JP2018179509A - レジンコンクリートの強度推定方法および推定システム - Google Patents
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Abstract
Description
製造直後は,骨材強度よりも結合材強度および界面付着力が強いため、まず骨材が割れ、この後、直ちに骨材周辺の樹脂に応力が集中して樹脂も破断する[図2の(a)]。この第1段階では、樹脂(樹脂+炭酸カルシウム)の部分を水が拡散し、時間の経過とともに樹脂の部分の強度や骨材との付着力が低下していても、レジンコンクリートの強度は最も弱い骨材の強度で決まるため、レジンコンクリートの強度は一定である。この強度が一定の期間は、非特許文献の式(1)におけるレジンコンクリートの強度が一定の誘導期間τのことである。
一方、劣化が進行した後は、結合材強度もしくは界面付着力が低下して骨材強度を下回るため、骨材は割れず、骨材に沿った割れが生じる。このため、時間の経過とともに樹脂の部分の強度や、界面付着力が低下すると、レジンコンクリートの強度も低下する。
次に、強度低下を推定する方法について具体的に説明する。まず、厚さ1cm、平面視の形状が25×25cmの、板状のレジンコンクリート試料を作製した。複数のレジンコンクリート試料を作製した。これらの試料の初期強度を測定したところ、レジンコンクリート3個の平均曲げ強度は、250kg/cm2であった。残る試料を80℃、90℃、100℃の恒温水槽中に設置し、時間経過とともに3個ずつ取り出して曲げ強度と重量変化を測定し、平均曲げ強度を算出した。最終的にレジンコンクリートは100kg/cm2まで曲げ強度が低下した後、強度変化が見られなくなった。
また、処理槽321は、例えば、収容されている湿度100%の空気を温度60℃に維持している。処理槽322は、例えば、収容されている湿度100%の空気を温度80℃に維持している。処理槽323は、例えば、収容されている湿度100%の空気を温度100℃に維持している。
Claims (8)
- レジンコンクリートの含水量の変化と前記レジンコンクリートの強度の変化との間の比例関係を求める第1工程と、
前記レジンコンクリートの含水量を求める第2工程と、
前記第2工程で求めた前記レジンコンクリートの含水量から前記比例関係より前記レジンコンクリートの強度を推定する第3工程と
を備えることを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 請求項1記載のレジンコンクリートの強度推定方法において、
前記第1工程では、
前記レジンコンクリートからなる同一の寸法の複数の試料を用意し、
前記レジンコンクリートが使用される使用箇所の温度より高い範囲で設定した、水の中または多湿とした空気中に前記試料を配置し、所定の時間が経過するとともに取り出して前記試料の強度の測定を実施して、時間経過による前記レジンコンクリートの初期強度からの強度の低下および重量変化を測定し、
測定された時間経過による強度の低下の測定値と重量変化の測定値との関係から前記比例関係を求める
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 請求項1または2記載のレジンコンクリートの強度推定方法において、
前記第2工程では、ある温度における前記レジンコンクリート中の水の拡散係数と、前記レジンコンクリートにおける水の拡散の活性化エネルギーとを用いて前記レジンコンクリートにおける含水量の経時変化を求め、
前記第3工程では、前記第2工程で求めた前記レジンコンクリートにおける含水量の経時変化から前記比例関係より前記レジンコンクリートの経時的な強度変化を推定する
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 請求項3記載のレジンコンクリートの強度推定方法において、
前記第2工程では、複数の温度における前記レジンコンクリート中の水の拡散係数を求め、求めた各温度における拡散係数から、前記レジンコンクリートにおける水の拡散の活性化エネルギーを算出する
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 請求項4記載のレジンコンクリートの強度推定方法において、
前記第2工程では、
前記レジンコンクリートにおけるある温度の拡散係数、前記レジンコンクリートにおける水の拡散の活性化エネルギー、経過時間、および前記レジンコンクリートの設置環境の温度から、差分法により前記レジンコンクリートの含水量を計算する
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 請求項5記載のレジンコンクリートの強度推定方法において、
前記第2工程における前記レジンコンクリートの含水量の計算では、
所定の温度における前記レジンコンクリートにおける水の拡散係数での前記レジンコンクリートの経時的な含水量の変化の計算結果について、含水量を被説明変数、前記経過時間を説明変数としてある温度における前記レジンコンクリートにおける含水量の経時変化の多項式近似を実施して近似式を作成し、
前記近似式を、前記活性化エネルギーを用いて前記経過時間を補正して用いることで、前記近似式を作成する際の温度とは異なる温度とされた前記レジンコンクリートの経時的な含水量の変化を計算する
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度推定方法。 - 評価対象のレジンコンクリートが使用される使用箇所の温度より高い範囲の温度の雰囲気として前記レジンコンクリートからなる試料の強度を低下させる強度低下部と、
前記強度低下部で強度が低下した前記試料の曲げ強度もしくは引張強度を測定する強度測定部と、
前記強度低下部で強度が低下した前記試料の重量の増加を測定する重量測定部と、
前記強度低下部を用いて強度を低下させた前記試料の強度の低下を前記強度測定部で測定した強度低下測定結果と、前記強度低下部を用いて強度を低下させた前記試料の重量の増加を前記重量測定部で測定した重量増加測定結果とから、前記レジンコンクリートの含水量の変化と前記レジンコンクリートの強度の変化との間の比例関係を求める計算部と、
前記レジンコンクリートの含水量から前記計算部で求めた前記比例関係より前記レジンコンクリートの強度を推定する推定部と
を備え、
前記強度低下部における雰囲気は、水の中または多湿とした空気中であることを特徴とするレジンコンクリートの強度低下推定システム。 - 請求項7記載のレジンコンクリートの強度低下推定システムにおいて、
前記強度低下部は、
評価対象の前記レジンコンクリートが使用される使用箇所の温度より高い範囲の複数の温度の雰囲気として前記レジンコンクリートからなる前記試料の強度を低下させ、
前記計算部は、
前記強度低下部を用いて前記レジンコンクリートが使用される使用箇所の温度より高い範囲で設定した複数の温度の雰囲気の各々に前記試料を配置し、所定の時間が経過するとともに取り出し、前記強度測定部を用いて前記試料の強度低下を測定した結果、および前記重量測定部を用いて前記試料の重量増加を測定した結果より、前記比例関係を示す関係式の係数を算出し、
各温度における前記レジンコンクリートにおける水の拡散係数を算出し、
異なる温度毎に得られる前記拡散係数を用いて活性化エネルギーを算出し、
前記拡散係数および前記活性化エネルギーを導入した式を用いた温度と経過時間より前記レジンコンクリートにおける含水量の経時変化挙動を算出し、
算出した前記レジンコンクリートにおける含水量の経時変化挙動を用いて前記関係式から強度変化挙動を算出する
ことを特徴とするレジンコンクリートの強度低下推定システム。
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