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JP2018177007A - 操舵制御装置 - Google Patents

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JP2018177007A
JP2018177007A JP2017079677A JP2017079677A JP2018177007A JP 2018177007 A JP2018177007 A JP 2018177007A JP 2017079677 A JP2017079677 A JP 2017079677A JP 2017079677 A JP2017079677 A JP 2017079677A JP 2018177007 A JP2018177007 A JP 2018177007A
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和大 村上
Kazuhiro Murakami
和大 村上
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Abstract

【課題】燃料残量が少ないときに燃料消費率を低減できる操舵制御装置を提供する。
【解決手段】CPU82は、操舵角θに基づき、アシストが必要なアシストモードであるか、アシストが必要ではないスタンバイモードであるか否かを決定する。そしてCPU82は、アシストモードに決定する場合、流量制御弁50から油圧機構20への作動油の流量を、燃費重視マップか操舵重視マップかのいずれかを用いてマップ演算する。燃費重視マップは、操舵重視マップと比較して、流量制御弁50から油圧機構20への作動油の吐出流量を少なく算出するマップである。CPU82は、燃料残量FRが少ない場合、燃費重視マップを採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワーシリンダと、該パワーシリンダに接続される油路を切り替えることによって前記パワーシリンダが出力するアシスト力の符号を変更する切替部と、を備える油圧機構と、該油圧機構に作動油を吐出する吐出装置と、を備えるパワーステアリング装置に適用される操舵制御装置に関する。
たとえば下記特許文献1には、車載内燃機関によって駆動される機関駆動式のポンプからパワーシリンダを備える油圧機構への作動油の吐出流量を、車速や操舵速度、操舵角に応じて可変とする装置が記載されている。詳しくは、この装置は、車速や操舵速度、操舵角に基づき、操舵のアシストが必要ではないと判定する場合には、アシストが必要であると判定される場合よりも、作動油の吐出流量を少なくしている。これは、アシストが必要ではない場合には、機関駆動式のポンプの仕事量を低減することにより、内燃機関による燃料の消費を抑制することを狙ったものである。
特開2006−143059号公報
上記装置は、アシストが必要であるか否かの観点に応じて吐出流量を設定しているのみであるため、アシストが必要である場合には燃料残量にかかわらず、吐出流量が設定される。このため、燃料消費量の低減を優先したい場合にこれに応じることができない。
以下、上記課題を解決するための手段およびその作用効果について記載する。
1.操舵制御装置は、パワーシリンダと、該パワーシリンダに接続される油路を切り替えることによって前記パワーシリンダが出力するアシスト力の符号を変更する切替部と、を備える油圧機構と、該油圧機構に作動油を吐出する吐出装置と、を備えるパワーステアリング装置に適用され、車両の燃料残量を取得する残量取得処理と、前記残量取得処理によって取得された燃料残量が少ない場合に多い場合よりも前記油圧機構に前記吐出装置が吐出する前記作動油の流量が少なくなるように前記吐出装置を操作する低減処理と、を実行する。
上記構成では、低減処理によって、燃料残量が少ない場合には作動油の流量が少なくなるように吐出装置が操作されるため、低減処理を実行しない場合と比較すると、吐出装置がする仕事量が低減される。このため、吐出装置が消費するエネルギー量が低減されるため、燃料残量が少ないときに燃料消費率を低減することができる。
2.上記1記載の操舵制御装置において、前記車両のステアリングの操作状態に基づき、前記アシスト力を生成するアシストモードと、前記アシスト力を生成せずに待機するスタンバイモードとのいずれであるかを決定する決定処理と、前記アシストモードの場合に前記スタンバイモードの場合よりも前記吐出装置が前記油圧機構に吐出する前記作動油の流量を増量させる増量処理と、を実行し、前記低減処理を、前記アシストモードであることを条件に実行する。
上記スタンバイモードは、アシスト力が不要であるときのモードであるがゆえに、吐出装置の吐出流量を極力小さい値とすることが可能である。これに対し、上記アシストモードは、アシスト力が要求されるときのモードであるがゆえに、吐出装置の吐出流量が燃料消費率を高める値となりやすい。そこで上記構成では、アシストモード時の吐出流量を燃料残量が少ない場合に低減することにより、スタンバイモード時の吐出流量を燃料残量が少ない場合に低減する場合と比較すると、燃料消費率を低下させやすい。
3.上記1または2記載の操舵制御装置において、前記車両の目的地情報を取得する目的地取得処理を実行し、前記低減処理を、前記車両が目的地に到達するまでに必要な燃料量に対して前記燃料残量の余裕度が所定値未満であることを条件に実行する。
燃料残量が少なくても目的地に到達するまでに十分な量であれば、アシスト力を制限することを希望されない場合も考えられる。この点、上記構成では、目的地に到達するまでに必要な燃料量に対して燃料残量の余裕度が所定値未満であることを条件に、低減処理を実行することにより、燃料の消費量を抑制することが特に望まれる可能性が高いときに低減処理を実行して燃料の消費量を抑制することができる。
4.上記1〜3のいずれか1つに記載の操舵制御装置において、前記吐出装置は、車載内燃機関によって駆動される機関駆動式のポンプと、該ポンプが吐出した前記作動油のうち前記油圧機構に吐出されることなく前記ポンプの上流側に戻される量を調整する流量制御弁と、を備え、前記低減処理は、前記流量制御弁を操作することによって前記吐出装置から前記油圧機構に吐出される前記作動油の流量を制御する処理である。
上記構成では、機関駆動式のポンプが吐出した作動油のうち油圧機構に吐出される量が多いほど、圧力損失が大きくなることから、ポンプの動力が大きくなる。このため、流量制御弁を操作して機関駆動式のポンプが吐出した作動油のうち油圧機構に吐出されることなくポンプの上流側に戻される量を多くすることによって、内燃機関の燃料消費率を低減することができる。
第1の実施形態にかかる操舵制御装置および操舵装置の構成を示す図。 同実施形態にかかる流量制御弁の操作に関する処理の手順を示すフローチャート。 同実施形態にかかるアシストモードマップの切替処理の手順を示すフローチャート。 第2の実施形態にかかるアシストモードマップの切替処理の手順を示すフローチャート。
<第1の実施形態>
以下、操舵制御装置にかかる第1の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ステアリングホイール(ステアリング10)に入力されたトルクは、油圧式のパワーステアリング装置12を介して転舵輪14に伝達可能となっている。パワーステアリング装置12は、ステアリング10の操作に連動して回転するピニオン軸22の回転を、ピニオン軸22と噛み合うラック軸24の直線運動に変換するラックアンドピニオン機構を備えている。ラック軸24の両端には、ボールジョイントなどを介して転舵輪14が連結されている。パワーステアリング装置12は、ステアリング10の操作によるラック軸24の動作をアシストすることによって、ステアリング10の操作をアシストする。
パワーステアリング装置12は、ステアリング10の操作をアシストするための構成として、油圧機構20や、エンジン(内燃機関46)のクランク軸の回転によって駆動される機関駆動式のポンプ42、作動油を貯蔵するタンク44、およびポンプ42(吐出装置)が吐出する作動油のうち油圧機構20に吐出する流量を調整する流量制御弁50(吐出装置)を備えている。
油圧機構20は、ピストン34を内蔵しラック軸24が挿入されているパワーシリンダ30を備えている。パワーシリンダ30の内部において、ラック軸24にピストン34が固定されている。ピストン34は、パワーシリンダ30の内部の空間を、第1油圧室36および第2油圧室38に分割している。第1油圧室36内の作動油の圧力(油圧)と第2油圧室38内の作動油の圧力との差によって、ラック軸24を軸方向のいずれか一方の方向に変位させる力が生じる。これがアシスト力である。
油圧機構20は、また、ステアリングバルブ(切替部40)を備えている。切替部40は、ピニオン軸22に設けられ、ピニオン軸22の回転に連動してパワーシリンダ30に対する作動油の供給経路およびパワーシリンダ30からの作動油の排出経路を切り替えるロータリーバルブである。
詳しくは、切替部40は、流量制御弁50を介してポンプ42が吐出した作動油が流入する吐出通路25と、第1油圧室36に接続されている第1給排通路26と、第2油圧室38に接続されている第2給排通路27と、タンク44に接続されている排出通路28とに接続されている。そして切替部40は、吐出通路25を第1給排通路26に連通させて且つ排出通路28を第2給排通路27に連通させる状態と、吐出通路25を第2給排通路27に連通させて且つ排出通路28を第1給排通路26に連通させる状態とを切り替える。ここで、吐出通路25を第1給排通路26に連通させて且つ排出通路28を第2給排通路27に連通させる状態となる場合、第1油圧室36内の圧力が第2油圧室38内の圧力よりも高くなり、パワーシリンダ30内のピストン34には、正味、図1の第1方向D1の力が付与される。この力が、ラック軸24を第1方向D1へ変位させるアシスト力となる。これに対し、吐出通路25を第2給排通路27に連通させて且つ排出通路28を第1給排通路26に連通させる状態となる場合、第2油圧室38内の圧力が第1油圧室36内の圧力よりも高くなり、パワーシリンダ30内のピストン34には、正味、図1の第2方向D2の力が付与される。この力が、ラック軸24を第2方向D2へ変位させるアシスト力となる。
流量制御弁50は、筒状のボディ52、円柱状のスプール54、弾性部材(ばね56)、ソレノイド58およびプランジャ60を備えている。ボディ52の内部には、オリフィス62が設けられている。そしてボディ52の内部の空間は、オリフィス62を境として、第1室64および第2室66に区画されている。第1室64は、ポンプ42から流量制御弁50への作動油の吐出先となっている。第2室66は、吐出通路25に接続されている。
スプール54は、第1室64に収容されており、軸線方向に沿って摺動可能となっている。第1室64のうちスプール54に対してオリフィス62とは逆側には、ばね56が収容されている。そしてばね56によって、スプール54には、オリフィス62側に進む弾性力が及ぼされている。また、第1室64のうちばね56が収容されているばね室70は、迂回通路72を介してオリフィス62を迂回して第2室66に接続されている。
第2室66には、ソレノイド58と、ソレノイド58に挿入されているプランジャ60とが設けられている。プランジャ60の軸方向の一対の端面のうちのオリフィス62側の端面60aと、オリフィス62とによって、可変オリフィスが形成される。すなわち、ソレノイド58の通電電流に応じた電磁力に応じて、プランジャ60が軸方向に変位し、これにより、可変オリフィスの絞り度合いが可変設定される。
第1室64には、ポンプ42の吸入側に連通するショートループ通路29が接続されている。ショートループ通路29と第1室64とは、上記可変オリフィスを通過する前後の作動油の圧力の差が所定値以下である場合、スプール54によって閉鎖される。これに対し、上記可変オリフィスを通過する前後の作動油の圧力の差が所定値を超える場合、換言すれば、スプール54のうちオリフィス62側の端面に作用する圧力がスプール54のうちばね56側の端面に作用する圧力よりも所定以上大きくなる場合、スプール54がばね56側に変位する。これにより、ショートループ通路29と第1室64とが連通状態となる。
EGECU48は、内燃機関46を制御対象とし、内燃機関46付属の各種操作対象機器を操作することによって、内燃機関46の制御量(回転速度、トルク、排気成分等)を制御する。
制御装置80(操舵制御装置)は、パワーステアリング装置12を制御対象とし、その操作対象機器としての流量制御弁50を操作することにより、その制御量としてのアシスト力を制御する。制御装置80は、アシスト力を制御する際、舵角センサ92によって検出される操舵角θや、車速センサ94によって検出される車速SPDを入力とする。制御装置80は、たとえばCAN等の通信線96を介してEGECU48やナビゲーションシステム98等の車載電子機器と通信可能となっている。これにより、制御装置80は、たとえばEGECU48を介して残量センサ100によって検出される内燃機関46の燃料の残量(燃料残量FR)を取得することができる。
制御装置80は、CPU82、ROM84およびRAM86を備えており、ROM84に記憶されたプログラムをCPU82が実行することによって、上記アシスト力を制御する処理を実行する。
図2に、アシスト力の制御に関する処理の手順を示す。図2に示す処理は、ROM84に記憶されたプログラムをCPU82が所定周期で繰り返し実行することにより実現される。なお、以下では、先頭に「S」を付与した数字によって、ステップ番号を表現する。
図2に示す一連の処理において、CPU82は、まず、操舵角θおよび車速SPDを取得するとともに、操舵角θに基づき操舵速度ωを算出する(S10)。そして、CPU82は、取得した値に基づき、アシストが必要であるか否かを判定する(S12)。ここでCPU82は、車速SPDが規定速度以下であって且つ操舵速度ωの大きさが所定速度以上であることと、車速SPDが規定速度よりも高くて且つ操舵角θの大きさが規定値よりも大きいことと、の論理和が真であることを条件に、アシストが必要であると判定する。これに対し、CPU82は、論理和が偽であると判定することを条件に、アシストが必要ではないと判定する。
CPU82は、アシストが必要ではないと判定する場合(S12:NO)、アシストが必要となった時に迅速にアシスト力を生成可能とするように、流量制御弁50から油圧機構20にわずかに作動油を供給し続けるスタンバイモードであると判定する(S14)。そして、CPU82は、流量制御弁50から油圧機構20への作動油の吐出流量を設定するためのマップとして、スタンバイモードマップを選択する(S16)。スタンバイモードマップは、ROM84に予め記憶されている。なお、マップとは、入力変数の離散的な値のそれぞれと出力変数の値との組データのことである。本実施形態にかかるスタンバイモードマップは、入力変数を車速SPDとし出力変数を流量としているが、特に、車速SPDにかかわらず流量を一定値としている。
これに対し、CPU82は、アシストが必要であると判定する場合(S12:YES)、アシストモードであると判定する(S18)。そしてCPU82は、流量制御弁50から油圧機構20への作動油の吐出流量を設定するためのマップとして、アシストモードマップを選択する(S20)。アシストモードマップは、ROM84に予め記憶されている。具体的には、アシストモードマップは、入力変数としての車速SPDが低い場合に高い場合よりも出力変数としての流量を多い値に設定し、入力変数としての操舵速度ωの大きさが大きい場合に小さい場合よりも出力変数としての流量を多い値に設定する。
CPU82は、S16,S20の処理が完了する場合、流量制御弁50から油圧機構20への作動油の吐出流量をマップ演算する(S22)。マップ演算は、たとえば、入力変数の値がマップデータの入力変数の値のいずれかに一致する場合、対応するマップデータの出力変数の値を演算結果とし、一致しない場合、マップデータに含まれる複数の出力変数の値の補間によって得られる値を演算結果とする処理とすればよい。
そしてCPU82は、マップ演算によって得られた流量となるようにソレノイド58の通電電流を操作することによって流量制御弁50を操作する(S24)。
図3に、アシストモードマップの選択処理の手順を示す。図3に示す処理は、ROM84に記憶されたプログラムをCPU82が所定周期で繰り返し実行することにより実現される。
図3に示す一連の処理において、CPU82は、まず燃料残量FRを取得する(S30)。次にCPU82は、燃料残量FRが閾値FRthよりも少ないか否かを判定する(S32)。この処理は、アシスト力を低減させて燃料消費率を低下させるか否かを判定するものである。そしてCPU82は、閾値FRth以上であると判定する場合(S32:NO)、アシストモードマップとして、操舵重視マップを選択する(S34)。操舵重視マップは、ステアリング10の操作を容易とする十分なアシスト力を生成可能な油圧機構20への吐出流量が設定されたマップである。これに対し、CPU82は、閾値FRthよりも少ないと判定する場合(S32:YES)、アシストモードマップとして、燃費重視マップを選択する(S36)。燃費重視マップは、操舵重視マップと比較して、油圧機構20への吐出流量を少なくすることにより、燃料消費率を低減するためのマップである。すなわち、入力変数としての車速SPDおよび操舵速度ωの大きさが同一である場合、燃費重視マップが示す油圧機構20への吐出流量は、操舵重視マップが示す吐出流量以下となっている。特に、マップデータに含まれる入力変数としての車速SPDおよび操舵速度ωの大きさの組み合わせの少なくとも一部においては、燃費重視マップが示す油圧機構20への吐出流量は、操舵重視マップが示す吐出流量よりも少なくなっている。
CPU82は、S34,S36の処理が完了する場合、図3に示す一連の処理を一旦終了する。
ここで、本実施形態の作用を説明する。
CPU82は、燃料残量FRが閾値FRthよりも少ないと判定する場合、アシストモードにおいて、燃費重視マップに基づき流量制御弁50から油圧機構20への吐出流量を設定し、設定した吐出流量に基づき流量制御弁50を操作する。これにより、燃料残量FRが閾値FRthよりも少ない場合には多い場合と比較して、流量制御弁50から油圧機構20への吐出流量が少なくなる。ここで、ポンプ42が吐出する作動油のうち、流量制御弁50を介して油圧機構20に流出する作動油には、ショートループ通路29を流通する作動油よりも多くの圧力損失が生じる。このため、ポンプ42による作動油の吐出流量が同一であるなら、流量制御弁50を介して油圧機構20に流出する作動油の流量が少ないほど、内燃機関46がポンプ42を駆動する上で必要な動力が小さくなる。このため、流量制御弁50から油圧機構20への吐出流量を低減することにより、内燃機関46の燃料消費率が低下する。このため、燃料残量FRが少ない場合に燃費重視マップに切り替えることにより、燃料残量が少ないときに燃料消費率を低減することができる。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、燃料残量FRに加えて、目的地情報に基づき燃費重視マップを選択するか否かを判定する。
図4に、本実施形態にかかるアシストモードマップの選択処理の手順を示す。図4に示す処理は、ROM84に記憶されたプログラムをCPU82が所定周期で繰り返し実行することにより実現される。なお、図4において、図3に示した処理に対応する処理については、便宜上、同一のステップ番号を付している。
図4に示す一連の処理において、CPU82は、燃料残量FRを取得すると(S30)、ナビゲーションシステム98に目的地が入力されているか否かを判定する(S40)。この処理は、目的地情報に基づく燃費重視マップと操舵重視マップとの選択処理の実行条件が成立するか否かを判定するためのものである。そしてCPU82は、入力がないと判定する場合(S40:NO)、図3に示した処理と同一のS32〜S36の処理を実行する。
これに対し、CPU82は、目的地の入力があると判定する場合(S40:YES)、目的地を取得する(S42)。次にCPU82は、目的地までの予測燃料消費量CFを算出する(S44)。ここで、CPU82は、予測燃料消費量CFを、目的地までの走行距離が長い場合に短い場合よりも多い値に算出する。詳しくは、たとえば、単位距離当たりの燃料消費量を予め定めておき、この量に走行距離を乗算することによって、予測燃料消費量CFを算出すればよい。そしてCPU82は、燃料残量FRが予測燃料消費量CFにマージン量αを加算した値よりも少ないか否かを判定する(S46)。この処理は、車両が目的地に到達するまでに必要な燃料量に対して燃料残量FRの余裕度が所定値未満であるか否かを判定するものである。
CPU82は、予測燃料消費量CFにマージン量αを加算した値以上であると判定する場合(S46:NO)、アシストモードマップとして、操舵重視マップを選択する(S36)。これに対し、CPU82は、予測燃料消費量CFにマージン量αを加算した値よりも少ないと判定する場合(S46:YES)、アシストモードマップとして、燃費重視マップを選択する(S34)。
なお、CPU82は、S34,S36の処理が完了する場合、図4に示す一連の処理を一旦終了する。
ここで、本実施形態の作用を説明する。
CPU82は、ナビゲーションシステム98に目的地情報が入力されていると判定する場合、目的地までの予測燃料消費量CFを算出し、これに基づき操舵重視マップを選択するか燃費重視マップを選択するかを決定する。これにより、CPU82は、燃料残量FRが同一の場合、目的地までの距離が長い場合には燃費重視マップを選択するものの、目的地までの距離が短い場合には操舵重視マップを採用する。これにより、目的地情報を参照しない場合と比較して、操舵重視マップの採用頻度を高めることが可能となる。
<対応関係>
上記実施形態における事項と、上記「課題を解決するための手段」の欄に記載した事項との対応関係は、次の通りである。以下では、「課題を解決するための手段」の欄に記載した解決手段の番号毎に、対応関係を示している。[1]吐出装置は、ポンプ42および流量制御弁50に対応し、操舵制御装置は、制御装置80に対応する。残量取得処理は、S30の処理に対応し、低減処理は、図3のS32〜S36の処理や、図4のS32〜S36,S46の処理に対応する。[2]「ステアリングの操作状態」は、操舵速度ωや操舵角θによって定量化されており、決定処理は、S12,S14,S18の処理に対応し、増量処理は、S16,S20の処理に対応する。[3]目的地取得処理は、S42の処理に対応する。
<その他の実施形態>
なお、上記実施形態の各事項の少なくとも1つを、以下のように変更してもよい。
・「吐出装置について」
吐出装置としては、ポンプ42および流量制御弁50を備えるものに限らない。たとえば、車載バッテリの電力で駆動されて油圧機構20に作動油を吐出して且つ吐出量を可変とする電動式のポンプであってもよい。この場合、電動式のポンプの吐出量が多い場合には少ない場合と比較して、電動式のポンプが行う仕事量が増加することから、電動式のポンプによる車載バッテリの消費電力が多くなる。そして、その場合、車載バッテリを充電するために、内燃機関46の駆動力の一部を電気エネルギーに変換するオルタネータの発電量が多くなることから、内燃機関46の消費燃料量が増加する。このため、電動式のポンプの吐出量を極力少なくすることは、燃料消費量の低減につながるため、上記実施形態の要領でアシストモード時の吐出量を設定することが有効である。
・「低減処理について」
上記実施形態では、スタンバイモード時には燃料残量FRに応じて油圧機構20への吐出流量を可変設定しなかったが、これを行ってもよい。
上記第1の実施形態では、燃料残量FRが閾値FRthよりも少ないか否かに応じて、流量制御弁50から油圧機構20への吐出流量を切り替えたが、これに限らない。たとえば、燃料残量FRに応じて、吐出流量を2段階以上に切り替えてもよい。これはたとえば、燃費の重視度合いに応じた3種類以上のマップを備えることで実現できる。
上記第2の実施形態では、目的地までの予測燃料消費量CFに対する燃料残量FRの余裕度に基づき油圧機構20への吐出流量を可変設定したが、これに限らない。たとえば、目的値までの走行経路から所定距離以内に給油ステーションがないことを条件に、予測燃料消費量CFに対する燃料残量FRの余裕度に基づき油圧機構20への吐出流量を可変設定してもよい。この場合、所定距離以内に給油ステーションがある場合、その給油ステーションまでの走行に要する燃料量の予測値に対する燃料残量FRの余裕度に基づき油圧機構20への吐出流量を可変設定すればよい。
油圧機構20への吐出流量を可変設定する際に、車両の重量を加味してもよい。これはたとえば、図3のS32の処理において、閾値FRthを、車両の重量が重い場合に軽い場合よりも大きい値に設定することで実現できる。なお、車両の重量は、たとえば、着座センサによって人の着座が検知されたシートの数に予め定められた人の重量を乗算した値と、車両の基本重量とを加算することによって算出すればよい。
また、運転者が燃費重視マップの利用を許可するか否かの意思表示をする信号を取り込み、許可されることを条件に燃料残量FRに基づく処理を実行してもよい。この場合、許可されない場合、操舵重視マップを用いることとする。ここで、意思表示をする信号は、車両に許可スイッチを設けることで実現してもよく、また運転者の携帯端末からの許可信号を受信することによって実現してもよい。
・「操舵制御装置について」
CPU82とROM84とを備えて、ソフトウェア処理を実行するものに限らない。たとえば、上記実施形態においてソフトウェア処理されたものの少なくとも一部を、ハードウェア処理する専用のハードウェア回路(たとえばASIC等)を備えてもよい。すなわち、操舵制御装置は、以下の(a)〜(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てを、プログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するROM等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置およびプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置およびプログラム格納装置を備えたソフトウェア処理回路や、専用のハードウェア回路は複数であってもよい。すなわち、上記処理は、1または複数のソフトウェア処理回路および1または複数の専用のハードウェア回路の少なくとも一方を備えた処理回路によって実行されればよい。
・「パワーステアリング装置について」
パワーステアリング装置としては、ラックアンドピニオン機構を備えたものに限らない。
10…ステアリング、12…パワーステアリング装置、14…転舵輪、20…油圧機構、22…ピニオン軸、24…ラック軸、25…吐出通路、26…第1給排通路、27…第2給排通路、28…排出通路、29…ショートループ通路、30…パワーシリンダ、34…ピストン、36…第1油圧室、38…第2油圧室、40…切替部、42…ポンプ、44…タンク、46…内燃機関、48…EGECU、50…流量制御弁、52…ボディ、54…スプール、56…ばね、58…ソレノイド、60…プランジャ、60a…端面、62…オリフィス、64…第1室、66…第2室、70…ばね室、72…迂回通路、80…制御装置、82…CPU、84…ROM、86…RAM、92…舵角センサ、94…車速センサ、96…通信線、98…ナビゲーションシステム、100…残量センサ。

Claims (4)

  1. パワーシリンダと、該パワーシリンダに接続される油路を切り替えることによって前記パワーシリンダが出力するアシスト力の符号を変更する切替部と、を備える油圧機構と、該油圧機構に作動油を吐出する吐出装置と、を備えるパワーステアリング装置に適用され、
    車両の燃料残量を取得する残量取得処理と、
    前記残量取得処理によって取得された燃料残量が少ない場合に多い場合よりも前記油圧機構に前記吐出装置が吐出する前記作動油の流量が少なくなるように前記吐出装置を操作する低減処理と、を実行する操舵制御装置。
  2. 前記車両のステアリングの操作状態に基づき、前記アシスト力を生成するアシストモードと、前記アシスト力を生成せずに待機するスタンバイモードとのいずれであるかを決定する決定処理と、
    前記アシストモードの場合に前記スタンバイモードの場合よりも前記吐出装置が前記油圧機構に吐出する前記作動油の流量を増量させる増量処理と、を実行し、
    前記低減処理を、前記アシストモードであることを条件に実行する請求項1記載の操舵制御装置。
  3. 前記車両の目的地情報を取得する目的地取得処理を実行し、
    前記低減処理を、前記車両が目的地に到達するまでに必要な燃料量に対して前記燃料残量の余裕度が所定値未満であることを条件に実行する請求項1または2記載の操舵制御装置。
  4. 前記吐出装置は、車載内燃機関によって駆動される機関駆動式のポンプと、該ポンプが吐出した前記作動油のうち前記油圧機構に吐出されることなく前記ポンプの上流側に戻される量を調整する流量制御弁と、を備え、
    前記低減処理は、前記流量制御弁を操作することによって前記吐出装置から前記油圧機構に吐出される前記作動油の流量を制御する処理である請求項1〜3のいずれか1項に記載の操舵制御装置。
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