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JP2018170592A - ボイスコイル及び該ボイスコイルを備える音発生装置 - Google Patents

ボイスコイル及び該ボイスコイルを備える音発生装置 Download PDF

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JP2018170592A
JP2018170592A JP2017065540A JP2017065540A JP2018170592A JP 2018170592 A JP2018170592 A JP 2018170592A JP 2017065540 A JP2017065540 A JP 2017065540A JP 2017065540 A JP2017065540 A JP 2017065540A JP 2018170592 A JP2018170592 A JP 2018170592A
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山下 智
Satoshi Yamashita
智 山下
英樹 會澤
Hideki Aizawa
英樹 會澤
大久保 典雄
Norio Okubo
典雄 大久保
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】更なる小型化を実現しつつ十分な音圧感度を得ることができ、製造性が良好であり、加えて高許容電流を実現することができるボイスコイルを提供する。【解決手段】音発生装置1は、筐体本体10と、筐体本体に取り付けられた保護部材20と、駆動部30と、端子板40と、端子板40と外部を電気的に接続するケーブル50とを備える。駆動部30は、音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり、移動可能に設けられたボイスコイル35を有する。ボイスコイル35を構成するカーボンナノチューブ線材は、1層以上の層構造を有するカーボンナノチューブ集合体の複数が束ねられてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、ボイスコイル及び該ボイスコイルを備える音発生装置に関し、特にイヤホンやスピーカなどに内蔵されるボイスコイルに関する。
従来、イヤホンやスピーカなどの音発生装置は、音の電気信号が流れるボイスコイルと、該ボイスコイルに直接的又は間接的に取り付けられた振動板とを備え、ボイスコイルに音の電気信号を流すことによって振動板を振動させ、この振動板の振動によってユーザが音を認識することが可能となっている。
例えば、従来のボイスコイルを備える音発生装置として、筐体と、該筐体に取り付けられる振動部と磁気回路部とを有したスピーカユニットとを備えるイヤホンが開示されている。このイヤホンでは、上記振動部が、振動板と、ボイスコイルとを備え、該ボイスコイルが、長尺の平板状に形成されて、その長手方向が上記振動板の振動した際に生じる音の放射方向と略平行に配置されることで、スピーカユニットの小型化を図ることが可能とされている(特許文献1)。
特開2009−049757号公報
近年、イヤホン装着時の耳などへの負荷を減らし且つ十分な音量を得るために、従来よりも更に小型で且つ音圧感度の高いボイスコイルが求められている。音圧感度を上げるためには、ボイスコイルに十分な電流を流すことができ、且つボイスコイルを軽量にする必要がある。しかしながら、従来の銅線や銅クラッドアルミニウム線(CCAW:Copper-Clad Aluminum Wires)を用いたボイスコイルでは、銅線或いはCCAWの質量が大きいため、ボイスコイルを小型化するに伴って銅線或いはCCAWの質量に因る音圧感度の低下の影響が大きくなることから、十分な音圧感度が得られないという問題がある。
また、従来のアルミニウム線を用いたボイスコイルの場合、アルミニウムは銅に比べて密度が3割程度であるため、質量の観点からは銅やCCAWに比べれば良好な音圧感度を得ることが可能であるものの、小型のボイスコイルに求められる外径0.03mm以下の線材をアルミニウムで作製することは困難であり、製造性に劣る。更に、銅線、CCAWあるいはアルミニウム線は、許容電流が小さいため、所定量以上の大電流を流すと断線が懸念されることから、これらの金属線で音圧感度の優れたボイスコイルを作製するには限界がある。
本発明の目的は、更なる小型化を実現しつつ十分な音圧感度を得ることができ、製造性が良好であり、加えて高許容電流を実現することができるボイスコイル及び該ボイスコイルを備える音発生装置を提供することにある。
すなわち、上記課題は以下の発明により達成される。
(1)音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり、移動可能に設けられたボイスコイルであって、
前記電線は、1層以上の層構造を有する複数のカーボンナノチューブが束ねられてなるカーボンナノチューブ線材を有することを特徴とするボイスコイル。
(2)前記カーボンナノチューブ線材の平均外径が、1mm以下であることを特徴とする、上記(1)記載のボイスコイル。
(3)前記カーボンナノチューブ線材の平均外径が、0.01mm以下であることを特徴とする、上記(2)記載のボイスコイル。
(4)前記カーボンナノチューブ線材を構成するカーボンナノチューブの個数に対する、2層構造又は3層構造を有するカーボンナノチューブの個数の和の比率が75%以上であることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のボイスコイル。
(5)前記カーボンナノチューブ線材において、ラマン分光法におけるラマンスペクトルのGバンドと結晶性に由来するDバンドとの比であるG/D比が80以上であることを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかに記載のボイスコイル。
(6)前記電線が、前記カーボンナノチューブ線材の外周を被覆する絶縁被覆層を更に有することを特徴とする、上記(1)記載のボイスコイル。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかに記載のボイスコイルを備える音発生装置。
本発明によれば、更なる小型化を実現しつつ十分な音圧感度を得ることができ、製造性が良好であり、加えて高許容電流を実現することができる。
本発明の実施形態に係るボイスコイルを備える音発生装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。 (a)図1の音発生装置の駆動部の構造を示す断面図であり、(b)はボイスコイルの構成を示す斜視図である。 図2(b)の線I−Iに沿う断面を示す図である。 本実施形態に係るボイスコイルを備える音発生装置の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
<ボイスコイルの構成>
図1は、本発明の実施形態に係るボイスコイルを備える音発生装置の構成を概略的に示す分解斜視図であり、図2(a)は、図1の音発生装置の駆動部の構造を示す断面図、図2(b)はボイスコイルの構成を示す斜視図である。図1,2におけるボイスコイル及び音発生装置は、その一例を示すものであり、本発明に係るボイスコイル及び音発生装置の構成は、図1,2のものに限られないものとする。
図1に示すように、音発生装置1は、筐体本体10と、筐体本体に取り付けられた保護部材20と、駆動部30と、端子板40と、端子板40と外部を電気的に接続するケーブル50とを備える。この音発生装置1は、例えば耳栓型のイヤホンであり、ケーブル50から供給される電気信号によって駆動部30を振動させ、この振動によって音を発生させるダイナミック型の駆動方式を有している。本実施形態の音発生装置1は、耳栓型であるが、これに限らず、インナーイヤー型或いはオーバーヘッド型であってもよい。
駆動部30は、筐体本体10と保護部材20との間に介装された略円形の枠体31と、該枠体31の中央部に取り付けられた円盤型のマグネット32と、該マグネット32の枠体31とは反対側に固定された円盤型のプレート33と、枠体31の内部全体を覆って設けられた略円形の振動板34と、音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり、移動可能に設けられたボイスコイル35とを有する。
枠体31は、径方向中央部の凹部31aと、その外周に配置されたフランジ部31bとを有しており、凹部31aにマグネット32が収容されている。マグネット32は、プレート33と不図示のヨークが設けられた枠体31との間に挟持されており、マグネット32、プレート33及び枠体31が磁気回路を構成している。
振動板34は、樹脂で一体成形されたダイヤフラムと呼ばれる部材であり、中央部34aと外周部34bとで構成されている。中央部34aは、マグネット32側とは反対側に膨らんだドーム形状を有している(図2(a))。外周部34bの外縁は、枠体31のフランジ部31bに固定されている。振動板34は、マグネット32の軸方向(図中の矢印A方向)に沿って移動可能に設けられている。
ボイスコイル35は、振動板34の保護部材20とは反対側に取り付けられ、且つマグネット32及びプレート33の外周に亘って配置されている。このボイスコイル35は、電線としてのカーボンナノチューブ線材100(以下、CNT線材という)が巻き回されることで形成された円環状部材であり(図2(b))、CNT線材1の端部100a,100bが端子板40に接続されている。ボイスコイル35は、その軸方向(矢印A方向)一端部35aが振動板34に固定されており、他端部35bは固定されておらず、振動板34と共にマグネット32の軸方向(図中の矢印A方向)に沿って移動可能に設けられている。
本実施形態では、CNT線材1がボイスコイル35の電線を構成しているが、これに限らず、絶縁被覆が設けられたCNT線材1が電線を構成してもよい。すなわち、ボイスコイル35の電線が、CNT線材1と、該CNT線材1の外周を被覆する1又は複数の絶縁被覆層とを有していてもよい。1又は複数の絶縁被覆層は、例えばエナメル或いは樹脂からなる。
<CNT線材、CNT集合体及びCNTの構成>
ボイスコイル35を構成するCNT線材1は、図3に示すように、1層以上の層構造を有する複数のカーボンナノチューブ111,111,・・・(以下、CNTという)で構成されるカーボンナノチューブ集合体110(以下、CNT集合体という)の複数が束ねられてなる。CNT線材1の平均外径は、好ましくは1mm以下、より好ましくは0.03mm未満、更に好ましくは0.01mm以下である。
CNT集合体110は、1層以上の層構造を有するCNTの束であり、CNT集合体110における複数のCNT111,111、・・・の軸方向がほぼ揃って配されている。CNT集合体110の平均外径は、好ましくは20nm〜80nmであり、CNT111の最外層の平均幅寸法は、好ましくは1.0nm〜4.0nmである。これら平均値は透過型電子顕微鏡画像に基づいて平均(N=50)をとって算出する。
CNT集合体110を構成するCNT111は、単層構造又は複層構造を有する筒状体であり、それぞれSWNT(single-walled nanotube)、MWNT(multi-walled nanotube)と呼ばれる。図3では便宜上、2層構造を有するCNTのみを記載しているが、実際には、3層構造を有するCNTが多数存在する。単層構造又は4層以上の層構造を有するCNTはCNT集合体110に含まれてもよいが、2層又は3層構造を有するCNTに比べて少量である。
CNT111は、六角形格子の網目構造を有する2つの筒状体111a,111b(以下、単に「層」ともいう)が略同軸で配された3次元網目構造体となっており、DWNT(Double-walled nanotube)と呼ばれる。構成単位である六角形格子は、その頂点に炭素原子が配された六員環であり、他の六員環と隣接してこれらが連続的に結合している。
CNT111の性質は、上記のような筒状体のカイラリティ(chirality)に依存する。カイラリティは、アームチェア型、ジグザグ型、及びそれ以外のカイラル型に大別され、アームチェア型は金属性、カイラル型は半導体性および半金属性、ジグザグ型は半導体性および半金属性の挙動を示す。よってCNTの導電性はいずれのカイラリティを有するかによって大きく異なり、CNT集合体の導電性を向上させるには、金属性の挙動を示すアームチェア型のCNTの割合を増大させることが重要とされてきた。一方、半導体性を有するカイラル型のCNTに電子供与性もしくは電子受容性を持つ物質(異種元素)をドープすることにより、金属的挙動を示すことが分かっている。また、一般的な金属では、異種元素をドープすることによって金属内部での伝導電子の散乱が起こって導電性が低下するが、これと同様に、金属性CNTに異種元素をドープした場合には、導電性の低下を引き起こす。
このように、金属性CNT及び半導体性CNTへのドーピング効果は、導電性の観点からはトレードオフの関係にあると言えることから、理論的には金属性CNTと半導体性CNTとを別個に作製し、半導体性CNTにのみドーピング処理を施した後、これらを組み合わせることが望ましい。しかし、現状の製法技術では金属性CNTと半導体性CNTとを選択的に作り分けることは困難であり、金属性CNTと半導体性CNTが混在した状態で作製される。このため、金属性CNTと半導体性CNTの混合物からなるCNT線材の導電性を向上させるには、異種元素・分子によるドーピング処理が効果的となるCNT構造を選択することが必要となる。
CNT線材1を構成する複数のCNT111,111,・・・の個数に対する、2層又は3層構造を有するCNTの個数の和の比率は、75%であるのが好ましい。2層又は3層構造のような層数が少ないCNTは、それより層数の多いCNTよりも比較的導電性が高い。また、ドーパントは、CNTの最内層の内部、もしくは複数のCNTで形成されるCNT間の隙間に導入される。一般的なCNTの層間距離はグラファイトの層間距離である0.335nmと同等であり、多層CNTの場合その層間にドーパントが入り込むことはサイズ的に困難である。このことからドーピング効果はCNTの内部および外部にドーパントが導入されることで発現するが、多層CNTの場合は最外層および最内層に接していない内部に位置するチューブのドープ効果が発現しにくくなる。以上のような理由により、複層構造のCNTにそれぞれドーピング処理を施した際には、2層又は3層構造を有するCNTでのドーピング効果が最も高い。また、ドーパントは、強い求電子性もしくは求核性を示す、反応性の高い試薬であることが多い。単層構造のCNTは多層よりも剛性が弱く、耐薬品性に劣るためにドーピング処理を施すと、CNT自体の構造が破壊されることがある。よって本発明ではCNT線材に含まれる2層又は3層構造を有するCNTの個数に着目する。また、2層又は3層構造のCNTの個数の和の比率が75%未満であると、単層構造或いは4層以上の複層構造を有するCNTの比率が高くなり、CNT線材全体としてドーピング効果が小さくなり、低抵抗率が得られない。よって、2層又は3層構造のCNTの個数の和の比率を上記範囲内の値とする。
また、CNT線材1では、ラマンスペクトルのGバンドと結晶性に由来するDバンドとの比であるG/D比が80以上であるのが好ましく、155以上であることが更に好ましい。Dバンドは、ラマンシフト1350cm−1付近に現れ、欠陥に由来するスペクトルのピークとも言える。よってこのGバンドに対するDバンドの比(G/D比)は、CNT中の欠陥量の指標として用いられ、G/D比が大きい程、CNT中の欠陥が少ないと判断される。上記G/D比が80未満であると、結晶性が低く、良好な導電性を得難くなる。よってラマンスペクトルにおけるG/D比を上記範囲内の値とする。
CNT線材1は、CNTの内側及びCNT−CNT間の少なくとも一方にドーピングされた異種元素・分子を更に有していてもよい。ドーパントとしては、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、ルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)、ヨウ素(I)及び硝酸からなる群から選択された1又は複数の材料を選択することができる。CNT線材1への異種元素・分子のドーピングにより、CNT線材1の導電性を更に向上することができる。
ここで、ボイスコイルの線材として、銅線或いはCCAWを選択した場合、上述のようにボイスコイルを小型化する程音圧感度を上げ難くなり、ボイスコイルの小型化と音圧感度(本実施形態では、音圧感度を「dB」と定義する)の向上はトレードオフの関係にあると言える。また、ボイスコイルの線材としてアルミニウム線を選択した場合、現状の技術では平均外径0.03mm未満のアルミニウム線を作製することが困難であり、平均外径0.03mm未満のアルミニウム線で構成されるボイスコイルを作製することができない。更に、銅線、CCAWあるいはアルミニウム線は、許容電流(電流容量)が小さいため、所定量以上の大電流が流れるとジュール熱の発生により溶断する虞がある。
一方、本実施形態のボイスコイル35はCNT線材1で構成されるので、CNT線材1が銅線やCCAWと比較して質量(或いは密度)が格段に小さく、ボイスコイル35の小型化しても音圧感度が低下せず、十分な音圧感度を維持することができ、更には音圧感度を向上することが可能となる。また、ボイスコイル35の線材としてCNT線材を選択すれば、平均外径0.03mm未満の線材を作製する際に、アルミニウム線と比較して良好な製造性を実現することが可能となる。また、CNT線材1は、銅線、CCAW、アルミニウム線等の金属線と比較して許容電流が大きいため、CNT線材1に大電流が流れたときでも、溶断の発生を抑制することが可能となる。
<ボイスコイルの製造方法>
本実施形態のボイスコイルは、例えば以下の方法により製造される。
CNTは、浮遊触媒法(特許第5819888号)や、基板法(特許第5590603号)などの手法で作製することができる。CNT線材は、乾式紡糸(特許第5819888号、特許第5990202号、特許第5350635号)や湿式紡糸(特許第5135620号、特許第5131571号、特許第5288359号)で作製することができる。CNT線材は、複数本のCNT、CNT集合体を撚らずに作製された単線であってもよいし、複数本のCNT、CNT集合体を撚って作製された撚り線であってもよい。
CNT線材をボイスコイルに用いるためには絶縁被覆することが必要であるが、絶縁被覆の方法としては、銅線やアルミニウム線と同様に押出被覆やエナメルの焼付によって、CNT線材の外周に絶縁被覆層を形成することができる。これにより、CNT線材が絶縁被覆層で被覆されてなるCNT電線が作製される。
続いて、マグネットのサイズに合わせた型に、絶縁被覆層で被覆されたCNT電線を100回から1000回程度巻き付けてコイルとする。これにより、CNT電線が巻回されてなるボイスコイルが作製される。
上述したように、本実施形態によれば、ボイスコイル35が、音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり且つ移動可能に設けられ、当該電線が、1層以上の層構造を有する複数のCNT111で構成されるCNT集合体110の複数が束ねられてなるCNT線材1を有するので、銅線やCCAWなどの金属線と比較して質量が格段に軽く、更なる小型化を実現しつつ十分な音圧感度を得ることができる。そして、このようなボイスコイル35の更なる小型化により、イヤホン装着時における耳などへの負荷を低減して、長時間の装着時にも良好な装着感を得ることができ、また、十分な音圧感度の実現によって十分な音量を得ることができる。加えて、音圧感度の向上によってダイナミックレンジを広げることができ、ハイレゾリューション音源(音源データ)を表現力豊かな音で再生することが可能となる。
また、ボイスコイル35の電線がCNT線材100を有しており、CNT線材100の平均外径が1mm以下であるので、金属線と比較して音質感度を向上することができる。また、CNT線材100の平均外径を0.01mm以下とすることで、CCAWでは作製することが困難であった平均外径0.01mm以下の電線にてボイスコイル35を製造することができ、また、アルミニウム線では作製することが困難であった平均外径0.03mm未満の電線にてボイスコイル35を製造することができる。
更に、CNT線材100は、銅線、CCAW、アルミニウム線等の金属線と比較して許容電流が格段に大きいため、ボイスコイル35に大電流が流れた場合であってもCNT線材100の断線を防止することができ、高許容電流を実現することができる。特に、平均外径0.01mm以下のCNT線材100を用いた場合、金属線と比較して断線を防止することができ、強度を向上することができる。
また、CNT線材100を構成するCNT111の個数に対する、2層構造又は3層構造を有するCNTの個数の和の比率が75%以上であるので、2層又は3層構造のCNT比率が高いので導電性を向上することができる。
更に、ラマン分光法におけるラマンスペクトルのGバンドと結晶性に由来するDバンドとの比であるG/D比が80以上であるので、CNT111中の欠陥が少なく、結晶性が高く、CNT111単体の低抵抗率を実現することができ、CNT線材100の導電性を更に向上することができる。
以上、本発明の実施形態に係るCNT線材について述べたが、本発明は記述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
上記実施形態では、音発生装置1は、イヤホン等のウェアラブル型の音発生装置であるが、これに限らず、スピーカ等の設置型の音発生装置であってもよい。
例えば、図4に示すように、音発生装置2は、径方向中央部に孔61aが設けられた円盤型のマグネット61と、マグネット61の径方向中央部に配置されたボイスコイル62と、ボイスコイル62に取り付けられたコーン型の振動板63とを有する駆動部60を備える。ボイスコイル62は、音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり、移動可能に設けられている。そして、ボイスコイル62を構成する電線は、1層以上の層構造を有する複数のCNTで構成されるCNT集合体の複数が束ねられてなるCNT線材100を有している。
本変形例によっても、銅線やCCAWなどの金属線と比較して質量が格段に軽く、更なる小型化を実現しつつ十分な音圧感度を得ることができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
先ず、浮遊触媒法で作製したCNTを直接紡糸する方法(特許第5819888号)で平均直径0.005mmのCNTを得た。このCNTの本数を調節して適宜撚り合わせることで、平均外径0.03mmのCNT線材を得た。そして、得られたCNT線材をエナメル層で被覆してCNT電線とし、このCNT電線を用いてボイスコイルを作製した。CNT電線は外径30μm、長さ1mのものを用い、このCNT線材を所定回巻き回して外径10mmのボイスコイルを作製した。
(比較例1〜2)
銅線及びCCAWを用いたこと以外は、実施例1と同様にしてボイスコイルを作製した。
次に、実施例1及び比較例1〜2について、ボイスコイルの質量、音圧感度及び許容電流を測定、評価した。具体的には、実施例1、比較例1〜2で得られたボイスコイルの質量をそれぞれ測定し、また、実施例1、比較例1〜2で得られた各ボイスコイルに振動板と磁石を取り付けてスピーカを作製し、このボイスコイルに1mWのシグナルを入力し、音圧感度を測定、評価した。更に、各ボイスコイルに流すことができる最大の電流量(許容電流)を測定、評価した。結果を表1に示す。
Figure 2018170592
表1から分かるように、CNT線材で作製した実施例1のボイスコイルの質量は、銅線で作製した比較例1のボイスコイルの質量の4分の1以下、CCAWで作製した比較例2のボイスコイルの質量の3分の1以下であり、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅或いはCCAWで作製したボイスコイルと比較して非常に軽量であることが分かった。
また、CNT線材で作製した実施例1の音圧感度は、銅線で作製した比較例1のボイスコイルの音圧感度よりも13dB、CCAWで作製した比較例2のボイスコイルよりも10dB高く、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅或いはCCAWで作製したボイスコイルと比較して高い音圧感度を得られることが分かった。
更に、CNT線材で作製した実施例1の許容電流は4.2Aであり、銅線で作製した比較例1のボイスコイルの許容電流の9倍以上、CCAWで作製した比較例2のボイスコイルの許容電流の11倍以上であり、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅或いはCCAWで作製したボイスコイルと比較して高許容電流を実現できることが分かった。
(実施例2〜10)
次に、上記と同様にCNTの本数を調節して適宜撚り合わせることで平均外径の異なる複数のCNT線材を準備し、各CNT線材をエナメル層で被覆し、所定回巻き回してボイスコイルを作製した。得られたボイスコイルに振動板と磁石を取り付けてスピーカを作製した。
(比較例3〜11)
銅線を用いたこと以外は、実施例2〜10と同様にしてスピーカを作製した。
(比較例12〜20)
CCAWを用いたこと以外は、実施例2〜10と同様にしてスピーカを作製した。
次に、実施例2〜10及び比較例3〜20について、上記と同様の方法にて音圧感度を測定、評価した。結果を表2に示す。
Figure 2018170592
表2から分かるように、実施例2〜3では、CNT線材の平均外径はそれぞれ0.008mm,0.01mmであり、音圧感度は111,110dBであることから、十分な音圧感度を実現できることが分かった。
一方、比較例3〜4では、銅線の平均外径がそれぞれ0.008mmm,0.01mmであり、1mWのシグナルを入力すると断線した。これは各銅線の許容電流を超えたためと推察される。したがって、線材の平均外径0.01mm以下の範囲では、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅線で作製したボイスコイルと比較して高許容電流を実現できることが分かった。
また、比較例12〜13では、平均外径0.008mmm或いは0.01mmのCCAWを作製できなかった。よって、平均外径0.01mm以下のCNT線材で作製したボイスコイルは、CCAWで作製したボイスコイルと比較して良好な製造性を実現できることが分かった。
また、実施例4〜10では、CNT線材の平均外径がそれぞれ0.03mmm,0.05mm、0.08mm,0.1mm,0.5mm,1mm,2mm、音圧感度がそれぞれ113,113,115,114,108,104,97dBであり、優れた音圧感度を実現できることが分かった。
一方、比較例5〜10では、銅線の平均外径がそれぞれ実施例4〜10と同じで、音圧感度はそれぞれ101,99,102,100,101,98,97dBとなり、同外径のCNT線材と比較して音圧感度が劣った。比較例11では、銅線の外径が実施例11と同じで、音圧感度が97dBであり、同外径のCNT線材と比較して音圧感度に差は無かった。これは、線径が太くなることで、ボイスコイルの質量が重くなり、密度の違いによる音圧感度の差が出にくくなったためと推察される。
比較例14〜19では、CCAWの平均外径がそれぞれ実施例4〜10と同じで、音圧感度はそれぞれ103,102,101,103,103,101dBとなり、同平均外径のCNT線材と比較して音圧感度が劣った。比較例20では、CCAWの平均外径が実施例11と同じで、音圧感度が98dBであり、同平均外径のCNT線材と比較して音圧感度に大きな差は無かった。
よって、線材の平均外径0.01mm〜2mmの範囲で、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅線或いはCCAWで作製したボイスコイルと比較して同等或いは優れた音圧感度が得られることが分かった。特に、線材の平均外径0.01mm〜0.1mmの範囲では、CNT線材で作製したボイスコイルは、銅線或いはCCAWで作製したボイスコイルと比較して優れた音圧感度を実現できることが分かった。
1 音発生装置
2 音発生装置
10 筐体本体
20 保護部材
30 駆動部
31a 凹部
31b フランジ部
31 枠体
32 マグネット
33 プレート
34 振動板
34a 中央部
34b 外周部
35 ボイスコイル
40 端子板
50 ケーブル
60 駆動部
61 マグネット
62 ボイスコイル
63 振動板
100 カーボンナノチューブ線材(CNT線材)
100a,100b CNT線材の端部
110 カーボンナノチューブ集合体(CNT集合体)
111 カーボンナノチューブ(CNT)
111a,111b 筒状体

Claims (7)

  1. 音の電気信号に対応する電流を流すことが可能に構成された電線を巻回してなり、移動可能に設けられたボイスコイルであって、
    前記電線は、1層以上の層構造を有する複数のカーボンナノチューブが束ねられてなるカーボンナノチューブ線材を有することを特徴とするボイスコイル。
  2. 前記カーボンナノチューブ線材の平均外径が、1mm以下であることを特徴とする、請求項1記載のボイスコイル。
  3. 前記カーボンナノチューブ線材の平均外径が、0.01mm以下であることを特徴とする、請求項2記載のボイスコイル。
  4. 前記カーボンナノチューブ線材を構成するカーボンナノチューブの個数に対する、2層構造又は3層構造を有するカーボンナノチューブの個数の和の比率が75%以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のボイスコイル。
  5. 前記カーボンナノチューブ線材において、ラマン分光法におけるラマンスペクトルのGバンドと結晶性に由来するDバンドとの比であるG/D比が80以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のボイスコイル。
  6. 前記電線が、前記カーボンナノチューブ線材の外周を被覆する絶縁被覆層を更に有することを特徴とする、請求項1記載のボイスコイル。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のボイスコイルを備える音発生装置。
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