[go: up one dir, main page]

JP2018168259A - 金属加工油組成物 - Google Patents

金属加工油組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2018168259A
JP2018168259A JP2017065832A JP2017065832A JP2018168259A JP 2018168259 A JP2018168259 A JP 2018168259A JP 2017065832 A JP2017065832 A JP 2017065832A JP 2017065832 A JP2017065832 A JP 2017065832A JP 2018168259 A JP2018168259 A JP 2018168259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mass
oil
oil composition
less
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017065832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6787827B2 (ja
Inventor
智宏 ▲高▼木
智宏 ▲高▼木
Tomohiro Takagi
潤一 柴田
Junichi Shibata
潤一 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
JX Nippon Oil and Energy Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JX Nippon Oil and Energy Corp filed Critical JX Nippon Oil and Energy Corp
Priority to JP2017065832A priority Critical patent/JP6787827B2/ja
Publication of JP2018168259A publication Critical patent/JP2018168259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6787827B2 publication Critical patent/JP6787827B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

【課題】優れた加工性を有しつつ、アルミニウムの腐食(変色)を抑制することが可能な金属加工油組成物の提供。【解決手段】潤滑油基油と、式(1)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種と、アルコールと、を含有し、アルミニウムを含む被加工物の加工に用いられる、金属加工油組成物。潤滑油基油の40℃における動粘度が10mm2/s以下である、金属加工油。好ましくは、潤滑油基油における芳香族分の含有量が3質量%以下である金属加工油組成物。(R1及びR2は夫々独立にH、アルキル基又はアリール基、但し、R1及R2が同時にHではない)【選択図】なし

Description

本発明は、金属加工油組成物に関する。
従来、金属加工の分野では、被加工物の加工部位を潤滑するために金属加工油組成物(金属加工油)が使用されている。金属加工油は、高粘度であるほど、加工部位に厚い油膜を形成しやすく、良好な加工性を示す。
一方、金属加工においては、加工後に、洗浄工程や熱脱脂工程により加工部位から金属加工油を除去するが、金属加工油が高粘度である場合、これらの工程を行っても金属加工油が金属表面に残存しやすい。すなわち、洗浄工程においてはより多くの洗浄剤が必要となり、熱脱脂工程においてはより高温の熱が必要となるため、高粘度の金属加工油は、コスト面及び環境面では必ずしも好ましくない。特に被加工物がアルミニウムである場合、洗浄力の強い高pHの洗浄剤はアルミニウムの変色を引き起こすため、このような洗浄剤が使用できない。また、アルミニウムの融点が660℃と低いために、高温で熱脱脂工程を行うこともできない。
以上のような観点から、被加工物がアルミニウムである場合、アルミニウム表面に金属加工油が残存しないように低粘度の金属加工油が使用される一方で、低粘度化に伴う加工性の低下を抑制するために、低粘度の金属加工油には極圧剤が添加されることがある。極圧剤としては、塩素、硫黄、リン等を構成元素として含む塩素系極圧剤、硫黄系極圧剤、リン系極圧剤等が知られている。
塩素系極圧剤は、焼却廃棄時にダイオキシンを発生させるため、環境への負荷の点から近年では使用されることが少ない。硫黄系極圧剤は、独特の強い臭気を発生させるため敬遠されることがある。一方、リン系極圧剤は、塩素系極圧剤や硫黄系極圧剤と比較して加工性には劣るが、環境への負荷や臭気の点では優れているため、リン系極圧剤を使用した金属加工油が検討されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−13682号公報
しかし、リン系極圧剤は、アルミニウムを腐食(変色)させることがあり、被加工物の商品価値を著しく低下させるおそれがある。したがって、アルミニウムの加工に用いられる金属加工油においてリン系極圧剤を使用する場合、優れた加工性と腐食(変色)の抑制とを両立することは困難である。
そこで本発明は、優れた加工性を有しつつ、アルミニウムの腐食(変色)を抑制することが可能な金属加工油組成物を提供することを目的とする。
本発明は、潤滑油基油と、下記式(1)で表される化合物及び式(2)で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種と、アルコールと、を含有し、アルミニウムを含む被加工物の加工に用いられる、金属加工油組成物を提供する。
Figure 2018168259

Figure 2018168259

[式(1)及び式(2)中、R〜Rはそれぞれ独立にアルキル基又はアリール基を表す。]
潤滑油基油の40℃における動粘度は、好ましくは10mm/s以下である。
潤滑油基油における芳香族分の含有量は、好ましくは3質量%以下である。
アルコールの含有量は、金属加工油組成物全量を基準として、好ましくは0.1〜12質量%である。
アルミニウムを含む被加工物の加工は、好ましくは圧延、打抜き、絞り、しごき、切削、又は研削である。
本発明によれば、優れた加工性を有しつつ、アルミニウムの腐食(変色)を抑制することが可能な金属加工油組成物を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態の金属加工油組成物は、潤滑油基油と、下記式(1)で表される化合物及び式(2)で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種(以下、「A成分」ともいう。)と、アルコールと、を含有する。
Figure 2018168259

Figure 2018168259

[式(1)及び式(2)中、R〜Rはそれぞれ独立にアルキル基又はアリール基を表す。]
潤滑油基油は、鉱油、合成油、又は両者の混合物のいずれでもよい。鉱油としては、例えば、原油を常圧蒸留及び減圧蒸留して得られた潤滑油留分を、溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分解、溶剤脱ろう、接触脱ろう、水素化精製、硫酸洗浄、白土処理等の精製処理を適宜組み合わせて精製したパラフィン系鉱油又はナフテン系鉱油が挙げられる。
合成油としては、具体的には、プロピレンオリゴマー、ポリブテン、ポリイソブチレン、1−オクテンオリゴマー、1−デセンオリゴマー、エチレンとプロピレンとのコオリゴマー、エチレンと1−オクテンとのコオリゴマー、エチレンと1−デセンとのコオリゴマー等のポリα−オレフィン又はそれらの水素化物;イソパラフィン;モノアルキルベンゼン、ジアルキルベンゼン、ポリアルキルベンゼン等のアルキルベンゼン;モノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタレン、ポリアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン等が挙げられる。これらは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。合成油は、熱脱脂性を高める観点から、好ましくはポリ−αオレフィン、イソパラフィンであり、より好ましくはイソパラフィンである。
潤滑油基油の40℃における動粘度は、熱脱脂性及び洗浄性を高める観点から、好ましくは10mm/s以下であり、より好ましくは8mm/s以下であり、更に好ましくは6mm/s以下である。潤滑油基油の40℃における動粘度は、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは0.5mm/s以上であり、より好ましくは1mm/s以上であり、更に好ましくは1.5mm/s以上である。潤滑油基油の40℃における動粘度は、熱脱脂性及び洗浄性を高める観点及び加工性を更に向上させる観点から、好ましくは0.5〜10mm/s、1〜10mm/s、1.5〜10mm/s、0.5〜8mm/s、1〜8mm/s、1.5〜8mm/s、0.5〜6mm/s、1〜6mm/s、1.5〜6mm/sである。本明細書における動粘度は、JIS K 2283に準拠して測定される動粘度を意味する。
潤滑油基油が鉱油である場合、潤滑油基油における芳香族分の含有量は、臭気を減少させて作業環境を向上させる観点から、できる限り少ない方がよく、好ましくは3質量%以下であり、より好ましくは2質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。本明細書における芳香族分は、ASTM D2007−93に準拠して測定された芳香族分を意味する。
式(1)及び式(2)中のR〜Rの炭素数は、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは1以上であり、より好ましくは2以上であり、更に好ましくは4以上であり、特に好ましくは6以上であり、また、好ましくは24以下であり、より好ましくは20以下であり、更に好ましくは18以下であり、特に好ましくは16以下である。式(1)及び式(2)中のR〜Rの炭素数は、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは1〜24、1〜20、1〜18、1〜16、2〜24、2〜20、2〜18、2〜16、4〜24、4〜20、4〜18、4〜16、6〜24、6〜20、6〜18、6〜16である。R〜Rで表されるアルキル基、及び、アリール基中に含まれるアルキル基は、直鎖状でも分岐状でもよいが、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは直鎖状である。
潤滑油基油の含有量は、金属加工油組成物全量基準で、50質量%以上、60質量%以上、又は70質量%以上であってよい。潤滑油基油の含有量は、金属加工油組成物全量基準で、99質量%以下、98質量%以下、又は97質量%以下であってよい。
A成分としては、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは、式(2)で表される化合物が用いられ、より好ましくは、式(1)で表される化合物及び式(2)で表される化合物が併用される。式(1)で表される化合物と式(2)で表される化合物とを併用する場合、A成分全量に対する式(2)で表される化合物のモル比は、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは0.2以上であり、より好ましくは0.3以上であり、更に好ましくは0.4以上であり、また、好ましくは0.8以下であり、より好ましくは0.7以下であり、更に好ましくは0.6以下である。
A成分の含有量は、加工性を更に向上させる観点から、金属加工油組成物全量基準で、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上である。A成分の含有量は、腐食(変色)を更に抑制する観点から、金属加工油組成物全量基準で、好ましくは3質量%以下、より好ましくは2質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。A成分の含有量は、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは0.01〜3質量%、0.01〜2質量%、0.01〜1質量%、0.05〜3質量%、0.05〜2質量%、0.05〜1質量%、0.1〜3質量%、0.1〜2質量%、0.1〜1質量%である。
アルコールは、例えば、脂肪族アルコール、エーテル基含有アルコール等であってよい。脂肪族アルコールは、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは1価アルコール又は2価アルコールであり、より好ましくは1価アルコールであり、更に好ましくは1価アルコール及び2価アルコールの混合物である。アルコールが1価アルコール及び2価アルコールの混合物である場合、2価アルコールの含有量は、アルコール全量を基準として、好ましくは3質量%以上10質量%以下である。
アルコールの炭素数は、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは6以上であり、より好ましくは8以上であり、更に好ましくは10以上であり、また、好ましくは20以下であり、より好ましくは18以下であり、更に好ましくは16以下である。アルコールの炭素数は、加工性を更に向上させるとともに、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは6〜20、6〜18、6〜16、8〜20、8〜18、8〜16、10〜20、10〜18、10〜16である。アルコールは、直鎖状でも分岐状でもよいが、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは直鎖状と分岐状との混合物であり、より好ましくは直鎖状である。アルコールは、飽和でも不飽和でもよいが、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは飽和である。
脂肪族アルコールは、具体的には、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、ノナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノール、トリデカノール、テトラデカノール、ペンタデカノール、ヘキサデカノール、ヘプタデカノール、オクタデカノール、オレイルアルコール(9−オクタデセン−1−オール)、ノナデカノール、イコサノール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノナンジオール、デカンジオール、ウンデカンジオール、ドデカンジオール、トリデカンジオール、テトラデカンジオール、ペンタデカンジオール、ヘキサデカンジオール、ヘプタデカンジオール、オクタデカンジオール、ノナデカンジオール、イコサンジオール等であってよい。
エーテル基含有アルコールは、具体的には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール等であってよい。
アルコールの含有量は、腐食(変色)を更に抑制する観点から、金属加工油組成物全量基準で、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上であり、更に好ましくは1質量%以上である。アルコールの含有量は、洗浄性及び熱脱脂性を向上させるとともに添加量に見合った効果を得る観点から、金属加工油組成物全量基準で、好ましくは12質量%以下であり、より好ましくは10質量%以下であり、更に好ましくは8質量%以下である。アルコールの含有量は、腐食(変色)を更に抑制する観点、及び、洗浄性及び熱脱脂性を向上させるとともに添加量に見合った効果を得る観点から、金属加工油組成物全量基準で、好ましくは0.1〜12質量%、0.1〜10質量%、0.1〜8質量%、0.5〜12質量%、0.5〜10質量%、0.5〜8質量%、1〜12質量%、1〜10質量%、1〜8質量%である。
金属加工油組成物は、上記の成分に加えて、その他の添加剤を更に含有することができる。その他の添加剤としては、例えば、脂肪酸又はこれら脂肪酸のエステル等の油性剤(ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、ラウリン酸メチル、パルミチン酸ブチル、ステアリン酸ブチル等)、フェノール系酸化防止剤等の酸化防止剤、α−オレフィン等の加工性向上剤が挙げられる。その他の添加剤の合計含有量は、特に制限されないが、金属加工油組成物全量基準で0.1〜10質量%であってよい。
金属加工油組成物は、腐食(変色)を更に抑制する観点から、好ましくは水分を含有しない。金属加工油組成物における水分の含有量は、好ましくは3質量%以下であり、より好ましくは2質量%以下であり、更に好ましくは1質量%以下である。
金属加工油組成物の40℃における動粘度は、熱脱脂性及び洗浄性を高める観点から、好ましくは10mm/s以下であり、より好ましくは8mm/s以下であり、更に好ましくは6mm/s以下である。潤滑油基油の40℃における動粘度は、加工性を更に向上させる観点から、好ましくは0.5mm/s以上であり、より好ましくは1mm/s以上であり、更に好ましくは1.5mm/s以上である。
本実施形態に係る金属加工油組成物は、アルミニウムを含む被加工物(アルミニウム又はアルミニウム合金)の加工に用いられ、好ましくは当該被加工物の圧延、打抜き、絞り、しごき、切削、又は研削に用いられる。本実施形態に係る金属加工油組成物は、より好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金用の冷間圧延油、フィンプレス油として用いられる。いずれの加工においても、金属加工油組成物は、意図して水を含有させないいわゆる不水系として用いられてよく、水と混合した状態で用いられてもよい。水と混合した状態は、水と乳化した状態でも、強制的に水と混合した状態でもよい。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
実施例及び比較例においては、それぞれ以下の成分を用いて、表1〜表10に示す組成を有する金属加工油組成物を調製した。
A1:式(1)で表される化合物であって、R及びRが炭素数8の直鎖状のアルキル基である化合物。
A2:式(1)で表される化合物であって、R及びRが炭素数12の直鎖状のアルキル基である化合物。
A3:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数6の直鎖状のアルキル基である化合物。
A4:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数16の直鎖状のアルキル基である化合物。
A5:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数12の直鎖状のアルキル基である化合物。
A6:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数4の直鎖状のアルキル基である化合物。
A7:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数18の直鎖状のアルキル基である化合物。
A8:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数2の直鎖状のアルキル基である化合物。
A9:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数20の直鎖状のアルキル基である化合物。
A10:式(2)で表される化合物であって、Rが炭素数22の直鎖状のアルキル基である化合物。
B1:1−ドデカノール
B2:1−デカノール
B3:1−ヘキサデカノール
B4:1−オクタノール
B5:1−オクタデカノール
B6:1−ヘキサノール
B7:1−イコサノール
B8:オレイルアルコール(9−オクタデセン−1−オール)
B9:10−メチル−1−ウンデカノール
B10:トリプロピレングリコール
C1:鉱油(40℃動粘度2.4mm/s、芳香族分0質量%)
C2:鉱油(40℃動粘度1.5mm/s、芳香族分0質量%)
C3:鉱油(40℃動粘度6mm/s、芳香族分0質量%)
C4:鉱油(40℃動粘度1.1mm/s、芳香族分0質量%)
C5:鉱油(40℃動粘度7.8mm/s、芳香族分0.1質量%)
C6:鉱油(40℃動粘度0.6mm/s、芳香族分0質量%)
C7:鉱油(40℃動粘度9.7mm/s、芳香族分0.2質量%)
C8:鉱油(40℃動粘度11.4mm/s、芳香族分0.3質量%)
C9:鉱油(40℃動粘度2.8mm/s、芳香族分1.4質量%)
C10:鉱油(40℃動粘度3.1mm/s、芳香族分2.4質量%)
C11:鉱油(40℃動粘度2.6mm/s、芳香族分3.3質量%)
C12:ポリα−オレフィン(40℃動粘度4.5mm/s、芳香族分0質量%)
C13:イソパラフィン(40℃動粘度2.8mm/s、芳香族分0質量%)
D1:ステアリン酸ブチル
D2:オレイン酸
D3:トリクレジルホスフェート
実施例及び比較例の各金属加工油組成物について、加工性及び腐食性を以下の試験に基づき評価した。
[加工性]
JIS A1050材のコイル状のアルミニウム(厚さ0.5mm、幅65mm、長さ約300m)について、直径51mmのワークロールを用いて冷間圧延を行った。圧下率を2%ずつ上げていき、焼き付き、ヘリンボーンなどの表面損傷なしに正常に圧延できた最大の圧下率(%)を求めた。
[腐食性]
JIS A1050材のアルミニウム片(厚さ0.5mm、幅15mm、長さ100mm)を溶剤により脱脂した。このアルミニウム片の下部半分をビーカー内で各金属加工油組成物に浸漬させて、ビーカー上部をラップにて密閉した。この状態で温度25℃、相対湿度50%の環境下で静置し、1日ごとにアルミニウム表面の変色の有無を観察した。変色がなく特に綺麗なものをS、変色のないものをA、極めて軽微な変色があるものをB、若干の変色を示すが許容できる範囲のものをC、許容の範囲を超えているものをDとした。
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
実施例及び比較例の各金属加工油組成物について、熱脱脂性及び臭気についても以下の試験に基づき評価した。評価結果を表11〜表19に示す。
[熱脱脂性]
JIS A1050材のアルミニウム片(厚さ0.5mm、幅65mm、長さ65mm)2枚を溶剤により脱脂し、0.2mLの油剤を挟み込んだ。これをオーブン内に水平に静置した状態で100gの分銅をその中央に置いた。1時間かけて室温から350℃まで昇温させ、更に1時間保持した。その後自然冷却し、室温に戻ったところで油剤を挟んだ面の状態を観察した。変色のないものをA、極めて軽微な変色があるものをB、若干の変色を示すが許容できる範囲のものをC、許容の範囲を超えているものをDとした。
[臭気]
各金属加工油組成物10gを100mLビーカーに採取し、ラップにより上部を覆った状態で40℃恒温槽内に15分間静置した。恒温槽内から取り出した後直ちにラップを取り、更に180秒後に臭気を判定した。気になる臭気ではないものを0点、やや臭気が気になるが実用可能な範囲のものを2点、臭気が大変気になり実用するには問題ありと判断されるものを4点とし、10人での評価の平均点を算出した。平均点が1点未満をA、2点未満をB、3点未満をC、3点以上をDとした。
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259
Figure 2018168259

Claims (5)

  1. 潤滑油基油と、
    下記式(1)で表される化合物及び式(2)で表される化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種と、
    アルコールと、を含有し、
    アルミニウムを含む被加工物の加工に用いられる、金属加工油組成物。
    Figure 2018168259

    Figure 2018168259

    [式(1)及び式(2)中、R〜Rはそれぞれ独立にアルキル基又はアリール基を表す。]
  2. 前記潤滑油基油の40℃における動粘度が10mm/s以下である、請求項1に記載の金属加工油組成物。
  3. 前記潤滑油基油における芳香族分の含有量が3質量%以下である、請求項1又は2に記載の金属加工油組成物。
  4. 前記アルコールの含有量が、金属加工油組成物全量を基準として0.1〜12質量%である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の金属加工油組成物。
  5. 前記加工が、圧延、打抜き、絞り、しごき、切削、又は研削である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の金属加工油組成物。
JP2017065832A 2017-03-29 2017-03-29 金属加工油組成物 Active JP6787827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017065832A JP6787827B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 金属加工油組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017065832A JP6787827B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 金属加工油組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018168259A true JP2018168259A (ja) 2018-11-01
JP6787827B2 JP6787827B2 (ja) 2020-11-18

Family

ID=64018449

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017065832A Active JP6787827B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 金属加工油組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6787827B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023112842A1 (ja) * 2021-12-15 2023-06-22 出光興産株式会社 潤滑油基油および潤滑油組成物

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05331484A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Nippon Light Metal Co Ltd 金属の加工油剤
JPH06240284A (ja) * 1993-02-19 1994-08-30 Kobe Steel Ltd アルミニウム及びアルミニウム合金の板成形加工用潤滑剤及び冷間加工方法
JPH08225794A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd ステンレス薄鋼板用水溶性圧延油と圧延方法
JPH08225795A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd ステンレス薄鋼板用圧延油
JPH10279976A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Kyodo Yushi Kk 金属加工油組成物
JP2001152173A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Sumitomo Metal Ind Ltd 冷間加工用潤滑剤
JP2014070082A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Jx Nippon Oil & Energy Corp 金属加工油組成物
JP2015183120A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 アルミニウム加工油組成物

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05331484A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Nippon Light Metal Co Ltd 金属の加工油剤
JPH06240284A (ja) * 1993-02-19 1994-08-30 Kobe Steel Ltd アルミニウム及びアルミニウム合金の板成形加工用潤滑剤及び冷間加工方法
JPH08225794A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd ステンレス薄鋼板用水溶性圧延油と圧延方法
JPH08225795A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Sumitomo Metal Ind Ltd ステンレス薄鋼板用圧延油
JPH10279976A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Kyodo Yushi Kk 金属加工油組成物
JP2001152173A (ja) * 1999-11-30 2001-06-05 Sumitomo Metal Ind Ltd 冷間加工用潤滑剤
JP2014070082A (ja) * 2012-09-27 2014-04-21 Jx Nippon Oil & Energy Corp 金属加工油組成物
JP2015183120A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 アルミニウム加工油組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023112842A1 (ja) * 2021-12-15 2023-06-22 出光興産株式会社 潤滑油基油および潤滑油組成物
JP2023088623A (ja) * 2021-12-15 2023-06-27 出光興産株式会社 潤滑油基油および潤滑油組成物
US12534679B2 (en) 2021-12-15 2026-01-27 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Lubricant base oil and lubricant composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP6787827B2 (ja) 2020-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5638256B2 (ja) 潤滑油組成物
JP2012207083A (ja) 潤滑油組成物
JP2021535231A (ja) 環境に適合した鋼製ロープ用グリース
JP5766425B2 (ja) グリース組成物
WO2010024170A1 (ja) 銀含有材料と接触する潤滑油組成物
WO2024004900A1 (ja) 潤滑油組成物並びにその使用方法及び製造方法
JP2007070461A (ja) 耐水性グリース組成物
JP2018168259A (ja) 金属加工油組成物
JP3133201B2 (ja) 作動油組成物
JP5576437B2 (ja) 潤滑油基油及びその製造方法、並びに該基油を含有する潤滑油組成物
JP4094118B2 (ja) ギヤ油組成物
JP7030018B2 (ja) インパクト加工用潤滑油組成物
JP5171317B2 (ja) 塑性加工用潤滑油組成物
JP4364953B2 (ja) タービン油組成物
CN110168059B (zh) 润滑脂组合物、该润滑脂组合物的制造方法、和该润滑脂组合物的使用方法
JPH09183992A (ja) 塑性加工用洗浄防錆油組成物
JP2993653B2 (ja) アルミニウム塑性加工用潤滑油組成物
WO2024185471A1 (ja) 冷却油組成物及び冷却システム
WO2024009989A1 (ja) 金属加工油組成物用基油及び金属加工油組成物
JPH07252489A (ja) 潤滑油組成物
JP2008074933A (ja) 潤滑油組成物
JP7090085B2 (ja) エーテルベースの潤滑剤組成物、製法および使用
EP3555248B1 (en) Ether-based lubricant compositions, methods and uses
US11946013B2 (en) Lubricant composition
JP7293061B2 (ja) 潤滑油組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201013

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6787827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250