以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るバルーンカテーテルを表す正面図である。
図2は、本実施形態に係るバルーンカテーテルの先端部の断面図である。
図3は、本実施形態に係るバルーンカテーテルの先端部の拡大図である。
なお、図2は、本実施形態に係るバルーンカテーテル3の軸に沿った切断面における断面図(縦断面図)である。
本発明の実施形態に係るバルーンカテーテル3は、生体管腔としての血管に生じた狭窄部(治療部位)を治療するために使用される。なお、バルーンカテーテル3は、血管への適用には限定されず、種々の生体管腔(例えば、胆管、気管、食道、尿道、鼻腔、その他の臓器等)の治療に適用可能とされている。本願明細書では、管腔に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称する。具体的には、図1〜図3、図7(a)、図10(a)〜図10(d)、図12(a)、図13(a)、図14(a)、図15(a)、図16(a)、図17(a)、図19(a)〜図19(c)、図21〜図24において、左側を「先端」若しくは「先端側」、右側を「基端」若しくは「基端側」と称する。
本実施形態に係るバルーンカテーテル3は、チューブ状のシャフト本体部31と、シャフト本体部31の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張可能な複数のバルーン32と、を有する。すなわち、バルーン32は、シャフト本体部31の先端部において拡張および収縮可能に設けられている。
図2および図3に表したように、シャフト本体部31は、ガイドワイヤルーメン314を有する。ガイドワイヤルーメン314の一端は、シャフト本体部31の先端において開口している。また、ガイドワイヤルーメン314の他端は、シャフト本体部31の途中または基端において開口している。
具体的に説明すると、シャフト本体部31は、内管311と、外管312と、ハブ313と、を有する。内管311は、図2および図3に表したように、内部にガイドワイヤW(図1参照)を挿通するためのガイドワイヤルーメン314を有するチューブ体である。内管311の長さは、100〜1500mm、より好ましくは、150〜500mmである。内管311の外径は、0.1〜1.0mm、より好ましくは、0.3〜0.7mmである。内管311の肉厚は、10〜250μm、より好ましくは、20〜100μmである。内管311のうちの少なくとも一部は、外管312の内部に挿入されている。内管311の先端部は、外管312よりも先端側に突出している。図2に表したように、外管312よりも先端側に突出した内管311の先端部には、シャフト本体部31の材料よりも柔軟な材料により形成された先端チップ33が設けられていてもよい。
外管312の内部には、バルーンを拡張するための拡張用流体が流通するバルーン拡張用ルーメン315が形成されている。具体的には、内管311の外周面と、外管312の内周面と、の間にバルーン拡張用ルーメン315が形成されており、十分な容積を有している。拡張用流体は、気体でも液体でもよく、例えば、ヘリウムガス、CO2ガス、O2ガス等の気体や、生理食塩水、造影剤等の液体が挙げられる。外管312の先端部312cは、バルーン32の基端部32bに直接的または間接的に固定されている。外管312の先端部312cとバルーン32の基端部32bとの固定の詳細ついては、後述する。
外管312は、内部に内管311を挿通しているチューブ体である。外管312の先端部312cは、バルーン32の先端部32aよりも基端側に位置している。外管312の長さは、100〜2500mm、より好ましくは、250〜2000mmである。外管312の外径は、0.5〜1.5mm、より好ましくは、0.7〜1.1mmである。外管312の肉厚は、25〜200μm、より好ましくは、50〜100μmである。
本実施形態に係るバルーンカテーテル3では、外管312は、先端側外管312aと、基端側外管312bと、を有する。先端側外管312aおよび基端側外管312bは、互いに接合されている。先端側外管312aは、先端側外管312aと基端側外管312bとの接合部付近において、テーパー状に縮径している。そのため、テーパー部よりも先端側における先端側外管312aの径は、テーパー部よりも基端側における基端側外管312bの径よりも細い。
先端側外管312aの細径部(テーパー部よりも先端側の部分)の外径は、0.50〜1.5mm、好ましくは0.60〜1.1mmである。また、基端側外管312bの外径は、0.75〜1.5mm、好ましくは0.9〜1.1mmである。但し、外管312は、必ずしも先端側外管312aと基端側外管312bとを有していなくともよい。つまり、外管312は、略同じ径を有するチューブ体として形成されていてもよい。
本実施形態に係るバルーンカテーテル3では、内管311は、先端側外管312aの内部において延びて設けられている。内管311の基端部は、先端側外管312aの途中に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。そして、内管311の基端は、先端側外管312aの途中において開口し、ガイドワイヤポート313aとして設けられている。そのため、図1に表したように、内管311の先端から挿入されたガイドワイヤWは、内管311のガイドワイヤルーメン314を先端側から基端側に向かって導かれ、ガイドワイヤポート313aからバルーンカテーテル3の外部へ導出される。すなわち、本実施形態に係るバルーンカテーテル3のガイドワイヤルーメン314では、基端側のガイドワイヤポート313aが患者の体内に存在するラピッドエクスチェンジ構造が採用されている。但し、ガイドワイヤルーメンの構造は、ラピッドエクスチェンジ構造には限定されず、基端側のガイドワイヤポートが患者の体外に存在するオーバーザワイヤ構造であってもよい。
内管311および外管312の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。内管311および外管312の形成材料は、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好ましくは、ポリオレフィンおよびポリアミドである。
バルーン32は、折り畳み可能であり、拡張しない状態では、内管311の外周に折り畳まれた状態となる。バルーン32は、先端部32aと、基端部32bと、の間において内管311に固定されている。具体的には、バルーン32は、先端部32aと基端部32bとの間において、内管311に接着剤または熱融着などにより固着されている。バルーン32は、基端部32bにおいて外管312に直接的または間接的に固定され、バルーン拡張用ルーメン315と連通している。そのため、外管312のバルーン拡張用ルーメン315を流れた拡張用流体は、バルーン32の基端部32bからバルーン32の内部に供給される。また、バルーン32は、先端部32aにおいて内管311に接着剤または熱融着などにより固着されている。
バルーン32の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルエラストマー、ポリアリレーンサルファイド(例えば、ポリフェニレンサルファイド)等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。特に、バルーン32の形成材料は、延伸可能な材料であることが好ましい。また、バルーン32は、高い強度および拡張力を有する二軸延伸されたものが好ましい。
バルーン32の長さは、10〜50mm、好ましくは20〜40mmである。先端部32aおよび基端部32bのそれぞれの外径は、0.9〜1.5mm、好ましくは1〜1.3mmである。先端部32aおよび基端部32bのそれぞれの長さは、1〜5mm、好ましくは1〜3mmである。
本実施形態に係るバルーンカテーテル3では、図1に表したように、シャフト本体部31の基端部にハブ313が固定されている。ハブ313は、外管312に固着され、バルーン拡張用ルーメン315と連通するインジェクションポート313bを有する。ハブ313の形成材料としては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
次に、複数のバルーン32の配置形態および固定形態を、図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態のバルーンの配置形態を例示する断面図である。
図5は、比較例のバルーンを表す断面図である。
図6は、本実施形態のバルーンの固定形態を表す断面図である。
なお、図4(a)は、本実施形態の複数のバルーンが拡張する前の状態を表す断面図であって、図2に表した切断面C1−C1における断面図である。図4(b)は、本実施形態の複数のバルーンが拡張した後の状態を表す断面図であって、図2に表した切断面C1−C1における断面図である。図5は、比較例のバルーンが拡張した後の状態を表す断面図である。図6(a)は、本実施形態の内管を表す断面図である。図6(b)は、本実施形態のバルーンを表す断面図である。図6(c)は、本実施形態のバルーンが内管の外周面に固定された状態を表す断面図である。図6(a)〜図6(c)は、図2に表した切断面C1−C1における断面図に相当する。
図4(a)および図4(b)に表したように、複数のバルーン32は、内管311の外周に沿って配置されている。バルーン32の外周面321は、内管311の外周面311aに固定されている。なお、バルーン32の設置数は、特には限定されない。複数のバルーン32は、生体管腔内に生じた狭窄部を径方向に拡張する機能を有する。そのため、複数のバルーン32が集合したバルーン集合体の拡張後の断面形状が真円により近いことが望ましい。これによれば、バルーン32の設置数は、6以上であることがより好ましい。
具体的に説明すると、図6(a)に表したように、内管311は、内層として設けられた内管本体311bと、内管本体311bの外側に外層として設けられた外層部311cと、を有する。内管本体311bの形成材料は、図1〜図3に関して前述した内管311の形成材料と同様である。外層部311cの形成材料は、内管本体311bの融点(Tm)よりも低い融点を有する低融点樹脂である。すなわち、外層部311cの形成材料の融点は、内管本体311bの形成材料の融点よりも低い。
図6(b)に表したように、バルーン32は、内層として設けられたバルーン本体322と、バルーン本体322の外側に外層として設けられた外層部323と、を有する。バルーン本体322の形成材料は、図1〜図3に関して前述したバルーン32の形成材料と同様である。外層部323の形成材料は、バルーン本体322の融点よりも低い融点を有する低融点樹脂である。すなわち、外層部323の形成材料の融点は、バルーン本体322の形成材料の融点よりも低い。例えば、バルーン32の外層部323の形成材料は、内管311の外層部311cの形成材料と同じである。
図6(c)に表したように、バルーン32の外周面321を内管311の外周面311aに固定する際には、バルーン32の外層部323と内管311の外層部311cとを接触させる。そして、バルーン32の外層部323と内管311の外層部311cとの接触部分を、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度に加熱する。これにより、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間において、熱融着部分35が形成される。つまり、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が熱融着により互いに固着する。このようにして、バルーン32の外周面321は、内管311の外周面311aに固定される。なお、バルーン32の外層部323と内管311の外層部311cとの接触部分を加熱する方法の詳細については後述する。
図4(b)に表したように、バルーン32は、内管311の外周に沿って隣り合う他のバルーン32には固定されず、内管311の外周に沿って隣り合う他のバルーン32から影響を受けることなく独立して拡張することができる。但し、バルーン32の配置形態は、これだけには限定されない。バルーン32は、内管311の外周に沿って隣り合う他のバルーン32に固定されたり、接続されたりしていてもよい。
バルーン32が拡張したときのバルーン32の円筒部分(拡張可能部)の外径D1は、例えば約0.8〜1.2mm程度である。また、複数のバルーン32が拡張したときのバルーン全体(バルーン集合体)の外径D2は、例えば約2〜4mm程度、好ましくは約2.5〜3.5mm程度である。言い換えれば、複数のバルーン32が拡張したときにおいて、複数のバルーン32が集合したバルーン集合体としての外径D2は、例えば約2〜4mm程度、好ましくは約2.5〜3.5mm程度である。
これに対して、図5に表した比較例のバルーン32Cが拡張したときのバルーン32Cの外径D3は、例えば約2〜4mm程度である。比較例のバルーン32Cは、複数ではなく1つのバルーンとして設けられている。比較例のバルーン32Cの基端部は、外管の先端に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。比較例のバルーン32Cの先端部は、内管に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。このような比較例のバルーン32Cが拡張したときのバルーン32Cの外径D3は、本実施形態の複数のバルーン32が拡張したときのバルーン集合体の外径D2と略同じである。言い換えれば、本実施形態に係るバルーンカテーテル3は、複数のバルーン32が拡張したときのバルーン集合体としての外径D2を、比較例のバルーン32Cが拡張したときのバルーン32Cの外径D3と略同じ程度に確保することができる。
ここで、例えば高度石灰化病変などの大きな拡張力を必要とする狭窄部が生体管腔内に存在する場合には、大きな耐圧力を有するバルーンカテーテルが求められる。しかし、拡張用流体の注入によりバルーンが拡張したときにバルーンの耐圧力が低いと、バルーンが破裂するおそれがある。
これに対して、本実施形態に係るバルーンカテーテル3は、複数のバルーン32が、外周面321において内管311の外周面311aに固定されている。つまり、バルーン32の外周面321は、内管311の外周面311aに固定されている。これにより、本実施形態に係るバルーンカテーテル3は、各バルーン32の半径を抑えつつ、複数のバルーン32が拡張したときにバルーン集合体として必要な外径D2を確保することができる。
バルーン32の内部の圧力およびバルーン32の肉厚が一定である場合において、バルーン32の半径が相対的に小さいと、バルーン32に作用する周方向の応力は相対的に小さい。そのため、バルーン32の半径を相対的に小さくすることで、バルーン32に作用する周方向の応力を抑えることができ、拡張用流体の注入圧力に対するバルーン32の耐圧力を向上させることができる。そのため、本実施形態に係るバルーンカテーテル3によれば、複数のバルーン32が集合したバルーン集合体としての外径D2を確保しつつ、各バルーン32の耐圧力を向上させることで、バルーン集合体としての耐圧力を向上させることができる。また、バルーン32は、外周面321において内管311の外周面311aに固定されており、内周面において内管311の外周面311aに固定されているわけではない。そのため、バルーン32の耐圧力を向上させることができるとともに、複数のバルーン32を内管311の外周に沿って均等に配置し拡張することができる。すなわち、図2に表した切断面C1−C1において、複数のバルーン32のそれぞれを略円形に均一に拡張することができるとともに、複数のバルーン32が集合したバルーン集合体を略円形に均一に拡張することができる。
図7は、本実施形態のバルーンの基端部を表す拡大図である。
図8は、本実施形態の封止部材を表す断面図である。
なお、図7(a)は、図2に表した領域A1を拡大した拡大図である。図7(b)は、図7(a)に表した切断面C2−C2における断面図である。図7(a)では、説明の便宜上、封止部材34を平面図として表している。
図7(a)および図7(b)に表したように、外管312の先端部312cは、内周面312dにおいて複数のバルーン32のそれぞれの外周面321に封止部材34を介して固定されている。つまり、外管312の先端部312cにおける内周面312dは、複数のバルーン32のそれぞれの外周面321に封止部材34を介して固定されている。外管312のバルーン拡張用ルーメン315は、複数のバルーン32に対して拡張用流体を一括して供給する共通ルーメンである。つまり、複数のバルーンのそれぞれに対して拡張用流体を個別に供給する複数のバルーン拡張用ルーメンが設けられているわけではない。
これにより、複数のバルーン拡張用ルーメンが複数のバルーンのそれぞれに対して拡張用流体を個別に供給する場合と比較して、外管312のプロファイル(外径)を抑えることができるとともに、外管312が硬くなることを抑え、外管312の柔軟性を確保し、生体管腔の屈曲に追従することができる。
バルーン32の基端部32bには、封止部材34が設けられている。図8に表したように、封止部材34は、中央部に設けられた内管用貫通孔341と、内管用貫通孔341の周囲に設けられた複数のバルーン用貫通孔342と、を有する。
封止部材34の外径D4は、外管312の内径よりも小さい。そのため、封止部材34は、外管312の内部に挿入可能とされている。封止部材34の内管用貫通孔341の内径D5は、内管311の外径よりも大きい。そのため、内管311は、封止部材34の内管用貫通孔341に挿入可能とされている。封止部材34のバルーン用貫通孔342の内径D6は、バルーン32の基端部32bの外径よりも大きい。そのため、バルーン32の基端部32bは、封止部材34のバルーン用貫通孔342に挿入可能とされている。
図7(b)に表したように、封止部材34は、バルーン32の基端部32bの位置において、内管311の外周面311aと、バルーン32の外周面321と、外管312の内周面312dと、に接着剤または熱融着などにより液密に固定され、互いに隣り合う複数のバルーン32同士の間の隙間を埋めている。具体的には、封止部材34の内管用貫通孔341の内壁が、内管311の外周面311aに固定されている。封止部材34のバルーン用貫通孔342の内壁が、バルーン32の外周面321に固定されている。封止部材34の外壁が、外管312の内周面312dに固定されている。
これにより、外管312のバルーン拡張用ルーメン315が拡張用流体を一括して供給する共通ルーメンであっても、封止部材34は、バルーン32の基端部32bにおいて複数のバルーン32同士の間の隙間から拡張用流体が漏れることを抑えることができる。
図9は、本実施形態の内管の変形例を表す断面図である。
図9は、図7(a)に表した切断面C2−C2における断面図に相当する。
本変形例の内管318は、内管318のうちの少なくともバルーン32の基端部32bの位置に設けられた突起部318aを有する。突起部318aは、内管318の外周面318bから外側に向かって延びている。外管312の先端部312cがバルーン32の基端部32bおよび内管318に熱融着により固定された状態では、内管318の突起部318aは、バルーン32の基端部32bの位置において、バルーン32の外周面321および外管312の内周面312dに固定され、複数のバルーン32同士の間の隙間を埋めている。本変形例では、外管312の先端部312cの内周面は、バルーン32の基端部32bの外周面に固定される。
本変形例によれば、外管312のバルーン拡張用ルーメン315が拡張用流体を一括して供給する共通ルーメンであっても、内管318の突起部318aは、バルーン32の基端部32bにおいて複数のバルーン32同士の間の隙間から拡張用流体が漏れることを抑えることができる。
図10は、バルーンと内管との固定部分を例示する断面図である。
図10(a)〜図10(d)は、内管311の軸X1に沿った切断面における断面図(縦断面図)であり、説明の便宜上、切断面の片側を表している。
図10(a)に表した例では、バルーン32は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって内管311に固定されている。つまり、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成されている。これによれば、バルーン32は、内管311の外周面311aに強固に固定される。
図10(b)および図10(c)に表した例では、バルーン32は、内管311の軸X1に沿ってみたときに互いに離れた複数の箇所において内管311に固定されている。具体的には、図10(b)に表した例では、バルーン32は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の両端部および中央部において内管311に固定されている。つまり、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の両端部および中央部において、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成されている。これによれば、バルーン32が内管311に固定された部分(熱融着部分35:バルーン32の両端部および中央部)においてバルーン32を内管311に対して安定的に固定することができるとともに、複数の熱融着部分35同士の間の部分において柔軟性を確保し生体管腔の屈曲に追従することができる。
図10(c)に表した例では、バルーン32は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の両端部において内管311に固定されている。つまり、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の両端部において、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成されている。これによれば、バルーン32が内管311に固定された部分(熱融着部分35:バルーン32の両端部)においてバルーン32を内管311に対して安定的に固定することができるとともに、両端部の熱融着部分35同士の間において柔軟性を確保し生体管腔の屈曲に追従することができる。
図10(d)に表した例では、バルーン32は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の中央部において内管311に固定されている。つまり、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の中央部において、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成されている。これによれば、バルーン32が内管311に固定された部分(熱融着部分35:バルーン32の中央部)においてバルーン32を内管311に対して安定的に固定することができるとともに、熱融着部分35の両側(先端側および基端側)において柔軟性を確保し生体管腔の屈曲に追従することができる。
図11は、本実施形態のバルーンの収縮時および拡張時の状態を例示する断面図である。
図11(a)〜図11(d)は、図2に表した切断面C1−C1における断面図に相当する。図11(a)は、本実施形態のバルーン32が内管311の外周に折り畳まれる状態(ラッピング状態)を説明する断面図である。図11(b)は、本実施形態のバルーン32が拡張したときの状態を表す断面図である。図11(c)は、本実施形態のバルーン32が拡張した後に収縮した状態(リラッピング状態)の一例を例示する断面図である。図11(d)は、本実施形態のバルーン32が拡張した後に収縮した状態(リラッピング状態)の他の一例を例示する断面図である。
図11(a)に表した矢印A11〜矢印A16のように、バルーン32のラッピング状態では、羽根が立ったような形状の各バルーン32が、内管311の外周に折り畳まれる。続いて、図11(b)に表したように、拡張用流体が複数のバルーン32に供給されると、複数のバルーン32が拡張する。このとき、バルーン32は、外周面321において内管311の外周面311aに固定されているため、内管311の外周に沿って均等に配置され拡張することができる。つまり、複数のバルーン32のそれぞれは、略円形に均一に拡張することができる。また、複数のバルーン32が集合したバルーン集合体は、略円形に均一に拡張することができる。
続いて、図11(c)に表したように、拡張用流体が複数のバルーン32から排出されると、各バルーン32は、羽根が立ったような形状に収縮する。あるいは、図11(d)に表したように、拡張用流体が複数のバルーン32から排出されると、各バルーン32は、内管311の外周に折り畳まれる。図11(c)および図11(d)に表した例のいずれにおいても、バルーン32が収縮したときのバルーン集合体の外径は、バルーン32が拡張したときのバルーン集合体の外径D2(図4(b)参照)よりも小さい。そのため、複数のバルーン32が内管311の外周に沿って配置され外周面321において内管311の外周面311aに固定されていても、術者は、本実施形態に係るバルーンカテーテル3を生体管腔から容易に抜去することができる。
次に、本実施形態に係るバルーンカテーテルの製造方法を、図面を参照して説明する。
図12〜図17は、本実施形態のバルーンの基端部におけるバルーンカテーテルの製造方法を説明する図である。
なお、図12(a)、図13(a)、図14(a)、図15(a)、図16(a)および図17(a)は、本実施形態に係るバルーンカテーテルの軸X1に沿った切断面における断面図(縦断面図)である。図12(b)は、図12(a)に表した切断面C4−C4における断面図である。図13(b)は、図13(a)に表した切断面C5−C5における断面図である。図14(b)は、図14(a)に表した切断面C6−C6における断面図である。図15(b)は、図15(a)に表した切断面C7−C7における断面図である。図16(b)は、図16(a)に表した切断面C8−C8における断面図である。図17(b)は、図17(a)に表した切断面C9−C9における断面図である。
まず、複数のバルーン32については、各バルーン32を個別に成形する。続いて、図12(a)に表したように、複数のバルーン32のそれぞれの基端部32bを外管312の先端部312cに挿入する。図12(b)に表したように、バルーン32の基端部32bを外管312の先端部312cに挿入したときには、バルーン32の基端部32bにおける外周面321と、外管312の先端部312cにおける内周面312dと、の間には、隙間が存在する。
続いて、図13(a)および図13(b)に表したように、外管312の内部およびバルーン32の内部の流路を確保する芯金41を、外管312の内部およびバルーン32の内部に挿入する。外管312の内部の流路とは、バルーンカテーテル3の製造後においてバルーン拡張用ルーメン315になる部分である。バルーン32の内部の流路とは、バルーンカテーテル3の製造後において拡張用流体が供給される部分である。
続いて、図14(a)および図14(b)に表したように、内管311の設置空間を確保する芯金42を外管312の軸X1の中心部に挿入する。言い換えれば、内管311の設置空間を確保する芯金42を複数のバルーン32の内側(バルーン集合体の内側)に挿入する。
続いて、図14(a)および図14(b)に表した状態で、複数のバルーン32のそれぞれの外周面321と、外管312の内周面312dと、の間の熱融着を行う。例えば、外管312の外部から熱を加え外管312を収縮させることにより、バルーン32の外周面321と、外管312の内周面312dと、の間の熱融着を行う。すなわち、例えば熱収縮チューブを外管312の外周面312eに取り付け、外管312の外部から熱を加えることにより、外管312は、熱収縮チューブから圧縮力を受けつつバルーン32の基端部32bに向かって熱収縮する。このとき、芯金41は、外管312およびバルーン32が潰れることを抑え、外管312の内部およびバルーン32の内部の流路を確保することができる。また、芯金42は、複数のバルーン32が内側に向かって移動したり潰れたりすることを抑え、内管311の設置空間を確保することができる。これにより、図15(a)および図15(b)に表したように、外管312の先端部312cにおける内周面312dが、複数のバルーン32のそれぞれの外周面321に固定される。
続いて、図15(a)および図15(b)に表したように、芯金42を取り除く。続いて、図16(a)および図16(b)に表したように、複数のバルーン32の内側(バルーン集合体の内側)に内管311を挿入する。続いて、図17(a)および図17(b)に表したように、内管311の内部の空間を確保する芯金43を内管311の内部に挿入する。内管311の内部の空間とは、バルーンカテーテル3の製造後においてガイドワイヤルーメン314になる部分である。続いて、図17(a)および図17(b)に表した状態において、複数のバルーン32のそれぞれの外周面321と、内管311の外周面311aと、の間の熱融着を行う。熱融着の方法の例は、図14(a)および図14(b)に関して前述した通りである。このとき、芯金43は、内管311が潰れることを抑え、内管311の内部の空間を確保することができる。これにより、バルーン32の基端部32bにおける外周面321が、内管311の外周面311aに固定される。
図8に関して前述した封止部材34を設置する場合には、図12(a)および図12(b)に表した状態、すなわちバルーン32の外周面321と、外管312の内周面312dと、の間の熱融着を行う前の状態において封止部材34を外管312の先端部312cに挿入することが望ましい。これによれば、外管312の先端部312cにおける内周面312dは、複数のバルーン32のそれぞれの外周面321に封止部材34を介して固定される。
図18は、本実施形態のバルーンの中央部におけるバルーンカテーテルの第1製造方法を説明する図である。
図19は、本実施形態のバルーンの先端部におけるバルーンカテーテルの第1製造方法を説明する図である。
なお、図18(a)〜図18(c)は、図2に表した切断面C1−C1における断面図に相当する。
まず、図18(a)に表したように、内管311の外周に沿って複数のバルーン32を配置する。このとき、内管311の外周に沿って隣り合うバルーン32同士を接触させなくともよい。これによれば、バルーン32は、内管311の外周に沿って隣り合う他のバルーン32には固定されず、他のバルーン32から影響を受けることなく独立して拡張することができる。
続いて、図18(b)に表したように、複数のバルーン32のそれぞれの内部に例えばヒータ線などの加熱媒体45を挿入し、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45により加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。これにより、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、図18(c)に表したように、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間において、熱融着部分35が形成される。つまり、バルーン32の外周面321が、内管311の外周面311aに固定される。
続いて、図19(a)および図19(b)に表したように、バルーン32の先端部32aと、内管311の外周面311aと、の間の熱融着を行う。例えば、熱収縮チューブをバルーン32の先端部32aの外周に取り付け、バルーン32の先端部32aの外部から熱を加えることにより、バルーン32の先端部32aは、熱収縮チューブから圧縮力を受けつつ熱収縮し、内管311の外周面311aに固定される。これにより、バルーン32の先端部32aが閉じる。続いて、図19(c)に表したように、外管312よりも先端側に突出した内管311の先端部に、先端チップ33を取り付ける。なお、先端チップ33は、必ずしも設けられていなくともよい。
図20は、本実施形態のバルーンの中央部におけるバルーンカテーテルの第2製造方法を説明する図である。
なお、図20(a)〜図20(d)は、図2に表した切断面C1−C1における断面図に相当する。
まず、図20(a)に表したように、内管311の外周に沿って複数のバルーン32を配置する。このとき、内管311の外周に沿って隣り合うバルーン32同士を接触させなくともよい。これは、図18(a)に関して前述した通りである。
続いて、図20(b)に表したように、内管311の内部に例えばヒータ線などの加熱媒体45を挿入する。続いて、図20(c)に表したように、複数のバルーン32のそれぞれの内部に芯金44を挿入する。そして、図20(c)に表した矢印A17〜矢印A22のように、芯金44を用いて複数のバルーン32のそれぞれを内管311に向かって押し付けつつ、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45により加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。
これにより、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、図20(d)に表したように、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間において、熱融着部分35が形成される。つまり、バルーン32の外周面321が、内管311の外周面311aに固定される。続いて、図19(a)および図19(b)に関して前述した製造方法により、バルーン32の先端部32aを内管311の外周面311aに固定する。また、図19(c)に関して前述したように、外管312よりも先端側に突出した内管311の先端部に、先端チップ33を取り付ける。
次に、バルーンと内管との固定方法を、図面を参照して説明する。
図21は、バルーンと内管との第1固定方法を表す断面図である。
なお、図21は、内管311の軸X1に沿った切断面における断面図(縦断面図)であり、説明の便宜上、切断面の片側を表している。これは、図22〜図24に関して後述する第2〜4固定方法を表す断面図においても同様である。
本固定方法では、まず、複数のバルーン32のそれぞれの内部に例えばヒータ線などの加熱媒体45を挿入する。加熱媒体45は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたってバルーン32の内部に挿入されており、バルーン32の全長にわたってバルーン32を加熱することができる。続いて、加熱媒体45を用いて複数のバルーン32のそれぞれを内管311に向かって押し付けつつ、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45により加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。
これにより、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、図21に表したように、バルーン32の全長にわたって、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成される。本固定方法によれば、図10(a)に関して前述したように、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって内管311に固定される。
図22は、バルーンと内管との第2固定方法を表す断面図である。
本固定方法では、まず、複数のバルーン32のそれぞれの内部に加熱媒体45Aを挿入する。加熱媒体45Aは、支持部451Aと、支持部451Aの先端部に設けられた発熱部452Aと、を有する。発熱部452Aは、支持部451Aの先端部から外側に向かって突出している。発熱部452Aは、発熱することによりバルーン32および内管311を加熱することができる。なお、支持部451Aは、発熱してもよく発熱しなくともよい。
続いて、加熱媒体45Aの発熱部452Aを利用して複数のバルーン32のそれぞれを内管311に向かって押し付けつつ、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45Aの発熱部452Aにより加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。
これにより、発熱部452Aがバルーン32に接触した部分において、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、図22に表したように、発熱部452Aがバルーン32に接触した部分において、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成される。本固定方法によれば、図10(b)および図10(c)に関して前述したように、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときに互いに離れた複数の箇所において内管311に固定される。あるいは、図10(d)に関して前述したように、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の例えば中央部において内管311に固定される。
図23は、バルーンと内管との第3固定方法を表す断面図である。
本固定方法では、まず、内管311の内部に例えばヒータ線などの加熱媒体45を挿入する。加熱媒体45は、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって内管311の内部に挿入されており、バルーン32の全長にわたって内管311を加熱することができる。また、複数のバルーン32のそれぞれの内部に芯金44を挿入する。なお、加熱媒体45および芯金44の挿入順序は、特には限定されない。
続いて、図23に表した矢印A23のように、芯金44を用いて複数のバルーン32のそれぞれを内管311に向かって押し付けつつ、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45により加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。
これにより、図21に関して前述した例と同様に、バルーン32の全長にわたって、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成される。本固定方法によれば、図10(a)に関して前述したように、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって内管311に固定される。
図24は、バルーンと内管との第4固定方法を表す断面図である。
本固定方法では、まず、内管311の内部に例えばヒータ線などの加熱媒体45Bを挿入する。加熱媒体45Bは、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の全長にわたって内管311の内部に挿入されており、加熱媒体45Bのうちの一部に設けられた発熱部451Bにおいて内管311を加熱することができる。また、複数のバルーン32のそれぞれの内部に芯金44を挿入する。なお、加熱媒体45Bおよび芯金44の挿入順序は、特には限定されない。
続いて、図24に表した矢印A24のように、芯金44を用いて複数のバルーン32のそれぞれを内管311に向かって押し付けつつ、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の接触部分を加熱媒体45Bの発熱部451Bにより加熱する。このときの加熱温度は、バルーン本体322および内管本体311bの形成材料の融点よりも低く、外層部323および外層部311cの形成材料の融点よりも高い温度である。
これにより、発熱部451Bが内管311に接触した部分において、バルーン本体322および内管本体311bが溶融することなく、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、が溶融する。そのため、図24に表したように、発熱部451Bが内管311に接触した部分において、バルーン32の外層部323と、内管311の外層部311cと、の間に熱融着部分35が形成される。本固定方法によれば、図22に関して前述した例と同様に、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときに互いに離れた複数の箇所において内管311に固定される。あるいは、バルーン32が、内管311の軸X1に沿ってみたときにバルーン32の例えば中央部において内管311に固定される。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。