以下に図面を参照して、本発明にかかる検索処理方法、検索処理プログラム、および検索処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる検索処理方法の一実施例を示す説明図である。図1において、検索処理装置101および端末102は、通信可能に接続されている。検索処理装置101は、サーバなどのコンピュータ装置である。端末102は、利用者が使用するコンピュータ装置であり、例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット型PC(Personal Computer)、デスクトップ型PC、ノートPCなどである。
検索処理装置101は、例えば、図書館等に設けられ、本の情報を記憶する記憶部を参照して、利用者が所望する本を検索して提示する。具体的には、検索処理装置101は、端末102を介して利用者から受け付けた入力情報を用いて、本の検索を行うことが可能である。入力情報は、例えば、タイトル、著者名、出版社名、分類、件名などのキーワードである。
ここで、例えば、公共図書館をよく利用する利用者層の1つに、子供のいる主婦層が挙げられる。主婦層の母親は、例えば、教育のために子供に本を読ませようとする。子供に本を読ませるために、母親が本を探してきて、子供に勧めることもあり、例えば、有名な本だけでなく、自分が子供の頃に読んだ本を子供に勧めることもある。また、母親が子供の頃に読んだ本の中で印象に残っている本があるものの、タイトルを思い出せないことや、本の細部まで記憶していないことや、記憶していたとしても記憶違いをしていることがある。
このように、利用者が子供の頃に読んだ本を探したい場合に、昔の記憶であることから、キーワードそのものを思い出せないことや、キーワードに記憶違いが起きていることがある。これにより、所望の対象物を効率よく検索することができないことがある。
そこで、実施の形態では、所望の対象物を効率よく検索することができる検索処理方法について説明する。以下、検索処理装置101および端末102の処理例について説明する。
まず、図1の(1)に示すように、検索処理装置101は、複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける。具体的には、検索処理装置101は、端末102に質問画面111を表示させ、端末102を介して、利用者から複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける。質問画面111には、例えば、探している本が絵本であるか、絵本以外であるかの質問1が表示されている。例えば、端末102は、タッチパネルの表示画面を有し、質問画面111において利用者がタッチパネルを操作することにより回答を受け付けると、回答結果を検索処理装置101に送信する。
検索処理装置101は、端末102から回答結果を受信すると、つぎの質問を端末102に表示させて、利用者からの回答を受け付ける。このようにして、検索処理装置101は、端末102に複数回の質問を表示させて、利用者からの回答を受け付ける。
例えば、端末102の質問画面112には、10個目となる質問10が表示されている。質問画面112において、質問10に対する回答を利用者から受け付けると、検索処理装置101は、受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する。
検索処理装置101による検索は、例えば、質問に対する回答を受け付けるたびに行われる。例えば、検索処理装置101は、質問1に対する1個目の回答を受け付けた際の検索により1000冊に絞り込み、質問2に対する2個目の回答を受け付けた際の検索により500冊に絞り込み、以降回答を受け付けるたびに検索を行って絞り込みを行う。そして、例えば、質問9に対する9個目の回答を受け付けた際の検索により50冊に絞り込み、質問10に対する10個目の回答を受け付けた際の検索により15冊に絞り込んだとする。
検索により所定数(例えば20)以下の冊数に絞り込まれると、検索処理装置101は、端末102に検索結果画面113を表示させて、検索結果を利用者に提示する。例えば、検索結果画面113には、検索結果である本のタイトルが表示されている。また、検索結果画面113では、利用者が所望する本であるか否かの入力が、「はい」ボタン121と、「いいえ」ボタン122とにより受け付けられる。
検索結果画面113では、2冊の本が表示されている。検索結果画面113では、例えば、利用者が端末102のタッチパネルをスワイプしたりピンチインしたりすることにより、絞り込まれた15冊のうちの他の13冊についても閲覧可能とするが、絞り込まれた15冊全てを一覧表示してもよい。
ここで、検索結果の提示に応じて、当該検索結果に所望の検索対象が含まれていることを示す入力が行われたとする。具体的には、検索結果画面113において、表示されているタイトルの本が選択されて、「はい」ボタン121が選択されたとする。この場合、検索処理装置101は、例えば、選択された本の詳細を表示させる。
一方で、検索結果の提示に応じて、当該検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたとする。具体的には、検索結果画面113において、表示されている本が選択されず、「いいえ」ボタン122が選択されたとする。この場合、(2)に示すように、検索処理装置101は、受け付けた複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。
最後の回答に応じた検索結果とは、例えば、最後の質問に対する回答に応じた検索結果である。例えば、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果は、質問10に対する10個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果であり、具体的には、質問9に対する9個目までの回答に応じた検索結果である。このため、検索処理装置101は、9個目までの回答に応じた検索結果を提示する。具体的には、検索処理装置101は、端末102に検索結果画面114を表示させる。検索結果画面114には、検索結果である本のタイトルが表示されている。また、検索結果画面114では、利用者が所望する本であるか否かの入力が、「はい」ボタン121と、「いいえ」ボタン122とにより受け付けられる。
例えば、9個目の回答を受け付けた際の検索により50冊に絞り込まれたとすると、10個目の回答を受け付けた際の検索により絞り込まれた15冊を除いた35冊を提示する。検索結果画面114では、2冊の本が表示されている。検索結果画面114では、例えば、利用者が端末102のタッチパネルをスワイプしたりピンチインしたりすることにより、絞り込まれた35冊のうちの他の33冊についても閲覧可能とする。また、検索処理装置101は、9個目の回答を受け付けた際の検索結果(35冊)を提示する際に、10個目の回答を受け付けた際の検索結果(15冊)についても表示可能としてもよい。
検索結果画面114において、表示されているタイトルの本が選択されて、「はい」ボタン121が選択されたとする。この場合、検索処理装置101は、例えば、選択されたタイトルの本について詳細を表示させて検索処理を終了する。
また、最後の回答に応じた検索結果は、最後の質問に対する回答に応じた検索結果のみならず、提示している他の検索結果を含んでもよい。具体的には、最後の質問よりも前に行った質問に対する回答に応じた検索結果を含んでもよい。具体的に説明すると、検索結果に所望の検索対象が含まれていないことを示す入力が行われた場合、例えば、検索処理装置101は、9個目の回答に応じた検索結果を除外した、質問8に対する8個目までの回答に応じた検索結果を提示する。以降も同様に、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合、検索処理装置101は、質問m(8≧m≧2)に対するm個目の回答に応じた検索結果を除外した、質問m−1に対する「m−1」個目までの回答に応じた検索結果を提示する。
このように、実施の形態にかかる検索処理装置101は、複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける。これにより、検索処理装置101は、複数の質問のそれぞれについて順に回答を得ることができる。
また、検索処理装置101は、受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する。これにより、検索処理装置101は、複数の回答の組み合わせに応じた検索結果を得ることができる。
ここで、最後の質問に対する回答に応じた検索結果の提示において、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われるということは、最後の質問に対する回答に応じた検索によって所望の本を検索できなかったということである。このため、最後の質問に対する回答に応じた検索では効果的な検索が行われなかったと認められ、すなわち、最後の質問に対する回答が利用者の記憶違いであったと認められる。
このため、検索処理装置101は、検索結果の提示に応じて、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。具体的には、検索処理装置101は、受け付けた複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。
これにより、利用者の記憶違いと認められる最後の回答を除外した検索結果を提示でき、例えば、それよりも1つ前までの回答に応じた検索結果を提示することができる。したがって、利用者の記憶違いを考慮した検索結果を提示することができるため、利用者が所望する対象物を効率よく検索することができる。
(検索システム200のシステム構成例)
つぎに、実施の形態にかかる検索システム200のシステム構成例について説明する。
図2は、実施の形態にかかる検索システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、検索システム200は、サーバSvと、端末T1〜Tn(n:1以上の自然数)と、を含む構成である。検索システム200において、サーバSvおよび端末T1〜Tnは、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、インターネット、移動体通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
以下の説明では、端末T1〜Tnのうちの任意の閲覧者端末を「端末Ti」と表記する場合がある(i=1,2,…,n)。サーバSvは、質問情報DB211(Database)と、本情報DB211と、記憶相違情報DB213とを有する。各種DB211〜213の記憶内容については、図4〜6を用いて後述する。図1に示した検索処理装置101は、例えば、サーバSvに相当する。
端末Tiは、漫画の閲覧者が使用するコンピュータである。端末Tiは、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット型PCなどである。図1に示した端末102は、例えば、端末Tiに相当する。
(サーバSvのハードウェア構成例)
図3は、サーバSvのハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、サーバSvは、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、サーバSvの全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他の装置(例えば、図2に示した端末Ti)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と自装置内部とのインターフェースを司り、他の装置からのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、サーバSvは、上述した構成部のほかに、例えば、SSD(Solid State Drive)、キーボード、マウス、ディスプレイなどを有することにしてもよい。
(各種DB211〜213の記憶内容)
つぎに、図4〜6を用いて、図2に示したサーバSvが有する各種DB211〜213の記憶内容について説明する。各種DB211〜213は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。
図4は、質問情報DB211の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、質問情報DB211は、質問ID(Identification)、質問内容、選択肢、優先提示年齢および第1重みのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、質問情報(例えば、質問情報400−1〜400−4)がレコードとして記憶される。
ここで、質問IDは、質問毎に付される識別情報を示す。質問内容は、利用者に提示する質問内容を示す。選択肢は、利用者に提示して、選択可能に受け付ける回答を示す。優先提示年齢は、対応する質問を優先して提示するための年齢の範囲を示す。具体的には、検索対象の本を読んだときの利用者の年齢が該当する年齢である場合に、対応する質問が優先して提示される。第1重みは、その質問により効果的な絞り込みが行われやすいか否かを示す評価値であり、例えば、値が高いほど効果的な絞り込みが行われる質問であることを示す。効果的な絞り込みが行われる質問は、例えば、利用者が記憶違いの回答をしにくい質問である。また、第1重みが高いほど、効果的な絞り込みを行うことができるため、選択されやすい質問であることを示す。
例えば、質問情報400−1は、質問IDが「001」、質問内容が「主人公はつぎのうちどれですか?」、選択肢が「人間、動物、それ以外」、優先提示年齢が「12歳以上」、第1重みが「1.5」を示す。また、図示した例のほかにも、質問内容としては、例えば、「その本はシリーズ化されているか」、「その本は翻訳された本であるか」、「物語の中の国はどこか」、「主人公は男か」、「主人公の年齢は何歳くらいか」、などがある。
図5は、本情報DB212の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、本情報DB212は、本ID、タイトル、著者、初版および各質問の回答のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、本情報(例えば、本情報500−1〜500−3)がレコードとして記憶される。
ここで、本IDは、本毎に付される識別情報を示す。タイトルは、本のタイトルを示す。著者は、本の作者を示す。初版は、最初に本が出版された年を示す。各質問の回答は、各質問に対する回答を示す。各質問に対して回答を受け付けると、受け付けた回答と一致する本が抽出され、一方で、受け付けた回答と一致しない本が除かれることによって、絞り込みが行われる。
本情報500−1は、本IDが「1000000000」、タイトルが「猫のホテル」、著者が「○○編集委員会」、初版が「1985年」を示す。また、本情報500−1は、質問001の回答が「動物」、質問002の回答が「いる」、質問003の回答が「それ以外」、質問004の回答が「絵本以外」を示す。本情報500−1に示す「猫のホテル」の本は、質問001の回答が「動物」、質問002の回答が「いる」、質問003の回答が「それ以外」、質問004の回答が「絵本以外」などが受け付けられた場合に、選択される本である。
図6は、記憶相違情報DB213の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、記憶相違情報DB213は、本ID、質問IDおよび第2重みのフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、記憶相違情報(例えば、記憶相違情報600−1〜600−9)がレコードとして記憶される。
ここで、本IDは、本毎に付される識別情報を示す。質問IDは、質問毎に付される識別情報を示す。第2重みは、例えば、その質問により記憶違いの回答がされやすいか否かを示す本(検索対象)の評価値であり、具体的には、低い値ほど、質問に対して記憶違いの回答がされやすい本であることを示す。
具体的に説明すると、例えば、犬が主人公であるにもかかわらず、猫が主人公であると記憶違いを起こさせやすい本があるとする。この本を検索したい場合に、「猫が主人公ですか?」の質問を行ったとすると、「はい」の回答が受け付けられやすく、すなわち、記憶違いの回答がされやすい。このような記憶違いの回答が行われると、検索結果に含まれないこととなる。言い換えると、所望の本が記憶違いを起こさせやすい本である場合には、所望の本が検索結果に含まれないこととなる。このため、検索処理装置101は、記憶違いを起こさせやすい本(検索対象)については検索結果に含ませることとし、例えば、検索結果に含めて提示したり、つぎの回答に対しても検索範囲に含めて検索したりする。
例えば、検索処理装置101は、第2重みが所定値(例えば、「2.0」)以下であれば、検索結果に含ませることとする。このように、第2重みは、質問毎に記憶違いの回答がされやすい本であるか否かを示す本の評価値であり、検索結果に含まれない場合でも、例外的に検索結果に含ませるための判断に用いられる値である。
記憶相違情報600−1は、本IDが「1000000000」、質問IDが「001」、第2重みが「0.8」を示す。記憶相違情報600−1に示す本ID「1000000000」の本は、質問ID「001」の質問に対する回答が受け付けられたとしても、第2重みが所定値(例えば「2.0」以下)であるため、検索結果から含まれない場合でも、検索結果に含ませる。
(サーバSvの機能的構成例)
図7は、サーバSvの機能的構成例を示すブロック図である。図7において、サーバSvは、決定部701と、提示制御部702と、受付制御部703と、検索部704と、変更部705と、記憶部710と、を含む構成である。決定部701〜変更部705は、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。
記憶部710は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。具体的には、例えば、記憶部710は、図4〜6に示した各種DB211〜213を記憶する。
記憶部710は、検索対象である本や、検索対象を絞り込むための質問などの各種情報を記憶する。本は、絵本、小説、図鑑、漫画、雑誌などの書籍であるが、新聞、カタログなどを含んでもよい。また、検索対象は、本に限らず、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、コンテンツ、自動車などでもよい。決定部701は、記憶部710に記憶されている質問の中から複数の質問を決定する。提示制御部702は、例えば、出力部であり、決定部701によって決定された複数の質問を端末Tiに提示させる。提示制御部702は、複数の質問を1問ずつ提示することとするが、複数の質問を一覧表示させて提示してもよい。
受付制御部703は、例えば、受信部であり、複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける。具体的には、受付制御部703は、端末Tiを介して利用者から質問に対する回答を受け付ける。受付制御部703は、例えば、1問ずつ提示された質問に対して1問ずつ回答を受け付けることとする。ただし、受付制御部703は、一覧表示された複数の質問に対して、まとめて回答を受け付けることとしてもよい。
また、受付制御部703は、例えば、複数の質問を提示する前に、利用者の生年月日や、所望の本を読んだときの年齢を受け付ける。検索部704は、利用者の生年月日や所望の本を読んだときの年齢に基づいて、検索範囲となる本の絞り込みを予め行う。具体的には、検索部704は、例えば、初版の西暦が、少なくとも本を読んだときの年齢時の西暦よりも前のものを検索範囲とする。これにより、利用者の生年月日や所望の本を読んだときの年齢を用いて、検索範囲を予め絞り込むことができる。
また、検索部704は、受付制御部703が受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する。検索部704は、具体的には、受付制御部703によって1問ずつ回答が受け付けられるたびに検索を行うことにより、複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する。検索部704による検索結果が所定数以下にならない場合、決定部701は、つぎの質問を決定する。そして、提示制御部702は、決定部701によって決定されたつぎの質問を提示する。
一方で、検索部704による検索結果が所定数以下になると、提示制御部702は、検索結果を提示する。所定数は、例えば、本のタイトルや著者が一覧表示画面に収まる数であり、具体的には、20冊である。なお、検索部704による複数回の検索により検索結果に該当するものがなしとなった場合には、提示制御部702は、今回の検索を行う前の検索結果を提示すればよい。提示制御部702によって検索結果が提示された場合、受付制御部703は、検索結果に所望の検索対象が含まれたことを示す入力と、含まれないことを示す入力と、のいずれか一方の入力を受け付ける。
検索結果の提示に応じて、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、提示制御部702は、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。具体的には、提示制御部702は、受け付けた複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。
最後の回答に応じた検索結果とは、例えば、最後の質問に対する回答に応じた検索結果である。具体的には、例えば、受付制御部703によって全部でW個の回答が受け付けられて、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、提示制御部702は、W個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。具体的には、提示制御部702は、W個目よりも1つ前のW−1個目までの1または複数の回答に応じた検索結果を提示する。ただし、提示制御部702は、W個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示できればよく、例えば、W−1個目までの1または複数の回答の中から組合せをランダムに選んで得た検索結果を提示してもよい。また、提示制御部702は、W−1個目までの回答に応じた検索結果を提示する際に、W個目の回答に応じた検索結果についても提示してもよい。
また、最後の回答に応じた検索結果は、最後の質問に対する回答に応じた検索結果のみならず、提示している他の検索結果を含んでもよく、具体的には、最後の質問よりも前に行った質問に対する回答に応じた検索結果を含んでもよい。具体的に説明すると、提示制御部702は、W−1個目までの回答に応じた検索結果を提示して、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、W−1個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。具体的には、提示制御部702は、W−2個目までの1または複数の回答に応じた検索結果を提示する。以降、同様にして、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、提示制御部702は、提示した検索結果を除外し、それよりも1つ前までの回答に応じた検索結果を提示する。
また、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、複数の質問の最後に提示した質問の評価値を変更する。検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われるとは、所望の検索結果が得られなかったことであり、例えば、利用者が記憶違いの回答をしたことにより効果的な絞り込みが行われなかったことである。このため、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたとすると、最後に提示した質問は、例えば、利用者が記憶違いの回答をしやすい質問であり、効果的な絞り込みが行えない質問であると認められる。
質問の評価値は、その質問により効果的な絞り込みが行われやすいか否かを示す評価値であり、例えば、第1重み(図4参照)であり、値が高いほど効果的な絞り込みが行われる質問であることを示す。決定部701は、質問の評価値に応じて複数の質問を決定する。具体的には、決定部701は、質問の評価値が低いものより高いものを優先して決定する。また、決定部701は、質問の評価値に応じて、複数の質問を提示する順番を変更する。具体的には、決定部701は、質問の評価値が高い質問ほど提示する順番を先にする。これにより、サーバSvは、複数回の検索における早い段階で効果的な絞り込みを行うことができる。
例えば、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値を下げる。質問の評価値を下げる処理としては、変更部705は、例えば、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値から特定値を減算する。特定値は、例えば、検索システム200の開発者などによって予めメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されてある。これにより、以降の検索処理において、決定部701によって当該質問が決定されにくくすることができる。
また、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、複数の質問の最後に提示した質問の評価値を変更する。具体的には、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値を上げる。質問の評価値を上げる処理としては、変更部705は、例えば、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値に特定値を加算する。
具体的に説明すると、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合とは、最後の質問を含む複数の質問に対する回答に応じた検索結果に利用者が探す本が含まれている場合である。すなわち、複数の質問に対して利用者の記憶違いの回答がなかったと認められる場合である。したがって、最後の質問を含む複数の質問は、効果的な絞り込みを行うことができた質問であると認められる。このため、変更部705は、最後の質問を含む複数の質問の評価値を上げる。複数の質問の評価値を上げる処理としては、変更部705は、例えば、最後の質問を含む複数の質問の評価値に、上述した特定値を加算する。これにより、以降の検索処理において、所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われるまでに用いられた複数の質問が、決定部701によって決定されやすくすることができる。
また、決定部701は、質問の評価値が所定の値以下となった場合に、当該質問を複数の質問から除外する。例えば、決定部701は、質問を決定する際に質問の評価値を参照して、参照した質問の評価値が所定の値以下である場合に、当該質問を除外してもよい。また、質問の評価値が所定の値以下となった場合に、その旨を示すフラグを設定することとし、決定部701は、質問を決定する際に当該フラグを参照することによって評価値が所定の値以下の質問を除外してもよい。所定の値は、例えば、検索システム200の開発者などによって予めメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されてある。
また、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、質問に対応する検索対象の評価値を変更する。検索対象の評価値は、その質問により記憶違いの回答がされやすいか否かを示す本の評価値である。検索対象の評価値は、本来であれば検索結果に含まれない場合でも、検索結果に含ませるための判断に用いられる値である。検索対象の評価値は、具体的には、例えば、第2重み(図6参照)であり、低い値ほど、対応する質問に対して記憶違いの回答がされやすい本であることを示す。
提示制御部702は、検索結果と、該検索結果に含まれない検索対象の中から検索対象の評価値に基づいて抽出される検索対象と、を提示する。検索対象は、検索対象の評価値が低いほど抽出されやすい。例えば、提示制御部702は、検索対象の評価値が低い場合には、当該検索対象が検索結果に含まれない場合でも、当該検索対象と検索結果とを提示する。また、検索部704は、検索対象の評価値が低い場合には、当該検索対象が検索結果に含まれない場合でも、つぎの回答に応じた検索において当該検索対象を検索範囲に含ませて検索を行う。
例えば、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、検索対象の評価値を下げる。より具体的に説明すると、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合とは、質問に対する回答に応じた検索結果に利用者が探す本が含まれない場合であり、すなわち、質問に対して記憶違いの回答があったと認められる場合である。このため、質問に対して記憶違いの回答がされやすい検索対象であると認められることから、当該質問に対応する検索対象の評価値を下げる。これにより、以降の検索処理において、記憶違いの回答がされやすい質問に対応する検索対象については、検索結果に含まれない場合でも、検索結果に含ませて提示することができる。評価値を下げる処理としては、変更部705は、例えば、当該質問に対応する検索対象の評価値から特定値を減算する。特定値は、例えば、検索システム200の開発者などによって予めメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されてある。
また、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、質問に対応する検索対象の評価値を変更する。具体的には、変更部705は、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、各質問に対応する検索対象の評価値を上げる。より具体的には、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合とは、複数の質問に対する回答に応じた検索結果に利用者が探す本が含まれる場合であり、すなわち、複数の質問に対して記憶違いの回答がなかったと認められる場合である。このため、この検索対象は、複数の質問に対して記憶違いの回答がされにくい検索対象であると認められることから、各質問に対応する検索対象の評価値を上げる。これにより、以降の検索処理において、記憶違いの回答がされにくい質問に対応する検索対象については、検索結果に含まれない場合は、そのまま検索結果に含ませないこととすることができる。評価値を上げる処理としては、変更部705は、例えば、質問に対応する検索対象の評価値に特定値を加算する。
サーバSvは、通常のキーワードによる検索を行う機能を有していてもよい。この場合、キーワードによる検索を行う機能と、質問に対する回答を受け付けて検索を行う機能とを利用者が選択可能にしてもよい。これにより、利用者がキーワードを覚えている場合には、キーワードを入力して検索することができ、効率よく検索することができる。また、利用者がキーワードを覚えていない場合には、質問に対する回答を受け付けて検索することができるため、通常のキーワードによる検索を行う機能を補完することができ、効率よく検索することができる。
(端末Tiに表示される画面の一例)
図8は、端末Tiに表示される基本情報入力画面の一例を示す説明図である。図8において、基本情報入力画面800は、端末Tiのタッチパネルに表示されて、利用者の基本情報の入力を受け付ける画面を示す。基本情報は、生まれた年と、検索を行う本を読んだときの年齢である。利用者が、生まれた年と、本を読んだときの年齢とを入力すると、ボタン801が操作可能な状態となる。そして、利用者によりボタン801が操作されると、例えば、図9に示す質問が提示される。
図9は、端末Tiに表示される質問画面の一例を示す説明図である。図9において、質問画面900は、端末Tiのタッチパネルに質問が表示されて、質問に対して利用者からの回答を受け付けることが可能な画面を示す。質問画面900には、「物語のジャンルはつぎのうちどれですか?」の質問が表示されている。また、回答ボタン901には、「学園」、「歴史」、「SF(Science Fiction)」、「それ以外」の各ボタンが操作可能に表示されており、いずれか1つを利用者が操作することにより選択される。複数の質問に対する回答を受け付けて、検索結果が所定数以下になると、図10に示す検索結果が提示される。
図10は、端末Tiに表示される検索結果画面の一例を示す説明図(その1)である。図10において、検索結果画面1000は、端末Tiのタッチパネルに本の検索結果が表示されて、探している本が見つかったか否かの利用者からの回答を受け付けることが可能な画面を示す。検索結果画面1000では、2冊の本が表示されている。
検索結果画面1000では、説明の便宜上、2冊の本が表示されているが、所定冊数(例えば20冊)までを一覧表示することが可能である。また、検索結果画面1000において、利用者が端末Tiのタッチパネルをスワイプしたりピンチインしたりすることにより、絞り込まれた他の本についても閲覧可能とする。
検索結果画面1000には、「探している本は見つかりましたか?」の問いに対して、「はい」ボタン1001と、「いいえ」ボタン1002と、のうちのいずれか一方が選択可能に表示されている。表示されているタイトルの本のいずれか1つが選択されて、「はい」ボタン1001が選択されたとすると、選択されたタイトルの本についての詳細画面が表示されて、例えば、検索処理が終了する。一方で、検索結果画面1000において、「いいえ」ボタン1002が選択されたとすると、図11に示す検索結果が表示される。
図11は、端末Tiに表示される検索結果画面の一例を示す説明図(その2)である。図11において、検索結果画面1100は、端末Tiのタッチパネルに本の検索結果が表示されて、探している本が見つかったか否かの利用者からの回答を受け付けることが可能な画面を示す。検索結果画面1100には、10個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果であり、具体的には、9個目までの回答に応じた検索結果である。検索結果画面1100では、2冊の本が表示されている。
検索結果画面1100では、説明の便宜上、2冊の本が表示されているが、利用者が端末Tiのタッチパネルをスワイプしたりピンチインしたりすることにより、9個目までの回答に応じた検索結果である他の本についても閲覧可能とする。
検索結果画面1100には、「探している本は見つかりましたか?」の問いに対して、「はい」ボタン1001と、「いいえ」ボタン1002と、のうちのいずれか一方が選択可能に表示されている。
検索結果画面1100において、「いいえ」ボタン1002が選択されたとすると、図11に示す検索結果が表示される。9個目の回答に応じた検索結果を除外した検索結果であり、具体的には、8個目までの回答に応じた検索結果である。検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われると、すなわち、「いいえ」ボタン1002が選択されると、さらに、1つ前の回答に応じた検索結果を表示することを繰り返す。検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われ続け、例えば、1回目の回答に応じた検索結果が表示されたとすると、「いいえ」ボタン1002が選択不可能となり、検索処理が終了する。
一方、表示されているタイトルの本のいずれか1つが選択されて、「はい」ボタン1001が選択されたとすると、選択されたタイトルの本についての詳細画面1110が表示されて、例えば、検索処理が終了する。選択されたタイトルの本が、利用者が所望する本である場合、利用者が「子供の本棚へ登録する」ボタン1111を選択すると、利用者個人毎に設けられる記憶画面1200(図12参照)に移行する。
図12は、端末Tiに表示される記憶画面の一例を示す説明図(その1)である。図12において、記憶画面1200は、利用者個人毎に設けられて、借りたい本や購入したい本の情報を記憶することを示す画面である。記憶画面1200は、利用者のIDやパスワードを入力することにより閲覧可能な画面である。記憶画面1200には、例えば、「子供におすすめしたい本」と、「これから読みたい本」とのファイルがある。「これから読みたい本」のファイルには、自らが今後読もうと思っている本についての情報が利用者の登録により記憶される。「子供におすすめしたい本」のファイルには、例えば、利用者の子供に読ませたい本についての情報が利用者の登録により記憶される。「子供におすすめしたい本」のファイルは、利用者の子供がアクセス可能なファイルとリンクしている。
記憶画面1200において、利用者が「子供におすすめしたい本」を選択すると、提供画面1210が表示される。提供画面1210には、利用者が選択した本が入力される。これにより、利用者が自分の子供に推奨する本が登録される。
図13は、端末Tiに表示される記憶画面の一例を示す説明図(その2)である。図13において、記憶画面1300は、利用者の子供毎に設けられ、おもしろかった本や親が推奨する本の情報を記憶することを示す画面である。記憶画面1300は、利用者の子供のIDやパスワードを入力することにより閲覧可能な画面である。記憶画面1300には、例えば、「おもしろかった本」と、「お母さんの本」とのファイルがある。「おもしろかった本」のファイルには、利用者の子供自らが読んでおもしろかった本が自らの登録操作により記憶される。また、「お母さんの本」のファイルは、例えば、利用者(親)の「子供におすすめしたい本」のファイル(図12参照)とリンクしており、利用者の子供がアクセスすることが可能である。
記憶画面1300において、利用者の子供が「お母さんの本」を選択すると、収受画面1310が表示される。収受画面1310には、親が推奨する本の情報が表示されている。これにより、利用者の子供は、利用者の親が推奨する本を確認することができる。
(サーバSvの検索処理手順)
つぎに、図14〜16を用いて、サーバSvの検索処理手順について説明する。
図14は、サーバSvの検索処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。図15は、サーバSvの検索処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。図16は、サーバSvの検索処理手順の一例を示すフローチャート(その3)である。図14のフローチャートにおいて、まず、サーバSvは、端末Tiを介して、利用者から本の検索開始の要求を受け付けたか否かを判断する(ステップS1401)。ここで、サーバSvは、検索開始の要求を受け付けるまで待つ(ステップS1401:No)。
そして、サーバSvは、検索開始の要求を受け付けた場合(ステップS1401:Yes)、利用者の生まれた年と、本を読んだ年齢との入力画面を表示する(ステップS1402)。つぎに、サーバSvは、利用者の生まれた年と、本を読んだ年齢との入力が完了したか否かを判断する(ステップS1403)。ここで、サーバSvは、利用者の生まれた年と、本を読んだ年齢との入力が完了するまで待つ(ステップS1403:No)。
サーバSvは、利用者の生まれた年と、本を読んだ年齢との入力が完了すると(ステップS1403:Yes)、入力された情報から、初版が「生まれた年+本を読んだ年齢+10」以前の本に絞り込む(ステップS1404)。例えば、生まれた年を1986年とし、本を読んだ年齢を9歳とすると、1986+9+10=2005年以前の本に絞り込む。「10」は、利用者が記憶するその本を読んだ年齢と、現実にその本を読んだ年齢とに相違がある場合の誤差を考慮した設定値であり、他の設定値としてもよい。このように、利用者がその本を読んだ年齢を用いて、本を絞り込むことにより、例えば、ここ数年に発行された本を検索範囲から除外することができるため、効率よく検索を行うことができる。
そして、サーバSvは、本を読んだ年齢と、優先提示年齢とを比較し、該当する質問を質問情報DB211から抽出する(ステップS1405)。そして、サーバSvは、抽出した質問の中から第1重みが高い質問を選択する(ステップS1406)。言い換えると、サーバSvは、質問の評価値が高いものを優先するとともに、質問の評価値が高い質問ほど提示する順番を先に選択する。つぎに、サーバSvは、選択した質問の第1重みが所定の値以下であるか否かを判断する(ステップS1501)。第1重みが所定の値以下であるとは、その質問により効果的な絞り込みが行えないということである。
サーバSvは、第1重みが所定の値以下である場合(ステップS1501:Yes)、ステップS1508へ移行する。サーバSvは、第1重みが所定の値以下ではない場合(ステップS1501:No)、利用者から回答を受け付けたか否かを判断する(ステップS1502)。ここで、サーバSvは、利用者から回答を受け付けるまで待つ(ステップS1502:No)。サーバSvは、利用者から回答を受け付けた場合(ステップS1502:Yes)、本情報DB212から、回答に当てはまる本を抽出する(ステップS1503)。
つぎに、サーバSvは、その質問により記憶違いが起きやすい本であるか否かを判断する(ステップS1504)。その質問により記憶違いが起きやすい本とは、具体的には、記憶相違情報DB213(図6参照)内の本IDが示す本のうち、質問ID(質問)に対応する第2重みが所定値(例えば、「2.0」)以下の本(本ID)である。なお、第2重みは、低い値ほど、質問に対して記憶違いの回答がされやすい本であることを示す。
サーバSvは、その質問により記憶違いが起きやすい本ではないと判断した場合(ステップS1504:No)、ステップS1506に移行する。サーバSvは、その質問により記憶違いが起きやすい本であると判断した場合(ステップS1504:Yes)、その本を検索結果に含ませる(ステップS1505)。
つぎに、サーバSvは、一定冊数まで絞り込んだか否かを判断する(ステップS1506)。サーバSvは、一定冊数まで絞り込んでいない場合(ステップS1506:No)、表示していない質問があるか否かを判断する(ステップS1507)。サーバSvは、表示していない質問がある場合(ステップS1507:Yes)、図14のステップS1405に移行する。サーバSvは、一定冊数まで絞り込んだ場合や(ステップS1506:Yes)、表示していない質問がない場合(ステップS1507:No)、本を一覧表示する(ステップS1508)。
そして、サーバSvは、利用者が探していた本が見つかったか否かを判断する(ステップS1601)。具体的には、例えば、サーバSvは、検索結果画面1000,1100(図10および図11参照)において、ボタン1001が選択されたか否かを判断する。サーバSvは、利用者が探していた本が見つからない場合(ステップS1601:No)、最初の質問に対する回答に応じた検索結果を表示しているか否かを判断する(ステップS1602)。
サーバSvは、最初の質問に対する回答に応じた検索結果を表示していない場合(ステップS1602:No)、最後に表示した質問の第1重みと、当該質問に対応する本の第2重みとを低くする(ステップS1603)。各重みを低減させる値は、予め各重みに設定された値であり、例えば「0.1」である。最後に表示した質問は、例えば、利用者が所望する本が見つからなかったことから、回答に記憶違いがあると認められる質問である。そして、サーバSvは、最後に表示した質問の1つ前の質問の際に絞り込んだ本を一覧表示し(ステップS1604)、ステップS1601に移行する。
一方、サーバSvは、最初の質問に対する回答に応じた検索結果を表示している場合(ステップS1602:Yes)、「お探しの本は見つかりませんでした。」の表示を行い(ステップS1605)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
ステップS1601において、サーバSvは、利用者が探していた本が見つかった場合(ステップS1601:Yes)、該当する質問の第1重みと、各質問に対応する本の第2重みとを高くする(ステップS1606)。各重みを増加させる値は、予め各重みに設定された値であり、例えば「0.1」である。該当する質問は、例えば、利用者が所望する本が見つかるまでに提示した、回答に記憶違いのないと認められる質問である。
つぎに、サーバSvは、「子供の本棚へ登録する」(図11の「子供の本棚へ登録する」ボタン1111参照)が選択されたか否かを判断する(ステップS1607)。サーバSvは、「子供の本棚へ登録する」が選択されない場合(ステップS1607:No)、終了か否かを判断する(ステップS1608)。終了とは、「子供の本棚へ登録する」を選択せずに終了したり、「これから読みたい本」(図12参照)に登録したりすることである。
サーバSvは、終了していないと判断した場合(ステップS1608:No)、ステップS1607に移行する。サーバSvは、終了したと判断した場合(ステップS1608:Yes)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。サーバSvは、「子供の本棚へ登録する」が選択された場合(ステップS1607:Yes)、子供におすすめしたい本に登録し(ステップS1609)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態において、サーバSvは、複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける。これにより、サーバSvは、複数の質問のそれぞれについて順に回答を得ることができる。また、サーバSvは、利用者に質問毎に記憶を辿らせることができ、利用者が所望の本を思い出すことを支援することができる。
また、サーバSvは、受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する。これにより、サーバSvは、複数の回答の組み合わせに応じた検索結果を得ることができる。
また、サーバSvは、検索結果の提示に応じて、当該検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。具体的には、サーバSvは、受け付けた複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する。
これにより、サーバSvは、利用者の記憶違いと認められる最後の回答を除外した検索結果を提示でき、例えば、それよりも1つ前までの回答に応じた検索結果を提示することができる。したがって、サーバSvは、利用者の記憶違いを考慮した検索結果を提示することができるため、利用者が所望する対象物を効率よく検索することができる。このため、サーバSvは、昔に読んだ本を探し当てる過程の中で、記憶違いを正すことを手助けしながら、利用者の所望の本を探し当てることができる。
また、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、複数の質問の最後に提示した質問の評価値(第1重み)を変更する。具体的には、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値(第1重み)を変更する。これにより、効果的な絞り込みが行えない質問の評価値を下げることができる。したがって、以降の検索処理において、サーバSvは、効果的な絞り込みが行えない質問を選択しにくくすることができる。このため、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、質問の評価値を変更する。具体的には、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、複数の質問の最後に提示した質問の評価値(第1重み)を変更する。これにより、サーバSvは、効果的な絞り込みが行えた質問の評価値を上げることができる。したがって、以降の検索処理において、サーバSvは、効果的な絞り込みが行える質問を選択しやすくすることができる。このため、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、複数の質問を、質問の評価値に応じて決定する。これにより、サーバSvは、効果的な絞り込みを行うことができる当該評価値の高い質問を提示することができる。したがって、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、質問の評価値に応じて、複数の質問を提示する順番を変更する。これにより、サーバSvは、効果的な絞り込みを行うことができる当該評価値の高い質問を優先して提示することができる。したがって、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、質問の評価値が所定の値以下となった場合に、当該質問を複数の質問から除外する。これにより、サーバSvは、効果的な絞り込みを行うことができない当該評価値の低い質問を提示しないようにすることができる。したがって、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、質問に対応する検索対象の評価値を変更する。具体的には、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、検索対象の評価値(第2重み)を変更する。これにより、質問に対して記憶違いの回答がされやすい検索対象であると認められる検索対象の評価値を下げることができる。したがって、以降の検索処理において、記憶違いの回答がされやすい質問に対応する検索対象については、検索結果に含まれない場合も、検索結果に含ませて提示したり、つぎの回答に応じた検索においても検索範囲に含ませたりすることができる。このため、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、検索対象の評価値を変更する。具体的には、サーバSvは、検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われた場合に、検索対象の評価値(第2重み)を変更する。これにより、質問に対して記憶違いの回答がされにくい検索対象であると認められる検索対象の評価値を上げることができる。したがって、以降の検索処理において、サーバSvは、記憶違いの回答がされにくい質問に対応する検索対象については、検索結果に含まれない場合には、そのまま検索結果に含ませないようにすることができる。このため、サーバSvは、対象物を効率よく検索することができる。
また、サーバSvは、複数の質問を提示する前に、利用者の生年月日や、所望の本を読んだときの年齢を用いて、検索範囲の絞り込みを予め行うこととした。これにより、サーバSvは、利用者の生年月日や所望の本を読んだときの年齢を用いて、検索範囲を予め絞り込むことができるため、対象物を効率よく検索することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付け、
受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行し、
検索結果の提示に応じて、該検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、受け付けた前記複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、前記最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする検索処理方法。
(付記2)検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、前記複数の質問の最後に提示した質問の評価値を変更する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記1に記載の検索処理方法。
(付記3)検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、前記質問の評価値を変更する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記2に記載の検索処理方法。
(付記4)前記複数の質問を、前記質問の評価値に応じて決定する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記2または3に記載の検索処理方法。
(付記5)前記質問の評価値に応じて、前記複数の質問を提示する順番を変更する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記2〜4のいずれか一つに記載の検索処理方法。
(付記6)前記質問の評価値が所定の値以下となった場合に、該質問を前記複数の質問から除外する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記2〜5のいずれか一つに記載の検索処理方法。
(付記7)検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われたかどうかに応じて、質問に対応する検索対象の評価値を変更する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の検索処理方法。
(付記8)検索結果に所望の検索対象が含まれることを示す入力が行われたかどうかに応じて、前記検索対象の評価値を変更する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記7に記載の検索処理方法。
(付記9)検索結果と、該検索結果に含まれない検索対象の中から前記検索対象の評価値に基づいて抽出される検索対象と、を提示する処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする付記7または8に記載の検索処理方法。
(付記10)複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付け、
受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行し、
検索結果の提示に応じて、該検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、受け付けた前記複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、前記最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検索処理プログラム。
(付記11)複数の質問のそれぞれについて順に回答を受け付ける受信部と、
受け付けた複数の回答の組み合わせに応じて検索を実行する検索部と、
検索結果の提示に応じて、該検索結果に所望の検索対象が含まれないことを示す入力が行われた場合に、受け付けた前記複数の回答のうち少なくとも最後に受け付けた回答を除く1または複数の回答の組み合わせに応じて実行した検索結果から、前記最後の回答に応じた検索結果を除外した検索結果を提示する出力部と、
を有することを特徴とする検索処理装置。