JP2018168071A - 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 - Google Patents
皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018168071A JP2018168071A JP2017064206A JP2017064206A JP2018168071A JP 2018168071 A JP2018168071 A JP 2018168071A JP 2017064206 A JP2017064206 A JP 2017064206A JP 2017064206 A JP2017064206 A JP 2017064206A JP 2018168071 A JP2018168071 A JP 2018168071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- group
- adhesive
- skin
- meth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
Description
特許文献1は、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体と炭素数10〜30のパラフィン系炭化水素及び/またはナフテン系炭化水素と脂環族炭化水素樹脂とを含む粘着剤を開示する。
特許文献2は、ABA型ブロック共重合体からなる熱可塑性エラストマー、該熱可塑性エラストマーと相溶性のある液状成分、および、粘着付与剤からなる貼付シートまたはテープを開示する。
特許文献3は、粘着剤層に流動性の異なる2種の合成ゴムを含有することを特徴とする貼付剤を開示する。
特許文献4は、シリコーン液、シリコーン樹脂及び非イオン界面活性剤などの接着力強化剤よりなる感圧性シリコーン接着剤を開示する。
特許文献5は、オルガノシロキサン系重合体と、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系重合体とを含有する粘着剤組成物を開示する。
特許文献6は、シリコーン樹脂と、シリコーン樹脂と相溶可能な変性シリコーンオイルとを含有し、油中水型エマルション化された皮膚用シリコーン系粘着剤を開示する。
特許文献8は、N−ビニル−2−ピロリドンを構成成分とする水不溶性の共重合体及び無水マレイン酸のモノアルキルエステルを構成成分とする重合体からなることを特徴とする粘着剤組成物を開示する。
特許文献7および8のようなアクリル系粘着剤は、粘着剤の凝集力を確保するため、カルボキシル基や水酸基を有するモノマーが共重合されるが、使用する薬剤によっては、これら官能基の影響を受けて、薬剤放出量が低下する課題があった。また薬剤溶解性も十分とは言えない。
特許文献9〜12に開示されるような、低分子量アミンオキシドを添加剤として使用した場合は、少量添加の場合は薬剤溶解性が不十分であり、また、多量添加すると粘着剤からのブリードアウトによる粘着性の低下や、皮膚刺激性が生じる危険性がある。
なお、特許文献13は、アミンオキシド基含有樹脂の皮膚貼付用粘着剤への利用は示唆されていない。
そこで、本発明者らは、高親水性であるアミンオキシド基を特定量含有し、ガラス転移温度および質量平均分子量が特定の範囲にある重合体の利用により、皮膚刺激性、皮膚面への粘着性、皮膚から剥がす際の剥離性、薬剤溶解性、および薬剤放出性に優れる貼付剤を提供できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、アミンオキシド基を0.25〜3mmol/g含み、ガラス転移温度が−60℃〜−5℃であり、かつ、質量平均分子量が10,000〜10,000,000であるポリマー(a)と、経皮吸収性薬剤(b)とを含むことを特徴とする皮膚貼付用粘着剤に関する。
Xは2価の結合基、または直接結合、
yは0または1、
R1は炭素数1〜6のアルキレン基、
R2、R3はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、
R4は水素原子またはメチル基、
R5〜R9のうち4つは、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基を表し、R5〜R9のうちの1つはビニル系ポリマーの主鎖との結合位置を表し、
*はビニル系ポリマーの主鎖との結合位置を表す。)
R10、R12、R15はそれぞれ独立して炭素数1〜6のアルキレン基を、
R11 、R13、R14、R16、R17はそれぞれ独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、ピリジル基を、
YはOまたはNを表し、
**はウレタン系ポリマーの主鎖との結合位置を表す。)
<ポリマー(a)>
アミンオキシド基を有するポリマーのイメージを下記式(7)にて示す。式中、R18、R19、R20は、それぞれ独立に有機基を表す。
アミンオキシド基を有することで、ポリマーの凝集力を高め、また、優れた薬剤の溶解性や薬剤放出性を付与することが出来る。
即ち、アミンオキシド基を有するモノマーと他のモノマーとを重合して、アミンオキシド基を有するポリマーを得ることができる。
あるいは、アミンオキシド基の前駆官能基とでもいうべき3級アミノ基を有するポリマーを得た後、前記3級アミノ基に酸化剤を反応させ、ポリマーにアミンオキシド基を導入することができ、副反応を生じ難いという点で後者の方法が好ましい。なお、3級アミノ基に酸化剤を反応させることを、以下「オキシド化」ともいう。
ビニル系ポリマーとしては、具体的には、下記一般式(1)〜(3)で表される少なくともいずれかの構造を含むものであることが好ましく、中でも一般式(1)で表される構造を含むものが特に好ましい。
Xは2価の結合基、または直接結合、
yは0または1、
R1は炭素数1〜6のアルキレン基、
R2、R3はそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキル基、
R4は水素原子またはメチル基、
R5〜R9のうち4つは、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基を表し、R5〜R9のうちの1つはビニル系重合体の主鎖との結合位置を表し、
*はビニル系ポリマーの主鎖との結合位置を表す。)
即ち、3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)をオキシド化した後に、他のモノマーと重合するか、あるいは3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)と他のモノマーとを重合した後にオキシド化する方法である。
オキシド化前の前駆体としての3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)のうち、式(1)の構造を形成するためものとしては、
例えば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ビニル、N,N−ジエチルアミノプロピオン酸ビニル、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアリルアミン、p−ジメチルアミノメチルスチレン、p−ジメチルアミノエチルスチレン、p−ジエチルアミノメチルスチレン、p−ジエチルアミノエチルスチレン、N,N−ジメチルビニルアミン、N,N−ジエチルビニルアミン、N,N−ジフェニルビニルアミン、
或いは、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸等の不飽和基含有酸無水物と、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン等との反応生成物、
グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有不飽和化合物とN,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン等との反応生成物等が挙げられる。
なお、本発明において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」及び「メタクリル」の両者を言い表すものとする。
1−プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセンなどのα−オレフィン系エチレン性不飽和モノマーなどが挙げられる。
ビニル系ポリマーを得る際に、前記モノマー(A)、(B)以外のその他のモノマー(C)も使用することができる。
モノマー(C)の中でも水酸基、カルボン酸基、無水カルボン酸基、リン酸基、スルホン酸基、1〜3級アミド基、4級アミノ基、ポリエーテル鎖を分子構造内に有するものをモノマー(C1)とする。ビニル系ポリマーは、極性官能基を有するモノマー(C1)に基づく構造を有することで、極性官能基を有することができる。
マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、または、これらのアルキルもしくはアルケニルモノエステル、フタル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステル、イソフタル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステル、テレフタル酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステル、コハク酸β−(メタ)アクリロキシエチルモノエステル、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、けい皮酸などのカルボン酸基、もしくはその無水物を有するモノマー;
ビニルスルホン酸、スチレンスルホン酸などのスルホン酸基を有するモノマー;
(2−ヒドロキシエチル)メタクリレートアシッドホスフェートなどのリン酸基を有するモノマー;
(メタ)アクリルアミド、N−ビニル−2−ピロリドン、N−メトキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−プロポキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N−ペントキシメチル−(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ(メトキシメチル)アクリルアミド、N−エトキシメチル−N−メトキシメチルメタアクリルアミド、N,N−ジ(エトキシメチル)アクリルアミド、N−エトキシメチル−N−プロポキシメチルメタアクリルアミド、N,N−ジ(プロポキシメチル)アクリルアミド、N−ブトキシメチル−N−(プロポキシメチル)メタアクリルアミド、N,N−ジ(ブトキシメチル)アクリルアミド、N−ブトキシメチル−N−(メトキシメチル)メタアクリルアミド、N,N−ジ(ペントキシメチル)アクリルアミド、N−メトキシメチル−N−(ペントキシメチル)メタアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリルアミド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミドなどの1〜3級アミド基を有するモノマー;
(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチルメチルクロライド塩、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルプロピル)アンモニウムクロライド、トリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミドプロピル)アンモニウムクロライド、およびトリメチル−3−(1−(メタ)アクリルアミド−1,1−ジメチルエチル)アンモニウムクロライドなどの4級アミノ基を有するモノマー;
ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、プロポキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、n−ブトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、n−ペンタキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、プロポキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、n−ブトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、n−ペンタキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリテトラメチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシテトラエチレングリコール(メタ)アクリレート、ヘキサエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシヘキサエチレングリコール(メタ)アクリレートなどのポリエーテル鎖を有するモノマーが挙げられる。
本発明のビニル系ポリマーは、モノマー(A)、(B)および(C1)に加えて、エチレン性不飽和基を有するその他のモノマー(C2)に基づく構造をさらに有してもよい。
フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等の芳香族エステル(メタ)アクリレート;
(メタ)アクリル酸アリル、(メタ)アクリル酸1−メチルアリル、(メタ)アクリル酸2−メチルアリル、(メタ)アクリル酸1−ブテニル、(メタ)アクリル酸2−ブテニル、(メタ)アクリル酸3−ブテニル、(メタ)アクリル酸1,3−メチル−3−ブテニル、(メタ)アクリル酸2−クロルアリル、(メタ)アクリル酸3−クロルアリル、(メタ)アクリル酸o−アリルフェニル、(メタ)アクリル酸2−(アリルオキシ)エチル、(メタ)アクリル酸アリルラクチル、(メタ)アクリル酸シトロネリル、(メタ)アクリル酸ゲラニル、(メタ)アクリル酸ロジニル、(メタ)アクリル酸シンナミル、ジアリルマレエート、ジアリルイタコン酸、(メタ)アクリル酸ビニル、クロトン酸ビニル、オレイン酸ビニル,リノレン酸ビニル、(メタ)アクリル酸2−(2’−ビニロキシエトキシ)エチルなどのエチレン性不飽和基含有(メタ)アクリル酸エステル類;
パーフルオロメチルメチル(メタ)アクリレート、パーフルオロエチルメチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロヘキシルエチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロイソノニルエチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロノニルエチル(メタ)アクリレート、2−パーフルオロデシルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオロプロピルプロピル(メタ)アクリレート、パーフルオロオクチルプロピル(メタ)アクリレート、パーフルオロオクチルアミル(メタ)アクリレート、パーフルオロオクチルウンデシル(メタ)アクリレートなどの炭素数1〜20のパーフルオロアルキル基を有するパーフルオロアルキル基含有エチレン性不飽和モノマーなどの(メタ)アクリレート系モノマーが挙げられる。
(メタ)アクリロニトリルなどのニトリル基含有エチレン性不飽和モノマー;
酢酸ビニル、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ヘキサン酸ビニル、カプリル酸ビニル、ラウリル酸ビニル、パルミチン酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどの脂肪酸ビニル系化合物;
ブチルビニルエーテル、エチルビニルエーテルなどのビニルエーテル系エチレン性不飽和モノマー;
酢酸アリル、シアン化アリルなどのアリルモノマー;
シアン化ビニル、ビニルシクロヘキサン、ビニルメチルケトンなどのビニルモノマー;
アセチレン、エチニルトルエンなどのエチニルモノマーパーフルオロブチルエチレン、パーフルオロヘキシルエチレン、パーフルオロオクチルエチレン、パーフルオロデシルエチレンなどのパーフルオロアルキル、アルキレン類などのパーフルオロアルキル基含有エチレン性不飽和化合物等の、(メタ)アクリレートではないエチレン性不飽和結合を有するモノマーが挙げられる。
重合前は3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)を含む溶液に、重合後は3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)を必須とするモノマーを重合したポリマーを含む溶液に、オキシド化剤を加えて20℃〜100℃の範囲で0.1〜100時間、好ましくは1〜50時間反応させることによって、3級アミノ基をオキシド化することができる。
過酸化物としては、過酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫酸ソーダ、過酢酸、メタクロロ過安息香酸、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルハイドロパーオキシド等が挙げられ、過酸化水素が好ましく、通常は水溶液の形で用いられる。程度の違いはあるとはいうものの、過酸化物にはラジカル発生剤としての機能もあるので、3級アミノ基含有不飽和モノマー(A)を必須の原料とするビニル系ポリマーの場合には、重合後にオキシド化することが好ましい。また、後述するウレタン系ポリマーの場合にも副反応が生じないように、重合後にオキシド化することが好ましい。
一般的にはオキシド化剤の使用量は、オキシド化可能な官能基、即ち、3級アミノ基に対して、0.2〜3倍モル当量の割合で使用し、更に0.5〜2倍モル当量使用するのがより好ましい。
得られたポリマー溶液は、残存した過酸化物を公知の方法で処理した後、使用することもできる。具体的には還元剤添加処理、イオン交換処理、活性炭処理、金属触媒による処理等があげられる。
本発明におけるウレタン系ポリマーとしては、具体的には、下記一般式(4)(5)(6)で表される構造を含むものであるのが好ましい。
R10、R12、R15はそれぞれ独立して炭素数1〜6のアルキレン基を、
R11 、R13、R14、R16、R17はそれぞれ独立してアルキル基、アリール基、アラルキル基、ピリジル基を、
YはOまたはNを表し、
**はウレタン系ポリマーの主鎖との結合位置を表す。)
N−アルキルジアルカノールアミンとしては、例えば、N−メチルジエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N−プロピルジエタノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン及びN−メチルジプロパノールアミンが挙げられる。
N,N−ジアルキルモノアルカノールアミンとしては、例えば、N,N−ジメチルエタノールアミンが挙げられる。
その他、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ベンジルアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)シクロヘキシルアミン、ジエタノール−p−トルイジン、ジイソプロパノール−p−トルイジン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アニリン、N,N−ビス(2−ヒドロキシプロピル)アニリン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−3−クロロアニリン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−4−ピリジンカルボアミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−α−アミノピリジン、1,4−ビス(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、3−ジエチルアミノプロパン−1,2−ジオール、3−ジメチルアミノプロパン−1,2−ジオール等が、3級アミノ基含有モノマーとして挙げられる。
ポリオール成分は特に限定されるものではないが、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ブチルエチルペンタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等のグリコール類や、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、水添ポリイソプレンポリオールまたはポリエーテルポリオールとポリイソシアネートの反応物であるポリウレタンポリオール、多価アルコールのポリエーテル付加物等が挙げられる。
ポリイソシアネート成分としては、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネート等が挙げられる。
ウレタン系ポリマーを得る際には、必要に応じてポリアミン成分を用いることが出来る。ポリアミン成分としては、例えば、エチレンジアミン、イソホロンジアミン、フェニレンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、トリレンジアミン、ヒドラジン、ピペラジン、ヘキサメチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジシクロヘキシルメタン−4,4−ジアミン、2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレンジアミン等のジアミンを挙げることができる。イソホロンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンは、反応の制御が容易で衛生性に優れていることから好ましい。
ポリアミン成分を用いることにより、ウレタン結合よりも凝集力の高いウレア結合が形成されるので、凝集力の大きな粘着剤を得ることができる。
ウレタン系ポリマーを得る際に末端停止剤の1つとして用いられる単官能の水酸基成分としては特に限定はなく、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、1−ヘキサノール、1−オクタノール等が挙げられ、これらの群から選ばれた1種または2種以上の使用ができる。貼付剤中に残留したとしても、皮膚刺激性が低いという点でエタノールが好ましい。
単官能の水酸基成分と同様に末端停止剤の1つとして用いられる単官能のアミン成分としては特に限定はなく、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ジエチルアミン、ドデシルアミン、ヘキサデシルアミン、オクタデシルアミン、ステアリルアミン、オレイルアミン、シクロヘキシルアミン、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミンなどを挙げることができる。
これら単官能の水酸基成分および/または単官能のアミン成分を末端封止剤として用いることで、ウレタン系ポリマーの経時安定性を向上させることが出来る。
有機溶剤としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系化合物、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸メトキシエチル等のエステル系化合物、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系化合物、トルエン、キシレン等の芳香族化合物、ペンタン、ヘキサン等の脂肪族化合物、塩化メチレン、クロロベンゼン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素化合物などの各種溶剤を使用することができる。
イソシアネート基含有ウレタンプレポリマーは、上記ポリオール成分とポリイソシアネート成分とアミンオキシド基の導入原となるモノマーとを、有機溶剤中で触媒の存在下に120℃ 以下で反応させて得ることが好ましく、70〜110℃ で1〜20時間反応させることがより好ましい。110℃よりも高温にすると反応速度の制御が困難になり、所定の分子量と構造を有するウレタンプレポリマーが得にくくなる。
イソシアネート基とポリアミン成分との反応は、有機溶剤中で60℃以下で行うことが好ましい。それより高温だと反応速度の制御が困難になり、所定の分子量と構造を有するウレタン系ポリマーが得にくくなる。
アミンオキシド基自体は親水性に富むが、ポリマー(a)中に含まれる量を制御することにより、ポリマー(a)を非水溶性とすることができる。本発明において非水溶性とは、25℃のイオン交換水中99g中に重合体を1g入れて撹拌し、25℃で24時間放置した後、水を取り除き、重合体を減圧乾燥したあとの質量減少が5%以下であることをいう。ポリマー(a)が非水溶性であることにより、粘着層に耐水性を付与でき、水の接触による粘着層の皮膚からの剥がれを抑制できる。
本発明におけるポリマー(a)のアミンオキシド基含有量は、0.25〜3mmol/gであり、0.3〜2.5mmol/gであることが好ましく、0.35〜2mmol/gであることが特に好ましい。0.25mmol/g以上であることにより、優れた薬剤溶解性や凝集力を付与することが出来る。また3mmol/g以下であることにより、皮膚への濡れ性が向上することから、優れた皮膚粘着性を付与することが出来、また、粘着剤の耐水性を向上することが出来る。
アミンオキシド基を有するモノマーを重合してポリマー(a)を得る場合、ポリマー(a)中のアミンオキシド基含有量は、重合に用いたアミンオキシド基を有するモノマーの量から求めることができる。
一方、3級アミノ基含有モノマーを必須とするモノマーを重合した後、得られたポリマーをオキシド化する場合は、下記式1によって算出できる。
ポリマー(a)のガラス転移温度(以下、Tgともいう)は、−60℃〜−5℃であり、−55〜−15℃であることが好ましい。Tgが−60℃以上であることにより、凝集力を付与でき、粘着剤を皮膚から剥がす際の糊残りの発生を抑制できる。またTgが−5℃以下であることにより、皮膚への濡れ性が向上することから、優れた皮膚粘着性を付与することが出来る。
ガラス転移温度は、DSC(示差走査熱量計)により求めた値である。
ポリマー(a)の質量平均分子量は、10,000〜10,000,000であり、15,000〜6,000,000であることが好ましい。分子量が10,000以上であることにより、凝集力を付与でき、粘着剤を皮膚から剥がす際の糊残りの発生を抑制できる。また10,000,000以下であることにより、樹脂の溶剤溶解性が向上し、また適正な粘度になることから、塗工適性が向上する。
また、ポリマー(a)の分子量測定が困難な場合は、アミンオキシド前駆体ポリマーの質量平均分子量をポリマー(a)の質量平均分子量とすることが出来る。アミンオキシド前駆体ポリマーの質量平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって標準ポリスチレン換算で計測した値を採用し、測定装置および測定条件としては、下記条件3によることを基本とする。
(条件1)
カラム:TOSOHTSKgelSuperHZM−H、
TOSOHTSKgelSuperHZ4000 、
TOSOHTSKgelSuperHZ2000
をつないだカラムを用いる
キャリア:テトラヒドロフラン
測定温度:40℃
キャリア流量:1.0ml/min
試料濃度:0.1質量%
検出器:RI(屈折率)検出器
注入量:0.1ml
(条件2)
カラム:TOSOHTSKgelSuperAWM−Hを2本つなげる
キャリア:10mMLiBr/N−メチルピロリドン
測定温度:40℃
キャリア流量:1.0ml/min
試料濃度:0.1質量%
検出器:RI(屈折率)検出器
注入量:0.1ml
(条件3)
カラム:TOSOHTSKgelSuperAW4000、
TOSOHTSKgelSuperAW3000 、
TOSOHTSKgelSuperAW2500
をつないだカラムを用いる
キャリア:N,N−ジメチルホルムアミド(1L)、トリエチルアミン(3.04g)、LiBr(0.87g)の混合液
測定温度:40℃
キャリア流量:0.6ml/min
本発明において添加することができる薬剤としては、特に限定はなく、例えば、全身麻酔剤、睡眠剤、鎮痛剤、消炎鎮痛剤、ステロイドホルモン剤、興奮・覚醒剤、精神神経用剤、局所麻酔剤、骨格筋弛緩剤、自立神経用剤、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、強心剤、不整脈用剤、利尿剤、血圧降下剤、血管収縮剤、血管拡張剤、カルシウム拮抗剤、抗殺菌剤、寄生性皮膚疾患用剤、皮膚軟化剤、抗生物質、解毒剤、鎮咳剤、鎮痒剤、催眠剤、精神活力剤、ぜんそく剤、ホルモン分泌促進剤、抗潰瘍剤、制癌剤、ビタミン剤、美肌成分等の美白効果があるもの等が挙げられる。
薬剤の配合量は、薬剤の種類、貼付剤の使用目的により異なるが、皮膚貼付用粘着剤100質量%中、0.1質量%〜40質量%の範囲であることが好ましい。
本発明の皮膚貼付用粘着剤はさらに粘着付与剤を含有することができる。粘着付与剤としては、例えば、ロジン、水素添加ロジン、ロジンエステル、テルペン樹脂、変性テルペン樹脂、水素添加テルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂、クマロン・インデン樹脂、フェノール樹脂、キシレン樹脂、脂環族飽和炭化水素樹脂等が挙げられる。
これらの粘着付与剤を配合させた場合、タック、接着剤及び保持力の調整が容易となる。また、これらは1種または2種以上を併用して用いることもできる。粘着付与剤の配合量は、その種類および極性等により異なるが、通常は皮膚貼付用粘着剤質量%中、1質量%〜50質量%の範囲で用いられる。
本発明では、粘着剤層内での薬剤の溶解性や拡散性をよくするために、さらに経皮吸収促進剤を添加することができる。
経皮吸収促進剤としては、具体的には、ジメチルポリシロキサンなどのシリコーン類、オリーブ油などの動植物油、乳酸などのカルボン酸類、流動パラフィン、ワックス等の炭化水素類、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸、ヘキシルデカノール、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸デシル等の一価アルコール脂肪酸エステル、2−ヘキシルデカノール、2−オクチルデカノール、グリセリンなどのアルコール、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪酸ポリエチレングリコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、ポリブテン、ポリイソプレン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸等の液状樹脂、レチノール、パルミチン酸レチノール、トコフェノール、酢酸トコフェノール等の油性ビタミンが挙げられる。
これらの経皮吸収促進剤を配合させた場合、皮膚貼付用粘着剤層の粘度を調節することができる。また、特に、ミリスチン酸イソプロピルなどの疎水性の高い化合物とグリセリンなどの多価アルコールとを併用するとき、薬剤の経皮吸収を促進する効果もある。経皮吸収促進剤の配合量は、その種類および極性、粘着剤の種類、極性および分子量などにより異なるが、通常は皮膚貼付用粘着剤質量%中、0.5質量%〜50質量%の範囲で用いられる。
たとえば、シート状基材上に、ポリマー(a)と経皮吸収性薬剤(b)とを含む皮膚貼付用粘着剤と、液状媒体とを含む粘着剤塗液を塗布・乾燥して粘着剤層を形成し、該粘着剤層上に、剥離用シート状部材(ライナーともいう)をラミネートすることにより、剥離用シート部材付きの皮膚用貼付剤を得ることができる。あるいは、剥離用シート状部材上に粘着剤塗液を塗布・乾燥して粘着剤層を形成し、該粘着剤層上に、シート状基材をラミネートすることにより、剥離用シート部材付きの皮膚用貼付剤を得ることができる。
DSC(示差走査熱量計)によるガラス転移温度の測定は以下のようにして行うことができる。ポリマー(a)の溶液を乾固し、得られたポリマー約2mgをアルミニウムパン上で秤量し、該試験容器をDSC測定ホルダーにセットし、10℃/分の昇温条件にて得られるチャートの吸熱ピークを読み取る。このときのピーク温度を本発明のガラス転移温度とする。
JISK−1557記載の方法により測定した。
<ポリマー(a)の調製>
攪拌器、温度計、滴下ロート、還流器を備えた反応容器に、酢酸エチル100部を仕込み、内温を75℃に昇温し十分に窒素置換した。別途用意しておいた、2,2’−アゾジイソブチロニトリルを0.4部、モノマー(A)としてN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートを15部、モノマー(B)としてノルマルオクチルアクリレートを50部、ブチルアクリレートを30部、メチルメタクリレートを5部混合したものを、内温を75℃に保ちながら3時間滴下を続け、さらに2時間撹拌を続けた。固形分測定によって転化率が98%超えたことを確認後、冷却して3級アミノ基を有するポリマーの溶液を得た。
次に、得られた3級アミノ基を有するポリマーの溶液に、オキシド化剤として35%過酸化水素水を9.3部(用いたN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートと等モル量)加え、70℃で16時間反応させることでアミノ基のオキシド化を行った。アミンオキシド変換率が98%を超えたことを確認後、冷却して取り出し、その後、オーブンで溶媒を完全に揮発させ、ポリマー(a)を得た。
なお上記、アミンオキシド変換率は特開平10−182589に開示される方法に従い判断した。
得られたポリマーのアミンオキシド基含有量は、加えたN,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート量と上述の式1から0.94mmol/gであった。
また得られたポリマー(a)のTgをDSCにより測定したところ、−39.8℃、GPCにより質量平均分子量を測定したところ、150000であった。
表1に示す配合組成で、製造例1と同様の方法でポリマー(a)を合成した。
DMAEMA:N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート
DEAEMA:N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート
DMAPAA:N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド
VP:2−ビニルピリジン
VI:1−ビニルイミダゾール
OA:ノルマルオクチルアクリレート
BA:ブチルアクリレート
MMA:メチルメタクリレート
HEA:2−ヒドロキシエチルアクリレート
AA:アクリル酸
NVP:N−ビニル−2−ピロリドン
MEA:2−メトキシエチルアクリレート
AIBN:2,2‘-アゾジイソブチロニトリル
HPO:35%過酸化水素水
攪拌器、温度計、滴下ロート、還流器を備えた反応容器に、酢酸エチル100部を仕込み、内温を75℃に昇温し十分に窒素置換した。別途用意しておいた、2,2’−アゾジイソブチロニトリルを0.2部、2−エチルヘキシルアクリレートを75部、N−ビニルー2−ピロリドンを22部、アクリル酸を3部混合したものを、内温を75℃に保ちながら3時間滴下を続け、さらに2時間撹拌を続けた。固形分測定によって転化率が98%超えたことを確認後、40℃冷却し、Tgが−26.8℃、質量平均分子量が1,500,000のポリマーを得た。
次いで、ラウリルジメチルアミンオキシドを5部加え、均一に溶解した後、冷却して取り出し、その後、オーブンで溶媒のみを完全に揮発させ、低分子アミンオキシドとポリマーとの混合物を得た。
得られた混合物中のアミンオキシド基含有量は、加えたラウリルジメチルアミンオキシド量から0.21mmol/gである。
ラウリルジメチルアミンオキシドの量を18部とした以外は比較製造例8と同様にして、低分子アミンオキシドとポリマーとの混合物を得た。
得られた混合物中のアミンオキシド基含有量は、加えたラウリルジメチルアミンオキシド量から0.66mmol/gである。
撹拌機、還流冷却管、窒素導入管、導入管、温度計を備えた4口フラスコに、3級アミノ基を有するモノマーとしてN−メチルジエタノールアミンを10部、ポリオール成分としてサンニックスPP4000(水酸基価:26.8KOHmg/g、三洋化成株式会社製)を87.9部、ポリイソシアネート成分としてヘキサメチレンジイソシアネートを19.6部仕込み、窒素気流下、撹拌しながら60℃まで昇温し、均一に溶解させた。続いて、これに触媒としてジブチル錫ジラウレート0.002部を投入し、110℃で3時間反応させた。
その後、温度を40℃に低下し、ポリアミン成分としてイソホロンジアミン13.8部を2時間かけて滴下し、鎖延長反応を行った。さらに末端停止剤としてヘキシルアミンを0.38部加え、40℃で30分反応させることで、アミンオキシド前駆体ポリマー、即ち3級アミノ基を有するポリマーの溶液を得た、
次に、得られた3級アミノ基を有するポリマーの溶液に、オキシド化剤として35%過酸化水素水を8.2部(用いたN−メチルジエタノールアミンと等モル量)加え、70℃で16時間反応させることでアミノ基のオキシド化を行った。アミンオキシド変換率が98%を超えたことを確認後、冷却して取り出し、その後、オーブンで溶媒を完全に揮発させ、ポリマー(a)を得た。
得られたポリマーのアミンオキシド基含有量は、加えたN−メチルジエタノールアミン量と上述の式1から0.63mmol/gであった。
また、得られたポリマー(a)のTgをDSCにより測定したところ、−19℃、GPCにより質量平均分子量を測定したところ、136000であった。
表2に示す配合組成で、製造例22と同様の方法でポリマー(a)を合成した。
MDEA:N−メチルジエタノールアミン
EDEA:N−エチルジエタノールアミン
DMAP:3−ジメチルアミノプロパン−1,2−ジオール
PP4000:サンニックスPP4000(ポリオキシプロピレングリコール、水酸基価:26.8KOHmg/g、三洋化成工業株式会社製)
P4010:クラレポリオールP4010(脂肪族系ポリエステルポリオール、水酸基価28KOHmg/g、株式会社クラレ社製)
GI−3000:両末端水酸基水素化ポリブタジエン(水酸基価:27.7KOHmg/g、日本曹達株式会社製)
HDI:ヘキサメチレンジイソシアネート
IPDI:イソホロンジイソシアネート
IPDA:イソホロンジアミン
BDA:1,4−ブタンジアミン
HA:ヘキシルアミン
HPO:35%過酸化水素水
製造例、比較製造例で合成したポリマー(a)を酢酸エチル、エタノール混合溶媒(質量比70:30)で固形分濃度が30%になるように溶解し、そこに前記ポリマー(a)固形分100部に対し、経皮吸収性薬剤としてロキソプロフェンナトリウムを3部添加し溶解させた後、ポリエチレンテレフタレートフィルム上にアプリケーターで乾燥塗膜30μmになるように塗工し、100℃で2分乾燥した。
次に剥離処理された別のポリエチレンテレフタレートフィルムを粘着剤層側にラミネートし、剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤(以下、貼付剤シートという)を作製した。
この貼付剤シートを幅25mm、長さ75mmに切断後、剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムを除去し、ベークライト板に23℃、65%RHの条件で貼付した。JISに準じてロール圧着し20分静置させた後、23℃、65%RHの環境下、300mm/minの速度で180度方向に剥離し、25mm幅の剥離力を測定した。
〇:12N<粘着強度
△:8N<粘着強度≦12N
×:粘着強度≦8N
上記(1)で粘着力を測定したのと同様の試料を用い、拇指テストにより粘着剤の触感を評価した。指を離した後に、指上に粘着剤が残留するかについて目視で評価した。
〇:指上への糊移行の全くないもの
×:指上への糊移行のあるもの
製造例、比較製造例で合成したポリマー(a)を酢酸エチル、エタノール混合溶媒(重量比70:30)で固形分濃度が30%になるように溶解し、そこに前記ポリマー(a)固形分100部に対し、経皮吸収性薬剤としてロキソプロフェンナトリウムを一定量ずつ(3部、5部、7部、9部、13部、17部、21部)添加し溶解させた後、ポリエチレンテレフタレートフィルム上にアプリケーターで乾燥塗膜30μmになるように塗工し、100℃で2分乾燥した。
次に剥離処理された別のポリエチレンテレフタレートフィルムを粘着剤層側にラミネートし、貼付剤を作製した。
この貼付剤を25℃−60%の恒温恒湿器に1ヶ月間保存した後、粘着剤層中の薬剤の結晶析出の有無を目視で観察し、評価した。結晶が生成しなかった最大の薬剤添加量をその粘着剤の最大薬剤溶解量とし、以下の基準で判断した。
◎:17部≦最大薬剤溶解量
〇:9部≦最大薬剤溶解量<17部
△:5部≦最大薬剤溶解量<9部
×:最大薬剤溶解量<5部
製造例、比較製造例で合成したポリマー(a)を酢酸エチル溶媒で固形分濃度が30%になるように溶解し、そこに前記樹脂固形分100部に対し、経皮吸収性薬剤としてロキソプロフェンナトリウムを、(3)で求めたそのポリマー(a)の最大薬剤溶解量分加え、経皮吸収促進剤として乳酸を2部添加し溶解させた後、上記(3)と同様にしてポリエチレンテレフタレート/粘着剤層/剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムからなる積層構成の貼付剤を作製し、直径2cmの円形(=3.14cm2)の大きさに切り出した。
ヌードマウスの背部剥離皮膚をフランツ型拡散セルにセットし、この皮膚に、上記貼付剤から剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムを剥がし、露出した粘着剤層を貼り付け、皮膚透過性を調べた。
レセプター液としては、リン酸緩衝液(pH7.2)を用い、貼付剤から皮膚を通じてレセプター液に移行したロキソプロフェンナトリウムの量を24時間後にHPLCで測定した。ロキソプロフェンナトリウムの皮膚透過率は、24時間後のレセプター液中のロキソプロフェンナトリウムの量を、貼付剤中のロキソプロフェンナトリウムの量で除算した後、100倍して求めた。
〇:6[%]≦皮膚透過率
△:3[%]≦皮膚透過率<6[%]
×:皮膚透過率<3[%]
製造例、比較製造例で合成したポリマー(a)を酢酸エチル、エタノール混合溶媒(重量比70:30)で固形分濃度が30%になるように溶解し、そこに前記ポリマー(a)固形分100部に対し、経皮吸収性薬剤としてロキソプロフェンナトリウムを3部添加し溶解させた後、ポリエチレンテレフタレートフィルム上にアプリケーターで乾燥塗膜30μmになるように塗工し、100℃で2分乾燥した。
次に剥離処理された別のポリエチレンテレフタレートフィルムを粘着剤層側にラミネートし、剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤(以下、貼付剤シートという)を作製した。
この貼付剤シートから一辺が2cmの平面正方形状の試験片を切り出し、剥離処理されたポリエチレンテレフタレートフィルムを除去し、これらの試験片を、バリカン及びシェーバーで予め処理したウサギの背部皮膚に24時間に亘って貼付した後に剥離し、剥離してから30分後、24時間後の皮膚の紅斑状態を目視観察し、下記基準により判断した。 〇:紅斑なし
×:紅斑あり
比較例5で使用したポリマー(a)は、アミンオキシド基の導入量が非常に多いため、ポリマー(a)と薬剤との相互作用が強くなり、薬剤放出性が低下した。
比較例6、11では、ポリマー(a)のTgが高いため、皮膚への濡れ性が低下し、粘着力が低下した。比較例7、12では、ポリマー(a)の分子量が低いため凝集力が低下し、糊残りが発生した。
比較例8では、低分子アミンオキシドとしてラウリルジメチルアミンオキシドを添加したが、薬剤溶解量が不足する結果となった。また、比較例9では、薬剤溶解量を向上させるためにラウリルジメチルアミンオキシドを多く添加したが、低分子アミンオキシドの影響によって皮膚刺激性がみられ、また、粘着力も低下した。
一方、実施例に用いたポリマー(a)は、すべての物性においてバランスよく良好な結果が得られた。
Claims (9)
- アミンオキシド基を0.25〜3mmol/g含み、ガラス転移温度が−60℃〜−5℃であり、かつ、質量平均分子量が10,000〜10,000,000であるポリマー(a)と、
経皮吸収性薬剤(b)とを、
含むことを特徴とする皮膚貼付用粘着剤。 - ポリマー(a)が、ビニル系ポリマーおよびウレタン系ポリマーからなる群より選ばれることを特徴とする請求項1記載の皮膚貼付用粘着剤。
- ポリマー(a)が、3級アミノ基を有するポリマーと酸化剤との反応生成物であるか、
または、
アミンオキシド基を有するモノマーと他のモノマーとを重合してなるポリマーである、
請求項1または2記載の皮膚貼付用粘着剤。 - 皮膚貼付用粘着剤100質量%中に含まれるポリマー(a)が20〜99質量%であることを特徴とする、請求項1〜5いずれか1項に記載の皮膚貼付用粘着剤。
- シート状基材と、請求項1〜6いずれか1項に記載の皮膚貼付用粘着剤の層とを有する、皮膚用貼付剤。
- 請求項1〜6いずれか1項に記載の皮膚貼付用粘着剤と液状媒体とを含む粘着剤塗液を、シート状基材に、塗布し、前記液状媒体を除去し、前記シート状基材上に経皮吸収性薬剤を含有する粘着剤層を形成し、前記粘着剤層に、剥離用シート状部材を積層する、剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法。
- 請求項1〜6いずれか1項に記載の皮膚貼付用粘着剤と液状媒体とを含む粘着剤塗液を、剥離用シート状部材に、塗布し、前記液状媒体を除去し、前記剥離用シート状部材上に経皮吸収性薬剤を含有する粘着剤層を形成し、前記粘着剤層にシート状基材を積層する、剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064206A JP6801554B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064206A JP6801554B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018168071A true JP2018168071A (ja) | 2018-11-01 |
| JP6801554B2 JP6801554B2 (ja) | 2020-12-16 |
Family
ID=64019088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017064206A Active JP6801554B2 (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6801554B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019108305A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
| JP2020033293A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
| JP2020174937A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 医療用器材処理剤およびそれを用いてなる医療用器材 |
| CN113874409A (zh) * | 2019-07-11 | 2021-12-31 | 汉高知识产权控股有限责任公司 | 丙烯酸类聚合物和粘合剂组合物 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302469A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Mitsubishi Chemicals Corp | 毛髪化粧料 |
| JP2005515235A (ja) * | 2002-01-16 | 2005-05-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 消毒用組成物および方法 |
| JP2005520812A (ja) * | 2002-01-16 | 2005-07-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 皮膜形成性組成物および方法 |
| JP2006298880A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | 化粧料組成物 |
| WO2008024408A2 (en) * | 2006-08-22 | 2008-02-28 | Theraquest Biosciences, Inc. | Pharmaceutical formulations of cannabinoids for application to the skin and method of use |
| WO2012063947A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | 日産化学工業株式会社 | 脂質ペプチド型ゲル化剤と高分子化合物とを含有するゲルシート |
| JP2013523893A (ja) * | 2010-04-13 | 2013-06-17 | バーブル,ナジブ | 1−メチル−2’,6’−ピペコロキシリダイドの皮膚医薬組成物および使用方法 |
| JP2020033293A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017064206A patent/JP6801554B2/ja active Active
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001302469A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Mitsubishi Chemicals Corp | 毛髪化粧料 |
| JP2005515235A (ja) * | 2002-01-16 | 2005-05-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 消毒用組成物および方法 |
| JP2005520812A (ja) * | 2002-01-16 | 2005-07-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 皮膜形成性組成物および方法 |
| JP2006298880A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Mitsubishi Chemicals Corp | 化粧料組成物 |
| WO2008024408A2 (en) * | 2006-08-22 | 2008-02-28 | Theraquest Biosciences, Inc. | Pharmaceutical formulations of cannabinoids for application to the skin and method of use |
| JP2013523893A (ja) * | 2010-04-13 | 2013-06-17 | バーブル,ナジブ | 1−メチル−2’,6’−ピペコロキシリダイドの皮膚医薬組成物および使用方法 |
| WO2012063947A1 (ja) * | 2010-11-12 | 2012-05-18 | 日産化学工業株式会社 | 脂質ペプチド型ゲル化剤と高分子化合物とを含有するゲルシート |
| JP2020033293A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019108305A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
| JP2020033293A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
| JP7047672B2 (ja) | 2018-08-29 | 2022-04-05 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 |
| JP2020174937A (ja) * | 2019-04-19 | 2020-10-29 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 医療用器材処理剤およびそれを用いてなる医療用器材 |
| CN113874409A (zh) * | 2019-07-11 | 2021-12-31 | 汉高知识产权控股有限责任公司 | 丙烯酸类聚合物和粘合剂组合物 |
| JP2022543537A (ja) * | 2019-07-11 | 2022-10-13 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | アクリルポリマーおよび接着剤組成物 |
| EP3997138A4 (en) * | 2019-07-11 | 2023-02-22 | Henkel AG & Co. KGaA | ACRYLIC POLYMER AND ADHESIVE COMPOSITIONS |
| JP7685984B2 (ja) | 2019-07-11 | 2025-05-30 | ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン | アクリルポリマーおよび接着剤組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6801554B2 (ja) | 2020-12-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5920519B1 (ja) | 粘着剤および粘着テープ | |
| CN100577207C (zh) | 用于皮肤贴剂的可用活性能量束固化的组合物和皮肤贴剂 | |
| JP6801554B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 | |
| CN101420946A (zh) | 含有坦索罗辛的透皮吸收型制剂 | |
| JP2005110875A (ja) | 皮膚貼付用の粘着シート | |
| JP2018510926A (ja) | 経皮薬物送達のための感圧粘着剤 | |
| HK1248265A1 (en) | Pressure-sensitive adhesives for transdermal drug delivery | |
| CN106456564A (zh) | 皮肤用粘合剂组合物以及皮肤用粘贴材料 | |
| JP4392016B2 (ja) | 貼付製剤 | |
| EP3506889A1 (en) | Pressure-sensitive adhesives for transdermal drug delivery | |
| US20160374954A1 (en) | Pressure-sensitive adhesives for transdermal drug delivery | |
| JP2020075886A (ja) | 医療用粘着剤組成物 | |
| JP6372549B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 | |
| JP6724557B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 | |
| JP2020033293A (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、該粘着剤を用いた皮膚貼付剤及び剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 | |
| JPH0228978B2 (ja) | ||
| JP6551202B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、経皮吸収性粘着剤、および経皮吸収性粘着シート | |
| JP3474381B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤組成物 | |
| JP6969352B2 (ja) | 皮膚貼付用粘着剤、皮膚用貼付剤、および剥離用シート状部材付き皮膚用貼付剤の製造方法 | |
| JP2003129022A (ja) | 皮膚用粘着テープ | |
| JP2004010804A (ja) | 粘着剤及び該粘着剤を用いてなる医療用粘着テープ | |
| JPWO2003014247A1 (ja) | 皮膚用粘着剤及びそれを用いた皮膚用テープ又はシート | |
| JP3642912B2 (ja) | ポリエーテルエステルアミド型医療用粘着剤 | |
| CN114522155A (zh) | 一种利多卡因经皮吸收的药物组合物及其制备方法 | |
| JPH07165563A (ja) | テープ製剤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200117 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20200207 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201013 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201027 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201109 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6801554 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |