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JP2018181618A - 照明装置 - Google Patents

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夏 織 中津川
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尾 俊 平 西
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田 一 敏 石
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翔 吾 久保田
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Abstract

【課題】被照明領域を所望の照明パターン及び制約の無い所望の色で照明可能な照明装置を提供する。【解決手段】照明装置10は、コヒーレント光L1を射出する光源15と、光源15から射出したコヒーレント光L1が入射する蛍光体20と、コヒーレント光L1の光路に沿った光源15と蛍光体20との間に位置する回折光学素子40と、コヒーレント光L1の光路に沿った回折光学素子40と蛍光体20との間に位置する集光レンズ50と、蛍光体20から射出した波長変換光L2の光路上に設けられた結像光学系30と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示の実施形態は、照明装置に関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、レーザー光源とホログラム素子とを含んだ照明装置が知られている。特許文献1に開示された照明装置では、ホログラム素子が光源からの光を回折することで、所望の照明パターンで路面を照明することができる。
特開2015−132707号公報
ところで、昨今の照明装置に対するニーズの一つとして、被照明領域を所望の照明パターン及び所望の色で照明することがある。一般に、光の三原色である赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の波長域の光を射出する三種類のレーザー光源を用いて、所望の色で被照明領域を照明可能であると考えられている。しかしながら、実際はこれらのレーザー光源の出力の違い等により、被照明領域を照明可能な色には制約がある。
本開示の実施形態は、以上の点を考慮してなされたものであり、被照明領域を所望の照明パターン及び制約の無い所望の色で照明可能な照明装置を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態による照明装置は、
コヒーレント光を射出する光源と、
前記光源から射出したコヒーレント光が入射する蛍光体と、
前記コヒーレント光の光路に沿った前記光源と前記蛍光体との間に位置する回折光学素子と、
前記コヒーレント光の光路に沿った前記回折光学素子と前記蛍光体との間に位置する集光レンズと、
前記蛍光体から射出した波長変換光の光路上に設けられた結像光学系と、を備える。
また、本開示の一実施の形態による照明装置は、前記波長変換光の光路に沿った前記蛍光体と前記結像光学系との間に位置するマスクを、更に備えていてもよい。
この場合、前記マスクは、パターンを変更可能であってもよい。
また、本開示の一実施の形態による照明装置において、前記回折光学素子は、互いに異なる回折特性を有した複数の要素回折光学素子を含んでいてもよい。
また、本開示の一実施の形態による照明装置は、前記回折光学素子上における前記コヒーレント光の入射領域を変化させる可変マスクを更に備えていてもよい。
また、本開示の一実施の形態による照明装置は、前記コヒーレント光の光路を変化させ前記回折光学素子上での入射位置を変化させる走査手段を更に備えていてもよい。
本開示によれば、被照明領域を所望の照明パターン及び所望の色で照明することができる。
図1は、本開示による一実施の形態を説明するための図であって、照明装置を示す模式図である。 図2は、本開示による他の実施の形態を説明するための図であって、照明装置を示す模式図である。 図3は、図2に示す回折光学素子を示す平面図である。 図4Aは、被照明領域の所望の照明パターンを示す図であって、第1要素回折光学素子及び第3要素回折光学素子でレーザー光を回折させた場合の照明パターンを示す図である。 図4Bは、被照明領域の所望の照明パターンを示す図であって、第2要素回折光学素子及び第3要素回折光学素子でレーザー光を回折させた場合の照明パターンを示す図である。 図5は、図2に示す照明装置の一変形例を説明するための図であって、走査手段によりレーザー光の光路を変化させた場合における、レーザー光の回折光学素子上での入射位置の変化を示す図。 図6は、図2に示す照明装置の他の変形例を説明するための図であって、レーザー発光部を移動させることによりレーザー光の光路を変化させた場合における、レーザー光の回折光学素子上での入射位置の変化を示す図。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や、長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
(第1の実施の形態)
まず、図1を参照して、第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る照明装置10の一例を示す模式図である。照明装置10は、被照明領域Zを所望の照明パターン及び所望の色で照明する装置である。図示された例において、被照明領域Zは、ライン状の照明パターンを有しているが、これに限られない。被照明領域Zは、任意の照明パターンで照明されてよく、例えば図形や文字の形状を有する照明パターンで照明されてもよい。このような照明装置は、種々の分野、例えば自動車や船等の移動体の照明装置として、使用され得る。移動体に適用した場合、移動体の進行方向等の情報を示す照明パターンで地面や床面、水面、壁面等を照明して、当該情報を周囲に示すことができる。図1に示す例においては、照明装置10は自動車に適用されて、地面または床面を所望の照明パターン及び所望の色で照明するようになっている。
図1に示すように、第1の実施の形態において、照明装置10は、コヒーレント光L1を射出する光源15と、光源15から射出したコヒーレント光L1が入射してコヒーレント光L1とは波長の異なる光(波長変換光)L2を射出する蛍光体20と、蛍光体20から射出した波長変換光L2を結像する結像光学系30と、を有している。また、照明装置10は、光源15からのコヒーレント光L1の光路に沿った光源15と蛍光体20との間に、光源15からのコヒーレント光L1を回折する回折光学素子40と、回折光学素子40で回折したコヒーレント光L1を集光する集光レンズ50と、を有している。照明装置10は、更に、蛍光体20からの波長変換光L2の光路に沿った蛍光体20と結像光学系30との間に、マスク60を有している。
光源15から射出するコヒーレント光L1は、直進性に優れ、蛍光体20を高精度に照射するための光として好適である。以下の説明においては、コヒーレント光の好ましい例としてレーザー光を用いる。図1に示す例では、レーザー光源15は単一のレーザー発光部を有しているが、これに限られない。レーザー光源15は、複数のレーザー発光部を含んでいてもよい。レーザー光源15が複数のレーザー発光部を含むことで、蛍光体20に十分な光エネルギーを与えることが可能となる。
次に、回折光学素子40について説明する。回折光学素子40は、レーザー光源15から射出したレーザー光L1に対して回折作用を及ぼす素子である。回折光学素子40は、レーザー光L1の光路に沿ったレーザー光源15と蛍光体20との間、より具体的にはレーザー光源15と集光レンズ50との間に配置されている。回折光学素子40は、レーザー光源15からのレーザー光L1を回折して集光レンズ50に向ける。
図示された例において、照明装置10は、単一の回折光学素子40を有しているが、これに限られない。照明装置10は、複数の回折光学素子を有していてもよい。特に、照明装置10が複数のレーザー発光部を有する場合、回折光学素子は、複数のレーザー発光部のそれぞれに対応して設けられていてもよい。
一例として、回折光学素子40は、干渉縞パターンを記録されたホログラム記録媒体として構成される。干渉縞パターンを種々に調整することで、回折光学素子40で回折される光の進行方向、言い換えると、回折光学素子40で拡散される光の進行方向を、制御することができる。
ここで、図1に示す例においては、回折光学素子40は、回折光学素子40で回折されるレーザー光L1が蛍光体20を被照明領域Zの所望の照明パターンに対応した照明パターンで照明するように、回折光学素子40で拡散されるレーザー光L1の進行方向を制御する。蛍光体20が被照明領域Zの所望の照明パターンに対応した照明パターンで照明されると、蛍光体20が射出する波長変換光L2のパターンも当該所望の照明パターンに対応したパターンとなり、被照明領域Zを当該所望の照明パターンで照明することが可能である。このように回折光学素子40によってレーザー光L1の進行方向を制御することにより、レーザー光源15からのレーザー光L1を効率よく利用することができる。
回折光学素子40は、例えば実物の散乱板からの散乱光を物体光として用いて作製することができる。より具体的には、回折光学素子40の母体であるホログラム感光材料に、互いに干渉性を有するコヒーレント光からなる参照光と物体光とを照射すると、これらの光の干渉による干渉縞がホログラム感光材料に形成されて、回折光学素子40が作製される。参照光としては、コヒーレント光であるレーザー光が用いられ、物体光としては、例えば安価に入手可能な等方散乱板からの散乱光が用いられる。
回折光学素子40を作製する際に用いた参照光の光路を逆向きに進むよう回折光学素子40に向けてレーザー光を照射することで、回折光学素子40を作製する際に用いた物体光の元となる散乱板の配置位置に、散乱板の再生像が生成される。回折光学素子40を作製する際に用いられた物体光の元となる散乱板が均一的な面散乱をしていれば、回折光学素子40により得られる散乱板の再生像も、均一な面照明となる。
また、回折光学素子40に形成される複雑な干渉縞のパターンは、現実の物体光と参照光を用いて形成する代わりに、予定した再生照明光の波長や入射方向、並びに、再生されるべき像の形状や位置等に基づき計算機を用いて設計することが可能である。このようにして得られた回折光学素子40は、計算機合成ホログラム(CGH:Computer Generated Hologram)とも呼ばれる。
また、回折光学素子40上の各点における拡散角度特性が同じであるフーリエ変換ホログラムを計算機合成により形成してもよい。
回折光学素子40の具体的な形態としては、フォトポリマーを用いた体積型ホログラム記録媒体でもよいし、銀塩材料を含む感光媒体を利用して記録するタイプの体積型ホログラム記録媒体でもよいし、レリーフ型(エンボス型)のホログラム記録媒体でもよい。また、回折光学素子40は、透過型であってもよいし、反射型であってもよい。
次に、集光レンズ50について説明する。集光レンズ50は、レーザー光L1の光路に沿った回折光学素子40と蛍光体20との間に配置されている。集光レンズ50は、回折光学素子40で回折されて拡散するレーザー光L1を集光して、蛍光体20上でレーザー光L1が照射される領域を小面積化する。これにより、蛍光体20を照射するレーザー光L1のエネルギー密度を高めることができる。
次に、蛍光体20について説明する。蛍光体20は、集光レンズ50によって集光されるレーザー光L1によって照射される面積が最小となる位置、あるいはその近傍に配置されている。蛍光体20は、レーザー光L1が照射されるとき励起されて、蛍光体20に入射するレーザー光L1とは異なる波長域の波長変換光L2を放出する。例えば、蛍光体20は、青色の波長域のレーザー光が入射すると、黄色の波長域の波長変換光を放出する。照明装置10においては、蛍光体20から射出する波長変換光によって被照明領域Zを照明するので、蛍光体20を適宜選択することにより、被照明領域Zを所望の色で照明することができる。蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンは、蛍光体20に照射されるレーザー光L1のパターンと概ね同じである。
ここで、図1に示す例では、後述のように、蛍光体20から放出された波長変換光L2が被照明領域Zに直接照射される。すなわち、図1に示す例では、蛍光体20から放出される波長変換光L2の色(例えば黄色や白色)が、照明装置10から最終的に出射される光の色である。しかしながら、例えば、蛍光体20の下流側に特定の波長帯の光を透過させるフィルタを設け、蛍光体20から放出された波長変換光L2を当該フィルタに入射させることにより、照明装置10から最終的に出射される光の色を変更することができる。
結像光学系30は、蛍光体20から射出した波長変換光L2の光路上に設けられている。結像光学系30は、波長変換光L2を地面または床面上に結像させる。これにより、被照明領域Zは、波長変換光L2のパターンに応じた照明パターン及び波長変換光L2の波長域に応じた色で照明される。
ところで、上述のように、蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンは、蛍光体20に照射されるレーザー光L1のパターンに概ね一致している。しかしながら、蛍光体20の内部に伝搬した光の拡散等により、蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンが、レーザー光L1のパターンと比較してぼやけてしまうことがある。このような波長変換光L2を結像光学系30で結像させると、被照明領域Zは輪郭のぼやけた不鮮明な照明パターンで照明される。このため、本実施の形態では、波長変換光L2の光路に沿った蛍光体20と結像光学系30との間に、マスク60が配置されている。マスク60は、波長変換光L2を所望の透過パターン、すなわち被照明領域Zの所望の照明パターンに応じた透過パターン、で透過させる板状部材であるが、これに限られない。例えば、マスク60は、整形すべきパターンを可変とすることができる可変マスクであってもよい。このような可変マスクとして、空間光変調器を用いることができる。空間変調器には、透過型液晶表示装置、反射型の液晶表示装置、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等が用いられ得る。すなわち、マスク60は、所望の透過パターンで波長変換光L2を透過させる装置であってもよいし、所望の反射パターンで波長変換光L2を反射させる装置であってもよい。また、マスク60は、不要な波長変換光L2を吸収するようにしてもよいし、不要な波長変換光L2を結像光学系30以外に向けるようにしてもよい。
なお、蛍光体20が十分に薄く蛍光体20の内部に伝搬する光の拡散が少ない場合等、蛍光体20が射出する波長変換光L2のパターンが十分に鮮明である場合には、照明装置10は、マスク60を有していなくてもよい。
次に、以上に説明した構成からなる照明装置10の作用について説明する。
レーザー光源15から射出したレーザー光L1は、まず、回折光学素子40に入射する。回折光学素子40は、レーザー光源15から射出するレーザー光L1の中心波長に対応した干渉縞を記録しており、一定の方向から入射するレーザー光L1を所望の方向に高効率で回折することができる。図示された例において、回折光学素子40は、レーザー光L1を被照明領域Zの所望の照明パターンに対応したパターンで回折させ、回折光L1を、集光レンズ50に向けて拡散させる。
集光レンズ50に入射したレーザー光L1は、そのパターンを保ったまま集光レンズ50の焦点に向かって集光し、蛍光体20を照明する。
蛍光体20は、レーザー光L1によって励起されて、当該レーザー光L1とは異なる所望の波長域の波長変換光L2を射出する。蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンは、蛍光体20に入射するレーザー光L1のパターンと概ね同じであり、被照明領域Zの所望の照明パターンに対応したパターンである。波長変換光L2は、マスク60に入射する。マスク60を被照明領域Zの所望の照明パターンに対応した透過パターンで透過した波長変換光L2は、結像光学系30に入射する。結像光学系30に入射した波長変換光L2は、結像されて、被照明領域Zを所望の照明パターン及び所望の色で照明する。
なお、蛍光体20をレーザー光L1によって被照明領域Zの所望の照明パターンに対応する照明パターンで照明する場合について説明してきたが、これに限られない。具体的には、蛍光体20は、レーザー光L1によって、被照明領域Zの所望の照明パターンとは異なる照明パターンで照明されてもよい。この場合、蛍光体20が射出する波長変換光L2のパターンは、概ね当該異なるパターンと同じになるが、マスク60を透過させることによって、波長変換光L2のパターンを被照明領域Zの所望の照明パターンに対応したパターンにすることができる。この場合も、レーザー光源15からのレーザー光L1を効率よく利用しつつ、被照明領域Zを所望の照明パターンかつ所望の色で照明することができる。
また、マスク60は、既に説明したように、蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターン、結果として、被照明領域Zの照明パターンを変更可能であってもよい。
また、照明装置10は、他のレーザー光源と共に被照明領域Zを照明するものであってもよい。この場合、照明装置10の蛍光体20が射出する波長変換光L2を他のレーザー光源からのレーザー光と重ね合わせることにより、被照明領域Zを所望の色で照明してもよい。
以上のような本開示の実施形態によれば、照明装置10は、コヒーレント光L1を射出する光源15と、光源15から射出したコヒーレント光L1が入射する蛍光体20と、コヒーレント光L1の光路に沿った光源15と蛍光体20との間に位置する回折光学素子40と、コヒーレント光L1の光路に沿った回折光学素子40と蛍光体20との間に位置する集光レンズ50と、蛍光体20から射出した波長変換光L2の光路上に設けられた結像光学系30と、を備える。
このような照明装置10では、蛍光体20から射出した波長変換光L2を被照明領域Zに入射させることにより、被照明領域Zを所望の色で照明することができる。また、光源15から射出したコヒーレント光L1を回折光学素子40で回折させて蛍光体20に入射させることにより、光源15からのコヒーレント光L1を効率よく利用することができる。さらに、コヒーレント光L1を回折光学素子40で被照明領域Zの所望の照明パターンに対応したパターンで回折させて蛍光体20に入射させれば、蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンも当該所望の照明パターンに対応したパターンとなり、コヒーレント光L1をより一層効率よく利用することができ、また、被照明領域Zを当該所望の照明パターンで照明することができる。
例えば、照明装置10は、波長変換光L2の光路に沿った蛍光体20と結像光学系30との間に位置するマスク60をさらに備えていてもよい。この場合、蛍光体20から射出する波長変換光L2のパターンにかかわらず、結像光学系30に入射する波長変換光L2のパターンを、被照明領域Zの所望の照明パターンに対応したパターンにすることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図2乃至図4Bを参照して、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、第1の実施の形態の照明装置と比較して、レーザー光源が複数のレーザー発光部を有している点、回折光学素子が複数の要素回折光学素子を含んでいる点、照明装置が回折光学素子上におけるレーザー光の入射領域を変化させる可変マスクを備えている点、及び蛍光体と結像光学系との間に配置されたマスクが透過パターンを変更可能である点が異なっている。しかし、他の構成は第1の実施の形態と略同一である。以下の説明及び以下の説明で用いる図面では、上述した第1の実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の第1の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
図2は、図1に対応する図であって、第2の実施の形態に係る照明装置110の一例を示す模式図である。図2に示すように、レーザー光源115は、レーザー光L1aを射出する第1レーザー発光部115a、及び、レーザー光L1bを射出する第2レーザー発光部115bを有している。また、図3に示すように、回折光学素子140は、第1〜第3要素回折光学素子140a,140b,140cを有している。第1〜第3要素回折光学素子140a,140b,140cは、1つの光学素子を平面分割するようにして、配置されている。図2に示すように、第1〜第2要素回折光学素子140a,140bは、レーザー光L1aの光路に沿った、第1レーザー発光部115aと集光レンズ50との間に配置されている。また、第3要素回折光学素子140cは、レーザー光L1bの光路に沿った、第2レーザー発光部115bと集光レンズ50との間に配置されている。なお、複数の要素回折光学素子140a,140b,140cは、互いに接している必要はなく、互いから離間していてもよい。
第1〜第3要素回折光学素子140a,140b,140cは、それぞれ異なる回折特性を有する。図2に示す例においては、第1〜第2要素回折光学素子140a,140bは、第1〜第2要素回折光学素子140a,140bで回折されるレーザー光L1aのパターンが、それぞれ、図4A及び図4Bに示す要素被照明領域Za,Zbの所望の照明パターンに対応したパターンとなるように、レーザー光L1aを回折する。また、第3要素回折光学素子140cは、第3要素回折光学素子140cで回折されるレーザー光L1bのパターンが図4A及び図4Bに示す要素被照明領域Zcの所望の照明パターンに対応したパターンとなるように、レーザー光L1bを回折する。
レーザー光L1aの光路に沿った第1レーザー発光部115aと第1〜第2要素回折光学素子140a,140bとの間には、可変マスク70が配置されている。可変マスク70は、回折光学素子140上におけるレーザー光L1aの入射領域を、第1要素回折光学素子140aと第2要素回折光学素子140bとの間で変化させる。具体的には、可変マスク70は、レーザー光L1aの第1レーザー発光部115aと第1要素回折光学素子140aとの間の光路、あるいは、レーザー光L1aの第1レーザー発光部115aと第2要素回折光学素子140bとの間の光路を、選択的に塞ぐことにより、回折光学素子140上におけるレーザー光L1aの入射領域を変化させる。このような可変マスク70として、例えば空間光変調器を用いることができ、空間光変調器としては、透過型液晶表示装置、反射型の液晶表示装置、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等が例示される。
蛍光体20は、レーザー光L1a,L1bが入射すると励起されて、波長変換光L2a,L2bを射出する。
波長変換光L2a,L2bの光路に沿った蛍光体20と結像光学系30との間に配置されたマスク160は、所望の透過パターンで波長変換光L2a,L2bを透過させる。マスク160は、その透過パターンを変更可能であり、可変マスク70の動作に伴って透過パターンを変更させる。具体的には、可変マスク70がレーザー光L1aを第1要素回折光学素子140aに入射させる場合には、マスク160は、図4Aに示す所望の照明パターンZ1に対応した透過パターンで波長変換光L2a,L2bを透過させる。また、可変マスク70がレーザー光L1aを第2要素回折光学素子140bに入射させる場合には、マスク160は、図4Bに示す所望の照明パターンZ2に対応した透過パターンで波長変換光L2a,L2bを透過させる。このようなマスク160として、例えば空間光変調器を用いることができ、空間光変調器としては、透過型液晶表示装置、反射型の液晶表示装置、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等が例示される。
次に、以上に説明した構成からなる照明装置110の作用について説明する。
レーザー光源15の第2レーザー発光部115bから射出したレーザー光L1bは、回折光学素子40の第3要素回折光学素子140cに入射する。第3要素回折光学素子140cは、レーザー光L1bを図4A及び図4Bに示す要素被照明領域Zcに対応したパターンで回折させ、回折光L1bを、集光レンズ50に向けて拡散させる。一方、レーザー光源15の第1レーザー発光部115aから射出したレーザー光L1aは、まず、可変マスク70に入射する。可変マスク70は、回折光学素子140上におけるレーザー光L1aの入射領域を変化させる。可変マスク70を透過したレーザー光L1aは、回折光学素子40の第1要素回折光学素子140a及び第2要素回折光学素子140bのいずれかに入射する。第1及び第2要素回折光学素子140a,140bは、それぞれ、レーザー光L1aを図4A及び図4Bに示す要素被照明領域Za,Zbに対応したパターンで回折させ、回折光L1aを、集光レンズ50に向けて拡散させる。
集光レンズ50に入射したレーザー光L1a,L1bは、そのパターンを保ったまま、集光レンズ50の焦点に向かって集光し、蛍光体20に入射する。このとき、第1及び第3要素回折光学素子140a,140cで回折したレーザー光L1a,L1bは、蛍光体20を図4Aに示す被照明領域Z1に対応する照明パターンで照明する。また、第2及び第3要素回折光学素子140b,140cで回折したレーザー光L1a,L1bは、蛍光体20を図4Bに示す被照明領域Z2に対応する照明パターンで照明する。
蛍光体20は、レーザー光L1a,L1bによって励起されて、当該レーザー光L1a,L1bとは異なる波長域の波長変換光L2a,L2bを射出する。蛍光体20から射出する波長変換光L2a,L2bのパターンは、蛍光体20に入射するレーザー光L1a,L1bのパターンと概ね同じである。波長変換光L2a,L2bは、マスク160に入射し、マスク160を所望の透過パターンで透過する。具体的には、可変マスク70がレーザー光L1aを第1要素回折光学素子140aに入射させた場合、波長変換光L2a,L2bは、マスク160を、図4Aに示す被照明領域Z1の所望の照明パターンに対応した透過パターンで透過する。また、可変マスク70がレーザー光L1aを第2要素回折光学素子140bに入射させた場合、波長変換光L2a,L2bは、マスク160を、図4Bに示す被照明領域Z2の所望の照明パターンに対応した透過パターンで透過する。マスク160を透過した波長変換光L2a,L2bは、結像光学系30に入射して結像され、被照明領域Z1あるいは被照明領域Z2を、所望の照明パターン及び色で照明する。
なお、可変マスク70が回折光学素子140上におけるレーザー光L1aの入射領域を変化させる場合について説明してきたが、これに限られない。具体的には、図5に示すように、照明装置110は、レーザー光L1aの光路に沿った第1レーザー発光部115aと第1〜第2要素回折光学素子140a,140bとの間に、レーザー光L1aの光路を変化させて回折光学素子140上でのレーザー光L1aの入射位置を変化させる走査手段80を備えていてもよい。この場合、第1レーザー発光部115aからのレーザー光L1aは、第1〜第2要素回折光学素子140a,140bの入射面上を走査するようになる。
走査手段80は、例えば、互いに交差する方向とそれぞれ平行な二つの回転軸周りに回転可能な反射鏡を含む。反射鏡を二つの回転軸周りに回転させることで、第1レーザー発光部115aからのレーザー光L1aは第1〜第2要素回折光学素子140a,140bの入射面上を二次元的に走査することが可能となる。
あるいは、図6に示すように、第1レーザー発光部115aを移動させることにより、回折光学素子140上におけるレーザー光L1aの入射領域を変化させてもよい。
また、図2に示された例において、第1レーザー発光部115a及び第2レーザー発光部115bが設けられている例を示したが、この例に限られず、単一のレーザー光源が用いられ、単一のレーザー光源から射出したレーザー光が、第1要素回折光学素子140a,第2要素回折光学素子140b,第3要素回折光学素子140cに入射するようにしてもよい。
さらに、照明装置110は、他のレーザー光源と共に被照明領域Zを照明するものであってもよい。この場合、照明装置110の蛍光体20が射出する波長変換光を他のレーザー光源からのレーザー光と重ね合わせることにより、被照明領域Zを所望の色で照明してもよい。
以上のような本開示の実施形態によれば、回折光学素子140は、互いに異なる回折特性を有した複数の要素回折光学素子140a,140b,140cを含んでいる。この場合、照明装置110は、より精度良く被照明領域Z1,Z2を照明することができる。
また、照明装置110は、回折光学素子140上におけるコヒーレント光L1aの入射領域を変化させる可変マスク70を更に備えている。この場合、照明装置110は、コヒーレント光L1aが入射する要素回折光学素子140a,140bを変更することにより、被照明領域Z1,Z2を複数の所望の照明パターンで照明することができる。
あるいは、照明装置110は、コヒーレント光L1aの光路を変化させ回折光学素子140上での入射位置を変化させる走査手段80を更に備えていてもよい。この場合も、照明装置110は、コヒーレント光L1aが入射する要素回折光学素子140a,140bを変更することにより、被照明領域Z1,Z2を複数の所望の照明パターンで照明することができる。
以上において、複数の実施の形態とその変形例を説明してきたが、当然に、異なる実施形態や異なる変形例として説明された複数の構成を適宜組み合わせることも可能である。
10 照明装置
15 光源
20 蛍光体
30 結像光学系
40 回折光学素子
50 集光レンズ
60 マスク
80 走査手段

Claims (6)

  1. コヒーレント光を射出する光源と、
    前記光源から射出したコヒーレント光が入射する蛍光体と、
    前記コヒーレント光の光路に沿った前記光源と前記蛍光体との間に位置する回折光学素子と、
    前記コヒーレント光の光路に沿った前記回折光学素子と前記蛍光体との間に位置する集光レンズと、
    前記蛍光体から射出した波長変換光の光路上に設けられた結像光学系と、を備える、照明装置。
  2. 前記波長変換光の光路に沿った前記蛍光体と前記結像光学系との間に位置するマスクを、更に備える、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記マスクは、パターンを変更可能である、請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記回折光学素子は、互いに異なる回折特性を有した複数の要素回折光学素子を含んでいる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記回折光学素子上における前記コヒーレント光の入射領域を変化させる可変マスクを更に備える、請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記コヒーレント光の光路を変化させ前記回折光学素子上での入射位置を変化させる走査手段を更に備える、請求項4に記載の照明装置。
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