[go: up one dir, main page]

JP2018170871A - 全方向移動車両 - Google Patents

全方向移動車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2018170871A
JP2018170871A JP2017066762A JP2017066762A JP2018170871A JP 2018170871 A JP2018170871 A JP 2018170871A JP 2017066762 A JP2017066762 A JP 2017066762A JP 2017066762 A JP2017066762 A JP 2017066762A JP 2018170871 A JP2018170871 A JP 2018170871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
omnidirectional
drive motor
frame
wheel
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017066762A
Other languages
English (en)
Inventor
真規 岡田
Masanori Okada
真規 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2017066762A priority Critical patent/JP2018170871A/ja
Publication of JP2018170871A publication Critical patent/JP2018170871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】イコライザ機構を採用しコストを抑制しつつ、所望の方向に移動が可能な全方向移動車両を提供する。【解決手段】全方向移動車両1は、メインフレームとしての第1フレーム10と、第1フレームと一体であると共に、第1フレームにおける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を軸心として回動可能な、イコライザフレームとしての第2フレーム20とからなるイコライザ機構を採用する。第1フレーム又は第2フレームのいずれか一方は、第1フレームにおける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を挟んで、少なくとも1つずつ設けられる全方向移動車輪51、52、53、54と、全方向移動車輪を回転駆動する駆動モーターと、駆動モーターを制御する制御部と、制御部に対して全方向移動車両の移動方向を指令する指令部とを備える。制御部は、指令部によって指令された移動方向に応じて、駆動すべきモーターを選択する。【選択図】図1

Description

本発明は、前後・左右・斜め方向その他任意の方向への直線移動或いは曲線移動、又は、その場所での時計方向若しくは反時計方向への回転運動を任意に行うことができる全方向移動車両に関するものである。
工場、倉庫、病院等のように行動可能範囲の限られる場所で作業する全方向移動車両においては、狭い床面上を任意の方向に自由に動き回ることができ、目的の場所に正確に位置付けされるようにする高度な運動性能が要求される。
路面の段差や凹凸に対し、常に車輪が接地するようにする機構の代表としてサスペンション機構を備えた全方向移動車両が提案されているが、サスペンション機構は部品点数も多く構造が複雑になり高価になる、という問題があった。そこで、例えば、特許文献1(特開平7−334236号公報)で提案されているような、比較的部品点数が少なくコストを抑制できるイコライザ機構を採用することが考えられる。
特開平7−334236号公報
上記のように、イコライザ機構のような構造は、簡素で比較的安価にできるものもあるが、全方向移動車両の重心移動(加減速時)の影響で機構の制約上、浮いてしまう車輪がある。浮いた車輪は地面に駆動力を伝えることができないため、イコライザ機構を採用した全方向移動車両においては、結果的に所望の方向に移動させることが困難である、という問題があった。
上記問題を解決するために、本発明に係る全方向移動車両は、第1フレームと、前記第1フレームと一体であると共に、前記第1フレームにおける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を仮定した場合に、前記第1フレームに対して前記仮定した軸を軸心として回動可能な第2フレームと、前記第1フレーム及び前記第2フレームに対し各々設けられると共に、前記第1フレーム又は前記第2フレームのいずれか一方のフレームには前記仮定した軸を挟んで少なくとも1つずつ設けられる全方向移動車輪と、前記全方向移動車輪を回転駆動する駆動モーターと、前記制御部に対して全方向移動車両の移動方向を指令する指令部と、前記駆動モーターを制御する制御部と、を有する全方向移動車両であって、前記制御部が、前記指令部によって指令された移動方向に応じて、駆動する前記駆動モーターを選択することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記制御部が、荷重移動の方向に位置する前記全方向移動車輪に対応する前記駆動モーターのみを選択することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記制御部が、空転が予測される前記全方向移動車輪以外の前記全方向移動車輪に対応する前記駆動モーターを選択すると共に、前記全方向移動車輪以外の前記全方向移動車輪の回転駆動トルクのベクトル和が、前記指令部によって指令された移動方向となるように前記駆動モーターを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、全方向移動車両の状態を検出する検出部をさらに有し、前記制御部が、前記指令部によって指令された移動方向と、前記検出部によって検出された状態とに基づいて、前記駆動モーターを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記検出部がジャイロセンサであり、前記制御部が、前記指令部によって指令された移動方向と、前記ジャイロセンサによって取得される全方向移動車両の進行方向とに基づいて、前記駆動モーターを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記検出部が電流センサであり、前記制御部は、前記電流センサで無負荷電流が検出された前記駆動モーターを所定時間OFFとすることを特徴とする。 また、本発明に係る全方向移動車両は、前記検出部が回転数センサであり、前記制御部は、前記回転数センサで無負荷回転数が検出された前記駆動モーターを所定時間OFFとすることを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記制御部は、前記指令部によって指令された移動方向に位置する全方向移動車輪も所定時間OFFとすることを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記制御部は、所定時間OFFとされた前記駆動モーター以外の前記駆動モーターに対応する前記全方向移動車輪の回転駆動トルクのベクトル和が、前記指令部によって指令された移動方向となるように前記駆動モーターを駆動することを特徴とする。
また、本発明に係る全方向移動車両は、前記指令部によって指令された移動方向が前記仮定した軸が伸びる方向であるとき、前記制御部が、全ての前記前記駆動モーターを駆動することを特徴とする。
本発明に係る全方向移動車両は、指令部によって指令された移動方向に応じて、駆動する前記駆動モーターを選択するので、このような本発明に係る全方向移動車両によれば、イコライザ機構を採用したコストを抑制した全方向移動車両においても、所望の方向に移動させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の斜視図である。 本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の俯瞰的模式図である。 本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御系のブロック図である。 全てのオムニホイールを駆動した際の問題点を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右方向移動)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右前45°方向移動)を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右方向移動)を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の斜視図であり、また、図2は本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の俯瞰的模式図であり、また、図3は本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御系のブロック図である。図1においては、モーター、制御回路及びこれらに電源を供給するバッテリーなどについては図示を省略している。
本発明に係る全方向移動車両1は、例えば、第1フレーム10(メインフレーム)と、この第1フレーム(メインフレーム)10と一体であると共に、第1フレーム(メインフレーム)10に対して変位する第2フレーム20(イコライザフレーム)と、からなるイコライザ機構を採用したものが前提となる。このようなイコライザ機構は、サスペンション機構などと比べると少ない部品点数で安価に構成することができる。
本実施形態に係る全方向移動車両1においては、第2フレーム20側が車両の前方で、第1フレーム10側が車両の後方であるものとして定義するが、このような定義は必ずしも本質的なものではない。
第2フレーム20側には、右前輪取付部25及び左前輪取付部26が設けられており、これらに右前オムニホイール51、左前オムニホイール52が取り付けられている。図2に示されるように、右前オムニホイール51、左前オムニホイール52は、車両の前後に対して斜め45°の方向から右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152(いずれも図1には不図示)で回転駆動されるようになっている。
また、第1フレーム10側には、右後輪取付部15及び左後輪取付部16が設けられており、これらに右後オムニホイール53、左後オムニホイール54が取り付けられている。図2に示されるように、右後オムニホイール53、左後オムニホイール54は、車両の前後に対して斜め45°の方向から右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154(いずれも図1には不図示)で回転駆動されるようになっている。
本実施形態に係る全方向移動車両1において用いられるオムニホイールは、駆動モーター(ブロック図参照)の駆動軸を中心にして回転する2枚のホイールと、各ホイールの外周に駆動モーター(ブロック図参照)の駆動軸と直交する軸を中心として回転可能に設けられた3個のフリーローラとを有する車輪であり、全方向に移動可能としたものである。なお、2枚のホイールは位相を60°ずらして取り付けられている。このような構成を有するため、駆動モーター(ブロック図参照)が駆動されてホイールが回転すると、3個のフリーローラはホイールと一体となって回転する。一方、接地しているフリーローラが回転することにより、オムニホイールは、そのホイールの回転軸に並行な方向にも移動することができる。そのため、4つの駆動モーター(右前輪駆動モーター135、左前輪駆動モーター136、右後輪駆動モーター137、左後輪駆動モーター138)によって独立して制御し、4つのオムニホイールそれぞれの回転方向及び回転速度を個別に調節することより、全方向移動車両1を任意の方向(全方向)に移動させることができる。
本実施形態に係る全方向移動車両1においては、全方向移動車輪として、オムニホイールを用いているが、本実施形態に係る全方向移動車両1に用いる車輪としては、全方向移動車輪であれば、どのようなものを用いても構わない。本発明においては、例えば、全方向移動車輪としてメカナムホイールなどを用いるようにすることもできる。本発明に係る全方向移動車両1で、全方向移動車輪としてメカナムホイールを採用する場合には、メカナムホイールが、車両の前後に対して斜め45°の方向から駆動モーターで駆動されるような、本実施形態と同様の配置とされる必要はなく、メカナムホイールに適した配置とすることが好ましい。
また、本実施形態に係る全方向移動車両1においては、全方向移動車輪が4輪設けられる構成を例に説明しているが、全方向移動車輪の数は3つ以上であれば任意である。ただし、全方向移動車輪は、第1フレーム10又は第2フレーム20のいずれか一方のフレームに、後述する第1フレーム10に関連して仮定した軸を挟んで少なくとも1つずつ設けられる必要がある。このように全方向移動車輪が設けられていないと、全方向移動車両が成立しないからである。
軸部材5は、第1フレーム10の第1軸受13に回動自在に挿通されており、また、第2フレーム20の第2軸受23に回動自在に挿通されている。また、軸部材5の一方端においては、第1フレーム10の第1軸固定端12に固定されており、軸部材5の他方端においては、第2フレーム20の第2軸固定端22に固定されている。このように構成されているために、第1フレーム10と第2フレーム20とは、軸部材5の軸中心(図1の一点鎖線)を中心として互いに回動することで変位することができるようになっている。
ここで、例えば、第1フレーム10にける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を仮定する。簡単のために、この仮定した軸は、本実施形態では、軸部材5の軸中心であるものとする。そうすると、第2フレーム20は、第1フレーム10に対して前記仮定した軸を軸心として回動可能な構成として定義することができる。なお、前記の仮定した軸は、第1フレーム10にける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸であればどのようなものでもよい。このために、「第1フレーム10と、前記第1フレーム10と一体であると共に、前記第1フレーム10における地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を仮定した場合に、前記第1フレーム10に対して前記仮定した軸を軸心として回動可能な第2フレーム20」からなるイコライザ機構には、後述する他のタイプのイコライザ機構も含まれるものである。
また、第1フレーム10には2つの立設壁部11が設けられており、この立設壁部11には、基台板30が固定されている。基台板30に2つの基台側突出ピン34が下方に向けて突出するように設けられている。また、第2フレーム20に2つのフレーム側突出ピン24が上方に向けて突出するように設けられている。2つのバネ部材40が、基台側突出ピン34とフレーム側突出ピン24の双方に挿通されるようにして、圧縮状態で設けられる。このような構成により、本実施形態に係る全方向移動車両1が、路面の段差や凹凸を走行するような場合も、2つのバネ部材40が緩衝機構として作用する。
なお、本発明に係る全方向移動車両1において用い得るイコライザ機構はこれまでに例示したものに限定されるものではない。例えば、イコライザフレーム側に円弧形状のガイドを設け、メインフレーム側に複数のカムフォロワを設けておき、ガイドを複数のカムフォロワに対して摺動可能とすることで、イコライザフレームが変位するイコライザ機構なども採用することができる。
次に、図3のブロック図を参照して、本発明に係る全方向移動車両1の制御系についてより詳しく説明する。図3において、制御部100は、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理装置である。
制御部100は、図示されている制御部100と接続される各構成と協働・動作する。また、本発明に係る全方向移動車両1における種々の制御処理は、制御部100内のROMやRAMなどの記憶手段に記憶保持されるプログラムをCPUが実行することによって実現されるものである。
指令部110は、制御部100に対して全方向移動車両1の移動方向を指令するものである。このような指令部110としては、ジョイスティックなどのような入力デバイスであってもよいし、予め全方向移動車両1の移動方向を記述したプログラムであってもよい。
ジャイロセンサ120は、回転角速度を検出することで、全方向移動車両1の姿勢を検出して、姿勢の状態に関する情報を制御部100に対して送信するものである。制御部100は、このようなジャイロセンサ120からの状態情報を受信して、右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154それぞれに対する制御指令O1、O2、O3、O4を出力する。
右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154それぞれに対応して、それぞれの駆動モーターに流れる電流を検出する右前輪駆動モーター電流センサ161、左前輪駆動モーター電流センサ162、右後輪駆動モーター電流センサ163、左後輪駆動モーター電流センサ164が設けられている。
本発明においては、電流センサによって、無負荷電流を検出することで、空転している車輪を検知する。それぞれの駆動モーターの電流センサで検出されたデータ(I1、I2、I3、I4)は、制御部100に対して送信される。制御部100は、それぞれの駆動モーターの電流センサで検出されたデータを受信して、右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154それぞれに対する制御指令O1、O2、O3、O4を出力する。
また、右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154それぞれに対応して、それぞれの駆動モーターの回転数を検出する右前輪駆動モーター回転数センサ171、左前輪駆動モーター回転数センサ172、右後輪駆動モーター回転数センサ173、左後輪駆動モーター回転数センサ174が設けられている。
本発明においては、回転数センサによって、無負荷回転数を検出することで、空転している車輪を検知する。それぞれの駆動モーターの回転数センサで検出されたデータ(R1、R2、R3、R4)は、制御部100に対して送信される。制御部100は、それぞれの駆動モーターの回転数センサで検出されたデータを受信して、右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154それぞれに対する制御指令O1、O2、O3、O4を出力する。
次に、以上のように構成される本発明に係る全方向移動車両1における問題点を、図4を参照して改めて説明する。図4の例では、指令部110から右方向に移動するように指令を受けた場合を図示している。図4(A)は全方向移動車両1を後方側からみた模式図であり、図4(B)は全方向移動車両1を俯瞰的にみた模式図である。
指令部110から右方向に移動するように指令を受けた場合、全ての車輪を駆動すると、本実施形態に係る全方向移動車両1においては、重心の関係上、走行開始初期の段階で、右後オムニホイール53が浮いてしまい、これが空転してしまっていた。これにより、走行開始の初期段階で、車両は図4(B)の点線で示す矢印のように姿勢を変更してしまい、結局は図4(B)で右斜め下方向の軌跡で全方向移動車両1が移動ししまっていた。
なお、図4に示したような問題は、全方向移動車両1の移動方向が前後である場合、すなわち、全方向移動車両1の移動方向が、第1フレーム10に関連して仮定した軸が伸びる方向であるときにはこのような問題は発生しない。全方向移動車両1の移動方向が前後方向(前記仮定した軸が伸びる方向)である場合には、右前輪駆動モーター151、左前輪駆動モーター152、右後輪駆動モーター153、左後輪駆動モーター154の全てを均等に駆動することで、全方向移動車両1は前後方向に問題なく走行することができる。
以上を踏まえて、先ず第1実施形態の制御について説明する。図5は本発明の第1実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。なお、以下の制御はいずれも全方向移動車両1が停止状態から、走行を開始する初期の段階における制御である。
図5において、ステップS100で制御が開始されると、続いて、ステップS101では、指令部110から指令される移動方向の情報を取得する。仮に、ここでは図4の例と同様に、指令部110から右方向に移動するように指令を受けたものを例として、以下説明する。そして、ステップS102では、指令部110から指令された移動方向に応じて初期に駆動するモーターを選択する。すなわち、右方向への移動がされた段階で、空転する車輪を予測することができるので、この影響が出ないように、車輪を駆動する駆動モーターを選択する。
以下、ステップS102で実際に、どのように駆動モーターを選択するかについて、図6を用いて実例に則して説明する。図6は本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右方向移動)を説明する図である。
図6(A)に示す制御Aでは、移動方向の反対側(荷重移動の方向)に位置する車輪(左前オムニホイール52、左後オムニホイール54)の2つに対応する駆動モーターを選択して、走行開始初期においては、これらの車輪のみを駆動することで、車輪の空転による影響を抑制し、全方向移動車両1を所望とする方向に走行させる。
ステップS102で、本実施形態に係る全方向移動車両1においては、移動方向の反対側(荷重移動の方向)に位置する車輪に対応する駆動モーターを選ぶことが基本となるが、一部の例外が存在するので、そのことについて説明する。
全方向移動車両1の移動指令が車両の前後に対して、斜め45°の方向である場合には、移動方向の反対側(荷重移動の方向)に位置する車輪に対応する駆動モーターが選択されることがない。図7は例として、本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右前45°方向移動)を説明する図である。図7に示すように、右前オムニホイール51、左前オムニホイール52の駆動モーターはOFFとされ、左前オムニホイール52、左後オムニホイール54の2つを駆動することで右前45°方向に走行する。
このように、上記のような例外を除いて、ステップS102で駆動モーターを選択する際には、移動方向の反対側(荷重移動の方向)に位置する車輪に対応する駆動モーターを選ぶことを基本とする。
次に、図6(B)に示す制御Bについて説明する。制御Bでは、空転する車輪以外の車輪(右前オムニホイール51、左前オムニホイール52、左後オムニホイール54)の3つに対応する駆動モーターを選択すると共に、それぞれの回転駆動トルクのベクトル和が、指令部110から指令された移動方向となるように、それぞれの車輪にトルク配分を行うようにする。そして、走行開始初期においては、上記のように3つの車輪を駆動することで、車輪の空転による影響を抑制し、全方向移動車両1を所望とする方向に走行させる。
以上のように、本発明に係る全方向移動車両1は、指令部110によって指令された移動方向に応じて、駆動する前記駆動モーターを選択するので、このような本発明に係る全方向移動車両によれば、イコライザ機構を採用したコストを抑制した全方向移動車両1においても、所望の方向に移動させることが可能となる。
次に、第2実施形態に係る制御について説明する。図8は本発明の第2実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。
図8において、ステップS200で制御が開始されると、続いて、ステップS201では、指令部110から指令される移動方向の情報を取得する。仮に、ここでは図4の例と同様に、指令部110から右方向に移動するように指令を受けたものを例として、以下説明する。そして、ステップS202では、指令部110から指令された移動方向に応じて初期に駆動するモーターを選択する。すなわち、右方向への移動がされた段階で、空転する車輪を予測することができるので、この影響が出ないように、車輪を駆動する駆動モーターを選択する。ここでの選択は、図6に示した制御A及び制御Bのいずれの方法も用いることができる。
本制御例では、さらにステップS203で、ジャイロセンサ120からの検出データを取得する。さらに、ステップS204では、指令部110から指令された移動方向と、実際の全方向移動車両1の進行方向との差分をとり、その差分に応じて駆動モーターの制御を行うようにすることで、所望の方向に全方向移動車両1を走行させることが可能となる。
このような実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得られると共に、さらに精度高く、全方向移動車両1を走行させることができる。
次に、第3実施形態に係る制御について説明する。図9は本発明の第3実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。図9に示す制御例では、各電流センサのセンシング結果が利用される。
図9において、ステップS300で制御が開始されると、続いて、ステップS301では、指令部110から指令される移動方向の情報を取得する。仮に、ここでは図4の例と同様に、指令部110から右方向に移動するように指令を受けたものを例として、以下説明する。そして、ステップS302では、指令部110から指令された移動方向に応じて初期に駆動するモーターを選択する。本例では、4つの駆動モーターが選択され、全ての車輪を駆動するようにする。
続いて、ステップS303では、各電流センサからの検出データを取得する。ステップS304においては、無負荷電流を検出した駆動モーターが合った場合には、当該無負荷電流を検出した駆動モーター以外の駆動モーターを制御して走行を続ける。
ここで、ステップS304における具体的な制御例につき図10を用いて実例に則して説明する。図10は本発明の実施形態に係る全方向移動車両1の制御例(右方向移動)を説明する図である。
ステップS304では、右後オムニホイール53に対応する右後輪駆動モーター153で無負荷電流が検出されることとなる。
図10(A)に示す制御Aでは、無負荷電流を検出した駆動モーターが右後輪駆動モーター153であることが確認されると、指令部110から指令された移動方向の反対側(荷重移動の方向)に位置する車輪(左前オムニホイール52、左後オムニホイール54)の2つに対応する駆動モーターを駆動して、指令部110から指令される移動方向に位置する、右前オムニホイール51を駆動する右前輪駆動モーター151、及び、右後オムニホイール53を駆動する右後輪駆動モーター153を、所定時間OFFとする。ここで、所定時間とは、右後オムニホイール53が接地するものと予想される程度の時間である。
制御Aでは、走行開始初期においては、左前オムニホイール52、左後オムニホイール54のみを駆動することで、車輪の空転による影響を抑制し、全方向移動車両1を所望とする方向に走行させる。
次に、図10(B)に示す制御Bについて説明する。制御Bでは、無負荷電流を検出した駆動モーターが右後輪駆動モーター153であることが確認されると、空転する車輪以外の車輪(右前オムニホイール51、左前オムニホイール52、左後オムニホイール54)の3つに対応する駆動モーターをONすると共に、それぞれの回転駆動トルクのベクトル和が、指令部110から指令された移動方向となるように、それぞれの車輪にトルク配分を行うようにする。そして、走行開始初期においては、所定時間は、上記のように3つの車輪を駆動し、右後オムニホイール53を駆動する右後輪駆動モーター153を、所定時間OFFとする。ここで、所定時間とは、右後オムニホイール53が接地するものと予想される程度の時間である。このようにすることで、車輪の空転による影響を抑制し、全方向移動車両1を所望とする方向に走行させる。
以上のように、このような実施形態の全方向移動車両1は、電流センサによって検出された結果に応じて、空転する駆動モーターを所定時間OFFとするので、このような本実施形態に係る全方向移動車両1によれば、イコライザ機構を採用したコストを抑制した全方向移動車両1においても、所望の方向に移動させることが可能となる。
次に、第4実施形態に係る制御について説明する。図11は本発明の第4実施形態に係る全方向移動車両1の制御のフローチャートを示す図である。図11に示す制御例では、各回転数センサのセンシング結果が利用される。
図11において、ステップS400で制御が開始されると、続いて、ステップS401では、指令部110から指令される移動方向の情報を取得する。仮に、ここでは図4の例と同様に、指令部110から右方向に移動するように指令を受けたものを例として、以下説明する。そして、ステップS402では、指令部110から指令された移動方向に応じて初期に駆動するモーターを選択する。本例では、4つの駆動モーターが選択され、全ての車輪を駆動するようにする。
続いて、ステップS403では、各回転数センサからの検出データを取得する。ステップS404においては、無負荷回転数を検出した駆動モーターが合った場合には、当該無負荷回転数を検出した駆動モーター以外の駆動モーターを制御して走行を続ける。
ここで、ステップS404における具体的な制御例としては、電流センサで無負荷電流を検出した場合と同様であるので、説明を省略する。
このような実施形態の全方向移動車両1は、回転数センサによって検出された結果に応じて、空転する駆動モーターを所定時間OFFとするので、このような本実施形態に係る全方向移動車両1によれば、イコライザ機構を採用したコストを抑制した全方向移動車両1においても、所望の方向に移動させることが可能となる。
以上、本発明に係る全方向移動車両は、指令部によって指令された移動方向に応じて、駆動する前記駆動モーターを選択するので、このような本発明に係る全方向移動車両によれば、イコライザ機構を採用したコストを抑制した全方向移動車両においても、所望の方向に移動させることが可能となる。
1・・・全方向移動車両
5・・・軸部材
10・・・第1フレーム(メインフレーム)
11・・・立設壁部
12・・・第1軸固定端
13・・・第1軸受
15・・・右後輪取付部
16・・・左後輪取付部
20・・・第2フレーム(イコライザフレーム)
22・・・第2軸固定端
23・・・第2軸受
24・・・フレーム側突出ピン
25・・・右前輪取付部
26・・・左前輪取付部
30・・・基台板
34・・・基台側突出ピン
40・・・バネ部材
51・・・右前オムニホイール
52・・・左前オムニホイール
53・・・右後オムニホイール
54・・・左後オムニホイール
100・・・制御部
110・・・指令部
120・・・ジャイロセンサ
151・・・右前輪駆動モーター
152・・・左前輪駆動モーター
153・・・右後輪駆動モーター
154・・・左後輪駆動モーター
161・・・右前輪駆動モーター電流センサ
162・・・左前輪駆動モーター電流センサ
163・・・右後輪駆動モーター電流センサ
164・・・左後輪駆動モーター電流センサ
171・・・右前輪駆動モーター回転数センサ
172・・・左前輪駆動モーター回転数センサ
173・・・右後輪駆動モーター回転数センサ
174・・・左後輪駆動モーター回転数センサ

Claims (10)

  1. 第1フレームと、
    前記第1フレームと一体であると共に、前記第1フレームにおける地面と水平な任意の一方向に伸びる軸を仮定した場合に、前記第1フレームに対して前記仮定した軸を軸心として回動可能な第2フレームと、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームに対し各々設けられると共に、前記第1フレーム又は前記第2フレームのいずれか一方のフレームには前記仮定した軸を挟んで少なくとも1つずつ設けられる全方向移動車輪と、
    前記全方向移動車輪を回転駆動する駆動モーターと、
    前記制御部に対して全方向移動車両の移動方向を指令する指令部と、
    前記駆動モーターを制御する制御部と、を有する全方向移動車両であって、
    前記制御部が、
    前記指令部によって指令された移動方向に応じて、駆動する前記駆動モーターを選択することを特徴とする全方向移動車両。
  2. 前記制御部が、
    荷重移動の方向に位置する前記全方向移動車輪に対応する前記駆動モーターのみを選択することを特徴とする請求項1に記載の全方向移動車両。
  3. 前記制御部が、
    空転が予測される前記全方向移動車輪以外の前記全方向移動車輪に対応する前記駆動モーターを選択すると共に、
    前記全方向移動車輪以外の前記全方向移動車輪の回転駆動トルクのベクトル和が、前記指令部によって指令された移動方向となるように前記駆動モーターを駆動することを特徴とする請求項1に記載の全方向移動車両。
  4. 全方向移動車両の状態を検出する検出部をさらに有し、
    前記制御部が、
    前記指令部によって指令された移動方向と、前記検出部によって検出された状態とに基づいて、前記駆動モーターを駆動することを特徴とする請求項1に記載の全方向移動車両。
  5. 前記検出部がジャイロセンサであり、
    前記制御部が、
    前記指令部によって指令された移動方向と、前記ジャイロセンサによって取得される全方向移動車両の進行方向とに基づいて、前記駆動モーターを駆動することを特徴とする請求項4に記載の全方向移動車両。
  6. 前記検出部が電流センサであり、
    前記制御部は、
    前記電流センサで無負荷電流が検出された前記駆動モーターを所定時間OFFとすることを特徴とする請求項4に記載の全方向移動車両。
  7. 前記検出部が回転数センサであり、
    前記制御部は、
    前記回転数センサで無負荷回転数が検出された前記駆動モーターを所定時間OFFとすることを特徴とする請求項4に記載の全方向移動車両。
  8. 前記制御部は、
    前記指令部によって指令された移動方向に位置する全方向移動車輪も所定時間OFFとすることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の全方向移動車両。
  9. 前記制御部は、
    所定時間OFFとされた前記駆動モーター以外の前記駆動モーターに対応する前記全方向移動車輪の回転駆動トルクのベクトル和が、前記指令部によって指令された移動方向となるように前記駆動モーターを駆動することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の全方向移動車両。
  10. 前記指令部によって指令された移動方向が前記仮定した軸が伸びる方向であるとき、
    前記制御部が、
    全ての前記前記駆動モーターを駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の全方向移動車両。
JP2017066762A 2017-03-30 2017-03-30 全方向移動車両 Pending JP2018170871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066762A JP2018170871A (ja) 2017-03-30 2017-03-30 全方向移動車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017066762A JP2018170871A (ja) 2017-03-30 2017-03-30 全方向移動車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018170871A true JP2018170871A (ja) 2018-11-01

Family

ID=64018868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017066762A Pending JP2018170871A (ja) 2017-03-30 2017-03-30 全方向移動車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018170871A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021196177A1 (zh) * 2020-04-03 2021-10-07 昆山代克智能科技有限公司 一种智能机器人的减震结构
JP2023001158A (ja) * 2020-04-13 2023-01-04 株式会社メディカロイド 医師側操作装置および手術システム
JP2024017956A (ja) * 2022-07-28 2024-02-08 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
US20240326907A1 (en) * 2023-03-28 2024-10-03 Honda Motor Co., Ltd. Calibration method for moving body

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021196177A1 (zh) * 2020-04-03 2021-10-07 昆山代克智能科技有限公司 一种智能机器人的减震结构
JP2023001158A (ja) * 2020-04-13 2023-01-04 株式会社メディカロイド 医師側操作装置および手術システム
JP2023015103A (ja) * 2020-04-13 2023-01-31 株式会社メディカロイド 医師側操作装置および手術システム
JP2024017956A (ja) * 2022-07-28 2024-02-08 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
JP7740157B2 (ja) 2022-07-28 2025-09-17 トヨタ自動車株式会社 車両制御装置
US20240326907A1 (en) * 2023-03-28 2024-10-03 Honda Motor Co., Ltd. Calibration method for moving body

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8269447B2 (en) Magnetic spherical balancing robot drive
JP3791663B2 (ja) 全方向移動車両とその制御方法
US8661929B2 (en) Device for generating stiffness and method for controlling stiffness and joint of robot manipulator comprising the same
JP2018170871A (ja) 全方向移動車両
US20150209961A1 (en) Robot, device and method for controlling robot, and computer-readable non-transitory recording medium
KR20200025102A (ko) 서스펜션 모듈을 포함하는 이동 로봇
CN107124899A (zh) 可移动装置、移动拍摄设备、可移动装置控制系统及方法
KR101432046B1 (ko) 추력을 이용하는 구형로봇
KR101263582B1 (ko) 접지면 가변 타입 옴니디렉셔널 로봇 장치
JP6003935B2 (ja) 走行体
US20210061284A1 (en) Vehicle using eccentric wheel
CN111284579A (zh) 多用途可滚动移动装置的控制方法
JP3809698B2 (ja) 搬送装置
KR20210151326A (ko) 이동 로봇
WO2012008005A1 (ja) 倒立振子型移動体および移動ロボット
KR101969143B1 (ko) 자이로 카트
JP4794328B2 (ja) 車両
JP4794327B2 (ja) 車両
US20180186414A1 (en) Traveling apparatus and control method therefor
US20250278097A1 (en) Autonomous Robot Double Drive Assembly
US10730346B2 (en) Caster apparatus and transferring apparatus including the same
JP2022066058A (ja) 無人搬送システム
KR102597420B1 (ko) 모듈형 듀얼 스위블 휠 및 이를 포함하는 플랫폼
JP2000127776A (ja) 全方向移動車両、及びその駆動機構制御方法
JP2014061764A (ja) クローラ式走行体とその制御方法