〜数百rpm)まで上昇させられ、その液処理速度に維持される(回転工程)。基板Wの回転速度が液処理速度に達すると、次いで、制御装置3は、保護液を保護液ノズル71から基板Wに供給して、基板Wの上面を保護液で覆うカバー工程(液膜形成工程。図9のステップS3)を実行する。具体的には、制御装置3は、スピンチャック5によって基板Wを回転させながら、保護液バルブ73を開いて、スピンチャック5に保持されている基板Wの上面中央部に向けて、保護液ノズル71から保護液を吐出させる。保護液ノズル71から吐出された保護液は、基板Wの上面中央部に供給され、基板Wの回転による遠心力を受けて基板Wの上面に沿って外方に拡がる。これにより、基板Wの上面全域に保護液が供給され、基板Wの上面に、基板Wの上面の全域を覆う保護液の液膜(処理液の液膜LF(図6および図7参照))が形成される。この処理液の液膜LFは、基板Wの上面の全域を覆うものでなくても、少なくとも軌跡X1の全域を覆う大きさおよび形状に設けられていれば足りる。保護液バルブ73が開かれてから所定時間が経過すると、制御装置3は、保護液バルブ73を閉じて保護液ノズル71からの保護液の吐出を停止させる。
次に、制御装置3は、処理液の液滴を液滴ノズル21から基板Wの上面に供給して基板Wの上面を洗浄する洗浄工程(液滴噴射工程。図9のステップS4)を実行する。洗浄工程(S4)においては、制御装置3は、基板Wを液処理速度で回転させながら、アーム移動ユニット20によって、中央位置Pcと周縁位置Peとの間で液滴ノズル21を軌跡X1に沿って複数回往復させる(ハーフスキャン)。図4において実線で示すように、中央位置Pcは、液滴ノズル21から供給領域DAが基板Wの上面中心部に配置されるような位置であり、周縁位置Peは、平面視において液滴ノズル21からの供給領域DAが基板Wの上面の周縁領域50に配置されるような位置である。
供給領域DAの往復移動(ノズルアーム18の往復揺動動作)が予め定める回数行われると、洗浄工程(S4)は終了する。具体的には、制御装置3は、制御装置3は、アーム移動ユニット20を制御して、ノズルヘッド17を退避位置へと退避させる。
洗浄工程(S4)において、前述の説明では、基板Wの上面への保護液の供給を停止させながら、基板Wの上面に処理液の液滴を供給するとして説明したが、保護液ノズル71からの保護液を基板Wの上面に供給しながら、基板Wの上面に処理液の液滴を供給するようにしてもよい。
洗浄工程(S4)において、前述の説明では、基板Wの上面への保護液の供給を停止させながら、基板Wの上面に処理液の液滴を供給するとして説明したが、保護液ノズル71からの保護液を基板Wの上面に供給しながら、基板Wの上面に処理液の液滴を供給するようにしてもよい。
また、洗浄工程(S4)において、供給領域DAを、基板Wの上面の中央部と基板Wの上面の周端部とで移動させる(ハーフスキャン)場合を例に挙げて説明したが、基板Wの上面の一の周端部と、当該一の周端部と上面の中央部に対し反対側の他の周端部との間で移動させてもよい(フルスキャン)。
また、洗浄工程(S4)において、供給領域DAの移動は、往復移動ではなく、一方向移動であってもよい。
また、洗浄工程(S4)において、供給領域DAの移動は、往復移動ではなく、一方向移動であってもよい。
次いで、リンス液を基板Wに供給するリンス工程(図9のステップS5)が行われる。具体的には、制御装置3は、リンス液バルブ76を開いて、基板Wの上面中央部に向けてリンス液ノズル74からリンス液を吐出させる。リンス液ノズル74から吐出されたリンス液は、基板Wの上面中央部に着液する。基板Wの上面中央部に着液したリンス液は、基板Wの回転による遠心力を受けて基板Wの上面上を基板Wの周端部に向けて流れる。これにより、基板W上の処理液(洗浄工程(S4)により除去された汚染物質を含む処理液)が、リンス液によって外方に押し流され、基板Wの周囲に排出される。これにより、洗浄工程(S4)に用いられた処理液が、基板Wの上面から排除される。リンス工程(S5)の開始から予め定める期間が経過すると、制御装置3は、リンス液バルブ76を閉じて、リンス液ノズル74からのリンス液の吐出を停止させる。
制御装置3は、気体バルブ68を閉じて、基板Wの下面と保護ディスク14との間の空間への気体の供給を停止する。
次いで、制御装置3は、基板Wを乾燥させるスピンドライ工程(図9のステップS6)を実行する。具体的には、制御装置3は、スピンモータ12を制御することにより、洗浄工程(図9のS4)およびリンス工程(図9のS5)における回転速度よりも大きい乾燥回転速度(たとえば数千rpm)まで基板Wを加速させ、乾燥回転速度で基板Wを回転させる。これにより、大きな遠心力が基板W上の液体に加わり、基板Wに付着している液体が基板Wの周囲に振り切られる。このようにして、基板Wから液体が除去され、基板Wが乾燥する。そして、基板Wの加速から所定時間が経過すると、制御装置3は、スピンモータ12を制御することにより、スピンチャック5による基板Wの回転を停止させる(図9のステップS7)。
次いで、制御装置3は、基板Wを乾燥させるスピンドライ工程(図9のステップS6)を実行する。具体的には、制御装置3は、スピンモータ12を制御することにより、洗浄工程(図9のS4)およびリンス工程(図9のS5)における回転速度よりも大きい乾燥回転速度(たとえば数千rpm)まで基板Wを加速させ、乾燥回転速度で基板Wを回転させる。これにより、大きな遠心力が基板W上の液体に加わり、基板Wに付着している液体が基板Wの周囲に振り切られる。このようにして、基板Wから液体が除去され、基板Wが乾燥する。そして、基板Wの加速から所定時間が経過すると、制御装置3は、スピンモータ12を制御することにより、スピンチャック5による基板Wの回転を停止させる(図9のステップS7)。
基板Wの回転停止後、制御装置3は、昇降ユニット15を制御することにより、保護ディスク14を離間位置へと下降させる。これにより、保護ディスク14の上面と基板Wの表面Wa(下面)との間に、センターロボットCRのハンドH2を進入させることができるだけの空間が確保される。
次に、処理チャンバ4内から基板Wが搬出される(図9のステップS8)。具体的には、制御装置3は、センターロボットCRのハンドH2を処理チャンバ4の内部に進入させる。そして、制御装置3は、センターロボットCRのハンドH2にスピンチャック5上の基板Wを保持させる。その後、制御装置3は、センターロボットCRのハンドを処理チャンバ4内から退避させる。これにより、洗浄処理後の基板Wが処理チャンバ4から搬出される。
次に、処理チャンバ4内から基板Wが搬出される(図9のステップS8)。具体的には、制御装置3は、センターロボットCRのハンドH2を処理チャンバ4の内部に進入させる。そして、制御装置3は、センターロボットCRのハンドH2にスピンチャック5上の基板Wを保持させる。その後、制御装置3は、センターロボットCRのハンドを処理チャンバ4内から退避させる。これにより、洗浄処理後の基板Wが処理チャンバ4から搬出される。
以上によりこの実施形態によれば、液滴ノズル21の吐出部21aの周囲を被覆する第1のカバー22が設けられている。液滴ノズル21からの処理液の液滴を処理液の液膜LFに噴射することに伴って、基板Wの上面における供給領域DAの周囲に、処理液のミストMが発生する。ノズルヘッド17の周端配置状態では、供給領域DAが基板Wの上面の周縁領域50に重なるから、基板Wの上面の周縁領域50において処理液のミストが発生する。
ノズルヘッド17の周端配置状態において、第1のカバー22の外壁81の下端縁81aが基板Wの周端よりも内方でかつ基板Wの周端に沿って延びている。そのため、基板Wの上面の周縁領域50において発生した処理液のミストMは、外壁81によって、周縁領域50よりも第2の径方向Z2への移動が規制される。これにより、基板Wの上面の周縁領域50において発生した処理液のミストMが、基板Wの周端から下面側に回り込むことを抑制または防止できる。これにより、これにより、基板Wの下面(表面Wa)におけるパーティクルの発生を抑制または防止できる。
また、この実施形態では、第1のカバー22の外壁81の下端縁81aが外壁81の全長に亘って水平に延び、かつ下端縁89aと基板Wの上面との距離W1が微小距離(たとえば約5mm)に設定されているので、周縁領域50よりも第2の径方向Z2への処理液のミストMの移動を、外壁81によってより効果的に規制することができる。下端縁89aと基板Wの上面との距離W1を微小距離にする場合、仮に、外壁81の下端縁81aを基板Wの周端よりも第2の径方向に張り出すように設けるとすると、外壁81が挟持ピン10(図2等参照)と干渉するおそれがある。この実施形態では、第1のカバー22の外壁81の下端縁81aが、基板Wの周端よりも内方でかつ基板Wの周端に沿って延びているので、外壁81と挟持ピン10とが干渉することなく、外壁81の下端縁81aと基板Wの上面との距離W1を微小距離に設けることができる。
また、この実施形態によれば、処理液の液滴の処理液の液膜LFへの噴射により、基板の上面における供給領域DAにおいて処理液の液膜LFの厚みが薄くなる。処理液の液滴の噴射に伴って発生した処理液のミストMに含まれる液滴MDは、基板Wの回転に伴って、基板Wの上面を回転方向Drの下流側に移動し、第1のカバー22の接続部分84(図7参照)に衝突する。しかしながら、第1のカバー22の接続部分84が吐出部21aに対し、大きな間隔を隔てて設けられているので、第1のカバー22の接続部分84(に衝突する液滴MD(図7参照)の運動エネルギーは小さい。そのため、第1のカバー22の接続部分84(で跳ね返っても供給領域DAまでは達しない。したがって、跳ね返った液滴MDが液膜LFの厚みの薄い供給領域DAに達することを抑制または防止でき、これにより、基板Wの上面におけるパーティクルの発生を抑制または防止できる。
また、この実施形態によれば、内部空間53の雰囲気が吸引口23aから吸引される。そのため、基板Wの上面の周縁領域50において処理液のミストMが発生しても、その処理液のミストMは吸引口23aから吸引され、基板Wの上面の周縁領域50から排除される。これにより、処理液のミストMを含む雰囲気が第1のカバー22の外部に流出することを、より効果的に抑制または防止できる。内部空間53内の容積は可能な限り少ないことが望ましく、この場合、吸引口23aからの吸引力を高く保つことができる。
また、吸引口23aが、液滴ノズル21の吐出部21aと充分に離隔して設けられているので、液滴ノズル21からの処理液の液滴が吸引口23aから吸引されることを抑制または防止することができ、これにより、基板Wの上面に十分な量の、処理液の液滴を与えることができる。
また、この実施形態では、ノズルヘッド17の周縁配置状態において、吐出部21aに対し第2の径方向Z2が、第1のカバー22の外壁81だけでなく、第2のカバー89によっても被覆される。これにより、基板Wの上面の周縁領域50において発生した処理液のミストが、基板の上面の周縁領域50よりも第2の径方向Z2へ移動することを、より効果的に抑制できる。これにより、基板Wの上面の周縁領域において発生した処理液のミストが、基板Wの周端から下面側に回り込むことを、より効果的に抑制または防止できる。
また、この実施形態では、ノズルヘッド17の周縁配置状態において、吐出部21aに対し第2の径方向Z2が、第1のカバー22の外壁81だけでなく、第2のカバー89によっても被覆される。これにより、基板Wの上面の周縁領域50において発生した処理液のミストが、基板の上面の周縁領域50よりも第2の径方向Z2へ移動することを、より効果的に抑制できる。これにより、基板Wの上面の周縁領域において発生した処理液のミストが、基板Wの周端から下面側に回り込むことを、より効果的に抑制または防止できる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態において、外壁81が鉛直に延びているとして説明したが、図10に示すように、外壁81に代えて、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に延びるテーパ状の外壁181を採用してもよい。また、図11に示すように、外壁81に代えて、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に延びるテーパ状に設けられた第1のテーパ201と、第1のテーパ201に連続し、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に向かうテーパ状に設けられた第2のテーパ部202とを含む外壁282を採用してもよい。
たとえば、前述の実施形態において、外壁81が鉛直に延びているとして説明したが、図10に示すように、外壁81に代えて、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に延びるテーパ状の外壁181を採用してもよい。また、図11に示すように、外壁81に代えて、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に延びるテーパ状に設けられた第1のテーパ201と、第1のテーパ201に連続し、上方に向かうに従って第2の径方向Z2に向かうテーパ状に設けられた第2のテーパ部202とを含む外壁282を採用してもよい。
さらに、第1のカバー22において、図12に示すように、対向壁52に代えて、回転方向Drの下流側に向かうに従って下方に下がる対向壁152が設けられていてもよい。
また、第2のカバー89が断面半円状であるとして説明したが、第2のカバー89は、液滴ノズル21の周囲を180°よりも広範囲で包囲する断面C状であってもよい。しかし、第2のカバー89は全周を包囲するものであってはならない。また、第2のカバー89の構成を廃止してもよい。
また、第2のカバー89が断面半円状であるとして説明したが、第2のカバー89は、液滴ノズル21の周囲を180°よりも広範囲で包囲する断面C状であってもよい。しかし、第2のカバー89は全周を包囲するものであってはならない。また、第2のカバー89の構成を廃止してもよい。
また、吸引口23aが、吐出部21aよりも上方に配置されているとして説明したが、吸引口23aの高さ位置が、吐出部21aと同程度であってもよいし、吐出部21aよりも低くてもよい。
また、前述の実施形態において、洗浄工程(図9のS4)中において、ノズルヘッド17を周縁位置Peと中央位置Pcとの間で移動させる構成を例に挙げて説明したが、洗浄工程(図9のS4)中において、ノズルヘッド17を周縁位置Peに常時配置するようにしてもよい。この場合、ノズルヘッド17の構成が、周縁位置Peに固定的に配置されるような構成であってもよい。
また、前述の実施形態において、洗浄工程(図9のS4)中において、ノズルヘッド17を周縁位置Peと中央位置Pcとの間で移動させる構成を例に挙げて説明したが、洗浄工程(図9のS4)中において、ノズルヘッド17を周縁位置Peに常時配置するようにしてもよい。この場合、ノズルヘッド17の構成が、周縁位置Peに固定的に配置されるような構成であってもよい。
また、前述の実施形態において、基板Wの下面を、気体でなく液体(たとえば、DIW等の水)によって保護するようにしてもよい。
また、前述の実施形態において、基板Wの下面を保護流体で保護する構成を廃止してもよい。
また、前述の実施形態において、処理対象面である基板Wの上面が、基板Wの裏面(デバイス非形成面)Wbであるとして説明したが、基板Wの表面(デバイス形成面)Waを処理対象面としてもよい。
また、前述の実施形態において、基板Wの下面を保護流体で保護する構成を廃止してもよい。
また、前述の実施形態において、処理対象面である基板Wの上面が、基板Wの裏面(デバイス非形成面)Wbであるとして説明したが、基板Wの表面(デバイス形成面)Waを処理対象面としてもよい。
また、前述の実施形態では、基板処理装置1が円板状の基板Wを処理する装置である場合について説明したが、基板処理装置1が、液晶表示装置用ガラス基板などの多角形の基板を処理する装置であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
1 :基板処理装置
3 :制御装置
4 :処理チャンバ
5 :スピンチャック
7 :保護液供給ユニット(第1の処理液供給ユニット)
18 :ノズルアーム
20 :アーム移動ユニット(移動ユニット)
21 :液滴ノズル
21a :吐出部
22 :第1のカバー
23 :吸引ノズル(吸引ユニット)
24 :流体供給ユニット(第2の処理液供給ユニット)
50 :上面の周縁領域
52 :対向壁
53 :内部空間
62 :吸引配管(吸引ユニット)
63 :吸引バルブ(吸引ユニット)
81 :外壁
81a :下端縁
82 :内壁
83 :後壁
87 :第1の端部
88 :第2の端部
89 :第2のカバー
89a :下端縁
152 :対向壁
181 :外壁
201 :第1のテーパ
202 :第2のテーパ部
282 :外壁
A1 :回転軸線
LF :処理液の液膜
M :処理液のミスト
Pc :中央位置
Pe :周縁位置
W :基板
Z1 :第1の径方向(回転半径方向の内方)
Z2 :第2の径方向(回転半径方向の外方)
W11 :距離(第1の端部と吐出部との間の距離)
W12 :距離(第2の端部と吐出部との間の距離)
W13 :距離(外壁と吐出部との間の回転半径方向の距離)
W14 :距離(内壁と吐出部との間の回転半径方向の距離)
3 :制御装置
4 :処理チャンバ
5 :スピンチャック
7 :保護液供給ユニット(第1の処理液供給ユニット)
18 :ノズルアーム
20 :アーム移動ユニット(移動ユニット)
21 :液滴ノズル
21a :吐出部
22 :第1のカバー
23 :吸引ノズル(吸引ユニット)
24 :流体供給ユニット(第2の処理液供給ユニット)
50 :上面の周縁領域
52 :対向壁
53 :内部空間
62 :吸引配管(吸引ユニット)
63 :吸引バルブ(吸引ユニット)
81 :外壁
81a :下端縁
82 :内壁
83 :後壁
87 :第1の端部
88 :第2の端部
89 :第2のカバー
89a :下端縁
152 :対向壁
181 :外壁
201 :第1のテーパ
202 :第2のテーパ部
282 :外壁
A1 :回転軸線
LF :処理液の液膜
M :処理液のミスト
Pc :中央位置
Pe :周縁位置
W :基板
Z1 :第1の径方向(回転半径方向の内方)
Z2 :第2の径方向(回転半径方向の外方)
W11 :距離(第1の端部と吐出部との間の距離)
W12 :距離(第2の端部と吐出部との間の距離)
W13 :距離(外壁と吐出部との間の回転半径方向の距離)
W14 :距離(内壁と吐出部との間の回転半径方向の距離)
Claims (21)
- 基板を保持する基板保持ユニットと、
前記基板保持ユニットに保持されている基板の中央部を通る所定の回転軸線回りに、当該基板を回転させる基板回転ユニットと、
前記基板保持ユニットに保持されている基板の上面に処理液の液滴を吐出する吐出部を有する液滴ノズルと、
前記液滴ノズルと一体移動可能に設けられ、前記吐出部の周囲を被覆する第1のカバーとを含み、
前記第1のカバーは、前記液滴ノズルおよび前記第1のカバーが前記基板保持ユニットに保持されている基板の上面の周縁領域に対向する周縁位置に配置されている周縁配置状態において、前記液滴ノズルの、回転半径方向の外方を被覆する外壁を有し、
前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記外壁の少なくとも下端縁が、前記基板の周端よりも内方でかつ前記基板の周端に沿って延びるように、かつ当該第1のカバーの回転方向の下流側の第1の端部が前記吐出部に対し前記回転方向の下流側に空隙を隔てられるように設けられている、基板処理装置。 - 前記周縁配置状態において、前記第1のカバーの前記第1の端部は、水平方向に関し、前記吐出部と100mm以上離隔するように設けられている、請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、回転半径方向に垂直な水平方向に関する、前記第1のカバーの回転方向の上流側の第2の端部と前記吐出部との間の距離が、前記第1のカバーの前記第1の端部と前記吐出部との間の距離よりも短くなるように設けられている、請求項1または2に記載の基板処理装置。
- 前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記液滴ノズルを挟んで前記外壁に対し回転半径方向の内方に対向する内壁を有し、
前記第1のカバーは、前記周縁配置状態において、前記外壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離が、前記内壁と前記吐出部との間の回転半径方向の距離よりも短くなるように設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記外壁の下端縁は、前記外壁の全長に亘って水平に延びている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記外壁は、前記周縁配置状態において、鉛直に延びている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記外壁は、前記周縁配置状態において、上方に向かうに従って回転半径方向の外方に向かうテーパ状に設けられている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記外壁は、
前記周縁配置状態において、上方に向かうに従って回転半径方向の外方に向かうテーパ状に設けられた第1のテーパ部と、
前記周縁配置状態において、前記第1のテーパに連続し、上方に向かうに従って回転半径方向の内方に向かうテーパ状に設けられた第2のテーパ部とを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記周縁配置状態において、前記吐出部よりも回転方向の下流側に当該吐出部と空隙を隔てて配置される吸引口を有し、前記第1のカバーによって区画される内部空間の雰囲気を前記吸引口から吸引する吸引ユニットをさらに含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記吸引口は、水平方向に関し、前記吐出部と30mm以上で離隔するように設けられている、請求項9のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記周縁配置状態において、前記吸気口は、前記第1の端部と前記吐出部との間の中間位置よりも第1の端部側に寄って配置されている、請求項9または10に記載の基板処理装置。
- 前記吸引口は、前記吐出部よりも、上方に配置されている、請求項9〜11のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記第1のカバーの内部空間において、前記吐出部に対し回転半径方向の外方を被覆する第2のカバーをさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記第2のカバーは、前記吐出部の周囲の一部のみを被覆する、請求項13に記載の基板処理装置。
- 前記第2のカバーは、断面半円状に設けられている、請求項14に記載の基板処理装置。
- 前記基板の上面に処理液を供給する第1の処理液供給ユニットと、
前記液滴ノズルに処理液を供給する第2の処理液供給ユニットと、
前記基板回転ユニット、前記第1の処理液供給ユニットおよび前記第2の処理液供給ユニットを制御する制御装置とをさらに含み、
前記制御装置は、
前記第1の処理液供給ユニットを制御して、前記基板の上面に処理液を供給して前記上面に処理液の液膜を形成する液膜形成工程と、
前記基板を前記回転軸線回りに回転させる回転工程と、
前記回転工程に並行して、前記第2の処理液供給ユニットを制御して、前記処理液の液膜に向けて前記液滴の前記吐出部から前記処理液の液滴を噴射する液滴噴射工程とを実行する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の基板処理装置。 - 前記液滴ノズルおよび前記第1のカバーを一体的に保持するアームと、
前記アームを移動させることにより、前記液滴ノズルを、前記基板の上面に沿って移動させる移動ユニットとをさらに含み、
前記制御装置は、前記液滴噴射工程において、前記移動ユニットを制御して前記液滴ノズルを前記周縁位置に配置する、請求項16に記載の基板処理装置。 - 前記制御装置は、前記液滴噴射工程において、前記移動ユニットを制御して、前記液滴ノズルを、前記周縁位置と、前記基板の上面の中央部に対向する中央位置Pcとの間で移動させる、請求項17に記載の基板処理装置。
- 前記第1のカバーは、前記基板の上面に対向し、当該第1のカバーによって区画される内部空間の上端部を閉塞する対向壁をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の基板処理装置。
- 前記対向壁は、前記周縁配置状態において、回転方向の下流側に向かうに従って前記下方に下がるように設けられている、請求項19に記載の基板処理装置。
- 前記第1のカバーは、PTFE、PFA、PP、PEおよびPVCの少なくとも一つを用いて形成されている、請求項1〜20のいずれか一項に記載の基板処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017079110A JP2018182048A (ja) | 2017-04-12 | 2017-04-12 | 基板処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017079110A JP2018182048A (ja) | 2017-04-12 | 2017-04-12 | 基板処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018182048A true JP2018182048A (ja) | 2018-11-15 |
Family
ID=64275861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017079110A Pending JP2018182048A (ja) | 2017-04-12 | 2017-04-12 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018182048A (ja) |
-
2017
- 2017-04-12 JP JP2017079110A patent/JP2018182048A/ja active Pending
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