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JP2018170671A - 画像処理装置、画像処理システムおよびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システムおよびプログラム Download PDF

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JP2018170671A JP2017067286A JP2017067286A JP2018170671A JP 2018170671 A JP2018170671 A JP 2018170671A JP 2017067286 A JP2017067286 A JP 2017067286A JP 2017067286 A JP2017067286 A JP 2017067286A JP 2018170671 A JP2018170671 A JP 2018170671A
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裕典 原田
Hironori Harada
裕典 原田
利通 岩井
Toshimichi Iwai
利通 岩井
博一 久保田
Hiroichi Kubota
博一 久保田
友二 田中
Yuji Tanaka
友二 田中
弥 内田
Wataru Uchida
弥 内田
久保 広明
Hiroaki Kubo
広明 久保
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Abstract

【課題】業務終了予定時刻の経過後にユーザが業務を行うことを抑制することが可能な技術を提供する。
【解決手段】ジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)が受け付けられる場合、画像処理装置(たとえばMFP10a)は、当該ジョブに係る受取対象物(たとえばファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物)の受取ユーザ(たとえばユーザU2)が当該受取対象物の内容の理解に要する時間(理解所要時間T10)を取得する。また、MFP10aは、当該受取ユーザU2に関する業務終了予定時刻T2までの時間(残り業務時間T20)をも取得する。そして、MFP10aは、当該理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、自装置10aにおける当該ジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行を禁止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像処理装置、およびそれに関連する技術に関する。
画像処理装置においては、ジョブ(たとえばファクシミリデータを送信するジョブ(ファクシミリ送信ジョブ))が受け付けられると、当該ジョブは直ちに実行される(特許文献1参照)。
特開2013−146874号公報
しかしながら、状況によっては、受け付けられたジョブを直ちに実行することが好ましくないことがある。
具体的には、業務終了予定時刻の直前に受け付けられたジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)が直ちに実行される場合、当該ジョブに係る受取対象物(印刷出力物等)の受取ユーザが、当該業務終了予定時刻の経過後に当該受取対象物に関する業務(残業)を行うことがある。
たとえば、業務終了予定時刻の直前(たとえば10分前)に受け付けられたファクシミリ送信ジョブが直ちに実行され、当該ファクシミリ送信ジョブに係る送信対象データが送信先装置にて印刷出力された場合、受取ユーザは、業務終了予定時刻の直前に印刷出力物を受け取り、当該印刷出力物の内容を確認する。業務終了予定時刻の直前(10分前)に受取ユーザが印刷出力物を受け取った場合において、当該受取ユーザが印刷出力物の内容の理解に20分を要したときには、当該受取ユーザは、当該業務終了予定時刻の経過後に10分間の残業を行ってしまう。
このように、業務終了予定時刻の直前に受け付けられたジョブが直ちに実行される場合、当該ジョブに係る受取対象物の受取ユーザによる新たな業務が業務終了予定時刻の直前に発生し、当該受取ユーザが、当該新たな業務を行うことによって当該業務終了予定時刻の経過後に残業を行うことがある。
そこで、本願発明は、業務終了予定時刻の経過後にユーザが業務を行うことを抑制することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像処理装置であって、ジョブが受け付けられる場合、前記ジョブに係る受取対象物の受取ユーザが前記受取対象物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、前記ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じて前記画像処理装置における前記ジョブの実行動作を制御するジョブ制御手段と、を備え、前記ジョブ制御手段は、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行を許容し、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行を禁止することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像処理装置において、前記第1の取得手段は、前記受取ユーザが単位時間あたりに理解することが可能な文字数である文書理解レートであって前記受取ユーザに関して予め定められた文書理解レートと前記受取対象物に含まれる文字の文字数とに基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出して取得することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像処理装置において、前記第1の取得手段は、前記受取対象物における使用言語ごとに予め定められた難易度にも基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明に係る画像処理装置において、前記第1の取得手段は、前記ジョブの依頼元ユーザによる入力操作で指定された前記理解所要時間を取得することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る画像処理装置において、前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を禁止した場合、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日に前記受取ユーザが出勤した旨の出勤情報が取得されたことを条件に、前記ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係る画像処理装置において、前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を禁止した場合、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日における前記受取ユーザに関する業務開始時刻が到来したことを条件に、前記ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかの発明に係る画像処理装置において、前記ジョブの実行が禁止された場合、前記受取ユーザに関する未実行のジョブが存在する旨を前記受取ユーザに通知する通知手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7のいずれかの発明に係る画像処理装置において、前記ジョブ制御手段は、複数種類の印刷出力ジョブのうち第1の種類の印刷出力ジョブが受け付けられた場合、前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じた実行許否の判定動作を実行し、前記複数種類の印刷出力ジョブのうち、前記第1の種類の印刷出力ジョブとは異なる第2の種類の印刷出力ジョブが受け付けられた場合、前記実行許否の判定動作を実行せず、前記ジョブは、前記第1の種類の印刷出力ジョブであり、前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を許容した場合において、前記第2の種類の印刷出力ジョブが前記画像処理装置に存在するときには、前記ジョブを前記第2の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行することを特徴とする。
請求項9の発明は、画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、a)ジョブを受け付けるステップと、b)前記ステップa)にて前記ジョブが受け付けられる場合、前記ジョブに係る受取対象物の受取ユーザが前記受取対象物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得するとともに、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得するステップと、c)前記ステップb)にて取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じて、前記画像処理装置における前記ジョブの実行動作を制御するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップc)においては、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行が許容され、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行が禁止されることを特徴とする。
請求項10の発明は、画像処理システムであって、送信対象データの送信ジョブにおける送信元の画像処理装置である送信元装置と、前記送信ジョブにおける送信先の画像処理装置である送信先装置と、を備え、前記送信元装置は、前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信する第1のジョブ制御手段と、を有し、前記第1のジョブ制御手段は、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記送信元装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令を、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信し、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行を許容し、前記実行禁止指令を送信することなく前記送信対象データを前記送信先装置に送信し、前記送信先装置は、前記送信元装置から前記実行禁止指令が受信される場合、前記印刷出力ジョブの実行を禁止する第2のジョブ制御手段、を有することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10の発明に係る画像処理システムにおいて、前記第1の取得手段は、前記受取ユーザが単位時間あたりに理解することが可能な文字数である文書理解レートであって前記受取ユーザに関して予め定められた文書理解レートと前記印刷出力物に含まれる文字の文字数とに基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出して取得することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項11の発明に係る画像処理システムにおいて、前記第1の取得手段は、前記印刷出力物における使用言語ごとに予め定められた難易度にも基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項10の発明に係る画像処理システムにおいて、前記第1の取得手段は、前記送信ジョブの依頼元ユーザによる入力操作で指定された前記理解所要時間を取得することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項10から請求項13のいずれかの発明に係る画像処理システムにおいて、前記実行禁止指令は、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日に前記受取ユーザが出勤した旨の出勤情報が取得されるまで前記印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の指令であり、前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記出勤情報が取得されたことを条件に、前記印刷出力ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項10から請求項13のいずれかの発明に係る画像処理システムにおいて、前記実行禁止指令は、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日における前記受取ユーザに関する業務開始時刻が到来するまで前記印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の指令であり、前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記業務開始時刻が到来したことを条件に、前記印刷出力ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項10から請求項15のいずれかの発明に係る画像処理システムにおいて、前記送信先装置は、前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記受取ユーザに関する未実行のジョブが存在する旨を前記受取ユーザに通知する通知手段、をさらに有することを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項10から請求項16のいずれかの発明に係る画像処理システムにおいて、前記印刷出力ジョブは、複数種類の印刷出力ジョブのうち第1の種類の印刷出力ジョブであり、前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が許容された場合において、前記複数種類の印刷出力ジョブのうち、前記第1の種類の印刷出力ジョブとは異なる第2の種類の印刷出力ジョブが前記送信先装置に存在するときには、前記印刷出力ジョブを前記第2の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行することを特徴とする。
請求項18の発明は、画像処理装置であって、送信対象データを送信先装置に送信する送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信するジョブ制御手段と、を備え、前記ジョブ制御手段は、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記画像処理装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令を、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信し、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行を許容し、前記実行禁止指令を送信することなく前記送信対象データを前記送信先装置に送信することを特徴とする。
請求項19の発明は、画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、a)送信対象データを送信先装置に送信する送信ジョブを受け付けるステップと、b)前記ステップa)にて前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得するとともに、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得するステップと、c)前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信するとともに、前記ステップb)にて取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じた動作を実行するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップc)においては、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記画像処理装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令が、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信され、前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行が許容され、前記実行禁止指令が送信されることなく前記送信対象データが前記送信先装置に送信されることを特徴とする。
請求項1から請求項9に記載の発明によれば、画像処理装置にて受け付けられたジョブに係る受取対象物の受取ユーザに関する理解所要時間が、当該受取ユーザに関する残り業務時間よりも長い場合、当該画像処理装置における当該ジョブの実行が禁止される。したがって、業務終了予定時刻の経過後にユーザが業務を行うことを抑制することが可能である。
また、請求項10から請求項19に記載の発明によれば、送信対象データの送信ジョブに係る印刷出力物の受取ユーザに関する理解所要時間が、当該受取ユーザに関する残り業務時間よりも長い場合、当該送信ジョブに基づく印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令が、当該送信対象データの送信元装置から送信先装置へと送信される。そして、当該送信先装置において、当該送信対象データに関する印刷出力ジョブの実行が禁止される。したがって、業務終了予定時刻の経過後にユーザが業務を行うことを抑制することが可能である。
特に、請求項8および請求項17に記載の発明によれば、第1の種類の印刷出力ジョブの実行が許容された場合において、第2の種類の印刷出力ジョブが存在するときには、当該第1の種類のジョブが当該第2の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行される。したがって、受け付けられたジョブの実行が許容された場合に、他の印刷出力ジョブの存在による当該ジョブの実行開始の遅延に起因して業務終了予定時刻の経過後に受取ユーザが業務を行うこと、を抑制することが可能である。
画像処理システムを示す図である。 画像処理装置(MFP)の機能ブロックを示す図である。 画像処理システムにおける動作を示すを概念図である。 画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 画像処理システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態に係る画像処理システムにおける動作を示すを概念図である。 第2実施形態に係る画像処理システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係る画像処理システムにおける動作を示すを概念図である。 送信対象データの送信元装置の動作を示すフローチャートである。 送信対象データの送信先装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像処理システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 第4実施形態に係る画像処理システムを示す図である。 第4実施形態に係る画像処理システムにおける動作を示すを概念図である。 第4実施形態に係る画像処理システムの動作の一例を示すタイミングチャートである。 第5実施形態に係る画像処理システムにおける動作を示すを概念図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成概要>
図1は、本発明に係る画像処理システム1(1A)を示す図である。この画像処理システム1Aは、図1に示されるように、複数の画像処理装置10(10a,10b,...)と勤怠管理サーバ90とを備える。
複数の画像処理装置10と勤怠管理サーバ90とは、それぞれ、ネットワーク108を介して互いに通信可能に接続される。ネットワーク108は、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、当該ネットワーク108に対する接続態様は、有線接続であってもよく、あるいは無線接続であってもよい。
勤怠管理サーバ90は、或る企業の従業員(ユーザ)の勤怠(ユーザの出勤、退勤および欠勤等)を管理するサーバコンピュータである。
たとえば、ユーザは、自身の出勤時および退勤時にIDカード(ユーザ識別情報(ユーザID等)を記録したICチップが埋め込まれたカード)を、所定の位置に設置された読取装置(不図示)にかざす(接近させる)。当該読取装置は、IDカード(IDカードに埋め込まれたICチップ)との通信によって当該IDカードの所持ユーザのユーザ識別情報を取得し、取得したユーザ識別情報を勤怠管理サーバ90に送信する。そして、勤怠管理サーバ90は、取得したユーザ識別情報に基づき当該所持ユーザを特定し、特定したユーザの出退勤(出勤時刻および退勤時刻等)を記録する。
なお、ここでは、勤怠管理サーバ90におけるユーザの勤怠管理が、ユーザのIDカードと読取装置とを用いて行われているが、これに限定されない。たとえば、勤怠管理サーバ90におけるユーザの勤怠管理が、ユーザの情報処理端末(パーソナルコンピュータ等)にインストールされたアプリケーション(勤怠管理アプリケーション)等との連携によって行われてもよい。
<1−2.画像処理装置の構成>
図2は、画像処理装置10のの機能ブロックを示す図である。ここでは、画像処理装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。なお、MFP10は、画像形成装置あるいは印刷出力装置とも称される。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6およびコントローラ(制御部)9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像データあるいはスキャンデータとも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(勤怠管理サーバ90、他のMFP10等)との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部4は、各種データを送信する送信部4aと各種データを受信する受信部4bとを有する。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)および半導体メモリ等の記憶装置で構成される。格納部5には、各ユーザに割り当てられた内線番号と各ユーザのユーザ識別情報(ユーザID)とが関連付けて予め登録されている。また、格納部5には、各ユーザのメールアドレスと各ユーザのユーザ識別情報とが関連付けて予め登録されている。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者(ユーザ)からの各種の操作入力を受け付けることが可能である。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM(登録商標))内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体に記録され、当該記録媒体から読み出されてMFP10にインストールされるようにしてもよい。あるいは、当該プログラムは、ネットワーク108等を経由してダウンロードされてMFP10にインストールされるようにしてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、当該プログラムの実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13と算出部14と取得部15とジョブ制御部16と画像処理部17とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(勤怠管理サーバ90および他のMFP等)との間の通信動作を通信部4等と協働して制御する処理部である。通信制御部11は、各種データの送信動作を制御する送信制御部と各種データの受信動作を制御する受信制御部とを有する。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対するユーザからの操作入力の受付動作等を制御する制御部である。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、MFP10を操作するための操作画面等をタッチパネル25に表示させる。
算出部14は、受け付けられたジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)に係る受取対象物(印刷出力物等)の受取ユーザ(受取対象ユーザ)に関する理解所要時間T10(次述)を取得(算出)する処理部である。当該理解所要時間T10(図3)は、当該受取ユーザが当該印刷対象物の内容の理解に要する時間である。当該理解所要時間T10の算出手法については、後述する。
取得部15は、当該受取ユーザに関する残り業務時間T20(次述)を取得する処理部である。当該残り業務時間T20(図3)は、受け付けられたジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)に関する所定時点から当該受取ユーザに関する業務終了予定時刻T2までの時間である。具体的には、取得部15は、当該ファクシミリ送信ジョブの実行指示が付与された時点T1(換言すれば現在の時刻)から当該受取ユーザが属する企業にて予め定められた終業時刻T2(予め定められた労働時間の終了時刻)(たとえば18時00分)までの時間を、受取ユーザに関する残り業務時間T20として取得する。
ジョブ制御部16は、自装置10におけるジョブの実行動作を制御する処理部である。具体的には、ジョブ制御部16は、所定のジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)が受け付けられる場合、当該受取ユーザに関する理解所要時間T10と当該受取ユーザに関する残り業務時間T20とを比較する。そして、ジョブ制御部16は、比較結果に応じて自装置10における当該ファクシミリ送信ジョブの実行動作を制御する。たとえば、理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合、ジョブ制御部16は、当該ファクシミリ送信ジョブの実行を許容し、当該ファクシミリ送信ジョブを直ちに実行する。一方、理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、ジョブ制御部16は、所定の条件が充足されるまで、当該ファクシミリ送信ジョブの実行を禁止する。
画像処理部17は、原稿に関して生成されたスキャンデータに対する画像処理を実行することが可能な処理部である。具体的には、画像処理部17は、当該スキャンデータに対する光学文字認識処理(OCR処理(Optical Character Recognition)とも称する)を実行する。
<1−3.動作>
図3は、本システム1(1A)における動作を示す概念図である。
ここでは、ユーザU1が、17時50分に、或る文書に係る送信対象データ(印刷対象データ)(ここではファクシミリデータ)をユーザU2宛に送信(ファクシミリ送信)する送信ジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行指示をMFP10aに付与する状況を想定する。また、ここでは、ユーザU2が属する企業における終業時刻T2は18時00分である。さらに、ユーザU1とユーザU2とは、同一企業内の異なるサイトに存在するものとする。
具体的には、当該MFP10a(送信対象データの送信元装置)は、ファクシミリ送信ジョブを受け付けた場合、当該ファクシミリ送信ジョブに係る受取対象物(伝達対象情報(ここでは印刷出力物))の受取ユーザに関して、理解所要時間T10と残り業務時間T20とを取得する。そして、MFP10aは両者を比較し、当該理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、MFP10aは、自装置10aにおける当該ファクシミリ送信ジョブの実行を禁止(保留)する。
その後、受取ユーザの翌勤務日(たとえば翌日)に当該受取ユーザが出勤したことに応答して、当該MFP10aは、禁止された当該ファクシミリ送信ジョブ(受取ユーザ宛のファクシミリ送信ジョブ)の実行禁止を解除し、当該ファクシミリ送信ジョブを実行する。詳細には、MFP10aは、当該受取ユーザの所属部署に設けられたMFP10(たとえばMFP10b)に送信対象データを送信する。そして、当該MFP10b(送信対象データの送信先装置)は、MFP10aから受信した当該送信対象データを印刷出力し、受取ユーザは、印刷出力物を受け取る。
図4は、MFP10の動作を示すフローチャートである。ここでは、ファクシミリ送信ジョブの実行指示が付与されたMFP10(10a)において、図4の各処理が実行される。また、図5は、この実施形態に係る画像処理システム1(1A)の動作の一例を示すタイミングチャートである。
以下、図3〜図5等を参照しつつ、本システム1(1A)の動作について説明する。
まず、ステップS11(図4)においては、MFP10(MFP10a)は、所定のジョブ(ここではファクシミリ送信ジョブ)が受け付けられたか否か、を判定する。
具体的には、ユーザU1(ファクシミリ送信ジョブの依頼元ユーザ)は、原稿をMFP10aの所定の位置に載置するとともに、ファクシミリ送信ジョブに係る各種設定を当該MFP10aにて行う。たとえば、依頼元ユーザU1は、ファクシミリ送信ジョブの設定画面(不図示)において、ファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物の受取先のユーザ(ここではユーザU2)に割り当てられた内線番号を宛先情報として入力する。そして、依頼元ユーザU1は、たとえば「スタート」ボタン(不図示)の押下操作を行うことによって、ユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブの実行指示をMFP10aに付与する。
当該MFP10aは、ファクシミリ送信ジョブの実行指示に基づいて、ファクシミリ送信ジョブが受け付けられた旨をステップS11にて判定する。
そして、MFP10aは、当該ファクシミリ送信ジョブの実行指示に応答して、MFP10aの所定の位置に載置された原稿を読み取って送信対象データ(ファクシミリデータ)を生成する。また、MFP10a(画像処理部17)は、当該原稿のスキャンデータに対してOCR処理を実行する。なお、当該OCR処理の処理結果(文字認識結果)は、後述するように、理解所要時間T10の算出に用いられる。
ファクシミリ送信ジョブがステップS11にて受け付けられると、処理はステップS12へと進み、MFP10aは、当該ファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物の受取ユーザ(受取対象ユーザ)を特定する(図5も参照)。
具体的には、MFP10aは、ファクシミリ送信ジョブの設定画面にて依頼元ユーザU1によって入力された内線番号(宛先情報)に基づいて、当該ファクシミリ送信ジョブに係る宛先(受取対象物の受取ユーザ)(ここではユーザU2)を特定する(ステップS12)。なお、上述のように、各MFP10においては、各ユーザに割り当てられた内線番号と当該各ユーザのユーザ識別情報(ユーザID)とが関連付けて予め登録されている。
そして、処理はステップS13,S14へと進み、MFP10aは、特定された受取ユーザ(ここではユーザU2)に関して、理解所要時間T10(図3)と残り業務時間T20とを取得する。
具体的には、ステップS13においては、MFP10a(算出部14)は、特定された受取ユーザに関する理解所要時間T10を取得(算出)する(図5も参照)。
詳細には、MFP10aは、読み取られた原稿に関する文字認識結果に基づいて、ファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物に含まれる文字の文字数(実文字数)D(ここでは10000文字)を取得する。また、MFP10aは、当該文字認識結果に基づいて、当該印刷出力物における使用言語(印刷出力物において使用されている自然言語)(ここでは日本語)を取得する。
ここにおいて、このシステム1では、各ユーザの能力等に基づいて、各ユーザが単位時間あたり(たとえば1分あたり)に理解することが可能な文字数(文書理解レートRとも称する)(文字/分)が予め定められている。たとえば、ユーザU2の文書理解レートRに関して、「500文字/分」が予め定められている。また、このシステム1では、印刷出力物における使用言語ごとに難易度(理解難易度)α(α≧1)が予め定められている。たとえば、日本語の難易度αに関しては、値「1」が定められ、英語の難易度αに関しては、値「2」(日本語の難易度よりも高い値)が定められている。
そして、MFP10a(算出部14)は、ファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物に含まれる文字の文字数Dと受取ユーザU2に関する文書理解レートRと当該印刷出力物における使用言語ごとに予め定められた難易度αとに基づいて、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10を算出して取得する(ステップS13)。詳細には、算出部14は、式「α×(D/R)」に基づいて、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10を算出する。
ここでは、読み取られた原稿の文字認識結果から取得された文字数Dは「10000(文字)」であり、ユーザU2に関して予め定められた文書理解レートRは「500(文字/分)」である。また、当該印刷出力物における使用言語は日本語(難易度α=1)である。そのため、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10は、「20分(=1×(10000/500))」である。
なお、ここでは、理解所要時間T10の算出に使用言語の難易度αが用いられているが、これに限定されない。たとえば、理解所要時間T10の算出に当該難易度αが用いられず、文字数Dおよび文書理解レートRのみに基づいて当該理解所要時間T10が算出されてもよい。
そして、処理はステップS13からステップS14へと進み、MFP10aは、受取ユーザU2に関する残り業務時間T20(受取ユーザU2に関する業務終了予定時刻T2までの時間)(図3)をも取得する(図5も参照)。
具体的には、MFP10a(取得部15)は、当該ファクシミリ送信ジョブの実行指示が付与された時点T1から受取ユーザU2が属する企業にて予め定められた終業時刻T2までの時間を、受取ユーザU2に関する残り業務時間T20(=T2−T1)として取得する。ここでは、受取ユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブの実行指示は17時50分(T1)に付与されており、受取ユーザU2が属する企業における終業時刻T2は18時00分である。そのため、受取ユーザU2に関する残り業務時間T20は、「10分(=T2−T1)」である。
受取ユーザU2に関して理解所要時間T10と残り業務時間T20とが取得される(ステップS13,S14)と、MFP10a(ジョブ制御部16)は、取得された理解所要時間T10と残り業務時間T20とを比較する(ステップS15)(図3および図5も参照)。そして、ジョブ制御部16は、比較結果(値T10と値T20との大小関係)に応じてMFP10aにおけるファクシミリ送信ジョブの実行動作を制御する。
たとえば、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い(T10<T20)場合、処理はステップS15からステップS20へと進み、MFP10a(ジョブ制御部16)は、受け付けられたジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行を許容する。なお、ここでは、当該理解所要時間T10と残り業務時間T20とが等しい(T10=T20)場合も、当該ファクシミリ送信ジョブの実行は許容される。
そして、処理はステップS20からステップS19へと進み、MFP10a(ジョブ制御部16)は、当該ファクシミリ送信ジョブを(直ちに)実行する。具体的には、MFP10a(ジョブ制御部16)は、ファクシミリ送信ジョブの実行指示に応答して生成された送信対象データ(ファクシミリデータ)を送信先装置(出力先装置)(ここではMFP10b)に送信する。その後、当該MFP10bは、MFP10aから受信された送信対象データ(ファクシミリデータ)を印刷出力し、受取ユーザU2は、当該送信対象データに係る印刷出力物を受け取る。
このように、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合は、受け付けられたファクシミリ送信ジョブが直ちに実行される。端的に言えば、ファクシミリ送信ジョブに係る印刷出力物を受け取ったユーザU2が業務終了予定時刻T2までに当該印刷出力物の内容を理解することが可能であると判断される場合は、当該ファクシミリ送信ジョブが直ちに実行される。
一方、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い(T10>T20)場合、処理はステップS15からステップS16へと進み、MFP10a(ジョブ制御部16)は、受け付けられたジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行を禁止する(図3も参照)。
具体的には、MFP10a(ジョブ制御部16)は、業務終了予定時刻T2の属する日(本日)の次の勤務日(たとえば翌日)に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が取得されるまで、当該ファクシミリ送信ジョブの実行を一時的に禁止(保留)する(ステップS16)(図5も参照)。なお、禁止されたファクシミリ送信ジョブ(受取ユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブ)に係る送信対象データ(ファクシミリデータ)は、MFP10a内に格納される。
そして、処理はステップS16からステップS17へと進む。
ステップS17においては、MFP10aは、受取ユーザU2に関する未実行のジョブが存在する旨を当該受取ユーザU2に通知する(図5も参照)。具体的には、MFP10a(通信制御部11)は、ユーザU2に関する未実行のジョブが存在する旨のメッセージ(および受取ユーザU2に関する理解所要時間T10)を含む電子メールをユーザU2宛(ユーザU2のメールアドレス宛)に送信する。これによれば、受取ユーザU2は、その実行が禁止された自身宛のジョブの存在(換言すれば新たな業務の存在)を予め知得することが可能である。その結果、受取ユーザU2は、たとえば、当該新たな業務の存在を考慮した上で、翌勤務日(翌日)の業務に関するスケジューリングを行うことが可能である。
また、MFP10aは、依頼元ユーザU1によって付与されたジョブ(ユーザU2宛のジョブ)の実行が未完了である旨のメッセージを含む電子メールをユーザU1宛(ユーザU1のメールアドレス宛)に送信する。
さらに、MFP10aは、勤怠管理サーバ90に対して、ユーザU2の翌勤務日に当該ユーザU2が出勤した旨の出勤情報を当該ユーザU2の次の出勤の記録時(検出時)にMFP10aに通知すべき旨の送信要求を送信する。
その後、たとえば翌日に受取ユーザU2が出勤したことに応答して、禁止(保留)されたファクシミリ送信ジョブ(ユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブ)の実行禁止が解除され、当該ファクシミリ送信ジョブが実行される(ステップS18,S19)。
具体的には、MFP10aは、受取ユーザU2が出勤したか否かを判定する(ステップS18)。より詳細には、勤怠管理サーバ90は、たとえば翌日にユーザU2の出勤を記録(検出)すると、翌勤務日(業務終了予定時刻T2の属する日の次の勤務日)に当該ユーザU2が出勤した旨の出勤情報をMFP10aに通知する。当該MFP10aは、勤怠管理サーバ90から当該出勤情報が取得されたことに基づいて、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨をステップS18にて判定する。
そして、処理はステップS18からステップS19へと進む。
ステップS19においては、MFP10a(ジョブ制御部16)は、ファクシミリ送信ジョブを実行する(図5も参照)。具体的には、MFP10a(ジョブ制御部16)は、当該受取ユーザU2に関して禁止(保留)されたファクシミリ送信ジョブの実行禁止を解除し、当該ファクシミリ送信ジョブの実行指示に応答して生成された送信対象データ(ファクシミリデータ)を送信先装置(MFP10b)に送信する。
そして、当該MFP10bは、MFP10aからファクシミリ受信された送信対象データを印刷出力し(送信対象データに関する印刷出力ジョブを実行し)、受取ユーザU2は、当該送信対象データに係る印刷出力物を受け取る。
このように、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い(T10>T20)場合は、受け付けられたファクシミリ送信ジョブは直ちに実行されず、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤したことを条件に当該ファクシミリ送信ジョブが実行される。
なお、ファクシミリ送信ジョブの実行が完了すると、MFP10aは、当該ファクシミリ送信ジョブの実行が完了した旨を依頼元ユーザ(ユーザU1)に通知する。具体的には、MFP10aは、ファクシミリ送信ジョブの完了報告(完了レポート)を自装置10aにて印刷出力する。
たとえば、受け付けられたファクシミリ送信ジョブの実行が許容された場合(ステップS20)は、本日(当該ファクシミリ送信ジョブが受け付けられた日)における当該ファクシミリ送信ジョブの実行完了に応答して、MFP10aは、ファクシミリ送信ジョブの完了報告を印刷出力する。一方、当該ファクシミリ送信ジョブの実行が禁止された場合(ステップS16)は、受取ユーザU2の翌勤務日(ファクシミリ送信ジョブの実行禁止が解除された日)における当該ファクシミリ送信ジョブの実行完了に応答して、MFP10aは、当該完了報告を印刷出力する。
以上のように、第1実施形態では、MFP10aにて受け付けられたジョブ(ここではファクシミリ送信ジョブ)に係る受取対象物(印刷出力物)の受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が、当該受取ユーザU2に関する残り業務時間T20よりも長い場合、当該MFP10aにおける当該ファクシミリ送信ジョブの実行が禁止される。換言すれば、当該印刷出力物の内容理解を受取ユーザU2が行うことによって当該受取ユーザU2の実際の業務終了時刻が業務終了予定時刻T2(ここでは18時00分)を超過する場合には、当該ファクシミリ送信ジョブの実行が禁止される。そのため、受取ユーザU2は、新たなジョブに係る印刷出力物を業務終了予定時刻T2の直前に受け取らずに済む。それ故、受取ユーザU2に関する業務終了予定時刻T2の直前における新たな(突発的な)業務(その内容理解に残り業務時間T20よりも長い時間を要する業務)の発生が抑制される。したがって、業務終了予定時刻T2の直前における新たな業務の発生に起因して業務終了予定時刻T2の経過後にユーザ(受取ユーザU2)が業務(残業)を行うこと、を抑制することが可能である。
なお、上記第1実施形態では、ファクシミリ送信ジョブの設定画面にて入力された内線番号に基づいて、当該ファクシミリ送信ジョブに係る受取対象物の受取ユーザが特定されている(ステップS12)が、これに限定されない。たとえば、原稿のスキャンデータ内の特定領域(たとえば原稿の表紙における宛名部分に対応する領域)における文字認識結果に基づいて、当該受取ユーザが特定されてもよい。
また、上記第1実施形態では、MFP10aが、受取ユーザU2に関する出勤情報を勤怠管理サーバ90から取得しているが、これに限定されない。たとえば、各ユーザのパーソナルコンピュータにインストールされた勤怠管理アプリケーションを用いて各ユーザの勤怠管理が行われている場合は、MFP10aが、当該出勤情報を(勤怠管理サーバ90ではなく)受取ユーザU2のパーソナルコンピュータから取得するようにしてもよい。
具体的には、各MFP10には、各ユーザのパーソナルコンピュータの装置識別情報が予め登録されている。そして、受取ユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブの実行が禁止された場合、MFP10aは、ユーザU2に関する出勤情報の送信要求をユーザU2のパーソナルコンピュータに送信する。その後、当該ユーザU2のパーソナルコンピュータは、たとえば翌日にユーザU2の出勤を記録すると、当該ユーザU2に関する出勤情報をMFP10aに通知する。そして、当該MFP10aは、ユーザU2のパーソナルコンピュータから当該出勤情報を取得する。
このように、MFP10aにおいて、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が当該受取ユーザU2のパーソナルコンピュータから取得されるようにしてもよい。
さらに、上記第1実施形態では、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20とが等しい(T10=T20)場合は、受け付けられたジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行が許容されている(ステップS20)が、これに限定されない。当該理解所要時間T10と残り業務時間T20とが等しい(T10=T20)場合は、受け付けられたジョブの実行が禁止される(ステップS16)ようにしてもよい。このように、値T10と値T20との大小関係に関して等号が成立する場合には、ステップS16〜S18の処理とステップS20の処理とのいずれの動作が実行されてもよい。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、ファクシミリ送信ジョブに係る送信対象データの送信側の装置(たとえばMFP10a)において、図4の各処理が実行されている(図3および図5も参照)。
これに対して、この第2実施形態では、当該送信対象データの受信側の装置(送信先装置)(たとえばMFP10b)において、図4の各処理が実行される(図6および図7も参照)。
図6は、第2実施形態に係る画像処理システム1(1A)の動作を示す概念図である。また、図7は、第2実施形態に係る画像処理システム1(1A)の動作の一例を示すタイミングチャートである。なお、図7のステップS21〜S29は、図5(および図4)のステップS11〜S19に対応する。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、ユーザU1が、或る文書に係る送信対象データ(ファクシミリデータ)をユーザU2宛に送信(ファクシミリ送信)する送信ジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)の実行指示をMFP10aに付与する状況を想定する。
具体的には、MFP10aは、依頼元ユーザU1によるユーザU2宛のファクシミリ送信ジョブの実行指示に応答して、当該ファクシミリ送信ジョブを実行する。詳細には、MFP10aは、原稿に関する送信対象データ(ファクシミリデータ)を送信先装置(ここではMFP10b)に送信する(図6も参照)。なお、MFP10aは、原稿のスキャンデータに対する文字認識結果(文字数Dおよび使用言語)をもMFP10bに送信する。
当該MFP10bは、当該ファクシミリ送信ジョブに係る送信対象データ(ファクシミリデータ)が受信される場合、当該ファクシミリ送信ジョブに基づく印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブ(次述))が受け付けられた旨をステップS21にて判定する(図6も参照)。当該ファクシミリ受信印刷ジョブは、送信元装置(ここではMFP10a)にて実行されたファクシミリ送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって、当該送信元装置から受信されたファクシミリデータに関する当該送信先装置での印刷出力ジョブである。
そして、ステップS22〜S24の後、MFP10b(ジョブ制御部16)は、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20とを比較する(ステップS25)。なお、ステップS22〜S24の処理内容は、第1実施形態のステップS12〜S14(図4)の処理内容と同様である。
たとえば、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、MFP10b(ジョブ制御部16)は、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が取得されるまで、当該ファクシミリ受信印刷ジョブの実行を禁止する(ステップS26)(図6も参照)。
その後、翌勤務日(たとえば翌日)に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が勤怠管理サーバ90から取得された(ステップS28)ことを条件に、MFP10bは、禁止されたファクシミリ受信印刷ジョブの実行禁止を解除して、当該ファクシミリ受信印刷ジョブを実行する(ステップS29)。具体的には、MFP10bは、MFP10aから受信されたファクシミリデータを印刷出力する。そして、受取ユーザU2は、当該ファクシミリデータに係る印刷出力物を受け取る。
一方、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合、MFP10b(ジョブ制御部16)は、当該ファクシミリ受信印刷ジョブの実行を許容し、当該ファクシミリ受信印刷ジョブを直ちに実行する。具体的には、MFP10bは、MFP10aから受信されたファクシミリデータを印刷出力する。そして、受取ユーザU2は、当該ファクシミリデータに係る印刷出力物(MFP10bにて印刷出力された印刷出力物)を受け取る。
以上のように、第2実施形態では、送信対象データの受信側の装置において、受取ユーザに関する理解所要時間T10と残り業務時間T20との比較結果に応じて、受け付けられたジョブ(ここではファクシミリ受信印刷ジョブ)の実行動作が制御される。
<3.第3実施形態>
第3実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、ファクシミリ送信ジョブに係る送信対象データ(ファクシミリデータ)の送信側の装置(MFP10a)が、自装置10aにおける当該ファクシミリ送信ジョブの実行を禁止している。
これに対して、この第3実施形態では、当該送信対象データの送信側の装置(MFP10a)が、当該送信対象データの受信側の装置(送信先装置)(MFP10b)における当該送信対象データに関する印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブ)の実行を禁止させる。換言すれば、当該送信対象データの送信元装置が、自装置における送信ジョブ(ファクシミリ送信ジョブ)に基づく送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止させる。
図8は、第3実施形態に係る画像処理システム1(1A)の動作を示す概念図である。また、図9は、送信対象データの送信元装置(ここではMFP10a)における動作を示すフローチャートであり、図10は、送信対象データの送信先装置(ここではMFP10b)における動作を示すフローチャートである。さらに、図11は、第3実施形態に係る画像処理システム1(1A)の動作の一例を示すタイミングチャートである。
図9に示されるように、第3実施形態では、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20との比較結果(大小関係)に応じて、ステップS31の処理あるいはステップS32の処理が実行される。なお、図9のステップS11〜S15の処理内容は、図4(第1実施形態)のステップS11〜S15の処理内容と同様である。
たとえば、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、処理はステップS15からステップS31へと進む。
ステップS31においては、MFP10a(ジョブ制御部16)は、当該ファクシミリ送信ジョブを実行して送信対象データ(ファクシミリデータ)を送信先装置10bに送信するとともに、実行禁止指令(次述)をも送信先装置10bに送信する(図8も参照)。当該実行禁止指令は、送信元装置10aで実行された送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって当該送信元装置から受信された送信対象データに関する送信先装置10bでの印刷出力ジョブの実行を、所定の条件が充足されるまで(たとえば、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が取得されるまで)禁止すべき旨の指令である。
その後、送信先装置10bは、送信元装置10aにおけるファクシミリ送信ジョブに係るファクシミリデータの受信に基づいて、当該ファクシミリ送信ジョブに基づく印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブ)が受け付けられた旨をステップS21(S21c)(図10)にて判定する(図8も参照)。そして、送信先装置10bは、ファクシミリデータとともに実行禁止指令もが受信されたか否か、を判定する(ステップS41)。
ファクシミリデータとともに実行禁止指令もが送信元装置10aから受信された場合、処理はステップS26へと進む。そして、送信先装置10bは、受け付けられたファクシミリ受信印刷ジョブを直ちに実行するのではなく、送信元装置10aから受信された実行禁止指令に基づいて、当該ファクシミリ受信印刷ジョブの実行を禁止する(ステップS26)(図11も参照)。
その後、処理はステップS27以降へと進む。なお、ステップS27以降の処理は、第2実施形態と同様である。具体的には、送信先装置10bは、受取ユーザU2に関する実実行のジョブが存在する旨を当該受取ユーザU2に通知する(ステップS27)。そして、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が取得された(ステップS28)ことを条件に、送信先装置10bは、禁止されたファクシミリ受信印刷ジョブの実行禁止を解除し、当該ファクシミリ受信印刷ジョブを実行する(ステップS29)(図11も参照)。
一方、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合、処理はステップS15からステップS32へと進む。ステップS32においては、MFP10aは、送信先装置10bでのファクシミリ受信印刷ジョブの実行を許容し、当該実行禁止指令を送信することなく、ファクシミリ送信ジョブを実行してファクシミリデータを送信先装置10bに送信する。
そして、送信先装置10bにおいては、実行禁止指令が受信されていないことに基づいて、処理はステップS41からステップS29へと進み、MFP10b(ジョブ制御部16)は、当該ファクシミリデータの受信に応答して、当該ファクシミリデータに関する印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブ)を直ちに実行する。
以上のように、第3実施形態では、送信対象データの送信ジョブに係る印刷出力物の受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が、当該受取ユーザU2に関する残り業務時間T20よりも長い場合、当該送信ジョブに基づく印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令が送信元装置10aから送信先装置10bへと送信される。そして、当該送信先装置10bにおいて、当該送信対象データに関する印刷出力ジョブの実行が禁止される。そのため、受取ユーザU2は、新たなジョブに係る印刷出力物を業務終了予定時刻T2の直前に受け取らずに済む。それ故、受取ユーザU2に関する業務終了予定時刻T2の直前における新たな(突発的な)業務(その内容理解に残り業務時間T20よりも長い時間を要する業務)の発生が抑制される。したがって、業務終了予定時刻T2の直前における新たな業務の発生に起因して業務終了予定時刻T2の経過後にユーザ(受取ユーザU2)が業務(残業)を行うこと、を抑制することが可能である。
なお、上記第3実施形態では、送信先装置10bにおける印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、送信先装置10bが、受取ユーザU2に関する実実行のジョブが存在する旨を当該受取ユーザU2に通知しているが、これに限定されない。送信先装置10bにおける印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、送信元装置10aが、受取ユーザU2に関する実実行のジョブが存在する旨を当該受取ユーザU2に通知してもよい。
<4.第4実施形態>
第4実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、ファクシミリ送信ジョブが受け付けられた場合におけるMFP10(MFP10a)の動作が例示されている。
これに対して、この第4実施形態では、サーバ格納ジョブ(次述)が受け付けられた場合におけるMFP10aの動作について例示する。当該サーバ格納ジョブは、格納サーバ70(図12)に受取対象物(この実施形態では、受取対象データ)を送信して格納するジョブである。
このように、本願発明における「受取対象物」には、データ(受取対象データ)が含まれ得る。また、ユーザが受取対象物(受取対象データ)を受け取る動作には、ユーザが自身のパーソナルコンピュータ50(図12)等を用いて格納サーバ70にアクセスして当該格納サーバ70内の受取対象データ(視覚化(画像化)されたデータ(情報))を視認(閲覧)することによって、当該受取対象データを(実質的に)受け取る動作が含まれ得る。
図12は、第4実施形態に係る画像処理システム1(1B)を示す図である。図12に示されるように、この第4実施形態では、格納サーバ70が設けられている。格納サーバ70は、スキャンデータ等の各種データを格納することが可能なサーバコンピュータである。また、格納サーバ70には、各ユーザ用のディレクトリが設けられている。
図13は、第4実施形態に係る画像処理システム1(1B)の動作を示す概念図である。また、図14は、第4実施形態に係る画像処理システム1(1B)の動作の一例を示すタイミングチャートである。
この第4実施形態においても、第1実施形態と同様に、図4の各処理が実行される。ただし、第4実施形態と第1実施形態とは、受け付けられるジョブの種類および当該ジョブの実行内容が異なる。
具体的には、ユーザU1は、MFP10aを用いてサーバ格納ジョブの実行指示を付与する。
詳細には、ユーザU1(サーバ格納ジョブの依頼元ユーザ)は、原稿をMFP10aの所定の位置に載置するとともに、サーバ格納ジョブに係る各種設定を当該MFP10aにて行う。たとえば、依頼元ユーザU1は、サーバ格納ジョブの設定画面(不図示)において、格納サーバ70内の特定のディレクトリ(たとえばユーザU2用に設けられたディレクトリ)をスキャンデータの格納先ディレクトリ(アップロード先ディレクトリ)として指定する。そして、ユーザU1は、たとえば「スタート」ボタン(不図示)の押下操作を行うことによって、サーバ格納ジョブの実行指示をMFP10aに付与する。
当該MFP10aは、当該サーバ格納ジョブの実行指示が付与されたことによって、サーバ格納ジョブが受け付けられた旨をステップS11にて判定する(図13も参照)。そして、MFP10aは、当該原稿を読み取ってスキャンデータ(受取対象データ(閲覧対象データ))を生成する。
その後、処理はステップS11からステップS12へと進み、MFP10aは、サーバ格納ジョブに係る受取対象物(スキャンデータ)の受取ユーザ(スキャンデータの閲覧対象ユーザ)を特定する。具体的には、MFP10aは、サーバ格納ジョブにて指定されたディレクトリへのアクセス権限を有するユーザ(ここではユーザU2)を、サーバ格納ジョブに係る受取対象物(スキャンデータ)の受取ユーザ(閲覧対象ユーザ)として特定する。
そして、MFP10aは、特定された受取ユーザU2に関して、理解所要時間T10と残り業務時間T20とを取得し(ステップS13,S14)、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20とを比較する(ステップS15)(図13も参照)。なお、理解所要時間T10の取得手法(算出手法)と残り業務時間T20の取得手法とは、第1実施形態と同様にして行われる。
たとえば、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合、MFP10a(ジョブ制御部16)は、受け付けられたサーバ格納ジョブの実行を許容し(ステップS20)、当該サーバ格納ジョブを実行する(ステップS19)。具体的には、MFP10aは、原稿に関するスキャンデータ(受取対象データ)を、各種の通信プロトコル(SMB(Server Message Block)等)を用いて格納サーバ70に送信する(アップロードする)。
当該格納サーバ70は、MFP10aから受信された受取対象データ(スキャンデータ)を、指定されたディレクトリ(ここではユーザU2用にディレクトリ)に格納する。そして、MFP10aは、電子メール等を用いて、当該サーバ格納ジョブの実行が完了した旨を依頼元ユーザU1に通知する。その後、受取ユーザU2は、自身のパーソナルコンピュータ50を用いて、格納サーバ70内の自身用のディレクトリにアクセスし、受取対象データ(サーバ格納ジョブによって格納されたスキャンデータ)を視認(閲覧)することによって当該受取対象物データを受け取る。
一方、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、MFP10a(ジョブ制御部16)は、受け付けられたサーバ格納ジョブの実行を禁止する(ステップS16)(図13も参照)。そして、MFP10aは、電子メール等を用いて、受取ユーザU2に関する未実行のジョブが存在する旨を当該受取ユーザU2に通知する(ステップS17)。
その後、受取ユーザの翌勤務日(たとえば翌日)に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が勤怠管理サーバ90から取得される(ステップS18)と、MFP10aは、禁止されたサーバ格納ジョブの実行禁止を解除し、当該サーバ格納ジョブを実行する(ステップS19)。具体的には、MFP10aは、MFP10a内に一時的に格納されていたスキャンデータを、各種の通信プロトコルを用いて格納サーバ70に送信する(アップロードする)。
当該格納サーバ70は、MFP10bから受信されたスキャンデータを、指定されたディレクトリ(ユーザU2用にディレクトリ)に格納し、MFP10bは、当該サーバ格納ジョブの実行が完了した旨を依頼元ユーザU1に電子メール等を用いて通知する。そして、受取ユーザU2は、自身のパーソナルコンピュータ50を用いて、格納サーバ70内の自身用のディレクトリにアクセスし、受取対象データを視認(閲覧)することによって当該受取対象データを受け取る。
以上のように、この第4実施形態では、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20との比較結果に応じて、MFP10aにおけるサーバ格納ジョブの実行動作が制御される。
<5.第5実施形態>
第5実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態では、受取ユーザ(ユーザU2)とは異なるユーザ(ユーザU1)によって付与されたジョブ(たとえばファクシミリ送信ジョブ)の実行が禁止されている。
これに対して、この第5実施形態では、受取ユーザ(ユーザU2)自身によって付与されたジョブ(たとえばコピージョブ)の実行が禁止される。
図15は、第5実施形態に係る画像処理システム1の動作を示す概念図である。
ここでは、ユーザU2が、17時50分に、或る文書のコピージョブ(印刷出力ジョブ)の実行指示をMFP10bに付与する状況を想定する。当該ユーザU2は、コピージョブの依頼元ユーザでもあり、当該コピージョブに係る印刷出力物の受取ユーザでもある。
この第5実施形態においても、第1実施形態と同様に、図4の各処理が実行される。
具体的には、ユーザU2(コピージョブの依頼元ユーザ)は、ユーザ識別情報を用いてMFP10bにログインするとともに、原稿をMFP10bの所定の位置に載置する。そして、依頼元ユーザU2は、コピージョブに係る各種設定を行った後、たとえば「スタート」ボタン(不図示)の押下操作を行うことによって、当該コピージョブの実行指示をMFP10bに付与する。
当該MFP10bは、コピージョブの実行指示に基づいてコピージョブが受け付けられた旨をステップS11にて判定する(図15も参照)。そして、MFP10bは、当該原稿を読み取って印刷対象データ(スキャンデータ)を生成する。
その後、MFP10bは、ログインユーザのユーザ識別情報に基づいて受取ユーザ(ここではユーザU2(依頼元ユーザと同じユーザ))を特定し(ステップS12)、当該受取ユーザU2に関して、理解所要時間T10と残り業務時間T20とを取得する(ステップS13,S14)。なお、理解所要時間T10の取得手法(算出手法)と残り業務時間T20の取得手法とは、第1実施形態と同様にして行われる。
そして、MFP10b(ジョブ制御部16)は、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10と残り業務時間T20とを比較し(ステップS15)(図15も参照)、比較結果に応じてコピージョブの実行動作を制御する。
たとえば、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも短い場合は、MFP10bは、受け付けられたコピージョブの実行を許容し(ステップS20)、当該コピージョブを実行する(ステップS19)。具体的には、MFP10bは、原稿に関する印刷対象データを印刷出力する。そして、受取ユーザU2(依頼元ユーザ)は、当該コピージョブに係る印刷出力物を受け取る。
一方、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、MFP10bは、翌勤務日に受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が取得されるまで、受け付けられたコピージョブの実行を禁止する(ステップS16)(図15も参照)。そして、MFP10bは、電子メール等を用いて、ユーザU2に関する未完了のジョブが存在する旨を当該ユーザU2に通知する(ステップS17)。なお、原稿に関して生成された印刷対象データ(スキャンデータ)は、MFP10b内に一時的に格納される。
その後、受取ユーザU2の翌勤務日(たとえば翌日)に当該受取ユーザU2が出勤した旨の出勤情報が勤怠管理サーバ90から取得される(ステップS18)と、MFP10bは、当該コピージョブの実行禁止を解除して当該コピージョブを実行する(ステップS19)。具体的には、MFP10bは、自装置10b内に一時的に格納されていた印刷対象データを印刷出力する。そして、受取ユーザU2は、当該コピージョブに係る印刷出力物を受け取る。
以上のように、第5実施形態では、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10が残り業務時間T20よりも長い場合、受取ユーザU2自身によって付与されたジョブ(ここではコピージョブ)の実行が禁止される。換言すれば、受取ユーザU2自身によってコピージョブの実行指示が(自発的に)付与された場合であっても、当該コピージョブに係る印刷出力物の内容理解を当該受取ユーザU2が行うことによって当該受取ユーザU2の実際の業務終了時刻が業務終了予定時刻T2を超過するときには、当該コピージョブの実行が禁止される。そのため、受取ユーザU2に関する業務終了予定時刻T2の直前における新たな業務(その内容理解に残り業務時間T20よりも長い時間を要する業務)の発生が抑制される。したがって、業務終了予定時刻T2の直前における新たな業務の発生に起因して業務終了予定時刻T2の経過後にユーザ(受取ユーザU2)が業務(残業)を行うこと、を抑制することが可能である。
<第5実施形態の変形例>
なお、ここでは、受取ユーザU2がコピージョブの実行指示を付与した場合に、上記第5実施形態の思想(受取ユーザ自身によって付与されたジョブの実行動作の制御)が適用されているが、これに限定されない。たとえば、受取ユーザU2が自身のパーソナルコンピュータ等を用いてPCプリントジョブ(次述)の実行指示を付与した場合にも、上記第5実施形態の思想を適用することが可能である。当該PCプリントジョブは、パーソナルコンピュータからの実行指令に基づいて、当該パーソナルコンピュータから受信された印刷対象データを印刷出力する印刷出力ジョブである。
具体的には、ユーザU2が自身のパーソナルコンピュータ等を用いてPCプリントジョブの実行指示を付与すると、当該パーソナルコンピュータは、印刷対象データの出力先装置(たとえばMFP10b)に対してPCプリントジョブ(印刷対象データおよび実行指令等)を送信する。なお、当該パーソナルコンピュータは、当該印刷対象データとともに、ユーザU2のユーザ識別情報と当該印刷対象データに関する文字情報(当該印刷対象データに含まれる文字の文字数Dおよび使用言語)とをMFP10bに送信する。
当該MFP10bは、パーソナルコンピュータからの印刷対象データの受信に基づきPCプリントジョブを受け付ける(ステップS11)とともに、当該ユーザ識別情報に基づいて、当該PCプリントジョブに係る印刷出力物の受取ユーザ(ユーザU2)を特定する(ステップS12)。そして、MFP10bは、当該文字情報(文字数Dおよび使用言語)とユーザU2に関する文書理解レートRとに基づいて、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10を算出する(ステップS13)。その後、処理はステップS14以降へと進む。なお、ステップS14以降の処理は、第5実施形態と同様である。
<6.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記内容のものに限定されるものではない。
<受け付けられた印刷出力ジョブの優先実行に関する変形例>
たとえば、上記第2、第3および第5実施形態等において、さらに、受け付けられた印刷出力ジョブの実行が許容された場合に、当該印刷出力ジョブが優先的に実行されるようにしてもよい。換言すれば、受取ユーザが業務終了予定時刻T2までに印刷出力物の内容を理解することが可能であると判断されたことに基づきその実行が許容された印刷出力ジョブが、優先的に実行されるようにしてもよい。
具体的には、第2および第5実施形態に関しては、MFP10bにおける理解所要時間T10と残り業務時間T20との比較結果に応じた実行許否の判定動作(ステップS15等)に基づいてその実行が許容された印刷出力ジョブが、当該MFP10bにおいて優先的に実行されるようにしてもよい。
詳細には、MFP10bは、複数種類の印刷出力ジョブのうち特定種類の印刷出力ジョブが受け付けられた場合に、当該実行許否の判定動作(ステップS15等)を実行する。たとえば、第2実施形態では、MFP10bは、ファクシミリ受信印刷ジョブが受け付けられた場合に、当該実行許否の判定動作を実行する。また、たとえば第5実施形態では、MFP10bは、コピージョブが受け付けられた場合に、当該実行許否の判定動作を実行する。
逆に、MFP10bは、複数種類の印刷出力ジョブのうち、当該特定種類の印刷出力ジョブとは異なる種類の印刷出力ジョブ(たとえばPCプリントジョブ)が受け付けられた場合は、当該実行許否の判定動作を実行しない。なお、上記第5実施形態の変形例では、PCプリントジョブが受け付けられた場合に当該実行許否の判定動作が実行されているが、ここでは、PCプリントジョブは、当該実行許否の判定動作の対象外の印刷出力ジョブ(特定種類の印刷出力ジョブとは異なる種類の印刷出力ジョブ)であるものとする。
そして、MFP10bは、当該特定種類の印刷出力ジョブの実行を許容した場合において、当該特定種類の印刷出力ジョブとは異なる種類の印刷出力ジョブ(ここではPCプリントジョブ)がMFP10bに存在するときには、当該特定種類の印刷出力ジョブを当該PCプリントジョブよりも優先的に(割り込んで)実行する。
たとえば、特定種類の印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブあるいはコピージョブ)の実行が許容された場合において、実行中のPCプリントジョブがMFP10bに存在するときには、当該MFP10bは、実行中のPCプリントジョブを一時的に中断し、当該特定種類の印刷出力ジョブを実行する。そして、当該特定種類の印刷出力ジョブの実行完了後に、中断されたPCプリントジョブの実行が再開される。また、特定種類の印刷出力ジョブの実行が許容された場合において、待機状態のPCプリントジョブがMFP10bに存在するときには、当該MFP10bは、待機状態のPCプリントジョブよりも優先的に当該特定種類の印刷出力ジョブを実行する。
また、第3実施形態に関しては、送信元装置10aにおける当該実行許否の判定動作(ステップS15等)に基づいて送信先装置10bでの実行が許容された印刷出力ジョブが、当該送信先装置10bにおいて優先的に実行されるようにしてもよい。
具体的には、特定種類の印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブ)の実行が許容された場合において、ファクシミリ受信印刷ジョブとは異なる種類の印刷出力ジョブ(たとえばPCプリントジョブ)が送信先装置10bに存在するときには、送信先装置10bは、当該ファクシミリ受信印刷ジョブをPCプリントジョブよりも優先的に実行する。
以上のように、特定種類の印刷出力ジョブの実行が許容された場合において、当該特定種類の印刷出力ジョブとは異なる種類の印刷出力ジョブがMFP10bに存在するときには、当該特定種類の印刷出力ジョブが他の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行されてもよい。これによれば、受け付けられた特定種類の印刷出力ジョブの実行が許容された場合に、他の印刷出力ジョブの存在による当該特定種類の印刷出力ジョブの実行開始の遅延に起因して業務終了予定時刻T2の経過後に受取ユーザU2が業務を行うこと、を抑制することが可能である。
<理解所要時間T10の取得に関する変形例>
また、上記第1〜第4実施形態等においては、受け付けられたジョブに係る受取対象物の受取ユーザ(たとえばユーザU2)に関する理解所要時間T10が自動的に算出されているが、これに限定されず、当該理解所要時間T10が、当該ジョブの依頼元ユーザ(たとえばユーザU1)によって入力されるようにしてもよい。
具体的には、依頼元ユーザU1は、ジョブ(ファクシミリ送信ジョブ等)の実行指示に際して、受取ユーザU2に関する理解所要時間T10を推測(推定)して入力する(入力操作を行う)ようにしてもよい。そして、MFP10(たとえばMFP10a)は、依頼元ユーザU1による入力操作で指定された理解所要時間T10(受取ユーザU2に関する理解所要時間T10)を取得するようにしてもよい。
<残り業務時間T20の始点(始期)に関する変形例>
さらに、上記各実施形態等においては、ジョブの実行指示が付与された時点T1が、受取ユーザに関する残り業務時間T20の始点(始期)として用いられているが、これに限定されない。たとえば、当該ジョブが仮に実行された場合における当該ジョブの実行完了予測時刻が、残り業務時間T20の始点として用いられてもよい。
具体的には、印刷出力ジョブ(ファクシミリ受信印刷ジョブあるいはコピージョブ等)が受け付けられた場合、MFP10は、当該印刷出力ジョブの完了時刻(全ての印刷出力物の印刷出力が完了する時刻)を自装置10の処理能力等に基づき予測(推定)するようにしてもよい。そして、MFP10(取得部15)は、予測されたジョブ完了時刻(実行完了予測時刻)から業務終了予定時刻T2までの時間を、受取ユーザに関する残り業務時間T20として取得するようにしてもよい。
<残り業務時間T20の終点(終期)に関する変形例>
また、上記各実施形態等においては、受取ユーザが属する企業にて予め定められた業務終了予定時刻T2(終業時刻)(たとえば18時00分)が、受取ユーザに関する残り業務時間T20の終点(終期)として用いられているが、これに限定されない。たとえば、受取ユーザによって申請された業務終了予定時刻が、受取ユーザに関する残り業務時間T20の終点として用いられてもよい。
具体的には、当該受取ユーザが残業申請(たとえば18時00分から20時00分までの残業申請)を上司等に予め提出し、当該残業申請が認められていた場合には、MFP10(取得部15)は、当該受取ユーザによる残業申請後の業務終了予定時刻(ここでは20時00分)までの時間を、当該受取ユーザに関する残り業務時間T20として取得するようにしてもよい。なお、受取ユーザによる残業申請の有無および残業申請後の業務終了予定時刻は、勤怠管理サーバ90との連携によって取得されればよい。
このように、本願発明における「業務終了予定時刻」には、企業にて予め定められた終業時刻T2(たとえば18時00分)と受取ユーザによって申請された時刻(たとえば20時00分)との少なくとも一方が含まれ得る。
<禁止されたジョブの禁止解除条件に関する変形例>
さらに、上記各実施形態等においては、受け付けられたジョブの実行が禁止された場合、翌勤務日に受取ユーザが出勤した旨の出勤情報が取得されることを条件に、禁止されたジョブの実行禁止が解除されているが、これに限定されない。たとえば、受け付けられたジョブの実行が禁止された場合、翌勤務日における受取ユーザに関する業務開始時刻(たとえば、予め定められた業務開始時刻(始業時刻)(たとえば9時00分))が到来したことを条件に(受取ユーザの出勤の有無を判定することなく)、禁止されたジョブの実行禁止が解除されるようにしてもよい。
1,1A,1B 画像処理システム
10,10a,10b MFP
70 格納サーバ
90 勤怠管理サーバ
T10 理解所要時間
T20 残り業務時間

Claims (19)

  1. 画像処理装置であって、
    ジョブが受け付けられる場合、前記ジョブに係る受取対象物の受取ユーザが前記受取対象物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、
    前記ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、
    取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じて前記画像処理装置における前記ジョブの実行動作を制御するジョブ制御手段と、
    を備え、
    前記ジョブ制御手段は、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行を許容し、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行を禁止することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1の取得手段は、前記受取ユーザが単位時間あたりに理解することが可能な文字数である文書理解レートであって前記受取ユーザに関して予め定められた文書理解レートと前記受取対象物に含まれる文字の文字数とに基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出して取得することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記第1の取得手段は、前記受取対象物における使用言語ごとに予め定められた難易度にも基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1の取得手段は、前記ジョブの依頼元ユーザによる入力操作で指定された前記理解所要時間を取得することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を禁止した場合、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日に前記受取ユーザが出勤した旨の出勤情報が取得されたことを条件に、前記ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を禁止した場合、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日における前記受取ユーザに関する業務開始時刻が到来したことを条件に、前記ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記ジョブの実行が禁止された場合、前記受取ユーザに関する未実行のジョブが存在する旨を前記受取ユーザに通知する通知手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記ジョブ制御手段は、
    複数種類の印刷出力ジョブのうち第1の種類の印刷出力ジョブが受け付けられた場合、前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じた実行許否の判定動作を実行し、
    前記複数種類の印刷出力ジョブのうち、前記第1の種類の印刷出力ジョブとは異なる第2の種類の印刷出力ジョブが受け付けられた場合、前記実行許否の判定動作を実行せず、
    前記ジョブは、前記第1の種類の印刷出力ジョブであり、
    前記ジョブ制御手段は、前記ジョブの実行を許容した場合において、前記第2の種類の印刷出力ジョブが前記画像処理装置に存在するときには、前記ジョブを前記第2の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行することを特徴とする画像処理装置。
  9. 画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)ジョブを受け付けるステップと、
    b)前記ステップa)にて前記ジョブが受け付けられる場合、前記ジョブに係る受取対象物の受取ユーザが前記受取対象物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得するとともに、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得するステップと、
    c)前記ステップb)にて取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じて、前記画像処理装置における前記ジョブの実行動作を制御するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップc)においては、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行が許容され、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合、前記画像処理装置における前記ジョブの実行が禁止されることを特徴とするプログラム。
  10. 画像処理システムであって、
    送信対象データの送信ジョブにおける送信元の画像処理装置である送信元装置と、
    前記送信ジョブにおける送信先の画像処理装置である送信先装置と、
    を備え、
    前記送信元装置は、
    前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、
    前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、
    前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信する第1のジョブ制御手段と、
    を有し、
    前記第1のジョブ制御手段は、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記送信元装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令を、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信し、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行を許容し、前記実行禁止指令を送信することなく前記送信対象データを前記送信先装置に送信し、
    前記送信先装置は、
    前記送信元装置から前記実行禁止指令が受信される場合、前記印刷出力ジョブの実行を禁止する第2のジョブ制御手段、
    を有することを特徴とする画像処理システム。
  11. 請求項10に記載の画像処理システムにおいて、
    前記第1の取得手段は、前記受取ユーザが単位時間あたりに理解することが可能な文字数である文書理解レートであって前記受取ユーザに関して予め定められた文書理解レートと前記印刷出力物に含まれる文字の文字数とに基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出して取得することを特徴とする画像処理システム。
  12. 請求項11に記載の画像処理システムにおいて、
    前記第1の取得手段は、前記印刷出力物における使用言語ごとに予め定められた難易度にも基づいて、前記受取ユーザに関する前記理解所要時間を算出することを特徴とする画像処理システム。
  13. 請求項10に記載の画像処理システムにおいて、
    前記第1の取得手段は、前記送信ジョブの依頼元ユーザによる入力操作で指定された前記理解所要時間を取得することを特徴とする画像処理システム。
  14. 請求項10から請求項13のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記実行禁止指令は、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日に前記受取ユーザが出勤した旨の出勤情報が取得されるまで前記印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の指令であり、
    前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記出勤情報が取得されたことを条件に、前記印刷出力ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする画像処理システム。
  15. 請求項10から請求項13のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記実行禁止指令は、前記業務終了予定時刻の属する日の次の勤務日における前記受取ユーザに関する業務開始時刻が到来するまで前記印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の指令であり、
    前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記業務開始時刻が到来したことを条件に、前記印刷出力ジョブの実行禁止を解除することを特徴とする画像処理システム。
  16. 請求項10から請求項15のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記送信先装置は、
    前記印刷出力ジョブの実行が禁止された場合、前記受取ユーザに関する未実行のジョブが存在する旨を前記受取ユーザに通知する通知手段、
    をさらに有することを特徴とする画像処理システム。
  17. 請求項10から請求項16のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記印刷出力ジョブは、複数種類の印刷出力ジョブのうち第1の種類の印刷出力ジョブであり、
    前記第2のジョブ制御手段は、前記印刷出力ジョブの実行が許容された場合において、前記複数種類の印刷出力ジョブのうち、前記第1の種類の印刷出力ジョブとは異なる第2の種類の印刷出力ジョブが前記送信先装置に存在するときには、前記印刷出力ジョブを前記第2の種類の印刷出力ジョブよりも優先的に実行することを特徴とする画像処理システム。
  18. 画像処理装置であって、
    送信対象データを送信先装置に送信する送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得する第1の取得手段と、
    前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得する第2の取得手段と、
    前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信するジョブ制御手段と、
    を備え、
    前記ジョブ制御手段は、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記画像処理装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令を、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信し、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行を許容し、前記実行禁止指令を送信することなく前記送信対象データを前記送信先装置に送信することを特徴とする画像処理装置。
  19. 画像処理装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)送信対象データを送信先装置に送信する送信ジョブを受け付けるステップと、
    b)前記ステップa)にて前記送信ジョブが受け付けられる場合、前記送信対象データに係る印刷出力物の受取ユーザが前記印刷出力物の内容の理解に要する時間である理解所要時間を取得するとともに、前記受取ユーザに関する業務終了予定時刻までの時間である残り業務時間を取得するステップと、
    c)前記送信ジョブを実行して前記送信対象データを前記送信先装置に送信するとともに、前記ステップb)にて取得された前記理解所要時間と前記残り業務時間との比較結果に応じた動作を実行するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップc)においては、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも長い場合は、前記送信ジョブに基づく印刷出力ジョブであって前記画像処理装置から受信された前記送信対象データに関する前記送信先装置での印刷出力ジョブの実行を禁止すべき旨の実行禁止指令が、前記送信対象データとともに前記送信先装置に送信され、
    前記理解所要時間が前記残り業務時間よりも短い場合は、前記送信先装置での前記印刷出力ジョブの実行が許容され、前記実行禁止指令が送信されることなく前記送信対象データが前記送信先装置に送信されることを特徴とするプログラム。
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