JP2018181519A - 非水電解質二次電池 - Google Patents
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Abstract
Description
電池ケースは、その内部に、非水電解質や電極群等を通常備えている。本明細書の「電池ケースの内部」とは、電池ケースにおいて、非水電解質や電極群等が収納されている側を意味する。また、本明細書の「電池ケースの内側表面」とは、当該電池ケースの内部における表面を意味する。電池ケースは、たとえば角形(扁平直方体)であってもよいし、円筒形であってもよいし、袋状であってもよい。たとえばアルミニウム(Al)、Al合金等の金属が電池ケースを構成する。ただし、電池ケースが所定の密閉性を有する限り、たとえば金属および樹脂の複合材が電池ケースを構成してもよい。金属および樹脂の複合材としては、たとえばアルミラミネートフィルム等が挙げられる。電池ケースは、外部端子、注液孔、ガス排出弁、電流遮断機構(CID)等を備えていてもよい。
膨張黒鉛層20は、膨張黒鉛とバインダとを含んでいる。すなわち、膨張黒鉛層20は、70質量%以上の膨張黒鉛と30質量%以下のバインダとからなる。膨張黒鉛層20中の膨張黒鉛の含有量が70質量%未満の場合(すなわち、膨張黒鉛層20中の、バインダの含有量が30質量%を超える場合)、膨張黒鉛層20に含まれる膨張黒鉛の絶対量が不足し、非水電解質二次電池の発熱を十分に抑制できないおそれがある。膨張黒鉛層20におけるバインダの含有量の下限値(すなわち、膨張黒鉛層20中の膨張黒鉛の上限値)は、膨張黒鉛層を形成できる限り限定されない。膨張黒鉛層20中の膨張黒鉛の含有量は、70質量%以上99.5質量%以下であってもよいし、81質量%以上99.0質量%以下であってもよいし、85質量%以上98質量%以下であってもよい。また、張黒鉛層20中のバインダの含有量は、0.5質量%以上30質量%以下であってもよいし、1質量%以上19質量%以下であってもよいし、2質量%以上15質量%以下であってもよい。
膨張黒鉛は、天然黒鉛や合成黒鉛等の黒鉛に硫酸等の酸や有機化合物等をインターカレートしたものをいう。黒鉛としては、鱗片状の黒鉛を用いることが望ましい。膨張黒鉛の膨張開始温度は特に限定されないが、たとえば150℃以上220℃以下であってもよい。なお、本明細書の「膨張開始温度」とは、膨張黒鉛の体積変化が生じる温度をいう。膨張黒鉛の膨張倍率は特に限定されないが、たとえば150%以上400%以下であってもよい。なお、本明細書の「膨張倍率」は、熱により膨張した後の膨張黒鉛の体積を、熱で膨張する前の膨張黒鉛の体積で割り、100を乗じることにより求められる。膨張前の膨張黒鉛の粒径は特に限定されないが、たとえば10μm以上100μm以下であってもよい。
膨張黒鉛層20に含まれるバインダは特に限定されるべきではない。バインダは、たとえばスチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、アクリル系樹脂、アラミド樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等であってもよい。
高熱伝導性層30は、高い面方向の熱伝導率を有している。高熱伝導性層30は、たとえば300W/m・K以上600W/m・K以下の面方向の熱伝導率を有してもよい。なお、電池ケース10は、たとえば200W/m・K以上250W/m・K以下の面方向の熱伝導率を有しており、膨張黒鉛層20は、たとえば100W/m・K以上250W/m・K以下の面方向の熱伝導率を有している。すなわち、高熱伝導性層30は、電池ケース10および膨張黒鉛層20と比較して、面方向の熱伝導率が高い。高熱伝導性層30を構成する材料は、たとえば黒鉛が配向したシートであって、ベーサル面に黒鉛が配向した面を有するシートを用いることができる。高熱伝導性層30は、たとえば80μm以上120μm以下の厚さを有してもよい。
本開示の非水電解質二次電池は、上記の電池ケースを備える限り、従来公知の構成を備えることができる。従来公知の構成とは、たとえば正極と、負極と、正極と負極との間に配置されたセパレータとを有する電極体を備え、この電極体が非水電解質とともに電池ケースに配置される構成をいう。すなわち、非水電解二次電池は、電池ケースを備える。電極体は、扁平に巻回した形態(巻回電極体)とすることができる。
正極は、正極集電体と、正極集電体の主面上に形成された正極合材層とを含む。正極集電体は、たとえばアルミニウム(Al)箔等であってもよい。Al箔は、純Al箔であってもよいし、Al合金箔であってもよい。正極集電体は、たとえば10〜30μmの厚さを有してもよい。
正極合材層は、正極活物質、導電材およびバインダを含む。正極合材層は、たとえば80〜98質量%の正極活物質、1〜15質量%以下の導電材および1〜5質量%以下のバインダを含んでもよい。正極合材層は、たとえば100〜200μmの厚さを有してもよい。
正極活物質、導電材およびバインダは特に限定されるべきではない。正極活物質は、たとえばLiCoO2、LiNiO2、LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2(NCM)、LiMnO2、LiMn2O4、LiFePO4等であってもよい。導電材は、たとえばアセチレンブラック(AB)、ファーネスブラック、気相成長炭素繊維(VGCF)、黒鉛等であってもよい。バインダは、たとえばPVdF、PTFE等であってもよい。
負極は、負極集電体と、負極集電体の主面上に形成された負極合材層とを含む。負極集電体は、たとえば銅(Cu)箔等であってもよい。負極集電体は、たとえば5〜20μm程度の厚さを有してもよい。
負極合材層は、負極活物質およびバインダを含む。負極合材層は、たとえば95〜99質量%の負極活物質、および1〜5質量%のバインダを含んでもよい。負極合材層は、たとえば50〜150μm程度の厚さを有してもよい。
負極活物質およびバインダは特に限定されるべきではない。負極活物質は、たとえば黒鉛、易黒鉛化性炭素、難黒鉛化性炭素、珪素、酸化珪素、錫、酸化錫等であってもよい。また、これらに非晶質炭素による被覆処理を行ってもよい。バインダは、たとえばカルボキシメチルセルロース(CMC)、スチレンブタジエンゴム(SBR)等であってもよい。
非水電解質は、リチウム塩、添加剤および溶媒を含む。リチウム塩は、たとえばLiPF6、LiFSI等であってもよい。添加剤は、たとえばLi[B(C2O4)]、LiPO2F2、ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、フルオロエチレンカーボネート(FEC)、エチレンサルファイト(ES)、プロパンサルトン(PS)、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド(LiTFSI)、LiBF2(C2O4)、LiPF2(C2O4)2等であってもよい。溶媒は、たとえば環状カーボネートと鎖状カーボネートとの混合物でよい。環状カーボネートと鎖状カーボネートとの混合比は、体積比で、たとえば環状カーボネート:鎖状カーボネート=1:9〜5:5でよい。環状カーボネートとしては、たとえば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)等であってもよい。鎖状カーボネートは、たとえば、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)等であってもよい。
セパレータには、たとえばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の微多孔膜が好適である。セパレータは、PEの単層構造であってもよいし、PP膜、PE膜、およびPP膜がこの順序で積層される3層構造を有してもよい。セパレータの厚さは、たとえば9〜30μm程度であってもよい。セパレータが上述の3層構造を有する場合、PE層の厚さは、たとえば3〜10μm程度であってもよく、PP層の厚さは、たとえば3〜10μm程度であってもよい。セパレータの孔径および空孔率は、透気度が所望の値となるように適宜調整すればよい。またセパレータは、複数の微多孔膜が積層されたものであってもよいし、その表面に無機フィラーおよびバインダを含む耐熱層が形成されたものであってもよい。耐熱層に含まれる無機フィラーは、たとえばアルミナ、ベーマイト、チタニア、ジルコニア、マグネシア等であってもよい。耐熱層に含まれるバインダは、たとえばPVdF、アラミド、SBR、PTFE等であってもよい。耐熱層に含まれるバインダの量は、2〜30質量%であってもよく、耐熱層の厚さは、たとえば3〜10μm程度であってもよい。
本開示において示される非水電解質二次電池は、たとえばハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)、電気自動車(EV)等の動力電源として用いられる。
《実施例1》
1.膨張黒鉛層の形成
膨張開始温度160℃、膨張倍率200%の膨張黒鉛、およびバインダ(SBR)を用意した。当該膨張黒鉛およびSBRを混合し、その後圧延することにより、膨張黒鉛98質量%およびSBR2質量%からなる、厚さ70μmのシート状の膨張黒鉛層を作製した。
500W/m・Kの面方向の熱伝導率を有する、厚さ100μmのグラファイトシート(日本ユニバーサル電気株式会社製)を用意した。上述の膨張黒鉛層上にSBR1質量%を混合した水溶液を塗布し、当該グラファイトシートを貼り付けることにより、当該シートを膨張黒鉛層上に配置した。これにより、膨張黒鉛層上に、高熱伝導層が配置された。
高熱伝導層が配置された膨張黒鉛層を、電池ケースの内側表面上にPVdFをバインダとして用いることにより、電池ケースの内側表面上に配置した。これにより、電池ケースの内側表面上に膨張黒鉛層が配置され、当該膨張黒鉛層上に高熱伝導層が配置される構成が形成された。なお、電池ケースの形状は円筒形(直径18mm、高さ50mm)であった。
以下の材料が準備された。
正極活物質:LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2(NCM)
導電材:AB
バインダ:PVdF
溶媒:N−メチル−2ピロリドン(NMP)
正極集電体である厚さ15μmのAl箔の両主面に、上記で得られた正極合材ペーストが塗布され、乾燥された。これにより、Al箔の両主面に150μmの厚さを有する正極合材層が形成された。以上より、非水電解質二次電池用正極が形成された。正極は圧延され、帯状に裁断された。
以下の材料が準備された。
負極活物質:非晶質コートグラファイト
増粘材:CMC
バインダ:SBR
溶媒:水
ここで、本明細書の「非晶質コートグラファイト」とは、グラファイトに、非晶質炭素による被覆処理をさらに施したものをいう。
負極集電体である厚さ10μmのCu箔の両主面に、上記負極合材ペーストが塗布され、乾燥された。これにより、Cu箔の両主面に80μmの厚さを有する負極合材層が形成された。以上により、非水電解質二次電池用負極が形成された。負極は圧延され、帯状に裁断された。
以下の組成を有する非水電解質が準備された。
溶媒組成:[EC:EMC:DMC=3:3:4(体積比)]
支持塩:LiPF6(1.1mоl/L)
添加剤:Li[B(C2O4)]およびLiPO2F2
帯状の正極、帯状の負極および帯状のセパレータ(PP/PE/PPの三層構造)がそれぞれ準備された。セパレータを挟んで、正極と負極とが対向するように、正極、セパレータ、負極、セパレータの順で積層され、さらに渦巻状に巻回された。これにより電極群が構成された。正極および負極に端子がそれぞれ接続された。アルミニウムからなり、内側表面に、膨張黒鉛層が配置され、当該膨張黒鉛層上に高熱伝導層が配置されている電池ケースに電極群が収納された。電池ケースに非水電解質が注入され、電池ケースが密閉された。以上より、非水電解質二次電池が製造された。非水電解質二次電池は、2.5〜4.1Vの電圧範囲で1.0Ahの容量を有するように設計されている。なお、正負極容量比(負極容量/正極容量)は1.8であった。以上により、表1に記載の実施例1に係る非水電解質二次電池を得た。
下記表1に示す、高熱伝導性層の面方向の熱伝導率、膨張黒鉛の膨張開始温度、膨張黒鉛の膨張倍率、膨張黒鉛層中のバインダの種類、膨張黒鉛層中の膨張黒鉛とバインダの比、膨張黒鉛層の厚みのうち、何れか1以上を変更することを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケース内側表面上に高熱伝導層を配置し、当該高熱伝導層上に膨張黒鉛層を配置したことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケース外側表面上に膨張黒鉛層を配置し、当該膨張黒鉛層上に高熱伝導層を配置したことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケース外側表面上に高熱伝導層を配置し、当該高熱伝導層上に膨張黒鉛層を配置したことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケースに膨張黒鉛層および高熱伝導層を設けないことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
膨張開始温度160℃、膨張倍率200%の膨張黒鉛30質量%、ポリウレタン40質量%およびポリプロピレン30質量%を混合した後、当該混合物を冷間圧延して100μmのシートを作製した。なお、当該シートは、特許文献1の実施例1に記載の安全フィルムの構成と同様の構成を有したものとなる。当該シートを電池ケースの内側表面上に膨張黒鉛層として配置し、高熱伝導層を設けないことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケースの外側表面に比較例2にて作製したシートを膨張黒鉛層として配置したことを除いては、比較例2と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
厚さ20μmのポリプロピレンフィルム上に、膨張開始温度160℃、膨張倍率200%の膨張黒鉛30質量%含有するポリウレタン塗料を塗布し、厚さ100μmの厚さを有するシートを作製した。なお、当該シートは、特許文献1段落0012の(2)に記載の安全フィルムの構成と同様の構成を有したものとなる。当該シートを電池ケースの内側表面上に膨張黒鉛層として配置し、高熱伝導層を設けないことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケースの外側表面に比較例4にて作製したシートを膨張黒鉛層として配置したことを除いては、比較例4と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
膨張開始温度160℃、膨張倍率200%の膨張黒鉛30質量%、ポリウレタン70質量%からなる混合物を冷間圧延し、厚さ100μmの厚さを有するシートを作製した。なお、当該シートは、特許文献1の実施例2に記載の安全フィルムの構成と同様の構成を有したものとなる。当該シートを電池ケースの内側表面上に膨張黒鉛層として配置し、高熱伝導層を設けないことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケースの外側表面に比較例6にて作製したシートを膨張黒鉛層として配置したことを除いては、比較例6と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
膨張黒鉛を30質量%含有するポリウレタン塗料を塗布し、厚さ100μmの厚さを有するシートを作製した。なお、当該シートは、特許文献1段落0012の(3)に記載の安全フィルムの構成と同様の構成を有したものとなる。当該シートを電池ケースの内側表面上に膨張黒鉛層として配置し、高熱伝導層を設けないことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
電池ケースの外側表面に比較例8にて作製したシートを膨張黒鉛層として配置したことを除いては、比較例8と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
膨張黒鉛層上に高熱伝導層が配置しなかったことを除いては、実施例1と同様にして非水電解質二次電池が作製された。
以下のようにして上記で得た各非水電解質二次電池の評価を行なった。結果を表1および表2に示す。
温度25℃に設定された恒温槽内に、未使用の各実施例、比較例および参考例に係る非水電解質二次電池(初期電池)が配置された。充電を2.5Cの電流により、240秒間行い、放電を30Cで20秒間行うことを1サイクルとした。ここで、1Cの電流とは、非水電解質二次電池の充電状態が100%に調整された非水電解質二次電池を放電して、ちょうど1時間で放電終了となる一定の電流である。なお、複数回のサイクルを行う際には、各サイクルの間に120秒の間隔を設けた。1サイクル後と1000サイクル後の電池抵抗を測定し、1サイクル後の電池抵抗を100として、1000サイクル後の電池抵抗を相対評価した。結果は下記表1および表2の「劣化評価」の欄に示されている。なお、劣化評価の値が大きいほど、1000サイクル後の電池抵抗が増加していることを示す。
釘刺し試験によって、内部短絡時の発熱を評価した。試験手順は次のとおりである。先ず25℃において非水電解質二次電池を4.1Vまで充電した。非水電解質二次電池の表面に熱電対を取り付け、非水電解質二次電池を60℃まで加熱した。φ3mmの釘を準備した。60℃において、非水電解質二次電池の中央部に釘を刺し込み、強制的に内部短絡を生じさせた。熱電対によって、短絡後の非水電解質二次電池表面の最高到達温度を測定した。結果は下記表1および表2の「到達温度」の欄に示されている。
上記表1および表2に示されるように、実施例1〜22は比較例1〜10と比較して、優れた発熱抑制効果が得られることが示された。各実施例では、釘刺し試験による短絡により非水電解質二次電池内に熱が発生した場合、発生した熱は高熱伝導性層を介して短時間で膨張黒鉛層の広範囲に達したものと考えられる。膨張黒鉛層に達した熱により膨張黒鉛層に含まれる膨張黒鉛は吸熱反応を伴って膨張するため、短絡により発生した熱が吸収され、非水電解質二次電池の温度上昇が抑制されたと考えられる。これにより、内部短絡等の異常時において、非水電解質二次電池内の発熱が抑制されることが期待される。
Claims (1)
- 電池ケースを備え、
前記電池ケースには、膨張黒鉛層および高熱伝導性層が配置され、
前記膨張黒鉛層は、70質量%以上の膨張黒鉛と、30質量%以下のバインダとからなり、
前記高熱伝導性層の面方向の熱伝導率が、前記電池ケースの面方向の熱伝導率および前記膨張黒鉛層の面方向の熱伝導率よりも高い、
非水電解質二次電池。
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