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JP2018168821A - エンジン始動発電ユニット - Google Patents

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JP2018168821A
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浩二 岩木
Koji Iwaki
浩二 岩木
中村 祐輔
Yusuke Nakamura
祐輔 中村
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】エンジン始動発電ユニットにおいて、始動モータ及び発電機の両方の機能を持たせることができ、かつ、エンジン始動時の始動トルクを大きくできる構成を提供する。【解決手段】エンジン始動発電ユニットは、ハウジング相当部材の内側に配置され、入出力軸と回転電機のモータ軸との間にクラッチ手段を介して接続された不思議遊星歯車機構を含む。クラッチ手段は、モータ軸から入出力軸に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合に、不思議遊星歯車機構を用いて、モータ軸に比べて入出力軸が所定の減速比で減速されるように、入出力軸と第1インターナルギヤとを接続し、エンジンが始動した後、入出力軸からモータ軸に対し発電用の動力が伝達される場合に、不思議遊星歯車機構の一部の構成要素を用いて、入出力軸に比べてモータ軸が減速比の値より低い増速比で増速されるように、入出力軸とキャリアとを接続する。【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンに対し動力の伝達可能に接続された状態で、エンジンの始動と発電とのために用いられるエンジン始動発電ユニットに関する。
エンジンを搭載し、芝刈り作業、耕うん作業等を行うための農業トラクターなどの作業車両が、従来から知られている。このような作業車両において、運転者によるイグニッション・スイッチのオフからオンへの操作にしたがって、エンジンは、セルモータと呼ばれる始動モータにより始動される。また、エンジンの始動後において、エンジンがプーリ、ベルト等を介して発電機を駆動する。
特許文献1には、内燃機関を回転させるためのスタータモータ(始動モータ)としても、または自動車の電圧源に供給するための発電機としても使用させる電気機械及び遊星歯車装置が記載されている。電気機械のロータと遊星歯車支持軸との間に遊星歯車装置が配置される。遊星歯車装置は、ロータに固定されたサンギヤと、サンギヤ及び中空歯車(外側ギヤ)に噛合された遊星歯車と、遊星歯車を支持する遊星歯車支持体とを含む。中空歯車が、第1の位置、第2の位置、及びニュートラル位置である、周方向の3つの位置で切り替えられる。第1の位置では、中空歯車がブレーキライニングに押し付けられロックされる。この位置では、電気機械の回転数が低下し、高いモーメントが実現されるとされている。第2の位置では、中空歯車が軸方向に移動して遊星歯車支持体に押し付けられてロックされる。このときには、電気機械は高回転数で駆動され、高い電気的な出力が供給されるとされている。ニュートラル位置では中空歯車は自由回転し、自動車の駆動系と電気機械との間の接続が中断されるとされている。
特表2001−519504号公報
車両に始動モータ及び発電機の2つを搭載することは、車両の小型化及び軽量化を図る上での妨げとなる。また、部品点数が多くなり、コストが増大する要因となる。さらに、ディーゼルエンジン等、エンジンの種類によっては始動トルクを大きくすることが望まれる場合があり、始動モータから大トルクに相当する大減速比でエンジンを始動させることが望まれる場合がある。一方、エンジンからこの大減速比に対応する大増速比で発電機が駆動されることは、発電機を有効に保護する面から防止する必要がある。
特許文献1に記載された構成では、電気機械に始動モータ及び発電機の機能を持たせることができるが、電気機械によりエンジンを始動させる際の始動トルクを大きくする面から改良の余地がある。
本発明の目的は、エンジン始動発電ユニットにおいて、始動モータ及び発電機の両方の機能を持たせることができ、かつ、エンジン始動時の始動トルクを大きくできる構成を提供することである。
本発明に係るエンジン始動発電ユニットは、エンジンに対し動力の伝達可能に接続された状態で、前記エンジンの始動と発電とのために用いられるエンジン始動発電ユニットであって、ハウジング相当部材と、前記ハウジング相当部材に固定され、前記エンジンの始動モータ及び発電機としての機能を有する回転電機と、前記ハウジング相当部材の内側に回転可能に支持され、前記エンジン側の部材に接続される接続部を有する入出力軸と、前記ハウジング相当部材の内側に配置され、前記入出力軸と前記回転電機のモータ軸との間にクラッチ手段を介して接続された不思議遊星歯車機構とを備える。前記不思議遊星歯車機構は、前記ハウジング相当部材の内側に回転可能に配置された第1インターナルギヤと、該ギヤの回転軸線と同一の中心軸線を持つように並設されて前記ハウジング相当部材の内側に回転不能に配置された第2インターナルギヤと、前記第1、第2インターナルギヤの内側に噛合された複数のプラネタリギヤと、前記複数のプラネタリギヤの内側に噛合され、前記モータ軸と同期して回転するサンギヤと、前記複数のプラネタリギヤのそれぞれを、ギヤ軸を介して自転可能に支持するキャリアと、を含む。前記クラッチ手段は、前記モータ軸から前記入出力軸に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合に、前記不思議遊星歯車機構を用いて、前記モータ軸に比べて前記入出力軸が所定の減速比で減速されるように、前記入出力軸と前記第1インターナルギヤとを接続し、前記エンジンが始動した後、前記入出力軸から前記モータ軸に対し発電用の動力が伝達される場合に、前記不思議遊星歯車機構の一部の構成要素を用いて、前記入出力軸に比べて前記モータ軸が前記減速比の値より低い増速比で増速されるように、前記入出力軸と前記キャリアとを接続する。
本発明に係るエンジン始動発電ユニットによれば、始動モータ及び発電機の両方の機能を持たせることができ、かつ、エンジン始動時の始動トルクを大きくできる構成を提供できる。
本発明に係る実施形態のエンジン始動発電ユニットを含む作業車両を示す断面図である。 実施形態のエンジン始動発電ユニットを含むエンジンユニットを示している図1のA部拡大相当図である。 図2のB部拡大図において、一部を断面にして示している図である。 実施形態のエンジン始動発電ユニットを示している図3のC部拡大断面図である。 図4において、エンジン始動発電ユニットの回転電機と、回転電機以外の部分とを分離させた状態を示す図である。 図4のD−D断面図である。 図4の中心部の拡大図である。 実施形態において、モータ軸から入出力軸にエンジン始動用の動力が伝達されるときの動力伝達経路を示している図4に対応する図である。 実施形態において、エンジン始動用の動力によって、第1インターナルギヤから第1一方向クラッチを介して入出力軸が回転される状態を示している図4のE−E断面図である。 実施形態において、入出力軸からモータ軸に発電用の動力が伝達されるときの動力伝達経路を示している図4に対応する図である。 実施形態において、発電用の動力によって、入出力軸から第2一方向クラッチを介してサンギヤが回転される状態を示している図4のF−F断面図である。 実施形態のエンジン始動発電ユニットを含む作業車両の別例を示す断面図である。 図12のG部拡大断面図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施形態につき詳細に説明する。なお、以下では、主として、作業車両の前輪及び後輪がエンジンの動力で回転駆動される四輪駆動車である場合を説明するが、作業車両は、前輪のみ、または後述の図12、13の構成のように後輪のみがエンジンの動力で駆動される二輪駆動車としてもよい。また、エンジン始動発電ユニットを含む車両は、エンジンの動力で走行駆動する車両であれば、作業車両以外の車両としてもよい。
以下で述べる形状、個数、部品の配置関係等は、説明のための例示であって、車両及びエンジン始動発電ユニットの仕様等に合わせ、適宜変更が可能である。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付している。
図1は、実施形態のエンジン始動発電ユニット20を含む作業車両10を示す断面図である。作業車両10は、ロータリ耕うん機等の各種作業機(図示せず)を必要に応じて装備させ駆動することができる。
作業車両10を構成するフレーム12の前側(図1の左側)には、エンジンユニット14が固定される。エンジンユニット14は、駆動源としてのエンジン15、動力取り出し部16、及びエンジン始動発電ユニット20を備える。以下では、エンジン始動発電ユニット20は、始動発電ユニット20と記載する。フレーム12において、エンジン15の下側に位置する部分には、前車軸駆動装置100が固定される。前車軸駆動装置100の左右両側には、2つの前輪102の車軸(図示せず)が連結される。
フレーム12の後側には、後車軸駆動装置104が固定される。後車軸駆動装置104の左右両側には、2つの後輪106の車軸(図示せず)が連結される。
図2は、エンジンユニット14を示している図1のA部拡大相当図である。図3は、図2のB部拡大図において、一部を断面にして示している図である。
動力取り出し部16は、エンジン15に固定されるギヤケース16aと、ギヤケース16aに収容されるフライホイール17、推進軸18、及び歯車機構19を含む。エンジン15の出力軸15a(図3)の動力は、フライホイール17を介して推進軸18に伝達される。
図1に戻って、推進軸18に伝達された動力は、第1伝動軸107を介して後車軸駆動装置104の入力軸105に伝達される。この入力軸105に伝達された動力は、後車軸駆動装置104の内部のトランスミッション機構(図示せず)と、第2伝動軸108とを介して、前車軸駆動装置100の入力軸101に伝達される。後車軸駆動装置104の入力軸105に伝達された動力は所望の速度に変速され、後車軸駆動装置104の内部の差動歯車機構(図示せず)を介して左右両側の後輪106の車軸に伝達されて、後輪106が駆動する。
後車軸駆動装置104の入力軸105に伝達された動力は、後車軸駆動装置104の後部に支持された作業機用動力取り出し軸としてのPTO軸109にも伝達される。PTO軸109は、耕うん機等の作業機に動力の伝達可能に連結されて、PTO軸109の駆動によって作業機を駆動する。
前車軸駆動装置100の入力軸101に伝達された動力は、前車軸駆動装置100の内部の差動歯車機構(図示せず)を介して左右両側の前輪102の車軸に伝達されて、前輪102が駆動する。
エンジン15は、ボンネット115により覆われており、ボンネット115の後端部にはハンドル116が支持されている。ハンドル116の操作によって、前輪102が操舵され、それによって車両の向きが決定される。
フレーム12において、ハンドル116よりも後側には、運転者が座る座席110が固定される。また、座席110の前側には、アクセルペダル(図示せず)が配置される。運転者がアクセルペダルを踏み込み、その踏込の量を調節することで、エンジン15の回転速度が調節される。ハンドル116の近傍にはイグニッション・スイッチ(図示せず)が配置される。
フレーム12において、座席110の下側には、油圧シリンダ112が支持される。油圧シリンダ112の伸縮によって、昇降アーム114の後端部が上下方向に移動され、その後端部に支持された作業機が昇降する。なお、作業機は、耕うん機に限定するものではなく、作業車両10は、用途に応じた作業機を備えることができる。例えば、作業車両が芝刈作業に用いられる場合には、作業機として芝刈り機を備える。
図3に示すように、動力取り出し部16において、推進軸18に伝達された動力は、2つの歯車19a、19bからなる歯車機構19を介して、始動発電ユニット20を構成する入出力軸21に伝達される。
図4は、始動発電ユニット20を示している図3のC部拡大断面図である。図5は、図4において、始動発電ユニット20の回転電機22と、回転電機22以外の部分とを分離させた状態を示す図である。
始動発電ユニット20は、エンジン15に対し動力の伝達可能に接続された状態で、エンジン15の始動と発電とのために用いられる。始動発電ユニット20は、ハウジング相当部材24、回転電機22、入出力軸21、及び不思議遊星歯車機構30を含んで構成される。
ハウジング相当部材24は、始動発電ユニット20のケースに相当するものであり、エンジン側ハウジング部材25とモータ側ハウジング部材26とでギヤ形成部材27を挟んで、それぞれの外周部を共通のボルト28によりネジ止め結合することにより形成される。なお、別々のボルトによって部材25と部材27、ならびに、部材26と部材27をそれぞれ接合するようにしてもよい。ギヤ形成部材27は、略円筒状に形成され、ハウジング相当部材24の外側面の中間部を形成する。ギヤ形成部材27は、ハウジング相当部材24の内側面となる内周面に、第2インターナルギヤ31の歯部が直接に機械加工によって形成されている。該ギヤ31は、後述の不思議遊星歯車機構30の一部を構成する。エンジン側ハウジング部材25は、後述の入出力軸21を挿通させる中心孔25aを有する。モータ側ハウジング部材26は、後述の回転電機22のモータ軸23を挿通させる中心孔26aを有する。モータ側ハウジング部材26は、内周側端部からハウジング相当部材24の内部空間S側に突出する段付き円筒状の筒部26bを有する。
回転電機22は、ケース22a、ケース22aの内側に回転可能に支持されたモータ軸23、モータ軸23に固定されたロータ(図示せず)、及びケース22aの内側に固定されたステータ(図示せず)を含んで構成される。回転電機22は、直流電流により駆動されるDCモータ、または交流電流により駆動されるACモータの構造を有する。例えば、回転電機22は、磁石付ロータを含む三相交流型モータの構造を有する。ケース22aは、ハウジング相当部材24において、エンジンとは反対側の端面に突き当てた状態で、ボルト22bによりモータ側ハウジング部材26を挟んでギヤ形成部材27と結合固定される。この状態で、モータ軸23の一端部(図4の左端部)は、ケース22aからハウジング相当部材24側に突出する。そして、モータ軸23は、一端部が、後述のようにハウジング相当部材24に回転可能に支持された中間連結部材50とスプライン係合されることにより、中間連結部材50と同期して回転する。中間連結部材50は、後述のように、不思議遊星歯車機構30を構成するサンギヤ33とスプライン係合することにより、サンギヤ33と同期して回転する。
回転電機22は、エンジンの始動モータ及び発電機としての機能を有する。例えば、イグニッション・スイッチ(図示せず)の人為操作によりバッテリ(図示せず)から直流交流変換器であるドライバ(図示せず)を介して、3相交流電流が供給されることにより、回転電機22は一方向に回転駆動する。このとき、後述の不思議遊星歯車機構30、入出力軸21、歯車機構19、及びフライホイール17を介して、回転電機22の動力がエンジン15の出力軸15aに伝達されることにより、エンジン15が始動される。これにより、回転電機22がエンジン15の始動モータとして機能する。また、エンジン15の始動後には、エンジン15の動力が、フライホイール17、歯車機構19、入出力軸21、及び第2インターナルギヤ31の一部の要素を介して回転電機22のモータ軸23に伝達され、モータ軸23が回転駆動される。これにより、回転電機22が発電機として機能する。回転電機22により発電された電力は、ドライバを介してバッテリに供給されることで、バッテリが充電される。
入出力軸21は、ハウジング相当部材24の内側に回転可能に支持される。具体的には、入出力軸21は、軸方向中間部の大径円筒面21aと、軸方向一端部(図4の右端部)の小径円筒面21bと、軸方向他端部(図4の左端部)の小径柱部21cとを有する。小径柱部21cには、歯車機構19の2つの歯車19a、19bのうち、始動発電ユニット20側の歯車19bに接続して固定するための雄スプライン部21dが形成される。このとき、歯車19bは、エンジン側の部材に相当し、小径柱部21cは、歯車19bに接続される接続部に相当する。なお、入出力軸21と歯車19bとはスプラインに代えてキーによって接続してもよい。
入出力軸21は、ハウジング相当部材24のうち、エンジン側の端部である一端部(図4の左端部)において、シール付きの軸受24bにより回転可能に支持されている。入出力軸21は、後述の第1インターナルギヤ34及びキャリア38の内側においても、それぞれ軸受により回転可能に支持されている。
不思議遊星歯車機構30は、ハウジング相当部材24の内側に配置される。不思議遊星歯車機構30は、入出力軸21と回転電機22のモータ軸23との間にクラッチ手段60を介して接続される。具体的には、不思議遊星歯車機構30は、上記のギヤ形成部材27に直接に形成された第2インターナルギヤ31と、第1インターナルギヤ34、複数のプラネタリギヤ39、キャリア38、及びサンギヤ33とを含んで構成される。
第1インターナルギヤ34は、ハウジング嵌合部材35と、ギヤ形成部材36とが結合固定されて形成される。ハウジング嵌合部材35は、外周面がハウジング相当部材24の円筒状の内周面とほぼ合致する円筒状外周面を有する筒部35aと、筒部35aの一端に中間段差部35bを介して連結された外向きのフランジ35cとを有する。
ギヤ形成部材36は、円環状のリング部36aと、リング部36aの内周面に形成されたギヤ部36bとを有する。フランジ35cにギヤ形成部材36のリング部36aが重ねられた状態で、フランジ35cとリング部36aとがボルト37によりねじ結合される。これにより、第1インターナルギヤ34が形成される。
図6は、図4のD−D断面図である。ハウジング嵌合部材35と、ギヤ形成部材36との接合面の間には、潤滑油流通用の油通路34aが形成される。具体的には、ハウジング嵌合部材35のフランジ35cの下端部で、ボルト37に対し周方向に異なる位置においてギヤ形成部材36と面する内側面の複数位置には、溝34bが形成される。各溝34bは、ギヤ形成部材36の歯底より内径側の位置からフランジ35cの外周面に達する位置にわたって形成される。そして、各溝34bとギヤ形成部材36の面とにより油通路34aが形成される。これにより、後述のように潤滑油ポンプ120からハウジング相当部材24の内部に潤滑油が送られることにより、第1インターナルギヤ34の内側に溜まった潤滑油は速やかに第1インターナルギヤ34の外側に排出される。第1インターナルギヤ34の外側で、ハウジング相当部材24の内側下端部に流れた潤滑油は、ハウジング相当部材24の下端部に形成されたドレンポート24aから外部の油タンク部122(図4)に排出されハウジング相当部材24内には油を溜めないようにしている。
図4、図5に示すように、第1インターナルギヤ34は、ハウジング相当部材24の内側に、軸受により支持された状態で回転可能に配置される。また、第1インターナルギヤ34は、ギヤ形成部材36によって形成する部分において、ギヤ形成部材27の軸方向一端面(図4の左端面)にわずかな隙間を介して面するように、第2インターナルギヤ31と隣り合って第2インターナルギヤ31の中心軸線と同一の回転軸線を持つように並設される。これにより、第2インターナルギヤ31は、第1インターナルギヤ34の回転軸線と同一の中心軸線を持つように、第1インターナルギヤ34に並設される。
複数のプラネタリギヤ39は、第1インターナルギヤ34のギヤ部36bと第2インターナルギヤ31との両方の内側に噛合される。このために、各プラネタリギヤ39の軸方向長さは、ギヤ部36bと第2インターナルギヤ31とに同時に係合可能な長さとしている。各プラネタリギヤ39は内側にギヤ軸41が貫通され、ギヤ軸41とプラネタリギヤ39との間にニードル軸受等の軸受42が配置される。
キャリア38は、互いに略平行であり、それぞれ中心孔を有する第1円板部38a及び第2円板部38bと、第1及び第2円板部38a、38bを連結する連結部38cとを有する。第1円板部38aの内周側端部には軸方向に沿って円筒状の筒部38dが連結され、その筒部38dの内側には、入出力軸21の小径円筒面21bが配置される。ギヤ軸41の両端部は、第1円板部38a及び第2円板部38bに支持される。これにより、キャリア38は、複数のプラネタリギヤ39のそれぞれを、ギヤ軸41を介して自転可能に支持する。キャリア38の第2円板部38bの内周側端部には、軸方向一方側(図4の右側)に突出するように円筒状の筒部38eが連結される。この筒部38eは、モータ側ハウジング部材26に形成された筒部26bの外径側に、軸受により回転可能に支持される。また、キャリア38の筒部38dの軸方向他端(図4の左端)は、円板部材51を介して入出力軸21の大径円筒面21aと小径円筒面21bとの段差面に突き当てられる。円板部材51は、金属または樹脂により形成される。円板部材51を金属により形成する場合、円板部材51の表面に滑りをよくするための適宜の表面処理または樹脂コーティングを施すことが好ましい。
クラッチ手段60は、第1一方向クラッチ61と、第2一方向クラッチ62とを有する。第1一方向クラッチ61は、ハウジング嵌合部材35と入出力軸21との間に配置される。ハウジング嵌合部材35と入出力軸21との間には、軸受40も配置される。第1一方向クラッチ61は、例えば複数のローラとバネとを含むローラ式であり、第1インターナルギヤ34が入出力軸21に対し一方向に回転する傾向となる場合に第1インターナルギヤ34と入出力軸21とをロックし、第1インターナルギヤ34と入出力軸21との相対回転を阻止する。一方、第1一方向クラッチ61は、入出力軸21が第1インターナルギヤ34に対し一方向に回転する傾向となる場合には、第1インターナルギヤ34と入出力軸21とのロックを解除し、第1インターナルギヤ34と入出力軸21との相対回転を許容する。このような第1一方向クラッチ61は、後述のようにモータ軸23から入出力軸21に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合に、入出力軸21と第1インターナルギヤ34とを同期して回転させるように接続する。
第2一方向クラッチ62は、キャリア38の筒部38dの内周面と入出力軸21の小径円筒面21bとの間に配置される。筒部38dの内周面と入出力軸21の小径円筒面21bとの間には、軸受43も配置される。
第2一方向クラッチ62は、例えば第1一方向クラッチ61と同様にローラ式であり、入出力軸21がキャリア38に対し一方向に回転する傾向となる場合に入出力軸21とキャリア38とをロックし、入出力軸21とキャリア38との相対回転を阻止する。一方、第2一方向クラッチ62は、キャリア38が入出力軸21に対し一方向に回転する傾向となる場合には、キャリア38と入出力軸21とのロックを解除し、キャリア38と入出力軸21との相対回転を許容する。このような第2一方向クラッチ62は、エンジンが始動した後、入出力軸21からモータ軸23に対し発電用の動力が伝達される場合に、入出力軸21とキャリア38とを同期して回転させるように接続する。
図7は、図4の中心部の拡大図である。サンギヤ33は、筒部38eを通じて、キャリア38の内側に挿入され、回転可能に配置される。サンギヤ33は、円板部33aと、円板部33aの一端面(図7の右端面)から軸方向に突出する軸部33bとを有する。円板部33aの外周面にはギヤ部33cが形成され、そのギヤ部33cが複数のプラネタリギヤ39の内側に噛合される。軸部33bの外周面には雄スプライン部33dが形成され、その雄スプライン部33dが中間連結部材50とスプライン係合する。これにより、サンギヤ33は、中間連結部材50及びモータ軸23(図4)と同期して回転する。サンギヤ33は、キャリア38の筒部38dの軸方向端面に取り付けられた断面L字形で環状のスリーブ44と、第2円板部38bの内周面に係止された止め輪45及び円板部材46とにより、軸方向の移動及び姿勢が規制されている。スリーブ44及び円板部材46は、金属または樹脂により形成される。スリーブ44及び円板部材46を金属により形成する場合、サンギヤ33に対面する表面に、滑りをよくするための適宜の表面処理または樹脂コーティングを施すことが好ましい。サンギヤ33は、中間連結部材50とスプライン係合した状態でモータ軸23の回転軸線に対し若干の傾き及び変位が許容される。これにより負荷等配可能とし、不思議遊星歯車機構30の各構成部材の若干の製造誤差及び組み付け誤差を、このサンギヤ33で吸収可能である。
中間連結部材50は、円筒状で、内側の軸方向中間部に仕切り部50aが形成される。仕切り部50aは、中間連結部材50の軸方向両側の内側空間を連通させず、遮断する。オイルシール52は、中間連結部材50の外周とモータ側ハウジング部材26に形成された筒部26bの内周との間の隙間を埋めるためのオイルシールである。
上記の第1インターナルギヤ34、第2インターナルギヤ31、及びサンギヤ33は、いずれも浸炭処理及び仕上げ加工が施されている。例えば第1インターナルギヤ34及び第2インターナルギヤ31は、浸炭処理と、仕上げ加工としてのホーニングとが施されている。また、サンギヤ33は、例えば、浸炭処理と、仕上げ加工としての歯研とが施されている。「ホーニング」とは、外歯歯車または内歯歯車の形状を持つ砥石を仕上げ対象に噛み合わせ、回転させながらその仕上げ対象の歯面を研削仕上げすることである。「歯研」とは、高速回転する砥石で歯面を研削仕上げすることである。これにより、第1インターナルギヤ34、第2インターナルギヤ31、及びサンギヤ33の強度を向上でき、かつ、噛合時の摩擦を小さくしてエネルギー損失や発熱を低減でき、かつ静粛性を向上できる。
次に、ハウジング相当部材24の内部空間Sに潤滑油を供給するための油経路を説明する。図4に示すように、ハウジング相当部材24のエンジン側ハウジング部材25には油供給ポートP1が形成される。油供給ポートP1には、潤滑油ポンプ120の吐出口が油路L1を介して接続される。図2に示すように、潤滑油ポンプ120は、エンジン15に取り付けられ、エンジン15の出力軸に連動連結されるギア機構を介して、エンジン15により駆動され、油タンク部122から潤滑油を吸い上げる。
油供給ポートP1に送られた潤滑油は、第1インターナルギヤ34、入出力軸21、ギヤ軸41、及びサンギヤ33のそれぞれに形成された油路L2,L3,L4、L5を介して、各一方向クラッチ61,62、及び不思議遊星歯車機構30の回転部分に供給される。また、上記のように、第1インターナルギヤ34の内側の空間に溜まった潤滑油は、第1インターナルギヤ34に形成された油通路34aを通じて、第1インターナルギヤ34の外側に排出される。このとき、キャリア38ならびに第1インターナルギヤ34が回転するので遠心ポンプ効果を生み出し、プラネタリギヤ39の油路L4内の潤滑油や第1インターナルギヤ34の内側の潤滑油を第1インターナルギヤ34の外側へ強く排出すると同時に、前述した遠心ポンプ効果は油路L3、L2内の潤滑油をケース内方へ吸い込んで第1、第2一方向クラッチ61,62への潤滑を確実に行なうことができる。そして、ハウジング相当部材24の下端部に形成されたドレンポート24aから外部の油タンク部122まで潤滑油が排出される。また、潤滑油ポンプ120からハウジング相当部材24の内側に供給された潤滑油が、クラッチ手段60及び不思議遊星歯車機構30を潤滑するとともに該潤滑油は潤滑後に内部空間Sより速やかに排出されるようにしてある。これにより、ハウジング相当部材24の内部で溜まった潤滑油が、ハウジング相当部材24の内部で回転する部材の回転抵抗となることを抑制できる。
また、上記のように、モータ軸23の接続部となる中間連結部材50の内側が仕切り部50aで、また、外側がオイルシール52で仕切られている。これにより、図5に示すように、回転電機22とハウジング相当部材24との間で油密状態を維持し回転電機22側に油が侵入することが阻止される。
上記のように始動発電ユニット20が構成されるので、第1一方向クラッチ61は、第1インターナルギヤ34側から入出力軸21側に、エンジン始動用の一方向の動力が伝達される場合に、入出力軸21と第1インターナルギヤ34とを同期して回転させるように接続する。一方、第1一方向クラッチ61は、入出力軸21側から第1インターナルギヤ34側に一方向の動力が伝達される傾向となる場合には、入出力軸21と第1インターナルギヤ34とを相対回転させるように接続を遮断する。これにより、第1一方向クラッチ61は、モータ軸23から入出力軸21に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合にのみ、入出力軸21と第1インターナルギヤ34とを接続する。
図8は、実施形態において、モータ軸23から入出力軸21にエンジン始動用の動力が伝達されるときの動力伝達経路を示している図4に対応する図である。図9は、実施形態において、エンジン始動用の動力によって、第1インターナルギヤ34から第1一方向クラッチ61を介して入出力軸21が回転される状態を示している図4のE−E断面図である。
モータ軸23から入出力軸21に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合には、不思議遊星歯車機構30を用いて、モータ軸23に比べて入出力軸21が所定の減速比H1で減速されるように、入出力軸21と第1インターナルギヤ34とが接続される。このとき、モータ軸23の動力は、図8の矢印αで示すように、中間連結部材50、サンギヤ33、プラネタリギヤ39、第1インターナルギヤ34、第1一方向クラッチ61、入出力軸21の順に伝達される。このとき、不思議遊星歯車機構30のサンギヤ33、プラネタリギヤ39、第1インターナルギヤ34の順に動力が伝達されるので、大減速比、例えば50〜100のうちの任意の値の減速比H1で、モータ軸23に対し入出力軸21が減速される。
一方、第2一方向クラッチ62は、入出力軸21側からキャリア38側にエンジン始動による一方向の発電用の動力が伝達される場合に、入出力軸21とキャリア38とを同期して回転させるように接続する。一方、第2一方向クラッチ62は、キャリア38側から入出力軸21側に一方向の動力が伝達される傾向となる場合には、入出力軸21とキャリア38とを相対回転させるように接続を遮断する。これにより、第2一方向クラッチ62は、エンジン15が始動した後、入出力軸21からモータ軸23に対し発電用の動力が伝達される場合にのみ、入出力軸21とキャリア38とを接続する。
図10は、実施形態において、入出力軸21からモータ軸23に発電用の動力が伝達されるときの動力伝達経路を示している図4に対応する図である。図11は、実施形態において、発電用の動力によって、入出力軸21から第2一方向クラッチ62を介してサンギヤ33が回転される状態を示している図4のF−F断面図である。
エンジンが始動した後、入出力軸21からモータ軸23に発電用の動力が伝達される場合には、入出力軸21に比べてモータ軸23が上記の減速比H1の値より低い増速比H2で増速されるように、入出力軸21とキャリア38とが接続される。このとき、入出力軸21の動力は、図10に矢印βで示すように、第2一方向クラッチ62、キャリア38、プラネタリギヤ39、サンギヤ33、中間連結部材50、モータ軸23の順に伝達される。この場合、不思議遊星歯車機構30の一部の構成要素として、キャリア38、プラネタリギヤ39、第2インターナルギヤ31、サンギヤ33を用いて入出力軸21に対しモータ軸23が増速される。この際、第1インターナルギヤ34は、自由回転するので増速比を得る作用に実質上影響せず、不思議遊星歯車機構30は、実質上、不思議遊星歯車機構30ではない一般的な遊星歯車機構として動作する。これにより、減速比H1の値より低い増速比H2として、例えば3〜5等のうちの任意の値の増速比H2が得られる。
したがって、上記の始動発電ユニット20によれば、始動モータ及び発電機の両方の機能を持たせることができ、かつ、不思議遊星歯車機構30の大減速比を用いてエンジン始動時の始動トルクを大きくできる。特に、エンジンとしてディーゼルエンジン等の始動トルクを大きくすることがより望まれるものを使用する場合に、本実施形態の効果が顕著になる。
また、ハウジング相当部材24は、ハウジング相当部材24の外側面を形成し、かつ、第2インターナルギヤ31が直接に形成されたギヤ形成部材27を含むので、部品点数を少なくでき、コストの低減を図れる。なお、実施形態は、ハウジング相当部材24がこのようなギヤ形成部材27を含む場合に限定しない。例えば、ハウジング相当部材24が、ハウジング相当部材24の外側面を形成する外側部材と、第2インターナルギヤが形成された内側部材とを異なる部材として含み、外側及び内側部材をボルト等により結合固定した構成としてもよい。
上記の実施形態では、始動発電ユニット20がギヤケース16aに固定され、エンジン15の近くに始動発電ユニット20が配置される場合を説明した。このとき、始動発電ユニット20は、エンジン15に直接固定されてもよい。一方、始動発電ユニット20は、次に説明する別例の構成のように、始動発電ユニット20がトランスミッションケース70に固定され、エンジン15から大きく離れて始動発電ユニット20が配置されてもよい。
図12は、実施形態の始動発電ユニット20を含む作業車両10aの別例を示す断面図である。図13は、図12のG部拡大断面図である。
図12、図13に示す別例の作業車両10aは、図1等に示した作業車両10と異なり、エンジン15の後端部には、機体フレームを兼ねたトランスミッションケース70が固定されている。トランスミッションケース70の内部には、フライホイール17、第1クラッチ71、後輪動力伝達部72、変速部74、差動歯車機構76、歯車機構78、第2クラッチ80、PTO軸動力伝達部82とが配置される。エンジン15からの動力は、フライホイール17に固定された主軸84、第1クラッチ71、後輪動力伝達部72、差動歯車機構76を介して左右の後輪106の車軸に伝達される。このとき、図示しない変速レバーが運転者によって操作されることで変速部74の変速段を切り換えることが可能である。
また、エンジン15からの動力は、主軸84、第2クラッチ80及びPTO軸動力伝達部82を介して、トランスミッションケース70の後端部に支持されたPTO軸109にも伝達可能である。このPTO軸109に伝達された動力により、耕うん機等の作業機(図示せず)を駆動させることができる。さらに、トランスミッションケース70の後端部の上部には、始動発電ユニット20が固定され、始動発電ユニット20の入出力軸21がハウジング相当部材24から後側に突出して、歯車機構78を構成する一部の歯車に結合固定されている。これにより、エンジン15からの動力は、主軸84、歯車機構78を介して始動発電ユニット20の入出力軸21に伝達され、始動発電ユニット20の回転電機22を発電機として機能させることができる。また、始動発電ユニット20の回転電機22をモータとして動作させることにより、その回転電機22の動力を、歯車機構78及び主軸84を介してエンジン15に伝達し、エンジン15を始動させることもできる。その他の構成及び作用は、図1から図10に示した構成と同様である。
10,10a 作業車両、12 フレーム、14 エンジンユニット、15 エンジン、15a 出力軸、16 動力取り出し部、16a ギヤケース、17 フライホイール、18 推進軸、19 歯車機構、20 エンジン始動発電ユニット(始動発電ユニット)、21 入出力軸、21a 大径円筒面、21b 小径円筒面、21c 小径柱部、21d 雄スプライン部、22 回転電機、22a ケース、22b ボルト、23 モータ軸、24 ハウジング相当部材、24a ドレンポート、24b 軸受、25 エンジン側ハウジング部材、25a 中心孔、26 モータ側ハウジング部材、26a 中心孔、26b 筒部、27 ギヤ形成部材、28 ボルト、30 不思議遊星歯車機構、31 第2インターナルギヤ、33 サンギヤ、33a 円板部、33b 軸部、33c ギヤ部、33d 雄スプライン部、34 第1インターナルギヤ、34a 油通路、34b 溝、35 ハウジング嵌合部材、35a 筒部、35b 中間段差部、35c フランジ、36 ギヤ形成部材、36a リング部、36b ギヤ部、37 ボルト、38 キャリア、38a 第1円板部、38b 第2円板部、38c 連結部、38d 筒部、39 プラネタリギヤ、40 軸受、41 ギヤ軸、42,43 軸受、44 スリーブ、45 止め輪、46 円板部材、50 中間連結部材、50a 仕切り部、51 円板部材、52 オイルシール、60 クラッチ手段、61 第1一方向クラッチ、62 第2一方向クラッチ、70 トランスミッションケース、72 後輪動力伝達部、74 変速部、76 差動歯車機構、78 歯車機構、80 第2クラッチ、82 PTO軸動力伝達部、84 主軸、100 前車軸駆動装置、101 入力軸、102 前輪、104 後車軸駆動装置、105 入力軸、106 後輪、107 第1電動軸、108 第2伝動軸、109 PTO軸、110 座席、112 油圧シリンダ、114 昇降アーム、115 ボンネット、116 ハンドル、120 潤滑油ポンプ、122 油タンク部。

Claims (5)

  1. エンジンに対し動力の伝達可能に接続された状態で、前記エンジンの始動と発電とのために用いられるエンジン始動発電ユニットであって、
    ハウジング相当部材と、
    前記ハウジング相当部材に固定され、前記エンジンの始動モータ及び発電機としての機能を有する回転電機と、
    前記ハウジング相当部材の内側に回転可能に支持され、前記エンジン側の部材に接続される接続部を有する入出力軸と、
    前記ハウジング相当部材の内側に配置され、前記入出力軸と前記回転電機のモータ軸との間にクラッチ手段を介して接続された不思議遊星歯車機構とを備え、
    前記不思議遊星歯車機構は、
    前記ハウジング相当部材の内側に回転可能に配置された第1インターナルギヤと、
    該ギヤの回転軸線と同一の中心軸線を持つように並設されて前記ハウジング相当部材の内側に回転不能に配置された第2インターナルギヤと
    前記第1インターナルギヤ及び前記第2インターナルギヤの内側に噛合された複数のプラネタリギヤと、
    前記複数のプラネタリギヤの内側に噛合され、前記モータ軸と同期して回転するサンギヤと、
    前記複数のプラネタリギヤのそれぞれを、ギヤ軸を介して自転可能に支持するキャリアと、を含み、
    前記クラッチ手段は、
    前記モータ軸から前記入出力軸に対しエンジン始動用の動力が伝達される場合に、前記不思議遊星歯車機構を用いて、前記モータ軸に比べて前記入出力軸が所定の減速比で減速されるように、前記入出力軸と前記第1インターナルギヤとを接続し、
    前記エンジンが始動した後、前記入出力軸から前記モータ軸に対し発電用の動力が伝達される場合に、前記不思議遊星歯車機構の一部の構成要素を用いて、前記入出力軸に比べて前記モータ軸が前記減速比の値より低い増速比で増速されるように、前記入出力軸と前記キャリアとを接続する、エンジン始動発電ユニット。
  2. 請求項1に記載のエンジン始動発電ユニットにおいて、
    前記クラッチ手段は、
    前記入出力軸と前記第1インターナルギヤとの間に配置され、前記第1インターナルギヤ側から前記入出力軸側に動力が伝達される場合に、前記入出力軸と前記第1インターナルギヤとを同期して回転させるように接続し、前記入出力軸側から前記第1インターナルギヤ側に動力が伝達される傾向となる場合に、前記入出力軸と前記第1インターナルギヤとを相対回転させるように接続を遮断する第1一方向クラッチと、
    前記入出力軸と前記キャリアとの間に配置され、前記入出力軸側から前記キャリア側に動力が伝達される場合に、前記入出力軸と前記キャリアとを同期して回転させるように接続し、前記キャリア側から前記入出力軸側に動力が伝達される傾向となる場合には、前記入出力軸と前記キャリアとを相対回転させるように接続を遮断する第2一方向クラッチと、を含む、エンジン始動発電ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエンジン始動発電ユニットにおいて、
    前記ハウジング相当部材は、前記ハウジング相当部材の外側面を形成し、かつ、前記第2インターナルギヤが直接に形成されたギヤ形成部材を含む、エンジン始動発電ユニット。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1に記載のエンジン始動発電ユニットにおいて、
    前記ハウジング相当部材の内部空間は、潤滑油ポンプに接続されており、
    前記潤滑油ポンプから前記ハウジング相当部材の内側に供給された潤滑油が、前記クラッチ手段及び前記不思議遊星歯車機構を潤滑するとともに該潤滑油は潤滑後に内部空間より排出されるようにしてある、エンジン始動発電ユニット。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1に記載のエンジン始動発電ユニットにおいて、
    前記第1インターナルギヤ、前記第2インターナルギヤ、及び前記サンギヤは、浸炭処理及び仕上げ加工が施されている、エンジン始動発電ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021035192A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 国本工業株式会社 モータシャフト及びモータ

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